JP2002509742A - 靴のひもの端域を拘束する装置 - Google Patents

靴のひもの端域を拘束する装置

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ドゥッベルケ、マルクス
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Abstract

(57)【要約】 帯状物又はひも(3)特に少くとも1つの靴ひもの端域(4)を拘束する装置(1)が開示される。この装置1は、第1の平たんな構造物(12、12′)に、その回転軸線から隔てられた少くとも2つの開口(17)を備えている、基底要素(6、6′)と、第1の平たんな構造物(12、12′)から隔てられてそれに対向する第2の平たんな構造物(7)に少くとも2つの開口(11)を備えたキャップ要素(5、5′)とを有している。キャップ要素(5、5′)と基底要素(6、6′)とは、キャップ要素(5、5′)と基底要素(6、6′)に対して回動され、基底要素(6、6′)に対するキャップ要素(5、5′)の少くとも1つの位置において、基底要素(6、6′)の2つの開口(17)がキャップ要素(5、5′)の2つの別の開口(11)と共働するように、互に結合されている。この共働は、帯状物(3)の端域(4)が1対の共働する開口(11、17)に通され、また該帯状物(3)又は他の帯状物の別の端域(4)が、別の1対の共働する開口(11、17)に通されるようになされ、端域(4)は、基底要素(6、6′)に対するキャップ要素(5、5′)の回動及び/又はキャップ要素(5、5′)に対する基底要素(6、6′)の回動によってハブ要素(23、23′)に巻回されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、帯状物(リボンないしひも)を拘束する装置に、特に、少くとも1
つの靴ひもの端域を拘束する装置に関する。
【0002】 (従来の技術) この種の装置についての提案は、EP0314628A2、EP069326
0A2、FR1518038、DE4209425C1、US3500508、
US3345707及びUS948071に記載されている。これらの刊行物に
記載された装置は、特に靴ひもを自分で結ぶことを習得してない幼稚園児のため
に考えられ、靴ひもを結ぶことを容易とし又は不要とするためのものである。
【0003】 DE4209425C1には、内側のリングに円形の運動によって靴ひもが結
ばれるようにした、靴ひもを拘束するための押圧ボタンが開示されている。
【0004】 EP0693260A2には、靴ひもの端域を拘束する装置が開示され、この
装置においては、基底要素に対してキャップ要素を回動させ、及び/又は、キャ
ップ要素に対して基底要素を回動させることによって、靴ひもの端域がハブ上に
巻付けられるようになっている。
【0005】 これらの既知の装置には多くの欠点がある。従来の装置においては、部品数が
多くなるが、これは、製造コストを高くし、装置の早い時期の摩耗を惹起する。
特に、従来の多くの装置は、靴ひもを拘束するために弾性手段を用いているため
、これらの弾性手段のばね特性が低下すると、装置が使用できなくなる。更に、
従来の装置は、靴ひもの比較的小さな領域において、靴ひもを固定しているため
、靴ひもの固定が比較的弱い上に、靴ひもの大部分は保護されることなく、触手
可能に留まる。これは、特に、甲部の高さが大きくて靴ひもの長さがそれに対応
して長い靴の場合には、問題となる。
【0006】 EP0693260A2に記載された装置には、ハブの周面がひと続きになっ
ているため、靴ひもを正確に受入れて周溝中にガイドできないという欠点がある
。この装置の別の欠点は、ハブの構造により、靴ひもが十分に拘束されず、ゆる
み易くなることである。ハブ及び周溝の軸対称の形状及びひと続きの周面のため
、靴ひもの締付けが不十分となる。それは、主に回転によってもたらされる接線
方向の引張り力でなく、単に半径方向に作用する引張り力によって、靴ひもが溝
中に締付けられるためである。
【0007】 従来の技術の他の欠点は、拘束すべき帯状物又はひもの端域に対して、従来の
装置の保存(収容)能力が不十分なことである。例えば甲部の高い靴又はジャケ
ットの衣服の帯状物の長目の部分だけでなく、靴ひもの尖状端のようなその端域
も、汚損、摩耗又は吊下ないしからまりによる事故のリスクの防止のために完全
に保護された形で保存することはできない。
【0008】 従来の技術の他の欠点は、例えばアウトドアの領域での汚損による機能上の障
害に対して装置を十分に保護できず、装置を取扱うために、多くの場合、両手を
使うことが必要となることにある。
【0009】 (発明の開示) 従って、本発明の課題は、従来の装置の欠点のない、靴ひもを拘束するための
改良された装置を提供することにある。 本発明の課題は、本発明によれば、次のような帯状物の拘束装置によって解決
される。即ち、この拘束装置は、第1の平たんな構造物に、その回転軸線から隔
てられた少くとも2つの開口を備えている、基底要素と、第1の平たんな構造物
から隔てられてそれに対向する第2の平たんな構造物に少くとも2つの開口を備
えたキャップ要素とを有している。キャップ要素と基底要素とは、キャップ要素
が基底要素に対して回動可能であり、かつ、基底要素に対するキャップ要素の少
くとも1つの位置において、基底要素の2つの開口がキャップ要素の2つの別の
開口と共働するように、互に結合されている。この共働は、帯状物の端域が1対
の共働する開口に挿通可能であり、また該帯状物又は他の帯状物の別の端域が別
の1対の開口に挿通可能であり、端域は、基底要素に対するキャップ要素の回動
及び/又はキャップ要素に対する基底要素の回動によって巻回できるようになっ
