JP2002510081A - 中央のタイムベースにローカルのタイムベースを同期化するための方法ならびに本方法を実施するための装置およびその使用方法 - Google Patents

中央のタイムベースにローカルのタイムベースを同期化するための方法ならびに本方法を実施するための装置およびその使用方法

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JP2002510081A
JP2002510081A JP2000541569A JP2000541569A JP2002510081A JP 2002510081 A JP2002510081 A JP 2002510081A JP 2000541569 A JP2000541569 A JP 2000541569A JP 2000541569 A JP2000541569 A JP 2000541569A JP 2002510081 A JP2002510081 A JP 2002510081A
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Abstract

(57)【要約】 中央のタイムベースにローカルのタイムベースを同期化するための方法ならびに本方法を実施するための装置およびその好ましい使用本方法ではタイムテレグラムが中央のタイムベース(tz)からローカルのタイムベース(tm;tn)へ伝送され、タイムテレグラムの送出し時点(y,z)が検出され、またデータ値として後続のタイムテレグラムの中に記入される。ローカルのタイムベースからタイムテレグラムの受入れ時点(u,v)が検出され、またタイムテレグラムの中に含まれている送出し時点が再現される。最後にタイムテレグラムの関連し合う送出し‐および受入れ時点の間の差からその際に生ずる時間偏差(u−y,v−z)が求められ、またローカルのタイムベースを同期化するために評価される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は中央の技術的システム中の中央のタイムベースに、ローカルの技術的
システム中の少なくとも1つのローカルのタイムベースを同期化するための方法
に関する。また本発明は、本方法を実施するための装置およびその好ましい使用
方法に関する。
【0002】 この場合、ローカルのタイムベースはローカルのデータ処理装置中の時間状態
に、また中央のタイムベースは中央のデータ処理装置中の時間状態に相当する。
中央のデータ処理装置からローカルのデータ処理装置へ、従ってまた中央のタイ
ムベースからローカルのタイムベースへ時間情報および場合によってはさまざま
な形式の他の利用データを含むデータレコードが伝送される。これらのデータレ
コードは、以下では短縮して“タイムテレグラム”と呼ぶ。
【0003】 ローカルのデータ処理装置中では、データのローカルな処理が一般にローカル
のタイムベースに基づいて行われる。これは各ローカルのデータ処理装置で、特
にいわゆるタイムモジュールを用いて形成される。通常それは、ローカルのクロ
ック発生器によりサイクリックにデクレメントされ、また各々の完全なデクレメ
ンテーションの際に、即ちカウンタ内容の各零通過時に、各ローカルのタイムベ
ースに対するトリガー又はタイマー信号を発するカウンタである。
【0004】 自動化技術ではローカルのデータ処理装置が、場合によっては複雑な生産装置
の構成部分として、例えば加工品の加工又は出発材料の処理に作用する分散配置
されている技術的作動手段を非集中制御するために使用されている。このような
技術的作動手段に対して可能な多くの例の1つとして、典型的に、駆動制御とも
呼ばれる各々対応付けられたローカルのデータ処理装置からデータを与えられる
電気的駆動装置があげられる。例では、これらのデータは広く調節量、即ち特に
測定値、目標値各々の操作値である。
【0005】 全ての生産装置、例えばCNC工作機械の機能・能力に対し、いま一般に、そ
れらの技術的作動手段がコーディネートされ、例えば加工品又は出発材料に作用
することが必要である。このことは、技術的作動手段のローカルなデータ処理装
置内の、ローカルのタイムベースが互いに同期化していることを前提とする。こ
れにより、例えば実際値をローカルのデータ処理装置により同時に検出し、又は
例えば操作信号を同時に付属の技術的作動手段に与えることが保証される。生産
装置の全ての関与するローカルのデータ処理装置が、こうして各加工品又は出発
材料の合致する加工状態の瞬間に測定および調節技術的にそれに作用する。
【0006】 さらにローカルなデータ処理装置中のローカルのタイムベースの、規則的に反
復して更新される同期化が必要である。その原因はそれに付属のローカルの、特
にタイマーモジュールの水晶制御されるクロック発生器にある。これらは種々の
ローカルなデータ処理装置中で、相異なるサンプル分散、従ってまた種々の長時
間ドリフト特性を有するので、ローカルのタイムベースは規則的に反復して行わ
れる同期化なしでは次第にずれを蓄積してしまう。
【0007】 ローカルのタイムベースの同期化のためには、ローカルのデータ処理装置が第
1の既知のシステムにおいて、分離したクロック線を経て固定の中央の制御クロ
ックを与えられる。これは各タイマーモジュールに対するクロック発生器に直接
に供給される。このような配置は、分離したクロック線を、ローカルのデータ処
理装置を中央のデータ処理装置と接続するために、いずれにせよ一般に存在して
いるデータバスに対し並列に敷設せねばならないので、特に費用がかかる。
【0008】 ローカルなデータ処理装置中のローカルのタイムベースを同期化するために、
これらはデータバスを介して、中央のタイムベースを形成しかつ管理する中央の
データ処理ユニットと接続されていてもよい。その際、この形式の公知のシステ
ムでは、いわゆる“クロックテレグラム”が中央のデータ処理ユニットからロー
カルのデータ処理ユニットへタイムベースが伝送され、そこで同期化のために評
価される。しかしその際に、クロックテレグラムを中央のデータ処理ユニットか
ら時間的に厳密に等間隔で、データバスの中に与えなければならないという欠点
が生ずる。これらはローカルなデータ処理装置中の特別な評価回路、特にPLL
(位相同期ループ)評価回路により受信される。これは等間隔のクロックテレグ
