JP2002500311A - エンジンバルブ作動制御システム - Google Patents

エンジンバルブ作動制御システム

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    • F01L9/22Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means actuated by rotary motors

Abstract

(57)【要約】 内燃機関のエンジンバルブの電気モータ制御を開示する。ブラシなしトルクアクチュエータは、カム部材の回転を制御して、エンジンバルブを閉位置から開位置へ変位させる適当なリフトが該バルブに与えられるようにする。アクチュエータに接続された電子制御装置は、内燃機関の作動に従ってエンジンのタイミングを制御する探索表を含む。この電子制御装置は、カム部材をエンジンバルブを閉じる休止位置に戻すように作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は内燃機関のエンジンバルブの制御に関し、さらに詳細には、電気モー
タ手段によるエンジンバルブの制御に関する。
【0002】
【発明の背景】
内燃機関の多くの実例に見られるようなエンジンバルブの従来の制御方式は、
エンジンに作動的に連結されたタイミングカムシャフト上のタイミングカムによ
り実施される。この制御は機械式であり、カムは固定されているため、バルブの
作動タイミングを変えることは不可能である。
【0003】 他の従来の制御方式として、バルブステムと整列関係にあるソレノイドバルブ
へのまた該バルブからの流体の流れを制御するものがある。かかるシステムの一
例は、本願と同じ譲受人に譲渡されたWakemanの米国特許第4,615,308 号(発明の名称:"Engine Valve Timing Control System")に記載されている。
この制御方式はエンジンバルブの開閉のうちいずれかを変化させることができる
が、原動機は依然としてカムであるため、エンジン性能の設計者にとって作動タ
イミングを大きく変えることはできない。
【0004】 1997年2月4日に発行された米国特許第5,598,814号(発明の名
称:"Method and Apparatus for Electrically Driving Engine Valves")は、 クランクシャフト位置及びモータ位置パルス列を発生させる位置変換器を備えた
モータ制御装置を開示している。これらのパルス列を比較して、エンジンとモー
タ位置との間の位相差を検出する。特定のバルブ特性を得るために必要な所望の
位相差を決定するために表が作成される。この位相差は、基本的なパターンから
の瞬時的な偏移を表わす。表の1つはエンジンの状態に応じて選択され、モータ
は所望の位相差を実現するように駆動される。
【0005】
【発明の概要】
上述のシステムの問題点、すなわちバルブ制御範囲が限られているという問題
は、本明細書で説明する実施例には存在しない。内燃機関のエンジンバルブを作
動するための電気モータ制御システムは、エンジンバルブを作動させるために供
給しなければならないエネルギーの量を制御し、これを減少させるように作動す
る。エンジンは少なくとも1つのシリンダーと、エンジンのシリンダーヘッドに
往復運動可能なように取り付けられた少なくとも1つのエンジンバルブとを有す
る。エンジンバルブはエンジンバルブに作動的に接続されている。エンジンバル
ブは、バルブステムと、常態ではシリンダーの開口部を閉じ、シリンダーへのま
たはシリンダーからの混合気または排気ガス混合物のような流体の流れを制御す
るバルブ部材とを有する。バルブステムに装着された第1の偏倚手段は、バルブ
を閉位置に偏倚する。バルブ部材は、バルブステムのシリンダー開口箇所に取り
付けられる。
【0006】 カム部材は、バルブステムのバルブ部材とは反対側の端部に作動的に結合され
て、バルブの開位置から閉位置までのシリンダーヘッド内のエンジンバルブの往
復運動による変位量を制御する。電気モータ手段は、カム部材に作動的に結合さ
れて、カム部材の回転に必要なトルクを供給する。
【0007】 電子モータ制御手段は、電気モータに接続されて該モータの駆動軸の回転をエ
