JP2002364468A - 雪上車用エンジンの吸気構造 - Google Patents

雪上車用エンジンの吸気構造

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JP2002364468A
JP2002364468A JP2001166884A JP2001166884A JP2002364468A JP 2002364468 A JP2002364468 A JP 2002364468A JP 2001166884 A JP2001166884 A JP 2001166884A JP 2001166884 A JP2001166884 A JP 2001166884A JP 2002364468 A JP2002364468 A JP 2002364468A
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秀史 森井
Yasuaki Yatagai
泰章 矢田貝
Yutaka Sasaki
豊 佐々木
Ken Shibano
謙 柴野
Hitoshi Matsumura
等 松村
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M27/00Propulsion devices for sledges or the like
    • B62M27/02Propulsion devices for sledges or the like power driven
    • B62M2027/023Snow mobiles characterised by engine mounting arrangements

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構成で、エンジンフードと干渉するこ
と無くエンジンを車体中央に搭載でき、また、車体が傾
いてもオイルが漏洩することが無く、吸気通路内の凍結
を防止できる雪上車用エンジンの吸気構造を提供する。 【解決手段】スノーモービル1の車体前部にインストル
メントパネル27とその前方にエンジンフード29を備
え、その下側に形成されるエンジンルーム30内の略中
央部に、エンジン本体の後側に吸気マニホールド39を
配置するとともに、エンジン2本体の前方に排気マニホ
ールド35を配置する4サイクルエンジン2を備え、エ
ンジン2の後方にステアリング26を上端部に備えるス
テアリングポスト25を、後方に傾倒させた状態でエン
ジンルーム30内に立設配置したスノーモービル1にお
いて、エンジン2本体とステアリングポスト25との間
に吸気経路を配置するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4サイクルエンジ
ンの構造に関し、特に、雪上車用エンジンの吸気構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スノーモービル等の小型雪上車に
搭載されるエンジンは、構造が比較的簡単であり、軽量
コンパクトでハイパワーである2サイクルエンジンが主
流となっているが、近年、環境問題に対する排ガス規制
や燃費の向上等を求めて4サイクル化が進んでいる。し
かしながら、高出力、軽量、コンパクトな2サイクルエ
ンジンに対して、カムシャフトやオイル潤滑を必要とす
る4サイクルエンジンはどうしても大型化してしまうと
いう問題点があった。
【0003】また、エンジンを車体に搭載する場合、操
舵性向上のためにエンジン搭載時の重心の位置を低くす
るために、エンジンの設置位置をステアリングタイロッ
ドまで下げ、且つ車体中心に持ってくるために、該エン
ジンをステアリングポストまで寄せるのが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、4サイ
クルエンジンの場合、エンジン下部にはオイルパンが有
るため、クランク中心を2サイクルエンジンと同じ位置
で検討すると、直立でのエンジンの配置ではステアリン
グタイロッドとの干渉や、シリンダヘッド、スロットル
ボディおよびエアボックスがエンジンフードと干渉する
恐れがあるという問題点があった。
【0005】さらに、雪上車においては、寒冷地で使用
されるため、ヘッドカバー内の圧力を開放するブリーザ
ホースは水分を含むオイルが通過するため、凍結の恐れ
があり、凍結によってヘッドカバー内の圧力があがりシ
