JP2002365881A - 画像形成装置の帯電器 - Google Patents
画像形成装置の帯電器Info
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- JP2002365881A JP2002365881A JP2001176913A JP2001176913A JP2002365881A JP 2002365881 A JP2002365881 A JP 2002365881A JP 2001176913 A JP2001176913 A JP 2001176913A JP 2001176913 A JP2001176913 A JP 2001176913A JP 2002365881 A JP2002365881 A JP 2002365881A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立寸法精度を安定して確保して画像品質を
向上させること。 【解決手段】 シールド部材10と、シールド部材10
内を延在するよう配設された帯電ワイヤ20と、シール
ド部材10の開放端部を覆うよう配設されたグリッド5
0と、感光体ドラム2の表面に当接される一対のコロ3
0とを備えた画像形成装置の帯電器100。シールド部
材10の両端部には合成樹脂製のエンドブロック部材4
0が装着されている。帯電ワイヤ20及びグリッド50
は両端部がエンドブロック部材40の各々に保持されて
いる。エンドブロック部材40の各々にはコロ保持部4
7が一体に形成され、コロ30は、エンドブロック部材
40の各々のコロ保持部47に回転自在に保持される。
向上させること。 【解決手段】 シールド部材10と、シールド部材10
内を延在するよう配設された帯電ワイヤ20と、シール
ド部材10の開放端部を覆うよう配設されたグリッド5
0と、感光体ドラム2の表面に当接される一対のコロ3
0とを備えた画像形成装置の帯電器100。シールド部
材10の両端部には合成樹脂製のエンドブロック部材4
0が装着されている。帯電ワイヤ20及びグリッド50
は両端部がエンドブロック部材40の各々に保持されて
いる。エンドブロック部材40の各々にはコロ保持部4
7が一体に形成され、コロ30は、エンドブロック部材
40の各々のコロ保持部47に回転自在に保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ、
静電複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に備えられ
ている帯電器、更に詳しくは、シールド部材と、シール
ド部材内をそれに沿って延在する帯電ワイヤと、シール
ド部材の開放端部を覆うよう配設されたグリッドと、感
光体ドラムの表面に当接されて従動させられるコロとを
備えた画像形成装置の帯電器に関する。
静電複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に備えられ
ている帯電器、更に詳しくは、シールド部材と、シール
ド部材内をそれに沿って延在する帯電ワイヤと、シール
ド部材の開放端部を覆うよう配設されたグリッドと、感
光体ドラムの表面に当接されて従動させられるコロとを
備えた画像形成装置の帯電器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6を参照して、画像形成装置、例えば
図示しないレーザプリンタに備えられている従来の帯電
器の一例を説明する。帯電器200は、断面が実質的に
チャンネル形状をなすよう形成されたシールド部材21
0と、シールド部材210内をそれに沿って延在する帯
電ワイヤ220と、図示しない感光体ドラムの表面に当
接されて従動させられる一対のコロ230(図6におい
ては片方のコロ230のみが示されている)とを備えて
いる。全体として細長く直線状に延在するシールド部材
210は、相互に間隔をおいて対向しかつ平行に延在す
る一対の側壁211と、側壁211の各々を一体に連結
するよう両側壁211の高さ方向の一端間(図6におい
て下端間)を延在する連結壁212とを有するよう、金
属系の非ばね材料、例えばSUS430−CSからなる
板部材により一体に形成されている。
図示しないレーザプリンタに備えられている従来の帯電
器の一例を説明する。帯電器200は、断面が実質的に
チャンネル形状をなすよう形成されたシールド部材21
0と、シールド部材210内をそれに沿って延在する帯
電ワイヤ220と、図示しない感光体ドラムの表面に当
接されて従動させられる一対のコロ230(図6におい
ては片方のコロ230のみが示されている)とを備えて
いる。全体として細長く直線状に延在するシールド部材
210は、相互に間隔をおいて対向しかつ平行に延在す
る一対の側壁211と、側壁211の各々を一体に連結
するよう両側壁211の高さ方向の一端間(図6におい
て下端間)を延在する連結壁212とを有するよう、金
属系の非ばね材料、例えばSUS430−CSからなる
板部材により一体に形成されている。
【0003】このように構成されたシールド部材210
はケース部材240に装着されている。合成樹脂、例え
ばポリカーボネートから一体に形成されているケース部
材240は、実質的にチャンネル形状をなし細長く直線
状に延在するよう構成されている。更に具体的に説明す
ると、ケース部材240は、相互に間隔をおいて対向し
かつ平行に延在する一対の側壁241と、側壁241の
各々を一体に連結するよう両側壁241の高さ方向の一
端間(図6において下端間)を延在する連結壁242と
を有している。シールド部材210がケース部材240
に装着された状態で、シールド部材210の側壁211
の各々及び連結壁212は、ケース部材240の側壁2
41及び連結壁242に外側から覆われるよう位置付け
られる。このような構成は、シールド部材210の板金
破断面からのユーザの手の保護及びシールド部材210
それ自体の補強を目的としてなされている。
はケース部材240に装着されている。合成樹脂、例え
ばポリカーボネートから一体に形成されているケース部
材240は、実質的にチャンネル形状をなし細長く直線
状に延在するよう構成されている。更に具体的に説明す
ると、ケース部材240は、相互に間隔をおいて対向し
かつ平行に延在する一対の側壁241と、側壁241の
各々を一体に連結するよう両側壁241の高さ方向の一
端間(図6において下端間)を延在する連結壁242と
を有している。シールド部材210がケース部材240
に装着された状態で、シールド部材210の側壁211
の各々及び連結壁212は、ケース部材240の側壁2
41及び連結壁242に外側から覆われるよう位置付け
られる。このような構成は、シールド部材210の板金
破断面からのユーザの手の保護及びシールド部材210
それ自体の補強を目的としてなされている。
【0004】ケース部材240の一端部には仕切り壁2
43が形成されている。仕切り壁243の両端は側壁2
41の各々の内側面に一体に連結されている。仕切り壁
243には、ほぼV形状をなす、帯電ワイヤ220の位
置決め溝244が形成されている。位置決め溝244
は、その開放端が、ケース部材240のチャンネル形状
の開放側(図6において上側)に向けられるように形成
されている。図示はされていないが、ケース部材240
の他端部にも、同様に位置決め溝244が形成された仕
切り壁243が備えられている。帯電ワイヤ220は、
その両端部が仕切り壁243の各々の位置決め溝244
のV形角部244aに圧接させられた状態で張設されて
いる。帯電ワイヤ220の一端は、図示しない係止手段
を介してケース部材240の一端部内に係止され、他端
はケース部材240の他端部内にテンションばね部材で
ある図示しないコイルばねを介して係止されている。な
お、ケース部材240の他端部は、ケース部材240の
