JP2002502939A - 2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器 - Google Patents

2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器

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JP2002502939A
JP2002502939A JP2000530707A JP2000530707A JP2002502939A JP 2002502939 A JP2002502939 A JP 2002502939A JP 2000530707 A JP2000530707 A JP 2000530707A JP 2000530707 A JP2000530707 A JP 2000530707A JP 2002502939 A JP2002502939 A JP 2002502939A
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annular
ring
wear
cylinder
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ヘルムート フア
ハルトムート ベンカート
カール シュレヒト
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プッツマイスター アクチエンゲゼルシャフト
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B7/00Piston machines or pumps characterised by having positively-driven valving
    • F04B7/0084Component parts or details specially adapted therefor
    • F04B7/0088Sealing arrangements between the distribution members and the housing
    • F04B7/0096Sealing arrangements between the distribution members and the housing for pipe-type distribution members

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器に関する。この管切換器は、シリンダ側の眼鏡状の摩耗板(34)の前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿って制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学的な内圧の作用を受けて摩耗板(34)に押し付け可能である摩耗リング(38)とを備えている。摩耗リング(38)は揺動管(36)の軸線平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)と、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54)を備えている。揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)は、管内部の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向き合っている環状面(56,58)を備えている。更に、環状室(59)を軸方向において架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な環状構造体(60)が設けられている。この環状構造体の端面(62,64)は付勢されて各々1つの環状面(56,58)に接触する。摩耗を生じない自動的な摩耗リングの再調節を可能にするために、環状構造体(60)は、摩耗リング(38)のセンタリング部分(46)寄りのその端面(62)に、ゴム弾性的な材料よりも曲がりにくく摩耗を防止する材料からなる軸方向の環状被覆層(80)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、2つの開口を有するシリンダ側の摩耗板の前で揺動可能な揺動管と
、揺動管のシリンダ側の端部に沿って制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動
管内に発生する流体静力学的な内圧の作用を受けて開口の縁部範囲において摩耗
板に押し付け可能である摩耗リングとを備え、摩耗リングが揺動管の軸線平行な
センタリング面に沿って案内されたセンタリング部分と、シリンダ側の端面を摩
耗板に接触させるシール部分を備え、揺動管とシール部分が、管内部の方に開放
した環状室によって軸方向に互いに分離された、互いに向き合っている環状面を
備え、更に、環状室を軸方向において架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な
材料からなる環状構造体を備え、この環状構造体の端面が特に付勢されて各々1
つの環状面に接触する、2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器に関する。
【0002】 自動的にかつ流体静力学的に再調節される摩耗リングを支持するこの種の管切
換器は知られている(ドイツ連邦共和国特許出願公開第2614895号公報、
欧州特許第0656995号公報)。環状室内にゴム弾性的なリングが設けられ
ている。このリングはセンタリング部分とセンタリング面との間に形成される隙
間をシールし、更に、摩耗リングのシール部分を摩耗板に押し付ける際にばね機
能を生じる。運転の際、半径方向平面の方に向いた環状面の範囲に、セメントが
堆積することが実際に判った。このセメント堆積は、シール部分と摩耗板の範囲
