JP2002362450A - 自転車用小児同乗器 - Google Patents
自転車用小児同乗器Info
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- JP2002362450A JP2002362450A JP2001169904A JP2001169904A JP2002362450A JP 2002362450 A JP2002362450 A JP 2002362450A JP 2001169904 A JP2001169904 A JP 2001169904A JP 2001169904 A JP2001169904 A JP 2001169904A JP 2002362450 A JP2002362450 A JP 2002362450A
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- Japan
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 在庫として店の隅に積み上げる場合でも、ま
た運送に当っても小嵩になり運賃を安くできるようにし
た自転車用小児同乗器を提供しようとする。 【解決手段】 自転車における荷台の上に乗載可能な底
枠と、底枠の前側に立設させた握手付の前枠と、底枠の
後側から立設させた後枠と、前枠と後枠との間の後側寄
りに底枠から夫々立設させた両側の側枠と、その側枠の
夫々前側寄りに設けられた開口部とを備え、両側の側枠
の内側の間隔を、上記握手付の前枠の横長寸法よりも広
く構成し、底枠における前後方向の中間位置においては
枢着部を設け、底枠には枢着部の前後において夫々上記
の荷台に対して固着する為の取付部を備えさせてある。
た運送に当っても小嵩になり運賃を安くできるようにし
た自転車用小児同乗器を提供しようとする。 【解決手段】 自転車における荷台の上に乗載可能な底
枠と、底枠の前側に立設させた握手付の前枠と、底枠の
後側から立設させた後枠と、前枠と後枠との間の後側寄
りに底枠から夫々立設させた両側の側枠と、その側枠の
夫々前側寄りに設けられた開口部とを備え、両側の側枠
の内側の間隔を、上記握手付の前枠の横長寸法よりも広
く構成し、底枠における前後方向の中間位置においては
枢着部を設け、底枠には枢着部の前後において夫々上記
の荷台に対して固着する為の取付部を備えさせてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車の後荷台上に
小児を乗せる為の安全な場所を形成する為の自転車用小
児同乗器に関する。
小児を乗せる為の安全な場所を形成する為の自転車用小
児同乗器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より広く知られている自転車用小児
同乗器としては、図7、8に示されるものがある(例え
ば特開平7−291163号公報参照)。この図7、8
において、同乗器Aは、本体Aaと、左右に配置される二
つの足掛部材Ab(一方の対称的に表われる足掛部材は図
示省略)とから成り、本体Aaは、自転車1の荷台4、例
えば図示の鉄棒枠又は平板材形成の荷台に乗せる為の下
面8e及び小児を乗せる為の上面8fとを備える底枠8を備
える。底枠8は鉄棒材の枠8aで周囲を囲み、空間には金
網(金棒)8bを張っている。8c等は適当な間隔で配置固
着してある3〜5本の補強用横受棒、9、10、11は底枠
8の上に乗せる小児を囲むように底枠周囲から立設させ
た前枠、後枠、側枠から成る周知の周枠6で、両側に小
児の足を出す為の開口部12が開口されている。13は、本
体Aaをかごとして用いる場合に、支点13aを軸に前側に
倒し、開口部12を塞ぐようにする為の開閉枠である(な
お金網は図示省略してある)。
同乗器としては、図7、8に示されるものがある(例え
ば特開平7−291163号公報参照)。この図7、8
において、同乗器Aは、本体Aaと、左右に配置される二
つの足掛部材Ab(一方の対称的に表われる足掛部材は図
示省略)とから成り、本体Aaは、自転車1の荷台4、例
えば図示の鉄棒枠又は平板材形成の荷台に乗せる為の下
面8e及び小児を乗せる為の上面8fとを備える底枠8を備
える。底枠8は鉄棒材の枠8aで周囲を囲み、空間には金
網(金棒)8bを張っている。8c等は適当な間隔で配置固
着してある3〜5本の補強用横受棒、9、10、11は底枠
8の上に乗せる小児を囲むように底枠周囲から立設させ
た前枠、後枠、側枠から成る周知の周枠6で、両側に小
児の足を出す為の開口部12が開口されている。13は、本
体Aaをかごとして用いる場合に、支点13aを軸に前側に
倒し、開口部12を塞ぐようにする為の開閉枠である(な
お金網は図示省略してある)。
【0003】足掛部材Abは、底枠上面に座した小児の足
が吊下する位置に配される足掛片15と、下部16a、17aを
各足掛片15の前後15a、15bに固着され、上部16b、17bは
上記底枠8の前後方向に間隙をあけて夫々取付けられる
各2つの吊下部材16、17とを備えている。20、21は底枠
8を自転車荷台4に止着する為の底枠止具で、夫々底枠
8に固着されていて、2つ以上の透孔20a、21aを有して
いる上当金具20b、21bと、各2つ以上の雌ねじ孔22a、2
3aを有している下当金具22、23と、8本(4本以上)の
止棒(これはボルト又は鋲であってもよい)24から成
る。
が吊下する位置に配される足掛片15と、下部16a、17aを
各足掛片15の前後15a、15bに固着され、上部16b、17bは
上記底枠8の前後方向に間隙をあけて夫々取付けられる
各2つの吊下部材16、17とを備えている。20、21は底枠