ール不良や、出力低下を招くという問題点があった。ま
た、雪上車は、凹凸のあるコースを走行するためには、
車体が傾くとブリーザよりオイルが洩れる恐れがあると
いう問題点があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、簡単な構成で、エンジンフードと干渉
すること無くエンジンを車体中央に搭載でき、また、車
体が傾いてもオイルが漏洩することが無く、さらに、吸
気通路内の凍結を防止できる雪上車用エンジンの吸気構
造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、雪上車用エン
ジンの吸気構造に係り、雪上車の車体前部に形成される
エンジンルーム内の略中央部に、シリンダヘッドをエン
ジンの上側に配置する4サイクルエンジンを備え、前記
エンジンの後方に、雪上車を操舵するためのステアリン
グを上端部に備えるステアリングポストを、ステアリン
グ側を後方に傾倒させてエンジンルーム内に立設配置し
た雪上車において、前記エンジンは、前記ステアリング
ポストの前方に配置され、前記ステアリングポストとエ
ンジン本体との間に吸気経路を配置するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0008】また、前記吸気経路を構成する吸気マニホ
ールドは、送気方式をダウンドラフト方式とするととも
に、前記ステアリングポストに並設して配置されること
が好ましい。また、前記車体前部は、その上部にインス
トルメントパネルとその前方にエンジンフードを備え、
前記エンジンフードは、前記インストルメントパネルの
前端部より一段下がった位置から車体前部の先端部に亘
り形成され、前記エンジンフードとインストルメントパ
ネルとの段差部には、前方外側に向かいヘッドライトが
配設され、エンジンルーム内のヘッドライト後方のイン
ストルメントパネル下側空間に吸気経路の一部を構成す
る気化器としてスロットルボディが配置されることが好
ましい。
【0009】また、前記エンジンは、エンジン内部のク
ランク軸がその軸心方向を車体幅方向と略平行に向けて
配置されるとともに、前記スロットルボディがシリンダ
ヘッドより高い位置に配置されることが好ましい。ま
た、前記エンジンは、シリンダヘッドを覆うヘッドカバ
ーの後方にエアクリーナボックスを備えるとともに、該
ヘッドカバー内部とエアクリーナボックス内部とを連通
する第1ブリーザホースを備え、前記第1ブリーザホー
スは、その一端部がヘッドカバーのドライブクラッチ側
の後方に接続され、ドライブクラッチ側から反ドライブ
クラッチ側に亘りクランク軸の軸心方向と略平行して略
直線的に延設されるとともに、平面視で略クランク状に
屈曲して延設されて、他端部がエアクリーナボックスに
接続されることが好ましい。
【0010】また、前記第1ブリーザホースは、車体を
水平にした状態で、前記ヘッドカバーとの連結部より前
記エアクリーナボックスとの連結部の方が上方に位置す
るように設けられることが好ましい。また、前記エンジ
ンは、エアクリーナボックス内部と車体外部とを連通す
る第2ブリーザホースを備え、前記第2ブリーザホース
は、その一端部がエアクリーナボックスの底部に接続さ
れ、他端部が車体前部の底部を貫通して車体外部に配置
されて、エアクリーナボックス内の水分を車体外部に排
出するようにすることが好ましい。
【0011】本発明によれば、以下のような作用が得ら
れる。すなわち、雪上車において、エンジンは、ステア
リングポストの前方に配置され、前記ステアリングポス
トとエンジン本体との間に、吸気マニホールド等の吸気
経路を配置することで、エンジンをより車体中央に設置
することができる。また、吸気経路をエンジン本体より
高い位置に配置して、吸気マニホールドによる送気方式
をダウンドラフト方式とすることで、エンジンに遮られ
ること無く走行風による空冷効果の向上が図ることがで
きる。また、前記吸気マニホールドをステアリングポス
トに並設して配置することで、省スペースなエンジンの
レイアウトを実現できる。
【0012】また、前記車体前部の上部にインストルメ
ントパネルとその前方にエンジンフードを備え、前記エ
ンジンフードを前記インストルメントパネルの前端部よ
り一段に下がった位置から先端部に亘り形成し、前記エ
ンジンフードとインストルメントパネルとの段差部に、
前方外側に向かいヘッドライトを配設し、エンジンルー