一側方に直角に延び出すよう形成され、帯電ワイヤ22
0の、コイルばねによる張設空間が形成されている。
43が形成されている。仕切り壁243の両端は側壁2
41の各々の内側面に一体に連結されている。仕切り壁
243には、ほぼV形状をなす、帯電ワイヤ220の位
置決め溝244が形成されている。位置決め溝244
は、その開放端が、ケース部材240のチャンネル形状
の開放側(図6において上側)に向けられるように形成
されている。図示はされていないが、ケース部材240
の他端部にも、同様に位置決め溝244が形成された仕
切り壁243が備えられている。帯電ワイヤ220は、
その両端部が仕切り壁243の各々の位置決め溝244
のV形角部244aに圧接させられた状態で張設されて
いる。帯電ワイヤ220の一端は、図示しない係止手段
を介してケース部材240の一端部内に係止され、他端
はケース部材240の他端部内にテンションばね部材で
ある図示しないコイルばねを介して係止されている。な
お、ケース部材240の他端部は、ケース部材240の
一側方に直角に延び出すよう形成され、帯電ワイヤ22
0の、コイルばねによる張設空間が形成されている。
【0005】ケース部材240の一端部には、コロ保持
部材250が装着されている。コロ保持部材250には
一対のコロ保持部251が相互にコロ保持部材250の
幅方向に間隔をおいて形成されている。相互に実質的に
同じ構成を有するコロ保持部251は、相互にコロ保持
部材250の長手方向に間隔をおいて対向するよう配置
された一対の弾性保持片251aと、弾性保持片251
aの各々の基部間に形成された受部251bとを有し、
全体としてほぼU形状をなすよう配置されている。コロ
保持部251の各々において、弾性保持片251aの対
向面と受部251bの表面とにより、周方向の一部が弾
性保持片251aの各々の先端間によって開放されたほ
ぼ円形内周面を有する軸受面が形成され、軸受面の各々
は同軸上に配置されている。弾性保持片251aの各々
の先端間距離は、該円形内周面の直径よりも若干短く形
成されている。コロ保持部材250の長手方向の両端面
における高さ方向の一端部には長手方向に突出したフラ
ンジ252が形成されている。このような構成を有する
コロ保持部材250は、ケース部材240よりも摺動性
の良好な適宜の合成樹脂、例えばPBT(ポリブチレン
テレフタレート)から一体に形成されている。コロ保持
部材250は、ケース部材240の一端部の側壁241
の各々間に挿入されることにより装着される。コロ保持
部材250のフランジ252の各々の、図6において下
面は、ケース部材240の、対応する側壁241の、図
6において上面に支持される。コロ保持部材250がケ
ース部材240の一端部に装着された状態で、コロ保持
部251の各々の上記軸受面の軸線は、ケース部材24
0の長手方向と一致するよう位置付けられる。
部材250が装着されている。コロ保持部材250には
一対のコロ保持部251が相互にコロ保持部材250の
幅方向に間隔をおいて形成されている。相互に実質的に
同じ構成を有するコロ保持部251は、相互にコロ保持
部材250の長手方向に間隔をおいて対向するよう配置
された一対の弾性保持片251aと、弾性保持片251
aの各々の基部間に形成された受部251bとを有し、
全体としてほぼU形状をなすよう配置されている。コロ
保持部251の各々において、弾性保持片251aの対
向面と受部251bの表面とにより、周方向の一部が弾
性保持片251aの各々の先端間によって開放されたほ
ぼ円形内周面を有する軸受面が形成され、軸受面の各々
は同軸上に配置されている。弾性保持片251aの各々
の先端間距離は、該円形内周面の直径よりも若干短く形
成されている。コロ保持部材250の長手方向の両端面
における高さ方向の一端部には長手方向に突出したフラ
ンジ252が形成されている。このような構成を有する
コロ保持部材250は、ケース部材240よりも摺動性
の良好な適宜の合成樹脂、例えばPBT(ポリブチレン
テレフタレート)から一体に形成されている。コロ保持
部材250は、ケース部材240の一端部の側壁241
の各々間に挿入されることにより装着される。コロ保持
部材250のフランジ252の各々の、図6において下
面は、ケース部材240の、対応する側壁241の、図
6において上面に支持される。コロ保持部材250がケ
ース部材240の一端部に装着された状態で、コロ保持
部251の各々の上記軸受面の軸線は、ケース部材24
0の長手方向と一致するよう位置付けられる。
【0006】コロ230は、コロ本体231と、コロ本
体231の両側面から共通の軸線上を延び出す軸部23
2(図6においては片方の軸部232のみが示されてい
る)とを有し、合成樹脂、例えばポリアセタールから一
体に形成されている。このように構成されたコロ230
は、ケース部材240の一端部に装着されたコロ保持部
材250のコロ保持部251に嵌合装着されることによ
り、ケース部材240の一端部に回転自在に保持され
る。
体231の両側面から共通の軸線上を延び出す軸部23
2(図6においては片方の軸部232のみが示されてい
る)とを有し、合成樹脂、例えばポリアセタールから一
体に形成されている。このように構成されたコロ230
は、ケース部材240の一端部に装着されたコロ保持部
材250のコロ保持部251に嵌合装着されることによ
り、ケース部材240の一端部に回転自在に保持され
る。
【0007】ケース部材240の他端部にも実質的に同
じ構成を有するコロ保持部材250が実質的に上記と同
じとおりにして装着され、実質的に同じ構成を有するコ
ロ230が上記と同じとおりにして回転自在に保持され
る。
じ構成を有するコロ保持部材250が実質的に上記と同
じとおりにして装着され、実質的に同じ構成を有するコ
ロ230が上記と同じとおりにして回転自在に保持され
る。
【0008】帯電器200にはまた、グリッド260が
配設されている。一定の幅で細長く帯状に延在するよう
形成されたグリッド260は、シールド部材210のチ
ャンネル形状の開放端を覆うよう配置されると共に、そ
の両端部が、ケース部材240の両端部に係止手段を介
して装着されている。グリッド260の両端部の、コロ
230の各々に対応する部分には開口部261が形成さ
れ、開口部261の幅方向の両側縁部261aは、ケー
ス部材240の両端部に装着されたコロ保持部材250
の各々のフランジ252の、図6において上面に当接さ
せられる。グリッド260は、帯電ワイヤ220と平行
に位置付けられ、コロ230の各々の表面の一部は、グ
リッド260の開口部261を介して、グリッド260
の外側面から一定量だけ突出するよう位置付けられる。
配設されている。一定の幅で細長く帯状に延在するよう
形成されたグリッド260は、シールド部材210のチ
ャンネル形状の開放端を覆うよう配置されると共に、そ
の両端部が、ケース部材240の両端部に係止手段を介
して装着されている。グリッド260の両端部の、コロ
230の各々に対応する部分には開口部261が形成さ
れ、開口部261の幅方向の両側縁部261aは、ケー
ス部材240の両端部に装着されたコロ保持部材250
の各々のフランジ252の、図6において上面に当接さ
せられる。グリッド260は、帯電ワイヤ220と平行
に位置付けられ、コロ230の各々の表面の一部は、グ
リッド260の開口部261を介して、グリッド260
の外側面から一定量だけ突出するよう位置付けられる。
【0009】概ね以上のように構成された帯電器200
は、その両端部に配設された上記コロ230の各々が、
レーザプリンタの感光体ドラム(いずれも図示せず)の
軸方向両端部における表面に当接されるよう、図示しな
いプリンタ本体に配設される。上記コロ230の各々は
感光体ドラムの回転駆動により従動させられる。
は、その両端部に配設された上記コロ230の各々が、
