JP2000091962A - 電力線を通信線に利用した映像モニターシステム、及び映像送信装置 - Google Patents

電力線を通信線に利用した映像モニターシステム、及び映像送信装置

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JP2000091962A
JP2000091962A JP25795198A JP25795198A JP2000091962A JP 2000091962 A JP2000091962 A JP 2000091962A JP 25795198 A JP25795198 A JP 25795198A JP 25795198 A JP25795198 A JP 25795198A JP 2000091962 A JP2000091962 A JP 2000091962A
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JP
Japan
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video
power line
camera
unit
digital data
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Application number
JP25795198A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Momiyama
明久 籾山
Masanari Aikei
真生 愛敬
Shogo Takayama
省吾 高山
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BIJIKON KK
NTT Power and Building Facilities Inc
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BIJIKON KK
NTT Power and Building Facilities Inc
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像モニターシステムにおいて、電波が遮蔽
されるような場所、及び専用線の設置、又は撤去が困難
な場所でも容易に設置できるカメラとモニターとの伝送
技術を提供すること。 【解決手段】 カメラで撮影された映像をデジタルデー
タに変換し、かつ圧縮し、更にスペクトラム拡散通信方
式で変換し、電力に重畳させて電力線を用いて送信す
る。電力線から前記デジタルデータを分離して受信し、
復調し、解凍して前記カメラで撮影された映像をPC3
2に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地に設置した
1台、又は複数のカメラからの映像情報を電力線経由で
モニターする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラからモニターまでの伝送に
は、同軸ケーブルによる専用線が使用されている。この
ため、監視等の目的でカメラを遠隔地に設置する場合に
は、専用線の設置工事を必要としていた。また、専用線
の設置工事、又は撤去工事が困難な場所には、カメラか
らモニターの伝送に無線が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無線による伝
送ではビルの異なるフロア間、金属製の壁、及び障害物
の多い事務所等では電波が遮蔽され、データを受信でき
ないと言う問題点があった。また、建築現場等の期間限
定での進捗状況を遠隔地でモニター監視するような場
合、工事終了後に専用線の撤去工事を必要としていた。
【0004】そこで、本発明の目的は上記問題点を解決
し、カメラとモニターとの伝送に電力線を使用すること
により、電波が遮蔽されるような場所、及び専用線の設
置、又は撤去が困難な場所でも容易に設置できる映像モ
ニターシステムの技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する本発明
は、情報の伝送路に電力線を利用した映像モニターシス
テムであって、カメラと、前記カメラで撮影された映像
をデジタルデータに変換する変換手段と、前記変換手段
からのデジタルデータを電力に重畳させて電力線を用い
て送信する送信手段とを有する映像送信装置と、前記電
力線から前記デジタルデータを分離して受信する受信手
段と、前記分離手段で分離されたデジタルデータに基づ
いて、前記カメラで撮影された映像を表示する表示手段
とを有する映像受信装置とを有することを特徴とする。
【0006】これらの手段により、映像伝送の専用線を
省くことができる。また、前記送信手段と前記受信手段
とは、スペクトラム拡散通信方式で送受信を行うように
構成されていることを特徴とする。また、前記送信手段
と前記受信手段とは、トークン・パッシングプロトコル
方式で送受信を行うように構成されていることを特徴と
する。
【0007】この手段により、ノイズの多い電力線にお
いても信頼性の高い通信が可能となる。また、前記映像
送信装置は、デジタルデータを圧縮する圧縮手段を更に
有し、前記映像受信装置は圧縮されたデータを解凍する
解凍手段を更に有することを特徴とする。
【0008】これらの手段により、映像を伝送する時間
を短縮できる。また記憶する場合においても、メモリー
を節約できる。また、情報の伝送路に電力線を利用した
映像送信装置であって、カメラと、前記カメラで撮影さ
れた映像をデジタルデータに変換する変換手段と、前記
変換手段からのデジタルデータを電力に重畳させて電力
線を用いて送信する送信手段とを有することを特徴とす
る。
【0009】これらの手段により、映像伝送の専用線を
省くことができる為、携帯性の良い映像送信装置を実現
