JP2002360337A - ルーズパウダー容器 - Google Patents

ルーズパウダー容器

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JP2002360337A JP2001168349A JP2001168349A JP2002360337A JP 2002360337 A JP2002360337 A JP 2002360337A JP 2001168349 A JP2001168349 A JP 2001168349A JP 2001168349 A JP2001168349 A JP 2001168349A JP 2002360337 A JP2002360337 A JP 2002360337A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザのハンドバック、ポーチ等にコンパク
トに収納でき、持ち運びに便利な携帯容器として使用で
きるようにしたルーズパウダー容器を提供する。 【解決手段】 白粉等の化粧料パウダー2を有底筒状の
細長いボトル1内に収容する。ボトル1の口部1C内に
は、化粧料パウダー2を振出すときの振出し量を調整す
る定量中栓3を設ける。定量中栓3の振出し筒5には、
その開口端側にフィルタ蓋7を設け、フィルタ蓋7のメ
ッシュ7Bによりボトル1の口部1Cから振出される化
粧料パウダー2の粒径を均一化する構成とする。これに
より、外径が小さい細長いボトル1内に、例えば30g
程度の化粧料パウダー2を収容した場合でも、全体を細
身な形状に保つことができ、ハンドバック等にパフケー
スと共にコンパクトに収納できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば白粉等の化
粧料を粉状のパウダーとして収容するのに好適に用いら
れるルーズパウダー容器に関し、特に、ユーザのハンド
バック、ポーチ等にコンパクトに収納でき、携帯容器と
して使用できるようにしたルーズパウダー容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファンデーションや白粉等の粉
体化粧料を浅底の受皿内に充填して打型し、この状態で
受皿と共に携帯可能に収納するようにしたコンパクトケ
ースは知られている。
【0003】また、据え置きタイプの容器として、例え
ば外径が80〜100mm程度で、全高が45〜60m
m程度となった有底の筒状容器からなり、白粉等の化粧
料パウダーを粉体状態のまま、突き固めることなく収容
するようにしたルーズパウダー容器も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるルーズパウダー容器は、例えば30g前後
の化粧料パウダーを収容する場合に、その外径寸法が8
0〜100mm程度となって高さ寸法よりも大きく、据
え置きタイプの容器として使用されるが、携帯用には不
適であるという問題がある。
【0005】一方、コンパクトケースに収納する打型タ
イプの化粧料の場合には、携帯用に便利であるが、浅底
の受皿内に化粧料を充填して打型する必要があるため、
その内容量は10g以下に制限されるという問題があ
る。
【0006】また、このような打型タイプの化粧料は、
詰め替え容器(レフィル)を用いてコンパクトケース内
に収納する場合もあるが、この場合でも内容量は10g
以下に制限されるため、使用期間が短くなり、詰め替え
作業に手間がかかるという問題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、例えばユーザのハンド
バック、ポーチ等にコンパクトに収納でき、持ち運びに
便利な携帯容器として使用できると共に、使用期間を長
くできるようにしたルーズパウダー容器を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用するルーズパウダー容器
は、粉体からなる化粧料パウダーを収容するため有底筒
状のボトルとして形成された容器本体と、該容器本体の
口部側に設けられ、該容器本体内から化粧料パウダーを
