JP2002367290A - オーディオ再生装置及びオーディオ再生方法 - Google Patents

オーディオ再生装置及びオーディオ再生方法

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JP2002367290A
JP2002367290A JP2001177570A JP2001177570A JP2002367290A JP 2002367290 A JP2002367290 A JP 2002367290A JP 2001177570 A JP2001177570 A JP 2001177570A JP 2001177570 A JP2001177570 A JP 2001177570A JP 2002367290 A JP2002367290 A JP 2002367290A
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audio
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signal
speaker
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JP2001177570A
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Yasuaki Sekii
康彰 関井
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上で意図されたスピーカ配置に対応
した出力端子に信号出力供給が可能となり、よってスピ
ーカ配置にしたがったオーディオ出力をそれぞれ必要な
出力端子から外部アンプ等に出力することが可能となる
オーディオ再生装置の提供を目的とする。 【解決手段】 切り換え器12は、マイクロプロセッサ
ー11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側又は接点
B側に切り換え、オーディオアンプ8からの増幅アナ
ログオーディオ信号を低域補正(LFE)を再生するサ
ブウーハー(Subwoofer)用の出力端子9又はXチャ
ンネル用の出力端子9に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数N個の独立し
たチャンネルを有し、N個中任意のチャンネルのスピー
カー位置が固定されず、選択的に複数種類のスピーカ位
置が規定されているオーディオ記録媒体を再生するオー
ディオ再生装置及びオーディオ再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2個を超える複数個の独立した音声チャ
ンネルを持つ、いわゆるマルチチャンネルを再生可能な
メディアとしてはスーパーオーディオコンパクトディス
ク(Super Audio Compact Disc:SACD)、ディジタ
ルバーサタイルディスク又はディジタルビデオディスク
(Digital Versatile Disc or Digital Vedio Disc:D
VD)オーディオ等が規格化されている。
【0003】これらの規格におけるマルチチャンネルの
スピーカ位置の設定は、ITU−R(international te
lecommunications union radiocommunication sector)
の勧告BS-775-1Mutichannel Stereophonic Sound Syste
m with and without Accompanying Pictureに基づいて
いる。
【0004】図19には、前記勧告によるマルチチャン
ネルの標準的なスピーカ配置を示す。聴取者Uに対する
フロントの左L,右R、フロントのセンターC、サラウ
ンドの左LS,サラウンドの右RSの5チャンネルの配
置である。また、この5チャンネルの配置に、図20に
示すように低域補正(Low frequency Enhancement:L
FE)を再生するサブウーハー(Sub woofer:SW)ス
ピーカを加えたいわゆる5.1チャンネルの配置も標準
的となっている。
【0005】前記SACDでは、メディアのディスク上
に、通常2チャンネルステレオの他、最大6個の独立し
たオーディオチャンネルが規定されている。このため、
5.1チャンネルのオーディオソースを格納可能であ
る。
【0006】一方、これらのマルチチャンネルのメディ
アを再生するオーディオ再生装置(プレーヤ)では、メ
ディアの持つ独立した最大チャンネル数に応じた、独立
したオーディオ再生回路とオーディオ出力端子を備えて
いる。光ディスクが5.1チャンネルのオーディオソー
スを記録しているのであれば、それを再生するプレーヤ
の出力端子は5.1チャンネル入力端子を持つ外部アン
プに接続され、さらに外部アンプは5.1チャンネルに
対応した各々のスピーカに接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これら独立
した音声チャンネルを有するマルチチャンネルメディア
において、従来のスピーカ配置に加え、その最大チャン
ネル数の中で、任意のスピーカ位置が変更された新たな
スピーカ配置が、規格に追加された場合を考える。
【0008】一般的なプレーヤでは、前述のごとく最大
オーディオチャンネル数に応じたオーディオ回路と出力
端子を備えていれば、スピーカ位置に依らず新たなスピ
ーカ配置で録音されたメディアを再生して音声出力をす
ることは可能なはずである。
【0009】ところが、プレーヤの出力端子から先の外
部アンプ、スピーカの接続は、従来のスピーカの配置の
ままであるため、新たなスピーカ配置で録音されたメデ
ィアの再生時は、メディア上で意図されたスピーカ位置
とは異なる場所に置かれたスピーカから音声が出力され
ることになってしまう。
【0010】プレーヤの利用者は、従来のスピーカ配置
で録音されたメディアか、新たなスピーカ配置で録音さ
れたメディアかで、再生のたび、スピーカ位置を置き換
える、もしくはプレーヤと外部アンプの接続先を変更す
るなどの不都合を余儀されることとなってしまう。
【0011】また言い換えれば、このような事態が解決
されない限り、新たなスピーカ配置の追加を規格に盛り
込むことは困難なわけである。
【0012】本発明は、前記実情に鑑みてなされたもの
であり、記録媒体上で意図されたスピーカ配置に対応し
た出力端子に信号出力供給が可能となり、よってスピー
カ配置にしたがったオーディオ出力をそれぞれ必要な出
力端子から外部アンプ等に出力することが可能となり、
利用者にとって好適なものとなるオーディオ再生装置及
びオーディオ再生方法の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るオーディオ
再生装置は、前記課題を解決するために、複数N個の独
立したチャンネルを有し、N個中任意のチャンネルのス
ピーカー位置が非固定で、かつ選択的に複数種類のスピ
ーカ位置が規定されているオーディオ記録媒体を再生す
るオーディオ再生装置であって、前記オーディオ記録媒
体から読み出された信号から前記複数N個の独立したチ
ャンネル用にデータをデコードして出力するデコード手
段と、前記デコード手段から供給された前記複数N個の
独立したチャンネル用の出力信号の内、任意のチャンネ
ル用の出力信号を選択的に切り換える切り換え手段と、
前記切り換え手段により選択的に切り換えられる任意の
チャンネル用の出力信号が供給される複数の出力端子を
含む出力端子を有する出力端子群とを備える。
【0014】そして、このオーディオ再生装置は、オー
ディオ記録媒体に記録されている最大独立オーディオチ
ャンネル数よりも多い数の独立したオーディオチャンネ
ル出力端子を備え、記録媒体毎のスピーカ配置の違いに
よりそれらの出力端子を切り換えて、記録媒体上で意図
されたスピーカ配置に対応した出力端子に信号出力でき
るようにした。
【0015】また、本発明に係るオーディオ再生方法
は、複数N個の独立したチャンネルを有し、N個中任意
のチャンネルのスピーカー位置が非固定で、かつ選択的
に複数種類のスピーカ位置が規定されているオーディオ
記録媒体を再生するためのオーディオ再生方法であっ
て、前記オーディオ記録媒体から読み出された信号から
前記複数N個の独立したチャンネル用にデータをデコー
ドして出力するデコード工程と、前記デコード工程から
供給された前記複数N個の独立したチャンネル用の出力
信号の内、任意のチャンネル用の出力信号を選択的に切
り換える切り換え工程とを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るオーディオ再
生装置及びオーディオ再生方法のいくつかの実施の形態
について図面を参照しながら説明する。
【0017】先ず、第1の実施の形態について説明す
る。第1の実施の形態は、マルチチャンネルのオーディ
オソースが格納されたメディアとしてスーパーオーディ
オコンパクトディスク(Super Audio Compact Disc:S
ACD)規格の光ディスクを対象とし、この光ディスク
からオーディオ信号をマルチチャンネル再生するオーデ
ィオ再生装置である。
【0018】特に、このオーディオ再生装置が再生の対
象とする光ディスクは、6チャンネルの独立したオーデ
ィオチャンネルを有している。6チャンネルの独立した
