JP2002364258A - 改修された開き戸装置 - Google Patents

改修された開き戸装置

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JP2002364258A
JP2002364258A JP2001168997A JP2001168997A JP2002364258A JP 2002364258 A JP2002364258 A JP 2002364258A JP 2001168997 A JP2001168997 A JP 2001168997A JP 2001168997 A JP2001168997 A JP 2001168997A JP 2002364258 A JP2002364258 A JP 2002364258A
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opening
hinged door
outer frame
door body
repair
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JP2001168997A
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Tokio Kobayashi
登喜夫 小林
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Bunka Shutter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改修のための作業を少ない手間と材料で行え
る改修された開き戸装置を提供すること。 【解決手段】 開き戸装置は、開口部2を形成する外枠
組み体3と、開口部2を開閉する開き戸本体5とからな
り、外枠組み体3の表面のうち、開き戸本体5が開く側
の表面となっていて開き戸本体5が開口部2を閉じたと
きに外側に露出する前面11と、開口部内面12及び開
口部奥面13の一部とが、改修用表面部材16の第1面
21、第2面22、第3面23で被覆され、この改修用
表面部材16には、開口部2を閉じたときの開き戸本体
5の閉じ側の表面5Eと接触する接触部材になってい
て、開き戸本体5と外枠組み体3との間の気密性を確保
するための気密部材25が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外枠組み体で形成
される出入口用の開口部が開き戸本体で開閉される開き
戸装置に係り、特に、改修(リフォーム)された開き戸
装置に関し、既存の開き戸装置を改修する際に利用でき
るものである。
【0002】
【背景技術】近年、建物等の構築物に設置されている既
存の開き戸装置を改修することにより、その開き戸装置
や構築物の外観性を向上させ、これらの開き戸装置、構
築物の質的価値等を高めることが行われている。
【0003】開き戸装置を改修するために従来なされて
いる施工作業の第1番目は、開き戸本体のみを新開き戸
本体に交換することであり、第2番目は、開き戸本体で
開閉される開口部を形成している外枠組み体の表面に改
修用表面部材を被せることであり、第3番目は、これま
での外枠組み体を撤去し、これに代わる新外枠組み体を
設置することである。
【0004】第1番目の施工作業によると、開き戸本体
だけが改修されるため、必ずしも充分な改修効果を得る
ことができない。また、第3番目の施工作業によると、
外枠組み体の全体を交換することになるため、作業が大
掛かりとなり、コストも高くなる。このため、従来、第
2番目の施工作業が一般的な改修作業方法として採用さ
れており、これについての提案が特開平7−29311
5号、特開平10−252353号等としてなされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第2番目の施
工作業は、外枠組み体の表面全部又は表面略全部を改修
用表面部材で被覆するものであるため、改修作業のため
に多くの手間と材料とが必要になる。
【0006】本発明の目的は、改修のための作業を少な
い手間と材料で行えるようになる改修された開き戸装置
を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る改修された
開き戸装置は、出入口用の開口部を形成する外枠組み体
と、前記開口部を開閉する開き戸本体とを有する開き戸
装置において、前記外枠組み体の表面のうち、前記開き
戸本体が前記開口部を閉じたときに少なくとも外側に露
出する前記開き戸本体の開き側の表面の全部又は略全部
が改修用表面部材で被覆され、前記外枠組み体の表面の
うち、前記開き戸本体の閉じ側の表面の全部又は略全部
が改修用表面部材で被覆されていないことを特徴とする
ものである。
【0008】この改修された開き戸装置では、外枠組み
体の表面のうち、開き戸本体が開口部を閉じたときに少
なくとも外側に露出する開き戸本体の開き側の表面の全
部又は略全部が改修用表面部材で被覆され、外枠組み体