振出すときのパウダー振出し量を調整する振出し量調整
具と、前記容器本体内から振出される化粧料パウダーの
粒径を均一化するため前記容器本体の口部側に設けられ
たフィルタ部材と、前記容器本体の口部に着脱可能に設
けられ、該フィルタ部材を外側から覆うように前記口部
を閉塞する蓋体とから構成している。
【0009】このように構成することにより、容器本体
を外径が小さい細長いボトルとして形成でき、当該ルー
ズパウダー容器をハンドバック等にコンパクトに収納し
て簡単に携帯することができる。また、容器本体の口部
から蓋体を取外した状態では、該容器本体を反転して
上,下に振ることにより、容器本体内から化粧料パウダ
ーを振出すことができ、振出し量調整具でパウダーの振
出し量を調整できると共に、フィルタ部材により粒径が
細かく均一化された化粧料パウダーを塗布用のパフ等に
取出すことができる。
【0010】また、請求項2の発明によると、振出し量
調整具はフィルタ部材よりも内側に位置して容器本体の
口部内に設けられ該容器本体の口部から振出される化粧
料パウダーの振出し量をほぼ定量とする定量中栓により
構成している。
【0011】この場合には、振出し量調整具として定量
中栓を用いることにより、容器本体を反転した状態で振
出される化粧料パウダーの量を定量化でき、多量の化粧
料パウダーが容器本体の口部から過剰に振出されたりす
るのを防止することができる。
【0012】また、請求項3の発明によると、振出し量
調整具は、フィルタ部材よりも内側に位置して容器本体
の口部内に設けられ化粧料パウダーの振出し量を調整す
る複数の調整孔が形成された孔あき中栓により構成して
いる。
【0013】この場合には、孔あき中栓を用いることに
より、各調整孔から振出される化粧料パウダーの量を調
整でき、例えば化粧料塗布用のパフ等に適量の化粧料パ
ウダーを取出すことができる。
【0014】また、請求項4の発明によると、複数の調
整孔は、口部内を軸方向に延び容器本体の底部側に向け
て漸次縮径するテーパ孔として形成している。これによ
り、化粧料パウダーの使用後にフィルタ部材と孔あき中
栓との間に残ったパウダーを、テーパ状の各調整孔を通
じて容器本体内に流下させるように戻すことができる。
【0015】さらに、請求項5の発明によると、容器本
体の外径寸法は、化粧料パウダーを塗布するためのパフ
よりも小径に形成している。これにより、容器本体をパ
フの外径よりも細身のボトルとして形成でき、例えばパ
フの塗布面のうち一部に化粧料パウダーを取出して、例
えばユーザの顔等に化粧料パウダーを局所的に塗布する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
ルーズパウダー容器を、例えば白粉等の化粧料容器とし
て用いた場合を例に挙げ添付図面に従って詳細に説明す
る。
【0017】ここで、図1ないし図6は本発明の第1の
実施の形態を示している。図中、1は容器本体を構成す
る細長ボトルで、該ボトル1は、例えば合成樹脂または
軽量の金属材料等を用いて細長い有底筒状体として形成
されている。そして、ボトル1は底部1Aと筒部1Bと
からなり、筒部1Bの上端側は略円筒状の口部1Cとな
っている。
【0018】また、ボトル1の口部1Cには、その外周
側に雄ねじ1Dが形成され、該雄ねじ1Dには後述する
蓋体8の雌ねじ8Cが螺着され、これにより、口部1C
は、蓋体8を用いて着脱可能に閉塞されるものである。
そして、ボトル1内には、例えば20〜30g程度の化
粧料パウダー2(白粉等)が粉体状態のまま、突き固め
ることなく収容されている。
【0019】この場合、ボトル1の外径寸法は、例えば
20〜50mm程度で図6に示す如く後述のパフ12よ
りも小径に形成されている。また、ボトル1の高さ寸法
は、例えば100〜200mm程度となり、ボトル1の
外径寸法に対して3〜5倍程度の全高に形成されてい
る。なお、ボトル1の口部1Cは、例えば15〜45m
m程度の外径寸法に形成されている。
【0020】3はボトル1の口部1C内に着脱可能に設
けられた振出し量調整具としての定量中栓で、該定量中
栓3は、例えば合成樹脂等の弾性材料を用いて図2、図
