JP5576728B2 - 動画像符号化装置 - Google Patents
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本発明に係る動画像符号化装置の一つは、水平方向に並んだ複数のマクロブロックを有するブロックラインを符号化する符号化手段を複数有する動画像符号化装置であって、動画像に係る1つのピクチャが有するブロックラインの数を取得する取得手段と、前記1つのピクチャが複数のスライスに分割される場合における、各スライスのブロックラインの数を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された各スライスのブロックラインの数に従って、前記1つのピクチャを前記複数のスライスに分割する分割手段とを有し、前記1つのピクチャが有するブロックラインの数がAであり、前記複数のスライスの数がMであり、前記1つのピクチャを符号化するのに用いられる前記符号化手段の数がNである場合、前記決定手段は、k=A/(M×N)により得られたkの小数点以下を切り上げて得られた整数k’を用いて、前記複数のスライスのうちの1つのスライスを除いたスライスのブロックラインの数がk’×N及び(k’−1)×Nのいずれかになるように交互に決定することを特徴とする。
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、動画像符号化装置の一例としての、ピクチャを複数のスライスに分割し、各スライスを複数の符号化手段で符号化を行うデジタルビデオカメラに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、ピクチャを複数のスライスに分割し、各スライスを複数の符号化手段で符号化を行うことが可能な任意の機器に適用可能である。
制御部102は、例えばCPUであり、メモリに記憶されているデジタルビデオカメラ100の各ブロックの動作プログラムを読み出し、RAM105に展開して実行することにより、デジタルビデオカメラ100の各ブロックの動作を制御する。メモリ103は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、デジタルビデオカメラ100の各ブロックの動作プログラムに加え、例えば各ブロックの動作に必要なパラメータを記憶する。
このような構成をもつ本実施形態のデジタルビデオカメラ100のピクチャ分割処理について、図2のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。当該フローチャートに対応する処理は、制御部102が、例えばメモリ103に記憶されている対応する処理プログラムを読み出し、RAM105に展開して実行することにより実現することができる。なお、本ピクチャ分割処理は、例えば撮像部101から1つのピクチャのデータがRAM105に出力された際に開始されるものとして説明する。
k=A/(M×N) (式1)
k=66/(4×4)=4.125
となり、基準となる係数である整数k’は4となる。即ち、各スライスのブロックライン数はピクチャの上端から、16ライン、16ライン、16ライン、18ラインとなる。このように、本実施形態のスライスの分割方法を用いることで、少なくとも1つのスライスを除いたスライスのブロックライン数は符号化部の数の倍数となる。このため、当該符号化部の数の倍数のブロックライン数を有するスライスの符号化処理においてオーバーヘッドをなくすことができ、全体として1つのピクチャを複数のスライスに分割して符号化処理を行う際のオーバーヘッドを最小限に抑制することができる。
上述した実施形態では、1つのピクチャを複数のスライスに分割した際に、1つのスライスを除いて、スライスが有するブロックライン数を、1つの符号化手段の数の倍数である値に決定するする方法について説明した。本変形例1では、1つのスライスを除くスライスが有するブロックライン数に、符号化手段の数の倍数である、複数の異なる値を割り当てる方法について説明する。
以下、本変形例1のデジタルビデオカメラ100のピクチャ分割処理について、図3のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。当該フローチャートに対応する処理は、制御部102が、例えばメモリ103に記憶されている対応する処理プログラムを読み出し、RAM105に展開して実行することにより実現することができる。なお、本ピクチャ分割処理は、例えば撮像部101から1つのピクチャのデータがRAM105に出力された際に開始されるものとして説明する。なお、本ピクチャ分割処理において、上述した実施形態1のピクチャ分割処理と同様の処理を行うステップについては同一の参照符号を付して説明を省略し、本変形例に特徴的な処理の説明に留める。