ている。帯状物特に靴ひものための本発明による拘束装置は、次の特徴を備えて
いる。
【0010】 即ち、第1及び第2の平たんな構造物の間に、軸対称に、回動不可能に、ハブ
要素が配設してあり、ハブは互いに間隙をもってずらして(喰い違い状に)配さ
れた歯部を有し、これらの歯部は巻回した帯状物を受入れるための、V字状の交
互にずらされ中断されてハブ要素の内方に向って縮小される溝を形成している。
【0011】 第1の平たんな構造物は、ハブ要素から隔てられた少くとも2つの開口を備え
ている。
【0012】 前記端域は、基底要素及びハブ要素に対するキャップ要素の回動及び/又はキ
ャップ要素に対する基底要素及びハブ要素の回動によってハブ要素に巻付けられ
るようになっている。
【0013】 帯状物の端域(複数)の巻付けによって、帯状物の端域(複数)の確実で簡単
な拘束が可能となる。これによって、折曲げによる摩耗、せん断又は引裂きに対
する保護が可能となる。本発明による装置は、例えば基底要素に対するキャップ
要素の簡単な回転によって、ハブ要素に対する帯状物の端域の巻付けを可能とす
るので、他の個別部材特に弾性手段は不要となる。これにより、本発明の装置の
簡単で摩耗しない取扱いが可能となる。
【0014】 帯状物の特に確実で迅速な受入れと拘束は、本発明によるハブ要素によって可
能となる。ハブ要素は、個別の部材として別に作成され、特に簡単に製造できる
。ハブ要素は、間隙をもってずらして(喰い違い状に)配された歯(複数)によ
って、非連続の縁部を有し、この縁部は、基底要素に対してキャップ要素が相対
回動した際に、結果としての波動(波状)運動を行い、それにより帯状物は、巻
回された帯状物を収納するための、ハブ要素の内部に向って縮小状となる溝に導
かれる。帯状物の新しい仕方(形式)での拘束は、(片寄せ状にずらして)配さ
れた歯部(複数)によってなされ、これらの歯部は、基底要素に対してキャップ
要素が回動する際に、V字状の、交互に中断され、ハブ要素の内部に向って縮小
状に形成されている。帯状物の巻回を受入れるための溝を形成する、喰い違い状
に配された歯部に、帯状物を導き、帯状物は、複数の歯部の互い(喰い)違い状
の配置によって、前記溝中に特に強く確実に締付けられる。本発明によれば、帯
状物は、第1の半回転の間、縮小状の溝の最内域においての締付けによって拘束
されるだけでなく、その後の回転の間、本発明に従ってずらして、引張り力に対
して直角に配された複数歯部によって、有効に締付けられる。即ち、1以上の帯
状物の拘束は、基底要素に対するキャップ要素の最初の回転においてなされ、こ
のように拘束された帯状物はさらなる追加の巻付けないし巻回しによる、さらな
る帯状物の巻回しによって確保することは必要ではない。そのため、非常に短い
帯状物も、非常に確実に拘束される。
【0015】 装置の内部の、キャップ要素と基底要素との間には、ハブ要素の回りに、リン
グ状の中空室を形成し、基底要素に対してキャップ要素を回動させ、及び/又は
キャップ要素に対して基底要素を回動させることによって、1以上の帯状物の端
域をハブ要素に自己交差状に巻回すると好適である。
【0016】 基底要素の第1の平たんな構造物及びキャップ要素の第2の平たんな構造物に
それぞれ2つの開口を形成し、基底要素とキャップ要素との第1の平たんな構造
物の2つの開口がハブ要素に対して直径上に向い合うように配することが望まし
い。
【0017】 前記開口が突部(頚軸)から可及的に大きな距離をもつことによって、第1及
び第2の平たんな構造物の特に外縁端部に形成されることが望ましい。
【0018】 本発明による装置の好ましい形態において、基底要素及び/又はキャップ要素
は、基底要素とキャップ要素とが互に当接して、基底要素とキャップ要素とから
成る1つの閉ざされたユニットが形成されるように、縁部域を備えている。それ
により帯状物の端域は、外部からの異物または作用に対して保護されるので、例
えばやぶの中又は下生えを通って走る際に本発明による装置を使用する場合など
に、高度の安全性が得られる。
【0019】 さらに、キャップ要素を基底要素に取外し自在に固着すると特に有利となる。
本発明による装置の特に有利なさらなる展開態様によれば、基底要素は、第1の
平たんな構造物から軸対称に突出した通し孔付きの突部(頚軸部)を有し、キャ
ップ要素は、突部の通し孔に挿通させることができる小さな軸を有する。キャッ
プ要素は基底要素に、保持リングを介して回動自在に結合されている。
【0020】 前記突部が多角形の断面形状をもち、ハブ要素が、それにきっちり適合した通
し孔を有することによって、ハブ要素を軸対称に回動不可能に前記突部上に載置
することが望ましい。
【0021】 前記突部が四角形の断面形状をもち、ハブ要素が、それにきっちり適合した通
し孔を有することによって、ハブ要素を軸対称に回動不可能に前記突部上に載置
し、例えば後向きに強く回動した場合に生ずるような高回動モーメントにおいて
も四角形の断面形状によって基底要素に対してハブ要素が回動されることがさけ
られるようにすることが望ましい。
【0022】 ハブ要素の位置と係りなく、帯状物の同様に良好な受入れ及び拘束が得られる
ようにするために、ずらして配される歯部(複数)が間隙を介して互に喰い違い
状に配された歯車を形成すると有利となる。
【0023】 歯部(複数)が35°より大な平均傾角(Schraegungswinkel)をもつように すると、特に有利となる。それは、(断面)縮小形状の溝中においての帯状物の
特に良好な案内と、互に喰い違い状にずらした歯部の間においての帯状物の特に
強い締付けとが、それにより達せられるからである。外方に指向した歯側部(フ
ランク)が傾角90°をもつことも有利となる。その理由は、ハブ要素の下面が
