JP2002360692A - 容器兼用注射器の補助グリップ - Google Patents

容器兼用注射器の補助グリップ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器兼用注射器の使用時におけるフィンガー
グリップの指掛部の指保持性を確保すると共に、注射を
円滑、能率的に行えるようにする。 【解決手段】 補助グリップ10は、円形状のフランジ
部材11と、フランジ部材11の後面に結合されて、容
器兼用注射器の本体グリップのフランジが挿入される環
状溝(装着溝)12を内側に形成した装着部材13とを
備えている。フランジ部材11と装着部材13は、一対
の半円形部片(分割体)11A,11B、13A,13
Bに分割され、フランジ部材11の各半円形部片11
A,11Bの一端側の外周部に設けたヒンジとしての薄
肉部14によって相互に連結されている。フランジ部材
11の各半円形部片11A,11Bの他端側は、一方の
外周部に設けた凹溝15と他方の外周部に設けた係合片
14によって係脱可能に連結されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬液を予め充填、
保管しておき使用時に包装から取り出して直ぐに使用す
る容器兼用注射器において、使用時に容器兼用注射器の
シリンダの後端部に嵌着されている指掛用の本体グリッ
プに装着して使用する補助グリップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】前記容器兼用注射器は、病医院内におい
て煩雑な操作をすることなく、包装から取り出して直ぐ
に使用できるので、利便性に優れ、医師や看護婦の作業
の軽減に大変に役立ち、このため、多くの病医院で採用
されるようになって来ている。従来の容器兼用注射器
は、ガラス製の円筒状のシリンダの先端と後端に、注射
針を取り付ける筒先部とフィンガーグリップ(本体グリ
ップ)とを、それぞれ、合成樹脂で作製して嵌着するこ
とにより、前記シリンダの素材であるガラスの医薬品に
対する安全性を最大限に利用すると共に、その弱点であ
るガラスの破損のし易さを、前記シリンダの両端の弾力
性を有する合成樹脂製の部品(筒先、本体グリップ)で
補っている。
【0003】特に、本体グリップは、容器兼用注射器の
滅菌、薬液充填、組立、包装等の作業の際、ガラス製シ
リンダの端面を破損から守りながら整列や機械での搬
送、位置決め等の工程に重要な役割を果たしている。し
かし、それらの工程の中で容器兼用注射器のハンドリン
グに必要なスペース、作業の安定性、包装の大きさ等の
点を考慮して、本体グリップは、その形状や寸法を限ら
れた範囲のものに定められ、特に寸法はあまり大きくで
きない制限がある。
【0004】容器兼用注射器のシリンダに設けたフィン
ガーグリップの大きさが小さいと、該容器兼用注射器を
使用する際、使用者の指が本体グリップに十分に引っ掛
けるかけることができず、安定した状態で容器兼用注射
器を支持して注射することができないおそれがあるの
で、使用時に、シリンダに設けた本体グリップに対し、
別に用意した本体グリップより大きな補助グリップを装
着して注射することが提案され、そのような補助グリッ
プが、例えば、特許第2814983号公報、特開平8
−731号公報、登録実用新案第3006419号公報
等により知られている。
【0005】これらの公報に記載されている補助グリッ
プは、いずれも、容器兼用注射器のシリンダと一体に形
成された本体グリップに装着して使用するものであり、
そのフランジ部の外形は、前記シリンダの直径方向の両
側に突出した指掛部を長径とし、該指掛部と直角な方向
の部分を短径とした楕円形状、矩形状、もしくはそれら
に近い方向性を有する形状に形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、病医院では、
医師や看護婦が注射をする際、容器兼用注射器の筒先に
取り付けた注射針の刃先を確認して、その刃面を上に向
けた位置で注射をしているが、そのときには、フィンガ
ーグリップ(補助グリップ)の指掛部の位置が注射のし
易い都合の良い位置になっていなければならない。しか
しながら、前記のように補助グリップが方向性を有する
形状に形成されていると、補助グリップを容器兼用注射
器のシリンダの本体グリップに無造作に装着した場合、
補助グリップの指掛部の位置が、注射針の刃面を上に向
けた状態で注射に都合の良い位置になるとは限らない。
【0007】このため、医師や看護婦は、容器兼用注射
器に従来の補助グリップを使用して注射をする際には、
常に、注射針の刃面位置を確認して、その位置に指掛部
もしくは指掛部に直角な方向の部分の位置が合うように
して補助グリップを本体グリップに装着するか、もしく
は補助グリップを本体グリップに装着後軸回りに回転さ
せ、指掛部やその直角な方向の部分の位置を注射針の刃
面位置に合わせる操作をしなければならない。したがっ
て、従来の補助グリップでは、注射に際して注射針の刃
面と指掛部等の位置を合わせるための無駄な作業が必要
となり、円滑で能率的な注射が行えない問題があった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、容器兼用注射器の使用時にフィンガーグリッ
プの指掛部の指保持性が確保されると共に、注射針の刃
面と指掛部等との位置合わせ作業が不要であり、注射が
円滑、能率的に行える利便性を良くした容器兼用注射器
の補助グリップを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、以下の点を特徴としている。すなわち、
請求項1に係る容器兼用注射器の補助グリップは、容器
兼用注射器のシリンダの後端部に円筒状部を介して嵌着
した本体グリップに装着して使用する補助グリップであ
って、外径が前記本体グリップに設けた指掛部より大径
の全方位形状に形成され、中心部に本体グリップの円筒
状部を挿通する装着穴が設けられている平板状のフラン