オーディオチャンネルとしては、従来の5.1チャンネ
ルの他、LFE用のチャンネルが新たなスピーカ位置
(仮にXチャンネルと称す)に置き換わり既存の5チャ
ンネルと組み合わされた6チャンネルの配置もある。こ
の場合の6チャンネルの配置についての詳細は後述す
る。
【0019】このオーディオ再生装置は、図1に構成を
示すように、SACD規格の光ディスク1からピット信
号を読み出す光学ピックアップ2と、光学ピックアップ
2が読み出したピット信号を増幅するRFアンプ3と、
RFアンプ3が増幅した信号からサーボ用信号を生成し
たり、前記増幅信号に記録パターン検出処理や誤り訂正
処理等の信号処理を施すサーボ・信号処理部4と、この
サーボ・信号処理部4で生成されたサーボ用信号に基づ
いて光学ピックアップ2や光ディスク1を回転駆動する
機構部5と、サーボ・信号処理部4で前記信号処理が施
された信号を6チャンネル分の独立したデジタルオーデ
ィオ信号に変換するデコーダー部6とを備えている。
【0020】また、オーディオ再生装置は、デコーダー
部6で変換された6チャンネル分の独立したデジタルオ
ーディオ信号を6チャンネルそれぞれにアナログオーデ
ィオ信号に変換するD/A変換部7と、D/A変換部7
からの6チャンネルそれぞれのアナログオーディオ信号
を、それぞれ増幅するオーディオアンプ部8と、オーデ
ィオアンプ部8で増幅されたアナログオーディオ信号を
外部アンプに出力するための7つの出力端子を備えた出
力端子群9とを備える。
【0021】また、オーディオ再生装置は、操作者にス
イッチ入力を行わせる操作部10と、この操作部10か
らの再生・停止等の指令を解読し、サーボ・信号処理部
4やデコーダー部6を制御するマイクロプロセッサー1
1と、後述する切り換え器12とを備える。
【0022】D/A変換部7は、前記6チャンネル分の
独立したデジタルオーディオ信号を6チャンネルそれぞ
れにアナログオーディオ信号に変換するため、6個のD
/A変換器7〜7を備える。また、オーディオアン
プ部8もD/A変換部7からの6チャンネルそれぞれの
アナログオーディオ信号をそれぞれ増幅するために6個
のオーディオアンプ8〜8を備える。
【0023】出力端子群9は、従来の5.1チャンネル
用のフロントL(Left)用の出力端子9,フロントR
(Right)用の出力端子9,サラウンド(Surround)
L用の出力端子9,サラウンドR用の出力端子9
フロントC(Center)用の出力端子9,低域補正(L
FE)を再生するサブウーハー(Sub woofer)用の出力
端子9の他、新たに前記切り換え器12によって出力
端子9と切り換えられるXチャンネル用の出力端子9
とを備えている。
【0024】切り換え器12は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側又は接点B
側に切り換え、オーディオアンプ8からの増幅アナロ
グオーディオ信号を低域補正(LFE)を再生するサブ
ウーハー(Sub woofer)用の出力端子9又はXチャン
ネル用の出力端子9に供給する。
【0025】SACD規格の光ディスク1の構造を図2
に示す。この光ディスク1の領域は、内周から外周へ順
にリードインゾーン(Lead-in Zone)、データゾーン
(DataZone)、リードアウトゾーン(Lead-out Zone)
という3つに区分され、これらを合わせてインフォメー
ションゾーン(Information Zone)としている。
【0026】この光ディスク1はROM構造となってお
り、データゾーン(Data Zone)にセクター単位でデー
タが記録されている。各セクターは物理アドレス番号
(Physical Sector Number)を持ち、1セクター当たり
2064バイトの空間を用意し、各セクターに2048
バイトの有効データを記録可能としている。
【0027】このデータゾーンに対して物理アドレス番
号の代わりに0から始まる論理アドレス番号(Logical
Sector Number)を使用することにより、ボリューム空
間(Vorlume Space)に記録する、アプリケーションデ
ータ(Application Data)を管理している。
【0028】ボリューム空間(Volume Space)は、図3
に示すように、データの用途によって5つの領域に分割
されている。すなわち、ファイルシステムエリア(File
System Area)、マスターTOCエリア(Master TOC A
rea)、2チャンネルステレオエリア(2-Channel Streo
Area)、マルチチャンネルエリア(Multi ChannelAre
a)、エクストラデータエリア(Extra Data Area)であ
る。
【0029】ファイルシステムエリア(File System Ar
ea)は、コンピュータ用途を考慮したアクセスを可能と
する、ファイルシステムを記録しているエリアである。
【0030】SACD規格では、CDにおけるTOCの
考え方を基本的に踏襲し発展させたマスターTOCとエ
リア(Area)TOCからなるデュアルTOC構造が採用
されている。マスターTOCエリア(Master TOC Are
a)には、図4に示すように、アルバム情報やディスク
情報を示す同じマスターTOCを3回記録している。エ
リア(Area)TOCについては後述する。
【0031】SCAD規格では、2chステレオのみな
らずマルチチャンネルも可能で、独立した二つの領域、
前記2チャンネルステレオエリア(2-Channel Streo Ar
ea)とマルチチャンネルエリア(Multi Channel Area)
が用意されている。ディスクとしては、2chステレオ
のみ、マルチチャンネルのみ、2chステレオとマルチ
チャンネル両方という3つの組み合わせが可能である。
また、2chステレオ、マルチチャンネルともに符号化
方式は、DSD(Direct Stream Digital)記録方式を
採用し、各チャンネルは常に1ビット,64Fs(Fs=
44.1kHz)でサンプリングされたデータとなる。
【0032】前記ボリューム空間において、2チャンネ
ルステレオエリア(2-Channel Streo Area)とマルチチ
ャンネルエリア(Multi Channel Area)は、それぞれオ
ーディオエリア(Audio Area)を備えている。例えば、
マルチチャンネルエリア(Multi Channel Area)のオー
ディオエリアには、図4に示ように、DSD(DirectSt
ream Digital)記録方式による音楽信号が記録されるト
ラックエリア(TrackArea)と、その前後にエリアTO
C−1(Area TOC-1)、エリアTOC−2(Area TOC-
2)が、エリア情報やトラック情報に関する同じデータ
を格納して配置されている。エリアTOC−1(Area T
OC-1)、エリアTOC−2(Area TOC-2)の始まりと長
さは、マスターTOCに記述されている。また、マルチ
チャンネルエリア、又は2チャンネルエリアの有無が記
述されている。
【0033】図5には、マルチチャンネルエリア(Mult
i Channel Area)のオーディオエリアに含まれるエリア
TOC−1(Area TOC-1)又はエリアTOC−2(Area
TOC-2)の構成を示す。また、図6にはエリアTOCのシ
ンタックスを示す。
【0034】2048バイトの有効データからなるセクタを
単位としたArea_TOC_0(1セクタ),Track_List_1(1
セクタ),Track_List_2(1セクタ)とISRC_and_Genre
_List(2セクタ)は、必ず一つのエリアTOCに与えられ
ている。Track_Text(q*セクタ)とIndex_List(r*セク
タ)はオプションである。もし、Track_Text及び/又は
Index_ListがエリアTOCに与えられるのであれば、それ
はArea_TOC_0に予め示される。Access_Listは、オーデ
ィオエリアにDST処理されたDSD信号が格納されて
いるときに必要となる。マルチチャンネルエリアのオー
ディオエリアには常にDST処理されたDSD信号が格
納されるが、2chステレオエリアのオーディオエリア
にはDSD信号、又はDST処理されたDSD信号が選
択可能であり、それを区別するのに使われる。
【0035】前記Track_List_2は、図7にシンタックス
を示すように、1バイトからなるTrack_Modeを有してい
る。この1バイトからなるTrack_Modeは、図8に示すよ
うに、b0〜b4までにLoudspeaker_Configというスピ
ーカ配置に関する情報を有している。
【0036】図9には、Loudspeaker_Configによるスピ
ーカ配置に関する情報の詳細を示す。b0〜b4の5ビ
ットによる32個の情報の内、使用されているのはvalu
e“0”の2chステレオセットアップ(2-Cannel Ster
eo set-up)、value“3”のITU-RBS.775による5ch
セットアップと、value“4”のITU-RBS.775による5c
hセットアップにLFEを加えた5.1チャンネルセッ
トアップに関する配置規定である。このうち、現在、S
ACDでは、value“4”に示すように、マルチチャン
ネルの最大チャンネル数は6であり、この6チャンネル
をいわゆる5.1chのスピーカ配置に当てている。va
lue“5”〜“31”は将来の使用のためのリザーブで