の材料を除去しても、環状室を狭め、ゴム弾性的なリングの摩耗を生じることに
なる。その結果、ゴム弾性的なリングが管内部の方に押されて紛失し得る。
【0003】 これから出発して、本発明の根底をなす課題は、環状構造体のゴム弾性的な材
料が過剰の摩耗にさらされないように、冒頭に述べた種類の公知の管切換器を改
良することである。
【0004】 この課題を解決するために、請求項1,7,15,19,24,26に記載さ
れた特徴の組み合わせが提案される。本発明の有利な実施形および発展形態は従
属請求項に記載されている。
【0005】 本発明による解決策は、ゴム弾性的な材料が適切な手段によってセメントの摩
耗作用に対して保護されるという思想に基づいている。これを達成するために、
本発明では、環状構造体が少なくとも、摩耗リングのセンタリング部分寄りのそ
の端面に、ゴム弾性的な材料よりも曲がりにくく摩耗を防止する材料からなる軸
方向の環状被覆層を備えていることが提案される。環状被覆層が金属、金属織物
または繊維織物、剛性樹脂または硬質ゴムからなっていると有利である。環状被
覆層はゴム弾性的な材料に接着または加硫溶着可能である。
【0006】 本発明の代替的なまたは有利な実施形では、環状構造体が硬い中間リングによ
って互いに分離された、ゴム弾性的な材料からなる少なくとも2個のリングを備
えている。中間リングが金属製の環状ディスクとして形成され、この環状ディス
クがゴム弾性的なリングと同じ内径および外径を有すると合目的である。その際
、中間リングは環状室内のゴム弾性的なリングの間に固定されないで挿入され、
そして互いに角度間隔をおいて配置された複数の貫通穴を有する。ゴム弾性的な
リングは、互いに角度間隔をおいて配置され中間リングの貫通穴に通された複数
のピンによって互いに連結されている。
【0007】 本発明の好ましい実施形では、ゴム弾性的なリングがその各々の端面が中間リ
ングに加硫溶着されている。 本発明の他の代替的なまたは有利な実施形では、環状構造体が同軸に加硫挿入
されたコイルばねを備えたゴム弾性的なリングによって形成されている。コイル
ばねがばね鋼からなり、ゴム弾性的なリング内で圧力を受けて付勢されていると
合目的である。ゴム弾性的なリング内で圧力を受けて付勢されている場合、ゴム
弾性的な材料がコイルばねによって固定されていない環状構造体内で膨張するの
で、環状室内で予圧縮された組み込み状態で付加的な再調節が行われる。
【0008】 本発明の他の代替的なまたは有利な実施形では、センタリング部分に隣接する
環状面がそれ自体公知のごとく、センタリング部分の方に向いた旋削溝によって
形成された、管内部に対してアンダーカットされた環状段部を備え、環状構造体
から分離されたエラストマー材料製のシールリングが環状段部に挿入されている
。その際、シールリングの役目は、センタリング隙間の材料通過を防止し、それ
によってセンタリング隙間寄りの環状面でのセメント堆積を最小限に抑えること
である。シールリングは好ましくは環状段部よりも大きな寸法を有する。この寸
法は環状構造体の予圧縮時に環状段部に押し込まれるように定められている。そ
の際、シールリングは四角形、特に正方形の横断面あるいは円形または楕円形の
横断面を有する。シールリングが環状段部内に完全に挿入されるので、そのため
に軟弾性材料を補強しないで使用可能である。この場合、環状構造体は補強イン
サート、例えば金属リングを備えた一体のエラストマーリングからなっていても
よい。
【0009】 センタリング面内で環状隙間をシールするために、本発明の有利なまたは代替
的な実施形では、揺動管のセンタリング面または摩耗リングのセンタリング部分
に、センタリング面とセンタリング部分の間の環状隙間を架橋するシールリング
を収容するための環状溝が設けられている。
【0010】 長い運転時間にわたって環状室を確実にシールするために、本発明の他の有利
なまたは代替的な実施形では、揺動管と摩耗リングとの間に、環状構造体の付勢
を調節するための締付け機構が設けられている。この締付け機構は揺動管の周囲
に分配配置された少なくとも2個、特に3個の締付けボルトを備え、この締付け
ボルトは揺動管と相対的に軸線平行に摺動可能であり、かつ摩耗リングの軸線平
行な各々1つのねじに螺合している。頭付きボルトとして形成された締付けボル
トのシャフトは、縁部が開放した揺動管の軸方向ガイド内を案内され、頭が軸方
向ガイドを画成する肩部に支持可能である。
【0011】 次に、図に略示した実施の形態に基づいて本発明を詳しく説明する。 図1に示した粘性物質ポンプは実質的に、2個の搬送シリンダ10からなって
いる。この搬送シリンダの端面側の開口12は材料供給容器14に開口し、圧送
ストローク運動(矢印16)の間管切換器18を介して搬送管20に接続され、
吸込みストローク運動(矢印22)の間材料供給容器14の方に開放し材料を吸
い込む。搬送シリンダ10は液圧駆動シリンダ24を介してプッシュプル式に駆
動される。そのために、搬送ピストン26は共通のピストンロッド28を介して
駆動シリンダ24のピストン30に連結されている。搬送シリンダ10と駆動シ
リンダ24の間の範囲には、水タンク32が設けられている。ピストンロッド2
8がこの水タンクを通過している。
【0012】 搬送シリンダ10の端面側の開口12は眼鏡状の摩耗板34によって覆われて
いる。材料供給容器14の内側において、図示した実施の形態ではC字形である
管切換器18の揺動管36の、摩耗リング38を支持する端面が、眼鏡状の摩耗
板34の手前で水平軸線回りに次のように往復揺動可能に配置されている。すな
わち、揺動管のシリンダ側の開口40が搬送シリンダ10の一方または他方の開
口12の前に交互に達し、他方の開口12が材料供給容器14の内部に露出する
ように往復揺動可能に配置されている。圧力を漏らさぬように揺動管36を摩耗
板34に接続するために、摩耗リング38のセンタリング部分46が揺動管36
の円筒状のセンタリング面42に軸方向に摺動可能に支承されている。揺動管3
