JP2002507285A - 位相シフト干渉計 - Google Patents

位相シフト干渉計

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Abstract

(57)【要約】 位相シフト干渉計(1)は、光源(2)と、参照光路(5)と、検査される光学素子(37)を支持する支持装置(32)を備える測定光路(4)と、光スプリッタ(3)とを有する。光スプリッタ(3)は、光源(2)からの光(18)を、参照光路(5)と測定光路(4)に分割し、参照光路(5)と測定光路(4)からの光を再結合し、再結合されたした光(27)を検出器に向けて出す。光源は、GaAs−AlGaAs分布型ブラッグレフレクター可変波長レーザダイオード(10)からなる。

Description

【発明の詳細な説明】 位相シフト干渉計 技術分野 本発明は、位相シフト干渉計に関し、特に、光学素子の収差パラメータを決定 する位相シフト干渉計に関する。 背景技術 トワイマン−グリーン干渉計を用いてレンズの収差を測定することが知られて おり、このような干渉計は、コンパクトディスク及びディジタルビデオディスク のプレーヤなどの光ディスクプレーヤに取り付けられている光ピックアップレン ズの収差を測定する際に用いられる。従来、光ピックアップレンズの収差パラメ ータは、トワイマン−グリーン干渉計を用いて、フラットブロックフェイズオブ ジェクト(flat-block phase object)を参照アームに沿って回転させるか、又 は、参照ミラーに取り付けられたピエゾ圧電素子をチューニングすることによっ て測定されてきた。 ところで、これらの位相シフト干渉計では、光源からは一般的にレーザが放射 されるが、このレーザの波長が実際にレンズに用いられる光の波長と一致してい ないため、レンズの収差の測定が正確に行われないという不都合が生じる。つま り、光の波長が異なるとレンズの屈折率も変化してしまうので測定の誤差が生じ てしまうので ある。 また、これらの従来の位相シフト干渉計を光ピックアップレンズの収差の検出 に用いる際には、困難及び/又は複雑な較正処理を行う必要がある。 回転位相ブロック型干渉計では、干渉計の較正を行って、位相ブロックが回転 して正確な位置にあるとき検出器が確実に画像をとらえるようにする必要がある 。 位相シフトのためにピエゾ圧電素子を用いた位相シフト干渉計は、ピエゾ圧電 素子が非線形であるので、線形性を確実に達成するために複雑なフィードバック ループが必要であるという不都合が生じる。 光ピックアップレンズの収差を決定するため、通常、フリンジパターン[1] の位相シフト又はフーリエ変換によって自動光フリンジ分析が行われる。ところ で、両手法は三角関数を用いて計算するので、主な値の位相マップ、すなわち− π〜π(又は同じ位相範囲である0〜2π)にある位相値のみが得られる。した がって、この範囲外の位相値は、復調された位相マップには表されない。このた め、位相マップの2πの位相不連続性を除去して検査対象物の実際の位相値を求 めるため、位相展開(phase unwrapping)と呼ばれる処理を行わなければならな い。 過去10年間[2−5](及び参考文献)の間、多数の位相展開アルゴリズム についての検討がさかんに行われてきた。これらのアルゴリズムの目的は、位相 マップのノイズ、不連続性及び変調しきい値以下の画素を処理すると同時に、そ のプロセス[6]の計算労力を最小限にすることである。アルゴリズムのロバス トネスとその アルゴリズムを実行するのに必要な計算時間との間には、トレードオフ(trade off)がある。最初に計算する前に位相マップを介して走査するグローバル又は パス独立型アルゴリズムは、一般的にはロバストネスがあるが位相マップを展開 する際に時間がかかる。一方、位相マップを画素毎に処理するローカル又はパス 独立型アルゴリズムについては逆のことが言える。 パス独立型アルゴリズム自体である領域による位相展開[2]は、参考文献[ 6−7]に記載されるように、ロバストネスと実行時間を良好に妥協させる有効 な方法の1つである。このアルゴリズムは、最初に、位相が連続している位相マ ップの領域の識別を行う。これは、ある画素とこの画素に隣接する画素の位相を 比較することによって行われる。