JPH10503282A - 一次基準クロックに用いるための統制時間スケール生成装置 - Google Patents

一次基準クロックに用いるための統制時間スケール生成装置

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JPH10503282A
JPH10503282A JP8505857A JP50585795A JPH10503282A JP H10503282 A JPH10503282 A JP H10503282A JP 8505857 A JP8505857 A JP 8505857A JP 50585795 A JP50585795 A JP 50585795A JP H10503282 A JPH10503282 A JP H10503282A
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ジョージ フィリップ ザムペティ
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シンメトリコム インク
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Abstract

(57)【要約】 統制されたクロック信号をネットワークじゅうに位置する複数のノードで提供する方法および装置を開示する。好ましい実施態様では、複数のクロックをアンサンブルして、アンサンブル時間ベース情報を提供する。また、全地球測位衛星(GPS)またはLoranレシーバから得られるような世界クロック信号を提供し、アンサンブルされた時間情報をこの世界クロック信号の周波数または位相に合わせて統制して、ネットワークじゅうに同調または同期化を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 一次基準クロックに用いるための統制時間スケール生成装置著作権通知 本特許文書の開示内容の一部は、著作権保護の対象である内容を含む。著作権 所有者は、特許庁の特許ファイルもしくは記録に見られる特許開示を閲覧する他 者によるファクシミリ再現に対しては異議はないが、それ以外に関しては、すべ ての著作権を留保する。発明の背景 発明の分野 本発明は、時間スケール生成に関し、特に、トレース可能な時間スケール生成 に関する。 発明の背景 電話ネットワーク、電力ネットワークおよびコンピュータネットワークのよう な多くの用途で、タイミングを制御するためにクロック信号が生成される。例え ば、低周波数無線ナビケーション(Loran)および全地球測位衛星(GPS )をクロックソースとして使用することができる。LoranおよびGPSは、 廉価で正確な時間スケールソースを提供するが、欠点がいくつかあり、それらの 欠点が、そのようなソースが一般に使用されないという結果をもたらしている。 通常、LoranおよびGPSのマスタクロックは、ソースへの通信リンク、す なわち無線信号が、比較的雑音のある通信リンクを提供するため、望ましくない ものとみなされている。このような雑音の多い通信リンクは、結果的に、ノード で感知されるマスタクロックに雑音を入れてしまう。通常は、これらの外部タイ ミングソースを使用するのではなく、これらのクロック信号の多くは、ネットワ ーク中の各スイッチまたはノードで生成される。スイッチまたはノードで生成さ れるクロック信号は、イベントの相対的な発生をトラッキングし、制御するため の局所時間ベースを提供する。そのような時間スケール生成装置の例には、セラ ミック発振子、水晶発振子、クオーツ発振子、ルビジウム発振子およびセシウム 発 振子がある。通常、いわゆる一次原子時計であるセシウム発振子が最高の精度、 正確さおよび安定性をもつ時間ベース基準を、ただし最大の費用で提供する。 これら従来技術の発振子それぞれは、局所時間ベース生成装置として使用する ことができ、多様な要因、例えば温度、雑音、システムバイアスなどの影響を受 ける精度および安定性を有している。ネットワークのノードの多くが互いに通信 する必要があるとき、通常、これら個々のノードが互いに同期をとって、または 同調して動作していなければならないという要件がある。同期とは、何らかの基 準に照らして計測されると、二つの異なるノードのクロックどうしの間に所与の レベルの精度の特定のタイミング(位相および周波数)関係があることをいう。 同調とは、所与のレベルの精度で計測されると、二つの異なるノードのクロック ソースどうしの周波数が同じであることをいう。 種々のタイプのマスタまたは基準ソースを使用することができる。例えば、セ シウムクロックのようなマスタクロックソースは、ネットワークを介して各ノー ドに分与されるセシウム発振子であってもよい。ネットワーク中の各ノードは、 ルビジウム発振子のような、より不安定な発振子を組み込み、通信リンクを介し てマスタクロック信号を受信するものでもよい。 そのような発振子をマスタまたは基準クロックソースに対してロックするため に、種々の高精度の位相および周波数ロックループ、例えば本願の譲受人から市 販されているStratumモデルST2、ST3およびST3Eが開発された。これ らのクロック回路は、1日に1011分の1単位の範囲の正確さで、基準またはマ スタ信号の高精度トラッキングを提供する。しかし、要求される精度および正確 さの程度に依存して、これらの発振子の使用は結果的に複雑さおよび費用の増大 をもたらす。 同期または同調を得るもっとも一般的な方法は、ネットワークじゅうに分与さ れる基準またはマスタクロック信号にそれぞれロックされる位相ロックループま たは周波数ロックループを使用する方法である。このようなネットワークじゅう のマスタクロック信号の分与の欠点は、通信リンク中の雑音および/または位相 もしくは周波数ロックループ中の種々の誤差原因が、ネットワーク中にタイミン グ(位相)誤差または周波数誤差を生じさせるおそれがあることである。このよ うなタイミングまたは周波数の誤差は、結果として、異なるノード間でデータま たは他のタイプの情報フレームのタイミングにスリップを生じさせる。位相また は周波数の誤差が生じる場合、それが、例えばタイミング間隔のスリップを招い て、データの損失をもたらしかねない。 局所時間スケール生成を改善するさらなる手段として、安定性を改善するため の種々のプロセスが開発された。改善された時間スケール生成のための一つの一 般的な方法は、いくつかの異なる高精度ソース、例えばオーブンベースのルビジ ウム発振子を用意し、それらの発振子の信号を平均化して、統計的に誤差を最小 限にしようとする方法である。 このような平均化技術のさらなる改善が、アンサンブル時間ベース生成である 。アンサンブル時間ベース生成では、多様なクロックおよび他の時間ベースソー スが提供される。タイミングソースの簡単な数学的平均をとるのではなく、種々 の異なる時間ソースの予測または計測による正確さおよび安定性に基づき、種々 の重要視される要因が時間スケールの生成のために考慮に入れられる。National Institute of Standard and Technology(合衆国商務省の一部)によって開発 され、M.Weiss & T.Weissertの「AT2,A New Time Scale Algorithm: AT1 Plu s Frequency Variance」Metrologia No.28 p.65-74(1991)に記載されたAT1 およびAT2のようなパブリックドメインの手法をはじめとするアンサンブル時 間スケール生成方法の例がいくつかある。 それにもかかわらず、アンサンブル時間スケール生成は、同期化または同調の いずれをも提供することができない。したがって、本発明の第一の目的は、同期 化または同調が可能な時間スケール生成装置を提供して、ネットワークじゅうに 同期化または同調を提供することにある。さらなる目的は、簡潔で比較的廉価な アーキテクチャを使用する時間スケール生成装置を提供することにある。