の表面のうち、開き戸本体の閉じ側の表面の全部又は略
全部が改修用表面部材で被覆されないようになっている
ため、改修のための作業を少ない手間で行え、また使用
する改修用表面部材のための材料も少なくてすみ、した
がって改修コストを安く抑えることができる。
【0009】また、この改修された開き戸装置では、外
枠組み体の表面のうちの開き戸本体が開く側の表面を改
修用表面部材で覆うことになり、この表面の箇所は一般
的に目に付き易いところであるため、外観的に目立つ箇
所を改修用表面部材でリフォームすることができ、少な
い手間と材料によって改修作業を行うにもかかわらず、
大きな改修効果を得られる。
【0010】以上において、外枠組み体の表面のうち、
開き戸本体が開口部を閉じたときに少なくとも外側に露
出する開き戸本体の開き側の表面の全部又は略全部が改
修用表面部材で被覆されているとは、表面部材の被覆施
工作業誤差や表面部材の製造誤差のため、あるいはデザ
インを向上させる目的等のため、その表面に表面部材が
被覆されていない部分があってもよいとの意味である。
また、外枠組み体の表面のうち、開き戸本体の閉じ側の
表面の全部又は略全部が改修用表面部材で被覆されてい
ないとは、表面部材の被覆施工作業誤差や表面部材の製
造誤差のため、あるいはデザインを向上させる目的等の
ため、その表面に表面部材が被覆されている部分があっ
てもよいとの意味である。
【0011】以上の本発明において、改修用表面部材
は、外枠組み体と同じく、板金、押し出し成形品、引き
抜き成形品等による金属材料で形成したものでもよく、
プラスチックで形成したものでもよく、木粉が混入され
たプラスチックで形成したものでもよく、木材で形成し
たものでもよく、合板で形成したものでもよく、これら
のうちの少なくとも2つの複合で形成したもの等でもよ
い。
【0012】また、改修用表面部材は、立体的な枠状の
ものでもよく、平面的なパネル状のものでもよく、テー
プ状のもの等でもよい。
【0013】さらに、改修用表面部材を外枠組み体に取
り付ける手段は、ビスやリベット、ステープル、釘、ピ
ン等の止着具でもよく、溶接でもよく、接着でもよく、
粘着でもよく、吸盤やマグネット等による吸着でもよ
く、係合や係止、引っ掛け等でもよく、その改修用表面
部材の材料、材質等に応じた任意な取付手段を採用でき
る。
【0014】また、本発明においては、開き戸本体を改
修してもよく、改修しなくてもよい。開き戸本体を改修
する場合には、その改修は、開き戸本体を新開き戸本体
に交換することでもよく、開き戸本体の表面全部又は表
面略全部又は表面一部に改修用表面部材を被せることで
もよい。
【0015】以上の本発明において、改修用表面部材で
被覆する外枠組み体の表面は、少なくとも開き戸本体が
開く側の前面でもよく、少なくとも、この前面と、出入
口用の開口部を閉じたときの開き戸本体の端面と対面す
る開口部内面とでもよい。
【0016】後者とする場合には、改修用表面部材のう
ちの開口部内面を覆っている箇所の端部を、出入口用の
開口部を閉じたときの開き戸本体の閉じ側の表面と対面
する位置まで延びる延出部とし、この延出部に開き戸本
体の閉じ側の表面と接触する接触部材を設けてもよい。
【0017】これによると、改修用表面部材は、この接
触部材を保持するための保持部材としても活用されるこ
とになり、部材の兼用化を図ることができる。
【0018】また、改修用表面部材が、外枠組み体の表
面のうちの少なくとも開き戸本体が開く側の前面を被覆
するものとなっており、改修用表面部材に、出入口用の
開口部を閉じたときの開き戸本体の閉じ側の表面と対面
する位置まで延びる延出部が設けられていない場合に
は、外枠組み体の表面のうち、出入口用の開口部を閉じ
たときの開き戸本体の閉じ側の表面と対面する開口部奥
面に、開き戸本体の閉じ側の表面に接触する接触部材を
取り付けてもよい。
【0019】これらの場合のように、本発明に係る改修
された開き戸装置に開き戸本体の閉じ側の表面に接触す
る接触部材を設ける場合には、この接触部材は、開き戸
本体と外枠組み体との間での気密性を確保するための気
密部材でもよく、開き戸本体の閉じ限位置を規定したり
閉じ衝撃を緩和したりするための戸当たり部材でもよ
く、また、これらの気密部材と戸当たり部材の両方を兼
ねたものでもよい。
【0020】接触部材が気密部材である場合、又は気密
部材と戸当たり部材の両方を兼ねたものである場合に
は、通常、この接触部材は出入口用の開口部の全周に亘
って設けられるが、開口部の一部だけに設けてもよい。
また、接触部材が戸当たり部材である場合には、通常、
この接触部材は、外枠組み体のうちの開き戸本体の回動
中心部とは反対側の側端部など、出入口用の開口部の一
部に設けられるが、開口部の全周に亘って設けてもよ
い。
【0021】また、本発明に係るもう一つの改修された
開き戸装置は、出入口用の開口部を形成する外枠組み体
と、前記開口部を開閉する開き戸本体とを有する開き戸
装置において、前記外枠組み体の表面のうち、前記開き
戸本体が前記開口部を閉じたときに外側に露出する前記
開き戸本体の開き側の表面の全部又は略全部と、前記外
