JP2002364771A - 熱動弁 - Google Patents

熱動弁

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JP2002364771A
JP2002364771A JP2001173004A JP2001173004A JP2002364771A JP 2002364771 A JP2002364771 A JP 2002364771A JP 2001173004 A JP2001173004 A JP 2001173004A JP 2001173004 A JP2001173004 A JP 2001173004A JP 2002364771 A JP2002364771 A JP 2002364771A
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wax
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Kazutoshi Takahashi
和豪 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱動弁を、入口流路側と出口流路側との間の水
圧差の影響を少なくした構造のものとすることと、縦方
向の長さを短くした構造にする。 【解決手段】ワックスサーモエレメントを起動部とする
熱動弁において、ボディ1には入口流路2と出口流路3
とを仕切る仕切壁10と対向する入口流路2の上壁側
に、前記仕切壁10に形成した環状の弁座5bの内側に
形成される弁口bの内径に略対応する内径の摺動筒部1
aを形成し、弁機構部5には、弁座5bの内腔から入口
流路2を経て前記摺動筒部1a内に向け突出する弁金具
7を組み付け、それの上端側に、弁機構部5の受圧面w
と対向する受圧面yを下面側に具備する摺動軸部70を
形設して、前記摺動筒部1aに水密に嵌装し、その摺動
軸部70の上面側にワックスサーモエレメント4のピス
トン41の押し面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は暖房機器に使用する
熱動弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱動弁Aは、通常、図1に示して
いるように、入口流路2と出口流路3とを具備せしめた
ボディ1の上部側に、PTCヒーター40を通電により
加熱することでピストン41が伸長作動するワックスサ
ーモエレメント4を駆動部として組み付け、ボディ1の
底部側には、入口流路2と出口流路3とに連通する弁室
aを設けて、その弁室a内に、弁機構部5を、それに組
み付けた弁5aが、入口流路2と出口流路3とを仕切る
仕切壁10に開設した弁口bの口縁に装設せる環状の弁
座5bに対し下方から対向するように組み込んで、これ
をバネ50により押し上げて、前記弁5aが弁座5bに
衝合して閉弁するようにし、ボディ1内の入口流路2の
上壁側11には、軸心線が、前記入口流路2の下壁側に
開設した環状の弁座5bの軸心線に揃う軸穴状の貫通穴
12を、ワックスサーモエレメント4を組み付けたボデ
ィ1の上部側に向け貫通するように設けて、これに、軸
杆状に形成した連繋軸6を水密に嵌挿し、この連繋軸6
の下端側を、前記弁機構部5の中心金具51に衝合さ
せ、その連繋軸6の上端側を、ボディ1の上部側に組み
付けた前述のワックスサーモエレメント4の出入作動す
るピストン41の突出端部に衝合させることで構成して
ある。
【0003】そして、これにより、常態においては、バ
ネ50の付勢により弁室a内の弁機構部5が押し上げら
れて、弁5aが弁座5bの下面側に衝合することで、弁
口bを閉塞して閉弁の状態を保持し、PTCヒーター4
0に通電してそれを昇温させると、ワックスサーモエレ
メント4のピストン41が押し出されるよう作動し、そ
れにより連繋軸6が下方に押し込まれて、弁機構部5を
バネ50の付勢に抗して押し下げ、弁5aを弁座5bか
ら引き離して開弁作動を行わすようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、PTCヒ
