JP2002506716A - 固体−液体分離装置に対する、特に、汚水の生物学的浄化にもとづく改良 - Google Patents

固体−液体分離装置に対する、特に、汚水の生物学的浄化にもとづく改良

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JP2002506716A JP2000536461A JP2000536461A JP2002506716A JP 2002506716 A JP2002506716 A JP 2002506716A JP 2000536461 A JP2000536461 A JP 2000536461A JP 2000536461 A JP2000536461 A JP 2000536461A JP 2002506716 A JP2002506716 A JP 2002506716A
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Abstract

(57)【要約】 布地又は膜濾過材上に、濾過による固体/液体懸濁液の分離、特に生物学的又は物理的−化学的浄化溶液のスラッジの分離装置。 【解決手段】 布地又は膜濾過材上に、濾過による固体/液体懸濁液の分離、特に生物学的又は物理的−化学的浄化溶液のスラッジの分離装置に係り、該装置は処理されるべき懸濁液に浸された少なくとも一枚のプレート(14)からなり、該プレートは垂直に対して傾斜し、一ないし複数の区画からなる空洞を有するプレート形状に形成され、その下面(16)は濾過媒体(14)で覆われ、その上面は固体面からなり、前記空洞を有するプレートの内容積は処理された水を集めるマニフォールド又はダクト(20)に接続されており、さらに気体吹き付け手段を有し、これらは、前記吹き付け手段によって放出された気泡が濾過媒体に沿って流れ去るように前記プレート(14)より下方に設けられていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、膜あるいは布地を素材とした濾過によって遂行される固体−液体分
離装置に関する。特に、本発明は、濾過装置の改良に関し、特には物理的−化学
的あるいは生物学的浄化作用の結果として生じるスラッジの懸濁液(活性化され
たスラッジ、混合溶液)の処理を意図している。特に、生物学的手段による汚水
の浄化に適用される。
【0002】 汚水の生物学的浄化は、特定のシステムで浄化するバクテリアの培養に依存す
る事が知られている。最も一般的に使用されているシステムは、活性化されたス
ラッジ、即ち、通常、混合溶液と呼ばれる処理水の懸濁液中のバクテリアの培養
である。混合培養と呼ばれる新システムは、このスラッジを使用し、スラッジを
懸濁媒体物質に混合するものである。
【0003】 これらのシステムの有効性と信頼性は、この活性化されたスラッジと処理され
た水との分離に依存し、この分離が浄化を構成している。今日では、浄化は、ほ
とんど全ての場合において、沈積(settling)によって遂行されるが、特定のケ
ースにおいては濾過作用により遂行される。
【0004】 これらの2つの公知の浄化技術の重要な特徴は、下記の通りである: 第2の沈積タンクすなわち浄化槽は、簡単な沈積によって、処理された水から
混合溶液を分離するように設計されたプラントである。汚水処理場でこれらの浄
化槽を使用するには、2つの大きな制約がある。第一に、生物学的処理槽(basi
n)中のスラッジの濃度は、大容量プラントから採取した混合溶液1リットル当 たり乾燥物質6グラムが限界とされている。
【0005】 第2に、窒化処理が行われる場合、プラント内でのスラッジの浮揚を防ぎ、そ
の結果として、処理された水中への浮遊物の洩れを防ぐために、排出水(efflue
nt)を脱硝する必要がある。 さらに、殆どの現存する処理場は、スラッジの沈積能力を減じるという多くの
問題に直面している。特に、膨張や発泡、pHすなわち塩度の変化、および有毒
生成物を発生する糸状バクテリアの増殖であり、これらは往々にして沈積作用を
大きく乱す。 要するに、浄化槽の不調はよくあることであり、往々にして次処理工程あるい
は自然環境への重大な漏れを生じる。この信頼性の欠如は、それ故、最近の排出
基準に適合しない。
【0006】 濾過浄化法において、濾過は、限外濾過膜(ほぼ0.001 〜0.1 μmの孔径を有
する)あるいは微細濾過膜(ほぼ0.05〜5μmの孔径を有する)によって遂行さ
れる。これらの分離プロセスは、生物学的スラッジ濾過の領域で行われ、MBR
(膜バイオリアクター)という名称で一般に知られている。これらの全てのシス
テムにおいて、膜の表面に付着する付着物の量を制限し、流速および/又は可能
な濾過期間が増すように、エネルギーが加えられる。
【0007】 MBRの第1のタイプは、分離するために生物学的処理槽の外側に位置する膜
の使用によって特徴付けられ、それによって膜の表面に多量の有効エネルギーを
加えることができる。この場合、スラッジは、膜への付着が制限されるように、
フィルターを通って高速で膜に接して流される。移送圧力(TMP:膜透過圧)