3に示すように形成され、下側の受け筒4と、該受け筒
4に対して上側から着脱可能に嵌合される振出し筒5と
により構成されている。
【0021】そして、受け筒4は、口部1Cの内径に対
応する外径寸法を有した外側筒部4Aと、該外側筒部4
Aの下端側から径方向内向きに延設された環状底部4B
と、該環状底部4Bの内周側から上向きにテーパ状をな
して突出し外側筒部4A内をほぼ同軸に延びた内側筒部
4Cとから構成されている。
【0022】この場合、内側筒部4Cは、下端側から上
端側に向けて漸次縮径され、その上端側は後述する振出
し筒5の膨出蓋部5B内に隙間をもって挿入される。ま
た、受け筒4の外側筒部4Aには、その内周側に振出し
筒5を抜止め状態に保持するための係合溝4D,4Dが
上,下に離間して形成されている。
【0023】一方、振出し筒5は、上部側がボトル1の
口部1C内に嵌合され下部側が受け筒4の外側筒部4A
内に各係合溝4Dを介して抜止め状態で嵌合される段付
筒状の嵌合筒部5Aと、該嵌合筒部5Aの内周側に一体
形成され嵌合筒部5A内で略ドーム状をなして上向きに
膨出した中蓋部としての膨出蓋部5Bとから構成されて
いる。
【0024】そして、該膨出蓋部5Bの下端側内周は、
受け筒4の内側筒部4Cよりも大径に形成され、後述の
環状通路6を内側筒部4Cの上端側外周との間に形成す
るものである。また、振出し筒5には、膨出蓋部5Bの
外周側に位置し嵌合筒部5Aの内周面に沿って上,下方
向に延びる、例えば合計4個の振出し孔5C,5C(2
個のみ図示)が周方向に定間隔をもって形成されてい
る。
【0025】また、嵌合筒部5Aの上端側外周には、振
出し筒5を受け筒4と共にボトル1の口部1C内に嵌合
して取付けたときに、口部1Cの開口側端面に当接する
環状の鍔部5Dと、後述のフィルタ蓋7が着脱可能に嵌
着されるフィルタ嵌着部5Eとが形成されている。
【0026】そして、定量中栓3は、受け筒4の外側筒
部4Aを振出し筒5の嵌合筒部5Aの下部外周側に嵌合
することにより図2に例示する如く組立てられ、このと
きに内側筒部4Cの上端側が膨出蓋部5B内に挿入され
ることによって、内側筒部4Cの上端側外周と膨出蓋部
5Bの下端側内周との間には、図2に示すように環状通
路6が形成される。
【0027】また、振出し筒5の膨出蓋部5Bは、受け
筒4の内側筒部4Cを上側から隙間をもって覆うことに
より、ボトル1を図6に示す如く反転したときに化粧料
パウダー2が口部1C側から過剰に振出されるのを規制
し、各振出し孔5Cと共に化粧料パウダー2の振出し量
をほぼ定量に調整するものである。
【0028】7はボトル1の口部1C上に設けられたフ
ィルタ部材としてのフィルタ蓋で、該フィルタ蓋7は、
弾性樹脂材料等を用いて環状の枠体として形成された蓋
枠7Aと、該蓋枠7Aの内周側を覆うように蓋枠7Aに
一体成形されたフィルタエレメントとしてのメッシュ7
Bとから構成されている。そして、フィルタ蓋7は、蓋
枠7Aが振出し筒5のフィルタ嵌着部5E上に着脱可能
に嵌着されることにより定量中栓3の上端側に取付けら
れる。
【0029】また、フィルタ蓋7のメッシュ7Bは、予
め決められた網目(メッシュ径)をもって形成され、化
粧料パウダー2のうち粒径が大きいものが後述の如くが
外部に振出されるのを規制する。そして、粒径の細かい
化粧料パウダー2のみがメッシュ7Bを通過することに
より、図6に示すようにパフ12上に取出される化粧料
パウダー2の粒径を均一化することが可能となる。
【0030】8はボトル1の口部1Cを閉塞する蓋体
で、該蓋体8は、例えば合成樹脂または軽量の金属材料
等を用いてボトル1とほぼ同一外径の有蓋筒状体として
形成されている。蓋体8は、図1に示す如く蓋部8Aと
筒部8Bとからなり、筒部8Bの内周側には雌ねじ8C
が形成されている。そして、蓋体8は、ボトル1の雄ね
じ1Dに対して雌ねじ8Cを螺着することにより、ボト
ル1の口部1Cをフィルタ蓋7の上側から着脱可能に閉
塞するものである。
【0031】9は蓋体8の蓋部8Aに貼着されたシール
部材としてのパッキンで、該パッキン9は、弾性樹脂材
