JP2002504851A - ヨウ素種による水殺菌及び食品材料保存方法 - Google Patents

ヨウ素種による水殺菌及び食品材料保存方法

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Abstract

(57)【要約】 連続的な動的水流下で、飼育動物用のバクテリアのないヨウ素種を含有する飲用水を生成する方法及び装置が、固体ヨウ素を第一水流に溶解させ、予め選択された温度で飽和ヨウ素種を含有する水溶液を生成し、飽和溶液を第二水流に配合して希釈ヨウ素種バクテリアのない水溶液を生成し、希釈溶液を飲用水として動物に供給する。ヨウ素が、第一水流(16)に溶解されて予め選択された温度と既知濃度で、飽和ヨウ素種を形成し、その後に飽和溶液が中間水流(14)に配合される。ヨウ素種を含有する水の連続流がネットワークを通して、バクテリアを含有する水による後汚染の危険が低下された状態で、飼育動物分配ネットワーク(50)へ送られる。ヨウ素化水のその他の用途は、例えば、食品プロセス産業;果物、野菜、及び特に、ヨウ素化アイスとして魚類及び魚類製品保存;水、排水、及び廃水処理に対する工業/商業用冷却;人、家畜類、魚類及び植物のためのヨウ素源としての栄養剤としての殺菌剤としてである。

Description

【発明の詳細な説明】 ヨウ素種による水殺菌及び食品材料保存方法 発明の分野 本発明はヨウ素種による水処理に関し、さらに詳細には農業、水産業、食料品 、食品産業、果物及び野菜、工業用水処理システム、及び薬剤産業における飼育 動物用の飲用源として使用する水の殺菌に関するものである。本発明は食料品、 特に、ヨウ素化氷によるバクテリア損傷に敏感な魚類、食肉、魚類及び食肉製品 、及び果物及び野菜の保存に関するものである。 発明の背景 ヨウ素は過去において、水殺菌のため広範囲に使用されてきた。ヨウ素は、バ クテリア、ウイルス、及び嚢胞に対して、その抗生物質効果を共通に使用される が(厳密に言えば)、これら3つの病原体は、生物学的に安全な水の供給の維持 において最も共通した健康上の危険の構成要素となる。伝統的に、結晶性ヨウ素 は少量のKIの添加により静的な状態で水に溶解し、KIはヨウ素の溶解を大い に進める。 人間の腸の伝染病、即ち、バクテリアの大腸菌の系統、例えば、大腸菌の広範 にわたる発生及び再発は、飲用水の内容物に関連しているものである。通常、糞 物質を含有する廃水が供給水にこぼれたり、または供給水の植物の過剰な無気腐 敗が生ずると、これらのバクテリアは供給飲用水を汚染する。一般に、ヨウ素に よるバクテリア とウイルスの両者、及び嚢胞の病原体の実際の不活性化機構は十分に理解されて いない。 今日まで、ヨウ素は一般に、アイオドフォ(iodophor)源から、またはヨウ素 の溶解を補助するためKIを使用して水溶液として供給されてきた。ほとんどの 処理には、約9前後のpHが使用される。 溶解ヨウ素は水溶液中で加水分解して溶液のpHに比例する量の次亜ヨウ素酸 HOIを形成し、pHは約8.5でヨウ素はもっぱらほとんどHOIとして存在 する。溶解I2及びHOIともに抗病原性である。pHは約5から7で、I2とし てのヨウ素は反バクテリア作用を有し、より高いpHが、例えば、7から10で は、HOIは効率のよいウイルス剤である。Chang(1)は、pHは約8で 、HOIがゆっくり分解して特に、溶解ヨウ素の存在によりヨウ化物及びヨウ素 酸塩イオンを形成することを報告している。ヨウ化物もヨウ素酸塩も殺菌性であ るとことは見出されていない。さらに、1はI2と反応して高濃度に着色された 殺菌剤としては効果のないI3を形成する。 ヨウ素の各種色合いが、エタノール、ヂエチルエーテル、トルエン、p−キシ レン、ベンゼン及び炭素などの有機液体中に固体の溶解の際に生ずる。さらに、 ヨウ素の多くの有機体生成、例えば、ヨードホルム、メチレンヨウ化物が適当な 有機物がヨウ素と反応して生成される。最も一般的な市販のヨウ化物−有機物複 合体は、PVP −ヨウ化物、ヨードホルム及びポヴィドン(povidone)ヨウ化物であり、洗剤及 び防腐剤として使用される。これらの複合体のほとんどは水中での希釈の際に殺 菌作用があり、そこで、ヨウ素が水和して、通常は分子ヨウ素として水の中に放 出される。多くの生物を殺す性質のある、有機ヨウ化物複合体は通常、アイオド フォと呼ばれる。 伝統的に、ヨウ化物含有樹脂はI2、トリ−、ペンタ−、及びヘプタ−ヨウ化 物イオンを第4級アンモニウム、スチレン−ヂビニルベンゼン、交差結合アニオ ン交換樹脂に添加することにより作られる。水との溶離の際に、ポリアイオナイ ドとヨウ素がアニオン交換機構を介して樹脂から放出される。これらの樹脂はデ マンド型基材上で動作して、そこでヨウ素が樹脂を通過する水中の殺菌性負荷が 存在する中でのみ、次の機構により放出されると考えられている:(1)ポリア イオナイド中間体からのI2移動を含む内部交換機構によって促進されるヨウ素 放出、(2)樹脂上のヨウ化物の加水分解でHOIを生成、及び(3)樹脂−ポ リアイオナイドの組合せ及び有機樹脂基質またはそのいずれかによるI2の単純 放出。 飼育動物、特に制限状態で飼育された鶏及び豚の飲料水の殺菌は、大腸菌、そ の他の糞の大腸菌、及び糞の連鎖球菌などの動物糞に存在する共通のバクテリア により、全分配システムを通しての水の汚染のため大きな問題が生じている。鶏 及び豚はともに、肥料中で発見されたバ クテリアを納屋の床から飲料水容器へ広げ、そして、全分配産業経済基盤ネット ワークの逆汚染をもたらし、、伝染病が納屋から納屋へと広がる。さらに、源水 バクテリアレベルの四季の変化による家畜類の伝染病への寄与が見出されている 。 飼育動物飲用水用塩素系、またはアイオドフォ製品の使用は、非常に不充分で 重大な欠点により難しくなっている。 次の一覧表は水殺菌のため塩素系、またはアイオドフォ製品の使用に関連する 多くの問題から幾つかを示す。 塩素 −個別バッチロットの組成に関して非常に不適当。 −適用量が10〜12ppmを超えると死亡事故を引き起す。 −高温でガスを放出して毒性エアゾールを発生する。 −酸を必燃的に生ずる酸と反応して毒性副産物例えば、トリホロメタンを形成す る。 −pH及び温度変化に非常に敏感で、かつ狭いpH及び温度範囲のみで有効であ る。 −その濃度及び化学的仕様によって「緩慢に」から「急激に」までの腐食性のた め、分配装置を損傷しかつ特別に取扱を要する。 −家畜類への分配前に、注意深く予め混合する必要がある。 −分配システムのため保守費用が非常に高い。及び、 −露出されると、大部分の金属へ自由塩素ガスを遊離する。 アイオドフォ(iodophor) −ほとんどの市販で入手可能な製品の高レベルのリン酸が鳥類の消化管に炎症を 引き起し、体重低下及び死亡事故またはそのいずれかを生ずると共に、分配ネッ トワーク内の金属やゴムシールを損傷する。 −調整及び出荷費用のため塩素製品より非常に高価。 −露光に敏感である上、光による劣化もある。 −水と混合した時のみ生物学的に活性化され、長期貯蔵して残される場合、未希 釈アイオドフォがシュードモナス種、バクテリアによる伝染病を発病し、この伝 染病は動物に引き渡たされ全種族を感染させる。 −取扱いがやっかい。 −家畜類に毒を与えることなく殺菌の適切なレベルを維持するため、原料アイオ ドフォの希釈は厳密に制御しなければならない。 −有機溶剤は適度にヨウ素のガス放出を許容する。 ヨウ素はほぼ凍結可能な液体の水に容易に加えられるが、ほとんどのヨウ化さ れた水−氷の挙動に関する系統立った作業は確立されていない。例えば、いずれ かの化学的形式での溶解ヨウ素の濃度の増加にともなう水の凝固点の下降を説明 する、容易に入手可能な表がない。さらに、ヨウ化された水−氷の生物を殺す性 質のある/生体静力学的性質に関する研究も出版物に掲載されていな い。 氷と水−氷の混合物は多くのミレニア(millenia)の冷媒として使用されてき て、工業用冷媒としてのそれらの使用は、特に、いたんでいないが、腐敗しやす い大量の食肉を、食品材料を市場へ配送するため及び、世界全体にわたる農産物 供給業者により配達するのに必要なため、今日なお普及している。