JP2002507506A - 枚葉紙を被覆するための方法と装置並びに方法の適用 - Google Patents

枚葉紙を被覆するための方法と装置並びに方法の適用

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JP2002507506A
JP2002507506A JP2000537711A JP2000537711A JP2002507506A JP 2002507506 A JP2002507506 A JP 2002507506A JP 2000537711 A JP2000537711 A JP 2000537711A JP 2000537711 A JP2000537711 A JP 2000537711A JP 2002507506 A JP2002507506 A JP 2002507506A
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リーデナー フィリップ
シュトゥルツェネッガー エルンスト
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Abstract

(57)【要約】 枚葉紙またはカット紙を被覆するために、多目的設備が提案された。多目的設備は、全面または部分的なラッカー塗布のような種々の被覆方法、スクリーン印刷の品質を有するカラー印刷並びに例えば膠/接着剤を局部的に塗布するような特殊被覆方法を同一の設備で実施することができる。枚葉紙またはカット紙を、一作業平面(20)における作業のために、ベルト搬送装置(22)により精密作業ステーション(21)へ、被覆媒体を全面または線状に伝達するために、供給される。新しい方法は、例えばスクリーン印刷シリンダ、スクリーンラッカーシリンダまたはスクリーン特別塗布シリンダのようなスクリーンシリンダを迅速交換シリンダとして構成して、スクリーン印刷、枚葉紙またはカット紙をカラー印刷またはラッカー塗布あるいは接着剤等の特別な塗布媒体の塗布に特に最適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、調整されて回転する円形スクリーンにより、枚葉紙またはカット紙
を被覆する方法および方法の適用並びに枚葉紙またはカット紙を被覆する装置に
関し、この場合、枚葉紙またはカット紙は、紙堆積部から取り出して、被覆装置
に強制的に供給されている。
【0002】 公知技術 枚葉紙またはカット紙を被覆する技術において、種々の被覆法が今日認識され
ている。一方では、古典的なオフセット印刷および凹版印刷が存在する。これら
の印刷では、写真技術のような品質が達成可能である。他方では、純粋なラッカ
塗布が存在し、古典的なオフセット印刷および凹版印刷とラッカ塗布との間に、
例えば厚く塗布されたインキ、ルッペルインキ(Ruppelfarben)また発光インク
のような効果印刷および特殊印刷のために多数の被覆方法が存在する。使用者で
言えば、包装印刷業者、プレゼント用包装紙製造業者あるいは事務用ファイルお
よびルーズリーフ製造業者によりその使用は異なっている。異なる被覆方法と印
刷方法の中で、昔から公知のスクリーン印刷もしくはスクリーンカラー印刷は今
日広く普及している。最近では、スクリーン印刷は、スクリーン平版印刷として
使用される。今日、輪転スクリーン印刷もしばしば使用されている。輪転スクリ
ーン印刷の場合、印刷能力は、平版スクリーン印刷と比べて著しく高くなる。輪
転スクリーン印刷の場合の主なる欠点は、連続走行速度を高くする場合にはロー
ルからロールへの無端紙しか処理できないことである。それに加えて、紙の処理
幅は制限され、通常は20cmから60cm迄である。平版印刷の場合、無端紙
も枚葉紙もカット紙も印刷できる。同様に、ラッカ塗布にも有効である。種々の
方法技術における種々の被覆は、各被覆課題のために、申し分のない技術を提供
する利点がある。それに対して、個々の技術において、少部数印刷か大部数印刷
かにより価格が著しく高くなる問題がある。大部数の公告チラシの製作は、一部
のシリーズ版を有する大部の異なった特別印刷と比べて、全部数で僅かしか破損
に掛けられる費用はない。例えば、30の販売箇所の販売ネットの場合、特別な
住所印刷の相応する部数は、経済的にしばしば実現不可能である。分野全体の技
術水準が非常に高いにもかかわらず、多くの場合、逆の状態、即ち、大量の製品
は驚くべき安価に製作しなければならないが、しかし個々の適合する少量シリー
ズは法外に高く、しばしば異なる処理者を巻き込まなければならない。発明者の
間で、少なくともスクリーン印刷、ラッカ塗布および膠/接着材のような特別な
材料の塗布は類似の技術ではなく、独自の技術で、個々の処理者がこれら異なる
技術を使用できるものであると認識されていた。スクリーン印刷は、円形スクリ
ーンと枚葉紙との間の力は比較的小さくてすむという大きな利点がある。輪転ス
クリーン印刷の場合の主なる問題は、印刷中の円形スクリーンと対向する圧胴と
の間の運動は、最高の精密さで同期して、枚葉紙またはカット紙上の塗布は正確
にしなければならない点にある。しかも、印刷される枚葉紙の始端と終端は、印
刷版と円形スクリーンの運動が生じるように正確に一致しなければならない。目
標とするスクリーン印刷は、大多数はしばしば既に印刷された枚葉紙上の仕上工
程である。例えば余白ラッカ塗布の場合、、高精度で、枚葉紙内の狭く限定され
た面をラッカ層で被覆しなければならない。公知技術では、枚葉紙は、互いに間
隔を有してチェーンに固定されているグリッパにより保持されている。グリッパ
は、印刷工程中に、正確に案内されている。対向加圧ローラは、グリッパの通過
走行のために周囲に切り欠きを有している。加圧ローラに対する対象物の申し分
のない位置決めと印刷中にこれら対象物を固定することは、最も困難な点の一つ
である。印刷された像が不正確に配置されるか変形されることは避けねばならな
いことである。
【0003】 ドイツ国特許第69300644号明細書に記載の発明は、場所と時間に関し
て正確な位置決めを、対象物が印刷される行程区間の少なくとも一部に沿っても
たらす装置の開発を課題としている。この場合、機械的な無端搬送装置の中に、
より高精度の短い案内装置を配置することが提案されていて、これにより個々の
枚葉紙は圧胴と完全に同期して運動している。
【0004】 ドイツ国特許公開第19703312号明細書に記載の発明は、同様に、印刷
物を収容して、駆動モータにより駆動される加圧シリンダを有するスクリーン印
刷シリンダ装置に関する。装置は、間隔を置いて軸に対して平行に配置されてか
つ駆動モータにより互いに独立して駆動される回転スクリーンを有している。装
置は、さらに、印刷工程中に、圧胴と回転スクリーンとの運動を同期させる装置
を有している。この古い印刷方法は、圧胴の加速に関して欠点を有しているので
、機械全体に振動が生じることが確認されている。この問題を解決するために、
回転スクリーンの円周より大きいかまたは小さい円周を有する圧胴を、ほぼ一定
の速度で回転させることが提案された。大きな利点として、この公報に、ほぼ一
定の回転速度により、スクリーン運動と圧胴とを同期するための制御が達成され
ると記載されている。
【0005】 これら2つの解決法は、特に機械に関する所定の欠点が確認されていることが
共通している。これまでの調査では、平版スクリーン印刷に関する公知技術は、
非常に高い品質的な標準を達成したことを示している。実際には、しばしば、熱
や湿度の影響による枚葉紙のゆがみは、平版スクリーン版の相応するゆがみまた
は別の平版スクリーン版に取り替えることにより補償されている。円形スクリー
ンのためには、この技術は転用が難しくかつ高価の解決法である。発明者により
、個々の機械利用もしくは特に円形スクリーンための設計を許す発想を見出して
、例えば小部数でも価格的に有利でかつ合理的で高品質で被覆し、場合によって
は同じ機械で、複数および/または相違する作業技術を実施しなければならない
ことに気づいた。公知の発明の目的は、枚葉紙およびカット紙の被覆を改善して
、より迅速にかつ有利な価格で製作できる点にある。目的の一部として、例えば
、これまでの枚葉紙7000部の作業能力から毎分枚葉紙またはカット紙10,
000部の作業能力の高める点にある。
【0006】 本発明の表示 本発明の課題は、枚葉紙またはカット紙の被覆を改善して、平版スクリーン印