ム内のヘッドライト後方のインストルメントパネル下側
空間に気化器であるスロットルボディを配置すること
で、エンジンフードを、エンジン全高の制約を受けるこ
となく形成することができる。
【0013】また、前記エンジンを、エンジン内部のク
ランク軸がその軸心方向を車体幅方向と略平行に向けて
配置されるとともに、スロットルボディがシリンダヘッ
ドより高い位置に配置されることエンジンに遮られるこ
と無く走行風による空冷効果の向上が図れる。
【0014】また、前記エンジンは、シリンダヘッドを
覆うヘッドカバーの後方にエアクリーナボックスを備え
るとともに、該ヘッドカバー内部とエアクリーナボック
ス内部とを連通する第1ブリーザホースを備えること
で、オイルミストや水分等をエアクリーナボックスに戻
すことが出来る。また、前記第1ブリーザホースの一端
部を、ヘッドカバーのドライブクラッチ側の後方に接続
し、ドライブクラッチ側から反ドライブクラッチ側に亘
りクランク軸の軸心方向と略平行して略直線的に延設す
るとともに、平面視で略クランク状に屈曲して延設し
て、他端部をエアクリーナボックスに接続することで、
ブリーザホース内にオイルや水分を滞留させること無
く、吸気経路内の凍結を防止することができる。また、
車体を水平にした状態で、前記第1ブリーザホースのヘ
ッドカバーとの連結部よりエアクリーナボックスとの連
結部の方が上方に位置するようにすることで、走行時や
停止時に車体が傾いた場合であってもオイルが容易に洩
れることがない。
【0015】また、前記エンジンに、エアクリーナボッ
クス内部と車体外部とを連通する第2ブリーザホースを
備えることで、エアーフィルタ、吸気管、気化器等の吸
気経路内に水を滞留させること無く、吸気経路内の凍結
を防止することが出来る。また、前記第2ブリーザホー
スの一端部をエアクリーナボックスの底部に接続し、他
端部を車体前部の底部を貫通して車体外部に配置するこ
とで、エアボックス内の水分を車体外部に排出すること
ができ、吸気経路内の凍結を防止することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して詳細に説明する。図1〜図5は発明を実施す
る形態の一例であって、図中、図と同一の符号を付した
部分は同一物を表わしている。図1は本発明の実施形態
に係るスノーモービルの全体構成を示す側面図、図2は
前記スノーモービルの全体構成を示す平面図、図3は本
実施形態に係る水冷エンジンの構成を示す側面図、図4
は本実施形態に係るブリーザホースの構成を示す側面
図、図5は前記ブリーザホースの構成を示す平面図であ
る。
【0017】本実施形態は、図1、図2に示すように、
小型雪上車であるいわゆるスノーモービル1に本発明に
係る水冷エンジン2を搭載したものである。前記スノー
モービル1は、前後方向に延びた車体フレーム10のう
ち車体前部のフレーム前部(エンジンマウントフレー
ム)11下部に左右一対の操舵用そり13が左右方向に
向くように回動自在に設置され、車体後部のフレーム後
部12の下部にトラックベルト15を循環させる駆動用
のクローラ16が配置されている。前記クローラ16
は、フレーム後部12の前端に配置された駆動輪17と
後端に配置された従動輪18と複数個の中間輪19とサ
スペンション機構20と各車輪の周囲に巻かけられて循
環するトラックベルト15とを設けたものである。
【0018】前記車体フレーム10は、モノコックフレ
ーム構造で形成されており、エンジン2が搭載されるフ
レーム前部11は、主部11aより前部分が上方に突出
形成され、操舵用そり13の支持用のフロントサスペン
ション13a上部を収容するフロントサスペンションハ
ウジング11bが形成されるとともに、前記主部11a
より後部分が斜め後ろ上方に立ち上がる形状で、クロー
ラ16の駆動輪17上方付近を収容するトラックハウジ
ング11cがフレーム後部12と連続的かつ一体的に形
成されている。
【0019】前記フレーム後部12は、車体前後方向で
後端部に亘り延設され、クローラ16全体を下方に収容
するカバーを兼ねている。該フレーム後部12上方に
は、鞍形のシート22が配置され、該シート22の車体
幅方向両側には、該シート22より一段低くなったステ
ップ23が設けられている。前記シート22とフレーム
前部11との間のほぼ車体中央部にはステアリングポス
ト25が立設され、該ステアリングポスト25の上端部
にはステアリング26がやや後方に傾いて水平方向左右