は0.5×10〜5×10Paである。この方法で、膜1m当りほぼ50〜200 l/h の濾過量(filtration output)が得られる。濾過量は、膜が詰まる前のほぼ1 〜2週間維持され、その後化学的に再生される。
【0008】 これらのMBRの主な制約は、スラッジをしてフィルターを通過させることに
よって生じるエネルギー消費である。必要とされる高い流速は、実際、処理され
た水1m当りほぼ1〜5kWhの電力消費を必要とする。この理由のため、こ
れらのMBRの適用範囲は、小容量のプラント及び特に高汚染水に限定される。
【0009】 MBRの第2のタイプは、スラッジの濾過が生物学的処理槽内に位置する膜で
行なわれるという事実によって特徴付けられる。この場合、フィルターは生物学
的処理槽内にじかに浸され、濾過されるスラッジ内での酸素供給および/又は攪
拌によって乱れが生じる。処理された水は、重力で下に集めるか、膜を通して吸
引ポンプで集められ、通常、0.1×10〜10Paの移送圧力で移送される。 膜の表面に加えられるエネルギーレベルは、上記したMBRの第1タイプのケ
ースよりも低くなり、エネルギー消費は減少する。しかしながら、濾過量は膜1
当りほぼ 5〜50 l/h 以下である。それゆえ、このように少ない濾過量は、
特に大容量プラントにとって、流出水が高度に濃縮されていないときは、大きな
濾過面積を必要とし、そのコストは極めて不利となる。
【0010】 さらに、低いエネルギー消費で、様々に高い濾過量が得られる他の濾過プロセ
スがあるが、これらの公知のプロセスは、濃縮された生物学的懸濁液の濾過には
不適切であることが分かっている。これらのプロセスは、実際に分離を行う予め
形成された予備層(prelayer)(珪藻土懸濁物の添加、等)で覆われた、粗孔を
有する媒体(カートリッジフイルター等)によって濾過が行われる前面−濾過プ
ロセスを含み、そのようなシステムは、「濾過/除去/予備層の形成」サイクル
によって、不連続な方法で行われる。その濾過期間は、予備層表面への物質の付
着及びこの層内への微細粒子の移動による移送圧力の大きな増加によって特徴付
けられる。
【0011】 この圧力は、目の粗い濾過媒体の表面に沈積層を形成する。圧力がほぼ10 〜10Paの臨界値に達すると、その圧力によって密着された「予備層+捕捉され
た粒子」結合は、逆流する水あるいは空気を用いての強力な洗浄操作によって取
り除かれる。残念ながら、これらのプロセスは、これらの粒子が通常密に圧縮さ
れるので、生物学的懸濁液の濾過に適用するのは困難である。懸濁液は濃縮され
ると、濾過媒体の表面に粒子による沈積層の急速成長によって、水圧抵抗の劇的
な増大をもたらし、次いで濾過の中止をもたらす。
【0012】 結論として、MBR濾過技術は、低容量のプラントに対し、伝統的な沈積を基
礎とした浄化プロセスに代わる、満足できる技術からなっている;他方、それら
の建設および/又はランニングコストは、前記伝統的なプロセスのコストよりも
高いものとなっている。一日当たり数千m以上の大容量に対して、今日未だに
満足できるような結果は得られていない。本発明は、特にこの問題を解決する手
段の提供を目的としている。
【0013】 従って、本発明の主題は、布地又は膜濾過材上に、濾過による固体/液体懸濁
液の分離、特に生物学的又は物理的−化学的浄化溶液のスラッジの分離装置に係
り、該装置は処理されるべき懸濁液に浸された少なくとも一枚のプレートからな
り、該プレートは垂直に対して傾斜し、空洞を有するプレート形状に形成され、
一ないし複数の区画を有し、その下面は濾過媒体で覆われ、その上面は固体面か
らなり、前記空洞を有するプレートの内容積は処理された水を集めるマニフォー
ルド又はダクトに接続されており、さらに気体吹き付け手段を有し、これらは、
該吹き付け手段によって放出された気泡が濾過媒体に沿って流れ去るように、前
記プレートより下方に設けられていることを特徴としている。
【0014】 本発明の一態様によれば、分離装置は、一ないし複数の区画を持った空洞を有
する複数のプレートからなり、前記プレートは、望ましくは互いに平行に配列さ
れている。それらは互いに等距離にあり、この間隔を変えることができる。 本発明によれば、処理された水は、前記一ないし複数のプレートの頂部又は側
部か、後者の底から前記マニフォールド又は前記ダクトによって取り出され、後
者の操作方法は、どのような堆積物の蓄積も防止されるか、少なくとも制限され
る。
【0015】 この分離装置の好ましい態様によれば、前記一ないし複数のプレートは垂直に
対してほぼ 5〜60°傾斜している。複数のプレートを備えている図示した態様に
おいては、プレート同士の間隔はほぼ 0.5〜20 cm が好ましい。 本発明によれば、濾過媒体には、 0.2〜100 μmの孔径を有する膜又は布地材
料から作られたきめの粗い媒体が好ましい。
【0016】 本発明によれば、気体―吹き付け手段は、濾過膜の下に気体拡散器を配列した
形で形成される。これらの拡散器は、その装置を支持している生物学的処理槽又