ラムの受信リズムから補正信号を導き出し、それによって各タイマーモジュール
に作用するクロック発生器がローカルのタイムベースを同期化するために高精度
で同調される。時間的に厳密に等間隔のクロックテレグラムによる同期化は、ハ
ード同期化とも呼ばれる。
【0009】 このようなシステムの本質的な欠点は、時間的に厳密に等間隔のクロックテレ
グラムを受信しかつ評価するために各ローカルのデータ処理装置中に、評価回路
の形態の、分離したハードウェアが必要なことにある。別の欠点は、例えば各デ
ータバス上のデータ伝送の特別な形式のため、又は例えば中央のデータ処理ユニ
ット内での割込みに起因する処理遅れのために、しばしば厳密な時間的に等間隔
の要求が、実際には正確に守られないことにある。このことはクロックテレグラ
ムの時間的連続中の変動、特に遅れに通ずる。これらの変動はジッタとも呼ばれ
る。ジッタは、場合によりローカルのタイムベース中まで伝搬し、各ローカルの
データ処理装置の基礎とされる精密調節クロック中に等間隔の変動を惹起する。
【0010】 本発明の課題は、ローカルのタイムベースを同期化するための方法および装置
であって、ローカルのデータ処理装置の側に可能なかぎり追加的な回路費用を必
要としない方法および装置を提供することである。
【0011】 この課題は、請求項1に示されている方法および請求項6に示されている装置
により解決される。この解決策は請求項6に示されている装置の好ましい使用方
法をも含んでいる。従属請求項は本方法、本装置およびその使用の別の有利な実
施例を含んでいる。
【0012】 本発明の方法によれば、中央のタイムベースからいわゆる“タイムテレグラム
”の送出し時点が検出され、またデータ値として後続のタイムテレグラム中に記
入される。ローカルのタイムベースから次いでタイムテレグラムの受入れ時点が
検出され、タイムテレグラム中に含まれている送出し時点の値が再現される。タ
イムテレグラムの関連し合う送出しおよび受入れ時点間の差から、最後にローカ
ルのタイムベースと中央のタイムベースとの時間偏差が求められる。これらの時
間偏差値が、ローカルのタイムベースを同期化するために評価される。
【0013】 本発明は、タイムテレグラムの受信の評価およびその中に含まれている時間情
報の利用がローカルなタイムベースの同期化のために利用されることに基づいて
いる。タイムテレグラムにより、一方ではタイムスタンプが、特に先行のタイム
テレグラムの送出し時点の形態で伝送される。しかし本発明ではタイムテレグラ
ムが排他的にこのような時間情報を伝送する役割をしなければならないわけでは
決してない。それどころかタイムテレグラムはさらに、いかなる方法でもタイム
ベースの同期化と結び付いていない任意の別の利用データをも含んでいてよい。
タイムテレグラムという用語は、こうしてそれが中央のタイムベースによりエン
ボスされている時間情報をも含むデータテレグラムであることを表現する。
【0014】 さらに、タイムテレグラムを用いて中央のタイムベースとローカルのタイムベ
ースとの間の実際の時間偏差を本発明により検出することで、ジッタの生起を中
央のタイムベースの側、即ちいわば送出し側でもローカルのタイムベースの側即
ちいわば受入れ側でも補償することが可能である。このようなジッタは非常にさ
まざまな原因を有し、また例えば中央のタイムベースとローカルのタイムベース
との間の伝送の擾乱に基づくもの、又はソフトウェアプロセス、例えば割込みに
起因する中央のタイムベース又はローカルのタイムベース内部の処理継続時間の
変動に基づくものである。このような変動の本発明による補償可能性は、各タイ
ムテレグラムの各々の正確な送出し時点および正確な受入れ時点の値の可能なか
ぎり正確な検出、伝送および評価に、即ちそれと結び付けられる、再び中央のタ
イムベースとローカルのタイムベースとの間の相違に対する尺度である時間偏差
の検出に基づいている。これによりローカルのタイムベースに高精度かつ堅牢な
、即ちジッタに無関係な、時間測定値が提給される。
【0015】 本発明による方法は、こうしてタイムテレグラムの規則的に反復して行われる
伝送を必要とはするが、タイムテレグラムの時間的に厳密に等間隔の伝送は必要
としない。タイムテレグラムは、こうして正確な送出し時点に関する時間情報を
も含むデータテレグラムである。本発明による同期化方法はさらにこうして、例
外的な場合には、ローカルのタイムベースの同期性が危険に曝されることなしに
、個別のタイムテレグラムが喪失し得るほどに堅牢である。
【0016】 本発明による方法の別の有利な実施例では、ローカルのタイムベースから時間
偏差が、監視周期の間に伝送されたタイムテレグラムの群を用いて求められ、ま
た監視周期の間に検出された時間偏差の最小値から補正値が形成され、そして同
期化のために使用される。この実施例ではローカルのタイムベースの側でこうし
て先ずタイムテレグラムの群が評価され、それから導き出された時間偏差がいわ
ば蓄積される。補正のために最後に、最も望ましい特性を有する時間偏差のみが
選出される。これは時間偏差の最小値である。なぜならば、これは以前の監視周
期の中で最も少なくジッタにより乱されたタイムテレグラムと結び付いた、即ち
いわば遅れのないデータ伝送の理想状態に最も近く位置しているからである。
【0017】 本発明による方法の別の有利な実施例によれば、補正値が、目標値として値零
を、また実際値として監視周期の間に求められた時間偏差からの最小値を供給さ
れる調節アルゴリズムの出力値に相当する。この実施例により、一方ではいわば
ローカルのタイムベースへの補正値の与え方、特に付属のデータ処理ユニットの
タイマーモジュールへの補正値の与え方の“ソフトさ”がさらに高められる。
【0018】 最後に、補正値を決定するために調節アルゴリズムを使用することにより、本
発明による方法をほぼ完全に、各々ローカルのタイムベースを有するローカルの
データ処理ユニットの中を進行するプログラムルーチンを用いて実現することが
可能である。各補正値は、こうして純粋にソフトウェアにより決定され、次いで
ローカルのデータ処理ユニットのタイマーモジュール中にのみ、新しい開始値と
してロードされなければならない。このような開始値はリロード値とも呼ばれる
。それと、ローカルのデータ処理ユニットのタイマーモジュールをデクレメント
する、好ましくは水晶駆動されるクロック発生器が完全に影響されずにとどまり
