JP2002510180A - 周波数ホッピング無線ネットワーク用のセントラルマルチプルアクセスコントロール - Google Patents

周波数ホッピング無線ネットワーク用のセントラルマルチプルアクセスコントロール

Info

Publication number
JP2002510180A
JP2002510180A JP2000540685A JP2000540685A JP2002510180A JP 2002510180 A JP2002510180 A JP 2002510180A JP 2000540685 A JP2000540685 A JP 2000540685A JP 2000540685 A JP2000540685 A JP 2000540685A JP 2002510180 A JP2002510180 A JP 2002510180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master
slave
wireless
unit
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000540685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4246390B2 (ja
JP2002510180A5 (ja
Inventor
ヨハネス エルグ,
ヤコブス ハートセン,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2002510180A publication Critical patent/JP2002510180A/ja
Publication of JP2002510180A5 publication Critical patent/JP2002510180A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246390B2 publication Critical patent/JP4246390B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access, e.g. scheduled or random access
    • H04W74/04Scheduled or contention-free access
    • H04W74/06Scheduled or contention-free access using polling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
    • H04B1/715Interference-related aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • H04W52/0216Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave using a pre-established activity schedule, e.g. traffic indication frame
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W68/00User notification, e.g. alerting and paging, for incoming communication, change of service or the like
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 ワイヤレス・マスタ・ユニットと、それぞれが固有の識別子を有する、1つ或いはそれ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットとを含むシステム。ワイヤレス・スレイブ・ユニットがアクティブのときは、そのユニットは、所定数の一時アドレスの内の一つにアドレス指定される。PARKモードでは、ワイヤレス・スレイブ・ユニットをアイドル状態にすることができ、その状態の間は、その一時アドレスが解放され、他のワイヤレス・スレイブ・ユニットにそのアドレスを割り当てることができるようになる。待機しているスレイブを呼び出すため、マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロット間で定期的に、ページング・ビーコン・パケットが、各ワイヤレス・スレイブ・ユニットに対してブロードキャストされ、受信される。各ワイヤレス・スレイブ・ユニットは、受信したページング・ビーコン・パケットが、自分の固有識別子を含んでいるかどうかを判定する。もし、含んでいれば、ワイヤレス・スレイブ・ユニットは、ページング・ビーコン・パケットから、一時アドレスを検索する。受信したページング・ビーコン・パケットが、ワイヤレス・スレイブ・ユニットに属する固有識別子を含んでいれば、次のスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロット間に、ワイヤレス・ユニットがワイヤレス・マスタ・ユニットへの応答を送信する。待機しているワイヤレス・スレイブ・ユニットは、また、固有応答番号をマスタによって割り当てられる。マスタは、マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロット間にポーリング・ビーコン・パケットをブロードキャストする。もし、待機スレイブ・ユニットがそのチャネルへのアクセスを望めば、そのポーリング・ビーコン・パケットに続くN番目のスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロットにおいて応答を送信する。ここで、Nはスレイブの固有応答番号の関数である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユニットが無線信号によりワイヤレスに情報を交換する無線ネット
ワークに関する。特に、この無線ネットワークにおいては、広帯域スペクトルに
その信号を拡散するため、そのエアインタフェースが周波数ホッピングを適用す
る。ここで取り扱う問題は、異なるユニットの、共通の周波数ホッピングチャネ
ルでの、マルチプルアクセスにある。
【0002】
【従来の技術】
ここで扱われるシステムは、周波数ホッピング(FH)システムに基づくもの
である。このシステムの他の態様は、米国仮出願番号60/109,692(1998年11月24 日にJ.Haartsenという名前で出願されたAtty Dkt.No.040070-438)と同様に米国 特許番号08/685,069、08/932,911及び08/932,244に記載されている。これらは、
ここで参照することにより、本明細書にすべて取り込まれる。このシステムにお
いて、チャネルは、周波数ホッピング系列として定義される。周波数ホッピング
系列とは、そのチャネルに参加(participate)するユニットの一つ(マスタと 呼ばれる)のアイデンティティによって判定された、擬似乱数(PN)系列であ
る。その系列における位相は、マスタに関するマスタクロックによって決定され
る。マスタクロックが進めば、無線周波(RF)ホッピング周波数から、そのク
ロックレートのRFホッピング周波数まで、そのチャネルがホップする。そのチ
ャネルに参加する他のすべてのユニット(スレイブと呼ばれる)は、マスタによ
って使用されるものと同じFH系列及び同じクロックを用いることによって、そ
のFH方式に同期する。マスタと1つ以上のスレイブとの間で共有されるチャネ ルはピコネットと呼ばれる。
【0003】 接続セットアップでは、FH同期の維持を必要とするマスタパラメータがマス
タからスレイブまで送信される。完全な時分割デュプレックス(TDD)方式に
は以下のものが必須である。すなわち、マスタからスレイブへ通信が行われるタ
イム・スロット(「スロット」)と、スレイブからマスタへ通信が行われるスロッ
トであり、そのホッピング速度で交互に現れる。スペクトルを共有する干渉に対
して耐性を得るためには、高速ホッピングを使用することが望ましい。高速ホッ
ピングを用いれば、スロットは短く、パケットは小さくなる。
【0004】 マスタはチャネルへのアクセスを制御する。キャリアセンスマルチプルアクセ
スのような分配型(distributted)アクセス方法は、チャネルを高速にホッピン
グする場合には有用でない。RFホップ周波数での一時停止時間(dwell time)
が短すぎて有効なコンテンションベースのアクセス方式を実行することができな
いのである。一方、TDMAのような予約アクセス方式は、パケットスイッチ型
データ接続に適していない。したがって、ピコネットのマスタが全て制御する、
ポーリング方式が使用される。いつ何時でも、マスタはそのチャネルに参加する
スレイブのいずれかを選択し、マスタ・ツー・スレイブ・スロットにおいてデー
タを送信できる。これに対し、このマスタ・ツー・スレイブ・スロットにおいて
マスタによりアドレス指定されたスレイブだけが、続くスレイブ・ツー・マスタ
・スロットで応答することができる。
【0005】 この方式では、マスタがマスタ・ツー・スレイブ・スロットにおいてスレイブ
を選択し、データを送る。そうすることで、マスタはそのスレイブからデータを
受信することができる。その結果、マスタに対し同時に情報を送ろうとするスレ
イブ間の衝突は回避される。マスタが情報をスレイブXに送ったばあい、そのこ
とは、スレイブXが次のスレイブ・ツー・マスタ・スロットで応答できるという
ことを暗に意味する。そのスレイブはマスタによって暗にポーリングされるので
ある。マスタ、送信データを持たない場合、応答の機会をスレイブに与えるため
、特別な「ポール」パケットを送信してもよい。ポールパケットはデータを運ば
ない非常に短いパケットである。
【0006】 本システムのアドレス指定方式は以下の通り実行される。各ユニットは、固有
のアイデンティティを有する。これは、例えば、48ビットのIEEE802ア
ドレス空間から導き出される。マスタのアイデンティティは、ピコネットにおけ
るチャネルによって使用されるFH系列を形成するのに使用される。マスタ・ア
イデンティティから得られるプレアンブルは各パケットに先行する。このプレア
ンブルは、ピコネットに参加するすべてのユニットによって使用され、そのスロ
ットにパケットがあるかどうかを判定し、もしあれば、そのパケットがこのピコ
ネットに属すか否かを判定する。多くの非調整周波数ホッピングピコネットが共
存するので、それらは同じホッピング周波数になる場合がありうる。そこで、プ
レアンブルにより、あるピコネットにおけるユーザが、他のピコネットに属する
パケットを受け取ることを防止する。したがって、マスタのアドレスは、ピコネ
ット(或いはチャネル)を識別することになり、チャネル識別子と見なすことがで
きる。
【0007】 ピコネット内の参加者同士を区別するためには、短い媒体アクセス制御(MA
C)アドレスが使用される。このアドレスは、スレイブがピコネットに接続され
る際に、マスタがスレイブに一時的に割り当てるものである。MACアドレスは
パケットのヘッダに位置する。マスタは、適切なMACアドレスを使用してスレ
イブをアドレス指定する。パケットヘッダのオーバヘッドを最小にするためには
、MACアドレスのサイズは小さい方が望ましい。上記したように、本システム
においては、高速ホッピングが利用されることが望ましい。その結果、パケット
を短くでき、オーバヘッド(MACアドレスを含む)を最小にすることができる。
一方、短いMACアドレスを用いた場合、同時にチャネルに参加できるスレイブ
の数が制限される。
【0008】 大量の情報を交換する必要のないスレイブは、HOLDと呼ばれる低出力モー
ドにすることができる。スレイブは、HOLDモードであるときは、チャネル上
に参加せず、データの送受信を行わない。しかし、そのクロックを維持し(FH チャネルに同期し続けるように)、そのMACアドレスを保有している。そして 、HOLDインターバル(HOLDモードに入る前にマスタとスレイブの双方が 合意した所要時間)が終わると、スレイブはHOLDモードから離れ、元のよう にチャネルに参加する。
【0009】 ユニットは、チャネルにロックされたままでいたい場合には、消費電力をセー
ブするためにHOLDモードに入ることができる。しかしながら、それらが自分
達のMACアドレスを確保するので、チャネルにめったに参加しないユニットで
も、他のユニットのそのチャネルへのアクセスを拒絶することになる。これは、
MACアドレス空間が有限であることによる。このようなMACアドレスの非効
率な利用は、MACアドレスが短く(オーバヘッドを最小にするために)、結果と
してほんの少しのスレイブしかチャネルに参加できないような、従来のFHシス
テムでは、更に問題となる。
【0010】 したがって、本発明の目的は、MACアドレスを確保しなくても、ピコネット
のチャネルにユニットを同期させ続けることのできる技術を提供することにある
【0011】 更に他の目的は、ワイヤレス・マスタ・ユニットと1つ以上のワイヤレス・ス レイブ・ユニットを含むシステムを操作する装置及び方法で達成される。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このシステムにおいて、一つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットの各々は
固有識別子を持っている本発明の1態様によれば、ワイヤレス・スレイブ・ユニ
