JP2002367266A - 記録媒体再生装置 - Google Patents

記録媒体再生装置

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JP2002367266A
JP2002367266A JP2001168143A JP2001168143A JP2002367266A JP 2002367266 A JP2002367266 A JP 2002367266A JP 2001168143 A JP2001168143 A JP 2001168143A JP 2001168143 A JP2001168143 A JP 2001168143A JP 2002367266 A JP2002367266 A JP 2002367266A
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lid
moving
state
moving means
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JP2001168143A
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Harutoshi Yoshimura
春俊 吉村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • G11B17/0436Direct insertion, i.e. without external loading means with opening mechanism of the cartridge shutter

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の挿脱時以外には外筐の主面からの
突出物が無いようにすると共に、これらを簡単な機構に
よって実現することを課題とする。 【解決手段】 一端がシャーシ本体8に回動自在に支持
されると共に他端に記録媒体挿入口4を有する記録媒体
装着部2と、上記記録媒体挿入口を覆うと共に外筐3の
外面3aに連続した面を形成するように位置される閉蓋
位置と記録媒体挿入口を開放すると共に外筐の内側に位
置した開蓋位置との間を移動される蓋体6と、上記記録
媒体装着部を上記記録媒体挿入口が上記蓋体によって覆
われた再生位置と上記記録媒体挿入口が外方に臨むイジ
ェクト位置との間で回動させる第1の移動手段23と、
上記蓋体を上記開蓋位置へと移動させる第2の移動手段
21と、上記第2の移動手段によって蓋体が上記外筐の
裏側に移動されると共に、上記第1の移動手段により上
記記録媒体装着部が上記イジェクト位置へと回動し、上
記記録媒体挿入口を外方に臨ませるように、上記第1及
び第2の移動手段を同期制御させる同期手段29とを備
える記録媒体再生装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な記録媒体再生
装置に関する。詳しくは、記録媒体の挿脱時以外には外
筐の主面からの突出物が無いようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体の再生や再生及び記録を行う記
録媒体再生装置において、記録媒体の挿脱を行うとき以
外、すなわち、記録媒体の再生を行うときや使用をしな
い時には記録媒体を挿脱する記録媒体挿入口を隠してお
くと共に、記録媒体挿入口を覆う蓋体が外筐の外面と連
続するように位置させておき、記録媒体の挿脱を行うと
きは、蓋体を記録媒体挿入口を覆う位置から移動させて
外筐内に位置させると共に、記録媒体挿入口を備えた記
録媒体装着部を記録媒体挿入口が形成された端部と反対
側の端部を支点をして回動させて記録媒体挿入口を外筐
から突出させて記録媒体の挿脱を行い易くすることが考
えられる。
【0003】このようにすることによって、不使用時や
再生時には記録媒体挿入口が蓋体によって隠されてい
て、記録媒体挿入口から異物が侵入する惧れがなく、安
全であると共に、蓋体が外筐の外面と連続しているた
め、すっきりとした外観を呈し、高級感を醸し出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに、記録媒体の挿脱を行うとき以外には記録媒体を挿
脱する記録媒体挿入口を隠しておくと共に、記録媒体挿
入口を覆う蓋体が外筐の外面と連続するように位置させ
ておき、記録媒体の挿脱を行うときは、蓋体を記録媒体
挿入口を覆う位置から移動させて外筐内に位置させると
共に、記録媒体挿入口を備えた記録媒体装着部を記録媒
体挿入口が形成された端部と反対側の端部を支点をして
回動させて記録媒体挿入口を外筐から突出させて記録媒
体の挿脱を行い易くする構成とするためには、いくつか
の技術的な問題点がある。
【0005】すなわち、上記した構成を採る場合、蓋体
が移動して記録媒体装着部の記録媒体挿入口を突出させ
る空間を確保する必要があり、そのためには、蓋体の動
きと記録媒体装着部の動きとは連携している必要があ
り、蓋体を移動させる手段の駆動源と記録媒体装着部を
移動させる手段の駆動源とが独立したものであると、そ
れぞれの動きを同期させるのが難しく、センサ類が必要
になると共に機構部品も多く複雑になってしまうという
問題がある。また、同期がうまくいかないと、精密感を
損ない、イメージを悪くしてしまうという問題がある。
【0006】また、ユーザーが不用意に蓋体を開けて内
部に触れたりすることが無いように、蓋体にロック機構
を設ける必要がある場合、駆動機構と別に用意すると全
体の機構が複雑になり、確実な動作を臨めない場合もあ
るという問題がある。
【0007】さらに、一般に、記録媒体は、記録媒体挿
入口から突出された後、ユーザーが手で引き出さないと
挿入口にとどまったままとなる。かかる状態のまま、記
録媒体装着部を回動させると共に蓋体を閉蓋する動作を
させると、記録媒体や記録媒体装着部等の機構を損傷す
る惧れがある。
【0008】そこで、本発明は、上記した問題を解決す
るために、記録媒体の挿脱時以外には外筐の主面からの
突出物が無いようにすると共に、これらを簡単な機構に
よって実現することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明記録媒体再生装置
は、上記した課題を解決するために、一端がシャーシ本
体に回動自在に支持されると共に他端に記録媒体挿入口
を有する記録媒体装着部と、上記記録媒体挿入口を覆う
と共に外筐の外面に連続した面を形成するように位置さ
れる閉蓋位置と記録媒体挿入口を開放すると共に外筐の
内側に位置した開蓋位置との間を移動される蓋体と、上
記記録媒体装着部を上記記録媒体挿入口が上記蓋体によ
って覆われた再生位置と上記記録媒体挿入口が外方に臨
むイジェクト位置との間で回動させる第1の移動手段
と、上記蓋体を上記開蓋位置へと移動させる第2の移動
手段と、上記第2の移動手段によって蓋体が上記外筐の
裏側に移動されると共に、上記第1の移動手段により上
記記録媒体装着部が上記イジェクト位置へと回動し、上
記記録媒体挿入口を外方に臨ませるように、上記第1及
び第2の移動手段を同期制御させる同期手段とを備える
