JP2002508806A - 化合物 - Google Patents

化合物

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JP2002508806A JP50661699A JP50661699A JP2002508806A JP 2002508806 A JP2002508806 A JP 2002508806A JP 50661699 A JP50661699 A JP 50661699A JP 50661699 A JP50661699 A JP 50661699A JP 2002508806 A JP2002508806 A JP 2002508806A
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Abstract

(57)【要約】 式(1) (式中、Aは、N、C−Cl、C−CNまたはC−NO2であり;L1は、−OR3であり;Zは、−O−、−S−または−NR2−であり;R1およびR2は、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよいアルキルであり;R3は、Hまたはアルキルであり;Wは、それぞれ独立して、−CO2Qまたは−SO3Qであり;Xは、それぞれ独立して、置換されていてよいアミノ基、または置換されていてよいアミノ基で置換されている基であり;Yは、それぞれ独立して、WおよびXについて定義されたもの以外の置換基であり;Qは、それぞれ独立して、アンモニウムまたは置換アンモニウムであり;そしてm、nおよびpは、明細書中で定義の通りである)を有する化合物。更に請求の範囲に記載されるのは、式(1)の化合物を含有するインク、それらインクを用いるインクジェットプリント法、カートリッジおよびそれらインクで印刷された支持体である。

Description

【発明の詳細な説明】 化合物 本発明は、染料、インク、およびインクジェットプリント(“IJP”)での それらの使用に関する。IJPは、インク液滴を微細ノズルによって、そのノズ ルを支持体と接触させることなく支持体上に噴出させる非衝撃印刷技術である。 IJPで用いられる染料およびインクへの要求性能は多数求められている。例 えば、それらは、充分な耐水堅牢度、耐光堅牢度および光学濃度を有する鮮鋭な ノンフェザー(non-feathered)画像を与えることが望ましい。それらインクは 、しばしば、支持体に適用された場合に速やかに乾燥してしみを防ぐ必要がある が、インクジェットノズルの先端のまわりのクラストがプリンターの作業を停止 させるので、これを形成させないようにすべきである。それらインクは、分解す ることもまたは微細ノズルを閉塞させることがありうる沈澱を形成することもな く、期間中貯蔵するのに安定であるべきでもある。 本発明の第一の態様により、式(1) [式中、Aは、N、C−Cl、C−CNまたはC−NO2であり; L1は、−OR3であり; Zは、−O−、−S−または−NR2−であり; R1およびR2は、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよいアルキルで あり; R3は、Hまたはアルキルであり; Wは、それぞれ独立して、−CO2Qまたは−SO3Qであり; Xは、それぞれ独立して、置換されていてよいアミノ基、または置換されてい てよいアミノ基で置換されている基であり; Yは、それぞれ独立して、Wおよびxについて定義されたもの以外の置換基で あり; Qは、それぞれ独立して、アンモニウムまたは置換アンモニウムであり; m、nおよびpは、それぞれ独立して、0〜3の値を有し;そして (m+n+p)は、0〜5の値を有する] を有する化合物を提供する。 好ましくは、AはNである。 好ましくは、m、nおよびpは、それぞれ独立して、0または1の値を有する 。 mが0である場合、好ましくは、nは1である。 好ましくは、(m+n+p)は、1、2または3、より好ましくは、1または 2の値を有する。 Zは、好ましくは、−NR2であり、より好ましくは、−NH−である。 好ましくは、Yは、それぞれ独立して、ハロ、より好ましくは、FまたはCl ;ヒドロキシ;ニトロ;シアノ;置換されていてよいアルキル、好ましくは、置 換されていてよいC1-10−アルキル、特に、C1-4−アルキル;置換されていて よいアルコキシ、好ましくは、置換されていてよいC1-10−アルコキシ、より好 ましくは、C1-4−アルコキシ;置換されていてよいアリール、好ましくは、置 換されていてよいフェニルまたは置換されていてよいナフチル;置換されていて よいアラルキル、好ましくは、置換されいてよいC7-12−アラルキル、より好ま しくは、フェニル−(C1-6−アルキレン)−、特に、フェニル−CH2−;−S Ra;−CORa;−COORa;−SO3a;−SO2a;または−SORaであ り;ここにおいて、Raは、置換されていてよいC1-4−アルキルであり;ここに おいて、任意の置換基は、カルボキシ、スルホ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノお よびハロより選択される。 R1およびR2は、好ましくは、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよ いC1-4−アルキル、より好ましくは、H;ヒドロキシ、カルボキシ、スルホま たはシアノで置換されたC1-4−アルキルまたはC2-4−アルキルである。例に は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、ヒドロキシエチル、シアノ エチル、スルホプロピルおよびカルボキシエチルが含まれる。R1およびR2はH であるのが特に好ましい。 好ましくは、式(I)の化合物はモノアゾ化合物である(すなわち、それらは 、アゾ基(−N=N−)を1個だけ含有する)。 R3は、好ましくは、HまたはC1-10−アルキル、より好ましくは、Hまたは C1-6−アルキル、特に、HまたはC1-4−アルキル、より具体的にはHである。 Xが、置換されていてよいアミノ基であるかまたはそれで置換されている場合 、その置換されていてよいアミノ基は、好ましくは、12〜4、より好ましくは 10〜6のpKaを有する。 