JP2002505820A - セル式ネットワークにおける方法およびシステム - Google Patents

セル式ネットワークにおける方法およびシステム

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Abstract

(57)【要約】 セル式移動無線システムにおいて、同一チャネル基地局に、ほかの同一チャネル無線局の同期信号または時間基準である時間基準信号が設けられる。各同一チャネル無線基地局(708712)には、少なくとも目的の信号における既知のシーケンスと干渉信号における既知のシーケンスが受信時に妨害的に重複することを防止する特定の値で同一チャネル無線基地局間で異なる無線基地局固有の時間ずれ(720、722)が設けられる。各同一チャネル無線基地局において、時間基準信号および無線基地局固有ずれを用いて同一チャネル無線基地局から移動無線局まで下り方向にバーストを送信するタイミングを図る。各無線基地局は、時間基準信号を受信し、時間ずれを保存し、下り方向(720)へバーストを送るタイミングの時間基準信号と時間ずれを使用する機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 セル式ネットワークにおける方法およびシステム 技術分野 本発明の第一および第二の側面は、複数の無線基地局および移動無線局を有す るセル式移動無線システムにおいてセル間の干渉を解消するための方法およびシ ステムに関するものである。より詳しくは、無線基地局は伝送単位として群に組 織されたバーストを使用し、各群は時間分割多元接続TDMA方式に用いるよう なフレームを成し、各バーストは既知のデータビットシーケンスを含むものであ る。2つ以上の無線基地局が同一周波数を採用する同一チャネル無線基地局であ ることが必要である。本発明の第三の側面は、上述するようなセル式移動無線シ ステムにおいて使用するための無線基地局に関する。 関連技術の説明 セル(または無線送信機)間の相互関係を増加させるために情報(例えばタイ ムスロットフレーム、訓練シーケンス)を送信する時点を同期化することを教示 する文献は多く発表されている。これは、例えば同時伝送システムやマクロダイ バシティを提供するシステムに該当する。以下に、より詳細に説明する米国特許 第5,206,855号および第5,4972,507号には、近隣のセル/局 が同時に同一周波数で送信することを避けるために、タイムスロットの伝送を計 画するシステムについて記載されている。 米国特許第5,206,855号は複数の周波数を使用するシステムにおける メッセージの伝送を開示する。メッセージは、あるセルからのメッセージが他の セルからの送信と同時に送信されないように、順次に送信される。 米国特許第5,4972,507号は、移動電話通信システムにおいて基地局 と利用者ユニットとの間でデータを送信するための方法に関するものである。セ ル内の全利用者ユニットは問い合わせ信号を送信する基地局によって問い合わせ を受ける。利用者ユニットは、各ユニットがメッセージの干渉を避けるために固 有の遅延をもって、短いメッセージを送信する。 米国特許第5,4973,612号は、無線通信システムにおいてデータパケ ットの誤検出のおそれを低下させるための方法を開示する。そこに記載された発 明は、異なる局からのパケットが異なる遅延を有する事実に基づくものである。 特定の局からの受信があると、その局の遅延時間に対応するタイムウィンドウ内 で同期シーケンスを検索する。 国際特許出願公開公報第WO95/35,601は、4つの異なる周波数およ び指向性アンテナを用いて近隣のセルからの干渉を最小化する方法を開示する。 国際特許出願公開公報第WO95/17,048は、移動ユニットの位置によ ってチャネルを割り当て、境界エリアに位置する移動ユニットが低出力で送信す るように出力を制御することで同一チャネル干渉を低減させる無線電話システム を開示する。 国際特許出願公開公報第WO94/30,024は、CDMAシステムにおい て2つの基地局を同期させる方法を記載する。同期化の目的は、いわゆるマクロ ダイバシティを得るためである。 さらに、技術をより一般的な観点で扱った文献には、米国特許第4,642, 806号、欧州特許出願公開第EP208,021、独国特許出願公開第DE2 9,43,115号、国際特許出願公開公報第WO95/08,901号、米国 特許第5,124,698号および米国特許第5,509,016号等がある。 発明の背景 以下、いわゆるGSMシステムにおける複数の側面をまず取り扱う。これらの 側面のうち、以下では簡単に述べるにとどまり、詳細な説明は省略しているので 、Michel MOULYおよびMarie-Bernadette PAUTETによる"The GSM System for Mob ile Communications,A comprehensive overview of the European Digital Cel lular Systems",International Standard Book No.2-9507190-0-7を参照され たい。 都市などの高トラヒック区域において、セルシステムの容量は周波数の再使用 による自発の干渉によって制限される。Cをキャリアレベルとし、Iを干渉レベ ルとした場合、C/Iと表現できる相対干渉比は、呼間で大きく変動することが ある。Cは基地局に対する移動局の位置やその間の障害物の数によって変化し、 Iは近隣のセルにおいて他のセルで周波数が使用されているか、また、干渉源へ の距離やそのレベルにもよって変化する。 無線パスにおけるGSM通信の基本概念は、伝送単位であるバーストが例えば 約150の変調ビットの列からなることである。GSMバーストは8つづつの群 に組織され、この群をTDMAフレーム(TDMA=時間分割多元接続)と呼ぶ。 バーストは有限の存続時間を持ち、無線スペクトルの有限の部分を占有する。時 間および周波数のウィンドウ、つまりスロットで送信される。正確に言えば、ス ロットの中央周波数はシステム周波数帯(FDMA側面)に200kHz毎に配 置され、時間的には0.577ms毎、より正確には15/26ms毎(TDM A側面)に繰り返す。異なるキャリア周波数に関するすべてのスロット時間限度 は特定のセルにおいて同時である。 タイムスロットの時間間隔内に、伝送の振幅が初期値の0から公称値まで上昇 する。信号の位相はビットのパケットを送信するように変調される。その後、振 幅は0に到達するまで低下する。 バーストの信号位相を変調するために使用されるビットのパケットは、情報の 可変部のほかに訓練シーケンスと、両端に「0」ビットを含む。