JP2002365014A - 干渉計用のフィードバック位置制御システムおよび方法 - Google Patents
干渉計用のフィードバック位置制御システムおよび方法Info
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- JP2002365014A JP2002365014A JP2002142386A JP2002142386A JP2002365014A JP 2002365014 A JP2002365014 A JP 2002365014A JP 2002142386 A JP2002142386 A JP 2002142386A JP 2002142386 A JP2002142386 A JP 2002142386A JP 2002365014 A JP2002365014 A JP 2002365014A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
- G01J9/00—Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength
- G01J9/02—Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by interferometric methods
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- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光学干渉計の測定性能を向上させる位置制御シ
ステムを提供する。 【解決手段】干渉計(I)の可変アーム(A)内の光学エレメ
ント(18)の位置を、所定のモーションプロフィール(P)
に従って変えることが可能なフィードバック位置制御シ
ステム(20)及び方法(40)である。このシステム(20)及び
方法(40)は、可変アーム(A)における光学エレメント(1
8)の位置に応じて強度が変化する基準光信号(27)を検出
する。そして、検出した基準光信号(27)を受信して、検
出した基準光信号(27)からモーションプロフィールを
得、この得られたモーションプロフィールと所定のモー
ションプロフィール(P)を比較して、それらの差違に基
づいて制御信号(25)を生成する。制御信号(25)は、干渉
計(I)の可変アーム(A)における光学エレメント(18)の位
置を調整して、得られるモーションプロフィールと所定
のモーションプロフィール(P)との差違を最小にするた
めに使用される。
ステムを提供する。 【解決手段】干渉計(I)の可変アーム(A)内の光学エレメ
ント(18)の位置を、所定のモーションプロフィール(P)
に従って変えることが可能なフィードバック位置制御シ
ステム(20)及び方法(40)である。このシステム(20)及び
方法(40)は、可変アーム(A)における光学エレメント(1
8)の位置に応じて強度が変化する基準光信号(27)を検出
する。そして、検出した基準光信号(27)を受信して、検
出した基準光信号(27)からモーションプロフィールを
得、この得られたモーションプロフィールと所定のモー
ションプロフィール(P)を比較して、それらの差違に基
づいて制御信号(25)を生成する。制御信号(25)は、干渉
計(I)の可変アーム(A)における光学エレメント(18)の位
置を調整して、得られるモーションプロフィールと所定
のモーションプロフィール(P)との差違を最小にするた
めに使用される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置制御システム
に関し、特に、光学干渉計に用いる位置制御システムに
関する。
に関し、特に、光学干渉計に用いる位置制御システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】光学干渉計は、基準光信号の既知の波長
に対する、対象とする光信号の波長内容(波長成分等)
を測定するために使われる。変調成分や他の複数の波長
成分を有する対象とする光信号についての干渉計の測定
精度と波長識別性能は、予め定められたモーションプロ
フィール(モーションプロファイルまたは運動プロフィ
ール:motion profile)に基づく干渉計の可変アーム内
の光学要素(光学エレメント)の位置を変化させること
によって改善することができる。オープンループ形式で
この光学要素の位置を変化させる従来技術による位置制
御システムは、光学要素の運動が予め定められたモーシ
ョンプロフィールに一致することを保証しない。光学要
素の運動が予め定められたモーションプロフィールから
ずれているとき、干渉計の測定精度と波長識別性能は低
下する。
に対する、対象とする光信号の波長内容(波長成分等)
を測定するために使われる。変調成分や他の複数の波長
成分を有する対象とする光信号についての干渉計の測定
精度と波長識別性能は、予め定められたモーションプロ
フィール(モーションプロファイルまたは運動プロフィ
ール:motion profile)に基づく干渉計の可変アーム内
の光学要素(光学エレメント)の位置を変化させること
によって改善することができる。オープンループ形式で
この光学要素の位置を変化させる従来技術による位置制
御システムは、光学要素の運動が予め定められたモーシ
ョンプロフィールに一致することを保証しない。光学要
素の運動が予め定められたモーションプロフィールから
ずれているとき、干渉計の測定精度と波長識別性能は低
下する。
【0003】図1は、モーションコントローラ12、モ
ータ14、ドライバ16、および、モータ14に接続さ
れたエンコーダ17を備えた従来技術の位置制御システ
ム10を示している。制御システム10の出力Oをリン
ク機構Lを介して干渉計(図示せず)の可変アームAに
おける光学要素18に結合することにより、この光学要
素18の位置を変化させることができるので、干渉計に
よって、基準光信号の既知の波長に対する適用された
(すなわち、対象としている)光信号の波長内容を測定
することができる。この適用された光信号が変調成分ま
たは他の複数の波長成分を有しているときは、予め定め
られたモーションプロフィールに従って光学要素18の
