JP2002371879A - 電力供給装置 - Google Patents

電力供給装置

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JP2002371879A
JP2002371879A JP2001181877A JP2001181877A JP2002371879A JP 2002371879 A JP2002371879 A JP 2002371879A JP 2001181877 A JP2001181877 A JP 2001181877A JP 2001181877 A JP2001181877 A JP 2001181877A JP 2002371879 A JP2002371879 A JP 2002371879A
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンバータの出力電圧が過剰に高くなった場合
に、低電圧バッテリ等の低電圧蓄電手段が影響を受けて
正常に機能しなくなるのを回避する。 【解決手段】電力供給装置は、モータジェネレータ(M
G)により発電された電力を蓄電する高電圧バッテリ
と、そのバッテリの電圧を降圧するDC/DCコンバー
タと、コンバータにより降圧された電力を蓄電する低電
圧バッテリと、コンバータ等を制御するコントローラと
を備える。コントローラは、コンバータの出力電圧Vc
が予め定められた第1判定値Aよりも高い場合に、コン
バータによる低電圧バッテリの充電を禁止する(ステッ
プ120,140)。また、コントローラは、充電禁止
状態が所定時間T継続した後にコンバータの出力電圧V
cが、低電圧バッテリの定格電圧値と第1判定値Aとの
中間の第2判定値Bよりも高い場合、MGによる発電を
禁止する(ステップ150〜170)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに定格電圧の
異なる2種類の電源として高電圧蓄電手段及び低電圧蓄
電手段を有する電力供給装置に関し、より詳しくは、発
電機により発電された電力を高電圧蓄電手段に蓄電し、
その電圧をコンバータによって降圧して低電圧蓄電手段
に充電するようにした電力供給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】エンジン自動停止自動再始動装置を有す
る車両においては、所定の停止条件成立に応じてエンジ
ンが自動停止されるとともに、所定の再始動条件成立に
応じてエンジンが自動再始動される。従来、この車両の
電源として、定格電圧の異なる2種類のバッテリを用い
る技術が、例えば特開2000−314333号公報に
記載されている。一方は、例えば36ボルトの定格電圧
を有する高電圧バッテリであり、モータジェネレータ
(MG)に接続されている。高電圧バッテリは、エンジ
ン運転時にMGによって発電された電力を蓄電し、自動
再始動に際し同MGに電力を供給する。他方は、例えば
12ボルトの定格電圧を有する低電圧バッテリであり、
DC/DCコンバータを介して高電圧バッテリに接続さ
れている。この低電圧バッテリは、前記コンバータによ
って降圧された電力を蓄電し、制御機器等に電力を供給
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記車両に
おいては、DC/DCコンバータの出力電圧が適正範囲
を超えて高くなった場合、動作保証範囲よりも高い電圧
の電力が低電圧バッテリに供給される。このような出力
電圧が異常に高くなる現象は、例えば、高電圧側から低
電圧側への短絡によりDC/DCコンバータで内部リー
クが起こった場合に見られる。その結果、低電圧バッテ
リや、同バッテリから電力供給を受けている制御機器等
が正常に機能しなくなるおそれがある。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、DC/DCコンバータ等の
コンバータの出力電圧が過剰に高くなった場合に、低電
圧バッテリ等の低電圧蓄電手段が影響を受けて正常に機
能しなくなるのを回避できる電力供給装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段及びその作用効果について記載する。請求
項1に記載の発明では、発電機により発電された電力を
蓄電する高電圧蓄電手段と、前記高電圧蓄電手段の電圧
を降圧するコンバータと、前記コンバータにより降圧さ
れた電力を蓄電する低電圧蓄電手段とを備える電力供給
装置において、前記コンバータの出力電圧が予め定めら
れた第1判定値よりも高い場合に、前記コンバータによ
