JP2002509450A - 膨張する上シートを有しており、かつ使用中に自己造形しうる使い捨て吸収体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 この発明は、各々が長手方向と側面方向とを規定している長手方向中心線（Ｏ−Ｏ）及びこれと直交する側方向中心線（Ａ−Ａ）を有しており、体の排泄区域に隣接して装着する為の使用前には実質的に平らである使い捨て吸収体（２０）である。この使い捨て吸収体（２０）は、液体浸透性の上シート（２４）、この上シートに接合されている裏シート（２６）、そして裏シートと上シートとの中間の吸収核（２８）を含んでいる。吸収核は、使用者によって装着されている間に製品を三次元構造へと膨張させる膨張部材（４６）を含んでいる。この膨張部材は体液によって活性化される。上シート（２４）は、吸収体が体液による活性化により膨張することにより膨張することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】 膨張する上シートを有しており、 かつ使用中に自己造形しうる使い捨て吸収体 発明の分野 本発明は、使い捨て吸収体に関係している。使い捨て吸収体は、使用者により 体の外側に装着され体から排泄された液体を受け入れるように設計された吸収装 置であると考えられている。特に本発明は、使用者によって装着されている間に 製品を三次元構造へと膨張させる為の手段を備えている実質的に平らな使い捨て 吸収性生理用ナプキン、月経用品、失禁用インサート、パンティライナー、及び おむつに関係している。膨張手段は体液によって活性化され、使用中に製品に自 己造形能力を与える。 発明の背景 これらの基本的形態において、使い捨て吸収体は、浸透性の体接触要素（ある いは、上シート又はオーバーラップとして引用される）と不浸透性の保護障壁（ あるいは、裏シートとして引用される）との間に介在された吸収核を備えている 。吸収要素は、当然のことながら、体から排出された液体を受け入れて封じ込め ることを意図されている。体接触要素は、液体がそれを通過して吸収要素へと自 由に通過するのを許容している一方で、体の表面との快適で乾いた感触の接触を 提供することを意図されている。保護障壁は、吸収要素から追い出されるか、あ るいは漏れた液体が使用者の衣類を汚すのを防ぐことを意図されている。 上述した３つの機能要素に加え、使い捨て吸収体には一般に、使用者が動いて いる時でさえ、その意図されている機能を最も効率的に果たしうる場所である使 用者の股部に隣接してこの装置を支持するための手段が設けられている。一般に 、生理用ナプキンとしての吸収体には、この装置を使用者の下着の内股部に固定 するための接着剤取り付け手段が設けられている。 吸収体が装着者の体と密着した状態で接触していれば、改良された液体遮断を 発揮させることができる。 以前から知られている吸収体はそれらの意図された機能を果たすが、個々の従 来の設計は、体液の吸収性、汚れからの使用者の衣類の保護、及び／又は使用者 に対する肉体的な快適性のうちの１つ又はそれ以上において、さらに改良される ことが出来る。 使い捨て生理用ナプキンに関しては、解剖学的に造形された形状を有している 生理用ナプキンを提供することによって、装着者との体接触を改良し、ひいては 排出と同時に液体を吸収し、これによって汚れを最小限にするための幾つかの試 みが当該技術分野においてなされて来ている。これには特に、装着時に外陰部に 近づけられるか、あるいは接触するように中央部分が上方に持ち上げられている か、あるいはこの中央部分にこぶが付けられている生理用ナプキンを含んでいる 。 女性の使用者において、これらの生理用ナプキンは月経分泌物が膣前庭部を離 れた時に即座にこれと接触し吸収することが試みられている。 解剖学的に造形された形状が、装着中に、人体により良く適合するという利点 を伴っているという幾つかの製品も記載されている。 米国特許第３，７３６，９３１号は、液体吸収材料の外側非圧縮層と、少なく とも部分的にその中に閉じ込められている高度に圧縮された液体吸収材料の内側 核と、を有している生理用ナプキンを開示している。このナプキンは好ましくは 型圧縮によって横断面がＶ字形であるとともに、その長手方向において湾曲した 形状である。ナプキンが装着された時、液体はまず最初に内側圧縮層中に向かい 、その結果として内側圧縮層を膨れさせ、そして外側の非圧縮層をあらゆる方向 に膨張させ、これによって各装着者に対し自身を調節する。 この生理用ナプキンは、液体の吸収により膨張し使用者の人体に対して自身を 調節することが出来るが、これは使用前は平らでないので包装や取り扱いが煩雑 である。さらには、膨張は主として側方向に生じ、従って大腿の内側に対し、及 び膣開口の両側において効率的な密封を達成する。従ってこの構造は、上向きに 凸の形状を形成することが出来ないし、それが吸収性要素を液体の放出点と直接 接触させることもない。 米国特許第３，５１２，５３０号によれば、圧縮再生セルローススポンジ層が 、より大きな繊維セルロース層と組合わされて多層（ｍｕｌｔｉ ｐｌｙ）吸収 核を形成する、生理用ナプキンが記載されている。