一様に、全体として非常に扁平に形成されるため、装置全体の特にコンパクトな
構造形態が実現されることによる。
【0024】 2つの互いに間隙を介して角度的にずらして(相対回動して)配された歯車が
各4個の歯部をもつようにすると特に有利となる。その理由は、基底要素に対し
てキャップ要素が回動された場合にもハブ要素の位置と係わりなく、帯状物の受
入れと拘束とが生ずるに足る数の歯部が得られることと、わずか4個ずつの歯部
を設けても、多数の目孔をもつ靴において帯状物特に靴ひもの特に長い領域を受
入れると共に帯状物を強く拘束するための特に有利な深く特に波形の溝が得られ
ることである。
【0025】 各1つの歯車について2個ずつの歯部を互に直交させ、1つの歯車について1
個の歯部を他の歯車の1つの歯部と平行に配置し、1つの間隙幅分だけそれに対
して平行にずらせて配することが特に有利となる。それは、2個ずつの歯部を平
行に配置することによって、特に波形の尖状の角度の溝が形成され、この溝によ
って溝内部における帯状物の特に強い拘束が得られると共に、互に平行に配され
た歯部の間の間隙によって帯状物が過大な折曲げ又はせん断による摩耗に対して
保護されることによる。
【0026】 ハブ要素を突部上に載置した際に、ハブ要素の下面が第1の平たんな構造物と
完全に面接触することが好ましい。それは帯状物が第1の平たんな構造物とハブ
要素との間に不所望に進入することがなくなるためである。
【0027】 ハブ要素が基底要素の端域上に突出し、第2の平たんな構造物の軸対称のリン
グ状の凹みに進入するだけの高さをもつようにすると有利となる。それは、帯状
物が第2の平たんな構造物とハブ要素との間に不所望に到達することがなくなり
、その際にハブ要素が第2の平たんな構造物と面接触し、基底要素に対してキャ
ップ要素が回動した際にハブ要素と第2の平たんな構造物との間の不所望の摩耗
が生じなくなることによる。
【0028】 キャップ要素は、キャップ要素の回動を容易にするための異形プロフィル部を
好ましくはその縁部域に備えている。
【0029】 本発明による装置を取扱い易くし、またキャップ要素の回動を特に容易にする
ために、キャップ要素の縁部には、外面を異形プロフィルの粗面状とした人間工
学的に形成されたリング要素が回動可能に載置されている。
【0030】 基底要素及びキャップ要素の互に共働する対の開口を通って少くとも1つの帯
状物又は靴ひもの端部を挿通し易くするために、キャップ要素及び基底要素に目
印を付すことが有利となる。
【0031】 基底要素の縁部の外面に、封止リングを配し、この封止リングをキャップ要素
の縁部と接触させるようにすると、特に有利となる。それにより、基底要素とキ
ャップ要素とから成る1つの封止状のユニットが形成されるので、装置の内部特
にすべり面の間に異物又は塵が進入することによる作動不能がさけられる。
【0032】 封止リングが基底要素の端域の外面の周溝中に、封止リングのすべりを防止す
るために配置されるようにすると、特に有利となる。
【0033】 封止リングの特に有利な素材は、例えばゴム、発泡合成材料(プラスチック)
又はフエルトである。
【0034】 本発明による好ましい装置は、基底要素の第1の平たんな構造物の外面に、節
ないしケバ(Noppen)を有し、これらの節は、靴もしくは衣類に対する基底要素
のすべりを防止する。有利には、基底要素の第1の平たんな構造物の外面に、ビ
ード状の外方に向って重ね合されたリング要素を形成し、このリング要素を前記
開口のところで切欠状とする。リング要素は、繊維に対してすべらない柔軟な素
材製とすることが望ましい。このリング要素は、特に繊維製の衣料への装置の付
着及び適合を良くし、片手での装置の取扱いを容易にする。
【0035】 本発明によるさらなる改良点の1つは、ハブ要素が、突起状の形成部分(突出
形成部分)を下面に有し、基底要素の第1の平たんな構造物が、この突起状の形
成部分に対応して、切欠を有するようにしたことである。突起状の形成部分は、
切欠中に進入し、ハブ要素を基底要素に対してすべりなしに拘束する。ハブ要素
が、付加的に、回転対称の通し孔を有し、第1の平たんな構造物から突出する回
転対称の突部にきっちりと適合されていれば、突起状の形成部分と対応する切欠
とは、拘束にとって十分である。
【0036】 ハブ要素の縮小化と、特に良好な締付け性とは、所定のハブ要素、即ち、縮小
形状の溝を形成する歯側部(フランク)を円弧状に形成し、円弧(曲率)の半径
を溝の内部に向って絶えず拡大させたハブ要素、によって達せられる。これによ
り装置の内部に大き目の中空室が形成され、装置の外法(直径)を同一とした場
合、より多くの帯状物を装置内に受入れることができる。これは、例えば同一の
靴ひも容量によって対応した小形の装置を作成するために、例えば子供用の靴に
おいて有利に使用される。
【0037】 本発明による装置のさらなる改良点は、帯状物の先端又は尖状端を受入れるた
めの通路を備えたカバー要素を装置が備えた点にある。ここで、カバー要素を貫
通する通路は、開口から突出した帯状物の部分を受入れる。これが有利なのは、
従来は、帯状物の先端又は尖状端が装置の開口から無保護で突出することによっ
て、汚染、水分又は摩耗にさらされ、からまりや吊下がりによる損傷のリスクが
存在したことから明らかである。カバー要素においては、帯状物の先端もしくは
尖状端は、外部からの作用に対して保護され、確実に結着された形で保存される
【0038】 カバー要素の下面が第2の平たんな構造物の外面と面接触し、開口はカバーさ
れないことが望ましく、それによって装置の構造がコンパクトになる。
【0039】 好ましい形態によれば、カバー要素は、補助的な突部をもち、これらの突部は
、第2の平たんな構造物の外面の対応する切欠に係合することによって、キャッ