ンジンバルブの所望の開閉タイミングに応じて制御する。第2の偏倚手段は、カ
ム部材に作動的に結合されて、エンジンバルブを常態で閉じるようにカム部材に
予負荷を与える。従って、一対の偏倚手段がエンジンバルブの作動に必要なエネ
ルギーを供給し、電気モータ手段がこの機械的構造における摩擦損を補償するに
十分なエネルギーをこのシステムに供給する。
【0008】 本発明の上記及び他の特性を、好ましい実施例についての以下の説明並びに添
付図面により図示説明する。
【0009】
【好ましい実施例の詳細の説明】
添付図面を参照して、図1は内燃機関のエンジンバルブ12の作動を制御する
電気モータ制御システム10の好ましい実施例の原理を略示する。図1のタイミ
ングカム14は、モータ手段18により駆動されるシャフト16に固定されてい
る。この図において、モータ手段18を、ブラシなしトルクアクチュエータまた
BTAとして示す。このBTAは、論理及びスイッチング制御回路20により制
御される。このカム14には、第1の偏倚手段またはばね力がK1であるばね2
2を介して典型的なエンジンバルブ12が連結されている。このエンジンバルブ
12は、カムフォロワー24によりタイミングカム14の周囲部を追従すること
により作動する。第2の偏倚手段またはばね力K2のばね26は、バルブステム
28に直角な軸から角度Aだけ離れて、カム14に作動的に結合されている。
【0010】 カム14がほぼ90度回転すると、第1の偏倚手段22は圧縮状態となって位
置エネルギーを蓄える。同時に、第2の偏倚手段26が伸張して機械エネルギー
を放出するが、このエネルギーは、事実上、第1の偏倚手段22に蓄えられる位
置エネルギーに変換される。このシステムは完全に摩擦のないシステムではない
ため、BTA18の出力はシステムの摩擦損及び慣性モーメントを克服するため
の付加的なエネルギーを供給する。BTA18により供給されるエネルギーは、
現在のタイミングカムシステムにおけるエネルギーよりも格段に少ない。エンジ
ンバルブ12を開閉する力の大部分を供給するのは、一方の偏倚手段から他方の
偏倚手段へ転送されるこのエネルギーである。
【0011】 第1の偏倚手段22と第2の偏倚手段26が平衡状態にあり、角度Aが0であ
る場合、システムはある特定の摩擦損を除いて安定状態にある。しかしながら、
角度Aを増加させるかまたは第1と第2の偏倚手段を不平衡状態にすると、シス
テムはBTA14をオフにした時の常態位置を持つようになる。理想的には、ば
ね定数K2がばね定数K1よりも大きければ、この常態位置はエンジンバルブ1
2が閉じる位置である。このため、エンジンは制動装置として機能することがで
き、車両を停止させる助けとなる。従って、全ての電源が故障した場合、「フェ
イルセーフ」位置は全てのバルブが閉じた位置である。
【0012】 図2において、エンジンは通常4個またはそれ以上のシリンダーを有するが、
本発明の実施例の原理は少なくとも1つのエンジンシリンダー30を有するエン
ジンに適用される。この実施例の目的のため、シリンダー30はエンジンブロッ
ク内にあり、シリンダーの頂部上にシリンダーヘッド32が延びている。シリン
ダーヘッド32には、種々の流体混合物をシリンダー30へまたは該シリンダー
から移送するための幾つかの通路がある。吸気バルブは混合気を受けるが、この
混合気が点火されるとシリンダー30内でピストンが往復運動する。混合気が燃
焼すると、排気ガスが排気バルブから別の通路へ放出される。バルブ12の開閉
タイミングを制御することによりエンジン性能を向上できることが判明している
【0013】 各シリンダー30は、シリンダー30へのまたは該シリンダーからの混合気ま
たは排気ガスの流れを制御するための1個またはそれ以上のエンジンバルブ12
を有する。各エンジンバルブ12は、バルブ部材34からタイミングカム14の
所へ軸方向に延びるバルブステム28を有する。各エンジンバルブ12は、通常
はバルブステム28を取囲んで常態でエンジンバルブ12を閉じるように取り付
けられた第1の偏倚手段またはバルブばね28を備えている。バルブステム28
の端部は通常、カムフォロワー24によりタイミングカム14に結合されている
【0014】 カム14の機能は、エンジンバルブ12を往復運動させるに必要なタイミング
と力を供給することである。カム14はカムシャフト16に連結されているため