位相差が調整可能な許容値の範囲内であれば、 ある画素とこの画素に隣接する画素とは同じ領域に割り当てられる。次に、この 分類作業が終了した後、異なる領域の位相シフトが相互に行われ、位相の不連続 性が除去される。このアプローチの利点は、ノイズのあるデータが分離されるの で、展開された位相マップの全体的な質にはあまり影響がないということである 。 ところで、最初に提案された領域による位相展開[2]は、物理的エッジ又は ホール等の不連続性や低レベルのノイズにうまく対応しない。 発明の開示 本発明の第1の特徴によれば、光ピックアップレンズを検査する位相シフト干 渉計は、光源と、参照光路と、測定光路と、光源から 放射された光を参照光路と測定光路に分割するとともに参照光路と測定光路から の戻り光を再結合し、再結合された光を検出器に向けて出す光分割装置とを有し 、測定光路は、検査される光ピックアップレンズが支持される支持装置と、測定 光路の入射光を検査される光ピックアップレンズの表面にわたって分散させる分 散レンズと、入射光を反射して検査される光ピックアップレンズ素子及び分散レ ンズを介して光分割装置に戻す凹状の球状反射面とを有し、光源が可変波長レー ザからなる。 ここで用いられる「光」という用語は、電磁スペクトルの紫外線、可視光線、 赤外線の各領域の電磁放射を含むものである。 本発明の第1の特徴の利点は、可変波長レーザダイオードを用いることによっ て、光ピックアップレンズに用いられる波長と同じ波長を用いた位相シフト干渉 計による光ピックアップレンズの検査を行うことが可能となる。 好ましくは、レーザはレーザダイオードである。一般的に、レーザダイオード は、分布型ブラッグレフレクター(DBR)領域を有し、このDBR領域への注 入電流を変更することによって波長を可変にすることができる。 一般的に、参照光路と測定光路の間には光路差があり、参照光路の長さは測定 光路の長さより長い。一般的に、光路差は、少なくとも10mmが好ましい。ま た、少なくとも30mm、さらには少なくとも40mmであればより好ましく、 40〜70mmの範囲が適切であり、例えば50mmが最適の範囲である。 好ましくは、光源は、レーザダイオードからの出力光ビームが入射され、断面 が略円形状の光ビームを出すようになされた2つのア ナモフィックプリズムをさらに有する。 好ましくは、光源は、空間フィルタをさらに有する。一般的に、空間フィルタ は、集束レンズと、集束レンズがレーザダイオードからの出力光を集束する開口 部とを備えている。 また、好ましくは、光源は、光を平行にして光源から平行な光ビームを出す集 束レンズ等のコリメータを備える。一般的には、2つのコリメータが配設され、 一方のコリメータはレーザダイオードに隣接し、レーザダイオードが放射する光 ビームが入射される。他方のコリメータには、アナモフィックプリズム及び空間 フィルタを通過した後の光ビームが入射される。一般的に、アナモフィックプリ ズム及び空間フィルタは、2つのコリメータの間に配設される。 また、一般的に、光源は、好ましくはアナモフィックプリズム及び空間フィル タの間に配設されたアイソレータを備える。アイソレータの利点は、レーザダイ オードがビームスプリッタからの逆反射光に露出される危険性を最小限にするこ とである。 好ましくは、分散レンズは、検査される光ピックアップレンズの開口数以上の 開口数を一般的に有する収束レンズを備える。好ましくは、収束レンズの焦点か ら光ピックアップレンズまでの距離は、例えば光ディスクプレーヤで用いられる レーザダイオード等の光学光源から光ピックアップレンズまでの距離にほぼ等し い。 好ましくは、検出器は記録装置であり、例えばカメラ等の画像記録装置であっ てもよい。一般的に、画像記録装置は、CCDアレー等のディジタル画像記録装 置である。 好ましくは、参照光路は、ビームスプリッタから参照光路に沿って進んできた 光を反射してビームスプリッタに戻す平面反射面を備 える。 本発明の第2の特徴によれば、レーザからなる光源を備えた位相シフト干渉計 の較正方法は、位相シフト干渉計の画像平面のある領域の光強度を検出するステ ップと、その領域の強度変化を位相シフト干渉計の位相シフトパラメータの関数 として監視し、監視領域での強度を最小値から最大値まで変化させて初期強度に 戻すのに必要な位相シフトパラメータの変化を決定するステップとを有し、必要 な位相シフトパラメータの変化が位相シフト干渉計の参照光路と測定光路の間の 2πの位相シフトを示す。 