訓練シーケンス は、受信機には知られている26ビットのシーケンスである。この訓練シーケン スの送信の結果得られる信号は、受信機が受信タイムスロット内の有用な信号の 位置を非常に正確に求めることと、伝送の際に生じた歪みについて推定すること を可能とする。これらの情報は、良い復調効率を得るために一番重要である。 GSMにおいて、このような訓練シーケンスは複数定義されている。つまり、 8つの異なる訓練シーケンスが特定されている。 訓練シーケンスを用いる目的の1つは等価化を行うためである。 望ましい信号と干渉信号と2つの信号がほぼ同時に受信機に到着する場合、そ の訓練シーケンスは同一であり、従来の受信機では受信信号から各々の付与部分 を識別することはできない。2つの訓練シーケンスが異なり、相関関係が可能な 限り小さい場合に、状況が最も明瞭である。そのため、互いに干渉し易いほど近 隣するセル内で同一の周波数を使用するチャネルには異なる訓練シーケンスを割 り当てる。 8つの訓練シーケンスは、復調方法を簡単にするため、それらの自己相関関数 が特定の形状を有するものが選択された。 発明の概要 GSM移動電話網を設計する際の1つの課題として、通常は、周波数プランニ ング、すなわち周波数再使用の間の距離と、容量およびカバレージの要件を満た すためにいかにして異なる周波数を配置するかという課題がある。プランニング を制限するパラメータとして、もっとも近い同一チャネル干渉源への距離、すな わち同一の周波数セットを採用するセルへの距離がある。 周波数再使用方式は、基本的にその周波数再使用率K=g/nによって定義さ れる。このパラメータは、ネットワーク内の空周波数の分布を表わす。より詳し くは、gはすべてのキャリア周波数を含むセルのクラスタ内の場所の数を示し、 nはクラスタに属するセクタの数を表わす。 今日、目的の信号の同一チャネル干渉に対する感受性を低減させ、それによっ て再使用距離を縮小するための新しい方法が研究され、実用されている。このよ うな方法には、GSM規定に記載されている低速周波数ホッピング(SFH)、間 欠送信(DTX)、電力制御(PC)等がある。ほかにも、スマートアンテナや分 散アンテナ等、GSM対応の方法は数々提案されている。方法の改良により、K =1/1やK=1/3ほどの周波数再使用率の実現も期待できる。 しかし、訓練シーケンスの数が限られているため、新しい問題が生じる。同一 の訓練シーケンスを使用する同一チャネル干渉でもっとも近いものは、受信ユニ ット、すなわち基地局または移動局の視界の中に入ってしまう。以下、同一の訓 練シーケンスを使用する同一チャネル干渉は「同一シーケンス干渉」と称する。 問題は、同一シーケンス干渉する基地局がTDMAフレームのタイミングを有 するとき、同一シーケンス干渉源の訓練シーケンスが目的の送信機の訓練シーケ ンスと重複する場合に起きる。 さらに、訓練シーケンスが異なる同一チャネルセルにおいても、望ましくない 相互相関現象によって現れる可能性がある。 そのため、本発明の目的は、ディジタルセル式移動無線システム、特にTDM Aタイミング再分割を含む場合のCDMA方式をも含めてTDMA方式のものに おける不適当な相関現象による同一シーケンス干渉および同一チャネル干渉に対 抗するための方法および装置を提供することである。 まずここで述べる第一および第二の側面によれば、少なくとも目的の信号の既 知のシーケンスと干渉信号の既知のシーケンスが受信時に妨害的に重複すること を防止するよう同一チャネル無線基地局間で異なる特定の時間基準信号および無 線基地局固有の時間ずれを少なくとも2つの同一チャネル無線基地局に与えるこ とでその目的を達成する。各同一チャネル無線基地局において、時間基準信号と 無線基地局固有の時間ずれが、同一チャネル無線基地局から移動無線局への下り 方向にバーストを送信するタイミングに使用される。 第三の側面によれば、上述した種類のシステムにおいて、時間基準信号を受信 するための手段、無線基地局固有の時間ずれを保存するための手段および時間基 準信号および無線基地局固有の時間ずれを使用して同一チャネル無線基地局から 移動無線局へバーストを下り方向に送信するためのタイミングを図るための手段 を含む無線基地局によって目的を達成する。 本発明によって得られる効果として、時間ずれによって受信機が、望ましい視 線信号とともに、受信機に等価器が使用されていれば反射信号も受信し、特定の 値を超える時間ずれを有する同一チャネル信号を拒絶することができる。 さらなる効果として、妨害が低減される。これは、より良い品質を得るため、 すなわちキャリア/干渉比C/Iを改善するために、または取り扱えるトラヒッ クの容量をより多くするために利用することができる。 図面の簡単な説明 次に、図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。 図1は、セル式GSMネットワークの部分構造において、ビームパターンがセ ル内で使用されら訓練シーケンスに最適化されているため、同一シーケンス干渉 が存在する場合にアンテナ配列のビームパターンがいかにして形成されるかを示 す概略図である。 図2は、図1に示すようなネットワーク構造において同一の受信ユニットで受 信される場合、同一シーケンス干渉信号が目的の信号成分と認識されてしまう可 能性があることを示す3つのバーストを示す概略図である。 図3は、良い自己相関を提供するために配列された訓練シーケンスの構造を示 す概略図である。 図4は、重要なパラメータを説明するために、2つの同一干渉セルの幾何学的 構造を示す概略図である。 図5および6は、同一チャネル干渉と同一シーケンス干渉との差異を示すため のMRCアルゴリズムおよびIRCアルゴリズムのシミュレーションを示す曲線 図である。 図7は、相関の同一チャネルおよび同一シーケンス干渉を低減させる手段を示 す本発明の実施形態を示すものである。 図8は、図7に示したパラメータ影響を示し、臨界同一シーケンス干渉を避け るパラメータ値を求めるためのツールの役割を果すグラフ図である。 図9は、いずれのセルにおいても全周波数が再使用され、異なるセルからの信 号を識別するために使用される8つの異なる訓練シーケンスを利用するセル式ネ ットワーク構造を示す概略図である。 図10は、図9による構造に含まれる1つの訓練シーケンスレイヤの幾何学的 構造を示すものである。 図11は、セル式ネットーワークのセルにおいて、同一シーケンス干渉の発生 源となり得るものとそのパラメータへセルをリンクさせた表である。 図12は、図11の表に示したセル間の関係、特に1つのセルと同一シーケン スセルである複数のほかのセルとの関係を示したグラフである。 