JP2017085483A - 映像送信装置及び無線指示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像データの圧縮がフレーム間圧縮構造にて実施され場合に、高価なハードウェアや処理能力の高いCPUを使用することなく、ユーザーが指定した記録開始タイミングの映像を記録できるようにする、映像送信装置を提供する。【解決手段】映像入力部より入力され、フレーム間圧縮された圧縮データを無線通信に適した送信ブロックとして記憶する送信バッファメモリ105と、前記送信バッファメモリ106内の送信ブロックに対しシーケンシャルに番号を付与するシーケンス番号付与部107と、無線通信にてデータの送信を行う無線送信部108とを設け、前記シーケンス番号付与部107は、前記送信バッファメモリ106に送信ブロックが格納される毎に、前記送信ブロックにシーケンス番号を付与し、前記無線送信部108は、前記シーケンス番号が付与された送信ブロックを外部無線装置に対して無線送信する。【選択図】図1

Description

本発明は映像送信装置及び無線指示装置に関し、特に、外部無線装置を操作するユーザーが所望する映像を記録し損なうことがないようにするために用いて好適な技術に関するものである。
近年の画像や音声の視聴環境では、インターネットなどの通信環境の著しい発達に伴い、遠隔地にある画像や音声を、通信装置を通じて取得し、視聴する技術が広まっている。その取得と視聴の方法には、2つの方法がある。1つは、ひとまとまりの画像データを通信装置を通じて取得し、取得が完了したのちに視聴を開始する方法である。これは、一般的なデータ転送技術と、一般的な視聴技術により構成される。
もう一つは、ひとまとまりの画像データを複数の画像データブロックに分割し、画像データブロック単位で通信装置を通じて取得し、画像データブロックの取得が完了した時点で、その画像データブロックに関して視聴を行う方法である。この方法において、画像データブロック単位の取得と視聴を、ひとまとまりの画像データに対して繰り返し行うことで、通信装置を通じての取得と視聴を並行して行う、いわゆるストリーミング技術が広まっている。
そのストリーミング技術にて扱う画像や音声データには、主に2つの種類がある。1つは、予め作成されてハードディスク等の記録媒体に記録された画像や音声データであり、オンデマンド技術と呼ばれる。もう一つは、ビデオカメラ等を用いて動画像撮影を行い、生成した画像データや音声データである。後者は、特に、ライブストリーミング技術と呼ばれ、遠隔地の状況をリアルタイムで視聴可能となる利点があるため、利用が広まっている。
その利用の一形態として、カメラの遠隔操作がある。ライブストリーミング技術を用い、例えば、遠隔地の気象や交通情報等を中継する場合がある。ライブストリーミングにて取得した画像を見ながら、カメラの記録開始指示や、ズーム、合焦、雲台等の操作を行うようにしている。
その際、画像データの圧縮伸張処理時間、画像データの伝送時間、操作信号の伝送時間、遅延が課題となる場合がある。操作者が遠隔操作装置側に表示される画像を見ながら遠隔操作を行う場合、画像を見て適当と判断し操作を止めても、実際には、遅延時間分、経過した状態で停止となる事態がしばしば生ずる。その場合に、伝送遅延による操作と映像の不一致が生じる遠隔制御システムにて、動作終了を指示した際に、カメラは動作を終了した時刻情報を端末に送信し、端末は受信した時刻情報を使い画面やカメラ及び雲台の制御を行う場合がある。例えば、特許文献1にて開示している。
ところで、通信を実現する通信装置には、様々なものがある。例えば、ひとつの施設内程度の規模の通信で用いられるLANは、主に物理層の規格であるEthernet(登録商標)と、通信プロトコルの規格であるTCP/IPとで構成される。
近年、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、スマートフォン等の携帯性の高い機器の普及と共に、それら機器を、より取り回しの良い無線LAN等の無線通信装置で接続し、機器間で画像データを交換するシステムが各種提案されている。例えば、ある機器で撮像された画像を、別の機器で視聴しながら、記録指示するシステムが各種提案されている。
その際、記録の対象となるコンテンツの期間を指定する操作の煩雑さが課題となる場合がある。その場合に、記録開始時刻と終了時刻を送信し、その時刻間が記録されるよう制御する場合がある。例えば、特許文献2にて開示している。
特開2000−350183号公報 特開2008−11236号公報
しかしながら、前述した従来例では、以下のような問題点があった。
従来の技術では、カメラに対する操作タイミングや記録期間の指定操作、コンテンツ取得期間の指定操作について、時刻情報にて指定していた。しかし、フレーム間圧縮された映像データ(MPEG規格でいうところのGOP(Group Of Pictures))を扱う場合に時刻情報取得に関して課題が存在した。フレーム間圧縮された映像データに付随する時刻情報は、一度データを伸張(デコード)しない限り取得が不可能である。よって、時刻情報を利用した技術を使用する場合、一度圧縮データを伸張するか、圧縮する際に圧縮前のデータを並行して保存する等の処理が必要であった。
しかし、ライブストリーミング中に従来例の技術を使うには、フレーム間圧縮をしつつ、記録期間の指定操作等が実施されると伸張作業を同時に実施する必要がある。フレーム間圧縮及び伸張は単一画像のみを圧縮する場合と比較してより高い圧縮率を実現できる一方で、より複雑な電子回路やソフトウェアを必要とし、システムの処理負荷も高い処理である。
特にデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、スマートフォン等のモバイル情報機器の場合、限られた筺体に各機能ハードウェアを搭載し、かつバッテリー消費電力を抑えた処理を実施している。このため、圧縮と伸張を同時に実施するには、圧縮と伸張が同時に動作可能な高価なハードウェアが必要であったり、処理能力の高いCPUを採用したりとシステムの構成コストがかかることとなる。また、ハードウェアが増え、CPU処理能力が高くなるとバッテリー消費電力が上がり動作時間が短くなるという問題点もあった。
もう一方の圧縮前データを保存する方法だが、こちらの方法では記憶媒体が大量に必要となり、システムとして非常にコストがかかるという問題点が発生する。圧縮データを利用したライブストリーミング時に映像の遅延を抑止するために時刻情報を利用するには前述した問題点を解決する必要があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、映像データの圧縮がフレーム間圧縮構造にて実施された場合に、高価なハードウェアや処理能力の高いCPUを使用することなく、ユーザーが指定した記録開始タイミングの映像を記録できるようにすることを目的とする。
本発明の映像送信装置は、映像入力部より入力され、フレーム間圧縮された圧縮データを無線通信に適した送信ブロックとして記憶する送信バッファメモリと、前記送信バッファメモリ内の送信ブロックに対しシーケンシャルに番号を付与するシーケンス番号付与手段と、無線通信にてデータの送信を行う無線送信部と、を具備する映像送信装置において、前記シーケンス番号付与手段は、前記送信バッファメモリに送信ブロックが格納される毎に、前記送信ブロックにシーケンス番号を付与し、前記無線送信部は、前記シーケンス番号が付与された送信ブロックを外部無線装置に対して無線送信することを特徴とする。
本発明によれば、画像データがGOP構造を持つ場合に、電子回路やソフトウェアの規模を適切なものとしながら、外部機器から指示された画像データの記録を実施することが出来る。また、外部機器にてストリーミング転送された画像を参照し、記録開始を指示した際に、外部機器から指示された際に表示されていた画像データをストリーミングしていた装置にて確実に記録をすることが可能となる。
本発明の実施形態を適用した無線撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を適用した外部無線装置の概略構成を示すブロック図である。 実施形態1の転送ブロックシーケンス番号を利用した遠隔指示による記録処理を示すフローチャートである。 実施形態1の外部無線装置からの外部無線装置からの遠隔記録指示処理を示すフローチャートである。 実施形態2の外部無線装置からの遠隔記録指示処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における無線通信用映像データ生成方法を示す概念図である。 本発明の実施形態を適用した無線撮像装置の無線通信用映像データのフォーマット例を示す図である。 本発明の実施形態を適用した外部無線装置からの遠隔記録指示データのフォーマット例を示す図である。 本発明の実施形態を適用した外部無線装置の画面表示例を示す図である。
以下、図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明を実施した無線撮像装置、及び外部無線装置の説明を記載する。以降、本発明の実施形態を複数説明するが、無線撮像装置、及び外部無線装置の説明は全ての実施形態に共通する説明となる。
図1は、本発明を適用した無線撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
101は、本発明を適用した無線撮像装置100に対する操作部である。ユーザーは、ユーザー操作を入力する操作部101を介し、ライブストリーミングの開始及び停止を指示する。
102は、映像を入力する映像入力部である。映像入力部102は、本発明を適用した無線撮像装置100がカメラ装置であれば撮像装置、放送波を受信し取得した映像を記録するレコーダーであれば放送波を映像に変換する放送波変換部となる。本実施形態ではカメラ装置として記載して映像送信装置として機能させる例を示すが、本発明をカメラ装置に限定するものではない。103は、映像入力部102より映像をデータとして入力される映像を映像フレームとしてフレーム毎に記憶するフレームメモリである。
104は、フレームメモリ103に格納された映像データをフレーム間圧縮するためのエンコーダである。本実施形態ではフレームメモリ内にある映像データをフレーム間圧縮するにはMPEGにて実施し、Group of Picture(以下、「GOP」と略する)を生成することとしてあるが、本発明をMPEGによる処理に限定するものではない。
105は、エンコーダ104にてフレーム間圧縮する際に使用するエンコードバッファメモリである。フレーム間圧縮では前述したフレームメモリ103に格納されたデータを元に、画像の差分情報や動き予想技術を利用しフレーム間のデータを積み重ねて圧縮データを作成する。エンコードバッファメモリ105は、前述のように作成している中間情報及び作成された映像データ(GOPデータ)を一時的に格納するバッファメモリとなる。
106は、エンコードバッファメモリ105にて生成されたGOPデータを後述する無線制御部より送信するために一時的に格納するための送信バッファメモリである。GOPデータが一つ以上格納されるか、もしくは特定数格納される毎に送信処理を行う。本実施形態では、2つのGOPデータが格納される毎に送信することを前提とし記載する。本実施形態では送信するデータ単位を送信ブロックと称する。
107は、送信バッファメモリ106に送信ブロックが生成された際に、シーケンス番号を付与するシーケンス番号付与部である。ライブストリーミングが開始されてから送信ブロックが生成される毎にシーケンシャルに番号を付与する。付与されるシーケンス番号は無線通信用のデータヘッダに添付し送信される。
図7に、無線通信用データフォーマット例を記載する。
図7において、700は、本実施形態を適用した無線撮像装置から外部無線装置に送信ブロックを送信する際の無線通信用データフォーマットである。
701は、無線通信にて使用する通信用データヘッダである。通信用データヘッダ701は、無線通信方式により異なるフォーマットとなる。
702は、シーケンス番号付与部107にて生成されたシーケンス番号を通信用データヘッダ701に添付した送信ブロックシーケンス番号である。
703は、送信バッファメモリ106に格納されていた送信ブロックデータである。なお、通信用データヘッダ701、送信ブロックシーケンス番号702、送信ブロックデータ703のデータ配置は一例であり、順序に関しては無線通信用データフォーマット700の通りでなくてもよい。また他のデータを含むことも可能である。
108は、送信バッファメモリ106に格納される送信ブロックを外部無線装置に送信する無線送信部である。
109は、外部無線装置200より無線通信の受信を行う無線受信部である。無線受信部109は、データ受信を行う無線受信部であり、外部無線装置200からの操作指示コマンドを受信する。
110は、記録操作指示を受信する記録制御部であり、無線受信部109を介し、外部無線装置より無線撮像装置100の記録指示が受信されたか判断する。記録指示の受信を確認した際は、後述のシーケンス番号取得部へ動作指示を行う。
111は、記録制御部110が受信した外部通信装置からの記録指示に内包される送信ブロックシーケンス番号を取得するシーケンス番号取得部である。シーケンス番号取得部111は、後述する外部無線機器からの記録指示に含まれる送信ブロックシーケンス番号を取得し、記録制御部110にシーケンス番号を開示する。
図8に、外部無線装置200から受信する記録指示のフォーマット例を示す。図8において、800は、外部無線装置200から本実施形態を適用した無線撮像装置100への操作コマンドフォーマットである。後述するコマンドIDにて複数種類の指示を出すことが可能となっている。本実施形態では、特に記録に関する指示に着目する。
801は、操作コマンドを無線で送信する際の通信用データヘッダである。通信用データヘッダ801は、無線通信方式により異なるフォーマットとなる。
802は、操作コマンドフォーマット800のコマンド内容を示すコマンドIDである。本実施形態では、記録指示のIDのみ対象とする。
803は、記録を希望する送信ブロックのシーケンス番号である。使用方法については後述する。なお、通信用データヘッダ801、コマンドID802、送信ブロックシーケンス番号803のデータ配置は一例であり、順序に関しては操作コマンドフォーマット800の通りでなくてもよい。また他のデータを含むことも可能である。
112は、映像データを記録する記録媒体である。なお、フレームメモリ103、エンコードバッファメモリ105、送信バッファメモリ106はRAMにて構成されるブロックであるが、個別のハードウェアで構成される。
図2は、本実施形態を適用した外部無線装置200の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の外部無線装置200は、映像を視聴しているユーザーが所望する映像を記録するように指示する無線指示装置として機能し、無線機能を有した外部圧縮映像送信装置(本実施形態においては無線撮像装置100)からの圧縮映像データを受信する。無線撮像装置100と外部無線装置200により映像視聴システムが構成される。
201は、前述の無線撮像装置100から送信されてきた送信ブロック(外部無線装置200内部では「受信ブロック」と称する)を受信する無線受信部である。送信単位全て受信した時点でデータは受信バッファメモリ202に転送する。受信バッファメモリ202は、無線受信部201より転送された受信ブロックを一時的に記憶するメモリである。
203は、受信バッファメモリ202に記憶されている送信ブロックより映像データを伸張するデコーダである。デコーダ203は、受信バッファメモリ202に受信データが記憶されると受信データより順にGOPデータを取得し、後述のデコードバッファメモリ204に記憶させる。デコードバッファメモリ204に記憶したGOPはフレーム間圧縮されているため、一度で伸張することができないため、デコードできるデータより順に伸張動作を実施し、伸張された映像データを後述のフレームメモリに格納する。
204は、デコーダ203により受信バッファメモリより取得したGOPデータを格納するデコードバッファメモリであり、デコーダ203のワークRAMとして動作し、前述したGOPデータの他、デコード作業の中間情報も格納する。
205は、デコーダ203より伸張された映像データを格納するフレームメモリである。映像データは後述の表示部にて表示可能な形式とし、表示部の仕様により出力される形式が異なる。
206は、フレームメモリ205に伸張されて格納されている映像データを表示する表示部である。
207は、外部通信装置に対しユーザーの操作情報を入力する操作部である。
208は、操作部207から入力されたユーザーの操作をコマンドに変換するコマンド制御部である。
209は、操作部207を介しユーザーが入力した操作情報をコマンドとして無線撮像装置100に送信する無線送信部である。操作コマンドフォーマット800の形式にて送信する。
210は、操作部207より外部無線装置200に対し記録指示がされた際に、現在デコード中の映像データを再度エンコードするためのエンコーダである。
211は、エンコーダ210にてフレーム間圧縮する際に使用するエンコードバッファメモリである。フレーム間圧縮ではフレームメモリ205に格納されたデータを元に、画像の差分情報や動き予想技術を利用しフレーム間のデータを積み重ねて圧縮データを作成する。エンコードバッファメモリ211は、作成している中間情報及び作成された映像データ(GOPデータ)を一時的に格納するバッファメモリとなる。
212は、エンコードバッファメモリにてGOP圧縮が完了した際にGOPデータを映像データとして保存する記録媒体である。
213は、現在デコーダ203にてデコード作業中の受信ブロック番号を取得するシーケンス番号取得部であり、圧縮映像データに付随するシーケンス番号を取得する。
[実施形態1]
次に、本発明を実施した無線撮像装置100及び外部無線装置200の実施形態を説明する。
本実施形態においては、ユーザーが外部無線装置200より任意映像を確認した上で無線撮像装置100に対し記録指示を行った際に、任意映像が無線撮像装置100で記録されないことを抑止する処理について図3、図4、図6、図9に基づいて説明する。
まず、図3において無線撮像装置100は、ライブストリーミング開始を監視する(S301)。ライブストリーミングの開始は、ユーザーが操作部101を操作することにより行なわれる。ライブストリーミングが開始されない場合、開始を監視するS301にて待機する。また、ライブストリーミングの開始を検出した場合、S302に遷移する。
無線撮像装置100は、映像入力部102から入力される映像のエンコード処理、及びエンコードされた映像の外部無線装置200に対する無線送信を開始する(S302)。エンコード処理は、映像入力部102にて入力された映像データをフレーム間圧縮可能なフォーマットにて逐次フレームメモリ103に格納する。
エンコーダ104は、フレームメモリ103の映像データをフレーム間圧縮を行い、エンコードバッファメモリ105に格納する。フレーム間圧縮では、フレームメモリ103に逐次格納される映像データの差分情報や、演算による動き予想技術を利用するため、特定数の映像データをエンコードしないとエンコード結果データとして完結しない。この完結した結果、生成されるデータを映像のグループとし、MPEGではGOPと称している。本実施形態では、MPEGによる圧縮を例とし、エンコードする条件を30フレーム/秒、GOPを15フレームとして記載する。図6に圧縮されるデータの模式図を記載する。
図6において、601は、フレームメモリ103に逐次格納される映像データのイメージである。本実施形態では30フレーム/秒の映像にエンコードするため、1〜30コマで1秒の映像となる。602は、エンコードバッファメモリ105にて、GOPとして完成したデータのイメージである。
本実施形態では、1GOPは15フレームで構成されるため、エンコーダ104はフレームメモリ103に逐次入力される映像データ601を利用して順次エンコードを実施する。エンコードされたデータは、エンコードバッファメモリ105に蓄積されていき、フレームメモリ103より映像データ601の15フレーム分の映像データをエンコードし終わった時点で1つのGOPとして一度データを完結させる。
その後、エンコーダ104は、2つめのGOPを生成すべく、フレームメモリ103に入力される16フレームより前述と同様に処理を繰り返す。よって、GOPデータ602の1番目は映像データ601の1〜15がエンコードされた結果、2番目は映像データ601の16〜30がエンコードされた結果となる。
603は、GOPデータ602をいくつか集め、無線送信部108より外部無線装置200に転送する送信単位として生成した送信ブロックである。本実施形態では、2つのGOPデータをまとめて1送信データブロックとする例を示している。エンコーダ104によりエンコードバッファメモリ105にてGOPが生成されると、完成したGOPは送信バッファメモリ106に格納される。2つ格納された時点で無線送信部108より外部無線装置200に無線送信する。以後、GOPデータ602と同様に送信バッファメモリ106にGOPデータ602が2つ格納される毎に送信処理が実施される。
無線送信部108によるデータ送信処理が開始された後、S303に遷移する。
送信バッファメモリ106にて送信ブロック603が生成されると、シーケンス番号付与部107により生成された送信ブロックのシーケンス番号の付与が開始される(S303)。開始後、送信ブロック603が生成される毎にシーケンス番号が付与される。付与されたシーケンス番号は、無線通信用データフォーマット700に内包される送信ブロックシーケンス番号702として送信ブロックと関連付けられる。処理が開始されると、S304に遷移する。
前述した処理にて、無線撮像装置100は、外部無線装置200に対し送信ブロックにシーケンス番号を付与した状態にてライブストリーミングを開始した状態となる。この状態にて無線撮像装置100は、外部無線装置200からの記録開始指示の待ちとなる(S304)。外部無線装置200から操作コマンドフォーマット800の形式で記録開始指示を受信するとS305に遷移し、受信しない期間はS304で待機する。
次に、無線撮像装置100より送信ブロック603を受信した外部無線装置200で行なわれる処理を説明する。
図4において、外部無線装置200は、無線撮像装置100から無線通信により送信ブロックが受信されるのを監視する(S401)。無線撮像装置100から無線受信部201を介し送信ブロック受信が確認されると受信バッファメモリ202に送信ブロック(以降、外部無線装置200内では「受信ブロック」と称する)を格納する。その後、S402に遷移、受信が確認できない期間はS401にて受信を監視する。
受信バッファメモリ202に受信ブロックが格納されると、デコーダ203は受信ブロックよりGOPデータを取得してデコードバッファメモリ204に格納し、GOPデータのデコードを開始する(S402)。
図6にて説明すると、無線撮像装置100から送信され外部無線装置200にて受信する最初の送信ブロック(外部無線装置200では、「受信ブロック」)は、送信ブロック603の#1と記載されているブロックである。受信バッファメモリ202に送信ブロック#1が格納されると、デコーダ203により、内包されるGOPデータ602の#1が取り出されデコードバッファメモリ204に格納される。デコーダ203はデコードバッファメモリ204に格納されたGOPデータ#1をデコードしデコード結果である映像データ601の1から順にフレームメモリ205に格納する。S402の処理が終了するとS403に遷移する。
表示部206は、フレームメモリ205に映像データ601が格納されると、表示部の出力タイミングに合わせて映像データを順次表示する(S403)。処理終了後、S404に遷移する。
前述までで無線撮像装置100から送信されてきたライブストリーミング映像を外部無線装置200の表示部206にて出力する状態となる。
前述した状態にて、ユーザーが外部無線装置200の操作部207を操作し、無線撮像装置100に対し記録指示を出すことが可能である。
図9は、外部無線装置200の画面表示例を示す図である。本実施形態では、外部無線装置200をタッチパネルで操作を行う所謂スマートフォンを想定して記述している。ただし、本実施形態では外部無線装置200をスマートフォンに限定するものではない。
900は、外部無線装置200の表示部206兼、操作部207である。画面全面がタッチパネルで構成されており、表示されたアイコン等をタッチすることにより操作入力を実現可能となっている。
910は、無線撮像装置100から送信されてきたライブストリーミング映像を表示部206にて表示する例である。
920は、無線撮像装置100と、外部無線装置200の無線通信状態表示欄の例である。921にて電波強度表示、922にて現状の無線通信状況表示を実施する。
930は、無線撮像装置100の状態表示欄の例である。931は、無線撮像装置100の記録状態アイコンである。記録状態を示すと共に、ユーザーが記録状態アイコン931をタッチする毎に記録と記録停止を交互に指示することが可能となっている。また、アイコン横には記録状態をテキストにて表示してある。
932は、無線撮像装置100にて記録中の動画の記録開始からの経過時間である。また933は、記録媒体112の残容量を記録可能時間形式にて表示する例である。前述の2項は表示することによりユーザーへ記録に対する情報を開示する。
ユーザーは、記録状態アイコン931をタッチすることにより、外部無線装置200より、無線撮像装置100に対し、映像の記録開始もしくは記録停止を指示することが可能である。
記録状態アイコン931をタッチし、無線撮像装置100に記録指示を行うとコマンド制御部208にて記録指示を無線用の操作コマンドフォーマット800の形式にて生成する。コマンド制御部208にて無線コマンドが生成されるとシーケンス番号取得部213にて無線撮像装置100の記録開始コマンドであるか否かを判定する(S404)。記録開始コマンドである場合、S405に遷移し、記録開始コマンドでなかった場合はS404の処理を継続する。なお、記録開始コマンドであるかの判断は、コマンドID802より判断可能である。
S404の処理にて無線撮像装置100に対する記録開始コマンドを検出した場合、現在デコーダ203がデコード作業を行っているGOPデータに添付されていた送信シーケンス番号を取得する(S405)。処理終了後はS405に遷移する。
S404にて生成されたコマンドID802が記録開始にて生成された無線用の操作コマンドフォーマット800に対し、S405で取得した送信シーケンス番号を送信ブロックシーケンス番号803として登録する。そして、無線送信部209を介して無線撮像装置100へ送信する(S406)。なお、無線撮像装置100のライブストリーミング処理が停止するか、通信障害等のエラー要因により送信ブロックの送出が不可能とならない限りは、逐次送られてくるライブストリーミングによる映像がライブストリーミング映像表示部910に表示され続ける。
図3のフローチャートの説明に戻る。
S304にて、外部無線装置200からの記録指示受信を監視していた無線撮像装置100は、S406により送出された記録指示を無線受信部109を介して受信する。受信したコマンドは、記録制御部110にて記録開始コマンドであるか否か判別し、記録開始コマンドであればS305へ、異なる場合はS304にて待機する。
S304にて、受信した記録開始指示は無線用の操作コマンドフォーマット800の形式で受信される。シーケンス番号取得部213にて受信したコマンドの送信ブロックシーケンス番号803より送信シーケンス番号を取得する(S305)。処理終了後、S306に遷移する。
記録制御部110は、送信バッファメモリ106の内部を検索し、S305にて取得した送信ブロックシーケンス番号と同じシーケンス番号が送信ブロックシーケンス番号702に記載されている送信ブロックがないか判定する(S306)。存在すると判定された場合、S307へ遷移する。存在すると判定されなかった場合(番号が一致しなかった場合)は、S305で取得した送信ブロックシーケンス番号と一番近い値の送信ブロックシーケンス番号702である送信ブロックを検索し、S308に遷移する。
S306で検出された送信バッファメモリ内にある、送信ブロックを記録媒体112に対し記録する(S307)。その後、続きのシーケンス番号を持つ送信ブロックを逐次記録媒体112に記録することにより、映像入力部102より入力された映像をエンコーダ104がエンコードした形式で記録媒体112に記録することが可能となる。この際、外部無線装置200を操作するユーザーは、ライブストリーミング映像表示部910を確認することで記録開始時期を決定する。
ただし、ライブストリーミング映像表示部910に表示されている映像は、エンコーダ104でフレーム間圧縮を行い生成されたGOPデータを2つ蓄積した上で作成した送信ブロックを無線通信で送信したデータを使用している。この時点ですでにフレーム間圧縮に必要な映像データ601が1〜30フレーム必要であり、1秒以上の遅延が確実に発生している。
また、送信ブロックを受信した外部無線装置200にてデコーダ203でデコードされた映像を表示部206で表示されて初めてユーザーがライブストリーミング映像表示部910にて映像を確認でき。ここで録画指示を出しても無線撮像装置100では、すでに次以降の送信ブロックが生成されており、録画指示が届いたまま記録を始めてしまうと、ユーザーが所望した映像が記録されない。
しかし、本実施形態においては、送信ブロックシーケンス番号を指定して記録指示を行うことにより、ユーザーが記録を所望した映像データを確実に含めた記録が可能となる。S307が開始されるとS309に遷移する。
S306の判定の結果、指定された送信ブロックシーケンス番号をもつ送信ブロックが送信バッファメモリ106内から検出できなかった場合は、S308に遷移する。S308においては、指定されたシーケンス番号に最も近い送信ブロックシーケンス番号を持つ送信ブロックから順に記録媒体112へ記録を開始する。S308の処理が開始されるとS309に遷移する。
外部無線装置200からの記録停止指示を監視する(S309)。ユーザーは、無線撮像装置100が動画を記録している状態にて、記録状態アイコン931を操作することで無線撮像装置100の記録を停止することが可能である。記録状態アイコン931をタッチされると、操作部207はユーザーが無線撮像装置100の記録停止を要求していることを判別できる。
前述した操作を受け、コマンド制御部208は無線送信部209を介して無線用の操作コマンドフォーマット800の形式にて記録停止指示を送出する。無線撮像装置100は、記録停止指示を受信した場合、S310へ遷移する。受信しない場合はS309を継続し、ライブストリーミングデータの送出を継続する。
無線受信部109を介して、記録制御部110は外部無線装置200からの記録停止指示を受信する。記録停止指示を受信した記録制御部110は、送信バッファメモリ106に格納してある送信ブロックを記録媒体112へ記録する処理を停止する(S310)。
以上で、本実施形態を実施した無線撮像装置100における外部無線装置200からの記録指示受信時の処理、及び外部無線装置200における無線撮像装置100への記録指示送信処理についての説明を終える。
[実施形態2]
次に、本実施形態を実施した無線撮像装置100及び外部無線装置200における処理を説明する。
受信しているライブストリーミングを外部無線装置200に記録するよう指示した際に、無線撮像装置100も連動して記録を開始する。この際に、外部無線装置200に記録された映像が無線撮像装置100に記録されないことを抑止する処理について、図3、図5、図6、図9に基づいて説明する。
無線撮像装置100の動作は第1の実施形態と同様の動作となるため、重複説明はしないものとする。
ライブストリーミングを開始した無線撮像装置100は、ライブストリーミング映像をエンコードしつつ、生成した送信ブロックを、無線送信部108を介し外部無線装置200に送信する。その後、S304にて外部無線装置200からの記録指示受信を監視する。
無線撮像装置100より送信ブロック603を受信した外部無線装置200の処理を説明する。
図5において、外部無線装置200は、無線撮像装置100から送信された送信ブロック(外部無線装置200内部では、「受信ブロック」と称す)が無線受信部201を介し受信バッファメモリ202に格納されるのを監視する(S501)。受信バッファメモリ202に受信ブロックが格納されたのが確認された場合、S502へ遷移する。またが確認されなかった場合、S501にて待機する。
受信バッファメモリ202に受信ブロックが格納されると、デコーダ203は受信ブロックよりGOPデータを取得しデコードバッファメモリ204に格納し、GOPデータのデコードを開始する(S502)。
図6にて説明すると、無線撮像装置100から送信され外部無線装置200にて受信する最初の送信ブロック(外部無線装置200では、「受信ブロック」)は、送信ブロック603の#1と記載されているブロックである。受信バッファメモリ202に送信ブロック#1が格納されると、デコーダ203により、内包されるGOPデータ602の#1が取り出されデコードバッファメモリ204に格納される。デコーダ203は、デコードバッファメモリ204に格納されたGOPデータ#1をデコードし、デコード結果である映像データ601の1から順にフレームメモリ205に格納する。S502の処理が終了するとS503に遷移する。
表示部206は、フレームメモリ205に映像データ601が格納されると、表示部の出力タイミングに合わせて映像データを順次表示する(S503)。処理終了後、S504に遷移する。前述までで無線撮像装置100から送信されてきたライブストリーミング映像を外部無線装置200の表示部206にて出力する状態となる。
前述した状態においては、ユーザーが外部無線装置200の操作部207を操作し、受信しているライブストリーミング映像を外部無線装置200内部に記録するよう指示を出すことが可能である。
図9において、940は、外部無線装置200の状態表示欄の例である。941は、外部無線装置200の記録状態アイコンである。記録状態を示すと共に、ユーザーが記録状態アイコン941をタッチする毎に記録と記録停止を交互に指示することが可能となっている。また、アイコン横には記録状態をテキストにて表示してある。図9で示す記録状態アイコン941は、記録停止中を示している。
942は、外部無線装置200における記録開始からの経過時間である。図9では外部無線装置200は記録停止中であり、経過時間942は時間を表示していない状態となっている。また943は、外部無線装置200における記録媒体212の残容量を記録可能時間形式にて表示する例である。前述の2項は表示することによりユーザーへ記録に対する情報を開示する。
記録状態アイコン941をタッチし、外部無線装置200に受信中ライブストリーミング映像の記録指示を行うと操作部207はコマンド制御部208にて記録指示を無線用の操作コマンドフォーマット800の形式にて生成する。コマンド制御部208にて無線コマンドが生成されると、シーケンス番号取得部213にて無線撮像装置100の記録開始コマンドであるか否かを判定する(S504)。コマンドが外部無線装置200の記録開始コマンドである場合、S505に遷移し、記録開始コマンドでなかった場合はS504にて待機する。なお、記録開始コマンドであるかの判断は、コマンドID802より判断可能である。
コマンド制御部208に、外部無線装置200への記録指示が指示されると、コマンド制御部208はエンコーダ210に対し、フレームメモリ205にある映像データのエンコードを指示する(S505)。処理終了後、S506に遷移する。
エンコーダ210にてエンコードされた映像データはエンコードバッファメモリ211に格納される。フレーム間圧縮にてエンコードする場合には、中間データも同じくエンコードバッファメモリ211に記憶される。フレーム間圧縮の場合、GOPが完結するまではエンコードバッファメモリ211にデータを残し、GOPが完結すると、記録媒体212に記録される(S506)。処理終了後、S507に遷移する。
シーケンス番号取得部213はS505で、エンコードした映像データが含まれていた送信ブロックのシーケンス番号を受信バッファメモリ202より取得する(S507)。シーケンス番号の取得が完了するとS508に遷移する。
コマンド制御部208は、無線撮像装置100に対する記録指示をS507にて取得した送信ブロックシーケンス番号を、無線用の操作コマンドフォーマット800の形式にて生成する。そして、S507で取得した送信ブロックシーケンス番号を送信ブロックシーケンス番号803に格納し無線送信部209を介して、無線撮像装置100に記録開始指示を行う。
前述した処理にて、外部無線装置200は、受信中のライブストリーミング映像を同装置内に記録を開始した際の送信ブロックシーケンス番号を無線撮像装置100に記録開始指示とともに通知することが可能となる。
記録開始指示を受信した無線撮像装置100の動作は「実施形態1」における無線撮像装置100の動作と同様となるため記載は省略するが、記録開始指示を受信し、内包される送信ブロックシーケンス番号を取得する。その後、取得した送信ブロックシーケンス番号と同じシーケンス番号を持つ送信ブロックを、送信バッファメモリ106から検索する。そして、検出された送信ブロックから順に記録媒体112に記録することにより、外部無線装置200にてライブストリーミング映像を記録し始めた映像を記録し損なうことなく、無線にて記録動作を開始することが可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
実施形態1、実施形態2の説明でも触れているが、前述した実施形態において映像入力部102はカメラを想定しているが、外部の再生機にて再生された映像データを入力することでも、本発明は実現可能である。また、フレームメモリ103、エンコードバッファメモリ105、送信バッファメモリ106は個別のハードウェアで構成されてもよく、同一のハードウェアにて別アドレスを利用する等でも実施可能である。
前述したように、従来の技術においては、カメラに対する操作タイミングや記録期間の指定操作、コンテンツ取得期間の指定操作について、時刻情報にて指定していた。そのため、複数の時刻における画像をいわゆるGOPとしてひとまとまりのデータとして扱っていた場合に、指定された時刻情報に対応した画像を取得したい場合、GOPを伸張する。そして、個々の時刻情報に対応する画像データを個別に取得できる状態にしなければならなかった。
それに対し、本実施形態では、画像データがGOP構造を持つ場合に、外部機器へストリーミング転送する転送ブロックに付与されるシーケンス番号を利用するようにした。これにより、電子回路やソフトウェアの規模を適切なものとしながら、外部機器から指示された画像データの記録を実施することができる。
例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、スマートフォン等の外部機器にてストリーミング映像を視聴しながら、操作者は記録したい映像のタイミングでスマートフォン上で記録開始操作を行う。すると、スマートフォンからビデオカメラ等の画像記録装置に対して、記録指示情報と共に、転送ブロックのシーケンス番号を送信する。そのシーケンス番号は、記録開始操作を実行した時点でスマートフォン上に表示されていた映像に対応するものである。
そして、画像記録装置では、記録指示情報と共に受信したシーケンス番号に応じたGOPデータを記録する。このように、ストリーミング機能を実現するために既に備えられているシーケンス番号を利用して記録位置を指示することで、大幅な電子回路やソフトウェアを追加することなく、簡易な構成で、記録位置の指示が可能となる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 無線撮像装置
101 操作部
102 映像入力部
103 フレームメモリ
104 エンコーダ
105 エンコードバッファメモリ
106 送信バッファメモリ
107 シーケンス番号付与部
108 無線送信部
109 無線受信部
110 記録制御部
111 シーケンス番号取得部
112 記録媒体
200 外部無線装置

Claims (13)

  1. 映像入力部より入力され、フレーム間圧縮された圧縮データを無線通信に適した送信ブロックとして記憶する送信バッファメモリと、前記送信バッファメモリ内の送信ブロックに対しシーケンシャルに番号を付与するシーケンス番号付与手段と、無線通信にてデータの送信を行う無線送信部と、を具備する映像送信装置において、
    前記シーケンス番号付与手段は、前記送信バッファメモリに送信ブロックが格納される毎に、前記送信ブロックにシーケンス番号を付与し、
    前記無線送信部は、前記シーケンス番号が付与された送信ブロックを外部無線装置に対して無線送信することを特徴とする映像送信装置。
  2. 映像を入力する映像入力部と、映像入力部より入力された映像を映像フレームとしてフレーム毎に記憶するフレームメモリと、フレームメモリに記憶された映像フレームをフレーム間圧縮するエンコーダと、エンコードされた圧縮データを記憶するエンコードバッファメモリと、エンコードされた圧縮データを無線通信に適した送信ブロックとして記憶する送信バッファメモリと、前記送信バッファメモリ内の送信ブロックに対しシーケンシャルに番号を付与するシーケンス番号付与手段と、無線通信にてデータの送信を行う無線送信部と、を具備する映像送信装置において、
    前記送信バッファメモリに送信ブロックが格納される毎に、前記シーケンス番号付与手段によりシーケンス番号を格納された送信ブロックに付与し、前記無線送信部より外部無線装置に対し無線送信することを特徴とする映像送信装置。
  3. 前記無線通信にて外部無線装置からのデータ受信を行う無線受信部と、外部無線装置からの記録操作指示を受信する記録制御部と、外部無線装置からの記録操作指示に含まれるシーケンス番号を取得するシーケンス番号取得手段と、映像データを記録する記録媒体と、を具備する映像送信装置において、
    前記無線受信部を介し無線指示装置からの記録指示を受信した場合、前記シーケンス番号取得手段にて記録指示に含まれるシーケンス番号を取得し、前記送信バッファメモリに1つ以上格納されている送信ブロックのうち、前記記録指示に含まれるシーケンス番号と同じ値のシーケンス番号を持つ送信ブロックより前記記録媒体に順次に記録することを特徴とする請求項2に記載の映像送信装置。
  4. 前記外部無線装置より指示された記録開始指示に含まれるシーケンス番号が、前記送信バッファメモリに1つ以上格納されている全ての無線通信に適したフォーマットに含まれるシーケンス番号と一致しなかった場合、記録開始指示に含まれるシーケンス番号に一番近い値のシーケンス番号をもつ無線通信に適したフォーマットより前記記録媒体に順次に記録することを特徴とする請求項3に記載の映像送信装置。
  5. 無線受信部により受信した外部の圧縮映像送信装置からの圧縮映像データを伸張し映像とするデコーダにより伸張された映像を表示する表示部と、ユーザー操作を入力する操作部からの入力を前記圧縮映像送信装置へ無線にてデータを送信する無線送信部と、前記デコーダがデコードしているデータが前記無線受信部により受信された際に添付されていたシーケンス番号を取得するシーケンス番号取得手段と、前記操作部より前記圧縮映像送信装置へ記録開始指示がされた場合は、記録開始指示のコマンドを生成するコマンド制御手段とを具備する無線指示装置において、
    前記表示部に表示されていた映像のデータが受信された際の圧縮映像データに付随するシーケンス番号を前記シーケンス番号取得手段にて取得し、前記コマンド制御手段により生成された記録開始指示のコマンドに添付して前記外部の圧縮映像送信装置に送信することを特徴とする無線指示装置。
  6. 無線機能を有した外部圧縮映像送信装置からの圧縮映像データを受信する無線受信部と、受信した圧縮映像データを格納する受信バッファメモリと、受信した圧縮映像データよりデータの伸張を行うのに必要なデータのみ取り出し、格納するデコードバッファメモリと、前記デコードバッファメモリに格納されているデータを伸張し映像とするデコーダと、映像を格納するフレームメモリと、映像を表示する表示部と、ユーザー操作を入力する操作部と、前記操作部からの入力を前記無線機能を有した外部圧縮映像送信装置へのコマンドへと変換するコマンド制御部と、無線にてデータを送信する無線送信部と、前記デコーダがデコードしているデータが前記受信バッファメモリに受信された際に添付されていたシーケンス番号を取得するシーケンス番号取得手段と、を具備する無線指示装置において、
    前記フレームメモリ内にある映像を前記表示部に表示している状態において、前記操作部より外部圧縮映像送信装置へ記録開始指示がされた場合、前記コマンド制御部にて記録開始指示のコマンドを生成すると共に、前記表示部に表示されていた映像のデータが前記受信バッファメモリにて受信された際の圧縮映像データに付随するシーケンス番号をシーケンス番号取得手段にて取得し、前記記録開始指示のコマンドに添付し前記無線送信部より外部圧縮映像送信装置に送信することを特徴とする無線指示装置。
  7. 前記フレームメモリに記憶されている映像フレームをデコードを行うことが可能な形式にて圧縮するエンコーダと、前記エンコーダにて圧縮されたデータを一時的に蓄積するエンコードバッファと、前記エンコードバッファに蓄積されたデータを記録する記録媒体とを具備し、
    前記フレームメモリ内にある映像を前記表示部に表示している状態において、前記操作部より表示されている映像を記録するよう指示された場合、前記エンコーダにて前記フレームメモリ内の映像フレームを圧縮し、エンコードバッファメモリに記憶し、前記記録媒体に記録するとともに、前記表示部に表示されていた映像のデータが前記受信バッファメモリにて受信された際の圧縮映像データに付随するシーケンス番号をシーケンス番号取得手段にて取得し、前記記録開始指示のコマンドに添付し前記無線送信部より外部圧縮映像送信装置に送信することを特徴とする請求項6に記載の無線指示装置。
  8. 前記無線指示装置は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、スマートフォンの何れかを含むことを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の無線指示装置。
  9. 請求項1〜4の何れか1項に記載の映像送信装置と、請求項5〜8の何れか1項に記載の無線指示装置とを有することを特徴とする映像視聴システム。
  10. 映像入力部より入力され、フレーム間圧縮された圧縮データを無線通信に適した送信ブロックとして送信バッファメモリに記憶する記憶工程と、前記送信バッファメモリ内の送信ブロックに対しシーケンシャルに番号を付与するシーケンス番号付与工程と、無線通信にてデータの送信を行う無線送信部により行う無線送信工程と、を具備する映像送信方法において、
    前記シーケンス番号付与工程は、前記送信バッファメモリに送信ブロックが格納される毎に、前記送信ブロックにシーケンス番号を付与し、
    前記無線送信工程は、前記シーケンス番号が付与された送信ブロックを外部無線装置に対して無線送信することを特徴とする映像送信方法。
  11. 映像を入力する映像入力部より入力された映像を映像フレームとしてフレーム毎にフレームメモリに記憶する工程と、フレームメモリに記憶された映像フレームをフレーム間圧縮する圧縮工程と、前記圧縮工程において圧縮された圧縮データをエンコードバッファメモリに記憶する工程と、前記圧縮工程において圧縮された圧縮データを無線通信に適した送信ブロックとして送信バッファメモリに記憶する工程と、前記送信バッファメモリ内の送信ブロックに対しシーケンシャルに番号を付与するシーケンス番号付与工程と、無線通信にてデータの送信を行う無線送信工程と、を具備する映像送信方法において、
    前記送信バッファメモリに送信ブロックが格納される毎に、前記シーケンス番号付与工程においてシーケンス番号を格納された送信ブロックに付与し、前記無線送信工程において外部無線装置に対し無線送信することを特徴とする映像送信方法。
  12. 無線受信部により受信した外部の圧縮映像送信装置からの圧縮映像データを伸張し映像とするデコーダにより伸張された映像を表示部に表示する表示工程と、ユーザー操作を入力する操作部からの入力を前記圧縮映像送信装置へ無線にてデータを無線送信部により送信する送信工程と、前記デコーダがデコードしているデータが前記無線受信部により受信された際に添付されていたシーケンス番号を取得するシーケンス番号取得工程と、前記操作部より前記圧縮映像送信装置へ記録開始指示がされた場合は、記録開始指示のコマンドを生成するコマンド制御工程とを具備する無線指示方法において、
    前記表示部に表示されていた映像のデータが受信された際の圧縮映像データに付随するシーケンス番号を前記シーケンス番号取得工程にて取得し、前記コマンド制御工程において生成された記録開始指示のコマンドに添付して前記外部の圧縮映像送信装置に送信することを特徴とする無線指示方法。
  13. 無線機能を有した外部圧縮映像送信装置からの圧縮映像データを無線受信部にて受信する無線受信工程と、前記無線受信工程において受信した圧縮映像データを受信バッファメモリに格納する工程と、受信した圧縮映像データよりデータを伸張するのに必要なデータのみ取り出し、デコードバッファメモリに格納する工程と、前記デコードバッファメモリに格納されているデータを伸張し映像とする伸張工程と、映像をフレームメモリに格納する工程と、映像を表示部に表示する表示工程と、操作部からのユーザー操作を入力する入力工程と、前記操作部からの入力を前記無線機能を有した外部圧縮映像送信装置へのコマンドへと変換するコマンド制御工程と、無線送信部にてデータを送信する無線送信工程と、前記伸張工程において伸張しているデータが前記受信バッファメモリに受信された際に添付されていたシーケンス番号を取得するシーケンス番号取得工程と、を具備する無線指示方法において、
    前記フレームメモリ内にある映像を前記表示部に表示している状態において、前記操作部より外部圧縮映像送信装置へ記録開始指示がされた場合、前記コマンド制御工程にて記録開始指示のコマンドを生成すると共に、前記表示部に表示されていた映像のデータが前記受信バッファメモリにて受信された際の圧縮映像データに付随するシーケンス番号をシーケンス番号取得工程において取得し、前記記録開始指示のコマンドに添付し前記無線送信部より外部圧縮映像送信装置に送信することを特徴とする無線指示方法。
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