、自由にランするという別の利点が結び付く。本発明による方法は、こうしてタ
イマーモジュールのクロック発生器に作用せずに、タイマーモジュール自体に作
用する。ローカルのタイムベースの進行は、こうして本発明によりタイマーモジ
ュールに対する相応に選ばれた開始値の再プログラミングにより行われる。リロ
ード値とも呼ばれる開始値は、こうしてダイナミックに適合される。さらにこの
再プログラミングはクロックに無関係であり、いつでも、即ち“オン ザ フラ
イ”で行われる。
【0019】 本発明による方法の別の有利な実施例によれば、補正値が後続の監視周期の間
に分配されてローカルのタイムベースに与えられる。補正値をこのように“ソフ
ト”に、即ち段階的に与えることにより、同期化の質に対するジッタの影響の、
別の減少が行われる。本発明による同期化方法は、こうして高精度であり、また
分離したクロック線なしですまされる。
【0020】 タイムテレグラムの送出しおよび受入れ時点の本発明による評価により得られ
る“時間偏差”と呼ばれる値は、中央のタイムベースからのローカルのタイムベ
ースの現在の偏差に対する写像である。それらはこうしてローカルのタイムベー
スの補正のために、即ち対応付けられているクロック発生器への干渉なしで間に
合わされるそれらの同期化のために使用される。時間偏差の値は、その際本質的
に2つの成分により決定される。第1の成分は“ドリフト成分”、第2の成分は
“ジッタ成分”とみなされる。“ドリフト成分”は、再び特に各タイムベースの
通常水晶制御されるクロック発生器の構成要素許容差に基づく、中央のタイムベ
ースとローカルのタイムベースとの間の偏差により惹起される。“ジッタ成分”
は、特に本質的に、例えばそれに付属する中央のデータ処理ユニットおよびロー
カルのデータ処理ユニットの各々のデータバスインタフェース中の、中央のタイ
ムベースおよびローカルのタイムベース中のタイムテレグラムの相異なる処理時
間に基づいており、場合によってはさらに、データ処理ユニット間のデータバス
上に存在するごくわずかな伝搬時間差にも基づいている。
【0021】 本発明、その別の有利な実施例およびそれと結び付けられる別の利点を、図面
中に示す実施例によりさらに説明する。
【0022】 図1は例として、ブロック回路図の形態で、本発明による方法を実施するため
に適する有利な配置を示す。この配置は“マスタ”とも呼ばれる中央のデータ処
理装置1と、“スレイブm”および“スレイブn”とも呼ばれる、例えば2つの
ローカルのデータ処理装置14および15とを含んでいる。全てのデータ処理装
置は外部のデータバス10を介して互いに接続されており、それを介して時間情
報を有するデータテレグラム、即ちタイムテレグラムが中央のデータ処理装置か
らローカルのデータ処理装置へ伝達される。図1の例では、典型的にタイムテレ
グラムZn−1、ZnおよびZn+1とも呼ばれる規則的に反復して次々に続く
テレグラムの流れから成る3つの相続くタイムテレグラム11、12、13が示
されている。各タイムテレグラム11、12、13はデータ情報として先行のタ
イムテレグラムの送出し時点x、y、zの値を含んでいる。しかし既に説明した
ように、時間情報の伝送と関連しない任意の他の利用データが含まれていてもよ
い。このことは後続の図2を用いてなお一層詳細に説明する。
【0023】 中央のデータ処理装置1は、中央のタイムベースtzを形成するための中央の
手段を有する。その際にそれが、クロック発生器7により駆動され、また例えば
デクレメントされるタイマーモジュールであると有利である。完全なデクレメン
テーションあたり、即ちそのカウンタ値の零通過あたり、タイマーモジュール6
からローカルのタイムベースtzに対する時間形成信号が発せられる。続いてタ
イマーモジュールが再び、“RR const.”と呼ばれる一定の開始値によ
りロードされる。このタイマーモジュール6は内部のデータバス3を介して中央
のデータ処理装置1の他の要素と接続されている。図1の例では、“CPUマス
タ”と呼ばれる中央の処理ユニット2、データに対するメモリ5およびバスイン
タフェース4が存在しており、それを介して内部のデータバス3が外部のデータ
バス10と接続されている。バスインタフェース4は、中央の処理ユニット2に
より処理される通信アルゴリズムとならんで中央の通信手段の構成部分を含んで
いる。これらは中央のデータバス10の中に、特にタイムテレグラムの形態でデ
ータテレグラムを与えるという課題を有する。
【0024】 タイムテレグラム自体は、図1の例では同じく中央の処理ユニット2により処
理される、中央の同期化アルゴリズム9により代表されている中央の同期化手段
により形成される。これ自体の中のタイムテレグラムの送出し時点は、データ値
としてもはや記入されないので、後続のタイムテレグラムの1つがこの時間情報
に対するキャリアとして使用される。本発明による方法では、こうしてインプッ
トされたタイムテレグラムの送出し時点が検出され、一時記憶され、また後続の
タイムテレグラムの中に、そのインプットの前にデータ値として記入される。図
1ないし6に図示されている例では、参照符号13を有するタイムテレグラムZ
n+1が、データ値として参照符号12を有する先行のタイムテレグラムの送出
し時点zを、また参照符号12を有するタイムテレグラムZnが、データ値とし
て参照符号11を有する先行のタイムテレグラムZn−1の送出し時点yを含ん
でいることから出発する。
【0025】 図1中に例として図示した両方のローカルのデータ処理装置14、15は同一
の構成を持ち、それぞれローカルのタイムベースtm又はtnを形成するための
ローカルな手段を有する。これらのローカルな手段は、好ましくはクロック手段
25又は35によりサイクリックにデクレメントされるそれぞれタイマーモジュ
ール24又は34を有する。完全なデクレメンテーション毎にタイマーモジュー
ル24又は34からローカルのタイムベースtm又はtnに対する時間形成信号
が発せられる。続いて、タイマーモジュールが再び“RR dyn”と名付けら
れている開始値をロードされる。これは、本発明の有利な実施例によって形成さ
れる、いわゆる“ダイナミックな再ロード値”であり、この値は本発明に従い、
求められた少なくとも1つの時間偏差を使用して、各ローカルのタイムベースを
同期化するために適合されている。このことは後でまた一層詳細に説明する。タ