6の操作は、液圧手段48によって駆動可能な切換えレバー50を介して行われ
る。
【0013】 図2〜4から判るように、摩耗リング38はセンタリング部分46のほかに、
シール部分54を備えている。このシール部分はそのシリンダ側の端面52が摩
耗板34に接触する。揺動管36と摩耗リング38のシール部分54は更に、管
内部に開放した環状室59により軸方向において互いに分離され互いに向き合っ
ている半径方向の環状面56,58を備えている。環状室59は環状構造体60
によって軸方向において架橋されている。この環状構造体の端面62,64は付
勢されて各々1つの環状面56,58に接触している。摩耗リング38のセンタ
リング部分45寄りの環状構造体60の端面に、軸方向の環状被覆層80が加硫
されている。この環状被覆層は、例えば金属、繊維織物、合成樹脂または硬質ゴ
ムのような、ゴム弾性的な材料と比べて剛性のある、摩耗を防ぐ材料からなって
いる。摩耗リング38に設けた当接部82は揺動管36上での摩耗リング38の
軸方向運動を制限する。
【0014】 図2に示した実施の形態の場合、環状構造体60は3個のゴム弾性的なリング
66,68,70を備えている。このリングは弛く挿入された金属製の中間リン
グ72,74によって対をなして互いに分離され、互いに角度間隔をおいて配置
されたピン76によって互いに連結可能である。中間リング72,74は互いに
間隔をおいて配置された貫通穴78を有する。ピン76の一部がこの貫通穴に通
されている。軸方向の環状被覆層80は摩耗リング38のセンタリング部分46
寄りのゴム弾性的なリング66の端面に設けられている。
【0015】 図3の実施の形態の場合には、環状構造体60がゴム弾性的な一体のリング8
4によって形成されている。このリング内にはばね鋼からなるコイルばね86が
同軸に加硫挿入されている。コイルばね86は初期応力を加えないであるいは圧
縮初期応力を加えて、リング84のゴム弾性的な材料に埋め込み可能である。後
者の場合、摩耗したときに、コイルばね86の初期応力の少なくとも一部が摩耗
リング38を再調節するために使用される。コイルばね86によって更に、ゴム
弾性的な材料のショア硬さが小さい場合にもリング構造体60が充分な周方向安
定性を有し、環状構造体60が管内部に押しのけられない。図3の実施の形態の
場合、摩耗リング38のセンタリング部分46は揺動管36の外側のセンタリン
グ面42上で案内されている。従って、この場合、摩耗を防止する軸方向の環状
被覆層80が環状面58寄りの環状構造体60の端面64に設けられている。運
転状態では、摩耗リング38が揺動管36を介して摩耗板34に締付けられ、当
接部82の範囲における、摩耗リング38と揺動管36との間の隙間幅xが4m
mから0.5〜1mmに小さくなる。3〜3.5mmの締付け変位は環状構造体
60のゴム弾性的な部品の、管内部への横方向膨張に変換される。この横方向膨
張は図3の下側部分において湾曲によって示してある。
【0016】 図4の実施の形態は特に、センタリング部分46に隣接する環状面56がセン
タリング部分46の方に向いた旋削溝によって形成された環状段部88を備えて
いる点が、図2の実施の形態と異なっている。この環状段部は管内部に対してア
ンダーカットされ、この環状段部には、環状構造体60から分離されたエラスト
マー材料製のシールリング90,90′が挿入されている。図4の上側部分に示
した例の場合には、シールリング90は長方形の横断面を有し一方、図4の下側
部分のシールリング90′はOリングとして形成されている。両者の場合、シー
ルリング90,90′は環状段部88の軸方向長さよりも長い寸法を有する。こ
の寸法は、シールリングが環状構造体60によって付勢されて環状段部88に完
全に押圧挿入されるように定められている。図4の上側部分には3mmの隙間幅
Xを有する押圧されていない状態が示してあり、下側部分には0.5〜1mmの
隙間幅Xを有する押圧された状態が示してある。摩耗リング38のシール部分5
4と摩耗板34が摩耗した場合、予備締付け変位は再調節変位として使用される
。図4の実施の形態の場合にも、摩耗を減少させる環状被覆層80が、センタリ
ング部分46寄りの環状構造体60の端面62に設けられている。この環状被覆
層は付加的なシールリング90,90′があるので必ずしも必要ではない。
【0017】 図5に示した実施の形態の場合、環状装置60は2個のゴム弾性的なリング6
6,68を備えている。このリングの間には、環状ディスクとして形成された金
属製の中間リング73が設けられている。ゴム弾性的なリング66,68は中間
リング73寄りのその端面が中間リング73に加硫溶着されている。金属製の中
間リング73とそれに隣接するゴム弾性的なリング66,68は、同じ内径と外
径を有する。更に、摩耗リング38のセンタリング部分46には、半径方向外側
に開放した環状溝92が設けられている。この環状溝には、センタリング部分4
6と揺動管36のセンタリング面42の間の環状隙間を架橋するシールリング9
4が挿入されている。摩耗リング38のシリンダ側の端面52の範囲の摩耗が増
大するときに、環状構造体の範囲において初期応力が維持されるようにするため
に、揺動管36と摩耗リング38との間に配置された締付け機構96が付加的に
設けられている。この締付け機構96は揺動管の周囲に分配配置された複数本、
特に3本の締付けボルト98を備えている。この締付けボルトの先端部100は
軸線平行に向いた摩耗リングのねじ102に螺合し、そのシャフト104は揺動
管36の半径方向の縁が開放した軸方向ガイド106を通過し、外側からアクセ
ス可能なその頭108は半径方向ガイド106を画成する揺動管固定の肩部11
0に接触している。締付け機構98によって、環状構造体の最小初期応力を生じ
ることができるので、搬送物質は管内部から環状室59に侵入することができな
い。シールリング94により、環状室59は外側に位置する材料供給容器に対し
て充分にシールされている。
【0018】 要約すると、次の通りである。本発明は、2シリンダ型粘性物質ポンプの管切
