JP2002373385A - 盗難防止装置および盗難防止システム - Google Patents

盗難防止装置および盗難防止システム

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JP2002373385A
JP2002373385A JP2001181329A JP2001181329A JP2002373385A JP 2002373385 A JP2002373385 A JP 2002373385A JP 2001181329 A JP2001181329 A JP 2001181329A JP 2001181329 A JP2001181329 A JP 2001181329A JP 2002373385 A JP2002373385 A JP 2002373385A
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JP2001181329A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Matsunobu
秀和 松延
Takao Gondo
孝雄 権藤
Taisuke Konishi
泰輔 小西
Mutsuhiko Oishi
睦彦 大石
Nobutaka Kodama
宣貴 児玉
Noriaki Maehara
典明 前原
Sukeaki Haruyama
祐明 春山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電灯線を介して電灯線接続通信装置を管理す
ることが可能な盗難防止装置および盗難防止システムを
提供することを目的とする。 【解決手段】 電灯線1に接続された電灯線接続通信装
置等3、4の通信装置と通信可能な盗難防止装置2であ
って、通信装置と通信するためのプロトコルを処理する
プロトコル処理部21と、通信装置を指定するための通
信先指定符号を取得する指定符号取得/送信部22と、
通信先指定符号や自身を指定する指定符号を送信する指
定符号取得/送信部22と、電灯線接続通信装置3、4
の接続状態を確認する接続確認部26と、接続確認部2
6における接続状態確認結果を接続状態を確認した電灯
線接続通信装置3、4以外の通信装置へ報知する報知部
27とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電灯線に接続され
た通信装置と通信可能な盗難防止装置および盗難防止シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、不在時におけるピッキング等の宅
内への不法侵入が社会問題として取り上げられており、
世間ではセキュリティの重要性を強く認識し始めてい
る。また、電子機器、電気機器は高機能化が進み、これ
に伴い機器単価の高価格化が進んでおり、その結果、盗
難されるターゲットとされやすい。現在、セキュリティ
対策としては、警備会社との個人、法人契約を結ぶこと
によって最も信頼性を高めることが出来る。また、玄関
先にセンサーを取り付け、不在時に訪問した際、警報音
や警報光などにより不法侵入を防ぐことも出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記セ
キュリティ対策である警備会社との契約では、個人レベ
ルで契約する形態は大変コストが高く、一般大衆的だと
は言えない。また、不法侵入された後の盗難対策は、各
家庭においてほとんど対策を講じることはしておらず、
高価な電化製品が盗難される危険性があり、セキュリテ
ィの面では万全な体制ではない。
【0004】この盗難防止装置および盗難防止システム
では、電灯線に接続され電灯線を介する通信機能を内蔵
させた電灯線接続通信装置を管理することが要求されて
いる。
【0005】本発明は、電灯線を介して電灯線接続通信
装置を管理することが可能な盗難防止装置および盗難防
止システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の盗難防止装置は、電灯線に接続された電灯線
接続通信装置等の通信装置と通信可能な盗難防止装置で
あって、通信装置と通信するためのプロトコルを処理す
るプロトコル処理部と、通信装置を指定するための通信
先指定符号を取得する指定符号取得部と、通信先指定符
号や自身を指定する指定符号を送信する送信部と、電灯
線接続通信装置の接続状態を確認する接続確認部と、接
続確認部における接続状態確認結果を接続状態を確認し
た電灯線接続通信装置以外の通信装置へ報知する報知部
とを有する構成を備えている。
【0007】これにより、電灯線を介して電灯線接続通
信装置を管理することが可能な盗難防止装置が得られ
る。
【0008】上記課題を解決するために本発明の盗難防
止システムは、電灯線に接続され通信装置を有する複数
の電灯線接続通信装置と、上記盗難防止装置と、家庭内
通信ネットワークと通信可能なゲートウェイとを有する
構成を備えている。
【0009】これにより、上記盗難防止装置を用いた盗
難防止システムが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の盗難防
止装置は、電灯線に接続された電灯線接続通信装置等の
通信装置と通信可能な盗難防止装置であって、通信装置
と通信するためのプロトコルを処理するプロトコル処理
部と、通信装置を指定するための通信先指定符号を取得
する指定符号取得部と、通信先指定符号や自身を指定す
る指定符号を送信する送信部と、電灯線接続通信装置の
接続状態を確認する接続確認部と、接続確認部における
接続状態確認結果を接続状態を確認した電灯線接続通信
装置以外の通信装置へ報知する報知部とを有することと
したものである。
【0011】この構成により、電灯線通信モデムを内蔵
した電化製品や通信装置が電灯線に接続された場合、電
灯線に接続された接続機器としての電灯線接続通信装置
のMACアドレス・ID等の通信先指定符号に基づく接
続認識を盗難防止装置によって行うことができるので、
盗難防止装置から接続状態確認結果を報知された電灯線
接続通信装置において報知内容を確認することができる
という作用を有する。
【0012】請求項2に記載の盗難防止装置は、請求項
1に記載の盗難防止装置において、報知部は、接続確認
部が複数の電灯線接続通信装置のうちのいずれかの電灯
線接続通信装置の接続状態の異常を確認した場合には接
続状態の異常をいずれかの電灯線接続通信装置以外の通
信装置へ報知することとしたものである。
【0013】この構成により、電灯線通信モデムを内蔵
した電化製品や通信装置が電灯線に接続された場合、電
灯線に接続された接続機器としての電灯線接続通信装置
のMACアドレス・ID等の通信先指定符号に基づく接
続認識を盗難防止装置によって行うことができるので、
盗難等により電灯線接続通信装置が電灯線から異常切断
された場合、他の電灯線接続通信装置を含む他の通信装
置へ報知して電化製品・通信装置等の盗難を防止するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0014】請求項3に記載の盗難防止装置は、請求項
1または2に記載の盗難防止装置において、報知部は、
公衆もしくは専用回線あるいはインターネットを介して
任意の通信装置へ報知することとしたものである。
【0015】この構成により、電灯線通信モデムを内蔵
した電化製品や通信装置が電灯線から異常切断された場
合、公衆回線もしくは専用回線あるいはインターネット
を介して、ユーザーが指定した任意の通信装置へ異常で
ある旨を報知することが可能になるという作用を有す
る。
【0016】請求項4に記載の盗難防止システムは、電
灯線に接続され通信装置を有する複数の電灯線接続通信
