JP2002369143A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002369143A
JP2002369143A JP2001172934A JP2001172934A JP2002369143A JP 2002369143 A JP2002369143 A JP 2002369143A JP 2001172934 A JP2001172934 A JP 2001172934A JP 2001172934 A JP2001172934 A JP 2001172934A JP 2002369143 A JP2002369143 A JP 2002369143A
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recording
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areas
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JP2001172934A
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English (en)
Inventor
Hideji Miyahara
秀治 宮原
Shinichi Nakajima
慎一 中島
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】効率的に複数の記録媒体に記録することがで
き、より長時間の記録が可能な画像記録装置を提供する
こと。 【解決手段】入力した一枚の画像を複数の領域に分割す
るための画像領域分割手段111と、分割した分割領域毎
に画像データを圧縮するための複数の画像圧縮手段113a
〜113hと、該画像圧縮手段により生成された圧縮データ
を複数の記録媒体115a〜115hに記録するための複数の記
録手段114a〜114hとを備え、前記画像領域分割手段111
で分割された複数の分割領域のそれぞれの大きさは、対
応する各記録媒体に記録される符号量が均等になるよう
に予め規定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一枚の画像の画素
数が非常に多い高精細画像を記録する際に好適な画像記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大量の画像データを高速に記録するため
には、大容量の記録媒体と高速に記録する手段が必要と
なる。しかしながら、一枚の画像でHDTV(200万画素)
を遥かに超える画素数(例えば800万画素)を持つ高精細
画像を効率的に記録する記録手段は、現在のところな
い。そこで、画像領域を分割して、複数の記録媒体に記
録していく方法が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像領
域を分割して記録する場合においても、画像領域を複数
の領域に分割して、複数の記録媒体に効率的に記録する
方法は提案されていない。つまり、一枚の画像の情報量
が画像全体で均一ではないので、画像領域を均等に複数
の領域に分割し、領域毎に複数の記録媒体に記録しよう
とした場合、高周波成分等のバラツキにより、各分割領
域毎に符号量が異なってくる。従って、各分割領域毎に
複数の記録媒体に記録した場合、符号量のバラツキによ
り記録媒体の消費にもバラツキが発生し、最も多い符号
量を記録している記録媒体が一杯になってしまうと、画
像記録装置全体としてはそれ以上記録することが不可能
になってしまうことになる。
【0004】本発明は、上記の点に鑑み、効率的に複数
の記録媒体に記録することができ、より長時間の記録が
可能な画像記録装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る画像記録装置は、一枚の画像を複数の領域に分割する
ための画像領域分割手段と、分割した分割領域毎に画像
データを圧縮するための複数の画像圧縮手段と、該画像
圧縮手段により生成された圧縮データを複数の記録媒体
に記録するための複数の記録手段とを備え、前記複数の
分割領域の各分割領域は、各記録媒体に記録される圧縮
データの符号量が均一になるように予め規定されている
ことを特徴とする。
【0006】前記分割手段は、画像領域をある一方向に
対して複数の領域に分割したり、或いは、前記分割手段
は、画像領域を2次元状に複数の領域に分割したりする。
【0007】請求項1の発明によれば、少ない符号量を
記録している記録媒体は空きがあっても、常に多い符号
量を記録している記録媒体が記録不可能になってしまう
と、その時点において記録装置全休としてはそれ以上記
録することが不可能になってしまうという従来の不具合
を解消して、複数の記録媒体に効率的に記録することが
できる。
【0008】請求項4の発明による画像記録装置は、一
枚の画像を複数の領域に分割するための画像領域分割手
段と、分割した分割領域毎に画像データを圧縮するため
の複数の画像圧縮手段と、該画像圧縮手段により生成さ
れた圧縮データを複数の記録媒体に記録するための複数
の記録手段とを備え、前記複数の分割領域はさらに複数
の小領域からなり、前記複数の分割領域の対応する小領