8を自転車荷台4に止着する為の底枠止具で、夫々底枠
8に固着されていて、2つ以上の透孔20a、21aを有して
いる上当金具20b、21bと、各2つ以上の雌ねじ孔22a、2
3aを有している下当金具22、23と、8本(4本以上)の
止棒(これはボルト又は鋲であってもよい)24から成
る。
【0004】次に底枠8と、両側の足掛部材Abにおける
各前側の吊下部材16の上部16bとの取付構造を説明す
る。まず底枠8の前部における底枠止具20の構造は、底
枠8に透孔20aに対応する貫通孔を穿設すると共に上部
に大きな頭部24aを備えるボルト等の止棒24を、貫通孔2
0aに挿通させて底枠下方の荷台4に直接設ける止部又は
その下側に配する下当金具22の雌ねじ22aに止棒24の下
部を掛止又はねじ止めして固着する構造にしてある。
各前側の吊下部材16の上部16bとの取付構造を説明す
る。まず底枠8の前部における底枠止具20の構造は、底
枠8に透孔20aに対応する貫通孔を穿設すると共に上部
に大きな頭部24aを備えるボルト等の止棒24を、貫通孔2
0aに挿通させて底枠下方の荷台4に直接設ける止部又は
その下側に配する下当金具22の雌ねじ22aに止棒24の下
部を掛止又はねじ止めして固着する構造にしてある。
【0005】上記貫通孔20aと底枠8の側方縁部8aとの
間には、断面が逆L字状の浮上り防止部材27の元部27a
を熔接等により固着しておき、一方吊下部材16の上部に
は底枠8の左右方向に向けた状態でもって底枠上面に沿
設可能に曲設してある掛止部材16bを備えさせ、その長
さは上記浮上り防止部材27の浮止部27bの下の空間27cを
通過して上記貫通孔20aに達し、止棒24で共締され得る
長さにしてある。なお掛止部材16bの先は図7、8の如
く折返してU字状にし、図8の如く折返し部材16cも止
棒24の頭24aで一緒に締着するようにしておいてもよ
い。
間には、断面が逆L字状の浮上り防止部材27の元部27a
を熔接等により固着しておき、一方吊下部材16の上部に
は底枠8の左右方向に向けた状態でもって底枠上面に沿
設可能に曲設してある掛止部材16bを備えさせ、その長
さは上記浮上り防止部材27の浮止部27bの下の空間27cを
通過して上記貫通孔20aに達し、止棒24で共締され得る
長さにしてある。なお掛止部材16bの先は図7、8の如
く折返してU字状にし、図8の如く折返し部材16cも止
棒24の頭24aで一緒に締着するようにしておいてもよ
い。
【0006】次に底枠8と各後側の吊下部材17の上部17
bとの取付構造は、吊下部材17の上部に前後方向(矢印
30方向)に長い挿入部材17bを折曲げ状具備させる一
方、底枠8における対応個所には前後方向に上記挿入部
材17bを挿入定置させる為の挿通孔を形成する。これは
横受棒8cと、上当金具21bにおける膨出部21cと、軸支部
21eの元部となる下降部21dと、枠材8aとでもって囲んだ
トンネル部を利用する。上記挿入部材17bを上記挿通孔3
0に挿入定置した状態で、上記掛止部材16bの中間16dが
上記浮止部27bの下にあり掛止部材16bの一部が上記止棒
24で共締されるようにしてある。なお31は両吊下部材1
6、17を機械的に連結する為の鉄棒でこれには金網31aが
張ってある。
bとの取付構造は、吊下部材17の上部に前後方向(矢印
30方向)に長い挿入部材17bを折曲げ状具備させる一
方、底枠8における対応個所には前後方向に上記挿入部
材17bを挿入定置させる為の挿通孔を形成する。これは
横受棒8cと、上当金具21bにおける膨出部21cと、軸支部
21eの元部となる下降部21dと、枠材8aとでもって囲んだ
トンネル部を利用する。上記挿入部材17bを上記挿通孔3
0に挿入定置した状態で、上記掛止部材16bの中間16dが
上記浮止部27bの下にあり掛止部材16bの一部が上記止棒
24で共締されるようにしてある。なお31は両吊下部材1
6、17を機械的に連結する為の鉄棒でこれには金網31aが
張ってある。
【0007】上記構成の組付けにあっては、荷台4の上
に本体Aaを乗せ、上当金具21bの4つの孔21aに夫々ボル
トを挿入し、1以上のボルトについて下当金具23の雌ね
じ孔23aに螺合させ図8の如く仮固着する。次に両側の
足掛部材Abを装着する。これらは夫々、吊下部材16、17
の上部部材である掛止部材16bと、挿入部材17bとを図8
に示す如く底枠8上に乗せ、矢印30の後方方向にスラ
イドさせる。その結果、挿入部材17bの先は膨出部21cの
下に潜り込み、掛止部材16bは浮止部27bの開口部27dか
らその下に固く嵌り込み、図8の位置に至る。しかる
後、図の如くボルト24を貫通孔20aに差し込み、荷台4
に設けられる雌ねじ又はその下に添え付けられる下当金
具22の雌ねじ22aに螺合し、荷台4に対して底枠8と共
に16bを締固着する。その場合、折返し部材16cの先端の
内曲り部をも一緒に締固着する。更に残るボルトも全部
締着して終わる。
に本体Aaを乗せ、上当金具21bの4つの孔21aに夫々ボル
トを挿入し、1以上のボルトについて下当金具23の雌ね
じ孔23aに螺合させ図8の如く仮固着する。次に両側の
足掛部材Abを装着する。これらは夫々、吊下部材16、17
の上部部材である掛止部材16bと、挿入部材17bとを図8
に示す如く底枠8上に乗せ、矢印30の後方方向にスラ
イドさせる。その結果、挿入部材17bの先は膨出部21cの
下に潜り込み、掛止部材16bは浮止部27bの開口部27dか
らその下に固く嵌り込み、図8の位置に至る。しかる
後、図の如くボルト24を貫通孔20aに差し込み、荷台4
に設けられる雌ねじ又はその下に添え付けられる下当金
具22の雌ねじ22aに螺合し、荷台4に対して底枠8と共
に16bを締固着する。その場合、折返し部材16cの先端の