装置と、請求項1または2に記載の盗難防止装置と、電
灯線以外の家庭内通信ネットワークと通信可能なゲート
ウェイとを有することとしたものである。
【0017】この構成により、電灯線通信モデムを内蔵
した電化製品や通信装置が電灯線から異常切断された場
合、電灯線通信以外の家庭内ネットワークたとえばLA
Nに接続された通信装置へ異常である旨を報知すること
ができるので、より多くの通信装置に対して異常を報知
することが可能になるという作用を有する。
【0018】請求項5に記載の盗難防止システムは、請
求項4に記載の盗難防止システムにおいて、電灯線接続
通信装置として画像取り込み用カメラを備え、画像取り
込み用カメラは出力信号をインターネットを介して任意
の通信装置へ送信することとしたものである。
【0019】この構成により、電灯線通信モデムを内蔵
した電化製品や通信装置が電灯線から異常切断された場
合、電灯線に接続された通信可能な画像取り込み用カメ
ラへ報知することができるので、カメラが捕らえた画像
をインターネット経由でユーザーが指定した任意の通信
装置へ転送することが可能になるという作用を有する。
【0020】請求項6に記載の盗難防止システムは、請
求項4または5に記載の盗難防止システムにおいて、電
灯線接続通信装置として画像取り込み用カメラを備え、
画像取り込み用カメラは出力信号を、電灯線に接続され
た通信可能な任意の画像取り込み装置または電灯線以外
の家庭内通信ネットワークに接続された通信可能な任意
の画像取り込み装置へ送信することとしたものである。
【0021】この構成により、電灯線通信モデムを内蔵
した電化製品や通信装置が電灯線から異常切断された場
合、電灯線に接続された通信可能な画像取り込み用カメ
ラへ報知することができるので、カメラが捕らえた画像
を電灯線に接続された通信可能なビデオレコーダー・ハ
ードディスク等の画像取り込み装置へ転送することが可
能になり、また、カメラが捕らえた画像を電灯線以外の
イーサネット(登録商標)・無線・赤外線・電話線等の
通信ネットワークに接続された通信可能なビデオレコー
ダー・ハードディスク等の画像取り込み装置へゲートウ
ェイを介して転送することが可能になるという作用を有
する。
【0022】請求項7に記載の盗難防止システムは、請
求項5乃至6のいずれか1に記載の盗難防止システムに
おいて、電灯線以外の家庭内通信ネットワークに接続さ
れた通信可能な任意の画像取り込み用カメラを備え、任
意の画像取り込み用カメラは出力信号をインターネット
を介して通信可能な任意の通信装置へ送信することとし
たものである。
【0023】この構成により、電灯線通信モデムを内蔵
した電化製品や通信装置が電灯線から異常切断された場
合、電灯線以外のイーサネット・無線・赤外線・電話線
等の通信ネットワークに接続された通信可能な画像取り
込み用カメラへゲートウェイを介して報知することがで
きるので、カメラが捕らえた画像をインターネット経由
で、ユーザーが指定した任意の通信装置へ転送すること
が可能である。
【0024】請求項8に記載の盗難防止システムは、請
求項5乃至7のいずれか1に記載の盗難防止システムに
おいて、電灯線以外の家庭内通信ネットワークに接続さ
れた通信可能な任意の画像取り込み用カメラを備え、任
意の画像取り込み用カメラは出力信号を、電灯線に接続
された通信可能な任意の画像取り込み装置あるいは電灯
線以外の家庭内通信ネットワークに接続された通信可能
な任意の画像取り込み装置へ送信することとしたもので
ある。
【0025】この構成により、電灯線通信モデムを内蔵
した電化製品や通信装置が電灯線から異常切断された場
合、電灯線以外のイーサネット・無線・赤外線・電話線
等の通信ネットワークに接続された通信可能な画像取り
込み用カメラへゲートウェイを介して報知することがで
きるので、カメラが捕らえた画像を電灯線に接続された
通信可能なビデオレコーダー・ハードディスク等の画像
取り込み装置へ転送することが可能になり、また、カメ
ラが捕らえた画像を電灯線以外のイーサネット・無線・
赤外線・電話線等の通信ネットワークに接続された通信
可能なビデオレコーダー・ハードディスク等の画像取り
込み装置へ転送することが可能になるという作用を有す
る。
【0026】請求項9に記載の盗難防止システムは、請
求項5または7に記載の盗難防止システムにおいて、画
像取り込み用カメラは、インターネットを介して制御が
可能であることとしたものである。
【0027】この構成により、インターネット経由で画
像取り込み用カメラの位置合わせやズームアップ等の制
御が遠隔操作によって行うことが可能になるという作用
を有する。
【0028】請求項10に記載の盗難防止システムは、
請求項4乃至9のいずれか1に記載の盗難防止システム
において、電灯線接続通信装置として警報機を備えるこ
ととしたものである。
【0029】この構成により、電灯線通信モデムを内蔵
した電化製品や通信装置が電灯線から異常切断された場
合、電灯線に接続された通信可能なブザー・警報灯等の
警報機へ報知することができるので、警報音や警報光等
で盗難があったことを宅外や宅内に知らせることが可能
になるという作用を有する。
【0030】請求項11に記載の盗難防止システムは、
請求項4乃至10のいずれか1に記載の盗難防止システ
ムにおいて、電灯線に接続された複数の盗難防止装置を
備え、複数の盗難防止装置は相互に監視することとした
ものである。
【0031】この構成により、盗難防止装置自体が盗難
にあったときでも、別の盗難防止装置で監視して異常を
検出することができるので、盗難防止装置自体の盗難を
他の通信装置へ報知することが可能になるという作用を
有する。
【0032】請求項12に記載の盗難防止装置は、ゲー
トウェイ機能を有し、電灯線に接続された通信装置と通
信すると共に電灯線以外の家庭内通信ネットワークと通
信するためのプロトコルを処理するプロトコル処理部
と、通信装置を指定するための通信先指定符号を取得す
る指定符号取得部と、通信先指定符号や自身を指定する
指定符号を送信する送信部と、通信装置の接続状態を確
認する接続確認部と、接続確認部における接続状態確認
結果を接続状態を確認した通信装置以外の通信装置へ報
知する報知部とを有することとしたものである。
【0033】この構成により、モデムを内蔵した通信装
置が家庭内通信ネットワークに接続された場合、家庭内
通信ネットワークに接続された通信装置のMACアドレ
ス・ID等の通信先指定符号に基づく接続認識を盗難防
止装置によって行うことができるので、盗難防止装置か
ら接続状態確認結果を報知された通信装置において報知
内容を確認することができるという作用を有する。
【0034】請求項13に記載の盗難防止装置は、請求
項12に記載の盗難防止装置において、報知部は、接続
確認部が複数の通信装置のうちのいずれかの通信装置の
接続状態の異常を確認した場合には接続状態の異常をい
ずれかの通信装置以外の通信装置へ報知することとした
ものである。
【0035】この構成により、モデムを内蔵した通信装
置が家庭内通信ネットワークに接続された場合、家庭内
通信ネットワークに接続された通信装置のMACアドレ
ス・ID等の通信先指定符号に基づく接続認識を盗難防
止装置によって行うことができるので、盗難等により通
信装置が家庭内通信ネットワークから異常切断された場
合、他の通信装置へ報知して異常切断された通信装置の
盗難を防止することが可能になるという作用を有する。
【0036】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図12を用いて説明する。
【0037】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による盗難防止システムを示すブロック図であり、
図2は図1の盗難防止システムを詳細に示すブロック図
