JP2002372195A - 広告表示部付きガス容器 - Google Patents

広告表示部付きガス容器

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JP2002372195A
JP2002372195A JP2001181132A JP2001181132A JP2002372195A JP 2002372195 A JP2002372195 A JP 2002372195A JP 2001181132 A JP2001181132 A JP 2001181132A JP 2001181132 A JP2001181132 A JP 2001181132A JP 2002372195 A JP2002372195 A JP 2002372195A
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Naoto Ueha
尚登 上羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ガス容器の流通を利用して、ガス
に関連する広告表示のみならず、その他の広告を効果的
に行うことを課題とするものである。 【解決手段】 ガスが充填された容器2の表面に、前記
ガス又は容器に関連する表示がなされたガス表示部A
と、前記ガス表示部Aと異なる表示がなされた広告表示
部Bが設けられている広告表示部付きガス容器を解決手
段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種広告が表示さ
れた広告表示部を有する広告表示部付きガス容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
容器内にガスが高圧状態で充填された各種のガス容器が
流通しており、これは、容器内の圧力によって吐出口か
ら充填物が気体又は霧状粒子となって噴出するようにな
っている。そして、この種のガス容器の表面には、一般
に、充填ガス又は容器の供給者の名称、充填ガス又は容
器を指標する商標、充填ガスの種類、容器の管理番号、
容器保安規則などの法に規定された法定記載事項など
の、ガス容器に関連する表示がなされた表示部(以下、
「ガス表示部」という)が設けられている。例えば、酸
素ガスが充填された酸素ガス容器は、法定色として表面
1/2以上に亘って黒色に彩色されており、酸素ガス、
商標、供給者名、容器番号などが表示されたガス表示部
が設けられている。
【0003】かかるガス容器は、トラックなどの配送車
の荷台に載せて所定場所に運搬され、そこで設置又は陳
列などされており、その流通過程に於いて不特定多数の
人の目に触れる機会が多い。しかしながら、従来のガス
容器は、上述のようにガス表示部が設けられているに過
ぎない、すなわち、充填ガス又は容器に関連しないその
他の広告は表示されていないため、ガス容器が広告媒体
として有効に利用されていないのが現状である。そこ
で、本発明は、ガス容器の流通を利用して、ガスに関連
する広告表示のみならず、その他の広告を効果的に行う
ことを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、ガスが充填された容器の表面
に、前記ガス又は容器に関連する表示がなされたガス表
示部と、前記ガス表示部と異なる表示がなされた広告表
示部が設けられている広告表示部付きガス容器を提供す
る。
【0005】ここで、ガス表示部とは、上述の通り、充
填ガス又は容器(ガス容器)に関連する表示がなされた
部分をいう。また、広告表示部とは、充填ガス又は容器
と関連のない(異なる)表示がなされた部分をいい、例
えば、充填ガス又は容器とは関連のない商品又は役務の
広告(例えば、旋盤機、自動車、お菓子などの宣伝広告
等)、充填ガス又は容器の供給者と異なる事業主名(例
えば、電気メーカーの商号等)、充填ガス又は容器と関
連のない表示であって前二者に該当しない表示(例え
ば、選挙用ポスター、NGOのキャンペーン等)などが
該当する。
【0006】本発明に係る広告表示部付きガス容器は、
ガス表示部及び該ガス表示部とは異なる広告表示部が設
けられているので、該広告表示部に表された所望の表示
が使用者のみならず不特定多数人の目にとまる。よっ
て、ガス容器の流通を通じてガス以外の宣伝広告を効果
的に行うことができる。
【0007】本発明が適用されるガス容器は、容器内部
にガスが高圧状態(内圧によって充填物を噴出すること
ができるような状態)で充填されているガス容器であれ
ば特に限定されず、各種のものに適用することができ
る。例えば、充填されたガスを使い切った後、空き容器
を回収してガスを再充填する再充填型のガス容器や、充
填物を使い切った後、容器が処分される使い切り型のガ
ス容器や、車両や人力などで運搬可能な可搬型のガス容
器や、地面などに固定された固定型のガス容器や、法の
定めに従い容器の表面に一定の色を施さなければならな
い法定色付きガス容器や、容器の吐出口を保護するため
吐出口の周りにプロテクトが設けられている吐出口ガー
ド付きガス容器や、容器に装着用の位置決め部が形成さ
れているガス容器などの各種類のガス容器に適用するこ
とができる。
【0008】再充填型のガス容器の具体例としては、酸
素ガスやLPガスなどの産業ガスが充填された産業ガス
容器、各充填所などにガスを供給運搬するガス輸送車に
搭載されている輸送用ガス容器、潜水用空気ボンベ、地
上に設置されたガスタンクなどが例示される。使い切り
型のガス容器の具体例としては、カセット式携帯ガス容
器(商品名:カセットフー用カセットガス、岩谷産業
(株)など)、呼吸用携帯酸素ボンベ、ヘアースプレー
や噴霧状殺虫剤などのスプレー缶などが例示される。可
搬型のガス容器の具体例としては、前述の産業ガス容
器、カセット式携帯ガス容器、スプレー缶などが例示さ
れる。固定型のガス容器の具体例としては、前述のガス
タンクなどが例示される。法定色付きガス容器の具体例
としては、産業ガスのうち、酸素ガス、塩素ガス、水素
ガス、炭酸ガス、アセチレンガス、その他の高圧ガスが
充填されているガス容器が該当する。吐出口ガード付き
ガス容器の具体例としては、可搬型のガス容器であって
LPガスや酸素ガスなどが充填されたガス容器が例示さ
れる。位置決め部が形成されているガス容器の具体例と
しては、前述のカセット式携帯ガス容器などが例示され
る。
【0009】上記広告表示部を設ける位置は、容器の上
方部側、中途部側、下方部側又はそれらから選ばれる2
以上の何れに設けてもよいが、配送車にて配送又は使用
時に設置された際に見え易いという点から、少なくとも
容器の上方部側に広告表示部を設けることが好ましい。
特に、カセット式携帯ガス容器にあっては、使用時に装
着位置が自ずと決まるため、容器の位置決め部に対して
所定位置に広告表示部を設けることにより、使用者が最
も見易い位置に広告表示部を意図的に位置させることが
できる。
【0010】また、広告表示部は、容器の表面の1カ所
又は複数(2ケ所以上)に設けてもよいが、より多くの
方面から広告表示部が見えるという点から、複数箇所設
けることが好ましい。特に、胴部が筒状に形成されてい
る容器にあっては、容器の周方向に所定間隔をおいて複
数の広告表示部を設けることにより、ガス容器の周囲の
何れの位置でも広告表示部を見ることができる。
【0011】次に、広告表示部を容器に設ける手段は特
に限定されず、例えば、容器表面に直接着色する手段、
広告表示部が設けられた広告表示部材(容器とは別個の
部材)を容器表面に取り付ける手段などが例示される
が、広告表示部を容易に交換することができ且つ容器表
面を保護する機能も有することから、広告表示部材を容
器に取り付ける手段が好ましい。
【0012】容器表面に直接着色する手段としては、直
接刷毛で塗料を塗布したり、ステンシルを利用して着色
を施したり、印刷(例えば、スクリーン印刷、熱転写印
刷など)したりする方法などが例示される。
【0013】広告表示部材としては、容器の胴部に外嵌
可能な筒状、板状、容器の周面に添う曲面状、容器の肩
部に被さる逆漏斗状などの各種の形状のものを用いるこ
とができる。また、広告表示部材は、変形し易い可撓性
を有するもの、或いは変形し難い剛性のものの何れも用
いることができるが、扱い易いことから可撓性を有する
シート体を用いることが好ましい。また、運送又は使用
時において、ガス容器同士或いはガス容器と他の物品と
が当たった際にガス容器の傷みを軽減し、又ガス容器の
金属音を小さくすることができる点から、広告表示部材
は弾性を有する素材で形成することが好ましく、特に、
可搬型のガス容器に適用することが効果的である。さら
に、広告表示部材を容器に取り付けた際、該広告表示部
材のうち広告表示部が設けられていない部分において容
器表面を透視することができることから、広告表示部材
は透明又は半透明の素材によって形成されていることが
好ましい。
【0014】広告表示部材を取り付ける手段としては、
広告表示部材を容器表面に、接着剤などで接着したり、
磁石を利用して磁着したり、嵌めるなどして外嵌着した
り、首掛け式に掛止したり、容器表面に溝部などを設け
て保持したり、面ファスナーを用いて係止したりするな
どの手段が例示され、特に、容易に交換するため着脱可
能な取付け手段を採用することが好ましい。
【0015】さらに、容器に直接或いは広告表示部材に
広告表示部を表示する何れの場合も、その広告表示部が
熱又は紫外線によって変色するように構成されているこ
とが好ましく、例えば、所定温度又は紫外線の照射によ
って変色するインキを用いて広告表示部を構成するなど
の手段が例示される。このように熱又は紫外線によって
変色することにより、経時的に、広告表示部の内容を変
えることができ、変化に富んだ広告を提供することがで
きる。特に、使用時に、容器が少し昇温する可能性があ
るカセット式携帯ガス容器にあっては、使用前後におい
て広告表示部の表示内容を確実に変化させることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る広告表示部付
きガス容器の各実施形態について図面を参照しつつ説明
する。 <第1実施形態>図1に於いて、1は、金属製の中空の
容器2内に、産業ガスとして炭酸ガスが高圧状態で充填
されたガス容器を示す。この容器2は、円筒状の胴部の
両端部分に閉塞部が形成されており、下方の閉塞部を底
面として自立させることができるようになっている。上
方の閉塞部には、充填されたガスを噴出させるための吐
出口21が設けられており、該吐出口はバルブ(図示せ
ず)によって開閉されるようになっている。さらに、こ
の吐出部の周りを囲うように略筒状のプロテクト22が
立設されている。このプロテクト22のうち吐出口21
に対向する部分には、接続ホースを導くために切り欠か
れた切欠部23が形成されている。このようなガス容器
1は、再充填型、可搬型、法定色付き及びガード付きの
ガス容器に該当する。
【0017】さらに、容器2の表面には、ガス表示部A
と広告表示部Bが設けられている。このガス表示部A
は、表面全体が法定色(緑色)に塗布彩色された容器2
の中途部に、例えば、「LPガス」「〜ガス株式会社」
「容器番号〜」などのガス又は容器に関連する表示が直
接施されている。広告表示部Bは、容器2の胴部上方部
側であってプロテクト22に形成された切欠部23の延
長線上に設けられており、例えば、「〜機」「〜機械株
式会社」などのガス又は容器に関連しない表示が直接施
されている。尚、広告表示部Bは、複数箇所に設けられ
ていてもよい。
【0018】上記ガス容器1は、ガス表示部Aと広告表
示部Bが設けられているので、1つの容器の流通を通じ
て、ガスなどに関連する広告事項とその他の広告事項を
不特定多数の人に提供することができる。また、この広
告表示部Bは、少なくとも接続ホースを導入する切欠部
23の延長線上に設けられているので、ガス容器1の使
用者の目にとまり易く、広告効果を確実ならしめるとい
う利点がある。
【0019】<第2実施形態>第2実施形態は、広告表
示部材に広告表示部が設けられ、該部材が容器に取付ら
れている広告表示部付きガス容器に係る。以下、主とし
て第1実施形態と異なる構成について説明し、第1実施
形態と同様の部分については説明を省略し用語及び図番
を適宜援用することがある。
【0020】図2(a)において、3は、透明又は半透
明のシート体からなる広告表示部材を示し、その表面側
(外面側)から広告表示部Bが見えるようになってい
る。広告表示部材3は、筒状に形成された熱収縮性又は
自己伸縮性の樹脂フィルム(所謂、シュリンクフィルム
又はストレッチフィルム)からなり、そのフィルムの内
面側に広告表示部Bが公知の印刷法によって設けられて
いる。
【0021】この広告表示部材3が、容器2の胴部に外
嵌され、これを熱収縮又は自己収縮させて該胴部に外嵌
着されて取り付けられていることにより、本実施形態の
ガス容器1が構成されている(同図(b)参照)。かか
るガス容器1は、このフィルム3は透明又は半透明であ
るため、広告表示部Bが設けられていない部分Cにおい
て、容器2に施された法定色及びガス表示部Aを透視す
ることができるという利点がある。また、フィルムから
なる広告表示部材3が、容器表面の法定色やガス表示部
Aの表示内容を保護するという利点もある。さらに、筒
状フィルム3を外嵌着するものであるため、簡単に容器
に広告表示部Bを設けることができ、又、ナイフなどの
切断具によって容易にこれを取り外し交換することがで
きる。
【0022】かかる交換は、再充填型のガス容器1につ
いて、空き容器を回収した際に行うことが現実的であ
る。例えば、再充填型のガス容器1は、一定期間ごとに
容器の点検及び洗浄がなされているので、その際に、既
存の広告表示部材3を除去して新しい広告表示部Bが表
示された広告表示部材3を取り付ければよい。また、容
器管理番号が設けられている再充填型のガス容器1にあ
っては、容器管理番号と広告表示部Bの表示内容とを対
応させ、容器管理番号に基づいて広告表示部Bの交換を
管理してもよい。
【0023】図3(a)は、本実施形態の変形例を示
す。この変形例では、広告表示部材3が、可撓性を有す
る平板状のシート体3からなり、その内面に感圧型接着
剤又は磁性処理が施され且つ容器2表面に着脱可能に接
着又は磁着されることによって広告表示部Bが設けられ
ている。特に図示しないが、同様に、広告表示部材3
が、容器2の周面に添う剛性の曲面状シート体3からな
り、接着又は磁着などによって容器2表面に着脱可能に
取り付けられた構成であってもよい。図3(b)は、容
器2の表面に、上記シート体3の挿入脱可能な溝部24
が設けられており、この溝部24にシート体3が保持さ
れることによって容器2に広告表示部Bが設けられた変
形例である。図3(c)の変形例では、広告表示部材3
が、容器2の肩部を覆う逆漏斗形状に形成されており、
容器2の上方側から被せて取り付けることによって広告
表示部Bが設けられている。
【0024】その他の変形例として、特に図示しない
が、容器2の表面に、面ファスナー(商品名:マジック
テープ)を設け且つ該面ファスナーを介して広告表示部
材3を容器に着脱可能に取付けたり、或いは、紐などを
用いて広告表示部材3を容器に縛り付けたり、広告表示
部材3の一部に輪状の掛け部を設けてこれを容器2の肩
部に首掛け式に引掛けたりなどすることにより、広告表
示部Bを設けてもよい。
【0025】さらに、弾性を有する広告表示部材3、例
えば、2枚のフィルム間に所定厚みのスポンジが介装さ
れたものや、ゴムで構成されたものや、内部にフェルト
などの繊維が介装されたものなどで広告表示部材3を構
成することにより、ガス容器1同士が当たった際などの
緩衝体として機能する。この点、ガス容器1は、それ自
体通常の衝撃が加わっても全く問題はないが、一般ユー
ザーにとっては、産業ガス容器1に何らかの物が当たっ
て金属音が生じた場合等には不安を感じることもあるの
で、このような杞憂を除くことができるという利点があ
る。尚、例えば、広告表示部材3を容器に取り付けるた
めに用いられるもの(例えば、粘着テープや面ファスナ
ーなど)を弾性を有するように構成してもよい。
【0026】<第3実施形態>第3実施形態は、容器の
周方向に複数の広告表示部が設けられている広告表示部
付きガス容器に係る。以下、主として第1及び第2実施
形態と異なる構成について説明し、第1及び第2実施形
態と同様の部分については説明を省略し用語及び図番を
適宜援用することがある。
【0027】図4において、ガス容器1は、容器2の長
手方向軸心を中心点Oとして、その周方向に等間隔(等
しい中心角を以て)に3個の広告表示部Bが設けられて
いる。また、各広告表示部Bの表示内容は、実質的に同
じ内容が表示されている。このように容器2の周方向に
複数の広告表示部Bが設けられていることにより、ガス
容器1の載置方向に拘わらず何れの方面からでも広告表
示部Bを不特定の人が見ることができるという利点があ
り、又、各広告表示部Bの内容は実質的に同じなので、
何れの方面から見ても広告内容に相違がなく、従って、
予定する広告効果を確実に期待することができる。尚、
広告表示部Bは3個に限定されず、4個など他の個数の
広告表示部Bを容器2に設けてもよい。
【0028】<第4実施形態>第4実施形態は、位置決
め部に対して所定位置に広告表示部が設けられているカ
セット式携帯ガス容器に係る。以下、主として第1〜第
3実施形態と異なる構成について説明し、第1〜第3実
施形態と同様の部分については説明を省略し用語及び図
番を適宜援用することがある。
【0029】図5において、1は、カセット式携帯ガス
容器を示す。この容器2の上方部側には、カセットコン
ロ(例えば、商品名:カセットフー、岩谷産業(株)な
ど)の装着部に当接する鍔部25が設けられており、該
鍔部25には、前記コンロの装着部から突設された凸部
に嵌合する凹部26(位置決め部)が形成されている。
さらに、位置決め部26の延長線上の容器2表面には、
広告表示部Bが印刷又は広告表示部材3を介して設けら
れている。
【0030】かかるカセット式携帯ガス容器1は、図6
に示すように、その位置決め部26をカセットコンロ1
00の装着部110の上面側(開閉蓋側)に設けられた
凸部120に適合させて使用される。この際、かかるガ
ス容器1は、その広告表示部Bが位置決め部26の延長
線上の容器2表面に設けられているので、必然的に広告
表示部Bがカセットコンロ100の開閉蓋130側に位
置することとなる。従って、広告表示部Bがコンロ10
0の装着部110を構成する壁面によって隠れる虞がな
く、ガス容器1の使用時、広告表示部Bを確実に使用者
に見せることができる。
【0031】尚、広告表示部Bは、位置決め部26の延
長線上に設けられているが、広告表示部Bは必ずしもか
かる位置に限定されず、位置決め部26に対して所定位
置に設けられていればよい。この所定位置は、使用され
るカセットコンロ100の凸部120の形成位置に応じ
て相対的に決定されるものであって、カセット式携帯ガ
ス容器1を装着した際に、広告表示部Bが装着部110
の壁面によって隠れない位置を意味するものである。
【0032】<第5実施形態>第5実施形態は、熱又は
紫外線によって変色する広告表示部が設けられている広
告表示部付きガス容器に係る。以下、主として第1〜第
4実施形態と異なる構成について説明し、第1〜第4実
施形態と同様の部分については説明を省略し用語及び図
番を適宜援用することがある。
【0033】本実施形態は、広告表示部Bの内容を表示
する際に、熱又は紫外線によって変色するインキが用い
られている。このような感熱変色インキとしてはダイナ
カラーサーモクロミックインキ、UV変色インキとして
はダイナカラーサーモクロミックインキ(何れも商品
名、Chromatic Technologies, Inc製)などが例示され
る。これらは適宜成分を調整することによって変色温度
などを設定することができるので、使用時にガス容器1
が昇温しうる温度で変色するように調整されている。か
かるインキを紙や樹脂フィルムなどの基材に印刷するこ
とにより、所望の広告表示部を構成することができる。
尚、ガス表示部Aの内容を表示する際にも、熱又は紫外
線によって変色するインキを用いても構わない。
【0034】このように広告表示部Bが熱又は紫外線に
よって変色するように構成されていることにより、時間
の経過に伴い広告表示部Bの内容が変化するので、変化
に富んだ魅力的な宣伝広告を行うことができる。また、
当初は視覚によって広告表示部Bの存在を確認できない
が、熱又は紫外線の照射によって広告表示部Bが視認で
きるように構成する(広告表示部Bを潜在化させる)こ
とも可能である。
【0035】特に、ガス容器1の中でもカセット式携帯
ガス容器1は、使用時に容器が少し昇温する場合がある
ので、かかる容器に熱変色可能な広告表示部Bを設けれ
ば、広告表示部Bの変化を確実ならしめることができ
る。
【0036】<他実施形態>その他の実施形態として、
上記第1〜第5の各実施形態で示した具体的な態様を、
適宜選択して組み合わせて広告表示部付きガス容器を構
成してもよい。また、ガス容器も上記各実施形態で例示
したもの以外の容器に適用してもよい。その他上記各実
施形態はあくまで例示であり、本発明の意図する範囲で
適宜設計変更することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る広告表示部
付きガス容器は、ガス表示部及び広告表示部が設けられ
ているので、ガス容器の流通を利用して充填ガス又は容
器に関連しない商品又は役務等の広告を不特定多数の人
に提供することができる。
【0038】また、容器に着脱可能な広告表示部材に広
告表示部が設けられている広告表示部付きガス容器は、
該広告表示部材を取り外すだけで広告表示部の内容を変
えることができ、広告表示部の交換を簡易に行うことが
できる。この広告表示部材として、透明又は半透明のシ
ート体を用いることにより、広告表示部が設けられてい
ない部分の容器表面を透視することができる。従って、
容器表面に設けられたガス表示部などを出来るだけ広く
表示することができる。
【0039】さらに、容器の周方向に広告表示部が所定
間隔をおいて複数設けられている広告表示部付きガス容
器は、多方面から広告表示部が見えるので、使用する際
にガス容器の設置方向によって広告表示部が見えなくな
ることを防止することができる。また、広告表示部の設
けられた部分が少なくとも弾性を有するように構成され
ている可搬型のガス容器は、衝突などによる衝撃や容器
の金属音の発生を防止又は緩和することができる。
【0040】さらに、広告表示部が容器に形成された装
着用の位置決め部に対して所定位置に設けられているカ
セット式携帯ガス容器においては、これをカセットコン
ロに装着した際に、使用者が最も見易い位置に広告表示
部を意図的に位置させることができる。また、広告表示
部の表示内容が、熱又は紫外線によって変化するように
構成されている広告表示部付きガス容器においては、経
時的に広告表示部の表示内容が変化するので、使用者の
注意を引き、宣伝広告効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る広告表示部付きガス容器を
示す斜視図。
【図2】(a)は、広告表示部材の斜視図を示し、
(b)は該広告表示部材が容器に取り付けられた第2実
施形態に係る広告表示部付きガス容器の斜視図を示す。
【図3】(a)〜(c)は、第2実施形態の変形例をそ
れぞれ示し、(a)は、シート体からなる広告表示部材
が取り付けられた広告表示部付きガス容器の斜視図、
(b)は、溝部に広告表示部材が保持された広告表示部
付きガス容器の一部省略正面図、(c)は、逆漏斗状の
広告表示部材が被着された広告表示部付きガス容器の一
部省略正面図をそれぞれ示す。尚、何れの図もガス表示
部の記載を省略している。
【図4】第3実施形態の広告表示部付きガス容器を示す
横断面図。
【図5】第4実施形態に係るカセット式携帯ガス容器を
示す斜視図。
【図6】同カセット式携帯ガス容器の使用状態を示す斜
視図。尚、ガス表示部の記載を省略している。
【符号の説明】
1…ガス容器、2…容器、3…広告表示部材、26…位
置決め部、A…ガス表示部、B…広告表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスが充填された容器の表面に、前記ガ
    ス又は容器に関連する表示がなされたガス表示部と、前
    記ガス表示部と異なる表示がなされた広告表示部が設け
    られていることを特徴とする広告表示部付きガス容器。
  2. 【請求項2】 前記広告表示部が広告表示部材に設けら
    れており、前記広告表示部材が前記容器に着脱可能に取
    り付けられている請求項1記載の広告表示部付きガス容
    器。
  3. 【請求項3】 前記広告表示部材が、透明又は半透明の
    シート体である請求項2記載の広告表示部付きガス容
    器。
  4. 【請求項4】 前記容器の胴部が円筒状であり、前記容
    器の周方向に前記広告表示部が所定間隔をおいて複数設
    けられている請求項1〜3の何れかに記載の広告表示部
    付きガス容器。
  5. 【請求項5】 可搬型のガス容器であって、前記広告表
    示部の設けられた部分が弾性を有する請求項1〜4の何
    れかに記載の広告表示部付きガス容器。
  6. 【請求項6】 装着用の位置決め部が形成されているカ
    セット式携帯ガス容器であって、前記広告表示部が、前
    記装着用の位置決め部に対して所定位置に設けられてい
    る請求項1〜5の何れかに記載の広告表示部付きガス容
    器。
  7. 【請求項7】 前記広告表示部の表示内容が、熱又は紫
    外線によって変化するように構成されている請求項1〜
    6の何れかに記載の広告表示部付きガス容器。
JP2001181132A 2001-06-15 2001-06-15 広告表示部付きガス容器 Pending JP2002372195A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006009130A1 (ja) * 2004-07-16 2006-01-26 Tokai Corporation 燃料電池用燃料カートリッジの接続構造
JP2008523915A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 ジョンストン、ブランドン、スティール コンベヤベルト用カバー
KR200468373Y1 (ko) * 2011-09-30 2013-08-09 그린안전 주식회사 가스용기 안전정보 표지판

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