JP2002366654A - パーソナルケアシステム - Google Patents

パーソナルケアシステム

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JP2002366654A
JP2002366654A JP2001207072A JP2001207072A JP2002366654A JP 2002366654 A JP2002366654 A JP 2002366654A JP 2001207072 A JP2001207072 A JP 2001207072A JP 2001207072 A JP2001207072 A JP 2001207072A JP 2002366654 A JP2002366654 A JP 2002366654A
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Toshinori Yoshihara
利宣 吉原
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N B C KK
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N B C KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、対象者の身体情報を管理する
システムを提供する。 【解決手段】 パーソナルケアシステムは、ケア対象者
の身体に着脱自在に装着可能な少なくとも1つのセンサ
であって、測定情報を対象者の身体情報信号として外部
出力可能なセンサから出力された身体情報を入力するた
めの入力手段、前記入力手段に入力された対象者の身体
情報信号を所定条件で制御し、制御した信号を対象者の
身体情報信号として出力する制御手段と、前記制御信号
からの対象者の身体情報信号を送信する対象者側の送信
手段とを備えたケア対象者側の端末と、前記対象者側の
端末から送信された対象者の身体情報信号を受信するた
めのケア側の受信手段と前記受信手段で受信された対象
者の身体情報信号を受信し、当該受信に基づいて、ケア
対象者情報の管理を行うケア側の制御手段とから構成さ
れたケア側のホストコンピュータとから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルケアシ
ステムに関する。より詳しく述べると、ケアの対象とな
る個人の情報を各種医療機器センサにより測定し、この
ようにして測定した結果を管理センタ等に送信するパー
ソナルケアシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢化、少子化等に伴い、一人暮
らしの老人の医療問題、遠隔地に居住する老人の健康問
題等がクローズアップされている。このような高齢者の
医療・福祉サービスとして介護保険制度が導入された
が、受け手である高齢者、高齢者との連携が上手くいか
ない場合がある。また、高齢者のうち、医療設備までの
交通の便が悪く、よほどの自覚症状のない限り医療設備
まで出向かず病気を悪化させる等の恐れがある場合もあ
る。また、老人介護サービスを行う場合、在宅介護を行
うには多大な労力と人手が必要となり、そのため非常に
コストが高価なものとなってしまう。また、介護サービ
スを行う際に、所定の期間を置いて、介護対象者の自宅
を訪問するのが一般的であるが、介護対象者が不在の場
合あるいは介護対象者に不意に緊急事態が生じた際に対
処する手立てがないのが現状である。さらに、例えば徘
徊老人のケア等においてパーソナルケアと同時にケア対
象者の位置情報が必要となる場合もある。
【0003】あるいは、例えば旅行等により自宅を離れ
る場合に、身体の調子が悪くなったが、近くに医療機関
が見つからない等の問題もある。さらに、特に自覚する
病気は有していないが、簡単な構成により日々の健康管
理を行いたいという要求がある。特に、専門家による異
常時あるいは異常となる可能性の判断を伴うパーソナル
ケアシステムに対する要求がある。このようなパーソナ
ルシステムに対する要求は、高齢者に限らず、身体障害
者や何らかの病気を持つ患者等においても同様である。
【0004】また、比較的過疎地域においては、最新の
医療設備を有する医療機関が少なく、例えばCTスキャ
ナー、MRI等の高価な医療機器を購入するのが困難で
あるだけでなくCTスキャナーやMRI等の高度の医療
機器を介して診断を行うための専門的知識が必要とな
る。そのため、このような専門知識を必要とする高価な
医療機器を用いた診断は非常に限定された医療設備でし
か使用することが不可能であった。これに対して、この
ような高度な医療設備をより容易に使用できる方法に対
する要求がある。
【0005】また、多数の患者を抱える医療設備あるい
は広大な敷地を有する医療設備においては、当該医療設
備を用いた利用者(患者)の個々のパーソナルケアを行
うのは多大な労力と多大な人手が必要であった。さらに
また、入院患者が仮退院や退院した後に、患者の病状に
著しく変化をきたす場合がある。このような状況におい
て、退院した患者の病状を追跡調査することが可能なパ
ーソナルケアシステムに対する強い要求がある。また、
医療施設におけるベッド数には限りがあり、何らかの異
常事態に対応する方法があれば所定の患者を退院させ
