JP2002371911A - 小型滑走艇 - Google Patents
小型滑走艇Info
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Abstract
え、シリンダヘッドの設計が容易となり、出力向上が図
れる小型滑走艇を提供することを目的とする。 【解決手段】 クランク室を下方にシリンダヘッドを上
方に立設した4サイクルエンジンと、排気システムを具
備し、エンジンで駆動されるウォータージェットポンプ
からの水の噴射によって推進する小型滑走艇であり、該
シリンダブロックEbの側方部位へ下方を向いて開口す
るよう、シリンダヘッドEh内に排気通路Eaを形成
し、該排気通路Eaの開口に基端が接続され、先端が、
エンジンEの側方に位置するエグゾーストマニホルド1
の基端開口に接続されるような、排気通路2Aを内部に
具備する接続ブロック2をシリンダブロックEb側方部
位に一体に取着し、該接続ブロック2内にエグゾースト
マニホルド1内の冷却通路1BとシリンダブロックEb
内の冷却通路Ejを接続する接続冷却通路2Bを形成し
た。
Description
してその反動で水上を航行する小型滑走艇( Personal
Watercraft(パーソナルウォータークラフト); PWC
とも呼ばれる) に関し、特にそこに搭載されている4サ
イクルエンジンに関する。
小型滑走艇は、レジャー用,スポーツ用としてあるいは
レスキュー用として、近年多用されている。この小型滑
走艇では、一般的に艇の底面に設けられた吸水口から吸
い込んだ水を、ウォータージェットポンプで加圧・加速
して後方へ噴射することによって船体を推進させる。
ータージェットポンプの噴射口の後方に配置したステア
リングノズルを左右に揺動させることによって、後方へ
の水の噴射方向を左右に変更することによって、艇を右
側あるいは左側に操舵する。
向の中央から後端側にかけて騎乗型シートを配置し、こ
の騎乗型シートの前方に前記ステアリングノズルを遠隔
操作するステアリングハンドルを配置するとともに、該
騎乗型シートの下方に、エンジンルームを形成し、この
エンジンルーム内にエンジンを配設している。つまり、
全体の配置が、合理的且つ有機的におこなわれ、全体的
にコンパクトにまとめられている。
載する場合には、該4サイクルエンジンの特性として、
所望の性能を得ようとすると、排気通路の長さを所定以
上に長くする必要がある。つまり、騎乗型シート下方の
狭い空間内を利用して所望の長さを有する排気通路を形
成する必要がある。
ンは水冷式が採用され、冷却水は、ウォータージェット
ポンプからエグゾーストマニホルドにまず導入され、次
に、エンジンのシリンダブロックに導かれ、続いてエン
ジンのシリンダヘッドを経て、排出される。
グゾーストマニホルドからシリンダブロックへは、エン
ジン外部に露出したゴムホース等を介して接続すること
によって、冷却水を供給している。この場合、エンジン
近傍がホースによって煩雑になる。しかも、シリンダヘ
ッドから重量的にやや大きい前記エグゾーストマニホル
ドを吊持させようとすると、シリンダヘッドの振動や耐
久性を配慮した設計が必要となる。
れたもので、エンジンおよびその排気システムのエンジ
ンルーム内への配置を合理的におこなうことができ、且
つ、エンジンのシリンダヘッドの耐久性の設計が容易と
なり、また、エンジンルーム内の排気システム(排気管
等)の取り回しの煩雑さを解消し、加えてエンジンの出
力向上が図れるような4サイクルエンジンを具備した小
型滑走艇を提供することを目的とする。
機のエンジンでは、エンジン性能を犠牲にしても、全体
の形態を略直方体状にコンパクトに形成するために、シ
リンダブロックそのものにエグゾーストマニホルドとな
る部分を一体に形成したものがある(特公平2−324
51号公報)。しかし、かかるエンジンの場合、エンジ
ン性能自体を犠牲にした、排気通路が無理やり屈曲され
て圧力損失が高く、また、排気通路自体の長さも非常に
短い構成のものにすぎない。
以下のような構成からなる小型滑走艇によって解決する
ことができる。即ち、本第1の発明にかかる小型滑走艇
は、エンジンルーム内に、クランク室を下方にシリンダ
ヘッドを上方にして立設した4サイクルエンジンと、こ
のエンジンのシリンダヘッドに設けられた排気ポートか
らエグゾーストマニホルドを経て排気ガスを排出するた
めの排気システムを具備し、前記エンジンによって駆動
されるウォータージェットポンプで加圧・加速された水
を後端の噴射口から噴射しその反動によって推進するよ