レーザプリンタの感光体ドラム(いずれも図示せず)の
軸方向両端部における表面に当接されるよう、図示しな
いプリンタ本体に配設される。上記コロ230の各々は
感光体ドラムの回転駆動により従動させられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】レーザプリンタによっ
てプリントが行なわれるに際しては、帯電器200の帯
電ワイヤ220に電源から高圧を印加してコロナ放電を
発生させることにより、感光体ドラムの表面が一定の電
位となるように帯電させる必要がある。このためには、
帯電ワイヤ220とグリッド260とが、それぞれ感光
体ドラムの表面に沿って一定の間隔で平行にその軸方向
に延在するように位置付けられることが重要である。上
記帯電器200においては、帯電ワイヤ220の両端部
を保持するケース部材240は、シールド部材210の
板金破断面からのユーザの手の保護及びシールド部材そ
れ自体の補強のため、シールド部材210の外側を覆う
よう一体に形成されている。そして、ケース部材240
の両端部には、ケース部材240とは別部材であるコロ
保持部材250が装着され、コロ保持部材250の各々
にコロ230が回転自在に保持されるよう構成されてい
る。
てプリントが行なわれるに際しては、帯電器200の帯
電ワイヤ220に電源から高圧を印加してコロナ放電を
発生させることにより、感光体ドラムの表面が一定の電
位となるように帯電させる必要がある。このためには、
帯電ワイヤ220とグリッド260とが、それぞれ感光
体ドラムの表面に沿って一定の間隔で平行にその軸方向
に延在するように位置付けられることが重要である。上
記帯電器200においては、帯電ワイヤ220の両端部
を保持するケース部材240は、シールド部材210の
板金破断面からのユーザの手の保護及びシールド部材そ
れ自体の補強のため、シールド部材210の外側を覆う
よう一体に形成されている。そして、ケース部材240
の両端部には、ケース部材240とは別部材であるコロ
保持部材250が装着され、コロ保持部材250の各々
にコロ230が回転自在に保持されるよう構成されてい
る。
【0011】このような構成に起因して、図7に示され
ているように、ケース部材240の両端部において、帯
電ワイヤ220の位置決め基準位置(ケース部材240
の仕切り壁243に形成された位置決め溝244のV形
角部244a)と、コロ保持部材250の位置決め基準
位置(コロ保持部材250のフランジ252を受けるケ
ース部材240の側壁241の各々の先端面)との間の
位置決め寸法A、コロ230の位置決め基準位置(コロ
保持部材250の受部251bの表面)と、コロ保持部
材250の位置決め基準位置(コロ保持部材250のフ
ランジ252の、図7において下面=ケース部材240
の側壁241の各々の先端面)との間の位置決め寸法
B、コロ230の位置決め基準位置(コロ保持部材25
0の受部251bの表面)と、グリッド260の位置決
め基準位置(コロ保持部材250のフランジ252の、
図7において上面)との間の位置決め寸法C、の3か所
において発生する組立寸法誤差のバラツキの組合せが発
生することになる。すなわち上記帯電器200によれ
ば、所定の組立寸法精度を安定して確保することが困難
である。その結果、帯電ワイヤ220及び/又はグリッ
ド260の感光体ドラムの表面に対する所定の平行度を
確保することができなくなり、傾斜するおそれがある。
帯電ワイヤ220及び/又はグリッド260が感光体ド
ラムの表面に対して傾斜すると、感光体ドラムの表面電
位に傾きが発生し、画像品質を低下させるおそれがあ
る。また、上記帯電器200においては、ケース部材2
40と、コロ保持部材250の各々とが別体に構成され
ているので、全体の部品点数が多くなり、組立工数が増
加し、製造コストが高くなる、との問題を有している。
ているように、ケース部材240の両端部において、帯
電ワイヤ220の位置決め基準位置(ケース部材240
の仕切り壁243に形成された位置決め溝244のV形
角部244a)と、コロ保持部材250の位置決め基準
位置(コロ保持部材250のフランジ252を受けるケ
ース部材240の側壁241の各々の先端面)との間の
位置決め寸法A、コロ230の位置決め基準位置(コロ
保持部材250の受部251bの表面)と、コロ保持部
材250の位置決め基準位置(コロ保持部材250のフ
ランジ252の、図7において下面=ケース部材240
の側壁241の各々の先端面)との間の位置決め寸法
B、コロ230の位置決め基準位置(コロ保持部材25
0の受部251bの表面)と、グリッド260の位置決
め基準位置(コロ保持部材250のフランジ252の、
図7において上面)との間の位置決め寸法C、の3か所
において発生する組立寸法誤差のバラツキの組合せが発
生することになる。すなわち上記帯電器200によれ
ば、所定の組立寸法精度を安定して確保することが困難
である。その結果、帯電ワイヤ220及び/又はグリッ
ド260の感光体ドラムの表面に対する所定の平行度を
確保することができなくなり、傾斜するおそれがある。
帯電ワイヤ220及び/又はグリッド260が感光体ド
ラムの表面に対して傾斜すると、感光体ドラムの表面電
位に傾きが発生し、画像品質を低下させるおそれがあ
る。また、上記帯電器200においては、ケース部材2
40と、コロ保持部材250の各々とが別体に構成され
ているので、全体の部品点数が多くなり、組立工数が増
加し、製造コストが高くなる、との問題を有している。
【0012】上記問題を解消するための一つの手段とし
て、ケース部材240を、コロ保持部材250と同じ摺
動性の良好な合成樹脂によりコロ保持部材250と一体
に形成することが考えられる。しかしながら、ケース部
材240をコロ保持部材250と一体に、摺動性の良好
な合成樹脂、例えば、PBTにより一体に形成した場合
には、成形後、図6において矢印で示すようにケース部
材240全体に反りが発生することが確認された。そし
て、シールド部材210がケース部材240に装着され
た後、この反りに強制されてシールド部材210が変形
させられることも確認された。ケース部材240及びシ
ールド部材210に上記した如き変形を生じた場合に
は、当然、帯電ワイヤ220及び/又はグリッド260
の感光体ドラムの表面に対する所定の平行度を確保する
ことができなくなり、傾くおそれがある。
て、ケース部材240を、コロ保持部材250と同じ摺
動性の良好な合成樹脂によりコロ保持部材250と一体
に形成することが考えられる。しかしながら、ケース部
材240をコロ保持部材250と一体に、摺動性の良好
な合成樹脂、例えば、PBTにより一体に形成した場合
には、成形後、図6において矢印で示すようにケース部
材240全体に反りが発生することが確認された。そし
て、シールド部材210がケース部材240に装着され
た後、この反りに強制されてシールド部材210が変形
させられることも確認された。ケース部材240及びシ
ールド部材210に上記した如き変形を生じた場合に
は、当然、帯電ワイヤ220及び/又はグリッド260
の感光体ドラムの表面に対する所定の平行度を確保する
ことができなくなり、傾くおそれがある。
【0013】本発明の目的は、所定の組立寸法精度を安
定して確保し、その結果、感光体ドラムの表面電位の傾
きを確実に防止し、画像品質を向上させることを可能に
する、新規な画像形成装置の帯電器を提供することであ
る。
定して確保し、その結果、感光体ドラムの表面電位の傾
きを確実に防止し、画像品質を向上させることを可能に
する、新規な画像形成装置の帯電器を提供することであ
る。
【0014】本発明の他の目的は、上記目的に加えて更
に、ケース部材の変形を確実に防止することを可能にす
る、新規な画像形成装置の帯電器を提供することであ
る。
に、ケース部材の変形を確実に防止することを可能にす