すなわち、ものである。圧縮 再生セルローススポンジ層は繊維層の上に配置され、これは一般的には繊維層の 周りに集中されている。これは生理用ナプキンの第一吸収要素として意図されて いて、繊維層は第二吸収体又は裏打ち吸収体として機能する。 従ってこの生理用ナプキンは、同じ吸収能力を有している他の生理用品と比較 して、使用前は非常に薄くすることが出来る。 圧縮再生セルローススポンジ層は、液体吸収によりＺ方向に膨張することがで きるが、記載されている構造は、装着者の人体との効率的な身体接触を提供する のに特に適していることはなく、特に圧縮再生セルローススポンジ材料が乾燥し ている時には、この材料の特性の為に、使用者に不快感を生じさせることがある 。 欧州特許第２９３ ２０８ Ｂ１号は、使用中に壊れたり塊を形成する傾向が ある毛羽核（ｆｌｕｆｆ ｃｏｒｅ）を伴っている従来の吸収体に比べて、湿潤 条件における改善された強さと形状保持性とを有した吸収体を得る為に、通常の セルロースパルプ吸収核の代りに単一の吸収材料として、生理用ナプキン中に、 多層の圧縮再生セルローススポンジシートを使用することを記載している。 このシートには、その柔軟性を強めて使用者の為のより良い快適性を伴なわさ せるとともに液体吸収面積を増大させる為に、スリットが設けられている。 欧州特許第２９３ ２０８ Ｂ１号に記載されている生理用ナプキンは、吸収 材料の膨張を利用して使用中の自己造形能力を創出することを特に意図しておら ず、従来の毛羽を基本としている吸収核を使用している製品よりも湿潤時により よい強度を提供し、かつ同じ圧縮再生セルローススポンジ材料を使用している製 品と比べてより良い柔軟性と吸収率とを提供することを意図している構造を有し ている。 従って、使用中に吸収された体液による活性化によりより密接な体との接触を 達成する為の解剖学的に造形された形状を与えることができる一方で、装着者の 為には快適であるとともに製造及び包装が容易である吸収体に対する需要は依然 として存在している。 発明の概要 本発明は、使用前には実質的に平らであり、体排泄区域に隣接して装着するた めの使い捨て吸収体に関係している。この実質的に平らな使い捨て吸収体は、各 々が長手方向と側方向とを規定している長手方向中心線とこれに直交する側方向 中心線、及びこれらの両者に対し直交しているＺ方向を有している。この使い捨 て吸収体は、液体浸透性上シート、上記上シートに接合された好ましくは液体不 浸透性の裏シート、そして上シートと裏シートとの中間にある吸収核を備えてい る。ここで用いられている用語「実質的に平らな」は、造形されているのとは対 照的に、１つの平面内に主な広がりを有する製品を意味している。吸収核は、使 用者により装着されている間に製品を三次元構造へと膨張させる為の手段を備え ており、ここにおいてこの手段は体液によって活性化される。上シートは、体液 による活性化により吸収体が膨張することにより膨張しうる。 図面の簡単な説明 明細書は本発明を特に指摘し明確に請求している請求の範囲で結論付けている が、本発明は以下の図面と関連させた以下の記載からよりよく理解されるであろ うことを信じる。 図１は、本発明に従った生理用ナプキンの１つの実施例の上平面図であり； 図２は、横断方向中心線Ａ−Ａに対応している断面線に沿った時の図１中に示 されている生理用ナプキンの横断面図であり； 図３は、装着中に活性化された後に三次元構造へと膨張された生理用ナプキン を示している、図２と同様な横断面図であり； 図４は、本発明に従った生理用ナプキンのもう１つの実施例の横断面図であり ； 図５は、装着中に活性化された後に三次元構造へと膨張された生理用ナプキン を示している、図２と同様な横断面図である。 発明の詳細な説明 この発明は、体液の為の吸収性、汚れからの使用者の衣類の保護、使用者に対 する改良された肉体的な快適性を発揮し、かつ製造及び包装が容易である使い捨 て吸収体に関係している。この使い捨て吸収体は、生理用ナプキン又は月経用品 に関連して以下に記載されている。ここで用いられる用語「生理用ナプキン」は 、外陰部に隣接して女性により装着されるとともに体から排泄された様々な体液 （例えば膣排出物、月経分泌物、及び／又は尿）を吸収し封じ込めることを意図 しており、そして１回の使用後に捨てられることを意図している製品を意味して いる。この使い捨て吸収体は、使用前には実質的に平らである。 ここで用いられている用語「実質的に平らな」は、造形されているのとは対照 的に、１つの平面内にその主な広がりを有する製品を意味している。好ましい実 施例において、実質的に平らな製品は、一定の厚さの吸収核を有するか、または 少なくとも、吸収核自体に対し直交している方向には造形されていない吸収核を 有する。このことは吸収核の全体的な湾曲を除外しない。製品が絶対的に平らな 形状からどの程度逸れることが出来て、また本発明に従った使用中の形状から依 然として利益を得られるかは、当該技術分野において習熟した人々には明白であ ろう。 