JP2002506923A - 高い流動性を有する円柱形状ブリーチアクチベーター押出物を含有した洗剤組成物 - Google Patents

高い流動性を有する円柱形状ブリーチアクチベーター押出物を含有した洗剤組成物

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JP2002506923A JP2000536816A JP2000536816A JP2002506923A JP 2002506923 A JP2002506923 A JP 2002506923A JP 2000536816 A JP2000536816 A JP 2000536816A JP 2000536816 A JP2000536816 A JP 2000536816A JP 2002506923 A JP2002506923 A JP 2002506923A
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    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
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    • C11D3/3935Bleach activators or bleach catalysts granulated, coated or protected

Abstract

(57)【要約】 ペルオキシゲン漂白化合物およびブリーチアクチベーターを含有したブリーチ含有洗剤組成物が開示されている。そのブリーチアクチベーターは、約500〜約3500ミクロンの平均押出物長さおよび約450〜約850ミクロンの平均押出物径を有した実質的に円柱形状の押出物の形態をとっており、その押出物は1種以上の流動性エンハンサーを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、ペルオキシゲン漂白系を含有した洗剤および漂白組成物に関し、そ
の系はペルオキシゲンブリーチおよびブリーチアクチベーター含有押出物からな
り、その押出物は増加した流動性を有している。その押出物は実質的に円柱形状
であって、改善された安定性および性能を発揮する。
【0002】
【発明の背景】
知られているように、テクスタイルの表面漂白は、漂白メカニズムがテクスタ
イル表面で生じることで、しみおよび/または汚れを除去する、という漂白であ
る。典型的な漂白組成物は、水溶液中で過酸化水素を発生しうるペルオキシゲン
ブリーチ、およびブリーチ性能を高めるブリーチアクチベーターを含有している
。ペルオキシゲンブリーチはテクスタイルからのしみおよび/または汚れ除去に
有効であるが、それらは極端な温度依存性であることも、ずっと知られていた。
このようなブリーチは、溶液温度が約60℃より高い漂白溶液、即ちブリーチお
よび水の混合液で本質的に有用および/または有効なだけである。約60℃のブ
リーチ溶液温度では、ペルオキシゲンブリーチは部分的に有効なだけであり、そ
のため望ましいレベルの漂白性能を得るためには、極端に高レベルのペルオキシ
ゲンブリーチが系に加えられねばならない。これは現行洗剤製品の大規模な商業
化にとり経済的に実施不能である。ブリーチ溶液温度が60℃以下に低下すると
、系に加えられるペルオキシゲンブリーチのレベルにかかわらず、ペルオキシゲ
ンブリーチは無効になる。ペルオキシゲンブリーチの温度依存性は重要であり、
その理由はこのようなブリーチが60℃以下の洗浄水温度で自動家庭洗濯機を利
用するテクスタイル洗浄プロセスで洗剤添加物として常用されているからである
。このような洗浄温度は、テクスタイルケアおよびエネルギーへの配慮から利用
されている。このような洗浄プロセスの結果として、60℃以下のブリーチ溶液
温度でペルオキシゲンブリーチを有効にさせる、通常ブリーチアクチベーターと
称される物質を開発するために、多くの工業リサーチが行われてきた。
【0003】 多くの物質が、有効なブリーチアクチベーターとして、当業界で開示されてき
た。例えば、下記一般式を有するブリーチアクチベーター:
【化5】 (上記式中Rはアルキル基であり、Lは脱離基である)が当業界で開示されてい
る。このようなブリーチアクチベーターは、典型的には、混合顆粒、凝集物また
は他のタイプの粒子として、洗剤製品中に配合されている。しかしながら、この
ようなブリーチアクチベーターに伴う1つの問題は、消費者による使用の前に、
アクチベーターの安定性を維持しておくことである。ブリーチアクチベーター顆
粒または凝集物は時間と共に分解する傾向を有しており、これは熱および湿気の
ような環境効果への暴露で悪化する。この結果として、ブリーチアクチベーター
の顆粒、凝集物または他の粒状形は、典型的な顆粒洗剤製品で他の洗剤成分より
も比較的大きくなければならない。これは洗剤製品の分離に伴い別な問題を生じ
、大きな方のブリーチアクチベーター粒子は洗剤ボックスの上またはその近くに
集まりやすく、一方比較的小さな粒径の洗剤成分はボックスの底またはその近く
に集まる。加えて、粒子分離は洗剤製造プロセス中にも生じて、洗剤活性成分に
ついてボックス毎の違いを増加させてしまう。このような望ましくない製品分離
の最終結果は性能の劣化であり、その理由はユーザーが上から下まで製品をすく
うと、各すくい取り分が不均一な量のブリーチアクチベーターまたは他の洗剤成
分を有するようになり、同様に異なるボックスからの製品の性能も洗剤組成の違
いにより影響されるからである。そのため、使用前に改善された安定性を有して
、パッケージング前にまたは洗剤製品ボックスで貯蔵してもさほど分離しない、
ブリーチアクチベーターを含有した洗剤組成物を有することが望まれるのである
。加えて、許容される物理的性質、例えば大規模洗剤製造の一部として組成物の
バルク取扱い上許容される流動性も有した、このような洗剤組成物を有すること
も望まれる。
【0004】 前記ブリーチアクチベーターに伴う更に別な問題は、布帛で前記ブリーチ/ブ
リーチアクチベーター系の衛生処理効果を広告できないことである。現在、ほと
んどの行政監督機関は、ブリーチ含有洗剤製品を用いた結果として、比較的高レ
ベルの微生物が洗濯された布帛から確かに除去されるときだけ、布帛ケア向けの
衛生処理広告が行えるとしている。しかしながら、以前において、比較的大きな
顆粒、凝集物または他の粒子形のブリーチアクチベーターは、このような大きな
粒子の製品分離効果が洗濯された布帛から高レベルの微生物の確かな除去を妨げ
るという点で、このような衛生処理広告を難しくしていた。洗濯プロセス中にお
けるブリーチ/ブリーチアクチベーターのデリバリー性も、衛生処理広告につい
てほとんどの行政機関の要件を満たす上でかなり違いすぎる。したがって、布帛
を衛生処理するために使えるブリーチ含有組成物洗剤を有することが望まれるの
である。
【0005】 したがって、使用前に改善された安定性を有するブリーチアクチベーターを含
有した洗剤組成物を有する必要性が当業界には残されている。しかも、洗剤製品
ボックスで貯蔵してもさほど分離せず、許容される物理的性質、特に洗剤組成物
の加工処理に役立つ高い流動性を有したブリーチアクチベーターを含有する洗剤
組成物の必要性が当業界にはある。より確かなブリーチ/ブリーチアクチベータ
ーデリバリー性を有するこのような洗剤組成物について、更に別な必要性が当業
界には残されている。
【0006】
【発明の要旨】
