JP2002510106A - 動的電力管理環境におけるデータパスクロックスキュー管理 - Google Patents

動的電力管理環境におけるデータパスクロックスキュー管理

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JP2002510106A
JP2002510106A JP2000541660A JP2000541660A JP2002510106A JP 2002510106 A JP2002510106 A JP 2002510106A JP 2000541660 A JP2000541660 A JP 2000541660A JP 2000541660 A JP2000541660 A JP 2000541660A JP 2002510106 A JP2002510106 A JP 2002510106A
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gate
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イグナティウス トジャンドラスウィタ,
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イグナティウス トジャンドラスウィタ,
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Abstract

(57)【要約】 コスト効率的でかつ節電を可能にするクロックゲーティング装置が提供される。クロックゲーティング装置は、クロックスキューの問題を防ぎながら、データを処理するために使用されるデータパスを必要に応じてイネーブルまたはディセーブルすることを可能にするように実現される。クロックゲーティング装置は、複数のクロックゲーティング回路を含む。各データパスにつき1つのクロックゲーティング回路が実現される。第1の実施形態において、データパスは全てデータを第1の方向に伝搬し、これらのデータパスは最終的にノードにおいて合流しており、一方、クロックゲーティング回路は、(第1の方向とは反対の)第2の方向にクロック信号を伝搬するようにカスケード接続されている。第2の実施形態において、互いに対して排他的な平行データパスがデータを第1の方向に伝搬し、そして、クロックゲーティング回路は、第1の方向とは反対の第2の方向にクロック信号を伝搬するようにカスケード接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、広義には、コンピュータシステムに関し、より具体的にはクロック
ゲーティング回路構成を用いたコンピュータ電力管理に関する。
【0002】 (発明の背景) 半導体およびコンピュータ技術の進歩によって、コンピュータシステムはより
高速になると同時にサイズが小さくなってきている。今や、デスクトップコンピ
ュータシステム、およびラップトップコンピュータシステムでさえも、小さな部
屋を埋め尽くすほどの大きさであったメインフレームコンピュータの処理速度を
有している。より普及してきている携帯情報端末(PDA)のようなハンドヘル
ドコンピュータシステムでさえも、よりパワフルになってきている。コンピュー
タシステムがより小型化、低価格化されるのに伴って、それらに対する要求も増
大し続けている。例えば、グラフィックスおよびビデオ処理を伴うより時間のか
かる複雑なタスクを実行することが求められている。
【0003】 これと同時に、コンピュータシステムがよりパワフルかつより小型化されるの
に伴って、節電に関しても、克服し難い問題が生じている。ハンドヘルドコンピ
ュータシステムは、サイズが小さいので、動作持続時間が限られたバッテリによ
って電力供給される。より高速かつよりパワフルなプロセッサにはより大量の電
力が必要なので、電力を節約してそれによりバッテリ動作持続時間を長くするた
めに革新的な解決手段が求められている。
【0004】 各コンピュータシステム内には、メモリコントローラ、ハードディスクコント
ローラ、グラフィックス/ビデオコントローラ、通信コントローラ、およびその
他の周辺機器コントローラのような、異なる機能を果たすように設計された多数
の集積回路がある。周知であるが、これらの集積回路のそれぞれには、その集積
回路の動作を同期化する際のタイミング基準として用いられるクロック信号が供
給される。概して、集積回路がクロッキングされていることにより消費電力は増
加する。
【0005】 周期的に、ある集積回路は必要とされなくなり、このとき、システム機能に関
していえばアイドル状態になる。それ以外の時は、その集積回路内におけるデー
タの処理および転送を行うあるサブ回路(例えば、組み合わせロジックおよびデ
ータパス)が処理中であるとき、その集積回路内のその他のサブ回路はアイドル
状態である。これらの回路がクロック信号を受信し続けるので、これらの回路が
アイドル状態を保っている間も、それらに対応する集積回路は動かされ続けて大
量の電力を消費する。従って、電力を節約するために、クロックゲーティング回
路構成を用いて、アイドル状態の回路へのクロック信号はディセーブルされる。
【0006】 ここで、従来のクロックゲーティング実現例を示す図1を参照する。図1に示
すように、集積回路100は、2つの組み合わせロジック回路101および10
2から構成される。組み合わせロジック回路101および102は、それぞれ、
ビデオおよびグラフィックス回路のようなデータ処理サブ回路を表している。組
み合わせロジック回路101および102の出力は、最終的には、ミキサ等の組
み合わせロジック回路103によって組み合わされて1本のデータパスになる。
集積回路100のクロックゲーティング回路構成は、ANDゲート107および
ラッチ104〜106から構成される。ANDゲート103は、入力として、イ
ネーブル信号ENおよびクロック信号CLKを受信する。ANDゲート107の
出力は、ラッチ104〜106をトリガする際に用いられる。外部供給源からの
データは、組み合わせロジック回路101および102へデータ入力として提供
される。それらの入力を処理すると、組み合わせロジック回路101および10
2は、それらの出力をそれぞれラッチ104および105に提供する。ラッチ1
04および105は、それらの出力を組み合わせロジック回路103に提供し、
組み合わせロジック回路103は、この入力データを組み合わせて、処理する。
組み合わせロジック回路103は、その出力をラッチ106に提供する。動作上
、イネーブル信号ENはANDゲート103と組み合わされて、集積回路100
全体をイネーブルまたはディセーブルする。ANDゲート103およびラッチ1
04〜106は、組み合わされて、集積回路100のゲーティング回路構成とし
て機能する。
【0007】 このような従来技術によるクロックゲーティング技術においては、必ず、集積
回路全体がイネーブルまたはディセーブルされた状態である。このようなクロッ
クゲーティング回路構成の使用は、それ程複雑化をともなわずに達成できるが、
このような従来技術による方法では、サブ回路を個々にディセーブルすることが
できないので、柔軟性がなく、最も効率的な電力管理技術ではない。
【0008】 ここで、別の従来技術によるクロックゲーティング実現例を示す図2を参照す
る。図2に示されるように、集積回路200は、2つの組み合わせロジック回路
201および202から構成される。組み合わせロジック回路201および20
2は、それぞれ、ビデオおよびグラフィックス回路のようなデータ処理サブ回路
を表している。組み合わせロジック回路201および202の出力は、最終的に
は、ミキサ等の組み合わせロジック回路203によって組み合わされて1本のデ
ータパスになる。集積回路200のクロックゲーティング回路構成は、ANDゲ
ート204〜206およびラッチ207〜209から構成される。ANDゲート
204〜206は、入力として、それぞれイネーブル信号EN1〜EN3、およ
びクロック信号CLKを受信する。ANDゲート204〜206の出力は、ラッ
チ207〜209をトリガする際に用いられる。外部供給源からのデータは、組
み合わせロジック回路201および202へデータ入力として提供される。それ
らの入力を処理すると、組み合わせロジック回路201および202は、それら
の出力をそれぞれラッチ207および208に提供する。ラッチ207および2
08の出力は、組み合わせロジック回路203に提供され、組み合わせロジック
回路203は、入力データを組み合わせて、処理する。組み合わせロジック回路
203は、その出力をラッチ209に提供する。動作上、イネーブル信号EN1
〜EN3はANDゲート204〜206と組み合わされて、集積回路200全体
だけでなく、個々のサブ回路をイネーブルまたはディセーブルする。ラッチ20
7〜209およびANDゲート204〜206は、組み合わされて集積回路20
0についてのクロックゲーティング回路構成として機能する。