である。
【0038】図1において、1は電灯線、2は盗難防止
装置、3は電灯線通信モデムを内蔵した電化製品等の電
灯線通信モデム内蔵装置(電灯線接続通信装置)、4は
電灯線通信モデム内蔵通信装置(電灯線接続通信装
置)、5は電灯線1と後述の公衆・専用回線網6やLA
N10とを接続するゲートウェイ、6は公衆回線および
専用回線から成る公衆・専用回線網、7はインターネッ
ト、8、9は公衆・専用回線網6、インターネット7に
接続された通信装置、11はLAN10に接続された通
信装置である。
【0039】次に、図1における接続について説明す
る。
【0040】商用電源を供給すると共に家庭内や企業内
等のローカルな通信ネットワークのひとつの媒体である
電灯線1には、盗難防止装置2や電灯線通信モデム内蔵
装置3、電灯線通信モデム内蔵通信装置4が接続されて
いる。また、この電灯線1は、ゲートウェイ5から広域
の通信ネットワークとしての公衆・専用回線網6を介し
て、同じく広域の通信ネットワークとしてのインターネ
ット7に接続される。公衆・専用回線網6には、電話・
FAX等の通信装置8が接続され、さらに、インターネ
ット7には、広域の通信ネットワークとしての公衆・専
用回線網6を介して、PC・画像取り込み用カメラ・ビ
デオデッキ・ハードディスク等の画像取り込み装置、警
報機等の通信装置9が接続されている。家庭内や企業内
等のローカルな通信ネットワークであるLAN10に
は、PC・画像取り込み用カメラ・ビデオデッキ・ハー
ドディスク等の画像取り込み装置、警報機等の通信装置
11が接続されている。さらに、LAN10は、電灯線
1と同様、ゲートウェイ5から広域の通信ネットワーク
としての公衆・専用回線網6を介して、同じく広域の通
信ネットワークとしてのインターネット7に接続されて
いる。
【0041】次に、図2の盗難防止装置2、電灯線通信
モデム内蔵装置3、電灯線通信モデム内蔵通信装置4、
ゲートウェイ5、通信装置11の構成要素について説明
する。
【0042】まず、盗難防止装置2は、電灯線1とのイ
ンターフェースを行う電灯線インターフェース部20
と、電灯線1に接続された電灯線通信モデム内蔵装置
3、電灯線通信モデム内蔵通信装置4、ゲートウェイ
5、通信装置11等のデバイスと通信するためのプロト
コルを処理するプロトコル処理部21と、電灯線通信モ
デム内蔵装置3等から送信されるID等の個々の指定符
号を含んだ応答信号の受信を行う指定符号取得部と盗難
防止装置2から送信される盗難防止装置2のID等の個
々の指定符号を含んだ設定要求信号や接続モニタ信号を
送信する送信部とから成る指定符号取得/送信部22
と、電灯線通信モデム内蔵装置3等からのID等の個々
の指定符号や、盗難防止装置2におけるID等の個々の
指定符号を格納する指定符号メモリ23と、指定符号取
得/送信部22に対して、電灯線通信モデム内蔵装置3
等への接続モニタ信号(接続状態をモニタするための信
号)を送信するタイミングを決定するタイマー24と、
指定符号取得/送信部22が電灯線通信モデム内蔵装置
3等からの応答信号を受信できなかった時の接続モニタ
信号の送信数をカウントするカウンタ25と、カウンタ
25の値によって電灯線通信モデム内蔵装置3等が電灯
線1へ接続しているか否かを判定する接続確認部26
と、接続確認部26によって電灯線通信モデム内蔵装置
3等の接続状態を判定した結果を基に、電灯線1を介し
て、電灯線通信モデム内蔵装置3の接続状況を電灯線通
信モデム内蔵通信装置4および通信装置8、9、11等
へ報知する報知部27と、報知部27から得られた電灯
線通信モデム内蔵装置3等の接続状態の表示や盗難防止
システムへの登録状態の表示を行う表示部と電灯線通信
モデム内蔵装置3等を盗難防止システムへ登録する際に
ID・MACアドレス・パスワード等の個々の指定符号
の入力を行う入力部とから成る入力・表示部28とを備
える。
【0043】また、電灯線通信モデム内蔵装置3は、電
灯線1とのインターフェースを行う電灯線インターフェ
ース部30と、電灯線1に接続された盗難防止装置2、
ゲートウェイ5等のデバイスと通信するためのプロトコ
ルを処理するプロトコル処理部31と、盗難防止装置2
から送信されるID等の個々の指定符号を含んだ設定要
求信号、接続モニタ信号の受信を行う指定符号取得部と
電灯線通信モデム内蔵装置3から送信される自身のID
等の個々の指定符号を含んだ応答信号を送信する送信部
とから成る指定符号取得/送信部32と、電灯線通信モ
デム内蔵装置3自身のID等の個々の指定符号や盗難防
止装置2におけるID等の個々の指定符号を格納する指
定符号メモリ33と、電灯線通信モデム内蔵装置3の様
々なアプリケーションを制御するアプリケーション部3
4とを備える。
【0044】さらに、電灯線通信モデム内蔵通信装置4
は、電灯線1とのインターフェースを行う電灯線インタ
ーフェース部40と、電灯線1に接続された盗難防止装
置2、ゲートウェイ5等のデバイスと通信するためのプ
ロトコルを処理するプロトコル処理部41と、電灯線通
信モデム内蔵通信装置4の様々なアプリケーションを制
御するアプリケーション部42とを備える。
【0045】さらに、ゲートウェイ5は、電灯線1との
インターフェースを行う電灯線インターフェース部50
と、LAN10とのインターフェースを行う回線インタ
ーフェース部51と、電灯線1に接続された盗難防止装
置2や電灯線通信モデム内蔵装置3、電灯線通信モデム
内蔵通信装置4等のデバイスとの通信や、PC・画像取
り込み用カメラ・ビデオデッキ・ハードディスク等の画
像取り込み装置、警報機等の通信装置11等のデバイス
との通信を行うためのプロトコルを処理するプロトコル
処理部52と、公衆・専用回線網6とのインターフェー
スを行う網インターフェース部53とを備える。
【0046】さらに、通信装置11は、LAN10との
インターフェースを行う回線インターフェース部60
と、LAN10に接続されるゲートウェイ5や図示しな
い他の通信装置等のデバイスとの通信を行うためのプロ
トコルを処理するプロトコル処理部61と、通信装置1
1のアプリケーションを制御する様々なアプリケーショ
ン部62とを備える。
【0047】このように構成された盗難防止システムに
ついて、その動作を図3〜図5を用いて説明する。図3
は盗難防止装置2が電灯線通信モデム内蔵装置3に対し
て盗難防止システム登録を行う初期動作、応答動作の手
順を示すフローチャートであり、図4は電灯線通信モデ
ム内蔵装置3が盗難防止装置2から盗難防止システム登
録の設定要求信号を受け、盗難防止設定する手順を示す
フローチャート、図5は電灯線通信モデム内蔵装置3が
盗難防止装置2から接続モニタ信号を受け、接続応答を
行う手順を示すフローチャートである。
【0048】図3において、まず、ユーザーが入力・表
示部28を介して、電灯線通信モデム内蔵装置3につい
てのMACアドレス・パスワード・製造番号等のユニー
クな符号(通信先指定符号)の入力を行う(S1)。次
に、入力された符号を指定符号取得/送信部22が検出
してプロトコル処理部21に渡す。プロトコル処理部2
1は、指定符号取得/送信部22から符号を受け取り、
プロトコル処理によって宛先を電灯線通信モデム内蔵装
置3とするパケットを作成し、電灯線インターフェース
部20を介して電灯線1に設定要求信号を送信する(S
2)。
【0049】一方、図4において、電灯線通信モデム内
蔵装置3では、電灯線インターフェース部30を介して
このパケットを受信し、プロトコル処理部31のプロト
コル処理によって設定要求信号であることを解釈し、指
定符号取得/送信部32によって受信した電灯線通信モ
デム内蔵装置3についてのユニークな符号を読み出し、
指定符号メモリ33で格納された符号と一致しているか
どうかを検査する(S11)。符号が一致した場合、指