ものである。
【0010】従って、本発明記録媒体再生装置にあって
は、記録媒体の挿脱を行うとき以外には記録媒体を挿脱
する記録媒体挿入口が隠されているので、ユーザーが装
置内部に触れたり異物が記録媒体挿入口から侵入したり
することがない。また、記録媒体挿入口を閉塞している
蓋体は外筐の外面に連続した面を形成するので、突起物
がなくすっきりとした感じを与え、高級感が醸し出され
る。
【0011】また、記録媒体装着部を移動させる第1の
移動手段と蓋体を移動させる第2の移動手段とは同期手
段によってそれぞれの動きがタイミングよく為されるよ
うに同期制御されるので、2つの動作の不整合による事
故が防止されると共に精密感が伴い高級なイメージを醸
し出す。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明記録媒体再生装置
の実施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、図
面に示した記録媒体再生装置は、ディスク状をした記録
媒体(以下、「ディスク」という)を扁平なカートリッ
ジ内に収納してなるディスクカートリッジを使用し、該
ディスクカートリッジを記録媒体装着部に装着して上記
ディスクに記録された信号の再生を行うディスク再生装
置に適用したものである。
【0013】まず、本発明にかかるディスク再生装置の
概念について図1乃至図6に従って説明する。
【0014】ディスク再生装置1は、使用していない状
態、再生中の状態、停止中の状態では、図1及び図3に
示す再生状態にある。再生状態では、ディスク装着部で
あるメカデッキ2は再生位置にあり、その上面2aは外
筐3の上面3aと同じ平面内にあるようにされている。
メカデッキ2の前面2b(図2参照)は前下がりに傾斜
されていて該前面2bに記録媒体挿入口として横長のデ
ィスク挿入口4が形成されている。そして、メカデッキ
2の前面2aの上端2b′と外筐3の上面3aの前半部
分3a′との間には適当な間隙5(図3参照)が設けら
れており、メカデッキ2の前端部の上方への突出が可能
なようになっている。
【0015】図1及び図3に示す再生状態において、上
記間隙5は蓋体6によって覆われ、蓋体6の上面6aは
外筐3の上面3a及びメカデッキ2の上面2aと同じ平
面内にあるようにされている。この再生状態における蓋
体6の位置が閉蓋位置である。
【0016】例えば、図示しないイジェクトボタンの押
下等によるイジェクト指令が出されると、まず、蓋体6
が斜め前下方、すなわち、図4中矢印A方向に移動し
て、外筐3aの上面の内側に対応した位置まで下降す
る。
【0017】次いで、蓋体6は前方、すなわち、図5中
矢印B方向へ移動すると共にメカデッキ2は後端部の回
動支点部を中心に前端部が上方へ移動するように、すな
わち、図中矢印C方向へ回動し始める。
【0018】そして、蓋体6は外筐3の上面3aの下側
に完全に引き込まれたところで、また、メカデッキ2は
その前面2bのほとんどが外筐3の上面3aから上方へ
突出してディスク挿入口4が完全に外部に臨まされたと
ころで、それぞれ上記矢印A方向への移動及び矢印C方
向への回動を停止する(図2、図6参照)。この図2及
び図6に示す状態がイジェクト状態であり、このイジェ
クト状態におけるメカデッキ2の位置がイジェクト位置
であり、また、蓋体6の位置が開蓋位置である。そし
て、このイジェクト状態において扁平なカートリッジ内
にディスク7aが収納されて成るディスクカートリッジ
7(図2参照)のディスク挿入口4からのメカデッキ2
への挿脱が行われる。
【0019】図7及び図8を参照してディスク再生装置
1の機構部の概略についてさらに詳細に説明する。
【0020】上記外筐3の内部にはシャーシ本体8が配
設されている。該シャーシ本体8の後端部にメカシャー
シ9の後端部9a(回動支点部)が回動自在に支持され
ている。そして、該メカシャーシ9上に図示を省略した
ディスク回転装置、ピックアップ装置等ディスク7aの
再生に必要な部材が配設されてディスクの再生を行うメ
カデッキ2が構成される。なお、このディスク再生装置
1において、メカデッキ2はその基準面、すなわち、再
生時におけるディスクの記録面の姿勢を規定する面が水
平からやや前上がりに傾斜されている。このように、基
準面(図10におけるディスクカートリッジ7の傾斜を
参照)を前上がりに傾斜させておくと、イジェクト状態
においてディスク挿入口4と外筐3の上面3aとの間に
出来る空間D(図10(a)参照)が基準面を水平にし
た場合(図10(b)参照)の空間D′と比較して大き
くなり、ディスクカートリッジ7のメカデッキ2への挿
脱を行い易くなる。図10(b)に示すように、メカデ
ッキ2の基準面を水平にした場合に、傾斜させた場合と
同じだけの空間Dを確保しようとすると、メカデッキの
上方への回動量を多くしなければならず、メカデッキ2
を回動させる移動手段の負担が大きくなるし、使用時に
外筐3の上方により大きな空間が必要となり使い勝手が
悪くなる。
【0021】蓋体6はシャーシ本体8の側面部8a、8
aの前半部分に形成されたガイド孔10、10、11、
11によって案内されて所定の軌跡を移動されるように
なっている。上記ガイド孔10、10、11、11の大
部分は水平部10a、10a、11a、11aとされ、
後端部10b、10b、11b、11bは前下がりに傾
斜されている(図7乃至図9参照)。
【0022】図11乃至図13に示すように、蓋体6は
支持フレーム12と共に蓋体ユニット13を構成する。
蓋体6は透明な材料、例えば、ポリカーボネート等の透
明な合成樹脂でやや厚手で左右方向に長い板状に形成さ
れており、前端部6b及び後端部6cともに前下がりの
傾斜面に形成されている。
【0023】支持フレーム12は上面部12aと該上面
部12aの側縁から下方へ折り曲げられた側面部12
b、12bと上面部12aの前縁から下方へ折り曲げら
れた前面部12cとが一体に形成されて成り、側面部1
2b、12bの後端は上面部12aの後端よりさらに後
方へ突出されている。上面部12aの後端部には左右に
延びるスリット14が形成されている。上面部12aの
前端部の左右方向におけるほぼ中央部には下方へ向けて
突設された被押圧片15が形成されている。また、被押
圧片15のやや後方には下方へ向けて突設されたストッ
パ片16が形成されている。そして、側面部12b、1
2bの前端部とほぼ中央部には外方へ突出された被ガイ
ドピン17、17、・・・が設けられている。
【0024】上記蓋体6は支持フレーム12の前端部に
固定される。すなわち、蓋体6は前側の傾斜面6bがス
リット14を上方から臨むように前端部が支持フレーム
12の後端部上面に載置された状態で固定される。そし
て、支持フレーム12のスリット14から前側の部分と
蓋体6との間には金属光沢を有する薄い板材、例えば、
薄いアルミ板18が介在される。
【0025】そして、蓋体ユニット13は被ガイドピン
17、17、・・・がシャーシ本体8の側面部8a、8
aに形成されたガイド孔10、10、11、11に摺動
自在に支持され、これによって、上記した軌跡に沿って
移動するようにシャーシ本体8に支持される。そして、
シャーシ本体8の側面部8a、8aに形成されたバネ掛
