JP2002359894A - ワイヤレスマイク装置およびその制御方法 - Google Patents
ワイヤレスマイク装置およびその制御方法Info
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Abstract
に行うことができるワイヤレスマイク装置を提供するこ
と。 【解決手段】 音響信号を音波で入力するマイクロホン
11(音響信号入力手段)と、前記音響信号から情報の
設定または状態の変更を示す制御信号を検出する制御信
号検出手段17と、前記制御信号に従って情報の設定ま
たは状態の変更を制御する制御手段18とを備えるよう
構成した。
Description
装置に関するものであり、特に、外部から非接触で制御
するワイヤレスマイク装置に関する。
109は、音響信号を音波で入力して電気信号に変換す
るマイクロホン11(音響信号入力手段)と、マイクロ
ホン11から出力された音響信号を増幅する音響信号増
幅手段12と、所望の周波数で高周波の搬送波信号を生
成するとともに、音響信号増幅手段12から出力された
音響信号によって搬送波信号を変調する変調手段13
と、変調手段13から出力された信号を増幅する電波信
号増幅手段14と、電波信号増幅手段14から出力され
た信号を電波で送出するアンテナ15と、変調手段13
によって生成する搬送波信号の周波数が所望のチャンネ
ルに対応した周波数となるように制御する周波数制御手
段16と、電波のチャンネルを予め設定するチャンネル
設定スイッチ27と、送出する電波のチャンネルがチャ
ンネル設定スイッチに予め設定されたチャンネルになる
ように周波数制御手段16に周波数を指示する制御手段
18とを備える。
装置109において、送出電波のチャンネルを変更する
際、利用者は、ワイヤレスマイク装置109のカバーを
開け、マイナスドライバの刃先などでチャンネル設定ス
イッチ27の設定を変更した後、開けたカバーを再び閉
じるようになっていた。
うな従来のワイヤレスマイク装置109では、送出電波
のチャンネルを変更するとき、利用者は、ワイヤレスマ
イク装置109のカバーを開け、マイナスドライバの刃
先などでチャンネル設定スイッチ27の設定を変更した
後、開けたカバーを再び閉じなければならないため、不
便であるという問題があった。また、ワイヤレスマイク
装置109を使用する部屋毎に送信電波のチャンネルを
容易に設定する方法がないため、部屋毎のチャンネル設
定が行われず、近接した部屋で同時にワイヤレスマイク
装置109を使用する場合、誤って同じチャンネルを使
用してしまうという問題があった。
なされたもので、非接触で情報の設定または状態の変更
を容易に行うことができるワイヤレスマイク装置および
その制御方法を提供するものである。
ク装置は、音響信号を音波で入力する音響信号入力手段
と、前記音響信号から情報の設定または状態の変更を示
す制御信号を検出する制御信号検出手段と、前記制御信
号に従って情報の設定または状態の変更を制御する制御
手段とを備えた構成を有している。この構成により、非
接触で情報の設定または状態の変更を容易に行うことが
できることとなる。
前記音響信号から検出した前記制御信号に従って、前記
制御手段が、送出電波のチャンネルを変更する構成を有
している。この構成により、送出電波のチャンネルを非
接触で容易に変更することができることとなる。
前記音響信号から検出した前記制御信号に従って、前記
制御手段が、マイクの感度を変更する構成を有してい
る。この構成により、マイクの感度を非接触で容易に変
更することができることとなる。
響信号から検出した前記制御信号に従って、前記制御手
段が、送出電波のオンまたはオフを行う構成を有してい
る。この構成により、送出電波のオンまたはオフを非接
触で容易に行うことができることとなる。
響信号から検出した前記制御信号に従って、前記制御手
段が、音響信号のミュートまたはミュート解除を行う構
成を有している。この構成により、音響信号のミュート
またはミュート解除を非接触で容易に行うことができる
こととなる。
響信号から検出した前記制御信号に従って、前記制御手
