JP2002361107A - ジョークラッシャーの固定歯板およびそのリサイクル法 - Google Patents

ジョークラッシャーの固定歯板およびそのリサイクル法

Info

Publication number
JP2002361107A
JP2002361107A JP2001169608A JP2001169608A JP2002361107A JP 2002361107 A JP2002361107 A JP 2002361107A JP 2001169608 A JP2001169608 A JP 2001169608A JP 2001169608 A JP2001169608 A JP 2001169608A JP 2002361107 A JP2002361107 A JP 2002361107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth plate
insert member
fixed tooth
jaw crusher
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001169608A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4793672B2 (ja
Inventor
Seiichi Shirai
誠一 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintobrator Ltd
Original Assignee
Sintobrator Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintobrator Ltd filed Critical Sintobrator Ltd
Priority to JP2001169608A priority Critical patent/JP4793672B2/ja
Publication of JP2002361107A publication Critical patent/JP2002361107A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4793672B2 publication Critical patent/JP4793672B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分別回収の容易なジョークラッシャーの固定
歯板及びそのリサイクル法を提供する。 【解決手段】 インサート部材装着用の凹陥部14が表
側に多数配設され裏側には各凹陥部14に連通するイン
サート部材押出用の貫通孔16が設けられている基板1
3と、先端が被破砕物を破砕する凸部11とされて各凹
陥部14に嵌合装着されるブロック状のインサート部材
12とよりなるジョークラッシャーの固定歯板、およ
び、使用済の固定歯板をそのまま廃棄することなく、基
板13の裏側から凹陥部14に連通する貫通孔16が設
けられたものとして、貫通孔16を通じてインサート部
材12に加えられる衝撃により凹陥部14からインサー
ト部材12を取り外し分別回収してリサイクルする使用
済固定歯板のリサイクル法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、岩石などを破砕す
るためのジョークラッシャーの固定歯板及びこの固定歯
板が摩耗したときに使用済の固定歯板を有効利用できる
ようにしたジョークラッシャーの固定歯板のリサイクル
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】岩石、アスファルト舗装廃棄物、コンク
リートガラなどを所望の大きさに破砕する破砕機として
は、固定歯板と可動歯板との間に被破砕物を導入して破
砕するための断面V字形の破砕空間Vが形成されたもの
が広く用いられているが、従来の固定歯板は、加工硬化
の大きい高マンガン鋳鋼などよりなる基板に多数配設さ
れている凹陥部に、先端が被破砕物を破砕するための凸
部とされた高硬度なクロム鋳鉄などよりなるブロック状
のインサート部材を嵌め込んで接着剤などにより接着一
体化なっているものである。このため、インサート部材
の摩耗が進んで破砕が困難になると、凹陥部に嵌合接着
されて摩耗しているインサート部材を凹陥部より取り外
すことができないため、そのまま工場の空き地などに放
置されていた。しかしながら、固定歯板は一辺が1m以
上と大きいうえに、特に数百kgもある重量なものであ
るので容易に移動させることができず、スペースを占有
するだけで邪魔なものとなっていた。また、近年の資源
のリサイクル使用の機運の高まりにつれて、クロム鋳鉄
などからなるインサート部材と高マンガン鋳鋼などから
なる基板を分別回収して再利用することが求められてい
るが、前記したようにインサート部材を凹陥部より取り
外すことができないので両者を分別回収することが困難
なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは上記した従来の問題点を解決し、分別回収
することの容易なジョークラッシャーの固定歯板及びそ
のリサイクル法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、固定歯板と可動歯板との間に形
成される破砕空間に被破砕物を導いて前記可動歯板の揺
動運動により破砕するジョークラッシャーに交換自在に
取付けられる前記固定歯板を、インサート部材装着用の
凹陥部が表側に多数配設され裏側には各凹陥部に連通す
るインサート部材押出用の貫通孔が設けられている基板
と、先端が被破砕物を破砕する凸部とされて各凹陥部に
嵌合装着されるブロック状のインサート部材とよりなる
ものとして、前記貫通孔を通じてインサート部材に加え
られる衝撃により凹陥部からインサート部材を取り外せ
るようにしたことを特徴とするジョークラッシャーの固
定歯板を請求項1に係る発明とし、この発明における貫
通孔が基板とともに鋳造時に設けられたものが請求項2
に係る発明であり、また、前記した請求項1に係る発明
における貫通孔が機械加工により設けられたものが請求
項3に係る発明である。また、固定歯板と可動歯板との
間に形成される破砕空間に被破砕物を導いて前記可動歯
板の揺動運動により破砕するジョークラッシャーに交換
自在に取付けられる固定歯板本体を、インサート部材装
着用の凹陥部が表側に多数配設され裏側には各凹陥部に
連通するインサート部材押出用の貫通孔が設けられてい
る基板と、先端が被破砕物を破砕する凸部とされて各凹
陥部に嵌合装着されるブロック状のインサート部材とよ
りなるものとして、この固定歯板が摩耗したとき、この
摩耗した固定歯板をジョークラッシャー本体より取り外
したうえ、前記貫通孔を通じてインサート部材に加えら
れる衝撃により凹陥部からインサート部材を取り外して
リサイクルするようにしたことを特徴とするジョークラ
ッシャーの固定歯板のリサイクル法を請求項4に係る発
明とし、また、固定歯板と可動歯板との間に形成される
破砕空間に被破砕物を導いて前記可動歯板の揺動運動に
より破砕するジョークラッシャーに交換自在に取付けら
れる固定歯板を、インサート部材装着用の凹陥部が表側
に多数配設された基板と、先端が被破砕物を破砕する凸
部とされて各凹陥部に嵌合装着されるブロック状のイン
サート部材とよりなるものとして、この固定歯板が摩耗
したとき、この摩耗した固定歯板をジョークラッシャー
本体より取り外したうえ、基板の裏側から各凹陥部に連
通するインサート部材押出用の貫通孔を穿孔して、この
貫通孔を通じてインサート部材に加えられる衝撃により
凹陥部からインサート部材を取り外してリサイクルする
ようにしたことを特徴とするジョークラッシャーの固定
歯板のリサイクル法を請求項5に係る発明とする。さら
に、前記した請求項4または請求項5に係る発明におい
て、インサート部材を基板から取り外したならば、イン
サート部材と基板とを各別に溶解して再利用する発明を
請求項6に係る発明とする。
【0005】本発明によれば、表側に凹陥部が多数配設
されている基板にインサート部材を嵌め込んだ使用済の
固定歯板を新規な固定歯板に交換したとき、使用済の固
定歯板を廃棄することなく、基板の底面に凹陥部に通じ
る貫通孔を設けてあることにより、貫通孔から挿通する
押出工具によりインサート部材を押圧して容易に基板の
凹陥部から取り外したうえ、インサート部材と基板とを
分別回収することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
好ましい実施形態を示す。1は固定歯板であって、この
固定歯板1は、先端が被破砕物を破砕する凸部11に形
成されたブロック状のインサート部材12の多数個と、
各インサート部材12を嵌合する凹陥部14が表側に均
斉に配設されている基板13とよりなり、各凹陥部14
にインサート部材12を嵌合して接着材により一体化し
たものであるが、特に、本発明の固定歯板1は基板13
の裏側の前記した各凹陥部14の底面15に対応する位
置に押出工具を挿通できる貫通孔16が設けられたもの
としてある。この貫通孔16は、インサート部材12や
基板13の表面の摩耗が進んで使用済となってジョーク
ラッシャー本体6から取り外された後において、基板1
3の裏側から貫通孔16に棒状の押出工具などを差し込
み、後ろからプレス等により衝撃を加えるという簡単な
手数で基板13からインサート部材12を取り外すこと
ができるようにするためのものである。
【0007】なお、インサート部材12は、図6に示す
ようにその基方部を先方部よりやや幅狭にして中程に傾
斜面17を設けておけば、この傾斜面17を基板13の
凹陥部14の端で受けることにより座りを安定させてイ
ンサート部材12を基板13に固定することができる。
また、基板13の裏側より各凹陥部14に通じるように
貫通孔16を設けるには、基板13を製造する時に鋳造
により予め設けるようにしてもよいし、鋳造後にドリル
などの機械加工により設けてもよく、さらに、前記した
