JP2002363063A - 身体洗浄用品 - Google Patents

身体洗浄用品

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JP2002363063A
JP2002363063A JP2001166859A JP2001166859A JP2002363063A JP 2002363063 A JP2002363063 A JP 2002363063A JP 2001166859 A JP2001166859 A JP 2001166859A JP 2001166859 A JP2001166859 A JP 2001166859A JP 2002363063 A JP2002363063 A JP 2002363063A
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fiber
sheet
fibers
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mass
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JP2001166859A
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English (en)
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Takahiro Otaguro
隆浩 大田黒
Takeshi Onuki
毅 大貫
Yasushi Kakizawa
恭史 柿澤
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分の存在下で揉んだりあるいは擦ったりす
ることにより泡立てて使用する身体洗浄用品において、
使用時にシート形態が変形し難くて保型性が良く、かつ
使用時には適度な泡が発生して、拭き取り時などに優れ
た使用感が得られるようにする。 【解決手段】繊維間距離50〜250μm、繊維密度
0.01〜0.20g/cm3、厚さ0.7〜10mmのシー
ト状繊維体からなる基材に、界面活性剤を含有する洗浄
剤であって、該洗浄剤(25℃)30mlを、内径2c
mの有栓メスシリンダー100mlに入れ、10秒間に
20回、30cm幅で垂直方向に振とうし、1分間静置
した後の泡立ち量が20ml以上である洗浄剤が含浸さ
れてなることを特徴とする身体洗浄用品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の基材に
洗浄剤を含浸してなり、水分を含んだ状態で揉んだりあ
るいは擦ったりすることにより泡立てて使用する身体洗
浄用品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シート状の基材に洗浄剤を含
浸させたタイプの清浄用品が、各種提案・開発されてい
る。例えば、不織布又はコットンに二層分離型の洗顔
料を含浸させて、包装中に内包してなる洗浄用品(特開
平8−40826号公報)や、特定の不織布に非イオ
ン性界面活性剤及び水等の洗浄剤を含有させたシートか
らなる身体洗浄用シート(特開平11−49641号公
報、特開平11−21211号公報)などがある。しか
しながら、では、不織布としてセルロース不織布、レ
ーヨン不織布などの親水性繊維からなる不織布やコット
ンを用いることから、洗顔料の保持性は良好であるが、
コットンやセルロース繊維等の不織布では、シート強度
が弱く、化粧料の拭き取り等に使用する際に容易に変形
してしまい、使用感が良くないものであった。また、
、、は初期の泡立ちはほとんどなく、したがって
化粧料の拭き取り等に用いる際に、クリーミーな使用感
は得られず、皮膚と洗浄用シートとのすべり感・クレン
ジング感が充分でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記事情に鑑
みてなされたもので、使用時にシート形態が変形し難く
て保型性が良く、かつ使用時には適度な泡が発生して、
拭き取り時などに優れた使用感が得られる身体洗浄用品
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の身体洗浄用品は、繊維間距離50〜250
μm、繊維密度0.01〜0.20g/cm3、厚さ0.7
〜10mmのシート状繊維体からなる基材に、界面活性剤
を含有する洗浄剤であって、該洗浄剤(25℃)30m
lを、内径2cmの有栓メスシリンダー100mlに入
れ、10秒間に20回、30cm幅で垂直方向に振とう
し、1分間静置した後の泡立ち量が20ml以上である
洗浄剤が含浸されてなることを特徴とする。
【0005】前記シート状繊維体が、熱融着性繊維を含
有することが好ましい。また前記シート状繊維体は、2
種以上の異なる繊維からなっていてもよく、該異なる繊
維の繊度比が1/1〜1/10であることが好ましい。また、
前記基材が、前記シート状繊維体と多孔質構造体とから
なる構成とすることもできる。また、前記洗浄剤として
は、少なくともアニオン系界面活性剤と、皮膚保湿剤及
び/ または粉体とを含有してなるものが好ましい。
【0006】本発明における含浸とは、シート状の基材
に洗浄剤を含浸または塗布させた状態、あるいは洗浄剤
を含浸後、基材から水性媒体(水、エタノール等の溶
媒)を、乾燥除去した状態および不充分な除去(濃縮)
をした状態も含む。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、基材に用いられ
るシート状繊維体としては、洗浄剤の含浸性及び使用性
の点から不織布、織布、編織布等が好ましい。シート状
繊維体は、繊維間距離が50〜250μmでかつ、繊維
密度が0.01〜0.20g/cm3で、厚さが0.7〜1
0mmのものが用いられる。繊維の種類は、洗浄剤が含
浸できるものであればよく、特に限定されない。尚、繊
維間距離a(m)は下記式によって算出される。 (繊維の太さが1種類の場合)
【数1】 但し、D:繊度(デシテックス)、V:シート状繊維体
の体積(m3 )、w:シート状繊維体の質量(g)。 (繊維の太さがn種類の場合)
【数2】 但し、di:i番目の種類の繊維の繊度(デシテック
ス)、fi:i番目の種類の繊維の混率(%)、V:シー
ト状繊維体の体積(m3 )、w:シート状繊維体の質量
(g)。
【0008】シート状繊維体の繊維間距離は、シート使
用時における形状の持続性(保形性)が良く、シート強
度も良好で、かつ適度な泡立ちが得られるようにするに
は、50〜250μmの範囲が適当である。好ましく
は、60〜230μm、更に好ましくは70〜200μ
mの範囲が良い。繊維間距離が上記の範囲であればシー
ト状繊維体全体が嵩高であるため、適度な泡立ち効果が
得られる。シート状繊維体の繊維間距離が50μmより
小さいと繊維間距離が小さくなりすぎ、初期の泡立ちと
泡量が少なくなり、使用感が低下する。一方、繊維間距
離が250μmより大きいと、繊維間距離が大きくなり
すぎて、シート状繊維体の強度が著しく低下する。
【0009】また、シート状繊維体の厚さは、0.7〜
10mmで、好ましくは、1.0〜7mm、より好まし
くは、1.2〜3mmである。シート状繊維体の厚さが
0.7mmより小さいと使用感が低下し、10mmより
大きいと、泡立ち性には影響ないが、コスト的に不利に
なるおそれがあり、また製品形態が大きくなってしま
い、扱いづらい。シート状繊維体の繊維密度(かさ比
重)は、0.01〜0.20g/cm3の範囲で、好ま
しくは0.02〜0.15g/cm3、より好ましくは
0.02〜0.10g/cm3の範囲である。繊維密度
が0.01より小さいと洗浄剤の液保持量が悪く、0.
