JP2002367529A - 電界放出表示装置用基板とその製造方法及びこれを用いた電界放出表示装置 - Google Patents
電界放出表示装置用基板とその製造方法及びこれを用いた電界放出表示装置Info
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- JP2002367529A JP2002367529A JP2001177724A JP2001177724A JP2002367529A JP 2002367529 A JP2002367529 A JP 2002367529A JP 2001177724 A JP2001177724 A JP 2001177724A JP 2001177724 A JP2001177724 A JP 2001177724A JP 2002367529 A JP2002367529 A JP 2002367529A
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電界放出表示装置用基板において高精度、高特
性な電界放出素子を形成する。 【解決手段】電界放出素子5の幅を基板側から頂部に向
けて狭くする。
性な電界放出素子を形成する。 【解決手段】電界放出素子5の幅を基板側から頂部に向
けて狭くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高精度かつ安価な
薄型の大画面用カラー表示装置等に用いられる電界放出
表示装置用基板とその製造方法及びこれを用いた電界放
出表示装置に関するものである。
薄型の大画面用カラー表示装置等に用いられる電界放出
表示装置用基板とその製造方法及びこれを用いた電界放
出表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から画像表示装置として多用されて
きたCRTは、容積及び重量が大である等の欠点から、
近年のマルチメディアの浸透に伴い、情報のインターフ
ェイスとして発光ダイオード(LED)や液晶(LC
D)、或いは、プラズマアドレス液晶(PALC)、電
界放出表示装置(FED)、プラズマディスプレイ(P
DP)等の大型画面で高画質、その上、軽量薄型で設置
場所を選ばない等の特長を有する平面画像表示装置が開
発され、これらの利用範囲が拡大しつつある。
きたCRTは、容積及び重量が大である等の欠点から、
近年のマルチメディアの浸透に伴い、情報のインターフ
ェイスとして発光ダイオード(LED)や液晶(LC
D)、或いは、プラズマアドレス液晶(PALC)、電
界放出表示装置(FED)、プラズマディスプレイ(P
DP)等の大型画面で高画質、その上、軽量薄型で設置
場所を選ばない等の特長を有する平面画像表示装置が開
発され、これらの利用範囲が拡大しつつある。
【0003】かかる要求に応える平面画像表示装置とし
て、基板上に形成された電界放出素子から放出された電
子により蛍光体を発光させる構造の電界放出表示装置
(FED)が大型画面用カラー画像表示装置として近年
特に注目されている。
て、基板上に形成された電界放出素子から放出された電
子により蛍光体を発光させる構造の電界放出表示装置
(FED)が大型画面用カラー画像表示装置として近年
特に注目されている。
【0004】このようなFEDは、図3に示すように、
RGBの各画素に対応するように、背面板3上に電圧を
かけることで電子を放出する電界放出素子5を形成し、
また前面板1上には電子線により発光を行う蛍光体4を
形成し、この前面板1と背面板3を隔壁2を介して所定
の間隔になるように貼り合わせることで平板状の真空容
器を形成し、前記電界放出素子5に所定の電圧を印加し
て電子を放出させることにより画面上の所望の位置に所
望の光点を表示し画像表示を行うものである。
RGBの各画素に対応するように、背面板3上に電圧を
かけることで電子を放出する電界放出素子5を形成し、
また前面板1上には電子線により発光を行う蛍光体4を
形成し、この前面板1と背面板3を隔壁2を介して所定
の間隔になるように貼り合わせることで平板状の真空容
器を形成し、前記電界放出素子5に所定の電圧を印加し
て電子を放出させることにより画面上の所望の位置に所
望の光点を表示し画像表示を行うものである。
【0005】従来、FEDとしては真空容器内に単に電
界放出素子5を封入した構造(特開平7−134954
号公報)が知られていた。しかし、FEDでは内部を高