る前記低電圧蓄電手段の充電を禁止する充電禁止手段を
さらに備えている。
【0006】上記の構成によれば、発電機によって発電
された電力は高電圧蓄電手段に蓄電される。この高電圧
蓄電手段の電圧はコンバータによって降圧され、低電圧
蓄電手段に充電される。ところで、コンバータの出力電
圧が所定の第1判定値よりも高くなると、そのコンバー
タによる低電圧蓄電手段の充電が充電禁止手段によって
禁止される。従って、何らかの原因によりコンバータの
出力電圧が過剰に高くなったとしても、そのことが原因
で、低電圧蓄電手段が過剰な電力供給を受けて正常に機
能しなくなるのを回避できる。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記充電禁止手段によって前記低電
圧蓄電手段への充電が禁止されているときであっても、
前記発電機による発電を許可する発電許可手段をさらに
備えるものとする。
【0008】上記の構成によれば、低電圧蓄電手段への
充電が禁止されていても、前記発電機が発電を継続する
ことにより高電圧蓄電手段が充電され得るため、高電圧
蓄電手段に接続されている電気負荷の動作継続が可能と
なる。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記充電禁止手段は、前記コ
ンバータの出力電圧が予め定められた第1判定値より高
い場合に、前記コンバータによる前記低電圧蓄電手段の
充電を所定時間禁止するものであるとする。
【0010】上記の構成によれば、低電圧蓄電手段への
充電を禁止してから前記コンバータの出力電圧が低下す
るまでの時間を十分確保できる。請求項4に記載の発明
では、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明におい
て、前記第1判定値は、前記コンバータの出力電圧が通
常採り得る範囲の上限値よりも高い値に設定されている
とする。
【0011】上記の構成によれば、コンバータの出力電
圧が、通常採り得る範囲の上限値を越えて設定された第
1判定値よりも高くなると、すなわち、出力電圧が過剰
に高くなると、充電禁止手段が機能してコンバータによ
る低電圧蓄電手段の充電が禁止される。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれか1つに記載の発明において、前記充電禁止手
段による充電禁止状態が所定時間継続した後に、前記コ
ンバータの出力電圧が、前記低電圧蓄電手段の定格電圧
値よりも高い場合には、前記発電機による発電を禁止す
る発電禁止手段をさらに備えるものとする。
【0013】また、請求項6に記載の発明では、請求項
1〜4のいずれか1つに記載の発明において、前記充電
禁止手段による充電禁止状態が所定時間継続した後に、
前記コンバータの出力電圧が、前記低電圧蓄電手段の定
格電圧値と前記第1判定値との中間の第2判定値よりも
高い場合には、前記発電機による発電を禁止する発電禁
止手段をさらに備えるものとする。
【0014】ここで、充電禁止手段による充電禁止状態
が所定時間継続されたにもかかわらずコンバータの出力
電圧が低くならない場合には、その原因の1つとして、
コンバータが短絡していて高電圧側から低電圧側へ電流
がリークしていることが考えられる。この状態で発電機
の発電が続けられると、低電圧蓄電手段に過剰な電力が
供給されるおそれがある。これに対し、請求項5に記載
の発明では、コンバータの出力電圧が低電圧蓄電手段の
定格電圧値よりも高いと、前記充電禁止に加え発電機に
よる発電が禁止される。従って、コンバータが短絡した
場合には、低電圧蓄電手段に異常を引き起こす原因の1
つである高電圧の電力が発生されなくなる。その結果、
低電圧蓄電手段が過剰な電力供給を受けて正常に機能し
なくなるのを回避できる。
【0015】この効果は、請求項6に記載の発明のよう
に、低電圧蓄電手段の定格電圧値に代えて、同定格電圧
値と第1判定値との中間の第2判定値を用いた場合にも
同様に得られる。すなわち、コンバータの出力電圧が第
2判定値よりも高い場合にも、前記充電禁止に加え発電
機による発電が禁止される。従って、この場合にも、請
求項5に記載の発明と同様に、低電圧蓄電手段が過剰な
電力供給を受けて正常に機能しなくなるのを回避でき
る。
【0016】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載の発明において、前記発電禁止手段による発電禁止に
ともない前記コンバータの出力電圧が前記第2判定値以
下となる場合には、前記充電禁止手段による充電禁止を