Xの定義で言及された置換されていてよいアミノ基は、好ましくは、式−NR45(式中、R4およびR5は、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよい アルキルである;またはR4およびR5は、それらが結合している窒素原子と一緒 になって5−または6員環を形成する)を有する。 R4またはR5が、置換されていてよいアルキルである場合、それは、好ましく は、置換されていてよいC1-6−アルキル、より好ましくは、置換されていてよ いC1-4−アルキルである。好ましい置換基は、カルボキシ、スルホ、ヒドロキ シ、アミノおよびC1-4−アルコキシより選択される。 R4およびR5が、それらが結合している窒素原子と一緒になって5−または6 員環を形成する場合、それらは、好ましくは、置換されていてよいモルホリン、 より好ましくは、置換されていてよいピペラジンを形成する。それら置換基は、 好ましくは、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、C1-6−アルコキシ、C1-6−ア ルキル、およびヒドロキシ、カルボキシ、スルホまたは置換されていてよいアミ ノ基で置換されたC1-6−アルキルより選択される。 好ましい置換モルホリン環または置換ピペラジン環は、式−M−NR67(式 中、Mはアルキレン結合基であり、R6およびR7は、それぞれ独立して、H、C1-6 −アルキル、またはヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、アミノまたはC1-4− アルコキシで置換されたC1-6−アルキルである)を有する基を有する。 Mは、好ましくは、C1-6−アルキレン、より好ましくは、C2-6−アルキレ ン、特に、−(CH2g−(式中、gは2〜6である)である。 特に好ましい置換ピペラジニル基は、式(2) (式中、M、R6およびR7は、本明細書中で前に定義の通りである) を有する。 式(2)の好ましい基には、 および が含まれる。 置換されていてよいアミノ基の例には、−NH2、−NHCH2CH3、−N( CH2CH32、−NHCH2CH2OH、 が含まれる。 Xが、置換されていてよいアミノ基で置換されている基である場合、それは、 好ましくは、基−NR45(式中、R4およびR5は、本明細書中で前に定義の通 りである)を有する中断されていてよいアルキレン基を含む。 好ましくは、その中断されていてよいアルキレン基は、1個、2個または3個 のC2-10−アルキレン鎖と、O、CO、CO2、S、SO、SO2、NH、置換 されていてよいフェニレン、CONHおよびSO2NHより選択される0、1個 、2個、3個または4個の中断基を含む。それら中断基は、C2-10−アルキレン 鎖をそれぞれ結合しうるおよび/または中断されたアルキレン鎖の末端位であり うる。 1個のC2-10−アルキレン鎖および1個の中断基を有する好ましい中断された アルキレン基は、式−SO2NH−(C2-10−アルキレン)−;−NHSO2−( C2-10−アルキレン)−;−CONH−(C2-10−アルキレン)−;−NHCO −(C2-10−アルキレン)−;−[(O、SまたはNH)−C2-10−アルキレン]− ;−SO−(C2-10−アルキレン)−;および−SO2−(C2-10−アルキレン )−を有する。 2個のC2-10−アルキレン鎖および2個の中断基を有する好ましい中断された アルキレン基は、前の段落で記載された基のいずれか2個が互いに結合している 、具体的には、−SO2−(C2-10−アルキレン)−NH−(C2-10−アルキレ ン)−である。 Qは、好ましくは、式+NT4[式中、Tは、それぞれ独立して、Hまたは置換 されていてよいアルキルであり、またはTで表わされる2個の基は、Hまたは置 換されていてよいアルキルであり、Tで表わされる残りの基は、それらが結合し ているN原子と一緒になって5−または6員環(好ましくは、モルホリン環、ピ リジン環またはピペリジン環)を形成する]を有する。 好ましくは、Tは、それぞれ独立して、HまたはC1-4−アルキル、より好ま しくは、H、CH3またはCH3CH2、特にHである。したがって、Qは、好ま しくは、アンモニウム(すなわち、+NH4)である。 Qで表わされる基の例には、+NH4、モルホリニウム、ピペリジニウム、ピリ ジニウム、(CH33+H、(CH32+2、H2+(CH3)(CH2CH3) 、CH3+3、CH3CH2+3、H2+(CH2CH32、CH3CH2CH2 +3、CH3CH2CH2+3、(CH32CHN+3、N+(CH34、N+ (CH2CH34、N−メチルピリジニウム、N,N−ジメチルピペリジニウム およびN,N−ジメチルモルホリニウムが含まれる。 本発明の第一の好ましい実施態様は、式(1) (式中、AはNであり; mは0、1または2であり; nは0または1であり; pは0または1であり; Xは、式−NR45を有するかまたは−NR45で置換されている基であり; Yは、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、− SRa、−CORa、−COORa、−SO3a、−SO2aまたは−SORaであ り;そして R1、R2、R3、R4、R5、Ra、QおよびWは、本明細書中で前に定義の通り である) を有する化合物およびその塩を含む。 第一の好ましい実施態様において、YはC1-4−アルキルであることが特に好 ましい。 本発明の第二の好ましい実施態様は、式(3) [式中、Zは、−O−、−S−または−NR8−であり; R8は、H、またはヒドロキシ、カルボキシ、スルホまたはシアノで置換され ていてよいC1-4−アルキルであり; L2は−OR9であり; R9は、HまたはC1-4−アルキルであり; Wは、それぞれ独立して、−CO2Qまたは−SO3Qであり; X1は、それぞれ、−NR45、−SO2−NR45、−SO2(C1-10−アル キレン)−NR45、または−NR45で置換されたC1-6−アルキルであり; Y1は、それぞれ独立して、Cl、ニトロ、シアノ、C1-10−アルキル、また はヒドロキシ、カルボキシ、スルホまたはC1-6−アルコキシで置換されたC1-1 0 −アルキルであり; m、nおよびpは、それぞれ独立して、0または1であり; (m+n+p)は、1、2または3であり;そして Q、R4およびR5は、本明細書中で前に定義の通りであり; 但し、mが0である場合、nは1であるという条件付きである] を有するモノアゾ化合物を含む。 