JP2002361824A - オフセット印刷用ゴムローラーおよびオフセット印刷機 - Google Patents

オフセット印刷用ゴムローラーおよびオフセット印刷機

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JP2002361824A
JP2002361824A JP2001169891A JP2001169891A JP2002361824A JP 2002361824 A JP2002361824 A JP 2002361824A JP 2001169891 A JP2001169891 A JP 2001169891A JP 2001169891 A JP2001169891 A JP 2001169891A JP 2002361824 A JP2002361824 A JP 2002361824A
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soluble
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rubber
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JP2001169891A
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English (en)
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Norikazu Takizuka
典和 滝塚
Eiji Harada
英治 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質な印刷を常に安定に行うことができ、
印刷時のトラブルを長期間防止することができるオフセ
ット印刷用ゴムローラーおよびそれを組み込んだオフセ
ット印刷機を提供する。 【解決手段】 オフセット印刷機の水供給装置に使用さ
れるオフセット印刷用ゴムローラーにおいて、ゴム表面
に形成されたコーティング層が1分子中に光重合開始基
を2つ以上有する化合物及びラジカル重合性官能基を2
つ以上有する単量体を含有する組成物(A)から形成さ
れた下層と、水溶性ラジカル重合性単量体を含有する組
成物(B)から形成された上層の2層からなり、上層と
下層が化学的に結合されていることを特徴とするオフセ
ット印刷用ゴムローラー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオフセット印刷機の
水供給装置に使用されるオフセット印刷用ゴムローラー
およびそれを組み込んでなるオフセット印刷機に関す
る。特に高品質な印刷を常に安定に行うことができ、印
刷時のトラブルを長期間防止することができるオフセッ
ト印刷用ゴムローラーに関する。
【0002】
【従来の技術】オフセット印刷は、新聞、雑誌等の印刷
に用いられている現在主流の印刷技術であり、これは油
性のインクと水が反発する性質を利用した印刷方法であ
る。図1はオフセット印刷機の構成を概念的に示したも
のであり、以下この図に基づいて説明する。オフセット
印刷機は、版の画像部にインクを供給する装置5と、版
の非画像部に水を供給する水供給装置とを備えており、
水供給装置から版胴ローラー6の非画像部に水を供給し
た後、インクを供給する装置5から版胴ローラー6の画
像部にインクを供給する。そして版胴ローラー6と接触
回転するゴムブランケット7にインク画像を転写させた
後、ゴムブランケット7と接触回転している圧胴ローラ
ー8との間に通した紙9等の被印刷物にその画像を転写
するシステムとなっている。
【0003】前記水供給装置において、水槽1中の水が
ゴム製の水元ローラー2によって汲み上げられ、次に接
触回転している金属製の水ならしローラー3に移された
後、これと接触しているゴム製の水付けローラー4に水
膜を均一に広げて移される。そして水付けローラ4ーと
接触している版胴ローラー6の非画像部に水が供給され
て版面が湿らされるが、非画像部に供給されなかった余
分の水は、これらローラーを経て逆に水槽に戻されるよ
うになっている。ここで水供給装置からできるだけ少な
い水量で均一な水膜として版胴ローラーに水が供給され
れば印刷物の濃度が上がり、コントラストの良好な印刷
を行うことができる。
【0004】しかしながら、公知の水供給装置では水の
供給が不安定であり、水の供給が過剰となった場合には
インク転写が不足して印刷物はインク濃度不足となり易
く、逆に水の供給が不足する場合には版胴ローラーに均