自由に伸縮性であることが出来る長手方向側障壁（ｓｉｄｅ ｃｕｆｆｓ）を 伴った生理用ナプキン及び中程度の湾曲を伴った生理用ナプキンは、従って、こ れらの吸収核が吸収核自体に対し直交している方向において使用前に造形されて いないことを条件として本発明の範囲内にある。 ここで用いられている用語「使用」は、吸収体が実際に使用者の人体と接触さ れた時に開始される時期を意味している。 ここで用いられている用語「接合された（ｊｏｉｎｅｄ）」又は「付着された （ａｆｆｉｘｅｄ）」は、第一部材が第二部材に直接連結されている形態、及び 第一部材を第二部材に連結されている中間部材に連結することによって第一部材 が間接的に第二部材に連結されている形態を包含する。 一部が装着者の膣前庭の内部にあるとともに一部が外側にある陰唇間装置もま たこの発明の範囲内にある。ここで用いられている用語「外陰部」は、外から見 える女性器のことを言い、大陰唇、小陰唇、クリトリス、及び膣前庭に限定され ている。 図１及び図２には、本発明の生理用ナプキン２０の１つの好ましい実施例が示 されている。図１は、使用前の広げられた状態にあり、生理用ナプキン２０の構 成をより明確に示すために構造のいくつかの部分が切り取られているとともに装 着者に対面あるいは接触する生理用ナプキン２０の部分がこの図を見る人の方へ 向けられている、本発明の生理用ナプキン２０の平面図である。図１及び図２に 示されているように、生理用ナプキン２０は好ましくは、液体浸透性上シート２ ４、この上シート２４に接合された液体不浸透性裏シート２６、及び上シート２ ４と裏シート２６との中間にある吸収核２８を備えている。この吸収核２８は、 使用者により装着されている間に生理用ナプキンを三次元構造へと膨張させるた めの手段４６を備えている。 生理用ナプキン２０は２つの表面、すなわち体接触または体対面表面及び衣服 対面または衣服接触表面を有している。吸収核２８は、対応する体対面表面及び 衣服対面表面を有している。生理用ナプキン２０は２つの中心線、長手方向中心 線Ｏ−Ｏ及びこれに直交している横断方向中心線Ａ−Ａを有している。ここで用 いられている用語「長手方向」は、生理用ナプキン２０が装着された時に、立っ ている装着者を左半身と右半身とに二分する垂直平面と略一直線上に配置される （例えばほぼ平行になる）生理用ナプキン２０の平面中における線、軸、又は方 向を意味している。ここで用いられている用語「横断方向」又は「側方向」は相 互に交換可能であり、生理用ナプキン２０の平面内にあって長手方向に対し略直 角な線、軸、又は方向を意味している。Ｚ方向は、生理用ナプキン２０の長手方 向及び側方向の両者と直交しており、長手方向中心線Ｏ−Ｏ及び側方向中心線Ａ −Ａによって規定されている生理用ナプキン２０の平面から外方に伸びている。 用語「長手方向に向けられた」は、生理用ナプキン２０の平面内において長手方 向の±４５度の方向を意味しており；用語「側面方向に向けられた」は同様に、 生理用ナプキン２０の平面内におけるその他のあらゆる方向を意味している。 長手方向中心線Ｏ−Ｏと一直線上に配置されている生理用ナプキン２０の長縁 は、生理用ナプキン２０の長手方向側縁部（ｓｉｄｅ ｍａｒｇｉｎ）である。 長手方向側縁部を接合している生理用ナプキン２０の端は、生理用ナプキン２０ の横断方向端である。生理用ナプキン２０の長手方向側縁部と横断方向端が、集 合的に生理用ナプキン２０の周辺を規定する。同様に、生理用ナプキン２０の吸 収核２８は、交互に配置された長手方向側縁部と横断方向端によって規定された 周辺を有している。 生理用ナプキン２０の三次元構造は、より密着して使用者の人体の形に合うよ うにする為に、生理用ナプキン構造が少なくとも部分的にＺ方向に膨張させられ る構造である。上記膨張は、好ましくは生理用ナプキン２０の衣服対面表面から 体対面表面の方へと向かう方向に生じる。特に好ましいのは、逆Ｕ形状又は逆Ｖ 形状を含むがこれらに限定されない上向きに凸の形状を伴った三次元構造である 。このような形状によれば、生理用ナプキンの中央部分の横断面の輪郭が一般的 な装着者の陰唇により密着して合致する。 上シート２４は、従順であって、柔らかな感触であり、装着者の皮膚に対し刺 激がない。さらに上シート２４は液体浸透性であり、液体がその厚みを通して容 易に浸透することを許容している。適切な上シート２４は、例えば織られた材料 及び織られていない材料；例えば開口成形熱可塑性フィルムや開ロプラスチック フィルムや油圧成形熱可塑性フィルムの如きポリマー材料；多孔発泡体；網状化 発泡体；網状化熱可塑性フィルム；及び熱可塑性スクリム（ｓｃｒｉｍ）の如き 広範囲の材料から製造することが出来る。適切な織られた材料及び織られていな い材料は、天然繊維（例えば木材繊維又は綿繊維）、合成繊維（例えばポリエス テル、ポリプロピレン、又はポリエチレン繊維の如きポリマー繊維）を具備して いてもよく、あるいは天然繊維と合成繊維との組み合わせを具備していてもよい 。 好ましい上シートは開口成形フィルムを備えている。開口成形フィルムが上シ ートの為に好ましいが、何故ならばこれらは体液に対して浸透性であるが吸収性 は無く、液体が逆流して装着者の皮膚を再び濡らす傾向が少ないからである。