JP2002506186A - ブッシング - Google Patents

ブッシング

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JP2002506186A
JP2002506186A JP2000535073A JP2000535073A JP2002506186A JP 2002506186 A JP2002506186 A JP 2002506186A JP 2000535073 A JP2000535073 A JP 2000535073A JP 2000535073 A JP2000535073 A JP 2000535073A JP 2002506186 A JP2002506186 A JP 2002506186A
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bushing
sealing collar
cable
rubber
electrically conductive
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JP2000535073A
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ジョーンズ アルフレッド ビール
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ビール エンジニアリング ビー.ブイ.
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
    • F16L5/02Sealing
    • F16L5/10Sealing by using sealing rings or sleeves only
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/22Installations of cables or lines through walls, floors or ceilings, e.g. into buildings

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  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insulators (AREA)
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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ブッシングは弾性材料から作られた密封カラーを具備し、前記密封カラーを壁の開口部に密閉状態で嵌め込むことができ、又前記ブッシングはケーブルを密閉状態で通すために、少なくとも一本の貫通した通路を具備し、前記密封カラーは電気伝導性を有し、しかも前記ブッシングが作動された状態で前記ケーブルの電気伝導ケーブル遮蔽物と接触することを特徴とする、少なくとも一本の前記ケーブルを、前記壁又はその種の他のものにおける前記開口部に通し、同時に防電磁過電圧及び/又は干渉の機能を提供するブッシング。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、少なくとも一本のケーブルを、壁又はその種の他のものにおける開
口部に通し、同時に防電磁過電圧及び/又は干渉の機能を提供するブッシングに
関する。
【0002】 オランダ特許出願NL173.226からこの種のブッシングが知られている
。この種の既知ブッシングは、一つの電気伝導壁ブッシングと、その電気伝導壁
ブッシングの中に組み込まれた一つの過電圧防止の保護回路とを具備し、その保
護回路は、外側に接続している各供給及びリターンケーブル芯に対して、少なく
とも二つの伝導部品を有し、又前記ケーブル芯を端子接点に終端させる。前記壁
ブッシングに接続している十字仕切りは前記部品を二つの部分に分割し、その中
に、前記保護回路中のすべての部品と前記供給及びリターンケーブル芯の前記端
子接点とは、電気的な絶縁回路ボードに配置される。前記回路ボードは、組立て
式挿入ユニットとして前記壁ブッシングのキャビティに嵌め込まれ、更に前記十
字仕切りと共に固定される。
【0003】 前記既知ブッシングの一つの欠点は耐化学性、耐火性、気密性及び水密性を持
たないことである。前記既知ブッシングの他の欠点はその構造が複雑で、しかも
高価であるという事実である。更に、この種の既知ブッシングは、前記ブッシン
グの固定された状態で、前記保護回路を点検する可能性を提供することがほとん
どない。
【0004】 本発明の目的は、防電磁過電圧及び/又は干渉の機能を具備し、ブッシングの
構造が簡単でかつ安価、耐化学性、耐火性、気密性及び水密性を持ち、しかもブ
ッシングの保護装置がブッシングの固定された状態で安易に点検されるブッシン
グを提供することにある。
【0005】 上記の概論で言及したこの種のブッシングは、弾性材料から作られた密封カラ
ー(間隔を保つために用いる円筒形の金具のことをカラーと言う)を具備するこ
とを特徴とする本発明によるものである。前記ブッシングは前記密封カラーを壁
の開口部に密閉状態で嵌め込むことができ、又、前記ケーブルを密閉状態で通す
ために、少なくとも一本の貫通した通路(チャンネル)を具備する。前記密封カ
ラーは電気伝導性を有し、しかも前記ブッシングの作動された状態で前記ケーブ
ルの電気伝導ケーブル遮蔽物と接触する。この構成に使用されている電気伝導密
封カラーという用語は、前記密封カラーの材料がとにかく実質上に電気伝導性を
有し、特に前記密封材料(好ましくはゴムのような弾性材料)の中に添加剤が添
加されることを意味すると理解される。よって、電気伝導性は化学的な手段によ
って実現される。一般に高感度な部品が制御及び記録の目的で使用されている電
気設備又は機械は、様様な外部電磁場及びパルスに起因した干渉に、非常に敏感
である。例えば、前記外部電磁場及びパルスは、レーダ設備、雷雨、核爆発、そ
して電気/電子装置によって発生されるものである。実際には、ファラデーケー
ジとして機能する鋼製の構造物は、このような干渉を最小にするために、電子装
置用の指定された空間の周囲にしばしば配置される。それにもかかわらず、この
ような遮蔽された空間に導かれた電気ケーブルには、望ましくない電磁場及びパ
ルスを前記電子装置に伝導する機会がまだ存在する。一般に、前記伝導は当該前
記ブッシュ入りケーブルの前記電気伝導性遮蔽物(ブライディング(組物))を
通して生じるだろう。本発明によれば、前記望ましくない外部電磁場及びパルス
は、前記電気伝導密封カラーを通して、ブッシュ入りケーブルの前記電気伝導性
遮蔽物に沿って、地表までに流れるだろう。従って、電子装置における前記干渉
の発生が簡単な方法で防がれる。更に、本ブッシングはケーブルを船の鋼製甲板