定符号取得/送信部32から盗難防止装置2のMACア
ドレス等のユニークな指定符号を指定符号メモリ33へ
格納する。さらに、指定符号取得/送信部32によって
盗難防止装置2の指定符号を付加すると共に、プロトコ
ル処理部31は、プロトコル処理によって、設定が完了
したことを知らせる応答信号を情報として含んだパケッ
トを作成し、電灯線インターフェース部30を介して電
灯線1に応答信号を送信する(S12)。
【0050】図3において、盗難防止装置2は、電灯線
インターフェース部20を介して電灯線通信モデム内蔵
装置3からの応答信号を受信し、プロトコル処理部21
のプロトコル処理によって解釈し、指定符号取得/送信
部22によって電灯線通信モデム内蔵装置3から応答が
あったことを検出する(S3)。検出後、受信した電灯
線通信モデム内蔵装置3のユニークな符号を読み出し、
その符号を指定符号メモリ23へ盗難防止登録装置の符
号として格納する。さらに、入力・表示部28によって
ユーザーに対して、電灯線通信モデム内蔵装置3が登録
完了したことを表示する。登録が完了した後、盗難防止
装置2から電灯線通信モデム内蔵装置3の接続状況を周
期的にモニタするために、タイマー24による計時を開
始する(S4)。次に、タイマー24の計時が或る設定
時間に達したか否かを指定符号取得/送信部22がチェ
ックし(S5)、設定時間に到達した場合、指定符号取
得/送信部22が電灯線通信モデム内蔵装置3のユニー
クな符号を読み出し、プロトコル処理部21のプロトコ
ル処理によって宛先を電灯線通信モデム内蔵装置3とす
るパケットを作成し、電灯線インターフェース部20を
介して電灯線1に接続モニタ信号を送信する(S6)。
【0051】一方、図5において、電灯線通信モデム内
蔵装置3では、電灯線インターフェース部30を介し
て、S6で送信したパケットを受信し、プロトコル処理
部31のプロトコル処理によって接続モニタ信号である
ことを解釈し(S21)、指定符号取得/送信部32に
よって、受信した盗難防止装置2についてのユニークな
符号を読み出し、指定符号メモリ33で格納された符号
と一致しているかどうかを調査する。さらに、指定符号
取得/送信部32によって盗難防止装置2のユニークな
指定符号を付加すると共に、プロトコル処理部31は、
プロトコル処理によって、指定モニタ信号の受信確認が
出来たことを知らせる応答信号を情報として含んだパケ
ットを作成し、電灯線インターフェース部30を介して
電灯線1に応答信号を送信する(S22)。
【0052】図3において、盗難防止装置2は、電灯線
インターフェース部20を介して電灯線通信モデム内蔵
装置3からの応答信号を受信し、プロトコル処理部21
のプロトコル処理によって解釈し、指定符号取得/送信
部22によって電灯線通信モデム内蔵装置3から応答が
あった否かを調べる(S7)。ここで応答の確認が出来
れば、S5へ戻る。応答の確認が出来なかった場合、指
定符号取得/送信部22は、応答が無かったことを接続
確認部26に対して報知し、接続確認部26はカウンタ
25の値を+1インクリメントさせる(S8)。つぎ
に、接続確認部26は、カウンタ25の値を読み出し、
読み出した値がある設定数に達したか否かを判定し(S
9)、まだ達していないと判定した場合はS5へ戻り、
接続モニタ信号の再送処理を行う。読み出した値がある
設定数に達したと判定した場合は、接続確認部26は、
電灯線通信モデム内蔵装置3が電灯線1から不用意に取
り外されたと見なし、報知部27へ異常であることを知
らせる(S10)。報知部27は、プロトコル処理部2
1のプロトコル処理によって、報知先として予め設定し
ていた単数もしくは複数の電話・FAX等の通信装置8
や、PC・PDA・セキュリティ会社のPC端末等の通
信装置9、画像取り込み用カメラ・ビデオレコーダー・
ハードディスク・警報機等の通信装置11、電灯線1に
接続された画像取り込み用カメラ・ビデオデッキ・ハー
ドディスク・警報機等の電灯線通信モデム内蔵通信装置
4を宛先とするパケットを作成し、電灯線インターフェ
ース部20を介して電灯線1に命令コマンドを含んだ報
知信号を送信する。
【0053】次に、報知先の動作について説明する。
【0054】報知先が電灯線1に接続された電灯線通信
モデム内蔵通信装置4である場合、盗難防止装置2から
出力された報知信号は電灯線インターフェース部40を
介して受信され、プロトコル処理部41のプロトコル処
理によって報知信号であると判定し、コマンド内容を解
釈し、アプリケーション部42によって、受信したコマ
ンド内容に応じたアプリケーション動作を実施する。
【0055】報知先がLAN10に接続された通信装置
11である場合、盗難防止装置2から出力された報知信
号は、ゲートウェイ5の電灯線インターフェース部50
を介して、プロトコル処理部52のプロトコル処理によ
って、受信した報知信号は通信装置11宛てのものであ
ると解釈する。プロトコル処理部52は、LAN10の
プロトコルに対応できるよう処理を行い、回線インター
フェース部51を介して通信装置11へ報知信号を送信
する。通信装置11は、ゲートウェイ5からの報知信号
を回線インターフェース部60を介して受信し、プロト
コル処理部61のプロトコル処理によって報知信号であ
ると判定し、コマンド内容を解釈し、アプリケーション
部62によって、受信したコマンド内容に応じたアプリ
ケーション動作を実施する。
【0056】報知先が公衆・専用回線網6もしくはイン
ターネット7に接続された通信装置8、9である場合、
盗難防止装置2から出力された報知信号は、ゲートウェ
イ5の電灯線インターフェース部50を介して、プロト
コル処理部52のプロトコル処理によって、受信した報
知信号が通信装置8、9宛てのものであると解釈する。
プロトコル処理部52は、網インターフェースにアクセ
スできるプロトコルに対応できるよう処理を行い、網イ
ンターフェース部53を介して公衆・専用回線網6もし
くはインターネット7へ報知信号を送信する。通信装置
8、9は、公衆・専用回線網6もしくはインターネット
7経由で報知信号を受信し、コマンド内容を解釈した
後、コマンドに応じた動作を実施する。また、通信装置
8、9からインターネット7や公衆・専用回線網6を介
して電灯線モデム内蔵通信装置4や通信装置11のアプ
リケーション制御(画像取り込み用カメラのカメラ位置
合わせ制御、ビデオの録画制御等)をすることも可能で
ある。
【0057】なお、盗難防止装置2の報知部27は、異
常の時の報知だけではなく、電灯線通信モデム内蔵装置
3の接続状態報知も行うことが出来る。さらに、報知部
27は、入力・表示部28に対して異常状態の報知や、
電灯線通信モデム内蔵装置3の接続状態報知等の報知信
号を出力することも出来る。
【0058】ユーザーが意図して電灯線通信モデム内蔵
装置3を電灯線1から取り外すときは、盗難防止装置2
からの取り外し要求操作を行うことにより、異常報知の
誤認識を防ぐこともできる。
【0059】このように、本実施の形態における盗難防
止システムにおいては、電灯線通信モデムを内蔵した電
化製品や通信装置4などの接続装置が電灯線1に接続さ
れた場合、盗難防止装置2によって、接続装置のMAC
アドレス・ID等の通信先指定符号に基づく接続認識を
行い、確認完了後、盗難等により接続装置が電灯線1か
ら異常切断された場合、他の多種多様なユーザーが指定
した通信装置へ報知することにより、電化製品、通信装
置4等の盗難防止、対策を行うことが可能である。
【0060】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2による盗難防止システムを示すブロック図であり、
図7は図6の盗難防止システムを詳細に示すブロック図
である。
【0061】図6、図7において、電灯線通信モデム内