本実施形態では上述した変形例1と同様に、ピクチャを分割する複数のスライスのうち、1つのスライスを除いたスライスについて、2種類の、符号化手段の数の倍数であるブロックライン数が決定される。しかしながら、本実施形態では上述した実施形態1及び変形例1のように、ピクチャの上部に位置するスライスから順にブロックライン数を算出して決定する方法とは、以下のように異なる。即ち本実施形態では、ピクチャを分割するスライスの数分のブロックライン数を算出し、算出されたブロックライン数の組み合わせに応じて、分割する複数のスライスそれぞれのブロックライン数を決定する。
以下、本実施形態のデジタルビデオカメラ100のピクチャ分割処理について、図4のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。当該フローチャートに対応する処理は、制御部102が、例えばメモリ103に記憶されている対応する処理プログラムを読み出し、RAM105に展開して実行することにより実現することができる。なお、本ピクチャ分割処理は、例えば撮像部101から1つのピクチャのデータがRAM105に出力された際に開始されるものとして説明する。なお、本ピクチャ分割処理において、上述した実施形態1及び変形例1のピクチャ分割処理と同様の処理を行うステップについては同一の参照符号を付して説明を省略し、本実施形態に特徴的な処理の説明に留める。
k=86/(4×5)=4.3
となり、基準となる係数である整数k’は5となる。即ち、複数のスライスに割り当てられるブロックライン数の組み合わせは、20ライン、16ライン、20ライン、16ライン、14ラインとなる。制御部102は、このうち値が小さい方から2つのブロックライン数にあたる14ライン及び16ラインを、ピクチャの上端及び下端のスライスに割り当てる。このとき、例えば各スライスのブロックライン数はピクチャの上端から、16ライン、20ライン、20ライン、16ライン、14ラインとなる。
実施形態2では、算出されたブロックライン数のうち、値が小さい方から2つのブロックライン数をピクチャの上端及び下端のスライスに割り当てることにより、ピクチャの中央部分における画質劣化を抑制する方法について説明した。しかしながら、同様の効果は以下のように各スライスのブロックライン数を割り当てることによっても得ることができる。
k=94/(4×5)=4.7
となり、基準となる係数である整数k’は5となる。即ち、複数のスライスに割り当てられるブロックライン数の組み合わせは、20ライン、16ライン、20ライン、16ライン、22ラインとなる。このとき制御部102は、ピクチャの中央のブロックライン(47番目または48番目のブロックライン)を、最大のブロックライン数、22ラインを有するスライスが含むように決定する。例えば各スライスのブロックライン数は、ピクチャの上端から、20ライン、16ライン、22ライン、20ライン、16ラインとなる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (2)
- 水平方向に並んだ複数のマクロブロックを有するブロックラインを符号化する符号化手段を複数有する動画像符号化装置であって、
動画像に係る1つのピクチャが有するブロックラインの数を取得する取得手段と、
前記1つのピクチャが複数のスライスに分割される場合における、各スライスのブロックラインの数を決定する決定手段と、
前記決定手段によって決定された各スライスのブロックラインの数に従って、前記1つのピクチャを前記複数のスライスに分割する分割手段と
を有し、
前記1つのピクチャが有するブロックラインの数がAであり、前記複数のスライスの数がMであり、前記1つのピクチャを符号化するのに用いられる前記符号化手段の数がNである場合、前記決定手段は、k=A/(M×N)により得られたkの小数点以下を四捨五入して得られた整数k’を用いて、前記複数のスライスのうちの1つのスライスを除いたスライスのブロックラインの数がk’×Nとなるように決定する
ことを特徴とする動画像符号化装置。 - 水平方向に並んだ複数のマクロブロックを有するブロックラインを符号化する符号化手段を複数有する動画像符号化装置であって、
動画像に係る1つのピクチャが有するブロックラインの数を取得する取得手段と、
前記1つのピクチャが複数のスライスに分割される場合における、各スライスのブロックラインの数を決定する決定手段と、
前記決定手段によって決定された各スライスのブロックラインの数に従って、前記1つのピクチャを前記複数のスライスに分割する分割手段と
を有し、
前記1つのピクチャが有するブロックラインの数がAであり、前記複数のスライスの数がMであり、前記1つのピクチャを符号化するのに用いられる前記符号化手段の数がNである場合、前記決定手段は、k=A/(M×N)により得られたkの小数点以下を切り上げて得られた整数k’を用いて、前記複数のスライスのうちの1つのスライスを除いたスライスのブロックラインの数がk’×N及び(k’−1)×Nのいずれかになるように交互に決定する
ことを特徴とする動画像符号化装置。
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