又は隔壁に通すのにも、十分に適していることが明白である。
【0006】 本発明の構成の中に使用されている用語“ケーブル”は、電気伝導性コンジッ
ト、チューブ、パイプ又はその種の他のもの、例えば、金属製のチューブ又はコ
ンジットを含むと理解されることに注意を払うべきである。前記密封カラーはブ
ッシングの作動された状態で前記ケーブルと電気伝導状態で接触する。
【0007】 本発明によるブッシングの一実施例において、前記密封カラーは、前記ブッシ
ングの作動された状態で前記ケーブルの前記電気伝導性遮蔽物と、少なくとも部
分的に接触する。これによって、前記密封カラーを前記電気伝導性遮蔽物の周囲
に安易に、しかもしっかりと嵌め込むことが可能になる。
【0008】 本発明によるブッシングのその他の実施例において、前記密封カラーは、(塊
状)ゴムから作られ、煤(“カーボンブラック”)の形で炭素粒子が前記ゴムに
添加される。好ましくは、前記ゴムは特に中の窪んだ皿の形を有する前記炭素粒
子を含むEPDMゴムであり、好ましくは、前記炭素粒子は“ケットジェンブラ
ック”EC300J又は600JDTMタイプのものである。商標名“ケットジ
ェンブラック”として知られているこのタイプの煤は、従来タイプの煤と比較す
れば、唯一無二な形態を有することが分かり、それによって、このタイプの煤は
本電気伝導応用にかけがえなく適していることができた。EPDMという文字は
エチレン/プロピレン/ジエン/単量体を表す。
【0009】 本発明によるブッシングのその他の実施例において、前記密封カラーは、円形
の内部又は外部リブを具備し、前記外部リブは前記壁の前記開口部の内径より大
きい直径を有し、そして、前記内部リブの内径は前記ケーブルの外径と実質上に
同じである。従って、信頼性のある密封が、一方では前記密封カラーと前記壁の
前記開口部との間に、又は他方では前記密封カラーと前記ケーブルとの間に、実
現された。
【0010】 本発明によるブッシングのその他の実施例において、挿入方向に見える前記の
こぎり状の外部リブの後部フランクは放射状方向に沿って広がり、そして、前記
のこぎり状の外部リブの前記表面に広がったトップの前記放射状エリアにおいて
、二つ一組になる前記内部リブを具備する。好ましくは、軸の縦方向に見える前
記内部リブは台形の形状を有する。従って、最適な密封効果が実現され、その中
で、前記のこぎり状のリブが、前記壁の前記開口部に対し、僅かに圧縮される。
【0011】 本発明によるブッシングのその他の実施例において、前記密封カラーは、たっ
た一つの部品から構成される。
【0012】 本発明によるブッシングのその他の実施例において、前記密封カラーは二つの
シェル部品を具備し、そして、前記シェル部品の隣接する境界面は実質上に軸方
向に沿って広がる。それによって、前記ブッシングの作動された状態で、圧力が
前記軸の境界面の上に生じられ、従って、信頼性のある密封が前記二つの境界面
の間に実現される。
【0013】 更に、本発明は本発明によるブッシングを製造する方法に関する。ここで、前
記密封カラーは、加硫処理の手段で中の窪んだ皿の形を有する炭素粒子を前記ゴ
ムに混合して得られた電気伝導性ゴムから作られたものである。前記ゴムは特に
EPDMゴムであり、好ましくは、前記炭素粒子は“ケットジェンブラック”E
C300J又は600JDTMタイプのものである。
【0014】 本発明は、本発明の好ましい実施例の図面に入れられた図を参照しながら、以
下により詳細に説明されるだろう。
【0015】 図1は開口部を有する壁を表し、ケーブル2は前記壁を通って導かれる。前記
壁の前記開口部と前記ケーブルとの間の密封は、本発明による密封カラーを用い
て、以下のように施される。二つの半分のもの3及び4から構成されて硬質弾性
ゴム材料から作られたカラー5は、図1における点線で表されたように、ケーブ
ル2の周囲に配置され、その後、前記壁1と前記ケーブル2との間の前記開口部
に、矢印pに指示された方向に沿って挿入される。前記カラーの前記半分のもの
は、右角のある三角形状の断面を有するねじ山7と、前記半分のものの内側にあ
る台形のねじ山とから構成される。前記カラー5は、例えば、フランジ9の前部
の周辺の何箇所かを軽く打つことにより、前記開口部6に打ち込まれる。それに
よって、前記ねじ山7が前記壁1に圧縮され、その結果として、前記ねじ山7の
反対側にあるそれぞれのねじ山8は、それらの直径を減らそうとして、前記ケー
ブル2の外側に密着状態で力強く押圧する。このように前記ゴムの中に生じられ
た圧縮力も、前記境界面10と11、12と13を互いに密着状態で押圧する。
生じられた前記圧力のお陰で、前記密封は気密状態になり、前記ゴムの締め付け
る行為の結果として、前記気密状態が正しい位置に保たれたままでいられる。前
記カラー及び前記壁/前記ケーブルの前記接触面は、前記ブッシングの前記嵌め
込みがより有効的に行われるために、水又は他の適当な潤滑剤で湿らせることが
できる。
【0016】 図1に表されたように、前記密封カラー5は前記ケーブル2の前記電気伝導性
ケーブル遮蔽物21(ブライディング(組物))と接触する。この目的を達成す
るために、前記ケーブル2の金属遮蔽物及び電気絶縁遮蔽物が取り除かなければ
ならない。密封カラー5は、中の窪んだ皿の形を有する前記“ケットジェンブラ
ック”EC300J又は600JDTMタイプの炭素粒子を加硫処理の手段でゴ
ムに混合して得られたゴムから作られたため、電気伝導性を有する。その結果と
して、前記望ましくない外部電磁場及びパルスは、前記電気伝導密封カラー5を
通して、前記ブッシュ入りケーブルの前記電気伝導性遮蔽物に沿って、地表まで
に流れる。
【0017】 図3は、前記“ブライディング(組物)”21と、前記電気絶縁遮蔽物22と
、前記金属遮蔽物23とを具備する前記ケーブル2の斜視図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2における線I−Iに沿っての概略的な正面図であり、本発明による本ブッシ
ングの密封カラーを用いて、ケーブルを壁の開口部に密封状態で通すことを表す
【図2】 図1における線II−IIに沿っての図である。
【図3】 図1に表された前記ケーブルを表す一部切欠き斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月8日(2000.3.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AL,AM,A T,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA ,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,I D,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZW

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブッシングは弾性材料から作られた密封カラーを具備し、前記密封カラーを壁
    の開口部に密閉状態で嵌め込むことができ、又前記ブッシングはケーブルを密閉
    状態で通すために、少なくとも一本の貫通した通路を具備し、前記密封カラーは
    電気伝導性を有し、しかも前記ブッシングの作動された状態で前記ケーブルの電
    気伝導ケーブル遮蔽物と接触することを特徴とする、少なくとも一本の前記ケー
    ブルを、前記壁又はその種の他のものにおける前記開口部に通し、同時に防電磁
    過電圧及び/又は干渉の機能を提供するブッシング。
  2. 【請求項2】 前記密封カラーは、前記ブッシングの作動された状態で、前記ケーブルの前記
    電気伝導性遮蔽物と、少なくとも部分的に接触するものである請求項1に記載の
    ブッシング。
  3. 【請求項3】 前記密封カラーは、(塊状)ゴムから作られ、煤(“カーボンブラック”)の
    形で炭素粒子がそのゴムに添加されるものである請求項1又は2に記載のブッシ
    ング。
  4. 【請求項4】 前記炭素粒子は中の窪んだ皿の形を有するものである請求項3に記載のブッシ
    ング。
  5. 【請求項5】 前記炭素粒子は“ケットジェンブラック”EC300J又は600JDTM
    イプのものである請求項3又は4に記載のブッシング。
  6. 【請求項6】 前記ゴムはEPDMゴムである請求項3、4又は5のいずれかに記載のブッシ
    ング。
  7. 【請求項7】 前記密封カラーは、円形の内部及び外部リブを具備し、前記外部リブは前記壁
    の前記開口部の内径より大きい直径を有し、そして、前記内部リブの内径は前記
    ケーブルの外径と実質上に同じであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載のブッシング。
  8. 【請求項8】 挿入方向に見える前記のこぎり状の外部リブの後部フランクは放射状方向に沿
    って広がり、そして、前記のこぎり状の外部リブの前記表面に広がったトップの
    前記放射状エリアにおいて、二つ一組になる前記内部リブを具備するものである
    請求項1乃至7のいずれかに記載のブッシング。
  9. 【請求項9】 好ましくは、軸の縦方向に見える前記内部リブは台形の形状を有するものであ
    る請求項8に記載のブッシング。
  10. 【請求項10】 前記密封カラーは、たった一つの部品から構成されるものである請求項1乃至
    9のいずれかに記載のブッシング。
  11. 【請求項11】 前記密封カラーは二つのシェル部品を具備し、そして、そのシェル部品の隣接
    する境界面は実質上に軸方向に沿って広がるものである請求項1乃至9のいずれ
    かに記載のブッシング。
  12. 【請求項12】 前記密封カラーは、加硫処理の手段で中の窪んだ皿の形を有する炭素粒子を前
    記ゴムに混合して得られた電気伝導性ゴムから作られたものである請求項1乃至
    11のいずれかに記載のブッシングを製造する方法。
  13. 【請求項13】 前記ゴムは特にEPDMゴムである請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記炭素粒子は“ケットジェンブラック”EC300J又は600JDTM
    イプのものである請求項12又は13に記載の方法。
JP2000535073A 1998-03-06 1999-02-17 ブッシング Pending JP2002506186A (ja)

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