位置を変化させることにより、干渉計の測定精度及び波
長識別能力を改善することができる。
ータ14、ドライバ16、および、モータ14に接続さ
れたエンコーダ17を備えた従来技術の位置制御システ
ム10を示している。制御システム10の出力Oをリン
ク機構Lを介して干渉計(図示せず)の可変アームAに
おける光学要素18に結合することにより、この光学要
素18の位置を変化させることができるので、干渉計に
よって、基準光信号の既知の波長に対する適用された
(すなわち、対象としている)光信号の波長内容を測定
することができる。この適用された光信号が変調成分ま
たは他の複数の波長成分を有しているときは、予め定め
られたモーションプロフィールに従って光学要素18の
位置を変化させることにより、干渉計の測定精度及び波
長識別能力を改善することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の位置制御シ
ステムにおいては、モーションコントローラ12、モー
タ14、ドライバ16、及びエンコーダ17によって形
成される局部的なフィードバックループが、制御システ
ム10の出力Oにおける運動が正確に制御されることを
保証するものの、光学要素18は、オープンループ形式
で制御システム10の出力Oの範囲を超えて制御され、
この光学要素18の運動を正確に制御することを困難に
する。出力Oと光学要素18間のリンク機構Lの伝達関
数におけるヒステリシス、バックラッシュおよび他の異
常により、光学要素18の運動が予め定められたモーシ
ョンプロフィールからずれ、干渉計の測定精度及び波長
識別力が低下する。従来技術の位置制御システム10
は、また、モータ14の運動を検出するエンコーダ17
に依存しているが、このことは、この種の従来技術の位
置制御システム10を高価にするとともに複雑にしてい
る。
ステムにおいては、モーションコントローラ12、モー
タ14、ドライバ16、及びエンコーダ17によって形
成される局部的なフィードバックループが、制御システ
ム10の出力Oにおける運動が正確に制御されることを
保証するものの、光学要素18は、オープンループ形式
で制御システム10の出力Oの範囲を超えて制御され、
この光学要素18の運動を正確に制御することを困難に
する。出力Oと光学要素18間のリンク機構Lの伝達関
数におけるヒステリシス、バックラッシュおよび他の異
常により、光学要素18の運動が予め定められたモーシ
ョンプロフィールからずれ、干渉計の測定精度及び波長
識別力が低下する。従来技術の位置制御システム10
は、また、モータ14の運動を検出するエンコーダ17
に依存しているが、このことは、この種の従来技術の位
置制御システム10を高価にするとともに複雑にしてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、光学要素の運動
(モーション)が予め定められたモーションプロフィー
ルに一致するように、干渉計の可変アーム内の光学要素
の位置を変化させる必要がある。この必要性は、本発明
の実施態様に従って構成されたフィードバック位置制御
システム及び方法によって達成される。
(モーション)が予め定められたモーションプロフィー
ルに一致するように、干渉計の可変アーム内の光学要素
の位置を変化させる必要がある。この必要性は、本発明
の実施態様に従って構成されたフィードバック位置制御
システム及び方法によって達成される。
【0006】本発明は、干渉計の可変アーム内の光学要
素の位置を、所定のモーションプロフィールに従って変
えることが可能な位置制御システム及び方法を提供す
る。本発明のシステム及び方法によれば、可変アームに
おける光学要素の位置に応じて強度が変化する基準光信
号が検出される。そして、検出した基準光信号を受信し
て、検出した基準光信号からモーションプロフィールを
得、この得られたモーションプロフィールと所定のモー
ションプロフィールを比較して、得られたモーションプ
ロフィールと所定のモーションプロフィールとの差違に
基づいて制御信号を生成する。制御信号は、干渉計の可
変アームにおける光学要素の位置を調整して、得られる
モーションプロフィールと所定のモーションプロフィー
ルとの差違を最小にするために使用される。
素の位置を、所定のモーションプロフィールに従って変
えることが可能な位置制御システム及び方法を提供す
る。本発明のシステム及び方法によれば、可変アームに
おける光学要素の位置に応じて強度が変化する基準光信
号が検出される。そして、検出した基準光信号を受信し
て、検出した基準光信号からモーションプロフィールを
得、この得られたモーションプロフィールと所定のモー
ションプロフィールを比較して、得られたモーションプ
ロフィールと所定のモーションプロフィールとの差違に
基づいて制御信号を生成する。制御信号は、干渉計の可
変アームにおける光学要素の位置を調整して、得られる
モーションプロフィールと所定のモーションプロフィー
ルとの差違を最小にするために使用される。
【0007】図2A〜2Dは、本発明の第1の実施態様
に従って構成された干渉計Iのためのフィードバック位
置制御システム20の構成例を示すものである。図2A
に含まれている干渉計Iは、干渉計Iの入力IN2にお
ける基準光信号23の既知の波長に対する、干渉計Iの
入力IN1における対象とする光信号21の波長内容を
測定するように構成されている。この種の干渉計Iは、
Dennis Dericksonによって編集されたISBN 0-13-534330
-5、第4章、131〜143ページ「Fiber Optic Test
and Measurement」に記載されている。一般的に、入力
IN2における基準光信号23がHeNeレーザまたは
他のタイプの光源により供給される場合、波長内容の測
定は、対象とする光信号21に関連する干渉像(インタ
ーフェログラム)INT1を、基準光信号23に関連す
る干渉像INT2と比較することを含む。干渉像INT
1とINT2(図2Bに示されている)は、それぞれ、
光検出器D1、D2の端子T1、T2に現れる。通常、
サンプラー24、フーリエ変換ユニット26、及びディ
スプレイ/プロセッサ28が、干渉計Iの光検出器D
1、D2に結合され、干渉像INT1、INT2を処理