内曲り部をも一緒に締固着する。更に残るボルトも全部
締着して終わる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の自転車用小
児同乗器では、外形形状が大きくなり、在庫として店の
隅に積み上げる場合、全体の容積が大きくなり、また運
送に当っては大嵩になってて運賃が高くなる問題点があ
る。これを解決する為に、折曲自在にすることも考えら
れるが、そのようにすると折曲部が弱体化し、安全上問
題点が発生する。また上記従来の構成にあっては、自転
車用小児同乗器を自転車の荷台に装着して用いる場合、
小児の体重によって、或は小児の手によって底枠に夫々
取付けられる吊下部材に対して図8(B)の矢印30b
及び30c方向の繰返し往復動作を加えると、従来品に
あっては止着部近くの一点に繰返し曲げ応力が集中的に
加わり、金属疲労が発生し、吊下部材が剪断して足掛片
に体重を掛けている小児が怪我をするという問題点があ
った。
児同乗器では、外形形状が大きくなり、在庫として店の
隅に積み上げる場合、全体の容積が大きくなり、また運
送に当っては大嵩になってて運賃が高くなる問題点があ
る。これを解決する為に、折曲自在にすることも考えら
れるが、そのようにすると折曲部が弱体化し、安全上問
題点が発生する。また上記従来の構成にあっては、自転
車用小児同乗器を自転車の荷台に装着して用いる場合、
小児の体重によって、或は小児の手によって底枠に夫々
取付けられる吊下部材に対して図8(B)の矢印30b
及び30c方向の繰返し往復動作を加えると、従来品に
あっては止着部近くの一点に繰返し曲げ応力が集中的に
加わり、金属疲労が発生し、吊下部材が剪断して足掛片
に体重を掛けている小児が怪我をするという問題点があ
った。
【0009】本件出願の自転車用小児同乗器は、上記従
来技術の問題点を解決する為に提供するものである。本
件出願の目的は、在庫として店の隅に積み上げる場合は
全体の容積が小さくなり、また運送に当っては小嵩にな
り運賃を安くできるようにした自転車用小児同乗器を提
供しようとするものである。他の目的は、折り畳み自在
にしたものであっても小児同乗器として用いる場合は丈
夫な構成となる自転車用小児同乗器を提供しようとする
ものである。他の目的は、自転車用小児同乗器が自転車
の荷台に装着されて用いられる場合において、小児の体
重によって、或は手によって底枠に夫々取付けられる吊
下部材に対して内側方向に繰返し曲げ操作が加えられて
も、吊下部材の内寄りを予め阻止出来るような自転車用
小児同乗器を提供しようとするものである。他の目的
は、吊下部材の内寄りを予め阻止出来るように構成する
ものであっても、それの装着にあたって余分な手間は不
要であり、かつ小児同乗器を自転車に装着する場合は必
ず利用されるものによって構成し、装着忘れを予め防止
できるようにした自転車用小児同乗器を提供しようとす
るものである。他の目的及び利点は図面及びそれに関連
した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
来技術の問題点を解決する為に提供するものである。本
件出願の目的は、在庫として店の隅に積み上げる場合は
全体の容積が小さくなり、また運送に当っては小嵩にな
り運賃を安くできるようにした自転車用小児同乗器を提
供しようとするものである。他の目的は、折り畳み自在
にしたものであっても小児同乗器として用いる場合は丈
夫な構成となる自転車用小児同乗器を提供しようとする
ものである。他の目的は、自転車用小児同乗器が自転車
の荷台に装着されて用いられる場合において、小児の体
重によって、或は手によって底枠に夫々取付けられる吊
下部材に対して内側方向に繰返し曲げ操作が加えられて
も、吊下部材の内寄りを予め阻止出来るような自転車用
小児同乗器を提供しようとするものである。他の目的
は、吊下部材の内寄りを予め阻止出来るように構成する
ものであっても、それの装着にあたって余分な手間は不
要であり、かつ小児同乗器を自転車に装着する場合は必
ず利用されるものによって構成し、装着忘れを予め防止
できるようにした自転車用小児同乗器を提供しようとす
るものである。他の目的及び利点は図面及びそれに関連
した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明における自転車
用小児同乗器は、自転車における荷台の上に乗載可能
で、かつ小児を乗せる為の上面を備える底枠と、底枠の
前側にあって小児を保護するために底枠から立設させた
握手付の前枠と、小児の背中を支えるように底枠の後側
から立設させた後枠と、前枠と後枠との間の後側寄りに
小児の両側を保護するために底枠から夫々立設させた両
側の側枠と、その側枠の夫々前側寄りに設けられた小児
の足を出す為の開口部とを備える自転車用小児同乗器に
おいて、上記両側の側枠の内側の間隔を、上記握手付の
前枠の横長寸法よりも広く構成すると共に、上記底枠に
おける前後方向の中間位置においては、上記両側の側枠
の内側に上記握手付の前枠を挿入し、前後方向の寸法を
小さくすることが出来るように内側へ向けての折曲げを
自在に枢着し、さらに上記の底枠には上記枢着部の前後
において夫々上記の荷台に対して固着する為の取付部を
備えさせたものである。
用小児同乗器は、自転車における荷台の上に乗載可能
で、かつ小児を乗せる為の上面を備える底枠と、底枠の
前側にあって小児を保護するために底枠から立設させた
握手付の前枠と、小児の背中を支えるように底枠の後側
から立設させた後枠と、前枠と後枠との間の後側寄りに
小児の両側を保護するために底枠から夫々立設させた両
側の側枠と、その側枠の夫々前側寄りに設けられた小児
の足を出す為の開口部とを備える自転車用小児同乗器に
