JP2002505645A - コンプレッサ及び他の品物のためのコンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 自動車用コンプレッサのような品物を保存するためのコンテナであって、単一片の材料、好ましくは段ボールから製作され、刻み線に沿って折り曲げそして差込片と係合溝を係合することによって組み立てられ、差込片と係合溝を係合することによって固定され、コンテナの上壁、底壁及側壁を形成する。内部の製品支え構造体は、元の段ボール片から、刻み線を折り曲げることにより形成される。

Description

【発明の詳細な説明】 コンプレッサ及び他の品物のためのコンテナ 関連出願の相互参照 この出願の主題は、通常通り譲渡された１９９８年４月１４日付の米国仮出願 、S.N.60/081,719及び１９９８年４月１４日付の米国仮出願S.N.60/081,720の主 題に関連しており、各仮出願の主題は、参照によってここに織り込まれ、米国特 許法１１９条(e)に基づく優先権が主張されている。 背景技術 １．発明の技術分野 この発明は、コンプレッサ及び他の品物を保管するためのコンテナに関する。 ２．関連技術の説明 コンテナ又は箱の技術は長い歴史を有しており、物品保管及び積送りの分野で は、多くのコンテナが知られている。自動車用コンプレッサ及びその他類似する 形状の物品を積送り及び保管する箱の組立には、概して、高価で、嵩張ったある いは複雑な構造のコンテナ及び材料が使用されていた。これらのコンテナは、時 には、木、段ボール、波形プラスチックまたはその他の材料で製作されている。 コンテナ内で物品を支持し、かつ、保護するために、発泡体、プラスチック製気 疱シート及び繊維管のようなパッキン材料を、手作業またはその他の手段によっ て物品の周りに配置することは知られている。この作業によって物品の正しいパ ッキンを確実に行なうためには、余分な時間と配慮がしばしば必要となる。コン プレッサを保管するためにこの手段を使用する場合には、余分な時間と高いパッ キン材料費によって、コストが増加する。 また、一般に、別途製造された支持構造体を、物品の支持のためにコンテナ内 に配置している。これらの構造体は、概して特定の物品のために製作されるが、 場合によっては、別途接着工程を含む別の組立が必要になる。さらに、これらの 技術は、各型式の物品又は装置を保管するために、特殊な支持構造体を設計し箱 の中に備え付けることが、しばしば要求される。それゆえ、保管される物品又は 装置に対して、支持構造体が確実に正しく適合するように注意を払わなければな らない。特定の物品のために特定の支持構造体を使用し、この支持構造体を組み 立てるために別途時間をかけ、保管される適当な物品又は装置に適切な支持構造 体を選択するために必要な時間をかけることは、コンプレッサ及びこれに類する 物品を保管するこの手段に関して出費及びリスク又は失敗の可能性を増加させる 。 コンテナの上壁、底壁及び側壁を形成するために、接着剤を使用して段ボール コンテナの各部品を適所に固定することは知られている。この技術は、比較的重 量のある物、たとえば自動車用エアコンディショナーのコンプレッサのような、 金属製物品を運ぶために、必要な支えが使用されている。接着剤によって、フラ ップを上壁、側壁及び底壁に形成することにより、段ボール製保管コンテナを組 み立てることは、コンテナ組立工程に費用と時間が追加されることになる。 上記技術にもかかわらず、装置及びいくらかの付属部品、たとえばプーリ又は クラッチを、より多くの損傷の危機に曝した状態で、コンプレッサのような物品 を、その側面を接触させて保管しなければならないことがしばしばある。 発明の要約 内部パッキン部材又は別途製作された物品支えや、コンテナを一体に維持する ための接着剤又はステップルを必要とせず、単一片の材料により製作され、コン プレッサを、その側面を接触させて、保管することができる梱包コンテナを提供 する。 この発明は、折り線が刻まれた単一片の材料、好ましくは段ボールから設計さ れている。段ボールは、また、差込片（タング）と適合溝が設計された部材であ り、すべての差込片を適合溝に係合した時、本願発明の上壁、底壁及び側壁が形 成される。差込片と溝は、また、コンテナの上壁、底壁及び側壁構造体をしっか りと固定しており、接着剤やステップルによってその機能を果たす必要性を排除 している。 