て、入院待ちの患者を受け入れられる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の実情に鑑みて、
本発明の課題は、簡単な構成でより専門知識を要するよ
うなパーソナルケアシステムを提供することである。本
発明の別の課題は、所望に応じてパーソナルケアと同時
にケア対象者の位置情報もケア側で入手可能なパーソナ
ルシステムを提供することである。本発明の更に別の課
題は、高価な医療機器からの情報を容易に送信すること
が可能なパーソナルケアシステムを提供することであ
る。本発明の更に別の課題は、退院した患者等の病状を
追跡調査することが可能なパーソナルケアシステムを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、ケア対象者の身体に着脱自在に装着可能な少なく
とも1つのセンサであって、測定情報を対象者の身体情
報信号として外部出力可能なセンサから出力された身体
情報を入力するための入力手段、前記入力手段に入力さ
れた対象者の身体情報信号を所定条件で制御し、制御し
た信号を対象者の身体情報信号として出力する制御手段
と、前記制御信号からの対象者の身体情報信号を送信す
る対象者側の送信手段とを備えたケア対象者側の端末
と、前記対象者側の端末から送信された対象者の身体情
報信号を受信するためのケア側の受信手段と前記受信手
段で受信された対象者の身体情報信号を受信し、当該受
信に基づいて、ケア対象者情報の管理を行うケア側の制
御手段とから構成されたケア側のホストコンピュータと
から構成されることを特徴とするものである(請求項
1)。
【0008】このように構成することによって、ケアを
行うホストコンピュータ側では、ケアされる側である対
象者の身体情報を容易にケアする側に送信することが可
能となる。したがって、ケア対象者は、センサと本発明
における対照者側の端末を接続して、センサにより身体
情報を測定するという簡単な操作でケアする側のホスト
コンピュータに身体情報の管理を委ねることが可能とな
る。一方、ホストコンピュータ側は、対象者からの身体
情報信号を受信して当該身体情報を管理することが可能
となる。また、例えば対象者が経過状況を管理する必要
がある退院患者である場合も、対象者の経過状況を医療
機関により把握することが可能となる。
【0009】なお、本発明において使用される用語ケア
対象者とは、身体情報の管理を希望する対象者であり、
対象者自身が積極的にケアを希望する者や、家族等の希
望により身体ケアの対象となる者を含む。また、本発明
において使用される用語「管理」とは、例えば身体情報
を蓄積し、治療等の補助的情報を管理する場合、身体情
報の異常事態を見出して所定の箇所、例えば医療機関、
家族、対象者本人に通知する場合を含むことを意味する
ものである。また、本発明において使用される用語「身
体に着脱自在に装着可能なセンサ」とは、対象者の種々
の情報を信号として出力可能なセンサであり、着脱可能
とすることにより状況に応じて異なる機能を有するセン
サと交換することが可能であるものを言う。
【0010】また、本発明において使用される用語「出
力手段」とは、前記各種センサからの出力信号を受取
り、これをケア側に送信(出力)する手段を言う。ま
た、所望に応じて、「出力手段」は、前記ホスト側から
の情報を入出力可能なものである(詳細については、後
述する)。さらに、本発明において使用される用語「身
体情報」とは、センサにより測定される対象者の情報を
意味する。
【0011】また、本発明のパーソナルケアシステム
は、前記パーソナル側の送信手段がPHSであり、出力
情報とともに位置情報も管理することを特徴とするもの
である(請求項2)。PHSは、非常に普及した送受信
媒体であり、送信する電波帯域も医療機器に影響を与え
にくいものであるのと同時に対象者の位置情報をケア側
で入手可能である。本発明のパーソナルケアシステムに
おいてこのようにPHSを用いることによって、医療機
器に悪影響を及ぼさず、対象者の位置情報もケア側で把
握することが可能となる。
【0012】また、本発明のパーソナルケアシステム
は、前記ケア側のホストコンピュータは、受信した対象
者の身体情報信号を蓄積するデータ蓄積部と、前記デー
タ部に蓄積された身体情報信号と予め定められた正常範
囲とを比較する比較部を含み、前記受信した対象者の身
体情報信号が前記正常範囲から逸脱する場合、異常信号
を生成して、生成した異常信号を出力して、所定箇所に
送信することを特徴とするものである(請求項3)。こ
のように構成することによって、ケアする側であるホス
トコンピュータは、対象者に異常事態が発生した際にす
ばやくこれを判断して対処することが可能である。な
お、請求項における所定箇所とは、対象者本人、対象者
の家族、医療機関等が挙げられる。
【0013】また、本発明のパーソナルケアシステム
は、前記対象者側の制御手段は、対象者の身体情報と予
め定められた正常範囲とを比較する比較部を含み、前記
対象者の身体情報信号が前記正常範囲から逸脱する場合
に、前記対象者の身体情報を前記ケア側の受信手段に送
信することを特徴とするものである(請求項4)。この
ように構成することによって、ケアする側であるホスト
コンピュータは、対象者に異常事態が発生した際にすば