【0009】 この従来のクロックゲーティング技術の場合、クロックゲーティング回路構成
は集積回路内の各サブ回路について実現されており、これにより、必要に応じて
選択されたサブ回路または集積回路全体に対するクロック信号をディセーブルす
る。しかし、集積回路の一部に対するクロック信号をディセーブルすると、クロ
ックゲーティング回路構成を有する2つのサブ回路間、および、クロックゲーテ
ィング回路構成を有するサブ回路とクロックゲーティング回路構成を有しないサ
ブ回路との間において、クロックスキュー(即ち、非同期性)を引き起こし得る
。周知であるが、クロックスキューは、無効または間違ったデータのラッチを引
き起こし得る。遅延またはインバータ回路構成を使用することによってクロック
スキューを整流し、これにより、クロックゲーティング回路構成と元のクロック
信号が同期化されていることを確実にすることが可能である。例えば、遅延21
1〜212は、それぞれ、ANDゲート204〜205の出力に配置され得る。
これらの遅延は、クロックスキューの問題を最小限に抑える機能を果たす。代替
例においては、インバータ210は、ANDゲート206の出力に配置され得る
。インバータ210を使用すれば、処理時間が約半クロック分だけ低減され、こ
れにより、クリティカルパスが導入される。しかし、遅延またはインバータ回路
構成210〜212を使用するということは、集積回路の製造においてさらなる
ハードウェアコストが生じるということを意味する。さらに、遅延211〜21
2のような遅延回路構成を使用すると、集積回路の設計においてコストのかかる
遅延をも引き起こし得る。なぜなら、概して、その集積回路に対してプレース・
ルート処理(place−and−route operations)を行う
まではクロックスキュー量は求められないからである。
【0010】 従って、効率的でかつコスト効果的なクロックゲーティング電力管理のシステ
ム、装置および方法が必要とされている。
【0011】 (発明の要旨) 従って、本発明は、効率的でかつコスト効果的なクロックゲーティング電力管
理のシステム、装置および方法を提供する。
【0012】 本発明は、互いに結合された複数のデータパスに接続されたクロックゲーティ
ング装置を用いて上記の必要性を満たす。データパスを用いて、全てのデータが
第1の方向に伝搬するようにデータを処理する。クロックゲーティング装置自体
は、クロック信号が第1の方向とは反対の第2の方向に伝搬するように、互いに
カスケード接続されたクロックゲーティング回路を備えている。各クロックゲー
ティング回路は、複数のデータパスのうちの対応するデータパスに結合され、こ
れにより、必要に応じて、クロックゲーティング回路構成が対応するデータパス
をイネーブルまたはディセーブルすることが可能になる。
【0013】 ある実施形態において、最終的に合流して1本のデータパスになるデータパス
な平行データパスである。さらに、この実施形態において、データは、あらゆる
所与の時点において、平行データパスの2つ以上に沿って処理および伝搬可能で
ある。別の実施形態において、データパスは共通ノードから分岐する。さらに、
データは、あらゆる所与の時点において、分岐したデータパスの1つに沿っての
み処理および伝搬可能である。
【0014】 各クロックゲーティング回路構成は、ラッチ回路およびロジックゲートをさら
に備えている。ラッチ回路は、対応するデータパスに接続されている。ラッチ回
路の出力は、第1の方向において後段ステージのデータパスに接続されている。
ロジックゲートは、入力として、カスケード化されたクロック信号、および、イ
ネーブルまたはディセーブル信号を受信する。ロジックゲートは、第2の方向に
おいてラッチ回路および後段ステージクロックゲーティング回路構成をクロッキ
ングするための出力を提供する。
【0015】 本発明の全ての特徴および利点は、添付の図面と組み合わせて考慮されるべき
以下の本発明の好適な実施形態の詳細な説明から明らかになるだろう。
【0016】 (発明の詳細な説明) 以下の本発明の詳細な説明においては、本発明が完全に理解されるように、多
数の具体的な細部を記載する。しかし、これらの具体的な細部がなくても、本発
明を実施することが可能であることは、当業者には自明である。別の例として、
本発明の局面を不必要に分かり難くしないように、周知である方法、手順、部材
および回路については詳細に説明していない。以下の本発明の詳細な説明では、
グラフィックス/ディスプレイコントローラおよびフラットパネルインターフェ
ースが関与する分野における用途を記載しているが、通信、コアロジック、中央
処理装置(CPU)等のような複数のデータパスが関与するいかなる用途にも本
発明が適用可能であることが理解されるだろう。
【0017】 本発明の第1の実施形態によれば、共通ノードにおいて最終的に合流する全て
のデータパスおよびサブパスにおけるデータの伝搬方向とは反対の方向に伝搬す
るカスケード式クロックゲーティング回路構成を実現することによって、必要に
応じて個々のデータパスおよびサブパスを選択的にディセーブルおよびイネーブ
ルすることができる。この実施形態において、互いに平行な1つ以上のデータパ
スが、あらゆる所与の時点において、データを処理および伝搬することができる
。本発明の第1の実施形態によれば、データパスおよびサブパスのクロックスキ
ューが予測可能かつ所望の順序で生じるので、無効なデータをラッチさせ得るク
ロックスキューの問題を制御するために遅延回路構成を設ける必要がない。
【0018】 この実施形態(即ち、グラフィックス/ディスプレイコントローラ)において
、本発明は、動的電力管理を提供する。なぜなら、本発明は、ビデオ、グラフィ
ックスまたはカーソルデータパスを必要に応じて個々にイネーブルまたはディセ
ーブルすることを可能にするからである。これは、データパス(例えば、ビデオ
、グラフィックスおよびカーソルデータパス)の全てがオンまたはオフのいずれ
かである現状の従来技術とは対照的である。このような従来技術は、電力効率が
低い。従来技術の非効率さの一例として、グラフィックス/ディスプレイにおけ
るカーソルデータパスを考える。一般に、カーソル領域は非常に小さい。より具
体的には、各ディスプレイライン上において、カーソルデータはディスプレイラ
イン幅の1%〜2%しか必要としない。よって、本発明においては、カーソル領
域の外側(例えば、ディスプレイライン幅の98%〜99%)において、カーソ
ルデータパスを駆動するクロックを動的にパワーダウンして、これにより、大量
の電力を節約することができる。本発明のこの局面を、カーソルデータパスが常
に(例えば、ディスプレイライン全体について)クロッキングされる従来技術と
比較してみればよい。しかし、本発明の節電に関する局面と同じくらい重要なの
は、従来技術によるクロックゲーティング回路の場合に通常問題となるクロック
スキューの問題を防ぐという本発明の局面である。
【0019】 図3は、一例として、本発明を実現または実施できるコンピュータシステム3
00のハイレベル図を示す。より具体的には、コンピュータシステム300は、
ラップトップまたはハンドヘルドコンピュータシステムであり得る。コンピュー
タシステム300は例示的なものに過ぎず、本発明が、デスクトップコンピュー
タシステム、汎用コンピュータシステム、埋め込まれたコンピュータシステム等
を含む多数の異なるコンピュータシステム内で動作し得ることが理解される。
【0020】 図3に示すように、コンピュータシステム300は、集積型プロセッサ回路3
01、周辺機器コントローラ302、リードオンリーメモリ(ROM)303、
およびランダムアクセスメモリ(RAM)304を含む、高集積度システムであ
る。この高集積度アーキテクチャによって、電力が節約できる。コンピュータシ
ステムアーキテクチャ300は、集積型プロセッサ回路301に設けられていな
い複雑および/または高ピン周辺機器とのインターフェースする必要がある場合
には、周辺機器コントローラをも含み得る。
【0021】 一端において、周辺機器コントローラ302が集積型プロセッサ回路301に
接続されており、他端においては、ROM303およびRAM304が集積型プ
ロセッサ回路301に接続されている。集積型プロセッサ回路301は、処理装
置305と、メモリインターフェース306、グラフィックス/ディスプレイコ
ントローラ307、ダイレクトメモリアクセス(DMA)コントローラ308、
エンコーダ/デコーダ(CODEC)インターフェース309、パラレルインタ
ーフェース310、シリアルインターフェース311、入力デバイスインターフ
ェース312、およびフラットパネルインターフェース(FPI)313を含む
コアロジック機能部とを備えている。処理装置305は、中央処理装置(CPU
)、メモリ管理装置(MMU)を命令/データキャッシュと統合する。
【0022】 CODECインターフェース309は、オーディオソースおよび/またはモデ
ムを集積型プロセッサ回路301に対して接続するためのインターフェースを提