真空とする必要があり、表示面積が大きくなるに従い、
特に中央部付近で前面板1と背面板3が、大気圧によっ
て押されて歪みを生じ、著しい場合には前面板1と背面
板3の変形や破壊が発生するという問題があった。
界放出素子5を封入した構造(特開平7−134954
号公報)が知られていた。しかし、FEDでは内部を高
真空とする必要があり、表示面積が大きくなるに従い、
特に中央部付近で前面板1と背面板3が、大気圧によっ
て押されて歪みを生じ、著しい場合には前面板1と背面
板3の変形や破壊が発生するという問題があった。
【0006】このような前面板1と背面板3が大気圧に
よって変形、破壊する問題を解決する手法として、特開
平2−10542号公報には、前面板1と背面板3を一
定に保持する隔壁2が用いられたFEDが開示されてい
る。また、隔壁2として柱状体を用いたFEDが特開平
10−92314号公報に開示されている。
よって変形、破壊する問題を解決する手法として、特開
平2−10542号公報には、前面板1と背面板3を一
定に保持する隔壁2が用いられたFEDが開示されてい
る。また、隔壁2として柱状体を用いたFEDが特開平
10−92314号公報に開示されている。
【0007】一方、電界放出素子5の製造方法として
は、一般に、印刷法や半導体プロセスを主とする方法が
採用されており、スタンフォード・リサーチ・インステ
ィチュートのシー・エー・スピントらによるジャーナル
・オブ・アプライド・フィジックスの第47巻、12
号、5248〜5268頁(1976年12月)に発表
された研究報告書により公知であり、シー・エー・スピ
ントらによる米国特許第3,789,471号及びエイ
チ・エフ・グレイらの米国特許第4,307,507号
に開示されている。
は、一般に、印刷法や半導体プロセスを主とする方法が
採用されており、スタンフォード・リサーチ・インステ
ィチュートのシー・エー・スピントらによるジャーナル
・オブ・アプライド・フィジックスの第47巻、12
号、5248〜5268頁(1976年12月)に発表
された研究報告書により公知であり、シー・エー・スピ
ントらによる米国特許第3,789,471号及びエイ
チ・エフ・グレイらの米国特許第4,307,507号
に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電界放出素子5は、図3に示すように断面が矩形状であ
るため、電子を放出する頂部が広く、かつエッジがある
ことにより、電子放出のばらつきが発生するという問題
があった。
電界放出素子5は、図3に示すように断面が矩形状であ
るため、電子を放出する頂部が広く、かつエッジがある
ことにより、電子放出のばらつきが発生するという問題
があった。
【0009】また、従来の電界放出素子5の製造方法に
おいては、印刷法や半導体プロセスを主とする方法によ
る為、形状ばらつきが大きいことに加えて、工程数が多
く、現行の技術では大面積に形成することが困難であっ
て、特殊かつ高価な製造装置を必要とし、生産コストが
高いといった問題があった。
おいては、印刷法や半導体プロセスを主とする方法によ
る為、形状ばらつきが大きいことに加えて、工程数が多
く、現行の技術では大面積に形成することが困難であっ
て、特殊かつ高価な製造装置を必要とし、生産コストが
高いといった問題があった。
【0010】本発明は、上記課題を解決する為に成され
たものであり、その目的は安価で高精度かつ大面積の電
界放出表示装置用基板並びにその製造方法を提供するこ
とにある。
たものであり、その目的は安価で高精度かつ大面積の電
界放出表示装置用基板並びにその製造方法を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題に
鑑み鋭意研究検討した結果、溝形状を有する型を用い、
加圧成形により電界放出素子を成形することで、高精度
且つ高性能な電界放出素子を、高能率に製造できること
を見い出し、本発明に至った。
鑑み鋭意研究検討した結果、溝形状を有する型を用い、
加圧成形により電界放出素子を成形することで、高精度
且つ高性能な電界放出素子を、高能率に製造できること
を見い出し、本発明に至った。
【0012】即ち、本発明は、基板上に電界放出素子を
一体的に形成してなる電界放出表示装置用基板であっ
て、電界放出素子の幅を基板側から頂部に向けて狭くし
たことを特徴とし、また、電界放出素子の頂部端面に面
取りを形成したことを特徴としたものであり、更に、電