に延設されている。該ステアリング26によりステアリ
ングポスト25を介して操舵用そり13を操作するよう
にされている。
【0020】フレーム前部11においては、図3に示す
ように、前記ステアリング26付近およびその前方に、
フレーム前部11の上部を覆うようにインストルメント
パネル27が設けられている。前記インストルメントパ
ネル27にはスピードメータ/タコメータ27a等の計
器類が装着されている。前記インストルメントパネル2
7の前方外周を包囲するように前方から両側方に亘りウ
インドシールド28が上端縁を後方に傾倒させた状態で
立設されている。また、前記インストルメントパネル2
7の前側には、前記ウインドシールド28の基部より前
方に向かいエンジンフード29が略流線形状に緩やかに
下がった概略船底を逆さにした形状で形成されている。
【0021】前記エンジンフード29は、インストルメ
ントパネル27の前方に設けられるとともに、該インス
トルメントパネル27の前端部より一段に下がった位置
から先端部に亘り形成されている。前記エンジンフード
29とインストルメントパネル27との段差部には、前
方を照射するヘッドライト31が配設されている。この
ように配設されたインストルメントパネル27とエンジ
ンフード29の下側にエンジンルーム30が形成されて
いる。
【0022】次に、エンジンルーム30内のエンジン2
の構成について詳細に説明する。図1〜図3に示すよう
に、スノーモービル1の車体前部に構成されるフレーム
前部11に形成されるエンジンルーム30内の略中央部
に、エンジン2がシリンダ3を雪上車進行方向に対して
後方に向けて傾けて(シリンダヘッド4中心がクランク
軸7よりも後方に位置するようにする)、ステアリング
ポスト25の下方に近接して配置されている。
【0023】前記エンジン2は、図1、図3に示すよう
に、3気筒を幅方向に並列に配置したシリンダ3の上側
にシリンダヘッド4を配置した水冷4サイクルエンジン
であって、クランク軸7を車体幅方向とほぼ平行に向
け、かつ、シリンダ3側を車体後方向に向かい傾倒(θ
°後方に傾倒)させた状態で、スノーモービル1の車体
前部の略中央部に配置されている。
【0024】前記シリンダヘッド4の前側部には、前方
に向かい突出して排気マニホールド35が延設され、後
側部には、後方に向かい突出して吸気マニホールド39
が延設されている。前記シリンダ3の下側には上側クラ
ンクケース5が配置され、該上側クランクケース5の下
側には下側クランクケース6が配置されている。そし
て、前記下側クランクケース6の下側にはオイルパン9
がエンジンルーム30の底部に近接した状態で配設され
ている。
【0025】前記エンジン2本体の後方でステアリング
ポスト25の前方、すなわちエンジン2本体とステアリ
ングポスト25との間には、吸気マニホールド39、ス
ロットルボディ41およびエアクリーナボックス43等
の吸気経路が配設されている。
【0026】前記吸気マニホールド39は、シリンダヘ
ッド4よりも高い位置に配置され、吸気ポートへの送気
を上方より吹き下ろす「ダウンドラフト方式」とすると
ともに、前記ステアリングポスト25に並設して配置さ
れている。前記スロットルボディ41を含む一部の吸気
経路は、シリンダヘッド4よりも高い位置に配置され、
エンジン2の上方でインストルメントパネル27下側の
ヘッドライト31後方に形成されるエンジンルーム30
内の空間に配置されている。
【0027】前記エアクリーナボックス43は、前記シ
リンダヘッド4を覆うヘッドカバー8の後方に設けら
れ、前記ヘッドカバー8内部とエアクリーナボックス4
3とを連通する第1ブリーザホース44と、エアクリー
ナボックス43内部と外部とを連通する第2ブリーザホ
ース45が設けられている。
【0028】前記第1ブリーザホース44は、図4、図
5に示すように、その一端部がヘッドカバー8のドライ
ブクラッチ側46の後方に接続され、ドライブクラッチ
側46から反ドライブクラッチ側47に亘りクランク軸
7の軸心方向と略平行して略直線的に延設されるととも
に、反ドライブクラッチ側47からエアクリーナボック
ス43に向かい略直線状で、且つ平面視で略クランク状
に屈曲して延設されて、他端部がエアクリーナボックス
43に接続され、ヘッドカバー8内部とエアクリーナボ
ックス43内部を連通している。また、前記第1ブリー
ザホース44は、スノーモービル1の車体が水平状態の