料等を用いて薄い円板状に形成され、図1に示すように
蓋体8の被着時にボトル1の口部1C上でフィルタ蓋7
と蓋部8Aとの間に挟持される。これによって、パッキ
ン9は、ボトル1の口部1Cと蓋体8との間をシール
し、外部の塵埃、水分等からボトル1内の化粧料パウダ
ー2を保護すると共に、化粧料パウダー2の漏出等を防
止するものである。
【0032】次に、11はパフケース、12は該パフケ
ース11内に図5に示す如く収納される化粧料塗布用の
パフで、該パフ12は、例えばユーザが化粧料パウダー
2を顔面等に塗布するときに、図6に例示するようにボ
トル1内の化粧料パウダー2がパフ12の塗布面12A
上に振り出されるものである。
【0033】また、このようなパフ12は、パフケース
11内に収納された状態で、図4に示すようにユーザの
ハンドバック、ポーチ等の携帯ケース13内にボトル1
等と共にコンパクトに収納されるものである。
【0034】本実施の形態によるルーズパウダー容器は
上述の如き構成を有するもので、次に、当該容器のボト
ル1内から化粧料パウダー2を取出す操作について説明
する。
【0035】まず、化粧料パウダー2のユーザ等が、図
1に示す蓋体8をボトル1の口部1Cから取外すと、図
2に示すようにボトル1の口部1Cがフィルタ蓋7と共
に外部に露出するようになる。
【0036】そして、ボトル1を図2に示す状態から図
6に例示するように反転したときには、ボトル1内の化
粧料パウダー2が受け筒4の内側筒部4Cから振出し筒
5の膨出蓋部5B内に向けて図2中の矢示A方向に流入
し、該膨出蓋部5B内にほぼ一定量の化粧料パウダー2
が溜められる。
【0037】次に、この状態でボトル1を反転状態から
図2に示す正立状態に戻したときには、膨出蓋部5B内
に溜められた化粧料パウダー2の一部が内側筒部4Cを
介してボトル1内に戻されると共に、残りの化粧料パウ
ダー2が環状通路6を介して受け筒4の環状底部4B側
へと図2中の矢示B方向に流動し、この環状底部4B上
に化粧料パウダー2がほぼ定量だけ溜められる。
【0038】そして、ボトル1を再び反転したときに
は、受け筒4の環状底部4B側に溜まった化粧料パウダ
ー2が振出し筒5の振出し孔5C,5C,…から図2中
の矢示C方向に振出される。
【0039】このように、ボトル1内の化粧料パウダー
2は、ボトル1の反転動作または揺動操作等を繰返すこ
とにより、振出し筒5の膨出蓋部5B内に図2中の矢示
A方向で一旦溜められた後に、矢示B方向へと受け筒4
の環状底部4B側に移され、この環状底部4B上に溜め
られた定量の化粧料パウダー2だけが振出し筒5の各振
出し孔5Cを介して図2中の矢示C方向に振出される。
【0040】そして、このときの化粧料パウダー2は、
フィルタ枠7のメッシュ7Bにより濾過され、粒径の細
かい化粧料パウダー2のみがメッシュ7Bを通過し、粒
径の大きい化粧料パウダー2が外部に振出されるのを規
制することができる。また、前述の如きボトル1の反転
動作または揺動操作等を繰返すことによって、粒径の大
きい化粧料パウダー2も定量中栓3内で衝突、干渉さ
れ、細粒化することができる。
【0041】これにより、ボトル1内の化粧料パウダー
2を図6に示す如くパフ12に向けて口部1Cから矢示
D方向に振出すときには、化粧料パウダー2のうち粒径
が細かい化粧料パウダー2のみがメッシュ7Bを通過し
て流出し、パフ12上に取出される化粧料パウダー2の
粒径を均一化することができる。
【0042】そして、ユーザはパフ12を用いて白粉等
の化粧料パウダー2を顔面に塗布することができ、粒径
が均一化された化粧料パウダー2を用いることにより、
美麗な化粧を施し均一な仕上げ(メイクアップ)化粧等
を行うことができる。
【0043】かくして、本実施の形態によれば、白粉等
の化粧料パウダー2を有底筒状の細長ボトル1内に収容
し、該ボトル1の口部1C内には、化粧料パウダー2を
振出すときの振出し量を調整する定量中栓3を設けると
共に、該定量中栓3の振出し筒5には、その開口端側に
フィルタ蓋7を設け、ボトル1の口部1Cから振出され
る化粧料パウダー2の粒径を均一化する構成としてい
る。