る、新規な画像形成装置の帯電器を提供することであ
る。
【0015】本発明の更に他の目的は、上記目的に加え
て更に、部品点数を従来よりも削減し、組立工数及び製
造コストを低減させることを可能にする、新規な画像形
成装置の帯電器を提供することである。
て更に、部品点数を従来よりも削減し、組立工数及び製
造コストを低減させることを可能にする、新規な画像形
成装置の帯電器を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、断面が
実質的にチャンネル形状をなすよう形成されたシールド
部材と、シールド部材内をそれに沿って延在するよう配
設された帯電ワイヤと、シールド部材の開放端部を覆う
よう配設されたグリッドと、感光体ドラムの表面に当接
されて従動させられる一対のコロとを備えた画像形成装
置の帯電器において、シールド部材の両端部には合成樹
脂製のエンドブロック部材が装着され、帯電ワイヤ及び
グリッドは両端部がエンドブロック部材の各々に保持さ
れ、エンドブロック部材の各々にはコロ保持部が一体に
形成され、コロは、エンドブロック部材の各々のコロ保
持部に回転自在に保持される、ことを特徴とする画像形
成装置の帯電器、が提供される。エンドブロック部材の
各々は摩擦係数が0.13以下の合成樹脂から形成され
ている、ことが好ましい。シールド部材は、相互に間隔
をおいて対向しかつ平行に延在する一対の側壁と、側壁
の各々を一体に連結するよう両側壁の高さ方向の一端間
を延在する連結壁とを有するよう、金属系ばね材料から
なる板部材により一体に形成され、側壁の各々の高さ方
向の他端にはヘミング加工が施されている、ことが好ま
しい。
実質的にチャンネル形状をなすよう形成されたシールド
部材と、シールド部材内をそれに沿って延在するよう配
設された帯電ワイヤと、シールド部材の開放端部を覆う
よう配設されたグリッドと、感光体ドラムの表面に当接
されて従動させられる一対のコロとを備えた画像形成装
置の帯電器において、シールド部材の両端部には合成樹
脂製のエンドブロック部材が装着され、帯電ワイヤ及び
グリッドは両端部がエンドブロック部材の各々に保持さ
れ、エンドブロック部材の各々にはコロ保持部が一体に
形成され、コロは、エンドブロック部材の各々のコロ保
持部に回転自在に保持される、ことを特徴とする画像形
成装置の帯電器、が提供される。エンドブロック部材の
各々は摩擦係数が0.13以下の合成樹脂から形成され
ている、ことが好ましい。シールド部材は、相互に間隔
をおいて対向しかつ平行に延在する一対の側壁と、側壁
の各々を一体に連結するよう両側壁の高さ方向の一端間
を延在する連結壁とを有するよう、金属系ばね材料から
なる板部材により一体に形成され、側壁の各々の高さ方
向の他端にはヘミング加工が施されている、ことが好ま
しい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
画像形成装置の帯電器の好適実施形態を添付図面を参照
して更に詳細に説明する。
画像形成装置の帯電器の好適実施形態を添付図面を参照
して更に詳細に説明する。
【0018】先ず図1及び図2を参照して、帯電器10
0は、断面が実質的にチャンネル形状をなすよう形成さ
れたシールド部材10と、シールド部材10内をそれに
沿って延在する配設された帯電ワイヤ20と、感光体ド
ラム2(図2参照)の表面に当接されて従動させられる
一対のコロ30(図1においては片方のコロ30のみが
示されている)と、シールド部材10の両端部に装着さ
れたエンドブロック部材(図1に示す片方のエンドブロ
ック部材40及び図示しない他方のエンドブロック部
材)と、シールド部材10の開放端部を覆うよう配設さ
れたグリッド50とを備えている。
0は、断面が実質的にチャンネル形状をなすよう形成さ
れたシールド部材10と、シールド部材10内をそれに
沿って延在する配設された帯電ワイヤ20と、感光体ド
ラム2(図2参照)の表面に当接されて従動させられる
一対のコロ30(図1においては片方のコロ30のみが
示されている)と、シールド部材10の両端部に装着さ
れたエンドブロック部材(図1に示す片方のエンドブロ
ック部材40及び図示しない他方のエンドブロック部
材)と、シールド部材10の開放端部を覆うよう配設さ
れたグリッド50とを備えている。
【0019】図1〜図4(特に図3及び図4)を参照し
て、全体として細長く直線状に延在するシールド部材1
0は、相互に間隔をおいて対向しかつ平行に延在する一
対の側壁11と、側壁11の各々を一体に連結するよう
両側壁11の高さ方向の一端間(図1において下端間)
を延在する連結壁12とを有するよう、適宜の金属系の
ばね材料、例えばSUS304−CSPからなる板部材
により一体に形成されている。側壁11の各々の高さ方
向の他端(先端)にはヘミング加工が施され、折返部1
1aが形成されている。両側壁11の長手方向両端部に
は、シールド部材10の長手方向に間隔をおいて、それ
ぞれ一対の係止孔11b及び11cが形成されている。
片方の係止孔11bは丸孔であり、他方の係止孔11c
は該長手方向に延びる長孔に形成されている。連結壁1
2には、一端部(図1、図3及び図4において右端部)
近傍位置から他端部まで延在する細長い矩形状の孔12
a(図1参照)が形成され、また、連結壁12の一端部
には、孔12aの延長上に比較的短い矩形状の孔(図示
せず)が形成されている。連結壁12の、孔12a及び
図示しない孔の各々の他端縁には、チャンネル形状の開
放側に向かって延び出す比較的短い係止フランジ13、
14が形成され、連結壁12の一端には、チャンネル形
状の開放側に向かって延び出す比較的長い係止フランジ
15が形成されている。
て、全体として細長く直線状に延在するシールド部材1
0は、相互に間隔をおいて対向しかつ平行に延在する一
対の側壁11と、側壁11の各々を一体に連結するよう
両側壁11の高さ方向の一端間(図1において下端間)
を延在する連結壁12とを有するよう、適宜の金属系の
ばね材料、例えばSUS304−CSPからなる板部材
により一体に形成されている。側壁11の各々の高さ方
向の他端(先端)にはヘミング加工が施され、折返部1
1aが形成されている。両側壁11の長手方向両端部に
は、シールド部材10の長手方向に間隔をおいて、それ
ぞれ一対の係止孔11b及び11cが形成されている。
片方の係止孔11bは丸孔であり、他方の係止孔11c
は該長手方向に延びる長孔に形成されている。連結壁1
2には、一端部(図1、図3及び図4において右端部)
近傍位置から他端部まで延在する細長い矩形状の孔12
a(図1参照)が形成され、また、連結壁12の一端部
には、孔12aの延長上に比較的短い矩形状の孔(図示
せず)が形成されている。連結壁12の、孔12a及び
図示しない孔の各々の他端縁には、チャンネル形状の開
放側に向かって延び出す比較的短い係止フランジ13、
14が形成され、連結壁12の一端には、チャンネル形
状の開放側に向かって延び出す比較的長い係止フランジ
15が形成されている。
【0020】図1、図2及び図5を参照して、摺動性の
良好な適宜の合成樹脂、例えばPBTから一体に形成さ
れている片方のエンドブロック部材40は、シールド部
材10の一端部にチャンネル形状の開放側から挿入され
て一体に装着しうるような形状に形成されている。図示
の実施形態において、エンドブロック部材40は、相互
に間隔をおいて対向する一対の側壁41と、側壁41の
各々の長手方向の一端間を一体に連結するよう両側壁4
1の一端間を延在する一端壁42と、側壁41の各々の
長手方向の他端間を一体に連結するよう両側壁41の他
端間を延在する他端壁43とを有し、全体としてほぼ矩
形状をなしている。一端壁42の近傍位置には、一端壁
42に対し、他端方向に隙間をおいて両側壁41間を一
体に連結するよう両側壁41の間を延在する横壁44が