時に、前記ヘッドカバー8との連結部44aより前記エ
アクリーナボックス43との連結部44bの方が上方に
位置するように配設されている。
【0029】一方、前記第2ブリーザホース45は、そ
の一端部がエアクリーナボックス43の底部に接続さ
れ、下方に向かいエンジン構成部品との干渉を避けなが
ら略直線状に延設されて、他端部が車体前部の底部11
dを貫通して車体外部に配置されており、エアクリーナ
ボックス43内の水分を車体外部に排出するようにされ
ている。
【0030】前記吸気マニホールド39の下方でシリン
ダ3の後方には、オルタネータ49が配置されている。
【0031】前記エンジン2の前方には、図3、図4に
示すように、シリンダヘッド4の前側に排気マニホール
ド35に続き、排気管36が連結され、さらに前方にマ
フラー50がフレーム前部11の主部11aの底部に形
成されたフロントサスペンションハウジング11b近傍
に配置されている。
【0032】前記排気マニホールド35の下方でシリン
ダ3の前側には、該シリンダ3を挟んで前記オルタネー
タ49と略対向する位置にウォータポンプ51が配置さ
れている。前記ウォータポンプ51は、前記オルタネー
タ49とともにクランク軸7からの駆動力を駆動ベルト
52により伝達され、冷却水を吐出して冷却水通路(図
示省略)を介してエンジン内部に形成されたウォータジ
ャケット(図示省略)に供給してエンジン2を冷却する
ようにされている。前記ウォータポンプ51の下方で下
側クランクケース6の前側には、オイルフィルタ53が
配置されている。
【0033】次に、本実施形態に係る雪上車用エンジン
の吸気構造による吸気操作について、図面を参照して説
明する。まず、図4に示すように、スノーモービル1の
走行によりエンジンルーム30内に流れ込む空気は、エ
ンジン2の上方より吸気経路に取り込まれる。エンジン
2の上方で且つ後方に配置されたエアクリーナボックス
43を通り浄化された空気は、スロットルボディ41で
吸気制御されて燃料とともに吸気マニホールド39に送
気される。該吸気マニホールド39に送気された燃料と
の混合ガスは、シリンダヘッド4側に向かい吹き下ろさ
れて燃焼室内に供給される。
【0034】以上のように構成したので、本実施形態の
雪上車用エンジンの吸気構造によれば、エンジン2本体
の後方で且つステアリングポスト25の前方、すなわち
エンジン2本体とステアリングポスト25との間に吸気
マニホールド39やスロットルボディ41等の吸気経路
を配置することで、エンジン2をより車体中央側に寄せ
て設置することができる。これにより、スノーモービル
1の重量バランスを良好にして、操舵性の向上を図るこ
とができる。
【0035】また、本実施形態によれば、吸気マニホー
ルド39やスロットルボディ41等の吸気経路をエンジ
ン2本体より高い位置に配置して、高い位置の吸気マニ
ホールド39から低い位置のシリンダヘッド4への送気
をいわゆるダウンドラフト方式としたので、吸気マニホ
ールド39やスロットルボディ41等の吸気経路は、エ
ンジン2本体に遮られること無く走行風を受けることが
できるので、走行風に寄る空冷効果の向上を図ることが
できる。また、本実施形態によれば、前記吸気マニホー
ルド39をステアリングポストに並設して配置したの
で、省スペースなエンジンのレイアウトを実現できる。
【0036】また、本実施形態によれば、エンジンフー
ド29をインストルメントパネル27の前方に設け、該
インストルメントパネル27の前端部より一段下がった
位置から先端部に亘り形成するとともに、前記エンジン
フード29とインストルメントパネル27との段差部に
ヘッドライト31を配設し、前記ヘッドライト31後方
のインストルメントパネル27下側のエンジンルーム3
0内空間に気化器であるスロットルボディ41を配置し
たので、エンジンフード29をエンジンの全高の制約を
受けることがなく構成することができる。
【0037】また、本実施形態によれば、前記エンジン
2は、シリンダヘッド4を覆うヘッドカバー8の後方に
エアクリーナボックス43を備え、該ヘッドカバー8内
部とエアクリーナボックス43内部とを連通する第1ブ
リーザホース44を備えたので、ヘッドカバー8内で発
生したオイルミストや水分等をエアクリーナボックス4
3側に戻すことができる。また、前記第1ブリーザホー
ス44は、ドライブクラッチ側46から反ドライブクラ
ッチ側47に亘りクランク軸7の軸心方向と略平行して