20g/cm3以上より大きいと、きめ細かい泡ができ
難く、使用感が低下する。
【0010】シート状繊維体の坪量は、30〜250g
/m2 が適当である。より好ましくは、40〜200g
/m2が望ましい。本発明の身体洗浄用品を顔、腕、身
体等の皮膚清浄に用いる場合には、特にこの範囲が好ま
しい。坪量が30g/m2 より小さいと、顔、腕、身体
等の皮膚清浄に必要十分な洗浄剤量を保持できなくなる
おそれがあり、シート状繊維体を手で揉んだり擦ったり
したときの保型性が悪くなる。また250g/m2 より
大きいとコストの面で不利となる。
【0011】シート状繊維体の形状は、特に制限はない
が、円形、四角形(正方形、長方形)が好ましい。大き
さは、円形の場合、直径が3〜7cm、四角形(正方
形、長方形)の場合、短径(3〜30)と長径(3〜3
0)が好ましい。また、基材が四角形のシート状繊維体
からなる場合、使用時に、シート状繊維体全体の大きさ
を半分(1/2)、1/4(4分の一)、あるいは1/
8(8分の一)の大きさに折り込んで使用できるように
しても良い。
【0012】シート状繊維体は、1種類の繊維からなっ
ていてもよく、2種以上の繊維で構成されていてもよ
い。また、単層構造でもよく、複数の層からなる構造で
もよい。シート状繊維体が2種以上の異なる繊維からな
っている場合、その異なる繊維のうち最大の繊度と最小
の繊度との繊度比は、1/1〜1/10の範囲内であることが
望ましい。繊度比がこの範囲外であると、繊度比が大き
すぎて繊維間の接点での強度が不足してしまう。より好
ましい繊度比の範囲は1/1〜1/6の範囲である。シート状
繊維体を構成する繊維の好ましい繊度は、0.1〜15
デシテックスの範囲であり、より好ましくは0.3〜1
0デシテックスの繊維である。繊維の種類、繊維構造は
限定されない。繊度が上記の範囲より大きすぎると、使
用時にシート状繊維体の保型性が持続しなくなり、小さ
すぎると充分な繊維間距離が得られなくなり、泡立ち悪
くなって使用感が低下する。例えば、シート状繊維体を
構成する繊維としては、通常製造される繊維(繊度1〜
2デシテックス)の他、分割繊維(繊度0.1〜0.7
デシテックス)や、複合繊維(繊度2〜33デシテック
ス)等が使用される。特に、シート状繊維体が、加熱に
より繊維どうしが接着する性質を有する熱融着性繊維を
含んでいることが好ましい。
【0013】シート状繊維体を構成する繊維は、疎水性
繊維を主体として用いることが望ましい。「疎水性繊維
を主体」とは、疎水性繊維以外の繊維、例えば親水性繊
維が含まれていてもよいが、シート状繊維体が全体とし
て疎水性を示すように構成する。具体的には、疎水性繊
維を主体とした乾式不織布、織布、編織布等を用いるこ
とができ、特に不織布を用いることが加工性及びコスト
の点から好ましい。
【0014】疎水性繊維としては、例えば、ポリエチレ
ン(PE)やポリプロピレン(PP)等のポリオレフィ
ン系繊維、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の
ポリエステル系繊維、ナイロン等のポリアミド系繊維、
ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系
繊維、ポリウレタン繊維や、これらの繊維の混合物等が
挙げられる。また、これらの物質を成分とする芯鞘型繊
維やサイド−バイ−サイド型繊維等の複合繊維を用いる
こともできる。また、疎水性繊維として、表面を疎水化
処理した親水性繊維を使用することも可能である。
【0015】主体となる疎水性繊維として好ましいもの
の例としては、PE繊維、PP繊維、PET繊維、アク
リル繊維、芯鞘型複合繊維、捲縮性繊維等がある。より
好ましい疎水性繊維は、PET繊維、アクリル繊維、芯
鞘型複合繊維、PP繊維である。シート状繊維体におけ
る疎水性繊維の含有量は、50質量%以上で、好ましく
70質量%以上、更に好ましくは80質量%以上である
ことが望ましい。疎水性繊維の含有量が50質量%より
少ないと泡立ち性が悪く、使用感が低下する。また、シ
ート状繊維体が熱融着により成形される場合には、シー
ト状繊維体における疎水性繊維のうち、熱融着性繊維の
含有量が30質量%以上であることが好ましく、より好
ましくは50質量%以上、さらに好ましくは70質量%
以上である。熱融着繊維の含有量が30質量%より少な
いと、熱融着後におけるシート状繊維体の保型性が低下
する。
【0016】また、洗浄剤の保持性を向上させるために
は疎水性繊維の他に親水性繊維を併用することがより望
ましい。親水性繊維は、主にセルロースを含む繊維が好
ましい。例えば、レーヨン、コットンが挙げられる。よ
り好ましくはレーヨンが望ましい。疎水性繊維を主成分
とし、親水性繊維を併用してシート状繊維体を構成する
場合、疎水性繊維と親水性繊維の好ましい組合せとして
は、例えばPP/レーヨン、PET/レーヨン、アク
リル繊維/レーヨン、芯鞘型複合繊維(PP−PEの
芯鞘型複合繊維またはPET−PEの芯鞘型複合繊維)
/親水性繊維、分割繊維/PP/親水性繊維、分割繊
維/PET/親水性繊維、分割繊維/アクリル繊維/親
水性繊維、芯鞘型複合繊維/PP/親水性繊維、芯鞘
型複合繊維/PET/親水性繊維、芯鞘型複合繊維/アク
リル/親水性繊維、PP/捲縮性繊維/親水性繊維、
PET/捲縮性繊維/親水性繊維、アクリル繊維/捲縮
性繊維/親水性繊維等が挙げられる。特に好ましくは、
洗浄剤の保持性の点で、PP/レーヨン、PET/レー
ヨン、アクリル繊維/レーヨン、PP−PEの芯鞘型複
合繊維/PP/親水性繊維、PP−PEの芯鞘型複合繊
維/PET/親水性繊維、PP−PEの芯鞘型複合繊維
/アクリル/親水性繊維、PP−PEまたはPET―P
Eの芯鞘型複合繊維/親水性繊維(特にレーヨン)の組
合せが良い。
【0017】シート状繊維体として不織布を用いる場
合、該不織布は、自己接着または接着繊維で結合させた
サーマルボンド不織布(例えばエアースルー不織布、エ
アーレイド不織布、ヒートロールボンド不織布)、繊維
ウエブを接着剤で結合させたケミカルボンド不織布、特
殊針でウエブをニードリングして交絡させたニードルパ
ンチ不織布、高圧水流で繊維を絡み合わせたスパンレー
ス不織布の乾式不織布を用いることができる。上記不織
布の具体例としては、PP−PEの芯鞘型複合繊維、P
ET−PEの芯鞘型複合繊維、又は前記複合繊維と親水
性繊維(特にレーヨン)からなるエアースルー不織布、
PET繊維、アクリル繊維、あるいはこれらの繊維と親
水性繊維(例えば、レーヨン)からなるスパンレース不
織布、PET繊維、アクリル繊維、あるいはこれらの繊
維とスパンドンド不織布からなるニードルパンチ不織
布、及びそれらのエンボス加工布ならびにエアーレイド
不織布等が挙げられる。
【0018】また、2種以上の不織布を組み合わせても
よく、この場合の好ましい組み合わせは、サーマルボ
ンド不織布とスパンレース不織布との組み合わせや、
スパンボンド不織布とニードルパンチ不織布との組み合
わせである。の組み合わせの作製方法としては、不織
布どうしを組み合わせて熱融着させてもよいし、あるい
はサーマルボン不織布に通常用いられる繊維ウエブを積
層した後に、水流交絡により繊維を絡ませて不織布を作
製したり、あるいはスパンレース不織布に熱融着性繊維
を含む繊維ウエブ(通常用いられる繊維も含有している
もの)を積層した後、最適加熱温度で繊維ウエブを融着
させて不織布を作製する方法を用いることもできる。
の組み合わせの作製方法としては、不織布どうしを組み
合わせてニードリングしてもよいし、あるいはスパンボ
ンド不織布に繊維ウエブを積層した後に、特殊針でニー
ドリングして不織布どうしを作製する方法でもよい。
【0019】不織布の組み合わせの好ましい具体例とし
ては、PP−PE芯鞘型複合繊維、またはPET−PE
の芯鞘型複合繊維からなるエアースルー不織布、又は前
記複合繊維と親水性繊維(特にレーヨン)からなるエア
ースルー不織布に対して、PP繊維、PET繊維、アク
リル繊維から選ばれる1種または2種以上の繊維の繊維
ウエブ、あるいはこれらの繊維と親水性繊維(例えば、
レーヨン)の繊維ウエブを用いてスパンレース法にて不
織布を積層した多層構造(2層以上の積層構造)のもの
がある。あるいはポリウレタン樹脂または繊維からなる
スパンボンド不織布に対して、PP繊維、PET繊維、
アクリル繊維から選ばれる1種または2種以上の繊維の
繊維ウエブ、あるいはこれらの繊維と親水性繊維(例え
ば、レーヨン)の繊維ウエブを用いてニードルパンチ法
にて不織布を積層した多層構造(2層以上の積層構造)
のものでもよい。
【0020】特に、シート状繊維体に熱融着性繊維を含
ませ、シート状繊維体の製造工程に加熱を含む工程を採
用することにより、熱融着性繊維がバインダー繊維とな
って繊維間の強度を向上させる効果が得られるので、繊
維間距離が上記の範囲であるときに良好な保形性を得る
うえで好ましい。好ましい熱融着性繊維は、疎水性繊維
であって熱融着性を有するもので、例えばポリエステル
繊維、ポリオレフィン繊維(ポリエチレン繊維、ポリプ
ロピレン繊維)などが望ましい。熱融着性繊維の好まし
い形態は複合繊維であり、芯鞘型複合繊維(同心円型、
