JP2002367087A - 移動体装置 - Google Patents

移動体装置

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JP2002367087A
JP2002367087A JP2001173122A JP2001173122A JP2002367087A JP 2002367087 A JP2002367087 A JP 2002367087A JP 2001173122 A JP2001173122 A JP 2001173122A JP 2001173122 A JP2001173122 A JP 2001173122A JP 2002367087 A JP2002367087 A JP 2002367087A
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JP2001173122A
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English (en)
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Tadashi Suzuki
鈴木  忠
Kazuyoshi Ohashi
一喜 大橋
Hidekazu Sekine
秀和 関根
Satoya Yamada
覚也 山田
Hideo Takeda
秀雄 武田
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USC Corp
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NTT Software Corp
USC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置監視等のために移動体に搭載して使用さ
れる移動体装置において、所定の条件を満たしたときに
だけ位置情報をセンタに送信する。 【解決手段】 GPSアンテナを介して移動体の位置情
報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手
段により取得した位置情報をセンタに送信するか否かを
判定するための条件が設定された設定情報テーブルと、
前記移動体の状態と該設定情報テーブルにおける条件と
から、該位置情報をセンタに送信するか否かを判定する
判定処理手段と、該判定処理手段が位置情報をセンタに
送信すると判定した場合に、該位置情報をセンタに送信
する送信処理手段とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の条件に基づ
き、位置情報をセンタに送信する移動体装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、移動体の位置情報(GPS衛
星から取得した緯度・経度等)をセンタに送信すること
により移動体の位置監視を行うシステムが知られてい
る。そのような位置監視システムは、例えば、バスの運
行状況の監視や、乗客の付近にいるタクシーの配車等に
利用されている。
【0003】また、移動体が特定の位置(エリア)にい
るかいないかに着目した技術もある。例えば、特開平1
1−28974号公報には、特定の移動体が予め設定し
たエリアに入ったか否かを判定し、それに基づいて当該
移動体の付近の信号機を制御する技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、移動体に搭載された位置監視のための
装置が位置情報を取得する度にセンタに位置情報を送信
しているため、移動体とセンタ間の通信コストがかかる
という問題がある。
【0005】また、位置情報を取得する度にセンタに位
置情報を送信する場合、複数の移動体から位置情報を受
信するセンタにおいては、処理にかかる負荷が高くなる
という問題がある。更に、混雑している道路上にいるバ
ス等の場合、移動していないため同じ位置情報をセンタ
に送信し続けるという無駄も生じてしまう。
【0006】通信コストを減らす方法として移動体から
センタへ位置情報を送信する間隔をあける(30秒間隔
等)方法もあるが、特定の場所で常に位置情報を送信す
ることができなくなるという問題が生じる。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、移動体からセンタへの通信にかかる通信コストを
削減できるとともに、特定の場所に入ったり出たりした
場合に確実にセンタに位置情報を送信することができる
ことを可能にする移動体装置を提供することを目的とす
る。更に、本発明では、ドアが開いた場合、発信ボタン
を押した場合、温度センサが所定の温度を感知した場合
等の外部機器の条件を判断し、センタに位置情報を送信
することを可能とすることも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は次のように構成することができる。