あり、5.1ch以外の6個のスピーカ配置の可能性を
示すものである。
【0037】さて、前述したSACD規格において、マ
ルチチャンネルの最大チャンネル数(6ch)の中で任
意のスピーカ位置が変更された新たなスピーカ配置が前
記図9のvalue“5”〜“31”の中に追加された場合
を考える。
【0038】例えば、LFE(サブウーハー)チャンネ
ルが、前述したように新たなスピーカ位置(仮にXチャ
ンネル)に置き換わり、既存の5チャンネルと組み合わ
された6チャンネルの配置が追加された場合である。
【0039】以下、前述したエリアTOCのTrack List2の
中にあるLoudspeaker_Configによるスピーカ配置に関す
る情報に基づいた前記オーディオ再生装置の動作につい
て説明する。図10には前記オーディオ再生装置にSA
CD規格の光ディスク1が装着され、マルチチャンネル
エリアの再生が指示されてから、再生が開始されるまで
のフローチャートを示す。なお、切り換え器12は、光
ディスク1上の前記Loudspeaker_Configに応じたマイク
ロプロセッサー11によって切換が制御される。
【0040】先ず、操作部10よりのマルチチャンネル
再生指示を受けると、マイクロプロセッサー11は、サ
ーボ・信号処理部4に指令を出し、光学ピックアップ
2、機構部5を駆動し、光ディスク1上のマスターTOC
の情報を読み取る(ステップS1)。
【0041】マイクロプロセッサー11は、マスターTO
Cの情報から、この光ディスク1にはマルチチャンネル
エリアが存在するか否かを判断する(ステップS2)。
ここで光ディスク1にマルチチャンネルエリアが存在し
ているのであれば、ステップS3に進んで、マルチチャ
ンネルのエリアTOCを読み取り、前記Loudspeaker_Co
nfig設定の情報を判断する(ステップS4)。
【0042】このステップS4により、スピーカ配置の
情報が、従来の5.1chの場合であると、マイクロプ
ロセッサー11は切り換え器12の切り換え片を端子A
側に切り換える(ステップS5)。すると、アンプ8
で増幅された光ディスク1上の信号は、LFE(サブウ
ーハー)用の出力端子9に供給され、外部アンプ及び
スピーカを介して再生される。もちろん、フロントL
(Left)用の出力端子9 ,フロントR(Right)用の
出力端子9,サラウンド(Surround)L用の出力端子
,サラウンドR用の出力端子9,フロントC(Ce
nter)用の出力端子9からは、オーディオアンプ8
〜8で増幅された光ディスク1上のそれぞれの信号が
供給され、外部アンプ及びスピーカを介して再生され
る。
【0043】一方、ステップS4にて、スピーカ配置の
情報がXチャンネルを含む6chであった場合、マイク
ロプロセッサー11は切り換え器12の切り換え片を端
子B側に切り換える(ステップS6)。すると、アンプ
で増幅された光ディスク1上の信号は、Xチャンネ
ル用の出力端子9に供給され、外部アンプ及びスピー
カを介して再生される。もちろん、フロントL(Left)
用の出力端子9,フロントR(Right)用の出力端子
,サラウンド(Surround)L用の出力端子9,サ
ラウンドR用の出力端子9,フロントC(Center)用
の出力端子9からは、オーディオアンプ8〜8
増幅された光ディスク1上のそれぞれの信号が供給さ
れ、外部アンプ及びスピーカを介して再生される。
【0044】また、マイクロプロセッサー11がマスタ
ーTOCを読み取り(ステップS1)、この光ディスク1
にはマルチチャンネルエリアが存在しないと判断する
(ステップS2にて無)と、ステップS7に進んで2c
hのエリアTOCを読み取り、そのまま2chの再生を開
始する。2chの再生は、フロントL(Left)用の出力
端子9,フロントR(Right)用の出力端子9から
外部アンプ及びスピーカを介して行われる。
【0045】図11には比較のために一般的な構成によ
る、オーディオ再生装置を示す。図1に示した第1の実
施の形態のオーディオ再生装置に対して、出力端子群9
にXチャンネル用の出力端子が無く、さらにアンプ8
の後段に切り換え器12が無い構成である。
【0046】すなわち、この図11に示すオーディオ再
生装置では、出力端子群9は、従来の5.1チャンネル
用のフロントL(Left)用の出力端子9,フロントR
(Right)用の出力端子9,サラウンド(Surround)
L用の出力端子9,サラウンドR用の出力端子9
フロントC(Center)用の出力端子9,低域補正(L
FE)を再生するサブウーハー(Sub woofer)用の出力
端子9からなる。光ディスク1上の前記Loudspeaker_
Config設定の情報が、2チャンネルの場合はフロント左
右(L,R)用の出力端子9及び9のみにアンプ8
及び8で増幅されたオーディオ信号が出力され、ま
た、5チャンネルの場合はLFE用の出力端子96を除
いた5個の出力端子にアンプ8〜8で増幅されたオ
ーディオ信号が出力される。つまり、現行のSACD規
格は、2ch、5ch、5.1chのみであり、前記6
個の出力端子を備えた図11に示すオーディオ再生装置
は、何ら問題なく再生を行うことができる。
【0047】ところが、一般的な構成による、オーディ
オ再生装置では、前述したような新たなスピーカ配置で
記録された光ディスク1を再生する場合でも、出力端子
は5.1ch対応でしかないため、Xチャンネルの音声
はディスク上で意図された位置とは異なるLFE端子に
出力されてしまう。
【0048】これを避けるため、使用者は、従来のスピ
ーカ配置で録音された光ディスクか、新たなスピーカ配
置で録音された光ディスクかで、再生のたび、スピーカ
位置を置き換える、もしくはプレーヤと外部アンプの接
続先を変更するなどの不都合を余儀されることとなって
しまう。
【0049】しかし、以上説明したように、図1に示し
た第1の実施の形態のオーディオ再生装置は、SACD
規格の光ディスク1にて設定された最大独立オーディオ
チャンネル数よりも多い独立したオーディオチャンネル
出力端子を備え、光ディスク1のスピーカ配置の違いに
より応じて前記オーディオチャンネル出力端子を切り換
えることにより、光ディスク1上で意図されたスピーカ
位置に対応した出力端子にアナログオーディオ信号を出
力できる。
【0050】その結果、メディア毎にスピーカ配置が異
なった音声信号が記録されている場合でも、スピーカ配
置にしたがった音声出力を、それぞれ再生装置の必要な
出力端子から取り出すことが可能となる。
【0051】また、図11に示した一般的なオーディオ
再生装置のように、メディア上で意図されたスピーカ位
置とは異なる場所に置かれたスピーカ用の出力端子から
音声が出力され、再生装置利用者がスピーカの位置を置
き換える、もしくは再生装置と外部アンプとの接続先を
変更するなどといった不都合を回避でき、利用者にとっ
て好適な再生装置となる。
【0052】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態も、SACD規格の光ディスク1
からオーディオ信号をマルチチャンネル再生するオーデ
ィオ再生装置である。
【0053】図12に構成を示すように、この第2の実
施の形態のオーディオ再生装置は、アンプ8からのオ
ーディオ信号を、切り換え器14にて切り換えてフロン
トC(Center)用の出力端子13又はXチャンネル用
の出力端子13に供給する。
【0054】出力端子群13には、フロントC(Cente
r)用の出力端子13、Xチャンネル用の出力端子1
の他、フロントL(Left)用の出力端子13,フ
ロントR(Right)用の出力端子13,サラウンド(S
urround)L用の出力端子13 ,サラウンドR用の出
力端子13,LFEを再生するサブウーハー(Sub wo
ofer)用の出力端子13が備えられている。
【0055】切り換え器14は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側又は接点B
側に切り換え、オーディオアンプ8からの増幅アナロ
グオーディオ信号をフロントC(Center)用の出力端子
13又はXチャンネル用の出力端子13に供給す
る。
【0056】このオーディオ再生装置は、前述したSA
CD規格において、マルチチャンネルの最大チャンネル
数(6ch)の中で、フロントCチャンネルを新たなX
チャンネルに置き換えた配置が追加された場合に対応で
きる。つまり、前記Loudspeaker_ConfigにてフロントC
チャンネルの換わりにXチャンネルが設定された6チャ
ンネルが追加されたときにフロントC(Center)用の出
力端子13をXチャンネル用の出力端子13に切り
換えることができる。
【0057】前記図10のフローチャートを準用する
と、ステップS4にてスピーカ配置の情報が、従来の5
ch又は5.1chの場合であると、マイクロプロセッ
サー11は切り換え器14の切り換え片を端子A側に切
り換える(ステップS5)。すると、アンプ8で増幅
された光ディスク1上の信号は、フロントC用の出力端
子13に供給され、外部アンプ及びスピーカを介して
再生される。もちろん、フロントL(Left)用の出力端
子13,フロントR(Right)用の出力端子13
サラウンド(Surround)L用の出力端子13,サラウ
ンドR用の出力端子13,LEF用の出力端子13
からは、オーディオアンプ8〜8、及びオーディオ
アンプ8で増幅された光ディスク1上のそれぞれの信