図13は、1つの同一シーケンスセルが時間的にずらした場合の図12に示し たセルのタイミング関係を示した、図12と同様のグラフである。 図14は、セル式ネットワークのセル間で生じる可能性のある同一シーケンス および相互相関干渉領域の例を示す表である。 図15は、出力が高過ぎる場合に相関問題を起こす可能性のあるセルを示すセ ル式ネットワーク構造を示すものである。 図16は、望ましくない相関作用、すなわち同一シーケンスまたは相互相関作 用を有するセルのみを示す、図15に示したものに類似したセル式ネットワーク 構造を示すものである。 図17は、本発明によるセル式移動無線システムに使用するための無線基地局 を示す概略ブロック図である。 実施形態の詳細な説明 図1には、セル式TDMAネットワークにおいてネットワーク内の2つのセル 間、すなわち同一周波数と同一訓練シーケンスを使用する2つのセルに強い同一 シーケンス干渉が存在する場合のアンテナ配列のビームパターンを示す。 より詳しくは、図1は5つのセル102、104、106、108および11 0を有するGSMネットワークの部分的構造を示し、セル102と110の間に はセル104、106および108が挟在している。セル102と110の基地 局は112と114で示す。セル102と110は同一の訓練シーケンスと同一 の周波数を使用する。そのため、以下に説明するとおり、基地局112と114 の間で干渉が起きる可能性がある。セル104、106および108の基地局は 、セル102と110のセルに対しても、互いにも異なる訓練シーケンスを有す る。 セル102内に位置する移動局116がネットワーク宛にバーストを送り、こ れが基地局112によって受信されると、移動局116に対して細長いビームパ ターン118が形成される。同時に、同一シーケンス干渉するセル110内に位 置するほかの移動局1に0もネットワーク宛にバーストを送り、これは基地局1 14によって受信され、ビームパターン122が形成される。 しかし、移動局120のバーストも基地局112によって受信され、それが利 用者116からのバーストと認識される。よって、基地局112は同一シーケン ス干渉を目的の信号成分として誤認し、移動局120からの干渉信号を増幅する 。これはビームパターン124で示す。 図2は、同一シーケンス干渉信号が、例えば図1の基地局112等、同一の受 信ユニットによって受信されると目的の信号成分と見なされる可能性がある状況 を示す。より詳細には、3つの受信バースト200、202および204を示す 。 バースト200および202は、例えば図1を参照して上述するように、それ ぞれ移動局116と120から到着した目的の信号と同一シーケンス干渉信号と 認識すべきものである。バースト204はほかの同一シーケンス干渉信号であり 、さらなる説明のために図2に取り入れる。3つの信号は、図示しない時間軸に 沿って部分的に重複する。 従来どおり、各バーストは訓練シーケンスを間に挟んだ2つの情報パケットを 有する。従がって、バースト200の情報パケットおよび訓練シーケンスは20 6、208および210で示す。図に示すように、バースト202と204も同 様な構造を有する。 一方ではバースト200と他方ではバースト202および204との部分的重 複によって、バースト200の訓練シーケンス210とバースト202および2 04の各訓練シーケンスとの間にずれが生じる。目的のバースト200の訓練シ ーケンス210と同一シーケンス干渉バースト202の訓練シーケンスとのずれ はΔt202で示す。訓練シーケンス210と同一シーケンス干渉バースト204 の訓練シーケンスとのずれはΔt204で示す。図2には、訓練シーケンス210 の左端の両側に延在する領域212も示す。この領域212は、訓練シーケンス 210の左端の両側にΔtcriticalで示す臨界ずれを示す。 後でより詳しく説明するが、同一シーケンス現象が起こらないことを保証する ためには、同一シーケンス干渉信号202および204の訓練シーケンスとのず れΔt202およびΔt204等のずれがΔtcriticalの値より大きくなくてはならな い。図2に示すとおり、Δt202はΔtcriticalより小さいが、Δt204はΔtcr itical より大きいので、バースト202の場合には同一シーケンス現象が起きる 可能性があるが、バースト204の場合にはない。 目的の信号と同一シーケンス干渉信号とが完全に重複する場合、つまりずれが ない場合、干渉信号のΔtは0TSとなり、受信ユニットにおいて2つの信号が 同期する。TSは以下、本発明の様々な側面を説明するときに使用するシンボル 時間を表わす。 同一シーケンス干渉が問題となるのは、基地局および移動局において多くの機 能では、無線チャネルを推定するため、そして目的の信号成分を干渉成分から識 別するために訓練シーケンスを利用するからである。これらの機能の中で、当業 者に周知のものには、 −等価化 −測定報告 −ダイバシティ合成 −タイミング調整 −適応的なアンテナ機能(上り合成等) がある。 図1を参照して上述したような極端な場合、基地局が目的の信号ではなく、同 一シーケンス干渉信号のバーストを受信し始めてしまうおそれもある。同一シー ケンス干渉が目的の移動局からの信号より強い場合、基地局のタイミング機能性 は違う移動局と同期化してしまう。基地局が干渉信号から目的の訓練シーケンス を受信すると、ダイバシティ合成、等価化およびスマートアンテナ合成アルゴリ ズムが干渉を増幅してしまう。 ここで、移動局MSから基地局BTSへの伝送は「上り」と称し、BTSから MSへの伝送を「下り」と称する。 移動局が訓練シーケンスコード(TSC)依存受信アルゴリズムを使用するた め、上述した上り方向の相関干渉の問題は下り方向にも現れる可能性がある。 背景の情報として、上述した"The GSM System for Mobile Communications,A comprehensive overview of the European Digital Cellular Systems"を参照 して上りと下りのタイミング関係は以下に述べるとおりである。 基地局で見ると、上り方向のバーストタイミングは、下り方向の後、3つのバ ースト期間分の遅延を追加して求める。ここで、各バースト期間の値は15/2 6msである。この原則的に3つのバーストの遅延は、すべてのGSMにおいて 一定である。 しかし、移動局の送信バーストと受信バーストとの間の遅延は、光の速度であ るにしろ、バースト存続期間に比べて無視できないほどの伝播遅延に影響される (30km離れているMSとBTS間の往復遅延は200μsである)。 