刷の品質的な基準を、円形スクリーンによっても出来るだけ大きな作業能力で達
成可能であり、この場合特に小部数でも価格的に有利でかつ合理的で高品質で被
覆することができ、かつ複数および/または相違する作業技術を1つの設備で実
施可能である点である。
【0007】 本発明の方法は、円形スクリーンの回転は、印刷過程中に精密に調整された走
行のために、強制的に供給される枚葉紙またはカット紙に対して調節可能もしく
は制御可能、特に修正可能であることを特徴としている。
【0008】 本発明の装置は、コンスタントコンベヤを有する精密作業ステーションを有し
ており、円形スクリーンは、枚葉紙またはカット紙の印刷長さおよび/または印
刷位置に関して円形スクリーンの基準のために、制御可能もしくは調整可能な駆
動装置を有していることを特徴とする。
【0009】 新しい発明は、更に、スクリーン印刷のために、枚葉紙またはカット紙のカラ
ー印刷またはラッカ塗布として、または接着剤等のような特別な塗布媒体を塗布
するために、相応して構成して、スクリーンシリンダは、迅速交換シリンダとし
て、例えばスクリーンラッカ塗布シリンダ、スクリーン印刷シリンダまたはスク
リーン特殊塗布シリンダとして構成されていおり、この場合単数または複数のス
クリーンシリンダは、単数または複数の精密作業ステーションで使用可能である
ことを特徴とする方法の適用と装置の使用に関する。
【0010】 特に有利な実施例は、請求項2乃至10もしくは請求項12から17に記載さ
れている。新しい発明は、従来拒絶してきた道、即ち改善された制御技術の利用
の道を公知技術から方向転換したものである。多くの場合、純粋に機械的の側面
の改良が、作業能率の向上と品質的な改善に関して大きく成功して達成されてい
る。この場合、多くの場合に境界がある。新しい解決により、円形スクリーンの
運動経過の完全な支配により、大きな進歩がなされた。驚くべきことに、これに
より、複数の問題の輪は新しい形式で支配することができる。最大の課題は、圧
胴と円形スクリーンの運動の完全な同期化だけでなく、通過走行する枚葉紙と枚
葉紙の被覆との間の可能な限りの同期化もしくは枚葉紙上の被覆の達成である。
次に更に述べるように、3つの障害範囲を効果的に述べることができる。枚葉紙
およびカット紙の縦方向寸法が、湿度または熱の影響により変化してしまうとい
う経験的事項である。これは、紙の積重ね処理中にすら発生しうる。しばしば、
第一の紙堆積部において作業するが、この堆積部は、暖かい工場室の外側でも、
例えばより低い温度でもより高い温度でも、他の空気湿度においても堆積されて
いる。枚葉紙の縦方向の相違は、極端な場合、0.5ミリから1ミリになる。印
刷品質のために、しかしながらプラス/マイナス10分の1ミリの公差が要求さ
れる。円形スクリーンと対向圧胴との回転の同期化の唯一の要求は、挙げられた
問題を解決していないことである。しばしば生じる障害の原因は、同一の塗布の
ために複数の箇所で作業するかもしくは複数の箇所を分割する点にある。一つの
箇所において質量差が生じなくても、枚葉紙またはカット紙に関して、比較的大
きい時間間隔で処理される異なる箇所によってもこれら質量差が、特に前記影響
ファクタによって発生する。
【0011】 新しい発明は、全く新しい方法技術を開示している。枚葉紙を紙堆積部から、
被覆のための強制的な案内装置への引渡しは、機構的な手段により可能なかぎり
良好におこなう。一番正確な引渡しはグリッパによる解決である。グリッパによ
り、枚葉紙は、被覆区分により案内される。グリッパによる解決の欠点は、製作
費に著しくかかることである。ベルトによる解決は、確かに著しく簡単であるが
、物理的には制約されて正確でない。円形スクリーンの回転の制御/調整に関す
る新しい解決で、被覆の上記要求された精度は達成される。非常に多くの使用例
では、グリッパによる搬送は避けられている、なぜなら被覆のための枚葉紙の正
確な位置決めは制御技術的には円形スクリーンに関して解決されるからである。
【0012】 具体的構成では、円形スクリーンの回転の制御/調整は、基準軸に基づいてい
て、位置修正する運転と位置修正なしの運転を許す制御調整ユニットを介してお
こなわれている。個々の、強制案内された枚葉紙またはカット紙の位置誤差が、
円形スクリーンの回転の制御/調整を介する印刷開始位置の合致により修正する
ことができる。印刷過程の期間のために、スクリーンドラムの回転速度は、枚葉
紙の縦方向に関して制御もしくは調整されて、基準は、スクリーン回転速度の加
速および/または遅延によりおこなわれれる。有利には、スクリーンシリンダは
、調整可能なサーボモータにより駆動されてかつコンピュータを介して制御可能
であり、この場合それぞれ供給された枚葉紙またはカット紙の位置が、スクリー
ンシリンダに対して相対的に、スクリーンシリンダと接触前に間隔をおいて、セ
ンサー手段により監視されている。更に、枚葉紙またはカット紙は、水平な作業
面において、被覆装置へ搬送されてそこから更に搬送され、枚葉紙またはカット
紙は、供給搬送装置からの引渡しの際に調整された走行において印刷過程中に、
精密な処理速度に加速されている。
【0013】 有利には、スクリーンシリンダは、調整可能なサーボモータにより駆動されて
かつコンピュータを介して制御可能であり、この場合それぞれ供給された枚葉紙
またはカット紙の位置が、スクリーンシリンダに対して相対的に、スクリーンシ
リンダと接触前に間隔をおいて、センサー手段により監視されている。システム
全体は、本発明において要求された調節もしくは修正が言葉意味で局部(ローカ
ル)、即ち関与した部材間において調整した場合には、非常に高く支配されてい
る。従って、機械制御装置の他に、個々の調整ユニットを有するローカル調整モ
ジュールを有しており、この場合機械制御装置から、作業速度が予め与えられて
いて、調整修正は直接ローカル調整モジュールからおこなわれることが提案され
ている。
【0014】 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
【0015】 本発明の態様と実施 図1は、印刷原版"A"から作業準備のできたスクリーン印刷シリンダ10(" E")までの作業経過の略示図である。工程は、6つの過程"A"から図"E"までに
示されている。印刷原版1は、前工程のフィルム製作により露光される。過程" B"において、所望のスクリーン開口が形成されて、平らな印刷版2が得られる 。平らな印刷版2はシリンダに組み合わせて、円筒状の印刷版3として準備され
た版支持体4にセットされる。版支持体4は、円筒状の印刷版を支持するだけで
なく、中心軸5を有しているので、回転軸の位置は正確に規定されている。スク
リーンリング6は、上方から、円筒状の印刷版3並びに中心軸5上にセットされ
る("C")。印刷版は、その後支持部材に接着剤により接着されて("D") 、この ように準備されたスクリーンシリンダに、必要な伝達部材7,8を取付けて("E"
)、スクリーンシリンダを機械に挿入することができる。全工程は約30分であ
る。スクリーンシリンダは片側に大きな開口9を有しているので、被覆媒体用の
材料供給部11とドクタ12とが開口部9のより、スクリーンシリンダ内に走入
することができる。この構造は、第1の印刷版から、第2の印刷版を有する第2
のスクリーンシリンダへ、スクリーンシリンダ10の非常に迅速の交換を許容す
る。輪転スクリーン印刷シリンダの製造は、ウエブの印刷のための公知技術であ
る。
【0016】 図2では、枚葉紙またはカット紙が、いはば給紙装置から排紙装置までの作業
テーブル平面20を形成する水平の作業平面上で加工されている。枚葉紙は、整
直ステーション18を介して、カレンダ装置の旋回装置19に供給される。精密
作業ステーション21は、チェーンベルトまたは歯付きベルト22を有している
。チェーンベルトまたは歯付きベルト22は、精密作業範囲PALにわたって、偏 向ローラ23,23’,23”,23”’により緊張されている。チェーンベル
トまたは歯付きベルト22による搬送は、機械制御装置25を介して制御可能な
モータ24により駆動される。符号10で、スクリーンシリンダが示されている
。スクリーンシリンダの代りに、しかし塗布装置26(1点鎖線で図示)も旋回さ
せることもできるので、選択的に同じ作業ステーションにおいて例えばスクリー