イマーモジュール25又は35は内部のデータバス20又は30を介して、各ロ
ーカルのデータ処理装置14又は15の別の要素と接続されている。図1の例の
中には、“CPUスレイブm”又は“CPUスレイブn”と呼ばれるそれぞれロ
ーカルの処理ユニット19又は29と、データに対するそれぞれメモリ23又は
33と、バスインタフェース21又は31とが存在し、それを介して各内部のデ
ータバス20又は30が外部のデータバス10と接続されている。バスインタフ
ェース21又は31は、各ローカルの処理ユニット19又は29により処理され
るそれぞれ通信アルゴリズム26又は36とならんで、中央の通信手段の構成部
分である。これらは中央のデータバス10からタイムテレグラムを取り出す機能
を果たす。
【0026】 タイムテレグラム自体は、図1の例では同じく中央の処理ユニット2により処
理されるそれぞれローカルの同期化アルゴリズム27又は37により代表される
ローカルの同期化手段により評価される。その際本発明により、実際の受入れ時
点がタイムテレグラムにより検出され、受入れられたタイムテレグラム中に時間
データ値として含まれている送出し時点がタイムテレグラムから読出され、また
関連し合う送出しおよび受入れ時点からの時間偏差が決定される。これから最後
にローカルのタイムベースtm又はtnを発生するためローカルの手段に対する
補正値“RR dyn”が決定される。再び好ましくはタイマーモジュール24
又は34がローカルのタイムベースtm又はtnを発生するためローカルの手段
としての役割をするので、ローカルの同期化アルゴリズム27又は37は各タイ
マーモジュールに開始値として補正値“RR dyn”を与える。このことは後
でまた、特に図6の例について一層詳細に説明する。
【0027】 図1の例では、各内部のデータバス20又は30は、駆動装置インタフェース
と名付けられている別のバスインタフェースを有する。これによって、例として
の技術的生産装置16とのデータ接続が形成される。図1中で両方のデータ処理
装置14又は15は、例えば技術的生産装置16中のローカルの技術的作動手段
17又は18を作動させる役割をする。技術的作動手段は、例えば電気的駆動装
置17又は18である。その際、ローカルのデータ処理装置14又は15は、技
術的作動手段17又は18をそれぞれ各ローカルのタイムベースtm又はtnの
クロックで駆動する。この際にローカルのデータ処理装置14又は15と、それ
に対応付けられたローカルの技術的作動手段17又は18との間で、好ましくは
制御量、特にディジタル化された実際値、目標値および/又は操作値17a、1
7b又は18a、18bが各ローカルのタイムベースtm又はtnのクロックで
同期して交換される。これらの量はローカルのデータ処理装置14又は15の非
集中配置の処理ユニット28又は38の中で処理される。図1中では、例として
ローカルの処理ユニット19又は29中の、シンボルで示されている調節アルゴ
リズム28又は38がその役割をする。ローカルのタイムベースtm又はtnが
本発明により同期化されているならば、制御量の交換は生産装置16の内部の同
一の出発状態に関して行われ、また調節アルゴリズム28又は38は各計算を合
致する基礎に基づいて実行する。
【0028】 図2は二次元のタイムダイアグラムを例としての概要図で示す。これを参照し
て、以下に本発明による同期化方法の作用を一層詳細に説明する。
【0029】 タイムダイアグラムの左側には、中央のデータ処理装置1(マスタ)に対応付
けられた3つの垂直な時間軸49、50および51の第1の群が位置している。
時間軸49は中央のタイムベースtz中の時間経過を、時間軸50は中央の同期
化アルゴリズム9中の作用時点を、また時間軸51は中央の通信アルゴリズム8
中のデータ処理ステップを示す。タイムダイアグラムの右側に、ローカルのデー
タ処理装置、例えばローカルのデータ処理装置15(スレイブn)に対応付けら
れた3つの別の垂直な時間軸52、53および54の第2の群が位置する。時間
軸52はローカルのタイムベースtn中の時間経過を、時間軸53はローカルの
同期化アルゴリズム37中の作用時点を、また時間軸54はローカルの通信アル
ゴリズム36中のデータ処理ステップを示す。両方の時間軸群の間に左から右へ
延びる斜めの矢印11、12および13によりデータバス上の例としてのタイム
テレグラムZn−1、ZnおよびZn+1の伝送をシンボル化して示す。
【0030】 図2のタイムテレグラムの例における個々のアルゴリズムのデータ処理ステッ
プおよび作用時点の経過を以下に詳細に説明する。
【0031】 時間軸49上の菱形の印を付した時点55、56、57又は58は中央のタイ
ムベースtzのタイムマークを表す。これらは好ましくは、図1の例の中で中央
データ処理装置15中のタイマーモジュール6がそれぞれ新しい開始値、即ち再
ロード値RR const.をロードされる時点に相当する。中央のタイムベー
スtzを形成するため、タイマーモジュール6がクロック手段7によりサイクリ
ックにデクレメントされる。各々の完全なデクレメンテーションの後に中央のタ
イムベースtzに対する時間形成信号が発せられる。最後にタイマーモジュール
6に新しい出発値RR const.が与えられる。同時に時点55、56、5
7又は58の各々の中で中央の同期化アルゴリズム9が呼出される。このことは
、図2中に左から右へ延びている斜めの矢印39、42、45又は48によりシ
ンボル化されている。これらは同期化アルゴリズムの作用時点9a、9c又は9
eで分岐する。矢印48に属する作用時点は、図面を見やすくするため、図2の
下縁にもはや図示されていない。
【0032】 作用時点9a、9c又は9eでは、最後に送出されたタイムテレグラムの記憶
されている送出し時点x、y又はzの間に送出されたタイムテレグラムが能動化
され、中央の通信アルゴリズム8に伝達される。これは再び左から右へ延びる斜
めの矢印40、43又は46によりシンボル化されている。これは各送出し時点
x、y又はzをデータ処理ステップ8aa、8ba又は8caの中でタイムテレ
グラムZn−1、ZnおよびZn+1中に記入する。このタイムテレグラムは、
次いでデータバス10にインプットされる。好ましくは各インプットの終了後、
別のデータ処理ステップ8ab、8bb又は8cbの中で中央のタイムベースt