移動局がBTSから遠いとき、伝播遅延は無視できないので、MSとBTS両 方で的確に3バースト期間のずれを保つことができない。しかし、BTSで受信 されるバーストがタイムスロットに正しく当てはまることは重要である。さもな ければ、隣接するタイムスロットを使用する移動局からのバーストが重複し、通 信品質の低下や通信の消失といった結果にもなりかねない。この問題を解決する ため、移動局は、この伝播遅延を補償する時間だけ送信を受信に対して繰り上げ る。この値はタイミング繰り上げ時間またはTAと称し、これを後に本発明を説 明するためにパラメータとして使用する。よって、移動局からみて下りと上りと の差は3バースト期間からタイミング繰り上げ時間を引いたものとなる。タイミ ング繰り上げ時間はBTSで計算でき、その後信号によって移動局に供給する。 同一シーケンス干渉が問題となるか否かを考慮するとき、2つのパラメータ、 つまり干渉の出力レベルと基地局の送信間のタイミングが関与する。 パス損失のため受信干渉の出力レベルが特定の値を下回ることを前提とすると 、干渉問題は無視できる。訓練シーケンスが時間的に重複しない場合でも同様で ある。ここで、タイミングと出力の挙動について検討する。 基地局間のタイミングについて問題を定義するとき、同期ネットワークと非同 期ネットワークとを識別する必要がある。さらに、訓練シーケンスの構造が重要 である。GSMにおいて、訓練シーケンスは良い自己相関特性を得るように5つ のブロックに配置された3つの異なるデータ体A、BおよびCからなる。従がっ て、図3を参照すると、訓練シーケンスの構造はデータ体Aからなる第一ブロッ ク302で開始し、それに続いてそれぞれデータ体B、C、AおよびBからなる ブロック304、306、308および310がある。 非同期ネットワークにおいて、基地局間のタイミングが一様にランダムである ことを前提にすると、同一シーケンス干渉が存在する可能性がかなりあることを 計算できる。 同期ネットワークについて、図4は3つの重要なパラメータを示す。図4にお いて、402および404に2つのセルを示し、それぞれの基地局を406およ び408に示す。セル402および404は同一シーケンス干渉をしていること とする。第一のパラメータは、両端矢印410で示す基地局406と408の間 の距離d〜tdである。第二のパラメータは上述のタイミング繰り上げ時間であ る。第三のパラメータは、両端矢印412で示すセル404の「半径」r〜tr である。〜印は、距離dとrが光の速度cによってそれぞれの伝播時間tdおよ びtrに関係していることを示す。すなわち、td=d/cとtr=r/co 基地局408からセルの境界線までの伝播時間trがタイミング繰り上げ時間 TAの最高値の半分とする。図4において、タイミング繰り上げ時間TAによっ て干渉信号が同一シーケンスセルにより早く到着する。図4に示す例においては 、両端矢印414で示すずれΔtは、基地局406の上りと移動局416の下り ともにおいて同じくtd−2trである。この例では、移動局416は境界付近に 位置し、セル402の方向に向かっており、以下により詳細に説明する。 従がって、TAは同一の訓練シーケンスを使用するセル402の基地局406 に対して同一シーケンス信号をより早く有効にする。例えば、2つの同一シーケ ンスセル402と404の間の距離をd=10kmとし、セル404の半径をr =4kmとする。セル404内にセル402を妨害する移動局402が存在する 。図4に示すように、妨害する移動局416がセル402側のセル境界に近いと き、問題が発生する。この場合、基地局406は妨害する移動局をd−2r=2 km(1.8Tsに相当)のずれを持って受け取ることとなり、すなわちその同 一シーケンス干渉は、訓練シーケンスを利用するアルゴリズムにおいて目的の信 号として含まれる。 問題があるか否かを把握するために検討すべき第二の重要なパラメータは、同 一シーケンス出力が低い場合の感受性であり、すなわち同一シーケンスセル間の パス損失によって問題が解消される可能性がある。これを示すために、当該技術 分野におけるアンテナ配列およびダイバシティ受信のためのアルゴリズムである MRC(最高比合成)およびIRC(干渉拒絶合成)を、同一シーケンス干渉に ついてシミュレーションを行った。 第一のシミュレーションは、現在のGSMで作動するダイバシティ方式である セクタアンテナについてMRCアルゴリズムを評価する。 図5は、現在通常のダイバシティ基地局が働く、2つの枝におけるMRCアル ゴリズムを示す曲線図である。上方の曲線は同一シーケンス干渉を示し、下方の ものは同一チャネル干渉を示す。図から明らかなように、能率は同一シーケンス 干渉の場合約4dB劣ってしまう。このとき、訓練シーケンスコードはGSMシ ステムのTSC−の=2である。遅延Δtは0TSである。 近接する同一シーケンスセル間のパス損失が、近接する同一チャネルセル間の パス損失より遥かに大きいことを予想することができる。目的のキャリア宛の同 一シーケンス信号のパス損失が同一チャネル信号より4dB高いとき、同一シー ケンスの妨害作用は同一チャネルと等しくなる。パス損失によって同一シーケン ス干渉が非常に制限されることも予想できる。 第二のシミュレーションは、IRCアルゴリズムを使用する適応性アンテナシ ステムを評価し、その結果を図6の曲線図に表わす。Δtの依存性を検討するた めにΔt=0,1,...,5TSの遅延について試験を行った結果を図6の曲線で示 す。 図6は、同一シーケンス干渉601が、通常の同一チャネル干渉602よりも 約30dB高いC/Iを必要とすることを示す。これは、同一シーケンス干渉の パス損失が同一チャネル干渉のパス損失より大きいが、それでも同一シーケンス 干渉によってシステムの能率が著しく劣ってしまうことを示している。 図6はさらに基地局と同一シーケンス干渉している移動局との間の異なる時間 ずれΔtによる劣化を示す。図4を参照して前述した同期基地局に関する例にお いて、ずれは2kmに対応する1.8Tsであった。図6から明らかのように、 これは能率を極端に悪化させる。 その対応策の最初の一歩として、周波数設計に制限を用いることで、上記の同 一シーケンス干渉による問題を解決することができる。十分なパス損失またはタ イミングずれを得るためには、同一シーケンスセルの間の距離を十分に大きくと る必要がある。同一シーケンスは、周波数再使用距離を大きくすることでも低減 することができる。しかし、この解決策では容量が減ってしまう。 本発明の広い側面によると、同一の訓練シーケンスを使用するまたは訓練シー ケンスが異なるが相互相関作用を有する同一チャネル無線基地局には同期信号で ある時間基準信号またはほかの同一チャネル無線基地局からの時間基準信号が供 給される。