換器に関する。管切換器はシリンダ側の眼鏡状摩耗板34の前で揺動可能な揺動
管36と、揺動管36のシリンダ側の端部上で制限的に軸方向に摺動可能であり
かつ揺動管内に発生する流体静力学的な内圧の作用を受けて摩耗板34に押し付
け可能な摩耗リング38を備えている。摩耗リング38自体は揺動管36の軸線
平行なセンタリング面42上で案内されたセンタリング部分46と、シリンダ側
の端面52を摩耗板34に押し付けるシール部分54を備えている。揺動管36
と摩耗リング38のシール部分54は、管内部の方に開放した環状室59によっ
て軸方向で互いに分離された、互いに向き合っている環状面56,58を備えて
いる。更に、環状室59を軸方向において架橋する、少なくとも一部がゴム弾性
的な環状構造体60が設けられている。この環状構造体の端面62,64は付勢
されて各々1つの環状面56,58に接触している。摩耗を除去する、摩耗リン
グの自動的な再調節を可能にするために、環状構造体60は摩耗リング38のセ
ンタリング部分46寄りのその端面62に、ゴム弾性的な材料よりも曲がりにく
く摩耗を防止する材料からなる軸方向の環状被覆層80を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 C字状の揺動管を備えた粘性物質ポンプを部分的に切断して示す斜視図である
【図2】 センタリングされた内側の摩耗リングを備えた管切換器の一部の拡大断面図で
ある。
【図3】 センタリングされた外側の摩耗リングを備えた、図2の実施の形態に対して変
形された管切換器の実施の形態を示す断面図である。この場合、ゴム弾性的な環
状構造体の非圧縮状態(上側)と予圧縮状態(下側)が示してある。
【図4】 センタリングされた内側の摩耗リングと、長方形(上側)または円形(下側)
の付加的なシールリングを備えた、図2,3の実施の形態に対して変形された管
切換器の実施の形態を示す断面図である。
【図5】 環状構造体の締付け機構を備えた管切換器の他の変形実施の形態を部分的に切
断して示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月3日(2000.4.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 2つの開口(12)を有するシリンダ側の摩耗板(34)の
前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿って
制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学的
な内圧の作用を受けて開口(12)の縁部範囲において摩耗板(34)に押し付
け可能である摩耗リング(38)とを備え、摩耗リングが揺動管(36)の軸線
平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)と
、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54)
を備え、揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)が、管内部
の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向き
合っている環状面(56,58)を備え、更に、環状室(59)を軸方向におい
て架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な材料からなる環状構造体(60)を
備え、この環状構造体の端面(62,64)が特に付勢されて各々1つの環状面
(56,58)に接触する、2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器において
、環状構造体(60)が剛性の中間リング(72,73,74)によって互いに
分離された、ゴム弾性的な材料からなる少なくとも2個のリング(66,68,
70)を備えていることを特徴とする管切換器。
【請求項】 中間リング(73)が金属製の環状ディスクとして形成され
、この環状ディスクが隣接するゴム弾性的なリング(66,68)と同じ内径お
よび外径を有することを特徴とする請求項記載の管切換器。
【請求項】 ゴム弾性的なリング(66,68,70)が互いに角度間隔
をおいて配置された軸線平行な複数のピン(76)によって互いに連結されてい
ることを特徴とする請求項1または2記載の管切換器。
【請求項】 中間リング(72,74)が環状室(59)内のゴム弾性的
なリング(66,68,70)の間に固定されないで挿入されていることを特徴
とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の管切換器。
【請求項】 中間リング(72,74)が互いに角度間隔をおいて配置さ
れた複数の貫通穴(78)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一
つに記載の管切換器。
【請求項】 ピン(76)が中間リング(72,74)の貫通穴(78)
を通過していることを特徴とする請求項記載の管切換器。
【請求項】 ゴム弾性的なリング(66,68)の一方の端面が中間リン
グ(73)に加硫溶着されていることを特徴とする請求項1または2記載の管切
換器。
【請求項】 2つの開口(12)を有するシリンダ側の摩耗板(34)の
前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿って
制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学的
な内圧の作用を受けて開口(12)の縁部範囲において摩耗板(34)に押し付
け可能である摩耗リング(38)とを備え、摩耗リングが揺動管(36)の軸線
平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)と
