JP2002361439A - 溶接ヘッドおよび抵抗溶接装置 - Google Patents

溶接ヘッドおよび抵抗溶接装置

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JP2002361439A
JP2002361439A JP2001166210A JP2001166210A JP2002361439A JP 2002361439 A JP2002361439 A JP 2002361439A JP 2001166210 A JP2001166210 A JP 2001166210A JP 2001166210 A JP2001166210 A JP 2001166210A JP 2002361439 A JP2002361439 A JP 2002361439A
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welding
pressure
set pressure
start signal
welding head
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JP2001166210A
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Motoaki Nishikawa
元晶 西川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の良い手動溶接ヘッドの機能はそのま
まで溶接性に優れた溶接ヘッドを提供する。 【解決手段】 被溶接物へ外力による加圧力が第1の設
定加圧力K1に到達すると機械加圧スタート信号Kを出
力する信号発生手段12と、上記機械加圧スタート信号
Kに応じて上記被溶接物に機械力による第2の設定加圧
力K2を加える加圧手段31、32と、上記第2の設定
加圧力K2に到達したことを検出し、検出信号を出力す
る出力手段34とを備え、上記検出信号に基づき溶接機
22から通電され、抵抗溶接をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抵抗溶接に用いる溶
接ヘッドおよび抵抗溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の抵抗溶接装置の概要を示す
構成図であり、40は溶接ヘッド、50は溶接通電の電
源となる溶接機である。図6は従来の溶接ヘッド40の
使用方法を示す説明図であり、溶接ヘッド40は手で握
られ、通常、その先端は被溶接物を持つためのピンセッ
ト代わりにも使用できるものである。
【0003】図7は従来の溶接ヘッド40の上面図、図
8は図7の内部構造を示すVIII−VIII側面断面図であ
り、溶接前の状態を示す。図7、図8において、1は部
品が取り付けられる基盤、2は溶接用の上部電極、3は
下部電極、4a、4b、4c、4dは基盤1への取り付
け用のピン、5は一端に上部電極2、他端に溶接機50
(図示せず)に連結する電気コード5aが接続されてい
る上部ハウジングであり、ピン4aを支点として回転可
能に取り付けられている。
【0004】6は一端に下部電極3、他端に溶接機50
に連結する電気コード5bが接続されている下部ハウジ
ングであり、ピン4c、4dで基盤1に固定されてい
る。7は上部ハウジング5と下部ハウジング6間を押圧
するバネ、8は手で押さえることができるハンドル、9
はハンドル8を押し上げるバネ、10はバネ9の力を調
整するネジ、11はピン4aを支点として回転可能に取
り付けられ、バネ9の力をハンドル8に伝達している伝
達バー、12はハンドル8の状態でオンオフ信号を発生
する手段であるマイクロスイッチであり、そのスイッチ
端子12aは上部ハウジング5に当接している。
【0005】13は伝達バー11に固定されたマイクロ
スイッチ12の取付け用のフランジであり、そのラグ部
13aでバネ9の力を上部ハウジング5に伝え、かつ伝
達バー11が上部ハウジング5から上方に飛び出さない
ようにストッパーの役割をもしている。
【0006】図9は溶接ヘッド40の溶接状態を示す側
面断面図である。図9において、ハンドル8が人力で押
し下げられた状態では伝達バー11が下がりバネ9が圧
縮され、フランジ13も下がるため、マイクロスイッチ
12のスイッチ端子12aが延びた状態を示す。
【0007】次に動作について図5〜図9を用いて説明
する。図6のように手で溶接ヘッド40を持ち、被溶接
物を上部電極2と下部電極3で摘みハンドル8を握り込
んで被溶接物を加圧する。
【0008】図9に示すように、ハンドル8が下方に押
し下げられ所定の設定加圧力を超えると伝達バー11と
フランジ13を介して伝達バー11に取り付けられたマ
イクロスイッチ12が上部ハウジング5から相対位置で
下方に沈み、マイクロスイッチ12のスイッチが入り、