偏心型)や接合型(サイドバイサイド型、バイメタルタ
イプともいう)複合繊維が挙げられる。より好ましくは
芯鞘構造である。
【0021】熱融着性繊維が芯鞘構造又は接合構造を有
する場合、繊維の好ましい合成樹脂の組み合わせは、ポ
リエステル樹脂/ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹
脂/ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂/ポリエチ
レン樹脂、ポリエステル樹脂/ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂/ポリエチレン樹脂などである。特にポ
リプロピレン樹脂/ポリプロピレン樹脂、ポリエステル
樹脂/ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂/ポリエ
チレン樹脂の組み合わせが好ましい。
【0022】そして、熱融着性繊維が芯鞘構造である場
合には、鞘部の合成樹脂は、芯部と同一の合成樹脂で同
一の融点を有するもの、あるいは芯部の合成樹脂よりも
融点が20℃以上低いものが望ましい。芯部の合成樹脂
と鞘部の合成樹脂とは、同系列のものが望ましいが親和
性があれば異なる合成樹脂の組み合わせでもよい。例え
ばポリプロピレン樹脂(芯部)/ポリプロピレン樹脂
(鞘部)、ポリエステル樹脂(芯部)/ポリエチレン樹
脂(鞘部)、ポリプロピレン樹脂(芯部)/ポリエチレ
ン樹脂(鞘部)の組み合わせが好ましい。さらに具体的
には、例えば軟化点(融点)が240℃以上のポリエス
テルを芯成分とし、軟化点(融点)が100〜150℃
のポリエステルを鞘成分とした複合繊維、あるいは軟化
点(融点)が160℃のポリプロピレンを芯成分とし、
軟化点(融点)が同一(160℃)のポリプロピレンを
鞘成分とした複合繊維、あるいは軟化点(融点)が14
0〜160℃のポリプロピレンを芯成分とし、軟化点
(融点)が100〜120℃のポリエチレンを鞘成分と
した複合繊維などが挙げられる。
【0023】また、熱融着性繊維が接合型複合繊維の場
合、接合する繊維種が同一でもよいし、異なっていても
よい。また、同一繊維で融点が同一のものでもよく、又
は同一繊維で融点が異なるものも含まれる。上記熱融着
性繊維は、35〜180mm程度にカットされ、捲縮が
付与されていることが望ましい。
【0024】本発明における基材は、シート状繊維体の
みからなる構成でもよいが、シート状繊維体とスポンジ
状の多孔質構造体とを併用することが好ましい。多孔質
構造体は、洗浄剤を内部に取り込みやすく、且つ被洗浄
面に十分に液を供給できる特性を有するので、これを基
材に用いることによって、基材に洗浄剤を保持するとと
もに、必要に応じて被洗浄面に供給できる点、泡が立ち
易くなる点、および保形性が向上する点で好ましい。該
多孔質構造体の形状としては、例えばシート状や柱状、
直方体等が挙げられるがこれに限定されるものではな
い。
【0025】図1〜4は、シート状繊維体とシート状の
多孔質構造体とを併用した基材の例を示したものであ
る。図中符号1はシート状繊維体であり、2は多孔質構
造体である。図1の例は、シート状繊維体1と多孔質構
造体2を積層し、熱融着法、超音波接着法、およびニー
ドルパンチ法から選ばれる1つの方法、または2以上の
方法の組み合わせにより、これらを一体化した基材であ
る。また、図示していないが、シート状繊維体1と多孔
質構造体2の積層体に対して、水流にて繊維を交絡させ
てもよい。図2の例は、2枚のシート状繊維体1で多孔
質構造体2を挟み、サンドイッチ状に積層し、熱融着
法、超音波接着法、およびニードルパンチ法から選ばれ
る1つの方法、または2以上の方法の組み合わせによ
り、これらを一体化した基材である。また、図示してい
ないが、2枚のシート状繊維体1で多孔質構造体2を挟
んだ積層体に対して、水流にて繊維を交絡させてもよ
い。図3の例は、袋状に形成されたシート状繊維体1内
に多孔質構造体2を収容した基材である。シート状繊維
体1を袋状に成形するには、例えばヒートシール法を用
いることができる。袋状のシート状繊維体1と多孔質構
造体2とは一体化しなくてよいが、熱融着法および/ま
たは超音波接着法により、袋状のシート状繊維体1とそ
の中の多孔質構造体2とを一体化してもよい。図4の例
は、一辺が開口している袋状のシート状繊維体1と、シ
ート状の多孔質構造体2とが別体になっており、使用時
に多孔質構造体2をシート状繊維体1からなる袋内に挿
入するように構成されている。
【0026】多孔質構造体としては、例えば天然及び合
成ポリマー・樹脂等からなる弾性を有するの発泡体(ス
ポンジ状構造体)等を用いることができる。必要に応じ
てこれらの樹脂等を疎水化処理して用いてもよい。上記
樹脂としては、セルロース系樹脂、合成樹脂及びこれら
の二種以上の混合物等が挙げられる。上記セルロース系
樹脂としては、ビスコースレーヨンやアセテート等が挙
げられる。一方、合成樹脂としては、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイ
ロン等のポリアミド系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ウレタン系樹脂等が
挙げられる。これらの中でも合成樹脂が望ましく、特に
ポリアミド系樹脂や、ウレタン系樹脂が望ましい。
【0027】多孔質構造体は、そのセル数が10〜10
0セル/2.5cm(即ち、上記多孔質構造体の任意の
部分に2.5cmの直線を引いたときに横切るセルの数
が10〜100個)、特に30〜50セル/2.5cm
であることが、洗浄剤の含浸性、並びに被洗浄面に対し
て適正な量の洗浄剤の保持・放出できる点、及び泡立ち
等の点からより好ましい。
【0028】本発明における洗浄剤は、少なくとも界面
活性剤を含有してなるもので、その洗浄剤(25℃)3
0mlを、内径2cmの有栓メスシリンダー100ml
に入れ、10秒間に20回、30cm幅で垂直方向に振
とうし、1分間静置後の泡立ち量が20ml以上を示す
洗浄剤であれば界面活性剤の種類に問わないで使用でき
る。このような泡立ち特性を有する洗浄剤を用いること
により、泡立ちが良好で、使用感に優れた身体洗浄用品
が得られる。洗浄剤のより好ましい物性は、上記の泡立
ち試験での泡立ち量(1分間静置後)が30ml以上、
より好ましくは35ml以上、更に好ましくは40ml
以上である。
【0029】洗浄剤に含まれる界面活性剤としては、例
えば、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤や両性
界面活性剤が挙げられ、1種または2種以上を含むこと
ができる。アニオン界面活性剤は、良好な泡立ちで、使
用感に優れ、低刺激であり、しかも洗浄後の肌のつっぱ
り感が少ない点で特に好ましい。また、洗浄剤には、少
なくともアニオン界面活性剤と、皮膚保湿剤及び/ ま
たは粉体が含まれることが望ましい。さらに、泡立ちを
向上させる成分を洗浄剤に配合することも望ましい。泡
立ちを向上させる成分としては、多価アルコール、ポリ
オールや高分子化合物(増粘剤、多糖類)が好ましい。
【0030】アニオン界面活性剤としては、例えば以下
に示すものが挙げられる。 (i)アルキルベンゼンスルホン酸塩、好ましくは平均
炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖又は分岐鎖
のアルキルベンゼンスルホン酸塩。 (ii)アルキルエーテル硫酸塩又はアルケニルエーテル
硫酸塩、好ましくは平均炭素数10〜20の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内に
平均0.5〜8モルのエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、エチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/
0.1の比で、あるいはエチレンオキサイドとブチレン
オキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付
加したアルキルエーテル硫酸塩又はアルケニルエーテル
硫酸塩。例えば、ラウリルエーテル硫酸塩、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテル硫酸塩等が用いられる。
【0031】(iii)アルキル硫酸塩又はアルケニル硫
酸塩、好ましくは平均炭素数10〜20のアルキル基又
はアルケニル基を有するアルキル硫酸塩又はアルケニル
硫酸塩。 (iv)オレフィンスルホン酸塩、好ましくは平均10〜
20の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン
酸塩。 (v)アルカンスルホン酸塩、好ましくは平均10〜2
0の炭素原子を1分子中に有するアルカンスルホン酸
塩。
【0032】(vi)高級脂肪酸塩、好ましくは平均10
〜24の炭素原子を1分子中に有する飽和又は不飽和脂
肪酸塩。特に好ましい高級脂肪酸塩としては、ラウリン
酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸ジエタノールア
ミン、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸アルギニン、
ステアリン酸カリウム、ヤシ油脂肪酸リジン、ヤシ油脂
肪酸アルギニンが挙げられる。なお、これらの高級脂肪
酸塩は、洗浄剤を調製する際に、必ずしも脂肪酸塩とし
て配合する必要はなく、脂肪酸と塩基とを独立的に配合
し、配合処方系の中で脂肪酸塩を形成させてもよい。
【0033】(vii)(アミド)エーテルカルボン酸型
界面活性剤、好ましくは次の式(1)で表わされる(ア
ミド)エーテルカルボン酸型界面活性剤。
【0034】
【化1】 〔式中、R1 は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜22のアル
キル基又はアルケニル基、アルキル(C8〜C22)フェニル
基又はR2CONH-CH2-CH2-基(R2 は炭素数11〜21の
直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である)
を示し、aは0〜6の数を示し、bは2〜24の数を示
し、Aは水素原子、ナトリウム、カリウム、リチウム、
マグネシウム、モノエタノールアミン又はアンモニウム
マグネシウムトリエタノールアミンの残基を示す〕
【0035】(viii)α−スルホ脂肪酸塩又はエステ
ル、好ましくは平均10〜20の炭素原子から成るアル
キル基又はアルケニル基を有するα−スルホ脂肪酸塩又
はエステル。 (ix)N−アシルアミノ酸型界面活性剤、好ましくは炭
素数8〜24のアシル基及び遊離カルボン酸残基を有す
るN−アシルアミノ酸型界面活性剤。具体的にはラウロ
イルサルコシン塩、N−アシル−β−アラニン塩、N−
アシルサルコシン塩、N―メチル―β―アラニン等が挙
げられ、特にN−ラウロイル−β−アラニンアルギニ
ン、N−ラウロイル−β−アラニンカリウム、N−ラウ
ロイル−β−アラニントリエタノールアミン、などが好
ましい。
【0036】(x)リン酸エステル型界面活性剤、好ま
しくは炭素数8〜24のアルキル基もしくはアルケニル
基又はそれらのアルキレンオキシド付加物を有するリン
酸モノ又はジエステル型界面活性剤。 例えば次の一般式(4)で表わされるものが挙げられ
る。
【0037】
【化2】 (式中、R7 は炭素数8〜36の炭化水素基を示し、X
1 は水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、塩基性ア
ミノ酸又はアルカノールアミンを示し、X2 は水素原
子、アルカリ金属、アンモニウム、塩基性アミノ酸、ア
ルカノールアミン又はR7-(OCH2CH2)m-を示し、mは0〜
5の数を示す)
【0038】上記式中、R7で示される炭素数8〜36
の炭化水素基としては、炭素数8〜36の直鎖又は分岐
鎖のアルキル基又はアルケニル基が挙げられ、特に炭素
数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましい。
具体的には、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデ
シル基、ドデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル
基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、イコシル基等が
挙げられる。また、X1 及びX2 のうち、アルカリ金属
としては、例えばリウチム、ナトリウム、カリウム等
が;塩基性アミノ酸としては、例えばアルギニン、リジ
ン、ヒスチジン、オルニチン等が;アルカノールアミン
としては、炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有す
るものが好ましく、例えばトリエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、モノエタノールアミン等が挙げられ
る。更に、mは0〜5の数を示し、特に0が好ましい。
このようなアルキルリン酸塩としては、特にラウリルリ
ン酸、ミリスチルリン酸、パルミチルリン酸又は2−ヘ
キシルデシルリン酸のアルギニン、カリウム又はトリエ
タノールアミン塩が好ましい。
【0039】(xi)スルホコハク酸エステル型界面活性
剤、好ましくは炭素数8〜22の高級アルコールもしく
はそのエトキシレートなどのスルホコハク酸エステル又
は高級脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステル。 (xii)ポリオキシアルキレン脂肪酸アミドエーテル硫
酸塩、好ましくは次の式(2)で表わされるポリオキシ
アルキレン脂肪酸アミドエーテル硫酸塩。
【0040】
【化3】 〔R3 は炭素数8〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を示し、R4 は炭素数7〜23の直鎖
又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R5
は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を示し、cは
0〜20の数を示し、M1はアニオン性残基の対イオン
を示す〕
【0041】(xiii)モノグリセライド硫酸エステル
塩、好ましくは炭素数8〜24の直鎖又は分岐鎖の飽和
又は不飽和の脂肪酸基を有するモノグリセライド硫酸
塩。 (xiv)アシル化イセチオン酸塩、好ましくは炭素数8
〜24の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸基を
有するアシル化イセチオン酸塩。 (xv)アルキルグリセリルエーテル硫酸塩又はアルキル
グリセリルエーテルスルホン酸塩、好ましくは炭素数8
〜24の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もくしはアル
ケニル基もしくはそれらのアルキレンオキシド付加物を
有するアルキルグリセリルエーテル硫酸塩又はアルキル
グリセリルエーテルスルホン酸塩。 (xvi)アルキル又はアルケニルアミドスルホネート、
好ましくは炭素数8〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基又はアルケニル基を有するアルキル又はアルケニルア
ミドスルホネート。 (xvii)アルカノールアミドスルホコハク酸塩、好まし
くは炭素数8〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基を有するアルカノールアミドスルホコハク
酸塩。
【0042】(xviii)アルキルスルホアセテート、好
ましくは炭素数8〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を有するアルキルスルホアセテート。 (xix)アシル化タウレート、好ましくは炭素数8〜2
4の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸基を有す
るアシルタウレート。 (xx)N−アシル−N−カルボキシエチルグリシン塩、
好ましくは炭素数6〜24のアシル基を有するN−アシ
ル−N−カルボキシエチルグリシジン塩。 (xxi)N−アルキルアミドアルカノール硫酸エステル
塩、好ましくは次の式(3)で表わされるN−アルキル
アミドアルカノール硫酸エステル塩。
【0043】
【化4】 (式中、R6 は炭素数6〜22の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示し、R7 は炭素数1〜22
のアルキル基、アルケニル基又は水素原子を示し、R8
は炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示
し、R9Oは炭素数2〜3のオキシアルキレン基を示
し、nは0〜20の任意の数を示し、d個のR 9Oは同
一でも異なっていてもよい。M2 は水素原子、アルカリ
金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、総炭素数2〜
9のアルカノールアンモニウム、総炭素数1〜22のア
ルキルアンモニウムもしくはアルケニルアンモニウム、
炭素数1〜18のアルキルもしくはアルケニル置換ピリ
ジニウム、又は塩基性アミノ酸を示す)。
【0044】(xxii)リンゴ酸モノアルキルアミド、特
に、リンゴ酸モノラウリルアミド、リンゴ酸モノミリス
チンアミド、リンゴ酸モノパルミチンアミドが挙げられ
る。特に、リンゴ酸モノラウリルアミドが望ましい。 (xxiii)アミノ酸型界面活性剤、好ましくは炭素数8
〜24のアルキル基及び遊離カルボン酸残基を有するア
ミノ酸型界面活性剤(例えばラウロイルグルタミン酸塩
など)。
【0045】これらのアニオン性界面活性剤の塩、すな
わちアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリウム、