形成されている。側壁41の各々には、長手方向に間隔
をおいて一対の被係止ピン部41a及び41bが側方に
突出するよう形成されている。エンドブロック部材40
の他端壁43には、ほぼV形状をなす、帯電ワイヤ20
の位置決め溝45が形成されている。位置決め溝45
は、その開放端が、図1及び図5において上方に向くよ
うに形成されている。他端壁43の、位置決め溝45の
両側における先端には、グリッド50のための受け面4
6が形成されている。エンドブロック部材40の、図1
において下面側、図2において上面側には、矩形状の突
出部40A(図2参照)が形成されている。
良好な適宜の合成樹脂、例えばPBTから一体に形成さ
れている片方のエンドブロック部材40は、シールド部
材10の一端部にチャンネル形状の開放側から挿入され
て一体に装着しうるような形状に形成されている。図示
の実施形態において、エンドブロック部材40は、相互
に間隔をおいて対向する一対の側壁41と、側壁41の
各々の長手方向の一端間を一体に連結するよう両側壁4
1の一端間を延在する一端壁42と、側壁41の各々の
長手方向の他端間を一体に連結するよう両側壁41の他
端間を延在する他端壁43とを有し、全体としてほぼ矩
形状をなしている。一端壁42の近傍位置には、一端壁
42に対し、他端方向に隙間をおいて両側壁41間を一
体に連結するよう両側壁41の間を延在する横壁44が
形成されている。側壁41の各々には、長手方向に間隔
をおいて一対の被係止ピン部41a及び41bが側方に
突出するよう形成されている。エンドブロック部材40
の他端壁43には、ほぼV形状をなす、帯電ワイヤ20
の位置決め溝45が形成されている。位置決め溝45
は、その開放端が、図1及び図5において上方に向くよ
うに形成されている。他端壁43の、位置決め溝45の
両側における先端には、グリッド50のための受け面4
6が形成されている。エンドブロック部材40の、図1
において下面側、図2において上面側には、矩形状の突
出部40A(図2参照)が形成されている。
【0021】エンドブロック部材40には、コロ30を
保持するための、一対のコロ保持部47が相互にエンド
ブロック部材40の長手方向に間隔をおいて形成されて
いる。相互に実質的に同じ構成を有するコロ保持部47
は、相互にエンドブロック部材40の幅方向に間隔をお
いて対向するよう配置された一対の弾性保持片47a
と、弾性保持片47aの各々の基部に形成された円弧状
の受部47bとを有し、全体としてほぼU形状をなすよ
う配置されている。コロ保持部47の各々において、弾
性保持片47aの対向面と受部47bの各々の表面とに
より、周方向の一部が弾性保持片47aの各々の先端間
によって開放されたほぼ円形内周面を有する軸受面が形
成され、軸受面の各々は同軸上に配置されている。弾性
保持片47aの各々の先端間距離は、該円形内周面の直
径よりも若干短く形成されている。
保持するための、一対のコロ保持部47が相互にエンド
ブロック部材40の長手方向に間隔をおいて形成されて
いる。相互に実質的に同じ構成を有するコロ保持部47
は、相互にエンドブロック部材40の幅方向に間隔をお
いて対向するよう配置された一対の弾性保持片47a
と、弾性保持片47aの各々の基部に形成された円弧状
の受部47bとを有し、全体としてほぼU形状をなすよ
う配置されている。コロ保持部47の各々において、弾
性保持片47aの対向面と受部47bの各々の表面とに
より、周方向の一部が弾性保持片47aの各々の先端間
によって開放されたほぼ円形内周面を有する軸受面が形
成され、軸受面の各々は同軸上に配置されている。弾性
保持片47aの各々の先端間距離は、該円形内周面の直
径よりも若干短く形成されている。
【0022】上記の如く構成された片方のエンドブロッ
ク部材40は、シールド部材10の一端部にチャンネル
形状の開放側から側壁11の内側に挿入される。エンド
ブロック部材40の側壁41の各々の被係止ピン部41
a及び41bは、シールド部材10の、対応する側壁1
1の係止孔11b及び11cに係止される。シールド部
材10の係止フランジ15は、エンドブロック部材40
の一端壁42と横壁44との隙間に挿入されて、横壁4
4の一端側の面に当接させられる。また、シールド部材
10の係止フランジ14は、エンドブロック部材40の
他端壁43の他端側の面に当接させられる。エンドブロ
ック部材40の矩形状の突出部40Aは、先に述べた、
シールド部材10の比較的短い矩形状の孔(図示せず)
に嵌合させられる。以上のようにして、片方のエンドブ
ロック部材40は、シールド部材10に対して実質的に
相対移動できないよう、シールド部材10の一端部の内
側に一体に装着される。
ク部材40は、シールド部材10の一端部にチャンネル
形状の開放側から側壁11の内側に挿入される。エンド
ブロック部材40の側壁41の各々の被係止ピン部41
a及び41bは、シールド部材10の、対応する側壁1
1の係止孔11b及び11cに係止される。シールド部
材10の係止フランジ15は、エンドブロック部材40
の一端壁42と横壁44との隙間に挿入されて、横壁4
4の一端側の面に当接させられる。また、シールド部材
10の係止フランジ14は、エンドブロック部材40の
他端壁43の他端側の面に当接させられる。エンドブロ
ック部材40の矩形状の突出部40Aは、先に述べた、
シールド部材10の比較的短い矩形状の孔(図示せず)
に嵌合させられる。以上のようにして、片方のエンドブ
ロック部材40は、シールド部材10に対して実質的に
相対移動できないよう、シールド部材10の一端部の内
側に一体に装着される。
【0023】コロ30は、コロ本体31と、コロ本体3
1の両側面から共通の軸線上を延び出す軸部32とを有
している。コロ30は、適宜の合成樹脂、例えばポリア
セタールから一体に形成されている。このように構成さ
れたコロ30は、その軸部32を、エンドブロック部材
40のコロ保持部47の弾性保持片47aの各々の隙間
から上記軸受面に挿入することにより回転自在に保持さ
れる。
1の両側面から共通の軸線上を延び出す軸部32とを有
している。コロ30は、適宜の合成樹脂、例えばポリア
セタールから一体に形成されている。このように構成さ
れたコロ30は、その軸部32を、エンドブロック部材
40のコロ保持部47の弾性保持片47aの各々の隙間
から上記軸受面に挿入することにより回転自在に保持さ
れる。
【0024】シールド部材10の他端部にも図示しない
他方のエンドブロック部材が、チャンネル形状の開放側
から側壁11の内側に挿入されることにより一体に装着
される。片方のエンドブロック部材40と同じ材料であ
る摺動性の良好な適宜の合成樹脂、例えばPBTから一
体に形成される他方のエンドブロック部材は、片方のエ
ンドブロック部材40における、側壁11、被係止ピン
部41a及び41b、他端壁43、他端壁43に形成さ
れた位置決め溝45及びグリッド50のための受け面4
6、一対のコロ保持部47、等と実質的に同じ構成を備
えるよう形成されている。他方のエンドブロック部材に
おけるこれらの構成部分は、シールド部材10に関して
実質的に対称位置に配置されている。他方のエンドブロ
ック部材におけるこれらの図示しない構成部分は、説明
の便宜上、片方のエンドブロック部材40と同じ番号で
説明することとする。他方のエンドブロック部材の一対
のコロ保持部47にも実質的に同じ構成を有するコロ3
0が上記と同じとおりにして回転自在に保持される。シ
ールド部材10の係止フランジ13は、他方のエンドブ
ロック部材の、他端壁43の一端側に当接される。他方
のエンドブロック部材の、上記側壁11の各々には、側
方に突出する幅広部が形成され、この幅広部の端面がシ
ールド部材10の側壁11の各々の他端面に当接される
よう位置付けられる。このような構成により、他方のエ