枠組み体の表面のうち、前記開き戸本体の閉じ側の表面
の全部又は略全部とが改修用表面部材で被覆され、前記
外枠組み体の表面のうち、前記開き戸本体が前記開口部
を閉じたときに外側に露出しない表面の全部又は略全部
が改修用表面部材で被覆されていないことを特徴とする
ものである。
【0022】この改修された開き戸装置では、外枠組み
体の表面のうち、開き戸本体が開口部を閉じたときに外
側に露出する開き戸本体の開き側の表面の全部又は略全
部と、外枠組み体の表面のうち、開き戸本体の閉じ側の
表面の全部又は略全部とが改修用表面部材で被覆され、
外枠組み体の表面のうち、開き戸本体が開口部を閉じた
ときに外側に露出しない表面の全部又は略全部が改修用
表面部材で被覆されないようになっているため、前述し
た改修された開き戸装置と同様に、改修のための作業を
少ない手間で行え、また使用する改修用表面部材のため
の材料も少なくてすみ、したがって改修コストを安く抑
えることができる。
【0023】また、この改修された開き戸装置では、外
枠組み体の表面のうちの開き戸本体が開く側の表面と開
き戸本体が閉じる側の表面とを改修用表面部材で覆うこ
とになり、改修用表面部材で覆わない箇所は、外枠組み
体の表面のうちの開き戸本体が開口部を閉じたときに外
側に露出しない表面であり、この表面は開き戸本体が開
口部を閉じたときに見えないところであるため、外観的
に目立つ箇所を一層有効に改修用表面部材でリフォーム
することができ、少ない手間と材料で改修作業を行うに
もかかわらず、より大きな改修効果を得られる。
【0024】この改修された開き戸装置でも、外枠組み
体の表面のうち、開き戸本体が開口部を閉じたときに外
側に露出する開き戸本体の開き側の表面の全部又は略全
部と、外枠組み体の表面のうち、開き戸本体の閉じ側の
表面の全部又は略全部とが改修用表面部材で被覆されて
いるとは、表面部材の被覆施工作業誤差や表面部材の製
造誤差のため、あるいはデザインを向上させる目的等の
ため、その表面に表面部材が被覆されていない部分があ
ってもよいとの意味である。また、外枠組み体の表面の
うち、開き戸本体が開口部を閉じたときに外側に露出し
ない表面の全部又は略全部が改修用表面部材で被覆され
ていないとは、表面部材の被覆施工作業誤差や表面部材
の製造誤差のため、あるいはデザインを向上させる目的
等のため、その表面に表面部材が被覆されている部分が
あってもよいとの意味である。
【0025】また、この改修された開き戸装置において
も、改修用表面部材は、外枠組み体と同じく、板金、押
し出し成形品、引き抜き成形品等による金属材料で形成
したものや、プラスチックで形成したもの、木粉が混入
されたプラスチックで形成したもの、木材で形成したも
の、合板で形成したもの、これらのうちの少なくとも2
つの複合で形成したもの等でもよい。
【0026】また、改修用表面部材は、立体的な枠状の
ものや、平面的なパネル状のもの、テープ状のもの等で
もよい。
【0027】さらに、改修用表面部材を外枠組み体に取
り付ける手段は、ビスやリベット、ステープル、釘、ピ
ン等の止着具や、溶接、接着、粘着、吸盤やマグネット
等による吸着、係合、係止、引っ掛け等でもよい。
【0028】また、この改修された開き戸装置において
も、開き戸本体を改修してもよく、改修しなくてもよ
い。開き戸本体を改修する場合には、その改修は、開き
戸本体を新開き戸本体に交換することでもよく、開き戸
本体の表面全部又は表面略全部又は表面一部に改修用表
面部材を被せることでもよい。
【0029】また、改修用表面部材に、出入口用の開口
部を閉じたときの開き戸本体の閉じ側の表面と対面する
位置まで延びる延出部を設け、この延出部に開き戸本体
の閉じ側の表面と接触する接触部材を設けてもよい。
【0030】これによると、改修用表面部材は、この接
触部材を保持するための保持部材としても活用されるこ
とになり、部材の兼用化を図ることができる。
【0031】また、改修用表面部材にこのような延出部
を設けない場合には、外枠組み体の表面のうち、出入口
用の開口部を閉じたときの開き戸本体の閉じ側の表面と
対面する開口部奥面に、開き戸本体の閉じ側の表面に接
触する接触部材を取り付けてもよい。
【0032】これらの場合の接触部材も、開き戸本体と
外枠組み体との間での気密性を確保するための気密部材
でもよく、開き戸本体の閉じ限位置を規定したり閉じ衝
撃を緩和したりするための戸当たり部材でもよく、ま
た、これらの気密部材と戸当たり部材の両方を兼ねたも
のでもよい。
【0033】接触部材が気密部材である場合、又は気密
部材と戸当たり部材の両方を兼ねたものである場合に
は、この接触部材を出入口用の開口部の全周に亘って設
けてもよく、開口部の一部だけに設けてもよい。また、
接触部材が戸当たり部材である場合には、この接触部材
は、外枠組み体のうちの開き戸本体の回動中心部とは反
対側の側端部など、出入口用の開口部の一部に設けても
よく、開口部の全周に亘って設けてもよい。
【0034】また、以上説明したそれぞれの改修された
開き戸装置において、前記接触部材は開き戸本体に設け
