JP2001526013A - 移動通信システムにおける電力制御 - Google Patents

移動通信システムにおける電力制御

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JP2001526013A JP55000898A JP55000898A JP2001526013A JP 2001526013 A JP2001526013 A JP 2001526013A JP 55000898 A JP55000898 A JP 55000898A JP 55000898 A JP55000898 A JP 55000898A JP 2001526013 A JP2001526013 A JP 2001526013A
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ハンヌ ヘッキーネン
ハーリ ホルマ
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ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、無線経路での1つの論理接続の信号伝送が、例えば周波数ホッピング、アンテナホッピング、もしくは、タイムスロットホッピングといったホッピングを使用するような移動通信システムにおける電力制御方法に関する。本発明の方法によると、本方法は、無線接続で受信された信号の品質が、例えば周波数、アンテナ、もしくは、タイムスロットといった1つのホッピングセッティングで決定され、そして、電力制御は、当無線接続でホッピングセッティング毎に実行され、例えば周波数といった少なくとも1つのホッピングセッティングの電力は、同一の無線接続で使用される、例えば周波数といった少なくとも1つの他のホッピングセッティングの伝送電力とは異なるようにすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 移動通信システムにおける電力制御発明の分野 本発明は、無線接続でホッピング方式を使用する移動通信システムにおける電 力制御方法に関する。本発明は更に移動通信システムに関する。従来技術 添付図の図1は、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System( ユニバーサル移動電気通信システム))の簡略化されたブロック図を示す。移動 局(MS)は、図1の場合にはBTS1である基地トランシーバ局(BTS)と 無線経路上で通信する。基地局サブシステム(BSS)は基地局コントローラ( BSC)、及び、その制御下の基地局(BTS)から成る。一般的に、移動サー ビス交換センタ(MSC)は、多数の基地局コントローラBSCを制御する。M SCは他のMSCと通信し、また、ゲートウェイ移動サービス交換センタを介し て、UMTSネットワークは、例えば公衆交換電話網PSTN、別の移動通信ネ ットワークPLMN、もしくは、ISDNネットワークといった他のネットワー クに接続される。UMTSシステムは、時分割多元接続技術(TDMA)もしく は符号分割多元接続技術(CDMA)もしくはこれら2つの組み合わせ、すなわ ちいわゆるハイブリッドシステムで実施されるように提案される。 例えばUMTSシステムといったTDMA技術で実施されるデジタル無線シス テムでは、1グループの移動局MSは、時分割方式に従って、同一の搬送波周波 数、すなわち基地局BTSと通信するための無線チャネルを使用することができ る。搬送波は、連続するフレームに分割され、フレームは更に例えば8、16も しくは64のタイムスロットに分割され、ユーザーに所望のように割り当てられ る。1フレームは4.615ms間続き、これは、8タイムスロットの場合には 、1タイムスロットは577μs間続くことを意味する。ネットワークの観点か ら、1つの搬送波を、例えば8つのトラフィックチャネルを確立するために使用 する ことができる。 2つの搬送波周波数で実施されるデュプレックス伝送の代わりに、デジタル時 分割無線システムは、1つの周波数で時分割デュプレクシング(TDD)伝送を 伝達することもできる。このような場合には、フレーム中のタイムスロットの少 なくとも1つは、アップリンク伝送のためだけに割り当てられ、また、少なくと も1つは、ダウンリンク伝送のためだけに割り当てられる。フレーム中の他のタ イムスロットは、必要なように、アップリンクかダウンリンク通信のために使用 される。 符号分割多元接続CDMA無線システムは、拡散スペクトル通信に基づく。伝 送されるデータ信号は、加入者に割り当てられる特別なハッシュコードによって 拡散され、それによって、伝送は広帯域無線チャネルに拡散する。これは、同一 の広帯域無線チャネルを、異なるハッシュコードで処理されたCDMA信号の同 時伝送のために何人かのユーザーによって使用できることを意味する。受信端で は、CDMA信号は、加入者のハッシュコードによって拡散が解かれ、それによ って、狭帯域データ信号が取得される。受信器において、他の加入者の広帯域信 号は、所望の信号によるノイズを示す。従って、CDMAシステムの各々の加入 者の固有のハッシュコードは、TDMAシステムのタイムスロットが生成するの と同じ意味でシステムのトラフィックチャネルを生成する。 