ットがいわゆるPARKモードとなりうる。そのモードでは、一時アドレス(例 えば従来の技術の欄で記述されたMACアドレス)を割り当てられない。待機ワ イヤレス・スレイブ・ユニットを呼び出すため、ページング・ビーコン・パケッ
トが、1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに対して、マスタ ・ツー・スレイブ・タイム・スロットの間、定期的にブロードキャストされ、受
信される。各ワイヤレス・スレイブ・ユニットは、受信されたページング・ビー
コン・パケットがそのワイヤレス・スレイブ・ユニットについての固有識別子を
含むか否かを判定する。もし含むなら、そのワイヤレス・スレイブ・ユニットは
、ページング・ビーコン・パケットから一時アドレスを検索して、次のスレイブ
・ツー・マスタ・タイム・スロットの間にワイヤレス・マスタ・ユニットに応答
を送信する。
【0013】 本発明の他の態様では、ワイヤレス・マスタ・ユニットからの次のトラフィッ
クパケットが一時アドレスを含むか否かを、ワイヤレス・スレイブ・ユニットが
判定することができる。そして、もし含むなら、別の次のスレイブ・ツー・マス
タ・タイム・スロット間に、ワイヤレス・マスタ・ユニットに応答を送信するこ
とができる。
【0014】 本発明のさらに他の態様において、ページング・ビーコン・パケットは一種の
ビーコンパケットである。ここで、ビーコンパケットは所定の一時アドレスを含
むヘッダ部を持っている。この一時アドレスは、本システムの1つ以上のワイヤ レス・スレイブ・ユニットのいずれにも決して割当てられていない。
【0015】 本発明のまた更に他の態様では、ピコネットにアクセスを要求する機会が待機
ワイヤレス・スレイブ・ユニットに提供される。これはマスタ・ツー・スレイブ
・タイム・スロットとスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロットの交互の出現
を含む一連のタイム・スロットを定義することによって実現される。ここで、そ
れぞれのスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロットは多くのスレイブ・ツー・
マスタ・サブ・スロットを含む。その実施の形態によれば、1つのスレイブ・ツ
ー・マスタ・タイム・スロットあたりのサブ・スロットの数は1以上のいかなる 整数でもよい。更に、固有応答番号が、1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニ ットのそれぞれに割り当てられる。ポーリング・ビーコン・パケットは、マスタ
ユニットにより、マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロット間に定期的に、1 つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれにブロードキャストされる
。ワイヤレス・ユニットによりポーリング・ビーコン・パケットを受信すると、
ピコネットにアクセスを要求する機会が発生したことになる。従って、あるワイ
ヤレス・ユニットがピコネットにアクセスしようと望む場合、そのワイヤレス・
ユニットは、スレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロット間において、ワイヤレス
・マスタ・ユニットに対しパケットを送信する。このスレイブ・ツー・マスタ・
サブ・スロットは、ポーリング・ビーコン・パケットの後に発生するN個のスレ
イブ・ツー・マスタ・サブ・スロットの内の一つである。ここで、Nは少なくと
も1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットの固有応答番号の関数である。
【0016】 本発明の更に他の態様では、マスタユニットは、ポーリング・ビーコン・パケ
ットに応答する機会をそれぞれのワイヤレス・ユニットに与えなくてもよい。こ
れを実現するため、スレイブ・ユニットは、ポーリング・ビーコン・パケットの
後のM個のスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットの内の最初のスレイブ・ツ
ー・マスタ・サブ・スロットの直前のマスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロッ
トにおいて、何らかのマスタの動作があるか否かを、検出する。ポーリング・ビ
ーコン・パケットの後のN個のスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットの内の
一つのスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットの直前のマスタ・ツー・スレイ
ブ・タイム・スロットにおいて、何らマスタの動作がない場合にのみ、そのスレ
イブ・ユニットは、ワイヤレス・マスタ・ユニットにパケットを送信する。
【0017】 本発明の更に別の態様においては、ワイヤレス・マスタ・ユニットが、1つ以
上のワイヤレス・スレイブ・ユニットの内の少なくとも一つから、応答パケット
を受信する。そして、ポーリング・ビーコン・パケットがブロードキャストされ
たマスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットに関連して、どのスレイブ・ツー
・マスタ・サブ・スロットにおいて、そのパケットが受信されたかを判定するこ
とにより、一つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットの内のどれが、そのパケ
ットを送信したのかを判定する。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の様々な態様に関する概要を最初に示す。そして、さらに詳細な説明を
あとに続ける。
【0019】 (概要) ここで記載するのは、ユニットが、MACアドレスを保有せずに周波数ホッピ
ング・チャネルに同期し続ける方法である。これらのユニットは、本明細書でP
ARKモードと呼ぶ新しいモードとなる。チャネル識別子は、ピコネットのマス
タと待機(parked)スレイブとの間の最初の通信に使用される。待機スレイブは
アクティブになろうとするときに、その旨をマスタに示す。マスタはその時にこ
のスレイブに対し、フリーの一時MACアドレスを割り当てる。一度アクティブ
になれば、スレイブはピコネットに参加することができ、短い時間なら、HOL
Dモードになって、そのMACアドレスを維持することもできる。非アクティブ
期間が長い場合は、スレイブは、PARKモードに入り、その処理において、M
ACアドレスを解放する。それにより、そのMACアドレスは、他のスレイブに
よって自由に利用できるようになる。
【0020】 PARKモードをサポートするため、マスタは定期的にブロードキャスト・パ
ケットを送信する。そのパケットは一種のビーコンとして動作する。このブロー
ドキャスト・パケットはオールゼロのMACアドレスとして識別される。PAR
Kモードのすべてのスレイブは、ビーコンを受け入れるため、常にウェイクアッ
プ状態となっている。マスタは、待機スレイブをアクティブにしたい場合には、
ビーコン・パケットのペイロードにおいて、ページング・メッセージを発行する
。このページング・メッセージは、全部で48ビットのスレイブのアイデンティ
ティと、このスレイブによって使用される一時MACアドレスとを含む。呼び出
されたスレイブだけが、次のスレイブ・ツー・マスタ・スロットにおいて応答す
ることを許可される。
【0021】 待機スレイブに対し、ページングすることなく、チャネルへのアクセスを許可
するためには、他の方式が使用される。PARKモードに入る際に、スレイブに
応答番号を割り当てる。この番号により、明示の、個別的なページングを行わな
くても、いつ待機スレイブが応答可能であるか判定される。そのスレイブはスレ
イブ・ツー・マスタ・スロットにおいて応答を許可される。このスロットは、こ
の目的のために、望ましくは(必要ではないが)複数個のスレイブ・ツー・マス タ・サブ・スロットに分割される。ここに記載される典型的な実施の形態におい
ては、それぞれのスレイブ・ツー・マスタ・スロット内のスレイブ・ツー・マス
タ・サブ・スロットの数は2であり、したがって、これらのスレイブ・ツー・マ
スタ・サブ・スロットはここではハーフ・スロットと称する。これ以外の実施の
形態は、「ハーフ・スロット」という言葉を「スレイブ・ツー・マスタ・サブ・
スロット」という言葉に置き換えれば、以下の典型的な実施の形態の説明から容
易に導かれ得ることは、理解されるべきである。つまり、スロットの数は、2以
上でも、更には、2未満であってもよい。
【0022】 ここで、典型的な実施の形態についての説明を続けると、スレイブ・ツー・マ
スタ・サブ・スロットはハーフ・スロットであり、応答番号がNである待機スレ
イブは、ビーコン・パケットから数えてN番目のスレイブ・ツー・マスタ・ハー
フ・スロットにおいてメッセージを送ることができる。つまり、この応答スロッ
トに少しでも先行したマスタ・ツー・スレイブ・スロットにおいてはどんなマス
タの動作も検出されない。応答メッセージはチャネル識別子(プレアンブル)の
みから構成される。マスタは、ビーコン・パケットに関する応答メッセージの位
置により、どの待機スレイブがアクセスを要求しているのかが分かる。マスタは
、次のマスタ・ツー・スレイブ・スロットにおいて上記の(ブロードキャストし
た)ページングメッセージを直接送ることにより、そのアクセスに応じることが
できる。一方で、マスタは、すべての待機スレイブが、応答の機会を有し、アド
レス指定すべきスレイブについての決定があるまで、待ってもよい。アクセスを
要求して、アクセスに応じられなかった待機スレイブは、(ブロードキャスト)
チャネルに対しページングメッセージを求めつづけるべきである。次のビーコン
機会の前に、マスタがアクセスを要求しているスレイブに対し、連続して応答す
るかもしれないからである。アクセス要求しない待機スレイブは、次のビーコン
までスリープモードに入ることができる。
【0023】 PARKモードに入るには、スレイブ・ユニットは最初に、ピコネット・マス
タに登録されなければならない。この登録は応答番号(いつもできるだけ低く保
たれるべきである)と待機スレイブのアイデンティティを対応付ける。マスタは
、定期的に登録を更新すべきである。そうすれば、前には待機状態にあったがカ
バレッジエリアを出てしまったスレイブについて、別の待機スレイブが応答番号
を再利用することができるように、登録をはずすこともできる。優先度の高い待
機スレイブには、優先度の低い待機スレイブよりも低い応答番号が発行されるべ
きである。
【0024】 マスタが、ビーコン伝送のため指定されたタイミングに、別の(アクティブな
)スレイブに対し既に従事しているならば、その操作を中止する必要はない。次
の利用可能なマスタ・ツー・スレイブ・スロットにビーコン伝送を延期してもよ
い。待機ユニットは、ウェイクアップ状態になり、それらのクロックを調整する
ためにチャネル識別子を読み込む。その後で、アクセスを望んでいないユニット
は、次のビーコンイベントまで、スリープ状態に戻ることができる。アクセスを
望むユニットは、ビーコン・パケットが実際に通過するまで、ウェイクアップ状
態のまま、待機する。
【0025】 本発明は大電力モードでのアクティブなスレイブと小出力モードでの非アクテ
ィブなスレイブを区別するものである。アクティブなスレイブだけのためのMA
Cアドレスを予約することによって、多くの非アクティブなスレイブを、チャネ
ル上の多くのオーバヘッドなしにサポートすることができる。バーストデータト
ラフィックにおいては、それらのトラフィック要件に基づいて、アクティブ及び
非アクティブのスレイブをスワップする(MACアドレスを再利用する)ことが
できる。このように、チャネルに仮想的に関連づけられたスレイブの数は、MA
Cアドレスによって示されたものよりもはるかに大きい場合がある。
【0026】 (更に詳細な説明) ここで、図を参照し、本発明の様々な特徴をさらに詳細に記述する。図中、同
様のパーツは同じ参照符号を付して識別する。本発明の、より良い理解を容易に
するため、議論の焦点を、エアインタフェース、マスタ/スレイブ・ユニット間
で行われる通信のタイプ、及び、マスタ/スレイブ・ユニットが様々なタイプの
パケットの受信に応答する様々な方法に絞る。この技術における通常の技能を持
っている人々(当業者)であれば、全く労せずに、ここで提示される機能的な説
明に基づいて、オペレータブルなシステムを設計し、創作するであろう。そのよ
うなシステムは、例えば、ここで詳しく説明する原理によって創作され、さまざ
まなコンピュータ可読記憶媒体のいずれかに格納された、プログラム指示を実行
するプログラマブル装置を含んでもよい。この媒体は、ランダムアクセスメモリ
(RAM)、磁気記憶媒体(例えば、ハードディスク及び/又はフロッピィディ
スク)、光記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)、読出し専用記憶装
置(ROM))を含むものであるが、これらに限定されるものではない。
【0027】 個人で無線通信を行う場合には、許可のいらないバンドの展開が必要となる。
やがて、グローバルに利用可能な無線スペクトルで許可のいらないものは多くな
い。ただ1つの帯域、2.4Ghzの産業科学医療用(Industrial、
Scientific、Medical)(ISM)周波数帯は例外である。こ
れは、用いる正確なチャネルは国ごとに異なってもよいが、ワールドワイドに利