おいて、上記両側の側枠の内側の間隔を、上記握手付の
前枠の横長寸法よりも広く構成すると共に、上記底枠に
おける前後方向の中間位置においては、上記両側の側枠
の内側に上記握手付の前枠を挿入し、前後方向の寸法を
小さくすることが出来るように内側へ向けての折曲げを
自在に枢着し、さらに上記の底枠には上記枢着部の前後
において夫々上記の荷台に対して固着する為の取付部を
備えさせたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態を示す
図面について説明する。図1乃至図6の説明に当り、前
述の図7、図8と同符号を用いた構成、部材等の機能、
性質、特徴等は、以下に於て加える新規な部材構成、組
合せ等の説明に係わる部分の構成を除き、前述した説明
と同旨と理解できるので、重複する説明は省略する。
図面について説明する。図1乃至図6の説明に当り、前
述の図7、図8と同符号を用いた構成、部材等の機能、
性質、特徴等は、以下に於て加える新規な部材構成、組
合せ等の説明に係わる部分の構成を除き、前述した説明
と同旨と理解できるので、重複する説明は省略する。
【0012】 自転車用小児同乗器Aにおいて8は、
自転車1における荷台4の上に乗載可能で、かつ小児を
乗せる為の上面8fを備える底枠で、後部側底枠部8h
と、前部側底枠部8gとから構成されている。8iは後
部側底枠部8hと、前部側底枠部8gとを内折り自在に
連結する枢着部で、図5(A)に示されるように前後の
部材8k、8mをボルト状のピンでもって着脱自在の装
着してある。8kは、前側の部材を示し、前部側底枠部
8gにおける両側の二つの部材を連結すると共に図示の
ように後側の部材8mの下側に位置してストッパーの役
割をもする部材である。従ってこの位置において枢着部
8iは、図1、2における各(B)図の内折方向には曲
がるが、外折り方向には曲らない。
自転車1における荷台4の上に乗載可能で、かつ小児を
乗せる為の上面8fを備える底枠で、後部側底枠部8h
と、前部側底枠部8gとから構成されている。8iは後
部側底枠部8hと、前部側底枠部8gとを内折り自在に
連結する枢着部で、図5(A)に示されるように前後の
部材8k、8mをボルト状のピンでもって着脱自在の装
着してある。8kは、前側の部材を示し、前部側底枠部
8gにおける両側の二つの部材を連結すると共に図示の
ように後側の部材8mの下側に位置してストッパーの役
割をもする部材である。従ってこの位置において枢着部
8iは、図1、2における各(B)図の内折方向には曲
がるが、外折り方向には曲らない。
【0013】 9は、底枠8の前側にあって小児を保
護するために底枠8の前端から一体材料を用いて立設さ
せた前枠で、それの上部には周知のように握手9aを備
えさせている。10は、小児の背中を支えるように底枠
8の後側から立設させた後枠で、図1から図5に示され
ように底枠8に対して内折り曲げ可能に(前側へ向けて
の折り畳みを自在に)枢着10aする場合もあるが、公
知のように、例えば図7に示されているように底枠8と
一体に形成する場合もある。
護するために底枠8の前端から一体材料を用いて立設さ
せた前枠で、それの上部には周知のように握手9aを備
えさせている。10は、小児の背中を支えるように底枠
8の後側から立設させた後枠で、図1から図5に示され
ように底枠8に対して内折り曲げ可能に(前側へ向けて
の折り畳みを自在に)枢着10aする場合もあるが、公
知のように、例えば図7に示されているように底枠8と
一体に形成する場合もある。
【0014】10は、小児の後側を保護するために底枠
8から夫々一体材を用い、又は溶接手段等を用いて一体
的に構成して立設させ、さらにはまた、折り曲げ可能な
枢着部材で底枠8と連結した状態で立設させた後枠であ
る。図示の後枠10は図1から図5に示されように底枠
8に対して前後方向へ向けて折り曲げ可能に枢着部10
aで枢着するものであるが、公知のように、例えば図7
に示されているように底枠8と一体に形成する場合もあ
る。上記両側の側枠11における後枠側11cは、上記
両側の側枠11と後枠10とが夫々前後方向に向けて揺
動しないように上記後枠10に対して着脱自在に連結し
てある。これは例えば図示の如く後枠10にクリップ等
の結合具10bを備えさせ、これに対して後枠側の丸棒
状の部材11cを着脱自在に結合させる。さらに上記底
枠8における後部側底枠部8hの後方に対して枢着10
aされた後枠10と、その後部側底枠部8hに対して折
り曲げ自在に枢着8iしてある前部側底枠部8gの前端
に固着してある握手7付の前枠9とは、上記底枠におけ
る後部側底枠部8hの上方において図3(D)に示され
るように相互に折重ね可能に構成してある。
8から夫々一体材を用い、又は溶接手段等を用いて一体
的に構成して立設させ、さらにはまた、折り曲げ可能な
枢着部材で底枠8と連結した状態で立設させた後枠であ
る。図示の後枠10は図1から図5に示されように底枠
8に対して前後方向へ向けて折り曲げ可能に枢着部10
aで枢着するものであるが、公知のように、例えば図7
に示されているように底枠8と一体に形成する場合もあ
る。上記両側の側枠11における後枠側11cは、上記
両側の側枠11と後枠10とが夫々前後方向に向けて揺
動しないように上記後枠10に対して着脱自在に連結し
てある。これは例えば図示の如く後枠10にクリップ等
の結合具10bを備えさせ、これに対して後枠側の丸棒
状の部材11cを着脱自在に結合させる。さらに上記底
枠8における後部側底枠部8hの後方に対して枢着10
aされた後枠10と、その後部側底枠部8hに対して折
り曲げ自在に枢着8iしてある前部側底枠部8gの前端
に固着してある握手7付の前枠9とは、上記底枠におけ