各同一チャネル無線基地局はさらに少なくとも受信時に干渉信号にお ける既知のシーケンスと目的の信号における既知の信号が重複することを防止す る特定の値で同一チャネル無線基地局と異なる無線基地局固有の時間ずれを有す る。各同一チャネル無線基地局において、時間基準信号および無線基地局固有ず れは同一チャネル無線基地局から移動無線局へ下り方向にバーストを送信するタ イミングに使用する。 ネットワークで使用されるアルゴリズムは、基地局固有のタイムずれを求める ために、例えばシミュレーションによって評価する。例えば図6は、時間ずれが 4Ts以上の場合、同一シーケンス干渉問題が著しく改善されることを示す。最 適化処理は反復的であり、通常の周波数設計に対応する。 さらに進むと、本発明による基地局固有の時間ずれを利用する。 以下に図7を参照して説明する本発明の一実施形態によると、まず基地局を同 期させ、そして同一シーケンス問題を解消/低減するために各基地局に固有の時 間遅延を挿入する。同期化は例えばPCMリンクまたはGPSにおって行う。 ほかの実施形態では、相関干渉を監視して各基地局でずれを調整する。 図7において、それぞれ702および704で示す2つの同一シーケンスセル xとyが存在する。同一シーケンスセルxとyとは、両端矢印705で示す距離 d離れている。距離dは、後に説明する幾何学的処理で使用する第一パラメータ であり、セル間の伝播時間を定義する。 セルxは、両端矢印706で示す半径rxおよび708で示す基地局Bxを有す る。セルyは、両端矢印710で示す半径ryおよび712で示す基地局Byを有 する。半径rxとryは、幾何学的処理で使用される第二のパラメータである。 図7には、それぞれ矢印716と718で示す基地局708と712を同期化 するため、ブロック714で示す同期機能性もあるある。各セル702、704 に、各基地局708と712にそれぞれずれパラメータtoff(x)とtoff(y)とと もに、同期機能性714の許容誤差±Δtsyncを追加するため、それぞれブロッ ク720と722で示す機能性がある。ずれパラメータtoff(x)およびtoff(y) は、同一シーケンス干渉現象を避けるための調整手段である。許容誤差±Δtsy nc は例えばブロック714と無線基地局708および712との間の異なる長さ のケーブルを考慮する。 各々の基地局に十分な基地局固有時間ずれを使用すると、ネットワークは致命 的な同一訓練シーケンスの重複を避けることができる。1つの同一シーケンスレ イヤをほかのものとは独立して設計することができる。設計処理は、後に説明す る例において、1つのレイヤのみについて説明する。 図4を参照した説明について、図2に示す同一シーケンス干渉信号と目的信号 との訓練シーケンスの間のずれΔtとして表現する2つのセル702と704巻 の最高および最低伝播時間を定義する次の数式が成り立つ。両セルにおいて上り と下りを検討するので、4組の数式を得る。 上り、移動局Myから基地局Bx min(Δt)=td+toff(y)−toff(x)−2Δtsync−2try max(Δt)=td+toff(y)−toff(x)+2Δtsync 上り、移動局Mxから基地局By min(Δt)=td+toff(x)−toff(y)−2Δtsync−2trx max(Δt)=td+toff(x)−toff(y)+2Δtsync 下り、基地局Bxから移動局My min(Δt)=td+toff(x)−toff(y)−2Δtsync−2try max(Δt)=td+toff(x)−toff(y)+2Δtsync 下り、基地局Byから移動局Mx min(Δt)=td+toff(y)−toff(x)−2Δtsync−2trx max(Δt)=td+toff(y)−toff(x)+2Δtsync 各セルにおいて、Δtが臨界領域内に入らないよう、臨界の同一シーケンスセ ルに対してtoff調整する必要がある。 ここで、調整処理を説明するため、グラフを用いた方法を示す。上記8つの数 式は、toffパラメータの調整に使用でき、各パラメータの影響を示す図8のグ ラフ概要に含まれている。X軸が調整可能のtoffパラメータを示し、y軸がそ の結果生じるずれΔtを示す。横棒802のX軸上の幅が、重複によって問題が 発生する臨界領域Δtcriticalを示す。 図8の斜め棒は、近隣セルへのタイミング関係を示す。各妨害信号につき、1 つの棒が描かれており、上記の数式からもわかるように、4つの棒By→Mx(8 04)、Bx→My(806)、My→Bx(808)およびMx→By(810)があ る。各棒の幅は可能な変化、すなわち移動局が入っているセルにおける最高伝播 時間trと同期信号の許容誤差Δtsyncによる。812において、min(Δt )とmax(Δt)との差は2tr+2Δtsyncとなる。 棒804、806、808および810が横棒802との交差点から延びる縦 線814および816は、toffの「違法」領域818と「合法」領域820お よび822の境界を示す。 幾何学的調整処理は以下にステップ毎説明するようにして行う。 A.通常周波数設計 処理のこの部分は通常の設計からなる。すなわち、 −セルに周波数を割り当て −パラメータtd、trを設定 −訓練シーケンスの割り当て B.重大なずれΔtcriticalを探す。 許容可能なずれ、例えば|Δt|>5TSを推定。 C.同一シーケンスレイヤを識別。 特定の訓練シーケンスコードTSCを有し、周波数が同一のセルを識別し、別 に取り扱う。同−TSCを有する各セル組はTSCレイヤと称する。 D.パス損失が小さ過ぎる(すなわち妨害を発生させる)同一シーケン スセルを識別。 各セルにつき、十分に低いパス損失を有する同一シーケンスセルを識別する。 パス損失の限界はTSC依存性アルゴリズムの測定/シミュレーションによって 求める。例えば、図6は例による上り合成のためのIRCアルゴリズムが同一シ ーケンス干渉に対して非常に敏感であり、そのため高いパス損失を必要とするこ とを示す。同一チャネル干渉より30dB高いパス損失は、同一シーケンス干渉 による作用を同一チャネル作用に類する程度にする。 E.ネットワークの幾何学的パラメータを求める。 パラメータを表形式にまとめる。各セルは、同一シーケンス干渉セルとなる可 能性のあるセルの群に結び付ける。 −各同一シーケンスセル間の距離d −同一シーケンスレイヤにおける全セルの半径r を求める。 F.同一シーケンスセル間の時間ずれを調整。 グラフを用いたまとめは、1つのセルにつき、同一シーケンスセルとなる可能 性があるセルすべてに対して描かれる。