プ要素に対するカバー要素の回動及びすべりを阻止する。カバー要素はそれによ
りキャップ要素に補助的に固定される。
【0040】 本発明による装置の特に好ましい形態によれば、キャップ要素の外面には、端
縁要素が固着してあり、この端縁要素は、カバー要素をきっちりと受入れるため
に、第2の平たんな構造物の外面に軸対称の切欠を有し、端縁要素とカバー要素
との外面の間には、実質的に段差のない移行部が形成される。これにより、キャ
ップ要素、端縁要素及びカバー要素の各装置部分は、外部に対して1つの光学的
及び技術的なユニットを形成する。更に、靴ひもはそれによって特に確実に、カ
バー要素の内部において結着された状態となり、損傷のリスクは広範に除かれる
【0041】 端縁要素が柔軟な素材例えば軟質合成材料(プラスチック)から成るようにし
、装置が掴み易く、また操作し易いようにすると、特に有利となる。
【0042】 (実施の態様) 図1は、本発明による装置1と、甲部の高い靴(hochschaftigen Schuh)2へ
の装置1の可能な取付けとを示している。靴2は、靴ひも3によって、靴の着用
者の脚に固定される。本発明の装置靴は、ひもの先端4を拘束するために用いら
れる。
【0043】 図2に、キャップ要素5、基底要素6及びハブ要素23から成る、本発明によ
る一装置の第1の形態を断面図によって示す。基底要素6は、第1の平たんな構
造物12を有し、この平たんな構造物12は、それから突出する突部13と、第
1の平たんな構造物12に、ハブ部から隔てて形成された少くとも2つの開口1
7とを備えている(図2、3a、3b)。キャップ要素5は、第2の平たんな構
造物7と、少くとも2つの、相互から隔てられた開口11とを備えている(図1
、2、4a、4b)。これらの開口11は、基底要素6に対するキャップ要素5
の少くとも1つの位置において、基底要素6の第1の平たんな構造物の2つの開
口が第2の平たんな構造物7の2つの開口と合致するように、第2の平たんな構
造物7に形成されている。ハブ要素23は、軸対称且つ回動不可能に、基底要素
6のハブ13上に(軸を介して)挿通保持され、キャップ要素11は、保持部1
5によって、基底要素6に、回動可能に結合されている。その際に、キャップ要
素5の第2の平たんな構造物7と、基底要素6の第1の平たんな構造物12とは
、互に対向し、ハブ要素23を閉じ込める。更に、キャップ要素5は、縁部9を
有し、この縁部は基底要素6の縁部39の回りに位置されるため、装置1は、1
つの閉ざされたユニットを形成する。縁部9は、その外面に、異形プロフィル部
10を有し、その回りにリング要素8がきっちりと回動不可能に嵌合されている
。リング要素8は、人間工学的に形成された異形の粗面状の表面をもつことによ
って、基底要素6に対するキャップ要素5の回動を容易にする。
【0044】 本発明による装置1を例えば靴について使用するには、単に、キャップ要素5
の第2の平たんな構造物7の2つの開口11を、基底要素6の第1の平たんな構
造物12の2つの開口に合致させるだけでよい(図2,3)。そのために、キャ
ップ要素5の目印と基底要素6の目印とが用いられる。2つの目印が合致したら
、靴ひも端4を、互に対向する合致した1対ずつの開口11、17に通すことが
できる。その場合、本発明による装置1は両方の靴ひも端4に沿って、靴2に対
して押付けられる。基底要素6に対してキャップ要素5を単に回動させることに
よって、靴ひも3の端域4は、基底要素6のハブ要素(図2、5a、5b)の回
りに巻き付けられる。その際に、互いに対向する合致した開口に通された靴ひも
3の端域4は、本発明の装置1中に引込まれる。その際に、キャップ要素5の開
口11から突出している靴ひも端4の短い残部(先端部分)は、結び合せても、
また汎用の尖端(universal Spitzen)を備えるようにしてもよい(図1)。
【0045】 図3a、3bに、第1の形態の基底要素6を示す。基底要素6は、第1の平た
んな構造物12と、第1の平たんな構造物12の外側縁に配された縁部39と、
軸対称に配された四角形の断面を備えた突部13とを有し、この突部13は、軸
対称の通し孔18及び2つの開口17を有し、これらの開口17は、突部13に
対して直径上に、また突部13から等距離に形成されている。通し孔18は、軸
対称の拡径部28を有し、保持部15は、この拡径部28中に挿入され、装置1
の組立て時に、キャップ要素の突軸16(図2、4a)に、接着又はリベッティ
ングによって結合される。第1の平たんな構造物は、靴側の外面に、節(ないし
小突起)29を有し、これらの節は、靴に対して基底要素6が回動することを阻
止する。第1の平たんな構造物は、突部13の回りの、その内面に、ハブ要素に
嵌合される軸対称の凹み30を有しているため、歯部14の内側面(フランク)
の(半径方向)外方端は、第1の平たんな構造物と面一に閉じて接続され、靴ひ
もは、第1の平たんな構造物とハブ要素23との間に引っかかったり、歯部14
(図2)に保留されたままになったりすることは生じない。
【0046】 図4a、4bは、第1の形態(実施例)のキャップ要素5を示す。キャップ要
素5は、第2の平たんな構造物7と、第2の平たんな構造物の外側縁に配された
縁部39と、軸対称に配された軸16と、軸に対して軸対称に、また軸から等距
離に互に対向する2つの開口11とを備えている。第2の平たんな構造物は、そ
の内面に、軸16の回りに、ハブ要素に対して軸対称に適合される凹み27を有
しているため、ハブ要素が第2の平たんな構造物に大きな面積に亘って接触する
ことなしには、ハブ要素23が軸対称のリング状の凹み27中に、またそれによ
り靴ひもが第2の平たんな構造物とハブ要素との間に不所望に進入することはで