ン印刷もしくはニス塗布をおこなうことができる。更に、精密作業範囲PALにお いて、他の例えばフリクションカレンダ28またはブラッシング装置を設けるこ
ともできる。精密作業箇所に、対向圧胴29が、スクリーンシリンダ10に直接
対向して配置されている。符号27で、精密作業ステーション21に接続もしく
は精密作業ステーション21の前方に、単数もしくは複数の他の同一もしくは別
のステーションを配置することもできることを示している。精密作業ステーショ
ンにとって重要なことは、精密作業範囲PAL全体に、機械的な強制案内装置を設 けることである。この強制案内装置は、チェーンベルトまたは歯付きベルトと並
んで、始端の機械的なグリッパステーション30および機械的なグリッパのため
の枚葉紙解離箇所により確実なものになる。図2では、強制的な枚葉紙案内は、
チェーンとグリッパ31とを介しておこなわれる。
【0017】 図3は、枚葉紙またはカット紙41を処理するための設備全体を示している。
図の右側には、給紙装置43が配置されており、給紙装置43に続いてベルト搬
送装置44および精密作業ステーション21が配置されている。精密作業ステー
ション21に続いて、処理された枚葉紙を乾燥、硬化並びに安定化するステーシ
ョン45が配置されている。ステーション45に続いて、排紙装置46が続いて
いる。図3には、更に給紙装置のための制御ボックス32と、メイン制御ボック
ス33と、乾燥機のための制御装置34と、排紙装置のための制御装置35とが
図示されている。
【0018】 図4には、組立構造形式の設備が示されている。精密作業ステーション21は 、高性能コンピュータRを有する機械制御装置25を有している。精密作業ステ ーション21は、前方に走入テーブル47、後方に走出テーブル48が配置され いるスクリーン印刷ステーションである。走入テーブル47の前方には、カレン
ダ28が設けられている。図3と図4とは、精密作業ステーションの範囲におけ
る吸引ベルト搬送機を有する解決を示している。
【0019】 図5には、有利な制御装置の略示図である。符号50は、機械制御装置を示し
ている。機械制御装置を介して全ての設備要素を調整し制御し電力供給すること
ができる。符号50は、バスシステムを示している。バスシステムのための太い
線の下側に図示された部分は、本来の制御装置である。符号61は、全ての搬送
部材のための駆動システムを含む、被覆過程のための調整装置である。駆動シス
テムは、3つの駆動ユニットから構成されており。これら駆動ユニットは以下の
もので、直列データ回線を介して互いに連通されていてかつ機械制御装置と連通
されている: 搬送装置用並びに対向圧胴用駆動ユニット52、 スクリーン印刷シリンダ用駆動ユニット53および 搬出装置用駆動ユニット54。
【0020】 搬送用並びに対向圧胴用駆動ユニット52により、枚葉紙給紙装置と、旋回装
置と、印刷装置を通る枚葉紙搬送装置と、対向圧胴シリンダが駆動される。図示
の例には、ベクトル駆動装置55が配置されている。この駆動ユニットは、全シ
ステムの速度のための基準軸として役立つ。この駆動ユニットは、スクリーン印
刷ユニットと、直列データインタフェースを介して連通されている。ディジタル
速度設定値は、機械制御装置M−STにより、データバス51を介して予め設定さ れていて、スクリーン印刷ユニットに、直列データインタフェースを介して導か
れている。スクリーン印刷ユニットから設定値は、上記直列データインタフェー
スを介して駆動ユニットに導かれる。基準軸とスクリーン印刷ユニットとの間に
、付加的なディジタルパルスチェーンカップリングが配置されている。信号方向
は、基準軸からスクリーン印刷ユニットへ向かっている。スクリーン印刷シリン
ダ10用駆動ユニット53により、スクリーン印刷シリンダ10が駆動される。
符号56は、調整されたサーボ駆動装置である。駆動ユニットは、パルスチェー
ンを介して効果的なシステム速度もしくは基準軸からの位置に関する。位置修正
なしの運転において、この駆動ユニットの速度は、正確に基準軸の速度と一致す
る。修正運転(位置修正をする運転)においては、駆動ユニットの速度は、交点
においてのみ、基準軸の速度と一致する。即ち、速度は、0mm乃至720mm
の印刷範囲において、基準軸の速度よりも少ないかあるいは大きい。720mm乃
至820mmの距離範囲において、距離修正または位置修正のための速度は、基
準軸の速度よりも高いか低い。位置修正は、スクリーン印刷シリンダの正弦状の
正または負の加速により生じる。位置は、パルスチェーンにより判断される。修
正の計算は、駆動ユニット上でおこなわれる。機械制御装置は駆動制御に負担を
かけないか、もしくは機械制御装置とバスシステムとが、修正のための制御速度
を妨げない。
【0021】 搬出装置用駆動ユニットにより、例えばUV乾燥機並びに枚葉紙排紙装置による
搬出装置が駆動される。符号57で、制御されていない非同期駆動装置が図示さ
れている。駆動ユニットは、速度のための設定値を、スクリーン印刷ユニットか
らデータインターフェースを介して得る。速度は、システム速度よりも相対的に
大きい。
【0022】 全ての3つの駆動ユニット55,56,57は、それぞれ1つのローカルコント
ローラ58,59,60が配置されている。この場合、ローカルコントローラ5
8,59間に、直接データ交換がパルスチェーンを介しておこなわれる。1点鎖
線で、2つの制御技術的な中心部分が、ローカル制御モジュールとしてまとめら
れている。このモジュールは、有利にはローカルコントローラ60を有している
。パルスチェーン制御装置の代りに、1つ、2つまたは3つ全てのモータのため
のサーボモータの速度入力部を介する、例えば制御装置を有する別のサーボシス
テムを選択することができる。直接被覆と関係する記載された全ての制御機能は
、有利にはローカルにまとめられているので、相応する機能は、局部で独立して
確保されている。例えば、このような形式で、枚葉紙をローカル制御/制御の手
段でのみ被覆することが可能である。全ての受容器に必要な設定値は、正常運転
では機械コンピュータによって管理されて、必要な場合には設定値としてローカ
ル制御モジュールに伝達される。これは、全てのセンサー手段が、ローカル制御
モジュール内の精密作業ステーションの範囲内において利用されていることを意
味する。サーボモータ56並びにモータ55は、パワーエレクトロニクスを介し
て制御されている。ローカル制御装置は、必要なインターフェースを有していて
かつキーボード62を介して直接操作することもできる。
【0023】 図6と図7とは円形スクリーンと枚葉紙の略示図である。各枚葉紙は、例えば
一緒に走行するストッパ65,65’により、図示の行程距離を介して速度V1 から精密搬送速度V2へ加速する。各枚葉紙は、続いて精密で一定な搬送速度V2
により、コンスタントコンベヤ66上で、スクリーンシリンダに案内される。符
号67は、光電池装置が示されている。光電池装置67により、走行するコンベ
ヤ上の枚葉紙前端部が検知される。光電池67は、理論上のスクリーン印刷直線
SD前方に、制御間隔RAをおいて配置されている。スクリーンシリンダ10は、枚
葉紙の前縁が光電池85に到着すると到着信号を発する時点X(T1)において速度V
xで回転している。コンピュータは、付加的なセンサー手段とメモリー手段とを
有しているので、同時に、スクリーンシリンダ10上の相応する基準点Pの正確 な位置PxもしくはPx’が認識される。コンピュータRは、即座に回転運動を計算
し始めて、続いて数ミリ秒内で、スクリーンシリンダの回転もしくは回転速度を
制御して、基準点Pは、同時に(もしくは時点ZもしくはT2に対して同時に)理論
上のスクリーン印刷直線SDにおける枚葉紙の前縁Vkに到着させ、前縁Vkが基準点
Pに到着する前に、場合により修正された回転速度V3に達して、正確に精密搬送 速度V2と一致するか、あるいは枚葉紙遅れの量だけ修正した速度回転と一致する
。図6には、V3’とV3"により、V2が与えられた速度と仮定して、回転速度が、
最小修正値だけ、大きいか小さくできる可能性を示している。枚葉紙が修正を必
要としない場合には、V2=V3しか生じない。
【0024】 図8は、給紙装置から被覆装置への引渡ステーションの略示図である。この場
合、引渡ステーションは、枚葉紙のソフトな加速装置を有している。被覆ステー
ションのそばには、グリッパによる解決が示されている。この組合せは、最高の