界放出素子中の導電材料が高さ方向に配向していること
を特徴とするのもである。
一体的に形成してなる電界放出表示装置用基板であっ
て、電界放出素子の幅を基板側から頂部に向けて狭くし
たことを特徴とし、また、電界放出素子の頂部端面に面
取りを形成したことを特徴としたものであり、更に、電
界放出素子中の導電材料が高さ方向に配向していること
を特徴とするのもである。
【0013】更に、本発明は、導電性材料とガラス粉体
とバインダーとの混合物からなる電極材料層を基板上に
形成し、複数の溝を刻設した型で電極材料層を加圧し、
電界放出素子を形成することを特徴とし、また、導電性
材料とガラス粉体とバインダーとの混合物からなる電極
材料層を、複数の溝を刻設した型の溝内部に充填し、基
板上に転写することで電界放出素子を形成することを特
徴とするものである。
とバインダーとの混合物からなる電極材料層を基板上に
形成し、複数の溝を刻設した型で電極材料層を加圧し、
電界放出素子を形成することを特徴とし、また、導電性
材料とガラス粉体とバインダーとの混合物からなる電極
材料層を、複数の溝を刻設した型の溝内部に充填し、基
板上に転写することで電界放出素子を形成することを特
徴とするものである。
【0014】本発明の製造方法によれば、電界放出素子
の幅は基板側より頂部が狭くなる形状とすることができ
るため、電子放出を行う頂部の面積を小さくして電子放
出を容易にできる。また、電界放出素子頂部を面取り形
状とすることで、エッジ部を起点に発生する異常な電子
の放出が抑制され、安定した電子放出が行えるようにな
る。更に、導電材料を電界放出素子頂部の方向へ配向す
ることによって、発生する電界が均一に安定し、より低
電圧で安定した電子の放出を行うことができるようにな
る。
の幅は基板側より頂部が狭くなる形状とすることができ
るため、電子放出を行う頂部の面積を小さくして電子放
出を容易にできる。また、電界放出素子頂部を面取り形
状とすることで、エッジ部を起点に発生する異常な電子
の放出が抑制され、安定した電子放出が行えるようにな
る。更に、導電材料を電界放出素子頂部の方向へ配向す
ることによって、発生する電界が均一に安定し、より低
電圧で安定した電子の放出を行うことができるようにな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の電界放出表示装置
用基板について、図面に基づき詳細に説明する。
用基板について、図面に基づき詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の電界放出表示装置用基板の
断面図を示すものである。
断面図を示すものである。
【0017】電界放出表示装置は、前面板1上に複数の
隔壁2が形成され、隔壁2間には蛍光体4が形成され
る。背面板3上には電界放出素子5が形成され、前面板
1と背面板3を隔壁2を介して貼り合わせ、封止するこ
とでFEDのパネルを構成する。
隔壁2が形成され、隔壁2間には蛍光体4が形成され
る。背面板3上には電界放出素子5が形成され、前面板
1と背面板3を隔壁2を介して貼り合わせ、封止するこ
とでFEDのパネルを構成する。
【0018】そして、高真空に封止されたパネル内の電
界放出素子5に電圧を加えることで電子線を発生、加速
させ、これによって蛍光体4の発光を行い、画像表示が
行える。
界放出素子5に電圧を加えることで電子線を発生、加速
させ、これによって蛍光体4の発光を行い、画像表示が
行える。
【0019】本発明の電界放出表示装置用基板において
は、背面板3と一体化した電界放出素子5の幅が背面板
3側から頂部11に向けて狭くなり、また、頂部には面
取りCを備えたことを特徴としている。これによって、
低電圧で安定した電子放出を行うのに有効な凸型形状に
形成することができる。これは、尖った、表面積の狭い
頂部を放出面とするにより低電圧で電子放出が行われ、
また、異常電子放出が発生しやすいエッジ部がなくなる
ためである。
は、背面板3と一体化した電界放出素子5の幅が背面板
3側から頂部11に向けて狭くなり、また、頂部には面
取りCを備えたことを特徴としている。これによって、
低電圧で安定した電子放出を行うのに有効な凸型形状に
形成することができる。これは、尖った、表面積の狭い
頂部を放出面とするにより低電圧で電子放出が行われ、
また、異常電子放出が発生しやすいエッジ部がなくなる
ためである。
【0020】電界放出素子5の側面と背面板3の垂線と