きなくなる。かくて、基底要素に対するキャップ要素の回動時に不所望の摩擦が
ハブ要素23と第2の平たんな構造物7との間に生ずることはない。キャップ要
素は、その他に、縁部の外面に、キャップ要素の回動を容易にしたりキャップ要
素の縁部に挿通されたリング要素(図6a、6b)を拘束したりするための異形
プロフィル部10を備えている。
【0047】 図5a、5bに、第1の形態のハブ要素23を示す。ハブ要素は、ずらして配
された歯部(複数)14と、面側面において間隙を介してずらして(互い違いと
されて)中断され、かつ、ハブ要素23の内部に向って(断面が)縮小するよう
形成された溝25と、四角形の通し孔19とを備えている。歯部14は、(片寄
せ状に)ずらして配され、互いに間隙を介してねじったように(角度をずらして
)配された2つの歯車(歯付きリング Zahnkraenze)を形成している。これら の歯車は、35°より大な平均傾角をもち、外方に指向したその歯面20は、傾
角(Schraegungswinkel)90°をもち、それにより、下面26と、それに対向 する側面とは、それぞれ平面を形成し、高さhだけ隔てられている。互いに間隙
を介して角度違いにされた2つの歯車は、それぞれ4つの歯をもち、1つの歯車
の2つずつの歯は、互いに直交し、1つの歯車の各1つの歯は、他方の歯車の1
つの歯と平行に配され、(円周方向の)間隙wによって平行にずらして並置され
ている。
【0048】 図6a、6bに、第1の形態によるリング要素8を示す。リング要素は、外方
に向って、人間工学的に形成された異形で粗面状の表面31と、内方の凹み32
とを備えている。これらの凹みは、キャップ要素の異形部部分10にきっちりと
適合することによって、キャップ要素に対するリング要素の回動不可能な載置を
可能とする(図2)。
【0049】 図7に、キャップ要素5′、基底要素6′及びハブ要素23′を備えた、本発
明による装置1の第2の実施の態様を、断面図により示す。基底要素6′は、そ
れから突出した突部13′を備えた第1の平たんな構造物12′と、該第1の平
たんな構造物12′の、ハブから隔てられた少くとも2つの開口17とを備えて
いる。キャップ要素5′は、第2の平たんな構造物7′と、2つの互に隔てられ
た開口11とを備えている。これらの開口11は、基底要素6′に対するキャッ
プ要素5′の少くとも1つの位置において、基底要素6′の第1の平たんな構造
物の2つの開口がキャップ要素6′の第2の平たんな構造物7′の2つの開口と
合致するように、第2の平たんな構造物7に形成されている。ハブ要素23′は
、その下面26′中に、爪状の突部(節)41を有し、これらの突部41は、第
1の平たんな構造物12′の対応する切欠44に係合し、基底要素6′に対する
ハブ要素23′の回動を阻止する。更に、ハブ要素23′は、歯部14′の側面
(図中では、半径方向外面ないし外周面)に形成された、縮小する形状の溝25
′を備えている。歯14′の側面(外周面)は、円弧状に形成され、円弧の(曲
率)半径は、溝の内方に向って連続的に拡大されている。
【0050】 キャップ要素5′は、基底要素6′の端域39′の回りに位置された端域9を
更に有しているため、装置1は、1つの閉ざされたユニットを形成している。
【0051】 縁部39′は、外周溝を有し、その内部に、発泡合成(樹脂)材料製の封止リ
ング42が配されている。封止リング42は、端域9と接触し、基底要素6′と
キャップ要素との間の耐塵性の結合を形成する。
【0052】 キャップ要素5′の外面には、端縁要素8′が固着されている。端縁要素8′
は、人間工学的に形成された、異形プロフィルの粗面状の表面を有するため、基
底要素6′に対するキャップ要素5′の回動を容易にする。端縁要素8′は、更
に、カバー要素40をきっちりと受入れるための軸対称の切欠を、第2の平たん
な構造物7′の外面に備えている。カバー要素40を載置した状態では、端縁要
素8とカバー要素40との外面の間は、ほぼ段差のない移行部が形成される。
【0053】 基底要素6、6′の第1の平たんな構造物12、12′は、外周に節(小突起
)29を有し、これらの節は、靴2又は衣料品に対する基底要素6、6′のすべ
りを阻止する。更に基底要素6′には、外方に向って重ね合わされて、ビード状
のリング要素43が配され、リング要素43は、開口17の近傍に配されている
。リング要素43は、繊維上ですべらない柔軟な素材からできており、下地材に
適合する。
【0054】 図8a、8b、8cに、カバー要素40を示す。カバー要素40の下面の突片
(突部)46は第2の平たんな構造物7′の図示しない対応の凹みに、取付け状
態が係合されることによって、キャップ要素5′に対するカバー要素40の回動
を阻止する。カバー要素には、通路45も形成されている。
【0055】 図9a、9bに、本発明による装置の第2の実施の態様を上面図により示す。
カバー要素40は、キャップ要素5′に対して軸対称に、端縁要素8′の切欠に
きっちりと適合して配され、開口11はカバーされない。カバー要素40の通路
45は、帯状物の端部47が受入れられ、該帯状物端部はそれにより収納される
【0056】 第2の形態の機能は、第一に、本発明による装置の第1の形態に対応している
。その他に、帯状物の端部は、カバー要素の通路45に可能な限り挿入され、カ
バー要素は、キャップ要素5′に、端縁要素8′のきっちり適合する凹み中に挿
入される。
【図面の簡単な説明】
添付の図面及び上記の詳述は本発明の説明に資するものである。
【図1】 本発明による一装置と、甲部の高い靴へのその可能な応用を示す
【図2】 本発明の好ましい第1の形態の各部を示す断面図である。
【図3】 aは、本発明の好ましい第1の形態の基底要素6を示す。bは、
基底要素6の、図3aのIIIb−IIIb線に沿った断面図である。