式(3)の好ましい化合物において、R4およびR5は、それぞれ独立して、H または本明細書中で前に定義の置換されていてよいC1-6−アルキルであり、ま たは−NR45が、本明細書中で前に定義の式(2)を有する。 第二の実施態様において好ましい化合物は、本明細書中で前に定義の式(3) (式中、Zは−NR8−であり; Y1はC1-6−アルキルであり; L2は−OHまたはメトキシであり;そして R8、W、X1、m、n、p、R4およびR5は、本明細書中で前に定義の通りで あり; 但し、mが0である場合、nは1であるという条件付きである) を有する化合物を含む。 式(1)および(3)の化合物は、当該技術分野において知られている技法を 用いて遊離酸またはアルカリ金属塩の形の該当する化合物から製造することがで きる。例えば、染料のアルカリ金属塩は、その染料のアルカリ金属塩を水中に溶 解させ、鉱酸で酸性にし、その溶液のpHをアンモニアまたはアミンでpH9〜 9.5に調整し、透析によってアルカリ金属陽イオンを除去することによってア モニアまたはアミンとの塩に変換することができる。 それら化合物は、アゾ染料の製造のための慣用的な技法を用いて遊離酸または 塩の形で製造することができる。例えば、適当な方法は、式(4)(式中、R1、Z、A、W、X、Y、m、n、pは、本明細書中で前に定義の通 りである) の化合物を式L1Hの化合物と縮合させることを含む。 その縮合は、好ましくは、液体基剤、より好ましくは、水性基剤、特に、水中 で行なわれる。15℃〜100℃、より好ましくは、60〜90℃の温度が好ま しい。好ましくは、1〜48時間、より好ましくは、3〜24時間の反応時間を 用いる。 縮合は、好ましくは、塩基の存在下で行なう。その塩基は、任意の無機塩基、 例えば、アンモニア、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩 または重炭酸塩、または有機塩基であってよい。好ましい有機塩基は、第三アミ ン、例えば、N−アルキル化複素環、例えば、N−(C1-4−アルキル)モルホ リン、N−(C1-4−アルキル)ピペリジン、N,N’−ジ(C1-4−アルキル) ピペラジン;トリ(C1-4−アルキル)アミン、例えば、トリエチルアミン、お よび置換されていてよいピリジン、特に、ピリジンである。 用いられる塩基の量は、広い範囲内で変化しうるが、式(4)の化合物1モル につき40モル未満、より好ましくは、10モル未満、特に3〜5モル用いるの が好ましい。 縮合後、その生成物は、反応混合物から塩として生成物を沈澱させることによ って、例えば、適当なアルカリ金属塩、特に塩化ナトリウムを加えることによっ て単離することができる。或いは、その生成物は、反応混合物を、好ましくは鉱 酸、特に、塩酸を用いて酸性にすることによってその遊離酸の形で単離すること ができる。生成物が固体として沈澱する場合、それを濾過によって混合物から分 離することができる。 所望ならば、望ましくない陰イオンを、上の工程の生成物から透析、浸透圧、 限外濾過またはそれらの組合せによって除去することができる。 上の工程の生成物は、アンモニア、水酸化アンモニウム、第一、第二、第三ま たは第四アミンの添加によってアンモニウム塩または置換アンモニウム塩に変換 することができる。縮合工程で用いられる塩基が有機アミンである場合、式(1 )の化合物が置換アンモニウム塩として形成されるように過剰に用いてよい。 式(4)の化合物は、慣用的な技法を用いて、例えば、 (1)2−ナフチルアミン−1−スルホン酸をジアゾ化して、該当するジアゾ ニウム塩を生成し; (2)工程(1)からのジアゾニウム塩と1−アセトアミド−8−ナフトール −3,6−ジスルホン酸とをpH>7で、好ましくは、8〜9のpHでカップリ ングさせ; (3)工程(2)の生成物をアルカリ加水分解して、アセチル基を除去し; (4)工程(1)からの生成物を、式 (式中、Aは、本明細書中で前に定義の通りである) を有する化合物と縮合させ;そして (5)工程(4)からの生成物を、約1モル当量の式 (式中、Z、W、X、Y、m、nおよびpは、本明細書中で前に定義の通りであ る) を有する化合物と縮合させること によって製造することができる。 工程(1)のジアゾ化は、好ましくは、適当なジアゾ化剤の存在下の水性基剤 中において7未満のpHで行なわれる。好ましくは、希鉱酸、例えば、HClま たはH2SO4を用いて、所望の酸性条件を達成する。好都合に、ジアゾ化剤は、 例えば、アルカリ金属亜硝酸塩、好ましくは、亜硝酸ナトリウムをモル過剰の鉱 酸、好ましくはHCl中に溶解させることによって現場で形成される。通常は、 2−ナフチルアミン−1−スルホン酸1モルにつき少なくとも1モル、好ましく は、1〜1.25モルのジアゾ化剤をジアゾ化で用いるであろう。 ジアゾ化の温度は決定的ではなく、好都合に、−5℃〜20℃、好ましくは、 0〜10℃、特に0〜5℃で行なってよい。 工程(3)の加水分解は、好ましくは、9〜14の範囲内のpHで行なわれる 。加水分解中の温度は、好ましくは、40〜90℃である。 本発明の第二の態様により、インクであって、 (a)0.01〜30部の、Qが任意の陽イオンであること以外は本明細書中 で前に定義の通りである式(1)の化合物、または好ましくは、式(3)の化合 物;および (b)70〜99.99部の、次の成分(i)、(ii)または(iii) (i)水および有機溶媒の混合物; (ii)水を含まない有機溶媒;または (iii)低融点固体 を含む基剤 を含み、ここにおいて、部は全て重量により、(a)+(b)の部数=100で あるインクを提供する。 インクの成分(a)で用いることができる好ましい化合物において、QはHま たはアルカリ金属であり、好ましくは、Qは、ナトリウム、アンモニウムまたは 置換アンモニウムである。Qは、本発明の第一の態様において前に定義されたよ うにアンモニウムまたは置換アンモニウムであることが特に好ましい。 成分(a)の部数は、好ましくは、0.1〜20部、より好ましくは、0.5 〜15部、そして特に、1〜5部である。成分(b)の部数は、好ましくは、9 9.9〜80部、より好ましくは、99.5〜85部、特に、99〜95部であ る。 その基剤が、水および有機溶媒の混合物または水を含まない有機溶媒である場 合、好ましくは、成分(a)は、成分(b)中に完全に溶解している。好ましく は、成分(a)は、20℃で少なくとも10%の成分(b)への溶解度を有する 。これは、より希薄なインクを製造するのに用いることができる濃厚物の製造を 可能にするし、貯蔵中に液体基剤の蒸発が起こるとしても、染料が沈澱する可能 性を減少させる。 