従 って、体と接触している成形フィルムの表面は乾いたままであり、これによって 体の汚れが減少されるとともに装着者の為により快適な感触を生じさせる。 適切な成形フィルムは、１９７５年１２月３０日にトンプソン（Ｔｈｏｍｐｓ ｏｎ）に対し発行された米国特許第３，９２９，１３５号；１９８２年４月１ ３日にミュレーヌその他（Ｍｕｌｌａｎｅ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米 国特許第４，３２４，２４６号；１９８２年８月３日にラデルその他（Ｒａｄｅ ｌ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許第４，３４２，３１４号；１９８ ４年７月３１日にアーその他（Ａｈｒ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特 許第４，４６３，０４５号；そして１９９１年４月９日にベアード（Ｂａｉｒｄ ）に対し発行された米国特許第５，００６，３９４号中に開示されている。本発 明の吸収体の為に好ましい上シートは、上記特許の１つ又はそれ以上に記載され ているとともにオハイオ州シンシナティ（Ｃｉｎｃｉｎｎａｔｉ，Ｏｈｉｏ）の ザ・プロクター・アンド・ギャンブル社（Ｔｈｅ Ｐｒｏｃｔｅｒ ＆ Ｇａｍ ｂｌｅ Ｃｏｍｐａｎｙ）によって「ドリウイーブ（ＤＲＩ−ＷＥＡＶＥ）」と して生理用ナプキンに付けて販売されている成形フィルムである。 本発明の好ましい実施例においては、成形フィルム上シートの本体又は露出表 面は親水性であり、体対面表面が親水性でない場合よりも素早く液体が上シート を通過して移動するのを助け、月経分泌液が吸収核中に流れ込んで吸収されるよ りも上シートから流れ落ちる可能性を減少させる。 本発明の上シートは、生理用ナプキン２０が体液の吸収により三次元構造へと 膨張することにより膨張することが出来なければならない。これは、上シートが 膨張手段４６によって負荷された力の下で本質的に伸展可能である材料から作ら れている時に、達成することが出来る。図１及び図２中に図示されている好まし い実施例においては、上シート２４には長手方向中心線Ｏ−Ｏの両側で長手方向 中心線Ｏ−Ｏに対し実質的に平行な状態で対称に配置されている２つの襞又は折 り目５２が設けられている。これらは、長手方向中心線Ｏ−Ｏの両側に、この中 心線と実質的に平行に、対称に配置されている。図２中に示されている如く、各 皺又は折り目５２において上シート２４は、生理用ナプキン２０の長手方向側縁 部の方へ向かって自身の上に２度折り畳まれている。単一の皺又は折り目、ある いはまた２つ以上の折り目も本発明の範囲から逸脱することなく上シート２４中 に備えることが出来る。皺又は折り目は一般に長手方向又は側方向に向けられて いることが出来る。 吸収核２８は、一般に圧縮性があり、弾性的で、装着者の皮膚に対し刺激を与 えず、体液を吸収して封じ込めることができる、あらゆる吸収手段を備えている ことが出来る。吸収核２８は、使い捨て生理用ナプキン及びその他の使い捨て吸 収体において通常使用されている非常に多様な液体吸収材料から製造されること が出来る。適切な吸収材料の例には、微粉砕（ｃｏｍｍｉｎｕｔｅｄ）木材パル プ（一般にエアフェルト（ａｉｒｆｅｌｔ）と呼ばれている）、クレープセルロ ースワッディング（ｃｒｅｐｅｄ ｃｅｌｌｕｌｏｓｅ ｗａｄｄｉｎｇ）、変 性架橋セルロース繊維（ｍｏｄｉｆｉｅｄ ｃｒｏｓｓ−ｌｉｎｋｅｄ ｃｅｌ ｌｕｌｏｓｅ ｆｉｂｅｒ）（例えば１９９３年６月８日にヤングその他（Ｙｏ ｕｎｇ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許第５，２１７，４４５号中に 記載されているようなもの）、毛管通路繊維（ｃａｐｉｌｌａｒｙ ｃｈａｎｎ ｅｌ ｆｉｂｅｒ）（即ち、１９９３年４月６日にトンプソンその他（Ｔｈｏｍ ｐｓｏｎ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許第５，２００，２４８号に 記載されている如き繊維内毛管通路を有する繊維（ｆｉｂｅｒｓ ｈａｖｉｎｇ ｉｎｔｒａ−ｆｉｂｒｅ ｃａｐｉｌｌａｒｙ ｃｈａｎｎｅｌｓ））、吸収 発泡体（例えば１９９３年１１月９日にデスマレイスその他（ＤｅｓＭａｒａｉ ｓ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許第５，２６０，３４５号及び１９ ９３年１２月７日にデスマレイスその他（ＤｅｓＭａｒａｉｓ，ｅｔ ａｌ．） に対し発行された米国特許第５，２６８，２４４号に記載されているもの）、熱 接着エアレイ材料（ｔｈｅｒｍａｌｌｙ ｂｏｎｄｅｄ ａｉｒｌａｙ ｍａｔ ｅｒｉａｌ）（例えば１９９３年１０月２１日にリチャードその他（Ｒｉｃｈａ ｒｄｓ，ｅｔ ａｌ．）