本発明の第2の特徴の利点は、干渉計の参照光路と測定光路の間の位相シフト に対し、レーザのチューニングパラメータを比較的簡単にかつ迅速に較正するこ とができることである。 好ましくは、位相シフト干渉計の較正方法は、さらに、領域の光強度を位相シ フト干渉計レーザの位相シフトパラメータの関数としてプロットする。一般的に 、位相シフト干渉計の位相シフトパラメータの関数としての強度変化は、略余弦 関係を示すものであり、干渉計の参照光路と測定光路の間に2πの位相シフトを 起こすのに必要な位相シフトパラメータの変化量は、強度に対する位相シフトパ ラメータの1余弦周期に等しい。 一般的に、レーザは例えば可変波長レーザであり、位相シフトパラメータはレ ーザの波長チューニングパラメータである。 可変波長レーザは、例えば分布型ブラッグレフレクターレーザダイオード等の 可変波長レーザダイオードであり、チューニングパラメータは、例えばダイオー ドのブラッグ領域への注入電流である。可変波長レーザダイオードは、例えば横 河電機(東京、日本)製の GaAs−AlGaAs分布型ブラッグレフレクターレーザダイオードであり、 例えば780nm〜790nmの間で出力波長が可変である。 あるいは、位相シフト干渉計は、例えば一般的に参照ミラーに接続されるピエ ゾ圧電位相シフト素子を備えており、位相シフトパラメータは、ピエゾ圧電位相 シフト素子の位相シフトパラメータである。 好ましくは、本発明の第2の特徴である方法によって較正される位相シフト干 渉計は、本発明の第1の特徴である位相シフト干渉計である。 好ましくは、本発明の第1及び第2の特徴である位相シフト干渉計は、トワイ マン−グリーン干渉計である。また、位相シフト干渉計は、マハ−ツェンダー干 渉計、又は、フィゾー干渉計であってもよい。 本発明の第3の特徴によれば、位相シフト干渉計によって得られるフリンジパ ターンの位相マップの位相展開方法は、 (a)位相マップを、1領域内のいずれか2つの画素の位相差が2πより小さ くなるような多数の領域...Rk、Rl、...に分割するステップと、 (b)各領域...Rk、Rl、...に階級変数...μk、μl、...を割 り当てるステップと、 (c)一対の隣接する領域Rk、Rl間の各境界画素(i、j)、(m、n)に 以下の式を適用するステップと、 ここで、Φ(i、j)は画素(i、j)の位相、Φ(m、n)は画素(m、n) の位相、[ ]は最も近い整数への丸め込みを表し、 (d)境界画素に関して式(1)を合計して以下の式を求めるステップと、 ここで、ωは境界に沿った対画素の数であり、 (e)得られた式(2)を以下の行列式に変換するステップと、 AΦ=P (3) ここで、Aは(K×L)行列で、Kは領域数、Lは特定領域に他の領域が接触す る組み合わせの総数、Φはベクトルであり、 (f)行列Aのランクを算出するステップと、 (g)行列式(3)を最小二乗間題のとして解くステップと、 (h)その解を整数に丸め込むステップと、 (i)2π単位の解を各領域の位相値に加算して、展開位相マップを得るステ ップと、 を有する。 本発明に係る位相シフト干渉計の一例について、以下の添付の図面を参照して 説明する。 図面の簡単な説明 図1は、トワイマン−グリーン干渉計の概略図である。 図2は、図1に示すトワイマン−グリーン干渉計の光源の構成部品の概略図で ある。 図3は、GaAs−AlGaAs分布型ブラッグレフレクター可変波長レーザ ダイオードの概略を示すブロック図である。 図4は、図1に示すトワイマン−グリーン干渉計の測定アームの構成部品の概 略図である。 図5は、注入電流に対する1区画の画素の強度変化を、非線形余弦曲線と共に 示すグラフである。 図6は、領域毎の位相展開を説明する概略図である。 図7は、元の位相マップの例を示す図である。 図8は、図7に示す元の位相マップの非展開位相マップを示す図である。 図9は、図8に示す非展開位相マップの展開位相マップを示す図である。 図10は、球面収差を有する光ピックアップレンズの非展開位相マップを示す 図である。 図11は、図10に示す非展開位相マップの展開位相マップを示す図である。 発明を実施するための最良の形態 図1は、トワイマン−グリーン干渉計1を示す図である。トワイマン−グリー ン干渉計1は、光源2と、ビームスプリッタ3と、測定アーム4と、参照アーム 5と、出力光路22とを備える。