時間ずれtoffはこのセルについて調整 され、次いで同一シーケンスの第一段のセルがすべて調整され、...段とは、以 下に説明するセルの環である。 次に、必要なステップA〜Fを説明して、訓練シーケンスの設計処理の例を挙 げる。この処理は、同一チャネル干渉源のパス損失に比較してパス損失が小さ過 ぎる同一シーケンス干渉源が、互いに少なくとも5TSの時間ずれがあることを 保証するネットワーク構造を形成する。この例は、次の条件を前提とする。 1.測定/シミュレーションは、臨界重複領域が−5Ts<Δt<+5 Tsであることを示す。 2.同一シーケンス干渉セルから該当するセルへの伝播損失が、同一チ ャネルセルから該当するセルへの伝播損失より30dB高いとき、同一 シーケンスセルを無視する。 3.周波数再使用率K=1/1であり、各セルにおいて各周波数が使用 される。 4.セル構造が均一であり、各セルの半径がr=500mである。 5.同期ユニットの許容誤差がΔtsync=1TSである。 ステップA: 図9には、各セルにおいてすべての周波数が再使用される推定のセル式ネット ワーク構造を示し、8つの異なる訓練シーケンスによってのみ異なるセルからの 信号を識別する。各セル内の数字は、901でTSC数が0と2である2つのセ ルを指す矢印で示すように、そのセルで使用されるTSC数を示す。図はさらに 2つの隣接する、境界が太線で示してあるセルクラスタ902と904を示し、 8つの可能なTCS数が割り当てられた等面積の8つのセルを含む。ネットワー ク構造全体を通して、8つの訓練シーケンスが同様のクラスタに割り当てられる 。 それぞれクラスタ902と904においてTSC数5の2つの同一シーケンス セル908と910との間の距離を、両端矢印906で示す。912において、 1つのセルの半径rを矢印で挟んで示す。距離dと半径rとの関係は数式d=r (3N)0.5、N=8で示す。 ステップAは周波数およびセル寸法の従来からの設計に対応する。 ステップBでは、測定/シミュレーションによって臨界重複領域が−5Ts< Δt<+5Tsであることが判明した。 ステップCでは、同一の訓練シーケンスを有するセルが、8つの異なるTSC レイヤを形成するように一緒に組み合わされる。シーケンスのクラスタリングは 通常の周波数クラスタリングに対応し、「段」という表現はそのため同一シーケ ンス設計の場合の「同一シーケンス段」のように、再使用される。図10は、T SC3に対する1つのTSCレイヤの幾何学的構造を示し、TSC3レイヤの、 セルAを包囲するセルB〜Gを含む第一段1002と、第二段1004が存在す る。 ステップDにおいて、セルがパス損失が30dBを超えるほど遠いと、通常の 同一チャネル干渉に比べ、その影響がごく僅かであることを前提とする。どのセ ルが同一シーケンス問題を引き起こすほど高い出力レベルを有するかを求めると き、電力制御とパス損失を考慮する必要がある。 電力制御を無視すると、第一同一シーケンス段における目的の信号のパス損失 と同一シーケンス干渉のパス損失との差は、最悪の場合、10log(((d−r )/r)3.5)=21dBである。第二同一シーケンス段における差は約10lo g(((2d−r)/r)3.5)=33dBとなる。この例では、第一同一シーケン ス段のみによって同一シーケンス問題が生じており、第二のものがパス損失によ って十分に減衰されることを前提とする。 ステップEの目的は、図11に示すとおり、表またはデータベースとして概要 を提供することである。 図11による表において、第一列はネットワーク内で互いに時間ずれを施すべ きセルがすべて含まれる。各セルは、第二およびさらなる列に表示した複数の同 一シーケンス干渉源となる可能性があるセルとそのパラメータにリンクされる。 よって、表/データベースはすべてのパラメータをリンクして含もので、反復 的最適化プログラムが列1で開始し、解決策が見つかるまで表を回ることができ る。セル構造が均一であるため、リンクされたセルを有する表も均一となる。 ステップFでは、図11による表に従がって時間調整処理を開始する。まず、 図12によるグラフを描き、表におけるセルAとそれにリンクした同一シーケン スセルB、C、D、E、FおよびGとの関係を示す。図12から、時間ずれの挿 入が無ければ、すなわちtoff(A)=OTSの場合、システム内に同一シーケンス 干渉が存在することが明らかである。しかい、10TSより大きいかまたは−1 OTSより少ない時間ずれを挿入すると、セルAが同一シーケンス干渉を送受信 しない。セルAの時間ずれをtoff(A)に設定する。図12において、その理由は 、図8について説明したように、縦線1202および1204が斜め棒1206 および1208と横棒1210との交差点から延びることである。 セルAの調整はこれで終了し、セルAは同一シーケンス段1からの同一干渉の おそれを避けることができる。次の過程は、セルBをその第一同一シーケンス段 内の全セルに対して調整することであり、これは図13によるグラフに示す。斜 め棒1302および1304はセルC、G、...の可能なΔtを示し、斜め棒1 306および1308はセルAのΔtを示す。このグラフにおいて、一方では棒 1302、1304、1306および1308、他方では横棒1310の間の交 差は、上に図8を参照して説明したように、このグラフではセルBの時間すれtoff(B) の可能な調整距離を示す。同一シーケンスセルAは既に調整され、よって グラフでは、棒1306および1308の位置で示すとおり、ずれている。セル AはセルBの第一同一シーケンス段内にあり、セルBの時間ずれtoff(B)は、棒 1306と棒1304が横棒1310とそれぞれ交差する部分を抜ける縦棒13 12および1314で示すとおり、20TSより大きいか−10TSより小さい必 要がある。 次の過程は、セルCの時間ずれtoff(C)を調整することである。これで、セル Cの同一シーケンス段には既に2つの調整セル、すなわちセルAおよびBが存在 する。従がって、空領域はさらに10TS減少した。図13のグラフを見れば、 16個のセルまでを互いに調整することができるとわかる。この例において、第 一の同一シーケンス段しか考されないため、3つのセルを互いに調整するだけで 十分である。 この例では、いずれのセルも同一の寸法を有していることを前提としているの で、セル構造は一定である。これが変わるとしても、グラフ内の特定のセルにお ける僅かな変化で済む。例えば、dが1.1km延長されても、これはΔtにシ ンボル時間を追加することに該当するに過ぎない。さらに、同期ユニットには、 ±TSの許容誤差Δtsyncが含まれる。