JP2002366668A - インターネットを利用して遠隔授業を行うネット加盟塾の運営管理システム - Google Patents

インターネットを利用して遠隔授業を行うネット加盟塾の運営管理システム

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JP2002366668A
JP2002366668A JP2001173451A JP2001173451A JP2002366668A JP 2002366668 A JP2002366668 A JP 2002366668A JP 2001173451 A JP2001173451 A JP 2001173451A JP 2001173451 A JP2001173451 A JP 2001173451A JP 2002366668 A JP2002366668 A JP 2002366668A
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student
teacher
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Ittetsu Yoshioka
壱哲 吉岡
Isao Nakamae
績 中前
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット経由で遠隔授業を行うネッ
ト加盟塾を形成することにより、双方向コミュニケーシ
ョンによって学習効果を高め、かつ、ネット加盟塾の利
用状況をインターネット経由で一元管理することができ
るネット加盟塾の運営管理システムを提供する。 【解決手段】 塾側システムと生徒用端末装置20をイ
ンターネット経由で接続し、サーバコンピュータ40
は、ホームページを格納したWebサーバ41と情報収
集配信用サーバ42とを備えると共に、塾側システムの
利用状況をインターネット経由で一元管理するための中
央管理部10を設置し、中央管理部10は、教師用端末
装置30と生徒用端末装置20の相互接続の許可を判定
する管理サーバ11と、管理サーバ11により相互接続
が許可されたときに相互接続状況を記録するデータベー
ス12と、データベース12に記録された記録内容に基
づき履歴情報を作成して出力する出力手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用して遠隔授業を行うネット加盟塾の運営管理システ
ムに係わり、特に、インターネットを介して形成される
複数のネット加盟塾の利用状況をインターネット経由で
一元管理することにより、各ネット加盟塾における個々
の遠隔授業を効率的に行うことを可能にするインターネ
ットを利用して遠隔授業を行うネット加盟塾の運営管理
システム関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを用いた学習システムとし
ては、従来よりスタンドアロン型のものが多く利用され
ている。このようなスタンドアロン型の学習システムで
は、各学習者の目的に合った各教材が使用され、各教材
はレッスン毎に構成されており、各学習者が自分のペー
スで単独で学習を進めていくものである。
【0003】最近、インターネットの普及により、イン
ターネット及びコンピュータを利用した通信教育システ
ムが開発されている。例えば、各教材をインターネット
のホームページ上に掲載し又は定期的に各教材を格納し
たCD−ROM等を配布し、各学習者が掲示又は配布さ
れた各教材の中から自分に合った教材を選択して学習を
進めて行き、質問等があれば電話やFAX等の通信手段
又は電子メールや電子掲示板等のネットワークツールを
利用してコミュニケーションを図るような通信教育シス
テムが提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な学習システムや通信教育システムでは、学習者が独力
で学習を進めて行くことが前提となるが、学習者にとっ
て理解できていない内容については、独力で学習を進め
て行くことが困難になるケースが当然発生するばかりで
なく、その際に生じる質問に対しても即座に適切な回答
を入手できないという問題があるため、必ずしも学習効
果が上がるとは言い切れない。
【0005】一方、各学習者の個々の学習能力に合わせ
て教師が学習指導を行う機関として、各地域に多数の学
習塾が存在している。これらの学習塾が現実に直面して
いる問題としては、少子化による生徒数の減少である。
したがって、各学習塾は、生徒数を確保するためにも、
今後インターネット等を利用した新しい教育システムを
開発することが必要になってくると思われるが、それぞ