本発明はブリーチアクチベーターを含有した押出物に関し、その押出物は高い
流動性を有している。これらの押出物は、選択された比較的小さな粒径を有する
実質的に円柱形の押出物の形態でブリーチアクチベーターを必要とする、ペルオ
キシゲン漂白化合物を含有した洗剤組成物で有用である。小さなサイズのブリー
チアクチベーター押出物は予想外に長期の貯蔵期間にわたり安定であり、それら
が他の慣用的洗剤成分の粒径をもっとよく反映するように含有されているという
点で、洗剤ボックス中で製品分離を減少させる。押出物の粒径と一緒に押出物の
流動性増加は、洗濯された布帛に高い衛生処理効果をより確かに付与する。
【0007】 “円柱形押出物”という語句は、固定された直線と平行に動く直線により作ら
れる表面形状を有して、固定された平面閉曲線と交差する、押出し粒子を意味す
る。ブリーチアクチベーターを含有した洗剤組成物の“有効量”は、布帛からの
汚れ除去およびその衛生処理の双方を、それが消費者により洗浄されたときに、
はっきり改善しうるような量である。一般的に、この量はかなり広く変わる。こ
こで用いられているような“消毒性”、“消毒”、“抗菌”、“殺菌”および“
衛生処理”という用語は、洗濯を要する布帛でよくみられる微生物を殺すことを
意味する。様々な微生物の例には、微生物、細菌、ウイルス、寄生虫および真菌 /胞子がある。ここで用いられているような“自由水”レベルとは、ゼオライト
のような別の洗剤成分に結合されていない、洗剤組成物中の水に関する重量%ベ
ースでのレベルを意味する;それは他の洗剤成分に捕捉、吸着または結合された
水以外の水レベルである。
【0008】 本発明の一面によると、ブリーチアクチベーター押出物を含有したブリーチ含
有洗剤組成物が提供され、その押出物は: a)下記式を有するブリーチアクチベーター約60〜約95重量%:
【化6】 (上記式中Rは約5〜約18の炭素原子を有するアルキル基であって、カルボニ
ル炭素から伸びるそれを含んだ最長の直鎖アルキルは約6〜約10の炭素原子を
有している;Lは脱離基である;その共役酸は約6〜約13の範囲のpKaを有
している); b)約0.1〜約40重量%の1種以上の結合剤物質;および c)約0.5重量%以上、好ましくは約0.5〜約10%の流動性エンハンサ
ー からなり、上記のブリーチアクチベーター押出物は約500〜約3500ミクロ
ンの平均押出物長さおよび約450〜約850ミクロンの平均押出物径を有した
実質的に円柱形状の押出物の形態をとる。
【0009】 本発明の別な面では上記の押出物を利用した洗濯洗剤または漂白組成物を提供
し、その組成物は: a)水溶液中で過酸化水素を発生しうるペルオキシゲン漂白化合物少くとも約
0.1重量%; b)i)下記式を有するブリーチアクチベーター約60〜約95重量%:
【化7】 (上記式中Rは約5〜約18の炭素原子を有するアルキル基であって、カルボニ
ル炭素から伸びるそれを含んだ最長の直鎖アルキルは約6〜約10の炭素原子を
有している;Lは脱離基である;その共役酸は約6〜約13の範囲のpKaを有
している); ii)約0.1〜約40重量%の1種以上の結合剤物質;および iii)約0.5〜約10重量%の流動性エンハンサー からなるブリーチ含有押出物 (上記のブリーチアクチベーター押出物は約500〜約3500ミクロンの平均
押出物長さおよび約450〜約850ミクロンの平均押出物径を有した実質的に
円柱形状の押出物の形態をとるが、但し上記の押出物は、ブリーチアクチベータ
ー対ペルオキシゲン漂白化合物の比率が1より大きくなるように、十分なアクチ
ベーターを含有している);および c)残部のキャリアおよび他の補助成分 からなる。
【0010】 本発明の別な面によると、布帛を衛生処理するために洗剤組成物を用いる方法
も提供される。その方法は、布帛を衛生処理するために、その布帛をここで記載
されたような洗剤組成物の有効量と水溶液中で接触させるステップからなる。
【0011】 したがって、使用前に良好な安定性および許容される物理的性質を有するブリ
ーチアクチベーター粒子を含有した洗剤組成物を提供することが、本発明の目的
である。洗剤製品ボックスで貯蔵されてもさほど分離しないブリーチアクチベー
ターを含有した洗剤組成物を提供することも、本発明の目的である。本発明のも
う1つの目的は、布帛を衛生処理するために使えるこのような洗剤製品を提供す
ることである。本発明のこれらおよび他の目的、特徴および付随する利点は、好 ましい態様の下記詳細な説明および添付された請求の範囲を読むと、当業者に明
らかとなるであろう。
【0012】 ここで用いられているすべてのパーセンテージおよび比率は、別記されないか
ぎり、重量(無水物ベース)によるパーセンテージとして表示されている。すべて
の引用された文献は、参考のため本明細書に組み込まれる。
【0013】
【好ましい態様の詳細な説明】
本発明の洗剤または漂白組成物は、本質的に2種の成分:即ち、水溶液中で過
酸化水素を発生しうるペルオキシゲンブリーチ、およびそのペルオキシゲンブリ
ーチによる過酸化水素の形成を高めるブリーチアクチベーターを有した、漂白系
を含んでいる。そのペルオキシゲンブリーチはいずれか適切な形をとり、例えば
コートされた粒子であるが、しかしながらブリーチアクチベーターは実質的に円
柱形状の押出物の形態をとり、その押出物は流動性エンハンサーを含有している
。ブリーチアクチベーター含有押出物は、押出物粒子が凝集したりまたは“粘着
性”にならないように作用する、1種以上の流動性エンハンサーを用いて形成さ
れる。典型的には、限定されないが、パルミチン酸、洗浄界面活性剤、ポリエチ
レングリコールと他の脂肪酸およびポリアクリレートを含めた、1種以上の結合
剤物質がブリーチアクチベーター押出物中に含有される。
【0014】ペルオキシゲン漂白化合物 本発明で有用なペルオキシゲン漂白系は、水性液中で過酸化水素を発生しうる
ものである。これらの化合物は当業界で周知であり、過酸化水素、アルカリ金属
ペルオキシド、有機ペルオキシド漂白化合物、例えば過酸化尿素、および無機過
酸塩漂白化合物、例えばアルカリ金属ペルボレート、ペルカーボネート、ペルホ
スフェートなどがある。2種以上のこのような漂白化合物の混合物も、所望であ
れば使える。
【0015】 好ましいペルオキシゲン漂白化合物には、一、三および四水和物の形で市販さ れているナトリウムペルボレート、ナトリウムピロホスフェートペルオキシヒド
レート、尿素ペルオキシヒドレート、ナトリウムペルカーボネート、および過酸
化ナトリウムがある。ナトリウムペルボレート四水和物、ナトリウムペルボレー
ト一水和物およびナトリウムペルカーボネートが特に好ましい。ペルカーボネー
トは貯蔵中に非常に安定でありながら、漂白液中で非常に速く溶解するため、特
に好ましい。このように速やかな溶解が高レベルで過カルボン酸を形成させて、
向上した表面漂白性能をもたらしている、と考えられている。
【0016】 高度に好ましいペルカーボネートは未コートでもまたはコートされた形であっ
てもよい。未コートペルカーボネートの平均粒径は約400〜約1200ミクロ
ン、最も好ましくは約400〜約600ミクロンである。コートされたペルカー ボネートが用いられるならば、好ましいコーティング物質にはカーボネートおよ びサルフェートの混合物、シリケート、ボロシリケート、または脂肪カルボン酸
がある。
【0017】 ペルオキシゲン漂白化合物は、漂白系または洗剤組成物の少くとも約0.1重 量%、好ましくは約1〜約75%、更に好ましくは約3〜約40%、最も好ましく