その基剤が、水および有機溶媒の混合物を含む場合、水対有機溶媒の重量比は 、好ましくは、99:1〜1:99、より好ましくは、99:1〜50:50、 特に、95:5〜80:20である。 水および有機溶媒の混合物中に存在する有機溶媒は、水混和性有機溶媒または このような溶媒の混合物であることが好ましい。好ましい水混和性有機溶媒には 、C1-6−アルカノール、好ましくは、メタノール、エタノール、n−プロパノ ール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノー ル、n−ペンタノール、シクロペンタノールおよびシクロヘキサノール;直鎖状 アミド、好ましくは、ジメチルホルムアミドまたはジメチルアセトアミド;ケト ンおよびケトンアルコール、好ましくは、アセトン、メチルエーテルケトン、シ クロヘキサノンおよびジアセトンアルコール;水混和性エーテル、好ましくは、 テトラヒドロフランおよびジオキサン;ジオール、好ましくは、2〜12個の炭 素原子を有するジオール、例えば、ペンタン−1,5−ジオール、エチレングリ コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、 ヘキシレングリコールおよびチオジグリコール、およびオリゴ−およびポリアル キレングリコール、好ましくは、ジェチレングリコール、トリエチレングリコー ル、ポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコール;トリオール、好 ましくは、グリセロールおよび1,2,6−ヘキサントリオール;ジオールのモ ノ−C1-4−アルキルエーテル、好ましくは、2〜12個の炭素原子を有するジ オールのモノ−C1-4−アルキルエーテル、特に、2−メトキシエタノール、2 −(2−メトキシエトキシ)エタノール、2−(2−エトキシエトキシ)−エタ ノール、2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エタノール、2−[2 −(2−エトキシエトキシ)−エトキシ]−エタノールおよびエチレングリコー ルモノアリルエーテル;環状アミド、好ましくは、2−ピロリドン、N−メチル −2−ピ ロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、カプロラクタムおよび1,3−ジメチ ルイミダゾリドン;環状エステル、好ましくは、カプロラクトン;スルホキシド 、好ましくは、ジメチルスルホキシドおよびスルホランが含まれる。好ましくは 、その液体基剤は、水および2種類またはそれ以上、特に、2〜8種類の水溶性 有機溶媒を含む。 特に好ましい水混和性有機溶媒は、環状アミド、特に、2−ピロリドン、N− メチル−2−ピロリドンおよびN−エチル−2−ピロリドン;ジオール、特に、 1,5−ペンタンジオール、エチレングリコール、チオジグリコール、ジエチレ ングリコールおよびトリエチレングリコール;およびジオールのモノ−C1-4− アルキルおよびC1-4−アルキルエーテル、より好ましくは、2〜12個の炭素 原子を有するジオールのモノ−C1-4−アルキルエーテル、特に、2−メトキシ −2−エトキシエタノールである。 好ましい基剤は、 (a)75〜95部の水;および (b)合計で25〜5部の、ジェチレングリコール、2−ピロリドン、チオジ グリコール、N−メチルピロリドン、シクロヘキサノール、カプロラクトン、カ プロラクタムおよびペンタン−1,5−ジオールより選択される1種類またはそ れ以上の溶媒 を含み、ここにおいて、部は重量により、(a)および(b)の部の合計=10 0である。 水および1種類またはそれ以上の有機溶媒の混合物を含む更に別の適当なイン ク基剤の例は、US4,963,189号、US4,703,113号、US4 ,626,284号およびEP4,251,50で記載されている。 液体基剤が水を含まない有機溶媒(すなわち、1重量%未満の水)である場合 、その溶媒は、好ましくは、30℃〜200℃、より好ましくは、40℃〜15 0℃、特に、50℃〜125℃の沸点を有する。その有機溶媒は、水不混和性で あってよいし、水混和性であってよいしまたはこのような溶媒の混合物であって よい。好ましい水混和性有機溶媒は、本明細書中前記の水混和性有機溶媒のいず れかおよびそれらの混合物である。好ましい水不混和性溶媒には、例えば、脂肪 族炭化 水素;エステル、好ましくは、酢酸エチル;塩素化炭化水素、好ましくは、CH2 Cl2;およびエーテル、好ましくは、ジエチルエーテル;およびそれらの混合 物が含まれる。 液体基剤が水不混和性有機溶媒を含む場合、極性溶媒は液体基剤中の染料の溶 解度を増大させるという理由で、好ましくは、これが含まれる。極性溶媒の例に は、C1-4−アルコールが含まれる。前述の選択を考えると、液体基剤が水を含 まない有機溶媒である場合、それは、ケトン(特に、メチルエチルケトン)およ び/またはアルコール(特に、C1-4−アルカノール、より具体的には、エタノ ールまたはプロパノール)を含むことが特に好ましい。 水を含まない有機溶媒は、1種類の有機溶媒であってよいしまたは2種類若し くはそれ以上の有機溶媒の混合物であってよい。その基剤が水を含まない有機溶 媒である場合、それは、2〜5種類の異なった有機溶媒の混合物であることが好 ましい。これは、インタの乾燥性および貯蔵安定性について充分に制御する基剤 を選択することを可能にする。 水を含まない有機溶媒を含むインク基剤は、速乾時間が要求される場合、特に 、疎水性で且つ非吸収性支持体、例えば、プラスチック、金属およびガラス上に 印刷する場合、特に有用である。 好ましい低融点固体基剤は、60℃〜125℃の範囲内の融点を有する。適当 な低融点固体には、長鎖脂肪酸またはアルコール、好ましくは、C18-24鎖のも の、およびスルホンアミドが含まれる。式(1)または(3)の染料は、低融点 固体中に溶解させることができるしまたはその中に微細分散させることができる 。 本発明による染料は、水性基剤への高い溶解度を示すので、液体基剤は、水お よび1種類またはそれ以上の水混和性有機溶媒の混合物であることが好ましい。 インクは、インクジェットプリント用インクで慣用的に用いられる追加の成分 、例えば、粘度および表面張力調整剤、pH緩衝剤(例えば、1:9のクエン酸 /クエン酸ナトリウム)、腐蝕抑制剤、殺生物剤、コゲーション(kogation)減 少添加剤、およびイオン性または非イオン性であってよい界面活性剤も含有しう る。 