一な水膜を形成することが困難となり、版胴ローラーの
非画像部にインクが付着し易くなり、インクが余分な箇
所に付着してしまう等の印刷不良を生じ易い。更には水
付けローラーにインクが移動して、水供給装置における
各ローラーの汚染といった問題も生じていた。
【0005】前記問題の解決と高品質な印刷を常に安定
に行う上では、いかに少ない水量で均一な水膜として版
胴ローラーまで安定に水を供給できるかがポイントであ
り、このために種々改善しようとする試みが行われてき
た。そのひとつの方法として、水にイソプロパノール等
のアルコールを添加して水の表面張力を下げ、各ロール
表面での水の濡れ性を高めることで、水膜の均一化と薄
膜化を狙った方法が採られた。しかしながらアルコール
がゴムローラーを膨潤させたり、作業環境を悪化させる
という問題があった。
【0006】また特開平7−186568号公報におい
ては、金属製水ならしローラーの表面を親水性を有する
金属層で被覆する方法が提案されている。しかしこの方
法によれば水ならしローラーにおいては均一で薄膜な水
膜を形成することはできるが、その後に接触する水付け
ローラーまでこの水膜形成効果を波及させることはでき
ず、印刷品質の向上効果と印刷不良の改善効果は少なか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこのよ
うな実状のもとで、ゴムローラー表面の水の濡れ性が高
く、ゴムローラー上に均一で薄膜な水膜を形成すること
により、高品質な印刷を可能とし、印刷時のトラブルを
長期間防止することができるオフセット印刷用ゴムロー
ラーおよびそれを組み込んでなるオフセット印刷機を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明のオフセット印刷用ゴムローラーは、オ
フセット印刷機の水供給装置に使用されるオフセット印
刷用ゴムローラーにおいて、ゴム表面に形成されたコー
ティング層が1分子中に光重合開始基を2つ以上有する
化合物及びラジカル重合性官能基を2つ以上有する単量
体を含有する組成物(A)から形成された下層と、水溶
性ラジカル重合性単量体を含有する組成物(B)から形
成された上層の2層からなり、上層と下層が化学的に結
合されていることを特徴とするものである。
【0009】第2の発明のオフセット印刷用ゴムローラ
ーは、第1の発明において、1分子中に光重合開始基を
2つ以上有する化合物が3,3’,4,4’−テトラ
(t−ブチルペルオキシカルボニル)ベンゾフェノンで
あることを特徴とする。第3の発明のオフセット印刷用
ゴムローラーは、第1の発明において、組成物(B)が
水溶性ラジカル重合性単量体、水溶性粘性付与剤、及び
水溶性表面張力調整剤からなることを特徴とする。第4
の発明は、第1の発明ないし第3の発明のいずれかのオ
フセット印刷用ゴムローラーを組み込んでなるオフセッ
ト印刷機である。第5の発明は、第1の発明における組
成物(A)であり、1分子中に光重合開始基を2以上有
する化合物0.1〜70重量%及びラジカル重合性官能
基を2つ以上有する単量体30〜99.9重量%からな
る下層形成用組成物である。第6の発明は、第1の発明
における組成物(B)であり、水溶性ラジカル単量体5
0〜90重量%、水溶性粘性付与剤50重量%以下及び
水溶性表面張力調整剤7重量%以下からなる上層形成用
組成物である。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明について順次詳細に説
明する。まず、本発明のオフセット印刷用ゴムローラー
において、ゴム表面に形成されるコーティング層につい
て説明する。コーティング層は、1分子中に光重合開始
基を2つ以上有する化合物(以下、多官能型光重合開始
剤と略記する。)及びラジカル重合性官能基を2つ以上
有する単量体(以下、多官能型単量体と略記する。)を
含有する組成物(A)から形成された下層と、水溶性ラ
ジカル重合性単量体を含有する組成物(B)から形成さ
れた上層の2層からなり、多官能型光重合開始剤が熱や
活性エネルギー線により分解し、その断片を介して下層
と上層を化学的に結合させたものである。言い換えれば
下層を起点にグラフト重合された親水性の上層が形成さ
れた構造である。
【0011】最初に、コーティング層の下層を形成する
組成物(A)から説明する。その中に含有される多官能
型光重合開始剤の具体例としては、例えば、2,5−ジ
メチル−2,5−ビス(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサ
ン、4,4’−ビス(1−t−ブチルジオキシ−1−メ