要求、即ち大きく且つ薄い枚葉紙でも対応できる。ソフトな加速は、しかしなが
ら、精密作業ステーションとしての吸引ベルトコンベヤにおいて非常に有利であ
る。実際の運転において、相応する供給装置により、枚葉紙を直接被覆ステーシ
ョンへ加速しようとする制御装置に対する給紙装置シーケンスにとっては有利で
はない。給紙装置と精密作業ステーションとの間には、従って整直ステーション
が配置されている。整直ステーションの中心部分は、接離可能な締付ローラ71
と制御可能なストッパ72とを有する加速ローラ70である。枚葉紙41は、搬
送ベルトを介して給紙装置43から供給されて、搬送速度VAにより加速ローラ7
0を介して障害なく移動する。この場合、枚葉紙に、圧着跡、締付跡または摩擦
跡を付けることは許されない、なぜなら、これらの跡は、印刷枚葉紙の品質に関
係するからである。全く別の困難さは、設備速度V1が、被覆の基準に左右されて
いたかつ枚葉紙が任意の長さ寸法Lを有している点にある。符号73で、案内ロ ーラ対が示されている。図8には、整直ステーション49の制御基本機能が示さ
れている。コンピュータC1は、後続する処理装置の位置検出器JGに接続されてい
る。この場合、略示されていない駆動手段74は、供給ベルト34を、処理装置
の速度V1で駆動可能である。加速ローラ70は、伝達装置と直接接続可能であり
、中心線80は、処理プロセス側の駆動装置74と直接接続可能である。他方で
は、ストッパ72、クラッチレバー91並びに案内ローラ71のための連結解離
機構82とが、直接相応する伝達部材83を介して、給紙装置43の駆動ユニッ
ト84によるかあるいは給紙装置側で制御可能である。3つの制御機能全てのた
めに、共通の制御軸85が設けられている。制御軸85には、これら3つの機能
に相応して、3つのカム円板86,87,88が配置されている。カム円板86
は、係合ローラ89と、レバーリンク90とクラッチ81のためのクラッチレバ
ー91と直接係合している。カム円板87はレバー92と連結ロッド93を介し
て連結解離機構82を制御している。第3のカム円板88は、レバー94を介し
てストッパ72の回動アーム95を制御する。
【0025】 その他の詳細な点は、ヨーロッパ特許586,642号明細書に記載されてい
る。
【0026】 図9と図10とは、迅速交換可能な円形スクリーン10の例の拡大図である。
円形スクリーン10は、両側において、共通のサーボモータ56により駆動され
る。サーボモータ56は、ローカル制御器59により制御可能である。入口68
側に、複数のセンサー、例えば光センサーもしくは光電池67が配置されている
。光センサーもしくは光電池67の信号は、基準のためのローカル制御器59内
で使用される。スクリーンシリンダ10は、鉛直方向A−Aにおいて昇降可能であ
る。この場合、この昇降運動も、駆動ユニット53もしくはローカルモジュール
61を介して調整される。スクリーンシリンダ10は、更に、記号PおよびDRで 示すように対角線運動および記号LRに示すように縦方向運動を調整することがで
きる。
【0027】 図11と図12とは、装置の左右方向の図と概略図である。装置は、給紙装置
43と、整直ステーション並びに精密作業ステーションとを有しており。この精
密作業ステーションは、コンスタント搬送のための機械的な搬送補助手段または
チェーン搬送機または機械的なグリッパを備えた歯付きベルト搬送機を有するベ
ルト搬送機として構成することができる。給紙装置から左側に、枚葉紙をうろこ
状に搬送する装置、加速装置、枚葉紙クリーナ並びにフリクションカレンダ28
が配置されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は公知技術の回転式スクリーン印刷のスクリーンシリンダ印刷版板の製作
の略示図である。
【図2】 図2は一平面上で加工するためのスクリーンシリンダを有する精密作業ステー
ションを示す図である。
【図3】 図3は枚葉紙を被覆するための設備の全体図である。
【図4】 図4は進入テーブルと送出テーブル並びにカレンダを有する精密作業ステーシ
ョンの拡大図である。
【図5】 図5はローカル調整モジュールを有する有利な制御装置の略示図である。
【図6】 図6は調整部を有するスクリーンドラムの制御装置/調整装置の略示図である
【図7】 図7は調整部を有するスクリーンドラムの制御装置/調整装置の略示図である
【図8】 図8は円形スクリーン付近の位置におけるグリッパと、給紙装置から、枚葉紙
加速装置を有する精密作業ステーションへの引渡し装置を示す図である。
【図9】 図9は精密作業ステーションを示す図である。
【図10】 図10は精密作業ステーションの概略図である。
【図11】 図11は給紙装置から精密作業ステーションまでの設備の図である。
【図12】 図12は給紙装置から精密作業ステーションまでの設備の概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月24日(2000.3.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 枚葉紙を被覆するための方法と装置並びに方法の適用
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、調整されて回転するスクリーンシリンダもしくは円形スクリーンに
より、枚葉紙またはカット紙を被覆する方法および方法の適用並びに枚葉紙また
はカット紙を被覆する装置に関し、この場合、枚葉紙またはカット紙は、紙堆積
部から取り出して、被覆装置に強制的に供給されていて、更に、給紙装置並びに 水平な供給装置を有する、円形スクリーンもしくはスクリーンシリンダおよび対 向圧胴により枚葉紙またはカット紙を連続的に精密被覆するための装置に関する
【0002】 公知技術 枚葉紙またはカット紙を被覆する技術において、種々の被覆法が今日認識され
ている。一方では、古典的なオフセット印刷および凹版印刷が存在する。これら
の印刷では、写真技術のような品質が達成可能である。他方では、純粋なラッカ
塗布が存在し、古典的なオフセット印刷および凹版印刷とラッカ塗布との間に、
例えば厚く塗布されたインキ、ルッペルインキ(Ruppelfarben)また発光インク
のような効果印刷および特殊印刷のために多数の被覆方法が存在する。使用者で
言えば、包装印刷業者、プレゼント用包装紙製造業者あるいは事務用ファイルお
よびルーズリーフ製造業者によりその使用は異なっている。異なる被覆方法と印
刷方法の中で、昔から公知のスクリーン印刷もしくはスクリーンカラー印刷は今
日広く普及している。最近では、スクリーン印刷は、スクリーン平版印刷として
使用される。今日、輪転スクリーン印刷もしばしば使用されている。輪転スクリ
ーン印刷の場合、印刷能力は、平版スクリーン印刷と比べて著しく高くなる。輪
転スクリーン印刷の場合の主なる欠点は、連続走行速度を高くする場合にはロー
ルからロールへの無端紙しか処理できないことである。それに加えて、紙の処理
幅は制限され、通常は20cmから60cm迄である。平版印刷の場合、無端紙
も枚葉紙もカット紙も印刷できる。同様に、ラッカ塗布にも有効である。種々の
方法技術における種々の被覆は、各被覆課題のために、申し分のない技術を提供
する利点がある。それに対して、個々の技術において、少部数印刷か大部数印刷
かにより価格が著しく高くなる問題がある。大部数の公告チラシの製作は、一部
のシリーズ版を有する大部の異なった特別印刷と比べて、全部数で僅かしか破損
に掛けられる費用はない。例えば、30の販売箇所の販売ネットの場合、特別な
住所印刷の相応する部数は、経済的にしばしば実現不可能である。分野全体の技
術水準が非常に高いにもかかわらず、多くの場合、逆の状態、即ち、大量の製品
は驚くべき安価に製作しなければならないが、しかし個々の適合する少量シリー
ズは法外に高く、しばしば異なる処理者を巻き込まなければならない。発明者の
間で、少なくともスクリーン印刷、ラッカ塗布および膠/接着材のような特別な
材料の塗布は類似の技術ではなく、独自の技術で、個々の処理者がこれら異なる
技術を使用できるものであると認識されていた。スクリーン印刷は、円形スクリ
ーンと枚葉紙との間の力は比較的小さくてすむという大きな利点がある。輪転ス
クリーン印刷の場合の主なる問題は、印刷中の円形スクリーンと対向する圧胴と