ーターに対する通電の制御によりピストンを伸長させる
よう作動するワックスサーモエレメントを駆動部とし
て、開弁作動を行わせる従来の熱動弁Aには、入口流路
2側の水圧が、バネ50により押し上げられて弁座5b
に当接する弁5aに対し、それを押し下げて開弁させる
方向に働くことから、入口流路2側と出口流路3側との
水圧差が大きくなってくると、弁5aを閉弁側に押し上
げるバネ50のバネ圧が不足して、閉弁が不完全にな
り、弁漏れが大きくなる問題がある。
【0005】また、PTCヒーター40とワックスサー
モエレメント4とからなる駆動部と、それのピストン4
1の下端側を当接させる連繋軸6と、その連繋軸6の下
端側を衝合させる弁機構部5と、それを弁座5bに向け
押し上げるバネ50との各部品が、縦方向(上下方向)
に積み重ねられてボディ1に組み込まれることから、組
み立てられる熱動弁Aの製品を縦方向に長い構造のもの
として、取り扱いが悪い問題がある。
【0006】本発明は、従前の熱動弁に生じていた問題
を解決するためになされたものであって、熱動弁を入口
流路側と出口流路側との間の水圧差の影響を少なくした
構造のものに構成する新たな手段および熱動弁の縦方向
の長さを短く構成し得る新たな手段を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、請求項1
に記載した、ボディ1に、PTCヒーター40に対する
通電による昇温によりピストン41が伸び出すよう作動
するワックスサーモエレメント4を組み付け、そのワッ
クスサーモエレメント4の作動により、ボディ1内の弁
室aに組み込んだ弁機構部5に開弁作動を行わす熱動弁
Aにおいて、ボディ1には入口流路2と出口流路3とを
仕切る仕切壁10と対向する入口流路2の上壁側に、前
記仕切壁10に形成した環状の弁座5bの内側に形成さ
れる弁口bの内径に略対応する内径の摺動筒部1aを形
成し、弁機構部5には、弁座5bの内腔から入口流路2
を経て前記摺動筒部1a内に向け突出する弁金具7を組
み付け、それの上端側に、弁機構部5の受圧面wと対向
する受圧面yを下面側に具備する摺動軸部70を形設し
て、前記摺動筒部1aに水密に嵌装し、その摺動軸部7
0の上面側にワックスサーモエレメント4のピストン4
1の押し面を形成することを特徴とする熱動弁を提起
し、また、これに併せて請求項2に記載した、ボディ1
に、PTCヒーター40に対する通電による昇温により
ピストン41が伸び出すよう作動するワックスサーモエ
レメント4を組み付け、そのワックスサーモエレメント
4の作動により、ボディ1内の弁室aに組み込んだ弁機
構部5に開弁作動を行わす熱動弁Aにおいて、ボディ1
には、弁室aの天井壁となる入口流路2と出口流路3の
間の仕切壁10に、内腔が弁口bとなる環状の弁座5b
を形設し、この弁座5bと対向する入口流路2の上壁側
に、弁座5bの内径に略対応する内径の摺動筒部1a
を、それの軸心線が前記弁座5bの軸心線に略揃うよう
に形成し、この摺動筒部1aに、下端側を弁室a内に組
み込む弁機構部5に一体または一体的に組み付ける弁金
具7の上端側に形設せる摺動軸部70を水密に保持せし
めて摺動自在に嵌挿し、その摺動軸部70の下面側に弁
機構部5の上面側の受圧面wと対向する受圧面yを形成
して、その摺動軸部70の上面側に、ワックスサーモエ
レメント4のピストン41の押し面を形成することを特
徴とする熱動弁を提起するものである。
【0008】この手段においては、入口流路2の水圧
は、弁機構部5に対し、その弁機構部5の上面側の受圧
面wに作用してそれを押し下げ弁機構部5を開弁させる
方向の力と、弁機構部5に組み付けた弁金具7の摺動軸
部70の下面側の受圧面yに作用して摺動軸部70を押
し上げ弁機構部5を閉弁させる方向の力との両方が働
き、この両方の力が、受圧面wと受圧面yとを対応させ
て形成していることにより相殺されるようになる。この
ことから、弁機構部5は、低圧である出口流路3側の水
圧の影響を受けるだけになって、閉弁しにくくなること
のない熱動弁を構成し得るようになる。
【0009】また、請求項3に記載した発明では、ボデ