は約3〜約25%である。漂白系中におけるブリーチアクチベーター対ペルオキ
シゲン漂白化合物の重量比は、典型的には約2:1〜1:5である。好ましい比 率は約1:1〜約1:3である。ペルオキシゲン漂白化合物により生じる過酸化
水素対ブリーチアクチベーターのモル比は、約1.0より大きく、更に好ましく は約1.5より大きく、最も好ましくは約2.0〜約10である。好ましくは、 本漂白組成物は約0.5〜約20、最も好ましくは約1〜約10wt%のペルオ
キシゲン漂白化合物を含む。
【0018】 ペルオキシゲン漂白化合物は、好ましくは、過ホウ酸ナトリウム一水和物、過
ホウ酸ナトリウム四水和物、炭酸ナトリウムペルオキシヒドレート、ピロリン酸
ナトリウムペルオキシヒドレート、尿素ペルオキシヒドレート、過酸化ナトリウ
ムおよびそれらの混合物からなる群より選択される。約3重量未満、更に好まし
くは約2.5%未満、最も好ましくは約2%未満の自由水を含有していることが
、本発明の洗剤組成物にとり好ましい。理論に拘束されたくないが、この比較的
低レベルの自由水を組成物中で維持することにより、使用前に加水分解で分解し
がちなブリーチアクチベーターの傾向は低下すると考えられる。そのため、ブリ
ーチアクチベーターの安定性は、ここで記載された選択自由水レベルの結果とし
て、更に一層向上および長期化する。
【0019】ブリーチアクチベーター含有押出物 流動性エンハンサー 本発明のブリーチアクチベーター含有押出物は、高い流動性および耐凝集また
は粘着性を有している。この改善は1種以上の“散布剤”、“凝集防止剤”また
は“流動助剤”の添加により行われる。これら流動性エンハンサーの非制限例に
は、アルミノシリケート、マグネシウムシリケート、ヒュームドシリカ、微粉カ
ーボネート、タルク、コーンスターチなどがある。非吸湿性である高い表面積が
使用に適している。例えば、微細および微粉化された硫酸ナトリウムまたは無水
硫酸マグネシウム。
【0020】 好ましい流動性エンハンサーは、ゼオライト、例えばゼオライトA、ゼオライ
トXまたはゼオライトYを微粉化して、押出し前にそのゼオライトの所要量を混
合物に加えることにより得られる。業者にとって微粉ゼオライトのような物質を
加えることによる追加効果は、その押出物が洗濯液に溶解すると、その物質がビ
ルダーとして有用なことである。
【0021】 好ましくは、流動性エンハンサーは10ミクロン(μ)未満、更に好ましくは
1〜10μ、最も好ましくは3〜5μの粒径を有する。 流動性エンハンサーは、押出物の少くとも約0.5重量%、好ましくは約0.
5〜約10%、更に好ましくは約2〜約3%のレベルで、ブリーチアクチベータ
ー含有押出物中に存在する。 好ましい流動性エンハンサーは、アルミノシリケート、シリカ、結晶積層シリ
ケートMAPゼオライト、シトレート、非晶質シリケート、炭酸ナトリウム、タ ルク、コーンスターチおよびそれらの混合物からなる群より選択される。
【0022】ブリーチアクチベーター ここで有用な漂白系用のブリーチアクチベーターは、好ましくは下記構造を有
している:
【化8】 上記式中Rは約5〜約18の炭素原子を有するアルキル基であり、カルボニル炭
素から伸びるそれを含んだ最長の直鎖アルキルは約6〜約10の炭素原子を有し
ている;Lは脱離基である;その共役酸は約4〜約13、好ましくは約6〜約1
1、最も好ましくは約8〜約11範囲のpKaを有している。
【0023】 Lは本質的にいずれか適切な脱離基である。脱離基はペルヒドロキシドアニオ
ンによるブリーチアクチベーターへの求核攻撃の結果としてブリーチアクチベー
ターから離れる基である。このペルヒドロライシス(perhydrolysis)反応は過カ ルボン酸の形成をもたらす。通常、基が適切な脱離基であるためには、それは電
子求引効果を発揮しなければならない。これはペルヒドロキシドアニオンによる
求核攻撃を促進する。 L基は最適の時間枠(例えば、洗浄サイクル)内で反応が生じるほど十分に反
応性でなければならない。しかしながら、Lが反応性すぎると、このアクチベー
ターは安定化させることが難しくなる。これらの特徴は通常脱離基の共役酸のp
Kaと平衡関係にあるが、この慣例に対する例外も知られている。
【0024】 好ましいブリーチアクチベーターは下記一般式のものである:
【化9】 上記式中Rは約6〜約12の炭素原子を有するアルキル基であり、Rは1〜
約6の炭素原子を有するアルキレンであり、RはH、あるいは約1〜約10の
炭素原子を有するアルキル、アリールまたはアルカリールであり、Lは下記から
なる群より選択される:
【化10】 上記式中Rは約1〜約14の炭素原子を有するアルキレン、アリーレンまたは
アルカリーレン基であり、Rは約1〜約8の炭素原子を有するアルキル鎖であ
り、RはHまたはRであり、YはHまたは溶解基である。Yは好ましくは‐
SO 、‐COO、‐SO 、(‐NR′)Xおよび
O←N(R′)からなる群より選択され、ここでR′は約1〜約4の炭素原子
を有したアルキル鎖であり、Mはブリーチアクチベーターに溶解性を付与するカ
チオンであり、Xはブリーチアクチベーターに溶解性を付与するアニオンである
。好ましくは、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウムカチオ
ンであり、ナトリウムおよびカリウムが最も好ましく、Xはハライド、ヒドロキ
シド、メチル硫酸および酢酸アニオンからなる群より選択されるアニオンである
。、更に好ましくは、Yは‐SO および‐COOである。溶解基
をもたない脱離基を有したブリーチアクチベーターは、それらの溶解を助けるた
めに、ブリーチ溶液によく分散されねばならないことに留意すべきである。好ま
しいのは下記のものである:
【化11】 上記式中Rは前記の通りであり、Yは‐SO または‐COO
あり、ここでMは前記の通りである。
【0025】 特に好ましいブリーチアクチベーターは、Rが約6〜約12の炭素原子を有
する直鎖アルキルであり、Rが約2〜約6の炭素原子を有する直鎖アルキレン
であり、RがHであり、Lが下記からなる群より選択される場合である:
【化12】 上記式中Rは前記の通りであり、Yは‐SO または‐COO
あり、Mは前記の通りである。
【0026】 好ましいブリーチアクチベーターは下記のものである:
【化13】 上記式中RはH、アルキル、アリールまたはアルカリールである。これは参考
のため本明細書に組み込まれるHodgeらのUS特許4,966,723で記載さ れている。
【0027】 好ましいブリーチアクチベーターは下記のものである:
【化14】 上記式中RはHまたは約1〜約6の炭素原子を有するアルキル基であり、R は約1〜約6の炭素原子を有するアルキル基であり、Lは前記の通りである。
【0028】 Lが一般式で定義された通りであり、RがHまたは約1〜約4の炭素原子を
有するアルキル基である、前記一般式の場合も、好ましいブリーチアクチベータ
ーである。Lが一般式で定義された通りであり、RがHである、前記一般式の
ブリーチアクチベーターは、なお一層好ましい。
【0029】 更に好ましいブリーチアクチベーターは、Rが約5〜約9、好ましくは約6〜
約8の炭素原子を有した直鎖アルキルであり、Lが下記からなる群より選択され
る、前記一般式の場合である:
【化15】 上記式中R、R、RおよびYは前記の通りである。
【0030】 特に好ましいブリーチアクチベーターは、Rが約5〜約12の炭素原子を有す
るアルキル基であり、カルボニル炭素から伸びるそれを含んだアルキル鎖の最長
直鎖部分が約6〜約10の炭素原子であり、Lが下記からなる群より選択される