チルエチル)ベンゾフェノン、4−{2,2−ビス(t
−ブチルペルオキシ)プロピルオキシカルボニル}ベン
ゾフェノン、4,4’−ビス{2,2−ビス(t−ブチ
ルペルオキシ)プロピルオキシカルボニル}ベンゾフェ
ノン、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルペルオ
キシカルボニル)ベンゾフェノン等が挙げられる。
【0012】これらの多官能型光重合開始剤を使用する
ことで下層の硬化が十分に行えると共に、下層と上層と
を化学的に強固に結合できる。これらの中でも、3,
3’,4,4’−テトラ(t−ブチルペルオキシカルボ
ニル)ベンゾフェノン(以下、BTTBと略記する。)
が光重合開始能が高く、下層の硬化性に優れると共に、
下層と上層との間に強固な化学結合を形成し易いため、
上層の親水性を持続できる点で優れ、更に安全性や取り
扱い易さといった面からも特に好ましく使用される。
【0013】即ち、前記BTTBは分子内に4つの過酸
化結合を有し、この過酸化結合は加熱や光照射等によっ
てラジカルを発生し、ラジカル重合や硬化を容易に開始
することができる。またBTTBの過酸化結合は逐次反
応でラジカル開裂するため、過酸化結合の一部を開裂
し、一部を開裂させずに残存させることができるという
利点を有している。そのためBTTBの過酸化結合の一
部は下層の硬化に使用され、残りの過酸化結合は下層と
上層とを化学的に結合させるために使用できるので、下
層と上層との密着性が確保され、親水性等の上層に付与
すべき性能を持続させることができる。
【0014】次に、組成物(A)に含有される多官能型
単量体について説明する。それは熱や活性エネルギー線
によって発生するラジカルを開始点として重合ないし架
橋されるものであり、そしてその重合体である硬化膜は
強靱な下層となる。
【0015】多官能型単量体としては例えば、1,3−
ブタンジオールジ(メタ)アクリレート(1,3−ブタ
ンジオールジ(メタ)アクリレートという表記は、1,
3−ブタンジオールジアクリレートおよび/または1,
3−ブタンジオールジメタアクリレートを意味してい
る。以下同様である。)、1,4−ブタンジオールジ
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオルジ(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ジビニルベンゼン、トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレー
ト、グリセリンエトキシトリ(メタ)アクリレート、エ
チレンオキシド変性トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、プロピレンオキシド変性トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサ(メタ)アクリレート、ホスファゼン系
6官能(メタ)アクリレート等が挙げられ、これらは1
種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて使用しても
よい。
【0016】またこれらの多官能型単量体に、ラジカル
重合性官能基を1つ有する単量体(以下、単官能型単量
体と略記する。)を加えて使用することもできる。組成
物(A)に含有される多官能型単量体に対する単官能型
単量体の添加量は20重量%以下が好ましい。単官能型
単量体が20重量%を超える場合は、得られるコーティ
ング層の耐水性が低下する傾向がある。
【0017】組成物(A)に含有される成分の配合割合
は、多官能型光重合開始剤0.1〜70重量%、多官能
型単量体30〜99.9重量%が好ましい。前記多官能
型光重合開始剤が0.1重量%未満であるか、多官能型
単量体が99.9重量%を超える場合は上層と下層との
結合が十分でなく、上層と下層との層間密着性が低下し
たり、コーティング層の親水持続性が低下する傾向があ
る。また前記多官能型光重合開始剤が70重量%を超え
るか、前記多官能型単量体が30重量%未満である場合
は、コーティング層とゴム基材との密着性が低下した
り、コーティング層が脆くなる傾向がある。
【0018】親水持続性と層間密着性、コーティング膜
物性の点から、組成物(A)に含有される成分の配合割
合は、多官能型光重合開始剤1〜60重量%、多官能型
単量体40〜99重量%が特に好ましい。
【0019】前記組成物(A)は配合した状態でそのま
まコーティングするか、またはコーティング条件に適す
るように各種溶媒により希釈してから使用する。使用で