供する。パラレルインターフェース310は、ハードディスク、プリンタ等のよ
うなパラレル入力/出力(I/O)デバイスの集積型プロセッサ回路301への
接続を可能にする。シリアルインターフェース311は、汎用非同期受信機送信
機(UART)のようなシリアルI/Oデバイスをパラレルインターフェース3
10に接続するためのインターフェースを提供する。入力デバイスインターフェ
ース312は、キーボード、マウスおよびタッチパッドのような入力デバイスを
集積型プロセッサ回路301に接続するためのインターフェースを提供する。
【0023】 DMAコントローラ308は、メモリインターフェース306を介してRAM
304に格納されたデータにアクセスし、このデータを、CODECインターフ
ェース309、パラレルインターフェース310、シリアルインターフェース3
11または入力デバイスインターフェース312に接続された周辺デバイスに提
供する。グラフィックス/ディスプレイコントローラ307は、メモリインター
フェース306を介して、RAM304からビデオ/グラフィックスデータを要
求し、これにアクセスする。その後、グラフィックス/ディスプレイコントロー
ラ307は、このデータを処理し、処理済みデータをフォーマットし、そして、
フォーマットされたデータを、液晶ディスプレイ(LCD)、陰極線管(CRT
)またはテレビジョン(TV)モニタのようなディスプレイデバイスに送信する
。ディスプレイデバイスがLCDの場合、グラフィックス/ディスプレイコント
ローラ307からの処理済みデータは、LCDに伝達する前に、先ずフラットパ
ネルインターフェース313に送信される。フラットパネルインターフェース3
13は、表示用の異なる色相またはグレイスケールをさらに加えることによって
、このデータをさらに処理する。さらに、薄膜トランジスタ(TFT)LCD(
アクティブマトリクスLCDとも呼ばれる)を用いるのか、あるいは、スーパー
ツイスティッドネマティック(STN)LCD(パッシブマトリクスLCDとも
呼ばれる)を用いるのかに応じて、フラットパネルインターフェース313は、
このディスプレイのタイプに合うようにデータをフォーマットする。さらに、モ
ノクロLCDが用いられる場合には、FPI313は、カラーデータからモノク
ロデータへの変換を可能にする。ディスプレイデバイスが陰極線管(CRT)の
場合、処理済みデータは、CRTに送信される前に、デジタル−アナログコンバ
ータ(DAC)に提供される。コンピュータシステム300において、集積型プ
ロセッサ回路301をROM303およびRAM304に接続するのに1本のメ
モリバスを用いている。
【0024】 第1の実施形態の場合、本発明は、グラフィックス/ディスプレイコントロー
ラ307の一部として実現される。以下、グラフィックス/ディスプレイコント
ローラ307をより詳細に示す図4を参照する。おおまかに言って、グラフィッ
クス/ディスプレイコントローラ307は、メモリインターフェース306を介
してメモリ(即ち、ROM303またはRAM304)から受信された対応する
ビットマップデータタイプを処理するために使用されるハードウェアカーソル4
01、グラフィックス402、およびビデオ403の3つのモジュールから構成
される。従って、グラフィックス/ディスプレイコントローラ307は、3本の
別々の内部データパスを有する。
【0025】 本発明の第1の実施形態によれば、ハードウェアカーソル、グラフィックスお
よびビデオに関連付けられたビットマップデータは、合流してミキサ404に提
供される前に、別々に処理される。ミキサ404は、ハードウェアカーソル(例
えば、マウスの位置)、グラフィックス(例えば、ソフトウェア生成されたイメ
ージおよびバックグラウンド)、およびビデオ(例えば、動画およびイメージ)
間の優先表示スキームを実現する。ミキサ404の出力は、FPI313への表
示データの流れを制御するラッチ回路405に提供される。フラットパネルディ
スプレイの代わりに陰極線管(CRT)が用いられる場合、DAC407のよう
なDACを組み込めば、ディスプレイ表示データを表示用アナログ信号に変換す
ることができる。
【0026】 ラッチ回路405は、FPI313からの伝搬クロック信号およびイネーブル
信号EN1を入力として受信するANDゲート406によってクロッキングされ
る。その際、ANDゲート406は、伝搬クロック信号およびイネーブル信号E
N1が共にハイであればハイ信号を出力する。そうでなければ、ANDゲート4
06は、ロー信号を出力する。換言すれば、ラッチ回路405およびANDゲー
ト406は組み合わされて、グラフィックス/ディスプレイコントローラ307
(または第1ステージとして知られる)をイネーブルまたはディセーブルするク
ロックゲーティング回路構成として機能する。イネーブル信号EN1は、処理装
置305のCPUによってプログラムされる制御レジスタ(図示せず)、あるい
は、電力管理回路(これも図示せず)を発信源とし得る。本実施形態によれば、
表示データの流れる方向は、伝搬クロック信号とは反対である。本発明における
クロックゲーティング回路構成はANDゲートおよびイネーブル信号(例えば、
ANDゲート406およびイネーブル信号EN1)を用いて実現されているが、
このクロックゲーティング回路構成が、ORゲートおよびディセーブル信号、あ
るいは、他のロジックゲートの組み合わせを用いても等価に実現できることは当
業者には明らかである。
【0027】 以下、ハードウェアカーソルモジュール401をより詳細に示す図5を参照す
る。図5に示すように、ハードウェアカーソルモジュール401は、シリアライ
ザ(serializer)501と、ラッチ回路502と、ANDゲート50
3とを含む。好適な実施形態において、ラッチ回路502は、Dタイプラッチ回
路である。しかし、他のマスタ−スレーブラッチタイプを同様に用いてもよいこ
とが理解される。
【0028】 シリアライザ501は、メモリインターフェース306からの情報データ信号
を入力として受信する。メモリインターフェースは任意の幅を有し得るが、本実
施形態においては、メモリインターフェース306は、128ビット幅のインタ
ーフェースを有する。本実施形態において、ハードウェアカーソルの各ピクセル
は、2ビットのデータによって表される。従って、128データビット中に64
ピクセルが存在する。従って、シリアライザ501は、128ビット幅のデータ
ストリームを2ビット幅のシリアルデータストリームに変換し、ここで、シリア
ライザ501は、各クロックサイクル毎に2ビットのデータを出力する。シリア
ライザ501の出力は、ANDゲート503の出力によって駆動されるラッチ回
路502に入力として提供される。ANDゲート503は、その入力として、A
NDゲート406からの伝搬クロック信号およびイネーブル信号EN2を有する
。ラッチ回路502は、同時に2ビットのデータを処理する能力を有する。ラッ
チ回路502が、Dタイプラッチまたは他のタイプのラッチの組み合わせを用い
て容易に設計され得ることが当業者には明らかなはずである。
【0029】 対応物であるイネーブル信号EN1と同様に、イネーブル信号EN2は、処理
装置305のCPUによってプログラムされる制御レジスタ(図示せず)内のビ
ット、あるいは、カーソルアクティブ領域の間にカーソルロジックをイネーブル
する電力管理回路(図示せず)を発信源とし得る。ANDゲート503は、伝搬
クロック信号およびイネーブル信号EN1が共にハイであればハイ信号を発生す
る。そうでなければ、ANDゲート503は、ロー信号を出力する。従って、A
NDゲート503およびラッチ回路502は組み合わされて、ハードウェアカー
ソルモジュール401を必要に応じてイネーブルまたはディセーブルすることを
可能にするハードウェアカーソルモジュール401(または第2ステージ)のた
めのクロックゲーティング回路構成として機能する。ラッチ回路502の出力は
、ミキサ404に提供される。
【0030】 以下、グラフィックスモジュール402をより詳細に示す図6を参照する。図
6に示すように、グラフィックスモジュール402は、シリアライザ601と、
シリアライザ602と、ラッチ回路603と、ラッチ回路604と、ANDゲー
ト605と、ANDゲート606と、マルチプレクサ607と、ラッチ回路60
8と、ANDゲート609と、カラーパレット610と、ラッチ回路611と、
ANDゲート612とを含む。好適な実施形態において、ラッチ回路603、6
04、608および611は、Dタイプラッチである。しかし、他のラッチタイ
プも使用可能であることが理解される。
【0031】 ANDゲート605、606、609および612は、互いにカスケード接続
されている。より詳細には、ANDゲート605および606は、入力として、
ANDゲート609の出力を受信する。ANDゲート609は、入力として、A
NDゲート612の出力を受信する。ANDゲート612は、一方の入力として
、ANDゲート406の出力を受信する。ANDゲート605、606、609