う構成された小型滑走艇において、前記立設されたエン
ジンのシリンダブロックの側方部位へ下方を向いて開口
するよう、シリンダヘッド内に排気通路を形成し、該排
気通路の前記開口に基端が接続され、先端が、エンジン
側方に位置する前記エグゾーストマニホルドの基端開口
に接続されるような、排気通路を内部に具備する接続ブ
ロックをシリンダブロック側方部位に、該シリンダブロ
ックに一体に取着し、該接続ブロック内に前記エグゾー
ストマニホルド内の冷却通路とシリンダブロック内の冷
却通路を接続する接続冷却通路を形成したことを特徴と
する。
走艇では、シリンダヘッドの排気通路を、シリンダブロ
ック側方に配置した接続ブロック内の接続通路に接続
し、この接続ブロックに前記エグゾーストマニホルドを
支承させて、接続ブロック内の排気通路をエグゾースト
マニホルドに接続して排気ガスを排出するため、シリン
ダヘッド自体の設計が容易となる。また、シリンダブロ
ックの側方に接続ブロックを配置して、シリンダヘッド
の排気通路と該接続ブロックの排気通路を接続したこと
から、エグゾーストマニホルド自体の長さを短くできる
ことから、エンジン側から支承する部材(エグゾースト
マニホルド)の重量が軽減される。また、上述のよう
に、シリンダブロックの側方に接続ブロックを配置し
て、シリンダヘッドの排気通路と該接続ブロックの排気
通路を接続したことから、これら排気通路を大きな曲率
半径を有する通路とすることが可能となり、排気ガスの
圧力損失が低減でき、この結果、エンジン出力の向上が
図れる。また、前記接続ブロックの側方にエグゾースト
マニホルドを並設することができ、且つ該エグゾースト
マニホルドに連なる排気管を並設することができる。従
って、シンプルな構成によって、排気システムの長さを
長くすることができ。この結果、長さを長くした排気シ
ステムがエンジンルーム内でシンプルに形成でき、且
つ、4サイクルエンジンにおける出力の向上が図れる。
さらには、エグゾーストマニホルドからエンジン側への
冷却水を、前記接続ブロック内に冷却水通路を形成する
ことによって、エグゾーストマニホルドからシリンダブ
ロック側へ、該接続ブロックを介して供給できることか
ら、従来のようにゴムホース等を介して接続する必要が
ないことから、エンジン周囲が煩雑にならず、整備等し
易くなる。また、この構成では、シリンダヘッド側方に
エグゾーストマニホルドとの接続部分(接続パイプ等)
が存在しないため、接続ブロック上方に、吸気システム
のスロットルボディあるいはエアクリーナ等を配置する
ためのスペースを得ることができ、狭いエンジンルーム
内に、エンジンおよびその補機類等を合理的に配置する
ことができる。
ンダヘッド内の排気通路が、半円弧(挟み角が180度
の円弧)状の曲がり通路に形成され、前記接続ブロック
内の排気通路が前記曲がり通路に連続した1/4円弧
(挟み角が90度の円弧)状の曲がり通路で構成され、
且つ、前記エグゾーストマニホルド内の排気通路が、前
記1/4円弧状の曲がり通路に滑らかな曲線をもった通
路で連続して形成されていると、排気ガスは、圧力損失
が少ない状態で且つ慣性効果を利用して、効率的に排出
することが可能となる。
ブロックがクランクケース上方に位置した構成である
と、クランクケース上のシリンダブロックの側方の空間
を有効に利用できる、好ましい構成となる。
ンダヘッド内に形成された排気通路の前記開口と、該開
口に接続される前記シリンダブロック側との接続面が、
シリンダブロックとシリンダヘッドとの合わせ面に、実
質的に一致した構成とすると、シリンダヘッド、シリン
ダブロック並びに前記接続ブロックの形状をシンプルに
する上で、好ましい構成となる。
ジェット推進型の小型滑走艇について、図面を参照しな
がら、具体的に説明する。
艇の略中央より後半部を示すものであり、エンジンの排
気システムの概略の構成を示すために、一部破断してエ
ンジンルーム内部等を表した部分側断面図、図2は図1
に示すエンジン部分の拡大側面図、図3は本発明の実施
形態にかかるシリンダヘッドとその下方で且つシリンダ
ブロック側方の接続ブロックを示すシリンダブロックお
よびシリンダヘッド部分を一部破断した図1のIII-III
矢視図、図4は図3の接続ブロックとその上方のシリン
ダヘッドを示す部分拡大図、図5は本発明の実施形態に
かかるジェット推進型の小型滑走艇の全体側面図、図6
は図5に示す小型滑走艇の全体平面図である。
体Aは、ハルHとその上方を覆うデッキDから構成さ
れ、これらハルHとデッキDを全周で接続する接続ライ