解除する充電禁止解除手段をさらに備えるものとする。
【0017】コンバータの出力電圧が第2判定値よりも
高くなる原因が前述したようなコンバータの短絡であっ
た場合、発電が禁止されると、高電圧蓄電手段の電力が
コンバータによって降圧されることなくそのまま低電圧
蓄電手段に供給される。これは、高電圧蓄電手段と低電
圧蓄電手段とが電気的に直結された状態となるからであ
る。その結果、コンバータの出力電圧が第2判定値より
も高くなる可能性が高い。それにもかかわらずコンバー
タの出力電圧が第2判定値以下となる場合には、前述し
たように出力電圧が第2判定値よりも高くなった原因
が、前記コンバータの短絡以外の原因によることがわか
る。この原因としては、例えば定格電圧よりも高い電圧
を有するバッテリ等の電源を用いてジャンパスタートを
行い、その後、同ジャンパスタートを解除したことが考
えられる。
【0018】ジャンパスタートは、例えば路上等におい
て、消費電気量の増加等により、車両に搭載されたバッ
テリが放電気味となりバッテリ容量が不足して電圧が低
下し、電装品が作動しなくなった場合(いわゆるバッテ
リあがりの場合)に、エンジンを始動させるために行わ
れる処置である。ジャンパスタートでは、電気量の不足
した低電圧蓄電手段に、他の蓄電手段がケーブル等によ
って電気的に接続される。他の蓄電手段に接続されたほ
かのエンジンが高い回転速度で回転されることにより、
発電能力が高められる。この状態で、電気量の不足した
低電圧蓄電手段に電力が供給される。ここで、他の蓄電
手段の定格電圧が、前記電気量の不足した低電圧蓄電手
段の定格電圧と同程度であれば問題はない。
【0019】しかし、ジャンパスタートに際し、他の蓄
電手段として、電気量の不足した低電圧蓄電手段よりも
定格電圧の高いものが用いられると、前述したように発
電が停止されてもコンバータの出力電圧が下がりにく
く、第2判定値よりも高くなる場合が起こり得る。この
場合、電気量の不足している低電圧蓄電手段側のエンジ
ンが始動されて、他の蓄電手段との接続が外されると、
前記コンバータの出力電圧が第2判定値以下となり得
る。この状況下では、エンジンが始動されたからといっ
ても低電圧蓄電手段の電気量は依然として不足している
ため、充電が必要である。
【0020】これに対し、請求項7に記載の発明では、
発電禁止手段によって発電が禁止された後にコンバータ
の出力電圧が第2判定値以下となった場合には、充電禁
止解除手段によって充電禁止状態が解除される。この解
除にともないコンバータによる低電圧蓄電手段の充電が
再開される。このように蓄電の必要なジャンパスタート
後に充電が行われるため、不足している低電圧蓄電手段
の電気量を早期に回復させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電力供給装置を、
アイドリングストップ機能を有する車両に具体化した一
実施形態について、図面に従って説明する。アイドリン
グストップ機能とは、例えば車両走行中における信号待
ちといった一時的な車両停止時にエンジンの運転を停止
させ、運転者の始動要求に応じてエンジンの運転を再開
させる機能のことである。なお、本実施形態では、エン
ジンの通常の運転停止・開始と区別するために、アイド
リングストップ制御中のエンジンの運転停止を「自動停
止」といい、運転再開を「自動始動」というものとす
る。
【0022】図1に示すように、車両には動力源として
エンジン11が搭載されている。エンジン11の出力軸
であるクランク軸12には自動変速機13が接続されて
いる。自動変速機13用のオイルポンプ14は、クラン
ク軸12に直結されたトルクコンバータ(図示略)等に
より駆動される。また、クランク軸12にはモータジェ
ネレータ(以下「MG」という)15が、電磁クラッチ
16、プーリ17、ベルト18、プーリ19及び減速機
構21を介して駆動連結されている。MG15は、エン
ジン11を再始動させるためのモータとして機能する。
また、MG15は、エンジン11の運転時には、そのエ
ンジン11によって駆動されて発電するオルタネータ
(発電機)として機能する。
【0023】減速機構21として、本実施形態では遊星
歯車式と呼ばれるタイプが用いられている。減速機構2
1は、サンギヤ22、キャリア23、リングギヤ24、
ピニオンギヤ25等を含み、ブレーキ26及びワンウェ
イクラッチ27を介してMG15及びプーリ19の間に
組込まれている。なお、ワンウェイクラッチ27をクラ
ッチに置き換えてもよい。
【0024】エンジン11の周囲には各種補機が配置さ
れている。これらの補機としては、例えば、パワーステ