カリウム等のアルカリ金属イオン、カルシウム、マグネ
シウム等のアルカリ土類金属イオン、アルギニン、リジ
ン、ヒスチジン等の塩基性アミノ酸、アンモニウムイオ
ン、炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有する
アルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプ
ロパノールアミンなど)を挙げることができる。
【0046】また、脂肪酸塩の塩の形態としては、ナト
リウム、カリウムなどのアルカリ金属やカルシウムなど
のアルカリ土類金属等の無機塩基性塩;アンモニウム、
モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリ
エタノールアミン塩(TEA塩)、2−アミノ−2−メ
チルプロパノール、2−アミノ−2−メチルプロパンジ
オール等のアルカノールアミン塩;リジン、アルギニ
ン、ヒスチジン等の塩基性アミノ酸塩などが挙げられ、
特に塩基性アミノ酸塩が好ましい。
【0047】上記アニオン界面活性剤は、1種又は2種
以上を組合わせて用いることができ、洗浄剤中のアニオ
ン界面活性剤は0.1〜15質量%、好ましくは0.5
〜10質量%が望ましい。この範囲の割合でアニオン界
面活性剤を配合すると、細かくクリーミーな泡質で、か
つ泡持ちの良好な泡が得られるので好ましい。中でも、
良好な泡立ちで、使用感に優れ、低刺激であり、しかも
洗浄後の肌のつっぱり感が少ないアニオン界面活性剤と
しては、高級脂肪酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、N−
アシルアミノ酸型又はアミノ酸型界面活性剤、リンゴ酸
モノアルキルアミド(リンゴ酸モノラウリルアミド)が
より好ましい。また、増泡効果を有する界面活性剤とい
う点では、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩等、スルホ
コハク酸系界面活性剤、エーテルカルボン酸系界面活性
剤、アミドエーテルカルボン酸系界面活性剤、N−アル
キルアミドアルカノール硫酸エステル塩等が好ましい。
【0048】また、これらのアニオン界面活性剤に、非
イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性
剤を組合わせてもよい。アニオン界面活性剤と併用され
る他の界面活性剤としては、例えば次のようなものが挙
げられる。すなわち、カルボベタイン系、スルホベタイ
ン系、イミダゾリニウムベタイン系、アミドベタイン系
等の両性界面活性剤;直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基
を有するモノもしくはジアルキル付加型第4級アンモニ
ウム塩及びそのアルキル基にアルキレンオキサイドを付
加したカチオン界面活性剤;アミンオキサイド類、モノ
グリセライド類、ソルビタン脂肪酸エステル類、アルキ
ルサッカライド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ル、高級脂肪酸アルカノールアミドなどの非イオン界面
活性剤などである。
【0049】これらのうち、特に、両性界面活性剤とし
ては、例えばヒドロキシプロピルスルホベタイン、脱塩
処理した2級のイミダゾリニウムベタイン等が好まし
い。カチオン界面活性剤としては、例えば炭素数12〜
16の直鎖モノアルキル第4級アンモニウム塩、炭素数
20〜28の分岐アルキル基を有する第4級アンモニウ
ム塩等が好ましい。
【0050】非イオン界面活性剤としては、平均HLB
値が10〜15,特に12〜14のものが好ましく、例
えばポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸
エステル、脂肪酸ポリグリセリンエステル、脂肪酸アル
キロールアミドが好ましい。特に、エチレンオキサイド
の付加モル数は、5〜15、好ましくは、7〜10で、
脂肪酸部分の炭素数が8〜16、好ましくは炭素数12
のものを、全脂肪酸の30%以上含有するものが洗浄効
果が良い。例えば、モノラウリン酸ポリオキシエチレン
(7)グリセリン(HLB12)、モノラウリン酸ポリ
オキシエチレン(10)グリセリン(HLB14)、モ
ノ硬化ヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレン(7)グリセリ
ン(HLB12)、モノ硬化ヤシ油脂肪酸ポリオキシエ
チレン(10)グリセリン(HLB14)、モノヤシ油
脂肪酸ポリオキシエチレン(7)グリセリン(HLB1
2)などが好ましく用いられる。そのほか、ラウリルジ
メチルアミンオキサイド、ミリスチルジメチルアミンオ
キサイド、イソステアリン酸モノグリセライド、オレイ
ン酸モノグリセライド、オクタン酸モノグリセライド、
ソルビタンモノカプリレート、ソルビタンモノラウレー
ト、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレ
エート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタン
トリオレエート、糖系非イオン界活性剤が好ましい。洗
浄剤に非イオン界面活性剤を配合する場合、その配合量
は1〜15質量%(、特に2〜12質量%が好ましい。
【0051】本発明において、前記アニオン界面活性剤
に、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン界
面活性剤を1種又は2種以上を組合わせて用いることが
できる。洗浄剤における、これらの界面活性剤の配合量
は合計で0.5〜20質量%、望ましくは1〜15質量
%とすることが好ましい。尚、泡を十分に立てるために
評価の際、必要に応じて適度な水分(5〜8g)を補給
することが望ましい。
【0052】本発明において、洗浄剤の成分として、皮
膚保湿剤(ポリオール類、多価アルコール、及びグリコ
ールエーテル)を配合すると、低温安定性が向上すると
ともに、洗浄後の肌により十分なうるおいを残すことが
できるので好ましい。皮膚保湿剤(ポリオール類、
多価アルコール、及びグリコールエーテル)としては
次のものが挙げられる。 ポリオール類としては、例えばプロピレングリコー
ル、イソプレングリコール、13−プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビ
トール、マルチトール、キシリトール、グルコース、ポ
リエチレングリコール400、ポリエチレングリコール
600、ポリエチレングリコール4000、ポリエチレ
ングリコール6000、ポリエチレングリコール250
00、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、ヘキシ
レングリコール、スクロース、ポリオキシエチレングリ
コシド誘導体などが挙げられ、特にプロピレングリコー
ル、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ルが好ましい。 多価アルコールとしては、例えばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、イソプレングリコール、ジ
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリ
セリン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等が挙げ
られ; グリコールエーテルとしては、例えばエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロ
ピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコー
ルモノフェニルエーテル等が挙げられる。
【0053】皮膚保湿剤は、1種又は2種以上を組合わ
せて用いることができる。洗浄剤の全組成中に0.1〜
8質量%、好ましくは0.5〜6質量%、特に好ましく
は1〜5質量%配合される。特に0.5〜6質量%配合す
ると、洗浄剤を増粘、安定化させ、しかも洗浄剤を洗い
流した後の肌のしっとり感を良好なものとすることがで
き好ましい。0.1質量%未満では充分な効果が得られ
ず、8質量%を超えると使用感触が重くなる。
【0054】皮膚保湿剤として、特に、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、イソプレングリコール、
ジプロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレ
ングリコール、ソルビトール、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテルが、使用感触の点から好ましい。より
好ましくはグリセリン、ソルビトールが洗浄力及び低刺
激性の点から望ましい。洗浄剤には、更に成分としてエ
タノールを配合することができる。エタノールは、洗浄
剤の全組成中に0.1〜10質量%配合すると、より細