域ごとに集めて圧縮及び記録処理を行う別の複数の領域
を形成しその領域毎に複数の記録媒体に記録することを
特徴とする。
【0009】請求項5の発明による画像記録装置は、一
枚の画像を複数の領域に分割するための画像領域分割手
段と、分割した分割領域毎に画像データを圧縮するため
の複数の画像圧縮手段と、該画像圧縮手段により生成さ
れた圧縮データを複数の記録媒体に記録するための複数
の記録手段と、各記録媒体に記録される圧縮データの符
号量が分割領域毎に均等になるように調整する調整手段
と備えることを特徴とする。
【0010】前記調整手段は、各分割領域の符号量が均
一になるように分割領域の大きさを画像毎に、可変する
ことを特徴とする。
【0011】請求項7の発明による画像記録装置は、一
枚の画像を複数の領域に分割するための画像領域分割手
段と、分割した分割領域毎に画像データを圧縮するため
の複数の画像圧縮手段と、該画像圧縮手段により生成さ
れた圧縮データを複数の記録媒体に記録するための複数
の記録手段と、記録媒体の倍以上の数に画像領域を分割
し、ある複数の分割領域を選択して統合した際、選択さ
れた複数の分割領域に対応する複数の圧縮データの符号
量を加算して得られる加算符号量と前記ある複数の分割
領域とは異なる他の複数の分割領域を選択して統合した
際、選択された複数の分割領域に対応する複数の圧縮デ
ータの符号量を加算して得られる加算符号量とが均一に
なるように複数の分割領域を選択して統合するための分
割領域統合手段とを備えることを特徴とする。
【0012】前記分割領域統合手段は、画像領域の中央
付近に対応する分割領域と周辺部に対応する分割領域を
組み合わせて、同一の記録媒体に記録することを特徴と
する。
【0013】前記分割領域統合手段は、各分割領域に対
応する圧縮データの符号量を比較する比較手段、および
複数の分割領域を選択して統合するための統合手段から
なり、前記統合手段は、前記比較手段の結果に基づき、あ
る符号量より大なる符号量を有する分割領域と小なる符
号量を有する分割領域を選択して組み合わせて、同一の
記録媒体に記録することを特徴とする。
【0014】なお、前記画像分割領域は、8×8画素の整
数倍の領域になるように画像領域を分割することを特徴
とする。
【0015】さらに、前記各圧縮データに対して、原画
像領域に関する情報を付加する付加情報記録手段を有す
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る画像記録装置の
概念図である。
【0017】図1において、画像記録装置100は、撮像
部100Aと記録部100Bで構成されている。
【0018】撮像部100Aは、撮影レンズ101と、この撮
影レンズ101からの出射光を入光し、R(赤),G
(緑),B(青)(ただし、GについてはG1,G2の2
つ)に分解する色分解プリズム102と、色分解プリズム1
02からのR,G1,G2,Bの4つの色光をそれぞれ受光
し電気信号(以下、撮像信号という)に変換する4つの
撮像素子103a〜103dと、4つの撮像素子103a〜103dから
の各撮像信号から画素ごとに信号を抽出し、処理を行う
4つの撮像信号処理回路104a〜104dと、撮像信号処理回
路104a〜104dからの各色の画素ごとの撮像信号をベイヤ
ー配列のように組み合わせて一枚の画像に変換する画像
配列変換回路105と、レンズ101の露光やフォーカスを合
せるためのレンズ駆動を行うレンズ駆動回路106と、4
つの撮像素子103a〜103dの水平,垂直の駆動を行う撮像
素子駆動回路107と、撮像素子駆動回路107,4つの撮像
信号処理回路104a〜104d,その他の各種回路に対してタ
イミング信号を供給する同期信号発生回路108と、シス
テム内の各回路を制御する制御手段としてのCPU109
と、を有して構成されている。
【0019】記録部100Bは、前記画像配列変換回路105
から入力した一枚の画像の画像領域を複数(図では8
つ)の領域に分割するための画像分割手段111と、画像
分割手段111からの分割した画像領域ごとの画像データ
に対して処理を行うための複数の画像処理手段112a〜11
2hと、各分割領域毎の画像データを圧縮するための複数
の画像圧縮手段113a〜113hと、該圧縮データを記録する
ための複数の記録手段114a〜114hおよび複数の記録媒体
115a〜115hと、を有して構成されている。
【0020】なお、図1の概念図は、記録媒体を8個持
つ場合を例に示してあるが、本発明は必ずしも記録媒体
を8個持つ必要はなく、記録媒体を複数持つ場合におい
て本発明は適用可能である。また、図1の概念図では、
固体撮像素子を複数持つ場合を例に示してあるが、必ず
しも固体操像素子を複数持つ必要はなく、単板方式の画
像入力装置においても一枚の画像を複数の領域に分割し
て、各分割領域を複数の記録媒体に記録する場合に適用
可能である。
【0021】〔第1の実施の形態〕 [構成]本実施の形態の構成は、図1の概念図と同一の構
成とする。本実施の形態は、一枚の画像領域を8つの領
域に分割しているので、画像分割手段以降の画像処理手
段、画像圧縮手段、記録手段、記録媒体をそれぞれ8つ
持った構成としている。
【0022】[作用・効果]図2は本実施の形態の作用を
説明する説明図である。図2(a)は1つの画像領域を
均等に分割した場合、図2(b)は画像領域の中央付近