ジ部材と、該フランジ部材の後面に一体に結合して設け
られ、前記本体グリップの指掛部を挿入する装着溝が形
成されると共に、中心部に前記シリンダに挿入されるプ
ランジャロッドの直径より大径で、前記指掛部より小径
の貫通穴が設けられている装着部材と、前記フランジ部
材と装着部材とに設けられて前記装着穴と装着溝と貫通
穴とを側方に開口し、前記フランジ部材と装着部材との
本体グリップへの着脱を許容する開放部と、該開放部を
経て前記フランジ部材と装着部材が本体グリップから離
脱するのを防止する係止部とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】前記容器兼用注射器の補助グリップにおい
ては、使用直前に、補助グリップを、その装着溝の位置
が本体グリップの指掛部の位置に合う状態にして、フラ
ンジ部材と装着部材の開放部を通して横から本体グリッ
プに装着すると、その装着状態が係止部を介して維持さ
れる。補助グリップの本体グリップからの取り外し時
は、係止部に適度の力を加えてそれを弾性変形させて開
放部を開いて、補助グリップを横方向に本体グリップか
ら脱出させる。
【0011】この容器兼用注射器の補助グリップによれ
ば、補助グリップが本体グリップの外側に装着されて使
用されるものであるので、フランジ部材によって十分な
大きさの指掛部としての面積が得られると共に、補助グ
リップのフランジ部材の外形形状が全方位形状に形成さ
れているので、容器兼用注射器の注射針の刃面を注射の
し易い位置に向けても、本体グリップの指掛部の方向に
関係なく、補助グリップは常に指掛けのし易い状態にあ
って指保持性が確保されるため、注射針の刃面と指掛部
との位置合わせ作業が不要であり、注射を円滑、かつ能
率的に行える。
【0012】請求項2に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップは、請求項1に記載の補助グリップにおいて、フラ
ンジ部材と装着部材はそれらの径方向の分割面で複数に
分割された分割体からなり、フランジ部材と装着部材の
少なくとも一方に、前記分割面のうちの1つの特定分割
面側を常時離間して前記開放部を形成するように付勢し
て隣接する分割体を外周側で相互に連結するヒンジが設
けられると共に、前記フランジ部材と装着部材の本体グ
リップへの脱着時に、前記特定分割面側における前記開
放部を開閉すべくその両側に隣接する分割体を相互に連
結、解除するようにしてなる前記係止部が設けられてい
ることを特徴とする。この容器兼用注射器の補助グリッ
プによれば、本体グリップの指掛部に装着したときにフ
ランジ部材の周囲に開放部が生じないので、容器兼用注
射器の注射針の刃面を注射のし易い位置においた状態で
使用者が指掛けを常に良好に行える。
【0013】請求項3に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップは、請求項1または2に記載の補助グリップにおい
て、装着溝は、本体グリップの指掛部の長さ寸法に対応
する直径の環状溝に形成されていることを特徴とする。
この容器兼用注射器の補助グリップによれば、本体グリ
ップに指掛部の方向を気にしないで、補助グリップを本
体グリップに容易、迅速に装着できる。
【0014】請求項4に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップは、請求項2または3に記載の補助グリップにおい
て、係止部は、特定分割面に隣接する2つの分割体の一
方における分割面の近傍に設けられた凹溝と、他方にお
ける分割面の近傍に設けられ、前記凹溝に対し常時係合
する側へ付勢され、かつ係脱可能な係合片とを備えてい
ることを特徴とする。この容器兼用注射器の補助グリッ
プによれば、補助グリップを本体グリップに装着した後
に開放部を閉じて確実に本体グリップに支持させること
ができる。
【0015】請求項5に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップは、請求項4に記載の補助グリップにおいて、フラ
ンジ部材と装着部材は、合成樹脂材料からなり、分割体
を連結するヒンジが自由状態で開放部を形成するよう
に、かつ係合片が凹溝に係合される付勢状態になるよう
に一体に成形してなることを特徴とする。この容器兼用
注射器の補助グリップによれば、本体グリップへ横方向
から簡単に着脱でき、容器兼用注射器の注射時に指掛部
に開放部が生じない補助グリップを1つの成型品として
容易に製作することができる。
【0016】請求項6に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップは、請求項1に記載の補助グリップにおいて、フラ
ンジ部材と装着部材は合成樹脂材料からなり、装着溝
は、本体グリップの指掛部に外接する長方形状に形成さ
れ、係止部は、前記装着部材の開放部の内側位置におい
て、該開放部の開口寸法を前記指掛部の長さ寸法より所
定寸法だけ小さくなるように、前記装着部材に開放部の
両側から対向して突出して設けた突起によって形成され
ていることを特徴とする。この容器兼用注射器の補助グ
リップによれば、形状が単純であり、厚さ寸法も小さく
されて包装がコンパクトな形態となるので、製作、取扱
が容易である。
【0017】請求項7に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップは、請求項1に記載の補助グリップにおいて、フラ
ンジ部材の前面に本体グリップの円筒状部に嵌合する円
筒部材が一体に接合して設けられ、該円筒部材の側方に
は、開放部の前記フランジ部材の周方向における位置と
同一の位置に、前記本体グリップの円筒状部の直径より
所定寸法だけ小さい間隔を有する開口部が設けられると
共に、前記円筒部材の前記フランジ部材との接合部位置
には、前記開口部側から円筒部材を横断する方向のスリ
ットが形成されていることを特徴とする。この容器兼用
注射器の補助グリップによれば、前記円筒部材を本体グ
リップの円筒部の回りに軽い力で回転させることによ