の名前で出願され「月経分泌液の改良された取り扱いの 為めの熱接着層を有する月経用吸収構造、及び改良された適合及び快適性を有し ている月経パッドにおけるこれらの使用（Ｃａｔａｍｅｎｉａｌ Ａｂｓｏｒｂ ｅｎｔ Ｓｔｒｕｃｔｕｒｅｓ Ｈａｖｉｎｇ Ｔｈｅｒｍａｌｌｙ Ｂｏｎｄ ｅｄ Ｌａｙｅｒｓ Ｆｏｒ Ｉｍｐｒｏｖｅｄ Ｈａｎｄｌｉｎｇ ｏｆ Ｍ ｅｎｓｔｒｕａｌ Ｆｌｕｉｄｓ ａｎｄ Ｔｈｅｉｒ Ｕｓｅ Ｉｎ Ｃａｔ ａｍｅｎｉａｌ Ｐａｄｓ Ｈａｖｉｎｇ Ｉｍｐｒｏｖｅｄ Ｆｉｔ ａｎｄ Ｃｏｍｆｏｒｔ）」と名付けられている米国特許出願番号第０８／１４１，１ ５６号（Ｐ ＆ Ｇ 事件番号第５０５１号）に記載されている材料）、吸収ス ポンジ、合成ステープル繊維（ｓｙｎｔｈｅｔｉｃ ｓｔａｐｌｅ ｆｉｂｅｒ ）、ポリマー繊維、ヒドロゲル形成ポリマーゲル化剤（ｈｙｄｒｏｇｅｌ−ｆｏ ｒｍｉｎｇ ｐｏｌｙｍｅｒ ｇｅｌｌｉｎｇ ａｇｅｎｔｓ）、ピートモス、 あるいはあらゆる同等の材料又は材料の組合わせ、を含む。発泡体を備えている 適切な吸収核が、欧州出願第０ ５９８８３３号、第０ ５９８ ８２３号、及 び第０ ５９８ ８３４号中に記載されている。 図１乃至図３中に図示されている実施例において、吸収核２８は、自身の上に 長手方向に２度折り畳まれているとともにそれらの間に吸収ゲル化材料粒子を備 えている熱接着エアレイ材料により作られている吸収層３０を備えている。なお 、吸収ゲル化材料粒子は図面の明瞭性の為に示されていない。 吸収核２８はさらに、生理用ナプキン２０が装着されている間に、生理用ナプ キン２０を所望の三次元構造へと膨張させる為の膨張手段４６を備えている。 図１及び２に示されているように、この膨張手段は好ましくは、生理用ナプキ ン２０を所望の三次元構造へと膨張させる為の膨張層４６を備えている。 図１乃至図３中に図示されている実施例において、生理用ナプキン２０の三次 元構造への膨張及び最終造形は、膨張層４６を構成しているとともに体液の吸収 により装着中に活性化される材料の実質的なＺ方向への膨張によって提供される 。 膨張層４６は、生理用ナプキン２０を所望の三次元構造へと造形するために膨 張が可能なあらゆる材料を備えていることが出来る 体液の吸収及びそれに続く膨張の後には、膨張層４６の材料は、柔らかく、従 順で、形に沿いやすく、弾性がなければならない。この材料は、通常の使用中に 負荷される比較的小さな力の下で変形するように圧縮可能でなければならない。 圧縮性に加えて、膨張層４６の材料は膨張後も柔軟性があり形に沿い易く、装着 中に三次元構造が形成された時にトップシート２４の全体において装着者の陰唇 及び会陰の中及び周囲に改良された適合を提供することが出来なければならない 。人体の形状（ｔｏｐｏｇｒａｐｈｙ）に従う能力は、女性の使用者の露出され た性器との緊密な接触を提供する。このことは使用者から膨張層４６中への液体 の良好な移動を提供することを手助けする。膨張層４６のこれらの特性は改善さ れた適合を許容するが、これらはまた製品を装着者に対し柔らかくすると同時に 快適にする。 膨張層４６は、吸収核２８の体対面表面の少なくとも一部を形成し、これと向 かい合う関係にある。これは、図１に示されているように、好ましくは吸収層３ ０よりも幅が狭く、またこれより長さが短く、長手方向中心線Ｏ−Ｏ及び横断方 向中心線Ａ−Ａの両者の周りに中心が置かれている。 本発明の好ましい実施例において膨張層４６は、圧縮再生セルローススポンジ ４６を備えている。 再生セルローススポンジは当該技術において知られている材料であり、その適 切な材料の例は、米国特許第３，９５４，４９３号、フランス特許出願第ＦＲ− Ａ−２，２０３，８２７号、及び欧州特許第ＥＰ−Ｂ−０ ２９３ ２０８号中 に記載されている。再生セルローススポンジはセルロース骨格（ｃｅｌｌｕｌｏ ｓｅ ｓｋｅｌｅｔｏｎ）を含んでいる材料のスポンジである。このようなスポ ンジの例には、セルロース自体から構成されているスポンジに加えて、例えばビ スコース、セルロースエーテル、及びセルロースエステルの如きセルロース誘導 体から構成されるスポンジ、及びこれらの材料の混合物から構成されるスポンジ が含まれる。 単なる例として示すだけであるが、再生セルローススポンジは、強化繊維を伴 ったビスコース溶液と細孔発生（ｐｏｒｏｇｅｎｉｃ）化合物との混合物から準 備することが出来、細孔発生（ｐｏｒｏｇｅｎｉｃ）化合物は例えば硫酸ナトリ ウム１０水化物の結晶又は高含有量の結晶化水（ｃｒｙｓｔａｌｌｉｚｅｄ ｗ ａｔｅｒ）を伴った他のアルカリ金属塩の結晶であり、最終的な細孔寸法は塩結 晶の寸法に関係している。ビスコース溶液は所望の断面の押出しダイを通して押 出され、ついで凝固されることが出来る。材料は再生後に、塩及びその他の可能 性のある可溶性化合物を除去するように、水で洗浄され、次にこれは乾燥され、 必要があれば所望の密度まで圧縮される。 圧縮再生セルローススポンジは、硫酸ナトリウム結晶の除去によって生じる気 泡を含む網状構造を有する。 圧縮再生セルローススポンジ材料は、例えば様々な密度、厚さ、及び坪量の層 又はシートの如き様々な形態で入手することが出来、本発明において使用される 圧縮材料の乾燥密度値は、０．１ｇ／ｃｃ乃至１ｇ／ｃｃであり、一方厚さは０ ．５ｍｍ乃至５ｍｍであることが出来る。 