して比較するために使用され、これによって、対象とし
て適用される光信号21の波長内容を、干渉像INT
1、INT2から取り出して表示することができる。
に従って構成された干渉計Iのためのフィードバック位
置制御システム20の構成例を示すものである。図2A
に含まれている干渉計Iは、干渉計Iの入力IN2にお
ける基準光信号23の既知の波長に対する、干渉計Iの
入力IN1における対象とする光信号21の波長内容を
測定するように構成されている。この種の干渉計Iは、
Dennis Dericksonによって編集されたISBN 0-13-534330
-5、第4章、131〜143ページ「Fiber Optic Test
and Measurement」に記載されている。一般的に、入力
IN2における基準光信号23がHeNeレーザまたは
他のタイプの光源により供給される場合、波長内容の測
定は、対象とする光信号21に関連する干渉像(インタ
ーフェログラム)INT1を、基準光信号23に関連す
る干渉像INT2と比較することを含む。干渉像INT
1とINT2(図2Bに示されている)は、それぞれ、
光検出器D1、D2の端子T1、T2に現れる。通常、
サンプラー24、フーリエ変換ユニット26、及びディ
スプレイ/プロセッサ28が、干渉計Iの光検出器D
1、D2に結合され、干渉像INT1、INT2を処理
して比較するために使用され、これによって、対象とし
て適用される光信号21の波長内容を、干渉像INT
1、INT2から取り出して表示することができる。
【0008】図2Bの干渉像INT1、INT2は、図
2Aにおける干渉計Iの可変アームAのコーナーキュー
ブ又はその他の反射体のような光学要素18の位置を変
化させることによって得られる。(図2Cに示すよう
な)予め指定されたモーションプロフィールPに従って
光学要素18の位置を変化させることにより、対象とす
る光信号21の波長内容を、その光信号21が変調成分
または他の複数の波長成分を含んでいるときでも、正確
に測定することができる。この構成例における予め指定
されたモーションプロフィールPは、干渉計Iの可変ア
ームA内の光学要素18の速度対相対位置を示してい
る。この予め指定されたモーションプロフィールPは、
一定の正の加速度セグメントS1と一定の負の加速度セ
グメントS2を含んでいる。予め指定されたモーション
プロフィールPの1つあるいはそれ以上のセグメントS
1、S2の重なりは、捕捉インターバルIACQであ
り、このインターバルにおいて、干渉像INT1、IN
T2のサンプルがサンプラー24によって捕捉される。
図2Cに示す予め指定されたモーションプロフィールP
の代替例として、予め指定されたモーションプロフィー
ルPは、光学要素18の速度、加速度あるいはジャーク
と相対位置との関係を示す種々の形状のうちの1つであ
る。この場合、ジャークは、光学要素18の加速度の時
間微分である。通常、予め指定されたモーションプロフ
ィールPは、対象とする光信号21の特性と干渉計Iに
よって実行される測定のパラメータに従って定められ
る。
2Aにおける干渉計Iの可変アームAのコーナーキュー
ブ又はその他の反射体のような光学要素18の位置を変
化させることによって得られる。(図2Cに示すよう
な)予め指定されたモーションプロフィールPに従って
光学要素18の位置を変化させることにより、対象とす
る光信号21の波長内容を、その光信号21が変調成分
または他の複数の波長成分を含んでいるときでも、正確
に測定することができる。この構成例における予め指定
されたモーションプロフィールPは、干渉計Iの可変ア
ームA内の光学要素18の速度対相対位置を示してい
る。この予め指定されたモーションプロフィールPは、
一定の正の加速度セグメントS1と一定の負の加速度セ
グメントS2を含んでいる。予め指定されたモーション
プロフィールPの1つあるいはそれ以上のセグメントS
1、S2の重なりは、捕捉インターバルIACQであ
り、このインターバルにおいて、干渉像INT1、IN
T2のサンプルがサンプラー24によって捕捉される。
図2Cに示す予め指定されたモーションプロフィールP
の代替例として、予め指定されたモーションプロフィー
ルPは、光学要素18の速度、加速度あるいはジャーク
と相対位置との関係を示す種々の形状のうちの1つであ
る。この場合、ジャークは、光学要素18の加速度の時
間微分である。通常、予め指定されたモーションプロフ
ィールPは、対象とする光信号21の特性と干渉計Iに
よって実行される測定のパラメータに従って定められ
る。
【0009】図2Aに示されているフィードバック位置
制御システム20は、基準光信号23を検出した結果と
して端子T2において干渉像INT2を提供する光検出
器D2を有している。ここで、基準光信号23は、干渉
計Iの可変アームAにおける光学要素18の位置に従っ
て変化する強度を有している。光検出器D2に結合され
たフィードバックプロセッサ30は、検出された基準光
信号27を受信して、この検出された基準光信号27か
らモーションプロフィールを得る。フィードバックプロ
セッサ30は、得られたモーションプロフィールを予め
指定されたモーションプロフィールPと比較し、得られ
たモーションプロフィールと予め指定されたモーション
プロフィールPとの間のずれに基づいて制御信号25を
発生する。制御信号25を、干渉計Iの可変アームAに
おける光学要素18の位置を調節するアクチュエータ3
2に与えて、得られたモーションプロフィールと予め指
定されたモーションプロフィールPとの間のずれを最小
にする。制御信号25は、フィードバック位置制御シス
テム20内にネガティブフィードバックを形成して、得
られたモーションプロフィールと予め指定されたモーシ
ョンプロフィールPとの間のずれを最小にする。
制御システム20は、基準光信号23を検出した結果と
して端子T2において干渉像INT2を提供する光検出
器D2を有している。ここで、基準光信号23は、干渉
計Iの可変アームAにおける光学要素18の位置に従っ
て変化する強度を有している。光検出器D2に結合され
たフィードバックプロセッサ30は、検出された基準光
信号27を受信して、この検出された基準光信号27か
らモーションプロフィールを得る。フィードバックプロ
セッサ30は、得られたモーションプロフィールを予め