かく泡が得られ、洗浄力も向上するので好ましい。
【0055】本発明において、洗浄剤に粉体を配合する
ことも好ましい。粉体は、合成高分子物質又は天然鉱物
からなる粉体の1種以上から選ばれる。粉体は、水性媒
体と、繊維に担持されていることが好ましい。更に、合
成高分子又は天然鉱物からなる粉体は、水や含水エタノ
ール等の水性媒体に分散させて基材に噴霧、塗布等の方
法により担持させることにより調製することができる。
【0056】合成高分子からなる粉体の例としては、
シリコーン樹脂(信越化学 (株) 製KMP−590、東
芝シリコーン(株) 製トスパール145、トスパール2
500B等)、ポリオルガノシルセスキオキサン、シリ
コーンゴムパウダー(信越化学(株) 製KMP−59
7、KMP−598、X−52−875、東レ(株) 製
トレフィル501、トレフィル505、トレフィル50
6、トレフィル601等)、シリコーン樹脂/ゴム複合
パウダー(信越化学 (株) 製X−52−1139K、X
−52−1139G等)、及び片末端にラジカル重合性
基を有するポリシロキサン化合物を分散剤として、溶媒
中でビニルモノマーの分散重合を行うことにより得られ
たポリマー微粒子(以下、ポリマービーズSという)等
の有機シリコーン基含有ポリマーが挙げられる。また、
合成シリカビーズ、疎水性シリカパウダー(信越化学
(株) 製KMP−110、KMP−105等)、ナイロ
ン樹脂(東レ(株) 製SP−500等)、ポリスチレン
系樹脂(住友化学工業(株) 製ファインパール、積水化
成品工業(株) 製テクポリマーSB、綜研化学(株) 製
ファインパウダーSGP等)、ポリエチレン樹脂(住友
精化(株) 製フロービーズ等)、ポリメタクリル酸メチ
ル系樹脂(松本油脂製薬(株)製マツモトマイクロスフ
ェアーM、積水化成品工業(株) 製テクポリマーMB、
綜研化学(株) 製ファインパウダーMP等)、ジビニル
ベンゼン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ベンゾグアナミ
ン樹脂、メラミン樹脂、フェノール系樹脂、フッ素系樹
脂等の他、メチルハイドロジェンジメチルポリシロキサ
ン、パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノール
アミン塩等のケイ素やフッ素を含有する化合物で表面撥
水化処理をした粉体(三好化成(株) 製SI−タルクJ
A46R、大東化成工業(株)製PF−3LL−5タル
ク)が挙げられる。中でも上記ポリマービーズS、シリ
コーン樹脂等の有機シリコーン基含有ポリマーが肌残留
時の動摩擦低下、肌の滑り感触(さらさら感触)付与及
び肌上での残留性という点で好ましい。
【0057】天然鉱物からなる粉体としては、タル
ク、セリサイト、マイカ、カオリン、ベンガラ、クレ
ー、ベントナイト、スメクタイト、ケイ酸、無水ケイ
酸、ケイ酸マグネシウム、雲母、酸化マグネシウム、酸
化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム、硫酸アルミニ
ウム、ミョウバン、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫
酸マグネシウム等が例示されるが、特に無水ケイ酸(シ
リカ)、タルク、スメクタイトは肌の上での滑りが良い
ので好ましい。
【0058】これらの粉体の形状は、球状であることが
好ましい。粉体の真球度が増すにつれて動摩擦係数が下
がり肌の滑り感が高まる。粉体の粒径としては、0.5
〜60μmの範囲に全粉体の60質量%以上が存在する
ことが、肌感触を高める上で好ましく、粒径1〜10μ
mの粉体が全粉体の80質量%以上であることが特に好
ましい。一方、粒径が0.5μm未満の粉体は肌の感触
に対してほとんど効果がないか、又はきしむような不快
感を与えるため少ない方が好ましく、また粒径が60μ
mを超える粉体の混入は少ない方が良い。従ってこれら
の粉体の量は全粉体の40質量%未満であることが好ま
しく、10質量%以下が更に好ましい。また、肌感触の
観点からは粒径が250μm以上の粉体を実質的に含ま
ないことが望ましい。
【0059】洗浄剤には、前記成分のほか、通常の洗浄
剤組成物に用いられる成分、例えば殺菌剤、防腐剤、キ
レート剤、電解質物質、薬効剤、色素、香料、酸化防止
剤、pH調整剤、パール化剤、紫外線吸収剤、植物エキス
等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合するこ
とができる。例えばラノリン及びその誘導体、ミリスチ
ン酸イソプロピル等のエステル類、ヤシ油などのトリグ
リセライド等の油分、ポリグリセリン脂肪酸エステル等
の保湿剤、トリクロサン、トリクロロカルバニリド等の
殺菌剤、グリチルリチン酸カリウム、酢酸トコフェロー
ル等の抗炎症剤、メチルパラベン、ブチルパラベン等の
防腐剤、エチレンジアミン四酢酸又はその塩、ヒドロキ
シエタンジホスホン酸又はその塩等のキレート剤、クエ
ン酸、コハク酸等のpH調整剤、カルボキシビニルポリマ
ー、カラギーナン、ヒドロキシエチルセルロース、カチ
オン化セルロース等の増粘剤、塩化ナトリウムなどの塩
類が挙げられる。
【0060】本発明の身体洗浄用品は、常法により前記
各配合成分を混合して液体の洗浄剤を得、洗浄剤を基材
に塗布したり、基材を洗浄剤中に浸漬させるなどして、
基材に洗浄剤を含浸させることにより製造することがで
きる。あるいは基材に洗浄剤を含浸させた後、洗浄剤中
の水性媒体の一部又は全部を乾燥除去してもよい。洗浄
剤は、例えば洗顔料、メイク落とし、毛髪、頭皮等も含
む身体洗浄剤など、用途に応じて適宜配合を変更するこ
とができる。
【0061】基材に洗浄剤を含浸させるときの含浸倍率
を、シート状繊維体の質量に対する、含浸された洗浄剤
の質量の比(洗浄剤の含浸質量/シート状繊維体の質
量)であらわすと、この比の値が1〜15の範囲または
飽和状態が好ましく、含浸倍率が1〜15の範囲または
飽和状態であって液ダレしない状態がより好ましい。飽
和状態とは、基材に洗浄剤が十分に含浸している状態で
ある。洗浄剤中の界面活性剤濃度は0.5〜20質量%
が好ましい。
【0062】本発明の身体洗浄用品は、好ましくは水を
加えて、水分の存在下で揉んだり、擦ったりすることに
よって泡立ててから、皮膚の汚れや化粧料を拭き取るよ
うにして洗浄する。本発明の身体洗浄用品は、洗浄剤の
保持性が良好であるとともに、使用時に変形しにくくて
シート形態の持続性に優れ、かつ適度な泡が発生して、
洗浄時の使用感に優れるものである。
【0063】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。 (実施例1〜21、比較例1〜10)表1〜6に示す組
成の身体洗浄用品を製造した。基材の物性値(坪量、厚
さ、密度、繊維間距離)と、洗浄剤の泡立ち特性、およ
び基材に洗浄剤を含浸させた身体洗浄用品の評価結果
(液保持性、保型性、泡立ち性)を表に併せて示す。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】
【表6】
【0070】洗浄剤の泡立ち特性および身体洗浄用品の
評価は下記の方法により行った。 (洗浄剤の泡立ち特性の評価方法)使用する洗浄剤(2
5℃)30mlを、内径2cmの有栓メスシリンダー1
00mlに入れ、10秒間に20回、30cm幅で垂直
方向に振とうして、1分間静置後の泡立ち量を測定し
た。
【0071】(身体洗浄用品の評価) 液保持性、保型性、および泡立ち性:洗浄剤5gを基材
(7.5cm×10cmの大きさ)に含浸させて得られ
た身体洗浄用品における液保持性を目視にて観察し下記
の基準で評価した。その後、身体洗浄用品に水7.5g
(洗浄剤:水=1:1.5)を添加し、手で30回、身
体洗浄用品を手の平でこすったりあるいは揉んだりして
泡立てたときのシート形状の保型と、泡立ち性を目視に
て観察し下記の基準で評価した。さらに泡立てた身体洗
浄用品を使って洗顔を行ったときの使用感を下記の基準
で評価した。また、洗浄剤が粉体を含有する場合は、洗
顔後のサラサラ感を評価した。
【0072】(1)液保持性: ○;洗浄剤のほとんどが含浸され保持されている。 △;洗浄剤の一部しか保持されていない。 ×;洗浄剤がほとんど/全く保持されない。
【0073】(2)シートの保型性: ○;シートの保型性が持続する。 △;シートの一部が破損して保型性が持続しない。 ×;シートが破損して保型性が持続しない。
【0074】(3)泡立ち性: ○;十分な泡が立つ。 △;少し泡立つ。 ×;ほとんど泡立たない。
【0075】(4)シートの使用感: ○:洗浄時(洗顔等)の感触が良い。 △:洗浄時(洗顔等)の感触があまり良くない。 ×:洗浄時(洗顔等)の感触が良くない。
【0076】洗浄剤の構成成分(洗浄成分)は、以下に
示す組成を常法により製造した。 (洗浄成分1) (質量%)(洗顔料) ラウリン酸アルギニン 1.0、ミリスチン酸アルギニ
ン 1.0、ラウリルリン酸アルギニン 1.0、ヤシ油
脂肪酸ジエタノールアミド 0.6、トリメチルグリシ
ン 0.6、ジステアリン酸エチレングリコール 1.