これらの小さい厚さは、体液により活性化する以前の乾燥状態で柔軟である材 料を有する為に、本発明において使用される圧縮再生セルローススポンジ層の為 には特に好ましい。 図１及び図２中に図示されている本発明の好ましい実施例においては、０．５ ｇ／ｃｃの乾燥密度及び２ｍｍの厚さを伴った圧縮再生セルローススポンジシー ト４６が吸収核２８上にこれと対面する関係で配置されている。吸収層３０は２ ０７ｍｍの長さ及び６４ｍｍの幅を有していて、圧縮再生セルローススポンジシ ート４６は１２５ｍｍの長さ及び３０ｍｍの幅であり、生理用ナプキン２０の長 手方向中心線Ｏ−Ｏ及び横断方向中心線Ａ−Ａの両者の周りに中心が置かれてい る。圧縮再生セルローススポンジの適切なシートは、スポンテックス・フランス 社（Ｓｐｏｎｔｅｘ Ｆｒａｎｃｅ）によって製造されているものであろう。同 様に、圧縮再生セルローススポンジシート４６の為には様々な形状が可能であり 、例えば砂時計形状である。 好ましくは圧縮再生セルローススポンジシート４６により構成されている吸収 層３０及び膨張層４６は、吸収核２８を形成するために、あらゆる適切な方法で も組み合わされることが出来る。適切な方法は、吸収層３０と圧縮再生セルロー ススポンジシート４６とを、例えばスプレイ接着によって、あるいはこれらの間 への接着剤の線状又はスポット状の適用の如き接着剤によって組み合わせること を含むが、これらに限定されるわけではない。 代わりに、あるいはこれに加えて、層間の組合わせは、繊維の絡み合い（ｆｉ ｂｒｅ ｅｎｔａｎｇｌｅｍｅｎｔ）によって、あるいは複数の離散融着（ｄｉ ｓｃｒｅｔｅ ｆｕｓｉｏｎ ｂｏｎｄ）によっても達成されることが出来る。 好ましくは膨張層４６を構成する圧縮再生セルローススポンジシートは、体液 を素早く吸収することができて、圧縮時の容積の一般には約２倍乃至２０倍、そ して通常は５倍乃至１５倍に容積が大きく増加する。この容積増加は、圧縮方向 における、すなわち生理用ナプキン２０中のＺ方向における、膨張と実質的に対 応する。 生理用ナプキン２０は、図１及び図２中に図示されている如く、従来の平らな 製品のように製造され、そして包装される。生理用ナプキン２０が装着された後 には、吸収された体液が膨張層４６の材料と接触するやいなや、これがＺ方向に 膨張を開始し、図３中で見ることが出来るようにその厚さを増加させる。上シー ト２４は、皺又は折り目５２が真っ直ぐに伸ばされることにより、膨張を抑制す ることなく膨張層４６の膨張に従う。 好ましくは膨張層４６を形成する圧縮再生セルローススポンジ材料の液体吸収 による膨張は、湿潤状態において圧潰されない空隙容積を生じさせ、従ってこの 材料はさらなる液体の放出を素早く獲得し、これを下の吸収層３０へと送ること ができる。 生理用ナプキン２０の吸収核２８の全吸収能力は、従って、膨張層４６と吸収 層３０との組合わせにより実質的に提供される。 膨張層４６を備えている吸収核２８の総吸収能力は、生理用ナプキン２０につ いて意図されている体液負荷に適合しなければならない。さらには吸収核２８の 総吸収能力は、体液容積の予測量が幅広い範囲に亘る装着者に合わせるよう変化 させることが出来る。例えば、夜間に使用することを意図されているものと比較 して日中に使用することを意図されている生理用ナプキンの為に、あるいはより 成熟した女性による使用を意図されているものと比較した時の１０代の女性によ る使用を意図されている生理用ナプキンの為には、異なった吸収能力を使用する ことができる。 本発明のもう１つの実施例においては、膨張層４６は生理用ナプキン２０の吸 収核２８全体を構成することが出来る。生理用ナプキン２０の総吸収能力は、こ の場合、膨張層４６のみによって提供される。 膨張層４６を形成している材料の膨張は、吸収された液体による活性化のみに より、即ち、生理用ナプキン２０の使用中で使用者の人体と密接に接触している 時にのみ、行われ、従って三次元構造の形成は使用者の人体とのはるかに良好な 適合を達成することが出来る。さらに膨張層４６の膨張は最初に実際に液体が到 着した場所から開始される。三次元構造の形成はまた、従って、種々の使用者に より液体が放出されることによる様々な可能性のある放出方法にも適合しうる。 膨張する上シート２４はまた、体液による活性化による生理用ナプキン２０の 所望の三次元構造への膨張を抑制することなく、使用者の人体との快適な接触を 提供する。 本発明の生理用ナプキンは使用前には平らであり、従って、従来の弾性化製品 又は予備成形製品よりも容易に製造され包装されることが出来る。三次元構造は 使用中にのみ形成されるので、本発明の生理用ナプキンはまた装着がより容易で ある。 本発明のもう１つの実施例においては、生理用ナプキン２０は２つのフラップ （図示されていない）を有していることが出来る。２つのフラップの各々は、吸 収性核の側縁に隣接しており、この側縁から側方向に延出している。フラップは 股において装着者のパンティーの縁の上に垂れ下がるよう形作られていて、この 結果としてフラップは、装着者のパンティーの縁と装着者の大腿との間に配置さ れる。