JP2002360989A - 電気洗濯機 - Google Patents

電気洗濯機

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JP2002360989A
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washing tub
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宏 高坂
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  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦が小さく洗浄効果が向上されるととも
に、磨耗耐久性に優れた洗濯槽を備えた電気洗濯機を提
供する。 【解決手段】 水槽4と、該水槽4内に回転可能に設け
られた洗濯槽13と、該洗濯槽13を上記水槽4内で回
転させる駆動モーター19と、前記水槽4の下部より取
り出した前記水槽4内の水を再度上記洗濯槽13の内部
に還流する還流管6と、前記洗濯槽13の内面に形成さ
れた突起体22と、を備えた電気洗濯機において、低摩
擦性有機樹脂と無機物133が含有された表面処理被膜
132を洗濯槽13の内面に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気洗濯機に係
り、より詳しくは表面処理の施された洗濯槽を備えた電
気洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗いやすすぎ工程中に、パルセー
タを使用せず、洗濯槽自体を回転させることによって、
洗濯槽の回転に応じて衣類に水平方向、上下方向などの
複雑な動きを与え、攪拌効果を向上させた洗濯機があ
る。このような洗濯機では、洗濯槽の回転に伴う遠心力
が働いて洗濯槽の内面に衣類が押し付けられやすいの
で、充分な攪拌作用を得るためには、洗濯槽の内面の摩
擦係数をできるだけ低減してすべりをよくする必要があ
る。そのため、洗濯槽の内面には摩擦係数を低減する表
面処理が施されている。この処理は、フッ素樹脂コーテ
ィングなどにより低摩擦性有機樹脂の被膜を形成するも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、洗濯時
の洗濯槽は、衣類と頻繁に接触するため、衣類に縫い付
けられた金属製ボタンやチャックなどの硬質物と擦れて
上記フッ素コーティングの被膜に傷が付きやすかった。
傷が付いた洗濯槽は、外観が悪いだけでなく、その目的
とする性能が長期にわたり持続して得られないという問
題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、摩擦が小さく洗浄効果が向上されると
ともに、磨耗耐久性に優れた洗濯槽を備えた電気洗濯機
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電気洗濯機は、水槽と、該水槽内に回転可能に
設けられた洗濯槽と、該洗濯槽を上記水槽内で回転させ
る洗濯槽駆動手段と、前記水槽の下部より取り出した前
記水槽内の水を再度上記洗濯槽の内部に還流する洗濯水
循環手段と、前記洗濯槽の内面に形成された突起体と、
を備えた電気洗濯機において、摩擦係数が低減される表
面処理を前記洗濯槽の内面に施したことを特徴とする。
【0006】この構成によると、突起体が洗濯槽の底面
に対して一定の角度を持つように固定されているため、
洗濯槽の回転とともに突起体が回転したとき、洗濯物は
その突起体の作用面の影響を受けて上方に突き上げら
れ、より複雑な動きをすることになる。このとき、磨耗
耐久性のある低摩擦係数の表面処理を洗濯槽の内面に施
すことにより、衣類に装着された金属製ボタンやチャッ
クなどの硬質物による表面処理の傷付きをなくし、目的
とする低摩擦性を長期にわたり持続させることが可能と
なる。
【0007】このとき、低摩擦性有機樹脂と無機物が含
有された被膜を前記洗濯槽の内面に形成することによ
り、一回の表面処理で同時に低摩擦性能と磨耗耐久性を
兼ね備えた被膜の形成が可能となる。
【0008】なお、このような洗濯槽は、低摩擦性有機
樹脂と無機物が含有された被膜をあらかじめ形成した平
板金属素材(表面処理済み鋼板)を前記洗濯槽の形状に
加工することにより製造することができ、品質の安定し
た洗濯槽の量産が可能となる。
【0009】更には、低摩擦性有機樹脂と無機物が充填
されたフィルムによるラミネート加工を施して被膜をあ
らかじめ形成した平板金属素材(ラミネート鋼板)を前
記洗濯槽の形状に加工することによっても同様な洗濯槽
を製造でき、上記表面処理済み鋼板の場合と同様に、品
質の安定した洗濯槽の量産が可能となる。
【0010】この場合、洗濯槽としては、ステンレス、
アルミニウム、各種メッキ処理鋼板、チタンおよびチタ
ン合金からなる群より選ばれる少なくとも1種以上の従
来公知の金属材料を好適に使用できる。
【0011】また、前記低摩擦性有機樹脂としては、従