【0044】このため、外径が小さい細長ボトル1内
に、例えば30g程度の化粧料パウダー2を収容した場
合でも、全体を細身な形状に保つことができ、図4に示
すようにハンドバック等の携帯ケース13にパフケース
11と共にコンパクトに収納することができる。
【0045】そして、ボトル1等を持運びに便利な形状
とすることができ、パフケース11等共に簡単に携帯で
きると共に、必要に応じて携帯ケース13内から容易に
取出すことができ、ユーザに対する化粧料パウダー2の
使い勝手を確実に向上することができる。
【0046】また、ボトル1の口部1Cから蓋体8を取
外した状態では、該ボトル1を反転して上,下に振るこ
とにより、ボトル1内から化粧料パウダー2を簡単に振
出すことができ、定量中栓3を用いて化粧料パウダー2
の振出し量を調整できると共に、フィルタ蓋7により粒
径が細かく均一化された化粧料パウダー2を塗布用のパ
フ12等に容易に取出すことができる。
【0047】さらに、ボトル1の外径寸法をパフ12よ
りも小径に形成できるので、携帯性を向上できると共
に、例えばパフ12の塗布面12Aのうち、その一部
(任意箇所)にのみボトル1内の化粧料パウダー2を取
出すことができ、ユーザが化粧を行いたい箇所(例え
ば、顔面の特定箇所)等に化粧料パウダー2を局所的に
塗布する操作等を容易に行うことができる。
【0048】従って、本実施の形態によれば、細長ボト
ル1内に化粧料パウダー2を収容することにより、当該
ルーズパウダー容器をユーザのハンドバック、ポーチ等
にコンパクトに収納でき、持ち運びに便利な携帯容器と
して使用することができる。
【0049】また、細長ボトル1を用いることにより、
例えば20〜30g程度の化粧料パウダー2をボトル1
内に収容できるから、使用期間を長くすることができ、
従来技術で述べたコンパクトケース等のように化粧料の
詰め替えを短期間で行う必要がなく、利便性を確実に高
めることができる。
【0050】次に、図7および図8は本発明の第2の実
施の形態を示し、本実施の形態では前記第1の実施の形
態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。しかし、本実施の形態の特徴は、ボ
トル1の口部1C内に振出し量調整具としての孔あき中
栓21を設ける構成としたことにある。
【0051】ここで、孔あき中栓21は、例えば合成樹
脂等の弾性材料を用いて有底筒状に形成され、ボトル1
の口部1C内に嵌合された段付筒状の嵌合筒部21A
と、該嵌合筒部21Aの下端側に一体形成された底部2
1Bとにより大略構成されている。
【0052】そして、孔あき中栓21には、底部21B
の中心側に隆起部21Cが一体形成され、該隆起部21
Cは上向きに半球形状をなして隆起している。また、孔
あき中栓21の底部21Bには、該隆起部21Cの周囲
に位置して内周側が調整孔21Dとなった中空突部21
E,21E,…が下向きに突出形成され、該各中空突部
21Eは調整孔21Dの軸方向長さを底部21Bの厚さ
よりも大きくしているものである。
【0053】また、各中空突部21E内の調整孔21D
は、図8に示すように隆起部21Cの周囲に一定間隔を
もって例えば5個配設され、各調整孔21Dは、ボトル
1の口部1C内を底部1A(図1参照)側に向けて軸方
向に延びると共に、上端側から下端側に向けて漸次縮径
したテーパ孔として形成されている。
【0054】そして、孔あき中栓21は、ボトル1内の
化粧料パウダー2を各調整孔21Dを介して流出させる
と共に、その流出量(振出し量)を調整孔21Dの孔径
と個数とによって調整するものである。また、孔あき中
栓21の嵌合筒部21Aには、その上端側外周に口部1
Cの開口側端面に当接する環状の鍔部21Fと、後述の
フィルタ蓋22が着脱可能に嵌着されるフィルタ嵌着部
21Gとが形成されている。
【0055】22はボトル1の口部1C上に設けられた
フィルタ部材としてのフィルタ蓋を示し、該フィルタ蓋
22は、第1の実施の形態で述べたフィルタ蓋7と同様
に形成され、蓋枠22Aとメッシュ22Bとにより構成
されている。そして、フィルタ蓋22は、蓋枠22Aが