用可能である。
【0028】 ISM周波数帯を利用すれば、信号拡散を適用する無線システムに制限される
。このように、非調整システムはそれらの干渉を拡散する。スペクトルを利用す
るフェアチャンスが各システムに与えられているため、単一のシステムでは、そ
の利用を占有することはできない。コスト効率に優れた拡散方法は、周波数ホッ
ピング拡散を利用することである。すなわち、ISM周波数帯は、擬似ランダム
・ホップ系列に応じて、1つのホップ周波数から次の周波数までの、RFホッピ
ング周波数及びチャネル・ホップの数であるM個に分割される。
【0029】 ホッピング速度は最小2.5ホップ毎秒に制限される。ホッピング速度の選択
は多くの基準に依存する。最適の耐干渉(干渉ダイバーシチと統計的な多重化に
よる)を得るためには、高速ホッピングが必要である。あるホッピングが干渉に
よって失われれば、小さいバーストの通信だけが失われる。これは、顕著な効果
なく高いビット誤り率の短いピリオドしか抑制することができない音声通信に特
に有利である。データ通信においては、適正なホッピング速度の選択は、アクセ
ス方式の選択に依存する。キャリアセンスマルチプルアクセス(「話す前に聴く
」としても知られているCSMA)のようなイーサネットのようなアクセス方式
においては、最適の衝突回避を実現するため、低速ホッピングが望ましい。
【0030】 音声とデータを結合する必要がある場合、音声送信用には高いホッピング速度
が使用されなければならず、データ用には異なるアクセス方式が必要となる。C
SMA/CA(CSMA/衝突回避)の代わりに、ポーリング方式が利用され、
セントラルなユニット、すなわちマスタが、チャネルへのアクセスを制御する。
すべてのユニットが原理的に同等のユニットとなるようにシステムは設計されて
いるが、ユニット間で接続を確立するとき、しかしユニットの1つはマスタにな
る一方で他のユニットはスレイブになる。マスタスレーブ関係は接続継続中のみ
有効である。マスタはピコネットをセットアップすることができる。ピコネット
は高いホッピング速度でFHチャネルを使用する。厳密なTDD方式が用いられ
、マスタ・ツー・スレイブ通信とスレイブ・ツー・マスタ通信とが、ホッピング
速度で交互に起こる。FH系列は、マスタのアイデンティティによって決定され
、系列における位相は、マスタシステム・クロックによって決定される。接続セ
ットアップにおいて、マスタは、そのアイデンティティとクロックを全てのスレ
イブに対して送信する。この単一のアイデンティティとクロックを用いることに
より、すべてのユーザ(マスタとスレイブ)が同期されて、ホッピング・チャネ
ルをフォローすることができる。図1は本実施の形態における典型的なFH−T
DDチャネルのタイミングチャートである。チャネルで使用される各パケット1
01はプレアンブルによって個別に識別される。例えば、これは、自動補正機能
を持つ、64ビットの固有のワードである。プレアンブルはマスタ・アイデンテ
ィティから得られる。それが参加ユニットによって受け付けられる前に、パケッ
ト101は、適切なプレアンブルを有さなければならない。プレアンブルは、チ
ャネルに属するパケットを識別するため、チャネル識別子と見なすことができる
。図2に示されるように、パケット101は、典型的なフォーマットを有する。
例では、プレアンブル(PREAMBLE)201の後には、ヘッダ(HEADER)203が
、さらにその後にはペイロード(PAYLOAD)205が続く。
【0031】 各ユニットは、固有のアイデンティティを有する。例えば、それは48ビット
のIEEE802アドレス空間から得られる。このアイデンティティは、ユニッ
トを呼び出す目的のために設定される呼び出しの時のみ、使用される。接続の間
は、一時的なMACアドレスが使用されている。参加ユニットを区別できればよ
いので、このアドレスは、はるかに小さいアドレス、例えば、3ビットであれば
よい。このMACアドレスはヘッダ203の一部である。アドレス指定は図3で
より詳細に図示されている。各ユニットは、ページング・プロセスの間に使用さ
れる固有アイデンティティ(ウェイクアップ識別子(wake-up identifier))3
01を有する。チャネル識別子307はマスタアイデンティティ(MASTER IDENTI
TY)303から得られる。最終的には、ヘッダのMACアドレス305によって
、同じピコネットに参加するユニットが区別される。
【0032】 ユニットアイデンティティ(UNIT IDENTITY)301と導き出されたチャネル 識別子(channel identifier)307は独立したものである。
【0033】 MACアドレス305は一時的に割り当てられるだけであり、接続の間、有効
である。オールゼロのMACアドレスはブロードキャストメッセージのために予
約される。チャネル上での衝突を避けるため、マスタおよびスレイブは、厳密に
TDD方式を採用する。つまり、マスタはマスタ・ツー・スレイブ・スロットで
のみ送信可能であって、スレイブはスレイブ・ツー・マスタ・スロットでのみ送
信可能である。スレイブ間の衝突回避のため、マスタ・ツー・スレイブスロット
に先立ち、マスタによって、そのMACアドレス(MAC ADDRESS)305にアド レス指定されたスレイブのみが、送信を許可される。これはポーリングと呼ばれ
る。マスタによってポーリング、またはアドレス指定された場合のみ、スレイブ
は応答可能となる。このポーリングは暗黙的に起こりうるものである。これはつ
まり、適切なスレイブにアドレス指定されたペイロード内にトラフィックを含む
パケットを送ることによる。或いは、ペイロードはないが、適切なスレイブにア
ドレス指定された特別なPOLLパケットを用いることによって明示的に起こり
うる。MACアドレス305は、ユニットアイデンティティ301よりもはるか
に小さいものである。これは、(フォワードエラーコレクション(FEC)符号
化された)MACアドレス305が各パケット・ヘッダに存在するので、そのパ
ケットにおけるオーバヘッドを減少させるだろう。しかしながら、これは、ピコ
ネットに参加することができるユニットの量を制限する。特に、ピコネットに付
加されることを望んでいるが、(スリープ状態の参加ユニットのように)通信に
アクティブに関与したくないユニットは、MACアドレス305を必要とし、そ
のアドレスは、非効率的に使用される。したがって、ユニットが、MACアドレ
ス305に割り当てられることなく、そのピコネット・チャネルに対し待機状態
のままでいることを許容する方法をここで記載する。
【0034】 そのピコネットに関して接続されたユニットは、そのピコネットに同期したま
までいるのに必要とされる、すべての情報を有する。すなわち、それらはマスタ
アイデンティティ303と主クロックを有する。マスタアイデンティティ303
から、FH系列とチャネル識別子307(パケット・プレアンブル)を導き出す
ことができる。また、クロックから、FH系列における位相を導き出すことがで
きる。場合によっては、ユニットは、クロック・ドリフトを考慮してそのクロッ
クを調整するため、マスタからの送信を受信しなければならない。ここでは、4
つの異なるオペレーションモードを区別している。STANDBY、ACTIV
E、HOLD、およびPARKである。STANDBYモードでは、ユニットは
いかなる他のデバイスにも付加されない。それは定期的にウェイクアップ状態に
なり、ページ・メッセージを受信する。そのページ・メッセージはユニットのア
イデンティティを含まなければならない。ACTIVEモードのユニットは、マ
スタアイデンティティ303とクロックを利用して、同期をFHチャネルに保ち
、適切なプレアンブルでパケットをフィルタリングすることにより、適切なパケ
ットを展開する。さらに、そのユニットは、マスタによって認識されるべきMA
Cアドレス305を有する。短期間に非アクティブ状態にされる可能性のあるユ
ニットは、HOLDモードに入る。このモードでは、そのスレイブは所定期間ス
リープ状態になる。その後、そのスレイブは再びアクティブになる。スリープモ
ードの間、スレイブはチャネルにアクセスすることができず、マスタからアクセ
スされることはできない。HOLDモードのスレイブはそのMACアドレス30
5を保有する。より長い時間、非アクティブな状態にされる可能性のあるスレイ
ブは、PARKモードに入る。このモードでは、スレイブはMACアドレス30
5を解放し、別のスレイブ・ユニットに対する割り当てのために、そのMACア
ドレス305を利用可能にする。PARKモードにあるスレイブは、定期的にウ
ェイクアップ状態になり、ドリフトを考慮してそのクロックを調整するためにチ
ャネル識別子307を受信する。
【0035】 待機ユニットを再び参加させるためには、特別なアクセス方法を実行させなけ
ればならない。マスタは、ページングすることによって、待機ユニットをアクテ
ィブにすることができる。このページングをうまく行うため、マスタは一定の間
隔(以下、ビーコンと称する)で、ブロードキャストメッセージを送信する。こ
のビーコンイベントの間、待機ユニットは再びアクティブになることができる、
そして、原則として、その待機スレイブは、そのビーコン間のみウェイクアップ
状態にならなければならない。そのブロードキャストメッセージは、いずれのス
レイブにも決して割当てられない所定のMACアドレスによって識別される。本
典型的実施の形態では、その所定MACアドレスはオールゼロMACアドレスで
ある。待機スレイブをアクティブにするために、そのマスタは、ブロードキャス
ト・パケット101のペイロード205にスレイブのアイデンティティ301を
含めることにより、このスレイブをページングする。更に、ペイロード205は
、待機スレイブによって使用される(一時)MACアドレス305を含む。この
様に呼び出されたスレイブは、続くスレイブ・ツー・マスタ・スロットにおいて
直接応答することができる。また、スレイブは、割り当てられたMACアドレス
305を保有している、そうして、マスタユニットによってそのスレイブに向け
られる、将来のパケットを認識する。
【0036】 待機スレイブがチャネルにアクセスするためには、異なるアプローチが必要で
ある。また、同時にアクセスしようとする異なる待機スレイブの間の衝突は避け
られなければならない。以下の方法が採られる。PARKモードに入る際、待機
ユニットはマスタによって応答番号を割り当てられる。この応答番号は、いつ、
マスタに対してチャネルアクセス要求を送信可能となるのか、判定するため、待
機スレイブによって使用される。その要求を送信可能であることをビーコンが示
した場合にのみ、チャネル要求は許される。各待機スレイブを別々にポーリング
する代わりに、待機ユニットに対してアクセス要求可能であることを示すブロー
ドキャストポールが送信される。一方、どのスロットにおいて待機スレイブがア
クセス要求を送信可能であるのかは、応答番号によって判定される。本発明の別
の態様では、要求手続きをスピードアップするため、スレイブ・ツー・マスタ・
スロットが、多くのスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットに分割されてもよ
い。簡単に説明するため、本典型的実施形態では、1つのスレイブ・ツー・マス
タあたりに2つのハーフ・スロットが用いられる。一方、他の実施の形態として
、1つのスレイブ・ツー・マスタあたりに、2つ以上或いは2つ未満のハーフ・
スロットを用いてもよい。
【0037】 リクエストに対し、待機スレイブは、チャネル識別子307(プレアンブル2
01に過ぎない)のみを送信しなければならない。ブロードキャストポールに関
する識別子及びその位置によって、どの待機スレイブがアクセスを要求している
のかが、マスタに示される。そして、マスタは、スレイブをアクティブにするた
めに、ページ・メッセージをこのスレイブ(スレイブのアイデンティティ301
とMACアドレス305を含む)に送信することができる。
【0038】 PARKモード手続きを更にはっきりさせるため、以下に例を示す。図4は、
ブロードキャストメッセージ401(例えば、ゼロMACアドレスを有するヘッ
ダ203を含んだパケット)が、一定の間隔で送信され、ビーコンのように振る
舞う様子を示すタイミングチャートである。PARKモードでのユニットは、ビ
ーコンの間のみ(或いは、一方、電力消費を抑えるために、N個のビーコン全て
の間)、ウェイクアップ状態にある。次に、図5を参照すれば、マスタは、待機
スレイブAをアクティブにしたい場合、Aのアイデンティティ301と一時MA
Cアドレス「A」とを含むページ・メッセージ501を送信する。ページ・メッ
セージ(page)501に続くスレイブ・ツー・マスタ・スロットにおいて、スレ
イブAは、ただ割り当てられたMACアドレス「A」を使用するアクティブにさ
れたスレイブとして、応答(response)503を送信することができる。
【0039】 待機スレイブがアクセスを行うためには、ブロードキャストポールが使用され
る。図6、7はブロードキャストポールを利用するいくつかの方法を示すタイミ
ングチャートである。3つの待機ユニットA、BおよびCがあって、これらのユ
ニットが、応答番号1〜3をそれぞれ受信したと仮定する。それらのユニットが
アクセスしようとする場合、ブロードキャストポール601は、すべての待機ユ
ニットに、応答を促す。待機ユニットはそれらの応答番号に従って適切なハーフ
・スロット中に応答して、プレアンブル(チャネル識別子307)だけを含むシ
ョート・パケット603−A、603−Bを送信する。図6においては、マスタ
は、Cから応答を待ち受けないが、代わりにユニットAをページングする(60