きる溶媒は配合成分に対して十分な溶解性を有するもの
が好ましく、例えばメチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒;酢酸
エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、乳酸メチル、乳
酸エチル、乳酸ブチル等のエステル系溶媒;イソプロパ
ノール、n−ブタノール等のアルコール系溶媒;プロピ
レングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコ
ールメチルエーテルアセテート等のグリコール系溶媒;
トルエン、キシレン、ソルベッソ#100(エッソ社
製、商品名)等の芳香族炭化水素系溶媒等から選ばれる
1種以上が使用できる。これらの中でも特にプロピレン
グリコールモノメチルエーテルがゴム基材を侵しにくい
ため好ましく使用される。
【0020】次にコーティング層の上層を形成する組成
物(B)について説明する。組成物(B)中には、水溶
性ラジカル重合性単量体が含まれることが必須であり、
また水溶性ラジカル重合性単量体、水溶性粘性付与剤、
及び水溶性表面張力調整剤からなるものが好ましい。前
記水溶性ラジカル重合性単量体は、下層で多官能型光重
合開始剤が熱や活性エネルギー線により分解して発生し
たラジカル開始点を起点にグラフト重合されるものであ
り、それは通常水溶性の性質を有するものである。
【0021】これらの具体例としては、例えば、2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシル
基含有単量体、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ートのエチレンオキシド付加物(ここでエチレンオキシ
ド数は1〜10が好適である)、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートのプロピレンオキシド付加物(こ
こでプロピレンオキシド数は1〜10が好適である)、
(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸等のカル
ボキシル基含有単量体、及びこれらのアンモニウム塩、
有機アミン塩、アルカリ金属塩;スチレンスルホン酸、
ビニルスルホン酸、アクリルアミド−t−ブチルスルホ
ン酸、2−スルホエチル(メタ)アクリレート、3−ス
ルホプロピル(メタ)アクリレート、(メタ)アリルス
ルホン酸等のスルホン酸基含有単量体、及びこれらのア
ンモニウム塩、有機アミン塩、アルカリ金属塩;モノ−
2−(メタ)アクリロイルオキシエチルアシッドフォス
フェート等のリン酸基含有単量体、及びこれらのアンモ
ニウム塩、有機アミン塩、アルカリ金属塩;(メタ)ア
クリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル
(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)ア
クリルアミド、N−n−プロピル(メタ)アクリルアミ
ド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N,
N’−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、
N,N’−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルア
ミド、N−(メタ)アクリロイルモルホリン、N−ビニ
ル−2−ピロリドン、4−ビニルピリジン等の窒素原子
含有単量体等が挙げられ、これらの1種以上が使用され
る。
【0022】前記水溶性ラジカル重合性単量体の中で
は、コーティング層表面の親水性を高めて水膜形成性を
発現し易いという点から、N,N−ジメチル(メタ)ア
クリルアミド、N,N’−ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリルアミド、N−(メタ)アクリロイルモルホ
リン、N−ビニル−2−ピロリドン等の窒素原子含有単
量体、アクリルアミド−t−ブチルスルホン酸、2−ス
ルホエチル(メタ)アクリレート等のスルホン酸基含有
単量体、及びこれらのアンモニウム塩、有機アミン塩、
アルカリ金属塩等が特に好ましく使用される。
【0023】次に組成物(B)に含有される水溶性粘性
付与剤について説明する。水溶性粘性付与剤は、組成物
(B)を塗布した際にその粘性効果により厚膜塗装を可
能とし、塗布時のタレや流れが防止され、コーティング