り、容器兼用注射器の注射針の刃面との関係でフランジ
部材の開放部の位置を指掛けに支障のない位置へ移動調
節できる。
【0018】請求項8に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップは、請求項1に記載の補助グリップにおいて、フラ
ンジ部材の装着穴は、本体グリップの円筒状部に嵌合す
る穴として形成され、係止部は、前記装着穴の開放部の
内側位置において、開放部の開口寸法を前記本体グリッ
プの円筒状部の直径寸法より所定寸法だけ小さくなるよ
うに、前記フランジ部材に開放部の両側から対向して突
出させて設けた突起によって形成されると共に、該係止
部の背部側には前記装着穴から延長するスリットが開放
部に沿って設けられていることを特徴とする。この容器
兼用注射器の補助グリップによれば、スリットによって
係止部に弾力性が良好に付与され、本体グリップへの着
脱が容易に行え、形状も単純であり、取扱が円滑にでき
る。
【0019】請求項9に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップは、請求項7または8に記載の補助グリップにおい
て、装着溝は、本体グリップの指掛部が嵌合する直径の
環状溝に形成され、その開口部側が該環状溝の直径の大
きさで開放されていることを特徴とする。この容器兼用
注射器の補助グリップによれば、本体グリップの指掛部
の方向に関係なく、簡単に補助グリップを本体グリップ
に装着できる。
【0020】請求項10に係る容器兼用注射器の補助グ
リップは、請求項1〜9のいずれかに記載の補助グリッ
プにおいて、フランジ部材は外径が円形である全方位形
状に形成されていることを特徴とする。この容器兼用注
射器の補助グリップによれば、フランジ部材の外径形状
が円形であるから、フランジ部材に対する指の掛かり具
合が良好で扱い易く、補助グリップの製作も容易にでき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
容器兼用注射器の補助グリップについて添付図面を参照
して説明する。先ず、補助グリップを装着して使用する
容器兼用注射器1は、図4に示すように、ガラス製の円
筒状のシリンダ2と、該シリンダ2の先端に嵌着した筒
先3と、シリンダ2の後端に嵌着したフィンガーグリッ
プ(本体グリップ)4と、シリンダ2の後端側からシリ
ンダ2内に先端側を挿入されたプランジャロッド5とを
備えている。前記筒先3は、詳細は図示しないが、その
先端部が直接接着方式、ルアー・チップ方式、ルアー・
ロック方式による注射針の取付部3aとなっている。
【0022】また、図示しないが、前記シリンダ2内に
は、その先端側と後端側に挿入された一対のゴム製のス
トッパの間に薬液が充填され、前記プランジャロッド5
の先端部が後端側のストッパにねじ込まれて連結されて
いる。前記本体グリップ4は、弾力があり高温による滅
菌が可能な材質の合成樹脂からなり、円筒状部4aの後
端部にフランジ4bを一体に結合して構成され、前記円
筒状部4aがシリンダ2の後端に嵌着して設けられてい
る。また、本体グリップ4は、そのシリンダ2への嵌着
部に細いリブ等が設けられ、適度な摩擦の付与により嵌
着力を高められていると共に、前記フランジ4bの中心
穴部は、前記シリンダ2の内径より僅かに小さく形成さ
れて、前記後端側のストッパがシリンダ2外へ抜け出る
のを防止している。
【0023】また、前記本体グリップ4のフランジ4b
は、図5、図6に示すように、正面視で矩形状に形成さ
れ、円筒状部4a(シリンダ2)の直径方向の両側に延
長した長径部が指掛部4c,4cとされ、該指掛部4
c,4cに直角な部分が前記円筒状部4aに外接する円
弧状の平滑面4d,4dとされている。通常、本体グリ
ップ4のシリンダ2の周方向における嵌着位置は、前記
フランジ4bにおける一対の指掛部4c,4cまたは平
滑面4d,4dの一方の位置(本体グリップ4の特定位
置)が、前記注射針の刃面のシリンダ2の周方向におけ
る位置(刃面位置)と位相が一致する角度位置に設定さ
れている。
【0024】次に、容器兼用注射器1に装着して使用す
る第1の実施の形態に係る補助グリップ10は、合成樹
脂材料で作製され、図1〜図3に示すように、外形が円
形状をした平板からなるフランジ部材11と、該フラン
ジ部材11の後面に一体に結合されて、前記容器兼用注
射器1の本体グリップ4のフランジ4bが挿入される環
状溝(装着溝)12を内側に形成され、かつ外形が前記
フランジ部材11より小径の円形状をした装着部材13
とを備えている。前記環状溝12は、その直径が前記本
体グリップ4の指掛部4cの長さ寸法(正確には、本体
グリップ4の円筒状部4aの中心を通る対角線上にある
指掛部4c,4cの角部間の距離L(図6参照))と同
一とされ、その溝幅が外周側で前記本体グリップ4のフ
ランジ4bの幅に等しく、外周側から中心側に向けて徐
々に僅かに広がる形状に形成されている。
【0025】また、前記フランジ部材11と装着部材1
3の中心部には、ほぼ同一直径の装着穴11aと貫通穴
13aとが設けられている。前記装着穴11aの直径
は、前記本体グリップ4の円筒状部4aの外径より僅か
に大きくされ、また、前記貫通穴13aの直径は、容器
兼用注射器1のプランジャーロッド5の外径より大き
く、前記環状溝12の直径より小さく形成されていれば
よく、必ずしも前記装着穴11aと同一にしなくてもよ
い。
【0026】さらに、前記フランジ部材11と装着部材
13は、それらの中心を通る直径方向の位置でそれらの
軸方向に沿った分割面fで切断されて、それぞれ、一対
の半円形部片(分割体)11A,11B、13A,13
Bに分割されている。フランジ部材11の各半円形部片
11A,11Bにおける一方の外周部(一端部)には、
各半円形部片11A,11Bの当接面(分割面)f1側
に凹部11b,11cを対向して形成することによって
ヒンジとしての薄肉部14が設けられ、該薄肉部14に
よって各半円形部片11A,11Bが相互に連結されて