蔵装置3、電灯線通信モデム内蔵通信装置4、通信装置
8、9、11は、図1、図2と同様のものなので、同一
符号を付し、説明は省略する。2aは盗難防止装置であ
り、盗難防止装置2aは、図2と同様の電灯線インター
フェース部20、指定符号取得/送信部22、指定符号
メモリ23、タイマー24、カウンタ25、接続確認部
26、報知部27、入力・表示部28とを備える。さら
に、本実施の形態においては、盗難防止装置2aは、公
衆・専用回線網6とのインターフェースを行う網インタ
ーフェース部20aと、LAN10とのインターフェー
スを行う回線インターフェース部20bと、電灯線1に
接続されたデバイス、LAN10に接続されたデバイ
ス、さらに公衆・専用回線網6に接続されたデバイスと
相互通信するためのプロトコルを処理すると共にゲート
ウェイ機能を有するプロトコル処理部21aとを備え
る。
【0062】上記構成の盗難防止装置システムの動作
は、実施の形態1において示したものとほぼ同様である
が、報知部27は、網インターフェース20aおよび回
線インターフェース部20bを介して、公衆・専用回線
網6およびLAN10に報知信号を送信する。
【0063】以上のように本実施の形態によれば、網イ
ンターフェース部20a、回線インターフェース部20
b、プロトコル処理部21aを設けたことにより、実施
の形態1と同様の作用効果を奏すると共に、システムに
おいてゲートウェイ機能を有するプロトコル処理部21
aを有するので、ゲートウェイ5を不要とすることがで
き、盗難防止システムを簡略なものとすることができ
る。
【0064】(実施の形態3)図8は本発明の実施の形
態3による盗難防止システムを示すブロック図であり、
図9は図8の盗難防止システムを詳細に示すブロック図
である。
【0065】図8、図9において、盗難防止装置2、電
灯線通信モデム内蔵装置3、電灯線通信モデム内蔵通信
装置4、ゲートウェイ5、通信装置8、9、11は、図
1、図2と同様の構成であり、同一符号を付し、その説
明は省略する。本実施の形態による盗難防止システムに
おいては、第1の盗難防止装置2に加え、第2の盗難防
止装置2cが付加されており、この盗難防止装置2c
は、電灯線インターフェース部20c、プロトコル処理
部21c、指定符号取得/送信部22c、指定符号メモ
リ23c、タイマー24c、カウンタ25c、接続確認
部26c、報知部27c、入力・表示部28cを有する
が、これらはそれぞれ盗難防止装置2が有する電灯線イ
ンターフェース部20、プロトコル処理部21、指定符
号取得/送信部22、指定符号メモリ23、タイマー2
4、カウンタ25、接続確認部26、報知部27、入力
・表示部28と同一のものである。
【0066】上記構成の盗難防止システムにおいて、盗
難防止装置2、2cによる電灯線通信モデム内蔵装置3
に対する盗難防止システム登録処理手順、および電灯線
通信モデム内蔵装置3による盗難防止装置2からの設定
要求信号を受信した時の盗難防止設定手順、盗難防止装
置2から接続モニタ信号を受信した時の接続応答手順
は、フローチャート上は実施の形態1において示したも
のと同様である。すなわち、図3〜図5と図10〜図1
2とは同様の手順を示しているが、その内容に相違があ
るので、図10〜図12においては図3〜図5とは異な
るステップ番号を付して説明する。
【0067】このように構成された盗難防止システムに
ついて、その動作を図10〜図11を用いて説明する。
図10は第1の盗難防止装置2が第2の盗難防止装置2
cに対して盗難防止システム登録を行う初期動作、応答
動作の手順を示すフローチャートであり、図11は第2
の盗難防止装置2cが第1の盗難防止装置2から盗難防
止システム登録の設定要求信号を受け、盗難防止設定す
る手順を示すフローチャート、図12は第2の盗難防止
装置2cが第1の盗難防止装置2から接続モニタ信号を
受け、接続応答を行う手順を示すフローチャートであ
る。
【0068】図10において、ユーザーが入力・表示部
28を介し、盗難防止装置2cについてのMACアドレ
ス・パスワード・製造番号等のユニークな符号(通信先
指定符号)の入力を行う(S31)。入力された符号を
指定符号取得/送信部22が検出してプロトコル処理部
21に渡す。プロトコル処理部21は、指定符号取得/
送信部22から符号を受け取り、プロトコル処理によっ
て宛先を盗難防止装置2cとするパケットを作成し、電
灯線インターフェース部20を介して電灯線1に設定要
求信号を送信する(S32)。
【0069】一方、図11において、盗難防止装置2c
では、電灯線インターフェース部20cを介してS32
のパケットを受信し、プロトコル処理部21cのプロト
コル処理によって設定要求信号であると解釈し、指定符
号取得/送信部22cによって、受信した盗難防止装置
2cについてのユニークな符号を読み出し、指定符号メ
モリ23cに格納された符号と一致しているかどうかを
検査する(S41)。符号が一致した場合、指定符号取
得/送信部22cから盗難防止装置2のMACアドレス
等のユニークな指定符号を指定符号メモリ23cへ格納
する。さらに、指定符号取得/送信部22cによって盗
難防止装置2の指定符号を付加すると共に、プロトコル
処理部21cのプロトコル処理によって設定が完了した
ことを知らせる応答信号を情報として含んだパケットを
作成し、電灯線インターフェース部20cを介して電灯
線1に応答信号を送信する(S42)。
【0070】図10において、盗難防止装置2は、電灯
線インターフェース部20を介して盗難防止装置2cか
らの応答信号を受信し、プロトコル処理部21のプロト
コル処理によって解釈し、指定符号取得/送信部22に
よって盗難防止装置2cから応答があったことを検出す
る(S33)。検出後、受信した盗難防止装置2cのユ
ニークな符号を読み出し、その符号を指定符号メモリ2
3へ盗難防止登録装置として格納する。さらに、入力・
表示部28によってユーザーに対して、盗難防止装置2
cが登録完了したことを表示する。登録が完了した後、
盗難防止装置2から盗難防止装置2cの接続状況を周期
的にモニタするために、タイマー24による計時を開始
する(S34)。タイマー24の計時が或る設定時間に
達したか否かを指定符号取得/送信部22がチェックし
(S35)、設定時間に到達した場合、指定符号取得/
送信部22が盗難防止装置2cのユニークな符号を読み
出し、プロトコル処理部21のプロトコル処理によって
宛先を盗難防止装置2cとするパケットを作成し、電灯
線インターフェース部20を介して電灯線1に接続モニ
タ信号を送信する(S36)。
【0071】一方、図12において、盗難防止装置2c
では、電灯線インターフェース部20cを介してS36
のパケットを受信し、プロトコル処理部21cのプロト
コル処理によって接続モニタ信号であると解釈し、指定
符号取得/送信部22cによって受信した盗難防止装置
2についてのユニークな符号を読み出し、指定符号メモ
リ23cで格納された符号と一致しているかどうかを調
査する(S51)。さらに、指定符号取得/送信部22
cによって盗難防止装置2のユニークな指定符号を付加
すると共に、プロトコル処理部21cは、プロトコル処
理によって、接続モニタ信号の受信確認が出来たことを
知らせる応答信号を情報として含んだパケットを作成
し、電灯線インターフェース部20cを介して電灯線1
に応答信号を送信する(S52)。
【0072】図10において、盗難防止装置2は、電灯
線インターフェース部20を介して盗難防止装置2cか
らの応答信号を受信し、プロトコル処理部21のプロト
コル処理によって解釈し、指定符号取得/送信部22に
よって盗難防止装置2cから応答があった否かを調べる
(S37)。ここで応答の確認が出来れば、S35へ戻
る。応答の確認が出来なかった場合、指定符号取得/送