来公知のフッ素樹脂コーティング用樹脂、具体的には、
四フッ化エチレン樹脂、四フッ化エチレン−六フッ化プ
ロピレン共重合体樹脂および四フッ化エチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂からなる群
より選ばれる少なくとも1種以上の樹脂又は四フッ化エ
チレン樹脂、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共
重合体樹脂および四フッ化エチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体樹脂からなる群より選ばれ
る少なくとも1種以上の樹脂とその他の有機樹脂との複
合物を好適に使用できるため、各種の要求品質や作業条
件に応じて樹脂を適材適所に選択できる。
【0012】そして、前記無機物としては、真球状粒子
であるため、有機樹脂の低摩擦性を阻害することなく更
に、磨耗耐久性能を高めることができる。
【0013】前記被膜の膜厚を10〜55μmの範囲と
することで、低摩擦性の被膜に十分な磨耗耐久性を持た
せることができる。この場合、被膜の光沢度を50以下
に抑えることにより、衣類に装着された金属製ボタンや
チャックなどの硬質物により表面処理に細かい傷が入っ
た場合でも、その傷を目立ちにくくすることができ長期
にわたり初期の外観を保つことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の実施
例に限定されず、適当な変形や修飾を追加は可能であ
る。図1は、本発明を具現化した電気全自動洗濯機を示
す側面断面図である。図1において、1は洗濯機本体で
あり、その上面には衣類23を投入する投入口2と開閉
する蓋3が設けてある。4は洗濯機本体1内に支持杆5
により懸架された水槽であり、その底面には還流管6が
あり、該還流管6は循環ポンプ7を介して給水管8に接
続されている。
【0015】この給水管8は洗濯機本体1内を水槽4の
後板外面に沿って上方に伸びるとともに上部先端は水槽
4の上面に臨ませてノズル9が設けてある。また、給水
管8の下端部は、給水バルブ10を介して水道管12に
接続されている。
【0016】13は水槽4内に配設された洗濯槽であ
り、水槽4の下部に設置されたギアボックス15より導
出された洗濯槽回転軸14に固定され、水槽4内で水平
回転する。上記ギアボックス15内のギア(図示せず)
を介して洗濯槽回転軸14と接続されている回転軸16
が導出されており、その下端部にプーリー17が取り付
けられている。プーリー17はベルト18を介して駆動
モーター19のモーター軸20に取り付けられたプーリ
ー21に接続され、駆動モーター19の回転力を得る構
造となっている。
【0017】図2は本発明に係る電気洗濯機の洗濯槽の
斜視断面図であり、上記洗濯槽13の内面には本発明の
低摩擦性能と磨耗耐久性能を兼ね備えた表面処理被膜1
32が施されている。22は、上記洗濯槽13の底面に
対して一定の角度を持つように洗濯槽13の内面の1箇
所に装着された突起体であり、衣類23(図1参照)の
水平方向の慣性力を上下方向に変換する働きを持つ。図
3はその表面処理被膜132の拡大図で、表面処理被膜
132の低摩擦有機樹脂の中には、無機物133が含有
されている。
【0018】次に、洗濯槽13の素材にステンレスなど
の金属製素材を用いた場合の表面処理被膜132の形成
方法について一実施例を述べる。あらかじめ、パンチン
グ、プレス、ロールや溶接による接合などの工程を経て
あらかじめ洗濯槽13の形状に加工を行った洗濯槽の下
地処理を行う。各金属素材に適した方法、例えば、溶剤
やアルカリによる脱脂、または、脱脂とリン酸塩系被膜
処理、クロメート処理、サンドブラスト処理などを行い
塗料の密着性確保と外観不良とならないよう、下地を整
える。ステンレスやアルミニウムの場合では、#80〜
#100メッシュのアルミナ製サンドを用いブラスト処
理を行う。なお、洗濯槽13の素材としては、ステンレ
スに限られず、ステンレス、アルミニウム、各種メッキ
処理鋼板、チタンおよびチタン合金を単独又は組み合わ
せた従来公知の金属材料を好適に使用できる。
【0019】次に、低摩擦性有機樹脂と無機物が含有さ
れた塗料を用い、塗装を行う。本実施例では、シリコー
ン樹脂と四フッ化エチレン樹脂との複合樹脂にカーボン
ブラック、酸化鉄、TiO2などの着色顔料、Ti−
K、真球状ガラスビーズなどの体質顔料などの無機物や
沈降防止剤などの添加剤を添加し塗料化した下塗り塗料
とシリコーン樹脂と四フッ化エチレン樹脂との複合樹脂
にカーボンブラック、酸化鉄、TiO2などの着色顔料
や分散剤を添加し塗料化した上塗り塗料を用いた。な
お、低摩擦性のフッ素樹脂としては、四フッ化エチレン
樹脂に限られず、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレ
ン共重合体樹脂および四フッ化エチレン−パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体樹脂を単独若しくは複