いる。前記フランジ部材11と装着部材13の半円形体
片11A,11B、13A,13Bは、自由状態では前
記薄肉部14の弾力性によって薄肉部14が設けられて
いない特定分割面f2側(他端部側)が開口した開放部
17(図6参照)となっている。
【0027】一方、前記フランジ部材11の各半円形部
片11A,11Bにおける他方の外周部には、各半円形
部片11A,11Bの当接面(特定分割面)f2の近傍
に位置して、一方の半円形部片11AにV字状の凹溝1
5が設けられ、他方の半円形部片11Bに前記凹溝15
に係脱可能な係合片16が設けられている。前記凹溝1
5と係合片16とで前記フランジ部材11と装着部材1
3の開放部17を開閉可能に連結し、補助グリップ10
を本体グリップ4に装着後にそこから不用意に離脱する
のを防止する係止部18を構成している。
【0028】前記係合片16は、一方の半円形部片11
A側に向けて突き出した突起部16aとその反対側に延
長された押圧部16bとを有し、中央部が他方の半円形
部片11Bの外周部における当接面の近傍に一体に結合
されている。そして、前記係合片16は、図5に示すよ
うに、各半円形部片11A,11Bの当接面が当接され
たときに、前記凹溝15に前記突起部16aが突入する
ように常時付勢され、前記押圧部16bをその付勢力に
抗して押圧すると、突起部16aを凹溝15から離脱で
きるようになっている。
【0029】前記補助グリップ10においては、筒先3
の取付部3aに注射針を取り付けシリンダ2の後端にプ
ランジャーロッド5を取り付けた容器兼用注射器1で注
射をする際に、その注射の直前に補助グリップ10を包
装から取り出し、装着溝12の位置が容器兼用注射器1
の本体グリップ4のフランジ4bの位置に合う状態にし
て、図6に示すように、フランジ部材11と装着部材1
3の開放部17を通して横から本体グリップ4bに被せ
るようにして装着する。
【0030】その際、前記開放部17を閉じて前記特定
分割面f2で半円形部片11A,11Bが当接された時
点で係合片16の突起部16aが凹溝15内に突入し、
その装着状態が維持される。補助グリップ10を本体グ
リップ4に装着した状態で容器兼用注射器1で注射が終
わったときは、前記係合片16の押圧部16bを押して
突起部16aを凹溝15から外して、前記半円形部片1
1A,11Bを薄肉部14を中心にして特定分割面f2
側を分離して前記開放部17を開くと、補助グリップ1
0は本体グリップ4から横方向に容易に取り外すことが
でき、繰り返し使用が可能である。
【0031】前記実施の形態の補助グリップ10によれ
ば、本体グリップ4の外側に装着されて使用されるもの
であるので、前記フランジ部材11によって十分な大き
さの指掛部としての面積が得られると共に、フランジ部
材11の外形形状が円形に形成されているので、容器兼
用注射器1のシリンダ2を回転して注射針の刃面を注射
のし易い位置(上向き位置)に向けても、本体グリップ
4の指掛部4cの方向に関係なく、補助グリップ10の
指掛部(フランジ部材11)が常に面積の広い指掛けの
し易い状態とすることができる。
【0032】また、補助グリップ10は、本体グリップ
4に装着した後は、凹溝15と係合片16との係合で前
記フランジ部材11と装着部材13の各半円形体片11
A,11B、13A,13Bがしっかりと閉じた状態を
維持されるので、前記装着後から医師による注射時まで
安定した装着状態が保証され、容器兼用注射器1の取り
扱い中に不用意に脱落するのを防止することができる。
したがって、注射の際の指保持性が確保され、注射針の
刃面と本体グリップ4の指掛部4cとの位置合わせ作業
が不要であり、注射を円滑に、能率良く行うことができ
る。
【0033】なお、前記補助グリップ10は、合成樹脂
材料に限らず他の材料で製作してもよいが、合成樹脂材
料で製作すると、フランジ部材11の半円形部片11
A,11Bを一端部でヒンジとしての薄肉部14を介し
て連結し、該薄肉部14の弾力性を利用して他端部側が
開放される状態にされ、かつ係合片16がその突起部1
6aを凹溝15に突入する方向に弾力的に付勢された状
態にされてなるフランジ部材11と装着部材13の各分
割体11A,11B、13A,13Bを、射出成形等に
よって一体物の成型品として容易に製作することができ
る。前記薄肉部14に代えて、薄い金属製の板バネ等を
インサート成形等により各半円形部片11A,11Bに
跨って埋め込むことによってヒンジを形成してもよく、
同様に、係合片16を可撓性の金属片等を半円形部片1
1Bに埋め込んで構成してもよい。
【0034】また、前記補助グリップ10では、前記装
着部材13をフランジ部材11より小径に形成したが、
これに限らず、同径に形成して両者を1つの円盤状に形
成してもよく、また、前記ヒンジと、凹溝15と係合片
16とからなる係止部18をフランジ部材11に設けた
が、これに限らず、装着部材13に設けたり、フランジ
部材11と装着部材13の双方に跨って設けるようにし
てもよい。さらに、前記実施の形態の補助グリップ10
は、前記フランジ部材11と装着部材13とを分割面f
で分割してなる2つの分割体としての半円形部片11
A,11B、13A,13Bで構成されているので、構
成が簡単になって好ましいが、これに限らず、3つ以上
の分割体で構成することができる。この場合、1つの特
定分割面側に係止部を設け、他の分割面側において各分
割体の隣接するもの同士を相互にヒンジで連結するよう
にする。
【0035】次に、容器兼用注射器1に装着して使用す
る第2の実施の形態に係る容器兼用注射器の補助グリッ
プ20について図7〜9を参照して説明する。前記補助
グリップ20は、合成樹脂材料で作製され、図7に示す
ように、外形が円形状をした平板からなるフランジ部材
21と、該フランジ部材21の後面に一体に結合され
て、前記容器兼用注射器1の本体グリップ4のフランジ
4bが挿入される装着溝22を内側に形成した外径がフ
ランジ部材21と同径の円形状の装着部材23とを備え
ており、全体として1つの円盤状に形成されている。