および612の他方の入力は、それぞれ、イネーブル信号EN5、EN6、EN
4およびEN3に接続されている。以下により詳細に説明するように、ANDゲ
ート605、606、609および612の出力は、それぞれ、ラッチ回路60
3、604、608および611を駆動するために用いられる。ANDゲート6
05および606によって駆動されるサブ回路をまとめて第4ステージと呼び、
ANDゲート609によって駆動されるサブ回路をまとめて第3ステージと呼び
、ANDゲート612によって駆動されるサブ回路をまとめて第2ステージと呼
ぶ。よって、イネーブル信号EN3〜EN6を用いて、グラフィックスモジュー
ル402の異なるステージを選択的にディセーブルすることができる。図示のよ
うに、表示データの流れる方向は、伝搬クロック信号の方向の反対である。
【0032】 シリアライザ601および602は、入力として、メモリインターフェース3
06からの情報データ信号を受信する。上述のように、メモリインターフェース
306は任意の幅を有し得るが、本実施形態においては、迅速なデータ転送およ
びボトルネックの低減を確実にするために、メモリインターフェース306は1
28ビット幅のインターフェースを有する。本実施形態において、グラフィック
スモジュール402は、1ビット/ピクセルおよび2ビット/ピクセルを含む異
なる解像度モードを処理するように設計されている。従って、グラフィックスモ
ジュール402は多数のデータサブパスを有する。ここで、各データサブパスは
、異なる解像度モードでグラフィックスデータを処理するために使用される。グ
ラフィックスモジュール402を改変して8ビット、16ビット、24ビット、
32ビット/ピクセル等のような他の解像度モードを処理できるようにすること
が容易であることは当業者には明らかなはずである。
【0033】 従って、シリアライザ601は、128ビット幅のデータストリーム入力を2
ビット幅のシリアルデータストリーム出力に変換するために用いられ、シリアラ
イザ602は、128ビット幅のデータストリーム入力を1ビット幅のシリアル
データストリーム出力に変換するために用いられている。シリアライザ601の
出力は、ANDゲート605の出力によって駆動されるラッチ回路603に入力
として提供される。ラッチ回路603は、同時に2ビットのデータを処理する能
力を有する。ラッチ回路603が、Dタイプラッチまたは他のタイプのマスタ−
スレーブラッチの組み合わせを用いて容易に設計され得ることが当業者には明ら
かなはずである。
【0034】 ANDゲート605は、その入力として、(ANDゲート609からの)伝搬
クロック信号と、処理装置305のCPUによってプログラムされる制御レジス
タ(図示せず)内のビット、あるいは、電力管理回路(図示せず)を発信源とし
得るイネーブル信号EN5とを有する。ANDゲート605は、伝搬クロック信
号およびイネーブル信号EN5が共にハイであればハイ信号を出力する。そうで
なければ、ANDゲート605は、ロー信号を出力する。従って、ANDゲート
605およびラッチ回路603は組み合わされて、グラフィックスモジュール4
02内部にある2ビット/ピクセルデータパス(第4ステージの一部)用のクロ
ックゲーティング回路構成として機能する。ラッチ回路603の出力は、マルチ
プレクサ607の入力として提供される。
【0035】 同様に、シリアライザ602の出力は、ANDゲート606の出力によって駆
動されるラッチ回路604に入力として提供される。ANDゲート606は、入
力として、(ANDゲート609からの)伝搬クロック信号と、処理装置305
のCPUによってプログラムされる制御レジスタ(図示せず)内のビット、ある
いは、電力管理回路(図示せず)を発信源とし得るイネーブル信号EN6とを有
する。ANDゲート606は、伝搬クロック信号およびイネーブル信号EN6が
共にハイであればハイ信号を発生する。そうでなければ、ANDゲート606は
、ロー信号を出力する。従って、ANDゲート606およびラッチ回路604は
組み合わされて、グラフィックスモジュール402内部にある2ビット/ピクセ
ルデータパス(第4ステージの一部)用のクロックゲーティング回路構成として
機能する。ラッチ回路604の出力は、マルチプレクサ607への第2の入力と
して提供される。
【0036】 選択信号SELによって示される選択されたモードに応じて、マルチプレクサ
607は、ラッチ回路603の出力またはラッチ回路604の出力のいずれかを
、その出力に通過させる。選択信号SELは、CPUによってプログラムされる
制御レジスタ(図示せず)を発信源とし得る。好適な実施形態において、選択信
号SELがハイであり、所望のグラフィックス解像度モードが2ビット/ピクセ
ルである場合、ラッチ回路603の出力が出力に通過する。一方、選択信号SE
Lがローであり、所望のグラフィックス解像度モードが1ビット/ピクセルであ
る場合、ラッチ回路604の出力が出力に通過することを可能にする。
【0037】 マルチプレクサ607の出力は、ANDゲート609の出力によって駆動され
るラッチ回路608への入力として提供される。ラッチ回路608が、Dタイプ
ラッチまたは他のタイプのラッチの組み合わせを用いて容易に設計され得ること
が当業者には明らかなはずである。ANDゲート609は、その入力として、(
ANDゲート612からの)伝搬クロック信号と、処理装置305のCPUによ
ってプログラムされる制御レジスタ(図示せず)内のビット、あるいは、電力管
理回路(図示せず)を発信源とし得るイネーブル信号EN4とを有する。AND
ゲート609は、伝搬クロック信号およびイネーブル信号EN4が共にハイであ
ればハイ信号を発生する。そうでなければ、ANDゲート609は、ロー信号を
出力する。従って、ANDゲート609およびラッチ回路608は組み合わされ
て、マルチプレクサ607(第3ステージ)用のクロックゲーティング回路構成
として機能する。
【0038】 ラッチ回路608の出力は、カラーマップグラフィックスデータに対するカラ
ーパレット610への入力として提供される。好適な実施形態において、カラー
パレット610は、ランダムアクセスメモリ(RAM)を用いて実現されるルッ
クアップテーブルである。ラッチ回路608からのグラフィックスデータをイン
デックスとして用いて、カラーパレット610は、対応するカラーグラフィック
スピクセルデータをルックアップするために用いられる。好ましくは、カラーパ
レット610から検索された各カラーグラフィックスピクセルは、赤8ビット、
緑8ビットおよび青8ビットの24ビットRGBによって表される。
【0039】 カラーパレット610の出力は、ANDゲート612によって駆動されるラッ
チ回路611への入力として提供される。ラッチ回路611は、同時に24デー
タビットを処理する能力を有する。ラッチ回路611が、Dタイプラッチまたは
他のタイプのラッチの組み合わせを用いて容易に設計され得ることが当業者には
明らかなはずである。ANDゲート612は、入力として、(ANDゲート40
6からの)伝搬クロック信号と、処理装置305のCPUによってプログラムさ
れる制御レジスタ(図示せず)内のビット、あるいは、電力管理ロジック回路(
図示せず)を発信源とし得るイネーブル信号EN3とを有する。ANDゲート6
12は、伝搬クロック信号およびイネーブル信号EN3が共にハイであればハイ
信号を発生する。そうでなければ、ANDゲート612は、ロー信号を出力する
。従って、ANDゲート612およびラッチ回路611は組み合わされて、カラ
ーパレット610(第2ステージとして知られる)用のクロックゲーティング回
路構成として機能する。ラッチ回路611の出力は、ミキサ404への出力とし
て提供される。
【0040】 以下、ビデオモジュール403を示す図7を参照する。ビデオモジュール40
3は、シリアライザ701と、ラッチ回路702と、ANDゲート703と、デ
ジタル水平−垂直フィルタ704と、ラッチ回路705と、ANDゲート706
と、色空間コンバータ707と、ラッチ回路708と、ANDゲート709とを
含む。好適な実施形態において、ラッチ回路702、705および708は、D
タイプラッチである。しかし、他のラッチタイプも使用可能であることが理解さ
れる。
【0041】 グラフィックスモジュール402におけるそれぞれの対応物と同様に、AND
ゲート703、706および709は、互いにカスケード方式で接続されている
。より具体的には、ANDゲート703は、ANDゲート706の出力を入力と
して受信する。ANDゲート706は、ANDゲート709の出力を入力として
受信する。ANDゲート709は、ANDゲート406の出力を一方の入力とし
て受信する。ANDゲート703、706および709の他方の入力は、それぞ
れ、イネーブル信号EN9、EN8およびEN7に接続されている。以下でより
詳細に説明するように、ANDゲート703、706および709の出力は、そ
れぞれ、ラッチ回路702、705および708を駆動するために使用される。