れの学習塾が別個に新しい教育システムを開発しようと
すると、各学習塾は相当の開発コストを負担しなければ
ならない。
【0006】また、学習者及びその保護者から既存の学
習塾に対するご意見及びご要望を調べてみると、例え
ば、「子供が夜遅い時間帯に学習塾へ通うことになる
と、通学の際の危険性が高くなるという理由から子供を
学習塾へ通わせるのは不安である」、「冬季に積雪量が
多い地域においては、子供が学習塾に通うこと自体が困
難である」、「学校のような黒板一斉授業では、授業が
速すぎて子供がついていけない」等のご意見及びご要望
が存在する。このように、学習者側からの学習塾に対す
るニーズも多様化してきているのが実情であり、学習者
側からみても、インターネットを利用した遠隔授業等の
新しい教育システムの提供を受けることができるように
なれば、上記の如く問題は解消し、学習者側の利便性が
高まる。
【0007】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたもので、インターネット経由で映像・音声
・画像情報を用いて遠隔授業を行うネット加盟塾を形成
することにより、従来の学習システムや通信教育システ
ムでは受けることができなかった双方向コミュニケーシ
ョンによって学習効果を高め、かつ、学習者側の多様な
ニーズにも対応できる遠隔教育システムを提供すると共
に、インターネットを介して形成される複数のネット加
盟塾の利用状況をインターネット経由で一元管理するこ
とにより、各ネット加盟塾における個々の開発コストを
低減して遠隔授業を効率的に行うことを可能にするイン
ターネットを利用して遠隔授業を行うネット加盟塾の運
営管理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明について、教師用端末装置と
サーバコンピュータとをLANで接続した塾側システム
と、各生徒の自宅に設置した生徒用端末装置とをインタ
ーネット経由で接続し、前記サーバコンピュータは、前
記教師用端末装置と前記生徒用端末装置からそれぞれア
クセスするホームページを格納したWebサーバと、前
記教師用端末装置と前記生徒用端末装置の間においてイ
ンターネット経由で映像・音声・画像情報を用いて遠隔
授業を行うための各種情報の収集及び配信を行う情報収
集配信用サーバとを備えると共に、前記塾側システムの
利用状況をインターネット経由で一元管理するための中
央管理部を任意の場所に設置し、前記中央管理部は、前
記教師用端末装置と前記生徒用端末装置の相互接続の許
可を判定する管理サーバと、前記管理サーバにより相互
接続が許可されたときに前記教師用端末装置と前記生徒
用端末装置の相互接続状況を記録する記録手段と、前記
記録手段に記録された記録内容に基づき所定の履歴情報
を作成して出力する出力手段とを備えた構成を採用した
のである。
【0009】また、請求項2にかかる発明について、前
記教師用端末装置は、映像・音声・画像処理用情報処理
手段と撮影手段と音声入出力手段と画像表示手段とを備
え、前記生徒用端末装置は、情報処理手段と撮影手段と
音声入出力手段と画像表示手段とを備え、前記情報収集
配信用サーバは、前記撮影手段により撮影される教師及
び生徒の映像データと、前記音声入出力手段を用いて対
話する教師及び生徒の音声データと、前記画像表示手段
の画面から入力用ペンを用いて手書き入力される教師及
び生徒の画像入力データの各種データを収集及び配信す
る機能を有し、前記生徒用端末装置と前記教師用端末装
置の間において映像・音声・画像データの各種データを
送受信することにより、教師側においては前記教師用端
末装置に映し出された生徒の表情を見て対話をしながら
生徒の理解度をリアルタイムに把握して授業を進めるこ
とができ、これと同時に、生徒側においては前記生徒用
端末装置に映し出された教師の表情を見て対話をしなが
ら理解できない内容についてリアルタイムに確認して授
業を受けることができるようにした構成を採用したので
ある。
【0010】また、請求項3にかかる発明について、前
記中央管理部において、前記出力手段は、前記記録手段
に記録された記録内容に基づき一定期間内の塾別接続総
時間数を計算して予め設定しておいた時間数に対する基
本料金にその時間数を超えた場合には追加時間数に対す
る追加料金を加算した塾別利用金額を表わす塾別課金情
報を作成して出力する構成を採用したのである。
【0011】なお、本発明のインターネットを利用して
遠隔授業を行うネット加盟塾の運営管理システムは、主
として学習塾を対象として構築されたものであるが、パ
ソコン教室、カルチャーセンター等の遠隔授業にも適用
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明にかかるインターネットを
