JP2002366905A - Icカード処理装置及びicカード処理プログラム - Google Patents

Icカード処理装置及びicカード処理プログラム

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JP2002366905A
JP2002366905A JP2001170513A JP2001170513A JP2002366905A JP 2002366905 A JP2002366905 A JP 2002366905A JP 2001170513 A JP2001170513 A JP 2001170513A JP 2001170513 A JP2001170513 A JP 2001170513A JP 2002366905 A JP2002366905 A JP 2002366905A
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card
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Ichiro Ozeki
一郎 尾関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理の高速化を図ることが可能なICカード
処理装置及びICカード処理プログラムを提供する。 【解決手段】 CPU10は、ライブラリ22から関数
を呼び出し、その関数を実行する必要があるか否かを判
定し(S104)、必要があると判定した場合には、対
応するコマンドをICカード2へ送信し(S114)、
そのレスポンスを受信する(S115)。必要がないと
判定した場合には、ICカード2にアクセスせずにキャ
ッシュ221のデータを利用する(S105)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードに処理
を実行させるICカード処理装置及びICカード処理プ
ログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ICカード処理装置を構築する場
合には、ICカードへアクセスするためのライブラリソ
フトウェア(以下、ライブラリとする。)をまず開発
し、このライブラリを呼び出してシステム(またはアプ
リケーション)の開発を行っていた。例えば、ICカー
ドの持つコマンドと1対1に対応した関数をライブラリ
で実装した場合には、アプリケーション開発者は、IC
カードの持つコマンドを呼び出すようなイメージでシス
テムの開発を行い、ライブラリの関数が連続的に呼び出
され、一つの関数が呼び出されるたびにICカードのコ
マンドが一つ呼び出されることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ICカードの
処理能力は現在のパソコンの処理能力と比較すると著し
く劣る(数十倍から数百倍の処理時間がかかる)ため、
従来のICカード処理装置は、処理時間がかかるという
問題があった。
【0004】本発明の課題は、処理の高速化を図ること
が可能なICカード処理装置及びICカード処理プログ
ラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、ICカード(2)に命令情報
を送信し、その命令情報に対する応答情報を受信するこ
とにより、前記ICカードに処理を実行させるICカー
ド処理装置であって、前記ICカードに特定の命令情報
を送信する命令処理及び/又は前記ICカードから応答
情報を受信する応答処理の実行を指示する実行指示手段
(10)と、前記実行指示手段が指示を行った場合に、
前記命令処理及び/又は前記応答処理を行う必要がある
か否かを判定する判定手段(10)と、前記判定手段が
前記命令処理及び/又は前記応答処理を行う必要がある
と判定した場合に、前記実行指示手段の指示により前記
命令処理及び/又は前記応答処理を実行する命令応答実
行手段(10)とを備えること、を特徴とするICカー
ド処理装置(1)である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のIC
カード処理装置において、前記判定手段は、前記実行指
示手段が行った指示と同一の指示が前記実行指示手段に
よって行われていた場合に、前記命令処理及び/又は前
記応答処理を行う必要がないと判定すること、を特徴と
するICカード処理装置(1)である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のICカード処理装置において、前記ICカード
に送信した命令情報及び/又は前記ICカードから受信
した応答情報を記憶する記憶手段(20)を備え、前記
判定手段は、前記記憶手段に記憶されている命令情報の
送信及び/又は前記記憶手段に記憶されている応答情報
の受信を前記指示手段が指示した場合に、前記命令処理
及び/又は前記応答処理を行う必要がないと判定するこ
と、を特徴とするICカード処理装置(1)である。
【0008】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のICカード処理装置におい
て、前記命令応答実行手段は、前記判定手段が前記命令
処理及び/又は前記応答処理を行う必要がないと判定し