やくこれを判断して対処することが可能である。また、
対象者側は、異常事態が生じた時に選択的にケアする側
に情報を送信するので送信に要するコストを削減でき
る。さらに、例えば複数のケア対象者の身体情報をケア
する側のホストコンピュータにより管理する場合におい
ては、受信する回線の負荷を低減するという効果も奏す
る。
【0014】また、本発明のパーソナルケアシステム
は、複前記ケア対象者が複数であり、そして前記ホスト
コンピュータは、対応する対象者の個人情報を管理する
個人情報管理部を有しており、ケア対象者毎にケア対象
者情報の管理することを特徴とするものである(請求項
5)。このように構成することによって、複数の対象者
のケアを一元管理することが可能となる。
【0015】さらに、本発明のパーソナルケアシステム
は、前記ケア対象者側の身体情報入出力手段が、パーソ
ナルケアに関する信号を出力可能な医療設備と接続可能
であることを特徴とするものである(請求項6)。この
ように構成することによって、より専門的な情報を専門
機関でケアすることが可能となる。
【0016】さらに、本発明のパーソナルケアシステム
は、前記ケア対象者側の身体情報信号が所定期間内に送
信されなかった場合、前記ホストコンピュータは異常信
号を生成し、生成した異常信号を前記ケア対象者側の入
出力手段に出力することを特徴とするものである(請求
項7)。このように構成することによって、例えば対象
者がセンサによる身体情報の測定を忘れた際にも、ケア
する側により注意を促すことが可能となる。
【0017】さらに、本発明のパーソナルケアシステム
は、前記センサと前記ケア対象者側の入力手段が一体成
形されていることを特徴とするものである(請求項8)
前記センサは、種類に応じて入力手段と一体成形あるい
は端末それ自体と一体成形することも可能である。この
ように構成すると、センサの接続等の煩雑な作業を行わ
ないで対象者がより容易に自己の身体情報を測定するこ
とが可能となる。
【0018】さらに、本発明のパーソナルケアシステム
は、前記ホストコンピュータに蓄積された対象者の身体
情報信号を別の端末に送信することを特徴とするもので
ある(請求項9)。このように構成することによって、
例えばより専門性のある判断が必要な場合や、対象者の
病気の診断のための情報を外部の専門家の端末に送信す
ることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。しかしながら、本発明
はこれらの実施の形態に限定されるものではない。図1
は、本発明にかかるパーソナルケアシステムの基本概念
を示す概略図であり、図2は、ケア対象者側の端末にお
ける制御手段を示す概略図である。まず、図1および図
2に基づいて、本発明の概略を説明する。
【0020】(パーソナルケアシステム)本発明にかか
るパーソナルケアシステムPCSは、図1に示す通り患
者等のケアを希望する側であるケア対象者(以下、単に
対象者と略称する)側の端末Tと前記対象者の身体情報
を管理する、すなわちケアする側のホストコンピュータ
とから構成される。前記端末Tは、対象者の身体情報を
検出しそして検出結果を電気信号として出力するセンサ
1と、前記センサ1から出力された検出結果、すなわち
対象者の身体情報信号を入力するための入力手段2、前
記入力手段に入力された対象者の身体情報信号を制御
し、制御した結果を対象者の身体情報信号として出力す
る制御手段3およびこのようして制御された対象者の身
体情報を前記ホストコンピュータH側に送信するための
送信手段4とから構成される。なお、送信手段4は、後
述する通りに受信機能を備えていることも可能である。
【0021】<<端末T>> (センサ1)本発明において使用可能な身体に着脱自在
に装着可能なセンサ1とは、対象者の身体情報を計測
し、計測した結果を信号として送出することが可能なセ
ンサであり、例えば体温計、本願出願人が先に出願した
糞尿検出手段(特開2000−175950号)、パル
スメータ、ペースメーカ、体重計、体脂肪率計等が挙げ
られる。
【0022】これらのセンサ1は、本発明の端末におけ
る制御手段に信号して送信できる出力手段を有する必要
がある。このような構成は、例えば従来公知の検知装置
と同様に検知した結果を電気信号として出力ポートに出
力することで達成されるものである。またこれらのセン
サ1は、電子信号として対象者の身体情報を出力するだ
けでなく、例えば表示手段に検知結果を出力可能な構成
としてもよい。例えば、本発明におけるセンサは、電子
体温計、電子体重計等のセンサに従来公知の方法により
外部出力手段を設けることにより構成したものであって
もよい。
【0023】そしてこれらのセンサ1は、対象者のケア
する情報に基づいて適宜選択されるものである。例え
ば、ケア対象が体重と体温の管理である対象者の場合に
は、電子信号として出力可能な出力手段が付加された体
重計(センサ1’)と電子信号として出力可能な出力手
段が付加された体温計(センサ1”)を各々差し替えて
測定を行うことによって2種類の対象者の身体情報を測
定することが可能である。あるいは体重を測定する機能
と体温を測定する機能を備えかつ測定結果を電機信号と
して出力可能な一体化されたセンサ1を用いてもよい。
このようなセンサの選択は、対象者におけるケアすべき
情報、センサの種類、大きさ等によって適宜選択するこ