参照アーム5は、反射面6と、参照ミラー7と を備える。出力光路22は、反射面8と、再結合された光ビーム27を図示しな いCCDカメラ及びフレームグラバーに向けて出すズームレンズ9とを備える。 図2は、光源2の詳細を示す図である。光源2は、ガリウム砒素−アルミニウ ムガリウム砒素(GaAs−AlGaAs)分布型ブラッグレフレクター可変波 長レーザダイオード10と、第1のコリメータ11と、2つのアナモフィックプ リズム12、13と、光アイソレータ14と、レンズ15と、開口部16と、第 2のコリメータ17とを備える。 図3は、レーザダイオード10の概略を示すブロック図である。レーザダイオ ード10は、活性領域19と、位相制御領域20と、ブラッグセレクタ領域21 との3つの領域からなる。活性領域19、位相制御領域20及びブラッグセレク タ領域21の3つの領域は 、それぞれ注入電流iLD、iPH、iDBRによって制御される。活性領域19は反 転分布を示し、位相制御領域20は電荷キャリヤの注入によってレーザの位相を 制御し、ブラッグセレクタ領域21は本質的には導波管波形であり、ブラッグ整 合されたレーザダイオード10のモードを選択する。ブラッグ波長は、熱効果を 介して又は電流iDBRの注入によるバンドフィリング効果によって、ブラッグセ レクタ領域21付近の層の屈折率を変化させ変更することができる。分布型ブラ ッグレフレクターと、位相制御部とを備えるGaAs−AlGaAs可変波長レ ーザダイオードの特徴については、T Hirata et al.の記事「量子井戸の結合不 良により統合されたDBRと位相制御部とを有するGaAs−AlGaAs可変 レーザダイオードの製造と特徴(Fabrication and Characteristics of GaAs-Al GaAs Tunable Laser Diodes with DBR and Phase-Control Sections Integrated by Compositional Disordering of a Quantum Well)」IEEE Journal of Quant um Electronics,Vol.27,No.6,1991年6月、p.1609−1615の中 でより詳細に説明されている。 レーザダイオード10は、780〜790nm程度のレーザ発光波長を有して いる。 図2に示す光学構成の目的は、光源2から、平行な円形の「クリーン」な出力 光ビームを放射することである。よく知られているように、半導体レーザからの 出力光ビームは、ダイオードレーザキャビティからの出口での回折によって起こ る非対称放射のために、その断面の形状が楕円形になる。このため、出力ビーム の断面の形状を円形に補正するために、2つのアナモフィックプリズム12、1 3が用いられる。ところで、レーザダイオード10からの出力ビー ムがアナモフィックプリズム12、13に入射する前に、出力ビームは、最初に 第1のコリメータ11によって平行にされてアナモフィックプリズム12、13 によって生じる非点収差を最小限にする。次にアナモフィックプリズム13から の出力ビームは、光アイソレータ14を通過する。光アイソレータ14は、レー ザダイオード10が干渉計1の反射面からの逆反射光に露出されないように保護 する。光アイソレータ14は、逆反射光からレーザダイオード10を分離するた めに、例えばファラデー効果を用いてもよい。 光アイソレータ14を通過した後、出力ビームは、レンズ15と開口部16と からなる空間フィルタにより「クリーン」にされる。レンズ15は、光アイソレ ータ14からの平行出力ビームを開口部16で集束させるように配設されている 。開口部16からの出力ビームは、第2のコリメータ17によって再び平行にさ れ、出力光ビーム18が出される。 光源2からの出力光ビーム18はビームスプリッタ3に入射され、ビームスプ リッタ3は、出力光ビーム18を測定光路ビーム25と参照光路ビーム26とに 分割する。 図1に示すように、測定アーム4は、干渉計1のその他の構成部分に対して垂 直になっている。一般的に、ビーム18、参照光路ビーム26及び出力光路ビー ム27は、全体的に水平面内にあり、測定アーム4は、全体的に垂直面内にある 。 図4は、測定アーム4のレイアウト及び構成部品の詳細を示す図である。