移動通信システムでは、移動局MS及び/もしくは基地局BTSは伝送電力制 御を実行して、ネットワークにおけるノイズレベルを減少し、無線経路のフェー ジングを補償する。一般的に、電力制御は、受信された信号の品質を維持しつつ 、受信された信号を、ほぼ同一の、可能な限り低い電力レベルに維持することを 目的とする。もし、移動通信ネットワークと移動局との間の無線接続での信号品 質及び/もしくはレベルが、所望のレベル以下になるならば、無線接続を改善す るために、伝送電力を基地局BTS及び/もしくは移動局MSで調整することが できる。一般的に、移動局MSの伝送電力は、特別な電力制御アルゴリズムを使 用して固定のネットワークから調整される。移動局MSは、サービングセル(se rving cell)の基地局BTS1から受信されたダウンリンクの信号の受信された レベル(電界強度)及び品質を測定し、サービングセルの基地局BTS1と しては、移動局MSから受信されたアップリンク信号の受信されたレベル(電界 強度)及び品質を測定する。これらの測定結果及び電力制御パラメータセットに 基づいて、電力制御アルゴリズムは適切な伝送電力レベルを決定し、そして、そ の伝送電力レベルは、電力調整命令で移動局MSに伝送される。電力制御は、呼 中に継続的に実行される。例えばGSMシステムといった従来技術のTDMAシ ステムでは、一般的に、これは1秒間に2回行われる。伝送電力の増大は、ネッ トワークの干渉レベルを増大する。このために、伝送電力レベルをできる限り低 く維持することが目的となる。更に、移動局における電力制御は、移動局の電力 消費を減少するのに寄与する。 無線経路上で伝送される信号の反射及び複数経路伝播によって引き起こされる フェージングによって、受信される信号の振幅が変化する。TDMAシステムで は、特に、フェージングは信号伝送をより困難にする。フェージングの影響を消 滅させるために、移動通信システムは、電力制御だけなく、例えば周波数ホッピ ング及び/もしくはアンテナホッピングも使用する。フェージングに対する周波 数ホッピングの影響を消滅させることは、周波数に従属するフェージングに基づ く。アンテナホッピングでは、信号の伝送経路が変化し、それによって、信号の フェージングが変化する。 周波数ホッピングの助けで、様々な基地局信号によって引き起こされる同一チ ャネル干渉、及び、伝送される信号への無線経路のフェージングの影響を減少す ることができる。このような場合には、無線接続で使用される周波数は、所定の 周波数ホッピングパターンに従って変更される。周波数ホッピングを基本帯域周 波数ホッピングとして実行するか、無線周波数の変化として送信器−特定で実行 することができる。添付図の図2に示されるように、一般的に、ホッピングは1 バースト(タイムスロット)の周期で実行される。図2は、移動通信ネットワー クと移動局との間の無線接続に関する4つの無線周波数の周波数ホッピングの一 例を示す。図のホッピング方式によると、信号の連続するバーストは、周波数F 4、F2、F3、F1、F2、F3、F4、F2、F3等で伝送される。 更に、アンテナホッピングを使用して伝送される信号へのフェージングの影響 を減少することができ、その場合には、信号は、物理的に離れて位置する2もし くは2よりも多数のアンテナを介して交互に送信され、及び/もしくは、受信さ れる。その結果、信号の伝播経路は、各々のアンテナに対して異なる。フェージ ングは、周波数だけでなく場所によっても変化するので、伝播経路の変化によっ て、伝播状況はより良くなるかもしれない。アンテナホッピングでは、送信及び /もしくは受信アンテナは、事前セットのホッピングパターンによって変更され る。 TDMAシステムでは、また、受信された信号の品質をタイムスロットホッピ ングで改善することも可能であり、この場合には、信号は、無線接続で、同一搬 送波の連続するフレームで、タイムスロットホッピングパターンに従う異なるタ イムスロットで伝送される。タイムスロットホッピングは、同一タイムスロット で伝送する他の加入者からの無線信号によって引き起こされるような、伝送され る信号への短時間の周期的な干渉を効率的に減少する。図3は、信号が連続する フレームで、タイムスロット1、4、0、6、1、4等々で伝送される場合のタ イムスロットホッピングの一例を示す。 デジタル通信システムで音声もしくはデータを伝送する場合、伝送エラーが無 線経路で生成され、その伝送エラーは、伝送される信号の品質を劣化させる。信 号が、例えば複数経路伝播、干渉信号、もしくは、高レベルのバックグランドノ イズによってひずんだ場合、伝送エラーが無線経路で生成される。チャネルコー ディングもしくは再送といったようなエラー訂正、及び、伝送されたデジタル信 号のビットインターリービングは、伝送品質及び伝送エラーに対する許容差を改 善する。チャネルコーディングでは、信号は伝送経路上でエラーを得るけれども 、冗長情報が伝送されるデータに付加され、それによって、元のデータをエラー なしで受信器において検知することができる。再伝送が、伝送エラーの訂正のた めに、独立して、もしくは、例えばチャネルコーディングへの付加として使用さ れる。その場合には、チャネルコード化された伝送のエラーは、破損フレームを 再伝送することによって訂正される。