【図4】 aは、本発明の好ましい第1の形態のキャップ要素5を示す。b
は、キャップ要素5の、図4aのIVb−IVb線に沿った断面図である。
【図5】 aは、本発明の好ましい第1の形態のハブ要素23を示す。bは
、ハブ要素23を、図5aの視線Vb方向図である。
【図6】 6aは、本発明の好ましい第1の形態のリング要素8を示す。b
は、リング要素8を示し、図6aの視線VIb方向図である。
【図7】 本発明の好ましい第2形態の各部を示す断面図である。
【図8】 aは、本発明の好ましい第2形態のカバー要素40を示す。bは
、カバー要素40を示し、図8aの視線IIIb方向図である。cは、カバー要素 を示し、図8aの視線VIIIc方向図である。
【図9】 aは、本発明の第2の形態を示す上面図であり、帯状物の先端4
7の可能な挿通方向を矢印によって示す。bは、本発明の第2の形態を示す上面
図であり、カバー要素40を断面で示し、帯状物の先端47を挿通した状態を示
す。
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月14日(2001.6.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】 図5a、5bに、第1の形態のハブ要素23を示す。ハブ要素は、ずらして配
された歯部(複数)14と、面側面において間隙を介してずらして(互い違いと
されて)中断され、かつ、ハブ要素23の内部に向って(断面が)縮小するよう
形成された溝25と、四角形の通し孔19とを備えている。歯部14は、(片寄
せ状に)ずらして配され、互いに間隙を介してねじったように(角度をずらして
)配された2つの歯車(歯付きリング Zahnkraenze)を形成している。これら の歯車は、35°より大な平均傾角をもち、外方に指向したその歯面20は、傾
角(Schraegungswinkel)90°をもち、それにより、下面26と、それに対向 する側面とは、それぞれ平面を形成し、高さhだけ隔てられている。互いに間隙
を介して角度違いにされた2つの歯車は、それぞれ4つの歯をもち、1つの歯車
の2つずつの歯は、互いに直交し、1つの歯車の各1つの歯は、他方の歯車の1
つの歯と平行に配され、間隙wによって平行にずらして並置されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月14日(2001.6.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】 図3a、3bに、第1の形態の基底要素6を示す。基底要素6は、第1の平た
んな構造物12と、第1の平たんな構造物12の外側縁に配された縁部39と、
軸対称に配された四角形の断面を備えた突部13とを有し、この突部13は、軸
対称の通し孔18及び2つの開口17を有し、これらの開口17は、突部13に
対して直径上に、また突部13から等距離に形成されている。通し孔18は、軸
対称の拡径部28を有し、保持部15は、この拡径部28中に挿入され、装置1
の組立て時に、キャップ要素の突軸16(図2、4a)に、接着又はリベッティ
ングによって結合される。第1の平たんな構造物は、靴側の外面に、節(ないし
小突起)29を有し、これらの節は、靴に対して基底要素6が回動することを阻
止する。第1の平たんな構造物は、突部13の回りの、その内面に、ハブ要素に
嵌合される軸対称の凹み30を有しているため、歯部14の内側面(フランク)
端面は、第1の平たんな構造物と面一に閉じて接続され、靴ひもは、第1の平
たんな構造物とハブ要素23との間に引っかかったり、歯部14(図2)に保留
されたままになったりすることは生じない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW 【要約の続き】 (6、6′)に対するキャップ要素(5、5′)の回動 及び/又はキャップ要素(5、5′)に対する基底要素 (6、6′)の回動によってハブ要素(23、23′) に巻回されるようになっている。

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも1つの帯状物(3)の端域(4)を拘束する装置であっ
    て、 第1の平たんな構造物(12、12′)に、その回転軸線から隔てられた少く
    とも2つの開口(17)を備えている、基底要素(6、6′)と、 第1の平たんな構造物(12、12′)から隔てられてそれに対向する第2の
    平たんな構造物(7)に少くとも2つの開口(11)を備えたキャップ要素(5
    、5′)とを有し、 キャップ要素(5、5′)と、基底要素(6、6′)とは、キャップ要素(5
    、5′)が基底要素(6、6′)に対して回動可能であり、かつ、基底要素(6
    、6′)に対するキャップ要素(5、5′)の少くとも1つの位置において、基
    底要素(6、6′)の2つの開口(17)がキャップ要素(5、5′)の2つの
    別の開口(11)と共働するように、互に結合され、 その共働は、帯状物(3)の端域(4)が1対の共働する開口(11、17)
    に挿通可能であり、また該帯状物(3)又は他の帯状物の別の端域(4)が、別
    の1対の共働する開口(11、17)に挿通可能であり、端域(4)は、基底要
    素(6、6′)に対するキャップ要素(5、5′)の回動及び/又はキャップ要
    素(5、5′)に対する基底要素(6、6′)の回動によって巻回できるように
    したものにおいて、 第1の平たんな構造物(12、12′)と第2の平たんな構造物(7)との間
    に、軸対称に、また回動不可能に、互に間隙をもってずらして(喰い違いに)配
    された歯部(14、14′)を備えた別体のハブ要素(23、23′)が配され