【0036】前記装着溝22は、正面視で矩形状に形成
され、その長辺部の長さが前記本体グリップ4の指掛部
4cの最大長さ寸法と同一とされ、その短辺部の長さが
本体グリップ4の平滑面4dの最大幅寸法と同一とさ
れ、本体グリップ4の各指掛部4c,4cと一方の平滑
面4dとに対し5点で外接するようになっている。ま
た、前記装着溝22の溝幅は、全体に平行であって、前
記本体グリップ4のフランジ4bの厚さより僅かに大き
く設定されている。また、前記フランジ部材21と装着
部材23の中心部には、装着穴21aと貫通穴23aと
が設けられている。前記装着穴21aの直径は、前記本
体グリップ4の円筒状部4aの外径より僅かに大きくさ
れ、また、前記貫通穴23aの直径は、容器兼用注射器
1のプランジャーロッド5の外径より大きく、前記装着
溝22の短辺部の寸法より小さく形成されている。
【0037】前記フランジ部材21と装着部材23とに
は、それらの周方向における同一位置において、前記装
着穴21aと装着溝22と貫通穴23aとを側方に開口
する開放部21b,22a,23bがそれぞれ設けられ
ている。フランジ部材21の開放部21bはその開口寸
法が前記装着穴21aの直径と同一とされ、装着部材2
3の開放部23bはその開口寸法が前記貫通穴23aの
直径と同一とされており、前記容器兼用注射器1の本体
グリップ4の円筒状部4aとプランジャーロッド5を側
方から装着穴21aと貫通穴23aに挿入できるように
なっている。
【0038】また、前記装着溝22の開放部22aは、
その開口寸法が外端部(入口端部)で前記本体グリップ
4の指掛部4c,4cの最大長さ寸法より僅かに大きく
され、かつ内側に向けて徐々に小さくなるように傾斜さ
れており、装着溝22との交差部である内端部(内側位
置)に、該装着溝22の長辺部の寸法より開口寸法を小
さくすべく一対の段差部(突起)22b,22bが対向
して設けられている。前記段差部22b、22bは、補
助グリップ20を本体グリップ4に装着後にそこから不
用意に離脱するのを防止する係止部を構成している。
【0039】そして、前記本体グリップ4に対し補助グ
リップ20を着脱する際に、補助グリップ20に、小さ
な力を加えるだけで、その素材である合成樹脂材料の柔
軟性によって、前記本体グリップ4の指掛部4c,4c
が段差部22b,22bの開口寸法を広げて装着溝22
内に押し入れられ、また、前記段差部22b,22bを
乗り越えて装着溝22の内側から前記指掛部4c,4c
を外側に取り出すことができるようになっている。前記
指掛部4c,4cは前記装着溝22の長辺部の壁面と前
記段差部22b,22bによって横方向(開放部21
b,22a,23bの開口方向)への位置決めがなされ
る。
【0040】この実施の形態の補助グリップによれば、
容器兼用注射器1の本体グリップ4に対し補助グリップ
20を横方向からワンタッチで着脱できると共に、本体
グリップ4指掛部4cの方向に関係なく、常に補助グリ
ップ20の広い面積の指掛部(フランジ部材21)に指
を掛けて注射ができて、したがって、注射時の指保持性
が確保され、注射針の刃面と本体グリップ4の指掛部4
cとの位置合わせ作業が不要となり、注射を円滑、能率
よく行うことができる。しかも、形状が単純であり、厚
さ寸法も小さくされて包装がコンパクトな形態となるの
で、製作、取扱が容易である。
【0041】次に、容器兼用注射器1に装着して使用す
る第3の実施の形態に係る容器兼用注射器の補助グリッ
プ30について図10〜13を参照して説明する。前記
補助グリップ30は、合成樹脂材料で作製され、図10
に示すように、外形が円形状をした平板からなるフラン
ジ部材31と、該フランジ部材31の後面に一体に結合
されて、外形が前記フランジ部材31より小さく形成さ
れたU字形状の装着部材32とを備えている。該装着部
材32の内側には、前記容器兼用注射器1の本体グリッ
プ4のフランジ4b(指掛部4c,4c)が挿入、嵌合
される装着溝33が、装着部材32の外形と相似形のU
字形状に形成して設けられている。
【0042】前記装着溝33は、U字の円弧部33aに
相当する部分の環状溝の直径が前記本体グリップ4の指
掛部4c,4cの長さ寸法(正確には、本体グリップ4
の円筒状部4aの中心を通る対角線上にある指掛部4
c,4cの角部間の距離L(図6参照))より僅かに大
きくされ、U字の開口部に相当する部分が前記円弧部
(環状溝)33aの直径と同一の間隔を有する開放部3
3bとなっている。また、前記装着溝22の溝幅は、全
体に平行であって、前記本体グリップ4のフランジ4b
の厚さより僅かに大きく設定されている。
【0043】また、前記フランジ部材31と装着部材3
2の中心部には、装着穴31aと貫通穴32aとが設け
られている。前記装着穴31aの直径は、前記本体グリ
ップ4の円筒状部4aの外径より僅かに大きくされ、ま
た、前記貫通穴32aの直径は、容器兼用注射器1のプ
ランジャーロッド5の外径より大きく、前記本体グリッ
プ4の指掛部4c,4cの長さ寸法より小さく形成され
ている。前記フランジ部材31と装着部材33とには、
前記装着穴31aと貫通穴32aとを側方に開口する開
放部31b,32bが、それらの開口方向をフランジ部
材31の周方向において、前記装着溝33の開放部33
bの位置と一致させてそれぞれ設けられている。フラン
ジ部材31の開放部31bはその開口寸法が前記装着穴
31aの直径と同一とされ、装着部材32の開放部32
bはその開口寸法が前記貫通穴32aの直径と同一とさ
れており、前記容器兼用注射器1の本体グリップ4の円
筒状部4aとプランジャーロッド5を側方から装着穴3
1aと貫通穴33aに挿入できるようになっている。
【0044】前記フランジ部材31の前面には、前記装
着穴31aと同心にして円筒部材34が一体に接合して
設けられている。該円筒部材34は、内径が前記本体グ
リップ4の円筒状部4aの直径と同一とされ、前記フラ
ンジ部材31の周方向における開放部31bの位置と一
致する側方位置に、開口寸法を前記円筒状部4aの直径
より所定寸法だけ小さくした開放部34aが設けられて