伝送されるビットのインターリービングで は、いくつかのコードワードのビットが相互に混合され、それによって、信号の 隣接するビットが、いくつかのバーストに拡散される。たとえ、1つの完全なバ ーストが伝送中に失われても、インターリービングによって、多くの場合に、信 号を 依然として検知することができる。 従来技術の電力制御方法に関する問題は、特に、もし、無線システムが、例え ば周波数ホッピングといったホッピング方法を使用するならば、電力制御が遅い ことである。周波数ホッピングでは、異なる周波数のフェージングは互いに関係 しないかもしれず、1つの周波数に従って実行された電力制御は次の伝送周波数 では良好でないという結果になる。例えばGSMシステムといった従来技術のT DMAシステムでは、電力制御は、いくつかの周波数ホップに関して計算された 平均電力に基づき、調整された伝送電力は、多数のバーストの間で、すなわち様 々なホッピング周波数で同一のままである。また、同様な問題が、アンテナホッ ピング及びタイムスロットホッピングに関して結合された従来技術の電力制御方 法で発生する。発明の概要 ホッピング技術を使用する移動通信システムにおいて高速な電力制御を実施す ることが、本発明の目的である。 電力制御のこの新しいタイプは本発明に従う方法で達成され、独立請求項1、 8及び15に開示されているものによって特徴付けられる。本発明の特定の実施 例は、従属請求項に開示される。 更に、本発明は、移動通信システムに関し、独立請求項22、23及び24に 開示されているものによって特徴付けられる。 本発明は、無線接続で使用されるホッピング方式と同期して実行されるのが有 利であるという思想に基づき、伝送電力は、例えば各々のホッピング周波数とい ったホッピング、アンテナ、タイムスロットでセットされた各々の値に適合する ように調整される。電力制御は、伝送され/受信された信号の品質に基づいて実 行されるのが有利であり、その品質は、例えば同一のホッピング周波数、アンテ ナ及び/もしくはタイムスロットで伝送された先の信号の品質に基づいて、もし くは、先のホッピング値で伝送された信号の品質に基づいて、先の同一のホッピ ング値の結果としてセットされる。本発明の第1実施態様では、目的は、伝送電 力を増大することによって、フェードされたか、減衰された信号を増幅すること である。また、本発明の第2実施態様では、目的は、フェードされたか、さもな ければ減衰された信号を、例えばその伝送電力を減少することによって最小化し て、フェードされたか、さもなければ減衰された信号以外の全ての他の信号を、 それらの伝送電力を増大することによって増幅することである。 例えばその伝送電力を減少することによって最小化されたフェージングさもな ければ減衰された信号で消費された電力を使用して増幅することである。 このような電力制御方法は、必要とされる伝送電力を効率的に最小化すること ができ、それによって、移動局で実施される場合、移動局の電力消費が減少され るという利点を提供する。 更に、本発明の方法は、ネットワークにおいて干渉の全体レベルが低くなると いう利点を提供する。図面の簡単な説明 以下に、添付図を参照して、好ましい実施例に関して、本発明をより詳細に説 明する。 図1は、本発明の観点からの移動通信ネットワークの必須部分を例示する。 図2は、時間の関数として無線接続の周波数ホッピングパターンの一例を示す 。 図3は、TDMAシステムにおける無線接続のタイムスロットホッピングパタ ーンの一例を示す。 図4は、本発明に従う方法の第1実施例を形成するフローチャートを示す。 図5は、本発明に従う方法に第2実施例を形成するフローチャートを示す。 図6は、本発明に従う方法の第3実施例を形成するフローチャートを示す。発明の詳細な説明 本発明は、全ての移動通信システムに適用可能である。以下に、主にUMTS 移動通信システムに関連して、より詳細に、本発明を説明する。図1は、上記に 説明したUMTSネットワークの簡略化された構成を示す。 以下では、図4を参照して、本発明の第1実施例に関して、本発明をより詳細 に説明する。本発明の第1実施例では、移動通信システムは周波数ホッピング及 び本発明の電力制御を使用する。周波数ホッピングは、例えば図2のホッピング パターンに従って実行される。図4は、例で、移動局MSで実施される電力制御 による本発明に従う電力制御方法を説明する。 図4のステップ41で、基地局で受信された移動局信号の品質が、1つの周波 数Fnに関して決定される。TDMA無線システムでは、ホッピングが1タイム スロットの周期で行われる場合、信号の品質は特定周波数Fnの1つのタイムス ロットで決定される。信号品質は、例えば受信された信号強度、搬送波対干渉比 C/I、もしくは受信された干渉レベルに基づいて決定される。干渉レベルは、 全周波数もしくは1つの周波数の伝送から測定された干渉レベルを平均化するこ とによって決定されるのが有利である。周波数Fnでの電力調整の必要性は、こ の信号の品質に基づいて、例えば以下でより詳細に説明する方法の内の1つで、 ステップ42で決定される。図4のステップ43で、周波数Fnに関して上記の ように決定された電力調整の必要性は電力調整命令に変えられ、その命令は移動 局MSに伝送される。