溶接スタート信号Sが溶接機50に伝わる。
【0009】溶接スタート信号Sを受けた溶接機50は
溶接ヘッド40に対して溶接電流を通電し、被溶接物は
抵抗溶接される。上記設定加圧力はバネ9の復元力と比
例関係にあり、ネジ10によって特定の範囲で任意に調
整することが可能である。
【0010】図10は従来の加圧力の特性図であり、横
軸は時間、縦軸は加圧力を示す。図10において、溶接
開始は溶接スタート信号Sの発生時点であり、人力でも
同一の加圧力で開始させることができる。しかし溶接電
流通電中の加圧力は、例えば図中のケース1とケース2
のように個人差により色々の増加現象が現れ、溶接完了
までには大きく差が出てくる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の溶接ヘ
ッドでは人力にて加圧するため、図10に示したように
溶接スタート信号Sの発生時に加圧力はほぼ同一であっ
ても、溶接電流通電中の加圧力は安定していない場合が
多い。このような場合、被溶接物間の抵抗値が変化して
安定せず結果として、溶接の品質がバラツクなどの問題
があった。
【0012】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、溶接電流通電中の加圧力を安定さ
せるとともに、溶接電流通電中の加圧力を一定に保つこ
とができる溶接ヘッドを提供することを目的としてお
り、さらにこの溶接ヘッドに適した抵抗溶接装置を提供
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶接ヘッド
は、被溶接物へ外力による加圧力が第1の設定加圧力に
到達すると機械加圧スタート信号を出力する信号発生手
段と、上記機械加圧スタート信号に応じて上記被溶接物
に機械力による第2の設定加圧力を加える加圧手段と、
上記第2の設定加圧力に到達したことを検出し、検出信
号を出力する出力手段とを備え、上記検出信号に基づき
溶接機から通電され抵抗溶接を行うことを特徴とするも
のである。
【0014】また、本発明に係る溶接ヘッドは、第2の
設定加圧力は電磁チャックにて加圧し、上記第2の設定
加圧力に到達後は、空圧機器または油圧機器にて上記第
2の設定加圧力を維持する加圧手段であることを特徴と
するものである。
【0015】さらに、本発明に係る抵抗溶接装置は、機
械加圧スタート信号をトリガーとして溶接機から通電す
る抵抗溶接装置において、上記溶接機から出力する溶接
通電波形におけるその溶接通電波形のスタート部に溶接
待機時間を設けたことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を示す図1〜図3を用いて説明する。図中、
従来と同一符号はそれぞれ相当部分を示す。
【0017】図1は本発明の実施の形態1の全体構成図
を示す。図1において、20は溶接ヘッド、21は信号
を制御するコントローラ、22は溶接通電の電源とな
り、コントローラ21に接続された溶接機、23はレギ
ュレータである。
【0018】図2は溶接ヘッド20の溶接前の側面断面
図であり、図2において、31はエアーシリンダーであ
り、コンプレッサ(図示せず)によって一定圧力の空気
が供給されている。なお、エアーシリンダー31に代え
て油圧装置で構成することもできる。32は基盤1に固
定された加圧手段である電磁チャックであり、ハンドル
33を磁気的に吸引することができる。34はエアーシ
リンダー31に取り付けられエアーシリンダーの位置を
検出し、検出信号を出力する出力手段であるシリンダー
位置センサである。図中、エアーシリンダー31はシリ
ンダーエンドで停止している。
【0019】次に動作について、図1〜図3を用いて説
明する。従来と同様に手で溶接ヘッド20を持ち、被溶
接物を上部電極2と下部電極3で摘みハンドル33を握
り込んで被溶接物を加圧する。
【0020】図3のように、人力によりハンドル33が
押し下げられ、この加圧力があらかじめ設定された第1
の設定加圧力K1を超えると、伝達バー11とフランジ
13を介して伝達バー11に取り付けられたマイクロス
イッチ12が上部ハウジング5から相対位置で下方に沈
み、マイクロスイッチ12のスイッチ端子12aが延び
スイッチがオンとなり、機械加圧スタート信号Kとして
コントローラ21に伝える。
【0021】機械加圧スタート信号Kを受けたコントロ
ーラ21は電磁チャック32を動作させ、ハンドル33
を磁気的に吸引し、被溶接物及びバネ9を更に加圧す
る。第2の設定加圧力K2に到達すると、エアーシリン
ダー31がバネ9を押し上げている力より大きな力が伝
達バー11からバネ9に加わり、シリンダーエンドにあ
ったエアーシリンダー31のシリンダーが下方に沈み込
みシリンダー位置センサー34がオフとなりオフ信号を
発生する。
【0022】このオフ信号を受けたコントローラ21は