はタンクの底部に配置され、それらのオリフィスは、前記一ないし複数の濾過プ
レートの下に、あるいは前記タンクの下方部に突き出している。
【0017】 本発明の他の態様によれば、気体―吹き付け手段は、前記一ないし複数のプレ
ート内に組み込まれ、これらの手段は各プレートの下方部に伸びている分離され
た部屋形式で作られ、給水管によって気体が供給され、前記各部屋は、気泡が各
プレートの濾過媒体に沿って流れ去るように設けられた少なくとも一つの放出口
を備えている。
【0018】 本発明によれば、気体は、空気、酸素、オゾンガス又は不活性ガスであり、そ
の流量はプレート幅の単位長さ当たり、ほぼ 0.05 〜10m/hが好ましい。 本発明によれば、気体は一定の又は可変流量で、連続的に、不連続的に、定期
的に、あるいは不定期的に注入される。 本発明のさらなる特徴と利点は、態様を描写した2枚の添付図を参考にして、
上述から明らかになり、これらはいかなる制限も受けるものではない。図におい
て、図1は、本発明による装置の第1の態様を採用している分離プラントを示す
概略縦断面図である。図2は、図1に類似した、本発明の第2の態様を描写して
いる概略図である。
【0019】 上記説明から理解されるように、本発明は、布地又は膜材料上に低圧(10〜10 Pa、好ましくはほぼ10Pa)で濾過を行うことにある。濾過圧力は、今日、使
用されている数値よりも少ないことに気付かれるであろう。 本発明が基礎としている原理は、濾過媒体の表面に、移送圧力が低く留まるよ
うに、十分に厚さの薄い材料層の維持を可能ならしめる水圧条件を作り出すこと
にある。
【0020】 かくして、上記したように、また以下に詳細に述べるように、これらの水圧条
件は、濾過媒体の層に気体を吹き付けるという手段によって与えられる。 次に、図1を参照して説明する。図1は、本発明の主題をなしている濾過装置
の第1の態様を示している。このなんら制限を受けない図示例において、この装
置は複数のプレートから構成されている。
【0021】 この濾過装置は、符号10によってその全体が示されており、符号18から入れら
れた処理されるべき懸濁液の入っているタンク12の中に浸されている。この装置
10は、符号14のように、一ないしそれ以上の区画を有し、複数の空洞を有するプ
レートからなり、これらのプレートは、好ましくは垂直に対して 5〜10°の角度
で傾斜するようにタンク12の中に設置されている。
【0022】 このなんら制限を受けない図示例において、プレート14は、特定の間隔、例え
ば、ほぼ0.5 〜20 cm の間隔で互いに平行に設置されている。この図示例では、
各プレート14は等距離にある。これは単に一例であり、プレート間の間隔は変え
ることができる。処理された水は、プレート14を通って濾過された後、この図示
例では、タンク12の上部に設けられたダクト20によって集められ、その後、処理
された水は、排出オリフィス22から排出される。もちろん、本発明の範囲内にお
いて、処理された水は、濾過モジュールのどの点においても、すなわち、各プレ
ート14から、例えば,プレート14の浸透捕集室の底から回収してもよく、その結
果、どのような堆積物の蓄積も防止されるか、少なくとも制限される。
【0023】 変形例として、処理された水は、ダクトを用いて、特には上記一ないし複数の
プレートの側部から回収される。 濃縮されたスラッジは、排出オリフィス28を経てタンク12から排出される。 0.2 〜100 μmの孔径を有する膜又は布地材から造られた媒体形状に造られた
濾過媒体は、各プレート14の下面16に設置されている。
【0024】 本発明によれば、気体吹き付け手段は、図に示された態様をなんら制限するこ
となく、タンク12の底、プレート14の下に設けられ、これらの吹き付け手段によ
って発生した気泡は、濾過媒体に沿って、すなわち、各プレートの下面16に沿っ
て流れ去る。本発明によれば、このように注入された気体は、プレート幅の単位
長さ当たり、約0.05〜10 m/hの流量であり、恐らく気体は、連続的に、不連 続的に、定期的にあるいはランダムに、一定又は変えることのできる流量で注入
される。
【0025】 プレート14は、3つのパラメーターによって特徴付けられる−それらの幅、高
さおよび厚さ。プレートの単位長さ当たりの注入気体量は、プレートの幅に対し
て設定される。この流量は、前記プレートの高さあるいは厚さに無関係であり、
例えば、高さ0.5 〜3mのプレートに対して同じであることを意味している。 図1に示した態様において、この気体吹き付け作用を生じさせる手段は、符号
24で示すように、複数の拡散器を配列した形式とし、タンク12の底、濾過モジュ
ール14の下に配置され、これらには、パイプ26を経て加圧された気体が供給され
ている。
【0026】 図2に示した態様は、各傾斜したプレート14の下面16に、気体を吹き付ける手
段を設けたデザインのものを除いて、図1を参照して上述したものと同一である
。この変形例において、拡散器は、符号14で示すようなプレートの中に組み込ま
れている。これらの拡散器は、それ故、符号30で示すような分離された部屋の形