合した従来公知のフッ素樹脂を好適に使用できる。
【0020】次に、上記洗濯槽13の内表面にスプレー
ガンを用い下塗り塗料を塗装する。下塗り塗料は、あら
かじめ混合溶剤で吹き付けに適した粘度に調整し、焼付
け乾燥後下塗り被膜の厚みが10〜35μmになるよう
に吹き付ける。そして、室温で1〜5分セッティング乾
燥を行い、下塗り被膜を形成する。
【0021】次に、下塗り塗料と同様の方法で粘度調整
を行った上塗り塗料を用い、焼付け乾燥後上塗り被膜の
厚みが10〜20μmになるように吹き付け、80〜1
20℃で5〜10分程度の予備乾燥後、380〜400
℃で焼付けを行う。これにより、下塗り被膜に添加され
たTi−K、真球状ガラスビーズなど面抵抗を軽減する
適度な表面粗さと磨耗耐久性能とを向上させる物機物1
33が含まれる下塗り被膜と、低摩擦性を有する上塗り
被膜とからなる表面処理被膜132が形成される。
【0022】また、このようにして表面処理被膜132
を形成した洗濯槽13の内面の光沢度を光沢計によって
測定したところ、その値は50以下であった。従って、
洗濯時に、衣類23に装着された金属製のボタンやチャ
ックなどの硬質物により表面処理被膜132に細かい傷
が入った場合でも、その傷を目立ちにくくすることがで
き、長期にわたり新品同様の外観を保つことができる。
【0023】なお、最適膜厚として下塗り被膜、上塗り
被膜厚10〜15μm、総合被膜厚10〜55μm(好
ましくは、25〜35μm)となるように仕上げるのが
最適である。下塗り被膜が薄いと、磨耗耐久性が低下
し、上塗り被膜が薄いと、低摩擦性能に劣る。また、両
被膜が厚いと焼付け後、被膜にクラックが生じたりフク
レが発生するなど被膜として不良となる頻度が高くな
り、また、塗料も無駄である。
【0024】更に、表面処理被膜132の表面処理済み
鋼板の形成方法について一実施例を述べる。上記実施例
で使用した金属材料のコイルや切板などフラットな材料
を溶剤やアルカリによる脱脂、又は、脱脂とリン酸塩系
被膜処理、クロメート処理などを行い塗料の密着性確保
と外観不良とならないよう、下地を整える。
【0025】次に、塗料を用い、塗装を行う。本実施例
では、ポリエーテルスルホン樹脂に四フッ化エチレン樹
脂パウダーとカーボンブラック、酸化鉄、TiO2など
の着色顔料とTi−K、シリカ、アルミナなどの無機物
と、沈降防止剤などの添加剤を添加し更に、コイルや切
板などのフラットな材料を塗装するに適したロールコー
ターやカーテンコーター用に粘度調整し塗料化した塗料
を用い、後工程で加工曲げされる部分に塗装されないよ
うコーターの巾を調整し、10〜18μmの厚みに塗装
した。なお、乾燥は450℃で90秒の高温短時間焼付
けにより行った。
【0026】そして、この表面処理済み鋼板を洗濯槽1
3の形状に加工することにより、塗料に添加された低摩
擦性を有する四フッ化エチレン樹脂パウダーと摩擦耐久
性を向上させるTi−K、シリカ、アルミナなどの無機
物133が含まれる表面処理被膜132の形成された洗
濯槽13が得られた。なお、このようにして表面処理被
膜132を形成した洗濯槽13の内面の光沢度を光沢計
によって測定したところ、その値は50以下であった。
【0027】なお、洗濯槽13の形状に加工するうえで
設計上表面処理被膜に加工性能が要求される場合、塗料
中の磨耗耐久性を向上させるTi−K、シリカ、アルミ
ナなどの無機物の添加量を必要限度まで少なくし、表面
処理被膜132を形成し、あらかじめ面抵抗を軽減する
適度な表面形状となるように平板加工を行った後、洗濯
槽13を形成することにより同様の効果が得られるので
ある。
【0028】更に、図4を参照して、前記表面処理被膜
132の代わりに四フッ化エチレン樹脂、四フッ化エチ
レン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂などの低摩擦性
有機樹脂に無機物(図示せず)を充填したフィルム13
4を前記実施例で使用した金属材料の平板にラミネート
し、あらかじめ面抵抗を軽減する適度な表面形状となる
ように平板加工を行った後、洗濯槽13を形成すること
により同様の効果を得ることも可能である。また、この
ようにしてフィルム134のラミネートされた洗濯槽1
3の内面の光沢度を光沢計によって測定したところ、そ
の値は50以下であった。
【0029】そして、上記工程を経て作製された洗濯槽
13を電気洗濯機に用いて、傷付きの起こりやすい状況
を想定した試験を実施したところ、従来の表面処理によ
る被膜を形成した洗濯槽に比べ傷付きが少なく、傷が入
っても、金属素材に達することがなかった。また、光沢
が低いため傷が目立ちにくく、外観的に良好な結果を示
した。
【0030】なお、上記の実施の形態では水槽内で水平
回転する洗濯槽を備えた電気洗濯機を例にして説明した
が、本発明はこれに限られず、水槽を備えない電気洗濯
機の洗濯槽や洗濯槽の回転方向が水平ではなく斜めに傾
いたドラム式洗濯機などの洗濯槽に本発明の表面処理を