る後部側底枠部8hの上方において図3(D)に示され
るように相互に折重ね可能に構成してある。
【0015】11は、前枠9と後枠10との間の後側寄
りに小児の両側を保護するために底枠8から夫々一体材
を用い、又は溶接手段等を用いて一体的に構成して立設
させ、さらにはまた、折り曲げ可能な枢着部材で底枠8
と連結した状態で立設させた両側の側枠である。図示の
側枠11は図1から図5に示されように底枠8に対して
前後方向へ向けて折り曲げ可能に枢着11aするもので
あるが、公知のように、例えば図7に示されているよう
に底枠8と一体に形成する場合もある。なお図1から図
5に示される側枠11はパイプ材料で形成されている。
これの横架材11bの下側には金網などの保護部材は付
設されていないが、付設具備させておいても良い。12
は、側枠11の夫々前側寄りに設けられた小児の足を出
す為の開口部を示す。
りに小児の両側を保護するために底枠8から夫々一体材
を用い、又は溶接手段等を用いて一体的に構成して立設
させ、さらにはまた、折り曲げ可能な枢着部材で底枠8
と連結した状態で立設させた両側の側枠である。図示の
側枠11は図1から図5に示されように底枠8に対して
前後方向へ向けて折り曲げ可能に枢着11aするもので
あるが、公知のように、例えば図7に示されているよう
に底枠8と一体に形成する場合もある。なお図1から図
5に示される側枠11はパイプ材料で形成されている。
これの横架材11bの下側には金網などの保護部材は付
設されていないが、付設具備させておいても良い。12
は、側枠11の夫々前側寄りに設けられた小児の足を出
す為の開口部を示す。
【0016】次に上記両側の側枠11の内側の間隔W1
を、上記握手7及び前枠9の横長寸法W2、W3よりも大
きく(広く)構成してある。さらに上記底枠8における
前後方向の前部側底枠部8gと後部側底枠部8hとの中間
位置8iにおいては、上記両側の側枠11の内側に上記
握手付の前枠9を図1(B)に示される如く挿入し、図
2における前後方向の寸法L1を、L2のように小さくす
ることが出来るように内側へ向けての折曲げを自在に枢
着8iしてある。さらに上記底枠8を上記荷台4の上に
乗載して上記の底枠8を上記荷台4に固着する為に上記
の底枠8には上記枢着部8iの前後位置する前部側底枠
部8gと後部側底枠部8hにおいて夫々上記の荷台4に
対して固着する為の取付部(底枠止具)20、21を備
えさせてある。このように荷台4に対して底枠8におけ
る枢着部8iの前後において固着すると、底枠8におけ
る枢着部8iに対して荷台4が補強材となる特長が発生
し、底枠8を丈夫なものにする。
を、上記握手7及び前枠9の横長寸法W2、W3よりも大
きく(広く)構成してある。さらに上記底枠8における
前後方向の前部側底枠部8gと後部側底枠部8hとの中間
位置8iにおいては、上記両側の側枠11の内側に上記
握手付の前枠9を図1(B)に示される如く挿入し、図
2における前後方向の寸法L1を、L2のように小さくす
ることが出来るように内側へ向けての折曲げを自在に枢
着8iしてある。さらに上記底枠8を上記荷台4の上に
乗載して上記の底枠8を上記荷台4に固着する為に上記
の底枠8には上記枢着部8iの前後位置する前部側底枠
部8gと後部側底枠部8hにおいて夫々上記の荷台4に
対して固着する為の取付部(底枠止具)20、21を備
えさせてある。このように荷台4に対して底枠8におけ
る枢着部8iの前後において固着すると、底枠8におけ
る枢着部8iに対して荷台4が補強材となる特長が発生
し、底枠8を丈夫なものにする。
【0017】上記取付部(底枠止具)20、21にあっ
ては、図6に示されるように(従来例にも示されるよう
に)底枠8の上面に備えさせた上当金具20b、21b
と、上記荷台4の下側に当付状に配設される下当金具2
2、23とを備え、これらを止棒24で連結することに
よって上記底枠8が上記荷台4に固着一体化される。
ては、図6に示されるように(従来例にも示されるよう
に)底枠8の上面に備えさせた上当金具20b、21b
と、上記荷台4の下側に当付状に配設される下当金具2
2、23とを備え、これらを止棒24で連結することに
よって上記底枠8が上記荷台4に固着一体化される。
【0018】上記構成のものにあっては、工場において
製品が完成した状態は、図1、2の各(A)に示される
状態となる。次に出荷に当っては、枢着部8iにおいて
図1、2の各(B)に示される状態に折り曲げ、図2の
(B)に示されるようにL1の長さをL2の長さに短縮さ
せ全体を小嵩にする。このようにすると運送費は安価と
なり販売店における専有容積は小さくなる。
製品が完成した状態は、図1、2の各(A)に示される
状態となる。次に出荷に当っては、枢着部8iにおいて
図1、2の各(B)に示される状態に折り曲げ、図2の
(B)に示されるようにL1の長さをL2の長さに短縮さ
せ全体を小嵩にする。このようにすると運送費は安価と
なり販売店における専有容積は小さくなる。
【0019】さらに要求がある場合には、図3、4の各
(A)〜(D)に示されるように順に折り畳むとさらに
小嵩になる。即ち、(A)図のように クリップ10bか
ら丸棒状の部材11cを外し、これを前枠9の前側に移
動させる。次に、各(B)図のように、後枠10を後部
側底枠部8hの上に倒す。次に、(C)図のように前枠
9を後部側底枠部8hの上に、後枠10に重合させる状
態で倒す。最後に(D)図のように側枠11を倒す。こ
のように折り畳むと、握手7及び後枠10の高さH1
は、図示の如くH2の高さに縮まり、さらに全体の容積
は小さくなる。なお、図2(A)の状態で同乗器Aが自
転車に装着してあった場合において、全長がL1より大
きい荷物を載せる場合は、図3(B)の状態にすると、