zの時間軸49に関する、まさに送出されたタイムテレグラムZn−1、Znお
よびZn+1の実際の送出し時点y、z又はaが検出され、中央の同期化アルゴ
リズム9に伝達される。このことは左から右へ延びている斜めの矢印41、44
又は47によりシンボル化されている。これらは、中央の同期化アルゴリズム9
の時間軸50上における相応の作用時点9b、9d又は9fで分岐する。このア
ルゴリズム9において、中央のタイムベースtzの、時間軸49上のタイムマー
ク56、57又は58によりマークされた各時点以降に、それぞれ後続のタイム
テレグラムZn、Zn+1…のデータ値として考慮に入れられるよう、実際の送
出し時点y、z又はaの測定値が記憶される。
【0033】 データバス10にインプットされたタイムテレグラム11、12又は13は、
図2の例では、ローカルのデータ処理装置15(スレイブn)のローカルの通信
アルゴリズム36により作用時点36a、36b又は36cで受取られる。好ま
しくは各データの受入れ終了後に、別のデータ処理ステップ36aa、36ba
又は36caで、まさに受け取られたタイムテレグラムZn−1、Zn又はZn
+1の実際の受入れ時点u、v又はwが検出され、各タイムテレグラム中にデー
タ値として含まれている送出し時点x、y又はzが再構成される。両方の値、即
ち先行のタイムテレグラムの送出し時点および現在のタイムテレグラムの受入れ
時点がデータ処理ステップ36ab、36bb又は36cbに与えられる。それ
らは対としてローカルの同期化アルゴリズム37に伝達される。このことは、左
から右へ延びており、x,u、y,v又はz,wを記入されている斜めの矢印6
6、68又は70によりシンボル化されている。これらはローカルの同期化アル
ゴリズム37の、時間軸53上の相応の作用時点37a、37b又は37cで分
岐する。これらの作用時点で、本発明によりいわば時間偏差に対する測定値とし
て関連し合う送出しおよび受入れ時点の差が、タイムテレグラムにより形成され
る。本発明の好ましい実施例によれば、これから補正値又は部分補正値に分割さ
れる補正値がローカルのタイムベースtnの同期化のために導き出される。
【0034】 補正値又は部分補正値はローカルのタイムベースtnの時間軸52上の菱形の
印を付した時点59、60、61又は62で能動的になり、また同期化の目的で
考慮に入れられる。図2の例には、時点60、61又は62とならんでそれに付
属の時間偏差(x−s)、(u−y)又は(v−z)がシンボルにより示されて
おり、これらは同期化に対する基礎として評価される。
【0035】 図2の例は、さらに例えばジッタ63が送出し側に、またジッタ64が受入れ
側に図示す。それは、不規則かつ予見不可能な遅れにより送出し側で、即ち中央
のデータ処理装置1の処理ユニット2中で、又は受入れ側で、即ち例えばローカ
ルのデータ処理装置15の処理ユニット29中で生ずる時間遅れである。図2の
例では、ジッタ63によりデータ処理ステップ8ba、即ちタイムテレグラムZ
nの送出しは遅れるが、タイムテレグラムZn−1およびZn+1の送出しは比
較可能なデータ処理ステップ8aaおよび8caの中で中央の通信アルゴリズム
8の時間軸51上でほぼ遅れなしに行われる。さらにジッタ64によりデータ処
理ステップ36cb、即ちタイムテレグラムZn+1の受入れは遅れるが、タイ
ムテレグラムZn−1およびZnの受入れデータ処理ステップ36abおよび3
6bbの中でローカルの通信アルゴリズム36の時間軸54上でほぼ遅れなしに
行われる。本発明の利点は、このようなまばらな遅れがローカルのデータ処理装
置中のタイムベースの同期化の質にほぼ影響を及ぼさないこと、即ちジッタの現
在の値が時間偏差の測定値により検出され、また同期化の際に一緒に考慮に入れ
られることにある。
【0036】 図1の例で既に図示した本発明の有利な実施例では、ローカルのデータ処理装
置15が、クロック手段35によりサイクリックにデクレメントされる、それぞ
れタイマーモジュール34を有するローカルのタイムベースを形成するための手
段を有する。完全な各デクレメンテーションの後に、ローカルのタイムベースt
nに対する時間形成信号が発せられる。最後にローカルの同期化手段37が各タ
イマーモジュール34に新しい出発値として、測定された時間偏差を考慮に入れ
て形成した補正値RR dynを与え、それによって中央のタイムベースtzへ
のローカルのタイムベースtnの同期化が所望のとおり行われる。図2中の時点
60、61又は62はこうして、図1の例の中でタイマーモジュール34がそれ
ぞれ新しい出発値、即ち再ロード値RR dynによりロードされる時点に相応
する。その際、この出発値は一定ではなく、それに付属のタイムベースtnを同
期化するために検出された時間偏差の評価のもとにダイナミックに適合される。
このようなダイナミックな適合に対する有利な実施例は後で図6の例について一
層詳細に説明する。
【0037】 図3又は4は、本発明によるデータ処理装置中での関連し合う通信アルゴリズ
ムと同期化アルゴリズムとの間に生ずる処理ステップの例示的な概要フローチャ
ートを示す。これらの図は、図2のタイムダイアグラムをさらに説明するための
役割をする。ここで、図3は本発明によりサイクリックに次々と続いて生ずる、
中央のデータ処理装置2の側、即ち図2の処理ユニット“CPUマスタ”中の中
央の同期化アルゴリズム9と、中央の通信アルゴリズム8との間の処理ステップ
からの一部分を示す。さらに図4は本発明によりサイクリックに次々と続いて生
ずる、ローカルのデータ処理装置15の側、即ち図2の処理ユニット“CPU
スレイブn”の中のローカルの通信アルゴリズム36とローカルの同期化アルゴ
リズム37との間の処理ステップを部分的に示す。
【0038】 図3の例では、処理ステップ39から中央の同期化アルゴリズム9が作用時点
9aで始まり、それに伴い新しいタイムテレグラムZn−1を発生し、その中に
一時記憶された送出し時点xをデータ値として記入する。後続の処理ステップ4
0により、中央の通信アルゴリズムが時点8aで始まる。これはデータバス10
の中への処理ステップ8aaでのタイムテレグラムZn−1の送出しおよび後続
の処理ステップ8abでのその送出し時点yの検出を生じさせる。後続の処理ス
テップ41により、再び中央の同期化アルゴリズム9が始まる。これは検出され
た送出し時点yを記憶の目的で受け取る。この処理ステップにより、中央のデー