フラップは少なくとも２つの目的を果たす。第一にフラップは、好ましく はパンティーの縁に沿って二重の障壁を形成することにより、月経分泌液による 装着者の体及びパンティーの汚れを防ぐのに役立つ。第二にフラップは、好まし くはその衣服対面表面上に取り付け手段が設けられていて、その結果としてフラ ップをパンティーの下に折り返しパンティーの衣服対面側に取り付けることが出 来る。このようにして、フラップは生理用ナプキンをパンティー内で適切に配置 することを維持するのに役立つ。 フラップは、上シート２４、裏シート２６、これらの組み合わせの為に使用さ れている材料を含んでいる様々な材料から構成することが出来、あるいは中心に ティシュー（ｔｉｓｓｕｅ）を有している積層（ｌａｍｉｎａｔｅ）であること も出来る。さらにフラップは、生理用ナプキン２０の本体に取り付けられた別の 要素であってもよく、あるいは上シート２４及び／又は裏シート２６の延長を備 えていることも出来る。しかしながらフラップが、フラップに到達する体液が装 着者のパンティーの縁を汚すのを防ぐ為に、液体不浸透の裏シートを有している ことが推奨される。 本発明の生理用ナプキン２０に適した、あるいは適合可能な好ましいフラップ は、１９８７年８月１８日にヴァン ティルバーグ（Ｖａｎ Ｔｉｌｂｕｒｇ） に対し発行された米国特許第４，６８７，４７８号；１９８６年５月２０日にヴ ァン ティルバーグ（Ｖａｎ Ｔｉｌｂｕｒｇ）に対し発行された米国特許第４ ，５８９，８７６号；及び１９８６年８月２６日にマッティングンリー（Ｍａｔ ｔｉｎｇｌｙ）に対し発行された米国特許第４，６０８，０４７号中に開示され ている。さらに、生理用ナプキン２０は、装着者のパンティーの側部を自然に包 む要素を備えていていることが出来る。本発明の生理用ナプキン２０とともに用 いるのに適している、装着者のパンティーの側部を自然に包む要素を有している 生理用ナプキンが、ラバシュその他（Ｌａｖａｓｈ，ｅｔ ａｌ．）の名前で１ ９９３年７月２２日に出願され「パンティーの側部を自然に包むパンティー覆い 要素を有している吸収体（Ａｂｓｏｒｂｅｎｔ Ａｒｔｉｃｌｅ Ｈａｖｉｎｇ Ｐａｎｔｙ Ｃｏｖｅｒｉｎｇ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔｓ ｔｈａｔ Ｎａｔｕ ｒａｌｌｙ Ｗｒａｐ ｔｈｅ Ｓｉｄｅｓ ｏｆ Ｐａｎｔｉｅｓ）」と名付 けられている米国特許出願番号第０８／０９６，１２１号、及びワインバーガー その他（Ｗｅｉｎｂｅｒｇｅｒ，ｅｔ ａｌ．）の名前で１９９４年７月２０日 に出願され「伸展可能な領域を伴った下着覆い要素を有している吸収体（Ａｂｓ ｏｒｂｅｎｔ Ａｒｔｉｃｌｅｓ Ｈａｖｉｎｇ Ｕｎｄｅｒｇａｒｍｅｎｔ Ｃｏｖｅｒｉｎｇ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔｓ ｗｉｔｈ Ｚｏｎｅｓ ｏｆ Ｅｘ ｔｅｎｓｉｂｉｌｉｔｙ）」と名付けられた米国特許出願番号第０８／２７７７ ３３号中に開示されている。 装着中に生理用ナプキン２０を三次元構造へと膨張させる為の膨張層４６は、 所望の三次元構造を得るために、生理用ナプキン２０中において他のあらゆる適 切な位置及び／又は配向を備えていることが出来、特に膨張層４６は吸収核２８ の衣服対面表面の少なくとも一部を形成することが出来る。 図４中に図示されているもう１つの実施例においては、図１及び図２中に図示 されているのと同様な生理用ナプキン２０がさらに、上シート２４と吸収核２８ との間に配置されている獲得層又は第二の上シート２９を備えている。好ましく は獲得層２９は膨張層４６の上に被さっておらず、従ってこの為に膨張層４６が 体液を上シート２４を通って直接受け取ることが出来る。図４中に図示されてい る如く、獲得層２９は、膨張層４６よりもわずかに長く幅が広い窓を備えている 不連続表面を有している。これに代る形態もまた可能であり、例えば獲得層２９ は膨張層４６の両側において吸収核２８の上に配置され長手方向に向けられてい る２つの幅の狭い細長片（ｓｔｒｉｐ）を備えていることが出来る。あるいはま た、獲得層２９は吸収核２８と裏シート２６との間に備えられていることが出来 るし、さらには獲得層２９は、図２中に図示されているのと同様な実施例におい て膨張層４６と吸収層３０との間に備えられていることが出来る。 獲得層２９は、膨張層４６から側方向に漏れることがある、あるいはまた、獲 得層２９に直接到着することがある体液の、吸収核２８の上及びその中への改良 された吸上げをも含んでいる、幾つかの機能を果たすことができる。体液の吸上 げを改良することによって、獲得層２９は吸収核２８の全体への体液のさらに均 一な分散を提供する。 獲得層２９は好ましくは、液体を非常に素早く獲得することができ、そして引 き続き、実質的な保持能力を伴わない隣接層へと液体を放出する材料を備えてい る。 獲得層２９は、ポリエステル、ポリプロピレン、又はポリエチレンを含んでい る合成繊維；綿又はセルロースを含んでいる天然繊維；これらの繊維の混合：あ るいはあらゆる同等の材料又は材料の組み合わせの不織ウエブ又は織ウエブを含 んでいる幾つかの異なった材料を備えていることが出来る。 