食品材料を凝 固温度即ち、0℃以下近くまで冷却することは、かなりの程度でそれらの腐敗を 防止するが、それは、空気中に含まれたり、氷に含まれたり、または水に含まれ たりする、潜在的な病原体が食品材料に接触するので、消費者に害を与えないこ とを常に保証するものではない。即ち、氷は食品材料を熱による腐敗及び化学的 破壊から保護するが、それは抗生的な品質を有していない。食品材料それ自体を 幾分保全かつ保護できるのと同様に、氷はバクテリア、ウイルス及び嚢胞を氷自 体内、または食品材料の表面で保護することができる。 冷却、または冷凍した魚類の品質は、腐敗バクテリアの存在によりかなりの程 度で急速に劣化する(Liston 1982)。従って、存在するこれらの腐敗バクテリ アの数は、これらの魚類の店頭寿命への重大な影響を有している。陸揚げの前に 、時により長い期間、トロール漁業者の船倉に貯蔵される魚類に対して、如何な る効果的なバクテリア抑制剤も、それが処理施設へ到着するまで、魚類の品質に 重要な影響がある。鱈などの種の在庫は少 ないが、要求は未だに多い場合などは、このことは今日、主要な重要事項である 。 食品材料の冷媒及び防腐剤の両方に氷を使用することに、いくつかの問題が存 在することが認識されるべきである。主な問題は、多くの共通の病原体が0℃及 びそれ以下に冷却が十分に行えることである。これらの温度への冷却は、熱のた め食品材料の破壊及び腐敗を防止するのにのみ役立ち、病原性活動を緩慢にする が、除去するものではない。事実、ある病原体、特にウイルスは凝固温度で相当 成育できる。例えば、病原体によって感染されかつ氷上に、魚類が引き続き貯蔵 されると、魚自体が貯蔵される前より病原体によって、より高密度に菌を含んで 貯蔵庫から出てくる。この場合、感染した魚類のみでなく、魚類を貯蔵するため 使用済の氷融解水を取り除いて、防ぐべきである。使い果たした、または使用済 氷、または融解水は、その後、生存可能な生物学的危険性をもたらし得て、貯蔵 容器それ自体は汚染状態になり、かつ食品材料を将来的に感染させる媒介になる はずである。 前述の飼育動物用飲用水の既存殺菌剤の前述の欠点の他に、殺菌剤の使用が必 要とされるその他の産業及び分野は、同様の欠点による影響を受ける。農業、魚 業、製薬、医療及び歯科分野、船舶バラスト及び冷却塔用水、工業処理用水及び 下水及び廃水処理などの産業はすべて、本明細書において先に述べたような塩素 及びアイオドフ ォ及び、第4級アンモニウム化合物などの既存殺菌剤の非適切さにわずらわされ ている。 従って、本明細書において先に一覧表にしたような前述の役割の改良殺菌のた めバクテリアレベルが効率的に制御され、かつ背景のバクテリア汚染を低下させ る分配ネットワークを通して飼育動物へ飲用水を供給する水処理システムの必要 性がある。代替の大量貯蔵庫及び脆弱な食品材料送達システムが使用可能でない 場合はいつでも、氷を含む、生物学的に安全な冷媒システムの必要性がなお残る 。食品材料、例えば魚類製品がバクテリアを本質的に含有し、かつこのようなバ クテリアの成長によって引き起された腐敗を避けなければならない場合は、本必 要性は特に重要である。 発明の概要 本発明の目的は、厳密かつ安全な手段で殺菌された飲用水を送達装置及び方法 を提供することである。 本発明の別の目的は、操作者の取扱い量及び殺菌剤種の誤って送達するリスク を低減する前記装置及び方法を、提供することである。 また本発明の別の目的は、家畜類用飲用水及び特に、鶏及び豚用飲料水の大腸 菌のバクテリアレベルを制御する効能のある方法を提供することである。 更なる本発明の別の目的は、バクテリアによる腐敗にさらされる貯蔵及び、移 送された腐敗しやすい食品材料またはそのいずれかの安全性を高める方法を提供 するこ とである。 本発明の他の目的は、前記食品材料がヨウ化氷基質に接触してが含まれるバク テリアによる腐敗に敏感な腐敗しやすい食品材料を提供することである。 本発明の更なる目的は、本明細書において前述した複数の役割のため殺菌の源 を提供することである。 従って、本発明は、 (a)固体ヨウ素を第一水流に溶解させて、予め選択された温度で飽和ヨウ素種 を含有する水溶液を生成するステップと; (b)前記飽和溶液を第二水流に配合して希釈ヨウ素種バクテリアのない水溶液 を生成するステップと; (c)前記希釈溶液を飲用水として前記動物に供給するステップと; から成ることを特徴としており、連続的な動的水流下で飼育動物用のバクテリア のないヨウ素種を含有する飲用水を生成する方法を、その最も広い目的に利用す る。 本明細書において使用されたような用語「ヨウ素種」は、pH範囲5〜8内に ある溶解分子ヨウ素及び次亞ヨウ素酸種を意味する。本明細書におけるppm濃 度は、自由分子ヨウ素として判定されたこれらの種の濃度を参照する。 本明細書及び請求の範囲における用語「ヨウ素化氷」は、氷を全体的に融解さ せないで、どの様にも温度を上昇できる、水量を許容可能なヨウ化種を含有する 氷の混 合物を意味する。 ヨウ素化氷は、ヨウ化カリウムのないことが最も好ましい。このように,本発 明の実用における使用のヨウ素化氷は、USPグレエード、薄片結晶性ヨウ素の ヨウ化ナトリウム、またはその他の可溶性にする化合物の存在しない水への溶解 によって作られることが最も好ましい。 本明細書において上記に定義されたような方法は、 (a)前記飽和ヨウ素種水溶液の前記所定の温度を選択するステップと; (b)前記第一水流を前記予め選択された温度で、前記固体ヨウ素を通過させ、 第一の水の流量で前記飽和溶液を生成するステップと; (c)前記飽和溶液を前記第一の水の流量で、第二の水の流量を有する前記第二 水流へ前記希釈ヨウ素種のバクテリアのない水溶液を予め選択されたヨウ素種濃 度で生成するように配合するステップと; から成ることが好ましい。 好ましい実施形態では、ループネットワークを継続させるように第二(主)水 流へヨウ素化システムを通過後、第一水流が流れ、かつほぼ戻される。 別の実施の形態では、第一流が、主流を送らない水送りラインを構成しており 、ヨウ素発生装置への供給水が、独立バルブによって制御される第一流率を含ん で、別個の水源から供給される。ヨウ素発生装置組立体を通過後、それは本明細 書において上記に定義されたように上流に 配合される。 このように、本発明は、その最も広義な目的では、一定で、安全な、効能のあ るバクテリアレベルで家畜類用のバクテリアのない、ヨウ素種を含有する飲用水 を提供する動的水流プロセスを提供する。 本発明のプロセスは、所望の流量で飽和ヨウ素種溶液の選択された量を主流れ に加えることにより飲用水の一定なヨウ素種レベルを維持し、ヨウ素発生装置の 飽和溶液レベルが、飽和溶液の選択された温度によってセットされる手段を提供 することが最も好ましい。好ましくはこれは、中央演算装置からの命令の結果、 ヨウ素化溶液の温度及び加熱手段によって、所望の予め選択されたバルブの次の 温度の測定によって達成される。 従って、本明細書において上記に定義されたような方法は更に、 (a)温度測定検知手段により前記第一水流の温度を測定して 前記第一水流の温度を判定するステップと; (b)前記温度測定の結果、前記加熱手段により前記第一水流の温度を上昇させ て前記第一水流を前記所定の温度まで加熱するステップと; から成ることを特徴とする動的方法を有することが好ましい。 このように,本方法は、1〜15ppm、好ましくは2〜5ppmのいずれか の所望濃度を有するヨウ素種を 含有する飲用水の一定の動的流れを容易に形成できる。毎分50リットルまで達 する容積を、選択された水温度によって毎分1リットルまで供給する、発生装置 組立体に直列に連結した二個のヨウ素キャニスタに容易に設けることができる。 本発明は、更に広い目的で、 (a)第一水流を形成する手段と; (b)固体ヨウ素の前記第一水流への溶解を効果的にするため、飽和ヨウ素種水 溶液を含有する水溶液を予め選択された温度で生成する混合手段と; (c)第二水流を形成する手段と; (d)前記飽和水溶液を前記第二水流と混合して希釈ヨウ素種を含有するのバク テリアのない水溶液を生成する手段と; (e)前記希釈溶液を飲用水として前記動物に供給する手段と;を有することを 特徴とする動的水流下で家畜類用のバクテリアのない、ヨウ素種を含有する飲用 水を提供する装置を提供する。 