を狭く分割した場合を示している。
【0023】本実施の形態では、画像分割手段111によ
り、画像領域を水平方向に複数の領域(A,B,C,D,
E,F,G,H)に分割する際、画像領域を均等に分割せ
ず、中央付近は狭く、周辺部は広くなるように常に画像
領域を分割することを特徴とする。
【0024】一般的に画像の中央付近は高周波成分が集
中し易く、周辺部に行くに従い低周波成分が多くなる傾
向がある。図2(a)のように画像領域を均等に分割し
た場合、中央付近の分割領域は圧縮データが多くなり、
周辺部の分割領域の圧縮データは少なくなる。その結
果、中央付近の圧縮データを記録する記録媒体は、符号
量が多くなり、周辺部を記録している記録媒体よりも先
に記録することができなくなってしまう。画像領域を複
数の領域に分割し、複数の記録媒体に記録する場合、一
番先に記録不可能となってしまう記録媒体によりシステ
ム全体の記録時間が規定される。
【0025】本実施の形態では、図2(b)に示すよう
に中央付近の分割領域ほど狭く、周辺部の分割領域ほど
広くなるように分割している。最周辺部の“A”、“H”
が最も広く、中央付近の分割領域“D”、“E”が最も狭
くなるように分割している。これにより、中央付近の分
割領域の符号量が多くなるのを防ぐことができ、画像領
域を均等に分割する場合よりも均一に記録媒体に記録す
ることができ、より長時間の記録が可能となる。
【0026】なお、本実施の形態では、水平方向に画像
領域を分割したが、垂直方向に画像領域を分割する場合
でも適用可能なことは明白である。また、本実施の形態
では、画像領域を8つの分割領域に分割した例を示した
が、分割領域は8つである必要はなく、例えば3つ以上
の複数の領域に分割する場合において本実施の形態が適
用可能であることは明白である。
【0027】[第2の実施の形態] [構成]本実施の形態の構成は、図1の概念図の構成と
同様な構成とする。但し、本実施の形態は、一枚の画像
領域を9つの領域に分割する(図3(b)参照)ので、
画像分割手段以降の画像処理手段、画像圧縮手段、記録
手段、記録媒体をそれぞれ9つ持った構成とする。その
他の構成は図1と同一な構成とする。
【0028】[作用]図3は本実施の形態の作用を説明
する説明図である。図3(a)は1つの画像領域を均等
に分割した場合、図3(b)は画像領域の中央付近を狭
く分割した場合を示している。
【0029】本実施の形態では、画像領域を分割する際
に2次元状に複数の領域に分割する。
【0030】例えば、図3(b)に示すように中心付近
に対応する“A”は最も領域を小さく、中央付近に対応
する“B”、“C”、“D”、“E”はその次に小さく、最
も周辺の領域“F”、“G”、“H”、“I”が大きくなる
ように分割している。
【0031】[効果]本実施の形態では、中心付近だけ
でなく、水平、垂直方向の中央付近に高周波成分が集中
した場合においても各分割領域の圧縮データのバラツキ
を抑えることができるように、画像領域を平面状に9分
割することにした。このようにすることにより、水平、
垂直方向の中央付近に高周波成分が集中した場合におい
ても各記録媒体に記録する符号量を均一にすることがで
きる。
【0032】なお、本実施の形態では、画像領域を2次
元状に9分割する例を示してあるが、必ずしも9分割に
する必要はなく、画像領域を2次元状に複数の領域に分
割する場合において、適用可能であることは明白であ
る。
【0033】〔第3の実施の形態〕 [構成]本実施の形態の構成としては、図1の概念図と同
様な構成とする。但し、以下の説明では、簡略化のため
記録媒体として4つの記録媒体を持つ場合について述べ
る。
【0034】[作用]図4は本実施の形態の作用を説明す
る説明図である。図4(a)は1つの画像領域を複数の
領域に分割する際に使用する4つの小領域(A,B,C,
D)からなる1つの分割領域の構成を、図4(b)は1
つの画像の画像領域を4つの小領域(A,B,C,D)から
なる分割領域で8つに分割した状態、図4(c)は4つ
の小領域をそれぞれ有して構成される図4(b)の8つ
の分割領域同士で、それぞれ位置的に対応する小領域を
集めて新たに形成される4つの領域を示している。
【0035】1つの画像の画像領域を例えば、4つの小
領域(A,B,C,D)からなる分割領域で繰り返し分割し
て、8つの分割領域(A1〜D1、A2〜D2、A3〜D3、A4〜D
4、A5〜D5、A6〜D6、A7〜D7、A8〜D8)を得る。その
後、各分割領域から対応する小領域を集めて4つの領域
(A1〜A8、B1〜B8、C1〜C8、D1〜D8)を形成しその領域毎
に4つの画像処理手段で処理した後、4つの画像圧縮手
段により画像圧縮を行い、領域毎に4つの記録媒体に記
録する。
【0036】本実施の形態では、1つの画像領域を4つ
の小領域(A,B,C,D)からなる分割領域で8つに分割
し、各分割領域中で対応する位置にある小領域を集めて
新たに4つの領域を形成しA1〜A8からなる領域を画像圧
縮したのち記録媒体1に記録し、B1〜B8からなる領域を
画像圧縮したのち記録媒体2に記録し、C1〜C8からなる
領域を画像圧縮したのち記録媒体3に記録し、D1〜D8か
らなる領域を画像圧縮したのち記録媒体4に記録するよ
うにする。
【0037】[効果]本実施の形態のように、4つの小領
域からなる複数の分割領域にて、画像領域全体を一様に