さらな る目的は、アンサンブル時間ソースを基準クロックに合わせる統制時間スケール 生成装置を提供することにある。本発明のなおもさらなる目的は、GPSタイミ ングを使用して、基準またはマスタクロック信号を提供することにある。発明の概要 これらおよびその他の目的は、制御されたアンサンブル時間スケール生成装置 の実施態様によって達成される。ネットワーク中の複数のノードが、利用できる 多様な時間スケール生成装置、例えば複数のルビジウム発振子と、セシウム発振 子と、別のノードのマスタクロックから伝送されるネットワーククロックとを有 している。複数のクロックがアンサンブルされ、統計学的基礎とされる、複数の 信頼しうるソースにおける依存性によって良好な安定性を有するアンサンブル時 間スケール生成装置が提供される。そして、これらアンサンブルされたクロック は、ネットワークじゅうで利用できる、根本的により良好な長期的安定性および 正確さを有するクロックソースからの周波数統制を受ける。このような時間ソー スの一例がGPSである。加えて、周波数統制された時間スケールはさらに、こ の同じ信頼性の高いクロックソースからの時間統制を受けて、同期を提供するこ ともできる。 マイクロプロセッサを用いた構成により、アンサンブルされたクロックソース の周波数および時間スケールの統制の効率的な実施を実現できる信頼しうるコア ハードウェアエンジンアーキテクチャが開示される。このアーキテクチャは、G PSレシーバと、それぞれが異なる局所クロック、ネットワーククロックおよび 世界統制クロックに結合されている1対のマルチプレクサと、第一のマルチプレ クサの出力に結合されているディジタルシンセサイザと、時間間隔計測装置、例 えば、スタート入力が第二のマルチプレクサの出力に結合され、ストップ出力が シンセサイザに結合されている調歩カウンタとを要する。このコアアーキテクチ ャエンジンは、適切な入力信号を処理して、アンサンブルされた時間情報を得た のち、そのアンサンブルされた時間情報を周波数統制して、周波数統制された時 間ベース信号を提供するマイクロプロセッサを使用する。あるいはまた、時間( 位相)統制された時間ベース信号を提供してもよい。図面の簡単な説明 図1は、本発明のネットワーク実施態様を示すブロック図である。 図2は、ネットワーク中のノードに使用される本発明の実施態様の階層工程図 である。 図3は、ネットワーク中のノードが同調を提供するための本発明のさらなる実 施態様のブロック図である。 図4は、同期化を得るために図3の実施態様と組み合わせることができる追加 部品のブロック図である。 図5は、本発明のさらなる実施態様のブロック図である。 図6は、本発明のさらなる実施態様のブロック図である。 図7は、電話交換局に用いるための局所一次基準ソースのブロック図である。好ましい実施態様の詳細な説明 図1は、本発明を具現化する、1個以上のノードを有するネットワーク10を 示す。このネットワークは、1個以上の伝送チャネル20、21、22、23、 24および25を介して互いに通信する複数のノード12、13、14、15、 18および19を含み、これらのノードが電話交換局を構成することができる。 各ノードは複数のクロックソースを有し、これらのクロックソースは、2個のル ビジウム発振子(RbAおよびRbB)、例えば本願の譲受人から市販されてい るST2と、例えば同譲受人から市販されているST3Eのような1個または2 個のクォーツ発振子と、セシウム発振子(CS)と、GPSクロック出力を提供 する全地球測位衛星レシーバ(GPS)と、マスタクロックとして働く別のノー ドから伝送されるネットワーク発振子ソースとを含むことができる。各ノードは また、Loranのような他のクロックソース(図示せず)を有することもでき る。 図2は、開示する本発明の実施態様を含むネットワークノードの基本動作を示 す。ステップ30で、複数のクロックソース、例えば2個の局所ルビジウムクロ ックRbAおよびRbBと、局所セシウムクロックCsと、ネットワーク中の別 のノードのルビジウムクロックであってもよいネットワーククロックNtとがア ンサンブルされる。このアンサンブル処理は、ソフトウェアエンジンを使用する 確立されたプロトコルにしたがって、当業者には周知であり、その記載すべてを 引用例として本明細書に含めるM.Weiss & T.Weissertの「AT2,A New Time Sc ale Algorithm: AT1 Plus Frequency Variance」Metrologia No.28 p.65-74(1 991)に記載のAT2プロトコルによるものが好ましい。AT2プロトコルでは、 所与のクロックソースが全体の時間スケールに寄与する程度を、クロック安定性 についての演繹的推定とクロック安定性についての進行中の計測との両方によっ て管理することができる。AT2の標準的な実施態様では、周波数状態推定の統 合時間は、主に、ランダムウォーク周波数変調雑音の各クロックのレベルについ ての演繹的推定によって決定されるが、時間状態に対する各クロックの寄与の重 みは、白色雑音周波数変調についての測定レベルに基づいて適応的に決定される 。一般に、すべての時間スケールアルゴリズムは、共通の基礎として、標準クロ ックモデルおよび時間スケール生成式を共有する。違いは、使用される重みおよ び統合時間を制御するのに使用される方法にある。この実施態様は、特定の時間 スケールアルゴリズムを完全に独立した成分として包含する。時間スケールアル ゴリズムが管理される厳密な方法は重要ではない。例えば、譲受人が考慮する本 実施態様の特定の応用では、重みおよび統合時間の両方が演繹的に決定される。 この第一段の出力が、利用可能なクロックソースに基づくアンサンブル時間スケ ールクロックまたはクロック状態情報である。 そして、ノードは、アンサンブル時間と、例えばGPSレシーバ(図示せず) によって検出される全地球測位衛星信号中に含めて伝送されるクロック基準信号 であってもよい「世界統制クロック」(UDC)との間の周波数誤差を測定する 処理32により、アンサンブルされた時間スケールに合わせる周波数統制を行う 。あるいはまた、比較的小さな地理的区域をカバーするネットワークの場合、L oranを使用してもよい。そして、計測された周波数誤差を使用して周波数補 正係数を生成して、長い時間間隔、例えば数時間にわたってアンサンブル時間ス ケールの周波数をUDCのそれに合わせて変更する。ネットワーク中の各ノード が、アンサンブルされた時間スケールのUDCに合わせる統制を行うならば、そ のネットワークは同調状態にある。すなわち、各ネットワークでの統制された時 間スケールの周波数が非常に高い精度で同じである。 さらに、ステップ34に示すように、周波数統制して得られた時間スケールを さらに時間統制してもよい。時間統制は、周波数統制されたアンサンブル時間と GPSのような世界統制クロックとの間の位相誤差を除くという点で、周波数統 制とは異なる。時間統制は、データフレームのスリップを最小限にするように、 はるかに長期間をかけて行われる。 図3は、そのようなアンサンブル処理および統制を用いる実施態様100を示 すブロック図である。アンサンブラ102は、その入力として、2個のルビジウ ムクロック(Rb0およびRb1)、セシウムクロック(Cs)、ネットワーク クロック(Nt)および、任意のものしてGPSレシーバから提供される全地球 測位衛星クロック(GPS)を含む利用可能なクロックソースそれぞれを有して いる。アンサンブラの出力は好ましくは20MHzクロック信号であり、これが次 に分周器104によって分周されて4KHzクロック信号(電話への応用の場合) が得られる。 分周器104からの4KHz出力は、調歩カウンタを含むことができる4個の時 間間隔計測装置106、108、110および112に供給される。時間計測装 置106は、サンプリング期間中、GPSクロック信号とアンサンブルされた時 間との間の位相差を計測する。時間計測装置108、110および112は、ア ンサンブル時間と、セシウムクロック(Cs)、ネットワーククロック(Nt) およびRbAクロックとの位相差をそれぞれ計測する。