好ましくは本装置は、上記に定義されたような装置に更に (f)前記第一水流の温度を測定する温度検知手段と; (g)前記第一水流を加熱する加熱手段と; (h)前記温度測定を受取りかつ前記加熱手段に命令して前記温度測定の結果と して前記第一水流を前記予め選択された温度まで加熱する制御手段と; を有することを特徴とする本明細書において有する。 混合手段が、結晶性ヨウ素を含有するハウジングを有するヨウ素発生装置を備 えることがより好ましい。発生装置組立体は複数の個別の発生装置、好ましくは 、直列に連結した2台を有することがなおより好ましい。中央コントロールに接 続される温度検知プローブを有する最終キャニスタと共に、個別のキャニスタの 各々が、キャニスタを通過する水を加熱する手段を有することが好ましい。 表1は、大腸菌及びその他の家畜類に共通に関連する腸疾患の微生物に対する 元素ヨウ素の効能を示す。大腸菌は1〜10ppmまで効果的に殺菌される。カナ ダ政府は、家畜類用飲用水の殺菌のため14ppmまでの「ヨウ素」の使用を規 定している。鶏肉中のヨウ素のLD50は及び25ppmである。発明者は鶏が 約2ppmの濃度で残渣ヨウ素を安全に消費できたことを実証した。本発明のシ ステムは、四季の及びその他の不慮の飼育動物分配ネットワークのバクテリアレ ベルの変化によって調整されるべき本発明の方法を可能にする、非常に有利な1 〜15ppmの範囲の予め選択されたヨウ素の可変量を送達することができる。 本発明は、(b)安全な、制御されたかつ一定の態様で生物を殺す性質のある 効果レベルの計量を提供することにより(a)ヨウ素レベルが家畜類を殺してし まうように高くなることなく、バクテリアを殺菌するのに十分高くなるように、 計量したヨウ素種量を水分配ネットワークへ提供することによって、本来の家畜 類用飲用水のバクテリアの問題を解決する。 本発明は、次の役割での使用のため本明細書において上記に定義されたような 方法によって生成され、改良された汎用殺菌をさらに提供する。 本明細書において上記に定義されたようなプロセス及び装置は、概して20p pm以下及び好ましくは2〜10ppmのより低い濃度に次の希釈のため、好ま しくは300ppmのヨウ素のヨウ素種を含有する水溶液を連続的に生成するた め使用される。 希釈溶液は、液体として、または氷結した、または部 分的に氷結したヨウ素種を含有する氷/水、任意的には塩水組成を含むいずれか として次の目的のため使用される。 このような希釈組成は一般的な殺菌剤として、ヨウ素の計量された適用量とし て、例えば、 −食品処理における表面殺菌、医療環境、歯科医院; −食品処理における装置殺菌、医療環境、歯科医院; −食品処理における手洗い、医療環境、歯科医院; −処理産業における食品バス; −コンベアベルト; −排出、または再利用に先だって、冷却塔を適当に殺菌するため工業/商業用冷 却塔用水; −生鮮食品の店頭寿命を長くするため、食品処理産業におけるヨウ素の肉内への 取込みのない食肉、食用飼鳥類、及び魚類用胴体洗浄装置; −地方、または輸出市場への出荷に先だって、果物及び野菜の殺菌が世界全体に わたるほとんどの国々において必要な果物及び野菜洗浄装置; −生きた海洋動物及び、魚類及び、水中生物培養の輸送用車両及び、その他の装 置のクローズドループ水循環システム。本発明のヨウ素種を含有する溶液は、微 小栄養素及び殺菌の必要性の両方のため、制御可能な特定適用量で提供される; −微生物学的に安全なヨウ素のない飲用水を供拾してかつ殺菌による安全な飲用 水を供給し、人の微小栄養剤と してヨウ素を同時に供給し、現在100万人の人々に影響を与えるヨウ素欠乏症 (odin Deficiency Disorder)と世界的に闘うための水化学アジャスタ及びポス トフィルター、それは、塩素と共に大規模に使用して飲用水を殺菌するための二 重ハロゲン効果を生成し得る; −土壌殺菌、除草剤として使用されるべき計量システムによるヨウ素の特定計量 適用量を送達してヨウ素欠乏土壌を肥やし、ソイル(soil)土壌のマイクロバイ アル制御と同様に野菜にヨウ素を取り込ませる; −エアゾールスプレーシステムに対するヨウ素の特定計量適用量 暖かな季節の間家畜類かつ輸送及び紹介中果物や野菜を霧でおおう; −製薬において純粋な、元素ヨウ素の計量適用量を提供する; −現在使用されているものの様に、ヨウ素のキャリア分子の関連コストを削除す るためほとんどの商業上の供給に不可欠なヨウ素添加物; −缶詰め果物や野菜用冷却溝、及び処理全施設の水溝による魚類の移動、または 新鮮果実、または野菜洗浄溝の工業プロセス水の殺菌を含むヨウ素としての使用 のため; −海洋生物の損傷なく微生物を制御できる足裏殺菌剤としてのヨウ素、それ故、 ヨウ素種を含有する水は、ゼブライガイ(Zebra mussels)を持ち込むような場 合、ある港から次の他の港に船舶搬送汚染水を降ろす様な問題 を避けるため。降ろす前にバラスト水を殺菌できる; −成長、良好な全体的健康を維持するため、ダイエットにヨウ素を必要とする人 、動物家畜類、魚類及び植物のため微小栄養剤。人へヨウ素を与える現在の媒介 物はヨウ素化塩、家畜類動物及び、魚類のためにはヨウ化吻の形として食餌にス プレーにより添加される、またはヨウ素を保持するための植物の潅漑、世界のヨ ウ素欠乏地域における食品チェーンを通して添加する。魚類の場合には、食餌に いれることができ、または給水に添加できる; −調整中に家畜類の食餌に及び海洋生物の水に加えて、システムは人が消費する ための必要とされる計量適用量を提供できる。; −商業用の鶏卵の移動にはしばしば鶏卵の殺菌が必要とされ、魚類の場合には、 ハッチング中に殺菌剤を加え死亡率を低減させる。パッケージ及び工業用氷にお ける殺菌剤としてのヨウ素源として、現在殺閑剤グレード氷製品は入手不可能で ある。氷の結晶格子及びアイオドフォからの塩素逸出は、アイオドフォ基質の製 品ごとの化学品のため逸出に機会は限られる。本発明によるシステムは氷の計量 される特定適用量をすべてのタイプの氷機械の給水装置に提供することができる 。異なる適用量及び異なる氷のタイプは、各種氷の適用法が必要である。ヨウ素 化氷、またはその結果として生ずる水と接触する魚類フィレットによるヨウ素取 り込みは重大ではない。 −排水及び廃液処理において。 上記適用のほとんどが塩素、またはアイオドフォ殺菌、不利益な使用の代わり に提供されるか、または現在では如何なる殺菌剤によっても使用されない。 従って本発明の別の目的は、前述の適用における使用のため、本明細書におい て上記に定義されたような本発明によって調整されたヨウ素種を含有する水を提 供することである。 1つの好ましい実施の形態では、本発明は、ヨウ素化氷の抗病原体効果を有す る前記食品材料、または前記食品材料の遺伝子座の処理を含む、食品材料の貯蔵 及び移送、またはそのいずれかの間のバクテリアによる腐敗なしに保存し、かつ バクテリアによる汚染の危険を低下させる方法を提供する。 ほとんどのバクテリア、含まれたヨウ素、上昇した、即ち、より低温を基準と した周囲温度での作業、氷−冷寒温度が直感的に期待されるはずである ヨウ素の殺菌剤及びウイルス活動、かつその予想される抗病原体効果を減少させ 、かつそれ故、このような低温でバクテリア及びウイルス殺菌の割合に関して効 能のある結果が期待されないことは共通の知識である。さらに、ほとんどの病原 体がより寒冷な温度で実際にはびこり、かつ凝固温度、またはその近くで直面す るような状態下で、ヨウ素に対してよりおおきな抵抗を示すことさえ可能である 。 多くのバクテリアが極寒に耐え、かつ冬眠時期に入って も寒冷な環境に耐えることができることが知られ、ある場合には、例えば、シュ ードモナス種は寒冷から及び恐らくヨウ素に対しても、それらを保護するゲルコ ート、または耐凝固化合物などの生化学的/生物学的活性な物質を積極的に生成 さえする。