け部19、19(図7乃至図9に一方のもののみ示す)
と蓋体ユニット13の後側の被ガイドピン17、17と
の間に引張コイルバネ20、20(図7乃至図9に一方
のもののみ示す)が張設され、これによって、蓋体ユニ
ット13は後方へ、すなわち、図7中矢印E方向へ付勢
される。
【0026】蓋体ユニット13を移動させる移動手段は
押圧突起21(図7乃至図9参照)を有する。そして、
再生状態において、図7からわかるように、蓋体ユニッ
ト13の被ガイドピン17、17、・・・はガイド孔1
0、10、11、11の後端に位置していて、蓋体6は
上記間隙5(メカデッキ2の前面の上端2b′と外筐3
の上面3aの前半部分3a′の後端との間の間隙)内に
位置し、移動手段の押圧突起21は蓋体ユニット13の
被押圧片15から僅かに後方へ離間して位置している。
【0027】そして、図2に示すイジェクト状態にする
指令が出されると、移動手段によって押圧突起21が前
方、すなわち、図8中矢印F方向に移動を始め、直に該
押圧突起21が蓋体ユニット13の被押圧片15の後面
に当接して、これを前方へ向けて押圧する。これによっ
て、蓋体ユニット13の被ガイドピン17、17、・・
・はガイド孔10、10、11、11の傾斜部10b、
10b、11b、11bに沿って前下方(図4の矢印A
参照)へ移動する。これによって、蓋体ユニット13は
まず、前下方へ移動する。そして、被ガイドピン17、
17、・・・がガイド孔10、10、11、11の傾斜
部10b、10b、11b、11bの前端まで達すると
(図8の状態)、蓋体6はその上面6aが外筐3の上面
3aの前半部分3a′の下側に位置した状態となる。な
お、蓋体6が図8に示す位置に来るまではメカデッキ2
は上方への回動を始めず、再生位置に止まったままであ
る。
【0028】被ガイドピン17、17、・・・が図8に
示す位置まで来ると、今度はガイド孔10、10、1
1、11の水平部10a、10a、11a、11aに沿
って前方へ移動するため、蓋体ユニット13は水平に前
方へ移動し、蓋体6が外筐3の上面3aの下側に完全に
隠れた開蓋位置に達したところで停止する。そして、蓋
体ユニット13がガイド孔10、10、11、11の傾
斜部10b、10b、11b、11bの下端に達したと
ころからはメカデッキ2も上方へ回動を始め、蓋体6が
開蓋位置に達した後にイジェクト位置に到達する(図9
参照)。なお、メカデッキ2の回動については後に詳し
く説明する。
【0029】図2等に示すイジェクト状態から再生状態
にする指令が為されると、メカデッキ2が下方へ、すな
わち、再生位置へ向けて回動を始めると共に上記押圧突
起21が後方へ、すなわち、図9中矢印G方向へ移動し
ていく。そして、押圧突起21が図8に示す位置まで来
たときに、メカデッキ2は再生位置に到達する。そこか
らさらに、押圧突起21は図7に示す位置まで移動して
停止する。押圧突起21の図9から図7に示す位置まで
の移動は蓋体ユニット13の被押圧片15を直接押圧す
るものではなく、被押圧片15から後方へ遠ざかって行
くものである。従って、蓋体ユニット13は引張コイル
バネ20、20の付勢力による移動を妨げるものがなく
なるので、被押圧片15は押圧突起21の後を追うよう
にして後方へ移動されていき、図8に示す位置まで移動
されたところから、後ろ上方へ、移動していき、蓋体6
が図7に示す閉蓋位置に達したところで、被ガイドピン
17、17、・・・がガイド孔10、10、11、11
の傾斜部10a、10a、11a、11aの後端に当接
して移動が停止される。
【0030】図14からわかるように、メカシャーシ9
の前面部9bにカム孔22が形成されており、一方メカ
デッキ2を回動させる移動手段は上記カム孔22に摺動
自在に係合した駆動ピン23を備えており、該駆動ピン
23が円運動をすることによってメカデッキ2の前端部
が上下方向に移動され、これによって、メカデッキ2が
再生位置とイジェクト位置との間を回動されることにな
る。上記カム孔22は、前方から見てほぼ左半部の下側
に凸の弧状部22aと該弧状部22aの右端に連続し水
平に延びる水平部22bとから成る。上記弧状部22a
は上記駆動ピン23の回転中心を中心とする円弧の一部
を為すように形成されている。そして、メカデッキ2が
再生位置にある状態で駆動ピン23はカム孔22の弧状
部22aの左端部に位置しており、そこから反時計回り
方向、すなわち、図14中矢印H方向に2点鎖線で示す
位置まで波線で示す軌跡上を回転し、この間にメカデッ
キ2はイジェクト位置まで回動される。そして、カム孔
22の弧状部22aは、上記したように、駆動ピン23
の回転中心を中心とする円弧の一部を為すように形成さ
れているため、駆動ピン23が弧状部22aの左端から
右端まで移動する間は、メカデッキ2は回動されず、こ
の間に、上記蓋体6が図4や図8に示す位置まで移動さ
れる。また、この弧状部22aがあるため、イジェクト
位置から再生位置へと移動するときには、メカデッキ2
が先に再生位置に到達してからさらに蓋体6が移動して
閉蓋位置へと移動する。
【0031】図15でわかるように、メカシャーシ9の
前面部9bの後面には弾接部材24が設けられている。
該弾接部材24は左右方向に長い板状を為し、右端に開
口した左右方向に長い切欠25を有している。そして、
該切欠25の下縁25aの開口部側の部分25a′を除
いた部分は上記カム孔22の弧状部22aの下縁とほぼ
同じ曲率の円弧を為している。そして、上記開口部側の
部分25a′は弧状部22aから外側へ真っ直ぐ延びる
直線状に形成されている。
【0032】上記弾接部材24はその左端部24aがメ
カシャーシ9の前面部9bの後面に回動自在に支持さ
れ、弾接部材24のバネ掛け片24bとメカシャーシ9
の前面部9bのバネ掛け片9cとの間に張設された引張
コイルバネ26によって図15における反時計回り方
向、すなわち、図中矢印CCW方向に付勢されている。
そして、弾接部材24に前方へ突出するように設けられ
たストッパ片24cがメカシャーシ9の前面部9bに形
成された切欠孔9dの上縁に当接したところで、反時計
回り方向への回動が停止し、その状態で、弾接部材24
の切欠25の下縁25aの一部が上記カム孔22の弧状
部22aの下縁の左端部から僅かに上方に突出した状態
とされている(図15参照)。従って、メカデッキ2が
再生位置にある状態では、弾接部材24の切欠25の下
縁25aが駆動ピン23に弾接し、これによって、駆動
ピン23の外径とカム孔22の弧状部22aの幅との間
の大きさの差を吸収して、メカデッキ2のガタツキが防
止される。
【0033】次に、上記したメカデッキ2及び蓋体6を
移動させる各移動手段の詳細について説明する。
【0034】シャーシ本体8の前半部分に駆動機構部2
7が配置される(図16参照)。駆動機構部27はシャ
ーシ本体8の前半部に固定された駆動部シャーシ28上
に構成される。
【0035】駆動部シャーシ28は上面部28aと該上
面部28aの後端から下方へ突出された後面部28bと
を備え(図19参照)、後面部28bのほぼ中央部にカ
ムギア29が回転可能に支持されている。また、駆動部
シャーシ28の後面部28bにはモータ30が支持され
ており、該モータ30の回転が複数のギア31a、31
a、・・・から構成されるギア減速機構31を介して上
記カムギア29に伝達されるようになっている。そし
て、上記カムギア29の後面の周縁寄りの部分から上記
駆動ピン23が後方へ向けて突出されている(図20参
照)。また、カムギア29の後面の周辺部には周方向に
ほぼ180゜の角度で離間して2つのスイッチ操作突起
32a、32bが突設されている。そして、駆動部シャ
ーシ28の後面部28bにはカムギア29に近接して停
止スイッチ33が配設され、該停止スイッチ33の操作
子33aがカムギア29の後面側に突出されている(図
20参照)。そして、該操作子33aは上記スイッチ操
作突起32a又は32bによって押されていないとき
は、図20に一点鎖線で示す中立位置を保持するように
されている。
【0036】そして、図20に実線で示す状態が再生状
態であり、停止スイッチ33の操作子33aはカムギア
29のスイッチ操作突起32aによって押されて図20
で見て左上がりの状態にされている。この状態からイジ
ェクト状態にする指令が出されると、モータ30が回転
を開始し、カムギア29は図20における反時計回り方
向に回転する。従って、スイッチ操作突起32aは停止
スイッチ33の操作子33aから離れていき、やがて、
該操作子33aは図20に一点鎖線で示す中立位置に保
持される。さらに、カムギア29が回転を続けて、イジ
ェクト状態に近づくとスイッチ操作突起32bが停止ス
イッチ33の操作子33aを上方から押すようになり、
やがて、該操作子33aが図20に二点鎖線で示す状態
になり、停止スイッチ33が働いてモータ30が停止す
る。逆に、イジェクト状態から再生状態へとする場合に
は、再生状態とする指令が出されると、モータ30が先
ほどとは逆に回転し、カムギア29は図20における時
計回り方向に回転し、最後に、スイッチ操作突起32a
が停止スイッチ33の操作子33aを下方から押すよう
になり、やがて、該操作子33aが図20に実線で示す
状態となって停止スイッチ33が働いてモータ30が停
止する。このモータ30を駆動源として、上記カムギア
29によって駆動される駆動ピン23とカム孔22とに
よってメカデッキ2を回動させる第1の移動手段が構成
される。
【0037】そして、上記被押圧片15と押圧突起21
の他、上記カムギア29の前面に形成されたカム縁、該
カム縁によって移動されるスライダー、該スライダーに
よって回動される回動アームによって上記蓋体ユニット
13を開蓋位置へと移動させる第2の移動手段が構成さ
れる。
【0038】上記カムギア29の前面には、図21乃至
図23でよくわかるように、ほぼ半月状をした凹部34
が形成されており、該凹部34の弧状部35がカム縁と
されている。該カム縁35はカムギア29の周縁寄りの
位置から中心部にまで達する弧状に形成されており、周
縁寄りの始端部35aと中心部の終端部35bはそれぞ
れカムギア29の中心からの距離が変化しない無変化部
とされており、始端部35aと終端部35bとの間の中
間部35cはカムギア29の中心からの距離が徐々に変
化する変化部とされている。
【0039】スライダー36が駆動部シャーシ28に左
右方向に移動自在に支持されている。スライダー36は
図21乃至図26から分かるとおり、上面部36aと後
面部36bとを有する。上面部36aには前後方向にや
や長い連結孔37と左右方向に長い逃げ孔38が形成さ
れている。また、後面部36bの後面にはカムフォロワ
39が突設されている。そして、カムフォロワ39はカ
ムギア29の上記凹部34内に位置している。また、後
面部36bの上端部左端と駆動部シャーシ28の左端部
との間には引張コイルバネ40(図24乃至図26参
照)が張設されており、これによって、スライダー36
は左方、すなわち、図21乃至図23中矢印I方向に付
勢されている。従って、カムフォロワ39は引張コイル
バネ40によって付勢されることによって、カムギア2
9のカム縁35に弾接した状態になっている(図21乃
至図23参照)。
【0040】図24乃至図26から分かるように、回動
アーム41は駆動部シャーシ28の上面部28aに支点
軸42によって左端寄りの部分を回動自在に支持されて
いる。なお、回動アーム41は上記スライダー36の上
面部36aの上側に重ねられるように位置されており、
上記支点軸42はスライダー36の逃げ孔38を挿通さ
れており、これによって、支点軸42がスライダー36
の左右方向への移動の邪魔にならないようになってい
る。また、回動アーム41の回動支点部の近くに連結ピ
ン43が下方へ突出するように設けられており、該連結
ピン43がスライダー36連結孔37に摺動自在に係合
されている。従って、スライダー36が左右方向に移動
するのに従って、連結ピン43が連結孔37によって左
方へ又は右方へ押されるので、回動アーム41が支点軸
42を中心にして回動されることになる。回動アーム4
1の回動支点部と反対側の端部に上記押圧突起21が立
設されている。また、ストッパ片44が閉蓋状態におい
て前後方向に延びるように上方へ向けて突設されてい
る。
【0041】次に、第2の移動手段の動作について詳細
に説明する。
【0042】図19、図21及び図24は再生状態を示
す。この再生状態において蓋体ユニット13は閉蓋状態
になっており、スライダー36のカムフォロワ39はカ
ムギア29のカム縁35の始端部35aに右側から弾接
している。従って、スライダー36は移動範囲の左端に
位置しており、回動アーム41は押圧突起21と連結ピ
ン43とがほぼ左右方向に並んだ姿勢になっていて、ス
トッパ片44は蓋体ユニット13のストッパ片16の下
側に位置した状態となっている。蓋体ユニット13は、
上記したように、閉蓋位置方向へは引張コイルバネ2
0、20によって付勢されているだけであるので、開蓋
位置方向へ引っ張りコイルバネ20、20の付勢力以上
の力を加えれば、移動させることができるが、閉蓋状態
においては、上記したように、蓋体ユニット13のスト
ッパ片16の下側に回動アーム41のストッパ片44が
位置している(図19参照)ので、蓋体ユニット13を
無理矢理開蓋位置方向へ移動させることはできない。す
なわち、蓋体ユニット13は一旦斜め前下方へ移動した
後に前方へ水平に移動されるようになっており、上記し
たように、蓋体ユニット13のストッパ片16の下側に
回動アーム41のストッパ片44が位置していることに
よって、蓋体ユニット13は下方への移動を阻止されて
おり、従って、前方へ向けて、すなわち、開蓋位置へ向
けて移動することができない状態になっている。すなわ
ち、蓋体ユニット13は閉蓋位置にロックされているこ
とになる。
【0043】そこで、図21及び図24に示す再生状態
からイジェクト状態にする指令が出されると、カムギア
29が図21における反時計回り方向、すなわち矢印C
CW方向に回転する。カムギア29が反時計回り方向に
回転しても、カムフォロワ39がカム縁35の始端部3
5aに対応しているときは、スライダー36は移動をし
ないが、カムフォロワ39がカム縁35の中間部35c
に対応するようになると、カムギア29の反時計回り方
向への回転が進むに従って、カムフォロワ39は中間部
35cのうちカムギア29の中心に近い部分と対応する
ようになって行くので、該カムフォロワ39が右方、す