0、ラウリン酸アミドプロピルベタイン 0.6、1,
3−ブチレングリコール 2.0、プロピレングリコー
ル 2.0、エタノール 1.0、コハク酸 0.2、カ
ルボキシビニルポリマー 0.25、ジブチルヒドロキ
シトルエン 0.1、メチルパラベン 0.1、エデト酸
四ナトリウム四水塩 0.1、香料 適量、精製水 バラ
ンス
【0077】(洗浄成分2) (質量%) ラウリン酸アルギニン 1.0、N−ラウロイル−β−
アラニンナトリウム 2.0、ラウリルリン酸アルギニ
ン 1.0、ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グ
リセリン 2.0、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
0.6、トリメチルグリシン 0.6、ジステアリン酸
エチレングリコール 1.0、ラウリン酸アミドプロピ
ルベタイン 0.6、1,3−ブチレングリコール 2.
0、プロピレングリコール 2.0、エタノール 1.
0、コハク酸 0.2、カルボキシビニルポリマー 0.
25、ジブチルヒドロキシトルエン 0.1、メチルパ
ラベン 0.1、エデト酸四ナトリウム四水塩 0.1、
香料 適量、精製水 バランス
【0078】(洗浄成分3) (質量%) ラウリン酸アルギニン 2.0、ミリスチン酸アルギニ
ン 2.0、ラウリルリン酸アルギニン 2.0、モノラ
ウリン酸ポリオキシエチレン(7)グリセリン、ヤシ油
脂肪酸ジエタノールアミド 0.6、トリメチルグリシ
ン 0.6、ジステアリン酸エチレングリコール 1.
0、ラウリン酸アミドプロピルベタイン 0.6、1,
3−ブチレングリコール 2.0、プロピレングリコー
ル 2.0、エタノール 1.0、コハク酸 0.2、カ
ルボキシビニルポリマー 0.25、ジブチルヒドロキ
シトルエン 0.1、メチルパラベン 0.1、エデト酸
四ナトリウム四水塩 0.1、香料 適量、精製水 バラ
ンス
【0079】(比較例) (洗浄成分4) (質量%) 炭素数12〜14の第2級アルコールホ゜リオキシエチレン(9モル)ホ゜リオキシフ゜
ロヒ゜レン(10モル)ク゛リコール(日本触媒化学工業製:ソフタノールEP9
0100)6.0、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.
6、トリメチルグリシン 0.6、ジステアリン酸エチ
レングリコール1.0、ラウリン酸アミドプロピルベタ
イン 0.6、1,3−ブチレングリコール 2.0、プ
ロピレングリコール 2.0、エタノール 1.0、コハ
ク酸 0.2、カルボキシビニルポリマー 0.25、ジ
ブチルヒドロキシトルエン 0.1、メチルパラベン
0.1、エデト酸四ナトリウム四水塩 0.1、香料 適
量、精製水 バランス
【0080】(比較例) (洗浄成分5) (質量%) ラウリン酸アルギニン 0.5、ポリオキシエチレンア
ルキル(12〜14)エーテル(3E.O.)、NIKKOL BT-3、
HLB8.0、POE(3)2級アルキルエーテル6.0、ヤシ油脂
肪酸ジエタノールアミド 0.6、トリメチルグリシン
0.6、ジステアリン酸エチレングリコール 1.0、
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 0.6、1,3−
ブチレングリコール 2.0、プロピレングリコール
2.0、エタノール 1.0、コハク酸 0.2、カルボ
キシビニルポリマー 0.25、ジブチルヒドロキシト
ルエン 0.1、メチルパラベン 0.1、エデト酸四ナ
トリウム四水塩 0.1、香料 適量、精製水 バランス
【0081】(洗浄成分6) (質量%) オクチルドデシル酸ポリエチレングリコール(n=2
5)HLB約18 2.0、1,3−ブチレングリコー
ル 2.0、プロピレングリコール 2.0、エタノール
1.0、カルボキシビニルポリマー 0.5、ジブチル
ヒドロキシトルエン0.1、メチルパラベン 0.1、
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.1、香料適量、精製
水 バランス
【0082】以下同様に、実施例1〜21で使用したの
と同じ基材に洗浄成分1〜9からなる洗浄剤をそれぞ含
浸させて、同様に身体洗浄用品の評価(液保持性、保型
性と泡立ち性、使用感)を行った。 (洗浄成分7) (質量%) (身体洗浄剤) ヤシ油脂肪酸リジン 2.0、N−ラウロイル−β−ア
ラニンナトリウム 2.0、ラウロイルメチルタウリン
ナトリウム 1.0、ポリオキシエチレン(3)ポリオ
キシプロピレン(17)グリコールエーテル 3.0、
ラウリルヒドロキシスルホベタイン 1.0、グリシン
ベタイン 1.0、3−メチル−1,3−ブタンジオー
ル 2.0、ソルビトール 2.0、エタノール 1.
0、グリチルリチン酸塩 0.1、エデト酸四ナトリウ
ム四水塩 0.1、ジブチルヒドロキシトルエン 0.
1、l−メントール 0.3、アロエリキッド 0.5、
香料 適量、色素 適量、精製水 バランス
【0083】(洗浄成分8) (質量%) (洗顔料) ラウリン酸アルギニン 1.0、ラウリルリン酸アルギ
ニン 1.6、N−ラウロイル−N−カルボキシエチル
グリシンナトリウム 1、N−ココイル−N−メチルタ
ウリンナトリウム 0.2、グリセリン 1、ジグリセリ
ン 0.6、トリメチルグリシン 0.04、チューベロ
ーズポリサッカライド 0.2、アクリル酸・メタクリ
ル酸アルキル共重合体 (カーボポールETD-2020、BF Go
odrich 社製) 0.25、モノラウリン酸ポリオキシエ
チレン(20)ソルビタン 0.2、モノステアリン酸
ポリオキシエチレン(190)グリコール 0.2、ア
スナロエキス 0.5、オオバクエキス 0.2、3−l
−メントキシプロパン−1,2−ジオール 0.5、エ
チルパラベン 0.1、青色1号 微量、精製水 バラン
【0084】(洗浄成分9) (質量%)(洗顔料) ミリスチン酸カリウム 2.0、ステアリン酸カリウム
1.6、ミリスチルリン酸カリウム 2.0、N−ラウ
ロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 1.0、トリメ
チルグリシン 1.6、グリセリン 1.0、イソプレン
グリコール 1.0、ポリエチレングリコール2500
1.0、ボダイジュエキス 0.2、アルテアエキス
0.1、ヒバマタエキス 0.1、ジブチルヒドロキシ
トルエン 0.1、エデト酸四ナトリウム四水塩 0.
1、プロピルパラベン 0.1、精製水バランス
【0085】(洗浄成分10) (質量%)(洗顔料) モノ―N―ラウリルリンゴ酸アミドカリウム 7.0、
ラウリン酸カリウム 5.0、ミリスチン酸カリウム
5.0、パルミチン酸カリウム 4.0、ラウリルジメ
チルアミンオキサイド3.0、ポーラゲルNF(アメル
カンコロイド社製) 0.5、ヒドロキシエチルセリ
ロース(HECダイセル SP550 タ゛イセル化学工業社製)
0.2、カルボキシビニルポリマー(カーボポール9
41 BFグットリッチ社製) 1.0、プロピレング
リコール 5.0、エデト酸四ナトリウム四水塩 0.