層の平滑性を高められるといった効果も有している。厚
膜化することによって空気中の酸素による重合阻害が緩
和され、水溶性ラジカル重合性単量体のグラフト重合反
応が効率的に行われるが、膜が薄い場合には、空気中の
酸素によりラジカル重合性単量体のグラフト重合反応が
阻害され易く、重合に費やされない単量体成分の残存量
が多くなり、親水性を発現し難くなる傾向にある。また
使用される水溶性粘性付与剤は組成物(B)に含有され
る多官能型単量体と相溶するものが好ましい。
【0024】組成物(B)に含有される水溶性粘性付与
剤としては例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニル
アルコールのケン化物、ポリビニルピロリドン、ポリプ
ロピレンオキシド、ポリエチレンオキシド、ポリプロピ
レンオキシドとポリエチレンオキシドとのブロック共重
合体、グリセリン、ジグリセリン、テトラグリセリン、
ヘキサグリセリン、デカグリセリン等のポリグリセリン
類、テトラグリセリンモノステアレート、ヘキサグリセ
リントリオレート、ペンタグリセリンペンタラウレート
等のポリグリセリン誘導体等が挙げられ、これらの中で
も特にグリセリン、ポリグリセリン類、ポリグリセリン
誘導体が粘性調整が容易で製造上の取り扱いがし易く、
グラフト重合反応を阻害しないことから好ましく使用さ
れる。
【0025】また水溶性粘性付与剤が配合された組成物
(B)の粘度は、25℃において0.01〜1Pa/s
(10〜1000センチポイズ)に調整されることが好
ましく、更に酸素による重合阻害を生じない厚膜化塗装
が可能で、平滑なコーティング層を得るために、0.0
2〜0.5Pa/s(20〜500センチポイズ)の粘
度範囲が特に好ましい。
【0026】次に組成物(B)に含有される水溶性表面
張力調整剤について説明する。下層の上に組成物(B)
をコーティングする際には、組成物(B)の溶液がハジ
キを生じずに、均一に濡れて下層と上層が完全に接触す
ることがコーティング層に均一な親水性を発現するため
に必要である。そのため組成物(B)の溶液の表面張力
を低下させるために水溶性表面張力調整剤を配合させ
る。このような水溶性表面張力調整剤としては界面活性
剤、変性シリコーン化合物が好ましく使用される。
【0027】前記界面活性剤としては例えば、ポリオキ
シエチレンラウリルアルコール、ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニル
エーテル等の非イオン性界面活性剤;ラウリル硫酸ナト
リウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ジオクチルスルホ
コハク酸ナトリウム等の陰イオン性界面活性剤;トリエ
タノールアミンモノ蟻酸塩、ジラウリルジメチルアンモ
ニウムクロライド等の陽イオン性界面活性剤;ジメチル
アルキルラウリルベタイン、ジメチルアルキルスルホベ
タイン等の両性界面活性剤が挙げられる。
【0028】前記変性シリコーン化合物としては例え
ば、エチレンオキシド変性ポリジメチルシロキサン、プ
ロピレンオキシド変性ポリジメチルシロキサン、アミノ
変性ポリジメチルシロキサン、アニオン変性ポリジメチ
ルシロキサン等が挙げられる。水溶性表面張力調整剤と
して通常前記界面活性剤及び変性シリコーン化合物から
なる群から選ばれる1種あるいは2種以上を組み合わせ
て使用される。
【0029】また水溶性表面張力調整剤が配合された組
成物(B)のコーティング液の表面張力は、2×10-4
〜5×10-4N/cm(20〜50dyne/cm)の
範囲に調整されることが下層に対する濡れ性の面で好ま
しく、更に濡れ性、塗布時のハジキの防止、コーティン
グ層への均一な親水性の発現、及びコーティング層の平
滑性の面で3×10-4〜4×10-4N/cm(30〜4
0dyne/cm)の範囲が特に好ましい。
【0030】組成物(B)に含有される成分の配合割合
は、水溶性ラジカル重合性単量体50〜90重量%、水
溶性粘性付与剤5〜50重量%、水溶性表面張力調整剤
0.01〜7重量%が好ましい。水溶性ラジカル重合性
単量体が50重量%未満であるか、または水溶性粘性付
与剤が50重量%を超える場合は水溶性ラジカル重合性
単量体のグラフト重合反応が効率的に行われ難くなり、
コーティング層の親水性が低下したり、粘性が高くなり
過ぎるために塗装上の問題が発生し易い。また、水溶性
ラジカル重合性単量体が90重量%を超えるか、または
水溶性粘性付与剤が5重量%未満である場合は組成物
(B)の粘度が低くなり、塗装時にタレや流れを生じ易