なわち、図22中矢印J方向に引っ張られることにな
り、従って、スライダー36が引っ張りコイルバネ40
の付勢力に抗して右方へ移動することになる。
【0044】そして、スライダー36が右方へ移動する
と、スライダー36の連結孔37が回動アーム41の連
結ピン43を右方へ押すので、該回動アーム41は図2
4における時計回り方向、すなわち、図中矢印CW方向
に回動する。回動アーム41が時計回り方向に回動する
ことによって、回動アーム41の回動端部に立設された
押圧突起21はほぼ前方、すなわち、図24中矢印F方
向に移動する。そして、押圧突起21がほぼ前方へ移動
することによって、該押圧突起21が蓋体ユニット13
の被押圧片15を前方へ向けて押圧することになり、従
って、蓋体ユニット13は、図7乃至図9に関して説明
したように、被ガイドピン17、17、・・・がシャー
シ本体8のガイド孔10、10、11、11に案内され
て、一旦斜め前下方へ沈み込んでから前方へ移動して行
くことになる。なお、回動アーム41が図24における
時計回り方向に回動を始めた当初は押圧突起21はまだ
被押圧片15から後方へやや離間されていて、この押圧
突起21が被押圧片15を前方へ向けて押圧し始めるま
での間に回動アーム41のストッパ片44が蓋体ユニッ
ト13のストッパ片16の下側から前方へ抜け出し、こ
れによって、蓋体ユニット13の閉蓋位置へのロックが
解除される。
【0045】そして、スライダー36はカムフォロワ3
9がカムギア29のカム縁35の中間部35cのうち終
端部35b側の端部に対応する位置に来るまで(図22
参照)右方へ移動を続け、従って、回動アーム41も図
24における時計回り方向へ回動を続ける。スライダー
36が図22に示す位置まで来ると、スライダー36の
右方への移動と回動アーム41の時計回り方向への回動
が停止し、蓋体6は図6、図9に示す開蓋位置に到達す
る。
【0046】図22に示す状態からカムギア29はさら
に反時計回り方向に回転するが、スライダー36のカム
フォロワ39はカム縁35の終端部35bに対応して位
置しており、従って、スライダー36はそれ以上右方へ
移動することはなく、従って、回動アーム41も時計回
り方向へ回動することはない。そして、カムフォロワ3
9がカム縁35の終端部35bを中間部35c側端から
反中間部35c側端部まで移動する間のカムギア29の
回転によってメカデッキ2は図2、図6に示すイジェク
ト位置まで回動されて、ディスク再生装置1は図2等に
示すイジェクト状態となる。
【0047】そして、上記したイジェクト状態におい
て、ディスクカートリッジ7(図2参照)の挿脱、すな
わち、メカデッキ2に挿入されていたディスクカートリ
ッジ7をメカデッキ2から取り出したり、メカデッキ2
に新たにディスクカートリッジ7を挿入したりする操作
が為される。
【0048】図2等に示すイジェクト状態でのディスク
カートリッジ7の挿脱が完了して、再生状態にする指令
が出されると、モータ30がイジェクト状態にするとき
とは逆方向に回転され、これによって、カムギア29が
図23における時計回り方向、すなわち、図中矢印CW
方向に回転する。これによって、スライダー36のカム
フォロワ39の左側に位置しているカム縁35の部分が
終端部35bから中間部35cへと、さらに、中間部3
5cの終端部35b側端から始端部35a側端へと変化
していくため、スライダー36は引張コイルバネ40の
付勢力によって左方へ、すなわち、図21乃至図23中
矢印I方向へ移動する。そして、スライダー36が左方
へ移動すると、スライダー36の連結孔37が回動アー
ム41の連結ピン43を左方へ押圧するので、回動アー
ム41は図25における反時計回り方向、すなわち、図
中矢印CCW方向へ回動する。回動アーム41が図25
における反時計回り方向へ回動すると、回動アーム41
の回動端部に立設されている押圧突起21がほぼ後方、
すなわち、図25中矢印G方向へ移動して、蓋体ユニッ
ト13の被押圧片15から後方へ遠離っていくので、蓋
体ユニット13は引張コイルバネ20、20の付勢力に
よって後方へ、すなわち、閉蓋位置へ向けて移動されて
いく。
【0049】そして、蓋体ユニット13が閉蓋位置に達
すると、蓋体ユニット13の被ガイドピン17、17、
・・・がシャーシ本体8のガイド孔10、10、11、
11の後端に当接して、後方への移動が停止される。こ
のとき、回動アーム41は図26に示す状態にあり、回
動アーム41のストッパ片44は蓋体ユニット13のス
トッパ片16より僅かに前側に位置している。回動アー
ム41は図26に示す位置からさらに反時計回り方向へ
回動して、図24に示した位置にきたときに、モータ3
0が停止し、スライダー36の左方への移動及び回動ア
ーム41の反時計回り方向への回動が停止する。
【0050】上記したように、蓋体ユニット13の開蓋
位置へ向けての移動は蓋体ユニット13の被押圧片15
が押圧突起21によって押されることによって為される
が、蓋体ユニット13の閉蓋位置へ向けての移動は何か
によって押されて移動するのではなく、引張コイルバネ
20、20の付勢力によって為される。従って、蓋体ユ
ニット13が閉蓋位置に移動するときに、メカデッキ2
の前端面2bと外筐3の上面部3aの前半部分3a′と
の間の間隙部5に異物が存在したような場合、該異物や
蓋体ユニット13、特に、蓋体6には引張コイルバネ2
0、20による付勢力しかかからず、異物や蓋体6ある
いは駆動機構部27の構成部品が損傷を受けるようなこ
とがない。
【0051】なお、図2に示すイジェクト状態から図1
に示す再生状態に移行する場合、ディスクカートリッジ
7がメカデッキ2内に完全に挿入されているか又はディ
スクカートリッジ7がメカデッキ2には存在していなけ
れば何の問題もないが、ディスクカートリッジ7が中途
半端な状態でメカデッキ2に存在していると問題であ
る。すなわち、図28に示すように、ディスクカートリ
ッジ7がディスク挿入口4に位置している状態で、メカ
デッキ2がイジェクト位置から再生位置へと移動する
と、ディスクカートリッジ7のメカデッキ2の前面2b
から突出している部分が外筐3や蓋体6に衝突し、ディ
スクカートリッジ7やメカデッキ2の内部機構あるいは
外筐3や蓋体6が損傷される危険性がある。
【0052】そこで、上記ディスク再生装置1には、デ
ィスクカートリッジ7がディスク挿入口4を横切って位
置している場合には、メカデッキ2の再生位置への移動
を禁止するディスク検出手段が設けられている。
【0053】図27乃至図29に示すように、ディスク
検出手段45は検出アーム46と該検出アーム46によ
って操作される検出スイッチ47とから成る。
【0054】上記ディスク挿入口4には扉体48が設け
られている。扉体48は左右方向に細長い板状をしてお
り、その上端部の両端部48a、48a(図27乃至図
29に一方のもののみ示す)がメカシャーシ9の前端部
の左右両端部に設けられた支持片9e、9e(図27乃
至図29に一方のもののみ示す)に回動自在に支持され
ている。扉体48の右端部の下端部には右方へ突出した
連結ピン48bが形成されている。
【0055】上記検出アーム46は前後方向に長く形成
され、後端部46a(回動支点部)がメカシャーシ9に