、この力はカムシャフト16が回転するとバルブステム28に伝達される。典型
的な設計のカム14を図3に示す。カム14は、半径Bの基部を構成する円形部
分と、その部分から半径Bに所望のリフトLを加えた長さに等しい寸法だけ外方
に延びる周辺表面部36とを有する。図1に示す第2の偏倚ばね26は、カムの
周辺表面部36上に載るカムフォロワー38を有する。カムフォロワー38がカ
ムの周辺表面部36上を回転すると、第2の偏倚手段26が伸張して運動エネル
ギーを放出すると共に第1の偏倚手段22が圧縮状態となって位置エネルギーを
蓄える。モータ制御装置20がバルブ12を開く指令を発している時は、カムフ
ォロワー24は最大長B+Lに到達するまでカムの周辺表面部36上に沿って移
動する。この場合、カム14の回転と共に、第1の偏倚手段であるばね22がそ
の運動エネルギーを放出し、この運動エネルギーが事実上第2の偏倚ばね26に
位置エネルギーとして転送される。モータ手段18は、機械的システムの摩擦損
を補償するためのエネルギーを供給する。
【0015】 図4は、カム14の回転に応じたモーメントの変化を示す。第2の偏倚ばね2
6は、図示のカムモーメントに対抗するようにカム14に作用する必要がある。
このようにして、カム14はモータシャフトの回転に追従する。第2の偏倚手段
26は、第1の偏倚手段22に対して横断方向に位置することが重要である。第
1と第2の偏倚手段が平衡状態にある場合、バルブ12を作動させるためには、
モータ18は摩擦損と運動する質量の慣性とを克服することだけが必要である。
しかしながら、第1の偏倚手段22の予負荷は第2の偏倚手段26の予負荷より
もわずかに大きいため、システムの脱勢位置またはフェイルセーフ位置はバルブ
12が閉じた位置となる。電源がモータ手段18から切り離されてモータが本質
的にフリーウイールとなる時バルブが閉じた位置にあれば、エンジンが制動され
て車両速度が減少し、車両がエンジン・オフの位置で停止する。
【0016】 大部分の用途では、エンジンのクランクシャフトの作動はカムシャフトに結合
されているため、カムシャフトが回転する。電気モータ手段18は、カム14に
作動的に接続され、従来式のエンジンのクランクシャフトによる駆動にとって代
わる。モータ手段18には、モータへの電力を制御する電子式論理及びスイッチ
ング制御手段20が電気的に接続されている。モータ手段18は、カム14を9
0度の角度に亘って回転駆動するように作動する。場合によっては、モータ制御
装置20によりモータを逆転させ、カム14をその常態位置に戻すようにしても
よい。各エンジンバルブ12または共通群のエンジンバルブが、カム14の回転
を制御するためのモータ手段18を具備するようにできる。上述したように、モ
ータ手段18はブラシなしトルクアクチュエータまたは「BTA」であり、回転
式で軸方向ストロークのないアクチュエータである。
【0017】 BTA18は、多数のステータ極とそれらにマッチするロータ極とを有する単
相コイルを備えている。コイルを付勢すると、それらの極が磁束通路に沿って整
列する。好ましい実施例のBTAは、通常のストローク回転量が45度である。
しかしながら、BTAは、電子スイッチングにより同じ方向にさらに45度回転
するように設計可能であり、カム14は事実上同じ方向にさらに45度回転する
ため出力は実質的に90度の回転となる。図4のグラフにおいて、曲線の最初の
上昇部分はベースラインから曲線頂部までの2つの45度の電気角に相当し、同
様に、その戻り曲線は逆方向における2つの45度の電気角セグメントに相当す
る。BTA18は、付勢されるとバルブ12を開くようにカム14を1つの方向
に回転させ、その後逆転してバルブを閉じるようにカムを回転させる。第1の偏
倚ばね22と第2の偏倚ばね26とはばね力の方向が同軸でないように配置され
ているため、カム14が回転すると、一方のばねが圧縮状態となって位置エネル
ギーを蓄えると共にもう一方のばねが伸張して運動エネルギーを放出し、その後
、カム14が逆転すると、エネルギーの転送が上述したように逆転する。
【0018】 電子式論理及びスイッチング制御手段20には、rpm、温度、マニホルド圧
等の幾つかのエンジンの作動を決定するエンジンパラメータに応答する探索表に