インクジェットプリント用インク中の不純物の存在は、インク中で沈澱を形成 させることがありうる。これは、それら沈澱がプリンターの細いインクジェット ノズルを閉塞させることがありうるので望ましくない。したがって、本発明によ る1種類または複数のインクは、それらをインクジェットプリント用インクに配 合する前に、望ましくない不純物を除去するために精製してよいし、好ましくは 、精製する。慣用的な技法、例えば、浸透圧および/または透析は、染料を精製 するために用いることができる。 本発明による第三の態様は、支持体上に画像を印刷する方法であって、本発明 の第二の態様によるインクをインクジェットプリンターによって支持体に適用す ることを含む上記方法を提供する。 この方法に使用される好ましいインクは、本発明の第1の態様において定義さ れた式(1)および(3)の染料を含む。 インクジェットプリンターは、好ましくは、小オリフィスによって支持体上に 噴出される液滴の形でインクを支持体に適用する。好ましいインクジェットプリ ンターは、圧電インクジェットプリンターおよび熱インクジェットプリンターで ある。熱インクジェットプリンターの場合、プログラミングされた熱パルスを、 オリフィスに隣接した抵抗器によって貯槽中のインクに加え、それによって、そ のインクを、支持体とオリフィスとの間の相対運動中に支持体に向けられた小液 滴の形で噴出させる。圧電インクジェットプリンターの場合、小結晶の振動がオ リフィスからインクを噴出させる。 支持体は、好ましくは、紙、プラスチック、織物、金属またはガラス、より好 ましくは、紙、オーバーヘッド・プロジェクター用スライドまたは織物材料、特 に、紙である。 好ましい紙は、酸性、アルカリ性または中性であってよい普通紙または処理紙 である。商業的に入手可能な紙の例には、HP Premium Coated Paper、HO Ph otopaper(いずれも、Hewlett Packard Incから入手可能)、Stylus Pro 720 d pi Coated Paper、Epson Photo Quality Glossy Film、Epson Photo Quality Gl ossy Paper(Seiko Epson Corp.から入手可能)、Canon HR 101 High Reso lution Paper、Canon GP 201 Glossy Paper、Canon HG 101 High G loss Film(いずれも、Canon Inc.から入手可能)、Wiggins Conqueror紙(Wiggins Teape Ltdから入手可能)、Xerox Acid PaperおよびXerox Alkaine紙、Xerox Ac id Paper(Xeroxから入手可能)が含まれる。 本発明の第四の態様は、本発明の第二の態様によるインクで、または本発明の 第三の態様による方法によって印刷された紙、オーバーヘッド・プロジェクター 用スライドまたは織物材料を提供する。 支持体が織物材料である場合、本発明によるインクは、好ましくは、 (i)インクジェットプリンターを用いてそのインクをその織物材料に適用し ;そして (ii)印刷された織物材料を50℃〜250℃の温度で加熱すること によってそこに適用される。 好ましい織物材料は、天然、合成および半合成の材料である。好ましい天然織 物材料の例には、羊毛、絹、毛およびセルロース材料、特に、綿、ジュート、大 麻、亜麻およびリネンが含まれる。好ましい合成および半合成材料には、ポリア ミド、ポリエステル、ポリアクリロニトリルおよびポリウレタンが含まれる。 好ましくは、織物材料は、上の工程(i)の前に、増粘剤および場合により水 溶性塩基およびハイドロトロープ剤を含む水性前処理用組成物で処理され且つ乾 燥されている。 その前処理用組成物は、好ましくは、増粘剤を含有する水中の塩基およびハイ ドロトロープ剤の溶液を含む。特に好ましい前処理用組成物は、欧州特許出願第 534660A1号でより充分に記載されている。 本発明の第五の態様は、本発明の第二の態様によるインクを含有するインクジ ェットプリンターカートリッジを提供する。そのインクジェットプリンターカー トリッジは、補充可能であってよい。 本発明を次の実施例で更に詳しく説明するが、ここにおいて、部および百分率 は全て、特に断らない限り重量による。実施例1 染料 染料(1)を、下記の方法を用いて製造した。 工程(i) 2−ナフチルアミン−1−スルホン酸(0.304M,100%で67.84 g)を、水(500ml)に加え、0〜5℃まで冷却した。次に、濃HCl(1 50ml)を加えた後、2N NaNO2(150ml)を加えた。その溶液を 0〜5℃で1時間撹拌し、スルファミン酸の添加によって過剰のNaNO2を破 壊した。 上の溶液に、水(500ml)中の1−アセトアミド−8−ナフトール−3, 6−ジスルホン酸(0.304M,100%で109.83g)を加えた。次に 、そのpHを、濃NaOH溶液の添加によって7.0まで上昇させ、その溶液を 0〜5℃で3時間撹拌した。次に、その溶液を、NaOHペレットの添加によっ て1.5M NaOHに調整し、85℃まで6時間加熱した。 次に、そのpHを、濃HClの添加によって7.0まで低下させ、その溶液を NaClで20%まで塩処理した。得られた沈澱を濾去し、洗浄し、乾燥させた 。強度を71.6%で算定した。工程(ii) 上の工程(i)の生成物(86.5g,71.6%強度で0.1モル)を水( 800ml)中に溶解させた。塩化シアヌル(19.36g,0.105モル) をアセトン(200ml)中に溶解させ、氷/水(300g)に加えた。これに 、工程(i)の生成物の溶液を加え、そのpHを降下させた。得られた溶液を0 〜5℃で2時間撹拌した。次に、そのpHを、2N NaOH溶液の添加によっ て7.0まで上昇させ、その溶液を室温まで自己加温させた。 2−アミノベンゼンスルホン酸(0.11モル,19.05g)をその溶液に 加え、そのpHを、2N NaOH添加によって7で維持した。その反応混合物 を室温で6時間撹拌した。次に、その溶液をNaClで20%まで塩処理した。 得られた沈澱を濾去し、洗浄し、乾燥させた。 工程(2)の生成物は、次の式を有した。 工程(iii) 上の工程(ii)の生成物(33g,70%強度で0.025モル)を水(30 0ml)中に溶解させ、そのpHをNaOHの添加によって12.0に調整した 。