ンはガンネルラインGと呼ばれ、この実施例では、この
ガンネルラインGは、この小型滑走艇の喫水線Lより上
方に位置している。
には、図6に図示するように、船体Aの上面に長手方向
に延びる平面視において略長方形の開口部16が形成さ
れ、図5,図6に図示するように、この開口部16上方
に騎乗用のシートSが配置されている。
ハルHとデッキDに囲まれた横断面形状が「凸」状の空
間20内に配置される。このエンジンEは、多気筒(こ
の実施例では4気筒)の4サイクル型のエンジンEで、
図5に図示するように、クランクシャフト26が船体A
の長手方向に沿うような向きで搭載されており、このク
ランクシャフト26の出力端は、プロペラ軸27を介し
て、インペラ21が取着されているウォータージェット
ポンプPのポンプ軸21S側に、一体的に回転可能に連
結されている。そして、このインペラ21は、その外周
方が、ポンプケーシング21Cで覆われ、小型滑走艇の
底面に設けられた給水口17から取り入れた水を吸水通
路を介して取り込んで、ウォータージェットポンプPで
加圧・加速して、通水断面積が後方にゆくに従って小さ
くなったポンプノズル(噴出部)21Rを通って、後端
の噴射口21Kから吐出して、推進力を得るよう構成さ
れている。
ジェットポンプP内を通過する水を整流するための静翼
である。また、図5,図6おいて、24はステアリング
操作手段である操舵用のハンドルで、このハンドル24
を左右に操作することによって、前記ポンプノズル21
R後方のステアリングノズル18を左右に揺動させて、
ウォータージェットポンプPの稼働時に、艇を所望の方
向に操舵できるよう構成されている。
リングノズル18の上後方には、水平に配置された揺動
軸19aを中心に下方に揺動可能に、ボウル形状のリバ
ース用のデフレクター19が配置され、このデフレクタ
ー19をステアリングノズル18後方の下方位置へ揺動
動作させることによって、ステアリングノズル18から
後方に吐出される水を前方に転向させて、後進できるよ
う構成されている。
ッキで、この後部デッキ22には、開閉式のハッチカバ
ー29が設けられ、ハッチカバー29の下方に小容量の
収納ボックスが形成されている。また、図5あるいは図
6において、23は前部ハッチカバーで、このハッチカ
バー23の下方には備品等を収納するボックス(図示せ
ず)が設けられている。
滑走艇では、図1〜図4に図示するような排気システム
を具備している。即ち、図1〜図4に図示するように、
エンジンルーム20内に立設されたエンジンE本体の右
舷側に、各シリンダ用のエグゾーストマニホルド1がエ
ンジンEの長手方向に沿って、且つ、該エグゾーストマ
ニホルド1の集合部がエンジンEのクランクケースEc
の側方に位置するよう配設されている。そして、図2,
図3に図示するように、前記エグゾーストマニホルド1
の分岐した各基端(エンジン側の端)1bは、接続ブロ
ック2の排気通路2Aの先端に接続されている。そし
て、この接続ブロック2は、エンジンEのシリンダブッ
ロクEb側方であってシリンダヘッドEhの下方位置に
配置されている。一方、前記エグゾーストマニホルド1
の先端(消音器側の端)1aは、図1に図示するよう
に、排気管3を介して、消音器4側に排気ガスを排出で
きるよう接続されている。また、前記接続ブロック2内
に形成されている排気通路2Aの基端は、シリンダヘッ
ドEh内に形成されている排気通路Eaに接続されてい
る。このシリンダヘッドEh内の排気通路Eaの先端
は、前記エンジンEのシリンダブロックEbの側方部位
へ下方を向いて開口しており、該開口した部位に、前記
排気通路2Aの基端の開口が接続されている。また、こ
の実施形態では、前記排気通路Eaと排気通路2Aとの
接続面Faは、前記シリンダヘッドEhとシリンダブロ
ックEbとの合わせ面Fbと実質上一致するよう構成さ
れている。そして、前記接続ブロック2は、前記シリン
ダブロックEbに、図示しないボルトによって、一体に
固着されている。
ヘッドEh内の排気通路Eaは、燃焼室からの排気ガス
が圧力損失なく円滑に排出されるよう、図3に図示する
ように、排気ポートEpから半円弧状の曲がり通路で構
成されている。また、前記排気通路Eaにつながる、前
記接続ブロック2の排気通路2Aは、前記半円弧状の曲
がり通路に連続して、逆方向に1/4円弧状の曲がり通
路で構成されている。
流側(排気ガスの後流側)には、該エグゾーストマニホ
ルド1に沿って、つまりエンジンEの長手方向に沿っ
て、前記排気管3の基部が並設され、該排気管3の先端
部は、前記プロペラ軸27を跨いで、艇の左舷側に延設