ANDゲート706によって駆動されるサブ回路をまとめて第4ステージと呼び
、ANDゲート703によって駆動されるサブ回路をまとめて第3ステージと呼
び、ANDゲート709によって駆動されるサブ回路をまとめて第2ステージと
呼ぶ。よって、イネーブル信号EN7〜EN9を用いて、ビデオモジュール40
3の異なるステージを選択的にディセーブルすることができる。図示のように、
表示データの流れる方向は、伝搬クロック信号の方向の反対である。
【0042】 シリアライザ701は、入力として、メモリインターフェース306からの情
報データ信号を受信する。上述のように、メモリインターフェース306は任意
の幅を有し得るが、本実施形態においては、迅速なデータ転送およびボトルネッ
クの低減を確実にするために、メモリインターフェース306は128ビット幅
のインターフェースを有する。好適な実施形態において、ビデオモジュール40
3は、広く使用されている16ビット/ピクセルの422YUVおよび422Y
CrCb色空間フォーマット用に設計されている。これらの色空間フォーマット
において、各カラーピクセルは、輝度または明るさ成分と、クロミナンスまたは
色相および飽和(saturation)成分とを有する。例えば、YCrCb
色空間フォーマットの場合、Yは輝度色空間成分であり、Cr、Cbはクロミナ
ンスサブ成分である。ビデオモジュール403を改変して他のビデオデータフォ
ーマットを処理できるようにすることが容易であることは当業者には明らかなは
ずである。
【0043】 従って、シリアライザ701は、128ビット幅のデータストリームを24ビ
ット幅のシリアルデータストリーム出力に変換するために用いられる。シリアラ
イザ701はまた、水平スケーリングを行う。シリアライザ701の出力は、A
NDゲート703の出力によって駆動されるラッチ回路702の入力として提供
される。ラッチ回路702は、同時に24データビットを処理する能力を有する
。ラッチ回路702が、Dタイプラッチまたは他のタイプのラッチの組み合わせ
を用いて容易に設計され得ることが当業者には明らかなはずである。ANDゲー
ト703は、その入力として、(ANDゲート706からの)伝搬クロック信号
と、処理装置305のCPUによってプログラムされる制御レジスタ(図示せず
)内のビット、あるいは、電力管理ロジック回路(図示せず)を発信源とし得る
イネーブル信号EN9とを有する。ANDゲート703は、伝搬クロック信号お
よびイネーブル信号EN9が共にハイであればハイ信号を発生する。そうでなけ
れば、ANDゲート703は、ロー信号を出力する。従って、ANDゲート70
3およびラッチ回路702は組み合わされて、シリアライザ701(第4ステー
ジ)用のクロックゲーティング回路構成として機能する。ラッチ回路702の出
力は、デジタル水平−垂直フィルタ704への入力として提供される。
【0044】 水平−垂直フィルタ704は、垂直および水平方向の両方においてイメージス
ケーリングによってピクセル/信号の質を向上するために使用される。水平−垂
直フィルタ704の出力は、ANDゲート706の出力によって駆動されるラッ
チ回路705への入力として提供される。ラッチ回路705は、同時に24デー
タビットを処理する能力を有する。ラッチ回路705が、Dタイプラッチの組み
合わせを用いて容易に設計され得ることが当業者には明らかなはずである。AN
Dゲート706は、その入力として、(ANDゲート709からの)伝搬クロッ
ク信号と、処理装置305のCPUによってプログラムされる制御レジスタ(図
示せず)内のビット、あるいは、電力管理ロジック回路(図示せず)を発信源と
し得るイネーブル信号EN8とを有する。ANDゲート706は、伝搬クロック
信号およびイネーブル信号EN8が共にハイであればハイ信号を発生する。そう
でなければ、ANDゲート706は、ロー信号を出力する。従って、ANDゲー
ト706およびラッチ回路705は組み合わされて、水平−垂直フィルタ704
(第3ステージ)用のクロックゲーティング回路構成として機能する。ラッチ回
路705の出力は、色空間コンバータ707への入力として提供される。
【0045】 色空間コンバータ707は、色空間YUVまたはYCrCbのいずれかのビデ
オデータをRGB色空間に変換するために用いられ、ここで、各カラーピクセル
は、表示用の赤成分、緑成分および青成分を含む。色空間コンバータ707の出
力は、ANDゲート709の出力によって駆動されるラッチ回路708への入力
として提供される。ANDゲート709は、その入力として、(ANDゲート4
06からの)伝搬クロック信号と、処理装置305のCPUによってプログラム
される制御レジスタ(図示せず)内のビット、あるいは、電力管理ロジック回路
(図示せず)を発信源とし得るイネーブル信号EN7とを有する。ANDゲート
709は、伝搬クロック信号およびイネーブル信号EN7が共にハイであればハ
イ信号を発生する。そうでなければ、ANDゲート709は、ロー信号を出力す
る。従って、ANDゲート709およびラッチ回路708は組み合わされて、色
空間コンバータ707(第2ステージ)用のクロックゲーティング回路構成とし
て機能する。ラッチ回路708の出力は、ミキサ404への入力として提供され
る。従って、ミキサ404は、カーソルモジュール401、グラフィックスモジ
ュール402およびビデオモジュール403を合流させて1本の共通データパス
とするデスティネーションノード(destination node)として
機能する。
【0046】 上述のように、ミキサ404は、ビデオイメージ、グラフィックスイメージお
よびカーソルイメージ間の優先表示スキームを実行する。換言すれば、ミキサ4
04は、表示優先権を持ち、よって、同じスクリーン部分に他のイメージタイプ
が同時に表示される場合に他のイメージタイプの上に重ねることができるのはど
のイメージタイプなのかを所定のスキームによって決定する。ミキサ404は、
その出力を、ANDゲート406によって駆動されるラッチ回路405に提供す
る。
【0047】 以下、グラフィックスモジュール402およびミキサロジック404のタイミ
ング図を一例として示す図8A〜図8Dを参照する。より具体的には、図8Aは
、ANDゲート406の出力およびラッチ405の出力(即ち、第1ステージ)
を示し、図8Bは、ANDゲート612の出力およびラッチ611の出力(即ち
、第2ステージ)を示し、図8Cは、ANDゲート609の出力およびラッチ6
08の出力(即ち、第3ステージ)、そして、図8Dは、ANDゲート605ま
たは606の出力およびラッチ603または604の出力(即ち、第4ステージ
)を示す。カーソルモジュール401およびビデオモジュール403の同様のタ
イミング図は容易に作成可能であることが当業者には明らかである。従って、簡
潔性および明瞭性のために、ビデオモジュール401および403のタイミング
図は、ここには示さない。
【0048】 上述のように、伝搬データの方向とは180度反対の方向に伝搬するグラフィ
ックスモジュール402内のラッチに提供されるクロック信号をカスケード配置
していることにより、上記4ステージクロック信号は、順番通りのシーケンス(
即ち、第1、第2、第3、そして第4)で発生し、伝搬データの方向とは反対の
方向に伝搬する。従って、図8A〜図8Dに示すように、第1ステージクロック
信号は第2ステージクロック信号よりも前に発生し、第2ステージクロック信号
は第3ステージクロック信号よりも前に発生し、そして、第3ステージクロック
信号は第4ステージクロック信号よりも前に発生する。前段ステージクロックは
、直ぐ後段のステージクロックに対して遅延されているので、前段ステージから
来るデータを後段ステージにラッチするための利用可能なホールド時間がより長
くなる。例えば、第4ステージクロック信号(前段ステージクロック)を示す図
8Dを、第3ステージクロック信号(直ぐ後段のステージクロック)を示す図8
Cと比較すると、第4ステージクロックには第3ステージクロックに対して遅延
がある。よって、図示されているように、後段ステージにおける有効データのラ
ッチのためのホールド時間Thがより長くなる。これは、クロックラインのプレ ース・ルート中に導入されたクロックスキュー、クロックバッファドライブ強度
(clock buffer drive strengths)の変動性、お
よびクロックラインに対する負荷の変動性に対して上記スキームがより強いこと
を示唆している。
【0049】 本発明中、第1の実施形態で用いられているDタイプラッチ回路(例えば、ラ
ッチ回路603、604、608、611および405)は、立ち上がりエッジ
である同じクロックエッジで入力から受信したデータをラッチする。本発明特有
の特性(例えば、データおよびクロック信号が反対方向であること)によって、
有効データをラッチするためのホールド時間Thがより長くなる。例えば、図8 A〜図8Dに示すように、あるクロックサイクルにおいて、次のクロックサイク