、前記一般式の場合である:
【化16】 上記式中Rは約1〜約8の炭素原子を有するアルキル鎖であり、Yは‐SO または‐COOであり、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは置
換アンモニウムカチオンである。
【0031】 特に好ましいブリーチアクチベーターは、Rが約5〜約9、好ましくは約6〜
約8の炭素原子を有する直鎖アルキルであり、Lが下記からなる群より選択され
る、前記一般式の場合である:
【化17】 上記式中Rは前記の通りであり、Yは‐SO または‐COO
あり、Mは前記の通りである。
【0032】 最も好ましいブリーチアクチベーターは下記式を有している:
【化18】 上記式中Rは約5〜約9、好ましくは約6〜約8の炭素原子を有する直鎖アルキ
ルであり、Mはナトリウムまたはカリウムである。 好ましくは、本ブリーチアクチベーターはナトリウムノナノイルオキシベンゼ
ンスルホネート(NOBS)またはナトリウムベンゾイルオキシベンゼンスルホ
ネート(BOBS)である。
【0033】 本発明の漂白組成物で使用上別の特に好ましいものは、天然ゴム部分を有した
機械で使用上特に安全な、下記のブリーチアクチベ−ターである。これは、これ
らのアミド酸誘導ブリーチアクチベ−ターのペルヒドロライシス反応により油性
ジアシルペルオキシド(DAP)種を生じずに、むしろ不溶性結晶固体DAPを
形成する結果であると考えられる。これらの固体物はコーティング皮膜を形成し
ないと考えられ、そのため天然ゴム部分は長期間にわたりDAPに曝されること
がない。これらの好ましいブリーチアクチベ−ターは下記からなる群より選択さ
れるメンバーである: a)下記一般式のブリーチアクチベ−ター:
【化19】 (上記式中Rは約1〜約14の炭素原子を有するアルキル、アリールまたはア
ルカリール基であり、Rは約1〜約14の炭素原子を有するアルキレン、アリ
ーレンまたはアルカリーレン基であり、RはH、あるいは約1〜約10の炭素
原子を有するアルキル、アリールまたはアルカリール基であり、Lは脱離基であ
る)またはその混合物; b)下記一般式のベンゾオキサジンタイプブリーチアクチベ−ター:
【化20】 (上記式中RはH、アルキル、アルカリール、アリール、アリールアルキルで
あり、R、R、RおよびRはH、ハロゲン、アルキル、アルケニル、ア
リール、ヒドロキシル、アルコキシル、アミノ、アルキルアミノ、COOR
はHまたはアルキル基である)およびカルボニル官能基から選択される同一
または異なる置換基である); c)下記式のN‐アシルカプロラクタムブリーチアクチベ−ター:
【化21】 (上記式中RはH、あるいは1〜12の炭素を有するアルキル、アリール、ア
ルコキシアリールまたはアルカリール基である);および d)a)、b)およびc)の混合物
【0034】 タイプa)の好ましいブリーチアクチベ−ターは、Rが約6〜約12の炭素
原子を有するアルキル基であり、Rが約1〜約8の炭素原子を有しており、R がHまたはメチルである場合である。特に好ましいブリーチアクチベ−ターは
、Rが約7〜約10の炭素原子を有するアルキル基であり、Rが約4〜約5
の炭素原子を有している、前記一般式の場合である。 タイプb)の好ましいブリーチアクチベ−ターは、R、R、RおよびR がHであり、Rがフェニル基である場合である。 タイプc)の前記N‐アシルカプロラクタムブリーチアクチベ−ターの好まし
いアシル部分は、式R‐CO(RはH、あるいは1〜12の炭素、好まし
くは6〜12の炭素原子を有したアルキル、アリール、アルコキシアリールまた
はアルカリール基である)を有している。高度に好ましい態様において、R
フェニル、ヘプチル、オクチル、ノニル、2,4,4‐トリメチルペンチル、デ
セニルおよびそれらの混合物からなる群より選択されるメンバーである。
【0035】アミド誘導ブリーチアクチベ−ター ‐本発明で用いられるタイプa)のブリーチ アクチベ−ターは、下記一般式のアミド置換化合物またはそれらの混合物である
【化22】 上記式中R、RおよびRは前記の通りであり、Lは本質的にいずれか適切
な脱離基である。好ましいブリーチアクチベーターは、R、RおよびR
ペルオキシ酸について定義された通りであり、Lが下記からなる群およびそれら
の混合物より選択される、前記一般式の場合である:
【化23】 上記式中Rは約1〜約14の炭素原子を有するアルキル、アリールまたはアル
カリール基であり、Rは1〜約8の炭素原子を有するアルキル鎖であり、R はHまたはRであり、YはHまたは溶解基である。
【0036】 好ましい溶解基は‐SO 、‐CO 、‐SO 、‐N (RおよびO←N(R、最も好ましくは‐SO および
‐CO であり、ここでRは約1〜約4の炭素原子を有するアルキル鎖
であり、Mはブリーチアクチベーターに溶解性を付与するカチオンであり、Xは
ブリーチアクチベーターに溶解性を付与するアニオンである。好ましくは、Mは
アルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウムカチオンであり、ナトリウ
ムおよびカリウムが最も好ましく、Xはハライド、ヒドロキシド、メチル硫酸お
よび酢酸アニオンである。溶解基をもたない脱離基を有したブリーチアクチベー
ターは、それらの溶解を助けるために、ブリーチ溶液によく分散されねばならな
いことに留意すべきである。
【0037】 好ましいブリーチアクチベーターは、Lが下記からなる群より選択される前記
一般式の場合である:
【化24】 上記式中Rは前記の通りであり、Yは‐SO または‐CO
あり、ここでMは前記の通りである。
【0038】 タイプb)およびタイプc)の場合を含めた、もう1つの重要なクラスのブリー
チアクチベーターは、ペルヒドロキシドアニオンによる環状環のカルボニル炭素
への求核攻撃の結果としての開環により、本明細書で記載されたような有機過酸
を供給する。例えば、タイプc)アクチベーターにおけるこの開環反応では、過 酸化水素またはそのアニオンにより、カプロラクタム環カルボニルで攻撃を行う
。過酸化水素またはそのアニオンによるアシルカプロラクタムの攻撃は優先して
環外カルボニルで生じるため、開環の重要な部分を行うには触媒を必要とするこ
とがある。開環ブリーチアクチベーターのもう1つの例は、1990年10月3
0日付で発行されたHodgeらのUS特許4,966,723で開示されたような 、タイプb)アクチベーターでみられる。
【0039】ベンゾオキサジンタイプブリーチアクチベーター ‐Hodgeにより開示されたこの ようなアクチベーター化合物には、下記式を有するベンゾオキサジンタイプのア
クチベーターがある:
【化25】 下記タイプの置換ベンゾオキサジンもある:
【化26】 上記式中RはH、アルキル、アルカリール、アリール、アリールアルキルであ
り、R、R、RおよびRはH、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アリ
ール、ヒドロキシル、アルコキシル、アミノ、アルキルアミノ、‐COOR
はHまたはアルキル基である)およびカルボニル官能基から選択される同一
または異なる置換基である。 ベンゾオキサジンタイプの好ましいアクチベーターは下記のものである:
【化27】
【0040】 アクチベーターが用いられるとき、最良の表面漂白性能は次のような洗浄液で
得られ、このような溶液のpHはペルヒドロライシス反応を促すために約8.5
〜10.5、好ましくは9.5〜10.5である。このようなpHは緩衝剤とし