一度、差込片と適合溝とを係合してこれらの構造体を組み立てると、段ボール の一部を、コンプレッサの周囲側面が当接した状態で保持できるように、Ｖ形支 え構造体に折り曲げることができる。この特殊なＶ形支え構造体は、元の段ボー ル片の一部からできている。Ｖ形支え構造体によると、たった１種類の普遍的な 型の支え構造を使用することによって、各種コンプレッサ及び類似した装置をし っかりと収納することができる。 図面の簡単な説明 この発明の実施の形態は図面を参照して説明され、その中で、同じ要素には同 じ符号を付している。 図１は、差込片と適合溝を係合する前の状態を示す本願発明の一実施の形態の 図である。 図２は、一部折り曲げた状態を示す本願発明の一実施の形態の図である。 図３は、さらに折り曲げてコンテナの底壁面が部分的に形成された状態の本願 発明を示している。 図４は、さらに折り曲げてコンテナの側壁面が部分的に形成された状態の本願 発明を示している。 図５は、ほとんど総ての差込片と適合溝が係合された状態を示している。 図６は、上端部支え構造体が前方へ折り込まれ、コンテナの上壁部分の内部に 表われている状態を示している。 図７は、コンテナの一の形態として、総ての差込片と適合溝要素が係合された 状態を示している。 図８は、図１から組み立た始めたコンテナが完成した状態であって、上端部及 び底部の製品支え構造体の配置及び形状が分かるように、壁面を透視した状態で 示している。 図９は、図１から図７で組み立てられたコンテナの中に物品を保管した状態を 示している。 図１０は、本願発明の別の１つの実施の形態であって、いくらかの重要な折り 曲げ工程前の状態を示している。 図１１は、次に進んだコンテナの折曲げ段階であって、底壁及び２つの側壁を 刻み線に沿って折り曲げて部分的に組み立てた状態を示している。 図１２は、さらに進んだ折曲げ段階であって、４つの側壁が部分的に組み立て られているが、上壁用フラップが残っており、支え構造体がまだ折り曲げられて いない状態を示している。 図１３は、本実施の形態の側壁は完成し、蓋は開けられた状態であり、物品支 え構造体はまだ組み立てられていない状態を示している。 図１４は、蓋が開けられた状態の略完成状態の箱であって、内部の底部及び上 端部支え構造体は所定位置に位置している状態を示している。 図１５は、箱の内部構造、Ｖ形に形成されると共に除去可能なスリットが形成 された底部支え構造体及び取除き可能な部分を有する完成した上部支え構造体が 分かるように、壁面を透視した状態で示している。 図１６は、図１０から図１５で組み立てられたコンテナの中に物品を保管した 状態を示している。 好ましい実施の形態の詳細な説明 この出願は、自動車用コンプレッサ及び付属のクラッチ機構又はプーリにも適 用できる、自動車用コンプレッサのためのコンテナを説明し、図面に記載してい る。しかし、この発明は、自動車用コンプレッサ及び付属部品には必ずしも限定 されない。それどころか、この発明の各実施の形態は、広く各種の物品保管の需 要に適用できる。したがって、この発明の各実施の形態は自動車用コンプレッサ 及びこれに類したものに関して述べられるが、この発明は必ずしもこのような使 用に限定されるものではない。さらに、この出願は、コンテナ用の好ましい材料 として段ボールを記述しているが、波形プラスチック、固形の繊維等、同業者が 本発明に従って都合良く利用することができる程度に知られた他の部材を使用す ることもできる。 この出願の図１〜図１６は、主要発明の好ましい２つの実施の形態を描いてい る。図１〜図８は、発明の１つの好ましい実施の形態の一連の組立工程を示す図 である。図９は、発明の使用状態を示している。図１０〜図１６は、主要発明の 別の好ましい実施の形態であって、略一連の組立工程を描いたものである。図１ ６は、この実施の形態の使用状態を示している。 図１は、この発明の好ましい形態を示しており、単一片の段ボール５から切り 出されたコンテナを描いている。単一片の段ボール５には、折り曲げるべき個所 を明示するために刻み線２が形成されている。刻み線は、単に材料の折曲げ個所 を示すだけでなく、材料を折り曲げ易くしている。段ボール５は、差込片と適合 溝１０，１５，２０，２５，３０，３５を有するように製作され、差込片と適合 溝１０，１５，２０，２５，３０，３５は、それらが係合した時に、主要発明の 好ましい実施の形態の上壁、底壁及び側壁を形成する。