タ処理装置2側の第1の列の関連し合う処理ステップが終了する。図3の下側範
囲に、図2と同じく、タイムテレグラムZnおよびZn+1に関する処理ステッ
プの2つの別サイクルが示されている。これらの経過は、処理ステップの既に説
明した例に相当するので、その詳細は上記の説明を参照されたい。
【0039】 図4の例では、処理ステップ65の中でローカルの通信アルゴリズム36が作
用時点36aで始まる。この開始はデータバス上のタイムテレグラムの到来によ
りレリーズされる。ローカルの通信アルゴリズム36は次いで処理ステップ36
aaの中で、生じたタイムテレグラムZn−1もその実際の受入れ時点uも検出
する。後続の処理ステップ36abの中で、さらにタイムテレグラムZn−1の
デコーディングおよび再構成が、少なくともその中に含まれる先行のタイムテレ
グラムZn−2の送出し時点xの値を取り戻すように行われる。後続の処理ステ
ップ66により、ローカルの同期化アルゴリズム37が作用時点37aで始まる
。これは先ず、処理ステップ37aa中に、タイムテレグラムZn−1に属する
受入れ時点uをその後の処理のために記憶する。後続の処理ステップ37abの
中でタイムテレグラムの関連し合う送出しおよび受入れ時点から中央のタイムベ
ースとローカルのタイムベースとの間の時間偏差に対する測定値が決定される。
【0040】 図示の例ではタイムテレグラムZn−2の送出し時点xおよび一時記憶されて
いる受入れ時点sから時間偏差x−sが形成される。このタイムテレグラムは図
2のタイムダイアグラム中で、タイムテレグラムZn−1の前に伝送されたもの
であり、従って、図面を見やすくするため、図の上縁には示していない。この時
間偏差x−sから、ローカルのタイムベースtnを同期化するための補正中央値
が求められ、また能動化される。このことは後でまた一層詳細に説明する。この
処理ステップにより、ローカルのデータ処理装置15側の関連し合う処理ステッ
プの第1の列は終了する。図4には、同じく下側範囲中に、図2と同様に、タイ
ムテレグラムZn−1およびZnの評価のもとに時間偏差u−y又はv−zの決
定および処理に係わる処理ステップの2つの別のサイクルが図示してある。これ
らの経過は処理ステップの既に説明した例に相当するので、その詳細は上記の説
明を参照されたい。
【0041】 本発明の別の有利な実施例によれば、ローカルのデータ処理装置中で時間偏差
が、ローカルのタイムベースから監視周期中に伝送されたタイムテレグラムから
求められ、記憶される。その際、予め定められた数のタイムテレグラムの伝送が
監視周期毎にまとめられる。監視周期からのタイムテレグラムの伝送および評価
は以下で監視ステップとも呼ぶ。監視周期中に検出され、累積された時間偏差か
らそれぞれ最小値が求められ、またこれから同期化のために使用する補正値が形
成される。既述のとおり、時間偏差群からの最小値は補正値を形成するのに特に
適している。なぜならば、それと結び付けられるタイムテレグラムの送出し、伝
送および受入れは、中央のタイムベースに比べての時間的なずれが最も少ないか
らである。このことを以下に図5の例によりさらに説明する。
【0042】 図5は、例として16の監視ステップB1ないしB16を有する監視周期を示
す。図5には2つの時間軸、即ち中央のタイムベースtzに対する第1の時間軸
49およびローカルのタイムベースtnに対する第2の時間軸52が記入されて
いる。tzに対する時間軸に比べてtnに対する時間軸の傾斜は、規則的な同期
化を必要とする中央のタイムベースに比べローカルのタイムベースの偏差、即ち
ドリフトを示す。図5中の時間軸49、52は、図2中のそれらに相当する。さ
らに図5中の各監視ステップの終端における、菱形の印を付されているタイムマ
ークは図2の右の垂直な時間軸49の上のタイムマークに相当する。このことは
図5中に参照符号59、60、61および62により明示してある。こうして、
例えば監視周期B8、B9、B10又はB11の間に、タイムテレグラムZn−
2、Zn−1、Zn又はZn+1が伝送される。従って、例えば監視ステップB
9、B10又はB11の終端において、即ちタイムマーク60、61および62
において、各々タイムテレグラムZn−2、Zn−1又はZnの評価により得ら
れた時間偏差値x−s、u−y又はv−zが与えられる。図5の例では、図示の
監視周期の最小値は監視ステップB13の終端において生ずる。同期化のための
補正値へのその有利な後処理は図6の例についてさらに説明する。
【0043】 図6はローカルのデータ処理装置中の、ローカルの同期化アルゴリズムに対す
る構成例概要をブロック回路図の形態で示す図である。このようなアルゴリズム
は監視周期中に伝達され、かつ評価されたタイムテレグラムの時間偏差からの最
小値を使用して、ローカルのタイムベースに対する補正値を決定しかつ与えるこ
とを可能にする。その際、図6中には、より良い理解を得るために、図1のブロ
ック回路図と、そこのローカルのデータレコード処理装置15“スレイブn”の
中に含まれているローカルの同期化アルゴリズム37とを示してある。
【0044】 その際、図6のブロック72、73および74中にシンボルにより示されてい
る同期化アルゴリズム37の処理ステップは、監視周期の中の監視ステップに係
わるものであり、また監視周期の各監視ステップの際に新たに通過される。
【0045】 ブロック72中で第1の処理ステップ72aは時間偏差値を決定する役割を果
たし、その際付属の通信アルゴリズム36からの問合わせ76を介して、現在の
タイムテレグラムにより伝送される先行のタイムテレグラムの送出し時点を問合
わせ、それに付属の、記憶している、受入れ時点との差を形成することにより、
時間偏差の値に変換する。後続の処理ステップ72bはそれを記憶する役割を果
たす。そのために図6中にはメモリ範囲78がシンボルにより示されており、そ
のセル中に既述の時間偏差x−s、u−y、v−zが例として記入されている。
部分補正値をロードする課題を有する別の処理ステップ72cは後で説明する。
【0046】 ブロック72に、処理ステップ73aおよび73bを有するブロック73が続
く。処理ステップ73aは予め定められた値、即ち監視周期あたりの監視ステッ
プの数を記憶する機能を果たす。この数はブロック72、73および74を通過
する同期化アルゴリズム37の数にも相当する。後続のプログラム分岐74の中