てよく知られた物質で得られるが、これは本漂白系の任意成分である。
【0041】N‐アシルカプロラクタムブリーチアクチベーター ‐本発明で用いられるタイプ
c)のN‐アシルカプロラクタムブリーチアクチベーターは下記式を有している
【化28】 上記式中RはH、あるいは1〜12の炭素を有するアルキル、アリール、アル
コキシアリールまたはアルカリール基である。R部分が少くとも約6、好まし
くは6〜約12の炭素原子を有したカプロラクタムアクチベーターは、前記のよ
うに、求核性のボディ汚れ落としを行える疎水性漂白をもたらす。Rが1〜約
6の炭素原子を有するカプロラクタムアクチベーターは、飲料のしみを漂白する
上で特に効果的な親水性漂白種をもたらす。疎水性および親水性カプロラクタム
の混合物は、典型的には1:5〜5:1、好ましくは1:1の重量比で、複合し
み抜き効果向けに本発明で使える。
【0042】 高度に好ましいN‐アシルカプロラクタムは、ベンゾイルカプロラクタム、オ
クタノイルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム、3,5,5‐トリメチ
ルヘキサノイルカプロラクタム、デカノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカ
プロラクタムおよびそれらの混合物からなる群より選択される。N‐アシルカプ
ロラクタムの製造方法は当業界で周知である。
【0043】 US特許4,545,784の開示とは逆に、ブリーチアクチベーターはペル
オキシゲン漂白化合物に吸収されないことが好ましい。他の有機洗浄成分の存在
下でそうすると、安全性の問題を生じることがある。 タイプa)、b)またはc)のブリーチアクチベーターは、漂白系または洗剤
組成物の少くとも約0.1重量%、好ましくは約0.1〜約50%、更に好まし
くは約1〜約30%、最も好ましくは約3〜約25%である。 好ましいアミド誘導およびカプロラクタムブリーチアクチベーターは、典型的
には1:5〜5:1、好ましくは約1:1範囲のアミド誘導またはカプロラクタ
ムアクチベーター:TAEDの重量比で、TAEDのようなゴム安全性、酵素安
全性の親水性アクチベーターと併用してもよい。
【0044】結合剤 本発明のブリーチアクチベーター含有押出物は1種以上の結合剤を約0.1〜
約40重量%で含んでいる。好ましくは、結合剤にはパルミチン酸、洗浄界面活
性剤、ポリエチレングリコールおよび脂肪酸があるが、それらに限定されない。
本発明の高度に好ましい態様において、実質的に円柱形状の押出物は、その押出
物の重量で、約60〜約95%のブリーチアクチベーター、約0.1〜約10%
のパルミチン酸、約0.1〜約10%の洗浄界面活性剤、約0.1〜約10%の
ポリエチレングリコールおよび約0.1〜約10%の脂肪酸を含んでいる。
【0045】 理論に拘束されたくないが、ここで記載されたような粒径を選択することによ
り、特定の押出物中における結合剤物質は個別押出物粒子の表面方向に誘引され
るかまたは移動して、使用前に熱および湿気のような環境条件へのブリーチアク
チベーターの過剰暴露を阻止していると考えられる。結果として、実質的に円柱
形状の押出物中におけるブリーチアクチベーターは分解せずに安定なままであっ
て、洗剤組成物で他の洗剤成分の大きさをよく反映した粒径ももつ。記載された
ように、粒径の整合性追加は、使用前において洗剤ボックスで製品分離を洗剤組
成物にうけにくくさせる。知られているように、製品分離は使用前に洗剤組成物
の取扱い、輸送および貯蔵中に生じる;洗剤製品ボックスの振動、震動および他
の動きは組成物を粒径の違いにより分離させてしまう。本発明の洗剤組成物では
、粒径および形状の選択によりこの問題を解決している。
【0046】 この点について、実質的に円柱形状の押出物は、約500〜約3500ミクロ
ン、更に好ましくは約700〜約3000ミクロン、最も好ましくは約900〜
約2500ミクロンの平均押出物長さを有している。好ましくは、平均押出物径
は約450〜約850ミクロン、更に好ましくは約500〜約800ミクロン、
最も好ましくは約550〜約750ミクロンである。平均押出物径は様々な手法
で測定でき、そのうち1つでは顕微鏡を用いて押出物の代表サンプルを測定して、
計算により平均を求める。平均径は、押出しダイ孔径から同様にまたは外挿によ
り求めることができる。
【0047】 ブリーチアクチベーター押出物の選択された比較的小さな粒径および円柱形状
が、洗濯水溶液へのアクチベーターのより確かなデリバリーをもたらしている。
換言すると、洗浄液にデリバリーされるブリーチアクチベーターの目標レベルに
ついてのバラツキは、前記された実質的に円柱形状の押出物を用いた結果として
予想外に減少する。偶然にも、これにより、洗濯された布帛に衛生処理効果をも
たらしうるより確かなレベルで、洗剤組成物がブリーチアクチベーターをデリバ
リーするようになる。ほとんどの行政機関は、衛生処理広告を合法的に公共で行
えるには、ブリーチアクチベーターまたは他の衛生処理剤の目標レベルについて
バラツキがほとんどないことを要求している。そのため、本発明は、公共広告に
適合した、布帛を衛生処理するために適した便利な方法も提供する。好ましくは
、その布帛に存在する微生物の数は少くとも約50%減少し、更に好ましくは少
くとも約90%減少し、最も好ましくは少くとも約99.9%減少する。この衛
生処理法は、本発明による消毒、抗菌、殺菌、殺臭気発生菌法と互換的に用いられ
る。
【0048】 加えて、洗剤組成物中における特定のブリーチアクチベーターおよびペルオキ
シゲン漂白組成物は、好ましくは特定の過酸化水素対ブリーチアクチベーターモ
ル比で存在する。このような組成物は極めて有効で効率的なテクスタイル表面漂
白を行うことで、テクスタイルからしみおよび/または汚れを除去する。このよ
うな組成物は、テクスタイルから黒ずんだ汚れを除去する上で特に有効である。
黒ずんだ汚れとは、何回もの使用および洗浄サイクル後にテクスタイルに蓄積し
て、灰色がかった白色テクスタイルをもたらすような汚れである。これらの汚れ
は、粒状で油性の物質のブレンドになりやすい。このタイプの汚れの除去は“黒
ずみ布帛クリーンアップ”と時々称される。本発明のブリーチ含有洗剤組成物は
様々なブリーチ溶液温度にわたりこのような漂白をもたらす。このような漂白は
、溶液温度が少くとも約5℃であるブリーチ溶液で得られる。ブリーチアクチベ
ーターなしでは、このようなペルオキシゲンブリーチは約60℃以下の温度で無
効および/または非有用となる。
【0049】 カルボニル炭素から伸びるそれを含んだ最長の直鎖アルキルに約2〜約5の炭
素原子のみを有した同様のブリーチアクチベーターで得られる場合と同レベルの
表面漂白性能をもたらす上で、本発明に属するブリーチアクチベーターはモルベ
ースでかなり低レベルで済む。理論に拘束されることなく、本発明に属するブリ
ーチアクチベーターは界面活性を示すことから、このような効力が得られると考
えられる。これは次のように説明できる。通常漂白メカニズム、特に表面漂白メ カニズムは完全には理解されていない。しかしながら、ブリーチアクチベーター
は、ペルオキシゲンブリーチにより生じる過酸化水素から発生するペルヒドロキ
シドアニオンによる求核攻撃をうけて、過カルボン酸を形成する、と通常考えら
れている。この反応はペルヒドロライシスと通常称されている。次いでその過カ
ルボン酸はそのアニオンと反応性ダイマーを形成して、活性漂白成分と考えられ