これらの時間計測装置そ れぞれは、クロック信号によって駆動され、スタート(RbA、CsおよびNt クロックのいずれか)信号とストップ信号(アンサンブル時間)との間の規定時 間(位相)差を計測する調歩カウンタであってもよい。 サンプリング期間中これらの時間計測装置106、108、110および11 2それぞれからの位相差がカウント値を提供する。当該分野に周知である周波数 誤差推定技術を使用して、このカウント値を特定期間にわたりマイクロプロセッ サ(CPU)114によって処理することができる。そして、この周波数誤差推 定値を、マイクロプロセッサ114中で実行されるろ波機能によって数学的に変 更して補正係数を得て、第一の数値制御発振器116の出力周波数を変化させる 。この数値制御発振器116が4KHz信号の周波数を変化させて、周波数統制さ れた時間スケール出力118を提供する。 GPSレシーバからのGPSクロック信号が極めて良好な長期的安定性および 正確さを有し、平均して地球上の事実上どこででも利用できるため、ネットワー クじゅうに統制された時間スケールを得るためには通常これが選択される。した がって、GPS信号は世界統制クロックとして働く。統制を実施するために、統 制時間ソースとアンサンブルされた時間との位相差を計測する時間計測装置から のカウント値がCPUによってときどきサンプリングされ、記憶される。そして 、数値制御発振器の補正係数を変更するためにサンプルがCPUによって処理さ れる。GPSのような統制時間ソースの場合、周波数制御ループ時定数は通常、 数時間のオーダであるが、Loran信号時間スケールのような、より短期的で 安定な統制ソースの場合、統制のための時間間隔ははるかに短く、例えば1時間 程度となりうる。高い短期的安定性を有するセシウムクロックがUDCが得られ ていない状態において使用されている場合、間隔はわずか数分となりうる。時間 椎定値の更新は25.6秒ごとに実施することができる。 CPUはまた、種々の局所クロック、例えばRbAおよびCsならびにUDC 、例えばGPSおよびLoranをはじめとする種々のクロック信号をモニタし て、種々のクロックの性能を測定することもできることに注目すべきである。マ イクロプロセッサが、例えばこれら種々のクロックのいずれかとアンサンブル時 間との間で、その特定のクロックの信頼性および安定性が相当に低下したことを 示す有意で多様な位相変化に気が付けば、そのクロックをアンサンブラによって 無視することもできる。同様に、CPUが、世界統制クロック、例えばGPSま たはLoranの安定性に有意な低下が見られることに注目するならば、CPU は、異なる世界統制クロックを選択することもできる。いずれにしても、CPU は、CPU114を含むネットワークノードまたはネットワーク中の他どこか離 れた位置のいずれかの表示装置上での障害インジケータを活性化することができ る。 またさらに、多数決投票規準を使用して、利用可能な入力信号ごとに重み割り 当てを制御することもできる。このような投票は、各推定の後に実施することが できる。世界統制クロックは短期間では安定性に劣るが、不安定になった局所ク ロックを検出するのに役立つため、重みを割り当てるためのこの投票に使用する ことができる。 図4は、周波数統制された出力を発振器116から得て、選択された世界時ソ ース、例えばGPSに対しての同期を提供する、図3の実施態様のさらなる変形 である。具体的には、図3の発振器116からの同調出力118が第二のNCO 150に供給される。この第二のNCO150の出力152が、第二の発振器1 50の出力と、同調を得るために選択されたUDC時間ソース156、例えばG PSクロック信号との間の位相差を計測する時間計測装置154に接続される。 時間計測装置154の出力がディジタルフィルタ158の入力に供給されて、第 二のNCO150からの同調時間とUDC時間ソースとの間の平均位相差を表す 出力を提供する。UDCソースの平均短期的安定性およびアンサンブル時間スケ ールの長期的安定性が、フィルタ158の調節可能な時定数を決定する。したが って、比較的短期間の不安定なUDCソース、例えばGPSの場合、時定数はか なり長い、すなわち1日のオーダであるべきである。UDC時間ソースの非存在 において、より高い短期的安定性を有する局所セシウムクロックが使用される場 合には、フィルタ時定数ははるかに短くてもよい。このように、第二のNCO1 52をGPSまたは他のUDC時間ソースの平均位相に対して位相ロックするこ とにより、開示される実施態様を有するネットワーク内でノード間の同期を達成 することができる。 図4の実施態様を有するネットワーク中の他すべてのノードに関し、そのよう なノードすべてについて十分な同期が達成される。不必要なフレームのスリップ を避けるために、第二の発振器152による発振器150からの周波数統制され た時間スケールクロック信号の位相補正は、周波数補正よりもはるかにゆっくり 行われるべきである。 図5は、より効率的なアーキテクチャをもつ、統制された時間スケールのさら なる実施態様200を示す。クロックソース、例えば局所時間ソース、ルビジウ ムA(RbA)およびルビジウムB(RbB)、セシウム原子時計(Cs)なら びに世界統制クロックソース、好ましくはGPS、さらには他の時間ソース、例 えばネットワーク時間ソース(Nt)それぞれが、2個のマルチプレクサ202 、204に供給される。マルチプレクサ202、204の選択された出力は中央 処理装置(CPU)206によって制御される。このCPU206は、いかなる 高速マイクロプロセッサであってもよく、好ましくはディジタル信号プロセッサ である。選択された入力が不安定にならない限り、制御ライン203は一般に変 更されない。普通、制御ライン203は、CPU206による判断で、利用でき る中でもっとも信頼でき安定な短期的時間ソース、通常はセシウム時間ソース( Cs)をマルチプレクサ202の出力として選択するようにセットされている。 異 なる時間ソース、例えばルビジウム時間ソース(RbAおよびRbB)のいずれ かを選択することは、CPU206が、先に選択されたソースが不安定になった と判断した場合またはオフィス中にセシウムが存在しない場合にしか行われない 。選択された時間ソースは、NCOまたはスワローカウンタであることができる シンセサイザ210への入力として供給される。 シンセサイザ(Synt)またはNCO210の出力212は、調歩時間計測 装置214の入力にフィードバックされる。時間計測装置214の他方の入力は 、第二のマルチプレクサ204の出力に接続されている。制御205を介するC PU206の制御の下、マルチプレクサ204は、定期的に(ときどき)制御信 号を発して、時間計測装置との比較に用いるための異なる時間ソースを提供する 。このように、時間計測装置は、CPU206によって制御されるサンプリング 間隔で、連続的な位相計測または以下のサンプリングを提供する。その結果から 以下を計算する。 ここで、ΔXは、括弧の中の二つの時間ベースの間の周波数差に比例する、サ ンプリング期間にわたって計測された増分時間誤差(公称周波数に対して正規化 された位相誤差)であり、 ΔX(Synt−Synt)は、CPU206がこのオフセット偏差を温度お よび他の環境要因の関数として補償することを許すためのタイミング計測装置中 の増分時間オフセットの測度であり、入力クロックをカウンタのスタートおよび ストップ端子に印加することによって計測されるものであり、 Syntはシンセサイザの出力である。 CPU206は、簡単な操作により、シンセサイザ入力から独立した「対の」 差分マトリックスを得ることができる。例えば、RbAおよびRbB時間ソース の連続するサンプルの間の対差は、以下により、シンセサイザ周波数成分を減算 によって消去すると、得ることができる。 和算により、増分時間誤差の対データを、通常は時間スケールアルゴリズムに 使用される時間誤差データに変換することができる。 