さらに、差込片と適合溝 要素との係合構造であることにより、接着剤、接着テープ、ステイプルまたはそ の他の固定手段等を用いることなく、コンテナの形状を完成し、維持する。接着 剤等の手段はコンテナの製作において追加の時間や出費がかかり、また、組立中 あるいは使用中に故障する可能性がある。 図２は、主要な好ましい実施の形態の折曲げ工程に進んだ段階を示している。 側壁７，１６，２６，３６，上壁１７及び底壁１１は、この発明のすべて差込片 と適合溝要素１０，１５，２０，２５，３０，３５を係合することにより形成さ れる。底部支え１４は、刻み線２に沿ってフラップ１４を適当に折り曲げること により形成され、図８に描かれた底部物品支えが完成される。上端部支え構造体 ６は、前側壁７から延長するフラップから形成されると共に、刻み線に沿って折 り曲げられ、適合溝３５に差込片３０を係合することにより、上壁１７に固定さ れている。 図３は、この好ましい実施の形態のさらに次の組立段階を示している。２本の 互いに接近した平行な刻み線８が半円形切欠き３２に対して垂直に引かれており 、上記半円形切欠き３２は、刻み線８で折り曲げる前の状態をここに描いている 。また、差込片３０に対して垂直に引かれた刻み線２も、折曲げ前の状態で図３ に描かれている。 図４は、図３から概ね引続いて行なわれる次の組立を示している。前側壁７は 、左側壁１６，右側壁２６及び後側壁３６と同様に所定の位置に描かれている。 図３を見て、それから図４を見ると、前側壁７が垂直に直立するように前方に折 り曲げられた時、隣接するフラップ材料が左側壁１６と右側壁２６に係合するよ うに移動し、前記左右の側壁が段ボールの二重壁構造として組み立てられること は、明らかである。 図５は、コンテナのさらに続く組立を示しており、接近する２つの平行な刻み 線８で折り曲げることにより完全に形成された切欠き３２が描かれている。図５ はまた、係合された右側壁２６の差込片１０と適合溝１５並びに係合された左側 壁１６の差込片２０と適合溝２５も描いている。コンテナ５の左右の両側壁１６ ， ２６は、コンテナ５の左右側壁１６，２６の肉厚をより厚くするように折り曲げ ることができる、接近する２つの平行な刻み線８で組み立てられている。この折 り曲げ接続個所において、左右の側壁１６，２６の厚さは、材料の三層分の厚さ になっており、接近する２つの平行な刻み線８並びに差込片と溝要素の係合によ って提供された独特の折曲特徴により、左右の側壁は固く保持されている。 図６は、コンテナの、概ね引続いた、次の組立を描いている。図６は、コンテ ナ内の所定位置に上端部物品支え６を折り込んだ状態を示している。対応する適 合溝３５に係合させる差込片３０であって、該係合によって上壁１７を固定する ために使用される差込片３０が認識できる。 図７は、総ての差込片と適合溝部材が係合した状態のコンテナ５を描いている 。図７では、差込片３０が該差込片に形成された刻み線で折り曲げられ、適合溝 ３５に部分的に係合した状態を見ることができる。 図８は、すべての差込片と適合溝が係合した状態であって、内部構造が見られ るように図示されている。底部支え構造体１４の形状及び配置位置が認識できる 。底部製品支え構造体は、三つの概略線が交差する個所において底面構造体１１ に係合している状態が描かれている。この配置は、コンプレッサ又はその他これ に類する物品を、底部支持構造体１４とコンテナ５の別の面の間で保持するため に、強固な支持構造を提供している。上端部製品支持構造体６は、コンテナ５の 上面面に対して製品を固定することによってコンテナ５の上端での支持を提供し ている。上端部製品支持構造体６と底部製品支持構造体１４の間の空間は、プー リやクラッチ組立体のように、コンプレッサの軸に装着されるいかなる装置にも 対処できるように設計された領域４５である。コンプレッサの軸に装着される装 置は、コンテナの他のいかなる面にも接触することなく、隔離された状態で、こ の領域４５内に浮いた状態で保持されており、これにより、損傷が発生する可能 性を減らしている。上端部製品支え６及び底部製品支え１４は、発泡小片のよう に、別途内部パッキン材料を使うことを不必要にする形状となっており、積出し あるいは保管の目的のために、コンプレッサに安定した環境を提供している。図 ８から判別できるように、底部支え構造体１４と上端部支え構造体６は、両方共 、コンテナの前側壁に接触すると共に、コンテナを横切っておおよそ中間付近ま で延び ている。