従って、ヨウ素化氷を使用することにより、例えば、「純水」氷を使 用することにより得たそれより良好な魚肉類の様に、純粋に連動要因に基づいた 保存の効能ある割合を、特に凝固氷−ヨウ素種が非均一な二相システムを構成す る場合は、以前は予想されることはなかった。 ヨウ素化水は、標準製氷機械による制御割合で凝固することはない。 pH9.5で水溶液と2〜20ppmの濃度ヨウ素化種から作成したヨウ素化 氷混合物は十分効能のあると判明しなかった。 一般的に、できるだけ長く水溶相に留まるため、ヨウ素の予想され与えられた 性質に従い、段階的凝固プロセスを使用し、ヨウ素化氷の物理的様相が10pp mから約240ppmまでのヨウ素濃度範囲で、ヨウ素の濃度にともなって変化 する。ヨウ素濃度は氷の所定の結果として生じたキューブ内で目に視えてキュー ブの中心に向って即ち、分別結晶化の機構を介して増加する。さらに、凝固温度 以下で、二相システムは濃度を5ppmより少ない場合を除いて、全て進展する 。 本発明によるヨウ素化水−氷を使用する全体的な目的 は、凝固すべき水中に存在する病原体を除去すること及び(または)、食品材料 に既に存在する病原体を殺菌すること、またはそのいずれかにより食品材料の保 存を向上することである。本発明プロセスが食品材料の全主本体を通して本発明 を介して食品材料を殺菌することは意図されていなが、これには収穫された食品 資源によるヨウ素の取込みが必要なためである。主目的は、次の汚染の防止であ り、病原体の腐敗を最小限にすることである。食品材料内に既に存在する病原体 は、本明細書では「内部」であると称するのに対して、処理中の、または処理後 の食品材料を汚染する病原体は「外部」であると称する。病原体の3つの主なタ イプ、即ち、バクテリア、ウイルス、及び嚢胞のうち、本発明はバクテリア、特 に、食品処理段階中に、または処理後の不注意な取扱いによりロットからロット 、例えば、魚類から魚類へ広がられる特定表面バクテリアの制御において特定の 価値があるものである。例えば、通常、魚類の消化管に生息し、かつ「通常」処 理状態下では人には着かないバクテリアが、内蔵除去中魚類の露出フィレット表 面に広がる。 図面の簡単な説明 本発明がより良く理解されるため、図面を参照して例により好ましい実施の形 態が次に説明される: 第1図は、本発明による方法及び装置のフロー線図を図解的に表し; 第2、3図及び第4図は、本発明による別の方法及び 装置のフロー線図を図解的に表し;同一数字は同様の部品を指し、かつ点線は電 気コネクタを指す。 発明を実施するための最良の形態 第1図を参照すると、ここで実施されている装置は、分散ネットワーク及び方 法実施例が一般的に2として示されており、遮断弁10を通して前調整器12に 流入水を供給する給水導管8を含む。流入水は、一般的に、未処理井戸水源で、 以下「主流」と称し、一般的に大気温度例えば4−18℃でシステムに入る。し かし、ネットワーク2は0−40度Cの間の他の温度の水もまた受け入れる設計 となっている。前調整器12は、好適な任意構造で、原水の品質と化学的性質と に依存し、前フィルタ、軟水化又はpH調整媒体を含むこともある。前調整器1 2を出た後の流入主流水は6−8pH範囲であるのが好適である。 主流水は前調整器12を出て、その大部分は導管14、これを以後「主ライン 」と称する、を通ってネットワーク2内を流れる。この水の小部分は一般的に1 5で示したヨウ素発生器組立体に送られ、導管14を離れる分岐導管16を経て 任意選択される粒子フィルタ18に入る。フィルタ18は、導管16を進む流れ の中の砕石を除去して、システムの下流部分の詰まりや汚れ、特にネットワーク 下流部分に存在する結晶ヨードの汚れ、を防止するようにする。導管16は、導 管16を通るのに必要な相対流量によって、主ライン14のほぼ1/4から1/ 8の内径を有する。以下に導管16及びネットワーク下流を説明する。 ネットワークは、圧力が40psiから100psiの間の流入水を、最低運 転条件で毎分2リットル以上が主ライン14を通過し、ライン14を横切る流量 制限ディスク20を介して絶対圧力降下が約2psiで、受け入れる設計となっ ている。流量制限ディスク20は丸い、厚さ1.5mmのPVCプラスチック片 であって、改良プラスチックユニオンに適合するよう加工してある。ディスク2 0自体はその中心に約6mmの開口部を有し、流水がそこを通るときディスク穴 を介して約2psiの圧力降下が生じるようになっている。流量制限ディスク2 0の後にはプリセット流量スイッチ22があり、主ライン14の中の流量が毎分 2立を超えたとき自動起動する。主ライン14を通じる到達可能好適最大流速は 毎分約50リットルで、最小流速は毎分2リットルよりやや大きい。流量スイッ チ22は、毎分2リットルを超える流量を受けたとき、内部電気インパルスを発 生し、これが以下に述べるヨウ素発生器組立体の後端にある二重作動電気式ソレ ノイド弁24に送信される。流量が毎分2リットルを超え、ソレノイド弁24が インパルスを受信したとき、これが開いて以下に説明するように、生成された飽 和ヨウ素液が、主ライン導管14の中に流れ込むことが出来るようになる。主ラ イン14に入る飽和ヨウ素溶液を測量する制御システムを以下に説明する。流量 が毎分2リットルを超えないとき、流量スイッチ22はソレノイド弁24を開く のに必要な電気インパルスを発生しないので、ソレノイド24は閉じたままであ る。この方法で、毎分2リットル以下の流量ではヨウ素溶液は、主ライン14に 送られない。流量スイッチ22は、任意の流量を受け入れるよう設定出来るので 、毎分2リットルに制限する必要はない。ソレノイド弁24をシステム内でこの 特定の位置に有する理由は、上記の流量状態基準に合致しない場合、即ち、主ラ イン内の流量が、毎分2リットルを超えない場合にヨウ素が少しでも主流に洩れ るのを防止するためである。またソレノイド24は、ソレノイド自体への電源が 故障したとき、又は流量スイッチが不具合のとき、完全に遮断して、ヨウ素を全 く主流から切り離すようになっている。ここでソレノイドを使用することは、ヨ ウ素発生ループから主流にヨウ素が流れるのを可能にするか、不可能にする絶対 制御を保証するため、及びしたがって電源故障又はその他の関連システム不具合 の場合に、ヨウ素の事故的過剰投与を防止するのに必要な有用安全特性を備える ため最良の方法である。この特定の構成に有ろうと無かろうと、又は非電気装置 として、逆止弁又はソレノイドを本発明の実施例の範囲内で、この位置に置くの が望ましい。しかし、それでも未処理原水は導管14の末端で家畜に流れ得る。 流量スイッチ22は、ソレノイド弁24を制御するのみで導管14を通じる水流 には影響しない。 フィルタ18を通過した後、導管16の中の水は調整可能ニードル弁26を流 れ、これは選択した可変量の水を所定の時間内にヨウ素発生器組立体15に送る のを人手で調節することが出来る。一般的に、弁26は、毎分約100ミリリッ トルから300ミリリットルを組立体15に送って、等量の飽和ヨウ素液を生産 し、続いてソレノイド弁24を通じて主流14内に送られるように調節する。こ うして、ニードル弁26は、ヨウ素発生器組立体15の中で生成される飽和ヨウ 素液の全量を制御し、各ユーザー特有の要請にしたがって調節されるが、ここに 記述した実施例においては、ほぼ10ppmから12ppmまでを送る能力があ る。 さらに詳細には、ニードル弁26を通過した後、水は導管16を通り、続けて カーボン・フィルタ・カートリッジ28に入り、不要のハロゲン、トリハロメタ ン、及び有機残留物を除去する。カーボン・フィルタ・カートリッジ28はPV Cハウジング29及び加熱要素30aを有し、これが初期に流入水を、ヨウ素貯 留器36,37に達する前に暖める。加熱要素30aは、カーボン・フィルタ・ カートリッジ28の周りに、要素温度がそれの触れるプラスチック部品のいずれ かを損傷するに十分な温度には決して達しないように巻き付けてある。加熱要素 30aの温度は、電気接続31を用いて中央温度制御器32が制御する。 導管16は、導管16を通る水流を下流方向のみに流 すことの出来るPVCダイヤフラム一方通行逆止弁34を先ず通過した後、カー ボン・フィルタ・カートリッジ28と第一ヨウ素発生器36との間に延びる。