、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54)
を備え、揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)が、管内部
の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向き
合っている環状面(56,58)を備え、更に、環状室(59)を軸方向におい
て架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な材料からなる環状構造体(60)を
備え、この環状構造体の端面(62,64)が特に付勢されて各々1つの環状面
(56,58)に接触する、2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器において
、環状構造体(60)が同軸に加硫挿入されたコイルばね(86)を備えたゴム
弾性的なリング(84)によって形成されていることを特徴とする管切換器。
【請求項】 コイルばね(86)がばね弾性的な材料、特にばね鋼からな
っていることを特徴とする請求項記載の管切換器。
【請求項10】 コイルばね(86)がゴム弾性的なリング(84)内で圧
力を受けて付勢されていることを特徴とする請求項8または9記載の管切換器。
【請求項11】 センタリング部分(46)に隣接する環状面(56)が、
センタリング部分(46)の方に向いた旋削溝によって形成された、管内部に対
してアンダーカットされた環状段部(88)を備えている、請求項1〜10のい
ずれか一つに記載の管切換器において、環状構造体から分離されたエラストマー
材料製のシールリング(90,90′)が環状段部(88)に挿入されているこ
とを特徴とする管切換器。
【請求項12】 2つの開口(12)を有するシリンダ側の摩耗板(34)
の前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿っ
て制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学
的な内圧の作用を受けて開口(12)の縁部範囲において摩耗板(34)に押し
付け可能である摩耗リング(38)とを備え、摩耗リングが揺動管(36)の軸
線平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)
と、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54
)を備え、揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)が、管内
部の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向
き合っている環状面(56,58)を備え、更に、環状室(59)を軸方向にお
いて架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な材料からなる環状構造体(60)
を備え、この環状構造体の端面(62,64)が特に付勢されて各々1つの環状
面(56,58)に接触し、センタリング部分(46)に隣接する環状面(56
)が、センタリング部分(46)の方に向いた旋削溝によって形成された、管内
部に対してアンダーカットされた環状段部(88)を備えている、2シリンダ型
粘性物質ポンプ用の管切換器において、環状構造体から分離されたエラストマー
材料製のシールリング(90,90′)が環状段部(88)に挿入されているこ
とを特徴とする管切換器。
【請求項13】 シールリング(90,90′)が環状段部(88)よりも
大きな寸法を有することを特徴とする請求項11または12記載の管切換器。
【請求項14】 シールリング(90)が長方形または正方形の横断面を有
することを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の管切換器。
【請求項15】 シールリング(90′)が円形または楕円形の横断面を有
することを特徴とする請求項11〜14のいずれか一つに記載の管切換器。
【請求項16】 揺動管(36)のセンタリング面(42)または摩耗リン
グ(38)のセンタリング部分(46)に、環状溝(92)が設けられ、センタ
リング面(42)とセンタリング部分(46)の間の環状隙間を架橋するシール
リング(94)が環状溝内に配置されていることを特徴とする請求項1〜15
いずれか一つに記載の管切換器。
【請求項17】 揺動管(36)と摩耗リング(38)との間に、環状構造
体(60)の付勢を調節するための締付け機構(96)が設けられていることを
特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の管切換器。
【請求項19】 締付け機構が揺動管(36)の周囲に分配配置された少な
くとも2個、特に3個の締付けボルト(98)を備え、この締付けボルトが揺動
管と相対的に軸線平行に摺動可能であり、かつ摩耗リング(38)の軸線平行な
各々1つのねじ(102)に螺合していることを特徴とする請求項17または1 記載の管切換器。
【請求項20】 頭付きボルトとして形成された締付けボルト(98)のシ
ャフトが、縁部が半径方向に開放した揺動管(36)の軸方向ガイド(106)
内を案内され、頭(108)が軸方向ガイドを画成する肩部(110)に支持可
能であることを特徴とする請求項19記載の管切換器。
【請求項22】 環状被覆層(80)が金属からなっていることを特徴とす
る請求項21記載の管切換器。
【請求項23】 環状被覆層(80)が金属織物または繊維織物からなって
いることを特徴とする請求項21記載の管切換器。
【請求項24】 環状被覆層(80)が合成樹脂または硬質ゴムからなって
いることを特徴とする請求項21記載の管切換器。
【請求項25】 環状被覆層(80)が環状構造体(60)のゴム弾性的な
材料に接着または加硫溶着されていることを特徴とする請求項21〜24のいず