る一重項酸素を発生する。一重項酸素は、表面漂白を行うために、テクスタイル
表面でまたはその近くで発生されねばならない、と理論づけられる。そうでなけ
れば、一重項酸素は漂白を行うものの、テクスタイル表面ではなくなる。このよ
うな漂白は溶液漂白、即ちブリーチ溶液で汚れの漂白として知られている。
【0050】 一重項酸素がテクスタイル表面でもっと効率的に発生されることを確実にする
ためには、過カルボン酸のカルボニル炭素から伸びるそれを含んだ最長の直鎖ア
ルキルは約6〜約10の炭素原子を有していることが必須である。このような過
カルボン酸は界面活性であるため、テクスタイル表面に集まりやすい。このよう
なアルキル鎖にそれより少ない炭素原子を有した過カルボン酸は、同様のレドッ
クス電位を有していながら、テクスタイル表面に集まる能力を有していない。し
たがって、本発明に属しない、このようなアルキル鎖に少ない炭素原子を有した
類似ブリーチアクチベーターと同レベルの表面漂白性能をもたらす上で、このよ
うなブリーチアクチベーターはモルベースでかなり低レベルで済むことから、本
発明に属するブリーチアクチベーターは極めて効率的である。
【0051】 最良の表面漂白性能は、溶液のpHが約8.5〜10.5、好ましくは9〜1
0である漂白溶液で得られる。このようなpHは、表面漂白性能を最良にするだ
けでなく、漂白溶液に望ましくない臭気をもたせないためにも、9以上であるこ
とが好ましい。漂白溶液のpHが9より下がると、漂白溶液は望ましくない臭気
を有することが観察された。このようなpHは緩衝剤として通常知られる物質で
得られるが、これは本漂白組成物の任意成分である。
【0052】補助洗剤成分 好ましくは、酵素、汚れ放出剤、分散剤、蛍光増白剤、起泡抑制剤、布帛柔軟剤
、酵素安定剤、香料、色素、フィラー、転染阻止剤およびそれらの混合物からな
る群より選択される補助洗剤成分が本発明の組成物に含有される。
【0053】 以下が本洗剤組成物で有用な洗剤界面活性剤の代表例である。存在するとき、
洗浄界面活性剤は、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、双極性、両性界面活
性剤およびそれらの混合物からなる群より選択される洗浄界面活性剤を、少くと
も約0.01重量%、好ましくは約0.1〜約60%、更に好ましくは約0.1
〜約30%で含んでいる。高級脂肪酸の水溶性塩、即ち“石鹸”が、本組成物で
有用なアニオン性界面活性剤である。これには、約8〜約24の炭素原子、好ま
しくは約12〜約18の炭素原子を有する高級脂肪酸のアルカリ金属石鹸、例え
ばナトリウム、カリウム、アンモニウムおよびアルキロールアンモニウム塩があ
る。石鹸は、油脂の直接ケン化によるか、または遊離脂肪酸の中和により作るこ
とができる。ココナツ油および獣脂に由来する脂肪酸の混合物のナトリウムおよ
びカリウム塩、即ちナトリウムまたはカリウム獣脂およびココナツ石鹸が特に有
用である。
【0054】 ここで使用に適した追加アニオン性界面活性剤には、炭素原子約10〜約20
の直鎖アルキル基とスルホン酸または硫酸エステル基とを分子構造中に有する有
機硫酸反応産物の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属、アンモニウムおよびアル
キロールアンモニウム塩もある(“アルキル”という用語には、アシル基のアル
キル部分も含まれる)。このグループの合成界面活性剤の例は、ナトリウムおよ
びカリウムアルキルサルフェート、特に獣脂またはココナツ油のグリセリドを還
元することにより作られるような高級アルコール(C‐C18炭素原子)を硫酸
化して得られるもの;アルキル基が直鎖で約9〜約15の炭素原子を有するナト
リウムおよびカリウムアルキルベンゼンスルホネート、例えばUS特許2,22
0,099および2,477,383で記載されたタイプのものである。アルキ
ル基における炭素原子の平均数が約11〜13である、C11-13LASと略記さ れる、直線状直鎖アルキルベンゼンスルホネートが特に有用である。
【0055】 ここで使用に適した他のアニオン性界面活性剤は、ナトリウムアルキルグリセ
リルエーテルスルホネート、特に獣脂およびココナツ油に由来する高級アルコー
ルのエーテル;ナトリウムココナツ油脂肪酸モノグリセリドスルホネートおよび
サルフェート;アルキル基が約8〜約12の炭素原子を有する、分子当たりエチ
レンオキシドのナトリウムまたはカリウム;1分子当たり約1〜約10単位のエ
チレンオキシドを有して、アルキル基が約10〜約20の炭素原子を有する、ア
ルキルエチレンオキシドエーテルサルフェートのナトリウムまたはカリウム塩で
ある。
【0056】 加えて、適切なアニオン性界面活性剤には、脂肪酸基に約6〜20の炭素原子
とエステル基に約1〜10の炭素原子を有するα‐スルホン化脂肪酸のエステル
の水溶性塩;アシル基に約2〜9の炭素原子とアルカン部分に約9〜約23の炭
素原子を有する2‐アシルオキシアルカン‐1‐スルホン酸の水溶性塩;アルキ
ル基に約10〜20の炭素原子と約1〜30モルのエチレンオキシドを有するア
ルキルエーテルサルフェート;約12〜20の炭素原子を有するオレフィンおよ
びパラフィンスルホネートの水溶性塩;およびアルキル基に約1〜3の炭素原子
とアルカン部分に約8〜20の炭素原子を有するβ‐アルキルオキシアルカンス
ルホネートがある。
【0057】 洗剤組成物にとり好ましい必須アニオン性界面活性剤は、C10-18直鎖アルキ ルベンゼンスルホネートおよびC10-18アルキルサルフェートである。所望であ れば、低水分(水約25%未満)アルキルサルフェートペーストが界面活性剤ペ
ーストで唯一の成分であってもよい。最も好ましいものは、直鎖または分岐で、
一級、二級または三級のC10-18アルキルサルフェートである。本発明の好まし い態様では、界面活性剤ペーストが約2:1〜1:2の重量比でナトリウムC10 -13 直鎖アルキルベンゼンスルホネートおよびナトリウムC12-16アルキルサルフ
ェートの混合物約20〜約40%を含んでいる。
【0058】 水溶性ノニオン性界面活性剤も本発明で有用である。このようなノニオン性物
質には、アルキレンオキシド基(性質上親水性)と、性質上脂肪族またはアルキ
ル芳香族である有機疎水性化合物との縮合により得られる化合物がある。いずれ
か特定の疎水基と縮合されるポリオキシアルキレン基の鎖長は、親水性および疎
水性要素間で望ましいバランス度を有する水溶性化合物を得られるように、容易
に調整することができる。
【0059】 適切なノニオン性界面活性剤には、アルキルフェノールのポリエチレンオキシ
ド縮合物、例えば直鎖または分岐鎖配置で炭素原子約6〜15のアルキル基を有
するアルキルフェノールと、アルキルフェノール1モル当たり約3〜12モルの
エチレンオキシドとの縮合産物がある。直鎖または分岐鎖配置で8〜22の炭素
原子を有する脂肪族アルコールと、アルコール1モル当たり3〜12モルのエチ
レンオキシドとの水溶性および水分散性縮合産物もある。
【0060】 ここで使用に適したノニオン系の追加グループは、炭素原子約10〜18の1
つのアルキル部分と、炭素原子約1〜約3のアルキルおよびヒドロキシアルキル
部分の群から選択される2部分とを有する水溶性アミンオキシド;炭素原子約1
0〜18の1つのアルキル部分と、炭素原子約1〜3のアルキル基およびヒドロ
キシアルキル基からなる群より選択される2部分とを有する水溶性ホスフィンオ
キシド;および炭素原子約10〜18の1つのアルキル部分と、炭素原子約1〜