5)。そして、ユニットAの応答607がすぐ後のスレイブ・ツー・マスタ・ス
ロットにおいて送信される。
【0040】 図7では、マスタは、ブロードキャストポール701を送信する。その結果、
待機ユニットは、アクセスしたい場合には、応答可能となる。この例では、マス
タは、まず、すべての待機ユニットが応答の機会を持つまで(ユニットCにはチ
ャネルへのアクセス要望は持っていないが)待つことにより、すべてのスレイブ
応答を集める。その後で、決定をして、ユニット内の1つを呼び出す。この例で
は、ユニットAとBは、ブロードキャストポール701の後に起こる第1、第2
ハーフ・スロットにおいて、チャネル識別子307を含むショート・パケット7
03−A、703−Bで、それぞれ応答する。一方、第3ハーフ・スロットにお
いては、ショート・パケットは送信されない。これは、ユニットCが、チャネル
へのアクセスに興味を有していないからである。図6の場合を説明すると、その
応答スロットの直前のマスタ・ツー・スレイブ・スロットにおいて、マスタの動
作が検出されない場合にのみ、待機ユニットは応答可能である。例えば、図6の
場合では、ユニットCは、ホップk+2においてページ605が存在するため、
ホップk+3の第1スロットで応答することはできない。
【0041】 アクセスを要求しても、アクセス権が与えられないユニットは、マスタ送信を
受信し続けるべきである。要求がマスタによって受信されてからは、対応する待
機スレイブは、ビーコン・インスタンス時だけでなく、いつでも呼び出されうる
【0042】 本発明の別の態様では、優先順位の高いユニットに低い応答番号を与えること
によって、優先順位方式を定義することができる。どんな場合でも、速いアクセ
スを可能にするには、応答番号ができるだけ低く維持されることが望ましい。し
たがって、マスタは、待機として登録されたユニットが、なお、チャネルにロッ
クされているか否かをチェックするべきである。例えば、マスタに待機ユニット
を定期的に呼び出させることによって、実現されうる。これは、ページ間の長い
インターバルであることが望ましい。待機ユニットは、応答する際に、アクティ
ブになり、PARKモードに戻ってもよい。この登録チェックが必要とするのは
、いくつかのスロット(4つか5つのスロット)だけであり、しかも、まれに(
例えば、15〜30秒ごとに)実行されるだけでたりる、従って、オーバヘッド
は最小となる。待機スレイブは、そのページに応じない場合には、PARKリス
トから取り除かれるべきであり、そうすれば、別のユニットによって、その応答
番号を再利用することができる。
【0043】 小出力モード、つまり、チャネルに実際に参加しないで、チャネルにロックさ
れたままであることを要望するユニット、のサポートに加えて、上記技術を用い
れば、MACアドレスによって示されるものよりはるかに多くのユーザをサポー
トすることができる。データ・トラフィックをサポートするスレイブにこれを有
利に使用することができる。データ・トラフィックはバースティである。つまり
、メッセージが到着した場合、マスタとスレイブは、情報を伝えるためにいくつ
かのパケットを交換する必要があるが、メッセージ間に長いアイドル時間があっ
てもよい。適切にトラフィックのスケジューリングをすることによって、メッセ
ージ間のアイドルタイムにあるスレイブは、PARKモードに置かれ、メッセー
ジを交換する必要があるスレイブはACTIVEモードになる。メッセージが送
信されるとすぐに、スレイブはPARKモードに入り、そのMACアドレスを解
放する。待機スレイブはそれからアクティブになることもでき、この同じMAC
アドレスは情報のやりとりのために再利用される。すなわち、アクティブ・スレ
イブ及び非アクティブ・スレイブは、絶えず、それらのトラフィック要件に依存
する、ACTIVEモード及びPARKモード間でスワップされる。このように
、チャネルに仮想的に参加するスレイブの量は、小さいMACアドレスによって
示されるものよりも、はるかに多い。
【0044】 特定の実施の形態を参照して、本発明を説明してきた。しかしながら、当業者
であれば、本発明を、上記好適実施形態の他の特定の形態において実施できるこ
とは、容易に想像できるだろう。これは、本発明の技術思想から離隔することな
く、行われうる。上記好適実施形態は単なる例示に過ぎず、いかなる場合でも制
限的に考慮されるべきでない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって
決まるものであり、特許請求の範囲に含まれる全ての変更及び同等物は、そこに
含まれることを意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1態様に係る典型的なエアインタフェースのタイミングチャートであ
る。
【図2】 本発明の1態様に係るエアインタフェースにおいて用いられる典型的なパケッ
トフォーマットを示す図である。
【図3】 本発明の1態様に係るエアインタフェースで用いられる典型的なアドレス指定
方式について示す図である。
【図4】 本発明の1態様に係るビーコン送信と待機スレイブの起動を示すタイミングチ
ャートである。
【図5】 本発明の1態様に係る待機スレイブのページングを示すタイミングチャートで
ある。
【図6】 本発明の1態様に係る即時のマスタの動作に対する待機スレイブのアクセス応
答を示すタイミングチャートである。
【図7】 本発明の1態様に係る遅れたマスタの動作に対する待機スレイブのアクセス応
答を示すタイミングチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレス・マスタ・ユニットと1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニット
    とを含むシステムのオペレーティング方法であって、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれは、固有識別子を
    有し、 定期的に、マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットにおいて、前記1つ以
    上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに対し、ページング・ビーコン
    ・パケットをブロードキャストするステップと、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれにおいて、前記ペ
    ージング・ビーコン・パケットを受信するステップと、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれにおいて、受信さ
    れた前記ページング・ビーコン・パケットがワイヤレス・スレイブ・ユニットの
    固有識別子を含むか否かを判定するステップと、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれにおいて、受信さ
    れたビーコン・パケットが、ワイヤレス・スレイブ・ユニットの固有識別子を含
    む場合に、前記ページング・ビーコン・パケットから一時アドレスを検索するス
    テップと、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれにおいて、受信さ
    れたページング・ビーコン・パケットがワイヤレス・スレイブ・ユニットの固有
    識別子を含む場合に、次のスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロットにおいて
    、ワイヤレス・マスタ・ユニットに応答を送信するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれにおいて、前記ワ
    イヤレス・マスタ・ユニットからの次のトラフィック・パケットが前記一時アド
    レスを含むか否かを判定するステップと、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれにおいて、ワイヤ
    レス・マスタ・ユニットからの次のトラフィック・パケットが一時アドレスを含
    む場合に、別の次のスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロットにおいて、ワイ
    ヤレス・マスタ・ユニットに応答を送信するステップと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ページング・ビーコン・パケットは、一種のビーコン・パケットであり、
    前記システムにおける1つ以上のワイヤレス・スレイブのいずれにも割当てられ
    ない一時アドレスを含むヘッダ部分を有することを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 ワイヤレス・マスタ・ユニットと1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニット
    とを含むシステムのオペレーティング方法であって、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれは、固有識別子を
    有し、 マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットとスレイブ・ツー・マスタ・タイ
    ム・スロットが交互に現れれる一連のタイム・スロットを定義するステップ−こ
    こで、該スレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロットは複数のスレイブ・ツー・
    マスタ・サブ・スロットを含む−と、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに固有応答番号を
    割り当てるステップと、 定期的に、マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットにおいて、前記1つ以
    上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに対し、ポーリング・ビーコン
    ・パケットをブロードキャストするステップと、 前記1つ以上のワイヤレスなスレイブ・ユニットの内の少なくとも1つのため
    に、前記ポーリング・ビーコン・パケットの後に起こるN個のスレイブ・ツー・
    マスタ・サブ・スロットの内の一つにおいて、ワイヤレス・マスタ・ユニットへ
    パケットを送信するステップ−ここで、Nは前記少なくとも1つ以上のワイヤレ
    スなスレイブ・ユニットの固有応答番号の関数である−と、 を含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 前記1つ以上のワイヤレスなスレイブ・ユニットの内の少なくとも1つのため
    に、前記ポーリング・ビーコン・パケットの後のN個のスレイブ・ツー・マスタ
    ・サブ・スロットの内の一つのスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットの直前
    のマスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットにおいて、マスタが何らかの動作
    を行うかを検出するステップを更に含み、 スレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットにおいてワイヤレス・マスタ・ユニ
    ットにパケットを送信する前記ステップは、前記ポーリング・ビーコン・パケッ
    トの後のN個のスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットの内の一つのスレイブ
    ・ツー・マスタ・サブ・スロットの直前のマスタ・ツー・スレイブ・タイム・ス
    ロットにおいてマスタの動作が検出されなかった場合にだけ、実行されることを
    特徴とする請求項4に記載の方法
  6. 【請求項6】 前記ワイヤレス・マスタ・ユニットにおいて、前記1つ以上のワイヤレス・ス
    レイブ・ユニットの内の少なくとも一つから、前記パケットを受信するステップ
    と、 前記ワイヤレス・マスタ・ユニットにおいて、前記ポーリング・ビーコン・パ
    ケットがブロードキャストされた前記マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロッ
    トに関連して、どのスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットにおいて前記パケ
    ットが受信されたかを判定することにより、前記1つ以上のワイヤレス・スレイ
    ブ・ユニットの内、どのユニットが前記パケットを送信したかを判定するステッ
    プと、 を更に含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ワイヤレス・マスタ・ユニットにおいて、前記1つ以上のワイヤレス・スレイ
    ブ・ユニットの内の少なくとも1つに対してページング・ビーコン・パケットを
    ブロードキャストするステップを更に含み、 前記ページング・ビーコン・パケットは、前記1つ以上のワイヤレス・スレイ
    ブ・ユニットの内の少なくとも1つについての固有識別子と、後に、前記1つ以