その溶液を90℃まで8時間加熱し、2N NaOHの添加によってpHを1 2.0で維持した。次に、そのpHを、濃HClの添加によって7.0まで低下 させ、室温まで冷却した。その溶液をNaClで20%w/wまで塩処理し、得 られた沈澱を濾過によって単離した。 その固体を透析によって精製した。最後に、その精製された化合物をイオン交 換溶液によってアンモニウム塩に変換して、標題生成物を生じた。インク インク(1)は、2部の染料(1)を、90部の水および10部の2−ピロリ ドンを含む混合物98部中に溶解させることによって製造した。そのインクのp Hは7.0であった。インクジェットプリント インク1を、Hewlett Packard HP 660Cインクジェットプリンターを用 いて普通紙に適用してプリントを生じたが、これは、鮮明なマゼンタ色であった 。 得られたプリントの光学濃度は、X−Rite濃度計を用いて測定したところ、1 .2〜1.3であった。 それらプリントは、優れた耐光堅牢度を示した。Atlas Weatherometerで64 時間暴露後、それらプリントの光学濃度は10%までしか減少しなかった。実施例2 染料(2) 染料(2)は、工程(ii)で用いられた2−アミノベンゼンスルホン酸を4− アミノ安息香酸で置き換えたことを除き、実施例1で記載のように製造した。インク インク(2)は、2部の染料(2)を、90部の水および10部の2−ピロリ ドンを含む混合物98部中に溶解させることによって製造した。そのインクのp Hは7.0であった。インクジェットプリント インク(2)を、実施例1で記載のインクジェットプリンターを用いて普通紙 に適用してプリントを生じたが、これは、鮮明なマゼンタ色であった。それらプ リントの光学濃度および耐光堅牢度は、実施例1で記載のように測定した。 それらプリントは、優れた耐光堅牢度を示した。実施例3 染料(3) 染料(3)は、工程(ii)で用いられた2−アミノベンゼンスルホン酸を2− アミノ−5−スルホ安息香酸で置き換えたことを除き、実施例1で記載のように 製造した。インク インク(3)は、2部の染料(3)を、90部の水および10部の2−ピロリ ドンを含む混合物98部中に溶解させることによって製造した。そのインクのp Hは7.0であった。インクジェットプリント インク(3)を、実施例1で記載のインクジェットプリンターを用いて普通紙 に適用してプリントを生じたが、これは、鮮明なマゼンタ色であった。それらプ リントの光学濃度および耐光堅牢度は、実施例1で記載のように測定した。 それらプリントは、優れた耐光堅牢度を示した。実施例4 染料(4) 染料(4)は、工程(ii)で用いられた2−アミノベンゼンスルホン酸を3− アミノ−2−メチル安息香酸で置き換えたことを除き、実施例1で記載のように 製造した。インク インク(4)は、2部の染料(4)を、90部の水および10部の2−ピロリ ドンを含む混合物98部中に溶解させることによって製造した。そのインクのp Hは7.0であった。インクジェットプリント インク(4)を、実施例1で記載のインクジェットプリンターを用いて普通紙 に適用してプリントを生じたが、これは、鮮明なマゼンタ色であった。それらプ リントの光学濃度および耐光堅牢度は、実施例1で記載のように測定した。 それらプリントは、優れた耐光堅牢度を示した。実施例5 染料(5) 染料(5)は、工程(ii)で用いられた2−アミノベンゼンスルホン酸を5− アミノ−2−メチルベンゼンスルホン酸で置き換えたことを除き、実施例1で記 載のように製造した。インク インク(5)は、2部の染料(5)を、90部の水および10部の2−ピロリ ドンを含む混合物98部中に溶解させることによって製造した。そのインクのp Hは7.0であった。インクジェットプリント インク(5)を、実施例1で記載のインクジェットプリンターを用いて普通紙 に適用してプリントを生じたが、これは、鮮明なマゼンタ色であった。それらプ リントの光学濃一度および耐光堅牢度は、実施例1で記載のように測定した。 それらプリントは、優れた耐光堅牢度を示した。実施例6 染料(6) 染料(6)は、工程(ii)で用いられた2−アミノベンゼンスルホン酸を、式 を有する中間体(1)で置き換えたことを除き、実施例1で記載のように製造し た。 中間体(1)は、次のように製造した。 N−アセチルスルファニリルクロリド(116.5g,0.5モル)を水(3 00ml)中に溶解させた。これに、4−(3−アミノプロピル)モルホリン( 108.15g,0.75モル)を約30分間にわたって滴加した。次に、その 反応混合物を室温で12時間撹拌した。次に、濃HCl(100ml)を加え、 その溶液を70℃まで5時間加熱した。次に、そのpHを、濃NaOHの添加に よって7まで上昇させ、その溶液をNaClで20%まで塩処理した。得られた 沈澱を濾去し、洗浄し、乾燥させて標題生成物を残した。強度は81.5%で算 定した。インク インク(6)は、2部の染料(6)を、90部の水および10部の2−ピロリ ドンを含む混合物98部中に溶解させることによって製造した。そのインクのp Hは7.0であった。インクジェットプリント インク(6)を、実施例1で記載のインクジェットプリンターを用いて普通紙 に適用してプリントを生じたが、これは、鮮明なマゼンタ色であった。それらプ リントの光学濃度および耐光堅牢度は、実施例1で記載のように測定した。 それらプリントは、優れた耐光堅牢度を示した。実施例7 染料(7) 染料(7)は、工程(ii)で用いられた2−アミノベンゼンスルホン酸を、式 を有する中間体(2)で置き換えたことを除き、実施例1で記載のように製造し た。 中間体(2)は、次のように製造した。 p−アミノベンゼンスルファトエチルスルホン(0.14モル,39.34g )およびN−アセチルエチレンジアミン(0.42モル,47.7g)を水に加 えた。得られた混合物を、水酸化ナトリウム水溶液の添加によってそのpHを8 .5で維持しながら60℃まで4時間加熱した。次に、その混合物から蒸留によ って水を除去して褐色油状物を生じ、これを放置して結晶化させた。その結晶性 固体を少量の水中でスラリーにし、濾過によって単離し、エタノールで洗浄し、 吸引乾燥させて標題生成物を残した。(収量=22.21g)。インク インク(7)は、2部の染料(7)を、90部の水および10部の2−ピロリ ドンを含む混合物98部中に溶解させることによって製造した。そのインクのp Hは7.0であった。