段が、送出電波のレベルを変更する構成を有している。
この構成により、送出電波のレベルを非接触で容易に変
更することができることとなる。
響信号から検出した前記制御信号に従って、前記制御手
段が、少なくとも電波送出に用いる電源のオンまたはオ
フを行う構成を有している。この構成により、電源のオ
ンまたはオフを非接触で容易に行うことができることと
なる。
響信号から検出した前記制御信号に従って、前記制御手
段が、前記音響信号の特性を変更する構成を有してい
る。この構成により、音響信号の特性を非接触で容易に
変更することができることとなる。
響信号から検出した前記制御信号に従って、前記制御手
段が、アラーム報知の時間設定およびアラーム報知の制
御を行う構成を有している。この構成により、ワイヤレ
スマイク装置からアラーム報知音を電波で送出すること
ができるとともに、アラーム報知の時間を非接触で容易
に設定することができることとなる。
識別情報を予め記憶する記憶手段を設け、前記音響信号
から検出した前記制御信号に従って、前記制御手段が、
利用者識別情報を前記記憶手段に予め設定するととも
に、前記制御信号によって新たに利用者識別情報を検出
したとき、前記記憶手段に記憶した利用者識別情報と新
たに検出した利用者識別情報とを照合する構成を有して
いる。この構成により、利用者識別情報が一致しなかっ
たときは、許可された利用者識別情報を示すDTMF信
号を新たに検出するまで、DTMF信号を検出してもD
TMF信号による制御を無効とすることにより、誤って
情報の設定または状態の変更を行うことを防止すること
ができることとなる。
利用者で共通のグループ識別情報を予め記憶する記憶手
段を設け、前記音響信号から検出した前記制御信号に従
って、前記制御手段が、グループ識別情報を前記記憶手
段に予め設定するとともに、前記制御信号によって新た
にグループ識別情報を検出したとき、前記記憶手段に記
憶したグループ識別情報と新たに検出したグループ識別
情報とを照合する構成を有している。この構成により、
グループ識別情報が一致しなかったときは、許可された
グループ識別情報を示すDTMF信号を新たに検出する
まで、DTMF信号を検出してもDTMF信号による制
御を無効とすることにより、誤って情報の設定または状
態の変更を行うことを防止することができることとな
る。
は、前記ワイヤレスマイク装置に対して携帯電話から前
記制御信号を音響信号として送信し、前記ワイヤレスマ
イク装置が前記制御信号に従って情報の設定または状態
の変更を行う構成を有している。この構成により、非接
触で情報の設定または状態の変更を容易に行うことがで
きることとなる。
は、前記音響信号がDTMF(DialTone Multi Frequen
cy)音である構成を有している。この構成により、携帯
電話のキーを押下することにより、非接触で情報の設定
または状態の変更を容易に行うことができることとな
る。
は、前記音響信号が音階を有した構成を有している。こ
の構成により、音階を有したメロディを流すことによっ
て、第3者にストレスをあまり与えることなく、情報の
設定または状態の変更をすることができることとなる。
面を用いて説明する。
イヤレスマイク装置の第1の実施形態を示すブロック図
である。本実施形態のワイヤレスマイク装置101は、
図1に示すように、音響信号を音波で入力して電気信号
に変換するマイクロホン11(音響信号入力手段)と、
マイクロホン11から出力された音響信号を増幅する音
響信号増幅手段12と、所望の周波数で高周波の搬送波
信号を生成するとともに、音響信号増幅手段12から出
力された音響信号によって搬送波信号を変調する変調手
段13と、変調手段13から出力された信号を増幅する
電波信号増幅手段14と、電波信号増幅手段14から出
力された信号を電波で送出するアンテナ15と、変調手
段13によって生成する搬送波信号の周波数が所望のチ
ャンネルに対応した周波数となるよう制御する周波数制
御手段16と、音響信号増幅手段12から出力された音
響信号より制御内容を示す制御信号を検出する制御信号
検出手段17と、制御信号検出手段17によって検出さ