    上のワイヤレス・スレイブ・ユニットの内のその1つをページングする際に用い
    られる一時アドレスと、を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに固有応答番号を
    割り当てるステップは、 ワイヤレス・マスタ・ユニットにおいて、それぞれのワイヤレス・スレイブ・
    ユニットのために固有識別子を登録するステップと、 前記登録された固有識別子のそれぞれに固有応答番号を関連させるステップと
    、 固有識別子を持っているそれぞれのワイヤレス・スレイブ・ユニットに固有応
    答番号を送信するステップと、 を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ポーリング・ビーコン・パケットは一種のビーコン・パケットであり、前
    記システムおける前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのいずれにも
    割当てられない所定の一時アドレスを含むヘッダ部分を有することを特徴とする
    請求項4に記載の方法。
  10. 【請求項10】 それぞれのスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットはハーフ・スロットであ
    ることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  11. 【請求項11】 ワイヤレス・マスタ・ユニットと1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニット
    とを含むシステムであって、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれは、固有識別子を
    有し、 前記ワイヤレス・マスタ・ユニットは、 定期的に、マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットにおいて、前記1つ以
    上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに対し、ページング・ビーコン
    ・パケットをブロードキャストする手段を有し、 前記ワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれは、 前記ページング・ビーコン・パケットを受信する手段と、 受信された前記ページング・ビーコン・パケットがワイヤレス・スレイブ・ユ
    ニットの固有識別子を含むか否かを判定する手段と、 受信されたビーコン・パケットが、ワイヤレス・スレイブ・ユニットの固有識
    別子を含む場合に、前記ページング・ビーコン・パケットから一時アドレスを検
    索する手段と、 受信されたページング・ビーコン・パケットがワイヤレス・スレイブ・ユニッ
    トの固有識別子を含む場合に、次のスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロット
    において、ワイヤレス・マスタ・ユニットに応答を送信する手段と、 を有することを特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】 前記ワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれは、 前記ワイヤレス・マスタ・ユニットからの次のトラフィック・パケットが前記
    一時アドレスを含むか否かを判定する手段と、 ワイヤレス・マスタ・ユニットからの次のトラフィック・パケットが一時アド
    レスを含む場合に、別の次のスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロットにおい
    て、ワイヤレス・マスタ・ユニットに応答を送信する手段と、 を更に有することを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記ページング・ビーコン・パケットは、一種のビーコン・パケットであり、
    前記システムにおける1つ以上のワイヤレス・スレイブのいずれにも割当てられ
    ない一時アドレスを含むヘッダ部分を有することを特徴とする請求項11に記載
    のシステム。
  14. 【請求項14】 ワイヤレス・マスタ・ユニットと1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニット
    とを含むシステムであって、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれは、固有識別子を
    有し、 前記ワイヤレス・マスタ・ユニットは、 マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットとスレイブ・ツー・マスタ・タイ
    ム・スロットが交互に現れる一連のタイム・スロットを定義する手段−ここで、
    該スレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロットは複数のスレイブ・ツー・マスタ
    ・サブ・スロットを含む−と、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに固有応答番号を
    割り当てる手段と、 定期的に、マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットにおいて、前記1つ以
    上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに対し、ポーリング・ビーコン
    ・パケットをブロードキャストする手段と、 を含み、 前記ワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれは、 前記1つ以上のワイヤレスなスレイブ・ユニットの内の少なくとも1つのため
    に、前記ポーリング・ビーコン・パケットの後に起こるN個のスレイブ・ツー・
    マスタ・サブ・スロットの内の一つにおいて、ワイヤレス・マスタ・ユニットへ
    パケットを送信する手段−ここで、Nは前記少なくとも1つ以上のワイヤレスな
    スレイブ・ユニットの固有応答番号の関数である−、 を含むことを特徴とするシステム。
  15. 【請求項15】 前記1つ以上のワイヤレスなスレイブ・ユニットの内の少なくとも1つのため
    に、前記ポーリング・ビーコン・パケットの後のN個のスレイブ・ツー・マスタ
    ・サブ・スロットの内の一つのスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットの直前
    のマスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットにおいて、マスタが何らかの動作
    を行うかを検出する手段を更に含み、 スレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットにおいてワイヤレス・マスタ・ユニ
    ットにパケットを送信する前記手段は、前記ポーリング・ビーコン・パケットの
    後のN個のスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットの内の一つのスレイブ・ツ
    ー・マスタ・サブ・スロットの直前のマスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロッ
    トにおいてマスタの動作が検出されなかった場合にだけ、実行されることを特徴
    とする請求項14に記載のシステム
  16. 【請求項16】 前記ワイヤレス・マスタ・ユニットは、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットの内の少なくとも一つから、
    前記パケットを受信する手段と、 前記ワイヤレス・マスタ・ユニットにおいて、前記ポーリング・ビーコン・パ
    ケットがブロードキャストされた前記マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロッ
    トに関連して、どのスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットにおいて前記パケ
    ットが受信されたかを判定することにより、前記1つ以上のワイヤレス・スレイ
    ブ・ユニットの内、どのユニットが前記パケットを送信したかを判定する手段と
    、 を更に有することを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 ワイヤレス・マスタ・ユニットは、 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットの内の少なくとも1つに対し
    てページング・ビーコン・パケットをブロードキャストする手段を更に有し、 前記ページング・ビーコン・パケットは、前記1つ以上のワイヤレス・スレイ
    ブ・ユニットの内の少なくとも1つについての固有識別子と、後に、前記1つ以
    上のワイヤレス・スレイブ・ユニットの内のその1つをページングする際に用い
    られる一時アドレスと、を含むことを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに固有応答番号を
    割り当てる手段は、 ワイヤレス・マスタ・ユニットにおいて、それぞれのワイヤレス・スレイブ・
    ユニットのために固有識別子を登録する手段と、 前記登録された固有識別子のそれぞれに固有応答番号を関連させる手段と、 固有識別子を持っているそれぞれのワイヤレス・スレイブ・ユニットに固有応
    答番号を送信する手段と、 を含むことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記ポーリング・ビーコン・パケットは一種のビーコン・パケットであり、前
    記システムおける前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのいずれにも
    割当てられない所定の一時アドレスを含むヘッダ部分を有することを特徴とする
    請求項14に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記それぞれのスレイブ・ツー・マスタ・サブ・スロットはハーフ・スロット
    であることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 ワイヤレス・マスタ・ユニットと1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニット
    とを含むシステムにおいて用いられる前記ワイヤレス・マスタ・ユニットであっ
    て、 前記システムにおける1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットに割り当て
    ない所定の一時アドレスを含むヘッダ部分を有するビーコンパケットを生成する
    手段と、 定期的に、マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットにおいて、前記1つ以
    上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのそれぞれに対し、前記ビーコン・パケッ
    トをブロードキャストする手段と、 を有することを特徴とするワイヤレス・マスタ・ユニット。
  22. 【請求項22】 ワイヤレス・マスタ・ユニットと1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニット
    とを含むシステムにおいて用いられる前記ワイヤレス・スレイブ・ユニットであ
    って、 定期的に、マスタ・ツー・スレイブ・タイム・スロットにおいて、前記ワイヤ
    レス・マスタ・ユニットからブロードキャストされたページング・ビーコン・パ
    ケットを受信する手段と、 受信された前記ページング・ビーコン・パケットが前記ワイヤレス・スレイブ
    ・ユニットの固有識別子を含むか否かを判定する手段と、 受信されたビーコン・パケットが、ワイヤレス・スレイブ・ユニットの固有識
    別子を含む場合に、前記ページング・ビーコン・パケットから一時アドレスを検
    索する手段と、 受信されたページング・ビーコン・パケットがワイヤレス・スレイブ・ユニッ
    トの固有識別子を含む場合に、次のスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロット
    において、ワイヤレス・マスタ・ユニットに応答を送信する手段と、 を有することを特徴とするワイヤレス・スレイブ・ユニット。
  23. 【請求項23】 前記ワイヤレス・マスタ・ユニットからの次のトラフィック・パケットが前記
    一時アドレスを含むか否かを判定する手段と、 ワイヤレス・マスタ・ユニットからの次のトラフィック・パケットが一時アド
    レスを含む場合に、別の次のスレイブ・ツー・マスタ・タイム・スロットにおい
    て、ワイヤレス・マスタ・ユニットに応答を送信する手段と、 を更に有することを特徴とする請求項22に記載のワイヤレス・スレイブ・ユ
    ニット。
  24. 【請求項24】 前記ポーリング・ビーコン・パケットは、一種のビーコン・パケットであり、