ンドブロック部材は、シールド部材10に対して実質的
に相対移動できないよう、シールド部材10の他端部の
内側に一体に装着される。
他方のエンドブロック部材が、チャンネル形状の開放側
から側壁11の内側に挿入されることにより一体に装着
される。片方のエンドブロック部材40と同じ材料であ
る摺動性の良好な適宜の合成樹脂、例えばPBTから一
体に形成される他方のエンドブロック部材は、片方のエ
ンドブロック部材40における、側壁11、被係止ピン
部41a及び41b、他端壁43、他端壁43に形成さ
れた位置決め溝45及びグリッド50のための受け面4
6、一対のコロ保持部47、等と実質的に同じ構成を備
えるよう形成されている。他方のエンドブロック部材に
おけるこれらの構成部分は、シールド部材10に関して
実質的に対称位置に配置されている。他方のエンドブロ
ック部材におけるこれらの図示しない構成部分は、説明
の便宜上、片方のエンドブロック部材40と同じ番号で
説明することとする。他方のエンドブロック部材の一対
のコロ保持部47にも実質的に同じ構成を有するコロ3
0が上記と同じとおりにして回転自在に保持される。シ
ールド部材10の係止フランジ13は、他方のエンドブ
ロック部材の、他端壁43の一端側に当接される。他方
のエンドブロック部材の、上記側壁11の各々には、側
方に突出する幅広部が形成され、この幅広部の端面がシ
ールド部材10の側壁11の各々の他端面に当接される
よう位置付けられる。このような構成により、他方のエ
ンドブロック部材は、シールド部材10に対して実質的
に相対移動できないよう、シールド部材10の他端部の
内側に一体に装着される。
【0025】片方のエンドブロック部材40及び他方の
エンドブロック部材がシールド部材10の両端部に装着
された状態で、コロ保持部47の各々の上記軸受面の軸
線は、ケース部材10の長手方向と一致するよう実質的
に同軸上に位置付けられる。帯電ワイヤ20は、その両
端部が片方のエンドブロック部材40及び他方のエンド
ブロック部材の他端壁43の各々の位置決め溝45のV
形角部45a(図5参照)に圧接させられた状態で張設
される。帯電ワイヤ20の一端は、図示しない係止手段
を介して片方のエンドブロック部材40内に係止され、
他端は他方のエンドブロック部材内にテンションばね部
材である図示しないコイルばねを介して係止されてい
る。なお、他方のエンドブロック部材の他端側は、他方
のエンドブロック部材の一側方に直角に延び出すよう形
成され、帯電ワイヤ20の、コイルばねによる張設空間
が形成されている。
エンドブロック部材がシールド部材10の両端部に装着
された状態で、コロ保持部47の各々の上記軸受面の軸
線は、ケース部材10の長手方向と一致するよう実質的
に同軸上に位置付けられる。帯電ワイヤ20は、その両
端部が片方のエンドブロック部材40及び他方のエンド
ブロック部材の他端壁43の各々の位置決め溝45のV
形角部45a(図5参照)に圧接させられた状態で張設
される。帯電ワイヤ20の一端は、図示しない係止手段
を介して片方のエンドブロック部材40内に係止され、
他端は他方のエンドブロック部材内にテンションばね部
材である図示しないコイルばねを介して係止されてい
る。なお、他方のエンドブロック部材の他端側は、他方
のエンドブロック部材の一側方に直角に延び出すよう形
成され、帯電ワイヤ20の、コイルばねによる張設空間
が形成されている。
【0026】帯電器100にはまた、グリッド50が配
設される。一定の幅で細長く帯状に延在するよう形成さ
れたグリッド50の長手方向一端部は平板形状をなし、
平板形状をなす一端部における最端部位置には比較的小
さな矩形状の被係止孔51が形成され、また一端部にお
ける最端部位置よりも長手方向の内側寄りの位置には比
較的大きな矩形状の開口部52が形成されている。開口
部52とグリッド50の幅方向両側縁との間には、相互
に長手方向に直線状に延びる幅の狭い両側縁部52aが
形成されている。図示はされていないが、グリッド50
の長手方向他端部も実質的に同じ構成を有するよう形成
されている。以上のように構成されたグリッド50は、
シールド部材10のチャンネル形状の開放端を実質的に
覆うよう配置されると共に、その一端部は、片方のエン
ドブロック部材40に係止手段を介して装着される。
設される。一定の幅で細長く帯状に延在するよう形成さ
れたグリッド50の長手方向一端部は平板形状をなし、
平板形状をなす一端部における最端部位置には比較的小
さな矩形状の被係止孔51が形成され、また一端部にお
ける最端部位置よりも長手方向の内側寄りの位置には比
較的大きな矩形状の開口部52が形成されている。開口
部52とグリッド50の幅方向両側縁との間には、相互
に長手方向に直線状に延びる幅の狭い両側縁部52aが
形成されている。図示はされていないが、グリッド50
の長手方向他端部も実質的に同じ構成を有するよう形成
されている。以上のように構成されたグリッド50は、
シールド部材10のチャンネル形状の開放端を実質的に
覆うよう配置されると共に、その一端部は、片方のエン
ドブロック部材40に係止手段を介して装着される。
【0027】更に具体的に説明すると、片方のエンドブ
ロック部材40の一端壁42と横壁44との間に形成さ
れた隙間には、断面がほぼV形状をなすよう形成された
金属製の弾性係止板60が圧入支持され、弾性係止板6
0の一端部である係止部61がシールド部材10のチャ
ンネル形状の開放側に突出するよう配置されている。グ
リッド50の一端部に形成された被係止孔51は、弾性
係止板60の係止部61に係止される。グリッド50の
一端部に形成された開口部52の両側縁部52aは、片
方のエンドブロック部材40の受け面46に当接され
る。片方のエンドブロック部材40に装着されたコロ3
0の表面の一部は、グリッド50の開口部52を介し
て、グリッド50の外側面から一定量だけ突出するよう
位置付けられる。図示しない他方のエンドブロック部材
の、シールド部材10のチャンネル形状の開放側には係
止突起部が形成され、グリッド50の他端部に形成され
た図示しない被係止孔51が、該係止突起部に係止され
る。グリッド50の他端部に形成された、図示しない開
口部52の両側縁部52aは、他方のエンドブロック部
材の上記受け面46に当接される。他方のエンドブロッ
ク部材に装着された、コロ30の表面の一部は、グリッ
ド50の他端部に形成された図示しない開口部52を介
してグリッド50の外側面から一定量だけ突出するよう
位置付けられる。上記したとおりにして、グリッド50
は、帯電ワイヤ20と平行に位置付けられる。
ロック部材40の一端壁42と横壁44との間に形成さ
れた隙間には、断面がほぼV形状をなすよう形成された
金属製の弾性係止板60が圧入支持され、弾性係止板6
0の一端部である係止部61がシールド部材10のチャ
ンネル形状の開放側に突出するよう配置されている。グ
リッド50の一端部に形成された被係止孔51は、弾性
係止板60の係止部61に係止される。グリッド50の
一端部に形成された開口部52の両側縁部52aは、片
方のエンドブロック部材40の受け面46に当接され
る。片方のエンドブロック部材40に装着されたコロ3
0の表面の一部は、グリッド50の開口部52を介し
て、グリッド50の外側面から一定量だけ突出するよう
位置付けられる。図示しない他方のエンドブロック部材
の、シールド部材10のチャンネル形状の開放側には係
止突起部が形成され、グリッド50の他端部に形成され
た図示しない被係止孔51が、該係止突起部に係止され
る。グリッド50の他端部に形成された、図示しない開
口部52の両側縁部52aは、他方のエンドブロック部
材の上記受け面46に当接される。他方のエンドブロッ
ク部材に装着された、コロ30の表面の一部は、グリッ
ド50の他端部に形成された図示しない開口部52を介
してグリッド50の外側面から一定量だけ突出するよう
