JP2002371779A - 掘削機の信号伝送方式 - Google Patents
掘削機の信号伝送方式Info
- Publication number
- JP2002371779A JP2002371779A JP2001218823A JP2001218823A JP2002371779A JP 2002371779 A JP2002371779 A JP 2002371779A JP 2001218823 A JP2001218823 A JP 2001218823A JP 2001218823 A JP2001218823 A JP 2001218823A JP 2002371779 A JP2002371779 A JP 2002371779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- rod
- storage battery
- excavator
- generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械構成が簡便であり、外部給電によらず、
また計測検出の不連続や電池交換に手間取るという、電
池切れ問題を無くした掘削機の計測計器用電源としての
給電方式を提供することにある。 【解決手段】 ロッド２の回転力を動力源とする発電機
５を蓄電池８と共にロッド側回転部に載置し、これによ
り発電した電力をロッド側回転部に載置された各種計測
計器（例歪み計７）及び信号発信機（テレメーター送信
機９）の電力源とすると共に、余剰の電力を蓄電池８に
充電する構成であることを特徴とする。
また計測検出の不連続や電池交換に手間取るという、電
池切れ問題を無くした掘削機の計測計器用電源としての
給電方式を提供することにある。 【解決手段】 ロッド２の回転力を動力源とする発電機
５を蓄電池８と共にロッド側回転部に載置し、これによ
り発電した電力をロッド側回転部に載置された各種計測
計器（例歪み計７）及び信号発信機（テレメーター送信
機９）の電力源とすると共に、余剰の電力を蓄電池８に
充電する構成であることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は基礎工事に用いられ
る掘削機のロッド側回転部に載置された各種計測計器
用、及びその信号を外部に伝送する送信機用電源に関す
る。
る掘削機のロッド側回転部に載置された各種計測計器
用、及びその信号を外部に伝送する送信機用電源に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年アースオーガーを用いる基礎工事に
おいて掘削精度の向上、施工管理記録等のため、各種の
計測検出（傾斜角、歪、トルク等々）を行い、そのデー
タをもとに多方面から解析を行い、修正運転や施工主へ
の提出用管理記録にする必要が生じ、計測検出信号を回
転するスクリューロッドから取出す方法として、スリッ
プリングを利用する構造のものや、無線で伝送する構造
ものが提案されている。
おいて掘削精度の向上、施工管理記録等のため、各種の
計測検出（傾斜角、歪、トルク等々）を行い、そのデー
タをもとに多方面から解析を行い、修正運転や施工主へ
の提出用管理記録にする必要が生じ、計測検出信号を回
転するスクリューロッドから取出す方法として、スリッ
プリングを利用する構造のものや、無線で伝送する構造
ものが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記スリップ
リング方式によるものでは摺動面を経由して行われるた
め配線とその保護方法が複雑となり、更に摺動によるノ
イズ発生から微小信号伝送に不向きという欠点がある。
リング方式によるものでは摺動面を経由して行われるた
め配線とその保護方法が複雑となり、更に摺動によるノ
イズ発生から微小信号伝送に不向きという欠点がある。
【０００４】一方、無線方式によるものでは、上記スリ
ップリング方式の問題点を解消することはできるが、構
造上外部から各種計測計器及びその計測信号を外部に送
信する送信機への電力の供給ができないので、電池によ
る給電を行うため、電池切れによる計測の不連続の問題
や電池交換に手間取るという欠点がある。
ップリング方式の問題点を解消することはできるが、構
造上外部から各種計測計器及びその計測信号を外部に送
信する送信機への電力の供給ができないので、電池によ
る給電を行うため、電池切れによる計測の不連続の問題
や電池交換に手間取るという欠点がある。
【０００５】本発明は、スリップリング方式の如き外部
給電及び電池方式における上述の欠点を無くすことを課
題としてなされたものである。
給電及び電池方式における上述の欠点を無くすことを課
題としてなされたものである。
【０００６】
【課題を解決しようとする手段】上記課題を解決する手
段として、本発明は各種計測計器及び送信機の電力源と
して、ロッドの回転力を動力源とする発電機を蓄電池と
共にロッド側回転部に載置し、これにより発電した電力
を各部に配電し、余剰の電力を蓄電池に充電する構成で
あることを特徴とする信号伝送方式にある。
段として、本発明は各種計測計器及び送信機の電力源と
して、ロッドの回転力を動力源とする発電機を蓄電池と
共にロッド側回転部に載置し、これにより発電した電力
を各部に配電し、余剰の電力を蓄電池に充電する構成で
あることを特徴とする信号伝送方式にある。
【０００７】こうしたことにより、電池方式による電池
切れを懸念することなく、またスリップリング方式の如
き配線の処理と保護やノイズに多大の注意を払う必要を
なくすことができる。
切れを懸念することなく、またスリップリング方式の如
き配線の処理と保護やノイズに多大の注意を払う必要を
なくすことができる。
【０００８】従って給電及び信号発進に関するトラブル
を激減でき、機械構成も容易となる。
を激減でき、機械構成も容易となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
の形態を参照して説明する。
の形態を参照して説明する。
【００１０】図１は本発明を実施するに用いる掘削機構