利用して遠隔授業を行うネット加盟塾の運営管理システ
ムの概略を示す概念図である。
【0014】図1に示すように、このシステムは、複数
の加盟塾(A乃至D)とそれぞれの在宅生徒群(A乃至
D)がインターネットを経由して接続されており、加盟
塾と在宅生徒の間はそれぞれ遠隔教育により授業が行わ
れる。また、中央管理部10は、インターネット経由で
それぞれの加盟塾(A乃至D)の運営を統括してその利
用状況について一元管理を行うものである。
【0015】図2は、このシステムの概略構成を示すブ
ロック図である。
【0016】図2に示すように、10は中央管理部、1
1は管理サーバ、12はデータベース、13は出力手段
であり、中央管理部10はインターネットに接続され
る。
【0017】管理サーバ11は、各塾側(各事業者側)
で授業を行う各教師を認証するためのIDとパスワー
ド、各生徒を認証するためのIDとパスワードを作成、
発行及び管理する機能を有している。また、管理サーバ
11は、教師用端末装置30と生徒用端末装置20の相
互接続の許可を判定する機能を有しており、不正接続者
から接続があった場合に接続の拒否を行う。
【0018】データベース12は、管理サーバ11によ
り教師用端末装置30と生徒用端末装置20の相互接続
が許可されたとき、接続相手、接続日、接続開始時刻、
接続終了時刻についての履歴情報を順次記録する。
【0019】出力手段13は、データベース12に記録
された履歴情報に基づき、一定期間内における教師別履
歴情報(接続日時、接続相手、接続時間数、接続時間総
数)及び生徒別履歴情報(接続日時、接続相手、接続時
間数、接続時間総数)をそれぞれ作成して印刷する。ま
た、出力手段13は、加盟塾毎の全体的な利用状況を把
握して所定の課金を行うため、データベース12に記録
された履歴情報に基づき、一定期間内における塾別接続
総時間数を算出して予め設定しておいた時間数に対する
基本料金にその時間数を超えた場合には追加時間数に対
する追加料金を加算した塾別利用金額を表わす塾別課金
情報を作成して印刷する。これにより、各加盟塾に対し
て、本発明にかかるシステムの利用時間数に応じた課金
を行うことができる。
【0020】また、在宅生徒群において、20は各生徒
の自宅に設置された生徒用端末装置であり、生徒用端末
装置20はそれぞれインターネットに接続される。
【0021】また、塾側システムにおいて、30は各教
師が使用する教師用端末装置であり、40はサーバコン
ピュータ、41は教師用端末装置30と生徒用端末装置
20からそれぞれアクセスするホームページを格納した
Webサーバ、42は教師用端末装置30と生徒用端末
装置20の間においてインターネット経由で映像・音声
・画像情報を用いて遠隔授業を行うための各種情報の収
集及び配信を行う情報収集配信用サーバである。教師用
端末装置30は、それぞれLANで接続されており、サ
ーバコンピュータ40を経由してインターネットに接続
される。中央管理部10と塾側システムと在宅生徒群は
それぞれインタ−ネットを介して接続される。
【0022】図3は、このシステムにおける生徒用端末
装置の概略構成を示す説明図である。また、図4は、こ
のシステムにおける教師用端末装置の概略構成を示す説
明図である。
【0023】図3において、21はPC(Person
al Computer)、22はCCD(Charg
e Coupled Device)カメラ、23はマ
イク付きヘッドフォン、24はペン入力式液晶モニタ
ー、25は入力用ペンである。PC21には、CCDカ
メラ22、マイク付きヘッドフォン23、ペン入力式液
晶モニター24の周辺機器が接続されている。
【0024】PC21には、これらの周辺機器を制御す
るドライバと通信を制御する通信プログラムがインスト
ールされている。
【0025】図4において、31は映像・音声・画像情
報処理用PC、32はCCDカメラ、33はマイク付き
ヘッドフォン、34はペン入力式液晶モニター、35は
入力用ペンである。映像・音声・画像情報処理用PC3
1には、CCDカメラ32、マイク付きヘッドフォン3
3、ペン入力式液晶モニター34の周辺機器が接続され
ている。
【0026】映像・音声・画像情報処理用PC31に
は、これらの周辺機器を制御するドライバと通信を制御
する通信プログラムがインストールされている。
【0027】また、映像・音声・画像情報処理用PC3
1には、CCDカメラ22、32により撮影された映像
データを処理するための映像処理ソフトと、マイク付き
ヘッドフォン23、33により入出力された音声データ
を処理するための音声処理ソフトと、ペン入力式液晶モ