受信された電力調整命令に基づいて、MSは、その伝送電 力を周波数Fnの次の伝送で調整するのが有利である。ステップ41−44の機 能は、ホッピングに加わる全伝送周波数に関して実行されるのが有利である。 本発明の第1実施例の第1実施態様では、図4のステップ42で実行された電 力調整の必要性の決定は、例えば受信された信号強度を事前のセット基準値と比 較することによって実施される。受信された信号は、強いフェージング及び高い 伝播減衰のために弱く、それによって、電力調整命令が、伝送電力を増大するた めに、第1実施態様のステップ43で発せられる。もし、フェージング及び伝播 減衰が小さく、従って、信号が基準値と比較して強いならば、電力調整命令がス テップ43で与えられて、伝送電力を減少する。 本発明の第1実施例の第2実施態様では、電力調整の必要性は、例えば受信さ れた信号強度を事前セットの基準値と比較することによって同様に決定される。 しかしながら、電力調整命令が与えられて、1つの周波数で大きくフェードアウ トした信号が、他の周波数で伝送電力を増大するための電力調整命令、及び、お そらく、フェードされた周波数の伝送電力を減少するための電力調整命令を伝送 することによって補償されるようにする。エラー訂正及びインターリービングに よって、1つの周波数の1つのバースト、すなわちタイムスロットの発生し得る 伝送損失にも関わらず、信号はおそらく依然として検知可能である。従って、第 2実施態様の各々のバーストの伝送電力は、この周波数で受信された先のバース トの品質、及び、使用される他のホッピング周波数の受信された電力レベルに基 づいて調整される。この実施態様は、伝送電力を増大することによってフェード された周波数を増幅する試みがなされる場合よりも、ネットワークで、より低い 総伝送電力、従って、より低い全体干渉レベルを維持するという利点を提供する 。加えて、第2実施態様は、受信される全体電力レベルが、表1の例で示される ように強い信号を増幅する結果として増大されるという利点を提供する。表1の 例では、受信される電力(1)は、伝送電力とチャネル振幅の積から成る。同様 に、受信される電力(2)を、本発明の第1実施例の第2実施態様に従う電力制 御に基づいて形成される調整された伝送電力とチャネル振幅の積として得ること ができる。 本発明の第1実施例が基地局伝送の電力制御に適用される場合、無線信号の品 質、及び、上記のような電力調整の必要性は、例えば基地局で測定されたアップ リンクの信号品質に基づいて、もしくは、移動局で測定されたダウンリンク信号 の品質に基づいて決定される。その品質は、一般に、移動局MSが、従来技術に 従う測定報告でサービスしている基地局に伝達する。図4のステップ43の機能 は、本発明に従う基地局の電力制御では必要とされない。 図5は、本発明の第2実施例に従う電力制御方法のフローチャート表現である 。本発明の第2実施例によると、移動通信システムはアンテナホッピング及び本 発 明の電力制御を使用する。アンテナホッピングは基地局BTSで実行されるのが 有利であり、従って、第2実施例を、基地局伝送の電力制御に関して説明する。 図5のステップ51では、例えば受信された信号強度、搬送波対干渉比C/I 、もしくは受信された干渉レベルといった基地局BTSのアンテナ1を介して伝 送される信号の品質は、移動局MSで決定される。移動局MSは、測定報告で測 定結果を基地局BTSに伝送する。基地局は、これらの測定結果に基づいて、ア ンテナ1からの次の伝送の電力調整の必要性を決定する(ステップ52)。ステ ップ54では、アンテナ1を介して次に伝送される信号の伝送電力は、決定され た電力調整の必要性に従って調整される。第1実施態様では、アンテナ1を介し て伝送された信号が、移動局で強い信号として受信された場合には、電力制御は 、アンテナ1を介して次に伝送される信号の伝送電力を減少することによって実 行され、また、弱い受信レベルの場合には、伝送電力は、アンテナ1からの次の 伝送に関して増大される。第2実施例の第2実施態様では、電力制御は以下のよ うに実行される。すなわち、劣った受信品質の場合には、当信号を伝送したアン テナを介して次に伝送される信号の伝送電力は変更されずに、他のアンテナを介 して伝送される信号の電力が増大されるか、もしくは、当信号を伝送したアンテ ナを介して次に伝送される信号の電力は減少されて、他のアンテナを介して伝送 される信号の伝送電力が増大される。第2実施例の利点は、本発明の第1実施例 の第2実施態様と関連して上記に説明したものと一致する。また、ステップ51 −54に従うプロシジャーは、アンテナホッピングに加わる他のアンテナに関し ても実行され、それによって、伝送が当アンテナを介して行われれる場合、信号 の電力調整は、各々の伝送アンテナに個々に適合する。 また、移動通信システムが周波数とアンテナホッピングとの両方を使用する場 合、上記の本発明の第1実施例と第2実施例とを結合することも可能である。し かしながら、本発明に従う電力制御が正しく機能するためには、ホッピングはど ちらも、同期して、同じ長さのホッピングパターンで実行されなければならない 。 図6は、本発明に従う電力制御方法の第3実施例のフローチャートの例示であ る。本発明の第3実施例では、移動通信システムは、タイムスロットホッピング 及び本発明の電力制御を使用する。