た場合に、前記命令処理及び/又は前記応答処理を実行
しないこと、を特徴とするICカード処理装置(1)で
ある。
【0009】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のICカード処理装置におい
て、前記ICカードが抜き差しされたことを検出する検
出手段(10)を備え、前記命令応答実行手段は、前記
検出手段が抜き差しされたことを検出した場合に、前記
判定手段が前記命令処理及び/又は前記応答処理を行う
必要がないと判定したときであっても前記命令処理及び
/又は前記応答処理を実行すること、を特徴とするIC
カード処理装置(1)である。
【0010】請求項6の発明は、ICカードに命令情報
を送信し、その命令情報に対する応答情報を受信するこ
とにより、前記ICカードに処理を行わせるICカード
処理装置を実行させるためのICカード処理プログラム
であって、前記ICカードに特定の命令情報を送信する
命令処理及び/又は前記ICカードから応答情報を受信
する応答処理の実行を指示する実行指示手順(S10
1)と、前記実行指示手順における指示があった場合
に、前記命令処理及び/又は前記応答処理を行う必要が
あるか否かを判定する判定手順(S104)と、前記判
定手順において前記命令処理及び/又は前記応答処理を
行う必要があると判定した場合に、前記命令処理及び/
又は前記応答処理を実行する命令応答実行手順(S11
4,S115)とを備えること、を特徴とするICカー
ド処理プログラムである。
【0011】請求項7の発明は、請求項6に記載のIC
カード処理プログラムにおいて、前記判定手順は、前記
実行指示手順において行われた指示と同一の指示が行わ
れていた場合に前記命令処理及び/又は前記応答処理を
行う必要がないと判定すること、を特徴とするICカー
ド処理プログラムである。
【0012】請求項8の発明は、請求項6又は請求項7
に記載のICカード処理プログラムにおいて、前記IC
カードに送信した命令情報及び/又は前記ICカードか
ら受信した応答情報を記憶する記憶手順(S113,S
117)を備え、前記判定手順は、前記記憶手順で記憶
されている命令情報の送信及び/又は前記記憶手順で記
憶されている応答情報の受信を前記指示手順において指
示した場合に、前記命令処理及び/又は前記応答処理を
行う必要がないと判定すること、を特徴とするICカー
ド処理プログラムである。
【0013】請求項9の発明は、請求項6から請求項8
までのいずれか1項に記載のICカード処理プログラム
において、前記命令応答実行手順は、前記判定手順にお
いて前記命令処理及び/又は前記応答処理を行う必要が
ないと判定した場合に、前記命令処理及び/又は前記応
答処理を実行しないこと、を特徴とするICカード処理
プログラムである。
【0014】請求項10の発明は、請求項6から請求項
9までのいずれか1項に記載のICカード処理プログラ
ムにおいて、前記ICカードが抜き差しされたことを検
出する検出手順(S103)を備え、前記命令応答実行
手順は、前記検出手順において抜き差しされたことを検
出した場合に、前記判定手順において命令処理及び/又
は応答処理を行う必要がないと判定したときであっても
前記命令処理及び/又は前記応答処理を実行すること、
を特徴とするICカード処理プログラムである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。 (実施形態)図1は、本発明によるICカード処理装置
の実施形態を示すシステム構成図である。ICカード処
理装置1は、互いにデータバス40によって接続されて
いるCPU10、メモリ20、リーダライタ(以下、R
/Wとする。)30等を備えている。ICカード処理装
置1は、挿入されたICカード2に、データ、電源、ク
ロック等を供給する。ICカード処理装置1は、ICカ
ード2にコマンド(命令情報)を与え、レスポンス(応
答情報)を受け取る情報の授受による処理単位を繰り返
すことにより、アプリケーション21を実行する。
【0016】メモリ20は、アプリケーション21、ラ
イブラリ22等を格納している。アプリケーション21
及びライブラリ22は、通常はディスク等に格納されて
おり、ICカード2の処理実行時にメモリ20にロード
される。アプリケーション21は、認証等、ICカード
2の処理を実行するようにCPU10に指示を行うプロ
グラムである。ライブラリ22は、ICカード2に実装
されているコマンドに対応する関数等、アプリケーショ
ン21から呼び出しを受けるプログラムのファイル等を
複数格納している。ICカード2の処理実行時には、ア
プリケーション21から呼び出された関数のパラメー
タ、コマンドに対するICカード2からのレスポンス等
を一時的に記憶するキャッシュ221がライブラリ22
に設けられる。
【0017】CPU10は、アプリケーション21の指
示により、種々の処理を実行する。CPU10は、ライ
ブラリ22に格納されている関数を実行することによ
り、R/W30からICカード2へコマンドを送信し、
そのレスポンスをICカード2から受ける命令処理及び
応答処理を行う。アプリケーション21からライブラリ
22の関数を呼び出す場合に、CPU10は、同一パラ
メータでの同一関数の呼び出しを行ったか否かを判定
し、呼び出しを行っていた場合には、命令処理を実行せ
ずに、メモリ20に記憶されているレスポンス等を活用