ルのデータがラッチされて現データが無効になるまでは、ラッチ回路603また
は604(第4ステージ)のいずれかによってラッチされたデータがラッチ回路
608(第3ステージ)によるラッチのために利用可能であり(例えば、より長
いホールド時間Th)、ラッチ回路608によってラッチされたデータがラッチ 回路611(第2ステージ)によるラッチのために利用可能であり(例えば、よ
り長いホールド時間Th)、ラッチ回路611によってラッチされたデータがラ ッチ回路405(第1ステージ)によるラッチのために利用可能である(例えば
、より長いホールド時間Th)。全てのラッチがクロックの立ち下がりエッジで ラッチする場合にも上記スキームが可能であることが当業者には明らかなはずで
ある。次に、本発明の第2の実施形態の詳細な説明を行う。
【0050】 本発明の第2の実施形態によれば、共通ノードにおいて分岐する全てのデータ
パスおよびサブデータパスにおけるデータの伝搬方向とは反対の方向に伝搬する
カスケード式クロックゲーティング回路構成を実現することによって、サブデー
タパスが互いに対して排他的に動作(例えば、処理および伝搬)すれば、必要に
応じて個々のデータパスおよびサブパスを選択的にディセーブルおよびイネーブ
ルすることができる。換言すれば、あらゆる所与の時点において、互いに平行な
データパスのうちの1つのみが動作し得る。同時に、クロックスキューの問題が
ないので、遅延回路構成を設ける必要がない。
【0051】 第2の実施形態において、本発明は、FPI313の一部として実現される。
以下、FPI313をより詳細に示す図9を参照する。概して、FPI313は
、カラー/モノコンバータ901と、ラッチ回路902と、マルチプレクサ90
3と、ディザリングエンジン904と、ラッチ回路905と、TFTモジュール
906と、STNモジュール907と、マルチプレクサ908と、ANDゲート
909と、ORゲート910〜911と、ANDゲート912と、インバータ9
13から構成される。ユーザによって選択された表示モードに応じて、TFTモ
ジュール906あるいはSTNモジュール907のいずれかを利用して、所望の
表示モードに合わせて表示データをフォーマットする。
【0052】 FPI313は、コンピュータシステム300と共にモノクロディスプレイモ
ニタを使用することを可能にし、グラフィックス/ディスプレイコントローラ3
07は、概して、表示データを、それらがカラーであるかのように処理するので
、カラー/モノコンバータ901を用いて、カラー表示データをモノクロ表示デ
ータに変換する。よって、グラフィックス/ディスプレイコントローラ307か
らの処理済みデータは、先ず、カラー/モノコンバータ901(第4ステージと
している)に提供される。カラー/モノコンバータ901の出力は、ラッチ回路
902の入力に提供される。ラッチ回路902は、同時に8データビットを処理
する能力を有する。ラッチ回路902が、Dタイプラッチまたは他のタイプのラ
ッチの組み合わせを用いて容易に設計され得ることが当業者には明らかなはずで
ある。ラッチ回路902は、ANDゲート909から出力される伝搬クロック信
号によって駆動される。ANDゲート909への入力は、イネーブル信号EN1
0およびORゲート910の伝搬クロック出力である。イネーブル信号EN10
がハイである場合、それは、モノクロパネルを駆動するためにカラー−モノクロ
がイネーブルされていることを示す。ANDゲート909から出力される伝搬ク
ロック信号はまた、グラフィックス/ディスプレイコントローラ307のAND
ゲート406に供給される。ラッチ回路902の出力は、選択信号SEL1によ
って制御される2〜1マルチプレクサ903への入力として提供される。選択信
号SELは、例えば、ユーザの指示通りにCPUによってプログラムされる制御
レジスタ(図示せず)を発信源とし得る。マルチプレクサ903の他方の入力は
、グラフィックス/ディスプレイコントローラ307からの出力である。その際
、FPI313は、カラーおよびモノクロディスプレイの両方とインターフェー
スし得る。
【0053】 また、イネーブル信号EN10はインバータ913によって反転され、AND
ゲート912に提供される。ANDゲート912に提供される第2の入力は、O
Rゲート910の出力である。ANDゲート909および912の出力は、OR
ゲート911に提供され、ORゲート911は、その出力をグラフィックス/デ
ィスプレイコントローラ307のANDゲート406に提供する。その際、グラ
フィックス/ディスプレイコントローラ307に対する連続的な伝搬クロック信
号が与えられることを確実にしている。これもまた、データの伝搬方向とは反対
の方向にクロック信号が伝搬することを要求する本発明によるものである。
【0054】 マルチプレクサ903の出力は、ディザリングエンジン904(第3ステージ
としている)に提供される。ディザリングエンジン904は、ピクセル処理を行
い、これにより、出力色ビット数が必要なビット数未満である場合に、イメージ
の色を出来る限り正確に伝達する。換言すれば、ディザリングエンジン904は
、実質的に、表示されるイメージの色を向上させる。ディザリングエンジン90
4の出力は、ORゲート910からの伝搬クロック信号によって駆動されるラッ
チ回路905に提供される。ORゲート910の入力は、TFTモジュール90
6およびSTNモジュール907からの2つの伝搬クロック信号である。ラッチ
回路905の出力は、TFTモジュール906およびSTNモジュール907の
両方に同時に提供される。その際、FPI313は、アクティブマトリクス(T
FT)ディスプレイまたはパッシブマトリクス(STN)ディスプレイのいずれ
をも動作させることができる。ここで、あらゆる所与の時点において、1つの表
示モードしか選択できない。従って、FPI313は、互いに対して排他的な2
つの別々の内部データパスを有する。TFTモジュール906およびSTNモジ
ュール907の出力は、選択信号SEL2によって制御される2〜1マルチプレ
クサ908への入力として提供される。選択信号SEL2は、例えば、ユーザの
指示通りにCPUによってプログラムされる制御レジスタ(図示せず)を発信源
とし得る。マルチプレクサ908の出力は、LCDディスプレイモニタに提供さ
れる。
【0055】 図9に示すように、本発明の第2の実施形態によれば、TFTモジュール90
6およびSTNモジュール907の2つのデータパスは、1つの供給源からデー
タを受信し、互いに対して排他的に動作(例えば、データの処理および伝搬)す
る。さらに、本発明によれば、表示データの流れる方向は、クロック信号の方向
とは反対である。上述のように、マルチプレクサ903への変換データの流れを
制御するラッチ回路902およびTFTモジュール906およびSTNモジュー
ル907へのデータの流れを制御するラッチ回路905は、それぞれ、ANDゲ
ート909およびORゲート910の出力によってクロッキングされる。動作上
、ANDゲート909は、伝搬クロック信号およびイネーブル信号EN10が共
にハイであればハイ信号を発生する。そうでなければ、ANDゲート909は、
ロー信号を出力する。換言すれば、ラッチ回路902およびANDゲート909
は組み合わされて、カラー/モノコンバータ901(または、第2の実施形態の
第4ステージ)をイネーブルまたはディセーブルするクロックゲーティング回路
構成として機能する。
【0056】 同様に、ORゲート910は、TFTモジュール906またはSTNモジュー
ル907のいずれかからの伝搬クロック信号、あるいは、伝搬クロック信号が共
にハイであればハイ信号を出力する。そうでなければ、ORゲート910は、ロ
ー信号を出力する。あらゆる所与の時点において、TFTモジュール906およ
びSTNモジュール907からの伝搬クロック信号の一方しかハイになり得ない
。なぜなら、TFTモジュール906およびSTNモジュール907は互いに対
して排他的であるからである。従って、ラッチ回路905およびORゲート91
0組み合わされて、ディザリングエンジン904をイネーブルまたはディセーブ
ルするクロックゲーティング回路構成として機能する。本実施形態において、ク
ロックゲーティング回路構成はANDゲートおよびイネーブル信号(例えば、A
NDゲート909およびイネーブル信号EN10)ならびにORゲート(例えば
、ORゲート910)を用いて、TFTモジュール906のANDゲート100
3およびSTNモジュール907のANDゲート1106から伝搬クロック信号
を発生して実現されるが、ORゲートおよびディセーブル信号、ANDゲートお
よびORゲートからの伝搬クロック信号、ならびに他のロジックゲートの組み合
わせ等の他の組み合わせロジックを用いても同様に実現できることが当業者には
明らかである。
【0057】 以下、TFTモジュール906をより詳細に示す図10を参照する。図10に
示すように、TFTモジュール906は、TFTデータフォーマットロジック1