アリング用ポンプ28及びエアコン用コンプレッサ29
があるが、そのほかにもエンジンオイルポンプ、エンジ
ンウォータポンプ(いずれも図示略)等が挙げられる。
各補機の出力軸に取り付けられたプーリ31,32は、
前記ベルト18により前記プーリ17,19に駆動連結
されている。
【0025】MG15には、インバータ33を介して、
高電圧蓄電手段である高電圧バッテリ34が電気的に接
続されている。インバータ33はスイッチング動作によ
り、高電圧バッテリ34からMG15への電気エネルギ
の供給を可変にして、MG15の回転速度を可変にす
る。また、インバータ33は、前記スイッチング動作に
よりMG15で発電された電力を高電圧バッテリ34に
供給する。
【0026】高電圧バッテリ34は、周知のように電気
エネルギを化学エネルギに変えて貯蔵し、必要に応じて
電気エネルギとして取り出すことのできる、いわゆる二
次電池である。高電圧バッテリ34は専らMG15を駆
動するための電源として用いられるものであり、MG1
5がオルタネータ(発電機)として機能しているときに
は、発電された電力を蓄電する。高電圧バッテリ34に
は、コンバータの一種であるDC/DCコンバータ35
を介して、低電圧蓄電手段である低電圧バッテリ36が
接続されている。低電圧バッテリ36もまた前記高電圧
バッテリ34と同様に二次電池であり、前記各種補機
や、後述するコントローラ37等を駆動するための電源
として用いられている。ここで、高電圧バッテリ34の
定格電圧が36ボルトであるのに対し、低電圧バッテリ
36の定格電圧は12ボルトである。DC/DCコンバ
ータ35は、高電圧バッテリ34の電圧を降圧して低電
圧バッテリ36に充電する。
【0027】車両には、各種センサ及び各種スイッチか
らの信号に基づき電磁クラッチ16の断続制御、及びイ
ンバータ33のスイッチング制御等を行うコントローラ
37が設けられている。各種センサ及び各種スイッチと
しては、例えばエアコンスイッチ38、自動停止走行
(エコラン)モードスイッチ39、シフトポジションセ
ンサ40、冷却水温センサ41、車速センサ42、ブレ
ーキセンサ43、アクセル開度センサ44等が挙げられ
る。
【0028】エンジン11が自動停止した状態では、コ
ントローラ37は電磁クラッチ16に切断(オフ)信号
を出力する。この信号に応じ、プーリ17とクランク軸
12とが動力非伝達状態となる。一方、エンジン11の
停止中に補機を作動させる場合は、補機の負荷等が考慮
されたトルクでMG15の出力軸が回転するように、コ
ントローラ37はインバータ33に対して相応のスイッ
チング信号を出力する。なお、このときブレーキ26を
作動状態(リングギヤ固定)にし、電磁クラッチ16を
切断状態にしておく。このような状態にすることによ
り、MG15とプーリ19とはMG15から見て回転を
減速し動力を伝達する状態となり、補機等を駆動するの
に必要な動力を容易に確保できる。
【0029】また、エンジン11が運転されている際
に、MG15を発電機として使用したり補機等を駆動し
たりするには、ブレーキ26を解除(非作動)状態にし
電磁クラッチ16を接続状態にする。このようにする
と、エンジン11側から動力が伝達され、MG15で動
力を吸収することにより、MG15とプーリ19とがワ
ンウェイクラッチ27により直結された状態となる。そ
の結果、エンジン11の回転速度が高くなっても、MG
15や補機等が高速で運転されるのを防止できる。な
お、ワンウェイクラッチ27をクラッチに置き換えても
実質的に上記と同様な作用が得られる。
【0030】次に、エコランモードでエンジン11を再
始動する場合、コントローラ37は電磁クラッチ16を
接続(オン)させる信号を出力する。また、減速機構2
1のブレーキ26を作動(オン)させる信号を出力し、
リングギヤ24を回転不能にロックしておく。この状態
でMG15を回転させると、サンギヤ22の回転はピニ
オンギヤ25に伝達される。ここで、リングギヤ24が
ロックされているので、ピニオンギヤ25は自転しなが
らサンギヤ22の周りを公転する。ピニオンギヤ25を
保持するキャリア23もサンギヤ22の周りを公転し、
キャリア23と同軸のプーリ19も回転する。このとき
のプーリ19の回転速度は、サンギヤ22及びリングギ
ヤ24の歯数によって決まる減速比で、MG15の軸の
回転速度が減速されたものとなる。MG15からエンジ
ン11の始動に十分なトルクが伝達され、エンジン11
が再始動される。これは、MG15を小型にできるとい
う効果につながる。この際、プーリ19が回転するので
同時に補機も駆動される。
【0031】エンジン11の自動停止後の自動始動は、