応じて作動する論理手段がある。探索表の結果に応じて、モータ手段または回転
式位置エンコーダまたはBTA18が回転することにより、カム14が回転する
。上述したように、カムの回転はバルブステム28の往復運動に変換される。
【0019】 カム14には、そのカムに所定の力の予負荷を与える第2の偏倚手段26が作
動的に結合されている。このシステムでは、第2の偏倚手段26により与えられ
る力は第1の偏倚手段22によりバルブステム28に作用する力よりもわずかに
小さいが、場合によってはこれらのばねを平衡させてもよい。力のこの差により
、エンジンバルブ12の「フェイルセーフ」位置が確実に閉位置となる。第2の
偏倚手段26は、カム14をその常態位置に回転させるが、この位置では第1の
偏倚手段22はバルブ12を閉じる常態位置に伸張している。上述したように、
ばねが不平衡状態にある場合、エンジンが作動中でなく電源からモータ手段18
が切り離されておれば、エンジンバルブは全て閉位置にあることに注意されたい
。ばねの不平衡状態は、カムフォロワー24、38をオフセットし且つばねを平
衡させることによっても実現できる。
【0020】 モータ手段が、出力に大きなトルクを発生できるモータとして定義されるトル
クモータであれば、このモータは90度の小さい角回転によって大きな値のトル
クを発生する必要がある。これは、バルブシステムが大きなばね力及び圧力を有
するからである。このシステムでは、モータ出力はギアダウンされるため、モー
タはカムを90度の小さい回転をさせるにすぎない。全ての実施例においてカム
を適切に設計すると、バルブ部材の開閉を速度及びバルブシート力に関して制御
することができる。これは、バルブシート上にバルブ部材を比較的静かに着座さ
せるために重要である。
【0021】 図5に示す別の実施例において、カム14はバルブステム28に作動的に連結
されたバレル形カム40である。このバレル形カム40は通常、バルブステム2
8に平行に取り付けられ、カムフォロワー42はカム40の表面の螺旋径路をた
どる。バレル形カム40の軸は、軸受44と46の間に取り付けられ、図6に示
すようにカムシャフト48の一端に戻りカム機構50がある。この戻りカム機構
50は、バルブステム28を常態でバルブ12を閉じる方向に駆動するように作
動的に偏倚されている。電気モータ手段またはBTA18は、カム40を回転さ
せるように作動的に接続され、図2の実施例と同様な働きをする。再び、この実
施例は、バルブを閉位置であるフェイルセーフ位置に戻すような機能を持たせる
ことができる。このモータ制御装置は、カム40を所定の角度だけ回転させた後
、カム40を逆方向に回転させてその休止位置に戻す。カム40、50は、バル
ブがバルブシートにソフトに着座して、静かなバルブ動作を維持するように設計
されている。
【0022】 図6の実施例は、2つの独立のカムフォロワー機構42、52を備えたカム部
材50を有する。第1のカムフォロワー機構42は、バルブ12を閉位置から開
位置へ移動させるように作動する。第2のカムフォロワー機構52は、バルブ1
2を閉位置に戻す逆方向のモーメントを与えるように作動する。第2の独立のカ
ムフォロワー機構52は、所定の角度Aだけオフセットした位置にある。この角
度Aを与える理由は、モータ出力が事実上切り離されている時バルブ12をその
閉位置に戻す小さな逆方向モーメントを供給するためである。
【0023】 このシステムの幾つかの構成要素を別個のそして特異な部材として説明したが
、タイミングカムをモータに接続されたカムパッケージ内に組み込むように設計
できることがわかる。モータの電子制御は、エンジンの制御に使用するものと同
様な電子制御ユニットにより実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、好ましい実施例による制御システムの略図である。
【図2】 図2は、制御システムの機械部分の略図である。
【図3】 図3は、好ましい実施例の典型的なカムの平面図である。
【図4】 図4は、カムの回転角に対するカムの回転中心の周りのモーメントを示すグラ
フである。
【図5】 図5は、別のカム手段を示す略図である。