する。CPU10は、ライブラリ22の指示により、I
Cカード2がICカード処理装置1に挿入されてから抜
き差しされたか否かを監視する。
【0018】図2は、本発明によるICカード処理装置
の実施形態を説明する図であり、図3は、キャッシュ2
21の内容を示す図である。ICカード2には、(A)
PINコードをICカード2へ送信することでキーを照
合し、セキュリティを解除するベリファイコマンドf
(x)、(B)ICカード2内のファイル選択を行うセ
レクトコマンドg(x)、(C)データの読み出しを行
う読み出しコマンドh(x)等が実装されており、ライ
ブラリ22には、それに対応した関数f(x)’、g
(x)’、h(x)’等が実装されている。また、IC
カード2の抜き差しを監視するプログラムがライブラリ
22内部にて起動している。アプリケーション21から
ライブラリ22に実装されている関数が呼び出された場
合に、同一パラメータでの同一関数の呼び出しが以前に
なされているときには、ICカード2へのアクセスを省
略することができる。以下、(A)〜(C)の具体的な
動作についてCPU10の動作を中心に説明する。尚、
a,b,cは、パラメータである。
【0019】(A)ICカード2が挿入されてから一回
目に関数f’(a)の呼び出しをライブラリ22へ行っ
た場合(#1)には、関数f’(a)の指示により、I
Cカード2へベリファイコマンドf(a)を送信(#
3)すると同時にライブラリ22内でPINコードを暗
号化してキャッシュ221に保持(キャッシング)する
(#2)。ICカード2からライブラリ22への応答
(#5)は、アプリケーション21へ返される(#
7)。次に、アプリケーション21の指示によって、同
一関数f’(x)を呼び出した場合(#11)に、IC
カード2へコマンドf(x)を送信せず、ライブラリ2
2内で保持しているPINコードを復号し、送られてき
たPINコードと比較し(#12)、一致したとき(x
=a)には、一回目と同様の結果をアプリケーション2
1へ返す(#7’)。
【0020】(B)一回目に関数g’(b)の呼び出し
を行った場合(1)には、ICカード2へセレクトコマ
ンドg(b)を送信(#3)すると同時にライブラリ2
2内で選択したファイルのIDをキャッシュする(#
2)。次に、同一関数g’(x)を呼び出した場合(#
11)に、ライブラリ22内で保持しているファイルI
Dと比較し(#12)、一致したとき(x=b)には、
既に同一のファイルが選択されているため、一回目と同
様の結果をアプリケーション21へ返す(#7’)。一
致しなかったとき(x≠b)には、一回目と同様に、I
Cカード2へファイル選択コマンドを送信し(#1
3)、キャッシュしているファイルIDを変更する(#
12)。
【0021】(C)一回目に関数h’(c)の呼び出し
を行った場合(#1)には、ICカード2へ読み出しコ
マンドh(c)を送信し(#3)、読み出したデータを
アプリケーション21へ返す(#7)と同時に、キャッ
シュ221に読み出した内容と読み出しの対象となった
ファイルのデータを格納する(#6)。次に、同一関数
h’(x)を呼び出した場合(#11)に、それが同じ
ファイルに対するものであるとき(x=c)には、キャ
ッシュ221で保持しておいたデータをアプリケーショ
ン21へ返し(#7’)、それ以外(x≠c)であれば
一回目と同様の処理を行い、既に存在しているキャッシ
ュ221に読み出した内容等のデータを追加する[(#
12)から(#17)まで]。
【0022】ただし、上記(A)〜(C)を実現するに
当たり、アプリケーション21から見た場合にキャッシ
ングを行わない場合と全く同じ動きをするため、以下の
制限がある。書き込み等、ICカード2内の内容変更を
行うコマンドを送信した場合、又は、カードの抜き差し
が行われた場合には、キャッシュ221の内容を破棄す
る。この理由は、格納しているデータが古くなるためで
ある。また、異なるカードが挿入されている可能性があ
り、セキュリティも解除されているためである。
【0023】図4は、本発明によるICカード処理装置
の実施形態の概要を示すフローチャートである。CPU
10による動作を中心に説明する。ステップ(以下、
「S」とする。)100において、ICカード2がIC
カード処理装置1に挿入され、処理を開始する。
【0024】S101において、CPU10は、実行指
示手段として、アプリケーション21からライブラリ2
2に実装されている関数の呼び出し(実行指示)を行
う。CPU10は、その関数に対応するコマンドが書き
込み等、ICカード2に記憶されている内容の変更を行
うコマンドであるか否か(S102)を確認し、検出手
段として前の呼び出し以降ICカード2が抜き差しされ
たかを確認する(S103)。内容変更コマンドである
場合、又は、抜き差しされたことを検出した場合には、
ライブラリ22は、キャッシュ221の内容をすべて消
去し(S111)、S112へ進む。内容変更コマンド
ではなく、かつ、抜き差しされていない場合には、S1
04へ進む。
【0025】S104において、CPU10は、ライブ
ラリ22の指示により、判定手段として、呼び出した関
数に関して使用可能なデータが格納されているキャッシ
ュ221が存在するか否かを判定する。ICカード2が
挿入された以降に、同一パラメータでの同一関数の呼び