2、香料 適量、イオン交換水 残量
【0086】(洗浄成分11) (質量%)(洗顔料) モノ―N―ラウリルリンゴ酸アミドカリウム 5.0、
N−ラウロイル−β−アラニンナトリウム 2.0、ラ
ウロイルメチルタウリンナトリウム 1.0、ラウリン
酸カリウム 2.0、ミリスチン酸カリウム 2.0、
パルミチン酸カリウム 2.0、ラウリルジメチルアミ
ンオキサイド 3.0、ポーラゲルNF(アメルカンコ
ロイド社製) 0.5、ヒドロキシエチルセリロース
(HECダイセル SP550 タ゛イセル化学工業社製) 0.
2、カルボキシビニルポリマー(カーボポール941
BF グットリッチ社製) 1.0、プロピレングリコ
ール 5.0、エデト酸四ナトリウム四水塩 0.2、
香料 適量、イオン交換水 残量
【0087】(洗浄成分12) (質量%)(洗顔料) モノ―N―ラウリルリンゴ酸アミドカリウム 5.0、
ラウリン酸アルギニン1.0、ラウリルリン酸アルギニ
ン 1.6、N−ラウロイル−N−カルボキシエチルグ
リシンナトリウム 1.0、N−ココイル−N−メチル
タウリンナトリウム 0.2、ラウリン酸カリウム
2.0、ミリスチン酸カリウム 2.0、パルミチン酸
カリウム 2.0、ラウリルジメチルアミンオキサイド
3.0、ポーラゲルNF(アメルカンコロイド社製)
0.5、ヒドロキシエチルセリロース(HECダイセ
ル SP550 タ゛イセル化学工業社製) 0.2、カルボキシ
ビニルポリマー(カーボポール941 BF グットリ
ッチ社製) 1.0、プロピレングリコール 5.0、
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.2、香料 適量、イ
オン交換水 残量
【0088】(洗浄成分13) (質量%)(洗顔料) モノ―N―ラウリルリンゴ酸アミドカリウム 5.0、
ヤシ油脂肪酸リジン 2.0、N−ラウロイル−β−ア
ラニンナトリウム 2.0、ラウロイルメチルタウリン
ナトリウム 1.0、ポリオキシエチレン(3)ポリオ
キシプロピレン(17)グリコールエーテル 3.0、
ラウリン酸カリウム 1.0、ミリスチン酸カリウム
1.0、パルミチン酸カリウム 1.0、ラウリルジメ
チルアミンオキサイド 3.0、ポーラゲルNF(アメ
ルカンコロイド社製) 0.5、ヒドロキシエチルセリ
ロース(HECダイセル SP550 タ゛イセル化学工業社製)
0.2、カルボキシビニルポリマー(カーボポール9
41 BF グットリッチ社製) 1.0、プロピレン
グリコール 5.0、エデト酸四ナトリウム四水塩0.
2、香料 適量、イオン交換水 残量
【0089】(洗浄成分14) (質量%)(洗顔料) ヤシ脂肪酸アルギニン 5.0、ラウリン酸 0.2
5、トリエタノールアミン0.22、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド 5.0、ラウリルジメチルアミノ酢酸
ベタイン 2.0、プロピレングリコール 20.0、
ポーラゲルNF(アメルカンコロイド社製) 0.5、
ヒドロキシエチルセリロース(HECダイセル SP550
タ゛イセル化学工業社製) 0.2、カルボキシビニルポ
リマー(カーボポール941 BF グットリッチ社
製) 1.0、ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.
1、香料、イオン交換水残量
【0090】(洗浄成分15) (質量%)(洗顔料) ヤシ脂肪酸アルギニン5.0、ヤシ油脂肪酸ジエタノー
ルアミド(平均HLB=12)4.0、スクワラン 0.
1、ヒマワリ油 0.1、1,3−ブチレングリコール
5.0、スメクタイト(クニピアF クニミネ工業社
製) 0.2、スメクタイト(ベンゲルFW 豊順工業
社製) 0.2、メチルパラオキシ安息香酸0.2、エ
タノール 5.0、香料 0.005、イオン交換水残量
【0091】(洗浄成分16) (質量%)(洗顔料) モノ―N―ラウリルリンゴ酸アミドカリウム 7.0、
ラウリン酸カリウム 5.0、ミリスチン酸カリウム
5.0、パルミチン酸カリウム 4.0、ラウリルジメ
チルアミンオキサイド 3.0、ポーラゲルNF(アメ
ルカンコロイド社製) 0.5、ヒドロキシエチルセリ
ロース(HECダイセル SP550 タ゛イセル化学工業社製)
0.2、カルボキシビニルポリマー(カーボポール9
41 BFグットリッチ社製) 1.0、プロピレング
リコール 5.0、塩化カリウム0.3、エデト酸四ナ
トリウム四水塩 0.2、香料 適量、イオン交換水残
【0092】(評価結果)実施例1〜21で使用したの
と同じ基材に、洗浄成分(7〜16)からなる洗浄剤を
含浸させたが、いずれも基材の保型性および泡立ちが良
好で、しかも使用感に優れた身体洗浄用品を得ることが
できた。また、粉体を含有している洗浄成分15を用い
た場合は使用後のサラサラ感も得られた。また、洗浄剤
成分15中に含まれる粉体の代わりに、多孔質シリカ
(0.5μm)、タルク、疎水性シリカパウダー(信越
化学 (株) 製KMP−105)、トスパール2000
(東芝シリコーリン社製)、ポリエチレン粉末(平均粒径50
μm)をそれぞれ添加して評価したところ使用後のサラ
サラ感も得られた。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
洗浄剤の保持性が良く、使用時の保型性に優れるととも
に、使用時に充分な泡が発生して使用感の良い身体洗浄
用品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基材の例を示した断面図である。
【図2】本発明に係る基材の例を示した断面図である。
【図3】本発明に係る基材の例を示した断面図である。
【図4】本発明に係る基材の例を示した断面図である。
【符号の説明】
1…シート状繊維体、2…多孔質構造体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿澤 恭史 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA11 AB44 AC10 AC12 AC13 AC24 AC30 AC35 AC39 AC42 AC44 AC47 AC48 AC53 AC56 AC64 AC66 AC71 AC79 AC90 AD05 AD09 AD28 AD39 AD53 BB01 BB05 CC23 DD12 FF01 4H003 AB03 AB38 AB46 AC13 AD04 BA22 BA28 DA02 EB04 EB07 EB09 EB13 EB16 ED02 ED28 FA16 FA18 4L047 AA14 AA17 AA21 AA27 AB07 BA09 BB01 BB02 BB06 CA07 CA19 CB10 CC16 DA00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維間距離50〜250μm、繊維密度
    0.01〜0.20g/cm3、厚さ0.7〜10mmのシー
    ト状繊維体からなる基材に、界面活性剤を含有する洗浄
    剤であって、該洗浄剤(25℃)30mlを、内径2c
    mの有栓メスシリンダー100mlに入れ、10秒間に
    20回、30cm幅で垂直方向に振とうし、1分間静置
    した後の泡立ち量が20ml以上である洗浄剤が含浸さ
    れてなることを特徴とする身体洗浄用品。
  2. 【請求項2】 前記シート状繊維体が、熱融着性繊維を
    含有することを特徴とする請求項1記載の身体洗浄用
    品。
  3. 【請求項3】 前記シート状繊維体が、2種以上の異な
    る繊維からなっており、該異なる繊維の繊度比が1/1〜1
    /10であることを特徴とする請求項1または2のいずれ
    かに記載の身体洗浄用品。
  4. 【請求項4】 前記基材が、前記シート状繊維体と多孔
    質構造体とからなることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の身体洗浄用品。
  5. 【請求項5】 前記洗浄剤が、少なくともアニオン系界
    面活性剤と、皮膚保湿剤及び/ または粉体とを含有し
    てなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の身体洗浄用品。
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