X(RbA−RbB)=ΣΔX(RbA−RbB) 異なる時間ソースの連続サンプルの間のこれらの対差それぞれをCPU206 によって同様な方法で得て、表IIに示す対マトリックスを得ることができる。た だし、iおよびjは対マトリックスの指標である。 (もちろん、計算しやすくするため、左上から右下(対称軸)に延びる対角マ トリックス(Xj、j)に沿うサンプルの対差は、当然ゼロであるので、それらを計 算する必要はない。また、マトリックスの対称軸の下側の対差は、容易に理解さ れるように、簡単な2の補数計算によって得ることができる。) そして、対マトリックス成分それぞれを、いくつかの周知の時間スケールソフ トウェアエンジンのいずれかに供給して、アンサンブル時間に対する各入力の時 間および周波数差の状態推定値を得ることができる。アンサンブル時間の状態推 定値は、CPU206によって生成され、RAMに記憶され、アンサンブル時間 の状態推定値は、図3の実施態様の時間計測装置に供給されるアンサンブル時間 の計算上の相似形である。時間スケールアルゴリズムの出力は、アンサンブル時 間に対する入力のいずれかを補償するのに必要な補正係数を提供する。この実施 態様では、この補償は、シンセサイザ出力に対して直接実施される。 シンセサイザ出力の制御は、アンサンブル時間スケールに対する出力を補償す るのに必要な補正と、長期的UDC周波数に対するアンサンブル時間スケールを 補償するのに必要な補正とを一つのアルゴリズムに組み合わせる。この制御サー ボアルゴリズムを説明する前に、統制周波数補正値の計算を説明する。 この統制アルゴリズムは、選択されたUDC入力の時間スケール増分時間状態 推定値を利用して、統制周波数補正値を決定する。統制計算は、時間スケールア ルゴリズムと同じ更新間隔で実施される。GPSがUDCソースである場合には 、時間スケールアルゴリズムは、GPSタイミング入力にゼロの重みを割り当て る。GPSタイミング信号は短期的には局所発振器ソース(例えば2個の局所ル ビジウム)よりもはるかに不安定であるため、これが望ましい。時間スケールア ルゴリズムは、実際の出力時間スケールに影響を及ぼすことなく、ゼロ重み入力 の状態推定値を提供する。 統制アルゴリズムは、増分UDC時間状態推定値においてディジタルローパス フィルタを具現化して、この信号における過度の位相雑音を減らす。フィルタ出 力は、統制周波数補正係数がn番目の時間スケール状態更新サイクルごとに更新 されるようにデシメーションされる。GPSの場合、フィルタの公称積分時間は 30分であり、統制周波数補正係数は、公称には30分ごとに更新される。ディ ジタルローパスフィルタは、切り捨て・丸め誤差を避けるために用いられる。 ディジタルフィルタ出力が現在の統制周波数推定値である。この現在の推定値 が過去のものと比較される。二つの推定値が予想される認定しきい値の範囲内で 一致するならば、その現在の推定値は受け入れられる。受け入れられた推定値が 実験平滑化フィルタへの入力として与えられて、統制周波数補正値が計算される 。フィルタの時定数は、全体の出力の周波数不安定性を最小限にするように選択 される。これは次のような制約を受ける。短時間定数の場合、UDCソースの不 安定性が支配的となり、長時間定数の場合、時間スケールの不安定性が支配的と なる。GPSの場合、公称の2時間定数が、ルビジウム局所発振器にとって最大 周波数安定性の領域での動作を提供する。 時間スケール状態推定値および計算された統制周波数補正値を与えられると、 この実施態様では1個しかないシンセサイザを操るための制御サーボアルゴリズ ムを望むことができる。この説明に関して、シンセサイザ210への入力がマル チプレクサ202を介するRbAであるように選択が行われると仮定する。シン セサイザ制御語は、周波数制御語(FCW)と位相制御語(PCW)との和であ る。 周波数制御語は、時間スケール周波数状態および統制周波数補正値から次式に よって直接計算される。 式中、Yは、クロックの、その公称周波数に対する小数周波数誤差であり、し たがって百万分の1単位で計測されるものであり、 周波数制御語は、出力シンセサイザを公称的に正しい周波数に修正するための 開ループまたは正方向送り補償とみなすことができる。NCOに提供される位相 制御語(PCW)は、ハードウェアNCOに伴う小さなバイアスおよび分解効果 から生じる残差誤差を除くための閉ループ補正フィードバック係数(SYNT) である。位相制御語は次式によって計算される。 PCW=∝(時間残差誤差) 2 ここで式中、∝は比例時定数である。 時間残差誤差は、ハードウェアシンセサイザ(NCO)の出力と入力との間で 計測された時間誤差を計算された予想位相ランプと比較することによって決定さ れる。 増分時間誤差は次のとおりである。 ΔX(RbA−Synt1)は、補償された計測増分位相ランプである。 計算された予想時間誤差は、時間スケール周波数状態および統制周波数補正値 から決定することができ、周波数制御語の負に比例する。 式中、ΔTは時間スケール更新間隔である。 増分時間残差は、計測された補正増分時間誤差と、計算された増分時間誤差と の差である。 見逃し時間誤りは、増分時間残差の合計である。位相制御時定数は、時間計測 装置中の計測雑音ならびにハードウェアシンセサイザ中のバイアスおよび分解努 力に基づいて選択される。通常、100〜1000秒の範囲の時定数が所望の安 定性を達成する。 シンセサイザの出力を、CPU206により、標準アルゴリズムにしたがって 制御して、マトリックスから利用できる2個のルビジウムクロック、1個のセシ ウムおよび1個のネットワーククロックに基づいてアンサンブルされた時間を提 供することができる。さらに、同じ時間スケールエンジンは、アンサンブル時間 および計算されたアンサンブル時間と平均化された受信GPS信号との間の周波 数差を利用して、周波数統制された時間ベースを提供して、世界統制クロックと の同調を実現することができる。加えて、望むならば、CPU206はまた、こ れらのエンジンにしたがって適切な位相増分更新を計算して同期を実現すること もできる。 このアプローチで使用するためのさらなる改善は、上記表IIに示す対マトリッ クスの代わりに増分対マトリックスを使用することである。増分対マトリックス は、連続する対サンプルの間の差を含む。 ΔXj,i(t+τ)=Xj,i(t+τ)−Xj,i(t) 6 式中、Xj,i(t)は、時間サンプル間隔tにおける表IIのj,i要素であり、 Xj,i(t+τ)は、次の時間サンプル間隔t+τにおける表IIの同じj,i要 素である。 このように、デルタ対マトリックスを以下の表IIIに定義する。 上記表IIの通常の対マトリックスの代わりにデルタ対マトリックスを使用する 利点は、マトリックス値の範囲ならびにクロックソースとシンセサイザ出力との 間の時間および周波数の差の状態推定値の範囲が有意に小さな範囲の値になって 、特に位相誤差に関して整数計算の使用を許すことにある。 さらに、UDCとシンセサイザの出力との間で、周波数統制に加えて時間統制 が必要であるならば、周波数補正係数を出力する代わりに、時間補正係数を計算 してもよい。この時間補正係数は、周波数統制時間スケール状態を計算すること によって導き出すことができ、GPSソースとシンセサイザの出力との間の時間 計測装置のろ波された差分誤差に基づいて、位相誤差補正係数を求めてマイクロ プロセッサによって補正係数を計算して、同期を提供することができる。 クロックソースをGPSに合わせて統制することの他に類を見ない利点は、G PSが一般にネットワークの地理的区域のいたる所で普遍的に利用できるという ことにある。したがって、ネットワーク中の各ノードが図3に示すような周波数 統制されたクロックを有するならば、ネットワーク中のノードそれそれは、UD C時間ソース(例えばGPS)と、ひいてはUDC時間ソースに合わせて統制さ れた他のノードと同調する。 さらに、アンサンブル時間スケールを使用することにより、例えば太陽のフレ ア活動によってGPSのようなUDC時間ソースが失われるとしても、統制され たアンサンブル時間の使用が安定性の高い局所時間ソースを提供する。