の間の運動は、最高の精密さで同期して、枚葉紙またはカット紙上の塗布は正確
にしなければならない点にある。しかも、印刷される枚葉紙の始端と終端は、印
刷版と円形スクリーンの運動が生じるように正確に一致しなければならない。目
標とするスクリーン印刷は、大多数はしばしば既に印刷された枚葉紙上の仕上工
程である。例えば余白ラッカ塗布の場合、、高精度で、枚葉紙内の狭く限定され
た面をラッカ層で被覆しなければならない。公知技術では、枚葉紙は、互いに間
隔を有してチェーンに固定されているグリッパにより保持されている。グリッパ
は、印刷工程中に、正確に案内されている。対向加圧ローラは、グリッパの通過
走行のために周囲に切り欠きを有している。加圧ローラに対する対象物の申し分
のない位置決めと印刷中にこれら対象物を固定することは、最も困難な点の一つ
である。印刷された像が不正確に配置されるか変形されることは避けねばならな
いことである。
【0003】 ドイツ国特許第69300644号明細書に記載の発明は、場所と時間に関し
て正確な位置決めを、対象物が印刷される行程区間の少なくとも一部に沿っても
たらす装置の開発を課題としている。この場合、機械的な無端搬送装置の中に、
より高精度の短い案内装置を配置することが提案されていて、これにより個々の
枚葉紙は圧胴と完全に同期して運動している。
【0004】 ドイツ国特許公開第19703312号明細書に記載の発明は、同様に、印刷
物を収容して、駆動モータにより駆動される加圧シリンダを有するスクリーン印
刷シリンダ装置に関する。装置は、間隔を置いて軸に対して平行に配置されてか
つ駆動モータにより互いに独立して駆動される回転スクリーンを有している。装
置は、さらに、印刷工程中に、圧胴と回転スクリーンとの運動を同期させる装置
を有している。この古い印刷方法は、圧胴の加速に関して欠点を有しているので
、機械全体に振動が生じることが確認されている。この問題を解決するために、
回転スクリーンの円周より大きいかまたは小さい円周を有する圧胴を、ほぼ一定
の速度で回転させることが提案された。大きな利点として、この公報に、ほぼ一
定の回転速度により、スクリーン運動と圧胴とを同期するための制御が達成され
ると記載されている。
【0005】 これら2つの解決法は、特に機械に関する所定の欠点が確認されていることが共
通している。これまでの調査では、平版スクリーン印刷に関する公知技術は、非
常に高い品質的な標準を達成したことを示している。実際には、しばしば、熱や
湿度の影響による枚葉紙のゆがみは、平版スクリーン版の相応するゆがみまたは
別の平版スクリーン版に取り替えることにより補償されている。円形スクリーン
のためには、この技術は転用が難しくかつ高価の解決法である。発明者により、
個々の機械利用もしくは特に円形スクリーンための設計を許す発想を見出して、
例えば小部数でも価格的に有利でかつ合理的で高品質で被覆し、場合によっては
同じ機械で、複数および/または相違する作業技術を実施しなければならないこ
とに気づいた。公知の発明の目的は、枚葉紙およびカット紙の被覆を改善して、
より迅速にかつ有利な価格で製作できる点にある。目的の一部として、例えば、
これまでの枚葉紙7000部の作業能力から毎分枚葉紙またはカット紙10,0
00部の作業能力の高める点にある。
【0006】 オランダ国特許9201676号に記載の発明では、印刷することになる対象 物、例えば織物または紙が、所定の速度により、印刷装置に搬送される。所定の 速度は回転スクリーンの円周速度の適合に制約される。このオランダ国特許に記 載の発明では、通常ロールに巻きつけた布地もしくは紙のような帯状の材料から 出発している。帯状の布地または紙の場合、枚葉紙またはカット紙とは完全に別 な問題がある。帯状の材料の場合、スクリーンシリンダの円周速度を、搬送速度 と実質的に同じにするという重要な制御技術的な課題がある。
【0007】 本発明の表示 本発明の課題は、枚葉紙またはカット紙の被覆を改善して、平版スクリーン印
刷の品質的な基準を、円形スクリーンによっても出来るだけ大きな作業能力で達
成可能であり、この場合特に小部数でも価格的に有利でかつ合理的で高品質で被
覆することができ、かつ複数および/または相違する作業技術を1つの設備で実
施可能である点である。
【0008】 本発明の方法は、円形スクリーンの回転は、印刷過程中に精密に調整された走
行のために、通過走行する枚葉紙と正確な被覆との間の同期化のためにもしくは 枚葉紙上の被覆の達成のために 強制的に供給される枚葉紙またはカット紙に対し
て調節可能もしくは制御可能、特に修正可能であることを特徴としている。
【0009】 本発明の装置は、通過走行する枚葉紙と正確な被覆との間の同期化のためにも しくは枚葉紙上の被覆の達成のために、 コンスタントコンベヤを有する精密作業
ステーションを有しており、円形スクリーンは、枚葉紙またはカット紙の印刷長
さおよび/または印刷位置に関して円形スクリーンの基準のために、制御可能も
しくは調整可能な駆動装置を有していることを特徴とする。
【0010】 新しい発明は、更に、スクリーン印刷のために、枚葉紙またはカット紙のカラ
ー印刷またはラッカ塗布として、または接着剤等のような特別な塗布媒体を塗布
するために、相応して構成して、スクリーンシリンダは、迅速交換シリンダとし
て、例えばスクリーンラッカ塗布シリンダ、スクリーン印刷シリンダまたはスク
リーン特殊塗布シリンダとして構成されていおり、この場合単数または複数のス
クリーンシリンダは、単数または複数の精密作業ステーションで使用可能である
ことを特徴とする方法の適用と装置の使用に関する。
【0011】 特に有利な実施例は、請求項2乃至10もしくは請求項12から17に記載さ
れている。新しい発明は、従来拒絶してきた道、即ち改善された制御技術の利用
の道を公知技術から方向転換したものである。多くの場合、純粋に機械的の側面
の改良が、作業能率の向上と品質的な改善に関して大きく成功して達成されてい
る。この場合、多くの場合に境界がある。新しい解決により、円形スクリーンの
運動経過の完全な支配により、大きな進歩がなされた。驚くべきことに、これに
より、複数の問題の輪は新しい形式で支配することができる。最大の課題は、圧
胴と円形スクリーンの運動の完全な同期化だけでなく、通過走行する枚葉紙と枚
葉紙の被覆との間の可能な限りの同期化もしくは枚葉紙上の被覆の達成である。
次に更に述べるように、3つの障害範囲を効果的に述べることができる。枚葉紙
およびカット紙の縦方向寸法が、湿度または熱の影響により変化してしまうとい
う経験的事項である。これは、紙の積重ね処理中にすら発生しうる。しばしば、
第一の紙堆積部において作業するが、この堆積部は、暖かい工場室の外側でも、
例えばより低い温度でもより高い温度でも、他の空気湿度においても堆積されて
いる。枚葉紙の縦方向の相違は、極端な場合、0.5ミリから1ミリになる。印
刷品質のために、しかしながらプラス/マイナス10分の1ミリの公差が要求さ
れる。円形スクリーンと対向圧胴との回転の同期化の唯一の要求は、挙げられた
問題を解決していないことである。しばしば生じる障害の原因は、同一の塗布の
ために複数の箇所で作業するかもしくは複数の箇所を分割する点にある。一つの
箇所において質量差が生じなくても、枚葉紙またはカット紙に関して、比較的大
きい時間間隔で処理される異なる箇所によってもこれら質量差が、特に前記影響
ファクタによって発生する。
【0012】 新しい発明は、全く新しい方法技術を開示している。枚葉紙を紙堆積部から、
被覆のための強制的な案内装置への引渡しは、機構的な手段により可能なかぎり
良好におこなう。一番正確な引渡しはグリッパによる解決である。グリッパによ
り、枚葉紙は、被覆区分により案内される。グリッパによる解決の欠点は、製作
費に著しくかかることである。ベルトによる解決は、確かに著しく簡単であるが
、物理的には制約されて正確でない。円形スクリーンの回転の制御/調整に関す
る新しい解決で、被覆の上記要求された精度は達成される。非常に多くの使用例
では、グリッパによる搬送は避けられている、なぜなら被覆のための枚葉紙の正
確な位置決めは制御技術的には円形スクリーンに関して解決されるからである。
【0013】 具体的構成では、円形スクリーンの回転の制御/調整は、基準軸に基づいてい
て、位置修正する運転と位置修正なしの運転を許す制御調整ユニットを介してお
こなわれている。個々の、強制案内された枚葉紙またはカット紙の位置誤差が、