貫通孔16の形状は、円形、正方形、六角形などのほか
楕円形や矩形或いはコーナーを面取りした矩形など、棒
状の工具を差し込み可能な適宜の形状のものとすること
ができる。また、インサート部材12の先端形状は、応
力を集中させることのできる凸起状に形成されていれば
被破砕物を破砕することができるので、図示するような
形状に限定されるものではない。
【0008】しかして、このような固定歯板1が使用済
となったときにジョークラッシャーから外してリサイク
ルするには、先ず、ボルトなどによる締結を解いて従来
どおり固定歯板1をジョークラッシャー本体6から取り
外し、これを処理場に集積する。そして、処理場におい
ては各々の固定歯板1の基板13に設けられた貫通孔1
6に棒状の押出工具を装着してプレスなどにより衝撃を
加え、インサート部材12を基板13から取り外して分
別回収する。この分別されたインサート部材12と基板
13は、既記したようにインサート部材12が高硬度な
クロム鋳鉄などにより製造され、また、基板13は高マ
ンガン鋳鋼などにより製造されているから、インサート
部材12がクロム鋳鉄製である場合には、クロム鋳鉄を
溶製する主原料として、また、基板13が高マンガン鋳
鋼製である場合には、高マンガン鋳鋼を溶製する主原料
として電気炉などに投入し、再度インサート部材12や
基板13を鋳造したり、その他の部品を製造することに
よって固定歯板1を有効にリサイクル使用することがで
きる。
【0009】次に、基板13に予め貫通孔16が設けら
れていない従来の使用済の固定歯板1をリサイクルした
いときには、摩耗した固定歯板1を前記した場合と同様
にしてジョークラッシャー本体6より取り外して裏返
し、基板13の裏側から各凹陥部14に連通するインサ
ート部材押出用の貫通孔を機械加工により穿孔し、この
貫通孔16に棒状の押出工具などを差し込んで後ろから
プレス等により衝撃を加えることにより基板13からイ
ンサート部材12を取り外せばよい。
【0010】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のジョー
クラッシャーの固定歯板は、インサート部材装着用の凹
陥部が表側に多数配設され裏側には各凹陥部に連通する
インサート部材押出用の貫通孔が設けられている基板
と、先端が被破砕物を破砕する凸部とされて各凹陥部に
嵌合装着されるブロック状のインサート部材とよりなる
ものであるから、磨耗してジョークラッシャー本体から
取り外されたのちは、そのまま前記した貫通孔を通じて
インサート部材に衝撃を加え、この衝撃により凹陥部か
らインサート部材を容易に取り外してインサート部材と
基板とを分別回収し、鋳造原料として再利用することが
できる。また、本発明のジョークラッシャーの固定歯板
のリサイクル法は、前記したような貫通孔が設けられて
いるときはこの貫通孔を通じてインサート部材に衝撃を
加えて凹陥部からインサート部材を取り外し、貫通孔が
設けられていないときには、基板の裏側から各凹陥部に
連通するインサート部材押出用の貫通孔を機械加工によ
り穿孔し、この貫通孔を通じてインサート部材に衝撃を
加えて凹陥部からインサート部材を取り外してこのイン
サート部材と基板とを有効にリサイクル使用することが
できる。従って、本発明は従来の問題点を解決したジョ
ークラッシャーの固定歯板およびそのリサイクル法とし
て、工業的に有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定歯板の好ましい実施の形態を示す
正面図である。
【図2】図1のAーA端面図である。
【図3】図1のBーB端面図である。
【図4】本発明の固定歯板の1実施例の要部を拡大して
示す断面図である。
【図5】中程に傾斜面を形成してあるインサート部材を
用いた固定歯板の実施例の要部を拡大して示す端面図で
ある。
【図6】本発明の固定歯板の他の実施例の要部を拡大し
て示す端面図である。
【図7】ジョークラッシャーの構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 固定歯板 2 可動歯板 11 凸部 12 インサート部材 13 基板 14 凹陥部 16 貫通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月11日(2001.6.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、固定歯板と可動歯板との間に形
成される破砕空間に被破砕物を導いて前記可動歯板の揺
動運動により破砕するジョークラッシャーに交換自在に
取付けられる前記固定歯板を、インサート部材装着用の
凹陥部が表側に多数配設され裏側には各凹陥部に連通す
るインサート部材押出用の貫通孔が設けられている基板
と、先端が被破砕物を破砕する凸部とされて各凹陥部に
嵌合装着されるブロック状のインサート部材とよりなる
ものとして、前記貫通孔を通じてインサート部材に加え
られる衝撃により凹陥部からインサート部材を取り外せ
るようにしたことを特徴とするジョークラッシャーの固