測定 光路ビーム25は、ビームスプリッタ3を水平に通過した後、折り返しミラー3 0によって上方に垂直に向けられる。測定アーム4は、主な構成部品として、球 面反射面31と、レンズス テージ32と、対物レンズステージ34に取り付けられた対物レンズ33と、カ バーガラス35とを備える。(平行にされた)測定光路ビーム25は、対物レン ズ33によって焦点36で集束される。測定光路ビーム25は、集束された後拡 散され、レンズステージ32に取り付けられた検査レンズ37にわたって入射す る。測定光路ビーム25は、検査レンズ37を通過した後焦点38で集束され、 カバーガラス35を介して拡散され、反射面31に入射する。次に、測定光路ビ ーム25は、反射面31によって反射され、上述した光路と同じの光路に沿って 逆方向に進み、測定アーム4からビームスプリッタ3に進む。反射面31の曲率 半径は焦点38から反射面31までの距離に等しいので、反射光は入射光が反射 面31へたどった光路と同じ光路をたどる。 図1に示すように、反射面6は、参照光路ビーム26を参照ミラー7に向けて 反射する。参照ミラー7は、参照ビーム26をビームスプリッタ3からの入射光 路に沿って逆方向に反射し、反射光は、反射面6に進んで反射された後ビームス プリッタ3に進む。 参照ミラー7及び球面反射面31からの反射光は、ビームスプリッタ3で出力 ビーム27として再結合され、出力ビーム27は反射面8に進んで反射され、ズ ームレンズ9を介してCCDカメラに入射され画像を形成する。 なお、レーザダイオード10が分布型ブラッグレフレクターを備えるGaAs −AlGaAs可変波長レーザダイオードである場合、参照光路長(すなわち、 ビームスプリッタ3から参照ミラー7までの光路距離)は、測定光路長(すなわ ち、ビームスプリッタ3から球面反射面31までの光距離)より約50mm以上 長くなければ ならない。このことによって、ある期間のフリンジシフトを得たい場合、ダイオ ード10でモードホッピングが起こるのを防止するのに役立つので重要なことで ある。 図1、2及び4に示すように、干渉計が正しく設置され位置合わせされた後、 干渉計の波長シフトに対するレーザのチューニングの較正を行う必要がある。G aAs−AlGaAs分布型ブラッグレフレクター可変波長レーザダイオードを 用いたこの例では、注入電流iDBRの変化を波長シフトに対して較正する必要が ある。この較正を行うため、注入電流iDBRが増加するときにCCDカメラから 得られるある領域の画素の強度が記録される。電流iDBRは、非常に小さい増加 率で増加し、監視される画素の領域の強度に対する注入電流iDBR(ディジタル −アナログステップ単位)を示す図5に示すように複数点でプロットされている 。 理想的には、プロットされた点は余弦波の波形を描く。ところが、注入電流iDBR と波長シフトの関係は完全に線形ではなく、実験環境が完全に安定している わけではないので、プロットされた点は理想的な波形から少し逸脱している。し たがって、参照光路と測定光路の間に2πの位相シフトを起こす注入電流iDBR の変化を評価するため、プロットされた点を図5に示すように余弦曲線40に対 して非線形的に一致させる。図5に示す余弦曲線40から、グラフより2πの位 相シフトを得るのに必要な注入電流iDBRの変化を決定することが可能となる。 例えば、曲線40上の点41、42間の注入電流iDBRの変化は2πの位相シフ トを表す。このため、例えば4ステップフリンジ操作方法を用いる場合、2π/ 4の位相シフト毎にCCDカメラから画像をとらえることが必要となる注入電流 差を決定 することができる。 較正の精度を高めるため、較正の際にしきい値より高い強度変調を有する画素 のみを選択することが好ましい。 したがって、本較正方法では、フリンジ走査に対する注入電流iDBRの比較的 簡単で迅速な較正を行うことができる。 較正後、2π/4位相シフトでCCDカメラからの画像を記録して、変調及び レンズ27の収差値を決定するのに好適なアルゴリズムを用いた復調及び位相展 開を行うことによって、検査レンズ37の収差を検査してもよい。また、例えば 3次コマ項(3ρ3−2ρ)sinθの係数を により除算することで、二乗平均平方根値によって値を正規化することができる 。 これに関する代数的手続について以下のように要約することができる。 i.