回動自在に支持されている。検出アーム46の前端部に
は上方へ突出した連結部46bがあり、該連結部46b
の上端部には前後に長く下に凹の弧状を為す連結孔46
cが形成されている。そして、該連結孔46cに上記扉
体48の連結ピン48bが摺動自在に係合されている。
従って、検出アーム46は扉体48の開閉に伴って上下
方向に回動されるようになっている。また、検出アーム
46の前後方向におけるほぼ中間の位置にはスイッチ押
圧片46dが側方へ突設されている。
【0056】検出アーム46の回動支点部46aから前
側の位置とメカシャーシ9の下端部に形成されたバネ掛
け部9fとの間に引張コイルバネ49が張設され、これ
によって、検出アーム46は図27における反時計回り
方向、すなわち、図中矢印CCW方向に付勢されてい
る。
【0057】上記検出スイッチ47は操作子47aが検
出アーム46のスイッチ押圧片46dに対応するように
メカシャーシ9に支持されている(図27乃至図29参
照)。
【0058】そして、メカデッキ2にディスクカートリ
ッジ7が挿入されていない状態では、図27に示すよう
に、引張コイルバネ49の付勢力によって検出アーム4
6は反時計回り方向に回動した状態となっており、検出
アーム46のスイッチ押圧片46dが検出スイッチ47
の操作子47aを押圧した状態となっている。また、引
張コイルバネ49の付勢力は検出アーム46の連結孔4
6cを介して扉体48に及び、扉体48は、図27に示
すように、ディスク挿入口4を閉じた状態となってい
る。この状態で、再生状態にする指令が出されると、モ
ータ30が回転して、メカデッキ2は再生位置へと回動
されることになる。
【0059】そして、メカデッキ2にディスクカートリ
ッジ7が挿入され始めると、扉体48はディスクカート
リッジ7に押されて図28における反時計回り方向、す
なわち、図中矢印CCW方向に回動されて、ディスク挿
入口4を開放する。そして、扉体48が反時計回り方向
に回動すると、その回動力を扉体48の連結ピン48b
を介して検出アーム46の連結孔46cが受け、これに
よって、検出アーム46は引張コイルバネ49の付勢力
に抗して図28における時計回り方向、すなわち、図中
矢印CW方向に回動する。検出アーム46が時計回り方
向に回動すると、検出アーム46のスイッチ押圧片46
dが設けられた中間部分が上方へ移動するので、スイッ
チ押圧片46dは検出スイッチ47の操作子47aを押
圧しなくなる。そして、仮に、この状態で(検出スイッ
チ47の操作子47aが押圧されていない状態で)再生
状態にする指令が出されても、モータ30は駆動され
ず、従って、メカデッキ2は再生位置へと回動されな
い。
【0060】そして、ディスクカートリッジ7が、図2
9に示すように、メカデッキ2内に完全に挿入される
と、扉体48を図28における反時計回り方向へ回動さ
せていたもの(ディスクカートリッジ7)が無くなるの
で、引張コイルバネ49の付勢力によって、検出アーム
46は図29における反時計回り方向、すなわち、図中
矢印CCW方向に、従って、扉体48は図29における
時計回り方向、すなわち、図中矢印CW方向に回動し
て、扉体48はディスク挿入口4を閉じ、検出アーム4
6のスイッチ押圧片46dは検出スイッチ47の操作子
47aを押圧することになる。そして、このように、検
出スイッチ47の操作子47aが押圧されている状態で
は、上記したように、再生状態にする指令が出される
と、モータ30が回転し、メカデッキ2が再生位置へと
回動される。
【0061】駆動部シャーシ28の後面部28bの後面
の上端部の左右両端部と中央との間の中間の位置に光源
50、50が配設されている(図19、図20参照)。
該光源50、50としては小粒の白熱球が使用されてい
るが、白熱球に限らず、その他の光源、例えば、発光ダ
イオード等であっても良い。
【0062】駆動部シャーシ28の後端部上面の全部及
び後面のほとんどは後部カバー51によって覆われる
(図17乃至図19参照)。後部カバー51は駆動部シ
ャーシ28の後端部上面の全部を覆う上面部51aと該
上面部51aの後縁から下方へ垂設され駆動部シャーシ
28の後面のほとんどを覆う後面部51bとが一体に形
成されて成る。後面部51bの左端部にはモータ30を
後方へ突出させるための切欠部51cと駆動ピン22を
後方へ突出させるための弧状のスリット51dが形成さ
れている(図18参照)。
【0063】また、後部カバー51の上面部51aには
左右端部寄りの位置にそれぞれ2個づつの透光窓52、
52、・・・が(図17参照)、後面部51bの上下方
向における中間部分の左右両端寄りの位置に1個づつの
透光窓53、53(図18参照)が、さらに、上面部5
1aと後面部51bにまたがる部分の左右両端寄りの位
置に1個づつの透光窓54、54(図17、図18参
照)が、それぞれ穿設されている。そして、これら透光
窓52、52、・・・、53、53、54、54は、そ
れぞれ、光を拡散して透過させる、例えば、乳白色をし
た半透明板から成る拡散透過板55、55、・・・によ
って覆われる。
【0064】上記した光源50、50は、ディスク再生
装置1の電源が入った状態(ONの状態)では常に点灯
している。従って、これら光源50、50の光は、それ
ぞれの透光窓52、52、・・・、53、53、54、
54及び拡散透過板55、55、・・・を透過して上方
及び後方へ拡散照射される。そして、蓋体ユニット13
が閉蓋位置にある状態にあっては、支持フレーム12に
形成されたスリット14が後部カバー51の上面部51
aに形成された透光窓52、52、・・・の真上に位置
しており(図19参照)、該透孔窓52、52、・・・
を透過したかなり強い光がスリット14を通して蓋体6
に入射する。蓋体6に入射した光のほとんどは前部の傾
斜面6bによって全反射されて蓋体6の肉厚内を直接に
又は内面反射を繰り返して後方へ伝播していき、後部に
まで達した光56のほとんどは後部の傾斜面6cによっ
てほぼ全反射されてほぼ上方へ向けられ、蓋体6の上面
6aから上方へ出射される(図19参照)。従って、蓋
体6が閉蓋位置にある状態を上方向から見ると、蓋体6
の後端部が細い帯状に強く光って見える。なお、蓋体6
に入射した光はその全部が後部の傾斜面6cによって反
射されて上方へ出射されるのではなく、一部の光は、蓋
体6内で内面反射を繰り返す過程で蓋体6の上面6aに
対して臨界角以下の角度となって該上面6aから上方へ
出射されるものもある。このような光によって、蓋体6
の全体がほのかに明るく見え、蓋体6の存在感を主張さ
せることが出来て、雰囲気の醸成に寄与する。
【0065】そして、何かの原因、例えば、蓋体ユニッ
ト13とメカデッキ2との間に異物が挟まる等の原因で
蓋体6が閉蓋領域にはあるが、完全に閉蓋位置に達して
いないときは、上記スリット14が透光窓52、52、
・・・の真上の位置からずれるため、蓋体6の前端部下
面から入射する光がほとんどなく、従って、蓋体6の後
端部が細い帯状に強く光ることはなく、この状態と、上
記したように、閉蓋位置に位置していて蓋体6の後端部
が細い帯状に強く光る状態との比較によって、蓋体6が
完全に閉蓋位置にあるか否かの別を知ることが出来る。
また、その他の透光窓53、53、54、54を透過し