    前記システムおける前記1つ以上のワイヤレス・スレイブ・ユニットのいずれに
    も割当てられない所定の一時アドレスを含むヘッダ部分を有することを特徴とす
    る請求項22に記載のワイヤレス・スレイブ・ユニット。
JP2000540685A 1998-01-13 1999-01-12 周波数ホッピング無線ネットワーク用のセントラルマルチプルアクセスコントロール Expired - Lifetime JP4246390B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US7126298P 1998-01-13 1998-01-13
US09/210,594 US6570857B1 (en) 1998-01-13 1998-12-15 Central multiple access control for frequency hopping radio networks
US60/071,262 1998-12-15
US09/210,594 1998-12-15
PCT/SE1999/000025 WO1999037106A1 (en) 1998-01-13 1999-01-12 Central multiple access control for frequency hopping radio networks

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002510180A true JP2002510180A (ja) 2002-04-02
JP2002510180A5 JP2002510180A5 (ja) 2006-04-06
JP4246390B2 JP4246390B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=26752028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000540685A Expired - Lifetime JP4246390B2 (ja) 1998-01-13 1999-01-12 周波数ホッピング無線ネットワーク用のセントラルマルチプルアクセスコントロール

Country Status (15)

Country Link
US (1) US6570857B1 (ja)
EP (2) EP1603349B1 (ja)
JP (1) JP4246390B2 (ja)
KR (1) KR20010034071A (ja)
CN (1) CN1293875A (ja)
AT (2) ATE322133T1 (ja)
AU (1) AU751744B2 (ja)
BR (1) BR9906935B1 (ja)
DE (2) DE69942922D1 (ja)
DK (1) DK1603349T3 (ja)
EE (1) EE200000427A (ja)
IL (1) IL137262A0 (ja)
MY (1) MY128128A (ja)
PT (1) PT1603349E (ja)
WO (1) WO1999037106A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007507159A (ja) * 2003-09-25 2007-03-22 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線周波数ホッピング通信システムにおけるブロードキャストサービス及びソフトハンドオフのための干渉管理
JP2007522759A (ja) * 2004-02-13 2007-08-09 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 広帯域無線通信システムにおける高速レンジングを用いた速いハンドオーバー遂行方法及び装置
JP2007214920A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム

Families Citing this family (90)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6650630B1 (en) * 1999-06-25 2003-11-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Resource management and traffic control in time-division-duplex communication systems
US6275500B1 (en) * 1999-08-09 2001-08-14 Motorola, Inc. Method and apparatus for dynamic control of talk groups in a wireless network
GB9923863D0 (en) * 1999-10-09 1999-12-08 Koninkl Philips Electronics Nv Low power radio network
KR100601627B1 (ko) * 1999-11-26 2006-07-14 삼성전자주식회사 블루투스 베이스밴드에서 수신된 데이터 패킷의 디코딩장치 및 디코딩 방법
US6961363B1 (en) * 1999-12-02 2005-11-01 International Business Machines Corporation Frequency look-ahead and link state history based scheduling in indoor wireless pico-cellular networks
DE69942507D1 (de) 1999-12-06 2010-07-29 Ericsson Telefon Ab L M Intelligente Herstellung von Piconets
US6996100B1 (en) * 2000-02-03 2006-02-07 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and system for medium access on a radio channel
US7161941B1 (en) * 2000-03-01 2007-01-09 Texas Instruments Incorporated Wireless packet communications with extended addressing capability
US6717956B1 (en) * 2000-03-03 2004-04-06 Luminous Networks, Inc. Dual-mode virtual network addressing
US7916723B2 (en) * 2000-03-03 2011-03-29 Adtran, Inc. Automatic network topology identification by nodes in the network
US7545755B2 (en) * 2000-03-03 2009-06-09 Adtran Inc. Routing switch detecting change in session identifier before reconfiguring routing table
US7042863B1 (en) * 2000-03-13 2006-05-09 Broadcom Corporation Efficient time-division multiplexed addressing protocol
US6804232B1 (en) * 2000-03-27 2004-10-12 Bbnt Solutions Llc Personal area network with automatic attachment and detachment
US6834192B1 (en) * 2000-07-03 2004-12-21 Nokia Corporation Method, and associated apparatus, for effectuating handover of communications in a bluetooth, or other, radio communication system
US7469297B1 (en) * 2000-08-04 2008-12-23 Intellon Corporation Mechanism for using a quasi-addressed response to bind to a message requesting the response
US6876643B1 (en) * 2000-08-08 2005-04-05 International Business Machines Corporation Clustering in wireless ad hoc networks
JP3738205B2 (ja) 2000-08-12 2006-01-25 三星電子株式会社 ネットワークの伝送電力最適化装置及びその方法
JP3651664B2 (ja) * 2000-09-01 2005-05-25 株式会社東芝 放送型サービスシステム及びその通信方法
US7076275B1 (en) * 2000-10-13 2006-07-11 Palmsource, Inc. Method and system for single-step enablement of telephony functionality for a portable computer system
KR100680734B1 (ko) * 2000-10-30 2007-02-09 삼성전자주식회사 블루투스 통신용 마스터기기 및 그 비콘채널 형성방법
US6754250B2 (en) 2000-12-15 2004-06-22 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Networking in uncoordinated frequency hopping piconets
KR100626675B1 (ko) * 2000-12-21 2006-09-22 삼성전자주식회사 무선 통신기기 및 그 제어방법
FI20002860A (fi) * 2000-12-27 2002-06-28 Nokia Corp Laiteroolit ja pikoverkkoyhteydet
KR100781373B1 (ko) * 2001-01-05 2007-11-30 삼성전자주식회사 무선 통신기기 및 그 통신방법 및 이를 적용한 무선통신시스템
DE10103927A1 (de) 2001-01-30 2002-08-14 Infineon Technologies Ag Datenübertragungssystem
WO2002063806A2 (en) * 2001-02-07 2002-08-15 Xtremespectrum, Inc. System, method, and computer program product for sharing bandwidth in a wireless personal area network or a wireless local area network
US7424002B2 (en) 2001-03-20 2008-09-09 Arraycomm, Llc Resource allocation in a wireless network
US7227855B1 (en) 2001-03-20 2007-06-05 Arraycomm Llc Resource allocation in a wireless network
DE10125342A1 (de) * 2001-05-23 2002-12-12 Infineon Technologies Ag Bluetooth-Datenübertragungssystem mit einer Mehrzahl von Nebenendeinrichtungen
US7272232B1 (en) * 2001-05-30 2007-09-18 Palmsource, Inc. System and method for prioritizing and balancing simultaneous audio outputs in a handheld device
EP1413097B1 (en) * 2001-07-31 2017-07-26 Intel Corporation Resource allocation in a wireless network
WO2003013078A1 (en) * 2001-07-31 2003-02-13 Arraycomm, Inc. Dynamic assignment of harware resources in a base station for the transmission of paging messages
KR100423498B1 (ko) * 2001-08-25 2004-03-18 삼성전자주식회사 일대다 무선통신에서 통신 간섭 및 끊김 현상을 방지할 수있는 무선통신방법
US7577188B1 (en) * 2001-09-13 2009-08-18 Cisco Technology, Inc. Physical layer and MAC enhancements using complex sequences on a wireless channel