略直線的に延設するようにしたので、第1ブリーザホー
ス44内にオイルや水が溜まることがないので凍結の心
配が無くなる。また、本実施形態によれば、車体を水平
状態の時に、第1ブリーザホース44のヘッドカバーと
の連結部よりエアクリーナボックスとの連結部の方が上
方に位置するように設けたので、走行中や停止中に車体
が傾いた場合であってもオイルが洩れることがない。
【0038】また、本実施形態によれば、前記エンジン
2は、エアクリーナボックス43内部と車体外部とを連
通する第2ブリーザホース45を備えたことで、エアク
リーナボックス43やスロットルボディ41等の吸気経
路内や吸気管内に水が滞留することが無く、したがっ
て、吸気経路内の凍結を防止することができる。また、
前記第2ブリーザホース45の一端部をエアクリーナボ
ックス43の底部に接続し、他端部を車体前部の底部を
貫通して車体外部に配置したので、エアクリーナボック
ス43内の水分を車体外部に排出することができる。
【0039】尚、本発明の雪上車用エンジンの吸気構造
は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜7に記載の雪上車用エンジンの吸気構造によれば、簡
単な構成で、エンジンフードと干渉すること無くエンジ
ンを車体中央に搭載でき、また、車体が傾いてもオイル
が漏洩することが無く、さらに、吸気通路内の凍結を防
止できるという優れた効果を奏し得る。詳しくは、雪上
車において、エンジンの吸気構造を、エンジン本体の後
方で且つ前記ステアリングポストの前方、すなわちエン
ジン本体とステアリングポストとの間に吸気マニホール
ド等の吸気経路を配置する構成とすることで、エンジン
をより車体中央に設置することができる。また、該イン
ストルメントパネルの前端部より一段に下がった位置か
ら先端部に亘り形成し、前記エンジンフードとインスト
ルメントパネルとの段差部のインストルメントパネル下
側空間に、気化器であるスロットルボディを配置するこ
とで、エンジンフードを、エンジン全高の制約を受ける
ことなく形成することができるとともに、スロットルボ
ディ等の吸気経路をエンジン本体のより高い位置に配置
して、前記吸気マニホールドによる送気方式をダウンド
ラフト方式とすることで、エンジンに遮られること無く
走行風による空冷効果の向上が図ることができる。ま
た、前記吸気マニホールドをステアリングポストに並設
して配置することで省スペースなエンジンのレイアウト
を実現できる。
【0041】さらに、エンジン2にヘッドカバー内部と
エアクリーナボックス内部とを連通する第1ブリーザホ
ースを備えることで、車体が傾いてもオイルが漏洩する
ことが無く、さらに、エアクリーナボックス内部と車体
外部とを連通する第2ブリーザホースを備えることで、
エアーフィルタ、吸気管、気化器等の吸気経路内に水を
滞留させること無く、吸気経路内の凍結を防止すること
ができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスノーモービルの全体
構成を示す側面図である。
【図2】前記スノーモービルの全体構成を示す平面図で
ある。
【図3】本実施形態に係る水冷エンジンの構成を示す側
面図である。
【図4】本実施形態に係るブリーザホースの構成を示す
側面図である。
【図5】前記ブリーザホースの構成を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 スノーモービル 2 エンジン 3 シリンダ 4 シリンダヘッド 5 上側クランクケース 6 下側クランクケース 7 クランク軸 8 ヘッドカバー 11 フレーム前部 25 ステアリングポスト 26 ステアリング 27 インストルメントパネル 28 ウインドシールド 29 エンジンフード 30 エンジンルーム 35 排気マニホールド 39 吸気マニホールド 41 スロットルボディ 43 エアクリーナボックス 44 第1ブリーザホース 45 第2ブリーザホース 46 ドライブクラッチ側 47 反ドライブクラッチ側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01M 13/00 F01M 13/00 G F02B 67/00 E F02B 67/00 Q F02M 35/024 521E F02M 35/024 521 35/16 Z 35/08 35/08 J 35/16 35/10 301V (72)発明者 佐々木 豊 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 柴野 謙 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 松村 等 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 Fターム(参考) 3G015 AA02 AA06 AA07 AB00 BD11 BD23 DA02 EA11 EA37