式で、空洞を有するプレート14の底に形成され、これらの空洞には、パイプ26を
経て気体が供給され、気泡は、符号30で示すような各室に設けられた符号32で示
す少なくとも一つの開口部から放出され、その結果、気泡は各プレートの下面16
に設けられた濾過媒体に沿って流れ去る。 本発明において、吹き付け気体は、空気、酸素、オゾン化されたガス(これに
よって、分離プラント12内での曝気処理を可能とする)あるいは不活性ガス(こ
れによって、タンク12内での無酸素処理を可能とする)である。
【0027】 本発明によるこの分離装置の上記の態様は、上述したように、垂直に置く場合
を除いて、プレート14と類似したプレートを使用する場合は、気泡と濾過媒体と
の間の接触を保証するために、前記濾過媒体への堆積を制御する必要があり、そ
れによってはより低い性能となり、以下のことが必要となることが強調されるべ
きである。 −多くの気体を注入すること。 −偏った流れが形成されないように、液流の水圧に対する精密な調整を行うこ
と;このケースにおいては、曝気領域がすぐ詰まるものを形成するという危険性
がある。そのような作業はそのプロセスを異質なものとし、その結果、その性能
上の大きな減少を生じる。 −その区画から濾過されるべき液体の主要部に向かって、濾過再循環流の形成
を防止するプレートの高さを制限して、前記再循環流を、より密度の低い泡の層
と、脱ガスされたより密度の高い液体、すなわち濾液との間の密度差によって生
じさせる。
【0028】 本発明による濾過プレートの傾斜した配置は、気泡と濾過媒体との間の効率的
な接触を保証し、気体の流速、形成された気泡のサイズおよびプレートの傾斜角
度を変えることによって(連続して又は次々と)、下記の独立した調整を可能と
する。 −濾過媒体上に堆積された物質層の再堆積速度の調整。 −この層の厚さ、これによる濾過量および詰まり速度の調整。 もちろん、本発明は、上記態様および/又は上述になんら制限されないことを
銘記すべきである。それどころか、それに代え得る全ての態様を包含している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の第1の態様を採用している分離プラントを示す
概略縦断面図である。
【図2】 図1に類似した、本発明の第2の態様を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
10. 濾過装置 12. タンク 14. プレート 16. 下面 18. 流入口 20. ダクト 22. 排出オリフィス 24. 拡散器 26. パイプ 28. 排出オリフィス 30. 区画室 32. 開口部(放出口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 3/12 B01D 29/38 540 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 デュヴァル,キャセリーヌ フランス国、エフ−91100 コルベーイユ エッソーンヌ、リュ ド パリ 54 (72)発明者 ル バール,フランク フランス国、エフ−78380 ブージヴァル、 シュマーン ド ラ クール デュ ムー ラン 7 Fターム(参考) 4D006 GA06 GA07 HA41 HA93 JA02A JA31A JA34A KA01 KA12 KB21 KC02 KC03 KC14 KD30 MA03 MA22 MB02 PA02 PB08 PC64 4D028 AA01 BA00 BC03 BC12 BC17 BC24 BC26 BD07 CA09

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布地又は膜濾過材上に、濾過による固体/液体懸濁液の分離、
    特に生物学的又は物理的−化学的浄化溶液のスラッジの分離装置に係り、該装置
    は処理されるべき懸濁液に浸された少なくとも一枚のプレート(14)からなり、該
    プレートは垂直に対して傾斜し、空洞を有するプレート形状に形成され、一ない
    しそれ以上の区画を有し、その下面(16)は濾過媒体(14)で覆われ、その上面は固
    体面からなり、前記空洞を有するプレートの内容積は処理された水を集めるマニ
    フォールド又はダクト(20)に接続されており、さらに気体吹き付け手段を有し、
    これらは、前記吹き付け手段によって放出された気泡が濾過媒体に沿って流れ去
    るように前記プレート(14)より下方に設けられていることを特徴としている。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の分離装置に係り、該装置は、一ないし複数の
    区画を持った空洞を有する複数のプレート(14)からなることを特徴としている。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の分離装置に係り、前記プレート(14)が互いに