部１の一実施形態を示す側面図であり、図２はその掘削
機構部１の本発明に係るＡ−Ａ矢視断面図を示すもの
で、互いに逆転する内側スクリューロッド２と外側スク
リュー（ケーシング）３により掘進する二重スクリュー
式の基礎杭用穿孔機であり、内側スクリューロッド２用
下部カップリング部４に発電機５が取り付けられてい
る。
部１の一実施形態を示す側面図であり、図２はその掘削
機構部１の本発明に係るＡ−Ａ矢視断面図を示すもの
で、互いに逆転する内側スクリューロッド２と外側スク
リュー（ケーシング）３により掘進する二重スクリュー
式の基礎杭用穿孔機であり、内側スクリューロッド２用
下部カップリング部４に発電機５が取り付けられてい
る。
【００１１】この発電機５の回転子軸５ａが車輪５ｂを
介しケーシング用カップリング部６に接するように配置
されている。
介しケーシング用カップリング部６に接するように配置
されている。
【００１２】そのため内側スクリューロッド２と外側ス
クリュー（ケーシング）３が共に、又は一方が回転する
ことにより車輪５ｂが摺動回転し、発電が行われる。
クリュー（ケーシング）３が共に、又は一方が回転する
ことにより車輪５ｂが摺動回転し、発電が行われる。
【００１３】また蓄電池８が下部カップリング部４の発
電機５の反対側に取り付けられている。
電機５の反対側に取り付けられている。
【００１４】次に発電機５により発電された電力は歪み
計７及びテレメーター送信機９に給電（配線は図示せ
ず）され、余剰分は蓄電池８に充電される。
計７及びテレメーター送信機９に給電（配線は図示せ
ず）され、余剰分は蓄電池８に充電される。
【００１５】そして歪み計７からの計測検出信号がテレ
メーター送信機９に送られ、外部受信機へ計測検出信号
が送信される。
メーター送信機９に送られ、外部受信機へ計測検出信号
が送信される。
【００１６】本方法は互いに逆転する内側スクリューロ
ッド２と外側スクリュー（ケーシング）３により掘進す
る二重スクリュー式掘削機であるにとどまらす、片方が
静止していてもよく、また内側と外側が同方向回転でも
回転が互いに同期さえしていなければ、発電機５の回転
子軸５ａが回転し発電が行われるので広範な掘削機に適
用できる。
ッド２と外側スクリュー（ケーシング）３により掘進す
る二重スクリュー式掘削機であるにとどまらす、片方が
静止していてもよく、また内側と外側が同方向回転でも
回転が互いに同期さえしていなければ、発電機５の回転
子軸５ａが回転し発電が行われるので広範な掘削機に適
用できる。
【００１７】これは一般的アースオーガー機においても
駆動回転力伝達部にカバーを設けるなり、掘削機構部の
下部カップリング４付近に外部静止部を設定することに
より、内側スクリューロッド２の回転を利用し、発電を
行うという本方法と同様の構成を採ることができる。
駆動回転力伝達部にカバーを設けるなり、掘削機構部の
下部カップリング４付近に外部静止部を設定することに
より、内側スクリューロッド２の回転を利用し、発電を
行うという本方法と同様の構成を採ることができる。
【００１８】尚、蓄電池８の載置も内側スクリューロッ
ド２内や場所が取れるところであればよく、また配線も
ロッド内を通すことが一般的であるが外側を這わせても
よい。
ド２内や場所が取れるところであればよく、また配線も
ロッド内を通すことが一般的であるが外側を這わせても
よい。
【００１９】また、車輪５ｂは歯車でもよく、ケーシン
グ用カップリング部６と接し回転動力の伝達が行われれ
ばよいが、振動による磨耗や騒音を考慮するとクッショ
ン性を有するゴム部分で接することが好ましい。
グ用カップリング部６と接し回転動力の伝達が行われれ
ばよいが、振動による磨耗や騒音を考慮するとクッショ
ン性を有するゴム部分で接することが好ましい。
【００２０】
【発明の効果】本発明は掘削機のロッド側回転部にて発
電が行われ、特別な動力源を必要とせず、余剰電力を蓄
電池に充電する構成であり、電池方式の電池切れによる
計測検出が不連続になる恐れが無く、電池交換の手間も
不要であり、機械休止時にも計測結果の取出を行うこと
もできる。
電が行われ、特別な動力源を必要とせず、余剰電力を蓄
電池に充電する構成であり、電池方式の電池切れによる
計測検出が不連続になる恐れが無く、電池交換の手間も
不要であり、機械休止時にも計測結果の取出を行うこと
もできる。
【００２１】また、配線を最短容易の構成にでき、機械
構成も容易となり、スリップリング方式の如き外部給電
によって生じた複雑配線の処理と保護やノイズといった
問題もない。
構成も容易となり、スリップリング方式の如き外部給電
によって生じた複雑配線の処理と保護やノイズといった
問題もない。
【図１】掘進機構部の一実施形態を示す側面図。
【図２】本発明における発電機取付け掘進機構部の一実
施形態を示す図１のＡ−Ａ矢視断面図。
施形態を示す図１のＡ−Ａ矢視断面図。
【符号の説明】 １ 掘進機構部 ２ 内側スクリューロッド ３ 外側スクリュー（ケーシング） ４ 下部カップリング部 ５ 発電機 ５ａ 回転子軸 ５ｂ 車輪 ６ ケーシング用カップリング部 ７ 歪み計 ８ 蓄電池 ９ テレメーター送信機
Claims (1)
- 【請求項１】 掘削機のロッド側回転部に載置された
各種計測計器の計測と計測結果の信号送信において、ロ
ッドの回転力を動力源とする発電機を蓄電池と共にロッ
ド側回転部に載置し、この発電機により発電した電力を
各種計測計器及び送信機の電力源とし、余剰の電力を蓄
電池に充電する構成であることを特徴とする掘削機の信