指定されたモーションプロフィールPと比較し、得られ
たモーションプロフィールと予め指定されたモーション
プロフィールPとの間のずれに基づいて制御信号25を
発生する。制御信号25を、干渉計Iの可変アームAに
おける光学要素18の位置を調節するアクチュエータ3
2に与えて、得られたモーションプロフィールと予め指
定されたモーションプロフィールPとの間のずれを最小
にする。制御信号25は、フィードバック位置制御シス
テム20内にネガティブフィードバックを形成して、得
られたモーションプロフィールと予め指定されたモーシ
ョンプロフィールPとの間のずれを最小にする。
【00010】通常、フィードバック位置制御システム
20内に含まれている光検出器D2とアクチュエータ3
2は、フィードバック位置制御システム20が一体化さ
れている干渉計I内に含まれている光検出器とアクチュ
エータである。干渉計において、光検出器D2は、通
常、光学的な照明に応答して電気信号を発生するフォト
ダイオード又はその他の光学要素、センサあるいはシス
テムである。干渉計において、アクチュエータ32は、
通常、モータの回転運動を直線運動に変換するリンク機
構Lを備えた回転モータであるので、干渉計Iの可変ア
ームA内の光学要素18は、直線的に移動される。代替
的には、アクチュエータ32は、与えられた制御信号2
5に応答して光学要素18を移動するのに適した任意の
他のタイプの移動機構あるいは装置である。
20内に含まれている光検出器D2とアクチュエータ3
2は、フィードバック位置制御システム20が一体化さ
れている干渉計I内に含まれている光検出器とアクチュ
エータである。干渉計において、光検出器D2は、通
常、光学的な照明に応答して電気信号を発生するフォト
ダイオード又はその他の光学要素、センサあるいはシス
テムである。干渉計において、アクチュエータ32は、
通常、モータの回転運動を直線運動に変換するリンク機
構Lを備えた回転モータであるので、干渉計Iの可変ア
ームA内の光学要素18は、直線的に移動される。代替
的には、アクチュエータ32は、与えられた制御信号2
5に応答して光学要素18を移動するのに適した任意の
他のタイプの移動機構あるいは装置である。
【0011】フィードバックプロセッサ30は、アナロ
グハードウェアあるいはデジタルハードウェア、あるい
は、図2Dに示すようにアナログハードウエアおよびデ
ジタルハードウェアの組み合わせを用いて実施される。
代替的には、デジタルハードウェア、ソフトウェア、あ
るいは、デジタルハードウェアとソフトウェアの組み合
わせで実施されているフィードバックプロセッサ30
が、サンプラー24から干渉像INT2のサンプルを受
けとる。図2Dにおいて、フィードバックプロセッサ3
0は、波形コンディショナ34とモーションプロセッサ
36とを備えている。波形コンディショナ34は、検出
された基準光信号27を受け取る。検出された基準光信
号27から、波形コンディショナ34は、干渉計Iの可
変アームAにおける光学要素18の位置に対応した振幅
遷移を有するタイミング信号29を発生する。図2Dに
示す波形コンディショナ34は、閾値検出器、エッジ検
出器、ゼロ交差検出器、または、検出された基準光信号
27からタイミング信号29(この場合は方形波信号)
を発生することができる他のタイプの波形コンディショ
ニング回路、装置あるいはシステムのようなスクエアリ
ング回路33を備える。オプションのデバイダー35
が、波形コンディショナに設けられてタイミング信号2
9における振幅遷移のタイミングを調整する。
グハードウェアあるいはデジタルハードウェア、あるい
は、図2Dに示すようにアナログハードウエアおよびデ
ジタルハードウェアの組み合わせを用いて実施される。
代替的には、デジタルハードウェア、ソフトウェア、あ
るいは、デジタルハードウェアとソフトウェアの組み合
わせで実施されているフィードバックプロセッサ30
が、サンプラー24から干渉像INT2のサンプルを受
けとる。図2Dにおいて、フィードバックプロセッサ3
0は、波形コンディショナ34とモーションプロセッサ
36とを備えている。波形コンディショナ34は、検出
された基準光信号27を受け取る。検出された基準光信
号27から、波形コンディショナ34は、干渉計Iの可
変アームAにおける光学要素18の位置に対応した振幅
遷移を有するタイミング信号29を発生する。図2Dに
示す波形コンディショナ34は、閾値検出器、エッジ検
出器、ゼロ交差検出器、または、検出された基準光信号
27からタイミング信号29(この場合は方形波信号)
を発生することができる他のタイプの波形コンディショ
ニング回路、装置あるいはシステムのようなスクエアリ
ング回路33を備える。オプションのデバイダー35
が、波形コンディショナに設けられてタイミング信号2
9における振幅遷移のタイミングを調整する。
【0012】この構成例において波形コンディショナ3
4とインターフェースしているモーションプロセッサ3
6は、米国、マサチューセッツ、レキシントンに所在し
ているPERFORMANCE MOTION DEVICESから入手することが
できるPILOT MOTION PROCESSOR FOR BRUSHED SERVO MOT
ION CONTROL、部品番号MC3110である。代替的には、モ
ーションプロセッサ36は、タイミング信号29を受
け、受け取ったタイミング信号29からモーションプロ
フィールを得、得られたモーションプロフィールと予め
指定されたモーションプロフィールPとを比較して制御
信号25を発生することが可能な任意の他の回路、装置
またはシステムである。モーションプロセッサ36は、
タイミング信号29における振幅遷移のタイミングを用
いて光学要素18のモーションプロフィールを得る。予
め指定されたモーションプロフィールPが図2Cに示す
ような速度プロフィールであるとき、得られるモーショ
ンプロフィールは、光学要素の速度を示す速度プロフィ
ールである。予め指定されたモーションプロフィールP
が加速度プロフィールであるとき、得られるモーション
プロフィールは、光学要素の加速度を示す加速度プロフ
ィールである。予め指定されたモーションプロフィール
Pがジャークプロフィールであるとき、得られるモーシ
ョンプロフィールは、光学要素のジャークを示すジャー