【0009】請求項1に記載の発明は、移動体に搭載し
て使用される移動体装置であって、GPSアンテナを介
して該移動体の位置情報を取得する位置情報取得手段
と、前記位置情報取得手段により取得した位置情報をセ
ンタに送信するか否かを判定するための条件が設定され
た設定情報テーブルと、前記移動体の状態と該設定情報
テーブルにおける条件とから、該位置情報をセンタに送
信するか否かを判定する判定処理手段と、該判定処理手
段が位置情報をセンタに送信すると判定した場合に、該
位置情報をセンタに送信する送信処理手段とを有する。
【0010】本発明によれば、予め設定した設定情報テ
ーブルにおける条件を満たしたときにだけ位置情報をセ
ンタに送信することができるので、移動体位置監視にお
ける通信コストを低く抑えることができるととに、セン
タにおける処理負荷を低く抑えることが可能となる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1の記載
において、前記移動体の状態は該移動体の位置であり、
前記条件は、該移動体が所定の地理的な領域内に存在す
るか否かにより前記位置情報を送信するか否かを定めた
ものであるとする。
【0012】本発明によれば、設定情報テーブルに送信
指定範囲を適宜設定することにより利用者の目的に応じ
た移動体の監視を行うことが可能となる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1の記載
において、前記移動体装置は更に、前記移動体の状態を
取得する外部機器情報取得手段を有し、前記条件は、該
外部機器情報取得手段が取得した前記移動体の状態に応
じて前記位置情報を送信するか否かを定めたものである
とする。
【0014】本発明によれば、例えば、自動車のドアの
開閉等を移動体の状態として用いることにより、乗員の
乗降があったときに位置情報をセンタに送信することが
可能となり、乗員の乗降に関する監視を実現できる。ま
た、目的に応じた移動体の状態を選択することにより、
適切な監視を行うことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)まず、本発明の
第1の実施例について説明する。図1に、本発明の第1
の実施例における端末装置1の構成を示す。なお、この
端末装置1は、自動車等の移動する物(以下、移動体と
いう)に搭載されて使用されるものであり、移動体装置
とも呼ぶこととする。
【0016】同図に示すように本発明の第1の実施例に
おける端末装置1は、位置情報取得手段11、判定処理
手段12、送信処理手段13、設定情報テーブル14を
有する。
【0017】位置情報取得手段11は、GPSアンテナ
15がGPS衛星から受信した移動体の現在位置(緯
度、経度)を取得する。判定処理手段12は、設定情報
テーブル14から送信指定範囲と送信条件(利用者が指
定したセンタに位置情報を送信する範囲)を取得して、
その条件と移動体の現在位置とから位置情報を送信する
か否かを判定する。送信処理手段13は、移動体の位置
情報と端末IDを通信装置16を介してセンタ3に送信
する。
【0018】設定情報テーブル14は、記憶部18に格
納される。また、設定情報テーブル14の送信指定範
囲、送信条件は、入力装置17から設定、及び変更する
ことが可能である。
【0019】なお、端末装置1は、例えば、CPU、メ
モリ、ハードディスク、外部とのインターフェース、G
PS用機器等を搭載した装置として実現でき、本発明の
各種機能を実行させるプログラムを搭載することで、本
発明の端末装置1として使用することが可能である。
【0020】センタ3は、端末装置1の位置情報と端末
IDから端末装置1を搭載している移動体の現在位置の
監視やその他の処理を行う。なお、センタ3側における
監視やその他の処理については従来技術を用いることが
できるので、特に説明を行わない。
【0021】図2に、設定情報テーブル14の構成例を
示す。
【0022】設定情報テーブル14は、位置情報を送信
するか否かを判定する基準となる送信指定範囲と、端末
装置1を搭載した移動体が当該送信指定範囲の内か外か
により位置情報を送信するか否かを指定する送信条件の
項目を有する。
【0023】送信指定範囲及び送信条件は利用者が事前
に指定しておくものである。本実施例では、送信指定範
囲を中心座標(緯度、経度)と中心座標からの北緯、東
経方向距離で表している。
【0024】次に、図3のフローを用いて本発明の第1
の実施例における端末装置1の動作を説明する。
【0025】位置情報取得手段11は、移動体の現在い
る位置の位置情報(緯度、経度)をGPSアンテナ15
から1秒間隔で取得する(ステップ1)。次に、判定処
理手段12は、設定情報テーブル14から1レコード分
の送信指定範囲と送信条件を取得する(ステップ2)。
【0026】次に、位置情報取得手段11が取得した移