孔あき中栓21のフィルタ嵌着部21G上に着脱可能に
嵌着されることによりボトル1の口部1Cを上側から覆
うものである。
【0056】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができるが、特に本実施の形態では、孔あき
中栓21を用いることにより、振出し量調整具の構造を
簡素化でき、各調整孔21Dから振出される化粧料パウ
ダー2の量を簡単に調整することができる。
【0057】即ち、第1の実施の形態で述べたように、
ボトル1を反転して上,下に振ることにより、ボトル1
内から化粧料パウダー2を振出すときには、孔あき中栓
21の各調整孔21Dを介して化粧料パウダー2が流出
するので、これらの調整孔21Dの孔径と個数とに応じ
て化粧料パウダー2の振出し量を調整でき、振出し量が
過大になるのを防止することができる。
【0058】そして、このときの化粧料パウダー2をフ
ィルタ蓋22のメッシュ22Bで濾過することにより、
粒径が細かく均一化された化粧料パウダー2を塗布用の
パフ12等に容易に取出すことができ、パフ12等を用
いて適量の化粧料パウダー2をユーザの使用に供するこ
とができる。
【0059】また、孔あき中栓21の底部21Bには、
半球形状の隆起部21Cを設けると共に、その周囲には
テーパ孔からなる複数の調整孔21D,21D,…を設
けているので、例えばユーザがボトル1内の化粧料パウ
ダー2を前述の如く振出して使用した後に、フィルタ蓋
22と孔あき中栓21との間に化粧料パウダー2が残留
したとしても、この残留パウダーを、隆起部21Cによ
り各調整孔21D側へと案内しつつ、テーパ状の各調整
孔21Dを通じてボトル1内に流下させるように戻すこ
とができる。
【0060】このため、化粧料パウダー2の使用後に、
フィルタ蓋22と孔あき中栓21との間に化粧料パウダ
ー2が残留し続けるのを防止でき、化粧料パウダー2に
より調整孔21Dに目詰まりが発生する等の問題を解消
することができる。
【0061】なお、前記各実施の形態では、白粉等の化
粧料パウダー2をボトル1内に収容する場合を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限らず、例えば天花粉等
のベビー用パウダー、制汗剤等のボディパウダーを化粧
料パウダーとしてボトル1内に収容する構成としてもよ
いものである。
【0062】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、ルーズパウダー容器の容器本体を有底筒状
のボトルとして形成し、該容器本体の口部側には、化粧
料パウダーの振出し量を調整する振出し量調整具と、化
粧料パウダーの粒径を均一化するフィルタ部材とを設け
る構成としているので、容器本体を外径が小さい細長い
ボトルとして形成でき、当該ルーズパウダー容器をハン
ドバック等にコンパクトに収納して簡単に携帯すること
ができる。
【0063】そして、パウダーの使用時には容器本体を
反転して上,下に振ることにより、容器内から化粧料パ
ウダーを振出すことができ、振出し量調整具でパウダー
の振出し量を調整できると共に、フィルタ部材により粒
径が細かく均一化された化粧料パウダーを塗布用のパフ
等に取出すことができる。また、容器本体を細長いボト
ルとすることにより、多量の化粧料パウダーを容易に収
容でき、その使用期間を長くできると共に、従来技術で
述べたコンパクトケース等のように化粧料の詰め替えを
短期間で行う必要がなく、利便性を確実に高めることが
できる。
【0064】また、請求項2に記載の発明は、振出し量
調整具として定量中栓を用い、該定量中栓により化粧料
パウダーの振出し量をほぼ定量にする構成としているの
で、振出し量調整具としての定量中栓により、容器本体
を反転した状態で振出される化粧料パウダーの量を定量
化でき、多量の化粧料パウダーが容器本体の口部から過
剰に振出されたりするのを防止できる。
【0065】一方、請求項3に記載の発明は、振出し量
調整具を化粧料パウダーの振出し量を調整する複数の調
整孔が形成された孔あき中栓により構成しているので、