できる。また、前記伝送手段は、スペクトラム拡散通信
方式で送信を行うことを特徴とする。この手段により、
ノイズの多い電力線においても信頼性の高い通信が可能
となる。
【0010】また、前記変換手段は、デジタルデータを
圧縮する圧縮手段を更にすることを特徴とする。これら
の手段により、映像を伝送する時間を短縮できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
図1は実施形態の構成図である。図2は図1の映像送信
装置10の構成図である。図3は図1の映像受信装置の
構成図である。図1中、10は映像送信装置である。映
像送信装置10は、後述するカメラユニット部11、及
び電力線モデム部12から構成される。
【0012】11はカメラユニット部である。カメラユ
ニット部11は、通信手段11aと、撮影した映像をデ
ジタルデータに変換する変換手段と、そのデジタルデー
タを圧縮する圧縮手段とを有する。尚、本実施形態にお
いて、通信手段11aはシリアル通信のRS232Cで
ある。また、前記変換手段は、CCD(Charge coupled
device )によりおこなう。また、前記圧縮手段はデジ
タルデータをJPEG(Joint Photographic coding Ex
perts Group )方式で圧縮する。
【0013】12は電力線モデム部である。電力線モデ
ム部12は、通信手段12aと、通信手段12bとを有
する。尚、本実施形態において通信手段12aはシリア
ル通信のRS232Cである。そして、電力線モデム部
12は、通信手段12aと、通信手段11aとを介して
カメラユニット部11と通信を行う。また、通信手段1
2bは後述する電力線20の電力にデータを重畳して通
信をおこなうものである。
【0014】20は電力線である。電力線20は電力を
送るための電線路である。そして、本実施形態ではこの
電力線20から電力を受電すると共に、通信路としても
使用する。30は映像受信装置である。映像受信装置3
0は後述する電力線モデム部31、及びPC32から構
成される。
【0015】31は電力線モデム部である。電力線モデ
ム部31は通信手段31aと、通信手段31bとを有す
る。尚、本実施形態において通信手段31aはシリアル
通信のRS232Cである。また、通信手段31bは電
力線20の電力にデータを重畳して通信をおこなうもの
である。そして、電力線モデム部31は、この通信手段
31bと、電力線20と、通信手段12bとを介して電
力線モデム部12と通信を行う。
【0016】32はPCである。PC32は通信手段3
2aと、通信手段32bと、表示手段と、記憶手段と、
入力手段と、解凍手段とを有する。尚、本実施形態にお
いて通信手段32aはシリアル通信のRS232Cであ
る。そして、PC32はこの通信手段32aと、通信手
段31aとを介して電力線モデム部31と通信を行う。
また、本実施形態において解凍手段は、JPEG方式で
解凍する。
【0017】次に本実施形態の動作について説明する。
まず、映像送信装置10はカメラユニット部11のCC
Dによる変換手段により、撮影した映像をデジタルデー
タに変換する。そのデジタルデータをカメラユニット部
11は、圧縮手段によりJPEG方式の映像圧縮ファイ
ルにする。次に、カメラユニット部11は、その映像圧
縮ファイルを通信手段11aにより電力線モデム部12
の通信手段12aに送信する。
【0018】電力線モデム部12は、通信手段12aで
受信した映像圧縮ファイルを通信手段12bで変調し、
次にスペクトラム拡散して電力線20の電力に重畳す
る。そして、映像モニター装置30の電力線モデム部3
1は、通信手段31bにより電力線20の電力より、ス
ペクトラム逆拡散して、受信信号を分離する。そして、
通信手段31bはその受信信号を復調して前記映像圧縮
ファイルに復調する。次に、復調したこの映像圧縮ファ
イルを電力線モデム部31は、通信手段31aで通信手
段32aを介してPC32に送信する。
【0019】PC32は、その映像圧縮ファイルを解凍
手段により解凍する。そして、その解凍されたデジタル
データをPC32は表示手段により表示させる。また、
ユーザーはPC32の入力手段により、PC32の記憶
手段に指示し、前記映像圧縮ファイルを記憶させる。そ
して、ユーザーは任意の時間にPC32の入力手段によ
り、PC32の記憶手段に指示して、記憶させた任意の
映像圧縮ファイルを読み出す。その映像圧縮ファイルを
PC32の解凍手段により解凍し、表示手段により表示
させる。
【0020】図4は他の実施形態の構成図である。尚、
他の実施形態の説明にあたって、本実施形態と同様な部
分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説
明する。図4中、40はインターネットである。他の実
施形態では、インターネット40を介してPC32と、
後述するPC50とは通信をおこなう。
【0021】50はPCである。PC50は通信手段
と、表示手段と、記憶手段と、入力手段と、解凍手段と
を有する。60、及び70は映像送信装置である。次に
他の実施形態の動作について説明する。他の実施形態で
は、映像送信装置、及び映像受信装置は、複数台接続さ
れている。そのため、他の実施形態ではトークン・パッ
シングプロトコル方式で送受信を行うように構成されて
いる。トークン・パッシングプロトコル方式では、送信
権を保有するノードだけが、送信することができる。
【0022】まず、送信権は映像受信装置30が保有す
る。そして、ユーザーは映像受信装置30のPC32の
入力手段により、映像を希望する映像送信装置を選択す
る(尚、ここでは映像送信装置10が選択されたものと
する)。すると、PC32は電力線モデム31に指示し
て、映像送信装置10に映像圧縮ファイルの送信を要求
し、かつ送信権を映像送信装置10に引き渡す。
【0023】次に、映像送信装置10は、撮影した映像
の映像圧縮ファイルを電力線モデム部12より送信し、
かつ送信権を映像受信装置30に引き渡す。次に、映像
受信装置30は前記映像圧縮ファイルと、送信権とを電
力線モデム部31より受信する。そして、映像受信装置
30は前記映像圧縮ファイルをPC32で表示させる。
【0024】また、他の実施形態ではPC32はインタ
ーネット40を介して、PC50と接続される。そし
て、ユーザーはPC50の入力手段よりPC50に指示
し、PC50の通信手段によりPC32に対して映像の
要求をさせる。尚、ここでは映像送信装置60が選択さ
れたものとする。
【0025】要求を受け付けたPC32は、電力線モデ
ム31に指示し、映像送信装置60に映像圧縮ファイル
の送信を要求し、かつ送信権を映像送信装置60に引き
渡す。次に、映像送信装置60は、撮影した映像の映像
圧縮ファイルを映像送信装置60の電力線モデム部より
送信し、かつ送信権を映像受信装置30に引き渡す。
【0026】そして、映像受信装置30は前記映像圧縮
ファイルと、送信権とを電力線モデム部31より受信す
る。次に、PC32は前記映像圧縮ファイルをPC50
に送信する。そして、PC50は前記映像圧縮ファイル
を解凍手段により解凍し、表示手段により表示する。
【0027】
【効果】以上説明したように、本発明によればカメラと
モニターとの伝送に電力線を使用することにより、専用
線の設置工事、及び撤去工事の必要が無い。そのため、
カメラユニット部の移動が容易におこなえる。また、電
波が遮蔽され、データを受信できないビルの異なるフロ
ア間、金属製の壁、障害物の多い事務所等での映像モニ
ターシステムが可能となる。
【0028】また、モニター装置はPCを使用すること
により、映像の加工、及びインターネット経由での遠隔
地への伝送も容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる本実施形態の構成図である。
【図2】本発明に係わる本実施形態の映像送信装置の構
成図である。
【図3】本発明に係わる本実施形態の映像受信装置の構
成図である。
【図4】本発明に係わる他の実施形態の構成図である。
【符号の説明】
10 映像送信部 11 カメラユニット部 12 電力線モデム部 20 電力線 30 映像モニター部 31 電力線モデム部 32 PC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 愛敬 真生 東京都港区芝浦 3−4−1 株式会社エ ヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 高山 省吾 東京都台東区鳥越1丁目22番4号 ビジコ ン株式会社内 Fターム(参考) 5C054 AA01 CA04 CC02 CG02 DA08 EA01 FA09 FF03 HA01 5C064 BA07 BB03 BC06 BC10 BD03 BD09 5K046 AA03 BA01 BB05 CC17 PP01 PP09 PS05 PS41 PS55

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の伝送路に電力線を利用した映像モ
    ニターシステムであって、 カメラと、前記カメラで撮影された映像をデジタルデー
    タに変換する変換手段と、前記変換手段からのデジタル
    データを電力に重畳させて電力線を用いて送信する送信
    手段とを有する映像送信装置と、 前記電力線から前記デジタルデータを分離して受信する
    受信手段と、前記分離手段で分離されたデジタルデータ
    に基づいて、前記カメラで撮影された映像を表示する表
    示手段とを有する映像受信装置とを有することを特徴と
    する映像モニターシステム。
  2. 【請求項2】 前記送信手段と前記受信手段とは、スペ
    クトラム拡散通信方式で送受信を行うように構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の映像モニターシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記映像送信装置は、デジタルデータを
    圧縮する圧縮手段を更に有し、前記映像受信装置は圧縮
    されたデータを解凍する解凍手段を更に有することを特
    徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の映像
    モニターシステム。
  4. 【請求項4】 前記送信手段と前記受信手段とは、トー
    クン・パッシングプロトコル方式で送受信を行うように
    構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載の映像モニターシステム。
  5. 【請求項5】 情報の伝送路に電力線を利用した映像送
    信装置であって、 カメラと、 前記カメラで撮影された映像をデジタルデータに変換す
    る変換手段と、 前記変換手段からのデジタルデータを電力に重畳させて
    電力線を用いて送信する送信手段とを有することを特徴
    とする映像送信装置。
  6. 【請求項6】 前記伝送手段は、スペクトラム拡散通信
    方式で送信を行うことを特徴とする請求項5に記載の映
    像装置。
  7. 【請求項7】 前記変換手段は、デジタルデータを圧縮
    する圧縮手段を更にすることを特徴とする請求項5又は
    請求項6に記載の映像装置。
JP25795198A 1998-09-11 1998-09-11 電力線を通信線に利用した映像モニターシステム、及び映像送信装置 Pending JP2000091962A (ja)

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