定歯板を請求項1に係る発明とし、この発明における貫
通孔が基板とともに鋳造時に設けられたものが請求項2
に係る発明であり、また、前記した請求項1に係る発明
における貫通孔が機械加工により設けられたものが請求
項3に係る発明である。また、固定歯板と可動歯板との
間に形成される破砕空間に被破砕物を導いて前記可動歯
板の揺動運動により破砕するジョークラッシャーに交換
自在に取付けられる固定歯板を、インサート部材装着用
の凹陥部が表側に多数配設され裏側には各凹陥部に連通
するインサート部材押出用の貫通孔が設けられている基
板と、先端が被破砕物を破砕する凸部とされて各凹陥部
に嵌合装着されるブロック状のインサート部材とよりな
るものとして、この固定歯板が摩耗したとき、この摩耗
した固定歯板をジョークラッシャー本体より取り外した
うえ、前記貫通孔を通じてインサート部材に加えられる
衝撃により凹陥部からインサート部材を取り外してリサ
イクルするようにしたことを特徴とするジョークラッシ
ャーの固定歯板のリサイクル法を請求項4に係る発明と
し、また、固定歯板と可動歯板との間に形成される破砕
空間に被破砕物を導いて前記可動歯板の揺動運動により
破砕するジョークラッシャーに交換自在に取付けられる
固定歯板を、インサート部材装着用の凹陥部が表側に多
数配設された基板と、先端が被破砕物を破砕する凸部と
されて各凹陥部に嵌合装着されるブロック状のインサー
ト部材とよりなるものとして、この固定歯板が摩耗した
とき、この摩耗した固定歯板をジョークラッシャー本体
より取り外したうえ、基板の裏側から各凹陥部に連通す
るインサート部材押出用の貫通孔を穿孔して、この貫通
孔を通じてインサート部材に加えられる衝撃により凹陥
部からインサート部材を取り外してリサイクルするよう
にしたことを特徴とするジョークラッシャーの固定歯板
のリサイクル法を請求項5に係る発明とする。さらに、
前記した請求項4または請求項5に係る発明において、
インサート部材を基板から取り外したならば、インサー
ト部材と基板とを各別に溶解して再利用する発明を請求
項6に係る発明とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のジョー
クラッシャーの固定歯板は、インサート部材装着用の凹
陥部が表側に多数配設され裏側には各凹陥部に連通する
インサート部材押出用の貫通孔が設けられている基板
と、先端が被破砕物を破砕する凸部とされて各凹陥部に
嵌合装着されるブロック状のインサート部材とよりなる
ものであるから、摩耗してジョークラッシャー本体から
取り外されたのちは、そのまま前記した貫通孔を通じて
インサート部材に衝撃を加え、この衝撃により凹陥部か
らインサート部材を容易に取り外してインサート部材と
基板とを分別回収し、鋳造原料として再利用することが
できる。また、本発明のジョークラッシャーの固定歯板
のリサイクル法は、前記したような貫通孔が設けられて
いるときはこの貫通孔を通じてインサート部材に衝撃を
加えて凹陥部からインサート部材を取り外し、貫通孔が
設けられていないときには、基板の裏側から各凹陥部に
連通するインサート部材押出用の貫通孔を機械加工によ
り穿孔し、この貫通孔を通じてインサート部材に衝撃を
加えて凹陥部からインサート部材を取り外してこのイン
サート部材と基板とを有効にリサイクル使用することが
できる。従って、本発明は従来の問題点を解決したジョ
ークラッシャーの固定歯板およびそのリサイクル法とし
て、工業的に有益なものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定歯板と可動歯板との間に形成される
    破砕空間に被破砕物を導いて前記可動歯板の揺動運動に
    より破砕するジョークラッシャーに交換自在に取付けら
    れる前記固定歯板を、インサート部材装着用の凹陥部が
    表側に多数配設され裏側には各凹陥部に連通するインサ
    ート部材押出用の貫通孔が設けられている基板と、先端
    が被破砕物を破砕する凸部とされて各凹陥部に嵌合装着
    されるブロック状のインサート部材とよりなるものとし
    て、前記貫通孔を通じてインサート部材に加えられる衝
    撃により凹陥部からインサート部材を取り外せるように
    したことを特徴とするジョークラッシャーの固定歯板。
  2. 【請求項2】 貫通孔が基板とともに鋳造時に設けられ
    たものである請求項1に記載のジョークラッシャーの固
    定歯板。
  3. 【請求項3】 貫通孔が機械加工により設けられたもの
    である請求項1に記載のジョークラッシャーの固定歯
    板。
  4. 【請求項4】 固定歯板と可動歯板との間に形成される
    破砕空間に被破砕物を導いて前記可動歯板の揺動運動に
    より破砕するジョークラッシャーに交換自在に取付けら
    れる前記固定歯板を、インサート部材装着用の凹陥部が
    表側に多数配設され裏側には各凹陥部に連通するインサ
    ート部材押出用の貫通孔が設けられている基板と、先端