インクジェットプリント インク(7)を、実施例1で記載のインクジェットプリンターを用いて普通紙 に適用してプリントを生じたが、これは、鮮明なマゼンタ色であった。それらプ リントの光学濃度および耐光堅牢度は、実施例1で記載のように測定した。 それらプリントは、優れた耐光堅牢度を示した。実施例8 表IおよびIIで記載されるインクを製造することができるが、ここにおいて、 第一欄で記載の染料は、上の同じ実施例番号で製造された染料である。第二欄以 降で挙げられた数字は、関連した成分の部数であり、部は全て重量による。それ らインクは、熱または圧電インクジェットプリントによって紙に適用できる。 次の略語を表IおよびIIで用いる。 PG=プロピレングリコール NMP=N−メチルピロリドン IPA=イソプロパノール 2P=2−ピロリドン P12=プロパン−1,2−ジオール CET=臭化セチルアンモニウム TBT=第三ブタノール DEG=ジエチレングリコール DMK=ジメチルケトン MEOH=メタノール MIBK=メチルイソブチルケトン BDL=ブタン−2,3−ジオール PHO=Na2HPO4および TDG=1,3−ビス(2−ヒドロキシエチル)尿素
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年7月3日(1999.7.3) 【補正内容】 請求の範囲 1. 式(1) [式中、Aは、N、C−Cl、C−CNまたはC−NO2であり; L1は、−OR3であり; Zは、−O−、−S−または−NR2−であり; R1およびR2は、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよいアルキルで あり; R3は、Hまたはアルキルであり; Wは、それぞれ独立して、−CO2Qまたは−SO3Qであり; Xは、それぞれ独立して、置換されていてよいアミノ基、または置換されてい てよいアミノ基で置換されている基であり; Yは、それぞれ独立して、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、置換されてい てよいアルキル、置換されていてよいアルコキシ、置換されていてよいアリール 、置換されていてよいアラルキル、−CORa、−COORa、−SO3aまたは −SORaであり; Raは、カルボキシ、スルホ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノまたはハロで置換 されていてよいC1-4−アルキルであり; Qは、それぞれ独立して、アンモニウムまたは置換アンモニウムであり; m、nおよびpは、それぞれ独立して、0〜3の値を有し;そして (m+n+p)は、0〜5の値を有する] を有する化合物。 2. Yが、それぞれ独立して、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、C1-4 −アルキル、C1-4−アルコキシ、−SRa、−CORa、−COORa、−SO3 aまたは−SORaであり;ここにおいて、Raが、置換されていてよいC1-4− アルキルであり;ここにおいて、任意の置換基が、カルボキシ、スルホ、ヒドロ キシ、ニトロ、シアノおよびハロより選択される請求項1に記載の化合物。 3. Xの定義で言及された置換されていてよいアミノ基が、式−NR45( 式中、R4およびR5は、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよいアルキ ルである;またはR4およびR5は、それらが結合している窒素原子と一緒になっ て5−または6員環を形成する)を有する請求項1〜2のいずれか1項に記載の 化合物。 4. AがNであり; mが0、1または2であり; nが0または1であり; pが0または1であり; Xが、式−NR45を有するかまたは−NR45で置換されている基であり; Yが、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、− SRa、−CORa、−COORa、−SO3aまたは−SORaであり;そして R4およびR5が、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよいアルキルで ある、またはR4およびR5が、それらが結合している窒素原子と一緒になって5 −または6員環を形成し;そして Raが請求項2で定義の通りである請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合 物。 5. 式(3)[式中、Zは、−O−、−S−または−NR8−であり; R8は、H、またはヒドロキシ、カルボキシ、スルホまたはシアノで置換され ていてよいC1-4−アルキルであり; L2は−OR9であり; R9は、HまたはC1-4−アルキルであり; Wは、それぞれ独立して、−CO2Qまたは−SO3Qであり; X1は、それぞれ、−NR45、−SO2−NR45、−SO2(C1-10−アル キレン)−NR45、または−NR45で置換されたC1-6−アルキルであり; Y1は、それぞれ独立して、Cl、ニトロ、シアノ、C1-10−アルキル、また はヒドロキシ、カルボキシ、スルホまたはC1-6−アルコキシで置換されたC1-1 0 −アルキルであり; Qは、アンモニウムまたは置換アンモニウムであり; m、nおよびpは、それぞれ独立して、0または1であり; (m+n+p)は、1、2または3であり;そして R4およびR5は、請求項4で定義の通りであり; 但し、mが0である場合、nは1であるという条件付きである] を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。 6. −NR45が、式(2) (式中、Mはアルキレン結合基であり;そして R6およびR7は、それぞれ独立して、H、C1-6−アルキル、またはヒドロキ シ、カルボキシ、スルホ、アミノまたはC1-4−アルコキシで置換されたC1-6− アルキルである) を有する請求項4または請求項5に記載の化合物。 7. インクであって、 (a)0.01〜30部の、Qが任意の陽イオンであること以外は請求項1〜 6のいずれか1項に記載の化合物;および (b)70〜99.99部の、次の成分(i)、(ii)または(iii) (i)水および有機溶媒の混合物; (ii)水を含まない有機溶媒;または (iii)低融点固体 を含む基剤 を含み、ここにおいて、部は全て重量により、(a)+(b)の部数=100で ある上記インク。 