れか一つに記載の管切換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,US (72)発明者 ベンカート ハルトムート ドイツ連邦共和国 デー・70794 フィル ダーシュタット イゾルデ・クルツ・ヴェ ーク 3 (72)発明者 シュレヒト カール ドイツ連邦共和国 デー・70794 フィル ダーシュタット イン デン シュタウデ ンエッケルン 6 Fターム(参考) 3H075 AA17 BB03 BB16 BB19 BB27 CC18 CC32 CC36 DA07 【要約の続き】 耗リングの再調節を可能にするために、環状構造体(6 0)は、摩耗リング(38)のセンタリング部分(4 6)寄りのその端面(62)に、ゴム弾性的な材料より も曲がりにくく摩耗を防止する材料からなる軸方向の環 状被覆層(80)を備えている。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの開口(12)を有するシリンダ側の摩耗板(34)の
    前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿って
    制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学的
    な内圧の作用を受けて開口(12)の縁部範囲において摩耗板(34)に押し付
    け可能である摩耗リング(38)とを備え、摩耗リングが揺動管(36)の軸線
    平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)と
    、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54)
    を備え、揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)が、管内部
    の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向き
    合っている環状面(56,58)を備え、更に、環状室(59)を軸方向におい
    て架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な材料からなる環状構造体(60)を
    備え、この環状構造体の端面(62,64)が特に付勢されて各々1つの環状面
    (56,58)に接触する、2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器において
    、環状構造体(60)が少なくとも、摩耗リング(38)のセンタリング部分(
    46)寄りのその端面(62)に、ゴム弾性的な材料よりも曲がりにくく摩耗を
    防止する材料からなる軸方向の環状被覆層(80)を備えていることを特徴とす
    る管切換器。
  2. 【請求項2】 環状被覆層(80)が金属からなっていることを特徴とする
    請求項1記載の管切換器。
  3. 【請求項3】 環状被覆層(80)が金属織物または繊維織物からなってい
    ることを特徴とする請求項1記載の管切換器。
  4. 【請求項4】 環状被覆層(80)が合成樹脂または硬質ゴムからなってい
    ることを特徴とする請求項1記載の管切換器。
  5. 【請求項5】 環状被覆層(80)が環状構造体(60)のゴム弾性的な材
    料に接着または加硫溶着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一
    つに記載の管切換器。
  6. 【請求項6】 環状構造体(60)が剛性の中間リング(72,73,74
    )によって互いに分離された、ゴム弾性的な材料からなる少なくとも2個のリン
    グ(66,68,70)を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    一つに記載の管切換器。
  7. 【請求項7】 2つの開口(12)を有するシリンダ側の摩耗板(34)の
    前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿って
    制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学的
    な内圧の作用を受けて開口(12)の縁部範囲において摩耗板(34)に押し付
    け可能である摩耗リング(38)とを備え、摩耗リングが揺動管(36)の軸線
    平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)と
    、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54)
    を備え、揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)が、管内部
    の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向き
    合っている環状面(56,58)を備え、更に、環状室(59)を軸方向におい
    て架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な材料からなる環状構造体(60)を
    備え、この環状構造体の端面(62,64)が特に付勢されて各々1つの環状面
    (56,58)に接触する、2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器において
    、環状構造体(60)が剛性の中間リング(72,73,74)によって互いに
    分離された、ゴム弾性的な材料からなる少なくとも2個のリング(66,68,
    70)を備えていることを特徴とする管切換器。
  8. 【請求項8】 中間リング(73)が金属製の環状ディスクとして形成され