図6は、例で、どのように電力制御が移動局 MSで実行されるかを示す。第1実施例に関して上記したように、本発明の第3 実施例に従う機能もまた基地局伝送の電力制御で実施することができ、これは、 電力調整命令を伝送する必要性がないことを意味する。 図6のステップ61では、移動局MSによって伝送され、基地局BTSで受信 された無線信号の品質が、例えば受信された信号強度、搬送波対干渉比C/Iも しくは受信された干渉レベルを測定することによって、受信されたタイムスロッ トnで決定される。受信された無線信号の品質に基づいて、基地局BTSは、当 タイムスロットnで伝送される次の信号の電力調整の必要性を決定する(ステッ プ62)。ステップ63では、基地局BTSは、タイムスロットnの次の伝送の 電力レベルを調整するために、電力調整命令を移動局MSに伝送する。ステップ 64では、移動局MSは、タイムスロットnの伝送のための電力調整命令に従っ て電力調整を実行する。第1実施態様では、例えば、ステップ61で決定された 信号品質が劣っている場合には、電力調整の必要性は、タイムスロットnの伝送 電力を増大するための電力調整命令を発することによって決定され、そして、第 2実施態様では、ステップ61で決定された信号品質が劣っている場合には、タ イムスロットn以外の全タイムスロットの伝送電力を増大し、また、おそらく、 タイムスロットnの伝送電力を減少するための電力調整命令を発することによっ て決定される。第2実施態様は、第1実施例の第2実施態様と関連して上述した ところのものと同様に機能する。ステップ61−64の機能は、ホッピングに加 わる全タイムスロットに関して実行されるのが有利である。 また、本発明に従う電力制御方法は、周波数ホッピング及び/もしくはアンテ ナホッピングを使用する時分割多重化TDDシステムにおける使用のためにも適 用可能である。このような場合には、上記の実施態様に加えて、電力調整が実行 される同一ユニットで、無線信号品質が決定されるようにすることが可能である 。何故ならば、アップリンク伝送もダウンリンク伝送も両方とも同一周波数で行 われるからである。例えば、基地局信号の品質が移動局MSで測定され、その品 質に基づいて、電力調整に関する決定が行われ、例えば同一ホッピング周波数で 伝送される信号といった次の伝送は、本発明に従う電力制御に基づいてセットさ れた電力レベルで同一のホッピングセッティングで実行される。特に、受信され た 信号の品質を決定し、周波数ホッピングを使用する移動通信システムの同一ユニ ットで電力調整決定をするのが有利である。 本発明の電力制御方法の実施例の第2実施態様に関し、伝送電力を無限に減少 しないために、送信器ダイナミックスを使用して伝送電力の調整制限を組み込む のが有利である。本発明の1つの実施例では、電力制御を戻るようにセットして 、電力制御方法がもはや伝送電力を下げる必要はないと検知するか、もしくは伝 送タイムスロットの伝送電力レベルが相互に非常に異なる場合には、事前セット のステップで減少された伝送電力レベルを増大することが、目的であるようにす ることができる。このような場合には、非常に弱い信号は継続的に減衰されず、 それは、伝送電力レベルを釣り合わせることを目的として少しずつ増幅される。 同一セッティングで伝送された先のタイムスロットに基づいて実行される上記 の電力制御方法は、ゆっくり移動する移動局MSの電力制御に特に良く適してい る。また、本発明に従う電力制御は、特に速く移動する移動局MSの場合にも、 先のタイムスロットの無線信号の品質に基づくことができる。 図面及びそれらに関する説明は本発明の思想を例示することのみを意図してい る。本発明の電力制御は、請求の範囲内で詳細に変わり得る。主にTDMA無線 システムと関連して本発明を上記に説明したけれども、本方法を、例えばTDM A/CDMAハイブリッドシステムといった他のタイプの無線システムにも適用 することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年7月7日(1999.7.7) 【補正内容】 請求の範囲 1.無線経路での1つの論理接続の信号の伝送は周波数ホッピングを使用し、そ れによって、無線接続での伝送周波数は、少なくとも2つのホッピング周波数 の間で特定の間隔で変更されるような移動通信システムにおける電力制御方法 において、 無線接続の伝送端で、信号の伝送を、ある伝送電力で、又、ホッピング周波 数の内の1つで実施するステップと、 無線接続の受信端で、受信された信号の品質に基づいて、同一ホッピング周 波数における次の伝送に関して電力調整の必要性を決定するステップと、 電力調整命令を、無線接続の伝送端に伝送するステップと、 無線接続の伝送端で、受信された電力調整命令に従う前記ホッピング周波数 における次の伝送の伝送電力を調整し、 ここで、伝送電力は、ホッピング周波数毎に前記無線接続に関して調整され 、無線接続で使用される少なくとも1つのホッピング周波数の伝送電力は、同 一の無線接続で使用される少なくとも1つの他のホッピング周波数の伝送電力 とは異なるようにするステップとを特徴とする方法。 2.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、同一周波数の先の1つのタイムスロッ トで測定された品質に基づいて処理される請求項1に記載の方法。 