倒して平坦にした後枠10の上に全長がL1より大きい
荷物を載せることができる利点が生じる。
(A)〜(D)に示されるように順に折り畳むとさらに
小嵩になる。即ち、(A)図のように クリップ10bか
ら丸棒状の部材11cを外し、これを前枠9の前側に移
動させる。次に、各(B)図のように、後枠10を後部
側底枠部8hの上に倒す。次に、(C)図のように前枠
9を後部側底枠部8hの上に、後枠10に重合させる状
態で倒す。最後に(D)図のように側枠11を倒す。こ
のように折り畳むと、握手7及び後枠10の高さH1
は、図示の如くH2の高さに縮まり、さらに全体の容積
は小さくなる。なお、図2(A)の状態で同乗器Aが自
転車に装着してあった場合において、全長がL1より大
きい荷物を載せる場合は、図3(B)の状態にすると、
倒して平坦にした後枠10の上に全長がL1より大きい
荷物を載せることができる利点が生じる。
【0020】次に上記両側の開口部12から小児の足が
夫々吊下する位置には夫々小児の足を受け止める為の足
掛片15が配置される。またこの足掛片15を夫々支持
する為に、下部は各足掛片15に一体材でもって、或は
溶接手段でもって別材を一体的に固着され、上部は上記
底枠9に夫々着脱自在に取付けられる吊下部材16、1
7が配置される。上記足掛片15には小児の体重が掛か
るため吊下部材16、17は相互に内側に寄せられる。
しかし吊下部材16、17が図6に示される位置から内
側に寄せられると、小児の乗り心地は極めて悪くなる。
このような事情から吊下部材16、17が相互に内側に
寄せられると、その都度、図6に示される位置にまで引
戻される。このようにして吊下部材16、17の上方に
おける取付部近くにおいては「繰り返しの曲げ」が加え
られる。そうするとやがて金属疲労によってそこが析損
する危険が発生する。
夫々吊下する位置には夫々小児の足を受け止める為の足
掛片15が配置される。またこの足掛片15を夫々支持
する為に、下部は各足掛片15に一体材でもって、或は
溶接手段でもって別材を一体的に固着され、上部は上記
底枠9に夫々着脱自在に取付けられる吊下部材16、1
7が配置される。上記足掛片15には小児の体重が掛か
るため吊下部材16、17は相互に内側に寄せられる。
しかし吊下部材16、17が図6に示される位置から内
側に寄せられると、小児の乗り心地は極めて悪くなる。
このような事情から吊下部材16、17が相互に内側に
寄せられると、その都度、図6に示される位置にまで引
戻される。このようにして吊下部材16、17の上方に
おける取付部近くにおいては「繰り返しの曲げ」が加え
られる。そうするとやがて金属疲労によってそこが析損
する危険が発生する。
【0021】図6に示される構成は、そのような危険を
予め防止できる構成である。即ち、上記下当金具22の
両側22bは、上記荷台4の下側に当付状に配設した状
態において、上記底枠8の両側から吊下する吊下部材1
6、16の夫々の内側に対して接触し、吊下部材16、
16が内側に寄るのを阻止出来るように先端を折り曲げ
て吊下部材16、16の内側に沿うような形状に形成し
てある。しかし例えば折曲げることなく両側の先端を吊
下部材16、16の内面に達する長さに形成したもので
もよい。上記のように構成された下当金具22は、図
7、8からも理解できるように底枠8を荷台4に対して
装着する場合に必ず利用されるものであり、しかもその
装着位置は底枠8に対して吊下部材16、16が装着さ
れる位置が定るので、結果的には、底枠8を荷台4に対
して装着した場合には、必ず下当金具22両側の先端2
2bが吊下部材16、16の内面に近接することにな
る。
予め防止できる構成である。即ち、上記下当金具22の
両側22bは、上記荷台4の下側に当付状に配設した状
態において、上記底枠8の両側から吊下する吊下部材1
6、16の夫々の内側に対して接触し、吊下部材16、
16が内側に寄るのを阻止出来るように先端を折り曲げ
て吊下部材16、16の内側に沿うような形状に形成し
てある。しかし例えば折曲げることなく両側の先端を吊
下部材16、16の内面に達する長さに形成したもので
もよい。上記のように構成された下当金具22は、図
7、8からも理解できるように底枠8を荷台4に対して
装着する場合に必ず利用されるものであり、しかもその
装着位置は底枠8に対して吊下部材16、16が装着さ
れる位置が定るので、結果的には、底枠8を荷台4に対
して装着した場合には、必ず下当金具22両側の先端2
2bが吊下部材16、16の内面に近接することにな
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本願発明は、両側の側枠の
内側の間隔を、上記握手付の前枠の横長寸法よりも広く
構成すると共に、上記底枠における前後方向の中間位置
においては、上記両側の側枠の内側に上記握手付の前枠
を挿入し、前後方向の寸法を小さくすることが出来るよ
うに内側へ向けての折曲げを自在に枢着してあるので、
在庫として店の隅に積み上げる場合は全体の容積は小さ
くなり、また運送に当っては小嵩になり運賃を安くでき
る利点がある。さらに底枠を内側へ向けて折曲げ自在に
枢着した構成であっても、底枠には上記枢着部の前後に
おいて夫々上記の荷台に対して固着する為の取付部を備
えさせてあるから、底枠を荷台に対して固着した状態に
おいては上記の荷台が底枠に対する補強材となって底枠
を丈夫なものにする特長がある。
内側の間隔を、上記握手付の前枠の横長寸法よりも広く
構成すると共に、上記底枠における前後方向の中間位置
においては、上記両側の側枠の内側に上記握手付の前枠
を挿入し、前後方向の寸法を小さくすることが出来るよ
うに内側へ向けての折曲げを自在に枢着してあるので、
在庫として店の隅に積み上げる場合は全体の容積は小さ