GB2380903B (en) * 2001-10-13 2003-12-17 Motorola Inc Radio communication method,device and system
DE60136075D1 (de) * 2001-10-31 2008-11-20 Samsung Electronics Co Ltd Master zur bluetooth Kommunikation und Verfahren zum Aufbau eines Bakenkanals
US7421257B1 (en) 2001-11-30 2008-09-02 Stragent, Llc Receiver scheduling in ad hoc wireless networks
KR100416263B1 (ko) * 2001-11-30 2004-01-31 삼성전자주식회사 비콘간격의 조절이 가능한 무선통신기기 및 그 방법
EP1326386A1 (en) * 2002-01-08 2003-07-09 Canon Kabushiki Kaisha Method and device for communication in a network
CN100348002C (zh) * 2002-01-15 2007-11-07 诺基亚有限公司 援救信标
ATE415029T1 (de) 2002-01-18 2008-12-15 Nokia Corp Adressierung in drahtlosen lokalen netzwerken
FI113515B (fi) * 2002-01-18 2004-04-30 Nokia Corp Osoitteistus langattomissa lähiverkoissa
US20030137970A1 (en) * 2002-01-22 2003-07-24 Odman Knut T. System and method for improved synchronization in a wireless network
US7184705B2 (en) 2002-03-08 2007-02-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Distributed MAC in an uncoordinated radio environment
KR100878764B1 (ko) * 2002-07-06 2009-01-14 삼성전자주식회사 사용자의 익명성보장을 위한 무선 랜 시스템 및 사용자의익명성 보장방법
JP2004048175A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Toshiba Corp 通信装置、通信システム及び通信方法
US6839542B2 (en) * 2002-07-22 2005-01-04 Motorola, Inc. Virtual dynamic cellular infrastructure based on coordinate information
DK1404043T3 (da) * 2002-09-26 2008-02-18 Vkr Holding As Fremgangsmåde til styring af driften af mindst en sender og/eller en modtager, kommunikationssystem og anvendelse af en sådan fremgangsmåde eller et sådant system
GB0224753D0 (en) * 2002-10-24 2002-12-04 Koninl Philips Electronics Nv Beacon channel for frequency hopping wireless devices
US7337337B2 (en) * 2003-01-13 2008-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of reducing power consumption using power-save polling list
US7277417B2 (en) * 2003-04-29 2007-10-02 Broadcom Corporation Low power protocol for wireless terminal peer-to-peer communications
US7346021B2 (en) 2003-08-06 2008-03-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Master station in communications system and access control method
EP1519515A1 (en) * 2003-09-29 2005-03-30 Thomson Licensing S.A. Radio access network with paging capability
EP1548994B1 (en) * 2003-11-26 2012-06-27 ST-Ericsson SA Bluetooth polling with fewer poll packets
EP1536599A1 (en) * 2003-11-26 2005-06-01 STMicroelectronics Belgium N.V. Scheduling poll packets in bluetooth sniff mode
US20050141596A1 (en) 2003-12-31 2005-06-30 Black Greg R. Method and apparatus for reducing data collisions in a frequency hopping communication system
US20050266868A1 (en) * 2004-05-28 2005-12-01 James Fuccello Alternating paging scheme
EP1646249A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-12 Dialog Semiconductor GmbH Single chip stereo image pick-up system with dual array design
US20060280141A1 (en) * 2005-06-08 2006-12-14 Mcbeath Sean M Apparatus and method for sharing a unique identifier among a plurality of receivers
US20080233976A1 (en) * 2005-08-23 2008-09-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and Arrangement For Avoiding Colisions Between Access Attempts In a Mobile Communication Network
WO2007026230A2 (en) * 2005-09-02 2007-03-08 Nokia Corporation Arbitrary mac address usage in a wlan system
US8918114B2 (en) 2005-10-26 2014-12-23 Qualcomm Incorporated Using resource utilization messages in a multi-carrier MAC to achieve fairness
US9204428B2 (en) 2005-10-26 2015-12-01 Qualcomm Incorporated Interference management using resource utilization masks sent at constant PSD
US8942161B2 (en) 2005-10-26 2015-01-27 Qualcomm Incorporated Weighted fair sharing of a wireless channel using resource utilization masks
US8014277B2 (en) 2005-11-16 2011-09-06 Qualcomm Incorporated Restricting time slots for mesh networks
ES2627256T3 (es) 2006-01-17 2017-07-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Método y disposición para reducir el consumo de energía en una red de comunicación móvil
JP4816161B2 (ja) * 2006-03-10 2011-11-16 日本電気株式会社 無線通信装置、macアドレス管理システム、無線通信方法及び無線通信プログラム
CA2647022A1 (en) * 2006-03-20 2007-09-27 Data Flow Systems, Inc. Spectral reuse transceiver-based aggregation of disjoint, relatively narrow bandwidth (voice) channel segments of radio spectrum for wideband rf communication applications
DE102006042432A1 (de) * 2006-09-09 2008-03-27 Rheinmetall Defence Electronics Gmbh Kommunikationsverfahren zwischen Komponenten eines drahtlosen Kurzstreckennetzwerkes und Netzwerkkomponente
KR100888008B1 (ko) * 2007-09-17 2009-03-09 재단법인서울대학교산학협력재단 무선 네트워크에서의 익명성 통신을 위한 어드레스 할당방법 및 할당된 어드레스의 활용 방법
CN101534566B (zh) * 2008-03-11 2012-07-04 华为技术有限公司 一种寻呼用户的方法、无线接入设备及终端
US8295218B2 (en) * 2008-06-30 2012-10-23 Panasonic Corporation Wireless communication apparatus, terminal, system, program
DE102008037725A1 (de) * 2008-08-14 2010-02-18 Deutsche Telekom Ag Verfahren zur multiplen physikalischen Nutzung einer einzigen Identifikation in TK Netzen
US8228860B2 (en) * 2008-09-09 2012-07-24 Nokia Siemens Networks Oy Offset time for ranging request messages
WO2010086907A1 (ja) * 2009-02-02 2010-08-05 富士通株式会社 パケットキャプチャシステム、パケットキャプチャ方法、情報処理装置およびプログラム
US9014636B2 (en) 2009-03-20 2015-04-21 Centre Of Excellence In Wireless Technology Cognitive interference management in wireless networks with relays, macro cells, micro cells, pico cells and femto cells
US8542620B2 (en) 2009-05-05 2013-09-24 Qualcomm Incorporated Dynamic energy saving mechanism for access points
BRPI1004907A2 (pt) * 2009-07-22 2016-08-09 Panasonic Coporation unidade principal e unidade subordinada
US8576761B1 (en) 2009-09-18 2013-11-05 Qualcomm Incorporated Power save delivery mechanism for wireless communication traffic
US8537733B1 (en) 2010-02-12 2013-09-17 Qualcomm Incorporated Dynamic power mode switch in a wireless ad-hoc system
US9311446B1 (en) 2010-03-19 2016-04-12 Qualcomm Incorporated Multicast transmission for power management in an ad-hoc wireless system