ニター24、34から入力用ペン25、35により入力
された画像入力データを処理するための画像処理ソフト
がインストールされている。
【0028】なお、周辺機器として使用する音声入出力
手段は、マイク付きヘッドフォン23、33に限らず、
マイクロフォンとスピーカーをそれぞれ別個に接続して
もよい。また、音声入出力手段をPC21又は映像・音
声・画像情報処理用PC31に内臓することもできる。
また、画像表示手段は、ペン入力式液晶モニター24、
34及び入力用ペン25、35に限らず、ディスプレ
イ、キーボード、マウス等を使用することができる。
【0029】次に、本発明にかかるインターネットを利
用して遠隔授業を行うネット加盟塾の運営管理システム
の動作について図面を参照しながら説明する。
【0030】図5は、このシステムによる遠隔教育の実
施手順のうち、生徒が授業を受けるときから授業が終わ
るときまでの手順を示すフローチャートである。
【0031】先ず、生徒が生徒用端末装置20からイン
ターネットを介して塾側システムのWebサーバ41の
ホームページにアクセスし(ステップS100)、ホー
ムページの表示画面から予め管理サーバ11により発行
されている生徒用ID、パスワードを入力する(ステッ
プS110)。この生徒用ID、パスワードの入力情報
は、管理サーバ11に送信される(図5及び図7に示す
A1)。
【0032】次に、生徒用端末装置20は、管理サーバ
11から接続許可(図5及び図7に示す記号B)を受け
ると、生徒用端末装置20と教師用端末装置30の間で
授業が開始される(ステップS120)。授業が行われ
ている間は、生徒用端末装置20と教師用端末装置30
の間で映像・音声・画像情報が送受信される(ステップ
S130、図5及び図6に示す記号C)。
【0033】授業が終了したとき(ステップS14
0)、生徒用端末装置20により接続の終了操作が行わ
れると(ステップS150、図5及び図7に示す記号D
1)、管理サーバ11における処理も終了する。
【0034】図6は、このシステムによる遠隔教育の実
施手順のうち、教師が授業を始めるときから授業が終わ
るときまでの手順を示すフローチャートである。
【0035】先ず、教師が教師用端末装置30からWe
bサーバ41のホームページにアクセスして予め管理サ
ーバ11により発行されている教師用ID、パスワード
を入力する(ステップS200)。そして、ホームペー
ジの表示画面から授業を予定している生徒用ID、パス
ワードを入力する(ステップS210)。この生徒用I
D、パスワードの入力情報は、管理サーバ11に送信さ
れる(図6及び図7に示すA2)。
【0036】次に、教師用端末装置30は、管理サーバ
11から接続許可(図6及び図7に示す記号B)を受け
ると、教師用端末装置30と生徒用端末装置20の間で
授業が開始される(ステップS220)。授業が行われ
ている間は、教師用端末装置30と生徒用端末装置20
の間で映像・音声・画像情報が送受信される(ステップ
S230、図5及び図6に示す記号C)。
【0037】授業が終了したとき(ステップS24
0)、教師用端末装置30により接続の終了操作が行わ
れると(ステップS250、図6及び図7に示す記号D
2)、管理サーバ11における処理も終了する。
【0038】図7は、このシステムによる遠隔教育の実
施手順のうち、中央管理部における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0039】管理サーバ11は、生徒用端末装置20か
ら送信された生徒用ID、パスワードと教師用端末装置
30から送信された授業を予定している生徒用ID、パ
スワードとを受けとると(図7に示す記号A1及びA
2)、双方から送信されたID、パスワードが一致して
いるか否かを判定する(ステップS300)。
【0040】双方から送信されたID、パスワードが一
致している場合は、教師用端末装置30と生徒用端末装
置20の間における相互接続が許可される(ステップS
320)。一方、双方から送信されたID、パスワード
が一致していない場合は、相互接続が許可されない(ス
テップS310)。
【0041】教師用端末装置30と生徒用端末装置20
の間における相互接続が許可されると同時に、履歴情報
の記録が開始され(ステップS330)、教師用ID、
生徒用ID、接続日、接続開始時刻がデータベース12
に記録される。
【0042】管理サーバ11は、生徒用端末装置20に
より接続の終了操作が行われた場合(図5及び図7に示
す記号D1)、又は教師用端末装置30により接続の終
了操作が行われた場合(図6及び図7に示す記号D
2)、いずれかの場合の終了操作を検知すると、接続終
了時刻がデータベース12に記録され、これと同時に履