れた制御信号に従って周波数制御手段16に周波数を指
示することによりチャンネルの切り換え制御を行う制御
手段18と、電波のチャンネルと電波の周波数との対応
関係を記憶する記憶手段19と、ワイヤレスマイク装置
101の主電源(図示を省略)をオンしてからの時間を
計時する計時手段20を備える。
はVCO(Voltage Control Oscillator)回路を、周波
数制御手段16はPLL(Phase Locked Loop)回路
を、制御信号検出手段17は音響信号から制御信号とし
てDTMF(Dial Tone MultiFrequency)音信号を検出
するDTMF音検出回路を、制御手段18はCPU(マ
イクロコンピュータ)を、記憶手段19は不揮発性メモ
リをそれぞれ用いている。
ヤレスマイク装置101の動作を説明する。例えば、D
TMF音を発生する操作装置(図示を省略)を教室内に
置き、前記操作装置が講師によって操作されたときワイ
ヤレスマイク装置101の送出電波のチャンネルに対応
したDTMF音を発生する。ワイヤレスマイク装置10
1は、マイクロホン11が、周囲音とともに前記操作装
置からのDTMF音を音響信号として入力し、音響信号
増幅手段12が、周囲音とDTMF音とが混合した音響
信号を増幅し、制御信号検出手段17が、周囲音とDT
MF音とが混合した音響信号からDTMF音を検出し、
制御手段18が、検出されたDTMF音に対応するチャ
ネルに電波のチャネルを切り換える。具体的には、制御
手段18は、送信電波のチャンネルと送信電波の周波数
との対応関係が予め記憶された記憶手段19を参照し
て、検出されたDTMF音に対応した周波数を取得し、
取得した周波数を周波数制御手段16に設定する。周波
数制御手段16は、制御手段18によって設定された周
波数の搬送波信号が生成されるよう変調手段13を制御
する。以降、変調手段13が、音響信号増幅手段12か
ら出力された音響信号によって搬送波信号を変調し、電
波信号増幅手段14が、変調された信号を増幅し、アン
テナ15が、DTMF音に対応したチャンネルの周波数
で電波を送出する。
時間を計時しており、所定の時間が経過したとき、制御
手段18はチャンネルの切り換え制御を禁止する。具体
的には、制御手段18は、主電源ONから所定の時間内
に受信したDTMF信号は有効とし、主電源ONから所
定の時間を経過して受信したDTMF信号は無効とする
ようになっている。
イク装置101は、送出電波のチャンネルを示すDTM
F音を周囲音とともに音響信号として音波で入力し、入
力した音響信号から送出電波のチャンネルを示すDTM
F音を検出し、検出したDTMF音に従って送出電波の
チャンネルを変更するようになっているので、ワイヤレ
スマイク装置のカバーを開けてチャンネルを設定するよ
うな面倒な操作をすることなく、非接触でチャンネルを
容易に変更することができる。
101は、主電源ONから所定時間が経過したとき、チ
ャンネルの切り換えをしないようになっているので、有
効な期間が経過した後、周囲音などによって誤ってチャ
ンネルが切り換わってしまうことを防止することができ
る。
発生する操作装置は、例えばスイッチを1つのみ装備し
た操作が簡単なものを用いてもよいが、押下されたキー
に対応したDTMF音を発生可能な携帯電話を用いても
よい。例えば、携帯電話の‘1’キーを押下したとき、
携帯電話が‘1’キーに対応したDTMF音を発生し、
このDTMF音にしたがってワイヤレスマイク装置10
1がチャンネルを‘1’に設定するようにしてもよい。
としてDTMF信号を検出するようになっているが、本
発明はこれに限るものではなく、制御信号は音階を有し
た音響信号とし、制御信号検出手段17が、周囲音を含
んだ音響信号から音階の遷移を検出するように構成して
もよい。このようなワイヤレスマイク装置によれば、例
えば、音階を有したメロディを流すことによって、ワイ
ヤレスマイクロホン装置に情報の設定または状態の変更
をすることにより、第3者にストレスをあまり与えるこ
となく、情報の設定または状態の変更をすることができ
る。
イヤレスマイク装置の第2の実施形態を示すブロック図