導 管16は、第二ヨウ素発生器37に接続する。こうしてヨウ素発生器36及び3 7が連続的に連結され、各々は結晶ヨウ素・水入口及び液体出口穴(示さず)を 含むPVC缶と、それぞれハウジング41aと41bとから構成される。加熱要 素30bと30cが、ヨウ素発生器36と38のそれぞれのハウジングにあって 、水がヨウ素発生器15組立体を通過する間にさらに加熱する。加熱要素30b と30cもまた中央温度制御器32により調整される。発生器36通過の後、出 来上がったヨウ素水溶液は「ヨウ素濃縮液」と称され、透明な耐圧管と水密固定 具から構成され、それを通して第一ヨウ素発生器36再充填の必要性を判断する 目的で、濃縮液を観察できる覗きガラス40を先ず通った後、導管16を通って 第二ヨウ素発生器38に進む。覗きガラス40から透明で無色の水が見えたとき は、新しい再充填ヨウ素を第一ヨウ素発生器のハウジングの中に置く。 ヨウ素濃縮液温度を所定の水準までさらに上げるため、第二ヨウ素発生器38 に加熱要素30cがある。ヨウ素濃縮液温度はハウジング41に挿入した熱電対 42を用いて直接測定し、その読みを中央温度制御器32に送る。中央温度制御 器32はフィードバック・ループを用いて、多い又は少ない電流を各加熱要素3 0a、b、cに流し、 発生器38から出る飽和ヨウ素濃縮液温度が所定の所望の値になって、流出「飽 和ヨウ素液」に関し一定の出来上がり濃度を作るようにする。中央温度制御器3 2は、プログラムをして、各用途について決定される通り、広範囲の温度設定点 を受け入れる能力がある。 ハウジングは抗ヨウ素PVCを用い、ヨウ素再充填又はホルダーとして作られ る。水は、充填ヨウ素内を底から上に向かって通り、ヨウ素の最大溶解率を保証 するのが好適である。 飽和ヨウ素液は、導管14を通じる流量が上述の基準に合致している限り、導 管16及びソレノイド弁24を通じて流れる。これは注入ポート44において、 主ライン導管14に混ぜ戻される。こうして、「ヨウ素処理主流」が今や導管1 4を通り、遮断弁46を過ぎて、所与の養鶏所又は養豚所内の一般的に50と示 した分配ネットワークに流れ、次いでどんな型であれ飼育場が利用する飲水器か ら家畜が消費する。ネットワークを通る余剰の水があれば、排水溝に排出される 。 以下の実施例は、本発明にしたがって上述の装置を用いた典型的な処理を示す 。 井戸水は流入導管8を通って給水され、遮断弁10を前調整器12まで毎分2 リットル以上、毎分約50リットル未満、好適には平均毎分約10立の流量、p H6−8、温度4−6℃、圧力60psiで通過する。主流水は導管14を通過 し、主流の幾分かは、約200ミリリ ットル毎分の流量で導管16を通るヨウ素発生器組立体15に分けられる。主流 の残りは流量制限ディスク20を通って流れ、流量制限ディスク20を介して約 2psiの絶対圧力降下を生じる。流量制限器20は、究極的にヨウ素発生器組 立体15に達する分離主流の流量を支配する。主流はここで流量スイッチ22を 通って進み、その結果、毎分2リットルを超える所定の流量において、流量スイ ッチ22が電気インパルスを発生し、これが二重作用ソレノイド弁24に送られ る。このようなインパルスは連続的で、流量が毎分2リットル以上に保たれてい る限り、ソレノイド弁24を開いたままにする。主流の残りは導管14を流れ続 け、ヨウ素種液注入ポート44においてヨウ素液が主流に混ぜ戻されるまで、干 渉されない。 導管14から導かれた分離流は、流量制限ディスク20が生じた圧力降下のお 陰で導管16内を通過し、フィルタ18を通過して大きい粒子物体があれば、調 整可能ニードル弁26を通って流れる前に、除去する。正しい量のヨウ素溶液が 主ライン14にヨウ素発生器組立体15から流入するのを保証するため、人手で 適切な流量調整がなされた後、導管16の中の水は、残留有機物があれば除去し 、中央温度制御器32に支配された加熱要素30aが約12℃に加熱するカーボ ン・フィルタ28を通って流れる。制御器32は、ヨウ素液が最終ヨウ素発生器 38から出る時期に中央温度制御器32にプログラ ムされた前設定温度、例えば28℃、と同じ温度に達するよう、所定の温度に前 設定される。 濾過された水は、下流にヨウ素濃縮液又は液の逆流が生じるのを防止する一方 通行PVCダイヤフラム逆止め弁34を通過して、第一ヨウ素発生器36に入り 、ここで発生器36の中に保持された実際の結晶ヨウ素を通過する前に、第二加 熱要素30bにより約20度Cの温度まで加熱される。発生器36の中の元素ヨ ウ素は約1.0kgの質量を有し、USP品質、固体フレークとして存在する。 このヨウ素種濃縮液は、この段階で約200−240ppmの濃度を有する。 第一ヨウ素発生器36を出た後、ヨウ素濃縮液は覗きガラス28を通過して第 二ヨウ素発生器38に入り、ここでヨウ素発生器の中に保持された約1.0kg の追加結晶ヨウ素を通過する前に、約28度Cの前設定温度に加熱され、このと き生じるヨウ素液は、約280−320ppmの濃度を有する。熱電対42がヨ ウ素濃縮液の温度を感知して、結果の信号を制御器32に送り、翻ってこれはヨ ウ素濃縮液温度が前設定点にあるか否かを判定し、温度が低過ぎるときは加熱要 素30a、b、cにもっと熱を発生させるか又は、現状維持のためオン・オフを 繰り返す。制御器32は如何なる時も濃縮液に前設定点値を超えさせることはな い。 第二ヨウ素発生器38を出た後、ヨウ素濃縮液は導管16を通じヨウ素注入ポ ート44において、調整可能な ニードル弁26が決めた通りの適切な率で、主流に混ぜ戻され、混合主流の中に 約2ppmから3ppmの自由ヨウ素前設定最終濃度生産に十分なヨウ素水溶液 を生じる。混合主流は導管14を通り遮断弁46を過ぎて進み、農場水分配ネッ トワーク50の各種飲水桶に流入して、家畜、特に、鶏、豚により消費され、ヨ ウ素の自由残留物が飲むものの水分配ネットワークの端末に存在するようになる 。これは、全分配網に沿って殺菌を保証するので家畜は所望の水準のヨウ素を消 費することが出来る。 こうして、上記実施例の毎分2リットル以上の流量で、農場ネットワークの飲 用水中に十分なヨウ素種が常に存在して、細菌戻し汚染を防止する。望ましくは 、ヨウ素発生器組立体15の中の水温度を制御することにより、動物飲用水中の 高濃度水準ヨウ素種を選択して設定することが出来る。 結晶ヨウ素の水中への溶解度は、水温に正比例する。所望のヨウ素種濃度選択 水準を達成するには、ヨウ素発生器組立体を出る水の温度及び流量の正確な制御 が必要である。 熱電対温度センサは最終ヨウ素発生器の中に置くのが最も好適であることを見 出した。また望ましい温度の許容範囲は極めて小さいので、センサを水流の中の 別のどこかの場所に置くと、発生器に働く大気温度の結果、発生器内の水が数度 だけ温められるため及び水が、発生器内を比較的低い流量(例えば100−30 0ミリリット ル毎分)で流れることにより、ヨウ素濃度は理想より低くなることも明らかであ る。 納屋環境内の温度は、季節及び家畜自体が発する熱に基づいて、納屋内の大気 温度が夏には27℃から30℃に達し、冬には10℃以下になるような、比較的 大きい変動を受ける。 さらに、ヨウ素発生器組立体内水温の読みの影響下で、主流に注入されるヨウ 素濃縮液量を制御するため市販電気ソレノイド弁を使用することは、主流に添加 される飽和ヨウ素液量の満足な制御用には、感度が十分でないことを発見した。 ソレノイド自体が、主流に流入するヨウ素濃縮液の正確で一貫した調整を適切に おこなうことが出来ない。 本発明の一実施例は、主流に添加されるヨウ素濃縮液量の調節に、人手で制御 するニードル弁を用いる。このニードル弁は所望の前設定と発生器組立体を出る ヨウ素濃縮液の一定温度に関連させた前設定を有する。 こうして、本発明の好ましい側面は、ヨウ素濃縮液温度を所定の値に定常に保 つことにより、温度を制御困難ま変数として効果的に除去する方法を提供する。 これは、発生器又は組立体の中に直接挿入された加熱要素の使用により、好適に 実行される。この方法で、発生器組立体から出る水は、例えば28℃の定温にな る。