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雪上車の車体前部に形成されるエンジン
    ルーム内の略中央部に、シリンダヘッドをエンジンの上
    側に配置する4サイクルエンジンを備え、前記エンジン
    の後方に、雪上車を操舵するためのステアリングを上端
    部に備えるステアリングポストを、ステアリング側を後
    方に傾倒させてエンジンルーム内に立設配置した雪上車
    において、 前記エンジンは、前記ステアリングポストの前方に配置
    され、前記ステアリングポストとエンジン本体との間
    に、吸気経路を配置することを特徴とする雪上車用エン
    ジンの吸気構造。
  2. 【請求項2】 前記吸気経路の一部を構成する吸気マニ
    ホールドは、送気方式をダウンドラフト方式とするとと
    もに、前記ステアリングポストに並設して配置されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の雪上車用エンジンの吸
    気構造。
  3. 【請求項3】 前記車体前部は、その上部にインストル
    メントパネルとその前方にエンジンフードを備え、前記
    エンジンフードは、前記インストルメントパネルの前端
    部より一段下がった位置から先端部に亘り形成され、 前記エンジンフードとインストルメントパネルとの段差
    部には、前方外側に向かいヘッドライトが配設され、 エンジンルーム内のヘッドライト後方のインストルメン
    トパネル下側空間に吸気経路の一部を構成する気化器が
    配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    雪上車用エンジンの吸気構造。
  4. 【請求項4】 前記エンジンは、エンジン内部のクラン
    ク軸がその軸心方向を車体幅方向と略平行に向けて配置
    されるとともに、前記気化器がシリンダヘッドより高い
    位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至3のう
    ちの何れか一項に記載の雪上車用エンジンの吸気構造。
  5. 【請求項5】 前記エンジンは、シリンダヘッドを覆う
    ヘッドカバーの後方にエアクリーナボックスを備えると
    ともに、該ヘッドカバー内部とエアクリーナボックス内
    部とを連通する第1ブリーザホースを備え、 前記第1ブリーザホースは、その一端部がヘッドカバー
    のドライブクラッチ側の後方に接続され、ドライブクラ
    ッチ側から反ドライブクラッチ側に亘りクランク軸の軸
    心方向と略平行して略直線的に延設されるとともに、平
    面視で略クランク状に屈曲して延設されて、他端部がエ
    アクリーナボックスに接続されることを特徴とする請求
    項1乃至4のうちの何れか一項に記載の雪上車用エンジ
    ンの吸気構造。
  6. 【請求項6】 前記第1ブリーザホースは、車体を水平
    にした状態で、前記ヘッドカバーとの連結部より前記エ
    アクリーナボックスとの連結部の方が上方に位置するよ
    うに設けられることを特徴とする請求項5に記載の雪上
    車用エンジンの吸気構造。
  7. 【請求項7】 前記エンジンは、エアクリーナボックス
    内部と車体外部とを連通する第2ブリーザホースを備
    え、 前記第2ブリーザホースは、その一端部がエアクリーナ
    ボックスの底部に接続され、他端部が車体前部の底部を
    貫通して車体外部に配置されて、エアボックス内の水分
    を車体外部に排出するようにしたことを特徴とする雪上
    車用エンジンの吸気構造。
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