    、 該歯部(14、14′)は、交互にずらされ中断されハブ要素(23、23′
    )の内方に向って縮小状にされたV字形の溝(25、25′)を、巻回した帯状
    物を収納するために備えており、 第1の平たんな構造物(12、12′)は、ハブ要素(23、23′)から隔
    てられた少くとも2つの開口(17)を備えており、 該端域(4)は、基底要素(6、6′)及びハブ要素(23、23′)に対す
    るキャップ要素(5、5′)の回動及び/又はキャップ要素(5、5′)に対す
    る基底要素(6、6′)及びハブ要素(23、23′)の回動によってハブ要素
    (23、23′)に巻付けうるようにしたこと を特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 装置の内部において、キャップ要素(5、5′)と基底要素(6
    、6′)との間に、ハブ要素(23、23′)の回りに、リング状の中空室が形
    成され、 端域(4)は、基底要素(6、6′)及びハブ要素(23、23′)に対する
    キャップ要素(5、5′)の回動及び/又はキャップ要素(5、5′)に対する
    基底要素(6、6′)及びハブ要素(23、23′)の回動によって前記中空室
    中のハブ要素(23、23′)上に自己交差状に巻付けうるようにしたことを特
    徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】 基底要素(6、6′)の第1の平たんな構造物(12、12′)
    及びキャップ要素(5、5′)の第2の平たんな構造物(7)に各2つの開口(
    11、17)が形成されたことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 基底要素(6、6′)の第1の平たんな構造物(12、12′)
    及びキャップ要素(5、5′)の第2の平たんな構造物(7)に各2つの開口(
    11、17)が、ハブ要素(23、23′)に対して直径上に対向して配された
    ことを特徴とする前記第1〜3項のいずれか一に記載の装置。
  5. 【請求項5】 開口(11、17)が第1の平たんな構造物(12、12′)及
    び第2の平たんな構造物(7)のそれぞれ外側端に配されたことを特徴とする前
    記第1〜3項のいずれか一に記載の装置。
  6. 【請求項6】 基底要素(6、6′)とキャップ要素(5、5′)が互に接触し
    てキャップ要素(5、5′)及び基底要素(6、6′)から成る1つの閉ざされ
    たユニットを形成するように、基底要素(6、6′)に端域(39、39′)を
    形成し、そして/又はキャップ要素(5、5′)に端域(9)を形成したことを
    特徴とする前記第1〜5各項のいずれか一に記載の装置。
  7. 【請求項7】 キャップ要素(5、5′)を基底要素(6、6′)に取外し自在
    に固着したことを特徴とする前記第1〜6項のいずれか一に記載の装置。
  8. 【請求項8】 基底要素(6、6′)が、第1の平たんな構造物(12、12′
    )から軸対称に突出している通し孔(18)付き突部(13、13′)を有し、 キャップ要素(5、5′)は、該突部(13、13′)の通し孔(18)に挿
    通可能な軸(16)を有し、キャップ要素(5、5′)は、保持リング(15)
    を介して基底要素(6、6′)に回動自在に結合されたことを特徴とする前記第
    1〜7項のいずれか一に記載の装置。
  9. 【請求項9】 該突部(13、13′)が多角形の断面をもち、該ハブ要素(2
    3、23′)は、これにきっちりと適合する通し孔(19)を有し、この通し孔
    (19)によって、ハブ要素(23、23′)が軸対称にまた回動不可能に突部
    (13、13′)上に載置されうるようにしたことを特徴とする前記第1〜8項
    のいずれか一に記載の装置。
  10. 【請求項10】 突部(13、13′)が四角形の断面をもち、ハブ要素(23
    、23′)がこれにきっちりと適合する四角形の通し孔(19)をもつことを特
    徴とする前記第1〜9項のいずれか一に記載の装置。
  11. 【請求項11】 ずらして配された歯部(14、14′)が2つの互に間隙をも
    って角度喰い違い状に配された平歯車を形成することを特徴とする前記第1〜1
    0項のいずれか一に記載の装置。
  12. 【請求項12】 該歯部(14、14′)が、35°より大な平均傾角をもち、
    それにより外方に指向された歯側部が90°の傾角をもつことを特徴とする前記
    第1〜11項のいずれか一に記載の装置。
  13. 【請求項13】 間隙をもって角度喰い違い状に配された両方の歯車が各々4つ
    の歯をもつことを特徴とする請求の範囲第11項又は第12項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 1つの歯車の各2つの歯部(14、14′)が互に直交し、一
    方の歯車の各1つの歯部が他方の歯車の1つの歯部に平行に配されて、それに対
    し間隙wで平行にずらされていることを特徴とする請求の範囲第11項ないし第
    13項のいずれかに記載の装置。
  15. 【請求項15】 ハブ要素(23、23′)の下面(26)は、ハブ要素が突部
    (13、13′)上に挿通保持された際に、第1の平たんな構造物(12、12
    ′)と完全に接触することを特徴とする前記第1〜14項のいずれか一に記載の
    装置。
  16. 【請求項16】 該ハブ要素(23、23′)が高さhをもち、突部(13、1