てもよい。この接触部材を開き戸本体に設ける場合に
は、外枠組み体に接触部材を設けなくてもよく、外枠組
み体にも接触部材を設けてもよい。
【0035】さらに、以上説明したそれぞれの改修され
た開き戸装置において、改修用表面部材が外枠組み体の
構成部材ごとに形成された複数の部材からなるものであ
る場合には、これらの部材の全部又は一部を予め工場や
改修作業施工現場等で結合一体化し、この後、外枠組み
体に被覆する作業を行ってもよく、あるいは、分離状態
となっているこれらの部材をその分離状態のまま外枠組
み体に被覆する作業を行ってもよい。
【0036】また、後者においては、外枠組み体に被覆
されたそれぞれの部材の全部又は一部をこの被覆作業後
に互いに結合してもよく、結合しなくてもよい。
【0037】また、本発明は、外枠組み体が左右の側枠
部材と上枠部材と下枠部材とからなる四方枠になってい
る場合と、左右の側枠部材と上枠部材とからなる三方枠
になっている場合との両方に適用できる。
【0038】また、本発明は、開き戸本体が手操作で開
閉される手動式開き戸装置にも適用でき、開き戸本体が
自動的に開閉する自動式開き戸装置にも適用でき、さら
には、ドアクローザ等の装置を備えているために、開閉
のうちのいずれか一方が手操作で行われ、他方が自動的
になされるものにも適用できる。
【0039】また、本発明が適用される開き戸装置は、
建物に設置されているものでもよく、地下街等の構築物
に設置されているものでもよい。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態に係る開
き戸装置を図面に基づいて説明する。図1は、改修され
る前の既存の開き戸装置1の全体を示す正面図であっ
て、開き戸本体を二点鎖線で示した図であり、図2は、
図1のS2−S2線断面図、図3は、図1のS3−S3
線断面図である。
【0041】図1において、開き戸装置1は、出入口用
の開口部2を内側に形成している外枠組み体3と、この
外枠組み体3に上下の蝶番4で回動自在に取り付けら
れ、開口部2を開閉する開き戸本体5とからなる。外枠
組み体3は、左右の側枠部材3A,3Bと、上枠部材3
Cと、下枠部材3Dとからなる。
【0042】これらの側枠部材3A,3B、上枠部材3
C、下枠部材3Dは、図2及び図3で示されているとお
り、板金の折り曲げ品で形成されている。このため、側
枠部材3A,3B、上枠部材3C、下枠部材3Dのそれ
ぞれは、開き戸本体5が開く側の前面11と、この前面
11の開口部2側の端部から外枠組み体3の厚さ方向へ
屈曲し、開き戸本体5の厚さと同じ又はこれよりもやや
大きい幅寸法で形成されている開口部内面12と、この
開口部内面12の先端から開口部2の内側へ屈曲し、前
面11と平行になっている開口部奥面13と、この開口
部奥面13の先端から外枠組み体3の厚さ方向へ屈曲
し、開口部内面12と平行となっている開口部外側内面
14と、この開口部外側内面14の先端から開口部2の
外側へ屈曲し、前面11と平行になっている背面15と
からなる。
【0043】開口部2を開き戸本体5が閉じたとき、そ
れぞれの開口部内面12は開き戸本体5の左右の端面5
A,5B及び上下の端面5C,5Dと対面し、また、開
口部奥面13は開き戸本体5の閉じ側の表面5Eと対面
する。
【0044】図4は、改修作業が行われた後の開き戸装
置1を示し、図5は、図4のS5−S5線断面図、図6
は、図4のS6−S6線断面図である。これらの図面に
示されているように、改修後における開き戸装置1の外
枠組み体3の表面の一部には改修用表面部材16が被覆
されており、図4で示すとおり、この改修用表面部材1
6は、左右の表面側枠部材16A,16Bと、表面上枠
部材16Cと、表面下枠部材16Dとからなる。
【0045】そして、改修用表面部材16で覆われてい
る外枠組み体3の表面は、開き戸本体5が開く側の表面
である。これを具体的に説明すると、図5及び図6に示
されているように、板金の折り曲げで形成されている表
面側枠部材16A,16B、表面上枠部材16C、表面
下枠部材16Dのそれぞれは、外枠組み体3の側枠部材
3A,3B、上枠部材3C、下枠部材3Dの前面11を
覆う第1面21と、開口部内面12を覆う第2面22
と、開口部奥面13の一部を覆う第3面23とを有し、
この第3面23の端部は、開口部2を閉じたときの開き
戸本体5の閉じ側の表面5Eに向かって延びている延出
部24となっている。
【0046】このように、外枠組み体3の前面11、開
口部内面12、開口部奥面13、開口部外側内面14、
背面15のうち、外枠組み体3における開き戸本体5の
開き側の表面となっている前面11と開口部内面12と
開口部奥面13の一部とが改修用表面部材16で覆わ
れ、外枠組み体3における開き戸本体5の閉じ側の表面
となっている開口部外側内面14、背面15は改修用表
面部材16で覆われていない。
【0047】延出部24には、開口部2を閉じたときの
開き戸本体5の閉じ側の表面5Eと接触する接触部材に
なっていて、外枠組み体3と開き戸本体5との間での気
密性を確保するための気密部材25が取り付けられてい
る。ゴム等によって形成されて弾性を有するこの気密部
材25は、表面側枠部材16A,16B、表面上枠部材
16C、表面下枠部材16Dの全部に形成されている延
出部24の全体に取り付けられており、したがって、開
き戸本体5で開閉される開口部2の全周に亘って設けら
れている。
【0048】表面側枠部材16A,16B、表面上枠部
材16C、表面下枠部材16Dは、予め工場で端部が互
いに溶接により接合されることにより、外枠組み体3の
外形形状と対応する四角枠状の改修用表面部材16とし
て組み立てられる。また、工場において、左側の表面側
枠部材16Aには、開き戸本体5のノブ6(図1及び図
4参照)の操作で開き戸本体5の左側端面から出没する
ラッチが挿入する孔や、図示外の鍵装置のロック部材が
挿入する孔が形成され、さらに、右側の表面側枠部材1
6Bには、外枠組み体3と開き戸本体5とを連結する蝶
番を外枠組み体3の右側の側枠部材3Bに止めるための
ビスを挿入するための孔が形成される。
【0049】以上のように、表面側枠部材16A,16
B、表面上枠部材16D、表面下枠部材16Dによって
工場で図4の四角枠状に組み立てられた改修用表面部材
16は、改修される開き戸装置1が設置されている現場
へ搬送される。この現場では、蝶番4の取り外しによ
り、開き戸本体5が外枠組み体3から取り外す作業が行
われる。
【0050】この取り外し作業後、改修用表面部材16
は外枠組み体3の所定位置に被せられてビス17で固定
される。これにより、外枠組み体3の表面の一部であっ
て、開き戸本体5が開く側の表面となっている前面11
と開口部内面12と開口部奥面13の一部は、改修用表
面部材16の第1面21、第2面22、第3面23で覆
われることになり、また、開口部2の全周に気密部材2
5が配置されることになる。
【0051】なお、改修用表面部材16の表面に露出す
るビス17の頭部は、塗料の塗布によって又は目隠し部
材の被冠等によって隠される。
【0052】この後、開き戸本体5を外枠組み体3に蝶
番で再度取り付ける作業を行う。図7は、このときに用
いる蝶番4’を示す。この蝶番4’の外枠組み体3に結
合される旗部材4A’の延出寸法Lは、図1で示した改
修前の蝶番4の旗部材4Aの寸法よりも大きくなってお
り、これにより、旗部材4A’を外枠組み体3の右側の
側枠部材3Bに止めるビスを挿入するためにこの旗部材
4A’に形成されている孔7’の位置は、旗部材4Aの
孔7の位置から改修用表面部材16の第3面23の厚さ
と気密部材25の厚さとの合計寸法と対応する分だけ外
側へずれている。
【0053】このため、開口部2の外周箇所に改修用表
面部材16に設けた気密部材25が配置され、この気密
部材25の配置に応じた分だけ改修後の開き戸本体5の
配置位置が開口部2に対し手前側へ変位することになっ
ても、孔7’にビスを通し、このビスを、改修用表面部
材16の右側の表面側枠部材16Bに工場で予め形成し
た前記孔にも通すことにより、このビスを、外枠組み体
3の右側の側枠部材3Bに形成されている既存のねじ孔
又は側枠部材3Bに結合されている既存のナットに螺入
することができ、これにより、蝶番4’を外枠組み体3
に取り付けることができる。
【0054】そして、図7で示されている蝶番4’のも
う一つの旗部材4Bの孔8にビスを通し、このビスを開
き戸本体5のねじ孔又はナットに螺入することによって
蝶番4’に開き戸本体5を結合する作業を行うことによ
り、蝶番4’を介して開き戸本体5は外枠組み体3の開
閉自在に取り付けられる。この蝶番4’の旗部材4Bの
延出寸法及び孔8の位置は、図1の改修前の蝶番4にお
ける開き戸本体5と結合されている旗部材の延出寸法及
び孔の位置と同じである。
【0055】なお、改修用表面部材16が被せられる前
の外枠組み体3の右側の側枠部材3Bに新たなねじ孔又
は新たなナットを、図7で示した旗部材4Aの孔7の位
置と対応する位置に設けておくことにより、図7の蝶番
4’を用いず、図1の既存の蝶番4を用いて開き戸本体
5を外枠組み体3に取り付けてもよい。
【0056】また、以上の蝶番の旗部材に形成されてい
た孔の個数はそれぞれ5個であったが、これらの個数
が、例えば、2個や3個等の任意な個数となった蝶番を
用いてもよい。
【0057】以上により、開き戸装置1の改修作業は終
了し、この改修された開き戸装置1には、開口部2を閉
じたときの開き戸本体5の閉じ側の表面5Eと接触し、
外枠組み体3と開き戸本体5との間で気密性を確保でき
る気密部材25が新たに追加されていることになる。
【0058】以上説明した実施形態によると、開き戸装
置1の改修作業は、外枠組み体3の表面の全部に改修用
表面部材16を被覆することにより行うのではなく、外
枠組み体3の表面の一部であって、開き戸本体5が開口
部2を閉じたときに外側に露出する前面11と、開口部
2を閉じたときの開き戸本体5で隠されるが、前面11
と共に、開き戸本体5が開く側の表面を形成している開
口部内面12及び開口部奥面13の一部だけに改修用表
面部材16を被覆し、外枠組み体3における開き戸本体
5の閉じ側の表面となっている開口部外側内面14と背