複数に分割することにより、高周波成分が周辺部等に集
中するような場合においても、複数の分割領域において
対応する小領域毎に集めて新たに形成される各分割領域
毎の圧縮データ量(即ち記録媒体への記録量)はより均
一となる。本実施の形態では、各領域のデータ量が均一
になるため、各記録媒体に記録する符号量のバラツキを
より補正することができ、記録媒体の消費を均一にする
ことができる。また、本実施の形態では、高周波成分が
周辺部に集中した場合やシーンチェンジが頻繁に発生す
る場合においても、画像領域全体を4つの小領域(A,
B,C,D)にて、一様に分割しているため、記録媒体の消
費を均一にすることができる。
【0038】本実施の形態では、分割領域は4つの小領
域からなる分割領域を例に示してあるが、4つの小領域
以外の場合においても適用可能なことは明白である。さ
らに、小領域の大きさをより小さくすることにより、各
記録媒体に記録する符号量のバラツキをより一層抑制す
ることができる。
【0039】〔第4の実施の形態〕 [構成]本実施の形態の構成としては、図1の概念図と同
様な構成とする。但し、以下の説明では、簡略化のため
記録媒体として4つの記録媒体を持つ場合について述べ
る。
【0040】[作用]図5は本実施の形態の作用を説明す
る説明図である。図5(a)は1つの画像の画像領域を
4つの小領域(A,B,C,D)からなる分割領域でもっ
て、8つの分割領域(A1〜D1、A2〜D2、A3〜D3、A4〜D
4、A5〜D5、A6〜D6、A7〜D7、A8〜D8)に分割した状
態、図5(b)は4つの小領域をそれぞれ有して構成さ
れる図5(a)の8つの分割領域同士で、それぞれ位置
的に対応する小領域を集めて形成される4つの領域(A1
〜A8、B1〜B8、C1〜C8、D1〜D8)を示している。
【0041】本実施の形態は、分割領域の形状は4つの
小領域(A,B,C,D)を横方向に並べた構成とする。前
述の第3の実施の形態では、4つの小領域(A,B,C,D)
からなる分割領域が正方形になるように構成したが、本
実施の形態では横方向に一列に構成したものである。そ
の他の構成は、第3の実施の形態と同様であり、8つの
分割領域で対応する小領域ごとに集めて図5(b)の4
つの領域(A1〜A8、B1〜B8、C1〜C8、D1〜D8)を形成しそ
の領域ごとに圧縮及び記録処理を行って4つの記録媒体
に記録する。
【0042】[効果]第3の実施の形態と同様に、画像領
域全体を均一に分割することができるため、各記録媒体
の消費を均一にすることができる。
【0043】〔第5の実施の形態〕 [構成]図6は本発明の第5の実施の形態の画像記録装置
における記録部を示すブロック図である。画像記録装置
は、撮像部100Aと記録部100Bで構成されているが、撮像
部100Aの構成は図1の概念図における撮像部と同様であ
るので省略し、記録部100Bのみを示している。
【0044】本実施の形態における記録部100Bは、図1
の画像配列変換回路105から入力した一枚の画像の画像
領域を複数(図では8つ)の領域に分割するものであっ
て、その分割領域の広さを後述する平均値算出手段及び
符号量比較手段116からの差分値に応じて可変すること
ができる画像分割手段111aと、画像分割手段111aからの
分割した画像領域ごとの画像データに対して信号処理を
行うための複数の画像処理手段112a〜112hと、各分割領
域毎の画像データを圧縮するための複数の画像圧縮手段
113a〜113hと、複数の画像圧縮手段113a〜113hからの各
分割領域の複数の圧縮データ(符号量)の平均値を算出
し、その平均値と各分割領域の圧縮データ(符号量)を
比較し、各圧縮データについて平均値からの差を検出
し、その各分割領域ごとの差分値を画像分割手段111aに
フィードバックする平均値算出手段及び符号量比較手段
116と、該平均値算出手段及び符号量比較手段116を経た
圧縮データを記録するための複数の画像記録手段114a〜
114hおよび複数の記録媒体115a〜115hと、を有して構成
されている。
【0045】複数の画像圧縮手段113a〜113hの後に、平
均値算出手段および符号量比較手段116を設け、該平均
値算出手段および符号量比較手段116から画像分割手段1
11aにフィードバックする経路を設けた構成としたとこ
ろに特徴がある。該平均値算出手段および符号量比較手
段116を経た圧縮データは、複数の画像記録手段114a〜1
14hを経て、記録媒体115a〜115hの各々に記録する。
【0046】なお、図1と同様に、記録媒体を8個持つ
場合を例に示してあるが、必ずしも記録媒体を8個持つ
必要はなく、記録媒体を複数持つ場合において本発明は
適用可能である。換言すれば、画像領域を8つに分割す
る例に限らず、2つ以上の分割領域に分割する場合にお
いて適用可能であることは明白である。
【0047】[作用]図7は本実施の形態の作用を説明す
る説明図である。図7(a)は1つの画像領域を均等に
分割した場合の分割領域を示し、図7(b)は図7
(a)のように均等に分割した場合における各分割領域
の圧縮データ量(符号量)とそれらのデータ量の平均値
を示している。図7(c)は図7(b)における各分割
領域の圧縮データと平均値との差分を画像分割手段に対
してフィードバックして、次フレームにデータ量が均等
になるように再分割した場合の分割領域を示し、図7