コントローラ37が所定の制御プログラムを実行するこ
とによって実現される。コントローラ37は、例えば以
下の条件が成立している場合に、エンジン11を自動停
止すべきと判定する。その条件とは、車速が零であり、
ブレーキペダルが踏まれていて、アクセルペダルが踏ま
れておらず、エンジン11の冷却水温や自動変速機13
の作動油温が所定範囲内にあり、バッテリ34,36の
SOC(充電状態)が所定範囲内であり、かつシフトレ
バーのポジションに関してDレンジ又はNレンジが選択
されていること等である。あるいは、ただ単にPレンジ
が選択されていること等である。この場合には、コント
ローラ37はエンジン11への燃料供給を停止させるた
めの信号を出力する。一方、例えば、アクセルペダルが
踏まれたとき、又はブレーキペダルが戻されたとき、コ
ントローラ37はエンジン11を自動始動すべきである
と判定する。この場合、コントローラ37はエンジン1
1への燃料供給を再開してエンジン11を自動始動させ
るための信号を出力する。
【0032】コントローラ37は、前述した電磁クラッ
チ16の断続制御、及びインバータ33のスイッチング
制御のほかにも、DC/DCコンバータ35の出力電圧
Vcを監視し、同出力電圧Vcが過剰に高い場合にはフ
ェイルセーフ処理を行う。次に、図2に示すフローチャ
ートに従いフェイルセーフ処理の具体的内容について説
明する。
【0033】このフェイルセーフルーチンの各処理は、
コンバータ異常フラグFに基づき、所定のタイミング
で、例えば所定時間毎に繰り返し実行される。コンバー
タ異常フラグFは、例えばエンジン11の始動時に
「0」に設定され、DC/DCコンバータ35の出力電
圧Vcが所定の第1判定値Aよりも高くなった場合に、
出力電圧異常として「1」に設定される。ここで、異常
判定の精度を高めるうえでは、Vc>Aの状態がある程
度の期間にわたって続いた場合に、コンバータ異常フラ
グFが「1」に設定されることが望ましい。第1判定値
Aは、出力電圧Vcの適正範囲(通常採り得る範囲)の
上限値よりも大きな値に設定されている。
【0034】コントローラ37はまず、ステップ110
において、コンバータ異常フラグFが「0」であるか否
かを判定する。この判定条件が満たされている(F=
0)と、ステップ120において、出力電圧Vcが第1
判定値Aよりも高いか否かを判定し、満たされていない
(Vc≦A)とフェイルセーフルーチンを終了する。従
って、この場合には、DC/DCコンバータ35による
低電圧バッテリ36への通常の充電制御が行われるとと
もに、MG15による通常の発電制御が行われる。ステ
ップ120の判定条件が満たされている(Vc>A)
と、ステップ130においてコンバータ異常フラグFを
「0」から「1」に切替え、ステップ140へ移行す
る。なお、前記ステップ110での判定条件が満たされ
ていない(F=1)場合には、前述したステップ12
0,130の処理を行うことなくステップ140へ移行
する。
【0035】ステップ140では、充電制御を禁止する
ための信号をDC/DCコンバータ35に出力する。こ
の信号に応じ、DC/DCコンバータ35では低電圧バ
ッテリ36の充電が停止される。このステップ140に
おいては充電が停止されるが、発電に関しては特に制限
をしていない。すなわち、MG15による通常の発電制
御は継続され得るのである。この結果、発電された電力
は高電圧バッテリ34には充電される。次に、ステップ
150において、充電制御を禁止し始めてから所定時間
T、例えば30秒が経過したか否か、すなわち、充電制
御禁止状態が所定時間T以上継続したか否かを判定す
る。この判定条件が満たされていないとフェイルセーフ
ルーチンを終了し、満たされているとステップ160に
おいて、出力電圧Vcが第2判定値Bよりも高いか否か
を判定する。第2判定値Bは、低電圧バッテリ36の定
格電圧値(12ボルト)と第1判定値Aとの中間の値で
あり、ここでは15ボルトに設定されている。
【0036】ステップ160の判定条件が満たされてい
る(Vc>B)と、所定時間Tにわたって充電を止めて
いるにもかかわらず、出力電圧Vcの高い状態が続いて
いるのは異常であるとして、ステップ170において、
MG15による発電制御を禁止する信号をインバータ3
3に出力する。この信号に応じてMG15では発電が停
止される。
【0037】また、前記ステップ160の判定条件が満
たされていない(Vc≦B)と、ステップ180におい
て、充電禁止を解除する信号をDC/DCコンバータ3
5に出力するとともに、発電禁止を解除する信号をイン
バータ33に出力する。これらの信号に応じて、DC/