され、該排気管3の先端は、左舷側に配置されている前
記消音器4に接続されている。さらに、この消音器4で
消音された排気ガスは、上下に立設されたレゾレータ5
を経て、該レゾレータ5の下端に接続された図示しない
排気管によって、船外に排出するよう構成されている。
記接続ブロック2には接続冷却通路2Bが形成され、前
記エグゾーストマニホルド1内の冷却通路1Bから供給
された冷却水を、該接続冷却通路2Bを介して、シリン
ダブロックEb内に形成されたウォータージャケットE
jを経て、シリンダヘッドEh内のウォータージャケッ
トEkに供給されるよう構成されている。つまり、この
実施形態では、外部に露出するゴムチューブ等の接続管
を設けることなく、前記エグゾーストマニホルド1内を
冷却した冷却水が、前記接続ブロック2を冷却し、次に
シリンダブロックEbを経てシリンダヘッドEhを冷却
するよう構成されている。
点火時期および噴射時期等をコントロールするためのエ
ンジンコントロールユニット、30は上記エンジンコン
トロールユニットECUによって制御される燃料噴射装
置、31は燃料タンク、32は燃料タンク31と燃料噴
射装置30との間を循環式に連結する燃料流路である。
滑走艇では、以下のように作用する。即ち、シリンダヘ
ッドEhの下方で且つシリンダブッロクEbの側方に
は、接続ブロック2がエンジンEの長手方向に沿って延
設されており、この接続ブロック2にエグゾーストマニ
ホルド1が取着(支承)されていることから、前記シリ
ンダヘッドEhには、エグゾーストマニホルド1の重量
は作用しない。従って、シリンダヘッドEhの設計に際
して、エグゾーストマニホルド1から直接振動が伝達さ
れないことから、該エグゾーストマニホルド1から伝達
される振動について配慮する必要がないため、設計が容
易になる。このようにシリンダヘッドEhには、エグゾ
ーストマニホルド1の重量が作用しないことから、シリ
ンダヘッドEhでエグゾーストマニホルド1を支承する
形態に比べて、剛性が低くおさえられ、この結果、軽量
化が図れる。また、エグゾーストマニホルド1は、前記
接続ブロック2を介して、シリンダヘッドEhに連通す
るため、エグゾーストマニホルド1自体のエンジンE取
着側の寸法が短くでき、従って、軽量化が図れる。ま
た、このエグゾーストマニホルド1は、小型滑走艇にお
いて比較的スペース的に余裕のあるエンジンEの一方の
側方に配置されるため、該エグゾーストマニホルド1の
形態を自由に設計でき、また必要に応じて十分な剛性を
付与することができる。また、このエグゾーストマニホ
ルド1に並設して、排気管3を配置しているため、排気
システムの長さをエンジンE側方部位において長く設定
できることから、出力に影響を与える排気システムの長
さを十分にとることができ、しかも、排気システムを構
成するエグゾーストマニホルド1,排気管3,消音器
4,レゾネータ5等を、エンジンルーム20内にシンプ
ルな状態で配置することができる。
ンジンおよびその排気システムのエンジンルーム内への
配置を合理的におこなうことができ、また、エンジンの
シリンダヘッドの耐久性の設計が容易となり、さらに、
エンジンルーム内の排気システム(排気管等)の取り回
しの煩雑さを解消することができる。また、本発明にか
かる小型滑走艇では、排気システムの長さを長くするこ
とができるため、エンジンの出力向上が図れる。さら
に、シリンダヘッドの軽量化とエグゾーストマニホルド
の軽量化が図れることから、排気システムおよびエンジ
ン部分の軽量化を促進することが可能となる。
央より後半部を示すものであり、エンジンの排気システ
ムの概略の構成を示すために、一部破断してエンジンル
ーム内部等を表した部分側断面図である。
る。
その下方で且つシリンダブロック側方の接続ブロックを
示すシリンダブロックおよびシリンダヘッド部分を一部
破断した図1のIII-III 矢視図である。
ッドを示す部分拡大図である。
小型滑走艇の全体側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンルーム内に、クランク室を下方
にシリンダヘッドを上方にして立設した4サイクルエン
ジンと、このエンジンのシリンダヘッドに設けられた排
気ポートからエグゾーストマニホルドを経て排気ガスを
排出するための排気システムを具備し、前記エンジンに
よって駆動されるウォータージェットポンプで加圧・加
速された水を後端の噴射口から噴射しその反動によって
推進するよう構成された小型滑走艇において、 前記立設されたエンジンのシリンダブロックの側方部位