溶接スタート信号Sを溶接機22に伝える。溶接スター
ト信号Sを受けた溶接機22は溶接ヘッド20に向け溶
接電流を通電し、被溶接物は抵抗溶接される。溶接電流
通電完了すると、溶接機22は溶接完了信号をコントロ
ーラ21に対して発信し、それを受けたコントローラ2
1は電磁チャック32の動作を停止し、被溶接物への加
圧を開放し,溶接を完了する。
【0023】図4はこの実施の形態1による加圧力の特
性図である。図4において、横軸は時間であり、電磁チ
ャック32の動作開始と終了時点、および溶接開始と溶
接完了時点を示す。縦軸には、第1の設定加圧力K1、
および第2の設定加圧力K2を示す。したがって、溶接
電流通電中は図4に示すように機械力による第2の設定
加圧力K2に基づきほぼ一定した状態で加圧される。
【0024】実施の形態2.実施の形態1においては図
4に示したように第2の設定加圧力K2に到達後、溶接
スタート信号Sを発生させ溶接機22から溶接電流を通
電した。実施の形態2では、第1の設定加圧力K1に到
達した時点で機械加圧スタート信号Kと溶接スタート信
号Sを発生させ、溶接機22からの溶接電流通電波形の
最初に、機械加圧によって第2の設定加圧力K2に到達
するであろう予定時間を溶接待機時間Tとし、この溶接
待機時間T中は溶接を無効とするため溶接電流を流さな
いようにする。つまり、溶接機から出力する溶接通電波
形におけるその溶接通電波形のスタート部に溶接待機時
間Tを設けて溶接電流を遮断しておく。
【0025】この実施の形態2のように溶接待機時間T
を設ければ、第2の設定加圧力K2に到達したことを確
認する手段が省略でき、抵抗溶接装置を簡素化でき、溶
接能率もよいという効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば手動の溶
接ヘッドとしての機能と共に、溶接電流通電中は機械力
により一定加圧することができるので、作業性が良くか
つ溶接品質のバラツキの少ない溶接ヘッドを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す抵抗溶接装置の構成図で
ある。
【図2】 実施の形態1の溶接ヘッドの溶接前を示す側
面断面図である。
【図3】 実施の形態1の溶接ヘッドの溶接時を示す側
面断面図である。
【図4】 実施の形態1の加圧力の特性図である。
【図5】 従来の抵抗溶接装置を示す構成図である。
【図6】 溶接ヘッドの使用方法の説明図である。
【図7】 従来の溶接ヘッドの溶接前を示す上面図であ
る。
【図8】 従来の溶接ヘッドの溶接前を示す側面断面図
である。
【図9】 従来の溶接ヘッドの溶接時を示す側面断面図
である。
【図10】 従来の加圧力の特性図である。
【符号の説明】
1 基盤、2 上部電極、3 下部電極、5 上部ハウ
ジング、6 下部ハウジング、7 バネ、9 バネ、1
2 マイクロスイッチ(信号発生手段)、20溶接ヘッ
ド、21 コントローラ、22 溶接機、23 レギュ
レータ、31エアーシリンダー、32 電磁チャック
(加圧手段)、33 ハンドル、34シリンダー位置セ
ンサー(出力手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接物へ外力による加圧力が第1の設
    定加圧力に到達すると機械加圧スタート信号を出力する
    信号発生手段と、 上記機械加圧スタート信号に基づき上記被溶接物に機械
    力で第2の設定加圧力を加える加圧手段と、 上記第2の設定加圧力に到達したことを検出し、検出信
    号を出力する出力手段とを備え、上記検出信号に基づき
    溶接機から通電して抵抗溶接を行うことを特徴とする溶
    接ヘッド。
  2. 【請求項2】 第2の設定加圧力は電磁チャックにて加
    圧し、上記第2の設定加圧力に到達後は、空圧機器また
    は油圧機器にて上記第2の設定加圧力を維持する加圧手
    段であることを特徴とする請求項1記載の溶接ヘッド。
  3. 【請求項3】 機械加圧スタート信号をトリガーとして
    溶接機から通電する抵抗溶接装置において、 上記溶接機から出力する溶接通電波形におけるその溶接
    通電波形のスタート部に溶接待機時間を設けたことを特
    徴とする抵抗溶接装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069833A1 (en) * 2005-12-12 2007-06-21 Ae Jin Seo A welding machine of pincette type and an accessory cubic formation method therof

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Effective date: 20040708