DCコンバータ35では低電圧バッテリ36に充電する
ための制御が再開され、インバータ33ではMG15に
発電を行わせるための制御が再開される。そして、ステ
ップ170又は180の処理を行うと、フェイルセーフ
ルーチンを終了する。
【0038】上記フェイルセーフルーチンに従うと、例
えば、DC/DCコンバータ35の出力電圧Vcが第1
判定値A以下である場合、すなわち適正範囲にある場合
には、ステップ110→120→リターンの順に処理が
行われる。出力電圧Vcが第1判定値Aを上回ると、そ
の回の制御周期では、ステップ110→120→130
→140→150→リターンの順に処理が行われる。こ
の一連の処理の中で、コンバータ異常フラグFが「0」
から「1」に切替えられる(ステップ130)。
【0039】次回の制御周期では、ステップ110の判
定条件が満たされなくなる。このため、ステップ120
の判定条件が満たされてから所定時間Tが経過していな
ければ、ステップ110→140→150→リターンの
順に処理が行われる。そして、所定時間Tが経過する
と、ステップ150の判定条件が満たされる。そのた
め、ステップ110→140→150の順に処理が行わ
れる。
【0040】ここで、ステップ160の判定条件が満た
されている(Vc>B)場合、DC/DCコンバータ3
5による充電制御を停止しているにもかかわらず、依然
として出力電圧Vcが高いことになる。このような現象
が起こる原因としては、次の2つが考えられる。1つ目
は、DC/DCコンバータ35が短絡していて、MG1
5で発電された電力がDC/DCコンバータ35で降圧
されることなく、同コンバータ35から出力されている
ことである。すなわち、高電圧側から低電圧側へ電流が
リークしていることである。そのまま、MG15の発電
が続けられると低電圧バッテリ36に電力が過剰に供給
されるおそれがある。
【0041】2つ目は、低電圧バッテリ36よりも定格
電圧の高い(例えば24ボルト)バッテリを用いてジャ
ンパスタートが行われていることである。すなわち、バ
ッテリ容量が不足して電圧が低下した低電圧バッテリ3
6に、他の車両に搭載されている24ボルトバッテリが
ケーブル等によって電気的に接続される。24ボルトバ
ッテリに接続されたエンジンが高速回転されることによ
り十分な発電が行われ、バッテリ容量の不足した低電圧
バッテリ36に電力が供給される。このようなバッテリ
は、寒冷地仕様の自動車、トラック等の大型の車両にお
いて見られる。これらのどちらかが原因となって、出力
電圧Vcが高くなっているものと考えられる。ただし、
この段階では、その原因を特定することは困難である。
【0042】本実施形態では、こういった場合、ステッ
プ160の判定処理を経た後に、ステップ170→リタ
ーンの順に処理が行われる。ステップ170の処理によ
りMG15による発電制御が停止される。ここで、出力
電圧Vcが第2判定値Bよりも高くなる真の原因がDC
/DCコンバータ35の短絡であった場合、高電圧バッ
テリ34と低電圧バッテリ36とが電気的に直結された
状態となる。そのため、発電の禁止により、高電圧バッ
テリ34の電力がコンバータ35で降圧されることなく
そのまま低電圧バッテリ36に供給される。DC/DC
コンバータ35からは、高電圧バッテリ34の定格電圧
である36ボルトから電圧降下分を考慮した値が出力さ
れることとなる。ここで、定格電圧から電圧降下分を考
慮した値(電圧値)を試験的に求め、そのような電圧降
下分を考慮した値よりも小さな値に第2判定値Bを設定
することができる。
【0043】次回の制御周期では、ステップ110→1
40→150→160の順に処理が行われるが、前述し
たように出力電圧Vcが36ボルトから電圧降下分を差
し引いた値であることから、ステップ160の判定条件
が満たされる。このため、ステップ160の処理を経た
後、ステップ170→リターンの順に処理が行われるこ
ととなる。発電制御が引き続き停止される。
【0044】これに対し、先に説明した原因がジャンパ
スタートによるものであった場合、24ボルトバッテリ
において電圧降下があるものの、上述したように第2判
定値Bが設定されることで、DC/DCコンバータ35
の出力電圧Vcは第2判定値B(=15ボルト)よりも
高くなる。この現象は、低電圧バッテリ36と同程度の
定格電圧のバッテリを用いた場合には起こらない。そし
て、バッテリ容量の不足している低電圧バッテリ36に
接続されているエンジンが始動された後に、ケーブルが
外される等して、24ボルトバッテリと低電圧バッテリ
36との電気的な接続が絶たれると、24ボルトバッテ
リからの電力供給がなくなるため、出力電圧Vcは第2
判定値Bよりも低くなる。そのため、この場合には、ス
テップ160の判定処理を経た後、ステップ180→リ
ターンの順に処理が行われる。ステップ180の処理に
より、充電制御及び発電制御がともに再開される。
【0045】以上詳述した本実施形態によれば、以下の
効果が得られる。 (1)DC/DCコンバータ35の出力電圧Vcが第1
判定値Aよりも高くなると、そのコンバータ35による
低電圧バッテリ36の充電制御を禁止するようにしてい
る。従って、何らかの原因により出力電圧Vcが過剰に
高くなったとしても、そのことが原因で、低電圧バッテ
リ36が過剰な電力供給を受けて正常に機能しなくなる
のを回避できる。このようにして、DC/DCコンバー
タ35の異常時であっても低電圧バッテリ36が正常に
機能するのを保証できる。
【0046】(2)バッテリは化学反応により電気エネ
ルギを発生する。このため、低電圧バッテリ36の電圧
は、MG15による発電が止められると、すぐに下がる
とは限らない。従って、仮に充電制御の停止直後に、出
力電圧Vcと第2判定値Bとの比較判定を行った場合、
しばらくすれば電圧が下がる場合であっても、下がらな
いとして誤判定をするおそれがある。
【0047】これに対し、本実施形態では、DC/DC
コンバータ35の出力電圧Vcが第1判定値Aより高い
場合に、同コンバータ35による低電圧バッテリ36の
充電を所定時間T禁止するようにしている。そして、充
電制御の停止状態が所定時間T継続した後(図2のステ
ップ150)に、出力電圧Vcと第2判定値Bとの比較
判定(ステップ160)を行うようにしている。このた
め、充電を禁止してから出力電圧Vcが低下するまでの
時間を十分確保して、前述した誤判定を少なくすること
ができる。
【0048】(3)充電禁止状態が所定時間Tにわたっ
て継続しているにもかかわらず出力電圧Vcが下がらず
第2判定値Bよりも高い場合、MG15による発電を禁
止するようにしている。従って、DC/DCコンバータ
35が短絡した場合には、低電圧バッテリ36に異常を
引き起こす原因の1つである、高電圧の電力が発生され
なくなる。その結果、低電圧バッテリ36に電力が過剰
に供給されて、同低電圧バッテリ36が正常に機能しな
くなるのを回避できる。これにともない、低電圧バッテ
リ36から電力供給を受けているコントローラ37をは
じめとする各種電子機器の正常な作動を保証することが
可能となる。
【0049】(4)発電が禁止された後に出力電圧Vc
が第2判定値B以下となった場合には充電禁止を解除
し、DC/DCコンバータ35による低電圧バッテリ3
6の通常の充電制御を再開するようにしている。このよ
うに蓄電の必要なジャンパスタート後に充電を行うた
め、不足している低電圧バッテリ36のバッテリ容量
(電源として使用する際に役立つ電気量)を早期に回復
させることができる。低電圧バッテリ36からコントロ
ーラ37等の各種電子機器に所定の電力を供給し、同電
子機器を正常に機能させて、制御対象を適正に制御する
ことができる。その結果、エンジン11の始動はもちろ
んのこと車両を走行させることが確実に可能となる。
【0050】(5)ジャンパスタート後には、低電圧バ
ッテリ36のバッテリ容量が依然として不足しているた
め充電が必要である。これに対し本実施形態では、発電
禁止後に出力電圧Vcが第2判定値B以下となる場合に
は、発電禁止を解除するようにしている。このため、発
電を再開させて高電圧バッテリ34を充電し、上記
(4)の効果をより一層確実なものとすることができ
る。
【0051】(6)低電圧バッテリ36への充電が禁止
されているときであっても、DC/DCコンバータ35
による発電を許可するようにしている。このように発電
が継続されることにより高電圧バッテリ34が充電され
得るため、高電圧バッテリ34に接続されている電気負
荷は動作し続けることが可能となる。
【0052】なお、本発明は次に示す別の実施形態に具
体化することができる。 ・第1判定値A、第2判定値B及び所定時間Tの各値を
適宜変更してもよい。 ・本発明の電力供給装置は、車両に限らず、高電圧蓄電
手段及び低電圧蓄電手段といった2つの電源(蓄電手
段)を有するものであれば広く適用可能である。
【0053】・前記実施形態では、DC/DCコンバー
タ35の出力電圧Vcについての異常をコントローラ3
7が監視及び判断したが、同コンバータ35自身にこれ
らの処理を行わせてもよい。
【0054】・図2のステップ180の処理として、充
電禁止解除及び発電禁止解除の一方を省略してもよい。 ・図2のステップ160の処理として、第2判定値Bに