この実施の形態において、コンプレッサは後側壁３６と底部製品支え構 造体１４の間に配置されている。上端部製品支え構造体はコンテナの中へと前方 に折り曲げられて製品に当接している。その物品は上端部製品支え構造体及び底 部製品支え構造体によって、しっかりと保持されている。上端部支え構造体の半 円形の切欠き３２は、ある形状のコンプレッサを支えるのに特に適している。切 欠き３２はまた、コンテナを梱包または開包する時に、製品支えを掴む手段とし て利用することにより、上端部製品支え構造体を動かすのに役立つように設計さ れている。この好ましい実施の形態は、上端部製品支え構造体と底部製品支え構 造体の両方を備えているけれども、必要に応じて、１つ、または複数の製品支持 構造体を使用するように、設計変更することができる。 図９は、コンテナ５内にコンプレッサ４２を保管した状態のこの実施の形態を 描いている。コンプレッサを係止して、コンテナ５の他の面に対してコンプレッ サをしっかりと保持するために、いかに底部製品支持構造体１４が特別に設計さ れているかを理解することができる。また、コンプレッサ４２の小径部分４７は 支え構造体１４を越えて延びており、支え構造体１４と製品支え６の間の領域４ ５内に、都合良く保持されている。製品支え６はコンプレッサ４２の大径部分の 頂面部分に係合し、これにより支持個所を増やしている。 図１０は本願発明の別の好ましい実施の形態を示している。この場合もまた、 単一片のカットされた段ボールから組み立てられ、コンテナの上壁、底壁及び側 壁を形成するために互いに適合する差込片と溝部材１０，１５，２０，２５，３ ０，３５を使用している。発明のこの好ましい実施の形態において、底部支え構 造体１４と上端部支え構造体６は、この発明の前側壁７から延びる段ボールの隣 接フラップにより形成されている。底部製品支え構造体１４は縦向きの裂開可能 能なスリット２３を有するように製作されており、該スリット２３は裂けて、コ ンプレッサ又は他の製品の押え部分を概ね取り囲むように変形し、本願発明の内 部において、コンプレッサに特別の支持と安定性を与える。上端部支え６は、好 ましくは、蓋１７の下側で、箱の上壁の全幅及び全長に亘って延び、そしてコン テナの内側に配置されるコンプレッサの部品にさらに適用するために取り除くこ とができる開口部４０を含む。上壁１７は、該上壁１７が閉じた時に上端部製品 支え構造体６に係合し、上端部製品支え構造体とＶ形底部支え構造体の間でコン プレッサを保持する。底部支え構造体１４は裂けて変形することにより、コンプ レッサを保持する。底部製品支え構造体の角度は、構造体が、各種異なった径の コンプレッサをしっかりと保持することを可能にする。裂開することができるス リット２３は、底部支え構造体の略全高に亘って形成されており、実際、コンプ レッサと底部製品支えとの間のどこに接触点ができようとも、支えるための裂開 と変形は確実に行なわれる。適合溝３５に差込片３０を係合することにより、コ ンテナ５の上壁１７を強固に閉じておくことができる。 図１１は、発明のこの実施の形態の次に続く組立を示しており、左側壁１６と 右側壁２６は適当な刻み線２を折り曲げることによって部分的に形成されている 。底部支え構造体１４と上端部支え構造体６は、前側壁７の上端に刻み線２を介 してコンテナ５に連結した段ボールの隣接フラップから製作されており、これは 図１１に明確に描かれている。 図１２は、前側壁７、左側壁１６、右側壁２６及び後側壁３６が部分的に形成 された主要発明のこの実施の形態を示している。取り除き可能な部分４０は、コ ンプレッサがの形状に適応させるために取り除くことができる。図１２を図１１ と比較した場合、図１２に現れているように、前側壁７を直立させるように適当 な刻み線に沿って折り曲げることにより、左側壁１６及び右側壁２６が概ね二重 壁の段ボール材料により構成されることが明確になる。 図１３は、発明のこの実施の形態のさらに次に続く組立を描いており、右側壁 ２６の差込片は適合溝１５に係合し、左側壁１６の差込片は適合溝２５に係合し 、左側壁１６と右側壁２６を完全に形成している。図１３から、左側壁１６と右 側壁２６が、略三重壁に段ボール材料により組み立てられていることが分かる。 