いる。また、前記円筒部材34には、フランジ部材31
との接合部において、前記開放部34a側から円筒部材
34を横断する方向のスリット35,35が開放部34
aの両側に形成されている。各スリット35,35の閉
鎖端部は円筒部材34の中心位置より所定距離だけ開放
部34aの反対側へ寄った位置まで達している。
【0045】前記円筒部材34の開放部34a側の前記
スリット35,35に対応する部分は、補助グリップ3
0を本体グリップ4に装着後にそこから不用意に離脱す
るのを防止する係止部を構成し、その内径を、本体グリ
ップ4の円筒状部4aの直径と同じ大きさにせずに、図
12に示すように、円筒部材4aの直径より僅かに小さ
くすると、円筒部材34は、スリット35にもとづく開
放部34a側の柔軟性によって、補助グリップ30を本
体グリップ4に横から嵌め込んだとき、前記円筒状部4
aを抱き込むように押さえるので、補助グリップを本体
グリップに対し軽い力で回すことができるが、自由に回
らないようにすることができる。
【0046】また、前記装着部材32は、外形形状をU
字状に形成したが、これに限定する必要はなく、フラン
ジ部材31と同様な大きさにして該フランジ部材31と
合わせた1個の円盤状にしたり、その他の形状であって
もよい。装着溝33の形状もU字状に限らず、環状、そ
の他の形状で本体グリップ4の指掛部4c、4cが挿入
される形状であればよいが、前記のように本体グリップ
4の指掛部4c,4cの長さ寸法より僅かに大きい開放
部33bの開口寸法と円弧部33aの直径としたU字状
にすると、本体グリップ4の指掛部4c,4cの方向を
気にせずに、補助グリップ30を本体グリップ4に簡単
に装着できる。
【0047】この実施の形態の補助グリップ30におい
ても、前記実施の形態の補助グリップ20と同様に、容
器兼用注射器1の本体グリップ4に対し補助グリップ3
0を横方向からワンタッチで着脱できると共に、本体グ
リップ4指掛部4cの方向に関係なく、常に補助グリッ
プ20の広い面積の指掛部(フランジ部材21)に指を
掛けて注射ができて、したがって、注射時の指保持性が
確保され、注射針の刃面と本体グリップ4の指掛部4c
との位置合わせ作業が不要となり、注射を円滑、能率よ
く行うことができる。しかも、円筒部材34を本体グリ
ップの円筒状部4aの回りに回転させることにより、容
器兼用注射器1の注射針の刃面との関係でフランジ部材
31の開放部31bの位置を指掛けに支障のない位置へ
容易に移動調節できる。
【0048】次に、容器兼用注射器1に装着して使用す
る第4の実施の形態に係る容器兼用注射器の補助グリッ
プ40について図14、15を参照して説明する。前記
補助グリップ40は、合成樹脂材料で作製され、図14
に示すように、外形が円形の周囲を所定間隔をあけて削
り落として多角形状にし、多角形の角部に円弧状部を残
した形状の平板からなるフランジ部材41と、該フラン
ジ部材41の後面に一体に結合されて、前記容器兼用注
射器1の本体グリップ4のフランジ4b(指掛部4c,
4c)が挿入、嵌合される装着溝42を内側に形成した
外径がフランジ部材21と同径の円形状の装着部材43
とを備えており、全体として1つの平らな円盤状に形成
されている。
【0049】前記装着溝42は、前記本体グリップ4の
指掛部4cの長さ寸法(正確には、本体グリップ4の円
筒状部4aの中心を通る対角線上にある指掛部4c,4
cの両側の角部間の距離L(図6参照))より僅かに大
きくされた環状溝である円弧部42aと、装着部材43
の側方に開口し開口寸法が該円弧部42aの直径と同一
にした開放部42bとでU字状に形成されており、ま
た、前記装着溝42の溝幅は、全体に平行であって、前
記本体グリップ4のフランジ4bの厚さより僅かに大き
く設定されている。
【0050】前記フランジ部材41と装着部材43の中
心部には、装着穴41aと貫通穴43aとが設けられて
いる。前記装着穴41aの直径は、前記本体グリップ4
の円筒状部4aの外径と同一にされ、前記貫通穴43a
の直径は、容器兼用注射器1のプランジャーロッド5の
外径より大きく、前記装着溝42の直径より小さく形成
されている。前記フランジ部材41と装着部材43とに
は、それらの周方向における位置に関し前記装着溝42
の開放部42bの開口方向に一致させて、前記装着穴4
1aと貫通穴43aとを側方に開口する開放部41b,
43bがそれぞれ設けられている。
【0051】前記フランジ部材41の開放部41bは、
その開口寸法が、外側(入口側)において前記装着穴4
1aの寸法より僅かに大きくされ、内側位置(装着穴4
1bの中心より所定距離だけ外側に寄った位置)におい
て、フランジ部材41に開放部41bの両側から対向し
て突出させて設けた突起44,44によって、前記装着
穴41aの寸法より所定寸法だけ小さくするように形成
され、前記突起44の内外の両側には傾斜面44a,4
4bが設けられている。前記突起44,44は、補助グ
リップ40を本体グリップ4に装着後にそこから不用意
に離脱するのを防止する係止部を構成している。
【0052】また、前記開放部41bの両側(両背部
側)には、前記装着穴41aの直径方向の両側位置から
該直径方向に切り込まれた後、開放部43bの開口面に
沿って外側に向けて延長されたスリット45,45がフ
ランジ部材41に形成されている。また、装着部材43
の開放部43bはその開口寸法が前記貫通穴43aの直
径と同一とされており、前記容器兼用注射器1の本体グ
リップ4の円筒状部4aとプランジャーロッド5を側方
から前記開放部41b,43bを通して装着穴41aと
貫通穴43aに挿入できるようになっている。
【0053】この実施の形態に係る補助グリップ40に
よれば、前記スリット45,45を設けることによって
前記突起(係止部)44,44に良好に弾力性が付与さ
れるので、前記本体グリップ4に補助グリップ40を着
脱する際に、補助グリップ40に、小さな力を加えるだ
けで、前記本体グリップ4の円筒状部4aが前記突起4
4,44の相互間の開口寸法を広げて装着穴41a内に