号が供給され、外部アンプ及びスピーカを介して再生さ
れる。
【0058】一方、ステップS4にて、スピーカ配置の
情報がXチャンネルを含む6chであった場合、マイク
ロプロセッサー11は切り換え器14の切り換え片を端
子B側に切り換える(ステップS6)。すると、アンプ
で増幅された光ディスク1上の信号は、Xチャンネ
ル用の出力端子13に供給され、外部アンプ及びスピ
ーカを介して再生される。もちろん、フロントL(Lef
t)用の出力端子13,フロントR(Right)用の出力
端子13,サラウンド(Surround)L用の出力端子1
,サラウンドR用の出力端子13,LEF用の出
力端子13からは、オーディオアンプ8〜8、及
びオーディオアンプ8で増幅された光ディスク1上の
それぞれの信号が供給され、外部アンプ及びスピーカを
介して再生される。
【0059】以上説明したように、図12に示した第2
の実施の形態のオーディオ再生装置は、SACD規格の
光ディスク1にて設定された最大独立オーディオチャン
ネル数よりも多い独立したオーディオチャンネル出力端
子を備え、光ディスク1のスピーカ配置の違いにより応
じて前記オーディオチャンネル出力端子を切り換えるこ
とにより、光ディスク1上で意図されたスピーカ位置に
対応した出力端子にアナログオーディオ信号を出力でき
る。
【0060】その結果、メディア毎にスピーカ配置が異
なった音声信号が記録されている場合でも、スピーカ配
置にしたがった音声出力を、それぞれ再生装置の必要な
出力端子から取り出すことが可能となる。
【0061】また、図11に示した一般的なオーディオ
再生装置のように、メディア上で意図されたスピーカ位
置とは異なる場所に置かれたスピーカ用の出力端子から
音声が出力され、再生装置利用者がスピーカの位置を置
き換える、もしくは再生装置と外部アンプとの接続先を
変更するなどといった不都合を回避でき、利用者にとっ
て好適な再生装置となる。
【0062】次に、第3の実施の形態について説明す
る。第3の実施の形態も、SACD規格の光ディスク1
からオーディオ信号をマルチチャンネル再生するオーデ
ィオ再生装置である。
【0063】図13に構成を示すように、この第3の実
施の形態のオーディオ再生装置は、アンプ8からのオ
ーディオ信号を、切り換え器16にて切り換えてLFE
用の出力端子15、Xチャンネル用の出力端子15
又はYチャンネル用の出力端子15に供給する。
【0064】出力端子群15には、LFE用の出力端子
15、Xチャンネル用の出力端子15、Yチャンネ
ル用の出力端子15の他に、フロントL(Left)用の
出力端子15,フロントR(Right)用の出力端子1
,サラウンド(Surround)L用の出力端子15
サラウンドR用の出力端子15,フロントC(Cente
r)用の出力端子15が備えられている。
【0065】切り換え器16は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側、接点B側
又は接点C側に切り換え、オーディオアンプ8からの
増幅アナログオーディオ信号を、LFE用の出力端子1
、Xチャンネル用の出力端子15又はYチャンネ
ル用の出力端子15に供給する。
【0066】このオーディオ再生装置は、前述したSA
CD規格において、マルチチャンネルの最大チャンネル
数(6ch)の中で、LFE用のチャンネルが、新たな
Xチャンネル又はYチャンネルに置き換わった配置が追
加された場合に対応できる。つまり、前記Loudspeaker_
ConfigにてLFE用のチャンネルがなく、Xチャンネル
又はYチャンネルが設定された6チャンネルが追加され
たときに対応できる。
【0067】前記図10のフローチャートを準用する
と、ステップS4’にてスピーカ配置の情報が、従来の
5.1chの場合であると、マイクロプロセッサー11
は切り換え器16の切り換え片を端子A側に切り換える
(ステップS5)。すると、アンプ8で増幅された光
ディスク1上の信号は、LFE用の出力端子15に供
給され、外部アンプ及びスピーカを介して再生される。
【0068】一方、ステップS4’にて、スピーカ配置
の情報がXチャンネルを含む6chであった場合、マイ
クロプロセッサー11は切り換え器16の切り換え片を
端子B側に切り換える(ステップS6)。すると、アン
プ8で増幅された光ディスク1上の信号は、Xチャン
ネル用の出力端子15に供給され、外部アンプ及びス
ピーカを介して再生される。
【0069】また、ステップS4’にて、スピーカ配置
の情報がYチャンネルを含む6chであった場合、マイ
クロプロセッサー11は切り換え器16の切り換え片を
端子C側に切り換える。すると、アンプ8で増幅され
た光ディスク1上の信号は、Yチャンネル用の出力端子
15に供給され、外部アンプ及びスピーカを介して再
生される。
【0070】以上説明したように、図13に示した第3
の実施の形態のオーディオ再生装置は、SACD規格の
光ディスク1にて設定された最大独立オーディオチャン
ネル数よりも多い独立したオーディオチャンネル出力端
子を備え、光ディスク1のスピーカ配置の違いにより応
じて前記オーディオチャンネル出力端子を切り換えるこ
とにより、光ディスク1上で意図されたスピーカ位置に
対応した出力端子にアナログオーディオ信号を出力でき
る。
【0071】その結果、メディア毎にスピーカ配置が異
なった音声信号が記録されている場合でも、スピーカ配
置にしたがった音声出力を、それぞれ再生装置の必要な
出力端子から取り出すことが可能となる。
【0072】また、図11に示した一般的なオーディオ
再生装置のように、メディア上で意図されたスピーカ位
置とは異なる場所に置かれたスピーカ用の出力端子から
音声が出力され、再生装置利用者がスピーカの位置を置
き換える、もしくは再生装置と外部アンプとの接続先を
変更するなどといった不都合を回避でき、利用者にとっ
て好適な再生装置となる。
【0073】次に、第4の実施の形態について説明す
る。第4の実施の形態も、SACD規格の光ディスク1
からオーディオ信号をマルチチャンネル再生するオーデ
ィオ再生装置である。
【0074】図14に構成を示すように、この第4の実
施の形態のオーディオ再生装置は、アンプ8からのオ
ーディオ信号を、切り換え器18にて切り換えてフロン
トC(Center)用の出力端子17又はXチャンネル用
の出力端子17に供給する。また、アンプ8からの
オーディオ信号を、切り換え器19にて切り換えてLF
E用の出力端子17又はYチャンネル用の出力端子1
に供給する。
【0075】出力端子群17には、フロントC(Cente
r)用の出力端子17、Xチャンネル用の出力端子1
、LFE用の出力端子17、Yチャンネル用の出
力端子17の他に、フロントL(Left)用の出力端子
17,フロントR(Right)用の出力端子17,サ
ラウンド(Surround)L用の出力端子17,サラウン
ドR用の出力端子17が備えられている。
【0076】切り換え器18は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側又は、接点
B側に切り換え、オーディオアンプ8からの増幅アナ
ログオーディオ信号を、フロントC(Center)用の出力
端子17又はXチャンネル用の出力端子17に供給
する。
【0077】切り換え器19は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側又は、接点
B側に切り換え、オーディオアンプ8からの増幅アナ
ログオーディオ信号を、LFE用の出力端子17、Y
チャンネル用の出力端子17 に供給する。
【0078】このオーディオ再生装置は、前述したSA
CD規格において、マルチチャンネルの最大チャンネル
数(6ch)の中で、フロントCチャンネルが新たなX
チャンネルに、またLFE用のチャンネルが新たなYチ
ャンネルに置き換わった配置が追加された場合に対応で
きる。つまり、前記Loudspeaker_Configにて、フロント
C用及び/又はLFE用のチャンネルの換わりに、Xチ
ャンネル及び/又はYチャンネルが設定された6チャン
ネルが追加されたときに対応できる。
【0079】前記図10のフローチャートを準用する
と、ステップS4’にてスピーカ配置の情報が、従来の
5.1chの場合であると、マイクロプロセッサー11
は切り換え器18及び切り換え器19の切り換え片をそ
れぞれ端子A側に切り換える(ステップS5)。する
と、アンプ8で増幅された光ディスク1上の信号は、
フロントC用の出力端子17に供給され、外部アンプ
及びスピーカを介して再生される。また、アンプ8
増幅された光ディスク1上の信号は、LFE用の出力端
子17に供給され、外部アンプ及びスピーカを介して
再生される。
【0080】一方、ステップS4’にて、スピーカ配置
の情報がXチャンネル及びYチャンネルを含む6chで
あった場合、マイクロプロセッサー11は切り換え器1
8及び切り換え器19の切り換え片をそれぞれ端子B側
に切り換える。すると、アンプ8で増幅された光ディ
スク1上の信号はXチャンネル用の出力端子17に、
またアンプ8で増幅された光ディスク1上の信号はY
チャンネル用の出力端子17に供給される。
【0081】さらにフロントCチャンネルとYチャンネ
ル、又はXチャンネルとLFEチャンネルという組み合
わせが設定されたときには、切り換え器18及び切り換
え器19を適切に制御することによりそれら出力端子の
選択が可能となる。
【0082】以上説明したように、図14に示した第4