面15には、改修用表面部材16を被覆しないため、多
くの手間をかけずに改修作業を行え、また、使用する材
料も少なくてすみ、改修にかかるコストを低減できる。
【0059】また、改修用表面部材16が被せられる外
枠組み体3の表面は、開き戸本体5が開く側の表面であ
るため、作業の手間と使用する材料が少ないにもかかわ
らず、外観的に目立つ箇所を改修用表面部材16でリフ
ォームすることができることになり、大きな改修効果を
得られる。
【0060】さらに、外枠組み体3の表面のうち、開き
戸本体5が開口部2を開いたときに外側に露出する開口
部内面12と開口部奥面13の一部も改修用表面部材1
6で被覆されているため、開き戸本体5を開き回動させ
たときにも改修面を外部に露出させることができる。
【0061】また、改修後の開き戸装置1には、外枠組
み体3と開き戸本体5との間の気密性を確保できる気密
部材25が設けられ、この気密部材25は改修用表面部
材16の延出部24に取り付けられているため、改修用
表面部材16は気密部材25を保持した保持部材を兼ね
ることになる。このため、部材の兼用化を図ることがで
きるとともに、改修用表面部材16を外枠組み体3の所
定位置に取り付けると、気密部材25も自ずと所定位置
に配置されることになり、気密部材25の配置作業を改
修用表面部材16の配置作業と同時に行える。
【0062】さらに、改修後において開き戸本体5の位
置が、気密部材25の配置によって開口部2に対し手前
側へ変位しても、外枠組み体3の前面11には改修用表
面部材16の第1面21が配置され、この第1面21の
位置を前面11の位置から開き戸本体5の変位分だけ手
前の位置とすることにより、改修後の外観上において、
開き戸本体5と外枠組み体3の前面11との位置関係を
改修前と同じにすることができる。
【0063】また、改修用表面部材16が被せられる外
枠組み体3の前面11、開口部内面12、開口部奥面1
3の一部は、この順番で開口部2の外側から内側へ移行
する階段状の箇所になっているため、これらを覆う改修
用表面部材16の第1面21、第2面22、第3面23
もこの順番で開口部2の外側から内側へ階段状に移行す
る面となっており、このため、先に改修用表面部材16
を表面側枠部材16A,16B、表面上枠部材16C、
表面下枠部材16Dによって四角枠状に組み立てても、
この改修用表面部材16を開き戸本体5の開き側から外
枠組み体3の所定箇所に押し当て配置することができ、
改修用表面部材16を外枠組み体3の所定表面箇所に配
置して取り付ける作業を容易に行える。
【0064】なお、予め改修用表面部材16を表面側枠
部材16A,16B、表面上枠部材16C、表面下枠部
材16Dによって四角枠状に組み立てておくのではな
く、分離状態の表面側枠部材16A,16B、表面上枠
部材16C、表面下枠部材16Dをそれぞれ個別に外枠
組み体3の所定箇所に配置してビス17で固定し、この
後、表面側枠部材16A,16B、表面上枠部材16
C、表面下枠部材16Dを溶接等で結合してもよく、あ
るいは、結合しないで、それぞれを外枠組み体3の所定
箇所にビス17で固定しただけとしてもよい。
【0065】図8及び図9は、第2実施形態に係る改修
用表面部材36を示し、この改修用表面部材36も、図
8で示す左右の表面側枠部材36A,36Bと、図9で
示す表面上枠部材36C、表面下枠部材36Dとからな
る。
【0066】しかし、これらの表面側枠部材36A,3
6B、表面上枠部材36C、表面下枠部材36Dは、外
枠組み体3における開き戸本体5の開き側の表面のう
ち、開口部2を開き戸本体5が閉じたときに外側へ露出
する外枠組み体3の前面11だけを被覆するものとなっ
ている。また、開口部2を閉じたときの開き戸本体5と
外枠組み体3との気密性を確保するための気密部材45
は、開口部2を閉じたときの開き戸本体5の閉じ側の表
面5Eと対面する外枠組み体3の開口部奥面13に接着
等で取り付けられている。
【0067】この実施形態によると、改修用表面部材3
6でリフォームされる外枠組み体3の表面の面積は前記
実施形態よりも小さくなるが、前記実施形態よりも使用
する改修用表面部材36の材料を少なくできるという効
果を得られる。
【0068】図10及び図11は、第3実施形態に係る
改修用表面部材46を示し、この改修用表面部材46
も、図10で示す左右の表面側枠部材46A,46B
と、図11で示す表面上枠部材46C、表面下枠部材4
6Dとからなるが、これらの表面側枠部材46A,46
B、表面上枠部材46C、表面下枠部材46Dは、外枠
組み体3の表面のうち、開口部2を開き戸本体5が閉じ
たときに外側に露出する開き戸本体5の開き側の表面に
なっている前面11を被覆する前側部材46A1,46
B1,46C1,46D1と、外枠組み体3の表面のう
ち、開き戸本体5の閉じ側の表面となっている開口部外
側内面14、背面15を被覆する後側部材46A2,4
6B2,46C2,46D2とからなり、後側部材46
A2,46B2,46C2,46D2は開口部外側内面
14と背面15を覆うため、L字状に屈曲している。