出しを行っておらず、キャッシュ221が存在しない場
合には、S112へ進む。存在する場合には、ICカー
ド2にコマンドを送信する代わりに、そのデータをキャ
ッシュ221から取り出し、アプリケーション21に渡
す(S106)。アプリケーション21からライブラリ
22へ次の関数を呼び出すこと(S101)によって、
同様の処理を繰り返す。
【0026】S112において、CPU10は、パラメ
ータ等、呼び出した関数、コマンドに関するデータがキ
ャッシュ221に記憶可能か(記憶する必要があるか)
否かを判定する。記憶可能である場合には、キャッシュ
221にデータを追加する(S113)。S114にお
いて、CPU10は、命令応答実行手段として、アプリ
ケーション21から呼び出しを受けた関数に対応するコ
マンドをICカード2へ送信し、そのレスポンスを受信
する(S115)。
【0027】S116において、ICカード2から受信
したレスポンスがキャッシュ221に記憶可能であるか
(記憶する必要があるか)否かを判定する。記憶可能で
ある場合には、キャッシュ221に追加する(S11
7)。S106において、ICカード2から受信したレ
スポンスをアプリケーション21に渡し、同様の処理を
繰り返す(S101)。
【0028】本実施形態によれば、ライブラリ22に設
けたキャッシュ221にパラメータ等、呼び出した関数
に関するデータ、レスポンス等を記憶するため、次に同
一のコマンドを送信する必要がある場合には、これらの
データを利用することにより、ICカードへのアクセス
を低減でき、ライブラリ22での処理の高速化を図ると
ともに、全体の処理の高速化を図ることが可能となっ
た。また、アプリケーション開発者は、ICカード2の
アクセスに注意しつつ高速化を意識する必要がなくな
り、アプリケーション開発の容易化を図ることが可能と
なった。一方、ICカード2の抜き差しを検出した場合
には、キャッシュ221の内容をすべて破棄することに
より、セキュリティ性を保持したままで、処理の高速化
を図ることが可能となった。
【0029】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、例
えば、以下のような処理も本発明の均等の範囲内であ
る。図2に示すように、ICカード2には、ファイルへ
の書き込みを行う書き込みコマンドi(x)が実装され
ており、ライブラリ22には、それに対応した関数i
(x)’が実装されている。この関数i(d)’(d
は、パラメータ)がアプリケーション21から呼び出さ
れ(#1)、書き込みコマンドi(d)をICカード2
に送信すると同時にライブラリ22内で書き込む内容を
キャッシュ221に保持する(#2)。次に、読み出し
コマンドh(x)に対応する関数h’(x)を呼び出し
た場合(#11)に、それが同じファイルに対するもの
であるとき(x=d)には、キャッシュ221で保持し
ておいたデータを読み出し(#12)、アプリケーショ
ン21へ返す(#7’)。ICカード処理装置1は、異
なるコマンドを送信する場合でも、そのコマンドの組み
合わせの種類によっては、ICカード2へのアクセスを
省略することが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、判定手段が命令処理及び/又は応答処理を行う必
要があると判定した場合にのみ、命令応答実行手段は、
実行指示手段の指示により命令処理及び/又は応答処理
を実行するため、無駄なICカードへのアクセスを省
き、アクセスの低減を図ることにより、処理の高度化を
図ることが可能となった。また、ICカードが抜き差し
されたことを検出手段が検出した場合に、命令応答実行
手段は、命令処理及び/又は応答処理を実行しないた
め、セキュリティ性を保持したままで、処理の高速化を
図ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるICカード処理装置の実施形態を
示すシステム構成図である。
【図2】本発明によるICカード処理装置の実施形態を
説明する図である。
【図3】本発明によるICカード処理装置の実施形態に
おけるキャッシュを説明する図である。
【図4】本発明によるICカード処理装置の実施形態の
概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ICカード処理装置 2 ICカード 10 CPU 20 メモリ 21 アプリケーション 22 ライブラリ 221 キャッシュ 30 R/W 40 データバス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードに命令情報を送信し、その命
    令情報に対する応答情報を受信することにより、前記I
    Cカードに処理を実行させるICカード処理装置であっ
    て、 前記ICカードに特定の命令情報を送信する命令処理及
    び/又は前記ICカードから応答情報を受信する応答処
    理の実行を指示する実行指示手段と、 前記実行指示手段が指示を行った場合に、前記命令処理
    及び/又は前記応答処理を行う必要があるか否かを判定
    する判定手段と、 前記判定手段が前記命令処理及び/又は前記応答処理を
    行う必要があると判定した場合に、前記実行指示手段の
    指示により前記命令処理及び/又は前記応答処理を実行
