JP2002367095A - 車線追従走行制御装置 - Google Patents

車線追従走行制御装置

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JP2002367095A
JP2002367095A JP2001177728A JP2001177728A JP2002367095A JP 2002367095 A JP2002367095 A JP 2002367095A JP 2001177728 A JP2001177728 A JP 2001177728A JP 2001177728 A JP2001177728 A JP 2001177728A JP 2002367095 A JP2002367095 A JP 2002367095A
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JP
Japan
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steering
warning
lane
vehicle
inattentive
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Application number
JP2001177728A
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English (en)
Inventor
Shigeki Sato
佐藤  茂樹
Hiroshi Mori
宏 毛利
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転操作を行わせるときに走行状況に見合っ
た余裕を運転者に与えることができるようにすること。 【解決手段】 単眼カメラ16で撮像した画像データに
基づいて自車両前方の走行車線及び走行車線状態を検出
するカメラコントローラ17と、その検出した走行車線
に自車両が追従するように操舵制御を行うコントロール
ユニット12と、運転者の脇見動作を検出する脇見検出
センサ15と、自車両の走行状態を検出する操舵角セン
サ11等の各種センサと、を備え、前記コントロールユ
ニット12は、脇見検出センサ15が脇見を検出してか
ら操舵制御を停止するまでの時間を、各種センサの検出
結果に応じて変化させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路のレーンマ
ーカを検出して走行車線を検出し、その走行車線から逸
脱しないように操舵制御する車線追従走行制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車線追従走行制御装置と
しては、例えば特開平10−203395号公報に記載
されている車両の操舵制御装置が知られている。この従
来例では、カメラで道路の画像を撮像して画像処理を行
い、道路の白線を認識して、その白線認識結果に基づい
て操舵制御を行っている。
【0003】また、特開平10−166895号公報に
記載の車両用追従走行制御装置にあっては、先行車両に
追従走行制御しているときに、運転者が脇見運転をする
と、警報を発するとともに、前記追従走行制御を中断す
ることで、運転者に運転操作を行わせて、運転中の脇見
運転を抑制防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち後者のものにあっては、運転者が脇見をして
から追従走行制御を中断するまでのタイミングが固定さ
れているため、自車両が走行車線を逸脱するまでの時間
が走行状況によって変化してしまい、運転者に運転操作
を行わせるための余裕を十分に与えることができない恐
れがあった。
【0005】そこで、この発明は上記従来の技術の問題
点に着目してなされたものであり、運転操作を行わせる
ときに走行状況に見合った余裕を運転者に与えることが
できる車線追従走行制御装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明である車線追従走行制御装置
は、自車両前方の走行車線を検出する走行車線検出手段
と、その走行車線検出手段が検出した走行車線に自車両
が追従するように操舵制御を行う車線追従操舵手段と、
運転者の脇見動作を検出する脇見動作検出手段と、前記
脇見動作検出手段が運転者の脇見動作を検出したときに
前記操舵制御を停止する操舵制御停止手段と、少なくと
も自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段及び、
自車両前方の走行車線状態を検出する走行車線状態検出
手段のいずれか一方と、を備え、前記操舵制御停止手段
は、前記脇見動作を検出してから前記操舵制御を停止す
るまでの時間を、少なくとも前記走行状態検出手段が検
出した走行状態及び前記走行車線状態検出手段が検出し
た走行車線状態の何れか一方に応じて変化させることを
特徴とする。
【0007】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の車線追従走行制御装置において、前記操舵制御停
止手段は、前記脇見動作検出手段が運転者の脇見動作を
検出したときに警告を発する警告手段と、前記走行車線
検出手段が検出した走行車線と前記走行状態検出手段が
検出した走行状態とに基づいて、自車両の車線逸脱傾向
の大きさを検出する車線逸脱傾向検出手段と、を有し、
前記脇見動作検出手段が運転者の脇見動作を検出して前
記警告手段が警告を発した後に、自車両を走行車線に追
従させるのに必要な操舵トルクに対して、前記車線追従
操舵手段が発生する操舵トルクの割合を徐々に小さくし
て前記操舵制御を停止するとともに、自車両が走行車線
を逸脱するまでの時間が長くなるように、前記脇見動作
が検出されてから操舵制御を停止するまでの時間を大き
くすることを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
又は請求項2に記載の車線追従走行制御装置において、
前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作検出手段が運転
者の脇見動作を検出したときに警告を発する警告手段
と、自車両の旋回加速度を検出する旋回加速度検出手段
と、を有し、前記脇見動作検出手段が運転者の脇見動作
を検出して前記警告手段が警告を発した後に、自車両を
走行車線に追従させるのに必要な操舵トルクに対して、
前記車線追従操舵手段が発生する操舵トルクの割合を徐
々に小さくして前記操舵制御を停止するとともに、前記
旋回加速度検出手段が検出した車両旋回加速度が大きい
ときには、前記車線追従操舵手段が発生する操舵トルク
の割合を小さくする度合いを小さくして、前記脇見動作
が検出されてから前記操舵制御を停止するまでの時間を
大きくすることを特徴とする。
【0009】また、請求項4に係る発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の車線追従走行制御装置に
おいて、前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作検出手
段が運転者の脇見動作を検出したときに警告を発する警
告手段と、自車両前方の走行車線の曲率半径を検出する
曲率半径検出手段と、を有し、前記脇見動作検出手段が
運転者の脇見動作を検出して前記警告手段が警告を発し
た後に、自車両を走行車線に追従させるのに必要な操舵
トルクに対して、前記車線追従操舵手段が発生する操舵
トルクの割合を徐々に小さくして前記操舵制御を停止す
るとともに、前記曲率半径検出手段が検出した前記曲率
半径が小さいときには、前記車線追従操舵手段が発生す
る操舵トルクの割合を小さくする度合いを小さくして、
前記脇見動作が検出されてから前記操舵制御を停止する
までの時間を大きくすることを特徴とする。
【0010】さらに、請求項5に係る発明は、請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の車線追従走行制御装置
において、前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作検出
手段が運転者の脇見動作を検出したときに警告を発する
警告手段と、自車両の旋回加速度を検出する旋回加速度
検出手段と、を有し、前記脇見動作検出手段が運転者の
脇見動作を検出して前記警告手段が警告を発した後に前
記操舵制御を停止するとともに、前記旋回加速度検出手
段が検出した車両旋回加速度が大きいときには前記警告
手段が警告を発している時間を大きくすることを特徴と
する。
【0011】さらに、請求項6に係る発明は、請求項1
乃至請求項5のいずれかに記載の車線追従走行制御装置
において、前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作検出
手段が運転者の脇見動作を検出したときに警告を発する
警告手段と、自車両前方の走行車線の曲率半径を検出す
る曲率半径検出手段と、を有し、前記脇見動作検出手段
が運転者の脇見動作を検出して前記警告手段が警告を発
した後に前記操舵制御を停止するとともに、前記走行車
線検出手段が検出した走行車線の曲率半径が小さいとき
には前記警告手段が警告を発している時間を大きくする
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】したがって、請求項1に係る発明である
車線追従走行制御装置にあっては、運転者が自車両の走
行方向を見ているときには、自車両前方の走行車線を検
出して、その走行車線に自車両が追従するように操舵制
御を行い、運転者が脇見をしているときには、前記操舵
制御を停止して、運転者に運転操作を行わせる。その
際、運転者の脇見動作を検出してから前記操舵制御を停
止するまでの時間を、少なくとも走行状態および走行車
線状態の何れか一方に応じて変化させる。そのため、走
行状況に応じて前記時間を大きくして、運転操作を行わ
せるときに走行状況に見合った余裕を運転者に与えるこ
とができる。
【0013】また、請求項2に係る発明である車線追従
走行制御装置にあっては、運転者の脇見動作を検出して
警告を発した後に、自車両を走行車線に追従させるのに
必要な操舵トルクに対して、発生する操舵トルクの割合
を徐々に小さくして前記操舵制御を停止する。その際、
自車両が走行車線を逸脱するまでの時間が長くなるよう
に、前記発生する操舵トルクの割合が「0」になるま
で、つまり操舵制御を停止するまでに要する時間を大き
くし、前記脇見動作が検出されてから操舵制御を停止す
るまでの時間を大きくするため、運転操作を行わせると
きに走行状況に見合った余裕を運転者に与えることがで
きる。
【0014】さらに、請求項3に係る発明である車線追
従走行制御装置にあっては、運転者の脇見動作を検出し
て警告を発した後に、自車両を走行車線に追従させるの
に必要な操舵トルクに対して、発生する操舵トルクの割
合を徐々に小さくして前記操舵制御を停止する。その
際、車両旋回加速度が大きいときには、前記発生する操
舵トルクの割合を小さくする度合いを小さくして、前記
発生する操舵トルクの割合が「0」になるまで、つまり
操舵制御を停止するまでに要する時間を大きくし、前記
脇見動作が検出されてから前記操舵制御を停止するまで
の時間を大きくするため、車両の挙動を急激に変化させ
てしまうことなく、運転者に運転操作を行わせることが
できる。
【0015】また、請求項4に係る発明である車線追従
走行制御装置にあっては、運転者の脇見動作を検出して
警告を発した後に、自車両を走行車線に追従させるのに
必要な操舵トルクに対して、発生する操舵トルクの割合
を徐々に小さくして前記操舵制御を停止する。その際、
走行車線の曲率半径が小さいときには、前記発生する操
舵トルクの割合を小さくする度合いを小さくして、前記
発生する操舵トルクの割合が「0」になるまで、つまり
操舵制御を停止するまでに要する時間を大きくし、前記
脇見動作が検出されてから前記操舵制御を停止するまで
の時間を大きくするため、車両の挙動を急激に変化させ
てしまうことなく、運転者に運転操作を行わせることが
できる。
【0016】また、請求項5に係る発明である車線追従
走行制御装置にあっては、運転者の脇見動作を検出して
警告を発した後に前記操舵制御を停止する。その際、車
両旋回加速度が大きいときには警告を発している時間を
大きくするため、例えば、警告を終えてから所定時間が
経過したときに前記操舵制御を停止するようにしたとき
には、前記脇見動作が検出されてから前記操舵制御を停
止するまでの時間が大きくなり、運転者に運転操作を行
わせるときに、十分な余裕を与えることができる。
【0017】また、請求項6に係る発明である車線追従
走行制御装置にあっては、運転者の脇見動作を検出して
警告を発した後に前記操舵制御を停止する。その際、走
行車線の曲率半径が小さいときには警告を発している時
間を大きくするため、例えば、警告を終えてから所定時
間が経過したときに前記操舵制御を停止するようにした
ときには、前記脇見動作が検出されてから前記操舵制御
を停止するまでの時間が大きくなり、運転者に運転操作
を行わせるときに、十分な余裕を与えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車線追従走行
制御装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
は、本発明の第1の実施形態を示す概略構成図であり、
図1において、1FL及び1FRは前輪、1RL及び1
RRは後輪を示し、前輪1FL、1FRには一般的なラ
ックアンドピニオン式の操舵機構が配設されている。こ
の操舵機構は、前輪1FL、1FRの操舵軸(タイロッ
ド)に接続されるラック2と、これに噛合するピニオン
3と、このピニオン3をステアリングホイール4に与え
られる操舵トルクで回転させるステアリングシャフト5
とを備えている。
【0019】また、ステアリングシャフト5におけるピ
ニオン3の上部には、前輪1FL、1FRを自動操舵す
るための操舵アクチュエータを構成する自動操舵機構6
が配設されている。この自動操舵機構6は、ステアリン
グシャフト5と同軸に取付けられたドリブンギヤ7と、
これに噛合するドライブギヤ8と、このドライブギヤ8
を回転駆動する自動操舵用モータ9とから構成されてい
る。なお、自動操舵用モータ9とドライブギヤ8との間
にはクラッチ機構10が介装されており、自動操舵制御
時にのみクラッチ機構10が締結され、そうでないとき
にはクラッチ機構10が非締結状態となって自動操舵用
モータ9の回転力がステアリングシャフト5に入力され
ないようにしている。
【0020】また、車両には種々のセンサ類が取り付け
られている。図中、11は操舵角センサであって、ステ
アリングシャフト5の回転角から実操舵角θを検出して
コントロールユニット12に出力する。また、図示しな
い自動変速機の出力側に車速センサ13が取付けられ、
この車速センサ13で検出された車速検出値Vもコント
ロールユニット12に出力される。さらに、車両には当
該車両に発生する横加速度を検出する横加速度センサ1
4が取付けられ、この横加速度センサ14で検出された
横加速度GYもコントロールユニット12に出力され
る。ここで、操舵角センサ11から出力される実操舵角
θは、右操舵時に正値、左操舵時に負値となるように設
定されている。さらに、15は脇見検出センサであっ
て、運転者の脇見動作を検出して、運転者が脇見をした
と判断したときに脇見判断信号をコントロールユニット
12に出力する。この脇見検出センサ15は、運転者の
顔画像を撮像するCCDカメラと、その顔画像が入力さ
れて画像処理を行う画像処理装置と、からなり、画像処
理装置は、CCDカメラから入力された顔画像を正規化
して、予め作成しておいた運転者の顔領域テンプレート
や目領域テンプレートとの相関演算を行い、運転者の瞼
の開度や顔の向きを判定することで、運転者が脇見や居
眠りをしていないか否か、すなわち、運転者が前を向い
ているか判断する。
【0021】さらに、車室内のインナーミラーステー等
の固定部には、図2に示すように、レンズの光軸と車両
中心線とがなすヨー角が「0」となり、ピッチ角がα度
となるように、CCDカメラ等の単眼カメラ16が設置
されて、車両前方の道路状況を撮像し、撮像した画像デ
ータをカメラコントローラ17に出力する。このカメラ
コントローラ17は、後述する道路白線検出処理を実行
し、例えば特開平11−102499号公報に記載され
ているように、単眼カメラ16の画像データに二値化等
の処理を行い自車両近傍の白線を検出するとともに、所
定の車両前方注視点での道路に対する車両の横偏位量
y、白線の接線に対する車両のヨー角Φ、走行車線前方
の道路曲率ρを算出し、これらをコントロールユニット
12に出力する。
【0022】コントロールユニット12は、図示しない
マイクロコンピュータ等の離散化されたディジタルシス
テムで構成されて、自車両の操舵制御を行う操舵制御処
理を実行し、運転者が自車両の走行方向を向いていると
きには、入力されたヨー角Φ、横偏位量y、道路曲率ρ
に基づいてコーナーを通過する際に最適な目標操舵角θ
*を算出し、操舵角センサ11で検出した実操舵角θを
目標操舵角θ*に一致させるように、自動操舵用モータ
9に対して操舵トルクを出力させる必要モータ供給電流
iM*を算出し、その必要モータ供給電流iM*をモータ
供給電流iMとし、電流制限処理してからパルス幅変調
してパルス電流に変換し、自動操舵用モータ9に出力す
ることによって、自動操舵用モータ9をデューティ制御
する。
【0023】また、前記操舵制御処理では、運転者が脇
見をしたときには、操舵制御の停止を知らせる警告を発
する指令をスピーカ18に送信した後、必要モータ供給
電流iM*に対してモータ供給電流iMの割合を徐々に
小さくする。次に、カメラコントローラ17で実行され
る道路白線検出処理を、図3のフローチャートを参照し
ながら詳細に説明する。
【0024】この道路白線検出処理は、例えば、特開平
11−296660号公報に記載されている方法で行わ
れ、その処理が実行されると、まず、ステップS100
で、走行車線や車両挙動等を表すパラメータa〜e(以
下、道路パラメータという。)を初期化して、ステップ
S101に移行する。道路パラメータa〜eは、図4に
示すように、単眼カメラ16で撮影した画像の、横方向
をX座標とし、上方向をY座標とする画面座標系X、Y
上の白線モデルを表す下記(1)式のパラメータであ
る。
【0025】 X=(a+e)(Y−d)+b/(Y−d)+c …(1) ここで、単眼カメラ16の路面からの高さが一定である
ときには、各道路パラメータa〜eは、それぞれ道路の
形状、白線の形状又は車両の挙動を表す。すなわち、a
は走行車線の中央部からの自車両の横変位量を表し、b
は道路の曲率を表し、cは自車両(単眼カメラ16の光
軸)と走行車線とのヨー角を表し、dは自車両(単眼カ
メラ16の光軸)と走行車線とのピッチ角を表し、eは
道路の車線幅を表す。
【0026】なお、初期状態においては道路の形状等は
不明であるから、各道路パラメータa〜eを初期化する
ときには、例えば各道路パラメータa〜eの中央値に相
当する値を初期値として設定する。つまり、例えば、自
車両の横変位量aとして車線中央での横変位量「0」を
設定し、道路曲率bとして直線の曲率「0」を設定し、
走行車線に対するヨー角cとして「0」度を設定し、走
行車線に対するピッチ角dとして停止状態のときのピッ
チ角「α」度を設定し、車線幅eとして道路構造令に示
される高速道路の車線幅を設定する。
【0027】前記ステップS101では、図5に示すよ
うに、後述の白線モデルの設定に利用する白線候補点を
検出する白線候補点検出領域の大きさを設定してから、
ステップS102に移行する。初期状態においては、道
路パラメータa〜eとして中央値が設定された白線モデ
ルと、単眼カメラ16で撮影した実際の道路の白線と、
の間には大きな開きがあると予想されるので、できる限
り大きな領域を設定するのが望ましい。図5(a)に示
す例では、走行車線の左右の白線に対して5個ずつ設定
し、合計10個の白線候補点検出領域を設定する。
【0028】また、この道路白線検出処理が実行される
のが2回目以降であって、すでに前回の処理までに道路
の白線が検出されているときには、実際の道路の白線と
白線モデルとの差は小さいと考えられるので、図5
(b)に示すように、なるべく小さい領域を設定する方
が、白線以外のものを誤検出する可能性が低く、しかも
処理速度を向上することができるため好ましい。
【0029】前記ステップS102では、単眼カメラ1
6で撮像された車両前方の道路状況を示す画像データを
読み込み、ステップS103に移行する。前記ステップ
S103では、図6に示すように、前記ステップS10
0又は後述のステップS108で設定した道路パラメー
タa〜eに基づく白線モデルが中心になるように、前記
ステップS101で設定した大きさの白線候補点検出領
域を設定し、ステップS104に移行する。このとき、
図6に示す例では、白線候補点検出領域を、走行車線の
左右の白線に対して5個ずつ設定し、合計10個設定し
ている。
【0030】前記ステップS104では、前記ステップ
S103で設定した白線候補点検出領域において白線候
補点の検出を行ってから、ステップS105に移行す
る。この白線候補点の検出方法としては、まず、前記ス
テップS102で読み込んだ画像データをsobelフ
ィルター等に通して微分画像を生成し、白線が撮像され
ている画素の濃度を高くする。次に、白線候補点検出領
域の上辺の1点と下辺の1点とを結んでできる線分を複
数作成し、図7に示すように、各線分上で微分画像の濃
度が所定値以上となる画素の数を数える。そして、それ
らの線分のうちで、濃度が所定値以上の画素を最も多く
含む線分を選択し、その線分の始点と終点とを白線候補
点とする。
【0031】このとき、白線候補点検出領域のY軸方向
への長さに対して、濃度が所定値以上となる画素の割合
が、所定の割合よりも大きい線分がないときには、その
白線候補点検出領域では白線候補点を検出できなかった
ものとみなす。例えば、白線候補点検出領域のY軸方向
への長さが15画素であって、濃度が所定値以上となる
画素の割合が1/2よりも小さかったときに、白線候補
点が検出されなかったものとみなすときには、選択され
た線分上に濃度が所定値以上となる画素が8以上あれ
ば、その線分の始点と終点とを白線候補点とするが、7
以下のときには、その白線候補点検出領域では白線候補
点が検出されなかったものとする。
【0032】前記ステップS105では、前記ステップ
S104で検出された全ての白線候補点を合計した点数
が所定値以上か否か判定し、所定値以上であるときには
(「Yes」)ステップS106に移行し、そうでない
ときには(「No」)前記ステップS103で設定した
白線候補点検出領域内に道路の白線が含まれていなかっ
たとみなし、再び前記ステップS101に移行する。
【0033】前記ステップS106では、図8に示すよ
うに、前記ステップS104で検出した白線候補点と、
この道路白線検出処理が前回実行されたときに設定した
白線モデル上の点と、のX方向へのずれ量を各点毎に算
出し、ステップS107に移行する。前記ステップS1
07では、前記ステップS106で算出した各点のずれ
量に基づいて道路パラメータの変動量△a〜△eを算出
し、ステップS108に移行する。これらの道路パラメ
ータの変動量△a〜△eは、例えば特開平8−5388
号公報に示されているように最小二乗法により算出する
ことができる。
【0034】前記ステップS108では、前記ステップ
S107で算出した道路パラメータの変動量△a〜△e
に基づいて道路パラメータa〜eを補正してから、再び
前記ステップS102に移行する。このとき、例えば、
白線モデルとして上記(1)式に示すものを用いたとき
には、下記(2)式に従って、道路パラメータa〜eの
補正を行う。
【0035】 a=a+△a、b=b+△b、 c=c+△c、d=d+△d、e=e+△e …(2) そして、このようにして補正した道路パラメータa〜e
を、新たな白線モデルの道路パラメータa〜eとして所
定の記憶領域に記憶する。次に、コントロールユニット
12で実行される操舵制御処理を、図9のフローチャー
トを参照しながら詳細に説明する。
【0036】この操舵制御処理は、所定時間ΔT(例え
ば、10msec. )毎に実行される処理であって、まず、
ステップS200では、走行車線に追従するように操舵
制御を行う後述の必要モータ供給電流演算処理を実行す
るか否かを示す操舵制御フラグF1が「1」のセット状
態であるか否か判定して、セット状態であるときには
(Yes)ステップS201に移行し、そうでないとき
には(「No」)ステップS208に移行する。
【0037】前記ステップS201では、運転者が脇見
をしているか否かを示す脇見判断フラグF2が「0」の
リセット状態であるか否か判定して、リセット状態であ
るときには(Yes)ステップS202に移行し、そう
でないときには(No)ステップS204に移行する。
なお、脇見判断フラグF2は、脇見検出センサ15から
脇見判断信号が入力されたときに「1」のセット状態に
なり、そうでないときに「0」のリセット状態になる。
【0038】前記ステップS202では、操舵制御フラ
グF1を「1」のセット状態にして、ステップS203
に移行する。前記ステップS203では、後述の必要モ
ータ供給電流演算処理で算出される必要モータ供給電流
iM*をモータ供給電流iMとして、このモータ供給電
流iMを電流制限処理してからパルス幅変調し、パルス
電流に変換して自動操舵用モータ9に出力してから、こ
の供給電流演算処理を終了する。
【0039】一方、前記ステップS204では、操舵制
御の停止を知らせる警告を作動させるか否かを示す停止
予告フラグF3を「1」のセット状態にして、ステップ
S205に移行する。前記ステップS205では、警告
を停止するまでの残り時間を示す停止予告タイマTstop
を予め定められている停止予告時間T1に設定し、ステ
ップS206に移行する。
【0040】前記ステップS206では、操舵制御フラ
グF1を「0」のリセット状態にして、ステップS20
7に移行する。前記ステップS207では、後述の必要
モータ供給電流演算処理で算出される必要モータ供給電
流iM*をモータ供給電流iMとして、このモータ供給
電流iMを電流制限処理してからパルス幅変調し、パル
ス電流に変換して自動操舵用モータ9に出力してから、
この供給電流演算処理を終了する。
【0041】一方、前記ステップS208では、停止予
告フラグF3が「1」のセット状態であるか判定し、セ
ット状態であるときには(Yes)ステップS209に
移行し、そうでないときには(No)ステップS215
に移行する。前記ステップS209では、停止予告タイ
マTstopから経過時間tdec1を減算して、ステップS2
10に移行する。
【0042】前記ステップS210では、停止予告タイ
マTstopが「0」よりも大きいか否かを判定し、大きい
ときには(Yes)ステップS211に移行し、そうで
ないときには(No)ステップS213に移行する。前
記ステップS211では、後述の必要モータ供給電流演
算処理で算出される必要モータ供給電流iM*をモータ
供給電流iMとして、このモータ供給電流iMを電流制
限処理してからパルス幅変調し、パルス電流に変換して
自動操舵用モータ9に出力してから、この供給電流演算
処理を終了する。
【0043】前記ステップS212では、操舵制御の停
止を知らせる警告を発生させる指令をスピーカ18に送
信して、この供給電流演算処理を終了する。一方、前記
ステップS213では、停止予告フラグF3を「0」の
リセット状態にしてから、ステップS214に移行す
る。前記ステップS214では、操舵制御を停止するま
での残り時間を示す停止遷移タイマTseniを後述の停止
遷移時間設定処理で設定される停止遷移時間T2に設定
し、前記ステップS211に移行する。
【0044】一方、前記ステップS215では、停止遷
移タイマTseniから経過時間tdec2を減算して、ステッ
プS216に移行する。前記ステップS216では、停
止遷移タイマTseniが「0」よりも大きいか否か判定
し、大きいときには(Yes)ステップS217に移行
し、そうでないときには(No)ステップS219に移
行する。
【0045】前記ステップS217では、後述の必要モ
ータ供給電流演算処理で算出される必要モータ供給電流
iM*に停止遷移タイマTseniを乗算するとともに、停
止遷移時間T2で除した値をモータ供給電流iMとし、
このモータ供給電流iMを電流制限処理してからパルス
幅変調し、パルス電流に変換して自動操舵用モータ9に
出力してから、ステップS218に移行する。
【0046】前記ステップS218では、操舵制御の停
止を知らせる警告を停止する指令をスピーカ18に送信
してから、この供給電流演算処理を終了する。一方、前
記ステップS219では、Tseniを「0」のリセット状
態にしてから、この供給電流演算処理を終了する。次
に、コントロールユニット12で実行される操舵制御処
理を、図10のフローチャートに基づいて説明する。
【0047】この必要モータ供給電流演算処理は所定時
間ΔT毎に実行される処理であって、まず、ステップS
300で、操舵角センサ11から実操舵角θ、横加速度
センサ14から横加速度GY、車速センサ13から車速
検出値V並びにカメラコントローラ17からヨー角Φ、
横偏位量y及び道路曲率ρを読み込んでから、ステップ
S301に移行する。
【0048】前記ステップS301では、前記ステップ
S300で読み込んだヨー角Φ、横偏位量y及び道路曲
率ρに基づいて、下記(3)式に従って、目標操舵角θ
*を算出し、ステップS302に移行する。 θ*=Ka・Φ+Kb・y+Kc・ρ …(3) ここで、Ka、Kb、Kcは、車速に応じて変動する制
御ゲインであり、目標操舵角θ*は、右方向への操舵時
に正値となり、左方向への操舵時には負値となる。
【0049】前記ステップS302では、下記(4)式
に従って、必要モータ供給電流iM *を算出して、この
必要モータ供給電流演算処理を終了する。 iM*=Kvi(Kp+Ki/s+Kd・s)(θ*−θ) …(4) ここで、Kviは電圧値を電流値に変換するための制御
ゲインであり、Kpは比例ゲイン、Kiは積分ゲイン、
Kdは微分ゲインである。
【0050】次に、コントロールユニット12で実行さ
れる停止遷移時間設定処理を、図11のフローチャート
に基づいて説明する。この停止遷移時間設定処理は、停
止予告フラグF3が「1」のセット状態から「0」のリ
セット状態に遷移したときに実行される処理であって、
まず、ステップS400では、上述の道路白線検出処理
のステップS108で算出された最新の道路パラメータ
a〜cを所定の記憶領域から読み出し、ステップS40
1に移行する。
【0051】ステップS401では、前記ステップS4
00で読み出した道路パラメータa〜cに基づき、下記
(5)式に従って、逸脱予測時間Texpを算出し、ステ
ップS402に移行する。 c>0の場合:Texp=( 0.7−a)/(c・V) c<0の場合:Texp=(−0.7−a)/(c・V) …(5) ここで、逸脱予測時間Texpは、自車両の走行状態が変
わらないときに、車線中央からの横変位量が0.7
[m]の地点に到達するのにかかる時間を意味してお
り、その値が小さいほど、逸脱傾向が大きいと判断する
ことができる。
【0052】前記ステップS402では、逸脱予測時間
Texpが2秒よりも小さいか否か判定し、小さいときに
は(「Yes」)ステップS403に移行し、そうでな
いときには(「No」)ステップS404に移行する。
前記ステップS403では、停止遷移時間T2を3秒に
相当する「3000」に設定して、この停止遷移時間設
定処理を終了する。
【0053】一方、前記ステップS404では、停止遷
移時間T2を5秒に相当する「5000」に設定して、
この停止遷移時間設定処理を終了する。次に、本実施形
態の車線追従走行制御装置を搭載した車両で高速道路を
走行する場合を例として、本実施形態の具体的な動作を
詳細に説明する。まず、天候が良く、道路の白線を単眼
カメラ16で明確に撮像することができ、撮像した車線
に追従するように操舵制御を行っているとする。する
と、カメラコントローラ17で道路白線検出処理が実行
されて、まずステップS100で、道路パラメータa〜
eが初期化されて、ステップS101で、白線候補点を
検出する白線候補点検出領域の大きさが設定され、ステ
ップS102で、単眼カメラ16で撮像された車両前方
の道路状況を示す画像データが読み込まれ、ステップS
103で、前記ステップS100で設定された道路パラ
メータa〜eに基づく白線モデルが中心になるように、
前記ステップS101で設定された大きさの白線候補点
検出領域が設定され、ステップS104で、前記ステッ
プS103で設定された白線候補点検出領域で白線候補
点の検出が行われる。
【0054】ここで、道路の白線を明確に撮像すること
ができたので、全ての白線候補点を検出することができ
たとする。すると、ステップS105の判定が「Ye
s」となり、ステップS106で、図8に示すように、
前記ステップS104で検出した白線候補点と、この道
路白線検出処理が前回実行されたときに設定された白線
モデル上の点とのX方向へのずれ量が各点毎に算出さ
れ、ステップS107で、それら各点のずれ量に基づい
て道路パラメータの変動量△a〜△eが算出され、ステ
ップS108で、それら道路パラメータの変動量△a〜
△eに基づいて道路パラメータa〜eが補正された後、
再び上記フローが前記ステップS102から繰り返され
る。
【0055】一方、コントロールユニット12では必要
モータ供給電流演算処理が実行されて、まず、ステップ
S300で、操舵角センサ11から実操舵角θ、横加速
度センサ14から横加速度GY、車速センサ13から車
速検出値V並びにカメラコントローラ17からヨー角
Φ、横偏位量y及び道路曲率ρが読み込まれて、ステッ
プS301で、前記ステップS300で読み込まれたヨ
ー角Φ、横偏位量y及び道路曲率ρに基づいて目標操舵
角θ*が算出され、ステップS302で、必要モータ供
給電流iM*が算出されて、この必要モータ供給電流演
算処理が終了される。
【0056】また、同時に、コントロールユニット12
では操舵制御処理も実行され、まず、操舵制御を行って
いるので、ステップS200の判定が「Yes」とな
り、また、運転者が自車両の進行方向を向いているとす
ると、ステップS201の判定が「Yes」となり、ス
テップS202で、操舵制御フラグF1が「1」のセッ
ト状態にされ、ステップS203で、必要モータ供給電
流演算処理で算出された必要モータ供給電流iM*がモ
ータ供給電流iMとされて、このモータ供給電流iMが
電流制限処理されてからパルス幅変調され、パルス電流
に変換されて自動操舵用モータ9に出力された後、この
供給電流演算処理が終了される。
【0057】自動操舵用モータ9にパルス電流が入力さ
れると、自動操舵機構6のクラッチ機構10が締結され
るとともに、自動操舵用モータ9が回転されて、自動操
舵用モータ9の回転力が、ドライブギヤ8及びドリブン
ギヤ7を介してステアリングシャフト5に入力され、実
操舵角θが目標操舵角θ*に一致するように、ステアリ
ングシャフト5が回転される。そして、ステアリングシ
ャフト5の回転が、ピニオン3及びラック2を介して前
輪1FL、1FRに伝達されて、自車両は走行車線に沿
って走行する。
【0058】上記フローを繰り返して、図12の「操舵
制御時」に示すように、操舵制御を行っているうちに、
注意力が散漫になった運転者が脇見をするようになった
とする。すると、コントロールユニット12で実行され
る操舵制御処理では、脇見検出センサ15から脇見判断
信号が入力されるので、前記ステップS200を経て、
ステップS201の判定が「No」となり、ステップS
204で、停止予告フラグF3が「1」のセット状態に
され、ステップS205で、停止予告タイマTstopが停
止予告時間T1に設定され、ステップS206で、操舵
制御フラグF1が「0」のリセット状態にされ、ステッ
プS207で、必要モータ供給電流演算処理で算出され
た必要モータ供給電流iM*がモータ供給電流iMとさ
れて、自動操舵用モータ9に出力された後、この供給電
流演算処理が終了される。
【0059】そして、この操舵制御処理が終了した後、
所定時間ΔTが経過して、再び操舵制御処理が実行され
ると、前記ステップS200の判定が「No」となり、
また、ステップS208の判定が「Yes」となり、ス
テップS209で、停止予告タイマTstopから経過時間
tdec1が減算され、さらに、ステップS210の判定が
「Yes」となり、ステップS211で、必要モータ供
給電流演算処理で算出された必要モータ供給電流iM*
がモータ供給電流iMとされて、自動操舵用モータ9に
出力された後、ステップS212で、操舵制御の停止を
知らせる警告を発生させる指令がスピーカ18に送信さ
れて、この供給電流演算処理が終了される。
【0060】指令がスピーカ18に受信されて、そのス
ピーカ18が操舵制御の停止を知らせる警告を発する
と、運転者は、操舵制御の停止に備えるために、ステア
リングホイール4に手を添えるとともに、自車両の走行
方向を向いて脇見を止める。さらに、上記フローが繰り
返されて、図12の「停止予告中」に示すように、警告
を発しているうちに、停止予告タイマTstopが「0」に
なったとする。すると、コントロールユニット12で実
行される操舵制御処理では、前記ステップS200、S
208及びS209を経て、ステップS210の判定が
「No」となり、ステップS213で、停止予告フラグ
F3が「0」のリセット状態にされ、ステップS214
で、停止遷移タイマTseniが停止遷移時間設定処理で設
定された停止遷移時間T2に設定された後、前記ステッ
プS211及びS212を経て、この操舵制御処理が終
了される。
【0061】また、停止予告フラグF3が「1」のセッ
ト状態から「0」のリセット状態に遷移したときには、
停止遷移時間設定処理も実行されて、まず、ステップS
400で、上述の道路白線検出処理のステップS108
で算出された最新の道路パラメータa〜cが所定の記憶
領域から読み出され、ステップS401で、前記ステッ
プS400で読み出された道路パラメータa〜cに基づ
いて逸脱予測時間Texpが算出される。
【0062】ここで、自車両が曲線路を走行しており、
前記ステップS401で逸脱予測時間Texpが1秒であ
ると算出されたとする。すると、ステップS402の判
定が「No」となり、ステップS404で、停止遷移時
間T2が「3000」に設定されて、この停止遷移時間
設定処理が終了される。そして、この操舵制御処理が終
了した後、所定時間ΔT(=10msec)が経過して、再
び操舵制御処理が実行されると、前記ステップS200
を経て、前記ステップS208の判定が「No」とな
り、ステップS215で、停止遷移タイマTseni(=3
000)から経過時間tdec2(=10)が減算され、ス
テップS216の判定が「Yes」となり、ステップS
217で、必要モータ供給電流演算処理で算出された必
要モータ供給電流iM*に停止遷移タイマTseniを乗算
して停止遷移時間T2で除した値がモータ供給電流iM
とされて、自動操舵用モータ9に出力され、ステップS
218で、警告を停止する指令がスピーカ18に送信さ
れた後、この供給電流演算処理が終了される。
【0063】指令がスピーカ18に受信されて、そのス
ピーカ18が警告を停止すると、運転者は、ステアリン
グホイール4を操作して、自車両の運転操作を開始す
る。さらに、上記フローが繰り返されて、図12の「停
止遷移中」に示すように、必要モータ供給電流iM*
対して、実際に自動操舵用モータ9に入力されるモータ
供給電流iMの割合が徐々に小さくなってから3秒が経
過し、停止遷移タイマTseniが「0」になったとする。
すると、コントロールユニット12で実行される操舵制
御処理では、前記ステップS200、S208及びS2
15を経て、前記ステップS216の判定が「No」と
なり、ステップS219で、停止遷移タイマTseniが
「0」に設定され、再び前記ステップS217及びS2
18を経て、図12の「操舵制御停止」に示すように、
モータ供給電流iMが「0」にされて操舵制御が停止さ
れる。
【0064】このように、本実施の形態においては、逸
脱予測時間Texpが2.0秒よりも小さいときには、自
車両が走行車線を逸脱するまでの時間が長くなるよう
に、停止遷移時間T2を3.0秒に設定して、運転者が
脇見をしてから操舵制御を停止するまでの時間を大きく
するため、運転者に十分な余裕を与えて運転操作を行わ
せることができ、操舵制御が停止しても車両の挙動が急
激に変化してしまうことがない。
【0065】また、運転者が脇見をしたことを検出して
から操舵制御を停止するまでの時間を、逸脱予測時間T
expに応じて変化させるため、走行状況に応じて前記時
間を大きくすることができ、運転操作を行わせるときに
走行状況に見合った余裕を運転者に与えることができ
る。次に、本発明の車線追従走行制御装置の第2の実施
形態について説明する。この実施形態は、車両旋回加速
度Gvが大きいときに停止予告時間T1を大きくするよ
うにした点が第1の実施形態と異なっている。
【0066】つまり、第2の実施形態では、コントロー
ルユニット12で実行する処理として、図13のフロー
チャートに示すように、停止予告時間設定処理が加えて
設けられていることを除いては第1の実施形態と同様の
処理を行う。この停止予告時間設定処理は、停止予告フ
ラグF3が「1」のセット状態に遷移したときに実行さ
れる処理であって、まず、ステップS500では、車両
旋回加速度Gvを検出して読み込んでから、ステップS
501に移行する。
【0067】前記ステップS501では、前記ステップ
S500で読み込んだ車両旋回加速度Gvの絶対値が所
定値(例えば、0.5m/s2)よりも小さいか否かを判定
し、小さいときには(Yes)ステップS501に移行
し、そうでないときには(No)ステップS502に移
行する。前記ステップS502では、停止予告時間T1
を1秒に相当する「1000」に設定して、この停止遷
移時間設定処理を終了する。
【0068】一方、前記ステップS503では、停止予
告時間T1を2秒に相当する「2000」に設定して、
この停止遷移時間設定処理を終了する。このように、本
実施の形態にあっては、車両旋回加速度Gvが大きいと
きには停止予告時間T1を大きくして、警告を発してい
る時間を大きくするようにしたため、運転者の脇見を検
出してから操舵制御を停止するまでの時間が大きくな
り、運転者に運転操作を行わせるときに、十分な余裕を
与えることができる。
【0069】ちなみに、上記第2の実施の形態では、車
両旋回加速度Gvが大きいときに停止予告時間T1を大
きくして、警告を発している時間を大きくするようにし
た例を示したが、それに変えて、若しくはそれに加え
て、走行車線の曲率半径が小さいときに警告を発してい
る時間を大きくするようにしてもよく、そのようにする
ことで、前記旋回加速度が大きいときと同様に、前記脇
見動作が検出されてから前記操舵制御を停止するまでの
時間が大きくなり、運転者に運転操作を行わせるとき
に、十分な余裕を与えることができる。
【0070】なお、上記実施の形態においては、走行車
線検出手段及び走行車線状態検出手段は単眼カメラ16
及びカメラコントローラ17に対応し、車線追従操舵手
段、操舵制御停止手段及び車線逸脱傾向判定手段はコン
トロールユニット12に対応し、脇見動作検出手段は脇
見検出センサ15に対応し、走行状態検出手段は、操舵
角センサ11、車速センサ13、横加速度センサ14、
単眼カメラ16及びカメラコントローラ17に対応し、
車線逸脱警告手段はコントロールユニット12及びスピ
ーカ18に対応する。
【0071】また、上記実施の形態は本発明の車両追従
走行制御装置の一例を示したものであり、装置の適用対
象や構成等を限定するものではない。例えば、上記実施
の形態においては、コントロールユニット12やカメラ
コントローラ17をマイクロコンピュータ等の離散化さ
れたディジタルシステムで構成した場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、関数発生器、比
較器、演算器等の電子回路を組み合わせて構成するよう
にしてもよい。
【0072】また、上記実施の形態においては、操舵ト
ルク発生源として自動操舵用モータ9を適用した場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、油
圧アクチュエータを適用することもできる。さらに、前
回の白線モデルを中心として白線候補点検出領域を設定
する例を示したが、白線候補点検出領域の設定方法は、
これに限定されるものではなく、例えば、過去の白線モ
デルの変化の傾向を考慮して、白線モデルの変化方向に
オフセットした位置を中心として白線候補点検出領域を
設定するようにしてもよい。
【0073】また、白線候補点検出領域のY軸方向への
長さに対して、濃度が所定値以上となる画素の割合が、
所定の割合よりも大きい線分がないときには、その白線
候補点検出領域には、白線候補点が検出されなかったも
のとみなす例を示したが、前記所定の割合は、全ての白
線候補点検出領域で同一のものに限られるものではな
く、例えば、検出領域毎に設定するようにしてもよい。
さらに、上記濃度の所定値も、全ての検出領域で同一の
ものに限られるものではなく、検出領域毎に変えるよう
にしてもよい。
【0074】さらに、警告を発した後に、必要モータ供
給電流iM*に対して、実際のモータ供給電流iMの割
合を徐々に小さくして操舵制御を停止する例を示した
が、さらに、車両旋回加速度Gvが大きいときや、走行
車線の曲率半径が小さいとき等に、実際のモータ供給電
流iMの割合を小さくする度合いを小さくして、操舵制
御を停止するまでに要する時間を大きくし、運転者の脇
見を検出してから操舵制御を停止するまでの時間を大き
くしてもよく、そのようにすれば車両の挙動を急激に変
化させてしまうことなく、運転者に運転操作を行わせる
ことができる。
【0075】また、運転者の瞼の開度や顔の向きを判定
して、運転者が脇見をしているか否か判断する例を示し
たが、これに限定されるものではなく、例えばシートベ
ルトが装着されていることを検出するセンサを設け、シ
ートベルトが外されたときにも運転者が脇見をしたと判
断するようにしてもよく、そのようにすれば正常ではな
い運転状況において操舵制御を確実に停止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両追従走行制御装置の第1の実施形
態を示す車両の概略構成図である。
【図2】本発明の車両追従走行制御装置に用いられる単
眼カメラの取り付け位置を説明するための説明図であ
る。
【図3】カメラコントローラで実行される道路白線検出
処理のフローチャートである。
【図4】図3の道路白線検出処理で用いられる白線モデ
ルを説明するための説明図である。
【図5】白線候補点検出領域の大きさの設定方法を説明
するための説明図である。
【図6】撮像した画像データ上での白線候補点検出領域
の設定方法を説明するための説明図である。
【図7】白線候補点の検出方法を説明するための説明図
である。
【図8】今回検出した白線候補点と前回求めた白線モデ
ル上の点とのずれ量を示す説明図である。
【図9】コントロールユニットで実行される操舵制御処
理のフローチャートである。
【図10】コントロールユニットで実行される必要モー
タ供給電流演算処理のフローチャートである。
【図11】コントロールユニットで実行される停止遷移
時間設定処理のフローチャートである。
【図12】本発明の車両追従走行制御装置の動作を説明
するためのグラフである。
【図13】本発明の車両追従走行制御装置の第2の実施
形態において、コントロールユニットで実行される停止