歴情報の記録を終了する(ステップS340)。
【0043】図8は、このシステムにおける生徒用端末
装置に表示される画面の一例である。
【0044】図8に示すように、生徒用端末装置20の
ペン入力式液晶モニター24の画面表示は、テキスト画
像26の表示部分と教師映像27の表示部分に分けられ
る。
【0045】テキスト画像26には、例えば、算数の科
目を選択して授業を受ける場合には、算数問題[1]、算
数問題[2]等が画面上に表示される。生徒がこれらの問
題を解く場合、入力用ペン25を使用して直接画面上に
数字、文字、記号等を手書き入力すると、この入力デー
タが教師用端末装置30のペン入力式液晶モニター34
の画面上に表示される。一方、教師用端末装置30のペ
ン入力式液晶モニター34の画面から教師が入力用ペン
35を使用して直接画面上に記号・文字等を手書き入力
すると、この入力データが生徒用端末装置20のペン入
力式液晶モニター24の画面上に表示される。
【0046】教師映像27には、CCDカメラ32によ
り撮影された授業を行っている教師の映像が画面上に表
示される。したがって、生徒は、教師の表情を見ながら
授業を受けることができる。また、マイク付きヘッドフ
ォン23を使用して、教師と対話をしながら授業が進め
られるので、教師とリアルタイムにコミュニケーション
をとることができる。このため、生徒は、理解できない
内容について確認しながら授業を受けることができる。
【0047】なお、生徒と教師の間の音声通信は、生徒
用端末装置20のペン入力式液晶モニター24の画面上
の操作により、ON又はOFFの切り替えができるよう
にしておくことが好ましい。
【0048】図9は、このシステムにおける教師用端末
装置に表示される画面の一例である。
【0049】図9に示すように、教師用端末装置30の
ペン入力式液晶モニター34の画面表示は、テキスト画
像36、38の表示部分と生徒映像37、39の表示部
分に分けられる。テキスト画像36、38及び生徒映像
37、39が、それぞれ2個所に表示されるのは、同時
に2人の生徒に対して授業を行うことを可能にするため
である。
【0050】テキスト画像36、38には、例えば、2
人の生徒が算数の科目を選択して授業を受けている場
合、算数問題[1]、算数問題[2]等が画面上にそれぞれ
表示される。2人の生徒がこれらの問題に対する答えを
それぞれ画面から入力すると、各生徒が入力したデータ
が教師用端末装置30のペン入力式液晶モニター34の
画面上のテキスト画像36、38にそれぞれ表示され
る。そして、教師は、2人の生徒の答えをそれぞれ確か
めた後、テキスト画像36、38に記号・文字等をそれ
ぞれ入力すると、これらの入力データが各生徒用端末装
置20のペン入力式液晶モニター24の画面上にそれぞ
れ表示される。
【0051】生徒映像37、39には、CCDカメラ2
2により撮影された授業を受けている2人の生徒の映像
が画面上にそれぞれ表示される。したがって、教師は、
2人の生徒の表情を見ながら授業を進めることができ
る。また、マイク付きヘッドフォン33を使用して、2
人の生徒と対話をしながら授業が進められるので、各生
徒とリアルタイムにコミュニケーションをとることがで
きる。このため、教師は、各生徒の理解度をリアルタイ
ムに把握しながら授業を進めることができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかるインター
ネットを利用して遠隔授業を行うネット加盟塾の運営管
理システムによれば、インターネット経由で映像・音声
・画像情報を用いて遠隔授業を行うネット加盟塾を形成
し、従来の学習システムや通信教育システムでは受ける
ことができなかった双方向コミュニケーションによって
学習効果を高め、かつ、学習者側の多様なニーズにも対
応できる遠隔教育システムを提供することができると共
に、インターネットを介して形成される複数のネット加
盟塾の利用状況をインターネット経由で一元管理し、各
ネット加盟塾における個々の開発コストを低減し、か
つ、遠隔授業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるインターネットを利用して遠隔
授業を行うネット加盟塾の運営管理システムの概略を示
す概念図である。
【図2】このシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】このシステムにおける生徒用端末装置の概略構
成を示す説明図である。
【図4】このシステムにおける教師用端末装置の概略構
成を示す説明図である。
【図5】このシステムによる遠隔教育の実施手順のう
ち、生徒が授業を受けるときから授業が終わるときまで