(d)は図7(c)の再分割によって各分割領域のデー
タ量が均等になった状態を示している。
【0048】画像分割手段111aにて分割した各分割領域
の画像データを画像処理手段112a〜112hで処理したのち
画像圧縮手段113a〜113hで圧縮し、平均値算出手段およ
び符号量比較手段116に入力する。平均値算出手段およ
び符号量比較手段116においては、各分割領域の圧縮デ
ータから平均値を算出し、算出した平均値と各分割領域
の圧縮データを比較し、平均値からの差を検出する。
【0049】その結果、例えば、図7(b)のように各
分割領域の圧縮データと平均値を比較した場合、分割領
域A,D,F,Hは平均値を上回り、分割領域B,E,Gは平
均値を下回ったとすると、調整手段としての平均値算出
手段および符号量比較手段116では、次フレームに対し
ては、図7(c)に示すように分割領域A,D,F,Hは分
割領域を狭く、B,E,Gは分割領域を広くするように、
画像分割手段111aに制御信号をフィードバックする。こ
の制御信号は、分割領域の大きさを狭くまたは広くする
よう制御する場合は、平均値からの差に比例して決定す
るようにする。
【0050】図8は第5の実施の形態のフローチャート
を示している。図8で、画像分割手段111aに画像が入力
されると(ステップS1)、画像分割手段111aにより複
数(図6では8つ)の領域(記録媒体に対応する数)に分
割する(ステップS2)。各分割領域においてそれぞれ
画像処理手段112a〜112hで処理(ステップS3)後、画
像圧縮手段113a〜113hにより各分割領域の画像データを
圧縮する(ステップS4)。
【0051】各分割領域の圧縮データは、平均値算出手
段および符号量比較手段116で算出した各分割領域の符
号量より全体の平均値を算出し(ステップS5)、平均
値と各分割領域の符号量を比較する(ステップS6)。
ただし、ステップS6では、各分割領域の圧縮データCi
と平均値Avとの差の絶対値が閾値(許容値)Th範囲内
ならば、その圧縮データはそのまま対応する記録手段を
介して対応する記録媒体に記録する(ステップS7)。
【0052】一方、各分割領域の圧縮データCiと平均
値Avとの差の絶対値が閾値Th範囲を越える場合は、各
分割領域の圧縮データが平均値を上回ったか下回ったか
によって、平均値算出手段および符号量比較手段116は
以下のように画像分割手段111aに対してフィードバック
制御を行う(ステップS6からステップS2へ)。
【0053】即ち、各分割領域の圧縮データが平均値を
上回った場合、次フレームの画像領域を複数の画像領域
に分割する際に、分割領域の大きさを小さくするように
画像分割手段111aに対してフィードバックする。一方、
各分割領域の圧縮データが平均値を下回った場合、次フ
レームの画像領域を複数の画像領域に分割する際に、分
割領域の大きさを大きくするように画像分割手段111aに
対してフィードバックする。
【0054】これにより、各分割領域の圧縮データCi
と平均値Avとの差の絶対値が閾値Th範囲内に入るよう
に分割領域の大きさが制御され、その分割領域の圧縮デ
ータが対応する記録手段を介して対応する記録媒体に記
録されることになる。
【0055】本実施の形態のように、前フレームの圧縮
データの結果を基にフレーム毎に、各フレームの分割領
域を可変とすることにより、各記録媒体の消費をより均
一にすることができる。
【0056】[効果]本実施の形態は、静止画の場合にお
いてフィードバックの回数を1回以上繰り返すことによ
り、分割領域の圧縮データをより均一にすることができ
る。
【0057】また、動画の場合には前フレームの符号量
の結果に基づき、画像毎に次フレームの分割領域の大き
さを可変とすることにより、各分割領域の圧縮データは
均一になる。本実施の形態では、前フレームの結果を基
に分割領域の大きさを決定するため、フレーム間の相関
の高い動画の場合においても適用可能である。
【0058】〔第6の実施の形態〕 [構成]図9は本発明の第6の実施の形態の画像記録装置
における記録部を示すブロック図、図10は画像分割手
段における分割領域と各分割領域と記録媒体との対応関
係を示している。
【0059】画像記録装置は、撮像部100Aと記録部100B
で構成されているが、撮像部100Aの構成は図1の概念図
における撮像部と同様であるので省略し、記録部100Bの
みを示している。
【0060】本実施の形態における記録部100Bは、図1
の画像配列変換回路105から入力した一枚の画像の画像
領域を記録媒体(図では8個)の倍以上の数(図では1
6個)に分割するための画像分割手段111bを設ける。そ
の後、分割した16個の画像領域に対応するように16
個の画像処理手段112a〜112pおよび画像圧縮手段113a〜
113pを設ける。画像圧縮手段113a〜113pの後段には、付
加情報記録手段および統合手段117を設ける。統合手段
は複数の分割領域の圧縮データを統合するための手段で
あり、付加情報記録手段は復号する際に必要な原画像に
対する位置情報等を付加するため手段である。
【0061】その後、各記録媒体に記録するための8つ
の画像記録手段114a〜114hおよび記録媒体115a〜115hを
設けた構成とする。
【0062】[作用]例えば、図10に示すように、記録
媒体が8個ある場合、画像領域を記録媒体の倍以上の1