た光源50、50の光57、58(それぞれ図19に不
定形の多角形によってイメージ的に示す)は蓋体6を透
して後斜め上方(光57による)や駆動機構部27とメ
カデッキ2の前面2bとの間の部分(光58による)を
ほのかに照明し、雰囲気の醸成に寄与する。
【0066】上記したディスク再生装置1にあっては、
ディスクカートリッジ7の挿脱を行うイジェクト状態の
ときだけメカデッキ2のディスク挿入口4を有する前端
部が上方へ突出してきて、それ以外の時の状態である再
生状態、すなわち、ディスクに対する再生を行っている
ときや停止中あるいは使用していないときには、メカデ
ッキ2のディスク挿入口4が形成されているメカデッキ
2の前面2bが蓋体6によって隠されると共に、メカデ
ッキ2、外筐3及び蓋体6の上面2a、3a及び6aが
同じ平面内に位置するようになり、ユーザーが装置内部
に触れたり異物が記録媒体挿入口から侵入したりするこ
とがなく、また、外観的には、すっきりとしたものとな
り、高級感が醸し出される。
【0067】そして、上記したイジェクト状態及び再生
状態を現出するためにメカデッキ2及び蓋体6をそれぞ
れ移動させる移動手段は、1個のカムギアに設けられた
駆動ピン22とカム縁35によってそれぞれの動きのタ
イミングを制御されるため、2つの移動手段の同期制御
が正確に行われ、動作のずれ等によって高級感が損なわ
れることがない。
【0068】また、メカデッキ2を移動させる移動手段
と蓋体6を移動させる移動手段という2つの移動手段が
1個のモータ30によって駆動されるので、機構が簡単
になると共に、2つの移動手段相互間のタイミング制御
も容易になる。
【0069】なお、上記した実施の形態にあっては、本
発明をディスクを再生する装置に適用したものを示した
が、再生のみではなく記録を行う装置に適用することも
可能であり、そのような再生及び/又は記録を行う装置
に適用したものも本発明の技術的範囲にはいることは勿
論である。
【0070】また、記録媒体としてディスクを例として
説明したが、本発明にかかる記録媒体がディスクに限ら
れることを意味するものではない。ディスク以外の記録
媒体、例えば、テープ状の記録媒体に対する再生及び/
又は記録を行う装置にも本発明を適用することが可能で
あり、そして、それらの再生及び/又は記録装置も本発
明の技術的範囲に入ることは勿論である。
【0071】その他、上記した実施の形態において示し
た各部の具体的な形状乃至構造は、何れも本発明を実施
するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過
ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解
釈されるようなことがあってはならないものである。
【0072】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明記録媒体再生装置は、一端がシャーシ本体に
回動自在に支持されると共に他端に記録媒体挿入口を有
する記録媒体装着部と、上記記録媒体挿入口を覆うと共
に外筐の外面に連続した面を形成するように位置される
閉蓋位置と記録媒体挿入口を開放すると共に外筐の内側
に位置した開蓋位置との間を移動される蓋体と、上記記
録媒体装着部を上記記録媒体挿入口が上記蓋体によって
覆われた再生位置と上記記録媒体挿入口が外方に臨むイ
ジェクト位置との間で回動させる第1の移動手段と、上
記蓋体を上記開蓋位置へと移動させる第2の移動手段
と、上記第2の移動手段によって蓋体が上記外筐の裏側
に移動されると共に、上記第1の移動手段により上記記
録媒体装着部が上記イジェクト位置へと回動し、上記記
録媒体挿入口を外方に臨ませるように、上記第1及び第
2の移動手段を同期制御させる同期手段とを備えること
を特徴とする。
【0073】従って、本発明記録媒体再生装置にあって
は、記録媒体の挿脱を行うとき以外には記録媒体を挿脱
する記録媒体挿入口が隠されているので、ユーザーが装
置内部に触れたり異物が記録媒体挿入口から侵入したり
することがない。また、記録媒体挿入口を閉塞している
蓋体は外筐の外面に連続した面を形成するので、突起物
がなくすっきりとした感じを与え、高級感が醸し出され
る。
【0074】また、記録媒体装着部を移動させる第1の
移動手段と蓋体を移動させる第2の移動手段とは同期手
段によってそれぞれの動きがタイミングよく為されるよ
うに同期制御されるので、2つの動作の不整合による事
故が防止されると共に精密感が伴い高級なイメージを醸
し出す。
【0075】請求項2に記載した発明にあっては、上記
蓋体は上記シャーシ本体に形成されたガイド孔に案内さ
れて閉蓋位置と開蓋位置との間を移動されると共に、蓋
体を閉蓋位置へ付勢する付勢手段が設けられ、蓋体の閉
蓋位置への移動は上記付勢手段によって為されるので、
閉蓋時に、蓋体と記録媒体装着部との間に異物が挟まる
等して、蓋体の閉蓋位置への移動が阻害された場合で
も、移動手段には余分な負荷がかかることが無く、移動
手段を構成する部材が損傷されることがないと共に、上
記異物には付勢手段の付勢力がかかるだけであるから、
該異物が損傷を受けることもない。
【0076】請求項3に記載した発明にあっては、上記
蓋体の移動経路は閉蓋位置から外筐の内側方向に移動し
てから記録媒体挿入口から離間していくように設定さ
れ、上記第2の移動手段には閉蓋位置と開蓋位置との間
を回動されると共に開蓋位置へと回動されるときに蓋体
を開蓋位置へと向けて押圧する押圧部を有する回動アー
ムが設けられ、上記回動アームが閉蓋位置にあるときに
閉蓋位置にある蓋体の外筐の内側方向への移動を阻止す
るロック部が回動アームに設けられたので、閉蓋位置に
ある蓋体が無理矢理開蓋されることがない。しかも、ロ
ック部が第2の移動手段に設けられているので、機構が
簡単であると共に、蓋体の動きとの間のタイミングを取
りやすい。
【0077】請求項4に記載した発明にあっては、1個
のモータによって駆動される1個の駆動部材を有し、該
駆動部材によって上記第1の移動手段及び第2の移動手
段が駆動されるので、機構が簡単になると共に、2つの
移動手段のタイミング制御を容易に、且つ、精確に行う
ことが出来る。
【0078】請求項5に記載した発明にあっては、上記
記録媒体装着部は再生位置にある状態において記録媒体
挿入口が形成された端部が回動支点側の端部よりイジェ
クト位置側に位置するように傾斜されているので、記録
媒体挿入口と外筐外面との間の間隔を大きくとることが
出来、記録媒体の挿脱が行い易くなる。
【0079】請求項6に記載した発明にあっては、記録
媒体が記録媒体装着部内に位置しているが完全に挿入さ
れていない状態、すなわち、不完全状態を検知する不完
全状態検出手段を備え、上記不完全状態検出手段が記録
媒体の上記不完全状態を検出したときには記録媒体装着
部の再生位置への移動を阻止するようにしたので、記録
媒体の取り出しを忘れる等の不用意な操作による記録媒
体や記録媒体再生装置の損傷を回避することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2と共に本発明記録媒体再生装置の実施の形
態の全体を示すものであり、本図は再生状態を示す概略