GPSま たは他のUDC時間ソースが損失したときでも、アンサンブルされた時間によっ て提供される安定性の高い局所時間ソースのおかげで、ネットワーク中の各ノー ドはなおもネットワーク中の他のノードとの同調およびおそらくは同期を相当な 期間維持することができる。特に、ネットワーク中の各ノードは、好ましくは、 UDC時間ソースの損失を検出したならば、ホールドオーバ状態に入ることがで き、それにより、NCOそれぞれが固定状態に保持される。各ノードにとっての 局所時間ソースは、アンサンブルされた時間スケールにおける構成要素時間ソー スそれぞれよりもはるかに安定であるアンサンブルされた時間であるため、各ノ ードは、GPSのようなUDC時間スケールが再び取得されるまでの相当な時間 間隔にわたって他のノードと同調した状態を保つ。 図6は、本発明の実施態様を使用する局所一次基準ソース300のブロック図 である。ソース300は、好ましくは、全地球測位信号を受信するように設計さ れ、好ましくは、局所一次基準ソース300が位置するところのオフィスの屋根 に設置される全地球基準測位タイミングレシーバ(GTR)302に結合される 。GTR302は、衛星ネットワークから全地球測位信号を受信し、雷抑制装置 304と、局所一次基準ソース300を含むオフィスへのファイバケーブルリン ク306とを有している。ソース300は、全地球測位タイミングインタフェー ス400と、エラー状態を示すための種々の可聴および可視アラーム308と、 電源310とを含む。また、ソース300には、米国カリフォルニア州サン・ホ セのSymmetricom社のTelecom Solutions部門から市販されているようなディジタ ルクロック分配システム(DCD)320が結合されている。DCD320は、 Telecom Solutionsから市販されているST2(322、324)であってもよ い2個のルビジウムクロックソースRbAおよびRbBを含むことが好ましい。 同様に、メンテナンスインタフェースシステム326と、外部の多数の基準クロ ックソース330およびGTIの出力をオフィスじゅうに分与するために受信す ることができる多数の基準クロック制御装置AおよびB(MRCA327および MRCB328)とが含まれる。 図7は、LPRS300の一部をより詳細に示すタイミング図である。5MHz の平方波クロックソースRbAおよびRbBが結合されて1250分周器によっ て分周されて4KHz信号RbAおよびRbB信号をセレクタ402に提供する。 セレクタ402の出力は20.128MHz位相ロックループに結合され、これが 、GPSレシーバからの4KHzのRbA、4KHzのRbBおよびUDC4KHz信号 とともに、Telecomから市販されているISAM404に供給される。通常は、 20.128MHz位相ロックループ404は、4KHzのRbAおよびRbB信号の 一方によって駆動される。 GTIは、ISAM(統合シンセサイザおよび計測)ハードウェアエンジンを 使用して、費用効果的で高性能の統制された時間スケール機能を提供する。GT I ISAMは、5個までの位相計測のチャネルと、FPGAに集積された32 ビットコヒーレントディジタル合成との機能を果たすように設計されている。デ ィジタルシンセサイザは、D/A変換器を使用することなしに具現化される。代 わりに、ディジタルミキサ技術を用いて、シンセサイザのジッタを抑制し、ハー ドウェア分解能を改善する。ディジタルシンセサイザは以下の仕様を有している 。 1.分解能:1.4E−11(ステアリングコントロールサーボによって6E −15まで拡張) 2.ジッタ:<200ps 3.公称出力周波数:20MHz マルチチャネル位相計測サブシステムが5個までの入力チャネルをシンセサイ ザ出力に対して計測する。各入力チャネルは、FPGAへのサンプリングパルス 列であるように状態調節される。パルス列は、4KHz、8KHz、16KHzまたは3 2KHzの速度であることができる。32KHzよりも低い速度の場合、位相計測は、 32KHz高調波周波数で効率的に実施される。GRIにおいて、すべての入力チ ャネルは、4KHzサンプリングパルスレートにある。公称パルス幅は500nsで ある。位相計測サブシステムは以下の仕様を有している。 1.整定時間(入力チャネルを選択したのち、計測の準備ができるまで):8 0ms 2.シングルショット計測間隔:<20ms 3.シングルショット計測分解能:640ps 4.計測範囲:FPGAから31.25マイクロ秒(16ビット入出力で0〜 BEC5(16進)) GTIでは、4個の位相計測チャネルが用いられる。チャネルの割り当ては次 のとおりである。 1.局所発振器入力Aから導出された4KHzサンプリングストローブ 2.局所発振器入力Bから導出された4KHzサンプリングストローブ 3.GTRタイミング入力から導出された4KHzサンプリングストローブ 4.20MHzシンセサイザ出力から導出された4KHzサンプリングストローブ( 較正チャネル) 計測サイクルは、4個のチャネルそれぞれから一つずつのシングルショット計 測の集合からなる。計測サイクルは400msごとに完了する。 数値制御発振器および統合位相計測システムは、SymmetricomのTelecom Solut ions部門から市販されているゲートアレイに具現化されたISAMエンジン40 6を含む。ISAMエンジン406は、二つの出力、すなわち10MHz出力と、 一方1.544/2.048MHzフレーマ位相ロックループ408に提供される 20MHz出力とを提供する。ループ408が1.544MHzで作動しているのか2 .48MHzで作動しているのかは、出力がT1データフォーマットにあるのかE 1データフォーマットにあるかに依存する。フレーマPLL408の出力は、ラ インインタフェースユニット414によって出力バスOut AおよびOut Bへ分配させるためにT1/E1フレーマ412に結合される。また、GPS4 KHz信号が出力で利用できる。望むならば、ISAMエンジン406はLORA Nタイミング信号を受信してもよい。 4KHzのGPS信号が以下の方法でGTR302から供給される。光センサモ ジュール416がファイバ306に結合され、ファイバ306からの光パルス列 を電気信号に変換し、マンチェスタデコーダ418がそれをデコードして、バス 420に載せて分配するための4KHzのGPS信号を発する。マンチェスタデコ ーダはまた、18.432MHzのクロック信号を受信し、GTRからの信号に含 まれる所定のシーケンスに基づいて1パルス/秒(1PPS)デコーダ424に 信号を発して、時刻を多様なデータフォーマットで提供する時刻モジュール42 2が使用するための毎秒1パルスデータを提供する。時刻モジュール422から のデータはまた、エンジン416を介してファイバ304に載ってGTRにも提 供される。時刻データはまた、エンジン416からマイクロプロセッサ440上 のUARTに直列に通してもよい。 データはまた、好ましくは米国カリフォルニア州キャンベルのZilog から市販 されているZ180であるマイクロプロセッサ440により、モジュール416 を介してGTR302に提供してもよい。マイクロプロセッサ440は、好まし くは、GTR302と通信するための2400ボーのUARTと、RS232プ ロトコルを使用する直列インタフェースを介してMIS326に結合されている UART9600ボーポートとを含む。IPPSデコーダ424はまた、毎秒1 パルスを2400ボーのUARTポートに提供する。 好ましくは、マイクロプロセッサは、1PPSデコーダ424および時刻エン ジンの出力と、入出力割り込み制御装置452中の状態レジスタに応答するマス ク可能な割り込みと、直接メモリアクセス(DMA)制御装置と、フレーマ41 2に結合された直列ポートとにそれぞれ結合された3個のハードウェア割り込み INT0、INT1およびINT2を有している。