有効位相ドメインを複数領域に分割する。例えば、図6において、2つの 画素(g、h)、(i、j)の位相差が2πより小さいとき、それらは同じ領域 、例えばRk、に割り当てられる。一方、画素(i、j)、(m、n)の位相差 が2πより大きい場合、それらは異なる2つの領域に割り当てられる。 ii.階級変数μを異なる領域に割り当てる。例えば、領域Rkを階級変数μk に割り当てることができる。 iii.領域間の境界点に以下の式を適用する。 ここで、Φ(i、j)は画素(i、j)の位相、[ ]は最も近い整数への丸め 込みを表している。 iv.(i、j)、(m、n)等の境界点に関して式を合計して以下の式を求 める。 ここで、ωは境界に沿った対画素の数である。 v.得られた式(2)を以下の行列式に変換する。 AΦ=p (3) ここで、Aは(K×L)行列で、Kは領域数、Lは特定領域に他の領域が接触す る組み合わせの総数、Φはベクトルである。 vi.行列Aのランクを算出する。 vii.行列式を最小二乗問題として解く。(例えば、QR分解を用いること ができる。) viii.その解を整数に丸め込む。 ix.2π単位の解を各領域の位相値に加算する。 上述したアルゴリズムに基づく位相展開のためのプログラムが開発され検査さ れている。ノイズや物理的不連続性に対するこのアルゴリズムのロバストネスを 説明するため、プログラムを図8に示す非展開位相マップに適用した。この非展 開位相マップは、図7に示す元の位相マップを符号化する(4ステップ位相シフ ト干渉計使用後の)4つの強度マップを復調することによって得られる。展開位 相マップを図9に示すが、ここでは、アルゴリズムによって494の線形方程式 及び559の変数が生成され、解かれている。266MHzのPentiumP Cを用い数学ソフトウェアによってWINDOWS95上でプログラムを実行し たとき、位相マップを得るのに10秒未満で済む。ところが、実行時間は、コン ピュータの速度だけでなく、位相マップの複雑さ、すなわち生成された式の数に も大きく依存する。展開結果から、展開アルゴリズムがノイズのスパイクや物理 的不連続性に対して良好に機能することを検証するこ とができる。領域による位相展開のロバストネスが大幅に向上する。 本明細書によって得られた新たなアルゴリズムを適用することができる例は多 数ある。その1つとして、位相シフト干渉計によって得られるレンズの位相マッ プを展開することが挙げられる。図10は、球面収差を有するレンズの非展開位 相マップを示す図である。 図10において、位相不連続性をもたらす−π〜πの範囲で位相値が拘束されて いることがわかる。図11は、マップがアルゴリズムによって展開された後の図 10の展開位相マップを示す。展開作業を完了するのには2秒未満である。ここ でも、この結果から、アルゴリズムがノイズや欠落データに対してロバストネス を有しており、このアルゴリズムを実行する際の計算効率が高いことがわかる。 なお、注入電流iDBRは、レーザのモードホッピングポイント付近では選択す べきではない。また、レーザダイオード10がチューニングされたときに、平均 強度とフリンジパターンの変調比の変化を最小化するため、注入電流iDBRの変 化が大きすぎてはならない。一方、注入電流iDBRの変化は、注入電流iDBRを用 いてレーザダイオード10をチューニングするときの精度を維持するために十分 高くなければならない。また、上述の構成において用いられる特定のレーザダイ オード、すなわち、横河電機(東京、日本)製のGaAs−AlGaAsのDB Rレーザダイオードにおいて、活性領域19への注入電流iLDは、フリンジパタ ーンの変調比の変動を最小化するように十分高くなければならず、測定アーム4 と参照アーム5との光路差は、約40〜70mmの範囲でなければならない。( すなわち、参照アーム5の長さは、測定アーム4の光路差より40〜7 0mm長くなければならない。) したがって、本発明は、ピエゾ圧電素子等の干渉計用の機械的位相シフト素子 を必要とせずに、光ピックアップレンズの収差を、実際に用いられる波長で検査 することが可能であるという利点がある。また、本発明により、レーザダイオー ド及び干渉計に用いることができる比較的簡単な較正方法を提供することができ る。 図面 FIG.1 CCD CAMERA:CCDカメラ FIG.3 ACTIVE REGION:活性領域 PHASE CONTROL REGION:位相制御領域 BRAG SELECTOR:ブラッグセレクタ FIG.4 CCD CAMERA:CCDカメラ FIG.5 INTENSITY UNIT:強度単位 CURRENT(IN THE UNITS OF D-A STEPS) :電流(D−Aステップ単位) FIG.6 SORTING:分類 AMBIGUOUS POINT:不明瞭ポイント BOUNDARY:境界 REGION R1:領域R1 REGION R2:領域R2 FIG.7 PHASE VALUE:位相値 PIXEL NUMBER:画素番号 PIXEL NUMBER:画素番号 FIG.8 PHASE VALUE:位相値 PIXEL NUMBER:画素番号 PIXEL NUMBER:画素番号 FIG.9 PHASE VALUE:位相値 PIXEL NUMBER:画素番号 PIXEL NUMBER:画素番号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 上田 博之 神奈川県横浜市金沢区堀口131―10 C― 1005 (72)発明者 山田 隆俊 神奈川県横浜市戸塚区汲沢8―3―22―10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 光ピックアップレンズを検査する位相シフト干渉計において、光源と、参 照光路と、測定光路と、上記光源から放射された光を上記参照光路と上記測定光 路に分割するとともに該参照光路と該測定光路からの戻り光を再結合し、再結合 された光を検出器に向けて出す光分割装置とを有し、上記測定光路は、検査され る光ピックアップレンズが支持される支持装置と、該測定光路の入射光を検査さ れる光ピックアップレンズの表面にわたって分散させる分散レンズと、入射光を 反射して検査される光ピックアップレンズ素子及び上記分散レンズを介して上記 光分割装置に戻す凹状の球状反射面とを有し、上記光源が可変波長レーザからな ることを特徴とする位相シフト干渉計。 2. 上記可変波長レーザはレーザダイオードであることを特徴とする請求の範 囲第1項記載の位相シフト干渉計。 3. 上記レーザダイオードは分布型ブラッグレフレクターからなることを特徴 とする請求の範囲第2項記載の位相シフト干渉計。 4. 上記参照光路と上記測定光路の光路差が少なくとも10mmであることを 特徴とする請求の範囲第1項から第3項のいずれか1記載の位相シフト干渉計。 5. 上記光路差が少なくとも30mmであることを特徴とする請求の範囲第4 項記載の位相シフト干渉計。 6. 上記光路差が少なくとも40mmであることを特徴とする請求の範囲第5 項記載の位相シフト干渉計。 7. 上記光路差が40〜70mmの範囲であることを特徴とする 請求の範囲第6項記載の位相シフト干渉計。 8. 上記光路差が約50mmであることを特徴とする請求の範囲第7項記載の 位相シフト干渉計。 9. 上記分散レンズは収束レンズであり、該収束レンズと光ピックアップレン ズの距離が該収束レンズの焦点距離より長いことを特徴とする請求の範囲第1項 から第8項のいずれか1記載の位相シフト干渉計。 10. 上記分散レンズは、光ピックアップレンズの開口数以上の開口数を有す ることを特徴とする請求の範囲第1項から第9項のいずれか1記載の位相シフト 干渉計。 11. 上記光源は、上記レーザダイオードからの出力光ビームが入射されると 共に断面が略円形状の光ビームを出す2つのアナモフィックプリズムをさらに有 することを特徴とする請求の範囲第1項から第10項のいずれか1記載の位相シ フト干渉計。 12. 上記光源は空間フィルタをさらに有することを特徴とする請求の範囲第 1項から第11項のいずれか1記載の位相シフト干渉計。 13. 上記空間フィルタは、集束レンズと、該集束レンズが上記レーザダイオ ードからの出力光を集束するための開口部とを有することを特徴とする請求の範 囲第12項記載の位相シフト干渉計。 14. 上記光源は、該光源からの光を平行にして平行光ビームを出す集束レン ズ等のコリメータをさらに有することを特徴とする請求の範囲第1項から第13 項のいずれか1記載の位相シフト干渉計。 15. 