獲得層及び上シートを有している生理用ナプキンの例は、オスボーン（Ｏｓｂ ｏｒｎ）に対し発行された米国特許第４，９５０，２６４号、及びクリーその他 （Ｃｒｅｅ，ｅｔ ａｌ．）の名前で１９９１年１２月１７日に出願され「溶融 層を有している吸収体（Ａｂｓｏｒｂｅｎｔ Ａｒｔｉｃｌｅ Ｈａｖｉｎｇ Ｆｕｓｅｄ Ｌａｙｅｒｓ）」と名付けられている米国特許出願番号第０７／８ １０，７７４号中により詳細に記載されている。 上シート２４、獲得層２９、及び吸収核２８はまた、これらの間の適切な液体 移動を確保する為に、あらゆる適切な方法で組み合わされることが出来る。図示 されていないさらにもう１つの実施例において獲得層２９は、上シート２４と、 膨張層４６を備えている下方の吸収核２８と、の間に介在されることが出来る。 獲得層２９は、液体の吸収による膨張層４６の膨張に自由に従うことが出来て、 その膨張を抑制することがないようなものでなければならない。 図４中に図示されている如く、襞又は折り目５２は、長手方向中心線Ｏ−Ｏの 両側に配置されて実質的にこれと平行であるが、各襞又は折り目５２において、 上シート２４は生理用ナプキン２０の長手方向中心線Ｏ−Ｏに向かい自身の上に ２度折り畳まれている。液体吸収による膨張層４６の膨張の間に、襞又は折り目 ５２が真っ直ぐに延ばされることにより、図５中に図示されている如く、側方漏 れに対するより良い密封を提供する長手方向に向けられた側方障壁４７の一種を 形成する。上シート２４の全体の幅が膨張層４６の完全な膨張に従うのに必要な 幅よりわずかに大きいのであれば、側方障壁４７は膨張層４６の膨張が完了した 時にもなお存在することが出来る。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ， ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ， ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，Ｎ Ｏ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ， ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ (72)発明者 ダルシオ、ニコラ イタリア国、アイ―65126 ペスカラ、ビ ア・エス・スパセンタ ８ (72)発明者 タンブロ、マウリツィオ イタリア国、アイ―65100 ペスカラ、ビ ア・エム・ポロ 50

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．体排泄区域に隣接して装着するための使い捨て吸収体であって、上記吸収 体は、長手方向中心線及びこれに直交する側方向中心線を有しているとともに各 々が長手方向と側方向を規定しており、上記吸収体はさらに上記長手方向及び側 方向の両者に対し直交するＺ方向を有しており、上記吸収体は、液体浸透性の上 シート、上記上シートに接合された裏シート、上記上シートと上記裏シートの中 間にある吸収核を備えており、上記吸収体は使用前に実質的に平らであり、上記 吸収体は使用者によって装着されている間に製品を三次元構造へと膨張させる手 段を備えており、上記手段は体液によって活性化され、上記吸収核が体対面表面 を備えており、上記吸収体は上記上シートが、体液による活性化により上記吸収 体が膨張することにより膨張することが出来る、ことを特徴とする吸収体。 ２．前記手段は、前記製品に実質的に上向きに凸の形状を備えさせる、ことを 特徴とする請求項１に従った使い捨て吸収体。 ３．前記手段は、体液による活性化により実質的に前記Ｚ方向に膨張して前記 三次元構造を提供する、ことを特徴とする請求項１または請求項２のいずれかに 従った使い捨て吸収体。 ４．前記手段は、前記吸収核の前記体対面表面の少なくとも一部を形成する、 ことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか１項に従った使い捨て吸収体 。 ５．前記上シートが少なくとも１つの襞又は折り目を有する、ことを特徴とす る請求項１乃至請求項４のいずれか１項に従った使い捨て吸収体。 ６．前記手段が膨張層を備える、ことを特徴とする請求項１乃至請求項５のい ずれか１項に従った使い捨て吸収体。 ７．前記手段が、０．１÷１ｇ／ｃｃの乾燥密度を有しているが圧縮再生セル ローススポンジのシートを備えている、ことを特徴とする請求項１乃至請求項６ のいずれか１項に従った使い捨て吸収体。 ８．前記圧縮再生セルローススポンジのシートは、０．５÷５ｍｍの厚さを有 している、ことを特徴とする請求項７に従った使い捨て吸収体。 ９．前記上シートの下に獲得層をさらに備える、ことを特徴とする請求項１乃 至請求項８のいずれか１項に従った使い捨て吸収体。 １０．前記使い捨て吸収体は、生理用ナプキン又はパンティライナーである、 ことを特徴とする請求項１乃至請求項９のいずれか１項に従った使い捨て吸収体 。