く、厚膜塗装が行えないために空気中の酸素によってグ
ラフト重合反応が阻害され、コーティング層の親水性が
低下する場合がある。
【0031】また水溶性表面張力調整剤が0.01重量
%未満の場合は組成物(B)のコーティング液の表面張
力低下効果が十分でなく、下層に対するコーティング液
の濡れ性が低下して上層がハジキを生じ易くなり、水溶
性表面張力調整剤が7重量%を超えるとコーティング液
の表面張力が低下し過ぎ、コーティング液が気泡を抱き
込み易くなったり、コーティング層の平滑性が低下する
傾向がある。コーティング層の良好な親水性、及びコー
ティング作業性の面から組成物(B)に含有される成分
の配合割合は、水溶性ラジカル重合性単量体60〜80
重量%、水溶性粘性付与剤10〜40重量%、水溶性表
面張力調整剤0.1〜5重量%が特に好ましい。
【0032】前記組成物(B)は配合した状態でそのま
まコーティングするか、またはコーティング条件に適す
るように水や有機溶剤で希釈して使用する。水は上水道
水をそのまま用いてもよいが、イオン交換水を使用する
ことが好ましい。有機溶剤は水溶性であってゴム基材や
下層硬化膜を侵し難いものが好ましく、具体的にはメタ
ノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール
系溶剤が好ましく使用される。
【0033】次に本発明のオフセット印刷用ゴムローラ
ーにおいて使用されるゴムローラーについて説明する。
ゴムの材質としては特に限定はされないが、ブタジエン
ゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、イソプレン
ゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、
ウレタンゴム、天然ゴム、各種熱可塑性エラストマー等
が使用される。
【0034】ゴムローラーの芯材としては金属製が好ま
しく、例えば軟鉄、鋳鉄、ステンレススチール、真鍮、
各種合金等が使用される。
【0035】次に本発明のオフセット印刷用ゴムローラ
ーにおけるコーティング層の形成方法について説明す
る。コーティングはゴムローラーに直接行うことが好ま
しく、コーティング方法は一般の塗料に用いられる方法
を用いることができ、具体的にはエアースプレー法、浸
漬法、フローコーティング法等が好ましく採用される。
またコーティングに際しては、ゴム基材に対するコーテ
ィング剤の濡れ性や、基材とコーティング層との密着性
を向上させるために、あらかじめゴム基材をアルコール
等の溶剤や界面活性剤水溶液を用いて洗浄、ワイピング
を行ったり、ゴム基材表面にコロナ放電や紫外線オゾン
照射等の前処理を施してもよい。まず、組成物(A)を
前記コーティング法から選ばれる方法により、乾燥膜厚
が0.1〜10μmとなるようにゴムローラー表面に塗
布する。ここで膜厚が0.1μm未満の場合はグラフト
重合反応効率が低下し、10μmを超える場合はコーテ
ィング層の平滑性が低下する傾向がある。
【0036】次に熱風乾燥炉にて揮発性溶媒の蒸発乾燥
を行う。乾燥炉温度は40〜100℃が好ましく、ゴム
基材が熱変形を生じる恐れがある場合は、乾燥炉温度は
熱変形温度以下に設定することが必要である。乾燥時間
は3分以上、好ましくは10分以上が必要である。
【0037】乾燥されたコーティング層は次に、ゴムロ
ーラーを回転させながら高圧水銀灯、低圧水銀灯、ハロ
ゲンランプ、キセノンランプ等から発せられる活性エネ
ルギー線照射により硬化される。活性エネルギー線はコ
ーティング剤で使用される多官能型光重合開始剤の吸収
波長範囲であれば特に限定はされないが、300〜60
0nmに最大波長を有する紫外線で、0.01〜1J/
cm2のエネルギーにて硬化を行うことが好ましい。こ
こで0.01J/cm2未満のエネルギーで硬化を行っ
た場合は、組成物(A)から形成される下層の硬化が不
十分で、後に塗布される組成物(B)によって下層硬化
膜が侵され易くなり、コーティング層とゴム基材との密
着性が低下する傾向がある。また、1J/cm2を超え
るエネルギーで硬化を行った場合は、後のグラフト重合
反応に必要な多官能型光重合開始剤が有する光重合開始
基が消失して、後続反応としてのグラフト重合反応効率
が低下し、親水性が発現し難くなる傾向があり好ましく
ない。
【0038】次に、組成物(B)を乾燥膜厚が10〜5
00μmとなるように下層の上に塗布後、ゴムローラー
を回転させながら前記紫外線等の活性エネルギー線照射
によりグラフト重合反応させる。グラフト重合反応は加
熱によっても行えるが、活性エネルギー線による方法が