3のアルキルおよびヒドロキシアルキル部分からなる群より選択される部分とを
有する水溶性スルホキシドを含めた、半極性ノニオン性界面活性剤である。
【0061】 好ましいノニオン性界面活性剤は式R(OCOHのものであり、
ここでRはC10‐C16アルキル基またはC‐C12アルキルフェニル基
であり、nは3〜約80である。特に好ましいものは、C12‐C15アルコー
ルとアルコール1モル当たり約5〜約20モルのエチレンオキシドとの縮合産物
、例えばアルコール1モル当たり約6.5モルのエチレンオキシドと縮合された
12‐C13アルコールである。
【0062】 追加の適切なノニオン性界面活性剤にはポリヒドロキシ脂肪酸アミドがある。
例はN‐メチル N‐1‐デオキシグルシチルココアミドおよびN‐メチル N
‐1‐デオキシグルシチルオレアミドである。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製
造方法は公知であり、WilsonのUS特許2,965,576およびSchwartzのU
S特許2,703,798でみられ、その開示は参考のため本明細書に組み込ま
れる。
【0063】 両性界面活性剤には、脂肪族部分が直鎖または分岐鎖であって、脂肪族置換基
の1つが約8〜18の炭素原子を有し、少くとも1つの脂肪族置換基がアニオン
性の水溶性基を有している、ヘテロ環式二級および三級アミンの脂肪族誘導体が
ある。
【0064】 双極性界面活性剤には、脂肪族置換基の1つが約8〜18の炭素原子を有して
いる、脂肪族四級アンモニウム、ホスホニウムおよびスルホニウム化合物の誘導
体がある。
【0065】 カチオン性界面活性剤も本発明で含有させることができる。カチオン性界面活
性剤には、そのカチオンに1以上の有機疎水基と、通常酸基に伴う四級窒素とで
特徴づけられる様々な化合物がある。五価窒素環化合物も四級窒素化合物とみな
される。適切なアニオンはハライド、メチル硫酸およびヒドロキシドである。三
級アミンは、約8.5未満の洗浄液pH値でカチオン性界面活性剤と似た特徴を
有することがある。ここで有用なこれらおよび他のカチオン性界面活性剤の更に
詳細な開示は、参考のため本明細書に組み込まれる、1980年10月14日付
で発行されたCambreのUS特許4,228,044でみられる。
【0066】 カチオン性界面活性剤は、布帛柔軟および/または静電気防止効果を発揮させ
るために、洗剤組成物でよく用いられる。柔軟効果をやや発揮するここで好まし
い静電気防止剤は、1976年2月3日付で発行されたBaskerville,Jr.らのU S特許3,936,537で記載された四級アンモニウム塩であり、その開示は
参考のため本明細書に組み込まれる。
【0067】 洗浄界面活性剤に加えて、少くとも1種の適切な補助洗剤成分、例えばビルダ
ーが洗剤組成物中に好ましくは含有される。例えば、ビルダーは、アルミノシリ
ケート、結晶積層シリケート、MAPゼオライト、シトレート、非晶質シリケー ト、ポリカルボキシレート、炭酸ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群よ
り選択できる。他の適切な補助ビルダーは以下で記載されている。
【0068】 好ましいビルダーには、アルミノシリケートイオン交換物質および炭酸ナトリ
ウムがある。洗剤ビルダーとしてここで用いられるアルミノシリケートイオン交
換物質は、好ましくは、高いカルシウムイオン交換容量および高い交換率の双方
を有している。理論に拘束されることなく、このような高いカルシウムイオン交
換率および容量は、アルミノシリケートイオン交換物質が生産される方法に基づ
いた、いくつかの相関ファクターの関数であると考えられる。それについては、
ここで用いられるアルミノシリケートイオン交換物質はCorkillらのUS特許4 ,605,509(Procter & Gamble)に従い生産されることが好ましく、その
開示は参考のため本明細書に組み込まれる。
【0069】 好ましくは、アルミノシリケートイオン交換物質は“ナトリウム”形であって
、その理由はカリウムおよび水素形の本アルミノシリケートがナトリウム形によ
り供されるほど高い交換率および容量を示さないからである。加えて、アルミノ
シリケートイオン交換物質は、ここで記載されたようなパリパリした洗剤凝集物
の生産を容易にしうるように、過剰乾燥された形であることが好ましい。ここで
用いられるアルミノシリケートイオン交換物質は、洗剤ビルダーとしてそれらの
有効性を最良にするような粒径を有していることが好ましい。ここで用いられる
“粒径”という用語は、慣用的な分析技術、例えば顕微鏡測定および走査型電子
顕微鏡(SEM)で測定されるような、所定アルミノシリケートイオン交換物質
の平均粒径を表す。アルミノシリケートの好ましい粒径は約0.1〜約10ミク
ロン、更に好ましくは約0.5〜約9ミクロンである。最も好ましくは、粒径は
約1〜約8ミクロンである。
【0070】 好ましくは、アルミノシリケートイオン交換物質は下記式を有している: Na〔(AlO(SiO〕xHO 上記式中zおよびyは少くとも6の整数であり、z対yのモル比は約1〜約5で
あり、xは約10〜約264である。更に好ましくは、アルミノシリケートは下
記式を有している: Na12〔(AlO12(SiO12〕xHO 上記式中xは約20〜約30、好ましくは約27である。これらの好ましいアル
ミノシリケートは、例えばゼオライトA、ゼオライトBおよびゼオライトXとい
う名称で市販されている。一方、ここで使用に適した天然または合成アルミノシ
リケートイオン交換物質はKrummelらのUS特許3,985,669で記載され たように作ってもよく、その開示は参考のため本明細書に組み込まれる。
【0071】 ここで用いられるアルミノシリケートは、無水ベースで計算して、少くとも約
200mg相当のCaCO硬度/g、好ましくは約300〜352mg相当の
CaCO硬度/gの範囲内にあるイオン交換容量で更に特徴づけられる。加え
て、本アルミノシリケートイオン交換物質は、少くとも約2グレーン(grain)C a++/ガロン/min/‐g/ガロン、更に好ましくは約2〜約6グレーンCa++ /ガロン/min/‐g/ガロンの範囲内にあるカルシウムイオン交換率で更に特 徴づけられる。
【0072】 本発明をもっと良く理解してもらうために下記例が参考にされるが、これは例
示のためだけであり、請求の範囲に限定されるわけではない。 例1 次の成分をLittleford FMバッチミキサーに加える:81%のナトリウムノ ナノイルオキシベンゼンスルホネート(“NOBS”)、6%のパルミチン酸、
3%のナトリウム直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、6%のポリエ
チレングリコール(MW=4000)、2%のC脂肪酸および3%の微粉(3
〜5ミクロン)アルミノシリケート(ゼオライトA)。その混合物を混和して、
ラボ押出機(Fuji Paudel Co.Ltd.,Dome Granulator,DG-L1)に供給して、350 ミクロン、500ミクロン、700ミクロンおよび890ミクロンの直径を各々
有するダイから押出す。4種の異なる直径の実質的に円柱形状の押出物の各々を
平均長さ2000ミクロンにそろえる。 下記例では、本発明の高流動性ブリーチアクチベーター含有押出物の使用につ
いて示している。表I 重量% 成 分 2 3 4 5 C12-16直鎖アルキルベンゼンスルホネート 11.0 11.0 11.0 11.