円形スクリーンの回転の制御/調整を介する印刷開始位置の合致により修正する
ことができる。印刷過程の期間のために、スクリーンドラムの回転速度は、枚葉
紙の縦方向に関して制御もしくは調整されて、基準は、スクリーン回転速度の加
速および/または遅延によりおこなわれれる。有利には、スクリーンシリンダは
、調整可能なサーボモータにより駆動されてかつコンピュータを介して制御可能
であり、この場合それぞれ供給された枚葉紙またはカット紙の位置が、スクリー
ンシリンダに対して相対的に、スクリーンシリンダと接触前に間隔をおいて、セ
ンサー手段により監視されている。更に、枚葉紙またはカット紙は、水平な作業
面において、被覆装置へ搬送されてそこから更に搬送され、枚葉紙またはカット
紙は、供給搬送装置からの引渡しの際に調整された走行において印刷過程中に、
精密な処理速度に加速されている。
【0014】 有利には、スクリーンシリンダは、調整可能なサーボモータにより駆動されて
かつコンピュータを介して制御可能であり、この場合それぞれ供給された枚葉紙
またはカット紙の位置が、スクリーンシリンダに対して相対的に、スクリーンシ
リンダと接触前に間隔をおいて、センサー手段により監視されている。システム
全体は、本発明において要求された調節もしくは修正が言葉意味で局部(ローカ
ル)、即ち関与した部材間において調整した場合には、非常に高く支配されてい
る。従って、機械制御装置の他に、個々の調整ユニットを有するローカル調整モ
ジュールを有しており、この場合機械制御装置から、作業速度が予め与えられて
いて、調整修正は直接ローカル調整モジュールからおこなわれることが提案され
ている。
【0015】 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
【0016】 本発明の態様と実施 図1は、印刷原版"A"から作業準備のできたスクリーン印刷シリンダ10(" E")までの作業経過の略示図である。工程は、6つの過程"A"から図"E"までに
示されている。印刷原版1は、前工程のフィルム製作により露光される。過程" B"において、所望のスクリーン開口が形成されて、平らな印刷版2が得られる 。平らな印刷版2はシリンダに組み合わせて、円筒状の印刷版3として準備され
た版支持体4にセットされる。版支持体4は、円筒状の印刷版を支持するだけで
なく、中心軸5を有しているので、回転軸の位置は正確に規定されている。スク
リーンリング6は、上方から、円筒状の印刷版3並びに中心軸5上にセットされ
る("C")。印刷版は、その後支持部材に接着剤により接着されて("D") 、この ように準備されたスクリーンシリンダに、必要な伝達部材7,8を取付けて("E"
)、スクリーンシリンダを機械に挿入することができる。全工程は約30分であ
る。スクリーンシリンダは片側に大きな開口9を有しているので、被覆媒体用の
材料供給部11とドクタ12とが開口部9のより、スクリーンシリンダ内に走入
することができる。この構造は、第1の印刷版から、第2の印刷版を有する第2
のスクリーンシリンダへ、スクリーンシリンダ10もしくは円形スクリーンの非
常に迅速の交換を許容する。輪転スクリーン印刷シリンダの製造は、ウエブの印
刷のための公知技術である。
【0017】 図2では、枚葉紙またはカット紙が、いはば給紙装置から排紙装置までの作業
テーブル平面20を形成する水平の作業平面上で加工されている。枚葉紙は、整
直ステーション18を介して、カレンダ装置の旋回装置19に供給される。精密
作業ステーション21は、チェーンベルトまたは歯付きベルト22を有している
。チェーンベルトまたは歯付きベルト22は、精密作業範囲PALにわたって、偏 向ローラ23,23’,23”,23”’により緊張されている。チェーンベル
トまたは歯付きベルト22による搬送は、機械制御装置25を介して制御可能な
モータ24により駆動される。更に、精密作業範囲PALにおいて、他の例えばフ リクションカレンダ28またはブラッシング装置を設けることもできる。精密作
業箇所に、対向圧胴29が、スクリーンシリンダ10に直接対向して配置されて
いる。符号27で、精密作業ステーション21に接続もしくは精密作業ステーシ
ョン21の前方に、単数もしくは複数の他の同一もしくは別のステーションを配
置することもできることを示している。精密作業ステーションにとって重要なこ
とは、精密作業範囲PAL全体に、機械的な強制案内装置を設けることである。こ の強制案内装置は、チェーンベルトまたは歯付きベルトと並んで、始端の機械的
なグリッパステーション30および機械的なグリッパのための枚葉紙解離箇所に
より確実なものになる。図2では、強制的な枚葉紙案内は、チェーンとグリッパ
31とを介しておこなわれる。
【0018】 図3は、枚葉紙またはカット紙41を処理するための設備全体を示している。
図の右側には、給紙装置43が配置されており、給紙装置43に続いてベルト搬
送装置44および精密作業ステーション21が配置されている。精密作業ステー
ション21に続いて、処理された枚葉紙を乾燥、硬化並びに安定化するステーシ
ョン45が配置されている。ステーション45に続いて、排紙装置46が続いて
いる。図3には、更に給紙装置のための制御ボックス32と、メイン制御ボック
ス33と、乾燥機のための制御装置34と、排紙装置のための制御装置35とが
図示されている。
【0019】 図4には、組立構造形式の設備が示されている。精密作業ステーション21は 、高性能コンピュータRを有する機械制御装置25を有している。精密作業ステ ーション21は、前方に走入テーブル47、後方に走出テーブル48が配置され いるスクリーン印刷ステーションである。走入テーブル47の前方には、カレン
ダ28が設けられている。図3と図4とは、精密作業ステーションの範囲におけ
る吸引ベルト搬送機を有する解決を示している。
【0020】 図5には、有利な制御装置の略示図である。符号50は、機械制御装置を示し
ている。機械制御装置を介して全ての設備要素を調整し制御し電力供給すること
ができる。符号50は、バスシステムを示している。バスシステムのための太い
線の下側に図示された部分は、本来の制御装置である。符号61は、全ての搬送
部材のための駆動システムを含む、被覆過程のための調整装置である。駆動シス
テムは、3つの駆動ユニットから構成されており。これら駆動ユニットは以下の
もので、直列データ回線を介して互いに連通されていてかつ機械制御装置と連通
されている: 搬送装置用並びに対向圧胴用駆動ユニット52、 スクリーン印刷シリンダ用駆動ユニット53および 搬出装置用駆動ユニット54。
【0021】 搬送用並びに対向圧胴用駆動ユニット52により、枚葉紙給紙装置と、旋回装
置と、印刷装置を通る枚葉紙搬送装置と、対向圧胴シリンダが駆動される。図示
の例には、ベクトル駆動装置55が配置されている。この駆動ユニットは、全シ
ステムの速度のための基準軸として役立つ。この駆動ユニットは、スクリーン印
刷ユニットと、直列データインタフェースを介して連通されている。ディジタル
速度設定値は、機械制御装置M−STにより、データバス51を介して予め設定さ れていて、スクリーン印刷ユニットに、直列データインタフェースを介して導か
れている。スクリーン印刷ユニットから設定値は、上記直列データインタフェー
スを介して駆動ユニットに導かれる。基準軸とスクリーン印刷ユニットとの間に
、付加的なディジタルパルスチェーンカップリングが配置されている。信号方向
は、基準軸からスクリーン印刷ユニットへ向かっている。スクリーン印刷シリン
ダ10用駆動ユニット53により、スクリーン印刷シリンダ10が駆動される。
符号56は、調整されたサーボ駆動装置である。駆動ユニットは、パルスチェー
ンを介して効果的なシステム速度もしくは基準軸からの位置に関する。位置修正
なしの運転において、この駆動ユニットの速度は、正確に基準軸の速度と一致す
る。修正運転(位置修正をする運転)においては、駆動ユニットの速度は、交点
においてのみ、基準軸の速度と一致する。即ち、速度は、0mm乃至720mm
の印刷範囲において、基準軸の速度よりも少ないかあるいは大きい。720mm乃
至820mmの距離範囲において、距離修正または位置修正のための速度は、基
準軸の速度よりも高いか低い。位置修正は、スクリーン印刷シリンダの正弦状の
正または負の加速により生じる。位置は、パルスチェーンにより判断される。修