001と、ラッチ回路1002と、ANDゲート1003とを含む。好適な実施
形態において、ラッチ回路1002は、Dタイプラッチ回路である。しかし、他
のラッチタイプも使用可能であることが理解される。
【0058】 TFTデータフォーマットロジック1001は、ラッチ回路905からのカラ
ーエンハンスド表示データを入力として受信する。TFTデータフォーマットロ
ジック1001は、ANDゲート1003によって駆動されるラッチ回路100
2にデータを送信する前に、TFT表示のプロトコルおよびルールに従って受信
データをフォーマットする。ANDゲート1003は、その入力として、クロッ
ク信号CLKおよびイネーブル信号EN11を有する。ラッチ回路1002は、
同時に24データビットを処理する能力を有する。ラッチ回路1002が、Dタ
イプラッチまたは他のタイプのラッチの組み合わせを用いて容易に設計され得る
ことが当業者には明らかなはずである。イネーブル信号EN11は、ユーザの必
要に応じて、処理装置305のCPUによってプログラムされる制御レジスタ(
図示せず)内のビット、あるいは、TFTモジュール906をイネーブルする電
力管理ロジック回路(図示せず)を発信源とし得る。ANDゲート1003は、
クロック信号CLKおよびイネーブル信号EN11が共にハイであればハイ信号
を出力する。そうでなければ、ANDゲート1003は、ロー信号を出力する。
従って、ANDゲート1003およびラッチ回路1002は組み合わされて、T
FTモジュール906(第2ステージ)用のクロックゲーティング回路構成とし
て機能する。
【0059】 以下、STNモジュール907をより詳細に示す図11を参照する。図11に
示すように、STNモジュール907は、グレースケールロジック1101と、
ラッチ回路1102と、STNデータフォーマットロジック1103と、AND
ゲート1104と、ラッチ回路1105と、ANDゲート1106とを含む。好
適な実施形態において、ラッチ回路1102および1105はDタイプラッチで
ある。しかし、他のラッチタイプも使用可能であることが理解される。
【0060】 グレースケールロジック1101は、ラッチ回路905からカラーエンハンス
ド表示データを入力として受信する。グレースケールロジック1101は、時間
またはフレーム変調技術を用いてグレイスケールシェージング(gray sc
ale shading)を生成する。STNパネルの場合、各カラーピクセル
は1ビットによって表され、そのピクセルをオンオフすることによって異なるグ
レイスケールレベル(gray scale shade)が生成され得る。換
言すれば、ピクセルの明るさは、その活性化持続時間に依存する。グレースケー
ルロジック1101の出力は、ラッチ回路1102に提供される。ラッチ回路1
102は、STNデータフォーマットロジック1103へのデータの流れを制御
するために用いられる。ラッチ回路1102が、Dタイプラッチまたは他のタイ
プのラッチの組み合わせを用いて容易に設計され得ることが当業者には明らかな
はずである。
【0061】 ラッチ回路1102は、ANDゲート1106の出力によってクロッキングさ
れる。ANDゲート1106は、その入力として、ANDゲート1104からの
伝搬クロック信号と、ユーザの選択により、処理装置305のCPUによってプ
ログラムされる制御レジスタ(図示せず)内のビット、あるいは、電力管理回路
(図示せず)を発信源とし得るイネーブル信号EN13とを有する。ANDゲー
ト1106は、伝搬クロック信号およびイネーブル信号EN13が共にハイであ
ればハイ信号を出力する。そうでなければ、ANDゲート1106は、ロー信号
を出力する。従って、ANDゲート1106およびラッチ回路1102は組み合
わされて、グレースケールロジック1101(第2ステージ)用のクロックゲー
ティング回路構成として機能する。ラッチ回路1102の出力は、STNデータ
フォーマットロジック1103に入力として提供される。STNデータフォーマ
ットロジック1103は、ANDゲート1104によって駆動されるラッチ回路
1105にデータを送信する前に、STN表示のプロトコルおよびルールに従っ
て受信データをフォーマットする。
【0062】 ANDゲート1104は、クロック信号CLKと、ユーザの選択により、処理
装置305のCPUによってプログラムされる制御レジスタ(図示せず)内のビ
ット、あるいは、電力管理回路(図示せず)を発信源とし得るイネーブル信号E
N12とを入力として受信する。ANDゲート1104は、クロック信号CLK
およびイネーブル信号EN12が共にハイであればハイ信号を出力する。そうで
なければ、ANDゲート1104は、ロー信号を出力する。従って、ANDゲー
ト1104およびラッチ回路1105は組み合わされて、STNデータフォーマ
ットロジック1103(第1ステージ)用のクロックゲーティング回路構成とし
て機能する。
【0063】 以下、カラー/モノコンバータ901、ディザリングエンジン904およびT
FTモジュール906を通るデータパスのタイミング図を一例として示す図12
A〜図12Cを参照する。より具体的には、図12Aは、ANDゲート1003
の出力およびラッチ回路1002の出力(即ち、第2ステージ)を示し、図12
Bは、ORゲート910の出力およびラッチ回路905の出力(即ち、第3ステ
ージ)を示し、図12Cは、ANDゲート909の出力およびラッチ回路902
の出力(即ち、第4ステージ)を示す。STNモジュール907を通るデータパ
スの同様のタイミング図は容易に作成可能であることが当業者には明らかである
。従って、簡潔性および明瞭性のために、STNモジュール907のタイミング
図は、ここには示さない。
【0064】 伝搬データの方向とは180度反対の方向に伝搬するFPI313内のTFT
モジュール906のデータパスに沿ったラッチに提供されるクロック信号をカス
ケード配置していることにより、上記3ステージのクロック信号は、順番通りの
シーケンス(即ち、第2、第3、そして第4)で生じ、伝搬データの方向とは反
対の方向に伝搬する。従って、図12A〜図12Cに示すように、第2ステージ
用のクロック信号は第3ステージ用のクロック信号よりも前に生じ、そして、第
3ステージ用のクロック信号は第4ステージ用のクロック信号よりも前に生じる
。前段ステージクロックは、直ぐ後段のステージクロックに対して遅延されてい
るので、前段ステージから来るデータを後段ステージにラッチするための利用可
能なホールド時間がより長くなる。例えば、第4ステージのクロック信号(前段
ステージクロック)を示す図12Cを、第3ステージのクロック信号(直ぐ後段
のステージクロック)を示す図12Bと比較すると、第4ステージクロックには
第3ステージクロックに対して遅延がある。よって、図示されているように、後
段ステージにおける有効データのラッチのためのホールド時間Thがより長くな る。これは、クロックラインのプレース・ルート中に導入されたクロックスキュ
ー、クロックバッファドライブ強度の変動性、およびクロックラインに対する負
荷の変動性に対して上記スキームがより強いことを示唆している。
【0065】 本発明中、第2の実施形態で用いられているDタイプラッチ回路(例えば、ラ
ッチ回路902、905、1003、1102および1105)は、クロックエ
ッジの立ち上がりで入力から受信したデータをラッチする。本発明特有の特性に
よって、有効データをラッチするためのホールド時間Thがより長くなる。例え ば、図12A〜図12Cに示すように、あるクロックサイクルにおいて、次のク
ロックサイクルのデータがラッチされて現データが無効になるまでは、ラッチ回
路902(第4ステージ)によってラッチされたデータがラッチ回路905(第
3ステージ)によるラッチのために利用可能であり(例えば、十分なホールド時
間Th)、ラッチ回路905によってラッチされたデータがラッチ回路1003 (第2ステージ)によるラッチのために利用可能である(例えば、十分なホール
ド時間Th)。
【0066】 本発明の2つの実施形態、クロックゲーティング電力管理のシステム、装置お
よび方法を記載した。本発明を特定の実施形態について説明してきたが、本発明
は、このような実施形態によって限定されると解釈されるべきではなく、むしろ
、上掲の請求の範囲に従って解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、従来技術によるクロックゲーティング実現例を示す。
【図2】 図2は、別の従来技術によるクロックゲーティング実現例を示す。
【図3】 図3は、本発明を実現する典型的なコンピュータシステムを示すハイレベルブ
ロック図である。
【図4】 図4は、図3のグラフィックス/ディスプレイコントローラ307をより詳細
に示すブロック図である。
【図5】 図5は、図4のハードウェアカーソルモジュール401をより詳細に示すブロ
ック図である。
【図6】 図6は、図4のグラフィックスモジュール402をより詳細に示すブロック図
である。