動体の現在の位置情報をもとに、移動体の現在いる位置
が送信指定範囲の内か外かを判定する。なお、送信指定
範囲と現在位置情報の判定方法についての詳細は後述す
る。更に、内外の判定結果に従って送信要否を判定する
(ステップ3)。
【0027】送信要の場合は、送信処理手段は、現在位
置情報と端末毎に固定的に割り振られた識別番号(端末
ID)を通信装置16を介してセンタ3に送信し(ステ
ップ4)、送信不要の場合は、センタに位置情報、端末
IDは送信しない(ステップ5)。
【0028】以降の処理を設定情報テーブル14のレコ
ード数分繰り返し、レコードがなくなり次第処理を終了
する(ステップ6)。
【0029】次に、移動体が送信指定範囲の内か外のう
ちいずれにあるかを判定する方法について図4を用いて
説明する。
【0030】設定情報テーブル14から取得した送信指
定範囲の(経度、緯度)を(Xn,Yn)とする。なお、nは
設定情報テーブル14におけるレコード番号を表し、例
えば1レコード目なら(X1,Y1)と表せる。また、東・北の
距離情報を経度緯度の数値に換算し(an,bn)とする。そ
してXY平面上に(Xn+an,Yn+bn)、(Xn+an,Yn-bn)、(Xn-
a n,Yn+bn)、(Xn-an,Yn-bn)を頂点とする長方形を作成す
る。その長方形と移動体の位置情報である(X0, Y0)とを
比較し、 Xn-an≦X0≦Xn+an… Yn-bn≦Y0≦Yn+bn… の両式を満たす場合は「内」、それ以外の場合は「外」
とする。
【0031】なお、送信指定範囲の設定は上記のような
長方形の形に限られない。例えば、中心座標から一定距
離の範囲内を「内」、それ以外の場合を「外」とするこ
ともできる。この場合は、送信指定範囲の形が円形とな
る。
【0032】図1を用いて説明したように、設定情報テ
ーブル14の内容は入力装置17を介して設定、変更で
きるが、図5に示すように、受信装置19を介してセン
タ3から指示により設定、変更することもできる。セン
タ3からの指示により設定、変更できることで移動体の
監視状況に応じて、即時に送信指定範囲の設定、変更が
可能になる。
【0033】次に、本発明の端末装置1を、ダイヤの乱
れを監視すること等を目的としたバス運行状況の監視に
適用した具体例について説明する。
【0034】バスの運行状況、特にダイヤの乱れを監視
することを目的とした場合、移動中のバスの位置を常に
監視する必要はなく、バス停付近、混雑が発生し易い交
差点付近に送信指定範囲を設定しておけばよい。
【0035】図6にバスの進行状況の例を示す。図6に
は、バスがバス停A、交差点C、バス停Bの順に進行す
る様子が示されている。同図において、●はバスの位置
を示し、点線枠内は送信指定範囲を示す。すなわち、点
線枠の位置が設定情報テーブル14に設定されている。
【0036】(a)と(c)に示すように、バスがバス
停A、バス停Bに入った時にセンタに位置情報と端末I
Dが送信される。センタでは、位置情報が送信されてき
た時刻を当該バスが当該バス停に到着した時刻として把
握し、本来の予定時刻とその時刻とを比較することによ
り、当該バスの運行状況の遅れを監視することができ
る。
【0037】また、交差点Cに送信指定範囲を設定する
ことにより、交差点Cを移動中のバスの位置情報と端末
IDを得ることができ、その他の各送信指定範囲からの
受信時刻から、バス停A−交差点C間、もしくは交差点
C−バス停B間に混雑状況が発生しているか否かを判断
することができる。すなわち、例えば、バス停Aを発車
した時間から交差点Cに入った時間が所定の時間より長
い場合には混雑状況があると判定できる。なお、バス停
Aを発車した時間は、バス停Aの送信指定範囲に対応す
る位置情報が送られてこなくなった時間として把握する
ことができる。
【0038】なお、送信指定範囲としてバス停等の他、
バスターミナル、バスの路線範囲、タクシーの営業範
囲、市町村などの地域を指定することにより様々な目的
に対応した監視を行うことが可能となる。
【0039】また、上記の例では、移動体が送信指定範
囲の内にあるときに位置情報を送ることとしているが、
移動体が送信指定範囲の外に出たときに位置情報を送る
ようにしてもよい。これにより、特定の移動体が所定の
経路を外れていないか否か等を監視することができる。
【0040】また、何かの理由により、所定の時間にバ
ス停Dとバス停E間が混雑しやすい状況になる旨の情報
が得られた場合、当該時間が近づいたらセンタ3が設定
情報テーブル1にバス停Dとバス停E間を監視するため
の情報を追加するといった操作も可能である。
【0041】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例について説明する。
【0042】第2の実施例では、第1の実施例で説明し
た端末装置1に外部機器(ドア、発信ボタン、速度メー
タ、温度センサ等)20を接続し、ドアが開いた時、発
信ボタンが押された時、所定の温度を感知した時等に位