とが可能である。
【0024】また、本発明におけるセンサは、例えば医
療機関等に設定されている医療機器、例えばX線撮像
機、MRI(核磁気共鳴診断装置)、CTスキャナ、P
ET(ポジトロン断層装置)等であることがでる。これ
らの診断機器からの測定結果は、例えばDICOM規格
の電子データとしてワークステーション等を介して一般
に処理されるが、本発明においてはこのようにして処理
した画像のうち必要情報、例えば特定部位の画像を前記
ワークステーションから出力される場合も想定する。
【0025】すなわち、このような場合ワークステーシ
ョンに接続されたモデム、TA等のデータ出力手段から
出力された医療データを、本発明におけるセンサからの
データを解釈すべきである。
【0026】(入力手段2)このようにして、前記セン
サ1からの出力された情報は、電気信号としてまず、測
定情報を対象者の身体情報信号として外部出力可能なセ
ンサから出力された身体情報を入力するための入力手段
2に入力される。前記入力手段2は、前記センサからの
情報を電気信号として取込めるものであれば特に限定さ
れず、例えば信号線、赤外線ポート、モデム、TA、無
線の受信器であることができ、対象者の測定しようとす
る身体情報、携帯性等の使用条件に適するように適宜選
択される。なお、センサの出力ポートと前記入力手段
2、ひいては端末Tは一体成形することも可能である。
このように一体成形する態様は、例えば、測定すべき対
象者の身体情報が固定されている場合が想定され、この
ようにセンサ1と入力手段2あるいは端末Tとを一体成
形ことによって、対象者による接続の手間が省ける場合
もある。
【0027】次いで、入力手段2に送信された対象者の
身体情報信号は、端末T側の制御手段3に出力される。
この際の端末T側の制御手段3は、図2に示されるよう
に前記センサ1から入力された情報を一時的にあるいは
蓄積情報として保存するデータ保存部11、前記データ
保存部に保存された対象者の身体情報信号を適切な情報
に変換する情報変換部12、情報変換部で変換された対
象者の身体情報信号を出力信号として出力するデータ出
力部13から主として構成され、そして目的に応じて種
々のデータ制御を行う。例えば、この制御手段3は、前
記データ保存部11に蓄積された情報から所定の手法に
よりホストコンピュータH側に送信する情報を判断し
て、その判断に応じて対象者の身体情報の送信データを
作成する送信判断部14を含むことができる。また、こ
のような制御手段3は、演算子CPUにより制御され
る。
【0028】<<ホストコンピュータH>>図1に示す
ように、本発明にかかるパーソナルケアシステムPCS
は、このようにして対象者側でセンサ1により身体情報
を測定し、測定した情報を端末Tの送信手段4により対
象者の身体情報を管理してケアするケア側であるホスト
コンピュータHにより管理するが、本発明におけるホス
トコンピュータHは、前記対象者側の端末から送信され
た対象者の身体情報信号を受信するためのケア側の受信
手段5と前記受信手段で受信された対象者の身体情報信
号を受信し、当該受信に基づいてケア対象者情報の管理
を行うケア側の制御手段6とから概ね構成される。な
お、後述するように前記受信手段5は、送信機能を有す
る送受信手段であることも可能である。
【0029】(受信手段5)本発明にかかるパーソナル
ケアシステムPCSのホストコンピュータHにおける送
信手段5は、対象者の端末Tにおける送信手段4と回
線、例えば交換回線、無線回線、専用回線を介して通信
可能であり、前記送信手段4からの対象者の身体情報信
号を受信するためのものである。このような受信手段5
は、上記の目的を達成可能であれば特に限定されるもの
ではないが、例えばモデム、ターミナルアダプタ、ルー
タ、データ受信装置等が挙げられ、使用する回線に応じ
て適宜選択されるものである。
【0030】(制御手段6)このようにして、受信手段
6で受信された対象者の身体情報信号は、次いでホスト
コンピュータHにおける制御手段6で身体情報データと
して管理される。一般に、制御手段は、対象者の身体情
報信号を対象者の身体情報データとして保存する手段、
保存された情報を検索する情報検索手段、保存された情
報と規定値とを比較する比較手段、情報検索された結果
や比較して抽出した結果から対象者の抽出身体信号を生
成する信号生成手段等から構成され、これらの構成は、
対象者の身体情報をどのように管理するかに依存して適
宜選択される。以下に、本発明にかかるパーソナルケア
システムにおける対象者の身体情報の管理の一例を示
す。
【0031】<第一実施形態> (専門家への治療情報としの適用)本発明にかかるパー
ソナルケアシステムを用いた対象者の身体情報を、医者
等の専門家の治療情報として活用する実施形態について
以下に説明する。図3は、本発明にかかるパーソナルケ
アシステムの具体的対象者の身体情報の一例を示し、そ
して図4は、複数の対象者のパーソナルケアを行う場合
のホストコンピュータによる対象者の特定を行うまでの
フローを示すフローチャートである。この実施形態の具
体例として、以下の状況を想定する。対象者が特定の疾
患(この実施の形態においては高血圧症の患者を例示し
て説明する)にかかっており、所定の薬剤を1日3回食
後に服用するようにケア側である医師から診断され、1