押し入れられ、また、前記突起44,44を乗り越えて
装着穴41aの内側から外側に取り出すことができる。
したがって、前記実施の形態の補助グリップ10,2
0,30と同様に注射時の指保持性が確保され、注射針
の刃面と本体グリップ4の指掛部4cとの位置合わせ作
業が不要となり、注射を円滑、能率よく行うことができ
るのは勿論のこと、補助グリップ40の本体グリップ4
への着脱が容易に行え、形状も単純であり、包装がコン
パクトにでき、取扱も円滑にできる。
【0054】なお、前記第1〜第4の実施の形態に係る
容器兼用注射器の補助グリップ10,20,30,40
においては、フランジ部材11,21,31の外形形状
を円形にして形状における方向性をなくした全方位形状
に形成してたので、指掛けを行う部分が滑らかであり、
使用者が楽に指を掛けることができて機能上好ましい
が、フランジ部材の全方向性形状は、円形に限定される
ことはなく、円形もしくはそれに近い楕円に内接する角
部を鈍角にした多角形によって、または、円形もしくは
それに近い楕円の周囲の複数個所を削り落として円弧部
を一部残した多角形状によって構成してもよい。このよ
うに多角形もしくは多角形状にすると、注射のため補助
グリップ10,20,30を本体グリップ4に装着して
準備された容器兼用注射器1を一時的にテーブルや医療
用具台に置いたときに、該容器兼用注射器1が不安定と
なって転がるのを防止することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の優れた効果を奏する。請求項1に係る容器兼用注射
器の補助グリップによれば、補助グリップが本体グリッ
プの外側に装着されて使用されるものであるので、フラ
ンジ部材によって十分な大きさの指掛部としての面積を
得ることができると共に、補助グリップのフランジ部材
の外形形状が全方位形状に形成されているので、容器兼
用注射器の注射針の刃面を注射のし易い位置に向けて
も、本体グリップの指掛部の方向に関係なく、補助グリ
ップは常に指掛けし易い状態にあって指保持性を確保す
ることができるため、注射針の刃面と指掛部との位置合
わせ作業が不要となり、注射を円滑、かつ能率的に行う
ことができる。
【0056】請求項2に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップによれば、本体グリップの指掛部に装着したときに
フランジ部材の周囲に開放部が生じないので、容器兼用
注射器の注射針の刃面を注射のし易い位置においた状態
で、常に、使用者がフランジ部材に対する指掛けを良好
に行うことができる。請求項3に係る容器兼用注射器の
補助グリップによれば、本体グリップに指掛部の方向を
気にしないで、補助グリップを本体グリップに容易、迅
速に装着することができる。
【0057】請求項4に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップによれば、補助グリップを本体グリップに装着した
後に開放部を閉じて確実に本体グリップに支持させるこ
とができ、本体グリップからの補助グリップの不用意な
脱落を確実に防止することができる。請求項5に係る容
器兼用注射器の補助グリップによれば、本体グリップへ
補助グリップを横方向から簡単に着脱でき、容器兼用注
射器の注射時に指掛部に開放部が生じない補助グリップ
を1つの成型品として容易に製作することができる。
【0058】請求項6に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップによれば、形状が単純であり、厚さ寸法も小さくさ
れて包装がコンパクトな形態となるので、製作、取扱を
容易、的確に行うことができる。請求項7に係る容器兼
用注射器の補助グリップによれば、円筒部材をグリップ
本体の円筒部の回りに回転させることにより、容器兼用
注射器の注射針の刃面との関係でフランジ部材の開放部
の位置を指掛けに支障のない位置へ容易に移動調節する
ことができる。
【0059】請求項8に係る容器兼用注射器の補助グリ
ップによれば、スリットによって係止部に弾力性が良好
に付与され、本体グリップへの着脱が容易に行え、形状
も単純であり、取扱が円滑にできる。請求項9に係る容
器兼用注射器の補助グリップによれば、本体グリップの
指掛部の方向に関係なく、簡単に補助グリップを本体グ
リップに対して着脱することができる。請求項10に係
る容器兼用注射器の補助グリップによれば、フランジ部
材の外形形状が円形であるので、フランジ部材に対する
指の掛かり具合が良好で扱い易く、補助グリップの製作
も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る容器兼用注射器の補助グリップ
の第1の実施の形態を示す正面図である。
【図2】 同じく平面図である。
【図3】 図1のX−X断面図である。
【図4】 第1の実施の形態の補助グリップを装着した
容器兼用注射器の側面図である。
【図5】 図4のY−Y矢視図である。
【図6】 図5において補助グリップを開放した状態を
示す図である。
【図7】 本発明に係る容器兼用注射器の補助グリップ
の第2の実施の形態を示す正面図である。
【図8】 図7のZ−Z断面図である。
【図9】 第2の実施の形態の補助グリップを装着した
容器兼用注射器の側面図である。
【図10】 本発明に係る容器兼用注射器の補助グリッ
プの第3の実施の形態を示す正面図である。
【図11】 同じく側面図である。
【図12】 図10のA部の拡大図である。
【図13】 第3の実施の形態の補助グリップを装着し
た容器兼用注射器の側面図である。
【図14】 本発明に係る容器兼用注射器の補助グリッ
プの第4の実施の形態を示す正面図である。
【図15】 同じく側面図である。
【符号の説明】
1 容器兼用注射器 2 シリンダ 3 筒先 4 本体グリッ
プ 4a 円筒状部 4b 指掛部 5 プランジャーロッド 10、20,3
0,40補助グリップ 11A,11B,13A,13B 半円形部片(分割