2つのコリメータが設けられ、一方のコリメータは上記レ ーザダイオードに隣接し、該レーザダイオードが放射する光ビームが入射され、 他方のコリメータには、上記アナモフィックプリズム及び上記空間フィルタを通 過した後の光ビームが入射されることを特徴とする請求の範囲第12項及び第1 3項記載であって、かつ請求の範囲第14項記載の位相シフト干渉計。 16. 上記位相シフト干渉計はトワイマン−グリーン干渉計であることを特徴 とする請求の範囲第1項から第15項のいずれか1記載の位相シフト干渉計。 17. レーザからなる光源を備えた位相シフト干渉計の較正方法において、位 相シフト干渉計の画像平面のある領域の光強度を検出するステップと、上記領域 の上記強度変化を上記位相シフト干渉計の位相シフトパラメータの関数として監 視し、監視領域での強度を最小値から最大値まで変化させて初期強度に戻すのに 必要な該位相シフトパラメータの変化を決定するステップとを有し、必要な上記 位相シフトパラメータの変化が上記位相シフト干渉計の参照光路と測定光路の間 の2πの位相シフトを示すことを特徴とする位相シフト干渉計の較正方法。 18. 上記領域の光強度を上記位相シフト干渉計の上記位相シフトパラメータ の関数としてプロットするステップをさらに有することを特徴とする請求の範囲 第17記載の位相シフト干渉計の較正方法。 19. 上記レーザは可変波長レーザであり、上記位相シフトパラメータは該レ ーザの波長チューニングパラメータであることを特徴とする請求の範囲第17項 又は第18項記載の位相シフト干渉計の較正方法。 20. 上記可変波長レーザはレーザダイオードであることを特徴とする請求の 範囲第17項から第19項のいずれか1記載の位相シフト干渉計の較正方法。 21. 上記波長チューニングパラメータは上記レーザダイオードに適用される 注入電流であることを特徴とする請求の範囲第20項記載の位相シフト干渉計の 較正方法。 22. 上記レーザダイオードは分布型ブラッグレフレクター領域を有し、上記 注入電流が該分布型ブラッグレフレクター領域に適用されることを特徴とする請 求の範囲第21項記載の位相シフト干渉計の較正方法。 23. 上記位相シフト干渉計はピエゾ圧電位相シフト素子を有し、上記位相シ フトパラメータが該ピエゾ圧電位相シフト素子の位相シフトパラメータであるこ とを特徴とする請求の範囲第17項又は第18項記載の位相シフト干渉計の較正 方法。 24. 上記位相シフト干渉計はトワイマン−グリーン干渉計であることを特徴 とする請求の範囲第17項から第23項のいずれか1記載の位相シフト干渉計の 較正方法。 25. 上記位相シフト干渉計はマッハ−ツェンダー干渉計であることを特徴と する請求の範囲第17項から第23項のいずれか1記載の位相シフト干渉計の較 正方法。 26. 上記位相シフト干渉計はフィゾー干渉計であることを特徴とする請求の 範囲第17項から第23項のいずれか1記載の位相シフト干渉計の較正方法。 27.位相シフト干渉計によって得られるフリンジパターンの位相マップの位相 展開方法であって、 (a)位相マップを、1領域内のいずれか2つの画素の位相差が2πより小さ くなるような多数の領域...Rk、Rl、...に分割するステップと、 (b)各領域...Rk、Rl、...に階級変数...μk、μl、...を割 り当てるステップと、 (c)一対の隣接する領域Rk、Rl間の各境界画素(i、j)、(m、n)に 以下の式を適用するステップと、 ここで、Φ(i、j)は画素(i、j)の位相、Φ(m、n)は画素(m、n) の位相、[ ]は最も近い整数への丸め込みを表し、 (d)境界画素に関して式(1)を合計して以下の式を求めるステップと、 ここで、ωは境界に沿った対画素の数であり、 (e)得られた式(2)を以下の行列式に変換するステップと、 AΦ=P (3) ここで、Aは(K×L)行列で、Kは領域数、Lは特定領域に他の領域が接触す る組み合わせの総数、Φはベクトルであり、 (f)行列Aのランクを算出するステップと、 (g)行列式(3)を最小二乗問題として解くステップと、 (h)その解を整数に丸め込むステップと、 (i)2π単位の解を各領域の位相値に加算して、展開位相マップを得るステ ップと、 を有することを特徴とする位相マップの位相展開方法。 28. 上記位相マップが光ピックアップレンズの位相マップであることを特徴 とする請求の範囲第27項記載の位相マップの位相展開方法。
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