信部22は、応答が無かったことを接続確認部26に対
して報知し、接続確認部26はカウンタ25の値を+1
インクリメントさせる(S38)。接続確認部26は、
カウンタ25の値を読み出し、読み出した値がある設定
数に達しているか否かを判定する(S39)。まだ達し
ていないと判定した場合は上記S35へ戻り、接続モニ
タ信号の再送処理を行う。読み出した値がある設定数に
達したと判定した場合は、接続確認部26は盗難防止装
置2cが電灯線1から不用意に取り外されたと見なし、
報知部27へ異常であることを知らせる(S40)。報
知部27は、プロトコル処理部21のプロトコル処理に
よって、報知先として予め設定していた単数もしくは複
数の電話・FAX等の通信装置8、PC・PDA・セキ
ュリティ会社のPC端末等の通信装置9、画像取り込み
用カメラ・ビデオレコーダー・ハードディスク・警報機
等の通信装置11、電灯線1に接続された画像取り込み
用カメラ・ビデオデッキ・ハードディスク・警報機等の
電灯線通信モデム内蔵通信装置4を宛先とするパケット
を作成し、電灯線インターフェース部20を介して電灯
線1に命令コマンドを含んだ報知信号を送信する。
【0073】次に報知先における動作について説明す
る。
【0074】報知先が電灯線1に接続された電灯線通信
モデム内蔵通信装置4である場合、盗難防止装置2から
出力された報知信号は電灯線インターフェース部40を
介して受信され、プロトコル処理部41のプロトコル処
理によって報知信号であると判定され、コマンド内容が
解釈され、アプリケーション部42によって、受信した
コマンド内容に応じたアプリケーション動作を実施す
る。
【0075】報知先がLAN10に接続された通信装置
11である場合、盗難防止装置2から出力された報知信
号は、ゲートウェイ5の電灯線インターフェース部50
を介して、プロトコル処理部52のプロトコル処理によ
って、通信装置11宛てのものであると解釈される。プ
ロトコル処理部52は、LAN10のプロトコルに対応
できるよう処理を行い、回線インターフェース51を介
して通信装置11へ報知信号を送信する。通信装置11
は、ゲートウェイ5からの報知信号を回線インターフェ
ース部60を介して受信し、プロトコル処理部61のプ
ロトコル処理によって報知信号であると判定し、コマン
ド内容を解釈し、アプリケーション部62によって、受
信したコマンド内容に応じたアプリケーション動作を実
施する。
【0076】報知先が公衆・専用回線網6もしくはイン
ターネット7に接続された通信装置8、9である場合、
盗難防止装置2から出力された報知信号は、ゲートウェ
イ5の電灯線インターフェース部50を介して、プロト
コル処理部52のプロトコル処理によって、通信装置
8、9宛てのものであると解釈される。プロトコル処理
部52は、網インターフェースにアクセスできるプロト
コルに対応できるよう処理を行い、網インターフェース
部53を介して公衆・専用回線網6もしくはインターネ
ット7へ報知信号を送信する。通信装置8、9は、公衆
・専用回線網6もしくはインターネット7経由で報知信
号を受信し、コマンド内容を解釈した後、コマンドに応
じた動作を実施する。また通信装置8、9からインター
ネット7や公衆・専用回線網6を介して電灯線モデム内
蔵通信装置4や通信装置11のアプリケーション制御
(画像取り込み用カメラのカメラ位置合わせ制御、ビデ
オの録画制御等)をすることも可能である。
【0077】なお、報知部27は、異常の時の報知だけ
ではなく、盗難防止装置2cの接続状態報知も行うこと
が出来る。さらに、報知部27は、入力・表示部28に
対して異常状態の報知や、盗難防止装置2の接続状態報
知等の報知信号を出力することも出来る。ユーザーが意
図して盗難防止装置2cを電灯線1から取り外すとき
は、盗難防止装置2からの取り外し要求操作を行うこと
により、異常報知の誤認識を防ぐこともできる。
【0078】これまで盗難防止装置2が盗難防止装置2
cに対して盗難防止システム登録を行う手順を説明した
が、盗難防止装置2cが盗難防止装置2に対して盗難防
止システム登録を行う場合は、上記手順の盗難防止装置
2を盗難防止装置2cに、盗難防止装置2cを盗難防止
装置2に置き換えた手順となる。
【0079】このように、本実施の形態における盗難防
止システムにおいては、盗難防止装置自体が盗難にあっ
たときでも、別の盗難防止装置が相互監視することによ
り異常検出することが出来、他の多種多様なユーザーが
指定した通信装置へ盗難があったことを報知することに
より、電化製品、通信装置等の盗難防止や対策を行うこ
とが可能である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の盗難防止装置によれば、電灯線に接続された電灯
線接続通信装置等の通信装置と通信可能な盗難防止装置
であって、通信装置と通信するためのプロトコルを処理
するプロトコル処理部と、通信装置を指定するための通
信先指定符号を取得する指定符号取得部と、通信先指定
符号や自身を指定する指定符号を送信する送信部と、電
灯線接続通信装置の接続状態を確認する接続確認部と、
接続確認部における接続状態確認結果を接続状態を確認
した電灯線接続通信装置以外の通信装置へ報知する報知
部とを有することにより、電灯線通信モデムを内蔵した
電化製品や通信装置が電灯線に接続された場合、電灯線
に接続された接続機器としての電灯線接続通信装置のM
ACアドレス・ID等の通信先指定符号に基づく接続認
識を盗難防止装置によって行うことができるので、盗難
防止装置から接続状態確認結果を報知された電灯線接続
通信装置において報知内容を確認することができるとい
う有利な効果が得られる。
【0081】請求項2に記載の盗難防止装置によれば、
請求項1に記載の盗難防止装置において、報知部は、接
続確認部が複数の電灯線接続通信装置のうちのいずれか
の電灯線接続通信装置の接続状態の異常を確認した場合
には接続状態の異常をいずれかの電灯線接続通信装置以
外の通信装置へ報知することにより、電灯線通信モデム
を内蔵した電化製品や通信装置が電灯線に接続された場
合、電灯線に接続された接続機器としての電灯線接続通
信装置のMACアドレス・ID等の通信先指定符号に基
づく接続認識を盗難防止装置によって行うことができる
ので、盗難等により電灯線接続通信装置が電灯線から異
常切断された場合、他の電灯線接続通信装置を含む他の
通信装置へ報知して電化製品・通信装置等の盗難を防止
することが可能になるという有利な効果が得られる。
【0082】請求項3に記載の盗難防止装置によれば、
請求項1または2に記載の盗難防止装置において、報知
部は、公衆もしくは専用回線あるいはインターネットを
介して任意の通信装置へ報知することにより、電灯線通
信モデムを内蔵した電化製品や通信装置が電灯線から異
常切断された場合、公衆回線もしくは専用回線あるいは
インターネットを介して、ユーザーが指定した任意の通
信装置へ異常である旨を報知することが可能になるとい
う有利な効果が得られる。
【0083】請求項4に記載の盗難防止システムによれ
ば、電灯線に接続され通信装置を有する複数の電灯線接
続通信装置と、請求項1または2に記載の盗難防止装置
と、電灯線以外の家庭内通信ネットワークと通信可能な
ゲートウェイとを有することにより、電灯線通信モデム
を内蔵した電化製品や通信装置が電灯線から異常切断さ
れた場合、電灯線通信以外の家庭内ネットワークたとえ
ばLANに接続された通信装置へ異常である旨を報知す
ることができるので、より多くの通信装置に対して異常
を報知することが可能になるという有利な効果が得られ
る。
【0084】請求項5に記載の盗難防止システムによれ
ば、請求項4に記載の盗難防止システムにおいて、電灯
線接続通信装置として画像取り込み用カメラを備え、画
像取り込み用カメラは出力信号をインターネットを介し