週間後に対象者は医師の来るように指示されている。そ
して、対象者はセンサ1として、血圧を測定するセンサ
を接続した本発明にかかるパーソナルケアシステムPC
Sを用いて1日3回測定し、その結果をケア側である医
師のホストコンピュータHに送信する。
【0032】このようにして、対象者である患者は、医
師の指示に従って、センサ1により血圧を測定してその
結果を本発明にかかるパーソナルケアシステムPCSの
端末Tより、医師側のホストコンピュータに対象者の身
体情報である血圧値を送信する。このように送信する
と、ケア側である医師のホストコンピュータHでは、血
圧値を、例えば図3に示すような表として保存すること
が可能となる。
【0033】このような操作を、1週間繰り返した後、
患者が1週間後に医師の下に訪れた際に、血圧の推移か
ら、薬剤の効果、病気の進行等の判断材料として本発明
にかかるパーソナルケアシステムPCSを用いることが
できる。
【0034】この際の医師側のホストコンピュータHに
おける制御部は、送信したデータを蓄積するデータ蓄積
部、蓄積したデータを表として管理するデータ管理部か
ら構成され、そしてホストコンピュータHは、前記デー
タ管理部で管理された対象者の身体情報を出力する出力
手段を有している。
【0035】また、前記データ管理部は、表1に示す通
り、対象者である患者の身体情報である上下の血圧値を
センサ1の測定時間ごとに入力する項目から構成されて
いる。
【0036】なお、対象者である患者が複数である場合
には、患者のID情報、年齢、氏名、住所、電話番号等
を管理する対象者管理部を設け、対象者である患者側か
らの身体情報を患者のID情報と共に送信することによ
って対処可能である。この場合には、図4に示す通り、
まず対象者である患者は、センサ1により血圧を測定す
る(S1)。すると、測定した結果を端末の制御手段に
より制御を行い、対象者の身体情報である測定した血圧
値(上下)を、対象者のID情報とともに送信信号を生
成する(S2)。生成した送信信号(身体情報ID)を
端末の出力手段からホストコンピュータに送信する(S
3)。
【0037】このようにして生成され送信された端末か
らの送信信号は、ホストコンピュータの受信手段により
受信される(S4)。送信情報を受信すると、ホストコ
ンピュータは、対象者である患者のID番号を認識し
(S5)、対応する患者の管理テーブルに送信された対
象者の身体情報を蓄積する(S6)。なお、S6におい
て、患者のID番号がホストコンピュータの管理テーブ
ルに登録されていない場合は、受信を中断する(EN
D)。
【0038】このように構成することによって、本発明
にかかるパーソナルケアシステムは、対象者の身体情報
を管理者側のホストコンピュータにより経時毎に記録す
ることが可能となるので、疾病の進行・回復等が常時確
認することが可能となる。特に、長期間の診断が必要な
疾病の自宅療養の補助機器として有効となる。
【0039】<第二実施形態:情報の選択的送信>次
に、本発明にかかるパーソナルケアシステムの別の活用
例について説明する。この実施の形態は、対象者である
患者の身体情報を常時(あるいは間歇的に)センサによ
り計測し、そして計測した結果が正常値を超えた場合
に、対象者である患者の身体データをホストコンピュー
タに送信するものである。この実施の形態は、本願発明
者が先に出願した糞尿検出手段(特開2000−175
950号)のように検出結果の信号が入力された場合も
含むものとする。
【0040】(端末側での制御)この実施の形態におい
て、例えば対象者である患者の脈拍を経時的に測定する
例を示す。すなわち、対象者である患者は、本発明のパ
ーソナルケアシステムとして、脈拍センサと前記脈拍セ
ンサと接続された端末を常時接続している場合を想定す
る。そして、当該端末の制御部において、脈拍値が所定
の上限Xを超えた場合と所定の下限Yを超えた場合に、
異常と判断して、送信信号を生成してホストコンピュー
タに送信する構成とする。
【0041】このように構成すると、例えば脈拍値が所
定の範囲から逸脱した場合等の異常時のみケア側のホス
トコンピュータに送信することが可能となり、送信に要
するコストの削減やホストコンピュータの回線にかかる
負荷が常時送信する場合に比較して軽減される。また、
このように構成することによって、本発明にかかるパー
ソナルケアシステムは、後述する異常事態の処理に適切
に対処可能となるばかりか、例えばジョギング等の運動
を行う際における、健康管理にも活用することが可能と
なる。なお、このような上限値、下限値は任意な数値を
入力することによって、ケアを行う状況に見合うように
設定することが可能となる。このような上限値、下限値
の設定は当該技術分野に公知の技術を用いて容易に設定
することが可能である。
【0042】なお、この実施の形態のパーソナルケアシ
ステムにおいて、2種類以上の対象者の身体情報に上限
および下限を設けて、これらのうちの少なくとも1つが
あるいは2つ以上が上限または下限を逸脱した場合に、
異常と判断して、送信信号を生成してホストコンピュー
タに送信する構成とすることもできる。同様に、この実
施の形態のパーソナルケアシステムにおいて、マップ等
により正常範囲を規定しておいて、対象者の身体に関す
る情報が当該マップの範囲から逸脱する場合に異常と判