3.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、先の1つのタイムスロットで測定され た品質に基づいて処理される請求項1に記載の方法。 4.伝送電力は、受信された信号に関して決定される品質が劣っている場合、受 信された信号の品質が決定されたホッピング周波数で増大されるのみである請 求項1から請求項3のいずれか1項に記載の方法。 5.伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣っている場合、受 信された信号の品質が決定された周波数以外の無線接続の全ての他のホッピン グ周波数で増大される請求項1もしくは請求項2に記載の方法。 6.伝送電力は、受信された信号の品質が決定された周波数に関して減少される 請求項5に記載の方法。 7.送信器のための伝送電力ダイナミックを決定し、 伝送電力レベルの差異が送信器ダイナミックスに等しい場合、低い伝送電力 レベルを増大することによって、無線接続の周波数間の伝送電力差異を釣り合 わせる請求項5もしくは請求項6に記載の方法。 8.無線経路での1つの論理接続の信号の伝送はアンテナホッピングを使用し、 それによって、無線信号を伝送するのに使用されるアンテナは、少なくとも2 つのホッピングアンテナ間で特定の間隔で変更されるような移動通信システム における電力制御方法おいて、 1つのアンテナに関して無線接続で受信された信号の品質を決定するステッ プと、 ホッピングアンテナ毎に前記無線接続に関して電力調整を実行して、無線接 続で使用される少なくとも1つのアンテナからの伝送の伝送電力は、同一の無 線接続で使用される少なくとも1つの他のアンテナからの伝送の伝送電力とは 異なるようにするステップとを備えることを特徴とする方法。 9.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、同一アンテナの先の1つのタイムスロ ットで測定された品質に基づいて処理される請求項8に記載の方法。 10.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、先の1つのタイムスロットで測定され た品質に基づいて処理される請求項8に記載の方法。 11.伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣っている場合、受 信された信号の品質が決定されたホッピングアンテナを介しての伝送の時に増 大されるのみである請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の方法。 12.無線接続の伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣ってい る場合、受信された信号の品質が決定されたアンテナ以外の全ての他のホッピ ングアンテナを介して伝送する時に増大される請求項8もしくは請求項9に記 載の方法。 13.伝送電力は、受信された信号の品質が決定されたアンテナを介して伝送する 時に減少される請求項12に記載の方法。 14.送信器のための伝送電力ダイナミックスを決定し、 伝送電力レベルの差異が送信器ダイナミックスに等しい場合、低い伝送電力 レベルを増大することによって、無線接続のアンテナから伝送される伝送電力 差異を釣り合わせる請求項12もしくは請求項13に記載の方法。 15.無線経路での1つの論理接続の信号の伝送はタイムスロットホッピングを使 用し、それによって、無線信号を伝送するのに使用されるタイムスロットは、 少なくとも2つのホッピングタイムスロット間で特定の間隔で変更されるよう な移動通信システムにおける電力制御方法において、 1つのタイムスロットの無線接続で受信された信号の品質を決定するステッ プと、 ホッピングタイムスロット毎に前記無線接続での電力調整を実行して、無線 接続で使用される少なくとも1つのタイムスロットの伝送電力は、同一の無線 接続で使用される少なくとも1つの他のタイムスロットの伝送電力とは異なる ようにするステップとを備えることを特徴とする方法。 16.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、同一の先のタイムスロットで測定され た品質に基づいて処理される請求項15に記載の方法。 17.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力レベルの調整は、先のタイムスロットで測定され た品質に基づいて処理される請求項15に記載の方法。 18.伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣っている場合、ホ ッピングタイムスロットにおいて増大されるのみである請求項15から請求項 17のいずれか1項に記載の方法。 19.伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣っている場合、受 信された信号の品質が決定されたタイムスロット以外の無線接続の全ての他の ホッピングタイムスロットにおいて増大される請求項15もしくは請求項16 に記載の方法。 