ィ1に、PTCヒーター40に対する通電による昇温に
よりピストン41が伸び出すよう作動するワックスサー
モエレメント4を組み付け、そのワックスサーモエレメ
ント4の作動により、ボディ1内の弁室aに組み込んだ
弁機構部5に開弁作動を行わす熱動弁Aにおいて、弁機
構部5を閉弁させる駆動部としてボディ1に組み付ける
ワックスサーモエレメント4の、出入作動するピストン
41をガイドする筒部42が、弁機構部5に組み付けた
弁金具7の上部側に設けた摺動軸部70の上端側に形成
してあるガイド挿入穴71内に、縦方向である上下方向
に摺動自在に嵌合していて、ピストン41の出入作動
が、ガイド筒部42のガイド挿入穴71に対する摺動範
囲でまかなわれることから、熱動弁Aの縦方向の高さ・
長さが、ガイド挿入穴71の深さ分だけ短くできること
になって、熱動弁Aを小型化して組み付け易くする。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を実施せる熱動弁
Aの第1の実施例を示す。同図において、1は熱動弁A
のボディで、それの側面部に、入口流路2と出口流路3
とが、それぞれ反対方向に突出する枝管状に装設してあ
り、底部側には、弁機構部5を収蔵する弁室aが設けて
あって、その弁室aは出口流路3に対し側方において連
通し、入口流路2に対しては、該弁室aの天井壁を形成
するように入口流路2と出口流路3とを仕切る仕切壁1
0に開設した弁口bを介して連通させてある。
【0011】そして、前記弁口bの口縁の下面側には、
前記弁口bを内腔とする環状の弁座5bが弁室a内に向
け垂下するように形設してあり、これに、弁室a内に装
入した弁機構部5の上面側に組み付けられた弾性資材よ
りなる環状の弁5aが下方から対向し、弁室aの底面に
組み付けた底蓋13と弁機構部5との間に張設せるバネ
50により弁機構部5が押し上げられることで、弁5a
が弁座5bに衝合して弁口bをシールし、閉弁状態に保
持されるようにしてある。
【0012】また、前記弁口bおよび弁座5bを形設し
た仕切壁10と対向する入口流路2の上壁11には、前
述の弁口bの内径に対応する内径の開口が、それの軸心
線を前述の弁口bの軸心線と揃うように配位されて開設
され、その開口の上方に、内径を開口のそれに一致させ
た摺動筒部1aが、ボディ1に連続させて形設してあ
り、その摺動筒部1aの上方に、ワックスサーモエレメ
ント4の組付部1bが、一体に連続させた状態としてボ
ディ1に形設してある。
【0013】7は、弁機構部5に組み付ける弁金具で、
下端部は、弁機構部5の上面側に設けた環状の弁5aの
内縁側を押さえる皿状に形成されて、弁機構部5に下方
から螺じ込むビス52により、その弁機構部5に一体的
に組み付けてあり、この皿状の下端部の上面に連続する
上部側は、入口流路2内に臨む中間部が軸杆状に縊れ、
上端側は、外径が前述の摺動筒部1aの内径に対応する
摺動軸部70に形成してあって、その摺動筒部1a内
に、水密保持部材72…により水密に保持せしめて摺動
自在に嵌挿してある。
【0014】そして、この弁金具7の上端側の摺動軸部
70の下面側に、皿状の下端部と弁機構部5の上面側と
で形成される弁機構部5の受圧面wと対応する受圧面y
を形成して、弁機構部5が入口流路2内の水圧の影響を
受けないようにしている。
【0015】前述したワックスサーモエレメント4の組
付部1bは、摺動筒部1aに連続する下端側に、ワック
スサーモエレメント4のピストン41を摺動筒部1a内
に突入させ得る開口を具備し、上端側に上蓋14の組み
付けにより閉塞される開口を具備するケース状に形成さ
れて、ボディ1の上面側に一体に連続する状態として装
設してある。
【0016】そして、この組付部1bに組み付けるワッ
クスサーモエレメント4は、それのワックスを収蔵せる
感温部4aの底面にPTCヒーター40とそれの電極4
00・400を組み付けて、ピストン41およびそれを
ガイドするガイド筒部42が下方に向かう姿勢として、
上蓋14を外して開放させた組付部1bの上面側の開口
から装入して、上蓋14を組み付けることで、組付部1
bに組み付けるようにしている。