くなり、また運送に当っては小嵩になり運賃を安くでき
る利点がある。さらに底枠を内側へ向けて折曲げ自在に
枢着した構成であっても、底枠には上記枢着部の前後に
おいて夫々上記の荷台に対して固着する為の取付部を備
えさせてあるから、底枠を荷台に対して固着した状態に
おいては上記の荷台が底枠に対する補強材となって底枠
を丈夫なものにする特長がある。
【0023】さらに本願発明にあっては上記握手付の前
枠を折り畳み可能にするのみならず、後枠も前側に向け
ての折り畳みを自在にし、前後方向の嵩張りを小さくす
るのみならず、上下方向の嵩張りをも小さくすることの
出来る特長がある。これにより店の隅に積み上げる容積
をより小さくし、運送費もより安くできる利点がある。
枠を折り畳み可能にするのみならず、後枠も前側に向け
ての折り畳みを自在にし、前後方向の嵩張りを小さくす
るのみならず、上下方向の嵩張りをも小さくすることの
出来る特長がある。これにより店の隅に積み上げる容積
をより小さくし、運送費もより安くできる利点がある。
【0024】また自転車用小児同乗器が自転車の荷台に
装着されて用いられる場合において、小児の体重によっ
て、或は手によって底枠に夫々取付けられる吊下部材に
対して内側方向に繰返し曲げ操作が加えられても、下当
金具の両端は、上記底枠の両側から吊下する吊下部材の
夫々の内側に対して接触し、吊下部材の内寄りを阻止出
来るような構成であるから、吊下部材の上方に繰り返し
曲げ力が加わることはなく、そこでの繰り返し金属疲労
による切断を防止できる安全上の効果がある。しかも上
記下当金具は、上記底枠を上記荷台の上に乗載して上記
の底枠を上記荷台に固着する為に上記荷台の下側に当付
状に配設されるものであるから、その装着にあたって余
分な手間は不要であり、かつ小児同乗器を自転車に装着
する場合は必ず利用されるものであるから、装着忘れを
する問題点も予め防止できる作業上の効果がある。
装着されて用いられる場合において、小児の体重によっ
て、或は手によって底枠に夫々取付けられる吊下部材に
対して内側方向に繰返し曲げ操作が加えられても、下当
金具の両端は、上記底枠の両側から吊下する吊下部材の
夫々の内側に対して接触し、吊下部材の内寄りを阻止出
来るような構成であるから、吊下部材の上方に繰り返し
曲げ力が加わることはなく、そこでの繰り返し金属疲労
による切断を防止できる安全上の効果がある。しかも上
記下当金具は、上記底枠を上記荷台の上に乗載して上記
の底枠を上記荷台に固着する為に上記荷台の下側に当付
状に配設されるものであるから、その装着にあたって余
分な手間は不要であり、かつ小児同乗器を自転車に装着
する場合は必ず利用されるものであるから、装着忘れを
する問題点も予め防止できる作業上の効果がある。
【図1】(A)は展開状態の斜視図(B)は折畳状態の
斜視図。
斜視図。
【図2】(A)は展開状態の側面図(B)は折畳状態の
側面図。
側面図。
【図3】(A)から(D)は展開状態から順次折畳み順
を示す側面図。
を示す側面図。
【図4】(A)から(D)は展開状態から順次折畳み順
を示す平面図。
を示す平面図。
【図5】(A)から(D)は順に底枠の中間部における
枢着部の部分斜視図、側枠と後枠との連結部の部分斜視
図、 側枠と底枠との枢着部の部分斜視図、後枠と底枠
との枢着部の部分斜視図。
枢着部の部分斜視図、側枠と後枠との連結部の部分斜視
図、 側枠と底枠との枢着部の部分斜視図、後枠と底枠
との枢着部の部分斜視図。
【図6】底枠の両側から吊下する吊下部材の取付部の部
分断面図。
分断面図。
【図7】小児同乗器の従来例を示す分解斜線図。
【図8】小児同乗器の従来例を示すもので(A)は吊下
部材の取付部の部分斜視図、(B)は吊下部材の取付部
の部分側断面図。
部材の取付部の部分斜視図、(B)は吊下部材の取付部
の部分側断面図。
【符号の説明】 Aa・・・ 本体、4・・・荷台、7・・・握手、8・・
・底枠、後部側底枠部9・・・前枠、10・・・後枠、
11・・・側枠、12・・・開口部、Ab・・・足掛部
材、16・・・ 前側の吊下部材、17・・・ 後側の吊
下部材、20、21・・・底枠止具、22・・・下当金
具、27・・・浮上り防止部材。
・底枠、後部側底枠部9・・・前枠、10・・・後枠、
11・・・側枠、12・・・開口部、Ab・・・足掛部
材、16・・・ 前側の吊下部材、17・・・ 後側の吊
下部材、20、21・・・底枠止具、22・・・下当金
具、27・・・浮上り防止部材。
Claims (3)
- 【請求項1】 自転車における荷台の上に乗載可能で、
かつ小児を乗せる為の上面を備える底枠と、底枠の前側
にあって小児を保護するために底枠から立設させた握手
付の前枠と、小児の背中を支えるように底枠の後側から
立設させた後枠と、前枠と後枠との間の後側寄りに小児
の両側を保護するために底枠から夫々立設させた両側の
側枠と、その側枠の夫々前側寄りに設けられた小児の足
を出す為の開口部とを備える自転車用小児同乗器におい
て、 上記両側の側枠の内側の間隔を、上記握手付の前枠の横
長寸法よりも広く構成すると共に、上記底枠における前
後方向の中間位置においては、上記両側の側枠の内側に
上記握手付の前枠を挿入し、前後方向の寸法を小さくす
ることが出来るように内側へ向けての折曲げを自在に枢
着し、さらに上記の底枠には上記枢着部の前後において
夫々上記の荷台に対して固着する為の取付部を備えさせ
てあることを特徴とする自転車用小児同乗器。 - 【請求項2】 自転車における荷台の上に乗載可能で、
かつ小児を乗せる為の上面を備える底枠と、底枠の前側
にあって小児を保護するために底枠から立設させた握手
付の前枠と、小児の背中を支えるように底枠の後側から
立設させた後枠と、前枠と後枠との間の後側寄りに小児