断して、送信信号を生成してホストコンピュータに送信
する構成とすることもできる。
【0043】<第三実施例:異常事態の処理> (ホストコンピュータ側での制御)本発明にかかるパー
ソナルケアシステムにおいて、上記の実施の形態におけ
る端末側でのデータの選択的送信に加えてあるいはこれ
とは別個にホストコンピュータ側で、所定の上限、下限
等の閾値または正常範囲を設ける構成とすることが可能
である。
【0044】すなわち、ホストコンピュータにおける制
御部に前記の実施の形態における端末側の制御手段と同
様に、対象者の身体情報を所定値と比較するための比較
部が設けられる。そして、対象者の端末から送信された
身体情報信号と所定値を比較して、比較した結果が所定
値を逸脱した場合、異常信号を生成する。そして、生成
した信号を予め登録された箇所に送信する構成となって
いる。
【0045】このような実施の形態のパーソナルケアシ
ステムは、例えば対象者である患者が異常事態を生じた
際に異常事態を対象者またはその家族、専門家等に告知
する際らに有効に活用できる。以下、このような特定の
実施の形態を図3、図5および図6に基づいて説明す
る。なお、図5において、異常が発生した際にホストコ
ンピュータ側で生成した異常信号を、ホストコンピュー
タと離れた位置に所在する専門家である医師に送信する
ことを想定している。しかしながら、送信箇所は、例え
ば対象者の家族、対象者本人およびこれらの全てに送信
することも当然ながら本発明の範囲内である。
【0046】図5は、本発明のパーソナルケアシステム
を活用した異常事態を告知する特定の実施の形態を示す
概略図であり、そして図6は、本発明のパーソナルケア
システムを活用した異常事態を告知する特定の実施の形
態を示すフローチャートである。なお、S1〜S6まで
は、図4に示す態様と同様であるのでその説明は省略す
る。この実施の形態において、対象者を所定の疾患を有
する専門家である医師の病院への入院患者が自宅療養し
て事後経過を観察する場合を想定する。そして、ケア側
のホストは、医師の病院とは異なる場所に設置してある
ものとする。そして、患者は、自己の患う疾患をセンサ
1により常に測定している。センサにより測定された患
者Tの身体情報は端末Tを介して常にホストコンピュー
タHに送信されている。また、ホストコンピュータH
は、前記の図1に示す実施の形態に記載された構成に加
えて、制御手段5中に、対象者の端末Tから送信された
身体に関する情報を所定の閾値と比較する比較部21
と、比較した結果を専門家T’の端末に送信する送信手
段22を備えている。なお、受信手段5が送信手段22
を兼ね備えた送受信手段であるのが一般的である。
【0047】ホストコンピュータHでは、この患者の身
体に関する情報に対して、図3に示すように例えば16
0の値を超える場合には異常事態であり、このような異
常事態が発生した場合には、専門家医師の端末、例えば
PHSに送信するように設定されている。すなわち、対
象者の端末Tから送信された身体情報を図示しなしデー
タ蓄積部で蓄積する(図4におけるS1〜S6参照)。
【0048】そして図3に示す通り、例えば端末T側か
ら例えば161を越える161という値がホストコンピ
ュータHに送信されると、ホストコンピュータHの制御
手段6における比較部21は、正常値と比較して、異常
判断を行う(図6におけるS7)。この例においては正
常値の範囲の160を超えているので患者の身体情報に
異常があると判断する(図3中○印で表示)。
【0049】そして、このように異常であると判断した
場合、制御部6における比較部21は異常信号を生成す
る(図6中S8)。このようにして生成された異常信号
は、送信手段22を介して専門家である医師の端末T2
に異常信号を送信する(図6中S9)。この際に、例え
ば患者のID、電話番号、住所等の情報を前記実施の形
態と同様にして端末T2に同時に送信することも可能で
ある。すなわち、例えばホストコンピュータHからの異
常信号として、患者の氏名、住所、電話番号、患者の疾
患の種類等とともに患者の身体情報の数値をメールとし
て医師の端末T2であるPHSに送信する(S9)。
【0050】このようにしてホストコンピュータHによ
り生成され送信された異常信号を情報が専門家である医
師の端末T2に送信される(S10)と、医師は、正常
値から患者の身体情報を端末T2により確認する。そし
て、医師が何らかの処置が必要とした場合に、適切に対
処を行うことが可能となる。このように構成することに
よって、専門家である医師は、ホストコンピュータを介
して、遠隔地からでも対象者の身体情報、すなわち健康
状態を管理することが可能となる。
【0051】したがって、本実施の形態にかかるパーソ
ナルケアシステムは、病院において患者の退院を促進す
ることが可能となり、病院の空きベッド待ちの適切な処
置を促進することが可能となる。さらに、総合病院の入
院患者の健康状態を監視して、入院患者に異常事態が発
生した際に、ホストコンピュータを介して医師等の適切
な専門家の端末に異常情報を知らせることが可能とな
る。さらに、本実施の形態にかかるパーソナルケアシス
テムは、緊急時にも対処できる在宅介護の補助システム
としても利用可能となる。
【0052】<第四実施例:位置情報の表示>本発明の
別の実施の形態においてパーソナルケアシステムは、対