クプロフィールである。モーションプロセッサ36は、
得られたモーションプロフィールと予め指定されたモー
ションプロフィールPとの比較を行い、得られたモーシ
ョンプロフィールと予め指定されたモーションプロフィ
ールPとの間のずれを最小にすることが可能な制御信号
を発生して、光学要素18の運動が予め指定されたモー
ションプロフィールPに一致するようにする。
4とインターフェースしているモーションプロセッサ3
6は、米国、マサチューセッツ、レキシントンに所在し
ているPERFORMANCE MOTION DEVICESから入手することが
できるPILOT MOTION PROCESSOR FOR BRUSHED SERVO MOT
ION CONTROL、部品番号MC3110である。代替的には、モ
ーションプロセッサ36は、タイミング信号29を受
け、受け取ったタイミング信号29からモーションプロ
フィールを得、得られたモーションプロフィールと予め
指定されたモーションプロフィールPとを比較して制御
信号25を発生することが可能な任意の他の回路、装置
またはシステムである。モーションプロセッサ36は、
タイミング信号29における振幅遷移のタイミングを用
いて光学要素18のモーションプロフィールを得る。予
め指定されたモーションプロフィールPが図2Cに示す
ような速度プロフィールであるとき、得られるモーショ
ンプロフィールは、光学要素の速度を示す速度プロフィ
ールである。予め指定されたモーションプロフィールP
が加速度プロフィールであるとき、得られるモーション
プロフィールは、光学要素の加速度を示す加速度プロフ
ィールである。予め指定されたモーションプロフィール
Pがジャークプロフィールであるとき、得られるモーシ
ョンプロフィールは、光学要素のジャークを示すジャー
クプロフィールである。モーションプロセッサ36は、
得られたモーションプロフィールと予め指定されたモー
ションプロフィールPとの比較を行い、得られたモーシ
ョンプロフィールと予め指定されたモーションプロフィ
ールPとの間のずれを最小にすることが可能な制御信号
を発生して、光学要素18の運動が予め指定されたモー
ションプロフィールPに一致するようにする。
【0013】本発明の代替実施態様において、フィード
バック位置制御システム20は、以下に例示する方法に
従って実施される。図3は、本発明の第2の実施態様に
従って構成されたフィードバック位置制御方法40のフ
ロー図である。フィードバック位置制御方法40は、干
渉計の可変アームにおける光学要素の位置に従って強度
が変化する基準光信号を検出するステップ(ステップ4
1)と、検出された基準光信号を受け取るステップ(ス
テップ42)と、検出された基準光信号からモーション
プロフィールを得るステップ(ステップ43)を含む。
次いで、フィードバック位置制御方法40は、得られた
モーションプロフィールと予め指定されたモーションプ
ロフィールとを比較し(ステップ44)、得られたモー
ションプロフィールと予め指定されたモーションプロフ
ィールとの間のずれに基づいて制御信号を発生し(ステ
ップ45)、得られたモーションプロフィールと予め指
定されたモーションプロフィールとの間のずれを最小に
するために、制御信号を用いて干渉計の可変アームにお
ける光学要素の位置を調節する(ステップ46)。
バック位置制御システム20は、以下に例示する方法に
従って実施される。図3は、本発明の第2の実施態様に
従って構成されたフィードバック位置制御方法40のフ
ロー図である。フィードバック位置制御方法40は、干
渉計の可変アームにおける光学要素の位置に従って強度
が変化する基準光信号を検出するステップ(ステップ4
1)と、検出された基準光信号を受け取るステップ(ス
テップ42)と、検出された基準光信号からモーション
プロフィールを得るステップ(ステップ43)を含む。
次いで、フィードバック位置制御方法40は、得られた
モーションプロフィールと予め指定されたモーションプ
ロフィールとを比較し(ステップ44)、得られたモー
ションプロフィールと予め指定されたモーションプロフ
ィールとの間のずれに基づいて制御信号を発生し(ステ
ップ45)、得られたモーションプロフィールと予め指
定されたモーションプロフィールとの間のずれを最小に
するために、制御信号を用いて干渉計の可変アームにお
ける光学要素の位置を調節する(ステップ46)。
【0014】本発明のいくつかの実施態様について詳細
に説明したが、これらの好ましい実施態様に対して、特
許請求の範囲に記載されている本発明の範囲から逸脱す
ることなく修正や変更を行い得るものであることは、当
業者には明らかであろう。
に説明したが、これらの好ましい実施態様に対して、特
許請求の範囲に記載されている本発明の範囲から逸脱す
ることなく修正や変更を行い得るものであることは、当
業者には明らかであろう。
【0015】以下においては、本発明の種々の構成要件
の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。 1.干渉計(I)用の位置制御システム(20)におい
て、前記干渉計(I)の可変アーム(A)における光学
要素(18)の位置に従って強度が変化する基準光信号
(23)を検出する光検出器(D2)と、前記光検出器
(D2)に結合されたフィードバックプロセッサ(3
0)であって、検出された前記基準光信号(27)を受
けとり、検出された前記基準光信号(27)からモーシ
ョンプロフィールを得て、得られた前記モーションプロ
フィールを予め指定されたモーションプロフィール
(P)と比較し、得られた前記モーションプロフィール
と前記予め指定されたモーションプロフィール(P)と
の間のずれに基づいて制御信号(25)を発生するフィ
ードバックプロセッサと、前記フィードバックプロセッ
サ(30)に結合されたアクチュエータ(32)であっ
て、前記制御信号(25)を受けとり、前記干渉計
(I)の可変アーム(A)における前記光学要素(1
8)の位置を調節して、得られたモーションプロフィー
ルと前記予め指定されたモーションプロフィール(P)
との間の前記ずれを最小にするアクチュエータを備え
る、位置制御システム(20)。 2.前記予め指定されたモーションプロフィール(P)
が、予め指定された速度プロフィール、予め指定された