    、この環状ディスクが隣接するゴム弾性的なリング(66,68)と同じ内径お
    よび外径を有することを特徴とする請求項6または7記載の管切換器。
  9. 【請求項9】 ゴム弾性的なリング(66,68,70)が互いに角度間隔
    をおいて配置された軸線平行な複数のピン(76)によって互いに連結されてい
    ることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の管切換器。
  10. 【請求項10】 中間リング(72,74)が環状室(59)内のゴム弾性
    的なリング(66,68,70)の間に固定されないで挿入されていることを特
    徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載の管切換器。
  11. 【請求項11】 中間リング(72,74)が互いに角度間隔をおいて配置
    された複数の貫通穴(78)を有することを特徴とする請求項6〜10のいずれ
    か一つに記載の管切換器。
  12. 【請求項12】 ピン(76)が中間リング(72,74)の貫通穴(78
    )を通過していることを特徴とする請求項11記載の管切換器。
  13. 【請求項13】 ゴム弾性的なリング(66,68)の一方の端面が中間リ
    ング(73)に加硫溶着されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一
    つに記載の管切換器。
  14. 【請求項14】 環状構造体(60)が同軸に加硫挿入されたコイルばね(
    86)を備えたゴム弾性的なリング(84)によって形成されていることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の管切換器。
  15. 【請求項15】 2つの開口(12)を有するシリンダ側の摩耗板(34)
    の前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿っ
    て制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学
    的な内圧の作用を受けて開口(12)の縁部範囲において摩耗板(34)に押し
    付け可能である摩耗リング(38)とを備え、摩耗リングが揺動管(36)の軸
    線平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)
    と、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54
    )を備え、揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)が、管内
    部の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向
    き合っている環状面(56,58)を備え、更に、環状室(59)を軸方向にお
    いて架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な材料からなる環状構造体(60)
    を備え、この環状構造体の端面(62,64)が特に付勢されて各々1つの環状
    面(56,58)に接触する、2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器におい
    て、環状構造体(60)が同軸に加硫挿入されたコイルばね(86)を備えたゴ
    ム弾性的なリング(84)によって形成されていることを特徴とする管切換器。
  16. 【請求項16】 コイルばね(86)がばね弾性的な材料、特にばね鋼から
    なっていることを特徴とする請求項14または15記載の管切換器。
  17. 【請求項17】 コイルばね(86)がゴム弾性的なリング(84)内で圧
    力を受けて付勢されていることを特徴とする請求項14〜16のいずれか一つに
    記載の管切換器。
  18. 【請求項18】 センタリング部分(46)に隣接する環状面(56)が、
    センタリング部分(46)の方に向いた旋削溝によって形成された、管内部に対
    してアンダーカットされた環状段部(88)を備えている、請求項1〜17のい
    ずれか一つに記載の管切換器において、環状構造体から分離されたエラストマー
    材料製のシールリング(90,90′)が環状段部(88)に挿入されているこ
    とを特徴とする管切換器。
  19. 【請求項19】 2つの開口(12)を有するシリンダ側の摩耗板(34)
    の前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿っ
    て制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学
    的な内圧の作用を受けて開口(12)の縁部範囲において摩耗板(34)に押し
    付け可能である摩耗リング(38)とを備え、摩耗リングが揺動管(36)の軸
    線平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)
    と、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54
    )を備え、揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)が、管内
    部の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向
    き合っている環状面(56,58)を備え、更に、環状室(59)を軸方向にお
    いて架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な材料からなる環状構造体(60)
    を備え、この環状構造体の端面(62,64)が特に付勢されて各々1つの環状