の手順を示すフローチャートである。
【図6】このシステムによる遠隔教育の実施手順のう
ち、教師が授業を始めるときから授業が終わるときまで
の手順を示すフローチャートである。
【図7】このシステムによる遠隔教育の実施手順のう
ち、中央管理部における処理手順を示すフローチャート
である。
【図8】このシステムにおける生徒用端末装置に表示さ
れる画面の一例である。
【図9】このシステムにおける教師用端末装置に表示さ
れる画面の一例である。
【符号の説明】
10 中央管理部 11 管理サーバ 12 データベース 13 出力手段 20 生徒用端末装置 21 PC 22 CCDカメラ 23 マイク付きヘッドフォン 24 ペン入力式液晶モニター 25 入力用ペン 26 テキスト画像 27 教師映像 30 教師用端末 31 映像・音声・画像処理用PC 32 CCDカメラ 33 マイク付きヘッドフォン 34 ペン入力式液晶モニター 35 入力用ペン 36 テキスト画像 37 生徒映像 38 テキスト画像 39 生徒映像 40 サーバコンピュータ 41 Webサーバ 42 映像・音声・画像情報収集配信用サーバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教師用端末装置とサーバコンピュータと
    をLANで接続した塾側システムと、各生徒の自宅に設
    置した生徒用端末装置とをインターネット経由で接続
    し、前記サーバコンピュータは、前記教師用端末装置と
    前記生徒用端末装置からそれぞれアクセスするホームペ
    ージを格納したWebサーバと、前記教師用端末装置と
    前記生徒用端末装置の間においてインターネット経由で
    映像・音声・画像情報を用いて遠隔授業を行うための各
    種情報の収集及び配信を行う情報収集配信用サーバとを
    備えると共に、前記塾側システムの利用状況をインター
    ネット経由で一元管理するための中央管理部を任意の場
    所に設置し、前記中央管理部は、前記教師用端末装置と
    前記生徒用端末装置の相互接続の許可を判定する管理サ
    ーバと、前記管理サーバにより相互接続が許可されたと
    きに前記教師用端末装置と前記生徒用端末装置の相互接
    続状況を記録する記録手段と、前記記録手段に記録され
    た記録内容に基づき所定の履歴情報を作成して出力する
    出力手段とを備えたことを特徴とするインターネットを
    利用して遠隔授業を行うネット加盟塾の運営管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記教師用端末装置は、映像・音声・画
    像処理用情報処理手段と撮影手段と音声入出力手段と画
    像表示手段とを備え、前記生徒用端末装置は、情報処理
    手段と撮影手段と音声入出力手段と画像表示手段とを備
    え、前記情報収集配信用サーバは、前記撮影手段により
    撮影される教師及び生徒の映像データと、前記音声入出
    力手段を用いて対話する教師及び生徒の音声データと、
    前記画像表示手段の画面から入力用ペンを用いて手書き
    入力される教師及び生徒の画像入力データの各種データ
    を収集及び配信する機能を有し、前記生徒用端末装置と
    前記教師用端末装置の間において映像・音声・画像デー
    タの各種データを送受信することにより、教師側におい
    ては前記教師用端末装置に映し出された生徒の表情を見
    て対話をしながら生徒の理解度をリアルタイムに把握し
    て授業を進めることができ、これと同時に、生徒側にお
    いては前記生徒用端末装置に映し出された教師の表情を
    見て対話をしながら理解できない内容についてリアルタ
    イムに確認して授業を受けることができるようにした請
    求項1に記載のインターネットを利用して遠隔授業を行
    うネット加盟塾の運営管理システム。
  3. 【請求項3】 前記中央管理部において、前記出力手段
    は、前記記録手段に記録された記録内容に基づき一定期
    間内の塾別接続総時間数を計算して予め設定しておいた
    時間数に対する基本料金にその時間数を超えた場合には
    追加時間数に対する追加料金を加算した塾別利用金額を
    表わす塾別課金情報を作成して出力することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のインターネットを利用して遠
    隔授業を行うネット加盟塾の運営管理システム。
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