加速度プロフィール、及び予め指定されたジャークプロ
フィールのうちの1つであり、前記予め指定されたモー
ションプロフィール(P)が予め指定された速度プロフ
ィールであるとき、得られるモーションプロフィール
は、速度プロフィールであり、前記予め指定されたモー
ションプロフィール(P)が予め指定された加速度プロ
フィールであるとき、得られるモーションプロフィール
は、加速度プロフィールであり、前記予め指定されたモ
ーションプロフィール(P)が予め指定されたジャーク
プロフィールであるとき、得られるモーションプロフィ
ールは、ジャークプロフィールであることからなる、上
項1に記載の位置制御システム(20)。 3.前記フィードバックプロセッサ(30)が、前記検
出された基準光信号(27)を受けとり、前記可変アー
ム(A)における前記光学要素(18)の位置に対応す
る振幅遷移を有するタイミング信号(29)を発生する
波形コンディショナ(34)と、発生された前記タイミ
ング信号(29)を受けとり、前記タイミング信号にお
ける前記振幅遷移のタイミングに基づいて、得られた前
記モーションプロフィールを確立し、得られた前記モー
ションプロフィールを前記予め指定されたモーションプ
ロフィール(P)と比較して前記制御信号(25)を発
生するモーションプロセッサ(36)を備えることから
なる、上項1に記載の位置制御システム(20)。 4.前記フィードバックプロセッサ(30)が、検出さ
れた前記基準光信号(27)を受けとり、前記可変アー
ム(A)における前記光学要素(18)の位置に対応す
る振幅遷移を有するタイミング信号(29)を発生する
波形コンディショナ(34)と、発生された前記タイミ
ング信号(29)を受けとり、前記タイミング信号にお
ける前記振幅遷移のタイミングに基づいて、得られた前
記モーションプロフィールを確立し、得られた前記モー
ションプロフィールを前記予め指定されたモーションプ
ロフィール(P)と比較して前記制御信号(25)を発
生するモーションプロセッサ(36)を備えることから
なる、上項2に記載の位置制御システム(20)。 5.前記波形コンディショナ(34)が、前記タイミン
グ信号(29)を方形波にするスクエアリング回路(3
3)を備えることからなる、上項3に記載の位置制御シ
ステム(20)。 6.前記波形コンディショナ(34)が、前記タイミン
グ信号(29)における前記振幅遷移のタイミングを調
節する周波数デバイダー(分周器)(35)を備えるこ
とからなる、上項5に記載の位置制御システム(2
0)。 7.前記波形コンディショナ(34)が、前記タイミン
グ信号(29)を方形波にするスクエアリング回路(3
3)を備えることからなる、上項4に記載の位置制御シ
ステム(20)。 8.前記波形コンディショナ(34)が、前記タイミン
グ信号(29)内の前記振幅遷移のタイミングを調節す
る周波数デバイダー(分周器)(35)を備えることか
らなる、上項7に記載の位置制御システム(20)。 9.干渉計(I)のための位置制御方法(40)であっ
て、前記干渉計の可変アームにおける光学要素の位置に
応じて強度が変化する基準光信号を検出するステップ
(ステップ41)と、検出された前記基準光信号を受け
とるステップ(ステップ42)と、検出された前記基準
光信号からモーションプロフィールを得るステップ(ス
テップ43)と、得られた前記モーションプロフィール
を予め指定されたモーションプロフィールと比較するス
テップ(ステップ44)と、得られた前記モーションプ
ロフィールと予め指定された前記モーションプロフィー
ルとの間のずれに基づいて制御信号を発生するステップ
(ステップ45)と、前記制御信号を用いて、前記干渉
計の前記可変アーム内の前記光学要素の位置を調節し、
得られたモーションプロフィールと予め指定された前記
モーションプロフィールとの間のずれを最小にするステ
ップ(ステップ46)を含む、方法。 10.前記予め指定されたモーションプロフィール
(P)が、予め指定された速度プロフィール、予め指定
された加速度プロフィール、及び予め指定されたジャー
クプロフィールの1つであり、前記予め指定されたモー
ションプロフィール(P)が予め指定された速度プロフ
ィールであるとき、得られるモーションプロフィール
は、速度プロフィールであり、前記予め指定されたモー
ションプロフィール(P)が予め指定された加速度プロ
フィールであるとき、得られるモーションプロフィール
は、加速度プロフィールであり、前記予め指定されたモ
ーションプロフィール(P)が予め指定されたジャーク
プロフィールであるとき、得られるモーションプロフィ
ールは、ジャークプロフィールであることからなる、上
項9に記載の位置制御方法(40)。
の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。 1.干渉計(I)用の位置制御システム(20)におい
て、前記干渉計(I)の可変アーム(A)における光学
要素(18)の位置に従って強度が変化する基準光信号
(23)を検出する光検出器(D2)と、前記光検出器
(D2)に結合されたフィードバックプロセッサ(3
0)であって、検出された前記基準光信号(27)を受
けとり、検出された前記基準光信号(27)からモーシ
ョンプロフィールを得て、得られた前記モーションプロ
フィールを予め指定されたモーションプロフィール
(P)と比較し、得られた前記モーションプロフィール
と前記予め指定されたモーションプロフィール(P)と
の間のずれに基づいて制御信号(25)を発生するフィ
ードバックプロセッサと、前記フィードバックプロセッ
サ(30)に結合されたアクチュエータ(32)であっ
て、前記制御信号(25)を受けとり、前記干渉計
(I)の可変アーム(A)における前記光学要素(1
8)の位置を調節して、得られたモーションプロフィー
ルと前記予め指定されたモーションプロフィール(P)
との間の前記ずれを最小にするアクチュエータを備え
る、位置制御システム(20)。 2.前記予め指定されたモーションプロフィール(P)
が、予め指定された速度プロフィール、予め指定された
加速度プロフィール、及び予め指定されたジャークプロ
フィールのうちの1つであり、前記予め指定されたモー
ションプロフィール(P)が予め指定された速度プロフ