【図6】 図6は、図5の線6―6に沿う図5の戻しカムの平面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月29日(2000.2.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニトキウイカ,ジェイムズ,エー アメリカ合衆国 バージニア州 23602− 8319 ニューポート・ニューズ サマーグ レン・リッジ 131 Fターム(参考) 3G016 AA06 AA19 BA34 DA01 DA23 3G018 AB07 BA01 CA16 DA02 DA24 GA39

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のエンジンバルブを作動するための電気モータ制御
    システムであって、 少なくとも1つのシリンダーと、シリンダーヘッドに往復運動可能なように取 り付けた少なくとも1つのエンジンバルブとを有し、このエンジンバルブは、バ ルブステム、バルブステムに連結されて常態ではシリンダーの開口部を閉じ、シ
    リンダーへのまたシリンダーからの流体の流れを制御するバルブ部材、及びバル
    ブステムに取り付けられてバルブを閉位置に偏倚する偏倚手段より成るエンジン
    と、 少なくとも1つのエンジンバルブのバルブステムに作動的に結合されてエンジ ンバルブの往復運動の変位量を制御するカム部材と、 カム部材に作動的に結合されてカム部材を回転させる電気モータ手段と、 電気モータ手段に接続されて該電気モータ手段のシャフトをエンジンバルブの
    所望の開閉タイミングに応じて回転させる電子制御手段と、 カム部材に作動的に結合されてカム部材に予負荷を与える第2の偏倚手段とよ
    り成り、 第1と第2の偏倚手段の間で転送されるエネルギーがバルブステムの往復運動
    に変換され、電気モータ手段は摩擦損を補償するに十分なエネルギーを供給する
    電気モータ制御システム。
  2. 【請求項2】 モータ手段は、ブラシなしトルク作動トルクアクチュエータ
    である請求項1のエンジンバルブを作動するための電気モータ制御システム。
  3. 【請求項3】 第1の偏倚手段は、第2の偏倚手段よりも大きい作動力を有
    する請求項1のエンジンバルブを作動するための電気モータ制御システム。
  4. 【請求項4】 モータ制御手段は、電気モータ手段を駆動してカム手段を9
    0度の角度に亘って往復回転運動させるように作動可能な請求項1のエンジンバ
    ルブを作動するための電気モータ制御システム。
  5. 【請求項5】 カム手段は、バルブステムに作動的に連結されたバレル形カ
    ム部材である請求項1のエンジンバルブを作動するための電気モータ制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 バレル形カム部材は、バルブステムを常態ではバルブを閉じ
    る方向に駆動するように作動的に偏倚されている請求項5のエンジンバルブを作
    動するための電気モータ制御システム。
  7. 【請求項7】 カム手段は2つの独立のカムフォロワー機構を含み、一方の
    カムフォロワー機構は電子制御手段の制御下でバルブを開くように作動するが、
    もう一方のカムフォロワー機構はバルブを閉位置に戻すために逆方向の力を与え
    るように作動する請求項1のエンジンバルブを作動するための電気モータ制御シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 第2の偏倚手段は第1の偏倚手段に対して直角方向に機械的
    に配置され、これらの偏倚手段は本質的に不平衡状態にある請求項1のエンジン
    バルブを作動するための電気モータ制御システム。
  9. 【請求項9】 第2の偏倚手段は第1の偏倚手段に対して横断方向に機械的
    に配置され、これらの偏倚手段はエンジンバルブが常態では閉位置に来るように
    本質的に平衡状態にある請求項1のエンジンバルブを作動するための電気モータ
    制御システム。
JP2000527741A 1998-01-09 1999-01-08 エンジンバルブ作動制御システム Expired - Fee Related JP4206198B2 (ja)

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