さらに、Δtcriticalは[−5Ts;+5 Ts]の範囲内に設定され、これは4と5TSの値ではΔtはそれほど臨界的では ない図6に示すとおり、これはたぶん行き過ぎである。 上述する図9〜13を参照して説明した例の解決法では、時間ずれを用いて同 一シーケンス干渉を防止することができる。しかし、セルの寸法や出力レベルが 非常にアンバランスの場合など、これが常に可能とはならないことと考えても良 い。そのような場合には、1つの解決法は例えば図6によるIRCアルゴリズム 等、臨界アルゴリズムをシミュレートすることである。このようなシミュレーシ ョンで得た結果を、その後ネットーワークの時間ずれをある特定の最適点まで最 適化するために使用することができる。上記の例のように、同一シーケンス作用 を完全に避けることができない可能性があるが、臨界同一シーケンス重複、すな わち<Δtcriticalの重複の乾燥性を最小化することで許容できるレベルまで減 少させることができる。 この場合、ネットワークのタイミングは好ましくはコスト関数を、時間重複お よび/または能率劣化の関数として設定することで最適化される。 上記の説明において、同一の訓練シーケンスを有する同一チャネルセルの間で 発生する可能性がある同一シーケンス干渉について述べた。この場合、本発明の 目的は、同一シーケンス干渉源からの相関作用を除くことである。同一シーケン ス干渉は、狭い周波数方式を使用すると同時に、受信信号の相関作用を利用する 方法を使用するときに現れる。しかし、通常の同一チャネル干渉でも相関問題が 発生する可能性がある。このような劣化が現れる理由は、GSMで使用する異な る訓練シーケンスは大きく相関している場合があるためである。ここまで、同一 シーケンス干渉による作用を除くことに関して説明した本発明は、通常の同一チ ャネル干渉によって生じる相互相関作用も除去するためにも使用できる。 少々の例外を除いて、上述したステップA〜Fを用いた幾何学的調整処理を、 妨害的な同一チャネル干渉によって発生する不要な相互相関作用を除去するため にも使用することができる。違いとしては、妨害的な相互相関作用を含む訓練シ ーケンスとともに発生した同一チャネル干渉は、受信ユニットの重複を避けるた めに時間的に調整することが必要であることである。図8においてΔtcritical と示す不要な重複領域は、異なる対の訓練シーケンス間では異なることがあるこ とに注意するべきである。 上記のステップA〜Fに対する変更は次のとおりである。 変更ステップBでは、異なる訓練シーケンスについて独立して臨界ずれを求め る。すなわち、xを目的の訓練シーケンスとし、、yを干渉する訓練シーケンス とすると、あるAtcritical(x/y)が存在する。 図14に示す表には、求められた臨界領域の例がある。表において、いずれの 行を見ても括弧内の最初の項目が0であるとおり、目的の訓練シーケンスは0で ある。括弧内の最後の項目が0であるように、干渉する訓練シーケンスも0であ る表の第一行において、同一シーケンス干渉は上記の例と同じ臨界領域、つまり −5TS<Δt<+5TSを有する。 表の第二行に示すように、干渉源が訓練シーケンス1を有するとき、0TS< Δt<+3TSしか臨界的ではない。しかし、表の最後の行に示すように、干渉 源が訓練シーケンス7を有するとき、当該アルゴリズムは相互相関作用には影響 されない。 変更ステップCでは、妨害する可能性のあるセルの群が、伝播損失の値によっ て識別される。図15には、太線で一緒に囲まれているセルがいずれも相関問題 を起こし得るほど高い出力で影響を与える可能性を有しているセル式ネットワー ク構造の例を示す。1502で示すセルは、目的の訓練シーケンス0を有し、1 504で示すセルは同一シーケンス干渉訓練シーケンス0を有する。 各セルにおいて、望ましくない相関作用を発生させるほど高い出力で干渉する 可能性のあるすべての同一チャネルおよび同一シーケンス干渉セルを識別するべ きである。 変更されたステップDにおいて、変更ステップDで識別された群は、望ましく ない相関作用を有するセルに限定される。図15と同様のセル式ネットワーク構 造を示す図16を参照して、これらのセルは図14の表の第二行で示す訓練シー ケンス1を有する同一シーケンスセル1504および同一チャネルセル1602 のセルである。 上記の変更ステップB〜Dの後、処理はステップEおよびFと同様な原理で続 く。 従がって、ステップEでは、ネットワークの幾何学的パラメータは上で述べた とおりの方法で求める。 ステップFでは、同一シーケンスセル間で時間ずれの調整を行う。セルは、変 更ステップDで求めた妨害する可能性のあるセルに対して1つずつ調整される。 調整は、既に説明した幾何学的方法で行うことができる。ただし、異なる干渉セ ルには異なる臨界領域を用いる。 図17は、上記の発明によるセル式移動無線システムで使用するための無線基 地局1700を概略的に示す。 図17において、ブロック1702は、1704で示すネットワークインタフ ェースとローカルバス1706に接続される交換ユニットを示す。交換ユニット 1702は、ブロック1708で示すように、ネットワークから同期信号または アンテナインタフェースから基地局時間基準等の時間基準信号を受信する機能を 有する。 ブロック1710で示すタイミングユニットは、時間基準受信機能1708か ら時間基準信号を受信するため、ブロック1712で示すタイミング発生器を有 する。タイミングユニット1710はさらに、図7〜16について既に説明した ような無線基地局固有の時間ずれを保存するため、ブロック1714で示す保存 装置を有する。説明したように、この時間ずれは同じセル式移動無線基地システ ム内に位置する同一チャネル無線基地局とは、目的の信号における既知のシーケ ンスと干渉信号における既知のシーケンスが受信時に妨害的に重複することを防 止する特定の値以上の差を有する。 時間ずれは、交換ユニット1702を介して保存装置1714に受信され、タ イミングバス1716を介してタイミング発生器1712に転送され、時間基準 信号および無線基地局固有ずれはローカルバス1706と通信を行う送受信機1 718により受信される。送受信機1718は、時間基準信号と無線基地局固有 すれを使用して、共有ブロック1720で示す合成器および分岐器と、両頭矢印 1722で接続を示すアンテナインタフェースを介して移動無線局にバーストを 下り方向に送るタイミングを設定する。