フレーマ412は、フレーミ ングされたすべて1の信号を、任意には、それぞれDallas Semiconductor DS 2180AまたはDS2181のいずれかを使用するT1フォーマット(1.5 44MHz)またはE1CCフォーマット(2.048MHz)で提供する。 同様に、Z180のプログラムを含むことができるEEPROM442、プロ セッサが使用するためのデータRAM444、ブートプログラムを含むフラッシ ュRAM446、実時間クロックモジュール448、例えばHarris Semiconduct orから市販されているICM7170およびマルチライン表示モジュール、例え ばDMC16101Aを含むフロント制御パネル450が含まれる。EEPRO Mは、データを後でCPU440に再伝送するためにネットワークを介してMI S326に伝送することによって再プログラムすることができる。マスク不可能 なインタフェースで、マイクロプロセッサ440はまた、ウォッチドッグタイマ (WDT)441にも応答する。入出力割り込み制御装置452はまた、可聴ア ラームおよび可視アラームを発生し、また、アラーム遮断出力を生成するために も接続されている。例えばGPS信号の損失もしくは不安定化、RbAおよびR bB信号の損失もしくは不安定化などといった特定のエラー状態にあるオフィス や離れた場所での人員に警告するために使用される重要な警報と軽度の警報の両 方がある。 好ましくは、GTI400は、それ自体の電源を含むだけでなく、それがオン およびオフにすることができるGTR用電源460をも含む。GTIはまた、状 態バス462を介してGTR用電源の電流および電圧をモニタする。この状態バ スにはまた、RbAおよびRbB信号の存在および安定性、20.128MHzの PLL404のロック状態、BSYラインを介して通知される、ISAMエンジ ン406が位相計測を完了したかどうか、1.544/2.048MHzのPLL 408がロックされているかどうか、及びLIU414がデータを出力している かどうか、をモニタするモニタ410が結合されている。モニタ410は、Rb AおよびRbBの3回の5MHzクロック期間(600nsec)ごとにワンショット のセットを含み、プロセッサ440によってしかリセットすることができない。 各ワンショットの出力は、状態バス462を介して入出力制御装置452に接続 される。低レベルはRbAまたはRbBクロックの故障を示す。 制御バス464が結合されて、入出力割り込み制御装置452からセレクタ4 02のソースを含む種々の構成要素に制御を提供し、ISAMエンジン408を 使用可能にし、またLIU出力414およびGTR電源460を使用可能にする 。ST2エンジン408へのST入力が、ST2エンジンが位相計測およびスト ローブを実行することを許可して、ST2エンジンが数値制御発振器のための3 2ビット周波数データを記憶するようにする。 さらに、Z180マイクロプロセッサ440がデータを伝送し、種々のブロッ クから受信することを許すデータ/アドレスバス466が設けられている。具体 的には、種々のマトリックス制御演算を実行して世界統制時を提供することがで きるよう、ST2エンジン406が位相差データをマイクロプロセッサ440に 提供する。位相計測を行うためには、プロセッサ440の20ミリ秒タイマを使 用することにより、位相計測値を100ミリ秒ごとに記録する。 システムに用いるためのメモリは次のとおりである。 マイクロプロセッサは、プログラムおよびデータのために外部メモリを使用し 、メモリマッピングされた入出力を使用する。好ましくは、マイクロプロセッサ 440は、ST2出力の周波数をセットし、同時に、マイクロプロセッサ440 が世界統制時を導出するために使用するための位相差計測値を種々のクロックソ ース(4KHzのRbAおよびRbB、GPS、Loranなど)から受信するた めに、32ビット語をST2エンジン406に書き込む。位相計測ごとにST2 エンジンから得られる計測された位相差はまた、RAMにも記憶される。具体的 には、上述したように、ST2エンジン406は、マイクロプロセッサがST2 エンジン406に提供される32ビット周波数値を決定することができるよう、 表Iの種々の位相計測値を提供する。マイクロプロセッサは、上記表IIおよび任 意には表IIIの操作をすべて実行して、世界時の推定値を導き出す。そして、こ の推定値が式1〜5について記した計算にしたがって使用されて、ST2が周波 数および位相ロック状態になるように制御するために使用される32ビット語が 生成される。 メモリマップはまた、セレクタ402、実時間クロック448、時刻エンジン 422、入出力割り込み制御装置452中の入出力割り込み/状態レジスタ、割 り込みマスクレジスタ463ならびに同じく入出力割り込み制御装置460に含 まれる2個の制御レジスタ、すなわち制御レジスタAおよび制御レジスタBを制 御するためにも使用される。加えて、ST2エンジン406およびウォッチドッ グリセットへの種々の入力間で計測された位相誤差の測定および読み出しを開始 し、1PPS424割り込みをクリアするためのストローブ、スタートおよびス トローブラインもまた、メモリアクセスによって制御される。 入出力割り込み制御装置中の状態/割り込みレジスタは、2バイトに分割する ことができる。このとき、最上位バイト中のビットの割り当ては次のようになる 。 割り込みレジスタの最下位バイトの状態/割り込みレジスタ編成は次のように なる。 マスクレジスタは、マイクロプロセッサによって割り込みを不活性化すること ができるよう、アドレス指定可能なマスクを提供し、マスクレジスタのためのマ スクビットマッピングは同じである。マスクされた出力は割り込み番号1に結合 される。 ハードウェア制御レジスタAの最上位バイトは次のとおりである。 ハードウェア制御レジスタAの最下位バイトは次のとおりである。 ハードウェア制御レジスタBは次のとおりである。 このように、図6および7は、オフィスなどにとっての局所一次基準ソースと しての世界統制時間スケールを提供するクロック分配システムの実施態様を示す 。 具体的な実施態様は、ディジタル技術を用いて行うように記載したが、例えば NCOに代えて電圧制御発振器を用い、時間計測装置に代えて位相検出器を用い ることにより、種々の実施態様を全体的または部分的に具現化しうることが容易 に理解されよう。加えて、当業者であれば容易に理解できるように、種々の他の 部品に変更を加えてもよい。また、具体的な実施態様は特に遠隔通信に関するも のであるが、これらの実施態様は、局所および広域のコンピュータネットワーク ならびに配電ネットワークに使用してもよい。当然ながら、本発明の範囲は請求 の範囲によって定義される。
【手続補正書】 【提出日】1997年8月27日 【補正内容】 請求の範囲 1. 局所クロックと、線形および非線形の雑音効果を信号に加えるおそれのあ る媒体を介する信号により伝達される世界時ソースとの間で同調を達成する方法 において、 それぞれクロック信号を出力する複数の構成要素時間クロックを設けることと 、 前記構成要素時間クロックの前記出力をアンサンブルして、前記構成要素時間 クロックのいずれよりも安定であるアンサンブルされた時間クロック情報を提供 することと、 世界統制クロック信号を受信することと、 前記世界統制クロック信号とアンサンブルされた前記時間クロック情報との間 の周波数差を繰り返し測定することと、 複数の前記周波数差および、複数の前記構成要素時間クロックとアンサンブル された前記時間クロック情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、前記世界統 制クロック信号と同じ周波数のクロック信号を出力することと、 を含む方法。 2. 全地球測位衛星タイミング信号を受信して前記世界統制クロック信号を提 供するための受信機を設けることをさらに含む請求の範囲1に記載の方法。 3. Loranタイミング信号を受信して前記世界統制クロック信号を提供す るための受信機を設けることをさらに含む請求の範囲1に記載の方法。 4. 