正の計算は、駆動ユニット上でおこなわれる。機械制御装置は駆動制御に負担を
かけないか、もしくは機械制御装置とバスシステムとが、修正のための制御速度
を妨げない。
【0022】 搬出装置用駆動ユニットにより、例えばUV乾燥機並びに枚葉紙排紙装置による
搬出装置が駆動される。符号57で、制御されていない非同期駆動装置が図示さ
れている。駆動ユニットは、速度のための設定値を、スクリーン印刷ユニットか
らデータインターフェースを介して得る。速度は、システム速度よりも相対的に
大きい。
【0023】 全ての3つの駆動ユニット55,56,57は、それぞれ1つのローカルコント
ローラ58,59,60が配置されている。この場合、ローカルコントローラ5
8,59間に、直接データ交換がパルスチェーンを介しておこなわれる。1点鎖
線で、2つの制御技術的な中心部分が、ローカル制御モジュールとしてまとめら
れている。このモジュールは、有利にはローカルコントローラ60を有している
。パルスチェーン制御装置の代りに、1つ、2つまたは3つ全てのモータのため
のサーボモータの速度入力部を介する、例えば制御装置を有する別のサーボシス
テムを選択することができる。直接被覆と関係する記載された全ての制御機能は
、有利にはローカルにまとめられているので、相応する機能は、局部で独立して
確保されている。例えば、このような形式で、枚葉紙をローカル制御/制御の手
段でのみ被覆することが可能である。全ての受容器に必要な設定値は、正常運転
では機械コンピュータによって管理されて、必要な場合には設定値としてローカ
ル制御モジュールに伝達される。これは、全てのセンサー手段が、ローカル制御
モジュール内の精密作業ステーションの範囲内において利用されていることを意
味する。サーボモータ56並びにモータ55は、パワーエレクトロニクスを介し
て制御されている。ローカル制御装置は、必要なインターフェースを有していて
かつキーボード62を介して直接操作することもできる。
【0024】 図6と図7とは円形スクリーンと枚葉紙の略示図である。各枚葉紙は、例えば
一緒に走行するストッパ65,65’により、図示の行程距離を介して速度V1 から精密搬送速度V2へ加速する。各枚葉紙は、続いて精密で一定な搬送速度V2
により、コンスタントコンベヤ66上で、スクリーンシリンダに案内される。符
号67は、光電池装置が示されている。光電池装置67により、走行するコンベ
ヤ上の枚葉紙前端部が検知される。光電池67は、理論上のスクリーン印刷直線
SD前方に、制御間隔RAをおいて配置されている。スクリーンシリンダ10は、枚
葉紙の前縁が光電池85に到着すると到着信号を発する時点X(T1)において速度V
xで回転している。コンピュータは、付加的なセンサー手段とメモリー手段とを
有しているので、同時に、スクリーンシリンダ10上の相応する基準点Pの正確 な位置PxもしくはPx’が認識される。コンピュータRは、即座に回転運動を計算
し始めて、続いて数ミリ秒内で、スクリーンシリンダの回転もしくは回転速度を
制御して、基準点Pは、同時に(もしくは時点ZもしくはT2に対して同時に)理論
上のスクリーン印刷直線SDにおける枚葉紙の前縁Vkに到着させ、前縁Vkが基準点
Pに到着する前に、場合により修正された回転速度V3に達して、正確に精密搬送 速度V2と一致するか、あるいは枚葉紙遅れの量だけ修正した速度回転と一致する
。図6には、V3’とV3"により、V2が与えられた速度と仮定して、回転速度が、
最小修正値だけ、大きいか小さくできる可能性を示している。枚葉紙が修正を必
要としない場合には、V2=V3しか生じない。
【0025】 図8は、給紙装置から被覆装置への引渡ステーションの略示図である。この場
合、引渡ステーションは、枚葉紙のソフトな加速装置を有している。被覆ステー
ションのそばには、グリッパによる解決が示されている。この組合せは、最高の
要求、即ち大きく且つ薄い枚葉紙でも対応できる。ソフトな加速は、しかしなが
ら、精密作業ステーションとしての吸引ベルトコンベヤにおいて非常に有利であ
る。実際の運転において、相応する供給装置により、枚葉紙を直接被覆ステーシ
ョンへ加速しようとする制御装置に対する給紙装置シーケンスにとっては有利で
はない。給紙装置と精密作業ステーションとの間には、従って整直ステーション
が配置されている。整直ステーションの中心部分は、接離可能な締付ローラ71
と制御可能なストッパ72とを有する加速ローラ70である。枚葉紙41は、搬
送ベルトを介して給紙装置43から供給されて、搬送速度VAにより加速ローラ7
0を介して障害なく移動する。この場合、枚葉紙に、圧着跡、締付跡または摩擦
跡を付けることは許されない、なぜなら、これらの跡は、印刷枚葉紙の品質に関
係するからである。全く別の困難さは、設備速度V1が、被覆の基準に左右されて
いたかつ枚葉紙が任意の長さ寸法Lを有している点にある。符号73で、案内ロ ーラ対が示されている。図8には、整直ステーション49の制御基本機能が示さ
れている。コンピュータC1は、後続する処理装置の位置検出器JGに接続されてい
る。この場合、略示されていない駆動手段74は、供給ベルト34を、処理装置
の速度V1で駆動可能である。加速ローラ70は、伝達装置と直接接続可能であり
、中心線80は、処理プロセス側の駆動装置74と直接接続可能である。他方で
は、ストッパ72、クラッチレバー91並びに案内ローラ71のための連結解離
機構82とが、直接相応する伝達部材83を介して、給紙装置43の駆動ユニッ
ト84によるかあるいは給紙装置側で制御可能である。3つの制御機能全てのた
めに、共通の制御軸85が設けられている。制御軸85には、これら3つの機能
に相応して、3つのカム円板86,87,88が配置されている。カム円板86
は、係合ローラ89と、レバーリンク90とクラッチ81のためのクラッチレバ
ー91と直接係合している。カム円板87はレバー92と連結ロッド93を介し
て連結解離機構82を制御している。第3のカム円板88は、レバー94を介し
てストッパ72の回動アーム95を制御する。
【0026】 その他の詳細な点は、ヨーロッパ特許586,642号明細書に記載されてい
る。
【0027】 図9と図10とは、迅速交換可能な円形スクリーン10の例の拡大図である。
円形スクリーン10は、両側において、共通のサーボモータ56により駆動され
る。サーボモータ56は、ローカル制御器59により制御可能である。入口68
側に、複数のセンサー、例えば光センサーもしくは光電池67が配置されている
。光センサーもしくは光電池67の信号は、基準のためのローカル制御器59内
で使用される。スクリーンシリンダ10は、鉛直方向A−Aにおいて昇降可能であ
る。この場合、この昇降運動も、駆動ユニット53もしくはローカルモジュール
61を介して調整される。スクリーンシリンダ10は、更に、記号PおよびDRで 示すように対角線運動および記号LRに示すように縦方向運動を調整することがで
きる。
【0028】 図11と図12とは、装置の左右方向の図と概略図である。装置は、給紙装置
43と、整直ステーション並びに精密作業ステーションとを有しており。この精
密作業ステーションは、コンスタント搬送のための機械的な搬送補助手段または
チェーン搬送機または機械的なグリッパを備えた歯付きベルト搬送機を有するベ
ルト搬送機として構成することができる。給紙装置から左側に、枚葉紙をうろこ
状に搬送する装置、加速装置、枚葉紙クリーナ並びにフリクションカレンダ28
が配置されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は公知技術の回転式スクリーン印刷のスクリーンシリンダ印刷版板の製作
の略示図である。
【図2】 図2は一平面上で加工するためのスクリーンシリンダを有する精密作業ステー
ションを示す図である。
【図3】 図3は枚葉紙を被覆するための設備の全体図である。
【図4】 図4は進入テーブルと送出テーブル並びにカレンダを有する精密作業ステーシ
ョンの拡大図である。
【図5】 図5はローカル調整モジュールを有する有利な制御装置の略示図である。
【図6】 図6は調整部を有するスクリーンドラムの制御装置/調整装置の略示図である
【図7】 図7は調整部を有するスクリーンドラムの制御装置/調整装置の略示図である
【図8】 図8は円形スクリーン付近の位置におけるグリッパと、給紙装置から、枚葉紙