したがって、ヨウ素濃度は、流入主水流の水温又は納屋/設置環境自体の中 での温度変動のいずれにも関わりなく、一定で且 つ飽和水準に保たれる。こうして、ヨウ素濃縮液温度の監視及び、中央温度制御 器に組み込まれたフィードバックループを使用するヒーター制御のため、発生器 組立体に挿入された熱電対の利用は所望の制御を提供する。中央温度制御器はワ ットロー社が、販売する市販装置であって、広範囲の設定点値を受け入れる若干 のコンピュータ部品及びPID制御ループを収容するプラスチック本体から構成 される。この制御器は、迂闊な変更が出来ないなど、不必要な調整をいずれも閉 め出す能力をはじめとする、フェールセーフ機能を装備している。 本発明の一つの好ましい実施例は、主水の一部が、主ラインから始まる小さい 二次ラインへ、二つのラインを水力学的に結合することによって、流入すること を含む。即ち、二次ラインが主ラインを離れる場所と二次ラインが主ラインに合 流する場所との間のある点で、主ライン自体から圧力降下を存在させることによ り、幾分かの水を、流量が、結合部を介して誘起された圧力降下及び、主ライン 内に圧力降下を起こさせる任意の制限開口部の大きさに比例するなど、制御され た様相で二次ラインに流入させる。圧力降下及びその結果の流量は、主ラインと 二次ラインそれぞれの相対径に左右される。 内部シールリングを有する「シャント」玉弁の使用は、ヨウ素発生器を通って 流れることの出来る水量を制御するため、主ライン内に発生する背圧量を制御す ることが出来る。毎分2−40リットルの間の所望流量において、 主ラインに対するヨウ素発生器の水力学的結合を達成するため約2psiの圧力 降下が一般的に必要である。つまり、主流を介しての2psi以下の圧力降下で は、評価に値するほどのヨウ素は発生しない。圧力降下のため使用する「シャン ト弁」の中の弁開口部は、周辺温度及び主ライン内水温双方の温度変化により、 膨張及び収縮を受ける。開口部のこれら物理的変化は、シャント弁をまたぐ圧力 降下に小さいが重大な変化を生じることがあるので、ヨウ素発生器が作るヨウ素 量を変化する。 所望の圧力降下を生じるため、試行錯誤で決めた特定の開口幅を有する機械加 工シャント・ディスクを保持するプラスチック材料で形成したユニオンで、シス テムをまたぐ圧力降下変動を著しく減少するのが、好ましい。 ヨウ素濃縮液の主ライン内への不必要な放出を防止するため、PVCダイヤフ ラム逆止め弁を主流とヨウ素発生器組立体との間に挿入するのが好適である。し かし、最も好ましくは、主ライン流の中に組み込まれた流量スイッチにより起動 される電気式二重作動ソレノイドで、流れのない状態の下でヨウ素が主ラインに 混入するのを効果的に止める。これは、背圧に関わりなく(最小流量基準に無関 係)完全に開くか、又は完全に閉じるかいずれかになる流量スイッチからの信号 の影響の下で作動するからである。したがって、PVCダイヤフラム逆止弁だけ を用いたときの、拡散によるヨウ素の漏出は問題でない。 正しいヨウ素量が主流の中に送られることを保証するには、好ましくは複数の ヨウ素カートリッジ、最も好適には二つのカートリッジを発生器組立体に使用す るのが良いことを見出した。 圧力降下及び流量制限によって、ヨウ素カートリッジの長さ及び中に含まれる ヨウ素の質量が、選択された温度水準において飽和ヨウ素液を迅速に発生するた め一般的に重要である。ヨウ素結晶の汚れを避けるため、粒子/薬品除去フィル タを、フィルタの流量制限特性がヨウ素発生器をまたぐ圧力降下及ぼす影響が最 小になるよう、結晶の前に設置する。一つではなく二つのヨウ素発生器を使用す るのが好適である。一つの発生器を用いるのみでは、液体中に十分高濃度のヨウ 素を発生しない危険性があるからである。第一発生器は大量のヨウ素濃縮液を作 るのに役立ち、第二ヨウ素発生器は液の飽和を達成するのに必要な要素の増し分 が小さければ提供すると同時に、第一発生器内のヨウ素を消費したとき、第一発 生器のバックアップとして役立つ。反対の方法で作動する市販カートリッジとは 逆に、流入水をカートリッジの底から頭部に流すのが好適である。この修正は、 結晶ヨウ素の溶解を強化し、ヨウ素飽和濃縮液を、ヨードフォア又は塩酸塩溶液 を用いた場合にあるように、薬品のバッチロットの一貫性について心配すること なく、一貫した条件で生産することが出来る。 第2図を参照すると、これは、水がライン16に外部 水ライン8aから、遮断弁10aを通って供給される代替実施例を示す。 第3図及び第4図は、それぞれ第1図及び2に類似であるが、ここでは導管1 6を通って供給される水がヨウ素発生器組立体15に入る前に、水ヒーター9を 用いて、所定の温度まで予熱される。 もう一度、第1図を参照すると、これは流量制御弁62を有し、希釈ヨウ素種 含有水を養魚池又はその他の水生動物飼育場維持システム64に送る、分岐導管 60を示す。 導管60からの分岐として、側導管66があって保持タンク68に入っており 、ここからヨウ素処理水が移送用の弁70を通って、上記に記述したような殺菌 又はヨウ素栄養源としての役目に使用するため、例えば、魚76を貯蔵するため 氷/ヨウ素処理水スラリー74を保持する容器72に供給される。 実例 本ヨウ素化アイス発明は、二つの主要実用実廁例を提供する。つまり、(a) 短期では例えばトロール船貨物貯蔵、及び長期では、例えば輸送/販売待ちの間 の食品貯蔵、における殺菌用ヨウ素貯蔵物としてのヨウ素化アイス(b)氷自体 を殺菌剤として使用する目的で、氷として使う水の殺菌に前消費するためヨウ素 を使うことである。これら二つの実施例の相違は、細かいけれとも次の点で区別 される。 1.それぞれの用途に必要なヨウ素濃度が異なる。 2.ヨウ素処理をし次いで凍らせる水のpH調整機構、pH調整の程度と時期が 、上記(b)の場合のように、凍らせる水のみを使用前に殺菌する必要があり生 物を殺すに十分なヨウ素を保留する必要がないか否か、又は氷自体が生物を殺す に十分な濃度とpHとでヨウ素を放出する目的である、つまり氷自体を所与のp Hを保留するように凍らせなければならないか、否かにしたがって変化する。 3.凍結の機構と速度は、(a)の場合は注意深く制御するのが好適であり、「 b」の場合については、周辺雰囲気温度における気化逃散又は溶液からの再沈殿 によるヨウ素損失の可能性により、必ずしもその必要はない。 4.氷の使用可能寿命及び雰囲気温度の0℃以下への維持は、上記(a)の場合 については重要であるが、上記(b)の場合については、基礎的熱力学考察に基 づき水へのヨウ素の添加が水の氷点を効果的に下げるので、必ずしもその必要は ない。 微生物調査 オッター・トローラーが400尾の大西洋鱈を捕らえ、血を流して内蔵を抜き 、一処理当たり100尾を含め、次の4種の異なる処理にしたがって、洗って氷 漬けにした。 RR − 通常の洗浄/通常の氷 RI − 通常の洗浄/ヨウ素処理の氷 IR − ヨウ素処理の洗浄/通常の氷 II − ヨウ素処理の洗浄/ヨウ素処理の氷 ここで「通常の洗浄」とは、洗浄水氷が捕獲地点の表面水であったことを意味す る。 「通常の氷」とは、氷が可搬真水から氷製造装置を用いて地方魚工場で作られた ことを意味する。 約10ppmのヨウ素処理洗浄水は、トロール船上の給水にヨウ素結晶収容チ ャンバを接触させて作った。 ヨウ素化アイス(5ppm)は、ヨウ素処理水から前述の氷製造装置を用いて 作った。氷の中に魚を19日保管して微生物学的、化学的及び味覚(生及び調理 済み)解析の目的で間隔をおいて見本抽出した。 エアロビック・プレート・カウント(APC)で、ヨウ素化アイスの使用が細 菌数に影響を及ぼすことが明らかになった。ヨウ素化アイスの中に貯蔵した魚の APCを、通常の氷の中に貯蔵した魚のそれと比較したとき、次のように、著し く低いプレート・カウントが観測された。 (i) RIは、実験の10日目までRRより著しく低かった。 (ii) IIは、実験の12目目までRRより著しく低かった。 (iii)IIは、実験の14日目までIRより著しく低かった。 (iv) 処理IRに対し処理RIのプレート・カウン トが著しく低い全体的傾向が、3日目と12日目には相違が著しくなかったけれ ども、実験の17日目まで観測された。 (v) 最初の12−14日の間、任意の与えられた日におけるRR魚について のAPCは、4−5日後までII魚には観測されなかった。 上記のデータから、使用洗浄水の型はAPC上で観測された相違に大きくは影 響しないことが分かる。偶々の見本抽出日についを除いて、APCにおける著し い相違は一般的に、処理RIとIIとの間でも、処理IRとRRとの間でも認め られなかった。 魚に存在する実際の腐敗菌数の概算評価は、RRとII処理からの分離物を選 び、腐敗魚汁内で悪臭を放つ能力のある分離物の比率を判定して、適切な比率と APCとを一緒に掛けることにより得られる。腐敗菌数は、II魚についてはR R魚についてより著しく低かった。この効果は調査の最初の12日全体にわたっ て観側された。 本開示は、本発明の特定の好ましい実施例を説明したけれども、本発明はこれ ら特定の実施例に制限されないことは明らかであろう。むしろ、本発明は、記述 し図示した特定の実施例及び特徴の機能的又は機構的と等価であるすべての具体 例を含む。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月13日(1999.4.13) 【補正内容】 請求の範囲 1.(a)所定の温度を選択すること、 (b)第一水流を前記所定温度まで加熱すること、 (c)固体ヨウ素を準備すること、 (d)固体ヨウ素を前記第一水流に溶解して飽和ヨウ素種含有水溶液を作るた め、前記所定温度で前記第一水流を第一流量で前記固体ヨウ素を通過させること 、 (e)希釈ヨウ素種含有無菌水溶液を作るため、前記飽和溶液を第二水流と混 合すること、 を特徴とする連続する動的水流下で、無菌ヨウ素種含有水を生産する方法。 の各ステップを含む方法。 2. (a)所定の温度を選択すること、 (b)第一水流を前記所定温度まで加熱すること、 (c)固体ヨウ素を準備すること、 (d)固体ヨウ素を前記第一水流に溶解して飽和ヨウ素種含有水溶液を作るた め、前記所定温度で前記第一水流を第一流量で前記固体ヨウ素を通過させること 、 (e)希釈ヨウ素種含有無菌水溶液を作るため、前記飽和溶液を第二水流と混 合すること、 (f)前記希釈溶液を無菌飲用水として人、飼育動物又は魚に提供すること、 を特徴とする連続動的水流下で人、飼育動物用又は魚用飲用に、無菌ヨウ素種含 有した水を生産する方法。 3.前記第一水流と前記第二水流とが共通水流から流 出し、共通水流から前記第二水流への前記第一水流の流れが環状流を形成し、前 記第一水流が前記共通水流の第一部分となり前記第二水流が前記共通水流の第二 部分となることを特徴とする、請求の範囲1又は2に記載の連続的方法。 4.前記固体ヨウ素の前記第一水流への溶解が、前記固体ヨウ素を収容するハ ウジングを含むヨウ素発生器内で、前記ハウジングに前記第一水流を通過させて おこなわれることを特徴とする請求の範囲1から3のうちいずれか一つに記載の 連続的方法。 5.前記発生器がさらに前記第一水流を前記所定の温度まで加熱するための加 熱手段を備えることを請求の範囲4に記載の連続的方法。 6.(a)前記第一水流の温度を測定するため、温度測定値感知手段により前 記第一水流の温度測定をすること、 (b)前記温度測定の結果に基づき前記第一水流を前記所定温度に加熱するた め、前記加熱手段により前記第一水流の温度を上昇させること、 ことを特徴とする請求の範囲5に記載の連続的方法。 7.前記固体ヨウ素の溶解が、連続して連結された複数のヨウ素発生器内でお こなわれることを特徴とする請求の範囲4に記載の連続的方法。 8.ステップ(b)に先立って、前記第一水流を濾過することを特徴とする請 求の範囲1から8のうちいずれ か一つに記載の連続的方法。 9.前記希釈ヨウ素種無菌水溶液を、導管ネットワークを通過させることを特 徴とする請求の範囲1から8のうちいずれか一つに記載の連続的方法。 10.前記無菌飲用水が、導管網を通じて複数の動物飲料桶に送られることを 特徴とする請求の範囲1から8のうちいずれか一つに記載の連続的方法。 11.(a)前記飽和ヨウ素種含有水溶液を作るため、前記所定の温度にした がって前記第一水流流量を制御すること、 (b)所定のヨウ素種濃度を有する前記希釈無菌水溶液を作るため、前記第二 水流流量を第一水流流量に対応して調節すること、 を特徴とする請求の範囲1から10のうちいずれか一つに記載の方法。 12.前記希釈溶液の前記所定のヨウ素種濃度が、1−15ppmの間から選 択されることを特徴とする請求の範囲11に記載の方法。 13.前記希釈溶液の前記ヨウ素種濃度が、1−15ppmの間から選択され ることを特徴とする請求の範囲12に記載の方法。 14.前記第一水流流量が毎分0.1−0.5リットルの間から選択され、前 記第二水流流量が、毎分2−50リットルから選択された請求の範囲1から13 のうちいずれか一つに記載の方法。 15. (a)第一水流を作るための手段と、 (b)所定温度における飽和ヨウ素種含有水溶液を作るため、前記第一水流へ の固体ヨウ素の溶解を実行するための混合手段と、 (c)第二水流を作るための手段と、 (d)希釈ヨウ素種含有無菌水溶液を作るため、前記飽和水溶液を前記第二水 流と混合するための手段と、 (e)前記希釈水溶液を飲用水として前記動物に与えるための手段と、 (f)前記第一水流の温度を測定するための温度感知手段と、 (g)前記温度測定値を受信して前記加熱手段に前記第一水流を前記温度測定 値に基づいて前記所定温度まで加熱するための制御手段と、 から成ることを特徴とする連続する動的水流下で、飼育動物用無菌ヨウ素種含有 飲用水を作る装置。 16.前記固体ヨウ素の前記第一水流への溶解を実行するための前記混合手段 が、前記固体ヨウ素を収容するハウジングを含む第一ヨウ素発生器を含み、前記 ハウジングを通じて、前記第一水流が流れて前記溶解を実行することを特徴とす る請求の範囲15に記載の装置。 17.前記混合手段が、連続して接続された前記第一ヨウ素発生器と第二ヨウ 素種発生器とを備え、前記第一と第二とのヨウ素種発生器が前記第一水流加熱用 の前記加熱手段を有し、前記加熱手段と前記温度感知手段とを 備えていることを特徴とする、請求の範囲15に記載の装置。 18.請求の範囲1から9又は11のうちいずれか一つに定義された方法、若 しくは請求の範囲15から18のうちいずれか一つに定義された装置により生産 されることを特徴とする無菌ヨウ素種含有水。 20.(a)食品処理工業において、 (b)医療と歯科との分野において、 (c)工業用又は商業用冷却塔若しくは他の産業用処理水のため、 (d)屠殺体洗浄装置の洗浄のため、 (e)果実及び野菜洗浄水のため、 (f)船舶バラスト水のため、 (g)下水と廃棄水との処理において、 (h)動物、鮮魚、野菜又は果実産品を氷/水構成物内で輸送貯蔵をする梱包 において殺菌剤として、または、 (i)卵洗浄剤として、 (j)人、家畜、魚又は植物のための微量栄養担体として、 利用するため、請求の範囲1から9又は11のうちいずれか一つに記載の方法、 若しくは請求の範囲15から18のうちいずれか一つに記載の装置によって、生 産されることを特徴とする無菌ヨウ素種含有水。 20.請求の範囲19に定義された様に利用されることを特徴とする無菌ヨウ 素種含有水。 21.前記ヨウ素種濃度が1−15ppmの間から選択されることを特徴とす る請求の範囲19又は20に記載の無菌ヨウ素種含有水。 22.請求の範囲1から9又は11のうちいずれか一つに記載の方法、若しく は請求の範囲15から18のうちいずれか一つに記載の装置により生産された抗 菌効果量のヨウ素種含有の水と氷とから成るスラリーと混合した鮮魚、魚製品、 えび・かに類及びその他の海産物に関することを特徴とする容器。 23.前記ヨウ素種含有水が、1−15ppmのヨウ素から選択されることを 特徴とする請求の範囲22に記載の容器。 24.前記食品又は前記食品の保管位置を、ヨウ素化アイスの細菌有効量を用 いて処理することを特徴とする食品の貯蔵及び/又は輸送の間に細菌腐敗がなく 細菌汚染の危険を軽減して保管する方法。 25.前記ヨウ素化アイスが、2−20ppmの自由ヨウ素(free iodine) を含むことを特徴とする、請求の範囲25に記載の方法。 