6の分割領域に分割し、各分割領域毎に画像データを圧
縮する。圧縮した画像データは、付加情報記録手段およ
び統合手段117により、中央付近の1つの分割領域(丸
数字8に示す)の圧縮データと一方の最も周辺の分割領
域(丸数字1に示す)の圧縮データをペアにして一つの
記録媒体115aに記録する。同様に、中央付近のもう1つ
の分割領域(丸数字9に示す)の圧縮データともう一方
の最も周辺の分割領域(丸数字16に示す)の圧縮デー
タをペアにして一つの記録媒体115eに記録する。次に中
央から2番目の1つの分割領域(丸数字7に示す)と一
方の周辺から2番目の分割領域(丸数字2に示す)の圧
縮データをペアにして一つの記録媒体115bに記録する。
同様に、中央から2番目のもう1つの分割領域(丸数字
10に示す)ともう一方の周辺から2番目の分割領域
(丸数字15に示す)の圧縮データをペアにして一つの
記録媒体115fに記録する。以下同様に、中央部に位置す
る分割領域と周辺部に位置する分割領域とをペアにし
て、同一の記録媒体に記録するようにする。
【0063】また、付加情報記録手段および統合手段11
7において、圧縮データの原画像に対する座標位置(図
10の丸数字1〜16で示される分割領域位置)や、水
平,垂直の画素数など、復号する際に必要となる情報を
付加するようにする。
【0064】[効果]1つの画像の画像領域を記録媒体の
数の倍以上の数の領域に分割し、高周波成分が集中し易
い中央付近の分割領域の圧縮データと低周波成分が集中
し易い周辺部の分割領域の圧縮データとをペアにして一
つの記録媒体に記録することにより、記録媒体間の圧縮
データのバラツキを抑えることができ、より長時間記録
が可能となる。
【0065】〔第7の実施の形態〕 [構成]図11は本発明の第7の実施の形態の画像記録装
置における記録部を示すブロック図を示している。
【0066】画像記録装置は、撮像部100Aと記録部100B
で構成されているが、撮像部100Aの構成は図1の概念図
における撮像部と同様であるので省略し、記録部100Bの
みを示している。
【0067】本実施の形態における記録部100Bは、図9
の実施の形態の構成における画像圧縮手段113a〜113pの
後段に符号量比較手段118を設けた構成としたものであ
る。そして、符号量比較手段118の後段には、付加情報
記録手段および統合手段117を設けている。符号量比較
手段118は1つの画像領域を分割し圧縮した後の各分割
領域の符号量を比較するための手段であり、統合手段は
複数の分割領域の圧縮データを統合するための手段であ
り、付加情報記録手段は復号する際に必要な原画像に対
する位置情報等を付加するための手段である。その他の
構成は、図9と同様である。
【0068】なお、符号量比較手段118と統合手段は、
各分割領域の符号量を比較し、その比較結果に基づき、
ある符号量より大なる符号量を有する分割領域と小なる
符号量を有する分割領域を選択して組み合わせて、同一
の記録媒体に記録するための分割領域統合手段を構成し
ている。
【0069】[作用]図12は、符号量比較手段118にお
いて、各分割領域の符号量を算出し、符号量の順に降順
に並べた状態を示している。
【0070】符号量比較手段118において、図12に示
すように各分割領域の符号量を算出しかつ圧縮されたデ
ータを符号量の順に昇順または降順に並べる。そして、
最も符号量が大なる分割領域の圧縮データと最も符号量
が小なる分割領域の圧縮データをペアにして、付加情報
記録手段および統合手段117に送る。付加情報記録手段
および統合手段117では、各圧縮データの原画像に対す
る位置情報等を付加し、かつペアにした圧縮データを画
像記録手段を介して1つの記録媒体に記録する。次に2
番目に圧縮データが大なる分割領域と2番目に圧縮デー
タが小なる分割領域をペアにして、各圧縮データの原画
像に対する位置情報等を付加し、かつペアにした圧縮デ
ータを別の画像記録手段を介してもう1つの記録媒体に
記録する。以下同様に、圧縮データが大なる分割領域と
小なる分割領域をペアにして、他の1つの記録媒体に記
録するようにする。付加情報記録手段においては、復号
する際に必要となる原画像に対する情報等を圧縮データ
に対して付加する。付加情報記録手段では、例えば圧縮
データに原画像に対する位置や水平,垂直の画素数の情
報を付加し、復号する際にこれらの情報を基に復号す
る。
【0071】図13は第7の実施の形態のフローチャー
トを示している。図13で、画像分割手段111bに画像が
入力されると(ステップS11)、画像分割手段111bによ
り複数(図11では16個)の領域に分割する(ステッ
プS12)。各分割領域においてそれぞれ画像処理手段11
2a〜112pで処理(ステップS13)後、画像圧縮手段113a
〜113pにより各分割領域の画像データを圧縮する(ステ
ップS14)。
【0072】各分割領域の圧縮データは、符号量比較手
段118において、各分割領域の符号量を算出しそれぞれ
の符号量を比較し、図12のように昇順又は降順に順位
付けする(ステップS15)。そして、例えば分割領域A
からPに従って符号量が減少していく場合、分割領域A
と分割領域Pの圧縮データを纏めて(ステップS16)、
各圧縮データに前述した情報を付加し(ステップS1
7)、同一の記録媒体に記録する(ステップS18)。次