瞬時に反応が行える点とゴム基材の熱変形の恐れがない
ため好ましく採用される。また乾燥膜厚が10μm未満
であると、空気中の酸素による影響からグラフト重合反
応の効率が低下して、コーティング層の親水性が著しく
低下する傾向がある。また500μmを超えると活性エ
ネルギー線が膜内部まで十分に到達せず、グラフト効率
が低下してコーティング層の親水性が低下する場合があ
る。
【0039】またグラフト重合反応は0.1〜10J/
cm2のエネルギーにて行うことが好ましい。ここで
0.1J/cm2未満のエネルギーでグラフト重合反応
を行った場合は、グラフト重合反応性が低くなるために
コーティング層の親水性が不十分となり、また10J/
cm2を超えるエネルギーでグラフト重合反応を行った
場合は、発熱によってゴムローラーが変形する場合があ
る。
【0040】グラフト重合反応の後、グラフト重合反応
における副生物である水溶性ラジカル重合性単量体の単
独重合体や未反応の単量体を除去するために水洗を行
い、40〜80℃の温度で10分以上の乾燥を行うこと
で親水性を有するコーティング層が形成される。
【0041】
【実施例】以下、製造例、実施例、比較例を挙げて本発
明をさらに具体的に説明する。 製造例1(組成物(A)の製造) 多官能型光重合開始剤として3,3’,4,4’−テト
ラ(t−ブチルペルオキシカルボニル)ベンゾフェノン
50gをトルエン50gに溶解し、ここに多官能型単量
体としてジエチレングリコールジメタクリレート10g
およびホスファゼン系6官能メタクリレート(出光石油
化学社製、商品名:出光PPZ)40g、希釈溶媒とし
てプロピレングリコールモノメチルエーテル850gを
混合して組成物(A)を得た。組成物(A)中の有効成
分量は10重量%であり、組成物(A)中に含有される
各成分の割合は、多官能型光重合開始剤50重量%、多
官能型単量体50重量%であった。
【0042】製造例2(組成物(B)の製造例) 水溶性ラジカル重合性単量体としてN,N−ジメチルア
クリルアミド200gおよびアクリルアミド−t−ブチ
ルスルホン酸ナトリウム175gをイオン交換水300
gに溶解し、ここに水溶性粘性付与剤としてポリグリセ
リン(阪本薬品工業社製、商品名:ポリグリセリン#3
10)105g、水溶性表面張力調整剤としてジオクチ
ルスルホコハク酸ナトリウム(日本油脂社製、商品名:
ラピゾールA−90)20gを混合して組成物(B)を
得た。組成物(B)中の有効成分量は62.5重量%で
あり、25℃における粘度は2.8×10-3Pa/s
(28センチポイズ)、表面張力は3.6×10-4N/
cm(36dyne/cm)であった。また組成物
(B)中に含有される成分の割合は、水溶性ラジカル重
合性単量体75.0重量%、水溶性粘性付与剤21.0
重量%、水溶性表面張力調整剤4.0重量%であった。
【0043】実施例1 ステンレススチール製芯材を、厚さ約20mmのアクリ
ロニトリル−ブタジエンゴムで覆った直径80mm、長
さ1000mmのオフセット印刷用ゴムローラーのゴム
表面を、イソプロパノールを染み込ませた布でワイピン
グして清浄化した。次に製造例1で得られた組成物
(A)をエアースプレーによって乾燥膜厚0.5〜2μ
mでゴム表面に塗布し、50℃の温風で10分間乾燥を
行った。次いでゴムローラーを回転させながら、高圧水
銀灯で約0.5J/cm2の紫外線を照射して硬化を行
った。
【0044】次に組成物(A)から形成されたコーティ
ング層上に、製造例2で得られた組成物(B)をエアー
スプレーによって、乾燥膜厚30〜50μmで塗布した
後、ゴムローラーを回転させながら、高圧水銀灯で約5
J/cm2の紫外線を照射してグラフト重合反応を行っ
た。その後、水道水のシャワーリングによって副生した
単独重合体等の洗浄を行い、50℃の温風で10分間乾
燥を行い、ゴム表面に親水性を有するコーティング層が
形成されたオフセット印刷用ゴムローラーを得た。この
ゴムローラーを図1に示される水付けローラー4と、水
元ローラー2として取り付け、イソプロパノールを添加
していない水を用いて紙に印刷を行った。水付けローラ
ーと水元ローラーの水濡れ性は終始良好であり、また水
元ローラーの回転数を落として水供給量を下げることで
印刷濃度が上がり、かつコントラストが向上した印刷物
が得られた。この状態で1時間当たり約1万枚の印刷ス
ピードで連続10時間印刷を続けたが、印刷不良は全く
認められず、印刷品質はこの間常に安定していた。
【0045】比較例1 親水性コーティング層が形成されていない前記実施例1
で用いた同一素材のゴムローラーを図1に示される水付
けローラー4と、水元ローラー2として取り付け、イソ