置情報を送信する等を送信条件として設定する。
【0043】図7に、本発明の第2の実施例における端
末装置1の構成図を示す。
【0044】同図に示すように、第2の実施例における
端末装置1は、第1の実施例における端末装置1におい
て外部機器情報取得手段21と外部機器情報22を追加
した構成をとる。
【0045】外部機器情報取得手段21は、外部機器2
0の動作を契機に送信される外部機器情報22を取得
し、記憶部18に格納する。
【0046】また、判定処理手段12は、送信条件判定
時に外部機器情報22を記憶部18から取得し、その情
報を元に、位置情報を送信するか否かを判定する。
【0047】図8に、第2の実施例における外部機器接
続時の設定情報テーブル14の構成例を示す。
【0048】第2の実施例における外部機器接続時の設
定情報テーブル14には、送信条件の項目に外部機器条
件として“ドア開時”、“発信ボタン入力時”等の条件
を有する。“ドア開時”とは、端末装置を搭載する移動
体(バス等)のドアが開いている時という意味である。
図8の第1レコードの例では、移動体が第1レコードの
送信指定範囲内に存在し、かつ、ドアが開いている時に
位置情報を送信するように設定されている。なお、移動
体の存在する位置にかかわらず、ドアが開いたときに必
ず位置情報を送信するように設定することもできる。外
部機器情報22は、外部機器からの信号に基づき外部機
器情報取得手段21が“D0,T1,S0,K123,
・・・・・”といった形式の情報として記憶部18に格
納する。
【0049】図9に、外部機器情報22の意味を表す表
を示す。図9に示すように、外部機器情報22は外部機
器毎の識別コードと外部機器毎に定めた設定値によって
構成され、例えば、ドア情報なら識別コードを(D)、
ドアが開いている時の設定内容を(1)、ドアが閉まっ
ている時の設定内容を(0)と設定している。識別した
い外部機器を追加する場合や、設定内容を追加、変更等
する場合には図9に示す表を修正する。図9に示す表は
記憶部18に保持しており、外部機器情報取得手段21
が当該表を参照することにより、外部機器からの信号を
変換し、外部機器情報22を生成して記憶部18に格納
する。
【0050】位置情報を送信するか否かの判定時に、外
部機器情報の識別コードと設定値の組合せが設定情報テ
ーブルの外部機器条件の設定値と一致するか否かを比較
することとなる。
【0051】次に、第2の実施例における端末装置1の
動作について説明する。
【0052】第2の実施例における端末装置1の動作
は、図3に示した第1の実施例における動作と基本的に
同じであるが、設定情報テーブル14の送信条件の判定
方法が第1の実施例とは異なる。以下、外部機器情報と
送信条件の判定方法について説明する。
【0053】例えば、図8に示す設定情報テーブル14
のもとで、外部機器情報22が“D0,T1,S0,K
123,・・・・・”である場合、以下のように判定が
行われる。なお、この外部機器情報22の種類を、これ
が記憶される記憶部18の記憶番地で識別し、状態をそ
の記憶番地における値とすることが可能である。
【0054】設定情報テーブル14の第1レコードでは
外部機器条件の設定値が(D1)であるので、第1レコ
ードの位置に移動体が存在しても、上記の状態では外部
機器情報のドア開閉情報(D)の値が(0)であるため
条件を満たさない。従って、位置情報は送信されない。
【0055】移動体が第2レコードの範囲の位置にいる
場合、第2レコードでは外部機器条件の設定値が(T
1)であり、外部機器情報の発信ボタン入力情報(T)
の値が(1)であるため条件満たす。従って、位置情報
が送信される。
【0056】次に、第2の実施例における端末装置1の
適用例について説明する。
【0057】第2の実施例における端末装置1を使用す
ることにより、例えば、バス運行状況の監視に適用する
ことができる。
【0058】すなわち、バスのドアを外部機器として設
定しておき、バスのドアが開いた時を条件として位置情
報を送信するように設定しておく。これにより、バス停
で乗客が乗り降りした時だけセンタに位置情報を送信す
ることができるようになり、、どのバス停で乗客の乗降
があったかを監視することが可能になる。また、送信指
定範囲を適宜設定することにより、特定のバス停で停車
したときにのみ位置情報を送信することもできる。
【0059】また、ある特定の道路の位置に送信指定範
囲を設定しておき、その場所の制限速度を速度メータ情
報の値として設定しておくことにより、速度超過をした
か否かを監視することもできる。
【0060】また、空車タクシーの監視に本発明の端末
装置1を使用することもできる。
【0061】この場合、タクシーのドアを外部機器情報
として送信条件に設定しておき、乗客がタクシーに乗り
降りした場合にセンタに位置情報を送信するようにす
る。センタでは、空車タクシーのみを監視することが可
能となり、乗客の手配にあたりタクシーの配車が容易に