象者の身体情報とともに、対象者の現在の位置情報を、
ケア側であるホストコンピュータに送信する構成を有し
ている。以下、この実施の形態にかかるパーソナルケア
システムを図7に基づいて説明する。図7は、本発明の
パーソナルケアシステムを活用した特定の実施の形態を
示す概略図である。
【0053】図7に示す通り、この実施の形態のパーソ
ナルシステムにおいて、対象者側の端末Tは、位置情報
入手手段および位置情報送信手段を備えたPHSを用い
ている。PHSは、微弱な電波であり他の医療機器の誤
作動を起こす可能性の少ない端末であり、現在普及して
いるので安価に提供される端末である。そして、PHS
には所定間隔で配置されたアンテナを介して位置情報が
特定可能である。
【0054】本発明において使用される対象者の端末と
してのPHSは、それ自体に制御手段を備えたものであ
ってもあるいは入出力端子を介して接続可能な制御装置
と接続されたものであってもよい。さらに、最近PCM
CIA規格あるいはCFスロット規格に準拠したPHS
が普及しており、ノート型パーソナルコンピュータある
いは好ましくはPDA(情報端末)と接続可能なものも
市販されている。
【0055】したがって、このようなPHSをパーソナ
ルコンピュータに接続して制御することによって対象者
の端末を構成することが可能となる。なお、この場合に
は、例えばUSB端子、その他のパーソナルコンピュー
タやPDA端子を介して各種センサと接続することとな
る。なお、パーソナルコンピュータやPDAを介するこ
となしにCPU、ROM等から構成される制御手段に接
続することも可能であり、あるいはPHSの有する制御
手段を利用することも本発明の範囲内であることは言う
までもない。
【0056】そして、この態様においては、対象者の身
体情報とともに、対象者の現在の位置情報を同時にホス
トコンピュータに送信する構成となる。一方、ケア側の
ホストコンピュータは、構成要件として前記端末からの
位置情報を入手する位置情報入手手段と前記対象者の位
置情報を表示するための位置情報表示手段が備わってい
ること以外は、前記の各実施の形態と同様な構成であ
る。すなわち、ホストコンピュータは、対象者の身体情
報とともに対象者の位置情報を取得し、所望に応じてこ
の位置情報を活用する。なお、複数の対象者を管理する
場合には、例えば対象者の保有するPHSの電話番号を
個人情報として管理し、対応する対象者を特定する構成
とするのが好ましい。
【0057】本発明にかかるこの特定の実施の形態は、
例えば徘徊老人の身体情報と位置情報の同時取得や旅行
先等における対象者の身体管理あるいは複数の対象者の
身体情報をケア側であるホストコンピュータで一括管理
する場合に特に有効である。
【0058】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は次の優れた
効果を有する。請求項1の発明によると、ケアを行うホ
ストコンピュータ側では、ケアされる側である対象者の
身体情報を容易にケアする側に送信することが可能とな
る。したがって、ケア対象者は、センサと本発明におけ
る対照者側の端末を接続して、センサにより身体情報を
測定するという簡単な操作でケアする側のホストコンピ
ュータに身体情報の管理を委ねることが可能となる。一
方、ホストコンピュータ側は、対象者からの身体情報信
号を受信して当該身体情報を管理することが可能とな
る。また、例えば対象者が経過状況を管理する必要があ
る退院患者である場合も、対象者の経過状況を医療機関
により把握することが可能となる。
【0059】請求項2の発明によると、非常に普及した
送受信媒体であり、送信する電波帯域も医療機器に影響
を与えにくいものであるのと同時に対象者の位置情報を
ケア側で入手可能であるPHSを端末として使用するこ
とによって、医療機器に悪影響を及ぼさず、対象者の位
置情報もケア側で把握することが可能となる。請求項3
の発明によると、ケアする側であるホストコンピュータ
は、対象者に異常事態が発生した際にすばやくこれを判
断して対処することが可能である。
【0060】請求項4の発明によると、ケアする側であ
るホストコンピュータは、対象者に異常事態が発生した
際にすばやくこれを判断して対処することが可能であ
る。また、対象者側は、異常事態が生じた時に選択的に
ケアする側に情報を送信するので送信に要するコストを
削減できる。さらに、例えば複数のケア対象者の身体情
報をケアする側のホストコンピュータにより管理する場
合においては、受信する回線の負荷を低減するという効
果も奏する。
【0061】請求項5の発明によると、複数の対象者の
ケアを一元管理することが可能となる。請求項6の発明
によると、より専門的な情報を専門機関でケアすること
が可能となる。請求項7の発明によると、例えば対象者
がセンサによる身体情報の測定を忘れた際にも、ケアす
る側により注意を促すことが可能となる。
【0062】請求項8の発明によると、前記センサは、
種類に応じて入力手段と一体成形あるいは端末それ自体
と一体成形することも可能である。このように構成する
と、センサの接続等の煩雑な作業を行わないで対象者が
より容易に自己の身体情報を測定することが可能とな
る。請求項9の発明によると、例えばより専門性のある
判断が必要な場合や、対象者の病気の診断のための情報