へ下方を向いて開口するよう、シリンダヘッド内に排気
通路を形成し、前記排気通路の前記開口に基端が接続さ
れ、先端が、エンジン側方に位置する前記エグゾースト
マニホルドの基端開口に接続されるような、排気通路を
内部に具備する接続ブロックをシリンダブロック側方部
位に、該シリンダブロックに一体に取着し、前記接続ブ
ロック内に前記エグゾーストマニホルド内の冷却通路と
シリンダブロック内の冷却通路を接続する接続冷却通路
を形成した、ことを特徴とする小型滑走艇。 - 【請求項2】 前記シリンダヘッド内の排気通路が、半
円弧状の曲がり通路に形成され、前記接続ブロック内の
排気通路が前記曲がり通路に連続した1/4円弧状の曲
がり通路で構成され、且つ、前記エグゾーストマニホル
ド内の排気通路が、前記1/4円弧状の曲がり通路に滑
らかな曲線をもった通路で連続して形成されていること
を特徴とする請求項1記載の小型滑走艇。 - 【請求項3】 前記接続ブロックがクランクケース上方
に位置していることを特徴とする請求項1又は2記載の
小型滑走艇。 - 【請求項4】 前記シリンダヘッド内に形成された排気
通路の前記開口と、該開口に接続される前記シリンダブ
ロック側との接続面が、シリンダブロックとシリンダヘ
ッドとの合わせ面に、実質的に一致することを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1の項に記載の小型滑走艇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181005A JP4357769B2 (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 小型滑走艇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181005A JP4357769B2 (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 小型滑走艇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002371911A true JP2002371911A (ja) | 2002-12-26 |
JP4357769B2 JP4357769B2 (ja) | 2009-11-04 |
Family
ID=19021336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001181005A Expired - Fee Related JP4357769B2 (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 小型滑走艇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4357769B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014053908A1 (en) * | 2012-10-01 | 2014-04-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Exhaust passage structure for internal combustion engine |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001181005A patent/JP4357769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014053908A1 (en) * | 2012-10-01 | 2014-04-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Exhaust passage structure for internal combustion engine |
CN104411957A (zh) * | 2012-10-01 | 2015-03-11 | 丰田自动车株式会社 | 用于内燃机的排气通路结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4357769B2 (ja) | 2009-11-04 |
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