て任意の通信装置へ送信することにより、電灯線通信モ
デムを内蔵した電化製品や通信装置が電灯線から異常切
断された場合、電灯線に接続された通信可能な画像取り
込み用カメラへ報知することができるので、カメラが捕
らえた画像をインターネット経由でユーザーが指定した
任意の通信装置へ転送することが可能になるという有利
な効果が得られる。
【0085】請求項6に記載の盗難防止システムによれ
ば、請求項4または5に記載の盗難防止システムにおい
て、電灯線接続通信装置として画像取り込み用カメラを
備え、画像取り込み用カメラは出力信号を、電灯線に接
続された通信可能な任意の画像取り込み装置または電灯
線以外の家庭内通信ネットワークに接続された通信可能
な任意の画像取り込み装置へ送信することにより、電灯
線通信モデムを内蔵した電化製品や通信装置が電灯線か
ら異常切断された場合、電灯線に接続された通信可能な
画像取り込み用カメラへ報知することができるので、カ
メラが捕らえた画像を電灯線に接続された通信可能なビ
デオレコーダー・ハードディスク等の画像取り込み装置
へ転送することが可能になり、また、カメラが捕らえた
画像を電灯線以外のイーサネット・無線・赤外線・電話
線等の通信ネットワークに接続された通信可能なビデオ
レコーダー・ハードディスク等の画像取り込み装置へゲ
ートウェイを介して転送することが可能になるという有
利な効果が得られる。
【0086】請求項7に記載の盗難防止システムによれ
ば、請求項5乃至6のいずれか1に記載の盗難防止シス
テムにおいて、電灯線以外の家庭内通信ネットワークに
接続された通信可能な任意の画像取り込みカメラを備
え、任意の画像取り込み用カメラは出力信号をインター
ネットを介して通信可能な任意の通信装置へ送信するこ
とにより、電灯線通信モデムを内蔵した電化製品や通信
装置が電灯線から異常切断された場合、電灯線以外のイ
ーサネット・無線・赤外線・電話線等の通信ネットワー
クに接続された通信可能な画像取り込み用カメラへゲー
トウェイを介して報知することができるので、カメラが
捕らえた画像をインターネット経由で、ユーザーが指定
した任意の通信装置へ転送することが可能である。
【0087】請求項8に記載の盗難防止システムによれ
ば、請求項5乃至7のいずれか1に記載の盗難防止シス
テムにおいて、電灯線以外の家庭内通信ネットワークに
接続された通信可能な任意の画像取り込みカメラを備
え、任意の画像取り込み用カメラは出力信号を、電灯線
に接続された通信可能な任意の画像取り込み装置あるい
は電灯線以外の家庭内通信ネットワークに接続された通
信可能な任意の画像取り込み装置へ送信することによ
り、電灯線通信モデムを内蔵した電化製品や通信装置が
電灯線から異常切断された場合、電灯線以外のイーサネ
ット・無線・赤外線・電話線等の通信ネットワークに接
続された通信可能な画像取り込み用カメラへゲートウェ
イを介して報知することができるので、カメラが捕らえ
た画像を電灯線に接続された通信可能なビデオレコーダ
ー・ハードディスク等の画像取り込み装置へ転送するこ
とが可能になり、また、カメラが捕らえた画像を電灯線
以外のイーサネット・無線・赤外線・電話線等の通信ネ
ットワークに接続された通信可能なビデオレコーダー・
ハードディスク等の画像取り込み装置へ転送することが
可能になるという有利な効果が得られる。
【0088】請求項9に記載の盗難防止システムによれ
ば、請求項5または7に記載の盗難防止システムにおい
て、画像取り込み用カメラは、インターネットを介して
制御が可能であることにより、インターネット経由で画
像取り込み用カメラの位置合わせやズームアップ等の制
御が遠隔操作によって行うことが可能になるという有利
な効果が得られる。
【0089】請求項10に記載の盗難防止システムによ
れば、請求項4乃至9のいずれか1に記載の盗難防止シ
ステムにおいて、電灯線接続通信装置として警報機を備
えることにより、電灯線通信モデムを内蔵した電化製品
や通信装置が電灯線から異常切断された場合、電灯線に
接続された通信可能なブザー・警報灯等の警報機へ報知
することができるので、警報音や警報光等で盗難があっ
たことを宅外や宅内に知らせることが可能になるという
有利な効果が得られる。
【0090】請求項11に記載の盗難防止システムによ
れば、請求項4乃至10のいずれか1に記載の盗難防止
システムにおいて、電灯線に接続された複数の盗難防止
装置を備え、複数の盗難防止装置は相互に監視すること
により、盗難防止装置自体が盗難にあったときでも、別
の盗難防止装置で監視して異常を検出することができる
ので、盗難防止装置自体の盗難を他の通信装置へ報知す
ることが可能になるという有利な効果が得られる。
【0091】請求項12に記載の盗難防止装置によれ
ば、ゲートウェイ機能を有し、電灯線に接続された通信
装置と通信すると共に電灯線以外の家庭内通信ネットワ
ークと通信するためのプロトコルを処理するプロトコル
処理部と、通信装置を指定するための通信先指定符号を
取得する指定符号取得部と、通信先指定符号や自身を指
定する指定符号を送信する送信部と、通信装置の接続状
態を確認する接続確認部と、接続確認部における接続状
態確認結果を接続状態を確認した通信装置以外の通信装
置へ報知する報知部とを有することにより、モデムを内
蔵した通信装置が家庭内通信ネットワークに接続された
場合、家庭内通信ネットワークに接続された通信装置の
MACアドレス・ID等の通信先指定符号に基づく接続
認識を盗難防止装置によって行うことができるので、盗
難防止装置から接続状態確認結果を報知された通信装置
において報知内容を確認することができるという有利な
効果が得られる。
【0092】請求項13に記載の盗難防止装置によれ
ば、請求項12に記載の盗難防止装置において、報知部
は、接続確認部が複数の通信装置のうちのいずれかの通
信装置の接続状態の異常を確認した場合には接続状態の
異常をいずれかの通信装置以外の通信装置へ報知するこ
とにより、モデムを内蔵した通信装置が家庭内通信ネッ
トワークに接続された場合、家庭内通信ネットワークに
接続された通信装置のMACアドレス・ID等の通信先
指定符号に基づく接続認識を盗難防止装置によって行う
ことができるので、盗難等により通信装置が家庭内通信
ネットワークから異常切断された場合、他の通信装置へ
報知して異常切断された通信装置の盗難を防止すること
が可能になるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による盗難防止システム
を示すブロック図
【図2】図1の盗難防止システムを詳細に示すブロック
【図3】盗難防止装置が電灯線通信モデム内蔵装置に対
して盗難防止システム登録を行う初期動作、応答動作の
手順を示すフローチャート
【図4】電灯線通信モデム内蔵装置3が盗難防止装置か
ら盗難防止システム登録の設定要求信号を受け、盗難防
止設定する手順を示すフローチャート
【図5】電灯線通信モデム内蔵装置3が盗難防止装置か
ら接続モニタ信号を受け、接続応答を行う手順を示すフ
ローチャート
【図6】本発明の実施の形態2による盗難防止システム
を示すブロック図
【図7】図6の盗難防止システムを詳細に示すブロック
【図8】本発明の実施の形態3による盗難防止システム
を示すブロック図
【図9】図8の盗難防止システムを詳細に示すブロック
【図10】第1の盗難防止装置が第2の盗難防止装置に
対して盗難防止システム登録を行う初期動作、応答動作
の手順を示すフローチャート
【図11】第2の盗難防止装置が第1の盗難防止装置か
ら盗難防止システム登録の設定要求信号を受け、盗難防
止設定する手順を示すフローチャート
【図12】第2の盗難防止装置が第1の盗難防止装置か