で、処理ステップ73aからの予め定められた値と、処理ステップ73bからの
現在の数値との比較によって、監視周期の全ての監視ステップが処理され、また
こうして監視周期が終了しているか、又はなお監視周期を続行すべきかが確認さ
れる。第1の場合には処理ループはブロック72、73および74を去って分岐
79を経てブロック81に進み、他方において第1の場合には分岐75を経て処
理ループの始端に戻り、またブロック72、73および74の処理が後続の監視
ステップに対して繰り返される。
【0047】 監視周期の全監視ステップの処理後に、ブロック81中で、最後の監視周期中
の最小時間偏差の現在値が決定され、またメモリ範囲78の中に含まれている値
がブロック81中に読出される。図6の例で既に示した本発明の特に有利な実施
例によれば、この最小値はいま調節アルゴリズム84の助けをかりてローカルの
同期化アルゴリズム37中で本来の補正値RR dynまでさらに処理され、こ
の補正値が調節アルゴリズム84の出力値として発せられる。調節アルゴリズム
84が比例部分を含んでおり、場合によっては追加的に積分又は微分部分をも含
んでいると有利である。さらに調節アルゴリズム84には目標値として値零が、
また実際値として先行の監視周期の時間偏差からの最小値が与えられる。
【0048】 本発明の別の実施例によれば、終了した監視周期の監視ステップの評価のもと
に求められた補正値は、後続の監視周期の間に分配されてローカルのタイムベー
スに与えられる。そのために、当該ローカルのタイムベース中で部分補正値が、
監視周期毎に伝送されるタイムテレグラムの予め定められた数により補正値を除
算することで形成され、続いてタイムテレグラムの伝送にあたり、即ち監視ステ
ップ毎に、部分補正値をローカルのタイムベースに同期化のために与えることは
有利である。補正値はこうしてステップで与えるのではなく、段階的にかつ時間
的に広げられて与える。
【0049】 そのために適した有利な実施例は、図6の例の中に既に示されている。そのた
めにローカルの同期化アルゴリズム37は、分岐86を経て処理ステップ73a
から読出された監視ステップの数により調節アルゴリズム84の出力端85にお
ける補正値RR dynの除算を行うブロック87を含んでいる。これにより形
成された部分補正値TKは、ローカルのタイムベースを同期化するためにタイム
テレグラムの伝送毎にこれに与えられる。図6の例では、同期化アルゴリズム3
7中のブロック88により部分補正値TKを、分岐89を経てブロック72の処
理ステップ73bの中に記入することにより行われる。いまブロック72、73
および74から成る処理ループが現在の監視周期の監視ステップを処理する目的
で新たにサイクリックに通過されると、通過ごとに部分補正値がローカルのタイ
ムベースに与えられる。予定された数の経過の通過後に、全ての部分補正値の和
、即ち全補正値がいわば“ソフト”に与えられる。
【0050】 補正値が、図1中に例として示すローカルのタイムベースtnを形成するため
のローカルの手段を使用して与えられることは有利である。 これは、クロック
手段35によりサイクリックにデクレメントされ、また先にロードされた開始値
の完全なデクレメンテーションの後に、ローカルの中央のタイムベースtnに対
する時間形成信号を発するタイマーモジュール34を有する。同期化のためにロ
ーカルの同期化手段、特にそれに付属の同期化アルゴリズム37がタイマーモジ
ュール34に新しい開始値として補正値RR dynを与える。補正値が、上記
のように、部分補正値TKに分割されているならば、これらはタイマーモジュー
ル34に後続の監視周期中に、好ましくはタイムテレグラムの受入れのクロック
で、即ち監視ステップごとに与えられる。このことは図6の例では、処理ステッ
プ72cから出発してタイマーモジュール34に分岐する分岐77によりシンボ
ル化されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の同期化方法を実行するための回路配置を例示するブロック回路図。
【図2】 本発明による同期化方法の作用を説明するための、二次元のタイムダイアグラ
ムの形態の例としての概要図。
【図3】 本発明による通信アルゴリズムと同期化アルゴリズムとの間の処理ステップを
説明するための例としての概要フローチャート。
【図4】 本発明による通信アルゴリズムと同期化アルゴリズムとの間の処理ステップを
説明するための例としての概要フローチャート。
【図5】 例として15の監視ステップB1ないしB16を有する監視周期を示す図。
【図6】 ローカルのデータ処理装置中の、ローカルの同期化アルゴリズムに対する構成
例をブロック回路図の形態で示す図。
【符号の説明】
1 マスタ 2 CPUマスタ 4、21、31 バスインタフェース 5、23、33 メモリ 6、24、34 タイマー 8、26、36 通信アルゴリズム 9、27、37 同期化アルゴリズム 10 データバス 11、12、13 タイムテレグラム 14 スレイブ m 15 スレイブ n 19 CPUスレイブm 22、32 駆動装置インタフェース 28 調節アルゴリズム 29 CPUスレイブn 38 調節アルゴリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,KR,U S Fターム(参考) 5B045 AA05 BB12 BB28 BB38 CC09 EE07 GG01 5B089 GA08 GB01 GB03 JB11 KA11 KB11 KC30 KE10 5K047 AA18 BB12 KK02 KK19 MM49

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央の技術的システム(1)中の中央のタイムベース(tz
    )にローカルの技術的システム(14;15)中の少なくとも1つのローカルの
    タイムベース(tm;tn)を同期化するための方法において、タイムテレグラ
    ム(…;Zn−1,11;Zn,12;Zn+1,13;…)を中央のタイムベ