号伝送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001218823A JP2002371779A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 掘削機の信号伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001218823A JP2002371779A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 掘削機の信号伝送方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002371779A true JP2002371779A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19052938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001218823A Pending JP2002371779A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 掘削機の信号伝送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002371779A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010229760A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Mitani Sekisan Co Ltd | 発電機能を持つ杭穴掘削ロッド |
| JP2019157434A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | 三谷セキサン株式会社 | 変形検出器付き掘削ロッド |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001218823A patent/JP2002371779A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010229760A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Mitani Sekisan Co Ltd | 発電機能を持つ杭穴掘削ロッド |
| JP2019157434A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | 三谷セキサン株式会社 | 変形検出器付き掘削ロッド |
| JP7015090B2 (ja) | 2018-03-09 | 2022-02-02 | 三谷セキサン株式会社 | 変形検出器付き掘削ロッド |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10745868B2 (en) | Ground compaction roller with sensor device on the roller drum, and method for ascertaining the ground stiffness | |
| CN102046920B (zh) | 用于监视隧道掘进效率的装置和方法 | |
| US20080024000A1 (en) | Method And Device For Continuously Informing The Operator Of A Tunneling Machine On Physical Features Of A Ground To Be Tunnelled | |
| CN101722512B (zh) | 基于绝对位置测量的探月机械臂模块化关节 | |
| JP6266335B2 (ja) | ローラーカッターの摩耗検知装置 | |
| US10801167B2 (en) | Hand-guided soil compaction machine | |
| CA2819484A1 (en) | Measuring speed of rotation of a downhole motor | |
| JP5877117B2 (ja) | ビット摩耗検知装置 | |
| JP6273140B2 (ja) | ローラーカッター機構 | |
| JPS6149096A (ja) | 遠隔情報伝送装置 | |
| JP5490301B1 (ja) | 地盤改良工法又はソイルセメント連続壁工法における駆動軸の位置検出方法 | |
| JP2002371779A (ja) | 掘削機の信号伝送方式 | |
| CA2867679C (en) | Managing rotational information on a drill string | |
| JPS6255394A (ja) | さく岩機用トンネル断面計測装置 | |
| JP3638450B2 (ja) | トンネル掘削機 | |
| GB1151259A (en) | Improvements in Mechanical Earth Working Machines | |
| JP2002004772A (ja) | 駆動軸のスラスト荷重検出方法と検出装置 | |
| JP3233874B2 (ja) | 単軸掘削装置および多軸掘削装置 | |
| RU2702305C2 (ru) | Система управления процессом бурения при установке винтовых свай | |
| JP3269777B2 (ja) | 単軸掘削装置 | |
| JP3088307B2 (ja) | 多軸掘削装置 | |
| CN111827979B (zh) | 静态偏置旋转地质导向系统的姿态监测装置及方法 | |
| CN108487909A (zh) | 一种可实现开挖面压力监测功能的模型盾构机刀盘压力监测系统 | |
| JP2017066795A (ja) | 地盤改良翼の供回り検知装置及び地盤改良翼の供回り監視方法 | |
| JPH0344838Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080530 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100409 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100420 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100914 |