の実施の形態のオーディオ再生装置は、SACD規格の
光ディスク1にて設定された最大独立オーディオチャン
ネル数よりも多い独立したオーディオチャンネル出力端
子を備え、光ディスク1のスピーカ配置の違いにより応
じて前記オーディオチャンネル出力端子を切り換えるこ
とにより、光ディスク1上で意図されたスピーカ位置に
対応した出力端子にアナログオーディオ信号を出力でき
る。
【0083】その結果、メディア毎にスピーカ配置が異
なった音声信号が記録されている場合でも、スピーカ配
置にしたがった音声出力を、それぞれ再生装置の必要な
出力端子から取り出すことが可能となる。
【0084】また、図11に示した一般的なオーディオ
再生装置のように、メディア上で意図されたスピーカ位
置とは異なる場所に置かれたスピーカ用の出力端子から
音声が出力され、再生装置利用者がスピーカの位置を置
き換える、もしくは再生装置と外部アンプとの接続先を
変更するなどといった不都合を回避でき、利用者にとっ
て好適な再生装置となる。
【0085】次に、第5の実施の形態について説明す
る。第5の実施の形態も、SACD規格の光ディスク1
からオーディオ信号をマルチチャンネル再生するオーデ
ィオ再生装置である。
【0086】図15に示すように、この第5の実施の形
態のオーディオ再生装置は、切り換え器21をデコーダ
ー部6の直後に置き、LFEチャンネル用のD/A変換
器7 又はXチャンネル用のD/A変換器7に、デコ
ーダー部6からのデジタル信号を選択的に供給する。
【0087】LFEチャンネル用のD/A変換器7
はLFEチャンネル用のオーディオアンプ8が接続さ
れ、さらにこのオーディオアンプ8にはLFEチャン
ネル用の出力端子20が接続されている。Xチャンネ
ル用のD/A変換器7にはXチャンネル用のオーディ
オアンプ8が接続され、さらにこのオーディオアンプ
にはXチャンネル用の出力端子20が接続されて
いる。
【0088】切り換え器21は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側又は接点B
側に切り換え、デコーダー部6からのデジタルのままの
デコード信号をLFEチャンネル用のD/A変換器7
又はXチャンネル用のD/A変換器7に供給する。
【0089】このオーディオ再生装置は、前述したSA
CD規格において、マルチチャンネルの最大チャンネル
数(6ch)の中で、LFEチャンネルを新たなXチャ
ンネルに置き換えた配置が追加された場合に対応でき
る。つまり、前記Loudspeaker_ConfigにてLFEチャン
ネルの換わりにXチャンネルが設定された6チャンネル
が追加されたときに、デコーダー部6からのXチャンネ
ル用デコード信号をLFE用のD/A変換器7ではな
くXチャンネル用のD/A変換器7に選択的に供給す
ることができる。
【0090】Xチャンネル用のD/A変換器7はデコ
ーダー部6からのXチャンネル用デコード信号をアナロ
グオーディオ信号に変換してオーディオアンプ8に供
給する。オーディオアンプ8は前記アナログオーディ
オ信号を増幅してからXチャンネル用の出力端子20
に供給する。
【0091】ここで、切り換え器21は、デコーダー部
6からのデコード信号、すなわちデジタル信号のままの
デコード信号を切り換えるのでアナログの信号を切り換
えるときにはやむをえなかったノイズ等による信号の劣
化を防ぐことができる。
【0092】前記図10のフローチャートを準用する
と、ステップS4にてスピーカ配置の情報が、従来の
5.1chの場合であると、マイクロプロセッサー11
は切り換え器21の切り換え片を端子A側に切り換える
(ステップS5)。すると、デコーダー部6からのLF
Eチャンネル用デコード信号(デジタル)はLFEチャ
ンネル用のD/A変換器7に供給される。
【0093】そして、LFEチャンネル用のD/A変換
器7は、前記LFEチャンネル用デコード信号(デジ
タル)をアナログオーディオ信号に変換してからオーデ
ィオアンプ8に供給する。オーディオアンプ8は、
前記アナログオーディオ信号を増幅してからLFE用の
出力端子20に供給する。このLFE用の出力端子2
に供給されたLFE用のアナログオーディオ信号は
外部アンプにて増幅された後、LFE用スピーカを介し
て再生される。
【0094】もちろん、フロントL(Left)用の出力端
子20,フロントR(Right)用の出力端子20
サラウンド(Surround)L用の出力端子20,サラウ
ンドR用の出力端子20,フロントC(Center)用の
出力端子20には、D/A変換器7〜7でアナロ
グ信号とされ、オーディオアンプ8〜8で増幅され
た光ディスク1上のそれぞれの信号が供給され、外部ア
ンプ及びスピーカを介して再生される。
【0095】一方、ステップS4にて、スピーカ配置の
情報がXチャンネルを含む6chであった場合、マイク
ロプロセッサー11は切り換え器21の切り換え片を端
子B側に切り換える(ステップS6)。すると、デコー
ダー部6からのXチャンネル用デコード信号(デジタ
ル)はXチャンネル用のD/A変換器7に供給され
る。
【0096】そして、Xチャンネル用のD/A変換器7
は、前記Xチャンネル用デコード信号(デジタル)を
アナログオーディオ信号に変換してからオーディオアン
プ8 に供給する。オーディオアンプ8は、前記アナ
ログオーディオ信号を増幅してからXチャンネル用の出
力端子20に供給する。このXチャンネル用の出力端
子20に供給されたXチャンネル用のアナログオーデ
ィオ信号は外部アンプにて増幅された後、Xチャンネル
用スピーカを介して再生される。
【0097】もちろん、フロントL(Left)用の出力端
子20,フロントR(Right)用の出力端子20
サラウンド(Surround)L用の出力端子20,サラウ
ンドR用の出力端子20,フロントC(Center)用の
出力端子20には、D/A変換器7〜7でアナロ
グ信号とされ、オーディオアンプ8〜8で増幅され
た光ディスク1上のそれぞれの信号が供給され、外部ア
ンプ及びスピーカを介して再生される。
【0098】以上説明したように、図15に示した第5
の実施の形態のオーディオ再生装置は、SACD規格の
光ディスク1にて設定された最大独立オーディオチャン
ネル数よりも多い独立したオーディオチャンネル出力端
子を備え、光ディスク1のスピーカ配置の違いにより応
じて前記オーディオチャンネル出力端子を切り換えるこ
とにより、光ディスク1上で意図されたスピーカ位置に
対応した出力端子にアナログオーディオ信号を出力でき
る。
【0099】その結果、メディア毎にスピーカ配置が異
なった音声信号が記録されている場合でも、スピーカ配
置にしたがった音声出力を、それぞれ再生装置の必要な
出力端子から取り出すことが可能となる。
【0100】また、図11に示した一般的なオーディオ
再生装置のように、メディア上で意図されたスピーカ位
置とは異なる場所に置かれたスピーカ用の出力端子から
音声が出力され、再生装置利用者がスピーカの位置を置
き換える、もしくは再生装置と外部アンプとの接続先を
変更するなどといった不都合を回避でき、利用者にとっ
て好適な再生装置となる。
【0101】特に、切り換え器21は、デジタル信号の
ままのデコード信号を切り換えるのでアナログの信号を
切り換えるときにはやむをえなかったノイズ等による信
号の劣化を防ぐことができる。
【0102】次に、第6の実施の形態について説明す
る。第6の実施の形態も、SACD規格の光ディスク1
からオーディオ信号をマルチチャンネル再生するオーデ
ィオ再生装置である。
【0103】図16に示すように、この第6の実施の形
態のオーディオ再生装置も、切り換え器23をデコーダ
ー部6の直後に置く。そして、切り換え器23によりC
チャンネル用のD/A変換器7又はXチャンネル用の
D/A変換器7に、デコーダー部6からのデジタル信
号を選択的に供給する。
【0104】Cチャンネル用のD/A変換器7にはC
チャンネル用のオーディオアンプ8 が接続され、さら
にこのオーディオアンプ8にはCチャンネル用の出力
端子22が接続されている。Xチャンネル用のD/A
変換器7にはXチャンネル用のオーディオアンプ8
が接続され、さらにこのオーディオアンプ8にはXチ
ャンネル用の出力端子22が接続されている。
【0105】切り換え器23は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側又は接点B
側に切り換え、デコーダー部6からのデジタルのままの
デコード信号をCチャンネル用のD/A変換器7又は
Xチャンネル用のD/A変換器7に供給する。
【0106】このオーディオ再生装置は、前述したSA
CD規格において、マルチチャンネルの最大チャンネル
数(6ch)の中で、Cチャンネルを新たなXチャンネ
ルに置き換えた配置が追加された場合に対応できる。つ
まり、前記Loudspeaker_ConfigにてCチャンネルの換わ
りにXチャンネルが設定された6チャンネルが追加され
たときに、デコーダー部6からのXチャンネル用デコー
ド信号をCチャンネル用のD/A変換器7ではなくX
チャンネル用のD/A変換器7に選択的に供給するこ
とができる。
【0107】Xチャンネル用のD/A変換器7はデコ
ーダー部6からのXチャンネル用デコード信号をアナロ
グオーディオ信号に変換してオーディオアンプに供給
する。オーディオアンプ8は前記アナログオーディオ
信号を増幅してからXチャンネル用の出力端子20