US8588156B1 (en) 2010-04-27 2013-11-19 Qualcomm Incorporated Direct data communication in infrastructure mode in wireless communication systems
US8526346B1 (en) 2010-04-28 2013-09-03 Qualcomm Incorporated Power save communication mechanism for wireless communication systems
EP2451227B1 (en) * 2010-09-09 2013-05-08 Panasonic Corporation Wireless communication apparatus, wireless communication system and wireless communication method
US8611268B1 (en) 2011-04-15 2013-12-17 Qualcomm Incorporated Access point power save mechanism for wireless communication systems
US9049658B2 (en) 2012-03-06 2015-06-02 Qualcomm Incorporated Power save mechanism for peer-to-peer communication networks
US8989667B2 (en) * 2012-03-28 2015-03-24 Debanjan Mukherjee Apparatus and methods for a bandwidth efficient scheduler
CN102970125A (zh) * 2012-10-25 2013-03-13 中兴通讯股份有限公司 近距离同步时间的方法及装置
US9788288B2 (en) 2014-01-13 2017-10-10 Qualcomm Incorporated Systems and methods for reducing power consumption in wireless communication
US11039409B2 (en) * 2018-12-27 2021-06-15 Qualcomm Incorporated Network coordination

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1246681A (en) 1985-01-30 1988-12-13 Northern Telecom Limited Terminal address assignment in a broadcast transmission system
US5025486A (en) * 1988-12-09 1991-06-18 Dallas Semiconductor Corporation Wireless communication system with parallel polling
US5668803A (en) * 1989-06-29 1997-09-16 Symbol Technologies, Inc. Protocol for packet data communication system
US5477541A (en) * 1989-09-29 1995-12-19 White; Richard E. Addressing technique for storing and referencing packet data
US5297144A (en) 1991-01-22 1994-03-22 Spectrix Corporation Reservation-based polling protocol for a wireless data communications network
US5577043A (en) 1994-09-21 1996-11-19 Motorola, Inc. Method and apparatus for controlling information transmission on a multipoint link
EP0740431B1 (en) * 1995-04-28 2005-09-14 Alcatel Method for TDMA management, central station, terminal station and network system to perform this method
US6236674B1 (en) * 1996-02-23 2001-05-22 Teletransactions, Inc. Transceiver control with sleep mode operation
US6157633A (en) 1996-06-10 2000-12-05 At&T Wireless Sucs. Inc. Registration of mobile packet data terminals after disaster
US6246677B1 (en) * 1996-09-06 2001-06-12 Innovatec Communications, Llc Automatic meter reading data communication system
US6246670B1 (en) * 1997-10-16 2001-06-12 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and apparatus for preventing misrouting of data in a radio communication system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007507159A (ja) * 2003-09-25 2007-03-22 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線周波数ホッピング通信システムにおけるブロードキャストサービス及びソフトハンドオフのための干渉管理
JP2007522759A (ja) * 2004-02-13 2007-08-09 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 広帯域無線通信システムにおける高速レンジングを用いた速いハンドオーバー遂行方法及び装置
US7613148B2 (en) 2004-02-13 2009-11-03 Samsung Electronics Co., Ltd Method and apparatus for performing fast handover through fast ranging in a broadband wireless communication system
JP2007214920A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム
JP4740759B2 (ja) * 2006-02-09 2011-08-03 三菱電機株式会社 無線通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1048182A1 (en) 2000-11-02
AU2303999A (en) 1999-08-02
EE200000427A (et) 2001-12-17
WO1999037106A1 (en) 1999-07-22
BR9906935A (pt) 2000-10-10
KR20010034071A (ko) 2001-04-25
IL137262A0 (en) 2001-07-24
DE69942922D1 (de) 2010-12-16
PT1603349E (pt) 2010-12-22
EP1603349A1 (en) 2005-12-07
JP4246390B2 (ja) 2009-04-02
MY128128A (en) 2007-01-31
BR9906935B1 (pt) 2015-01-06
DE69930612T2 (de) 2006-11-23
DK1603349T3 (da) 2011-01-31
EP1603349B1 (en) 2010-11-03
ATE487352T1 (de) 2010-11-15
DE69930612D1 (de) 2006-05-18
US6570857B1 (en) 2003-05-27
AU751744B2 (en) 2002-08-29
ATE322133T1 (de) 2006-04-15
EP1048182B1 (en) 2006-03-29
CN1293875A (zh) 2001-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4246390B2 (ja) 周波数ホッピング無線ネットワーク用のセントラルマルチプルアクセスコントロール
RU2378779C2 (ru) ПРОТОКОЛ РАССЫЛКИ СИГНАЛОВ-МАЯКОВ ДЛЯ ad-hoc СЕТЕЙ
KR100564761B1 (ko) 하이브리드 내재 토큰 csma/ca 프로토콜.
KR100999094B1 (ko) 시분할 방식의 무선랜 통신방법 및 시스템
EP1695491B1 (en) Polling in wireless networks through dynamic modification of polling intervals and virtual polling
EP1592174B1 (en) Radio communication system, radio communication device, radio communication method, and computer program
US7447180B2 (en) Wireless media access method
US6754250B2 (en) Networking in uncoordinated frequency hopping piconets
US7161923B2 (en) System and method for establishing bluetooth communications
US20040047319A1 (en) Contention-based medium access control for ad hoc wireless piconets
US20100034159A1 (en) Sensor network medium access control (mac) system for multihop communication
EP1407578A2 (en) A system and method for sharing bandwidth between co-located 802.11 a/e and hiperlan/2 systems
JP2009246955A (ja) 無線通信ネットワークのタイムスロット共有プロトコル
JP2001517021A (ja) 非調整マルチユーザ無線システムにおける周波数ホッピングピコネット
JP2002506319A (ja) アクセス方法およびパケット・チャネルへのアクセスを提供する方法
CN102282904A (zh) 用于局域网中的数据传输的方法
AU2007201154A1 (en) Radio communication system, radio base station, radio communication method, and program for radio communication system
US7639709B1 (en) System and method for broadcast conflict resolution
JPH09172446A (ja) 多重バス方式lan及び無線lan
US6469997B1 (en) Method for transmitting collision-free messages in a digital selective call signaling protocol
JP2020500491A (ja) ネットワークアクセスのための方法、システム、コントローラ、エンティティ及びコンピュータプログラム
EP1371183B1 (en) System and method for transmission scheduling using network membership information and neighborhood information
KR20130039183A (ko) 무선 통신 시스템에서의 비컨 스케줄링 방법 및 그 장치
Natarajan A hybrid medium access control protocol for wireless LANs
EP1183825B1 (en) A distributed wireless medium access control protocol with support for isochronous services

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060111

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20060111

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term