    3′)上に挿通保持された際に基底要素(6、6′)の縁部(39、39′)の
    上方に突出し、挿通保持されたハブ要素(23、23′)と共に基底要素(6、
    6′)がキャップ要素(5、5′)に組付けられた際にハブ要素(23、23′
    )が、第2の平たんな構造物(7)の軸対称のリング状の凹み(27、27′)
    中に進入し、第2の平たんな構造物(7)とは接触しないことを特徴とする前記
    第1〜15項のいずれか一に記載の装置。
  17. 【請求項17】 キャップ要素(5、5′)がキャップ要素(5、5′)の回動
    を容易にするための異形部プロフィル(10)をその端域(9)に有することを
    特徴とする前記第1〜16項のいずれか一に記載の装置。
  18. 【請求項18】 装置の取扱いを良くしてキャップ要素(5、5′)の回動を容
    易にするための、外面に異形プロフィルをもつ粗面状の人間工学的に形成された
    リング要素(8)をキャップ要素(5、5′)の端域(9)上に載置したことを
    特徴とする前記第1〜17項のいずれか一に記載の装置。
  19. 【請求項19】 基底要素(6、6′)及びキャップ要素(5、5′)の共働す
    る対の開口(11、17)に少くとも一の帯状物(3)の端域(4)を通すこと
    を容易にするための目印を基底要素(6、6′)とキャップ要素(5、5′)及
    び/又はリング要素(8)に形成したことを特徴とする前記第1〜18項のいず
    れか一に記載の装置。
  20. 【請求項20】 基底要素(6、6′)の縁部(39′)がその外面に封止リン
    グ(42)を有し、該封止リングはキャップ要素の縁部(9)と接触することに
    よって、キャップ要素(5′)と基底要素(6′)とから成る封止状のユニット
    を形成することを特徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。
  21. 【請求項21】 封止リング(42)が基底要素の縁部の外面の周溝中に配され
    たことを特徴とする請求の範囲第20項に記載の装置。
  22. 【請求項22】 封止リング(42)が、ゴム、発泡合成材料又はフエルトから
    できていることを特徴とする請求の範囲第20項に記載の装置。
  23. 【請求項23】 基底要素(6、6′)の第1の平たんな構造物(12、12′
    )が外面に節(小突起)(29)を有し、これらの節が靴(2)又は衣料品との
    基底要素(6、6′)のすべり接触を防止することを特徴とする前記第1〜22
    項のいずれか一に記載の装置。
  24. 【請求項24】 基底要素(6、6′)の第1の平たんな構造物(12、12′
    )の外面に、ビード状の、外方に向って重ね合されるリング要素(43)が配さ
    れ、該リング要素(43)は、開口(17)のところで切欠かれていることを特
    徴とする前記第1〜23項のいずれか一に記載の装置。
  25. 【請求項25】 リング要素(43)が柔軟な繊維状のすべりのない素材からで
    きていることを特徴とする請求の範囲第24項に記載の装置。
  26. 【請求項26】 ハブ要素(23′)が突出形成部分(41)をその下面に有し
    、基底要素(6′)の第1の平たんな構造物(12′)が、該突出形成部分(4
    1)に対応する切欠(44)を有し、突出形成部分(41)は、切欠(44)に
    係合してハブ要素(23′)を無すべりで基底要素(6′)に結合することを特
    徴とする前記第1〜25項のいずれか一に記載の装置。
  27. 【請求項27】 ハブ要素(23′)が回転対称の通し孔を有し、第1の平たん
    な構造物(12′)上にきっちりと適合して突出する回転対称の突部(13′)
    が形成されたことを特徴とする請求の範囲第26項に記載の装置。
  28. 【請求項28】 縮小する形状の溝(25′)を形成する歯部(14′)の側面
    が円弧状に形成され、円弧の半径が該溝の内方に向って絶えず拡大されることを
    特徴とする前記第1〜27項のいずれか一に記載の装置。
  29. 【請求項29】 帯状物の先端又は尖状端(47)を受入れるための通路(45
    )を有するカバー要素(40)が設けられ、カバー要素(40)を通っている通
    路(45)が開口(11)から突出する帯状物の部分を受入れることを特徴とす
    る前記第1〜28項のいずれか一に記載の装置。
  30. 【請求項30】 カバー要素(40)の下面が第2の平たんな構造物(7′)の
    外面と平面状に結合されて開口(11)をカバーしないことを特徴とする請求の
    範囲第29項に記載の装置。
  31. 【請求項31】 カバー要素(40)が更に突部(46)を有し、これらの突部
    が第2の平たんな構造物(7′)の外面の対応する切欠を掴むことによって、キ
    ャップ要素(5′)に対するカバー要素(40)の回動を阻止することを特徴と
    する請求の範囲第30項に記載の装置。
  32. 【請求項32】 キャップ要素(5′)の外面に端縁要素(8′)が固着してお
    り、端縁要素(8′)は、カバー要素(40)をきっちりと受入れるための第2
    の平たんな構造物(7′)の外面の軸対称の切欠を有し、端縁要素(8′)とカ
    バー要素(40)との間の実質的に段差のない移行部を形成することを特徴とす
    る前記第1〜31項のいずれか一に記載の装置。
  33. 【請求項33】 端縁要素(8′)が軟質の合成樹脂のような柔軟な素材からで
    きていることを特徴とする請求の範囲第32項に記載の装置。
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