26.前記食品が、0℃未満の温度に保たれることを特徴とする請求の範囲2 4から26のうちいずれか一つに記載の方法。 27.前記ヨウ素化アイスが、実質的にヨウ化カリウム含有しないことを特徴 とする請求の範囲24から27のうちいずれか一つに記載の方法。 28.前記食品が、鮮魚又は魚素材製品であることを特徴とする請求の範囲2 4から27のうちいずれか一つに記載の方法。 29. 前記アイスが、請求項1から9或いは11のいずれか一つで定義され たような方法または、15から18のいずれか一つで定義されたような装置によ って製造される、バクテリアなしヨウ素種含有水で作られることを特徴とする請 求項24から28のいずれか一つに記載の方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)飽和ヨウ素種含有水溶液を作るため、所定の温度で固体ヨウ素を第 一水流に溶解すること、 (b)希釈ヨウ素種含有無菌水溶液を作るため、前記飽和溶液を第二水流と混 合すること、 から成る連続する動的水流下で、無菌ヨウ素種含有水を生産する方法。 2. (a)飽和ヨウ素種含有水溶液を作るため、所定の温度で固体ヨウ素を 第一水流に溶解すること、 (b)希釈ヨウ素種含有無菌水溶液を作るため、前記飽和溶液を第二水流と混 合すること、 (c)前記希釈溶液を前記動物に飲用水として提供すること、 を特徴とする連続する動的水流下で、人間用、飼育動物用又は魚用に無菌ヨウ素 種含有した飲用水を生産する方法。 3.(a)前記飽和ヨウ素種水溶液用に所定の温度を選択すること、 (b)前記飽和溶液を第一流水速度で作るため、前記第一水流を前記所定の温 度で前記固体ヨウ素を通すこと、 (c)所定のヨウ素種濃度で前記希釈ヨウ素種無菌水溶液を作るように、前記 飽和溶液を前記第一流水速度において、第二流水速度を有する前記第二水流に混 合すること、 を特徴とする請求の範囲1又は2に記載の方法。 4.前記第一水流と前記第二水流とが共通水流から流出し、共通の水流から前 記第二水流への前記第一水流の流れが環状流を形成し、前記第一水流が前記共通 水流の第一部分となり、前記第二水流が前記共通水流の第二部分となることを特 徴とする請求の範囲1、2又は3のうちいずれか一つに記載の連続的方法。 5.前記固体ヨウ素の前記第一水流への溶解が、前記固体ヨウ素を収容するハ ウジングを含むヨウ素発生器内で、前記ハウジングに前記第一水流を通過させて おこなわれることを特徴とする、請求の範囲1から4のうちいずれか一つに記載 の連続的方法。 6.前記発生器が、さらに前記第一水流を前記所定温度まで加熱するための加 熱手段を備え、前記第一水流を所定温度まで加熱することを特徴とする請求の範 囲4に記載の連続的方法。 7.(a)前記第一水流の温度を測定するため、温度測定値感知手段により前 記第一水流の温度測定をすること、 (b)前記温度測定の結果に基づき前記第一水流を前記所定の温度に加熱する ため、前記加熱手段により前記第一水流の温度を上昇すること、 を特徴とする請求の範囲5に記載の連続的方法。 8.前記固体ヨウ素の溶解が、直列に連結された複数のヨウ素発生器内でおこ なわれることを特徴とする請求の範囲4に記載の連続的方法。 9.ステップ(a)に先立って前記第一水流を濾過することを特徴とする請求 の範囲1から8のうちいずれか一つに記載の連続的方法。 10.前記無菌飲用水が導管網を通じで複数の動物飲料桶に送られることを特 徴とする請求の範囲1から9のうちいずれか一つに記載の連続的方法。 11.(a)前記所定の温度を選択すること、 (b)前記飽和ヨウ素種含有水溶液を作るため、前記所定温度にしたがって前 記第一水流流量を制御すること、 (c)所定のヨウ素種濃度を有する前記希釈無菌水溶液を作るため、前記第二 水流流量を第一水流流量に対応して調節すること、 を特徴とする請求の範囲1又は2に記載の方法 12.前記希釈溶液の前記所定のヨウ素種濃度が、1−15ppmから選択さ れることを特徴とする請求の範囲11に記載の方法。 13.前記希釈溶液の前記ヨウ素種濃度が、1−15ppmから選択されるこ とを特徴とする請求の範囲12に記載の方法。 14.前記第一水流流量が毎分0.1−0.5リットルから選択され、前記第 二水流流量が毎分2−50リットルから選択されることを特徴とする請求の範囲 1から13のうちいずれか一つに記載の方法。 15. (a)第一水流を作るための手段と、 (b)所定温度における飽和ヨウ素種含有水溶液を作 るため、前記第一水流への固体ヨウ素の溶解を実行するための混合手段と、 (c)第二水流を作るための手段と、 (d)希釈ヨウ素種含有無菌水溶液を作るため、前記飽和水溶液を前記第二水 流と混合するための手段と、 (e)前記希釈水溶液を飲用水として前記動物に与えるための手段と、 を備えることを特徴とする連続する動的水流下で飼育動物用無菌ヨウ素種を含有 した飲用水を作る装置。 16.(a)前記第一水流温度測定用の温度感知手段と、 (b)前記第一水流加熱用の加熱手段と、 (c)前記温度測定値を受信して、前記温度側定値の基づいて前記加熱手段に 前記第一水流を前記所定温度まで加熱することを指令するための調節手段と、 を備えることを特徴とする請求の範囲14に記載の装置。 17.前記固体ヨウ素の前記第一水流への溶解を実行するための前記混合手段 が、前記固体ヨウ素を収容するハウジングを含む第一ヨウ素発生器を備え、前記 ハウジングを通じて前記第一水流が流れて前記溶解を実行することを特徴とする 請求の範囲14に記載の装置。 18.前記混合手段が、連続して接続された前記第一ヨウ素発生器と第二ヨウ 素種発生器とを備え、前記第一と第二とのヨウ素種発生器が前記第一水流加熱用 の前記加熱手段を備え、前記加熱手段と前記温度感知手段とを 備えることを特徴とする請求の範囲15に記載の装置。 19.請求の範囲1から9又は11のうちいずれか一つに記載の方法により生 産されることを特徴とする無菌ヨウ素種含有水。 20.(a)食品処理工業において、 (b)医療と歯科との分野において、 (c)工業用又は商業用冷却塔若しくは他の産業用処理水のため、 (d)屠殺体洗浄装置の洗浄のため、 (e)果実及び野菜洗浄水のため、 (f)船舶バラスト水のため、 (g)下水と廃棄水との処理において、 (h)動物、鮮魚、野菜又は果実産品を氷/水構成物内で輸送貯蔵をする梱包 において殺菌剤として、または、 (i)卵洗浄剤として、 (j)人、家畜、魚又は植物のための微量栄養担体として、 利用することを特徴とする無菌ヨウ素種含有水。 21.請求の範囲20に定義した様に利用されることを特徴とする無菌ヨウ素 種含有水。 22.請求の範囲1から14のうちいずれか一つに定義された方法で生産した 場合、請求の範囲21に定義された様に利用されることを特徴とする無菌ヨウ素 種含有水。 23.前記ヨウ素種濃度が、1−15ppmから選択 されることを特徴とする請求の範囲19から22のうちいずれか一つに記載の無 菌ヨウ素種含有水。 24.抗菌効果量のヨウ素種を含有した水と氷とから成るスラリーと混合した 鮮魚、魚製品、えび・かに類及びその他の海産物を収容することを特徴とする容 器。 25.前記ヨウ素種含有水が1−151ppmヨウ素から選択されることを特 徴とする請求の範囲24に記載の容器。 26.前記食品又は前記食品の保管位置をヨウ素化アイスの細菌有効量を用い て処理することを特徴する、食品の貯蔵及び/又は輸送の間に細菌腐敗がなく細 菌汚染の危険を軽減して保管する方法。 27.前記ヨウ素化アイスが2−20ppm自由ヨウ素を含むことを特徴とす る、請求の範囲26に記載の方法。 28.前記食品が0℃未満の温度に保たれることを特徴とする請求の範囲26 に記載の方法。 29.前記ヨウ素化アイスが実質的にヨウ化カリウム含有しないことを特徴と する請求の範囲26から28のうちいずれか一つに記載の方法。 30.前記食品が、鮮魚又は魚素材製品であることを特徴とする請求の範囲2 6から29のうちいずれか一つに記載の方法。
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