供給する。
【0108】ここで、切り換え器23は、デコーダー部
6からのデコード信号、すなわちデジタル信号のままの
デコード信号を切り換えるのでアナログの信号を切り換
えるときにはやむをえなかったノイズ等による信号の劣
化を防ぐことができる。
【0109】前記図10のフローチャートを準用する
と、ステップS4にてスピーカ配置の情報が、従来の5
ch又は5.1chの場合であると、マイクロプロセッ
サー11は切り換え器23の切り換え片を端子A側に切
り換える(ステップS5)。すると、デコーダー部6か
らのCチャンネル用デコード信号(デジタル)はCチャ
ンネル用のD/A変換器7に供給される。
【0110】そして、Cチャンネル用のD/A変換器7
は、前記LFEチャンネル用デコード信号(デジタ
ル)をアナログオーディオ信号に変換してからオーディ
オアンプ8に供給する。オーディオアンプ8は、前
記アナログオーディオ信号を増幅してからCチャンネル
用の出力端子22に供給する。このCチャンネル用の
出力端子22に供給されたCチャンネル用のアナログ
オーディオ信号は外部アンプにて増幅された後、Cチャ
ンネル用スピーカを介して再生される。
【0111】もちろん、フロントL(Left)用の出力端
子22,フロントR(Right)用の出力端子22
サラウンド(Surround)L用の出力端子22,サラウ
ンドR用の出力端子22,LFE用の出力端子22
には、D/A変換器7〜7 、D/A変換器7でア
ナログ信号とされ、オーディオアンプ8〜8、オー
ディオアンプ8で増幅された光ディスク1上のそれぞ
れの信号が供給され、外部アンプ及びスピーカを介して
再生される。
【0112】一方、ステップS4にて、スピーカ配置の
情報がXチャンネルを含む6chであった場合、マイク
ロプロセッサー11は切り換え器23の切り換え片を端
子B側に切り換える(ステップS6)。すると、デコー
ダー部6からのXチャンネル用デコード信号(デジタ
ル)はXチャンネル用のD/A変換器7に供給され
る。
【0113】そして、Xチャンネル用のD/A変換器7
は、前記Xチャンネル用デコード信号(デジタル)を
アナログオーディオ信号に変換してからオーディオアン
プ8 に供給する。オーディオアンプ8は、前記アナ
ログオーディオ信号を増幅してからXチャンネル用の出
力端子22に供給する。このXチャンネル用の出力端
子22に供給されたXチャンネル用のアナログオーデ
ィオ信号は外部アンプにて増幅された後、Xチャンネル
用スピーカを介して再生される。
【0114】もちろん、フロントL(Left)用の出力端
子22,フロントR(Right)用の出力端子22
サラウンド(Surround)L用の出力端子22,サラウ
ンドR用の出力端子22,LFE用の出力端子22
には、D/A変換器7〜7 、D/A変換器7でア
ナログ信号とされ、オーディオアンプ8〜8、オー
ディオアンプ8で増幅された光ディスク1上のそれぞ
れの信号が供給され、外部アンプ及びスピーカを介して
再生される。
【0115】以上説明したように、図16に示した第6
の実施の形態のオーディオ再生装置は、SACD規格の
光ディスク1にて設定された最大独立オーディオチャン
ネル数よりも多い独立したオーディオチャンネル出力端
子を備え、光ディスク1のスピーカ配置の違いにより応
じて前記オーディオチャンネル出力端子を切り換えるこ
とにより、光ディスク1上で意図されたスピーカ位置に
対応した出力端子にアナログオーディオ信号を出力でき
る。
【0116】その結果、メディア毎にスピーカ配置が異
なった音声信号が記録されている場合でも、スピーカ配
置にしたがった音声出力を、それぞれ再生装置の必要な
出力端子から取り出すことが可能となる。
【0117】また、図11に示した一般的なオーディオ
再生装置のように、メディア上で意図されたスピーカ位
置とは異なる場所に置かれたスピーカ用の出力端子から
音声が出力され、再生装置利用者がスピーカの位置を置
き換える、もしくは再生装置と外部アンプとの接続先を
変更するなどといった不都合を回避でき、利用者にとっ
て好適な再生装置となる。
【0118】特に、切り換え器23は、デジタル信号の
ままのデコード信号を切り換えるのでアナログの信号を
切り換えるときにはやむをえなかったノイズ等による信
号の劣化を防ぐことができる。
【0119】次に、第7の実施の形態について説明す
る。第7の実施の形態も、SACD規格の光ディスク1
からオーディオ信号をマルチチャンネル再生するオーデ
ィオ再生装置である。
【0120】図17に示すように、この第7の実施の形
態のオーディオ再生装置は、切り換え器25をデコーダ
ー部6の直後に置き、LFEチャンネル用のD/A変換
器7 、Xチャンネル用のD/A変換器7、又はYチ
ャンネル用のD/A変換器7 にデコーダー部6からの
デジタル信号を選択的に供給する。
【0121】LFEチャンネル用のD/A変換器7
はLFEチャンネル用のオーディオアンプ8が接続さ
れ、さらにこのオーディオアンプ8にはLFEチャン
ネル用の出力端子24が接続されている。Xチャンネ
ル用のD/A変換器7にはXチャンネル用のオーディ
オアンプ8が接続され、さらにこのオーディオアンプ
にはXチャンネル用の出力端子24が接続されて
いる。Yチャンネル用のD/A変換器7にはXチャン
ネル用のオーディオアンプ8が接続され、さらにこの
オーディオアンプ8にはYチャンネル用の出力端子2
が接続されている。
【0122】切り換え器25は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側、接点B側
又は接点C側に切り換え、デコーダー部6からのデジタ
ルのままのデコード信号をLFEチャンネル用のD/A
変換器7、Xチャンネル用のD/A変換器7 又は
Yチャンネル用のD/A変換器7に供給する。
【0123】このオーディオ再生装置は、前述したSA
CD規格において、マルチチャンネルの最大チャンネル
数(6ch)の中で、LFEチャンネルを新たなXチャ
ンネル又はYチャンネルに置き換えた配置が追加された
場合に対応できる。つまり、前記Loudspeaker_Configに
てLFEチャンネルの換わりにXチャンネル又はYチャ
ンネルが設定された6チャンネルが追加されたときに、
デコーダー部6からのXチャンネル用デコード信号又は
Yチャンネル用デコード信号をLFE用のD/A変換器
ではなくXチャンネル用のD/A変換器7又はY
チャンネル用のD/A変換器7に選択的に供給するこ
とができる。
【0124】Xチャンネル用のD/A変換器7はデコ
ーダー部6からのXチャンネル用デコード信号をアナロ
グオーディオ信号に変換してオーディオアンプ8に供
給する。オーディオアンプ8は前記アナログオーディ
オ信号を増幅してからXチャンネル用の出力端子24
に供給する。
【0125】Yチャンネル用のD/A変換器7はデコ
ーダー部6からのYチャンネル用デコード信号をアナロ
グオーディオ信号に変換してオーディオアンプ8に供
給する。オーディオアンプ8は前記アナログオーディ
オ信号を増幅してからYチャンネル用の出力端子24
に供給する。
【0126】ここで、切り換え器25は、デコーダー部
6からのデコード信号、すなわちデジタル信号のままの
デコード信号を切り換えるのでアナログの信号を切り換
えるときにはやむをえなかったノイズ等による信号の劣
化を防ぐことができる。
【0127】前記図10のフローチャートを準用する
と、ステップS4’にてスピーカ配置の情報が、従来の
5.1chの場合であると、マイクロプロセッサー11
は切り換え器25の切り換え片を端子A側に切り換える
(ステップS5)。すると、デコーダー部6からのLF
Eチャンネル用デコード信号(デジタル)はLFEチャ
ンネル用のD/A変換器7に供給される。
【0128】そして、LFEチャンネル用のD/A変換
器7は、前記LFEチャンネル用デコード信号(デジ
タル)をアナログオーディオ信号に変換してからオーデ
ィオアンプ8に供給する。オーディオアンプ8は、
前記アナログオーディオ信号を増幅してからLFE用の
出力端子24に供給する。このLFE用の出力端子2
に供給されたLFE用のアナログオーディオ信号は
外部アンプにて増幅された後、LFE用スピーカを介し
て再生される。
【0129】もちろん、フロントL(Left)用の出力端
子24,フロントR(Right)用の出力端子24
サラウンド(Surround)L用の出力端子24,サラウ
ンドR用の出力端子24,フロントC(Center)用の
出力端子24には、D/A変換器7〜7でアナロ
グ信号とされ、オーディオアンプ8〜8で増幅され
た光ディスク1上のそれぞれの信号が供給され、外部ア
ンプ及びスピーカを介して再生される。
【0130】一方、ステップS4’にて、スピーカ配置
の情報がXチャンネルを含む6chであった場合、マイ
クロプロセッサー11は切り換え器25の切り換え片を
端子B側に切り換える(ステップS6)。すると、デコ
ーダー部6からのXチャンネル用デコード信号(デジタ
ル)はXチャンネル用のD/A変換器7に供給され
る。
【0131】そして、Xチャンネル用のD/A変換器7
は、前記Xチャンネル用デコード信号(デジタル)を
アナログオーディオ信号に変換してからオーディオアン
プ8 に供給する。オーディオアンプ8は、前記アナ
ログオーディオ信号を増幅してからXチャンネル用の出
力端子24に供給する。このXチャンネル用の出力端
子24に供給されたXチャンネル用のアナログオーデ