ィールであるとき、得られるモーションプロフィール
は、速度プロフィールであり、前記予め指定されたモー
ションプロフィール(P)が予め指定された加速度プロ
フィールであるとき、得られるモーションプロフィール
は、加速度プロフィールであり、前記予め指定されたモ
ーションプロフィール(P)が予め指定されたジャーク
プロフィールであるとき、得られるモーションプロフィ
ールは、ジャークプロフィールであることからなる、上
項1に記載の位置制御システム(20)。 3.前記フィードバックプロセッサ(30)が、前記検
出された基準光信号(27)を受けとり、前記可変アー
ム(A)における前記光学要素(18)の位置に対応す
る振幅遷移を有するタイミング信号(29)を発生する
波形コンディショナ(34)と、発生された前記タイミ
ング信号(29)を受けとり、前記タイミング信号にお
ける前記振幅遷移のタイミングに基づいて、得られた前
記モーションプロフィールを確立し、得られた前記モー
ションプロフィールを前記予め指定されたモーションプ
ロフィール(P)と比較して前記制御信号(25)を発
生するモーションプロセッサ(36)を備えることから
なる、上項1に記載の位置制御システム(20)。 4.前記フィードバックプロセッサ(30)が、検出さ
れた前記基準光信号(27)を受けとり、前記可変アー
ム(A)における前記光学要素(18)の位置に対応す
る振幅遷移を有するタイミング信号(29)を発生する
波形コンディショナ(34)と、発生された前記タイミ
ング信号(29)を受けとり、前記タイミング信号にお
ける前記振幅遷移のタイミングに基づいて、得られた前
記モーションプロフィールを確立し、得られた前記モー
ションプロフィールを前記予め指定されたモーションプ
ロフィール(P)と比較して前記制御信号(25)を発
生するモーションプロセッサ(36)を備えることから
なる、上項2に記載の位置制御システム(20)。 5.前記波形コンディショナ(34)が、前記タイミン
グ信号(29)を方形波にするスクエアリング回路(3
3)を備えることからなる、上項3に記載の位置制御シ
ステム(20)。 6.前記波形コンディショナ(34)が、前記タイミン
グ信号(29)における前記振幅遷移のタイミングを調
節する周波数デバイダー(分周器)(35)を備えるこ
とからなる、上項5に記載の位置制御システム(2
0)。 7.前記波形コンディショナ(34)が、前記タイミン
グ信号(29)を方形波にするスクエアリング回路(3
3)を備えることからなる、上項4に記載の位置制御シ
ステム(20)。 8.前記波形コンディショナ(34)が、前記タイミン
グ信号(29)内の前記振幅遷移のタイミングを調節す
る周波数デバイダー(分周器)(35)を備えることか
らなる、上項7に記載の位置制御システム(20)。 9.干渉計(I)のための位置制御方法(40)であっ
て、前記干渉計の可変アームにおける光学要素の位置に
応じて強度が変化する基準光信号を検出するステップ
(ステップ41)と、検出された前記基準光信号を受け
とるステップ(ステップ42)と、検出された前記基準
光信号からモーションプロフィールを得るステップ(ス
テップ43)と、得られた前記モーションプロフィール
を予め指定されたモーションプロフィールと比較するス
テップ(ステップ44)と、得られた前記モーションプ
ロフィールと予め指定された前記モーションプロフィー
ルとの間のずれに基づいて制御信号を発生するステップ
(ステップ45)と、前記制御信号を用いて、前記干渉
計の前記可変アーム内の前記光学要素の位置を調節し、
得られたモーションプロフィールと予め指定された前記
モーションプロフィールとの間のずれを最小にするステ
ップ(ステップ46)を含む、方法。 10.前記予め指定されたモーションプロフィール
(P)が、予め指定された速度プロフィール、予め指定
された加速度プロフィール、及び予め指定されたジャー
クプロフィールの1つであり、前記予め指定されたモー
ションプロフィール(P)が予め指定された速度プロフ
ィールであるとき、得られるモーションプロフィール
は、速度プロフィールであり、前記予め指定されたモー
ションプロフィール(P)が予め指定された加速度プロ
フィールであるとき、得られるモーションプロフィール
は、加速度プロフィールであり、前記予め指定されたモ
ーションプロフィール(P)が予め指定されたジャーク
プロフィールであるとき、得られるモーションプロフィ
ールは、ジャークプロフィールであることからなる、上
項9に記載の位置制御方法(40)。
【0016】本発明の概要は次のようである。干渉計
(I)の可変アーム(A)内の光学エレメント(18)の位置を、
所定のモーションプロフィール(P)に従って変えること
が可能なフィードバック位置制御システム(20)及び方法
(40)を開示する。このシステム(20)及び方法(40)は、可
変アーム(A)における光学エレメント(18)の位置に応じ
て強度が変化する基準光信号(27)を検出する。このシス
テム(20)及び方法(40)は、検出した基準光信号(27)を受
信して、検出した基準光信号(27)からモーションプロフ
ィールを得、この得られたモーションプロフィールと所
定のモーションプロフィール(P)を比較して、得られた
モーションプロフィールと所定のモーションプロフィー
ル(P)との差違に基づいて制御信号(25)を生成する。制
御信号(25)は、干渉計(I)の可変アーム(A)における光学
エレメント(18)の位置を調整して、得られるモーション
プロフィールと所定のモーションプロフィール(P)との
差違を最小にするために使用される。
(I)の可変アーム(A)内の光学エレメント(18)の位置を、
所定のモーションプロフィール(P)に従って変えること
が可能なフィードバック位置制御システム(20)及び方法
(40)を開示する。このシステム(20)及び方法(40)は、可
変アーム(A)における光学エレメント(18)の位置に応じ
て強度が変化する基準光信号(27)を検出する。このシス
テム(20)及び方法(40)は、検出した基準光信号(27)を受
信して、検出した基準光信号(27)からモーションプロフ
ィールを得、この得られたモーションプロフィールと所
定のモーションプロフィール(P)を比較して、得られた
モーションプロフィールと所定のモーションプロフィー