である。本実施形態のワイヤレスマイク装置102は、
第1実施形態のワイヤレスマイク装置101と異なり、
制御信号検出手段17が、入力した音響信号から音響信
号の入力感度を示すDTMF信号を検出し、制御手段1
8が、制御信号検出手段17によって検出されたDTM
F信号に基づいて、音響信号の入力感度を変更するよう
になっている。具体的には、制御手段18は、マイクロ
ホン11が入力した音響信号に積算するボリューム係数
値を、DTMF信号が示す値に対応するよう音響信号増
幅手段12に指示することにより、音響信号増幅手段1
2から出力される音響信号のレベル調整を行う。その他
の構成要件については、第1の実施形態のワイヤレスマ
イク装置101と同じであり、説明を省略する。
イク装置102は、音響信号の入力感度を示すDTMF
音を周囲音とともに音響信号として音波で入力し、入力
した音響信号から音響信号の入力感度を示すDTMF音
を検出し、検出したDTMF音に従って音響信号の入力
感度を変更するようになっているので、ワイヤレスマイ
ク装置のカバーを開けて音響信号の入力感度を設定する
ような面倒な操作をすることなく、非接触で音響信号の
入力感度を容易に変更することができる。
イヤレスマイク装置の第3の実施形態を示すブロック図
である。本実施形態のワイヤレスマイク装置103は、
第1実施形態のワイヤレスマイク装置101と異なり、
制御信号検出手段17が、入力した音響信号から送出電
波のオンまたはオフを示すDTMF信号を検出し、制御
手段18が、制御信号検出手段17によって検出された
DTMF信号に従って、送出電波のオンまたはオフを行
うようになっている。具体的には、制御手段18は、電
波信号増幅手段14によって増幅された信号をアンテナ
15に出力するか否かを、DTMF信号に従って電波信
号増幅手段14に指示し、電波信号増幅手段14が、増
幅した信号をアンテナ15に出力するか否かを切り換え
る。
イク装置103は、送出電波のオンまたはオフを示すD
TMF音を周囲音とともに音響信号として音波で入力
し、入力した音響信号から送出電波のオンまたはオフを
示すDTMF音を検出し、検出したDTMF音に従って
送出電波のオンまたはオフを行うようになっているの
で、非接触で送出電波のオンまたはオフを容易に行うこ
とができる。
イヤレスマイク装置の第4の実施形態を示すブロック図
である。本実施形態のワイヤレスマイク装置104は、
第1実施形態のワイヤレスマイク装置101と異なり、
制御信号検出手段17が、入力した音響信号から音響信
号をミュートするか否かを示すDTMF信号を検出し、
制御手段18が、制御信号検出手段17によって検出さ
れたDTMF信号に基づいて、音響信号をミュートする
か否か切り換えるようになっている。具体的には、制御
手段18は、マイクロホン11によって入力した音響信
号をミュートするか否かを、DTMF信号に従って音響
信号ミュート手段21に指示し、音響信号ミュート手段
21が、マイクロホン11によって入力した音響信号を
ミュートするか否かを切り換える。その他の構成要件に
ついては、第1の実施形態のワイヤレスマイク装置10
1と同じであり、説明を省略する。
イク装置104は、音響信号のミュートまたはミュート
解除を示すDTMF音を周囲音とともに音響信号として
音波で入力し、入力した音響信号から音響信号のミュー
トまたはミュート解除を示すDTMF音を検出し、検出
したDTMF音に従って音響信号のミュートまたはミュ
ート解除を行うようになっているので、非接触で音響信
号のミュートまたはミュート解除を容易に行うことがで
きる。
イヤレスマイク装置の第5の実施形態を示すブロック図
である。本実施形態のワイヤレスマイク装置105は、
第1実施形態のワイヤレスマイク装置101と異なり、
制御信号検出手段17が、入力した音響信号から送出電
波のレベルを示すDTMF信号を検出し、制御手段18
が、制御信号検出手段17によって検出されたDTMF
信号に基づいて、送出電波のレベルを変更するようにな
っている。具体的には、制御手段18は、変調手段13
から出力された信号に積算する係数値を、DTMF信号