20.伝送電力は、受信された信号の品質が決定されたタイムスロットにおいて減 少される請求項19に記載の方法。 21.送信器のための伝送電力ダイナミックスを決定し、 伝送電力レベルの差異が送信器ダイナミックスに等しい場合、低い伝送電力 レベルを増大することによって、無線接続のタイムスロットの伝送電力差異を 釣り合わせる請求項19もしくは請求項20に記載の方法。 22.基地局(BTS)、及び、無線経路で基地局(BTS)と通信する移動局( MS)を備え、基地局(BTS)と移動局(MS)との間の無線接続で周波数 ホッピングを使用し、それによって、伝送周波数は、少なくとも2つのホッピ ング周波数の間で特定の間隔で変更されるような移動通信システムにおいて、 移動通信システムは、ホッピング周波数毎の1つの論理接続の伝送電力レベ ルの調整に適合し、少なくとも2つのホッピング周波数の伝送電力レベルは相 互に異なるようにすることを特徴とする移動通信システム。 23.基地局(BTS)、及び、無線経路で基地局(BTS)と通信する移動局( MS)を備え、基地局(BTS)と移動局(MS)との間の無線接続でアンテ ナホッピングを使用し、それによって、信号伝送は、少なくとも2つのホッピ ングアンテナの間でアンテナ毎に特定の間隔で変更されるような移動通信シス テムにおいて、 移動通信システムは、ホッピングアンテナ毎の1つの論理接続の伝送電力レ ベルの調整に適合し、少なくとも2つのホッピングアンテナからの伝送の伝送 電力レベルは相互に異なるようすることを特徴とする移動通信システム。 24.基地局(BTS)、及び、無線経路で基地局(BTS)と通信する移動局( MS)を備え、基地局(BTS)と移動局(MS)との間の無線接続でタイム スロットホッピングを使用し、それによって、伝送タイムスロットは、少なく とも2つのホッピングタイムスロットの間で特定の間隔で変更されるような移 動通信システムにおいて、 移動通信システムは、ホッピングタイムスロット毎の1つの論理接続の伝送 電力レベルの調整に適合し、少なくとも2つのホッピングタイムスロットの伝 送電力レベルは相互に異なるようにすることを特徴とする移動通信システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.無線経路での1つの論理接続の信号の伝送は周波数ホッピングを使用し、そ れによって、無線接続での伝送周波数は、少なくとも2つのホッピング周波数 の間で特定の間隔で変更されるような移動通信システムにおける電力制御方法 において、 1つの周波数で無線接続を介して受信された信号の品質を決定するステップ と、 ホッピング周波数毎に前記無線接続に関して電力調整を実行して、無線接続 で使用される少なくとも1つの周波数の伝送電力は、同一の無線接続で使用さ れる少なくとも1つの他の周波数の伝送電力とは異なるようにするステップと を備えることを特徴とする方法。 2.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、同一周波数の先の1つのタイムスロッ トで測定された品質に基づいて処理される請求項1に記載の方法。 3.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、先の1つのタイムスロットで測定され た品質に基づいて処理される請求項1に記載の方法。 4.伝送電力は、受信された信号に関して決定される品質が劣っている場合、受 信された信号の品質が決定されたホッピング周波数で増大されるのみである請 求項1から請求項3のいずれか1項に記載の方法。 5.伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣っている場合、受 信された信号の品質が決定された周波数以外の無線接続の全ての他のホッピン グ周波数で増大される請求項1もしくは請求項2に記載の方法。 6.伝送電力は、受信された信号の品質が決定された周波数に関して減少される 請求項5に記載の方法。 7.送信器のための伝送電力ダイナミックを決定し、 伝送電力レベルの差異が送信器ダイナミックスに等しい場合、低い伝送電力 レベルを増大することによって、無線接続の周波数間の伝送電力差異を釣り合 わせる請求項5もしくは請求項6に記載の方法。 8.無線経路での1つの論理接続の信号の伝送はアンテナホッピングを使用し、 それによって、無線信号を伝送するのに使用されるアンテナは、少なくとも2 つのホッピングアンテナ間で特定の間隔で変更されるような移動通信システム における電力制御方法おいて、 1つのアンテナに関して無線接続で受信された信号の品質を決定するステッ プと、 ホッピングアンテナ毎に前記無線接続に関して電力調整を実行して、無線接 続で使用される少なくとも1つのアンテナからの伝送の伝送電力は、同一の無 線接続で使用される少なくとも1つの他のアンテナからの伝送の伝送電力とは 異なるようにするステップとを備えることを特徴とする方法。 9.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、同一アンテナの先の1つのタイムスロ ットで測定された品質に基づいて処理される請求項8に記載の方法。 10.