体) 11a,21a,31a,41a 装着穴 12 環状溝(装着溝) 13、23,32,43 装着部材 22,33,4
2 装着溝 14 薄肉部(ヒンジ) 15 凹溝(係
止部) 16 係合片(係止部) 17,21a,23b,32b,34a,41b,43
b 開放部 34 円筒部材 35,45 ス
リット 44 突起(係止部)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器兼用注射器のシリンダの後端部に円
    筒状部を介して嵌着した本体グリップに装着して使用す
    る補助グリップであって、 外径が前記本体グリップに設けた指掛部より大径の全方
    位形状に形成され、中心部に本体グリップの円筒状部を
    挿通する装着穴が設けられている平板状のフランジ部材
    と、該フランジ部材の後面に一体に結合して設けられ、
    前記本体グリップの指掛部を挿入する装着溝が形成され
    ると共に、中心部に前記シリンダに挿入されるプランジ
    ャロッドの直径より大径で、前記指掛部より小径の貫通
    穴が設けられている装着部材と、前記フランジ部材と装
    着部材とに設けられて前記装着穴と装着溝と貫通穴とを
    側方に開口し、前記フランジ部材と装着部材との本体グ
    リップへの着脱を許容する開放部と、該開放部を経て前
    記フランジ部材と装着部材が本体グリップから離脱する
    のを防止する係止部とを備えたことを特徴とする容器兼
    用注射器の補助グリップ。
  2. 【請求項2】 前記フランジ部材と装着部材はそれらの
    径方向の分割面で複数に分割された分割体からなり、フ
    ランジ部材と装着部材の少なくとも一方に、前記分割面
    のうちの1つの特定分割面側を常時離間して前記開放部
    を形成するように付勢して隣接する分割体を外周側で相
    互に連結するヒンジが設けられると共に、前記フランジ
    部材と装着部材の前記本体グリップへの脱着時に、前記
    特定分割面側における前記開放部を開閉すべくその両側
    に隣接する分割体を相互に連結、解除するようにしてな
    る前記係止部が設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の容器兼用注射器の補助グリップ。
  3. 【請求項3】 前記装着溝は、前記本体グリップの指掛
    部の長さ寸法に対応する直径の環状溝に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の容器兼用注
    射器の補助グリップ。
  4. 【請求項4】 前記係止部は、前記特定分割面に隣接す
    る2つの分割体の一方における分割面の近傍に設けられ
    た凹溝と、他方における分割面の近傍に設けられ、前記
    凹溝に対し常時係合する側へ付勢され、かつ係脱可能な
    係合片とを備えていることを特徴とする請求項2または
    3に記載の容器兼用注射器の補助グリップ。
  5. 【請求項5】 前記フランジ部材と装着部材は、合成樹
    脂材料からなり、前記分割体を連結するヒンジが自由状
    態で前記開放部を形成するように、かつ前記係合片が前
    記凹溝に係合される付勢状態になるように一体に成形し
    てなることを特徴とする請求項4に記載の容器兼用注射
    器の補助グリップ。
  6. 【請求項6】 前記フランジ部材と装着部材は合成樹脂
    材料からなり、前記装着溝は、前記本体グリップの指掛
    部に外接する長方形状に形成され、前記係止部は、前記
    装着部材の開放部の内側位置において、該開放部の開口
    寸法を前記指掛部の長さ寸法より所定寸法だけ小さくな
    るように、前記装着部材に開放部の両側から対向して突
    出して設けた突起によって形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の容器兼用注射器の補助グリップ。
  7. 【請求項7】 前記フランジ部材の前面に前記本体グリ
    ップの円筒状部に嵌合する円筒部材が一体に接合して設
    けられ、該円筒部材の側方には、前記開放部の前記フラ
    ンジ部材の周方向における位置と同一の位置に、前記本
    体グリップの円筒状部の直径より所定寸法だけ小さい間
    隔を有する開口部が設けられると共に、前記円筒部材の
    前記フランジ部材との接合部位置には、前記開口部側か
    ら円筒部材を横断する方向のスリットが形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の容器兼用注射器の補
    助グリップ。
  8. 【請求項8】 前記フランジ部材の装着穴は、前記本体
    グリップの円筒状部に嵌合する穴として形成され、前記
    係止部は、前記装着穴の開放部の内側位置において、開
    放部の開口寸法を前記本体グリップの円筒状部の直径寸
    法より所定寸法だけ小さくなるように、前記フランジ部
    材に開放部の両側から対向して突出させて設けた突起に
    よって形成されると共に、該係止部の背部側には前記装
    着穴から延長するスリットが開放部に沿って設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の容器兼用注射器
    の補助グリップ。
  9. 【請求項9】 前記装着溝は、前記本体グリップの指掛
    部が嵌合する直径の環状溝に形成され、その開口部側が
    該環状溝の直径の大きさで開放されていることを特徴と
    する請求項7または8に記載の容器兼用注射器の補助グ
    リップ。
  10. 【請求項10】 前記フランジ部材は外径が円形である
    全方位形状に形成されていることを特徴とする請求項1
    〜9のいずれかに記載の容器兼用注射器の補助グリッ
    プ。
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