ら接続モニタ信号を受け、接続応答を行う手順を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1 電灯線 2、2a、2c 盗難防止装置 3 電灯線通信モデム内蔵装置 4 電灯線通信モデム内蔵通信装置 5 ゲートウェイ 6 公衆・専用回線網 7 インターネット 8、9、11 通信装置 10 LAN 20、20c、30、40、50 電灯線インターフェ
ース部 20a、53 網インターフェース部 20b、51、60 回線インターフェース部 21、21a、31、41、52、61 プロトコル処
理部 22、22c、32 指定符号取得/送信部 23、23c、33 指定符号メモリ 24、24c タイマー 25、25c カウンタ 26、26c 接続確認部 27、27c 報知部 28、28c 入力・表示部 34、42、62 アプリケーション部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/08 G08B 25/08 Z H04B 3/54 H04B 3/54 H04M 11/04 H04M 11/04 (72)発明者 小西 泰輔 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大石 睦彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 児玉 宣貴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 前原 典明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 春山 祐明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 BB40 CC17 DD11 EE01 EE03 EE04 FF03 FF04 FF10 FF27 GG78 HH10 HH12 HH13 5C087 AA02 AA03 AA19 BB03 BB09 BB12 BB74 CC04 DD05 DD25 DD26 EE16 EE20 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 GG02 GG12 GG21 GG29 GG30 GG32 GG40 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K046 AA03 PP01 PS11 PS31 PS36 PS43 YY01 ZZ19 5K101 KK14 LL04 LL05 MM05 NN14 NN18 NN22 NN25 NN44 RR12 TT06 UU16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電灯線に接続された電灯線接続通信装置等
    の通信装置と通信可能な盗難防止装置であって、 前記通信装置と通信するためのプロトコルを処理するプ
    ロトコル処理部と、前記通信装置を指定するための通信
    先指定符号を取得する指定符号取得部と、前記通信先指
    定符号や自身を指定する指定符号を送信する送信部と、
    前記電灯線接続通信装置の接続状態を確認する接続確認
    部と、前記接続確認部における接続状態確認結果を前記
    接続状態を確認した電灯線接続通信装置以外の通信装置
    へ報知する報知部とを有することを特徴とする盗難防止
    装置。
  2. 【請求項2】前記報知部は、前記接続確認部が複数の前
    記電灯線接続通信装置のうちのいずれかの電灯線接続通
    信装置の接続状態の異常を確認した場合には前記接続状
    態の異常を前記いずれかの電灯線接続通信装置以外の通
    信装置へ報知することを特徴とする請求項1に記載の盗
    難防止装置。
  3. 【請求項3】前記報知部は、公衆回線もしくは専用回線
    あるいはインターネットを介して任意の通信装置へ報知
    することを特徴とする請求項1または2に記載の盗難防
    止装置。
  4. 【請求項4】電灯線に接続され通信装置を有する複数の
    電灯線接続通信装置と、請求項1または2に記載の盗難
    防止装置と、電灯線以外の家庭内通信ネットワークと通
    信可能なゲートウェイとを有することを特徴とする盗難
    防止システム。
  5. 【請求項5】前記電灯線接続通信装置として画像取り込
    み用カメラを備え、前記画像取り込み用カメラは出力信
    号をインターネットを介して任意の通信装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の盗難防止システム。
  6. 【請求項6】前記電灯線接続通信装置として画像取り込
    み用カメラを備え、前記画像取り込み用カメラは出力信
    号を、電灯線に接続された通信可能な任意の画像取り込
    み装置または電灯線以外の家庭内通信ネットワークに接
    続された通信可能な任意の画像取り込み装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の盗難防止シ
    ステム。
  7. 【請求項7】電灯線以外の家庭内通信ネットワークに接
    続された通信可能な任意の画像取り込み用カメラを備
    え、前記任意の画像取り込み用カメラは出力信号をイン
    ターネットを介して通信可能な任意の通信装置へ送信す
    ることを特徴とする請求項5乃至6のいずれか1に記載
    の盗難防止システム。
  8. 【請求項8】電灯線以外の家庭内通信ネットワークに接
    続された通信可能な任意の画像取り込み用カメラを備
    え、前記任意の画像取り込み用カメラは出力信号を、電
    灯線に接続された通信可能な任意の画像取り込み装置あ
    るいは電灯線以外の家庭内通信ネットワークに接続され
    た通信可能な任意の画像取り込み装置へ送信することを
    特徴とする請求項5乃至7のいずれか1に記載の盗難防
    止システム。
  9. 【請求項9】前記画像取り込み用カメラは、インターネ
    ットを介して制御が可能であることを特徴とする請求項
    5または7に記載の盗難防止システム。
  10. 【請求項10】前記電灯線接続通信装置として警報機を
    備えたことを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1に
    記載の盗難防止システム。
  11. 【請求項11】電灯線に接続された複数の前記盗難防止
    装置を備え、前記複数の盗難防止装置は相互に監視する
    ことを特徴とする請求項4乃至10のいずれか1に記載
    の盗難防止システム。
  12. 【請求項12】ゲートウェイ機能を有し、電灯線に接続
    された通信装置と通信すると共に電灯線以外の家庭内通
    信ネットワークと通信するためのプロトコルを処理する
    プロトコル処理部と、前記通信装置を指定するための通
    信先指定符号を取得する指定符号取得部と、前記通信先
    指定符号や自身を指定する指定符号を送信する送信部
    と、前記通信装置の接続状態を確認する接続確認部と、
    前記接続確認部における接続状態確認結果を前記接続状
    態を確認した通信装置以外の通信装置へ報知する報知部
    とを有することを特徴とする盗難防止装置。
  13. 【請求項13】前記報知部は、前記接続確認部が複数の
    前記通信装置のうちのいずれかの通信装置の接続状態の
    異常を確認した場合には前記接続状態の異常を前記いず
    れかの通信装置以外の通信装置へ報知することを特徴と
    する請求項12に記載の盗難防止装置。
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