【0069】この実施形態によると、開口部2を開き戸
本体5が開いたときだけ外側に露出する外枠組み体3の
開口部内面12と開口部奥面13が改修用表面部材46
で被覆されておらず、常に外側に露出している外枠組み
体3の他の表面は改修用表面部材46で被覆されている
ため、使用する改修用表面部材の量及び改修用表面部材
を被覆施工する作業の手間を、外枠組み体3の全部の表
面に改修用表面部材を被服した場合よりも少なくできる
とともに、より多くの面を改修用表面部材46で覆い、
外観上の改修効果を前記各実施形態よりも向上させるこ
とができる。
【0070】また、外枠組み体3の左右の開口部内面1
2には改修用表面部材は配置されず、このには開口部内
面12には、前述したように開き戸本体5のノブ6の操
作で開き戸本体5の左側端面から出没するラッチが挿入
する孔や、図示外の鍵装置のロック部材が挿入する孔、
さらには、外枠組み体3と開き戸本体5とを連結する蝶
番を外枠組み体3に止めるためのビスを挿入するための
孔が形成されていて、開口部内面12に改修用表面部材
を配置した場合には、これらの孔と対応する孔をこの改
修用表面部材に形成しなければならないが、この実施形
態では開口部内面12に改修用表面部材を配置しないた
め、このような孔を形成する加工を行う必要がない。
【0071】図12及び図13は、第4実施形態に係る
改修用表面部材56を示し、この改修用表面部材56
も、図12で示す左右の表面側枠部材56A,56B
と、図13で示す表面上枠部材56C、表面下枠部材5
6Dとからなるとともに、これらの表面側枠部材56
A,56B、表面上枠部材56C、表面下枠部材56D
は、外枠組み体3の表面のうち、開口部2を開き戸本体
5が閉じたときに外側に露出する開き戸本体5の開き側
の表面になっている前面11を被覆する前側部材56A
1,56B1,56C1,56D1と、外枠組み体3の
表面のうち、開き戸本体5の閉じ側の表面となっている
開口部外側内面14、背面15を被覆する後側部材56
A2,56B2,56C2,56D2とからなり、後側
部材56A2,56B2,56C2,56D2は開口部
外側内面14と背面15を覆うため、L字状に屈曲して
いる。
【0072】また、この実施形態では、後側部材56A
2,56B2,56C2,56D2には、開口部2を閉
じたときの開き戸本体5の閉じ側の表面5Eに向かって
延びる延出部57が形成され、開口部2の全周に亘って
連続するように形成されているこれらの延出部57に、
開き戸本体5の閉じ側の表面5Eに接触する接触部材と
なっている気密部材58が取り付けられている。
【0073】このように、改修用表面部材56を前側部
材56A1,56B1,56C1,56D1と後側部材
56A2,56B2,56C2,56D2とからなるも
のとした場合にも、気密部材58を取り付けるための延
出部57を改修用表面部材56に設けてもよい。
【0074】図14及び図15は、図10と図11で示
した第3実施形態に係る改修用表面部材46を用いた場
合であって、開き戸本体5の閉じ側の表面5Eに接触す
る接触部材となっている気密部材59を、外枠組み体3
の開口部奥面13に取り付けた場合を示す。
【0075】このように、外枠組み体3と開き戸本体5
との間に介在させる気密部材59は、改修用表面部材で
はなく、外枠組み体3に取り付けてもよい。
【0076】また、図16及び図17も、図10と図1
1で示した第3実施形態に係る改修用表面部材46を用
いた場合であって、外枠組み体3と開き戸本体5との間
に介在させる気密部材60を開き戸本体5に取り付けた
場合を示す。
【0077】このように気密部材59は、改修用表面部
材や外枠組み体3ではなく、開き戸本体5に取り付けて
もよい。
【0078】
【発明の効果】本発明によると、改修のための作業を少
ない手間と材料で行えるという効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】改修前の開き戸装置の全体を示す正面図であっ
て、開き戸本体を二点鎖線で示した図である。
【図2】図1のS2−S2線断面図である。
【図3】図1のS3−S3線断面図である。
【図4】改修後の開き戸装置を示す図1と同様の図であ
る。
【図5】図4のS5−S5線断面図である。
【図6】図4のS6−S6線断面図である。
【図7】改修後の開き戸装置に用いられる蝶番を示す斜
視図である。
【図8】第2実施形態に係る改修用表面部材を使用した
場合を示す図5と同様の図である。
【図9】第2実施形態に係る改修用表面部材を使用した
場合を示す図6と同様の図である。
【図10】第3実施形態に係る改修用表面部材を使用し
た場合を示す図5と同様の図である。
【図11】第3実施形態に係る改修用表面部材を使用し
た場合を示す図6と同様の図である。
【図12】第4実施形態に係る改修用表面部材を使用し
た場合を示す図5と同様の図である。
【図13】第4実施形態に係る改修用表面部材を使用し
た場合を示す図6と同様の図である。
【図14】第3実施形態に係る改修用表面部材を使用し
た場合であって、接触部材である気密部材を外枠組み体