が示す値にするよう電波信号増幅手段14に指示するこ
とにより、アンテナ15から送出される送出電波のレベ
ル調整を行う。その他の構成要件については、第1の実
施形態のワイヤレスマイク装置101と同じであり、説
明を省略する。
イク装置105は、送出電波のレベルを示すDTMF音
を周囲音とともに音響信号として音波で入力し、入力し
た音響信号から送出電波のレベルを示すDTMF音を検
出し、検出したDTMF音に従って送出電波のレベルを
変更するようになっているので、ワイヤレスマイク装置
のカバーを開けて送出電波のレベルを設定するような面
倒な操作をすることなく、非接触で送出電波のレベルの
変更を容易に行うことができる。
イヤレスマイク装置の第6の実施形態を示すブロック図
である。本実施形態のワイヤレスマイク装置106は、
第1実施形態のワイヤレスマイク装置101と異なり、
制御信号検出手段17が、入力した音響信号から電源の
オンまたはオフを示すDTMF信号を検出し、制御手段
18が、制御信号検出手段17によって検出されたDT
MF信号に基づいて、主電源22のオンまたはオフを行
うようになっている。具体的には、制御手段18は、電
源のオンまたはオフを、DTMF信号に従って主電源2
2に指示し、主電源22が、変調手段13や電波信号増
幅手段14などに供給する電源をオフする。その他の構
成要件については、第1の実施形態のワイヤレスマイク
装置101と同じであり、説明を省略する。
イク装置106は、電波送出などに用いる電源のオンま
たはオフを示すDTMF音を周囲音とともに音響信号と
して音波で入力し、入力した音響信号から電源のオンま
たはオフを示すDTMF音を検出し、検出したDTMF
音に従って電源のオンまたはオフを行うようになってい
るので、非接触で電源のオンまたはオフを容易に行うこ
とができる。
イヤレスマイク装置の第7の実施形態を示すブロック図
である。本実施形態のワイヤレスマイク装置107は、
第1実施形態のワイヤレスマイク装置101と異なり、
制御信号検出手段17が、音響信号の特性を示すDTM
F信号を検出し、制御手段18が、制御信号検出手段1
7によって検出された制御信号に従って、音響信号の特
性を変更するようになっている。具体的には、制御手段
18は、音響信号の特性を、DTMF信号に従って音響
信号増幅手段12に指示し、音響信号増幅手段12が、
マイクロホン11によって入力した音響信号の特性を変
更する。ここで、音響信号の特性の変更とは、例えば、
スピーチ特性制御またはボーカル特性制御の切り換え、
Hiカットフィルタ制御またはLowカットフィルタ制
御の切り換えである。その他の構成要件については、第
1の実施形態のワイヤレスマイク装置101と同じであ
り、説明を省略する。
イク装置107は、音響信号の特性を示すDTMF音を
周囲音とともに音響信号として音波で入力し、入力した
音響信号から音響信号の特性を示すDTMF音を検出
し、検出したDTMF音に従って音響信号の特性を変更
するようになっているので、非接触で音響信号の特性の
変更を容易に行うことができる。
イヤレスマイク装置の第8の実施形態を示すブロック図
である。本実施形態のワイヤレスマイク装置108は、
第1実施形態のワイヤレスマイク装置101と異なり、
制御信号検出手段17が、アラーム報知の時間を示すD
TMF信号を検出し、制御手段18が、制御信号検出手
段17によって検出されたDTMF信号に従って、アラ
ーム報知の時間設定およびアラーム報知の制御を行うよ
うになっている。具体的には、制御手段18は、アラー
ム報知の時間を、DTMF信号に従って記憶手段19に
設定し、計時手段20が時刻を計時し、計時手段20に
よって計時された時刻が記憶手段19に設定された時刻
となったとき、制御手段18がアラーム音信号を音響信
号増幅手段12に入力する。その他の構成要件について
は、第1の実施形態のワイヤレスマイク装置101と同
じであり、説明を省略する。
イク装置108は、アラーム報知の時間を示すDTMF
音を周囲音とともに音響信号として音波で入力し、入力
した音響信号からアラーム報知の時間を示すDTMF音