の成す角度θは10〜60゜であることが好ましい。こ
れは、10゜未満では効果が少なく、60゜以上では電
界放出素子5が広がり過ぎてしまい、精細度が低下する
為である。面取りCの形状としては、エッジ部が無くな
るものが好ましく、特にR形状が好ましい。
の成す角度θは10〜60゜であることが好ましい。こ
れは、10゜未満では効果が少なく、60゜以上では電
界放出素子5が広がり過ぎてしまい、精細度が低下する
為である。面取りCの形状としては、エッジ部が無くな
るものが好ましく、特にR形状が好ましい。
【0021】また、本発明の電界放出表示装置用基板に
おいては、背面板3と一体化した電界放出素子5中の導
電材料6が高さ方向に配向していることを特徴としてい
る。これは、後述するように電界放出素子5を成形する
際、型で加圧することにより電界放出素子5を構成する
導電材料6が頂部の方向へ流動することにより形成され
る。導電材料6が電子を放出すべき高さ方向に配向して
いることによって、電圧を加えた時に発生する電界が均
一となる為に、この構造を成すことによって、より低電
圧で安定した電子放出を行うことができる。
おいては、背面板3と一体化した電界放出素子5中の導
電材料6が高さ方向に配向していることを特徴としてい
る。これは、後述するように電界放出素子5を成形する
際、型で加圧することにより電界放出素子5を構成する
導電材料6が頂部の方向へ流動することにより形成され
る。導電材料6が電子を放出すべき高さ方向に配向して
いることによって、電圧を加えた時に発生する電界が均
一となる為に、この構造を成すことによって、より低電
圧で安定した電子放出を行うことができる。
【0022】次に、本発明の電界放出表示装置用基板の
製造方法について、図面に基づき詳細に説明する。
製造方法について、図面に基づき詳細に説明する。
【0023】図2は、本発明の電界放出表示装置用基板
の電界放出素子の製造方法を示すものである。
の電界放出素子の製造方法を示すものである。
【0024】先ず図2(a)に示すように、予め背面板
3に、電界放出素子成形用組成物から成る電極材料層7
を形成する。尚、この時に形成する電極材料層7は単層
又は、材質の異なる複数層の何れでも良い。
3に、電界放出素子成形用組成物から成る電極材料層7
を形成する。尚、この時に形成する電極材料層7は単層
又は、材質の異なる複数層の何れでも良い。
【0025】次に図2(b)に示すように、電界放出素
子用成形型8で電極材料層7を加圧して、背面板3上に
電界放出素子5を成形する。この時に、電界放出素子用
成形型8の溝形状を凸形状やテーパー形状、面取り形状
に加工しておくことで、成形される電界放出素子5は所
望の形状を有する。また、型で加圧することにより電界
放出素子5を構成する導電材料6が頂部の方向へ流動す
ることにより、導電材料6は電界放出素子5の高さ方向
へ配向する。
子用成形型8で電極材料層7を加圧して、背面板3上に
電界放出素子5を成形する。この時に、電界放出素子用
成形型8の溝形状を凸形状やテーパー形状、面取り形状
に加工しておくことで、成形される電界放出素子5は所
望の形状を有する。また、型で加圧することにより電界
放出素子5を構成する導電材料6が頂部の方向へ流動す
ることにより、導電材料6は電界放出素子5の高さ方向
へ配向する。
【0026】最後に図2(c)に示すように、得られた
成形体を所定の温度パターンで一括焼成を行う。
成形体を所定の温度パターンで一括焼成を行う。
【0027】尚、前記電極材料層7は、導電材料6とガ
ラス粉末と有機性添加物及び溶媒からなる電界放出素子
成形用組成物を背面板3上に直接塗布し乾燥させる手法
や、予め電界放出素子成形用組成物をテープ状にし、そ
れを背面板3上に転写、密着させる手法などいずれの手
法でも形成することが可能である。
ラス粉末と有機性添加物及び溶媒からなる電界放出素子
成形用組成物を背面板3上に直接塗布し乾燥させる手法
や、予め電界放出素子成形用組成物をテープ状にし、そ
れを背面板3上に転写、密着させる手法などいずれの手
法でも形成することが可能である。
【0028】また、上記隔壁2についても、同様に成形
型を用いて形成することが可能である。
型を用いて形成することが可能である。
【0029】本発明で使用する前記電界放出素子成形用
組成物としては、Ag、Ni、Al、Pt、Au、P
d、Cu、W、Mo、Ru、Ti、In、Cr、Fe、
Zn、Sn、Ta、Pb等の金属、あるいはこれらの合