適用することによっても、同様の効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、低
摩擦性有機樹脂表面が適度な表面形状となるように加工
されているため、耐摩擦性が良好となる。従って、洗濯
槽の回転に応じて衣類に水平、上下などの複雑な動きを
与え、攪拌効果を向上させることが可能となり洗浄効率
が上がるとともに、消費電力の削減や洗濯時間の短縮、
水や洗剤使用量の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気洗濯機の一例を示す側面
断面図である。
【図2】 その洗濯機の洗濯槽を示す斜視断面図であ
る。
【図3】 その洗濯槽の内面に形成された表面処理被
膜を拡大して示す断面図である。
【図4】 その洗濯槽の内面にラミネート加工により
形成された表面処理被膜を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 洗濯機本体 2 投入口 3 蓋 4 水槽 5 支持杆 6 還流管 9 ノズル 13 洗濯槽 14 洗濯槽回転軸 22 突起体 23 衣類 132 表面処理被膜 133 無機物 134 フィルム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に設けられた洗濯槽と、 該洗濯槽を回転させる洗濯槽駆動手段と、 を備えた電気洗濯機において、 摩擦係数が低減される表面処理を前記洗濯槽の内面に施
    したことを特徴とする電気洗濯機。
  2. 【請求項2】 水槽と、 該水槽内に回転可能に設けられた洗濯槽と、 該洗濯槽を上記水槽内で回転させる洗濯槽駆動手段と、 を備えた電気洗濯機において、 摩擦係数が低減される表面処理を前記洗濯槽の内面に施
    したことを特徴とする電気洗濯機。
  3. 【請求項3】 水槽と、 該水槽内に回転可能に設けられた洗濯槽と、 該洗濯槽を上記水槽内で回転させる洗濯槽駆動手段と、 前記水槽の下部より取り出した前記水槽内の水を再度上
    記洗濯槽の内部に還流する洗濯水循環手段と、 前記洗濯槽の内面に形成された突起体と、 を備えた電気洗濯機において、 摩擦係数が低減される表面処理を前記洗濯槽の内面に施
    したことを特徴とする電気洗濯機。
  4. 【請求項4】 低摩擦性有機樹脂と無機物が含有された
    被膜を前記洗濯槽の内面に形成したことを特徴とする請
    求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記洗濯槽は、低摩擦性有機樹脂と無機
    物が含有された被膜をあらかじめ形成した平板金属素材
    を前記洗濯槽の形状に加工することにより製造されるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    電気洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記洗濯槽は、低摩擦性有機樹脂と無機
    物が充填されたフィルムによるラミネート加工を施して
    被膜をあらかじめ形成した平板金属素材を前記洗濯槽の
    形状に加工することにより製造されることを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記洗濯槽は、ステンレス、アルミニウ
    ム、各種メッキ処理鋼板、チタンおよびチタン合金から
    なる群より選ばれる少なくとも1種以上の金属製である
    請求項1〜請求項6のいずれかに記載の電気洗濯機。
  8. 【請求項8】 前記低摩擦性有機樹脂が四フッ化エチレ
    ン樹脂、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合
    体樹脂および四フッ化エチレン−パーフルオロアルキル
    ビニルエーテル共重合体樹脂からなる群より選ばれる少
    なくとも1種以上の樹脂又は四フッ化エチレン樹脂、四
    フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体樹脂およ
    び四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
    テル共重合体樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1
    種以上の樹脂とその他の有機樹脂との複合物である請求
    項4〜請求項7のいずれかに記載の電気洗濯機。
  9. 【請求項9】 前記無機物が真球状粒子である請求項4
    〜請求項8のいずれかに記載の電気洗濯機。
  10. 【請求項10】前記被膜の厚さが10〜55μmの範囲
    である請求項4〜請求項9のいずれかに記載の電気洗濯
    機。
  11. 【請求項11】前記被膜の光沢度を50以下にしたこと
    を特徴とする請求項4〜請求項10のいずれかに記載の
    電気洗濯機。
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