代えて、低電圧バッテリ36の定格電圧値(12ボル
ト)を用いてもよい。すなわち、充電禁止状態が所定時
間T継続した後に、出力電圧Vcが低電圧バッテリ36
の定格電圧値よりも高い場合には、MG15による発電
を禁止するようにしてもよい。このようにしても前記実
施形態と同様の作用及び効果を奏する。要は、ステップ
160では、充電禁止によっても依然として出力電圧V
cが高いかどうかを判定できればよい。
【0055】その他、前記各実施形態から把握できる技
術的思想について、それらの効果とともに記載する。 (A)請求項6又は7に記載の電力供給装置において、
前記発電禁止手段による発電禁止後に前記コンバータの
出力電圧が前記第2判定値以下となる場合には、前記発
電禁止手段による発電禁止を解除する発電禁止解除手段
をさらに備える。
【0056】上記の構成によれば、発電禁止の解除によ
り発電が再開されて、高電圧蓄電手段が充電されるた
め、請求項5に記載の発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態についてその構
成を示す略図。
【図2】フェイルセーフ処理の手順を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
15…MG(モータジェネレータ)、34…高電圧バッ
テリ、35…DC/DCコンバータ、36…低電圧バッ
テリ、37…コントローラ、Vc…出力電圧、A…第1
判定値、B…第2判定値、T…所定時間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G093 BA21 BA22 DA05 DA06 DB05 DB11 DB15 DB19 DB25 FA11 FB05 5G003 AA04 AA07 BA02 CA14 FA04 GB03 GB06 GC05 5H030 AS08 BB01 FF43

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発電機により発電された電力を蓄電する高
    電圧蓄電手段と、 前記高電圧蓄電手段の電圧を降圧するコンバータと、 前記コンバータにより降圧された電力を蓄電する低電圧
    蓄電手段とを備える電力供給装置において、 前記コンバータの出力電圧が予め定められた第1判定値
    よりも高い場合に、前記コンバータによる前記低電圧蓄
    電手段の充電を禁止する充電禁止手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする電力供給装置。
  2. 【請求項2】前記充電禁止手段によって前記低電圧蓄電
    手段への充電が禁止されているときであっても、前記発
    電機による発電を許可する発電許可手段をさらに備える
    請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 【請求項3】前記充電禁止手段は、前記コンバータの出
    力電圧が予め定められた第1判定値より高い場合に、前
    記コンバータによる前記低電圧蓄電手段の充電を所定時
    間禁止するものである請求項1又は2に記載の電力供給
    装置。
  4. 【請求項4】前記第1判定値は、前記コンバータの出力
    電圧が通常採り得る範囲の上限値よりも高い値に設定さ
    れている請求項1〜3のいずれか1つに記載の電力供給
    装置。
  5. 【請求項5】前記充電禁止手段による充電禁止状態が所
    定時間継続した後に、前記コンバータの出力電圧が、前
    記低電圧蓄電手段の定格電圧値よりも高い場合には、前
    記発電機による発電を禁止する発電禁止手段をさらに備
    える請求項1〜4のいずれか1つに記載の電力供給装
    置。
  6. 【請求項6】前記充電禁止手段による充電禁止状態が所
    定時間継続した後に、前記コンバータの出力電圧が、前
    記低電圧蓄電手段の定格電圧値と前記第1判定値との中
    間の第2判定値よりも高い場合には、前記発電機による
    発電を禁止する発電禁止手段をさらに備える請求項1〜
    4のいずれか1つに記載の電力供給装置。
  7. 【請求項7】前記発電禁止手段による発電禁止にともな
    い前記コンバータの出力電圧が前記第2判定値以下とな
    る場合には、前記充電禁止手段による充電禁止を解除す
    る充電禁止解除手段をさらに備える請求項6に記載の電
    力供給装置。
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