金、PdO、SnO2、In2O 3、PbO、Sb2O3等
の酸化物、HfB2、ZrB2、LaB6、CeB6、YB
4、GdB4等の硼化物、TiC、ZrC、HfC、Ta
C、SiC、WC等の炭化物、TiN、ZrN、HfN
等の窒化物、Si、Ge等の半導体、又は前記金属やそ
の合金、酸化物、硼化物、炭化物、半導体に少量の低融
点ガラスを混合した導電性ペーストを用いて形成するこ
とができる。また、前記金属やその合金、酸化物、硼化
物、炭化物、半導体の粒子形状については、非球状とし
て上述したように高さ方向に配向させることが好まし
い。
組成物としては、Ag、Ni、Al、Pt、Au、P
d、Cu、W、Mo、Ru、Ti、In、Cr、Fe、
Zn、Sn、Ta、Pb等の金属、あるいはこれらの合
金、PdO、SnO2、In2O 3、PbO、Sb2O3等
の酸化物、HfB2、ZrB2、LaB6、CeB6、YB
4、GdB4等の硼化物、TiC、ZrC、HfC、Ta
C、SiC、WC等の炭化物、TiN、ZrN、HfN
等の窒化物、Si、Ge等の半導体、又は前記金属やそ
の合金、酸化物、硼化物、炭化物、半導体に少量の低融
点ガラスを混合した導電性ペーストを用いて形成するこ
とができる。また、前記金属やその合金、酸化物、硼化
物、炭化物、半導体の粒子形状については、非球状とし
て上述したように高さ方向に配向させることが好まし
い。
【0030】前記低融点ガラス粉末としては、ケイ酸塩
を主成分とし、酸化鉛、亜鉛、硫黄、セレン、明礬、マ
ンガン、アルカリ塩、酸化ビスマス等の一種以上を含有
した各種ガラス材料を用いることができる。
を主成分とし、酸化鉛、亜鉛、硫黄、セレン、明礬、マ
ンガン、アルカリ塩、酸化ビスマス等の一種以上を含有
した各種ガラス材料を用いることができる。
【0031】前記溶媒としては、前記有機性添加物と相
溶するものであれば特に限定するものではない。
溶するものであれば特に限定するものではない。
【0032】前記有機性添加物としては、熱可塑性樹
脂、あるいは紫外線硬化樹脂、光硬化性樹脂、熱硬化性
樹脂等を用いることができる。その他としては、分散
剤、離型剤、硬化剤、滑材、可塑剤等の各種有機物を用
いることができる。
脂、あるいは紫外線硬化樹脂、光硬化性樹脂、熱硬化性
樹脂等を用いることができる。その他としては、分散
剤、離型剤、硬化剤、滑材、可塑剤等の各種有機物を用
いることができる。
【0033】前記電界放出素子用成形型8は溝を多数有
しており、その形状は平板形状、円筒形状等、如何なる
ものでも良く、また、その材質は、金属、セラミック、
樹脂等を使用することができる。
しており、その形状は平板形状、円筒形状等、如何なる
ものでも良く、また、その材質は、金属、セラミック、
樹脂等を使用することができる。
【0034】また、本発明の前面板1や背面板3として
用いる基板としては、ソーダライムガラスや低ソーダガ
ラス、鉛アルカリケイ酸ガラス、ホウケイ酸塩ガラス、
無アルカリガラス等の透明ガラス基板や各種セラミック
基板を用いることができる。
用いる基板としては、ソーダライムガラスや低ソーダガ
ラス、鉛アルカリケイ酸ガラス、ホウケイ酸塩ガラス、
無アルカリガラス等の透明ガラス基板や各種セラミック
基板を用いることができる。
【0035】また、基板上に各組成物から成る各材料を
形成する手段は、特に限定するものではないが、例え
ば、ロールコーター、ドクターブレード、スクリーン印
刷、グラビア印刷等で直接に基板上に形成する手法、テ
ープ成形機やロール圧延機などにより所定のシート形状
とした物を、所望の形状に切断し、基板上に転写する手
法などを用いることができ、最終的に均一な膜厚で形成
できればよい。
形成する手段は、特に限定するものではないが、例え
ば、ロールコーター、ドクターブレード、スクリーン印
刷、グラビア印刷等で直接に基板上に形成する手法、テ
ープ成形機やロール圧延機などにより所定のシート形状
とした物を、所望の形状に切断し、基板上に転写する手
法などを用いることができ、最終的に均一な膜厚で形成
できればよい。
【0036】また、本発明の実施形態は電界放出素子5
を背面板3に形成した例を説明したが、電界放出素子5
を前面板1に形成しても何ら問題ない。
を背面板3に形成した例を説明したが、電界放出素子5
を前面板1に形成しても何ら問題ない。
【0037】
【実施例】次に、本発明の電界放出表示装置用基板とそ
の製造方法について以下のように評価した。 (実施例1)先ず、背面板3として厚さ3mmで8イン