に分割領域Bと分割領域Oの圧縮データを纏めて同一の
記録媒体に記録するようにする。以降、同様に分割領域
Cと分割領域N、分割領域Dと分割領域Mのように圧縮
データが大なる分割領域と小なる分割領域をまとめて、
一つの記録媒体に記録するようにする。
【0073】[効果]このようにすることにより、各記録
媒体に記録する圧縮データ量のバラツキを抑えることが
でき、より長時間記録をすることが可能となる。
【0074】〔以上の実施の形態の分割単位の一例〕図
14は画像圧縮手段での圧縮処理を行う際の処理単位を
示している。画像データを圧縮する際には、JPEGやMPEG
等はDCT(離散コサイン変換:Discrete Cosine Transfor
mの略)が用いられる。通常、DCTは8×8画素からなる
ブロックに分割し、DCT処理を実行する。従って、1つ
の画像の画像領域を分割する際には、8×8画素からな
る領域の整数倍になるように画像領域を分割する。但
し、半端な大きさになった場合、隣接する分割領域とオ
ーバーラップさせたり、ダミー画素を設けることにより
対応する。
【0075】これにより、画像データに対してDCTを実
施することを前提にする場合、分割領域が8×8画素のブ
ロックの整数倍でないときには、DCTが全画像領域に
おいて実施できない可能性がある不具合を解消すること
ができる。
【0076】〔第6,第7の実施の形態のデータ構造の
一例〕図15は第6,第7の実施の形態のデータ構造例
を示している。第6,第7の実施の形態では、分割した
各画像領域毎、圧縮した符号データに原画像に対する情
報を付加するようにする。復号側においては、圧縮した
符号データに付加された原画像に対する情報をもとに復
号することになる。
【0077】図15(a)は符号データがJPEG構造の場
合を示しており、テーブル(Table)等の情報を記述で
きるユーザーコメント部に原画像に対する情報を付加す
る。また、水平,垂直の画素数はフレームヘッダに記録
する。
【0078】なお、図15(b)に示すように、MPEGの
場合も同様にユーザーデータ領域があるので、ユーザー
データ領域に水平,垂直の画素数や原画像に対する情報
を付加する。
【0079】これにより、圧縮されたデータを用いて復
号する際、圧縮データの原画像に対する位置や画像サイ
ズが明確となるので、圧縮データから原画像を復元する
ことができないという不具合を解消することができる。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、効率
的に複数の記録媒体に記録することができ、より長時間
の記録が可能な画像記録装置を実現することが可能とな
る。各記録媒体に記録する圧縮データ量のバラツキを抑
え、より長時間記録をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の概念図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の作用を説明する説
明図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の作用を説明する説
明図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の作用を説明する説
明図。
【図5】本発明の第4の実施の形態の作用を説明する説
明図。
【図6】本発明の第5の実施の形態の画像記録装置にお
ける記録部を示すブロック図。
【図7】本発明の第5の実施の形態の作用を説明する説
明図。
【図8】本発明の第5の実施の形態のフローチャート。
【図9】本発明の第6の実施の形態の画像記録装置にお
ける記録部を示すブロック図。
【図10】図9の画像分割手段における分割領域と各分
割領域と記録媒体との対応関係を示す説明図。
【図11】本発明の第7の実施の形態の画像記録装置に
おける記録部を示すブロック図。
【図12】図11の符号量比較手段において各分割領域
の符号量を算出し符号量の順に降順に並べた状態を示す
説明図。
【図13】本発明の第7の実施の形態のフローチャー
ト。
【図14】本発明の実施の形態での分割単位の一例を示
す説明図。
【図15】本発明の第6,第7の実施の形態のデータ構
造例を示す説明図。
【符号の説明】
100…画像記録装置 100A…撮像部 100B…記録部 111…画像分割手段 113a〜113h…画像圧縮手段 114a〜114h…記録手段 115a〜115h…記録媒体
フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA17 GA11 GA16 GB06 GB21 JA21 KA24 LA01 5C078 BA21 DA06 DA07 5D044 AB07 CC09 DE03 DE13 GK07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一枚の画像を複数の領域に分割するための
    画像領域分割手段と、 分割した分割領域毎に画像データを圧縮するための複数
    の画像圧縮手段と、 該画像圧縮手段により生成された圧縮データを複数の記
    録媒体に記録するための複数の記録手段とを備え、 前記複数の分割領域の各分割領域は、各記録媒体に記録
    される圧縮データの符号量が均一になるように予め規定
    されていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記分割手段は、画像領域をある一方向に
    対して複数の領域に分割することを特徴とする請求項1
    記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記分割手段は、画像領域を2次元状に複数
    の領域に分割することを特徴とする項1記載の画像記録
    装置。
  4. 【請求項4】一枚の画像を複数の領域に分割するための
    画像領域分割手段と、 分割した分割領域毎に画像データを圧縮するための複数
    の画像圧縮手段と、 該画像圧縮手段により生成された圧縮データを複数の記
    録媒体に記録するための複数の記録手段とを備え、 前記複数の分割領域はさらに複数の小領域からなり、前
    記複数の分割領域の対応する小領域ごとに集めて圧縮及
    び記録処理を行う別の複数の領域を形成しその領域毎に
    複数の記録媒体に記録することを特徴とする画像記録装
    置。
  5. 【請求項5】一枚の画像を複数の領域に分割するための
    画像領域分割手段と、 分割した分割領域毎に画像データを圧縮するための複数
    の画像圧縮手段と、 該画像圧縮手段により生成された圧縮データを複数の記
    録媒体に記録するための複数の記録手段と、 各記録媒体に記録される圧縮データの符号量が分割領域
    毎に均等になるように調整する調整手段と備えることを
    特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】前記調整手段は、各分割領域の符号量が均
    一になるように分割領域の大きさを画像毎に、可変する
    ことを特徴とする請求項5記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】一枚の画像を複数の領域に分割するための
    画像領域分割手段と、分割した分割領域毎に画像データ
    を圧縮するための複数の画像圧縮手段と、 該画像圧縮手段により生成された圧縮データを複数の記
    録媒体に記録するための複数の記録手段と、 記録媒体の倍以上の数に画像領域を分割し、ある複数の
    分割領域を選択して統合した際、選択された複数の分割
    領域に対応する複数の圧縮データの符号量を加算して得
    られる加算符号量と、前記ある複数の分割領域とは異な
    る他の複数の分割領域を選択して統合した際、選択され
    た複数の分割領域に対応する複数の圧縮データの符号量
    を加算して得られる加算符号量とが均一になるように複
    数の分割領域を選択して統合するための分割領域統合手
    段とを備えることを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】前記分割領域統合手段は、画像領域の中央
    付近に対応する分割領域と周辺部に対応する分割領域を
    組み合わせて、同一の記録媒体に記録することを特徴と
    する請求項7記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】前記分割領域統合手段は、各分割領域に対
    応する圧縮データの符号量を比較する比較手段、および
    複数の分割領域を選択して統合するための統合手段から
    なり、前記統合手段は、前記比較手段の結果に基づき、あ
    る符号量より大なる符号量を有する分割領域と小なる符
    号量を有する分割領域を選択して組み合わせて、同一の
    記録媒体に記録することを特徴とする請求項7記載の画
    像記録装置。
  10. 【請求項10】前記画像分割領域は、8×8画素の整数倍
    の領域になるように画像領域を分割することを特徴とす
    る前記1〜9記載のいずれか1つに画像記録装置。
  11. 【請求項11】さらに前記各圧縮データに対して、原画
    像領域に関する情報を付加する付加情報記録手段を有す
    ることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1つに記載
    の画像記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008109389A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Canon Inc 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JP2012004632A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Mitsubishi Electric Corp 監視システム
US10872440B2 (en) 2017-07-10 2020-12-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Image signal processing device, and image signal transmission system

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