図１４は、次に続くコンテナの組立を示しており、上端部製品支え構造体６と 底部製品支え構造体１４は、適当な刻み線２で折り曲げ、コンテナ５の内側へ前 方へと折り込むことにより組み立てられている。上端部支え構造体６の取り除き 可能な部分４０の位置は、所定の位置に表われている。さらに左側壁１６と右側 壁２６の互いに接近した平行な刻み線８は、それらの折り曲げられた位置に描か れている。これら互いに接近した平行な刻み形状を形成していることにより、継 ぎ目に過度の応力をかけることなく、既に所定位置に設置された段ボールのフラ ップの厚みに利用することができる。図１５は、この発明の壁を透明で示した図 であり、上端部製品支え構造体と底部製品支え構造体は、コンテナ５の内部に表 わされている。縦向きで裂開可能なスリット２３が組込まれた底部支え構造体の 配置位置及び形状もまた認識することができる。これら裂開可能なスリットは、 コンプレッサ、又はその他の製品からの圧力によって、裂開されると共に変形し 、広く各種寸法のコンプレッサをしっかりと包み込む。この特殊な形状により、 余分なパッキン材料及び別途製作され又は特別にあつらえた製品支え構造体を備 える必要がなくなる。この好ましい実施の形態は、上端部製品支え構造体及び底 部製品支え構造体を共に備えているが、必要に応じて、１つまたは複数の製品支 え構造体を使用する構成に変更することは可能である。図１６は、内部にコンプ レッサを保持した主要発明のこの実施の形態を描いている。裂開して変形するこ とが可能なスリット２３も図１６に描かれている。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ， ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，Ｌ Ｖ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ， ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，Ｕ Ｓ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 単一片の段ボールと、 折り曲げるために段ボールに形成された刻み線と、 段ボールに形成された差込片及び適合溝部分であって、係合した時に、コンテ ナの上壁、底壁及び側壁構造体の形状を定め、固定する差込片及び適合溝と、 コンテナの室内の形状を定める上壁、底壁及び側壁構造体と、 段ボールのフラップから形成される少なくとも１つの製品支え構造体とを、 備えた品物のためのコンテナ。 ２． 製品支え構造体として底部製品支え構造体を形成する単一片の段ボールよ りなり、 製品支え構造体は、可動状態で段ボールに連結されているが、構造的には、実 質的にコンテナの底壁を形成する段ボールから独立している 請求項１記載の品物のためのコンテナ。 ３． 製品支え構造体として上端部製品支え構造体を形成する単一片の段ボール よりなり、 上端部製品支え構造体は、可動状態で段ボールに連結されているが、構造的に は、実質的に、コンテナの上壁を形成する段ボールから独立している 請求項１記載の品物のためのコンテナ。 ４． 底部製品支え構造体を形成する第１のフラップを備え、該製品支え構造体 は、可動状態で段ボールに連結されているが、構造的には、実質的にコンテナの 底壁を形成する段ボールから独立しており、 上端部製品支え構造体を形成する第２のフラップを備え、該製品支え構造体は 、可動状態で段ボールに連結されているが、構造的には、実質的にコンテナの上 壁を形成する段ボールから独立している、 製品支え構造体を備えた 請求項１記載の品物のためのコンテナ。 ５． 底部製品支え構造体には、裂開可能な複数のスリットが形成されている請 求項４記載の品物のためのコンテナ。 ６． 裂開可能なスリットは縦向きに配置されている請求項５記載の品物のため のコンテナ。 ７． 上端部及び底部製品支え構造体は、段ボールの隣接フラップにより形成さ れている請求項４記載の品物のためのコンテナ。 ８． 上端部製品支え構造体には、取り除き可能な部分が設けられている請求項 ４記載の商品のためのコンテナ。 ９． 上壁、底壁及び側壁構造体は、上端部及び底部製品支え構造体に係合して 、総ての面が少なくとも段ボールの二重壁に形成されている請求項４記載の商品 のためのコンテナ。 １０． 底部支え構造体は、上端で対面する部分が幅広く、概ねＶ形に開いた形 状をしており、底部係合部分はより狭くなっている請求項４記載の品物のための コンテナ。 １１． コンテナは方形である請求項４記載の商品のためのコンテナ。 １２． 上端部及び底部製品支え構造体は、コンテナ内部の上壁と内部の底壁よ り小さい請求項４記載の商品のためのコンテナ。 １３． 上端部支え構造体は、刻み線でコンテナの側壁と交差している請求項４ 記載の商品のためのコンテナ。 １４． 段ボールの隣接プラップは刻み線でコンテナの側壁と交差している請求 項７記載の商品のためのコンテナ。 １５． 刻み線の幾つかは、より広い繋ぎ目を形成するために、互いに接近する 平行な刻み線である請求項４記載の商品のためのコンテナ。 １６． 単一片の段ボールと、 折り曲げるために段ボールに形成された刻み線と、 段ボールに形成された差込片及び適合溝部分であって、係合した時に、コンテ ナの上壁、底壁及び側壁構造体の形状を定め、固定する差込片及び適合溝と、 コンテナの室内の形状を定める上壁、底壁及び側壁構造体と、 概ねＶ形に形成された底部製品支え構造体を形成する段ボールの第１のフラッ プであって、製品支え構造体は可動状態で段ボールに連結されているが、構造的 には、実質的にコンテナの底壁を形成する段ボールから独立している製品支え構 造体を形成する第１のフラップと、 上端部製品支え構造体を形成する段ボールの第１のフラップであって、製品支 え構造体は可動状態で段ボールに連結されているが、構造的には、実質的にコン テナの上壁を形成する段ボールから独立している製品支え構造体を形成する第２ のフラップと、 を備えた品物のためのコンテナ。 １７． 単一片の段ボールと、 折り曲げるために段ボールに形成された刻み線と、 段ボールに形成された差込片及び適合溝部分であって、係合した時に、コンテ ナの上壁、底壁及び側壁構造体の形状を定め、固定する差込片及び適合溝と、 コンテナの室内の形状を定める上壁、底壁及び側壁構造体と、 概ねＶ形に形成された底部製品支え構造体を形成する段ボールの第１のフラッ プであって、製品支え構造体は可動状態で段ボールに連結されているが、構造的 には、実質的にコンテナの底壁を形成する段ボールから独立し、コンテナの内部 の底壁面積より小さい製品支え構造体を形成する第１のフラップと、 上端部製品支え構造体を形成する段ボールの第１のフラップであって、製品支 え構造体は可動状態で段ボールに連結されているが、構造的には、実質的にコン テナの上壁を形成する段ボールから独立し、コンテナの内部の上壁面積より小さ く、そして半円形の切欠きを有する製品支え構造体を形成する第２のフラップと 、 を備えた品物のためのコンテナ。 １８． 単一片の材料を、差込片と適合溝部材を形成するように切断する工程と 、 コンテナの形状を定める線を材料に刻む工程と、 少なくとも１つの支え構造体の形状を定める線を材料に刻む工程と、 上壁、底壁及び側壁を形成するために材料を刻み線に沿って折り曲げる工程と 、 製品支え構造体を形成するために材料を刻み線に沿って折り曲げる工程と、 コンテナの上壁、底壁及び側壁を固定するために差込片と適合溝部材とを係合 する工程を、 備えた品物のためのコンテナを製造する方法。 １９． 製品支え構造体のために刻み線を形成し、折り曲げる工程を備えており 、 刻み線を形成する工程は、少なくとも２つの製品支え構造体の形状を定める刻 み線を形成する工程であり、 折り曲げる工程は、前記刻み線に沿って材料を折り曲げて製品支え構造体を形 成する工程である、 請求項１５に記載の品物のためのコンテナを製造する方法。 ２０． 製品支え構造体のために刻み線を形成し、折り曲げる工程を備えており 、 刻み線を形成する工程は、複数の製品支え構造体の形状を定める刻み線を形成 する工程であり、 折り曲げる工程は、前記刻み線に沿って材料を折り曲げて複数の製品支え構造 体を形成する工程である、 請求項１５に記載の品物のためのコンテナを製造する方法。 ２１． 製品支え構造体に複数のスリットを形成する工程を備えた請求項１９記 載の商品のためのコンテナを製造する方法。 ２２． コンテナの形状が刻み線によって定められた単一片の材料から組み立て られ、コンテナの上壁、底壁及び側壁が前記刻み線に沿って折り曲げることによ り形成され、コンテナの上壁、底壁及び側壁が差込片部材と適合溝部材を係合す ることにより固定され、前記単一片の材料から形成された製品支え構造体が内部 に一体成形されている品物のためのコンテナ。