【0017】そして、これにより、電極400・400
に通電してPTCヒーター40を発熱させることで、感
温部4a内のワックス類の熱膨張によりピストン41が
押し出されて、弁金具7の摺動軸部70の上端面に当接
し、それを押し下げていくことで弁機構部5に開弁作動
を行わせる熱動弁Aを構成するようにしている。
【0018】このワックスサーモエレメント4の組付部
1bへの組み付けは、図2に示す実施例においては、ワ
ックスサーモエレメント4のガイド筒部42の胴部に係
止鍔43を設けて、これが組付部1b内に設けた係止段
部15に衝合するようにしているが、図3に示している
ように、ワックスサーモエレメント4の感温部4aが、
組付部1b内に設ける係止段部15に衝合することで組
み付けるように適宜に行ってよい。
【0019】また、ピストン41の先端に衝合するよう
摺動軸部70の上端側に形成する押し面も、図2に示し
ている実施例においては、摺動軸部70の上端面をその
まま押し面としているが、図3にある実施例のように、
摺動軸部70の上端面に凹部70aを形成してここにピ
ストン41が嵌入してくるようにするなど適宜に形成し
てよい。
【0020】次に図4は、本発明手段の請求項3に記載
の発明の実施例である。この例における熱動弁Aは、入
口流路2および出口流路3を具備せしめたボディ1の底
部側に弁室aを設け、その弁室aの天井壁となる仕切壁
10に、弁口bと環状の弁座5bを設け、弁室a内に
は、前記弁座5bに対向する環状の弁5aを上面側に組
み付けた弁機構部5を装入してバネ50により押し上げ
るよう付勢し、ボディ1の上面側には、前記仕切壁10
と対向する入口流路2の上壁11に、前記弁口bと対応
する口径の開口を開設して、それに摺動筒部1aを連続
させて形設し、それの上方に、ワックスサーモエレメン
ト4の組付部1bをボディ1に連続させて形設し、ま
た、弁機構部5には、弁金具7の下端側を組み付け、そ
れの上端側に形設せる摺動軸部70を前記摺動筒部1a
内に水密を保持せしめて摺動自在に嵌挿し、この摺動軸
部70の下面側に、弁機構部5の受圧面wと対応する受
圧面yを形成して、この摺動軸部70の上端側を、前述
の組付部1bに組み付けるワックスサーモエレメント4
の出入作動するピストン41に対向させることについて
は、前述の実施例と同様に構成してある。
【0021】しかし、弁金具7の上端側に形成せる摺動
軸部70には、それの上端側に内径を、ワックスサーモ
エレメント4のピストン41の出入作動をガイドさせる
ガイド筒部42の外径に対応させたガイド挿入穴71
が、上下方向に沿い、そのガイド筒部42の軸方向の長
さに略対応する深さに形成してあって、このガイド挿入
穴71を、ボディ1の上端側に組付部1bに組み付け
て、上蓋14の止着により固定装着したワックスサーモ
エレメント4のガイド筒部42に対し、摺動自在に嵌挿
させてあり、かつ、このガイド挿入穴71の底面が、ワ
ックスサーモエレメント4のピストン41の先端と当接
する押し面に形成してある。
【0022】そして、これにより、ワックスサーモエレ
メント4がPTCヒーター40への通電によりピストン
41を伸び出るよう作動して、弁金具7を押し下げ弁機
構部5を開弁させていくときに、摺動軸部70のガイド
挿入穴71が、ワックスサーモエレメント4のガイド筒
部42の外周から、ピストン41の伸び出し量に対応し
て順次抜け出ていくようにしてある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、弁機構
部5に組み付けた弁金具7の上端側の摺動軸部70の下
面側に形成した受圧面yが弁機構部5の受圧面wと対向
して、弁機構部5が入口流路2側の水圧の影響を受けな
いようになるので、閉弁しにくくなることのない熱動弁
が得られるようになる。
【0024】また、弁金具7に形成した摺動軸部70に
ガイド挿入穴71を設けて、これにワックスサーモエレ
メント4のガイド筒部42を摺動自在に嵌挿することか
ら、このガイド筒部42とガイド挿入穴71との挿入深
さ分だけ上下方向に短い熱動弁が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前の熱動弁の縦断正面図である。