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 複数の無線基地局および移動無線局を有し、 該無線基地局が、伝送単位として、群に組織されたバーストを使用し、各群が 時間分割多元接続TDMA方式で使用する種類のフレームを形成し、各バースト が既知のデータビットのシーケンスを含み、 無線基地局の少なくとも2つが同一周波数を使用する同一チャネル無線基地局 である セル式移動無線システムにおける方法であって、 同一チャネル無線基地局に、ほかの同一チャネル無線基地局からの同期信号ま たは時間基準である時間基準信号を与え、 各同一チャネル無線基地局に少なくとも目的の信号における既知のシーケンス と干渉信号における既知のシーケンスが受信時に妨害的に重複することを防止す る特定の値で同一チャネル無線基地局間で異なる無線基地局固有の時間ずれを与 え、 各同一チャネル無線基地局において時間基準信号および無線基地局固有ずれを 用いて同一チャネル無線基地局から移動無線局まで下り方向にバーストを送信す るタイミングを図る工程を有する方法。 2. 時間基準信号および無線基地局固有の時間ずれを与える工程が、 該セル式移動無線システム内の、同一チャネル無線基地局を有するセルであっ て、該セル内に存在する同一チャネル移動無線局がほかのセルの同一チャネル無 線基地局の視野に入るおそれのあるセルを識別し、 該時間基準信号によって、各同一チャネル無線基地局にバーストの存続時間の 僅か一部であるが、目的の信号における既知のシーケンスと干渉信号における既 知のシーケンスが受信時に妨害的に重複することを防止するのに十分な該無線基 地局固有の時間ずれを与えながら該識別されたセルにおける同一チャネル無線基 地局を同期化することを含む請求項1による方法。 3. 識別工程が、識別工程が同一の既知のシーケンスを使用する同一シーケ ンスセルを識別し、該干渉問題を同一シーケンス干渉問題とすることを含む請求 項2による方法。 4. 識別する工程が、同一シーケンスセルを、同一の既知のシーケンスを有 するセルしか含まないレイヤに分け、各レイヤについて個別に該可能性を検討す ることを含む請求項3による方法。 5. 各レイヤにおいて、該干渉問題を発生させるには低過ぎる出力レベルを 有するセルを無視することを含む請求項2〜4のうちいずれかによる方法。 6. ほかの同一チャネル無線基地局について既に求めた時間ずれを考慮しな がら書く同一チャネル無線基地局の必要な時間ずれを、各レイヤにつき連続的に 求める工程を含む請求項4または5による方法。 7. 該連続的に求める方法において、 同一シーケンスセル間の距離、 セルの半径および 同期時間の不一致に寄与する同期化の誤りをパラメータとして使用する請求項 6による方法。 8. 妨害をシミュレートし、その結果を用いて無線基地局固有の時間ずれを 求める工程を含む請求項1〜7のうちいずれかによる方法。 9. 複数の無線基地局および移動無線局を有し、 該無線基地局が、伝送単位として、群に組織されたバーストを使用し、各群が 時間分割多元接続TDMA方式で使用する種類のフレームを形成し、各バースト が既知のデータビットのシーケンスを含み、 無線基地局の少なくとも2つが同一周波数を使用する同一チャネル無線基地局 である セル式移動無線システムであって、 同一チャネル無線基地局に、ほかの同一チャネル無線基地局からの同期信号ま たは時間基準である時間基準信号を与えるための手段、 各同一チャネル無線基地局に少なくとも目的の信号の既知のシーケンスと干渉 信号の既知のシーケンスが受信時に妨害的に重複することを防止するよう同一チ ャネル無線基地局間で異なる無線基地局固有の時間ずれを与えるための手段、 各同一チャネル無線基地局において時間基準信号および無線基地局固有ずれを 用いて同一チャネル無線基地局から移動無線局まで下り方向にバーストを送信す るタイミングを図るための手段をさらに含むシステム。 10. 時間基準信号および無線基地局固有の時間ずれを与えるための手段が、 該セル式移動無線システム内の、同一チャネル無線基地局を有するセルであっ て、該セル内に存在する同一チャネル移動無線局がほかのセルの同一チャネル無 線基地局の視野に入るおそれのあるセルを識別するための手段と、 該時間基準信号によって、各同一チャネル無線基地局にバーストの存続時間の 僅か一部であるが、目的の信号における既知のシーケンスと干渉信号における既 知のシーケンスが受信時に妨害的に重複することを防止するのに十分な該無線基 地局固有の時間ずれを与えながら該識別されたセルにおける同一チャネル無線基 地局を同期化するための手段とを含む請求項9によるシステム。 11. 識別手段が、識別工程が同一の既知のシーケンスを使用する同一シーケ ンスセルを識別し、該干渉問題を同一シーケンス干渉問題とするための手段を含 む請求項10によるシステム。 12. 識別するための手段が、同一シーケンスセルを、同一の既知のシーケン スを有するセルしか含まないレイヤに分け、各レイヤについて個別に該可能性を 検討するための手段を含む請求項11によるシステム。 13. 各レイヤにおいて、該干渉問題を発生させるには低過ぎる出力レベルを 有するセルを見付け、それらのセルを無視するための手段を含む請求項9〜12 のうちいずれかによるシステム。 14. ほかの同一チャネル無線基地局について既に求めた時間ずれを考慮しな がら書く同一チャネル無線基地局の必要な時間ずれを、各レイヤにつき連続的に 求めるための手段を含む請求項12または13によるシステム。 15. 該連続的に求めるための手段において、 同一シーケンスセル間の距離、 セルの半径および 同期時間の不一致に寄与する同期化の誤りをパラメータとして使用する請求項 14によるシステム。 16. 妨害をシミュレートし、その結果を用いて無線基地局固有の時間ずれを 求めるための手段を含む請求項9〜15のうちいずれかによるシステム。 17. 複数の無線基地局および移動無線局を有し、 該無線基地局が、伝送単位として、群に組織されたバーストを使用し、各群が 時間分割多元接続TDMA方式で使用する種類のフレームを形成し、各バースト が既知のデータビットのシーケンスを含み、 無線基地局の少なくとも2つが同一周波数を使用する同一チャネル無線基地局 である セル式移動無線システムにおける無線基地局であって、 時間基準信号を受信するための手段、 少なくとも目的の信号における既知のシーケンスと干渉信号における既知のシ ーケンスが受信時に妨害的に重複することを防止する特定の値で同一チャネル無 線基地局間で異なる無線基地局固有の時間ずれを保存するための手段、および 時間基準信号および無線基地局固有ずれを用いて同一チャネル無線基地局から 移動無線局まで下り方向にバーストを送信するタイミングを図るための手段を含 む無線基地局。
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