ィオ信号は外部アンプにて増幅された後、Xチャンネル
用スピーカを介して再生される。
【0132】もちろん、フロントL(Left)用の出力端
子24,フロントR(Right)用の出力端子24
サラウンド(Surround)L用の出力端子24,サラウ
ンドR用の出力端子24,フロントC(Center)用の
出力端子24には、D/A変換器7〜7でアナロ
グ信号とされ、オーディオアンプ8〜8で増幅され
た光ディスク1上のそれぞれの信号が供給され、外部ア
ンプ及びスピーカを介して再生される。
【0133】また、ステップS4’にて、スピーカ配置
の情報がYチャンネルを含む6chであった場合、マイ
クロプロセッサー11は切り換え器25の切り換え片を
端子C側に切り換える(ステップS6)。すると、デコ
ーダー部6からのYチャンネル用デコード信号(デジタ
ル)はYチャンネル用のD/A変換器7に供給され
る。
【0134】そして、Yチャンネル用のD/A変換器7
は、前記Yチャンネル用デコード信号(デジタル)を
アナログオーディオ信号に変換してからオーディオアン
プ8 に供給する。オーディオアンプ8は、前記アナ
ログオーディオ信号を増幅してからYチャンネル用の出
力端子24に供給する。このYチャンネル用の出力端
子24に供給されたYチャンネル用のアナログオーデ
ィオ信号は外部アンプにて増幅された後、Yチャンネル
用スピーカを介して再生される。
【0135】もちろん、フロントL(Left)用の出力端
子24,フロントR(Right)用の出力端子24
サラウンド(Surround)L用の出力端子24,サラウ
ンドR用の出力端子24,フロントC(Center)用の
出力端子24には、D/A変換器7〜7でアナロ
グ信号とされ、オーディオアンプ8〜8で増幅され
た光ディスク1上のそれぞれの信号が供給され、外部ア
ンプ及びスピーカを介して再生される。
【0136】以上説明したように、図17に示した第7
の実施の形態のオーディオ再生装置は、SACD規格の
光ディスク1にて設定された最大独立オーディオチャン
ネル数よりも多い独立したオーディオチャンネル出力端
子を備え、光ディスク1のスピーカ配置の違いにより応
じて前記オーディオチャンネル出力端子を切り換えるこ
とにより、光ディスク1上で意図されたスピーカ位置に
対応した出力端子にアナログオーディオ信号を出力でき
る。
【0137】その結果、メディア毎にスピーカ配置が異
なった音声信号が記録されている場合でも、スピーカ配
置にしたがった音声出力を、それぞれ再生装置の必要な
出力端子から取り出すことが可能となる。
【0138】また、図11に示した一般的なオーディオ
再生装置のように、メディア上で意図されたスピーカ位
置とは異なる場所に置かれたスピーカ用の出力端子から
音声が出力され、再生装置利用者がスピーカの位置を置
き換える、もしくは再生装置と外部アンプとの接続先を
変更するなどといった不都合を回避でき、利用者にとっ
て好適な再生装置となる。
【0139】特に、切り換え器25は、デジタル信号の
ままのデコード信号を切り換えるのでアナログの信号を
切り換えるときにはやむをえなかったノイズ等による信
号の劣化を防ぐことができる。
【0140】次に、第8の実施の形態について説明す
る。第8の実施の形態も、SACD規格の光ディスク1
からオーディオ信号をマルチチャンネル再生するオーデ
ィオ再生装置である。
【0141】図18に示すように、この第8の実施の形
態のオーディオ再生装置は、切り換え器27と、切り換
え器28をデコーダー部6の直後に置く。そして、切り
換え器27によりCチャンネル用のD/A変換器7
はXチャンネル用のD/A変換器7に、デコーダー部
6からのデジタル信号を選択的に供給する。また、切り
換え器28によりLFEチャンネル用のD/A変換器7
又はYチャンネル用のD/A変換器7に、デコーダ
ー部6からのデジタル信号を選択的に供給する。
【0142】Cチャンネル用のD/A変換器7にはC
チャンネル用のオーディオアンプ8 が接続され、さら
にこのオーディオアンプ8にはCチャンネル用の出力
端子26が接続されている。Xチャンネル用のD/A
変換器7にはXチャンネル用のオーディオアンプ8
が接続され、さらにこのオーディオアンプ8にはXチ
ャンネル用の出力端子26が接続されている。
【0143】LFEチャンネル用のD/A変換器7
はLFEチャンネル用のオーディオアンプ8が接続さ
れ、さらにこのオーディオアンプ8にはLFEチャン
ネル用の出力端子26が接続されている。Yチャンネ
ル用のD/A変換器7にはYチャンネル用のオーディ
オアンプ8が接続され、さらにこのオーディオアンプ
にはYチャンネル用の出力端子26が接続されて
いる。
【0144】切り換え器27は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側又は接点B
側に切り換え、デコーダー部6からのデジタルのままの
デコード信号をCチャンネル用のD/A変換器7又は
Xチャンネル用のD/A変換器7に供給する。
【0145】切り換え器28は、マイクロプロセッサー
11の制御に基づいてスイッチ片を接点A側又は接点B
側に切り換え、デコーダー部6からのデジタルのままの
デコード信号をLFEチャンネル用のD/A変換器7
又はYチャンネル用のD/A変換器7に供給する。
【0146】このオーディオ再生装置は、前述したSA
CD規格において、マルチチャンネルの最大チャンネル
数(6ch)の中で、Cチャンネルを新たなXチャンネ
ルに、またLFE用のチャンネルを新たなYチャンネル
に置き換えた配置が追加された場合に対応できる。つま
り、前記Loudspeaker_ConfigにてフロントC用及び/又
はLFE用チャンネルの換わりに、Xチャンネル及び/
又はYチャンネルが設定された6チャンネルが追加され
たとき対応できる。
【0147】Xチャンネル用のD/A変換器7はデコ
ーダー部6からのXチャンネル用デコード信号をアナロ
グオーディオ信号に変換してオーディオアンプに供給
する。オーディオアンプ8は前記アナログオーディオ
信号を増幅してからXチャンネル用の出力端子26
供給する。
【0148】Yチャンネル用のD/A変換器7はデコ
ーダー部6からのYチャンネル用デコード信号をアナロ
グオーディオ信号に変換してオーディオアンプ8に供
給する。オーディオアンプ8は前記アナログオーディ
オ信号を増幅してからYチャンネル用の出力端子26
に供給する。
【0149】ここで、切り換え器27及び切り換え器2
8は、デコーダー部6からのデコード信号、すなわちデ
ジタル信号のままのデコード信号を切り換えるのでアナ
ログの信号を切り換えるときにはやむをえなかったノイ
ズ等による信号の劣化を防ぐことができる。
【0150】前記図10のフローチャートを準用する
と、ステップS4’にてスピーカ配置の情報が、従来の
5.1chの場合であると、マイクロプロセッサー11
は切り換え器27及び切り換え器28の切り換え片を端
子A側に切り換える(ステップS5)。すると、デコー
ダー部6からのCチャンネル用デコード信号(デジタ
ル)はCチャンネル用のD/A変換器7に、またデコ
ーダー部6からのLFEチャンネル用デコード信号(デ
ジタル)はLFEチャンネル用のD/A変換器7に供
給される。
【0151】そして、Cチャンネル用のD/A変換器7
は、前記Cチャンネル用デコード信号(デジタル)を
アナログオーディオ信号に変換してからオーディオアン
プ8 に供給する。オーディオアンプ8は、前記アナ
ログオーディオ信号を増幅してからCチャンネル用の出
力端子26に供給する。このCチャンネル用の出力端
子26に供給されたCチャンネル用のアナログオーデ
ィオ信号は外部アンプにて増幅された後、Cチャンネル
用スピーカを介して再生される。
【0152】また、LFEチャンネル用のD/A変換器
は、前記LFEチャンネル用デコード信号(デジタ
ル)をアナログオーディオ信号に変換してからオーディ
オアンプ8に供給する。オーディオアンプ8は、前
記アナログオーディオ信号を増幅してからLFEチャン
ネル用の出力端子26に供給する。このLFEチャン
ネル用の出力端子26に供給されたLFEチャンネル
用のアナログオーディオ信号は外部アンプにて増幅され
た後、LFEチャンネル用スピーカを介して再生され
る。
【0153】もちろんいずれの場合も、フロントL(Le
ft)用の出力端子26,フロントR(Right)用の出
力端子26,サラウンド(Surround)L用の出力端子
26 ,サラウンドR用の出力端子26には、D/A
変換器7〜7でアナログ信号とされ、オーディオア
ンプ8〜8で増幅された光ディスク1上のそれぞれ
の信号が供給され、外部アンプ及びスピーカを介して再
生される。
【0154】一方、ステップS4’にて、スピーカ配置
の情報がXチャンネル及びYチャンネルを含む6chで
あった場合、マイクロプロセッサー11は切り換え器2
7及び切り換え器28の切り換え片をそれぞれ端子B側
に切り換える。すると、デコーダー部6からのXチャン
ネル用デコード信号(デジタル)はXチャンネル用のD
/A変換器7に供給され、Yチャンネル用デコード信
号(デジタル)はYチャンネル用のD/A変換器7
供給される。
【0155】そして、Xチャンネル用のD/A変換器7
は、前記Xチャンネル用デコード信号(デジタル)を
アナログオーディオ信号に変換してからオーディオアン
プ8 に供給する。オーディオアンプ8は、前記アナ
ログオーディオ信号を増幅してからXチャンネル用の出