チサイズのソーダライムガラスを使用し、電界放出素子
用組成物としてカーボンナノチューブを含有したカーボ
ン粉末にバインダー、溶剤、分散剤、粘度調整剤、可塑
剤を添加した物を用いて、これを背面板3上にスリット
コーターにて塗布し、それを乾燥し、電界放出素子用材
料7を形成した。
の製造方法について以下のように評価した。 (実施例1)先ず、背面板3として厚さ3mmで8イン
チサイズのソーダライムガラスを使用し、電界放出素子
用組成物としてカーボンナノチューブを含有したカーボ
ン粉末にバインダー、溶剤、分散剤、粘度調整剤、可塑
剤を添加した物を用いて、これを背面板3上にスリット
コーターにて塗布し、それを乾燥し、電界放出素子用材
料7を形成した。
【0038】次に、電界放出素子用成形型8として金属
からなる、ピッチ600μm、幅50μm、深さ50μ
m、断面形状が三角形の溝を有する型を用いて、電極材
料層7を加圧し塑性変形させ電界放出素子5を成形し
た。
からなる、ピッチ600μm、幅50μm、深さ50μ
m、断面形状が三角形の溝を有する型を用いて、電極材
料層7を加圧し塑性変形させ電界放出素子5を成形し
た。
【0039】次に、前面板1として厚さ3mmで8イン
チサイズのソーダライムガラスを使用し、隔壁成形用組
成物として鉛ガラスを主成分とした粉末にバインダー、
溶剤、分散剤、粘度調整剤、可塑剤を添加した物を用い
て、これを前面板1上にスリットコーターにて塗布し、
それを乾燥し、隔壁材料層を形成した。
チサイズのソーダライムガラスを使用し、隔壁成形用組
成物として鉛ガラスを主成分とした粉末にバインダー、
溶剤、分散剤、粘度調整剤、可塑剤を添加した物を用い
て、これを前面板1上にスリットコーターにて塗布し、
それを乾燥し、隔壁材料層を形成した。
【0040】次に、隔壁成形型として金属からなる、ピ
ッチ600μm、幅150μm、深さ500μmの溝を
有する型を用いて、隔壁材料層を加圧し塑性変形させ隔
壁2を成形した。
ッチ600μm、幅150μm、深さ500μmの溝を
有する型を用いて、隔壁材料層を加圧し塑性変形させ隔
壁2を成形した。
【0041】その後、前面板1及び背面板3を大気中5
80℃の焼成を行い、本発明の電界放出表示装置用基板
を得た。
80℃の焼成を行い、本発明の電界放出表示装置用基板
を得た。
【0042】得られた電界放出表示装置用基板を貼り合
わせ、真空排気を行い、ドライバの接続を行い表示特性
の調査を行ったところ、発光ばらつきの少ない良好表示
特性が得られた。 (実施例2)先ず、背面板3として厚さ3mmで8イン
チサイズのソーダライムガラスを使用し、電界放出素子
用組成物としてカーボンナノチューブを含有したカーボ
ン粉末にバインダー、溶剤、分散剤、粘度調整剤、可塑
剤を添加した物を用いて、これを背面板3上にスリット
コーターにて塗布し、それを乾燥し、電極材料層7を形
成した。
わせ、真空排気を行い、ドライバの接続を行い表示特性
の調査を行ったところ、発光ばらつきの少ない良好表示
特性が得られた。 (実施例2)先ず、背面板3として厚さ3mmで8イン
チサイズのソーダライムガラスを使用し、電界放出素子
用組成物としてカーボンナノチューブを含有したカーボ
ン粉末にバインダー、溶剤、分散剤、粘度調整剤、可塑
剤を添加した物を用いて、これを背面板3上にスリット
コーターにて塗布し、それを乾燥し、電極材料層7を形
成した。
【0043】次に、電界放出素子用成形型8として金属
からなる、ピッチ600μmで、トップ幅10μm、ボ
トム幅50μm、高さ50μm、トップとボトムをR面
でつないだ形状となる溝を有する型を用いて、電極材料
層7を加圧し塑性変形させ電界放出素子5を成形した。
からなる、ピッチ600μmで、トップ幅10μm、ボ
トム幅50μm、高さ50μm、トップとボトムをR面
でつないだ形状となる溝を有する型を用いて、電極材料
層7を加圧し塑性変形させ電界放出素子5を成形した。
【0044】次に、前面板1として厚さ3mmで8イン
チサイズのソーダライムガラスを使用し、隔壁成形用組
成物として鉛ガラスを主成分とした粉末にバインダー、
溶剤、分散剤、粘度調整剤、可塑剤を添加した物を用い
て、これを前面板1上にスリットコーターにて塗布し、
それを乾燥し、隔壁材料層を形成した。
チサイズのソーダライムガラスを使用し、隔壁成形用組
成物として鉛ガラスを主成分とした粉末にバインダー、
溶剤、分散剤、粘度調整剤、可塑剤を添加した物を用い