    する命令応答実行手段とを備えること、を特徴とするI
    Cカード処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のICカード処理装置に
    おいて、 前記判定手段は、前記実行指示手段が行った指示と同一
    の指示が前記実行指示手段によって行われていた場合
    に、前記命令処理及び/又は前記応答処理を行う必要が
    ないと判定すること、を特徴とするICカード処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のICカー
    ド処理装置において、 前記ICカードに送信した命令情報及び/又は前記IC
    カードから受信した応答情報を記憶する記憶手段を備
    え、 前記判定手段は、前記記憶手段に記憶されている命令情
    報の送信及び/又は前記記憶手段に記憶されている応答
    情報の受信を前記指示手段が指示した場合に、前記命令
    処理及び/又は前記応答処理を行う必要がないと判定す
    ること、を特徴とするICカード処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のICカード処理装置において、 前記命令応答実行手段は、前記判定手段が前記命令処理
    及び/又は前記応答処理を行う必要がないと判定した場
    合に、前記命令処理及び/又は前記応答処理を実行しな
    いこと、を特徴とするICカード処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のICカード処理装置において、 前記ICカードが抜き差しされたことを検出する検出手
    段を備え、 前記命令応答実行手段は、前記検出手段が抜き差しされ
    たことを検出した場合に、前記判定手段が前記命令処理
    及び/又は前記応答処理を行う必要がないと判定したと
    きであっても前記命令処理及び/又は前記応答処理を実
    行すること、を特徴とするICカード処理装置。
  6. 【請求項6】 ICカードに命令情報を送信し、その命
    令情報に対する応答情報を受信することにより、前記I
    Cカードに処理を行わせるICカード処理装置を実行さ
    せるためのICカード処理プログラムであって、 前記ICカードに特定の命令情報を送信する命令処理及
    び/又は前記ICカードから応答情報を受信する応答処
    理の実行を指示する実行指示手順と、 前記実行指示手順における指示があった場合に、前記命
    令処理及び/又は前記応答処理を行う必要があるか否か
    を判定する判定手順と、 前記判定手順において前記命令処理及び/又は前記応答
    処理を行う必要があると判定した場合に、前記命令処理
    及び/又は前記応答処理を実行する命令応答実行手順と
    を備えること、を特徴とするICカード処理プログラ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のICカード処理プログ
    ラムにおいて、 前記判定手順は、前記実行指示手順において行われた指
    示と同一の指示が行われていた場合に前記命令処理及び
    /又は前記応答処理を行う必要がないと判定すること、
    を特徴とするICカード処理プログラム。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7に記載のICカー
    ド処理プログラムにおいて、 前記ICカードに送信した命令情報及び/又は前記IC
    カードから受信した応答情報を記憶する記憶手順を備
    え、 前記判定手順は、前記記憶手順で記憶されている命令情
    報の送信及び/又は前記記憶手順で記憶されている応答
    情報の受信を前記指示手順において指示した場合に、前
    記命令処理及び/又は前記応答処理を行う必要がないと
    判定すること、を特徴とするICカード処理プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項6から請求項8までのいずれか1
    項に記載のICカード処理プログラムにおいて、 前記命令応答実行手順は、前記判定手順において前記命
    令処理及び/又は前記応答処理を行う必要がないと判定
    した場合に、前記命令処理及び/又は前記応答処理を実
    行しないこと、を特徴とするICカード処理プログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項9までのいずれか
    1項に記載のICカード処理プログラムにおいて、 前記ICカードが抜き差しされたことを検出する検出手
    順を備え、 前記命令応答実行手順は、前記検出手順において抜き差
    しされたことを検出した場合に、前記判定手順において
    命令処理及び/又は応答処理を行う必要がないと判定し
    たときであっても前記命令処理及び/又は前記応答処理
    を実行すること、を特徴とするICカード処理プログラ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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