0 C14-15アルキルサルフェート/C14-15アルキル 10.4 10.4 10.4 1
0.4 エトキシサルフェート Neodol 23-6.5 2.2 2.2 2.2 2.2 ポリアクリレート(MW=4500) 3.0 3.0 3.0 3.0 ポリエチレングリコール(MW=4000) 1.2 1.2 1.2 1.2 硫酸ナトリウム 10.5 10.5 10.5 10.5 アルミノシリケート 26.6 26.6 26.6 26.6 炭酸ナトリウム 21.0 21.0 21.0 21.0 プロテアーゼ酵素 0.4 0.4 0.4 0.4 過ホウ酸ナトリウム一水和物 2.6 2.6 2.6 2.6 リパーゼ酵素 0.2 0.2 0.2 0.2 セルラーゼ酵素 0.1 0.1 0.1 0.1 NOBS押出物(500ミクロン径) 6.0 ‐ ‐ ‐ NOBS押出物(700ミクロン径) ‐ 6.0 ‐ ‐ NOBS押出物(350ミクロン径) ‐ ‐ ‐ 6.0 NOBS押出物(890ミクロン径) ‐ ‐ 6.0 ‐ 自由水 2.0 2.0 2.0 2.0 その他(結合水、香料など) 2.8 2.8 2.8 2.8 100.0 100.0 100.0 100.0
1.Shell Oil Companyから市販されているC12-13アルキルエトキシレート(E
O=6.5) 本発明を詳細に記載してきたが、様々な変更が本発明の範囲から逸脱せずに行
えて、本発明が明細書で記載されたものに限定されないことは、当業者にとり明
らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ジョセフ、アダム、パウレイ、ザ、サード アメリカ合衆国オハイオ州、ラブランド、 ウェストワード、ドライブ、6395 (72)発明者 スティーブン、マシュウ、ガブリエル アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ハンターズ、クリーク、ドライブ、9432 (72)発明者 ドナルド、レイ、ブラウン アメリカ合衆国オハイオ州、ミドルタウ ン、メイプル、クリーク、ドライブ、7045 (72)発明者 ジェームズ、バート、ロイストン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 エラン、レイン、4330 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB19 AB27 AB31 AC08 BA09 DA01 EA12 EA15 EA16 EA24 EA25 EA27 EA28 EB07 EB09 EB17 EB20 EB22 EB30 EB36 EB41 EC02 EC03 ED02 EE05 FA16 FA41 FA43 FA44

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)下記式を有するブリーチアクチベーター60〜95重量%: 【化1】 (上記式中Rは5〜18の炭素原子を有するアルキル基であって、カルボニル炭
    素から伸びるそれを含んだ最長の直鎖アルキルは6〜10の炭素原子を有してい
    る;Lは脱離基である;その共役酸は6〜13の範囲のpKaを有している); b)0.1〜40重量%の1種以上の結合剤物質;および c)0.5重量%以上の流動性エンハンサー からなる、高流動性を有したブリーチアクチベーター押出物であって、 500〜3500ミクロンの平均押出物長さおよび450〜850ミクロンの
    平均押出物径を有して、実質的に円柱形状をとっている、ブリーチアクチベータ
    ー押出物。
  2. 【請求項2】 平均押出物長さが700〜3000ミクロンであり、平均押出物径が500〜
    800ミクロンである、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 平均押出物長さが900〜2500ミクロンであり、平均押出物径が550〜
    750ミクロンである、請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 Rが5〜9を有する直鎖アルキルであり、Lが下記からなる群より選択され: 【化2】 上記式中Rは2〜6の炭素原子を有する直鎖アルキルであり、Rは1〜8の
    炭素原子を有するアルキル鎖であり、Yは‐SO または‐CO であって、ここでMはアルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウムカチ
    オンである、請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ブリーチアクチベーターが下記式を有し: 【化3】 上記式中Rは5〜9を有する直鎖アルキルであり、Mはナトリウムまたはカリウ
    ムである、請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ブリーチアクチベーターがナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート
    、ナトリウムベンゾイルオキシベンゼンスルホネートおよびそれらの混合物であ
    る、請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 押出物が、アルミノシリケート、シリカ、結晶積層シリケートMAPゼオライ
    ト、シトレート、非晶質シリケート、炭酸ナトリウム、タルク、コーンスターチ およびそれらの混合物からなる群より選択される流動性エンハンサー0.5〜1
    0重量%で被覆されている、請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 a)水溶液中で過酸化水素を発生しうるペルオキシゲン漂白化合物少くとも0
    .1重量%; b)i)下記式を有するブリーチアクチベーター60〜95重量%: 【化4】 (上記式中Rは5〜18の炭素原子を有するアルキル基であって、カルボニル炭
    素から伸びるそれを含んだ最長の直鎖アルキルは6〜10の炭素原子を有してい
    る;Lは脱離基である;その共役酸は6〜13の範囲のpKaを有している); ii)0.1〜40重量%の1種以上の結合剤物質;および iii)0.5〜10重量%の流動性エンハンサー からなるブリーチ含有押出物 (上記のブリーチアクチベーター押出物は500〜3500ミクロンの平均押出
    物長さおよび450〜850ミクロンの平均押出物径を有した実質的に円柱形状
    の押出物の形態をとるが、但し上記の押出物は、ペルオキシゲン漂白化合物に対
    するブリーチアクチベーターの比率が1より大きくなるように、十分なアクチベ
    ーターを含有している);および c)残部のキャリアおよび他の補助成分(その補助洗剤成分は酵素、汚れ放出
    剤、分散剤、蛍光増白剤、起泡抑制剤、布帛柔軟剤、酵素安定剤、香料、色素、フ
    ィラー、転染阻止剤およびそれらの混合物からなる群より選択される) からなる洗剤またはブリーチ組成物。
  9. 【請求項9】 押出物が、パルミチン酸、洗浄界面活性剤、ポリエチレングリコール、C
    肪酸、ポリアクリレートおよびそれらの混合物からなる群より選択される結合剤
    物質を含んでいる、請求項1に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性、双極性界面活性剤およびそれら
    の混合物からなる群より選択される洗浄界面活性剤0.01〜60重量%を更に
    含有している、請求項13に記載の組成物。
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