加速装置を有する精密作業ステーションへの引渡し装置を示す図である。
【図9】 図9は精密作業ステーションを示す図である。
【図10】 図10は精密作業ステーションの概略図である。
【図11】 図11は給紙装置から精密作業ステーションまでの設備の図である。
【図12】 図12は給紙装置から精密作業ステーションまでの設備の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU Fターム(参考) 2C035 AA11 RA03 RA05 RA13 RA14 2H113 AA01 AA05 BA12 FA10 FA52 FA55

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調整されて回転する円形スクリーンにより、枚葉紙またはカ
    ット紙を被覆する方法であって、枚葉紙またはカット紙は、紙堆積部から取り出
    して、被覆装置に強制的に供給される形式の方法において、円形スクリーンの回
    転は、印刷過程中に精密に調整された走行のために、強制的に供給される枚葉紙
    またはカット紙に対して調節可能もしくは調整可能、特に修正可能であることを
    特徴とする枚葉紙またはカット紙を被覆する方法。
  2. 【請求項2】 円形スクリーンの回転の制御/調整は、基準軸に基づいてい
    て、位置修正する運転と位置修正なしの運転を許す制御調整ユニットを介してお
    こなわれることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 修正運転において(位置修正する運転)速度は、交差時点に
    おいてのみ基準軸に対応しており、速度は例えば0mm乃至720mmの印刷範囲
    において、基準軸の速度よりも小さいかあるいは大きく、720mmを超えた距
    離範囲において、距離補正または位置修正のために速度は、基準軸の速度よりも
    高いかもしくは低くなっていることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 強制案内された各枚葉紙またはカット紙の位置誤差は、印刷
    開始位置の合致により、円形スクリーンの回転の制御/調整を介して修正される
    ことを特徴とする請求項1から3のいづれか1つ記載の方法。
  5. 【請求項5】 印刷過程の期間のために、スクリーンドラムの回転速度は、
    枚葉紙の縦方向に関して制御もしくは調整されて、基準は、スクリーン回転速度
    の加速および/または遅延によりおこなわれれることを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 円形スクリーンは、縦方向および/または対角方向に関して
    調節可能であり、この場合特に縦方向は、電子的に修正可能であることを特徴と
    する請求項1から5のいづれか1つ記載の方法。
  7. 【請求項7】 スクリーンシリンダは、調整可能なサーボモータにより駆動
    されてかつコンピュータを介して制御可能であり、この場合それぞれ供給された
    枚葉紙またはカット紙の位置が、スクリーンシリンダの運動に対して相対的に、
    スクリーンシリンダと接触前に間隔をおいて、センサー手段により監視されてい
    ることを特徴とする請求項1から6のいづれか1つ記載の方法。
  8. 【請求項8】 枚葉紙またはカット紙は、少なくとも2つまたは多数のセン
    サーにより、特に対角線位置に関して監視して、間隔(RA)は、調整間隔として
    特に対角線関係に関する修正により利用されることを特徴とする請求項1から7
    のいづれか1つ記載の方法。
  9. 【請求項9】 枚葉紙またはカット紙は、水平な作業面において、被覆装置
    へ搬送されてそこから更に搬送され、枚葉紙またはカット紙は、供給搬送装置か
    らの引渡しの際に印刷過程中の調整された走行において、精密な処理速度に加速
    されることを特徴とする請求項1から8のいづれか1つ記載の方法。
  10. 【請求項10】 枚葉紙またはカット紙は、堆積部から取り出されて、吸引
    ベルトテーブルでうろこ状に重ねられて、引渡装置に機械的のグリッパにより供
    給されて、作業速度に精密に加速され、被覆の場合に、それに続いて、被覆され
    た材料の乾燥装置、硬化装置または安定化装置に供給されることを特徴とする請
    求項1から9のいづれか1つ記載の方法。
  11. 【請求項11】 円形スクリーンと対向圧胴により枚葉紙またはカット紙を
    連続的な精密被覆のための装置であって、給紙装置並びに水平な供給装置を有す
    る形式の装置において、装置は、コンスタントコンベヤを有する精密作業ステー
    ションを有しており、円形スクリーンは、枚葉紙またはカット紙の印刷長さおよ
    び/または印刷位置に関して円形スクリーンの基準のために、制御可能もしくは
    調整可能な駆動装置を有していることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 精密作業ステーションは、特に材料制御装置が配置された
    、回転式スクリーン印刷のための迅速交換可能な輪転スクリーン印刷シリンダと
    して構成されたスクリーンシリンダを有しており、この場合精密作業ステーショ
    ンとスクリーンシリンダとは同期可能な駆動手段を有していることを特徴とする
    請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 スクリーンシリンダは、枚葉紙またはカット紙の運動方向
    にもこの運動方向に対して直角方向にも調節可能であり、特に通過状態を変化さ
    せることなく、別の被覆工程のために迅速に交換可能であることを特徴とする請
    求項11または12記載の装置。
  14. 【請求項14】 精密作業ステーションは、吸引ベルト搬送装置並びに前置
    して供給装置と精密作業ステーションとの間に、機械的なグリッパ手段のために
    、枚葉紙加速ステーションまたは無端チェーン搬送装置または歯付きベルト搬送
    装置を有しており、この場合作業平面は、吸引搬送装置の吸引ベルトと有利には
    共通の平面を形成することを特徴とする請求項9から13のいづれか1つ記載の
    装置。
  15. 【請求項15】 例えば、輪転式スクリーン印刷、効果のためのラッカ塗布
    や被覆または特殊な色を有する特殊印刷のための単数または複数の異なる作業ス
    テーションを有していることを特徴とする請求項9から14のいづれか1つ記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 スクリーンシリンダは、調整されたサーボ駆動装置を有し
    ており、印刷装置における対向圧胴並びに枚葉紙搬送装置は、調整された駆動装
    置、特に、直接単数のもしくはそれぞれ1つのローカル調整ユニットが配置され
    ている調整されたベクトル駆動装置とを有していることを特徴とする請求項11
    から15のいづれか1つ記載の装置。
  17. 【請求項17】 機械制御装置並びに個々の調整ユニットを有するローカル
    調整モジュールを有しており、この場合機械制御装置から、作業速度が予め与え
    られていて、調整修正は直接ローカル調整モジュールからおこなわれることを特
    徴とする請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 スクリーン印刷のために、枚葉紙またはカット紙のカラー
    印刷またはラッカ塗布として、または接着剤等のような特別な塗布媒体を塗布す
    るために、相応して構成して、スクリーンシリンダは、迅速交換シリンダとして
    、例えばスクリーンラッカ塗布シリンダ、スクリーン印刷シリンダまたはスクリ
    ーン特殊塗布シリンダとして構成されていおり、この場合単数または複数のスク
    リーンシリンダは、単数または複数の精密作業ステーションで使用可能であるこ
    とを特徴とする請求項1から10のいづれか1記載の方法の適用と請求項11か
    ら17のいづれか1つ記載の装置の使用。
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