    が被破砕物を破砕する凸部とされて各凹陥部に嵌合装着
    されるブロック状のインサート部材とよりなるものとし
    て、この固定歯板が摩耗したとき、この摩耗した固定歯
    板をジョークラッシャー本体より取り外したうえ、前記
    貫通孔を通じてインサート部材に加えられる衝撃により
    凹陥部からインサート部材を取り外してリサイクルする
    ようにしたことを特徴とするジョークラッシャーの固定
    歯板のリサイクル法。
  5. 【請求項5】 固定歯板と可動歯板との間に形成される
    破砕空間に被破砕物を導いて前記可動歯板の揺動運動に
    より破砕するジョークラッシャーに交換自在に取付けら
    れる固定歯板を、インサート部材装着用の凹陥部が表側
    に多数配設された基板と、先端が被破砕物を破砕する凸
    部とされて各凹陥部に嵌合装着されるブロック状のイン
    サート部材とよりなるものとして、この固定歯板が摩耗
    したとき、この摩耗した固定歯板をジョークラッシャー
    本体より取り外したうえ、基板の裏側から各凹陥部に連
    通するインサート部材押出用の貫通孔を穿孔して、この
    貫通孔を通じてインサート部材に加えられる衝撃により
    凹陥部からインサート部材を取り外してリサイクルする
    ようにしたことを特徴とするジョークラッシャーの固定
    歯板のリサイクル法。
  6. 【請求項6】 インサート部材を基板から取り外したう
    え、インサート部材と基板とを各別に溶解して再利用す
    ることを特徴とする請求項4または5に記載のジョーク
    ラッシャーの固定歯板のリサイクル法。
JP2001169608A 2001-06-05 2001-06-05 ジョークラッシャーの固定歯板 Expired - Fee Related JP4793672B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001169608A JP4793672B2 (ja) 2001-06-05 2001-06-05 ジョークラッシャーの固定歯板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001169608A JP4793672B2 (ja) 2001-06-05 2001-06-05 ジョークラッシャーの固定歯板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002361107A true JP2002361107A (ja) 2002-12-17
JP4793672B2 JP4793672B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=19011658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001169608A Expired - Fee Related JP4793672B2 (ja) 2001-06-05 2001-06-05 ジョークラッシャーの固定歯板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4793672B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007268461A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Komatsu Ltd ジョークラッシャの歯板
KR100768570B1 (ko) 2007-02-23 2007-10-19 주식회사 디앤씨엔텍 도로용 순환골재 획득방법
CN114260048A (zh) * 2021-12-24 2022-04-01 海盐通惠铸造有限公司 一种分体式高灵活超耐磨颚破活动齿板结构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102198410B (zh) * 2011-03-28 2013-01-09 浙江黑白矿山机械有限公司 一种置有自修齿形破碎副的颚式破碎机

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5476574U (ja) * 1977-11-10 1979-05-31
JPS562857A (en) * 1979-06-19 1981-01-13 Nippon Casting Co Ltd Preparation of composite structure member having high wear resistance and high tenacity
JPS59119345U (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 川崎重工業株式会社 ジヨ−クラツシヤ
JPS59154145A (ja) * 1983-02-21 1984-09-03 株式会社 栗本鉄工所 ジヨ−クラツシヤ−用歯板