二つの入力信号を入力されこれら二つの入力信号相互間の位相差を表す情 報を提供する時間計測装置を設けることと、 前記時間計測装置への第一の入力信号として異なる構成要素クロック信号を繰 り返し選択し、出力クロック信号と、前記構成要素クロック信号の選択された一 つとの間の前記位相差を表す前記情報を提供することと、 クロック信号をアンサンブルするのに使用するための代表的な前記位相差に係 る前記情報に基づいて、データマトリックスを生成することと、 をさらに含む請求の範囲1に記載の方法。 5. 前記マトリックスが対マトリックスを含む請求の範囲4に記載の方法。 6. 前記マトリックスが増分対マトリックスを含む請求の範囲4に記載の方法 。 7. それぞれがある水準の信頼性および安定性を有するタイミング情報を生成 する複数の局所クロックと、 前記複数の局所クロックに基づいて、当該局所クロックそれぞれの安定性およ び信頼性の水準よりも高い水準の信頼性および安定性を有する時間スケール情報 を生成するためのアンサンブラと、 線形および非線形雑音を加えるおそれのある通信チャネルから、タイミング情 報を内包した信号の群であって、GPS信号およびLoran信号を含む信号群 のうちの一つの信号を受信するための受信機と、 受信された前記信号に応じて世界統制クロック情報を生成する世界統制クロッ ク信号生成器と、 アンサンブルされた前記時間スケール情報を、前記世界統制クロック情報の周 波数および位相を含む群中の一つに合わせて統制して、統制された出力信号を提 供するための手段と、 を有する時間スケール生成装置。 8. 前記世界統制クロック情報が世界統制クロック信号であり、アンサンブル された時間情報がアンサンブルされた時間クロック信号であり、生成装置がさら に、 前記アンサンブルされた時間クロック信号と前記世界統制クロック信号との間 の周波数差および位相差の少なくとも一方に関する情報を提供するための時間計 測装置と、 前記アンサンブルされた時間クロック信号および制御情報に応答して、前記ア ンサンブルされた時間クロック信号および前記制御情報に基づくクロック信号を 生成するための制御可能な発振器と、 前記時間計測装置の出力に応答して、前記発振器の出力が周波数統制されるよ うに当該発振器を制御するための制御情報を生成するための制御装置と、 を含む請求の範囲7に記載の時間スケール生成装置。 9. 前記制御装置が前記時間計測装置からの前記情報を長期間にわたって平均 化する請求の範囲8に記載の時間スケール生成装置。 10. 各局所クロックおよび前記世界統制クロック信号について対データを生 成するプログラムステップと、 前記各局所クロックの前記対データに基づいた前記アンサンブルの状態を表す データを生成するプログラムステップと、 種々の時点で前記アンサンブルの状態と前記世界統制クロック信号との差異を 測定して平均差を得るプログラムステップと、 前記アンサンブルの状態間の差異に基づいてクロック信号を出力し、前記平均 差に基づいて前記世界統制クロック信号の長期的周波数を得るプログラムステッ プと、 を実行するプロセッサを含む請求の範囲7に記載の時間スケール生成装置。 11. 前記対データが増分対データである請求の範囲10に記載の時間スケー ル生成装置。 12. 安定性および信頼性のある周波数を有する複数の局所クロックを有した 複数の交換局を含み、周波数を内包した世界統制クロック情報を含む信号に誤差 を加えるおそれのある媒体を介して信号を受信する地域に存在する遠隔通信ネッ トワークであって、複数の交換局それぞれにおいて、 その交換局の複数の前記局所クロックをアンサンブルして、その交換局の前記 局所クロックそれぞれよりも高い信頼性および安定性を有する周波数を含んだア ンサンブルされた時間ベース情報を提供するための手段と、 前記アンサンブルされた時間ベース情報と前記世界統制クロック情報との間の 周波数差を随時測定するための手段と、 当該交換局が使用するための、前記アンサンブルされた時間ベース情報と前記 世界統制クロック情報との間の平均周波数差に基づく周波数を有する局所時間ベ ース信号を提供するための手段と、 を含み、それにより、前記複数の交換局中の各交換局の前記局所時間ベース信号 が互いに同調した状態にある遠隔通信ネットワーク。 13. 前記局所時間ベース信号それぞれが4キロヘルツクロック信号である請 求の範囲12に記載の遠隔通信ネットワーク。 14. 前記複数の交換局それぞれが、前記世界統制クロック情報を前記測定手 段に提供するために結合された受信機を有する請求の範囲12に記載の遠隔通信 ネットワーク。 15. 少なくとも複数のノードを測定するための前記測定手段が調歩カウンタ を含む請求の範囲12に記載の遠隔通信ネットワーク。 16. 前記複数のノードの少なくともいくつかを測定するための前記測定手段 が、前記周波数差に依存する信号を生成する位相検出器を含む請求の範囲12に 記載の遠隔通信ネットワーク。 17. 前記世界統制クロック情報を含む信号がGPS信号であり、前記複数の ノードそれぞれが、前記世界統制クロック情報を前記測定手段に提供するGPS 受信機を有する請求の範囲12に記載の遠隔通信ネットワーク。 18. 第一のノードからのクロックソースがまた、前記アンサンブルするため の手段によって使用されて、前記アンサンブルされた時間ベース情報を提供する 請求の範囲12に記載の遠隔通信ネットワーク。19 . アンサンブルされたクロック信号の群を、線形および非線形の雑音効果 を有するチャネルを介して提供される世界時ソース信号に合わせて統制する方法 において、 時間スケールアルゴリズムの中に、前記クロックの群および前記世界時ソース 信号を提供して、アンサンブル時間とクロックの群中の各クロックとの間の差の 状態推定値を求め、前記アンサンブル時間状態中の世界時ソース信号には、重み を与えられていないアンサンブル時間状態が与えられることと、 低域ろ波アルゴリズムによって前記アンサンブル時間状態を前記世界時ソース 信号に合わせて統制して、統制された時間状態を提供することと、 前記統制された時間状態に基づいてクロック信号を生成することと、 を含む方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 局所クロックと、線形および非線形の雑音効果を信号に加えるおそれのあ る媒体を介する信号により伝達される世界時ソースとの間で同調を達成する方法 において、 それぞれクロック信号を出力する複数の構成要素時間クロックを設けることと 、 前記構成要素時間クロックの前記出力をアンサンブルして、前記構成要素時間 クロックのいずれよりも安定であるアンサンブルされた時間クロック情報を提供 することと、 世界統制クロック信号を受信することと、 前記世界統制クロック信号とアンサンブルされた前記時間クロック情報との間 の周波数差を繰り返し測定することと、 複数の前記周波数差および、複数の前記構成要素時間クロックとアンサンブル された前記時間クロック情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、前記世界統 制クロック信号と同じ周波数のクロック信号を出力することと、 を含む方法。 2. 全地球測位衛星タイミング信号を受信して前記世界統制クロック信号を提 供するための受信機を設けることをさらに含む請求の範囲1に記載の方法。 3. Loranタイミング信号を受信して前記世界統制クロック信号を提供す るための受信機を設けることをさらに含む請求の範囲1に記載の方法。 4. 二つの入力信号を入力されこれら二つの入力信号相互間の位相差を表す情 報を提供する時間計測装置を設けることと、 前記時間計測装置への第一の入力信号として異なる構成要素クロック信号を繰 り返し選択し、出力クロック信号と、前記構成要素クロック信号の選択された一 つとの間の前記位相差を表す前記情報を提供することと、 クロック信号をアンサンブルするのに使用するための代表的な前記位相差に係 る前記情報に基づいて、データマトリックスを生成することと、 をさらに含む請求の範囲1に記載の方法。 5. 前記マトリックスが対マトリックスを含む請求の範囲4に記載の方法。 6. 