プロパノールを添加していない水を用いて紙に印刷を行
った。両ローラーは水に対する濡れ性が悪く、水元ロー
ラーの回転数を上げて水供給量を実施例の4〜5倍も増
やさなければ、水付けローラーに均一な水膜を形成する
ことができなかった。その後水供給量を徐々に低下させ
て、印刷濃度を上げることを試みたが、それによって水
付けローラーの水膜が不均一となり、版胴ローラーの非
画像部にインクが付着して印刷不良が発生した。
【0046】
【発明の効果】本発明のオフセット印刷用ゴムローラー
の表面には、水溶性ラジカル重合性単量体から形成され
るグラフト重合体成分がコーティング層の最表面に高濃
度で存在するため、特に高い親水効果と水膜形成性を発
現している。その結果、それを使用したオフセット印刷
機によれば水供給装置から版胴ローラーまでの供給水量
を少ない水量で均一な水膜を与えることができるため、
印刷濃度が高い上にコントラストが良好であり、かつ高
品質な印刷を常に安定的に行うことができる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】 オフセット印刷機の概念図。
【符号の説明】
1・・・水槽、2・・・水元ローラー、3・・・水なら
しローラー、4・・・水付けローラー、5・・・インク
供給装置、6・・・版胴ローラー、7・・・ゴムブラン
ケット、8・・・圧胴ローラー、9…紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C034 AA11 BB01 4J011 QA13 QA22 QA23 SA76 UA01 WA01 4J038 CE022 CG031 CG061 CG141 CG171 CG211 CH121 CH141 CH191 CH261 CK031 DF022 DL142 JA21 JA32 KA03 KA09 NA06 NA10 PB06 PC07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフセット印刷機の水供給装置に使用さ
    れるオフセット印刷用ゴムローラーにおいて、ゴム表面
    に形成されたコーティング層が1分子中に光重合開始基
    を2つ以上有する化合物及びラジカル重合性官能基を2
    つ以上有する単量体を含有する組成物(A)から形成さ
    れた下層と、水溶性ラジカル重合性単量体を含有する組
    成物(B)から形成された上層の2層からなり、上層と
    下層が化学的に結合されていることを特徴とするオフセ
    ット印刷用ゴムローラー。
  2. 【請求項2】 1分子中に光重合開始基を2つ以上有す
    る化合物が3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルペ
    ルオキシカルボニル)ベンゾフェノンであることを特徴
    とする請求項1に記載のオフセット印刷用ゴムローラ
    ー。
  3. 【請求項3】 組成物(B)が水溶性ラジカル重合性単
    量体、水溶性粘性付与剤、及び水溶性表面張力調整剤か
    らなることを特徴とする請求項1に記載のオフセット印
    刷用ゴムローラー。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載のオフセット印刷用ゴムローラーを組み込んでな
    るオフセット印刷機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の組成物(A)であり、1
    分子中に光重合開始基を2以上有する化合物0.1〜7
    0重量%及びラジカル重合性官能基を2つ以上有する単
    量体30〜99.9重量%からなる下層形成用組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の組成物(B)であり、水
    溶性ラジカル単量体50〜90重量%、水溶性粘性付与
    剤50重量%以下及び水溶性表面張力調整剤7重量%以
    下からなる上層形成用組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014038425A1 (ja) * 2012-09-04 2014-03-13 三菱重工印刷紙工機械株式会社 印刷機及びインキ供給方法
JP5800442B2 (ja) * 2012-09-04 2015-10-28 三菱重工印刷紙工機械株式会社 印刷機及びインキ供給方法

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