JPS6448144A (en) * 1987-08-19 1989-02-22 Fujitsu Ltd Response time monitor system
JPH05248101A (ja) * 1992-03-02 1993-09-24 Sango Juki Kk 破砕機の爪

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5476574U (ja) * 1977-11-10 1979-05-31
JPS562857A (en) * 1979-06-19 1981-01-13 Nippon Casting Co Ltd Preparation of composite structure member having high wear resistance and high tenacity
JPS59119345U (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 川崎重工業株式会社 ジヨ−クラツシヤ
JPS59154145A (ja) * 1983-02-21 1984-09-03 株式会社 栗本鉄工所 ジヨ−クラツシヤ−用歯板
JPS6448144A (en) * 1987-08-19 1989-02-22 Fujitsu Ltd Response time monitor system
JPH05248101A (ja) * 1992-03-02 1993-09-24 Sango Juki Kk 破砕機の爪

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007268461A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Komatsu Ltd ジョークラッシャの歯板
KR100768570B1 (ko) 2007-02-23 2007-10-19 주식회사 디앤씨엔텍 도로용 순환골재 획득방법
CN114260048A (zh) * 2021-12-24 2022-04-01 海盐通惠铸造有限公司 一种分体式高灵活超耐磨颚破活动齿板结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4793672B2 (ja) 2011-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5603374B2 (ja) ロールクラッシャーの解砕歯取り外し装置
US6494394B1 (en) Intermediary face plate for saddle-back hammer tip
CN106368259B (zh) 用于拆毁工具的可替换末端
ITTO960097U1 (it) Utensili per martelli demolitori con profilo speciale.
JP2002361107A (ja) ジョークラッシャーの固定歯板およびそのリサイクル法
CN106334599A (zh) 一种粉碎机用的锤片及其制造方法
KR20100131909A (ko) 굴착기 버켓트용 팁 및 그 제조방법
US4461513A (en) Rotary stone-cutting head
KR100931470B1 (ko) 골재 파쇄 햄머 크러셔
JP2002361108A (ja) ジョークラッシャーの使用済固定歯板のリサイクル法
Wright et al. The environmental and cost benefits of using diamond wire for quarrying and processing of natural stone.
US4005906A (en) Impact or demolition tool
CN111495469B (zh) 一种颚板
JP4446545B2 (ja) 複合歯板
JPH067182Y2 (ja) 塊状コンクリ−ト破砕装置
JP4010163B2 (ja) 破砕機用刃物
JPH0938511A (ja) クラッシャ用のジョープレート
CN216440775U (zh) 一种高铬复合陶瓷板锤
CN210522657U (zh) 一种击锤
CN201098622Y (zh) 矿石破碎机构的锤头结构
JPH09271684A (ja) 破砕機用ハンマ
CN214346867U (zh) 一种破碎机耐磨锤头
KR200241968Y1 (ko) 마모방지 강판이 삽입된 탈부착식 암파쇄 장치
CN2247051Y (zh) 一种颚式破碎机的破碎板
JPH0420506Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080428

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4793672

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees