JP2002367814A - 過渡過電圧保護素子構造 - Google Patents

過渡過電圧保護素子構造

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JP2002367814A
JP2002367814A JP2001160351A JP2001160351A JP2002367814A JP 2002367814 A JP2002367814 A JP 2002367814A JP 2001160351 A JP2001160351 A JP 2001160351A JP 2001160351 A JP2001160351 A JP 2001160351A JP 2002367814 A JP2002367814 A JP 2002367814A
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Shunen Lee
俊遠 李
Kono Jo
康能 徐
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KAHO KAGI KOFUN YUGENKOSHI
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KAHO KAGI KOFUN YUGENKOSHI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過渡過電圧保護素子構造の提供。 【解決手段】 絶縁層を使用して信号電極辺縁と可変抵
抗材料層間の接触を隔離し、これにより信号電極辺縁に
存在する尖端放電効果を消去し、これにより過渡過電圧
保護素子が受け取ることのできる過渡過電圧を高くした
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一種の過渡過電圧
保護素子構造に係り、且つ特に、絶縁層を利用して信号
導電層辺縁の尖端と機能材料の接触を隔離した過渡過電
圧保護素子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年発展している過渡過電圧保護素子
は、可変抵抗材料を素子構造中に設け、可変抵抗材料に
より信号電極と接地電極を電気的に連接する。このよう
な可変抵抗材料の特性は、適当な電圧範囲でそのインピ
ーダンスを変動可能である。そのうち、信号電極が正常
な作業電圧範囲内にある時、可変抵抗材料は高インピー
ダンス状態とされ、正常な作業電圧範囲内で信号電極の
電圧と電流が正常作業可能で接地電極に導入されること
がない。しかし、信号電極に異状なパルスが出現する
と、可変抵抗材料の特性が変化して低インピーダンス状
態となり、この時、パルスのエネルギーが信号電極より
過渡過電圧保護素子により接地電極に導入され排出され
る。これにより、信号電極の電圧が許容の範囲内に制限
され、可変抵抗材料の特性により回路保護の目的を達成
する。
【0003】周知の可変抵抗材料を応用して製造された
過渡過電圧保護素子には多種類の形式があり、そのなか
の一種類は、単層構造とされ且つ広く市場で使用され、
単層構造の素子は通常、比較的大きな体積を有し、その
長所は極めて大きなエネルギー量のパルス例えばサージ
を受け止められることであり、もう一種類は積層構造で
あり、積層構造は比較的小さい素子体積を具備し、素子
自体は表面実装形態である長所を有している。
【0004】図1を参照されたい。周知の過渡過電圧保
護素子構造は、基板100を主体とし、基板100上に
信号電極202a、可変抵抗材料層104及び接地電極
202bが設けられている。そのうち、可変抵抗材料層
104は一部分が基板100上を被覆し、別に一部分、
もう一部分が信号電極202aを被覆し、接地電極20
2bの一部が基板100を被覆し、もう一部分が可変抵
抗材料層104を被覆し、こうしてスタック構造を形成
している。
【0005】図2に示されるのは米国特許第6,01
3,358号に記載の過渡過電圧保護素子構造であり、
ガラス或いはセラミック基板を主体とし、このガラス或
いはセラミック基板200に一対の導電層202が配置
され、それは信号電極202aと接地電極202bを含
み、信号電極202aと接地電極202bの間にさらに
可変抵抗材料層204が設けられ、可変抵抗材料層20
4が基板100と一部の信号電極202aと接地電極2
02b上を被覆し、信号電極202aの過電圧を接地電
極202bに導き排出する。
【0006】図3は、信号電極102aが形成される時
に、薄膜技術或いは厚膜技術で製造され、信号電極10
2aの辺縁部分の厚さが徐々に薄くなり、最辺縁部分に
現出する信号電極102aの接線と水平線のなす夾角が
鋭角を呈し、この鋭角が過渡過電圧出現時に極めて容易
に尖端放電の状況を発生し且つエネルギーがこの部分に
集中して放電され、ゆえに素子の受け取れる過渡過電圧
が制限され、素子全体の表現に影響が生じた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、本発明の目
的は、一種の過渡過電圧保護素子構造を提供し、即ち、
絶縁体を利用して信号電極の辺縁を可変抵抗材料層と隔
離し、過渡過電圧保護素子中の信号電極尖端放電の現象
を改善し、これにより素子の受け取れる過渡過電圧を高
くすることにある。
【0008】本発明のもう一つの目的は、一種の過渡過
電圧保護素子構造を提供し、即ち、絶縁体を利用して信
号電極の辺縁を可変抵抗材料層と隔離し、パルスエネル
ギーを信号電極と可変抵抗材料層の接触面に分散させ、
電極の辺縁の小区域に過度に集中して材料の損壊を形成
しないようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電子
素子に適用される過渡過電圧保護素子構造において、基
板と、該基板の上に配置された接地電極と、該接地電極
の一端の上に配置されて接地電極と電気的に連接する可
変抵抗材料層と、該可変抵抗材料層の中央部分を露出さ
せるように該可変抵抗材料層の辺縁に配置された絶縁層
と、該絶縁層と露出した該可変抵抗材料層の上に一端が
配置されると共に、可変抵抗材料層と電気的に連接し、
辺縁が該絶縁層の上に位置する、信号電極と、を具えた
ことを特徴とする、過渡過電圧保護素子構造。請求項2
の発明は、前記基板がガラス基板、セラミック基板のい
ずれかとされたことを特徴とする、請求項1に記載の過
渡過電圧保護素子構造。請求項3の発明は、前記可変抵
抗材料層と信号電極の間に一つの接触面があり、該接触
面を透過して過渡過電圧が接地電極に導入されることを
特徴とする、請求項1に記載の過渡過電圧保護素子構
造。請求項4の発明は、前記絶縁層が信号電極辺縁の尖
端放電効果を防止することを特徴とする、請求項1に記
載の過渡過電圧保護素子構造。請求項5の発明は、前記
絶縁層の材料が、低誘電係数材料、例えばけい素酸化
物、窒素酸化物とされたことを特徴とする、請求項1に
記載の過渡過電圧保護素子構造。請求項6の発明は、前
記絶縁層が方形フレーム構造とされたことを特徴とす
る、請求項1に記載の過渡過電圧保護素子構造。請求項
7の発明は、電子素子に適用される過渡過電圧保護素子
構造において、基板と、該基板の上に配置された信号電
極と接地電極と、該信号電極と該接地電極の間の該基板
の上に配置された絶縁層と、該信号電極と該接地電極の
間の該絶縁層の上に配置されると共に、信号電極及び接
地電極と電気的に連接する可変抵抗材料層と、を具えた
ことを特徴とする、過渡過電圧保護素子構造。請求項8
の発明は、前記基板がガラス基板、セラミック基板のい
ずれかとされたことを特徴とする、請求項7に記載の過
渡過電圧保護素子構造。請求項9の発明は、前記可変抵
抗材料層と信号電極の間に一つの接触面があり、該接触
面を透過して過渡過電圧が接地電極に導入されることを
特徴とする、請求項7に記載の過渡過電圧保護素子構
造。請求項10の発明は、前記絶縁層が信号電極の辺縁
を被覆して信号電極の辺縁の尖端放電効果を防止するこ
とを特徴とする、請求項7に記載の過渡過電圧保護素子
構造。請求項11の発明は、前記絶縁層の材料が、低誘
電係数材料、例えばけい素酸化物、金属酸化物とされた
ことを特徴とする、請求項7に記載の過渡過電圧保護素
子構造。請求項12の発明は、電子素子に適用され、基
板と、該基板の上に配置された信号電極と接地電極と、
該信号電極と該接地電極の間に配置された絶縁層と、該
信号電極と該接地電極の間に配置された可変抵抗材料層
と、を具えた過渡過電圧保護素子構造において、該絶縁
層が信号電極の辺縁を被覆し、可変抵抗材料層と信号電
極の間の接触面が過渡過電圧を接地電極に導入すること
を特徴とする、過渡過電圧保護素子構造。請求項13の
発明は、前記可変抵抗材料層が接地電極の一端の上に配
置され、該絶縁層が可変抵抗材料層の辺縁に配置され、
並びに可変抵抗材料層の中央部分が露出し、該信号電極
の一端が該絶縁層と露出した可変抵抗材料層の上に配置
されたことを特徴とする、請求項12に記載の過渡過電
圧保護素子構造。請求項14の発明は、前記絶縁層が方
形フレーム構造とされたことを特徴とする、請求項12
又は請求項13に記載の過渡過電圧保護素子構造。請求
項15の発明は、前記絶縁層の構造が可変抵抗材料層の
輪廓と一致することを特徴とする、請求項12又は請求
項13に記載の過渡過電圧保護素子構造。請求項16の
発明は、前記絶縁層が信号電極と接地電極の間の基板の
上に配置されて信号電極を被覆し、該可変抵抗材料層が
信号電極と接地電極の間の絶縁層の上に配置され並びに
信号電極及び接地電極と電気的に連接することを特徴と
する、請求項12に記載の過渡過電圧保護素子構造。請
求項17の発明は、前記基板がガラス基板、セラミック
基板のいずれかとされたことを特徴とする、請求項12
に記載の過渡過電圧保護素子構造。請求項18の発明
は、前記絶縁層の材料が、低誘電係数材料、例えばけい
素酸化物、金属酸化物とされたことを特徴とする、請求
項12に記載の過渡過電圧保護素子構造。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は一種の過渡過電圧保護素
子構造を提供する。その構造は、絶縁層を利用して信号
電極と可変抵抗材料層間の接触を隔離し、これにより信
号電極辺縁に存在する尖端放電効果を消去する。従来の
技術は、信号電極形成時に、薄膜技術或いは厚膜技術の
いずれで形成しても、信号電極の辺縁部分の厚さがいず
れも逐次薄くされ、最辺縁部分に出現する信号電極の接
線と水平線の夾角が鋭角とされ、この鋭角が過渡過電圧
出現時に極めて容易に尖端放電の状況を発生し且つエネ
ルギーがこの部分に集中して放電し、ゆえに素子の受け
取れる過渡過電圧が制限される。これに対して、本発明
では、絶縁体を利用して信号電極の辺縁と可変抵抗材料
層を隔離する構造により、過渡過電圧保護素子の受け取
れる過渡過電圧を高くしている。
【0011】
【実施例】過渡過電圧保護素子の主要な目的は、電子設
備をサージの傷害から保護することにある。サージの瞬
間のエネルギーは極めて大きく、一般の電子設備ではこ
の大きなエネルギーの衝撃に耐えられない。このため過
渡過電圧保護素子で保護する必要がある。ゆえに過渡過
電圧保護素子の主要な特性は、十分にサージの衝撃を受
けることができることであり、このため、過渡過電圧保
護素子の設計はこのような特性に対して設計される必要
がある。
【0012】図4から図7を参照されたい。これは本発
明の好ましい実施例の過渡過電圧保護素子の製造フロー
表示図である。まず、図4に示されるように、基板30
0を提供する。該基板300は例えばガラス基板或いは
セラミック基板とされる。基板300上に少なくとも一
つの接地電極302を形成し、この接地電極302は例
えば堆積或いはスパッタ方式で形成し、さらにリソグラ
フィー、エッチング工程によりそれをパターン化して形
成する。
【0013】続いて、図5に示されるように、接地電極
302の一端の上に可変抵抗材料層304を形成する。
この可変抵抗材料層304の材質は、例えば導体粉末と
半導体粉末を均一に混合して結合剤を混ぜた材料とさ
れ、このような材料は多く米国特許中に掲載されてお
り、例えば、米国特許第3,685,026号、3,6
85,028号,4,977,357号,5,068,
634号,5,260,848号,5,294,374
号,5,393,596号,及び5,807,509号
がある。
【0014】続いて図6に示されるように、絶縁層30
6で可変抵抗材料層304の辺縁部分を被覆し、絶縁層
306を方形フレーム構造となすが、絶縁層306の構
造はこの方形フレーム構造に限定されず、可変抵抗材料
層304の輪廓に応じて改変される。このほか、絶縁層
306を可変抵抗材料層304の中央部分より露出せし
め、後に形成する信号電極308(図7参照)との電性
連接に供する。
【0015】続いて図7及び図8を参照されたい。信号
電極308を可変抵抗材料層304の上に形成し、その
辺縁の絶縁層306の上にあるように制御し、且つ全条
の信号電極308の例えば可変抵抗材料層304との接
触部分より外向きに基板300まで延伸させる。図8に
明らかであるように、リソグラフィー、エッチング工程
により、信号電極308の辺縁を絶縁層306の上に正
確に制御し、これにより信号電極308の辺縁部分に尖
端放電現象が発生せず、信号電極308と可変抵抗材料
層304の接触面を経由して放電が行われ、ゆえに有効
に信号電極308辺縁の尖端放電の問題を解消する。
【0016】最後に図9に示されるように、本発明のも
う一つの実施例の過渡過電圧保護素子の構造は、基板3
00、接地電極302、可変抵抗材料層304、絶縁層
306及び信号電極308を含む。そのうち、接地電極
302と信号電極308は基板300の上に配置され、
絶縁層306は信号電極308と接地電極302の間の
基板300の上に配置され、可変抵抗材料層304は信
号電極308と接地電極302の間の絶縁層306の上
方に配置され、且つ可変抵抗材料層304と信号電極3
08及び接地電極302は電性連接している。
【0017】図8に示されるように、絶縁層306は信
号電極308の辺縁を被覆し、並びに可変抵抗材料層3
04と信号電極308及び接地電極302は電気的に連
接し、過渡過電圧保護素子が有効に信号電極辺縁尖端放
電問題を解消し、且つ保護素子材料の永久性損壊より防
止する。
【0018】図7と図8中の過渡過電圧保護素子構造は
各種の電子素子と整合可能で、保護素子自身が更に高い
サージ衝撃に耐えられ、その電子素子に対する保護が更
に有効であり、電子素子の表現を増加するだけでなく、
素子の使用寿命を延長できる。このほか、保護素子自身
の可変抵抗材料に対しても絶縁層により有効な保護が形
成され、これにより保護素子の特性表現が増進されるだ
けでなく、保護素子の使用寿命も延長される。
【0019】
【発明の効果】総合すると、本発明の過渡過電圧保護素
子構造は、少なくとも以下の長所を有している。 1.本発明の過渡過電圧保護素子はサージ発生に遭遇す
る時、構造中の信号電極の辺縁が僅かに絶縁層に接触す
るだけであり、ゆえに信号電極の辺縁を経由しての放電
が起こらず、信号電極と可変抵抗材料層の接触面を経由
して放電が行われ、ゆえに有効に信号電極辺縁尖端放電
の問題が解消される。 2.本発明の過渡過電圧保護素子構造はサージエネルギ
ーの信号電極辺縁の区域への過度の集中による材料の永
久損壊が発生せず、サージエネルギーが信号電極と可変
抵抗材料層の接触面を均一に通過するため、サージの可
変抵抗材料層に対する損壊率を減らし、さらに素子のサ
ージ耐量を高めることができる。
【0020】以上の説明は本発明の実施例に係るもので
あり、本発明の請求範囲を限定するものではなく、本発
明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも
本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の過渡過電圧保護素子構造断面図である。
【図2】周知の過渡過電圧保護素子構造断面図である。
【図3】図1の信号電極辺縁と可変抵抗材料接触の局部
拡大図である。
【図4】本発明の好ましい実施例の過渡過電圧保護素子
の製造フロー表示図である。
【図5】本発明の好ましい実施例の過渡過電圧保護素子
の製造フロー表示図である。
【図6】本発明の好ましい実施例の過渡過電圧保護素子
の製造フロー表示図である。
【図7】本発明の好ましい実施例の過渡過電圧保護素子
の製造フロー表示図である。
【図8】図7の信号電極辺縁と可変抵抗材料接触の局部
拡大図である。
【図9】本発明のもう一つの実施例の過渡過電圧保護素
子構造表示図である。
【符号の説明】
100、200 基板 102、202 導電層 102a、202a 接地電極 102b、202b 信号電極 300 基板 302 接地電極 304 可変抵抗材料層 306 絶縁層 308 信号電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E351 AA07 AA13 BB05 BB31 CC11 GG06 5E034 EA08 EB03 5F038 AV01 BH02 BH13 BH15 EZ01 EZ20

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子素子に適用される過渡過電圧保護素
    子構造において、 基板と、 該基板の上に配置された接地電極と、 該接地電極の一端の上に配置されて接地電極と電気的に
    連接する可変抵抗材料層と、 該可変抵抗材料層の中央部分を露出させるように該可変
    抵抗材料層の辺縁に配置された絶縁層と、 該絶縁層と露出した該可変抵抗材料層の上に一端が配置
    されると共に、可変抵抗材料層と電気的に連接し、辺縁
    が該絶縁層の上に位置する、信号電極と、 を具えたことを特徴とする、過渡過電圧保護素子構造。
  2. 【請求項2】 前記基板がガラス基板、セラミック基板
    のいずれかとされたことを特徴とする、請求項1に記載
    の過渡過電圧保護素子構造。
  3. 【請求項3】 前記可変抵抗材料層と信号電極の間に一
    つの接触面があり、該接触面を透過して過渡過電圧が接
    地電極に導入されることを特徴とする、請求項1に記載
    の過渡過電圧保護素子構造。
  4. 【請求項4】 前記絶縁層が信号電極辺縁の尖端放電効
    果を防止することを特徴とする、請求項1に記載の過渡
    過電圧保護素子構造。
  5. 【請求項5】 前記絶縁層の材料が、低誘電係数材料、
    例えばけい素酸化物、窒素酸化物とされたことを特徴と
    する、請求項1に記載の過渡過電圧保護素子構造。
  6. 【請求項6】 前記絶縁層が方形フレーム構造とされた
    ことを特徴とする、請求項1に記載の過渡過電圧保護素
    子構造。
  7. 【請求項7】 電子素子に適用される過渡過電圧保護素
    子構造において、 基板と、 該基板の上に配置された信号電極と接地電極と、 該信号電極と該接地電極の間の該基板の上に配置された
    絶縁層と、 該信号電極と該接地電極の間の該絶縁層の上に配置され
    ると共に、信号電極及び接地電極と電気的に連接する可
    変抵抗材料層と、 を具えたことを特徴とする、過渡過電圧保護素子構造。
  8. 【請求項8】 前記基板がガラス基板、セラミック基板
    のいずれかとされたことを特徴とする、請求項7に記載
    の過渡過電圧保護素子構造。
  9. 【請求項9】 前記可変抵抗材料層と信号電極の間に一
    つの接触面があり、該接触面を透過して過渡過電圧が接
    地電極に導入されることを特徴とする、請求項7に記載
    の過渡過電圧保護素子構造。
  10. 【請求項10】 前記絶縁層が信号電極の辺縁を被覆し
    て信号電極の辺縁の尖端放電効果を防止することを特徴
    とする、請求項7に記載の過渡過電圧保護素子構造。
  11. 【請求項11】 前記絶縁層の材料が、低誘電係数材
    料、例えばけい素酸化物、金属酸化物とされたことを特
    徴とする、請求項7に記載の過渡過電圧保護素子構造。
  12. 【請求項12】 電子素子に適用され、基板と、該基板
    の上に配置された信号電極と接地電極と、該信号電極と
    該接地電極の間に配置された絶縁層と、該信号電極と該
    接地電極の間に配置された可変抵抗材料層と、を具えた
    過渡過電圧保護素子構造において、該絶縁層が信号電極
    の辺縁を被覆し、可変抵抗材料層と信号電極の間の接触
    面が過渡過電圧を接地電極に導入することを特徴とす
    る、過渡過電圧保護素子構造。
  13. 【請求項13】 前記可変抵抗材料層が接地電極の一端
    の上に配置され、該絶縁層が可変抵抗材料層の辺縁に配
    置され、並びに可変抵抗材料層の中央部分が露出し、該
    信号電極の一端が該絶縁層と露出した可変抵抗材料層の
    上に配置されたことを特徴とする、請求項12に記載の
    過渡過電圧保護素子構造。
  14. 【請求項14】 前記絶縁層が方形フレーム構造とされ
    たことを特徴とする、請求項12又は請求項13に記載
    の過渡過電圧保護素子構造。
  15. 【請求項15】 前記絶縁層の構造が可変抵抗材料層の
    輪廓と一致することを特徴とする、請求項12又は請求
    項13に記載の過渡過電圧保護素子構造。
  16. 【請求項16】 前記絶縁層が信号電極と接地電極の間
    の基板の上に配置されて信号電極を被覆し、該可変抵抗
    材料層が信号電極と接地電極の間の絶縁層の上に配置さ
    れ並びに信号電極及び接地電極と電気的に連接すること
    を特徴とする、請求項12に記載の過渡過電圧保護素子
    構造。
  17. 【請求項17】 前記基板がガラス基板、セラミック基
    板のいずれかとされたことを特徴とする、請求項12に
    記載の過渡過電圧保護素子構造。
  18. 【請求項18】 前記絶縁層の材料が、低誘電係数材
    料、例えばけい素酸化物、金属酸化物とされたことを特
    徴とする、請求項12に記載の過渡過電圧保護素子構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004327551A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Denso Corp 半導体集積回路装置

Cited By (1)

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JP2004327551A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Denso Corp 半導体集積回路装置

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