    平行に配列されていることを特徴としている。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3のいずれかに記載の装置に係り、前記プレート
    (14)が互いに等距離にあることを特徴としている。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3のいずれかに記載の装置に係り、前記プレート
    (14)が互いの間隔を変えることができることを特徴としている。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれか一つに記載の装置に係り、前記プ
    レート(14)がほぼ 0.5〜20 cmの間隔で配列されていることを特徴としている。
  7. 【請求項7】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、前記処理
    された水が、前記一ないし複数のプレート(14)の頂部又は側部でマニフォールド
    (20)によって回収されることを特徴としている。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれか一つに記載の装置に係り、前記処
    理された水が、前記一ないし複数のプレート(14)の底部からマニフォールド(20)
    によって回収されることを特徴としている。
  9. 【請求項9】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、前記一な
    いし複数のプレート(14)が、垂直に対して 5〜60°傾斜していることを特徴とし
    ている。
  10. 【請求項10】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、濾過媒
    体が、ほぼ 0.2〜100 μmの孔径を有する膜又は布地材料からなるきめの粗い媒
    体であることを特徴としている。
  11. 【請求項11】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、気体―
    吹き付け手段は、拡散器(24)を配列した形で形成され、該拡散器は、前記一ない
    し複数のプレート(14)の下に、特に、装置を支持しているタンク(12)の底に配置
    され、それらのオリフィスが一ないし複数の濾過プレート(14)の下、あるいは前
    記タンクの下部から突出していることを特徴としている。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし10のいずれか一つに記載の装置に係り、気
    体ー吹き付け手段は、前記一ないし複数のプレート(14)内に組み込まれ、各プレ
    ート(14)の下方部に伸びている分離された部屋(30)の形式で作られ、給水管(26)
    を経て気体が供給され、前記各部屋(30)は少なくとも一つの気体の放出口を備え
    、該放出口(32)は、プレート(14)又は各プレートの濾過媒体に沿って気泡が流れ
    去るような位置に設けられていることを特徴としている。
  13. 【請求項13】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、濾過媒
    体に吹き付ける気体が、空気、酸素又はイオン化ガスであることを特徴としてい
    る。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし12のいずれか一つに記載の装置に係り、濾
    過媒体に吹き付ける気体が、不活性ガスであることを特徴としている。
  15. 【請求項15】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、吹き付
    ける気体の流量が、プレート(14)幅の単位長さ当たり、ほぼ0.05〜10m/hであ
    ることを特徴としている。
  16. 【請求項16】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、吹き付
    ける気体が、一定又は可変な流量で不連続的に、定期的に又はランダムに注入さ
    れることを特徴としている。
  17. 【請求項17】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、吹き付
    ける気体が、連続的に注入されることを特徴としている。
  18. 【請求項18】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、該装置
    が10〜10Paの圧力で操作されることを特徴としている。
  19. 【請求項19】 前述した請求項のいずれか一つに記載の装置に係り、該装置
    がほぼ10Paの圧力で操作されることを特徴としている。
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