孔あき中栓の各調整孔から振出される化粧料パウダーの
量を、調整孔の孔径と個数とに応じて調整でき、例えば
化粧料塗布用のパフ等に適量の化粧料パウダーを取出す
ことができる。
【0066】また、請求項4に記載の発明によると、孔
あき中栓の各調整孔は、口部内を軸方向に延び容器本体
の底部側に向けて漸次縮径するテーパ孔として形成して
いるので、化粧料パウダーの使用後にフィルタ部材と孔
あき中栓との間に残ったパウダーを、テーパ状の各調整
孔を通じて容器本体内へと円滑に流下させるように戻す
ことができ、各調整孔に目詰まり等が発生するのを防止
できる。
【0067】さらに、請求項5に記載の発明によると、
容器本体の外径寸法は、化粧料パウダーを塗布するため
のパフよりも小径に形成しているため、容器本体をパフ
の外径よりも細身のボトルとして形成でき、例えばパフ
の塗布面のうち一部に化粧料パウダーを取出して、例え
ばユーザの顔等に化粧料パウダーを局所的に塗布するこ
とができ、ユーザの多様な要求等に良好に応えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるルーズパウダ
ー容器を示す縦断面図である。
【図2】図1中の定量中栓およびフィルタ蓋をボトルの
口部側と共に示す拡大断面図である。
【図3】図2中の定量中栓およびフィルタ蓋等をボトル
の口部側から取外した分解状態で示す断面図である。
【図4】携帯ケース内にルーズパウダー容器をパフケー
スと共に収納した状態を示す斜視図である。
【図5】図4中のパフケースからパフを取出す状態を示
す斜視図である。
【図6】化粧料パウダーをボトルからパフに振出してい
る状態を示す斜視図である。
【図7】第2の実施の形態によるルーズパウダー容器の
要部を示す縦断面図である。
【図8】孔あき中栓の底部側を図7中の矢示VIII−VIII
方向からみた断面図である。
【符号の説明】
1 ボトル 1C 口部 2 化粧料パウダー 3 定量中栓(振出し量調整具) 4 受け筒 5 振出し筒 5B 膨出蓋部 5C 振出し孔 6 環状通路 7 フィルタ蓋(フィルタ部材) 8 蓋体 11 パフケース 12 パフ 13 携帯ケース 21 孔あき中栓(振出し量調整具) 21D 調整孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体からなる化粧料パウダーを収容する
    ため有底筒状のボトルとして形成された容器本体と、 該容器本体の口部側に設けられ、該容器本体内から化粧
    料パウダーを振出すときのパウダー振出し量を調整する
    振出し量調整具と、 前記容器本体内から振出される化粧料パウダーの粒径を
    均一化するため前記容器本体の口部側に設けられたフィ
    ルタ部材と、 前記容器本体の口部に着脱可能に設けられ、該フィルタ
    部材を外側から覆うように前記口部を閉塞する蓋体とか
    ら構成してなるルーズパウダー容器。
  2. 【請求項2】 前記振出し量調整具は前記フィルタ部材
    よりも内側に位置して前記容器本体の口部内に設けられ
    該容器本体の口部から振出される前記化粧料パウダーの
    振出し量をほぼ定量とする定量中栓により構成してなる
    請求項1に記載のルーズパウダー容器。
  3. 【請求項3】 前記振出し量調整具は、前記フィルタ部
    材よりも内側に位置して前記容器本体の口部内に設けら
    れ前記化粧料パウダーの振出し量を調整する複数の調整
    孔が形成された孔あき中栓により構成してなる請求項1
    に記載のルーズパウダー容器。
  4. 【請求項4】 前記複数の調整孔は、前記口部内を軸方
    向に延び前記容器本体の底部側に向けて漸次縮径するテ
    ーパ孔として形成してなる請求項3に記載のルーズパウ
    ダー容器。
  5. 【請求項5】 前記容器本体の外径寸法は、前記化粧料
    パウダーを塗布するためのパフよりも小径に形成してな
    る請求項1,2,3または4に記載のルーズパウダー容
    器。
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