の両側を保護するために底枠から夫々立設させた両側の
側枠と、その側枠の夫々前側寄りに設けられた小児の足
を出す為の開口部とを備える自転車用小児同乗器におい
て、 上記後枠は、前側へ向けての折り畳みを自在に底枠に対
して枢着してあり、上記両側の側枠は、前後側へ向けて
の折り畳みを自在に底枠に対して夫々枢着すると共に、
上記両側の側枠における後枠側は、上記両側の側枠と後
枠とが夫々前後方向に向けて揺動しないように上記後枠
に対して着脱自在に連結し、上記両側の側枠の内側の間
隔を、上記後枠の横長寸法よりも広く、かつ上記握手付
の前枠の横長寸法よりも広く構成すると共に、上記底枠
における前後方向の中間位置においては、上記両側の側
枠の内側に上記握手付の前枠を挿入し、前後方向の寸法
を小さくすることが出来るように内側へ向けての折曲げ
を自在に枢着してあり、さらに上記底枠における後部側
底枠部の後方に対して枢着された後枠と、その後部側底
枠部に対して折り曲げ自在に枢着してある握手付の前枠
とは、上記底枠における後部側底枠部の上方において折
重ね可能に構成してあり、さらに上記底枠における枢着
部の前後に位置する後部側底枠部と前部側底枠部におい
ては夫々上記の荷台に対して固着する為の取付部を備え
させてあることを特徴とする自転車用小児同乗器。 - 【請求項3】 自転車における荷台の上に乗載可能で、
かつ小児を乗せる為の上面を備える底枠と、底枠の前側
にあって小児を保護するために底枠から立設させた握手
付の前枠と、小児の背中を支えるように底枠の後側から
立設させた後枠と、前枠と後枠との間の後側寄りに小児
の両側を保護するために底枠から夫々立設させた両側の
側枠と、それらの側枠の夫々前側寄りに設けられた小児
の足を出す為の開口部と、上記開口部からの小児の足が
吊下する位置に夫々配される両側の足掛片と、下部は各
足掛片に固着され、上部は上記底枠に夫々取付けられる
吊下部材と、上記底枠を上記荷台の上に乗載して上記の
底枠を上記荷台に固着する為に上記荷台の下側に当付状
に配設される下当金具とを備え、上記荷台と下当金具と
を連結することによって上記底枠が上記荷台に固着され
るようにしてある自転車用小児同乗器において、 上記下当金具の両側は、上記荷台の下側に当付状に配設
した状態において、上記底枠の両側から吊下する吊下部
材の夫々の内側に対して接触し、吊下部材の内寄りを阻
止出来るような長さに形成してあることを特徴とする自
転車用小児同乗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001169904A JP2002362450A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | 自転車用小児同乗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001169904A JP2002362450A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | 自転車用小児同乗器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002362450A true JP2002362450A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19011920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001169904A Pending JP2002362450A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | 自転車用小児同乗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002362450A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262768A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Minoru Miyamoto | 自転車 |
CN106080861A (zh) * | 2016-07-20 | 2016-11-09 | 张春平 | 电动自行车配带童用座椅 |
JP2020082847A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | オージーケー技研株式会社 | 折りたたみ可能な自転車用子供乗せ |
-
2001
- 2001-06-05 JP JP2001169904A patent/JP2002362450A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262768A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Minoru Miyamoto | 自転車 |
CN106080861A (zh) * | 2016-07-20 | 2016-11-09 | 张春平 | 电动自行车配带童用座椅 |
JP2020082847A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | オージーケー技研株式会社 | 折りたたみ可能な自転車用子供乗せ |
JP7173541B2 (ja) | 2018-11-19 | 2022-11-16 | オージーケー技研株式会社 | 折りたたみ可能な自転車用子供乗せ |
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