に取り付けた実施形態を示す図5と同様の図である。
【図15】図14の実施形態における図6と同様の図で
ある。
【図16】第3実施形態に係る改修用表面部材を使用し
た場合であって、接触部材である気密部材を開き戸本体
に取り付けた実施形態を示す図5と同様の図である。
【図17】図16の実施形態における図6と同様の図で
ある。
【符号の説明】
1 開き戸装置 2 開口部 3 外枠組み体 5 開き戸本体 5E 開き戸本体の閉じ側の表面 11 前面 12 開口部内面 13 開口部奥面 14 開口部外側内面 15 背面 16,36,46,56 改修用表面部材 21 改修用表面部材の第1面 22 改修用表面部材の第2面 23 改修用表面部材の第3面 24 改修用表面の延出部 25,45,58,59,60 接触部材である気密部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口用の開口部を形成する外枠組み体
    と、前記開口部を開閉する開き戸本体とを有する開き戸
    装置において、前記外枠組み体の表面のうち、前記開き
    戸本体が前記開口部を閉じたときに少なくとも外側に露
    出する前記開き戸本体の開き側の表面の全部又は略全部
    が改修用表面部材で被覆され、前記外枠組み体の表面の
    うち、前記開き戸本体の閉じ側の表面の全部又は略全部
    が改修用表面部材で被覆されていないことを特徴とする
    改修された開き戸装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の改修された開き戸装置
    において、前記改修用表面部材で被覆されている前記外
    枠組み体の表面は、少なくとも、前記開き戸本体が開く
    側の前面と、前記開口部を閉じたときの前記開き戸本体
    の端面と対面する開口部内面とであることを特徴とする
    改修された開き戸装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の改修された開き戸装置
    において、前記改修用表面部材のうちの前記開口部内面
    を覆っている箇所の端部は、前記開口部を閉じたときの
    前記開き戸本体の閉じ側の表面と対面する位置まで延び
    る延出部となっており、この延出部に前記開き戸本体の
    閉じ側の表面と接触する接触部材が設けられていること
    を特徴とする改修された開き戸装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の改修された開き戸装置
    において、前記改修用表面部材で被覆されている前記外
    枠組み体の表面は、少なくとも前記開き戸本体が開く側
    の前面であり、前記外枠組み体の表面のうち、前記開口
    部を閉じたときの前記開き戸本体の閉じ側の表面と対面
    する開口部奥面には、前記開き戸本体の閉じ側の表面に
    接触する接触部材が取り付けられていることを特徴とす
    る改修された開き戸装置。
  5. 【請求項5】 出入口用の開口部を形成する外枠組み体
    と、前記開口部を開閉する開き戸本体とを有する開き戸
    装置において、前記外枠組み体の表面のうち、前記開き
    戸本体が前記開口部を閉じたときに外側に露出する前記
    開き戸本体の開き側の表面の全部又は略全部と、前記外
    枠組み体の表面のうち、前記開き戸本体の閉じ側の表面
    の全部又は略全部とが改修用表面部材で被覆され、前記
    外枠組み体の表面のうち、前記開き戸本体が前記開口部
    を閉じたときに外側に露出しない表面の全部又は略全部
    が改修用表面部材で被覆されていないことを特徴とする
    改修された開き戸装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133693A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Yamaya Corporation 部分被覆の改装ドア枠
JP2010185235A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Js Corp 既設ドアの改修方法、ドアおよびこれらに用いられる気密パッキン
JP2011257277A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Iken Engineering Kk 放射線防護扉の改造方法
JP2017179903A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 三和スピンドル建材株式会社 間仕切体用枠材及び間仕切体
JP2020029697A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 Ykk Ap株式会社 扉改装ユニット

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