ル(P)との差違に基づいて制御信号(25)を生成する。制
御信号(25)は、干渉計(I)の可変アーム(A)における光学
エレメント(18)の位置を調整して、得られるモーション
プロフィールと所定のモーションプロフィール(P)との
差違を最小にするために使用される。
【0017】
【発明の効果】本発明の位置制御システム及び方法によ
れば、従来より簡単かつ安価に、光学干渉計の測定性能
を改善することができる。
れば、従来より簡単かつ安価に、光学干渉計の測定性能
を改善することができる。
【図1】従来技術の位置制御システムを示す。
【図2A】本発明の第1の実施態様に従って構成された
フィードバック位置制御システムを示す。
フィードバック位置制御システムを示す。
【図2B】本発明の第1の実施態様に従って構成された
フィードバック位置制御システムを示す。
フィードバック位置制御システムを示す。
【図2C】本発明の第1の実施態様に従って構成された
フィードバック位置制御システムを示す。
フィードバック位置制御システムを示す。
【図2D】本発明の第1の実施態様に従って構成された
フィードバック位置制御システムを示す。
フィードバック位置制御システムを示す。
【図3】本発明の第2の実施態様に従って構成されたフ
ィードバック位置制御方法の流れ図である。
ィードバック位置制御方法の流れ図である。
【符号の説明】 18 光学要素 20 位置制御システム 23 基準光信号 25 制御信号 27 検出された基準光信号 30 フィードバックプロセッサ 32 アクチュエータ A 可変アーム I 干渉計 P モーションプロフィール
フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー・エス・ヒル アメリカ合衆国カリフォルニア州95404, サンタローザ,ブルー・リッジ・トレイ ル・5374 Fターム(参考) 2F064 AA01 AA15 DD01 DD08 EE01 FF01 GG16 GG22 HH01 HH06 JJ01 2F065 AA02 AA20 BB15 CC21 FF51 GG05 HH04 HH13 JJ01 JJ05 JJ09 JJ18 LL17 NN20 QQ01 QQ25 QQ28 QQ30
Claims (1)
- 【請求項1】干渉計(I)用の位置制御システム(2
0)において、 前記干渉計(I)の可変アーム(A)における光学要素
(18)の位置に従って強度が変化する基準光信号(2
3)を検出する光検出器(D2)と、 前記光検出器(D2)に結合されたフィードバックプロ
セッサ(30)であって、検出された前記基準光信号
(27)を受けとり、検出された前記基準光信号(2
7)からモーションプロフィールを得て、得られた前記
モーションプロフィールを予め指定されたモーションプ
ロフィール(P)と比較し、得られた前記モーションプ
ロフィールと前記予め指定されたモーションプロフィー
ル(P)との間のずれに基づいて制御信号(25)を発
生するフィードバックプロセッサと、 前記フィードバックプロセッサ(30)に結合されたア
クチュエータ(32)であって、前記制御信号(25)
を受けとり、前記干渉計(I)の可変アーム(A)にお
ける前記光学要素(18)の位置を調節して、得られた
モーションプロフィールと前記予め指定されたモーショ
ンプロフィール(P)との間の前記ずれを最小にするア
クチュエータを備える、位置制御システム(20)。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/865,317 US20020176085A1 (en) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | Feedback position control system and method for an interferometer |
US09/865317 | 2001-05-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002365014A true JP2002365014A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=25345224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002142386A Pending JP2002365014A (ja) | 2001-05-25 | 2002-05-17 | 干渉計用のフィードバック位置制御システムおよび方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020176085A1 (ja) |
JP (1) | JP2002365014A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT413765B (de) * | 2004-06-24 | 2006-05-15 | Ctr Carinthian Tech Res Ag | Anordnung zum aufbau eines miniaturisierten fourier-transform-interferometers für optische strahlung nach dem michelson- bzw. einem daraus abgeleiteten prinzip |
JP5306075B2 (ja) * | 2008-07-07 | 2013-10-02 | キヤノン株式会社 | 光干渉断層法を用いる撮像装置及び撮像方法 |
-
2001
- 2001-05-25 US US09/865,317 patent/US20020176085A1/en not_active Abandoned
-
2002
- 2002-05-17 JP JP2002142386A patent/JP2002365014A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020176085A1 (en) | 2002-11-28 |
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