    面(56,58)に接触し、センタリング部分(46)に隣接する環状面(56
    )が、センタリング部分(46)の方に向いた旋削溝によって形成された、管内
    部に対してアンダーカットされた環状段部(88)を備えている、2シリンダ型
    粘性物質ポンプ用の管切換器において、環状構造体から分離されたエラストマー
    材料製のシールリング(90,90′)が環状段部(88)に挿入されているこ
    とを特徴とする管切換器。
  20. 【請求項20】 シールリング(90,90′)が環状段部(88)よりも
    大きな寸法を有することを特徴とする請求項18または19記載の管切換器。
  21. 【請求項21】 シールリング(90)が長方形または正方形の横断面を有
    することを特徴とする請求項18〜20のいずれか一つに記載の管切換器。
  22. 【請求項22】 シールリング(90′)が円形または楕円形の横断面を有
    することを特徴とする請求項18〜21のいずれか一つに記載の管切換器。
  23. 【請求項23】 揺動管(36)のセンタリング面(42)または摩耗リン
    グ(38)のセンタリング部分(46)に、環状溝(92)が設けられ、センタ
    リング面(42)とセンタリング部分(46)の間の環状隙間を架橋するシール
    リング(94)が環状溝内に配置されていることを特徴とする請求項1〜17の
    いずれか一つに記載の管切換器。
  24. 【請求項24】 2つの開口(12)を有するシリンダ側の摩耗板(34)
    の前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿っ
    て制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学
    的な内圧の作用を受けて開口(12)の縁部範囲において摩耗板(34)に押し
    付け可能である摩耗リング(38)とを備え、摩耗リングが揺動管(36)の軸
    線平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)
    と、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54
    )を備え、揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)が、管内
    部の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向
    き合っている環状面(56,58)を備え、更に、環状室(59)を軸方向にお
    いて架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な材料からなる環状構造体(60)
    を備え、この環状構造体の端面(62,64)が特に付勢されて各々1つの環状
    面(56,58)に接触する、2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器におい
    て、揺動管(36)のセンタリング面(42)または摩耗リング(38)のセン
    タリング部分(46)に、環状溝(92)が設けられ、センタリング面(42)
    とセンタリング部分(46)の間の環状隙間を架橋するシールリング(94)が
    環状溝内に配置されていることを特徴とする管切換器。
  25. 【請求項25】 揺動管(36)と摩耗リング(38)との間に、環状構造
    体(60)の付勢を調節するための締付け機構(96)が設けられていることを
    特徴とする請求項1〜24のいずれか一つに記載の管切換器。
  26. 【請求項26】 2つの開口(12)を有するシリンダ側の摩耗板(34)
    の前で揺動可能な揺動管(36)と、揺動管(36)のシリンダ側の端部に沿っ
    て制限的に軸方向に摺動可能でありかつ揺動管(36)内に発生する流体静力学
    的な内圧の作用を受けて開口(12)の縁部範囲において摩耗板(34)に押し
    付け可能である摩耗リング(38)とを備え、摩耗リングが揺動管(36)の軸
    線平行なセンタリング面(42)に沿って案内されたセンタリング部分(46)
    と、シリンダ側の端面(52)を摩耗板(34)に接触させるシール部分(54
    )を備え、揺動管(36)と摩耗リング(38)のシール部分(54)が、管内
    部の方に開放した環状室(59)によって軸方向に互いに分離された、互いに向
    き合っている環状面(56,58)を備え、更に、環状室(59)を軸方向にお
    いて架橋する、少なくとも一部がゴム弾性的な材料からなる環状構造体(60)
    を備え、この環状構造体の端面(62,64)が特に付勢されて各々1つの環状
    面(56,58)に接触する、2シリンダ型粘性物質ポンプ用の管切換器におい
    て、揺動管(36)と摩耗リング(38)との間に、環状構造体(60)の付勢
    を調節するための締付け機構(96)が設けられていることを特徴とする管切換
    器。
  27. 【請求項27】 締付け機構が揺動管(36)の周囲に分配配置された少な
    くとも2個、特に3個の締付けボルト(98)を備え、この締付けボルトが揺動
    管と相対的に軸線平行に摺動可能であり、かつ摩耗リング(38)の軸線平行な
    各々1つのねじ(102)に螺合していることを特徴とする請求項25または2
    6記載の管切換器。
  28. 【請求項28】 頭付きボルトとして形成された締付けボルト(98)のシ
    ャフトが、縁部が半径方向に開放した揺動管(36)の軸方向ガイド(106)
    内を案内され、頭(108)が軸方向ガイドを画成する肩部(110)に支持可
    能であることを特徴とする請求項27記載の管切換器。
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