て、これを前面板1上にスリットコーターにて塗布し、
それを乾燥し、隔壁材料層を形成した。
【0045】次に、隔壁成形型として金属からなる、ピ
ッチ600μm、幅150μm、深さ500μmの溝を
有する型を用いて、隔壁材料層を加圧し塑性変形させ隔
壁2を成形した。
ッチ600μm、幅150μm、深さ500μmの溝を
有する型を用いて、隔壁材料層を加圧し塑性変形させ隔
壁2を成形した。
【0046】その後、前面板1及び背面板3を大気中5
80℃の焼成を行い、本発明の電界放出表示装置用基板
を得た。
80℃の焼成を行い、本発明の電界放出表示装置用基板
を得た。
【0047】得られた電界放出表示装置用基板を貼り合
わせ、真空排気を行い、ドライバの接続を行い表示特性
の調査を行ったところ、発光ばらつきの少ない良好な表
示特性が得られた。 (比較例)先ず、背面板3として厚さ3mmで8インチ
サイズのソーダライムガラスを使用し、電界放出素子用
組成物としてカーボンナノチューブを含有したカーボン
粉末にバインダー、溶剤、分散剤、粘度調整剤を添加し
た物を用いて、これを背面板3上にピッチ600μm、
幅50μm、厚み50μmでライン状に電界放出素子5
を印刷形成した。その後、背面板3を大気中580℃の
焼成を行った。次に、前面板1上に、予め作製した幅1
50μm、高さ300μmの隔壁2をピッチ600μm
で配置した。
わせ、真空排気を行い、ドライバの接続を行い表示特性
の調査を行ったところ、発光ばらつきの少ない良好な表
示特性が得られた。 (比較例)先ず、背面板3として厚さ3mmで8インチ
サイズのソーダライムガラスを使用し、電界放出素子用
組成物としてカーボンナノチューブを含有したカーボン
粉末にバインダー、溶剤、分散剤、粘度調整剤を添加し
た物を用いて、これを背面板3上にピッチ600μm、
幅50μm、厚み50μmでライン状に電界放出素子5
を印刷形成した。その後、背面板3を大気中580℃の
焼成を行った。次に、前面板1上に、予め作製した幅1
50μm、高さ300μmの隔壁2をピッチ600μm
で配置した。
【0048】その後、前面板1と背面板3を貼り合わせ
真空排気を行い、ドライバの接続を行った。この時点で
一部隔壁2の倒れが確認された。続いて、表示特性の調
査を行ったところ、発光のばらつき及び異常放電が見ら
れ良好な表示特性が得られなかった。
真空排気を行い、ドライバの接続を行った。この時点で
一部隔壁2の倒れが確認された。続いて、表示特性の調
査を行ったところ、発光のばらつき及び異常放電が見ら
れ良好な表示特性が得られなかった。
【0049】これらの結果からも明らかなように、比較
例においては隔壁の倒れが発生しており、また、表示特
性も不十分であった。一方、本発明実施例においては隔
壁の倒れは発生しておらず、また表示特性も良好なもの
であった。
例においては隔壁の倒れが発生しており、また、表示特
性も不十分であった。一方、本発明実施例においては隔
壁の倒れは発生しておらず、また表示特性も良好なもの
であった。
【0050】尚、本発明は実施例に何等限定されるもの
ではない。
ではない。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明の電界放出表示装
置用基板は、電界放出素子の幅を基板側から電極頂部に
向けて狭くし、また、頂部端面に面取りを形成し、更
に、導電材料を電界放出素子頂部の方向へ配向させるこ
とで電子の放出ばらつきを低減できる。その結果、これ
を用いて構成した電界放出表示装置は高品位な表示特性
が得られる。
置用基板は、電界放出素子の幅を基板側から電極頂部に
向けて狭くし、また、頂部端面に面取りを形成し、更
に、導電材料を電界放出素子頂部の方向へ配向させるこ
とで電子の放出ばらつきを低減できる。その結果、これ
を用いて構成した電界放出表示装置は高品位な表示特性
が得られる。
【図1】本発明による電界放出表示装置用基板の断面図
である。
である。
【図2】(a)〜(c)は本発明に係る電界放出表示装
置用基板の電界放出素子の製造方法を示す図である。
置用基板の電界放出素子の製造方法を示す図である。
【図3】一般的な電界放出表示装置用基板の断面図であ
る。
る。
1:前面板 2:隔壁 3:背面板 4:蛍光体 5:電界放出素子 6:導電材料 7:電極材料層 8:電界放出素子用成形型 θ:電界放出素子側面と基板垂線との成す角 C:面取り部
Claims (6)
- 【請求項1】基板上に電界放出素子を一体的に形成して