力端子26に供給する。このXチャンネル用の出力端
子26に供給されたXチャンネル用のアナログオーデ
ィオ信号は外部アンプにて増幅された後、Xチャンネル
用スピーカを介して再生される。
【0156】また、Yチャンネル用のD/A変換器7
は、前記Yチャンネル用デコード信号(デジタル)をア
ナログオーディオ信号に変換してからオーディオアンプ
に供給する。オーディオアンプ8は、前記アナロ
グオーディオ信号を増幅してからYチャンネル用の出力
端子26に供給する。このYチャンネル用の出力端子
26に供給されたYチャンネル用のアナログオーディ
オ信号は外部アンプにて増幅された後、Yチャンネル用
スピーカを介して再生される。
【0157】もちろんここでも、フロントL(Left)用
の出力端子26,フロントR(Right)用の出力端子
26,サラウンド(Surround)L用の出力端子2
,サラウンドR用の出力端子26には、D/A変
換器7〜7でアナログ信号とされ、オーディオアン
プ8〜8で増幅された光ディスク1上のそれぞれの
信号が供給され、外部アンプ及びスピーカを介して再生
される。
【0158】以上説明したように、図18に示した第8
の実施の形態のオーディオ再生装置は、SACD規格の
光ディスク1にて設定された最大独立オーディオチャン
ネル数よりも多い独立したオーディオチャンネル出力端
子を備え、光ディスク1のスピーカ配置の違いにより応
じて前記オーディオチャンネル出力端子を切り換えるこ
とにより、光ディスク1上で意図されたスピーカ位置に
対応した出力端子にアナログオーディオ信号を出力でき
る。
【0159】その結果、メディア毎にスピーカ配置が異
なった音声信号が記録されている場合でも、スピーカ配
置にしたがった音声出力を、それぞれ再生装置の必要な
出力端子から取り出すことが可能となる。
【0160】また、図11に示した一般的なオーディオ
再生装置のように、メディア上で意図されたスピーカ位
置とは異なる場所に置かれたスピーカ用の出力端子から
音声が出力され、再生装置利用者がスピーカの位置を置
き換える、もしくは再生装置と外部アンプとの接続先を
変更するなどといった不都合を回避でき、利用者にとっ
て好適な再生装置となる。
【0161】特に、切り換え器27及び切り換え器28
は、デジタル信号のままのデコード信号を切り換えるの
でアナログの信号を切り換えるときにはやむをえなかっ
たノイズ等による信号の劣化を防ぐことができる。
【0162】以上の各実施の形態においては、切り換え
器は2回路切り換え、又は3回路切り換えであったが、
4回路切り換え、5回路切り換えと増やしてもよい。ま
た、LFEチャンネル用やフロントCチャンネル用の接
続を切り換えたが、他のチャンネル、例えばサラウンド
L,R等でもよい。
【0163】また、前記各実施の形態はSACD規格の
光ディスクを再生の対象としたオーディオ再生装置であ
ったが、本発明はDVDオーディオ規格の光ディスクを
再生としたオーディオ再生装置にも適用可能である。
【0164】
【発明の効果】本発明に係るオーディオ再生装置及びオ
ーディオ再生方法によれば、メディア上で意図されたス
ピーカ配置に対応した出力端子に信号出力供給が可能と
なり、よってスピーカ配置にしたがったオーディオ出力
をそれぞれ必要な出力端子から外部アンプ等に出力する
ことが可能となり、利用者にとって好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】前記第1の実施の形態が再生の対象とするSA
CD規格の光ディスクの構造を示す図である。
【図3】前記SACD規格の光ディスクのボリューム空
間を示す図である。
【図4】前記SACD規格の光ディスクのTOCと情報
の対応関係を示す図である。
【図5】前記SACD規格の光ディスクのエリアTOC
の構造を示す図である。
【図6】前記SACD規格の光ディスクのエリアTOC
のシンタックスを示す図である。
【図7】前記エリアTOCに記述されているトラックリ
スト2のシンタックスを示す図である。
【図8】Loudspeaker_Configを含んだトラックモードの
定義を示す図である。
【図9】Loudspeaker_Configの定義を示す図である。
【図10】前記第1の実施の形態の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図11】一般的なオーディオ再生装置のブロック図で
ある。
【図12】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施の形態のブロック図であ
る。
【図14】本発明の第4の実施の形態のブロック図であ
る。
【図15】本発明の第5の実施の形態のブロック図であ
る。
【図16】本発明の第6の実施の形態のブロック図であ
る。
【図17】本発明の第7の実施の形態のブロック図であ
る。
【図18】本発明の第8の実施の形態のブロック図であ
る。
【図19】ITU−Rの勧告によるマルチチャンネル
(5チャンネル)の標準的なスピーカ配置を示す図であ
る。
【図20】ITU−Rの勧告によるマルチチャンネル
(5.1チャンネル)の標準的なスピーカ配置を示す図
である。
【符号の説明】
1 SACD規格の光ディスク、2 光学ピックアッ
プ、3 RFアンプ、4サーボ・信号処理部、5 機構
部、6 デコーダー部、7 D/A変換部、8オーディ
オアンプ部、9 出力端子群、10 操作部、11 マ
イクロプロセッサー、12 切り換え器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数N個の独立したチャンネルを有し、
    N個中任意のチャンネルのスピーカー位置が非固定で、
    かつ選択的に複数種類のスピーカ位置が規定されている
    オーディオ記録媒体を再生するオーディオ再生装置であ
    って、 前記オーディオ記録媒体から読み出された信号から前記
    複数N個の独立したチャンネル用にデータをデコードし
    て出力するデコード手段と、 前記デコード手段から供給された前記複数N個の独立し
    たチャンネル用の出力信号の内、任意のチャンネル用の
    出力信号を選択的に切り換える切り換え手段と、 前記切り換え手段により選択的に切り換えられる任意の
    チャンネル用の出力信号が供給される複数の出力端子を
    含む出力端子を有する出力端子群とを備えることを特徴
    とするオーディオ再生装置。
  2. 【請求項2】 前記出力端子群が有する前記出力端子の
    数は、前記オーディオ記録媒体上に独立に記録される最
    大チャンネル数よりも多いことを特徴とする請求項1記
    載のオーディオ再生装置。
  3. 【請求項3】 前記オーディオ記録媒体上に記録された
    スピーカ配置情報に基づいて前記切り換え手段を選択的
    に切り換える制御手段を備えることを特徴とする請求項
    2記載のオーディオ再生装置。
  4. 【請求項4】 前記デコード手段にてデコードされた前
    記複数N個の独立したチャンネル用のデータをアナログ
    信号に変換するデジタル/アナログ変換手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のオーディオ再生装置。
  5. 【請求項5】 前記切り換え手段は前記デジタル/アナ
    ログ変換手段にてアナログ信号に変換された後の任意の
    チャンネル用のアナログ出力信号を選択的に切り換える
    ことを特徴とする請求項4記載のオーディオ再生装置。
  6. 【請求項6】 前記切り換え手段は前記デジタル/アナ
    ログ変換手段にてアナログ信号に変換される前の任意の
    チャンネル用のデジタル出力データを選択的に切り換え
    ることを特徴とする請求項4記載のオーディオ再生装
    置。
  7. 【請求項7】 複数N個の独立したチャンネルを有し、
    N個中任意のチャンネルのスピーカー位置が非固定で、
    かつ選択的に複数種類のスピーカ位置が規定されている
    オーディオ記録媒体を再生するためのオーディオ再生方
    法であって、 前記オーディオ記録媒体から読み出された信号から前記
    複数N個の独立したチャンネル用にデータをデコードし
    て出力するデコード工程と、 前記デコード工程から供給された前記複数N個の独立し
    たチャンネル用の出力信号の内、任意のチャンネル用の
    出力信号を選択的に切り換える切り換え工程とを備える
    ことを特徴とするオーディオ再生方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310915A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Sony Corp 音声再生装置および音声再生方法
US11792574B2 (en) 2020-02-27 2023-10-17 D&M Holdings Inc. AV amplifier

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310915A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Sony Corp 音声再生装置および音声再生方法
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