    ース(tz)からローカルのタイムベース(tm;tn)へ伝送し、その際に a)中央のタイムベース(tz)からタイムテレグラム(11、12)の送出し 時点(y,z)が検出され、またデータ値として後続のタイムテレグラム( 12、13)の中に記入され、 b)ローカルのタイムベース(tm;tn)から b1)タイムテレグラム(11、12)の受入れ時点(u,v)が検出され 、またタイムテレグラム(12、13)の中に含まれている送出し時 点(y,z)の値が再現され、 b2)タイムテレグラム(11、12)の関連し合う送出しおよび受入れ時 点の間の差からローカルのタイムベースと中央のタイムベースとの間 の時間偏差(u−y,v−z)が求められ、さらに b3)時間偏差(u−y,v−z)の値がローカルのタイムベース(tm) を同期化するために評価される ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ローカルのタイムベース(tm;tn)から a)時間偏差(u−y,v−z)が、監視周期(73,74)の間に伝送された タイムテレグラム(…,11、12,13,…)の群を用いて求められ、ま た b)監視周期(73,74)中に検出された時間偏差(u−y,v−z)の最小 値から補正値(RR dyn)が形成され、同期化のために使用される ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 補正値(RR dyn)が、目標値(83)として値零を、
    また実際値(82)として監視周期(73,74)の間に求められた時間偏差(
    78)からの最小値を供給される調節アルゴリズム(84)の出力値(85)に
    相当することを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 補正値(RR dyn)が後続の監視周期の間に分配されて
    ローカルのタイムベース(tm;tn)に与えられる(88)ことを特徴とする
    請求項2又は3記載の方法。
  5. 【請求項5】 a)監視周期(73,74)が予め定められた数(73a, 73b)の伝送されたタイムテレグラム(…,11、12,13,…)から 成り、 b)部分補正値(TK)が予め定められた数(73a,73b)の伝送されたタ イムテレグラム(…,11、12,13,…)による補正値(RR dyn )の除算により形成され、また c)タイムテレグラムの伝送ごとに同期化するために部分補正値(TK)がロー カルのタイムベース(tm;tn)に与えられることを特徴とする請求項2 ないし4の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5の1つによる方法を実施するための装置に
    おいて、 a) a1)中央のタイムベース(tz)を形成するための中央の手段(6,7)と 、 a2)データバス(10)の中にタイムテレグラム(…,11、12,13, …)をインプットするための中央の通信手段(8,4)と、 a3)インプットされたタイムテレグラム(11、12)の送出し時点(y, z)を検出し、また後続のタイムテレグラム(12、13)の中にその インプットの前にデータ値として記入する中央の同期化手段(9)と を有する中央のデータ処理装置(1)と、 b) b1)ローカルのタイムベース(tm;tn)を形成するためのローカルの手 段(24,25;34,35)と、 b2)データバス(10)からタイムテレグラム(…,11、12,13,… )を受入れるためのローカルの通信手段(26,21;36,31) と、 b3)タイムテレグラム(11、12)の受入れ時点(u,v)を検出し、 タイムテレグラム(12、13)の中に含まれている送出し時点(y ,z)を読出し、関連し合う送出しおよび受入れ時点からローカルの タイムベースと中央のタイムベースとの間の時間偏差(u−y,v− z)を決定し、またそれからローカルのタイムベース(tm;tn) を発生するためのローカルの手段(24,25;34,35)に対す る補正値(RR dyn)を決定するローカルの同期化手段(27; 37)と を有する少なくとも1つのローカルのデータ処理装置(14;15)と を有することを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 a)ローカルのタイムベース(tm;tn)を形成するため のローカルの手段(24,25;34,35)が、クロック手段(25;3 5)によりサイクリックにデクレメントされ、開始値(RR)の完全なデク レメンテーションの後にローカルのタイムベース(tm;tn)に対する時 間形成信号を発する各タイマーモジュール(24;34)を有し、 b)ローカルの同期化手段(27;37)が各タイマーモジュール(24;34 )に開始値(RR)として補正値(RR dyn)を与える ことを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 その際にローカルの同期化手段(27;37)が補正値(R
    R dyn)を a)監視周期(73,74)の中で受入れられたタイムテレグラム(…,11、 12,13,…)から形成し、また b)部分補正値(TK)に分割し(86,87)、 c)そしてこれらをタイマーモジュール(24;34)に後続の監視周期中に、 好ましくはタイムテレグラムの受入れのクロックの中で与える ことを特徴とする請求項6又は7記載の装置。
  9. 【請求項9】 生産装置(16)の中のローカルの技術的な作動手段(17
    ,18)を作動させるための請求項6ないし8の1つによる装置の使用方法にお
    いて、ローカルの技術的な作動手段(17;18)に、各ローカルの技術的な作
    動手段(17;18)を各ローカルのタイムベース(tm;tn)のクロックで
    駆動するローカルのデータ処理装置(14;15)を対応付けたことを特徴とす
    る使用方法。
  10. 【請求項10】 技術的な作動手段として電気的な駆動装置(17,18)
    を有する生産装置における請求項9による使用方法。
  11. 【請求項11】 ローカルのデータ処理装置(14;15)が調節量(17
    a,17b;18a,18b)、特に実際値、目標値又は操作値、を同期して各
    ローカルのタイムベース(tm;tn)のクロックで対応付けられているローカ
    ルの技術的な作動手段(17;18)と交換することを特徴とする生産装置にお
    ける請求項9による使用方法。
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