8. Qが、ナトリウム、アンモニウムまたは置換アンモニウムである請求項 7に記載のインク。 9. 支持体上に画像を印刷する方法であって、請求項7または請求項8に記 載のインクをインクジェットプリンターによって該支持体に適用することを含む 上記方法。 10.請求項7または請求項8に記載のインクで、または請求項9に記載の方 法によって印刷された紙、オーバーヘッド・プロジェクター用スライドまたは織 物材料。 11. 請求項7または請求項8に記載のインクを含有するインクジェットプ リンターカートリッジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09B 62/085 C09B 62/245 62/245 C09D 11/00 C09D 11/00 D06P 5/00 111A D06P 5/00 111 B41J 3/04 101Y (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式(1) [式中、Aは、N、C−Cl、C−CNまたはC−NO2であり; L1は、−OR3であり; Zは、−O−、−S−または−NR2−であり; R1およびR2は、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよいアルキルで あり; R3は、Hまたはアルキルであり; Wは、それぞれ独立して、−CO2Qまたは−SO3Qであり; Xは、それぞれ独立して、置換されていてよいアミノ基、または置換されてい てよいアミノ基で置換されている基であり; Yは、それぞれ独立して、WおよびXについて定義されたもの以外の置換基で あり; Qは、それぞれ独立して、アンモニウムまたは置換アンモニウムであり; m、nおよびpは、それぞれ独立して、0〜3の値を有し;そして (m+n+p)は、0〜5の値を有する] を有する化合物。 2. Yが、それぞれ独立して、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、C1-4 −アルキル、C1-4−アルコキシ、−SRa、−CORa、−COORa、−SO3 a、−SO2aまたは−SORaであり;ここにおいて、Raが、置換されてい てよいC1-4−アルキルであり;ここにおいて、任意の置換基が、カルボキシ、 スルホ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノおよびハロより選択される請求項1に記載 の化合物。 3. Xの定義で言及された置換されていてよいアミノ基が、式−NR45( 式中、R4およびR5は、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよいアルキ ルである;またはR4およびR5は、それらが結合している窒素原子と一緒になっ て5−または6員環を形成する)を有する請求項1〜2のいずれか1項に記載の 化合物。 4. AがNであり; mが0、1または2であり; nが0または1であり; pが0または1であり; Xが、式−NR45を有するかまたは−NR45で置換されている基であり; Yが、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、− SRa、−CORa、−COORa、−SO3a、−SO2aまたは−SORaであ り;そして R4およびR5が、それぞれ独立して、Hまたは置換されていてよいアルキルで ある、またはR4およびR5が、それらが結合している窒素原子と一緒になって5 −または6員環を形成し;そして Raが請求項2で定義の通りである請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合 物。 5. 式(3) [式中、Zは、−O−、−S−または−NR8−であり; R8は、H、またはヒドロキシ、カルボキシ、スルホまたはシアノで置換され ていてよいC1-4−アルキルであり; L2は−OR9であり; R9は、HまたはC1-4−アルキルであり; Wは、それぞれ独立して、−CO2Qまたは−SO3Qであり; X1は、それぞれ、−NR45、−SO2−NR45、−SO2(C1-10−アル キレン)−NR45、または−NR45で置換されたC1-6−アルキルであり; Y1は、それぞれ独立して、Cl、ニトロ、シアノ、C1-10−アルキル、また はヒドロキシ、カルボキシ、スルホまたはC1-6−アルコキシで置換されたC1-1 0 −アルキルであり; Qは、アンモニウムまたは置換アンモニウムであり; m、nおよびpは、それぞれ独立して、0または1であり; (m+n+p)は、1、2または3であり;そして R4およびR5は、請求項4で定義の通りであり; 但し、mが0である場合、nは1であるという条件付きである] を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。 6. −NR45が、式(2) (式中、Mはアルキレン結合基であり;そして R6およびR7は、それぞれ独立して、H、C1-6−アルキル、またはヒドロキ シ、カルボキシ、スルホ、アミノまたはC1-4−アルコキシで置換されたC1-6− アルキルである) を有する請求項4または請求項5に記載の化合物。 7. インクであって、 (a)0.01〜30部の、Qが任意の陽イオンであること以外は請求項1〜 6のいずれか1項に記載の化合物;および (b)70〜99.99部の、次の成分(i)、(ii)または(iii) (i)水および有機溶媒の混合物; (ii)水を含まない有機溶媒;または (iii)低融点固体 を含む基剤 を含み、ここにおいて、部は全て重量により、(a)+(b)の部数=100で ある上記インク。 8. Qが、ナトリウム、アンモニウムまたは置換アンモニウムである請求項 7に記載のインク。 9. 支持体上に画像を印刷する方法であって、請求項7または請求項8に記 載のインクをインクジェットプリンターによって該支持体に適用することを含む 上記方法。 10.請求項7または請求項8に記載のインクで、または請求項9に記載の方 法によって印刷された紙、オーバーヘッド・プロジェクター用スライドまたは織 物材料。 11. 請求項7または請求項8に記載のインクを含有するインクジェットプ リンターカートリッジ。
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