位置付けられる。上記したとおりにして、グリッド50
は、帯電ワイヤ20と平行に位置付けられる。
【0028】以上のように構成された帯電器100は、
その両端部に配設された上記コロ30の各々が、図示し
ないレーザプリンタの感光体ドラム2(図2参照)の軸
方向両端部における表面に当接されるよう、図示しない
プリンタ本体に配設される。上記コロ30の各々は感光
体ドラム2の回転駆動により従動させられる。
その両端部に配設された上記コロ30の各々が、図示し
ないレーザプリンタの感光体ドラム2(図2参照)の軸
方向両端部における表面に当接されるよう、図示しない
プリンタ本体に配設される。上記コロ30の各々は感光
体ドラム2の回転駆動により従動させられる。
【0029】上記帯電器100においては、シールド部
材10の両端部には合成樹脂製の片方のエンドブロック
部材40及び図示しない他方のエンドブロック部材が装
着されている。帯電ワイヤ20及びグリッド50は、各
々の両端部が片方のエンドブロック部材40及び図示し
ない他方のエンドブロック部材の各々に保持される。片
方のエンドブロック部材40及び図示しない他方のエン
ドブロック部材にはコロ保持部47が一体に形成されて
いる。コロ30の各々は、片方のエンドブロック部材4
0及び図示しない他方のエンドブロック部材に形成され
たコロ保持部47に回転自在に保持されるよう構成され
ている。このような構成に起因して、図5に示されてい
るように、片方のエンドブロック部材40において、帯
電ワイヤ20の位置決め基準位置(エンドブロック部材
40の他端壁43に形成された位置決め溝45のV形角
部45a)と、コロ30の位置決め基準位置(コロ保持
部47の各々の受部47bにより支持されるコロ30に
おける軸部32の、帯電ワイヤ20に最も接近して対向
する表面位置)との間の位置決め寸法A、上記コロ30
の位置決め基準位置と、グリッド50の位置決め基準位
置(エンドブロック部材40の他端壁43に形成された
受け面46の各々)との間の位置決め寸法B、の2か所
において発生する組立寸法誤差のバラツキの組合せが発
生する。しかしながら、上記バラツキの組合せは従来よ
りも低減されている。先の説明から明らかなように、他
方のエンドブロックにおいても、上記と実質的に同じこ
とがいえる。その結果、所定の組立寸法精度を安定して
確保することが可能になり、帯電ワイヤ20及び/又は
グリッド50の感光体ドラム2の表面に対する所定の平
行度を確保することが容易に可能になり、傾斜が防止さ
れるので、感光体ドラム2の表面電位の傾きが確実に防
止され、画像品質が向上する。
材10の両端部には合成樹脂製の片方のエンドブロック
部材40及び図示しない他方のエンドブロック部材が装
着されている。帯電ワイヤ20及びグリッド50は、各
々の両端部が片方のエンドブロック部材40及び図示し
ない他方のエンドブロック部材の各々に保持される。片
方のエンドブロック部材40及び図示しない他方のエン
ドブロック部材にはコロ保持部47が一体に形成されて
いる。コロ30の各々は、片方のエンドブロック部材4
0及び図示しない他方のエンドブロック部材に形成され
たコロ保持部47に回転自在に保持されるよう構成され
ている。このような構成に起因して、図5に示されてい
るように、片方のエンドブロック部材40において、帯
電ワイヤ20の位置決め基準位置(エンドブロック部材
40の他端壁43に形成された位置決め溝45のV形角
部45a)と、コロ30の位置決め基準位置(コロ保持
部47の各々の受部47bにより支持されるコロ30に
おける軸部32の、帯電ワイヤ20に最も接近して対向
する表面位置)との間の位置決め寸法A、上記コロ30
の位置決め基準位置と、グリッド50の位置決め基準位
置(エンドブロック部材40の他端壁43に形成された
受け面46の各々)との間の位置決め寸法B、の2か所
において発生する組立寸法誤差のバラツキの組合せが発
生する。しかしながら、上記バラツキの組合せは従来よ
りも低減されている。先の説明から明らかなように、他
方のエンドブロックにおいても、上記と実質的に同じこ
とがいえる。その結果、所定の組立寸法精度を安定して
確保することが可能になり、帯電ワイヤ20及び/又は
グリッド50の感光体ドラム2の表面に対する所定の平
行度を確保することが容易に可能になり、傾斜が防止さ
れるので、感光体ドラム2の表面電位の傾きが確実に防
止され、画像品質が向上する。
【0030】また、上記帯電器100においては、シー
ルド部材10の両端部に片方のエンドブロック部材40
及び他方のエンドブロック部材が装着されているが、中
間部には、従来におけるケース部材に相当する部材が存
在しないこと、及びコロ保持部47の各々は、それぞれ
片方のエンドブロック部材40及び他方のエンドブロッ
ク部材に一体に形成されること、により、全体の部品点
数が削減され、組立工数及び製造コストが低減される。
ルド部材10の両端部に片方のエンドブロック部材40
及び他方のエンドブロック部材が装着されているが、中
間部には、従来におけるケース部材に相当する部材が存
在しないこと、及びコロ保持部47の各々は、それぞれ
片方のエンドブロック部材40及び他方のエンドブロッ
ク部材に一体に形成されること、により、全体の部品点
数が削減され、組立工数及び製造コストが低減される。
【0031】エンドブロック部材の各々(片方のエンド
ブロック部材40及び図示しない他方のエンドブロック
部材)は、摺動性の良好な材料、すなわちコロ30の回
転を円滑に行なわせるため、摩擦係数が比較的低くかつ
耐久性(耐磨耗性等)が十分である合成樹脂材料から形
成されることが好ましい。この構成により、コロ保持部
47の各々も、上記摺動性の良好な材料から形成される
ので、機械の耐用年数の間、コロ30の円滑な回転及び
耐久性が保証され、組立寸法の精度も保持される。エン
ドブロック部材の各々は、摺動性の良好な材料のうち、
摩擦係数が0.13以下の合成樹脂から形成されること
が好ましい。この構成によりコロ30の円滑な回転が保
証される。エンドブロック部材の各々は、実施形態にお
いてはPBTにより形成されているが、この合成樹脂材
料は上記特性を備えており、コロ保持部47の各々とし
て好適である。もちろん、上記特性を満足する材料であ
れば、他の合成樹脂であってもよい。
ブロック部材40及び図示しない他方のエンドブロック
部材)は、摺動性の良好な材料、すなわちコロ30の回
転を円滑に行なわせるため、摩擦係数が比較的低くかつ
耐久性(耐磨耗性等)が十分である合成樹脂材料から形
成されることが好ましい。この構成により、コロ保持部
47の各々も、上記摺動性の良好な材料から形成される
ので、機械の耐用年数の間、コロ30の円滑な回転及び
耐久性が保証され、組立寸法の精度も保持される。エン
ドブロック部材の各々は、摺動性の良好な材料のうち、
摩擦係数が0.13以下の合成樹脂から形成されること
が好ましい。この構成によりコロ30の円滑な回転が保
証される。エンドブロック部材の各々は、実施形態にお
いてはPBTにより形成されているが、この合成樹脂材
料は上記特性を備えており、コロ保持部47の各々とし
て好適である。もちろん、上記特性を満足する材料であ
れば、他の合成樹脂であってもよい。
【0032】上記したように、シールド部材10は、金
属系ばね材料からなる板部材により一体に形成されてい
る。金属系の非ばね材料からなる板部材により一体に形
成された従来のシールド部材よりも剛性が向上し、エン
ドブロック部材の各々に成形後の変形が生じても、それ
によるシールド部材10の変形を抑えることが可能にな
る。シールド部材10の側壁11の各々の高さ方向の他
端にヘミング加工を施して折返部11aを形成した場合
には、よりコンパクトな大きさで剛性を更に向上させる
ことができ、しかもユーザーの手を保護する機能を有す
るので、実用上有用である。実施形態においては、シー