なり、上記電界放出素子の幅を基板側から頂部に向けて
狭くしたことを特徴とする電界放出表示装置用基板。 - 【請求項2】基板上に電界放出素子を一体的に形成して
なり、上記電界放出素子の頂部端面に面取りを形成した
ことを特徴とする電界放出表示装置用基板。 - 【請求項3】基板上に電界放出素子を一体的に形成して
なり、上記電界放出素子中の導電材料が高さ方向に配向
していることを特徴とする電界放出表示装置用基板。 - 【請求項4】導電性材料とガラス粉体とバインダーとの
混合物からなる電極材料層を基板上に形成し、複数の溝
を刻設した型で上記電極材料層を加圧し、上記基板上に
電界放出素子を形成することを特徴とする電界放出表示
装置用基板の製造方法。 - 【請求項5】導電性材料とガラス粉体とバインダーとの
混合物からなる電極材料層を、複数の溝を刻設した型の
溝内部に充填し、上記基板上に転写することで電界放出
素子を形成することを特徴とする請求項4記載の電界放
出表示装置用基板の製造方法。 - 【請求項6】請求項1〜3の何れかに記載の電界放出表
示装置用基板に、蛍光体、隔壁を備えてなることを特徴
とする電界放出表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001177724A JP2002367529A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 電界放出表示装置用基板とその製造方法及びこれを用いた電界放出表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001177724A JP2002367529A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 電界放出表示装置用基板とその製造方法及びこれを用いた電界放出表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002367529A true JP2002367529A (ja) | 2002-12-20 |
Family
ID=19018523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001177724A Pending JP2002367529A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 電界放出表示装置用基板とその製造方法及びこれを用いた電界放出表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002367529A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006351231A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Asahi Kasei Corp | 金属酸化物構造体の製造方法 |
KR101100814B1 (ko) | 2004-11-15 | 2012-01-02 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전자 방출원 형성용 조성물, 이를 이용하여 제조된 전자방출원, 및 상기 전자 방출원을 포함하는 전자 방출 소자 |
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001177724A patent/JP2002367529A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101100814B1 (ko) | 2004-11-15 | 2012-01-02 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전자 방출원 형성용 조성물, 이를 이용하여 제조된 전자방출원, 및 상기 전자 방출원을 포함하는 전자 방출 소자 |
JP2006351231A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Asahi Kasei Corp | 金属酸化物構造体の製造方法 |
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