斜視図である。
【図2】イジェクト状態をディスクカートリッジと共に
示す概略斜視図である。
【図3】図4乃至図6と共に本発明記録媒体再生装置の
概要を外筐を切り欠いて示す側面図であり、本図は記録
媒体装着部が再生位置にある状態を示すものである。
【図4】蓋体が開蓋位置へ向けて移動し始めた状態を示
すものである。
【図5】蓋体が開蓋位置へ向けて、また、記録媒体装着
装置がイジェクト位置へ向けて移動している途中の状態
を示すものである。
【図6】蓋体が開蓋位置に、また、記録媒体装着装置が
イジェクト位置に達した状態を示すものである。
【図7】図8及び図9と共に機構部の概略的な側面を示
す図であり、本図は再生状態を示すものである。
【図8】図7の状態から蓋体が下降した状態を示すもの
である。
【図9】イジェクト状態を示すものである。
【図10】メカデッキの基準面の傾斜の持つ利点を比較
例と対比して示す概略側面図であり、(a)に本発明
を、(b)に比較例を示す。
【図11】図12及び図13と共に蓋体ユニットを示
し、本図は平面図である。
【図12】底面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿う断面図
である。
【図14】メカデッキの正面図である。
【図15】メカシャーシの前面部の後面図である。
【図16】外筐及び蓋体ユニットを取り除いた状態にお
けるディスク再生装置全体の平面図である。
【図17】図18乃至図20と共に駆動機構部を示すも
のであり、本図は平面図である。
【図18】後面図である。
【図19】図17のXIX−XIX線に沿う断面図であ
る。
【図20】後部カバーを外して示す後面図である。
【図21】図22及び図23と共にスライダーとカムギ
アとの関係を示す要部の前面図であり、本図は蓋体が閉
蓋位置にあるときの状態を示すものである。
【図22】蓋体が開蓋位置に達する直前にあるときの状
態を示すものである。
【図23】蓋体が開蓋位置にあるときの状態を示すもの
である。
【図24】図25及び図26と共にスライダーと回動ア
ームの動きを示す要部の平面図であり、本図は蓋体が閉
蓋位置にあるときの状態を示し、図21に対応してい
る。
【図25】蓋体が開蓋位置にあるときの状態を示し、図
23に対応している。
【図26】蓋体が閉蓋位置に達する直前にあるときの状
態を示すものである。
【図27】図28及び図29と共にディスク検出手段を
示す要部の断面図であり、本図はディスクカートリッジ
がメカデッキに挿入される直前の状態を示すものであ
る。
【図28】ディスクカートリッジがディスク挿入口に位
置している状態を示すものである。
【図29】ディスクカートリッジがメカデッキに完全に
挿入された状態を示すものである。
【符号の説明】
1…ディスク再生装置、2…メカデッキ(記録媒体装着
部)、3…外筐、3a…上面(外面)、4…ディスク挿
入口(記録媒体挿入口)、6…蓋体、7…ディスクカー
トリッジ(記録媒体)、8…シャーシ本体、9a…回動
支点部、10…ガイド孔、11…ガイド孔、20…引張
コイルバネ(付勢手段)、21…押圧突起(押圧部)
(第2の移動手段)、22…カム孔(第1の移動手
段)、23…駆動ピン(第1の移動手段)、29…カム
ギア(同期手段)(駆動部材)、30…モータ、35…
カム縁(第2の移動手段)、36…スライダー(第2の
移動手段)、41…回動アーム(第2の移動手段)、4
4…ストッパ片(ロック部)、45…ディスク検出手段
(不完全状態検出手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 33/02 G11B 33/02 503Q

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端がシャーシ本体に回動自在に支持さ
    れると共に他端に記録媒体挿入口を有する記録媒体装着
    部と、 上記記録媒体挿入口を覆うと共に外筐の外面に連続した
    面を形成するように位置される閉蓋位置と記録媒体挿入
    口を開放すると共に外筐の内側に位置した開蓋位置との
    間を移動される蓋体と、 上記記録媒体装着部を上記記録媒体挿入口が上記蓋体に
    よって覆われた再生位置と上記記録媒体挿入口が外方に
    臨むイジェクト位置との間で回動させる第1の移動手段
    と、 上記蓋体を上記開蓋位置へと移動させる第2の移動手段
    と、 上記第2の移動手段によって蓋体が上記外筐の裏側に移
    動されると共に、上記第1の移動手段により上記記録媒
    体装着部が上記イジェクト位置へと回動し、上記記録媒
    体挿入口を外方に臨ませるように、上記第1及び第2の
    移動手段を同期制御させる同期手段とを備えることを特
    徴とする記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 上記蓋体は上記シャーシ本体に形成され
    たガイド孔に案内されて閉蓋位置と開蓋位置との間を移
    動されると共に、蓋体を閉蓋位置へ付勢する付勢手段が
    設けられ、 蓋体の閉蓋位置への移動は上記付勢手段によって為され
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再生装
    置。
  3. 【請求項3】 上記蓋体の移動経路は閉蓋位置から外筐
    の内側方向に移動してから記録媒体挿入口から離間して
    いくように設定され、 上記第2の移動手段には閉蓋位置と開蓋位置との間を回
    動されると共に開蓋位置へと回動されるときに蓋体を開
    蓋位置へと向けて押圧する押圧部を有する回動アームが
    設けられ、 上記回動アームが閉蓋位置にあるときに閉蓋位置にある
    蓋体の外筐の内側方向への移動を阻止するロック部が回
    動アームに設けられたことを特徴とする請求項2に記載
    の記録媒体再生装置。
  4. 【請求項4】 1個のモータによって駆動される1個の
    駆動部材を有し、該駆動部材によって上記第1の移動手
    段及び第2の移動手段が駆動されることを特徴とする請
    求項1に記載の記録媒体再生装置。
  5. 【請求項5】 上記記録媒体装着部は再生位置にある状
    態において記録媒体挿入口が形成された端部が回動支点
    側の端部よりイジェクト位置側に位置するように傾斜さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再
    生装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体が記録媒体装着部内に位置して
    いるが完全に挿入されていない状態、すなわち、不完全
    状態を検知する不完全状態検出手段を備え、 上記不完全状態検出手段が記録媒体の上記不完全状態を
    検出したときには記録媒体装着部の再生位置への移動を
    阻止することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再
    生装置。
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