予告時間設定処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1FL、1FRは前輪 2はラック 3はピニオン 4はステアリングホイール 5はステアリングシャフト 6は自動操舵機構 7はドリブンギヤ 8はドライブギヤ 9は自動操舵用モータ 10はクラッチ機構 11は操舵角センサ 12はコントロールユニット 13は車速センサ 14は横加速度センサ 15は脇見検出センサ 16は単眼カメラ 17はカメラコントローラ 18はスピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 340 G06T 1/00 340A 5L096 7/60 200 7/60 200J H04N 7/18 H04N 7/18 J K // B62D 101:00 B62D 101:00 109:00 109:00 111:00 111:00 113:00 113:00 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB12 AC05 AC06 AC12 AC18 3D032 CC39 CC40 DA03 DA23 DA29 DA84 DA88 DA98 DC38 DE09 EB17 EC23 GG01 5B057 AA16 BA02 CA12 CA16 DB02 DC36 5C054 AA01 AA05 CC02 EH07 FC12 FF06 HA30 5H180 AA01 BB15 CC04 CC24 LL07 LL09 5L096 BA02 BA04 CA02 FA03 JA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車両前方の走行車線を検出する走行車
    線検出手段と、その走行車線検出手段が検出した走行車
    線に自車両が追従するように操舵制御を行う車線追従操
    舵手段と、運転者の脇見動作を検出する脇見動作検出手
    段と、前記脇見動作検出手段が運転者の脇見動作を検出
    したときに前記操舵制御を停止する操舵制御停止手段
    と、少なくとも自車両の走行状態を検出する走行状態検
    出手段及び、自車両前方の走行車線状態を検出する走行
    車線状態検出手段のいずれか一方と、を備え、 前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作を検出してから
    前記操舵制御を停止するまでの時間を、少なくとも前記
    走行状態検出手段が検出した走行状態及び前記走行車線
    状態検出手段が検出した走行車線状態の何れか一方に応
    じて変化させることを特徴とする車線追従走行制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作
    検出手段が運転者の脇見動作を検出したときに警告を発
    する警告手段と、前記走行車線検出手段が検出した走行
    車線と前記走行状態検出手段が検出した走行状態とに基
    づいて、自車両の車線逸脱傾向の大きさを検出する車線
    逸脱傾向検出手段と、を有し、 前記脇見動作検出手段が運転者の脇見動作を検出して前
    記警告手段が警告を発した後に、自車両を走行車線に追
    従させるのに必要な操舵トルクに対して、前記車線追従
    操舵手段が発生する操舵トルクの割合を徐々に小さくし
    て前記操舵制御を停止するとともに、自車両が走行車線
    を逸脱するまでの時間が長くなるように、前記脇見動作
    が検出されてから操舵制御を停止するまでの時間を大き
    くすることを特徴とする請求項1に記載の車線追従走行
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作
    検出手段が運転者の脇見動作を検出したときに警告を発
    する警告手段と、自車両の旋回加速度を検出する旋回加
    速度検出手段と、を有し、 前記脇見動作検出手段が運転者の脇見動作を検出して前
    記警告手段が警告を発した後に、自車両を走行車線に追
    従させるのに必要な操舵トルクに対して、前記車線追従
    操舵手段が発生する操舵トルクの割合を徐々に小さくし
    て前記操舵制御を停止するとともに、前記旋回加速度検
    出手段が検出した車両旋回加速度が大きいときには、前
    記車線追従操舵手段が発生する操舵トルクの割合を小さ
    くする度合いを小さくして、前記脇見動作が検出されて
    から前記操舵制御を停止するまでの時間を大きくするこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車線追従
    走行制御装置。
  4. 【請求項4】 前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作
    検出手段が運転者の脇見動作を検出したときに警告を発
    する警告手段と、自車両前方の走行車線の曲率半径を検
    出する曲率半径検出手段と、を有し、 前記脇見動作検出手段が運転者の脇見動作を検出して前
    記警告手段が警告を発した後に、自車両を走行車線に追
    従させるのに必要な操舵トルクに対して、前記車線追従
    操舵手段が発生する操舵トルクの割合を徐々に小さくし
    て前記操舵制御を停止するとともに、前記曲率半径検出
    手段が検出した前記曲率半径が小さいときには、前記車
    線追従操舵手段が発生する操舵トルクの割合を小さくす
    る度合いを小さくして、前記脇見動作が検出されてから
    前記操舵制御を停止するまでの時間を大きくすることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車
    線追従走行制御装置。
  5. 【請求項5】 前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作
    検出手段が運転者の脇見動作を検出したときに警告を発
    する警告手段と、自車両の旋回加速度を検出する旋回加
    速度検出手段と、を有し、 前記脇見動作検出手段が運転者の脇見動作を検出して前
    記警告手段が警告を発した後に前記操舵制御を停止する
    とともに、前記旋回加速度検出手段が検出した車両旋回
    加速度が大きいときには前記警告手段が警告を発してい
    る時間を大きくすることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の車線追従走行制御装置。
  6. 【請求項6】 前記操舵制御停止手段は、前記脇見動作
    検出手段が運転者の脇見動作を検出したときに警告を発
    する警告手段と、自車両前方の走行車線の曲率半径を検
    出する曲率半径検出手段と、を有し、 前記脇見動作検出手段が運転者の脇見動作を検出して前
    記警告手段が警告を発した後に前記操舵制御を停止する
    とともに、前記走行車線検出手段が検出した走行車線の
    曲率半径が小さいときには前記警告手段が警告を発して
    いる時間を大きくすることを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のいずれかに記載の車線追従走行制御装置。
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