【図7】 図7は、図4のビデオモジュール403をより詳細に示すブロック図である。
【図8】 図8Aは、一例として、グラフィックスモジュール402の関連要素に関連付
けられたタイミング図を示す。 図8Bは、一例として、グラフィックスモジュール402の関連要素に関連付
けられたタイミング図を示す。 図8Cは、一例として、グラフィックスモジュール402の関連要素に関連付
けられたタイミング図を示す。 図8Dは、一例として、グラフィックスモジュール402の関連要素に関連付
けられたタイミング図を示す。
【図9】 図9は、図3のフラットパネルインターフェース313をより詳細に示すブロ
ック図である。
【図10】 図10は、図9の薄膜トランジスタ(TFT)LCDモジュール901をより
詳細に示すブロック図である。
【図11】 図11は、図9のスーパーツイスティッドネマティック(STN)LCDモジ
ュール902をより詳細に示すブロック図である。
【図12】 図12Aは、一例として、TFTモジュール906を通るデータパスのタイミ
ング図を示す。 図12Bは、一例として、TFTモジュール906を通るデータパスのタイミ
ング図を示す。 図12Cは、一例として、TFTモジュール906を通るデータパスのタイミ
ング図を示す。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続された複数のデータパスに結合されたクロックゲ
    ーティング装置であって、該データパスは、全てのデータが第1の方向に伝搬す
    るようにデータを処理し、該クロックゲーティング装置はクロックゲーティング
    回路を備え、該クロックゲーティング回路は、該データパス上の所定の位置に接
    続され且つ互いにカスケード接続され、これにより、クロック信号が該第1の方
    向とは反対の第2の方向に伝搬するようになっており、各クロックゲーティング
    回路は該データパスのうちの対応するデータパスに結合されており、これにより
    、該クロックゲーティング回路が該対応するデータパスを必要に応じてイネーブ
    ルまたはディセーブルすることを可能にした、クロックゲーティング装置。
  2. 【請求項2】 前記データパスは、最終的に合流して1本のデータパスにな
    るパラレルデータパスである、請求項1に記載のクロックゲーティング装置。
  3. 【請求項3】 あらゆる所与の時点において、前記パラレルデータパスのう
    ちの複数のデータパスに沿ってデータが伝搬する、請求項2に記載のクロックゲ
    ーティング装置。
  4. 【請求項4】 前記データパスは共通ノードから分岐し、あらゆる所与の時
    点において、該データパスのうちの1本のデータパスに沿ってのみデータが伝搬
    する、請求項1に記載のクロックゲーティング装置。
  5. 【請求項5】 前記クロックゲーティング回路のそれぞれが、 前記対応するデータパスからデータを入力として受信するラッチ回路であって
    、前記第1の方向において後段データパスに接続される出力を提供する、ラッチ
    回路と、 カスケード化されたクロック信号および制御信号を入力として受信するロジッ
    クゲートであって、前記第2の方向において該ラッチ回路および後続クロックゲ
    ーティング回路への出力を提供する、ロジックゲートと、 を備えている、請求項1に記載のクロックゲーティング装置。
  6. 【請求項6】 前記ラッチ回路はDタイプラッチである、請求項5に記載の
    クロックゲーティング装置。
  7. 【請求項7】 前記ロジックゲートはANDゲートであり、前記制御信号は
    イネーブル信号である、請求項5に記載のクロックゲーティング装置。
  8. 【請求項8】 前記ロジックゲートはORゲートであり、前記制御信号はデ
    ィセーブル信号である、請求項7に記載のクロックゲーティング装置。
  9. 【請求項9】 前記データパスは、グラフィックス、ビデオおよびカーソル
    データ処理用である、請求項3に記載のクロックゲーティング装置。
  10. 【請求項10】 前記データパスは薄膜トランジスタ(TFT)およびスー
    パーツイスティッドネマティック(STN)液晶ディスプレイ(LCD)用であ
    る、請求項4に記載のクロックゲーティング装置。
  11. 【請求項11】 コンピュータシステムであって、 中央プロセッサと、 該中央プロセッサに結合されたメモリと、 該中央プロセッサに結合されたメモリコントローラと、 該中央プロセッサに結合されたディスプレイコントローラと、を備え、該ディ
    スプレイコントローラは互いに接続された複数のデータパスに結合されたクロッ
    クゲーティング装置を備えており、該データパスは全てのデータが第1の方向に
    伝搬するようにデータを処理し、該クロックゲーティング装置はクロックゲーテ
    ィング回路を備え、該クロックゲーティング回路は、該データパス上の所定の位
    置に接続され且つ互いにカスケード方式で接続され、これにより、クロック信号
    が該第1の方向とは反対の第2の方向に伝搬するようになっており、各クロック
    ゲーティング回路は該データパスのうちの対応するデータパスに結合されており
    、これにより、該クロックゲーティング回路が該対応するデータパスを必要に応
    じてイネーブルまたはディセーブルすることを可能にした、コンピュータシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記データパスは、最終的に合流して1本のデータパスに
    なるパラレルデータパスである、請求項11に記載のコンピュータシステム。
  13. 【請求項13】 あらゆる所与の時点において、前記パラレルデータパスの
    うちの任意の数のデータパスに沿ってデータが伝搬する、請求項12に記載のコ
    ンピュータシステム。
  14. 【請求項14】 前記データパスは共通ノードから分岐し、あらゆる所与の
    時点において、該データパスのうちの1本のデータパスに沿ってのみデータが伝
    搬する、請求項11に記載のコンピュータシステム。
  15. 【請求項15】 前記クロックゲーティング回路のそれぞれが、 前記対応するデータパスからデータを入力として受信するラッチ回路であって
    、前記第1の方向における後段データパスに出力を提供する、ラッチ回路と、 カスケード化されたクロック信号および制御信号を入力として受信するロジッ
    クゲートであって、前記第2の方向において該ラッチ回路および後続クロックゲ
    ーティング回路への出力を提供する、ロジックゲートと、 を備えている、請求項11に記載のコンピュータシステム。
  16. 【請求項16】 データが第1の方向に伝搬するようにデータを処理するた
    めに互いに結合された複数のデータパスを有する回路において、電力を節約する
    方法であって、 複数のクロックゲーティング回路を有するクロックゲーティング装置であって
    、該複数のクロックゲーティング回路は該データパス上の所定の位置に接続され
    且つ互いに接続されており、これにより、該クロックゲーティング回路が該第1
    の方向とは反対の第2の方向にカスケード化しており、該クロックゲーティング
    回路のそれぞれは対応するデータパスに接続されているクロックゲーティング回
    路において、該第2の方向にクロック信号を伝搬させるステップと、 該対応するクロックゲーティング回路をイネーブルすることによって該データ
    パスのうちの使用中のデータパスのみをイネーブルするステップと、 を包含する、方法。
  17. 【請求項17】 前記データパスは、最終的に合流して1本のデータパスに
    なるパラレルデータパスである、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 あらゆる所与の時点において、前記パラレルデータパスの
    うちの任意の数のデータパスがイネーブルされている、請求項17に記載の方法
  19. 【請求項19】 前記データパスは共通ノードから分岐し、あらゆる所与の
    時点において、該データパスのうちの1本のデータパスのみがイネーブルされて
    いる、請求項16に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記クロックゲーティング回路のそれぞれが、 前記対応するデータパスからデータを入力として受信するラッチ回路であって
    、前記第1の方向における後段データパスに接続される出力を提供する、ラッチ
    回路と、 カスケード化されたクロック信号および制御信号を入力として受信するロジッ
    クゲートであって、前記第2の方向において該ラッチ回路および後続クロックゲ
    ーティング回路への出力を提供する、ロジックゲートと、 を備えている、請求項16に記載の方法。
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