前記マトリックスが増分対マトリックスを含む請求の範囲4に記載の方法 。 7. それぞれがある水準の信頼性および安定性を有するタイミング情報を生成 する複数の局所クロックと、 前記複数の局所クロックに基づいて、当該局所クロックそれぞれの安定性およ び信頼性の水準よりも高い水準の信頼性および安定性を有する時間スケール情報 を生成するためのアンサンブラと、 線形および非線形雑音を加えるおそれのある通信チャネルから、タイミング情 報を内包した信号の群であって、GPS信号およびLoran信号を含む信号群 のうちの一つの信号を受信するための受信機と、 受信された前記信号に応じて世界統制クロック情報を生成する世界統制クロッ ク信号生成器と、 アンサンブルされた前記時間スケール情報を、前記世界統制クロック情報の周 波数および位相を含む群中の一つに合わせて統制して、統制された出力信号を提 供するための手段と、 を有する時間スケール生成装置。 8. 前記世界統制クロック情報が世界統制クロック信号であり、アンサンブル された時間情報がアンサンブルされた時間クロック信号であり、生成装置がさら に、 前記アンサンブルされた時間クロック信号と前記世界統制クロック信号との間 の周波数差および位相差の少なくとも一方に関する情報を提供するための時間計 測装置と、 前記アンサンブルされた時間クロック信号および制御情報に応答して、前記ア ンサンブルされた時間クロック信号および前記制御情報に基づくクロック信号を 生成するための制御可能な発振器と、 前記時間計測装置の出力に応答して、前記発振器の出力が周波数統制されるよ うに当該発振器を制御するための制御情報を生成するための制御装置と、 を含む請求の範囲7に記載の時間スケール生成装置。 9. 前記制御装置が前記時間計測装置からの前記情報を長期間にわたって平均 化する請求の範囲8に記載の時間スケール生成装置。 10. 各局所クロックおよび前記世界統制クロック信号について対データを生 成するプログラムステップと、 前記各局所クロックの前記対データに基づいた前記アンサンブルの状態を表す データを生成するプログラムステップと、 種々の時点で前記アンサンブルの状態と前記世界統制クロック信号との差異を 測定して平均差を得るプログラムステップと、 前記アンサンブルの状態間の差異に基づいてクロック信号を出力し、前記平均 差に基づいて前記世界統制クロック信号の長期的周波数を得るプログラムステッ プと、 を実行するプロセッサを含む請求の範囲7に記載の時間スケール生成装置。 11. 前記対データが増分対データである請求の範囲10に記載の時間スケー ル生成装置。 12. 安定性および信頼性のある周波数を有する複数の局所クロックを有した 複数の交換局を含み、周波数を内包した世界統制クロック情報を含む信号に誤差 を加えるおそれのある媒体を介して信号を受信する地域に存在する遠隔通信ネッ トワークであって、複数の交換局それぞれにおいて、 その交換局の複数の前記局所クロックをアンサンブルして、その交換局の前記 局所クロックそれそれよりも高い信頼性および安定性を有する周波数を含んだア ンサンブルされた時間ベース情報を提供するための手段と、 前記アンサンブルされた時間ベース情報と前記世界統制クロック情報との間の 周波数差を随時測定するための手段と、 当該交換局が使用するための、前記アンサンブルされた時間ベース情報と前記 世界統制クロック情報との間の平均周波数差に基づく周波数を有する局所時間ベ ース信号を提供するための手段と、 を含み、それにより、前記複数の交換局中の各交換局の前記局所時間ベース信号 が互いに同調した状態にある遠隔通信ネットワーク。 13. 前記局所時間ベース信号それぞれが4キロヘルツクロック信号である請 求の範囲12に記載の遠隔通信ネットワーク。 14. 前記複数の交換局それぞれが、前記世界統制クロック情報を前記測定手 段に提供するために結合された受信機を有する請求の範囲12に記載の遠隔通信 ネットワーク。 15. 少なくとも複数のノードを測定するための前記測定手段が調歩カウンタ を含む請求の範囲12に記載の遠隔通信ネットワーク。 16. 前記複数のノードの少なくともいくつかを測定するための前記測定手段 が、前記周波数差に依存する信号を生成する位相検出器を含む請求の範囲12に 記載の遠隔通信ネットワーク。 17. 前記世界統制クロック情報を含む信号がGPS信号であり、前記複数の ノードそれぞれが、前記世界統制クロック情報を前記測定手段に提供するGPS 受信機を有する請求の範囲12に記載の遠隔通信ネットワーク。 18. 第一のノードからのクロックソースがまた、前記アンサンブルするため の手段によって使用されて、前記アンサンブルされた時間ベース情報を提供する 請求の範囲12に記載の遠隔通信ネットワーク。 19. 世界統制クロック情報に誤差を加えるおそれのある媒体を通った当該世 界時クロック情報を含む信号によってカバーされている地域に位置している、互 いの間で情報単位を伝送する複数のノードからなるネットワークにおいて前記複 数のノードの間の同調を提供する方法において、 前記複数のノードそれぞれで局所クロック情報を生成することと、 前記複数のノードそれぞれで前記世界統制クロック情報を受信することと、 前記複数のノードそれぞれで、随時、前記局所クロック情報と前記世界統制ク ロック情報との間の周波数差を測定することと、 複数の前記測定に基づいて、同じ周波数を有する前記複数のノードそれぞれで 同調したクロック信号を提供することと、 を含む方法。 20. 前記ネットワークが電話ネットワークを含む請求の範囲19に記載の方 法。 21. 前記ネットワークがデータ局所地域ネットワークを含む請求の範囲19 に記載の方法。 22. 前記ネットワーク中の前記複数のノードが電話交換局を含む請求の範囲 19に記載の方法。 23. 前記局所クロック情報が前記ネットワーク中の前記各ノードで複数の局 所クロックを含む請求の範囲19に記載の方法。 24. 前記複数のノードそれぞれで、随時、前記局所クロックの少なくともい くつかの間の周波数差を測定することと、 前記局所クロックの前記周波数差に基づいて、前記複数のノードそれぞれのた めのアンサンブル時間情報を生成することと、 随時、前記複数のノードそれぞれのための前記アンサンブル時間情報と世界ク ロック情報との間の第二の周波数差を生成することと、 前記各ノードでの前記第二の周波数差の情報に基づいて、他の前記複数のノー ドそれぞれの前記局所クロック信号に同調したクロック信号を生成することと、 を含む請求の範囲23に記載の方法。 25. 前記複数のノードの少なくともいくつかのための前記アンサンブル時間 情報が、部分的に、別のノードに位置する局所クロックに基づく請求の範囲24 に記載の方法。 26. アンサンブルされたクロック信号の群を、線形および非線形の雑音効果 を有するチャネルを介して提供される世界時ソース信号に合わせて統制する方法 において、 時間スケールアルゴリズムの中に、前記クロックの群および前記世界時ソース 信号を提供して、アンサンブル時間とクロックの群中の各クロックとの間の差の 状態推定値を求め、前記アンサンブル時間状態中の世界時ソース信号には、重み を与えられていないアンサンブル時間状態が与えられることと、 低域ろ波アルゴリズムによって前記アンサンブル時間状態を前記世界時ソース 信号に合わせて統制して、統制された時間状態を提供することと、 前記統制された時間状態に基づいてクロック信号を生成することと、 を含む方法。 27. クロックソースの集合を、雑音のあるチャネルを介して受信される世界 時スケールに合わせて統制するための装置において、 世界時スケールに合わせて統制されたクロック信号を出力として提供する制御 可能な発振器と、 前記クロックソースおよび前記世界時スケールのそれぞれに応答してアンサン ブル時間スケールを与えて、前記世界時スケールにゼロの重みを与え、アンサン ブル時間スケールと前記世界時スケールとの差を使用して前記発振器を制御する プロセッサと、 を含む装置。
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