【図2】本発明による熱動弁の縦断正面図である。
【図3】同上の別の実施例の要部の縦断正面図である。
【図4】同上のさらに別の実施例の縦断側面図である。
【符号の説明】
A…熱動弁、a…弁室、b…弁口、w・y…受圧面、1
…ボディ、1a…摺動筒部、1b…組付部、10…仕切
壁、11…上壁、12…貫通穴、13…底蓋、14…上
蓋、15…係止段部、2…入口流路、3…出口流路、4
…ワックスサーモエレメント、4a…感温部、40…P
TCヒーター、400…電極、41…ピストン、42…
ガイド筒部、43…係止鍔、5…弁機構部、5a…弁、
5b…弁座、50…バネ、51…中心金具、52…ビ
ス、6…連繋軸、7…弁金具、70…摺動軸部、70a
…凹部、71…ガイド挿入穴、72…水密保持部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ1に、PTCヒーター40に対す
    る通電による昇温によりピストン41が伸び出すよう作
    動するワックスサーモエレメント4を組み付け、そのワ
    ックスサーモエレメント4の作動により、ボディ1内の
    弁室aに組み込んだ弁機構部5に開弁作動を行わす熱動
    弁Aにおいて、ボディ1には入口流路2と出口流路3と
    を仕切る仕切壁10と対向する入口流路2の上壁側に、
    前記仕切壁10に形成した環状の弁座5bの内側に形成
    される弁口bの内径に略対応する内径の摺動筒部1aを
    形成し、弁機構部5には、弁座5bの内腔から入口流路
    2を経て前記摺動筒部1a内に向け突出する弁金具7を
    組み付け、それの上端側に、弁機構部5の受圧面wと対
    向する受圧面yを下面側に具備する摺動軸部70を形設
    して、前記摺動筒部1aに水密に嵌装し、その摺動軸部
    70の上面側にワックスサーモエレメント4のピストン
    41の押し面を形成することを特徴とする熱動弁。
  2. 【請求項2】 ボディ1に、PTCヒーター40に対す
    る通電による昇温によりピストン41が伸び出すよう作
    動するワックスサーモエレメント4を組み付け、そのワ
    ックスサーモエレメント4の作動により、ボディ1内の
    弁室aに組み込んだ弁機構部5に開弁作動を行わす熱動
    弁Aにおいて、ボディ1には、弁室aの天井壁となる入
    口流路2と出口流路3の間の仕切壁10に、内腔が弁口
    bとなる環状の弁座5bを形設し、この弁座5bと対向
    する入口流路2の上壁側に、弁座5bの内径に略対応す
    る内径の摺動筒部1aを、それの軸心線が前記弁座5b
    の軸心線に略揃うように形成し、この摺動筒部1aに、
    下端側を弁室a内に組み込む弁機構部5に一体または一
    体的に組み付ける弁金具7の上端側に形設せる摺動軸部
    70を水密に保持せしめて摺動自在に嵌挿し、その摺動
    軸部70の下面側に弁機構部5の上面側の受圧面wと対
    向する受圧面yを形成して、その摺動軸部70の上面側
    に、ワックスサーモエレメント4のピストン41の押し
    面を形成することを特徴とする熱動弁。
  3. 【請求項3】 摺動軸部70の上端側に、ワックスサー
    モエレメント4のピストン41を出入自在にガイドさせ
    るガイド筒部42が、摺動自在に嵌合するガイド挿入穴
    71を形成して、そのガイド挿入穴71の底面に、ガイ
    ド筒部42から出入りするピストン41の突出端を当接
    させる押し面を形成することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の熱動弁。
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JP2020193653A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社ノーリツ 熱動弁
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