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、先の1つのタイムスロットで測定され た品質に基づいて処理される請求項8に記載の方法。 11.伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣っている場合、受 信された信号の品質が決定されたホッピングアンテナを介しての伝送の時に増 大されるのみである請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の方法。 12.無線接続の伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣ってい る場合、受信された信号の品質が決定されたアンテナ以外の全ての他のホッピ ングアンテナを介して伝送する時に増大される請求項8もしくは請求項9に記 載の方法。 13.伝送電力は、受信された信号の品質が決定されたアンテナを介して伝送する 時に減少される請求項12に記載の方法。 14.送信器のための伝送電力ダイナミックスを決定し、 伝送電力レベルの差異が送信器ダイナミックスに等しい場合、低い伝送電力 レベルを増大することによって、無線接続のアンテナから伝送される伝送電力 差異を釣り合わせる請求項12もしくは請求項13に記載の方法。 15.無線経路での1つの論理接続の信号の伝送はタイムスロットホッピングを使 用し、それによって、無線信号を伝送するのに使用されるタイムスロットは、 少なくとも2つのホッピングタイムスロット間で特定の間隔で変更されるよう な移動通信システムにおける電力制御方法において、 1つのタイムスロットの無線接続で受信された信号の品質を決定するステッ プと、 ホッピングタイムスロット毎に前記無線接続での電力調整を実行して、無線 接続で使用される少なくとも1つのタイムスロットの伝送電力は、同一の無線 接続で使用される少なくとも1つの他のタイムスロットの伝送電力とは異なる ようにするステップとを備えることを特徴とする方法。 16.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力の調整は、同一の先のタイムスロットで測定され た品質に基づいて処理される請求項15に記載の方法。 17.受信された信号品質をタイムスロット毎に測定し、 タイムスロットの伝送電力レベルの調整は、先のタイムスロットで測定され た品質に基づいて処理される請求項15に記載の方法。 18.伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣っている場合、ホ ッピングタイムスロットにおいて増大されるのみである請求項15から請求項 17のいずれか1項に記載の方法。 19.伝送電力は、受信された信号に関して決定された品質が劣っている場合、受 信された信号の品質が決定されたタイムスロット以外の無線接続の全ての他の ホッピングタイムスロットにおいて増大される請求項15もしくは請求項16 に記載の方法。 20.伝送電力は、受信された信号の品質が決定されたタイムスロットにおいて減 少される請求項19に記載の方法。 21.送信器のための伝送電力ダイナミックスを決定し、 伝送電力レベルの差異が送信器ダイナミックスに等しい場合、低い伝送電力 レベルを増大することによって、無線接続のタイムスロットの伝送電力差異を 釣り合わせる請求項19もしくは請求項20に記載の方法。 22.基地局(BTS)、及び、無線経路で基地局(BTS)と通信する移動局( MS)を備え、基地局(BTS)と移動局(MS)との間の無線接続で周波数 ホッピングを使用し、それによって、伝送周波数は、少なくとも2つのホッピ ング周波数の間で特定の間隔で変更されるような移動通信システムにおいて、 移動通信システムは、ホッピング周波数毎の1つの論理接続の伝送電力レベ ルの調整に適合し、少なくとも2つのホッピング周波数の伝送電力レベルは相 互に異なるようにすることを特徴とする移動通信システム。 23.基地局(BTS)、及び、無線経路で基地局(BTS)と通信する移動局( MS)を備え、基地局(BTS)と移動局(MS)との間の無線接続でアンテ ナホッピングを使用し、それによって、信号伝送は、少なくとも2つのホッピ ングアンテナの間でアンテナ毎に特定の間隔で変更されるような移動通信シス テムにおいて、 移動通信システムは、ホッピングアンテナ毎の1つの論理接続の伝送電力レ ベルの調整に適合し、少なくとも2つのホッピングアンテナからの伝送の伝送 電力レベルは相互に異なるようすることを特徴とする移動通信システム。 24.基地局(BTS)、及び、無線経路で基地局(BTS)と通信する移動局( MS)を備え、基地局(BTS)と移動局(MS)との間の無線接続でタイム スロットホッピングを使用し、それによって、伝送タイムスロットは、少なく とも2つのホッピングタイムスロットの間で特定の間隔で変更されるような移 動通信システムにおいて、 移動通信システムは、ホッピングタイムスロット毎の1つの論理接続の伝送 電力レベルの調整に適合し、少なくとも2つのホッピングタイムスロットの伝 送電力レベルは相互に異なるようにすることを特徴とする移動通信システム。
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