ルド部材10はSUS304−CSPにより形成され、
上記特性を満足することができるが、もちろん、この材
料に限定されるものではなく、上記特性を満足する材料
であれば、他の金属系ばね材料であってもよい。
属系ばね材料からなる板部材により一体に形成されてい
る。金属系の非ばね材料からなる板部材により一体に形
成された従来のシールド部材よりも剛性が向上し、エン
ドブロック部材の各々に成形後の変形が生じても、それ
によるシールド部材10の変形を抑えることが可能にな
る。シールド部材10の側壁11の各々の高さ方向の他
端にヘミング加工を施して折返部11aを形成した場合
には、よりコンパクトな大きさで剛性を更に向上させる
ことができ、しかもユーザーの手を保護する機能を有す
るので、実用上有用である。実施形態においては、シー
ルド部材10はSUS304−CSPにより形成され、
上記特性を満足することができるが、もちろん、この材
料に限定されるものではなく、上記特性を満足する材料
であれば、他の金属系ばね材料であってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明による画像形成装置の帯電器によ
れば、所定の組立寸法精度を安定して確保し、その結
果、感光体ドラムの表面電位の傾きを確実に防止し、画
像品質を向上させることを可能にする。また、上記効果
に加えて更に、ケース部材の変形を確実に防止すること
を可能にする。更にはまた、上記効果に加えて更に、部
品点数を従来よりも削減し、組立工数及び製造コストを
低減させることを可能にする。
れば、所定の組立寸法精度を安定して確保し、その結
果、感光体ドラムの表面電位の傾きを確実に防止し、画
像品質を向上させることを可能にする。また、上記効果
に加えて更に、ケース部材の変形を確実に防止すること
を可能にする。更にはまた、上記効果に加えて更に、部
品点数を従来よりも削減し、組立工数及び製造コストを
低減させることを可能にする。
【図1】本発明による帯電器の要部を分解して示す斜視
図。
図。
【図2】図1に示す帯電器の組立状態を示す断面図であ
って、感光体ドラムにコロが当接された状態を示す断面
図。
って、感光体ドラムにコロが当接された状態を示す断面
図。
【図3】図1に示す帯電器に含まれるシールド部材の正
面図であって長手方向の中間部を省略して示す正面図。
面図であって長手方向の中間部を省略して示す正面図。
【図4】図3に示すシールド部材を、図3において左方
から見た側面図。
から見た側面図。
【図5】図1に示す帯電器に含まれる片方のエンドブロ
ック部材の要部を示す断面図であって一部を省略して示
す断面図。
ック部材の要部を示す断面図であって一部を省略して示
す断面図。
【図6】従来の帯電器の要部を分解して示す斜視図。
【図7】図6に示す帯電器の、位置決めに関係する構成
部材の位置決め寸法関係を説明するため、該構成部材を
簡略化して示す分解図。
部材の位置決め寸法関係を説明するため、該構成部材を
簡略化して示す分解図。
2 感光体ドラム 10 シールド部材 11 側壁 11a 折返部 12 連結壁 20 帯電ワイヤ 30 コロ 40 エンドブロック部材 47 コロ保持部 50 グリッド
Claims (3)
- 【請求項1】 断面が実質的にチャンネル形状をなすよ
う形成されたシールド部材と、シールド部材内をそれに
沿って延在するよう配設された帯電ワイヤと、シールド
部材の開放端部を覆うよう配設されたグリッドと、感光
体ドラムの表面に当接されて従動させられる一対のコロ
とを備えた画像形成装置の帯電器において、 シールド部材の両端部には合成樹脂製のエンドブロック
部材が装着され、帯電ワイヤ及びグリッドは両端部がエ
ンドブロック部材の各々に保持され、エンドブロック部
材の各々にはコロ保持部が一体に形成され、コロは、エ
ンドブロック部材の各々のコロ保持部に回転自在に保持
される、ことを特徴とする画像形成装置の帯電器。 - 【請求項2】 エンドブロック部材の各々は摩擦係数が
0.13以下の合成樹脂から形成されている、請求項1
記載の画像形成装置の帯電器。 - 【請求項3】 シールド部材は、相互に間隔をおいて対
向しかつ平行に延在する一対の側壁と、側壁の各々を一
体に連結するよう両側壁の高さ方向の一端間を延在する
連結壁とを有するよう、金属系ばね材料からなる板部材
により一体に形成され、側壁の各々の高さ方向の他端に
はヘミング加工が施されている、請求項1又は請求項2
記載の画像形成装置の帯電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001176913A JP2002365881A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 画像形成装置の帯電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001176913A JP2002365881A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 画像形成装置の帯電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002365881A true JP2002365881A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19017837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001176913A Withdrawn JP2002365881A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 画像形成装置の帯電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002365881A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267468A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Kyocera Mita Corp | 液体画像形成装置 |
CN102645864A (zh) * | 2011-02-16 | 2012-08-22 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001176913A patent/JP2002365881A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267468A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Kyocera Mita Corp | 液体画像形成装置 |
JP4568149B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2010-10-27 | 京セラミタ株式会社 | 液体画像形成装置 |
CN102645864A (zh) * | 2011-02-16 | 2012-08-22 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
JP2012168459A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
CN102645864B (zh) * | 2011-02-16 | 2016-06-08 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080519 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100615 |