なる。なお、より確実に空車であることをセンタに知ら
せるために、空車の場合に運転手が特定のボタンを押す
ことにより、その後の位置情報がセンタに送信されるよ
うに構成することもできる。
【0062】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能であ
る。例えば、バスやタクシー等のように常に移動する物
体のほか、通常は固定されているが定期又は不定期に移
動する自販機、金庫等に本発明の端末装置を適用するこ
とも可能である。
【0063】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、移動体
装置を搭載する移動体が予め設定された領域に存在する
場合にのみ位置情報を送信することとしたので、通信コ
ストを低く抑えることができる。また、特定の場所に入
ったり出たりした場合に確実にセンタに位置情報を送信
することが可能である。更に、移動体装置を搭載する移
動体の数が増加しても、センタの処理負荷を低く抑える
ことが可能である。
【0064】また、本発明によれば、ドアが開いた場
合、発信ボタンを押した場合、温度センサが所定の温度
を感知した場合等の外部機器の条件を判断し、センタに
位置情報を送信することを可能とするので、移動体の状
態に応じた様々な監視が可能となり、利用者の目的に応
じた種々の用途に使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における端末装置1の構
成を示す図である。
【図2】設定情報テーブル14の構成例を示す図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例における端末装置1の動
作を示すフローチャートである。
【図4】送信指定範囲の判定方法を説明するための図で
ある。
【図5】設定情報テーブル14の内容を設定する方法の
例を示す図である。
【図6】本発明をバス運行状況の監視に適用した例を説
明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施例における端末装置1の構
成を示す図である。
【図8】第2の実施例における設定情報テーブル14の
構成を示す図である。
【図9】外部機器情報22の意味を表す表である。
【符号の説明】
1 端末装置 3 センタ 11 位置情報取得手段 12 判定処理手段 13 送信処理手段 14 設定情報テーブル 15 GPSアンテナ 16 通信装置 17 入力装置 18 記憶部 19 受信装置 20 外部機器 21 外部機器情報取得手段 22 外部機器情報
フロントページの続き (72)発明者 大橋 一喜 神奈川県横浜市中区山下町223番1 エ ヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 関根 秀和 神奈川県横浜市中区山下町223番1 エ ヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 山田 覚也 神奈川県横浜市中区山下町223番1 エ ヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 武田 秀雄 東京都品川区大崎1丁目6番4号 株式会 社ユーエスシー内 Fターム(参考) 5H180 AA06 BB04 FF05 FF27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載して使用される移動体装置
    であって、 GPSアンテナを介して該移動体の位置情報を取得する
    位置情報取得手段と、 前記位置情報取得手段により取得した位置情報をセンタ
    に送信するか否かを判定するための条件が設定された設
    定情報テーブルと、 前記移動体の状態と該設定情報テーブルにおける条件と
    から、該位置情報をセンタに送信するか否かを判定する
    判定処理手段と、 該判定処理手段が位置情報をセンタに送信すると判定し
    た場合に、該位置情報をセンタに送信する送信処理手段
    とを有することを特徴とする移動体装置。
  2. 【請求項2】 前記移動体の状態は該移動体の位置であ
    り、前記条件は、該移動体が所定の地理的な領域内に存
    在するか否かにより前記位置情報を送信するか否かを定
    めたものである請求項1に記載の移動体装置。
  3. 【請求項3】 前記移動体装置は更に、前記移動体の状
    態を取得する外部機器情報取得手段を有し、 前記条件は、該外部機器情報取得手段が取得した前記移
    動体の状態に応じて前記位置情報を送信するか否かを定
    めたものである請求項1に記載の移動体装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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