を外部の専門家の端末に送信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパーソナルケアシステムの基本
概念を示す概略図である。
【図2】ケア対象者側の端末における制御手段を示す概
略図である。
【図3】図3は、本発明にかかるパーソナルケアシステ
ムの活用例を示す模式図である。
【図4】複数の対象者のパーソナルケアを行う場合のホ
ストコンピュータによる対象者の特定を行うまでのフロ
ーを示すフローチャートである。
【図5】本発明のパーソナルケアシステムを活用した異
常事態を告知する特定の実施の形態を示す概略図であ
る。
【図6】本発明のパーソナルケアシステムを活用した異
常事態を告知する特定の実施の形態を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明のパーソナルケアシステムを活用した特
定の実施の形態を示す概略図である。
【符号の説明】
PCS パーソナルケアシステム T 端末 H ホストコンピュータ 1 センサ 2 入力手段 3 制御手段 4 送信手段 5 受信手段 6 制御手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケア対象者の身体に着脱自在に装着可能
    な少なくとも1つのセンサであって、測定情報を対象者
    の身体情報信号として外部出力可能なセンサから出力さ
    れた身体情報を入力するための入力手段、前記入力手段
    に入力された対象者の身体情報信号を所定条件で制御
    し、制御した信号を対象者の身体情報信号として出力す
    る制御手段と、前記制御信号からの対象者の身体情報信
    号を送信する対象者側の送信手段とを備えたケア対象者
    側の端末と、前記対象者側の端末から送信された対象者
    の身体情報信号を受信するためのケア側の受信手段と前
    記受信手段で受信された対象者の身体情報信号を受信
    し、当該受信に基づいて、ケア対象者情報の管理を行う
    ケア側の制御手段とから構成されたケア側のホストコン
    ピュータとから構成されることを特徴とするパーソナル
    ケアシステム。
  2. 【請求項2】 前記パーソナル側の送信手段がPHSで
    あり、出力情報とともに位置情報も管理することを特徴
    とする請求項1に記載のパーソナルケアシステム。
  3. 【請求項3】 前記ケア側のホストコンピュータは、受
    信した対象者の身体情報信号を蓄積するデータ蓄積部
    と、前記データ部に蓄積された身体情報信号と予め定め
    られた正常範囲とを比較する比較部を含み、前記受信し
    た対象者の身体情報信号が前記正常範囲から逸脱する場
    合、異常信号を生成して、生成した異常信号を出力し
    て、所定箇所に送信することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のパーソナルケアシステム。
  4. 【請求項4】 前記対象者側の制御手段は、対象者の身
    体情報と予め定められた正常範囲とを比較する比較部を
    含み、前記対象者の身体情報信号が前記正常範囲から逸
    脱する場合に、前記対象者の身体情報を前記ケア側の受
    信手段に送信することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のパーソナルケアシステム。
  5. 【請求項5】 前記ケア対象者が複数であり、そして前
    記ホストコンピュータは、対応する対象者の個人情報を
    管理する個人情報管理部を有しており、ケア対象者毎に
    ケア対象者情報の管理することを特徴とする請求項1な
    いし請求項4のいずれか一項に記載のパーソナルケアシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記ケア対象者側の身体情報入出力手段
    が、パーソナルケアに関する信号を出力可能な医療設備
    と接続可能であることを特徴とする請求項1ないし請求
    項5のいずれか一項に記載のパーソナルケアシステム。
  7. 【請求項7】 前記ケア対象者側の身体情報信号が所定
    期間内に送信されなかった場合、前記ホストコンピュー
    タは異常信号を生成し、生成した異常信号を前記ケア対
    象者側の入出力手段に出力することを特徴とする請求項
    1ないし請求項6のいずれか一項に記載のパーソナルケ
    アシステム。
  8. 【請求項8】 前記センサと前記ケア対象者側の入力手
    段が一体成形されていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項7のいずれか一項に記載のパーソナルケアシス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記ホストコンピュータに蓄積された対
    象者の身体情報信号を別の端末に送信することを特徴と
    する請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のパ
    ーソナルケアシステム。
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