を検出し、検出したDTMF音に従ってアラーム報知の
時間設定およびアラーム報知の制御を行うようになって
いるので、非接触でワイヤレスマイク装置にアラーム報
知制御をさせることができる。
実施形態において、制御信号検出手段17が、利用者I
D(利用者識別情報)およびグループID(グループ識
別情報)のいずれかまたは両方を示すDTMF信号を検
出し、制御手段18が、制御信号検出手段17によって
検出されたDTMF信号に従って、利用者の照合を行
い、許可された利用者であった場合のみ、情報の設定お
よび状態の変更を行うようにしてもよい。具体的には、
予めIDを示すDTMF音によって、記憶手段19に許
可するIDを設定しておき、DTMF信号によって新た
にIDを検出したとき、制御手段18は、記憶手段19
に記憶したIDと新たに検出したIDとを照合し、一致
したときのみ、以降のDTMF信号による制御(情報の
設定または状態の変更)を有効とする。IDが一致しな
かったときは、新たに許可されたIDを示すDTMF信
号を検出するまで、DTMF信号を検出してもDTMF
信号により制御を無効とする。このようにIDが一致し
なかったときは、新たに許可されたIDを示すDTMF
信号を検出するまで、DTMF信号を検出してもDTM
F信号により制御を無効とし、誤って情報の設定または
状態の変更を行うことを防止することができる。
(約20Hzから約20kHz)の信号に限るものでは
なく、超低周波音(約20Hz以下)や超音波(約20
kHz以上)の信号であってもよい。
態の変更を容易に行うことができるという優れた効果を
有するワイヤレスマイク装置およびその制御方法を提供
することができるものである。
施形態を示すブロック図
施形態を示すブロック図
施形態を示すブロック図
施形態を示すブロック図
施形態を示すブロック図
施形態を示すブロック図
施形態を示すブロック図
施形態を示すブロック図
Claims (14)
- 【請求項1】 音響信号を音波で入力する音響信号入力
手段と、前記音響信号から情報の設定または状態の変更
を示す制御信号を検出する制御信号検出手段と、前記制
御信号に従って情報の設定または状態の変更を制御する
制御手段とを備えたことを特徴とするワイヤレスマイク
装置。 - 【請求項2】 前記音響信号から検出した前記制御信号
に従って、前記制御手段が、送出電波のチャンネルを変
更することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスマ
イク装置。 - 【請求項3】 前記音響信号から検出した前記制御信号
に従って、前記制御手段が、前記音響信号の入力感度を
変更することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス
マイク装置。 - 【請求項4】 前記音響信号から検出した前記制御信号
に従って、前記制御手段が、送出電波のオンまたはオフ
を行うことを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスマ
イク装置。 - 【請求項5】 前記音響信号から検出した前記制御信号
に従って、前記制御手段が、音響信号のミュートまたは
ミュート解除を行うことを特徴とする請求項1に記載の
ワイヤレスマイク装置。 - 【請求項6】 前記音響信号から検出した前記制御信号
に従って、前記制御手段が、送出電波のレベルを変更す
ることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスマイク
装置。 - 【請求項7】 前記音響信号から検出した前記制御信号
に従って、前記制御手段が、少なくとも電波送出に用い
る電源のオンまたはオフを行うことを特徴とする請求項
1に記載のワイヤレスマイク装置。 - 【請求項8】 前記音響信号から検出した前記制御信号
に従って、前記制御手段が、前記音響信号の特性を変更
することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスマイ
ク装置。 - 【請求項9】 前記音響信号から検出した前記制御信号
に従って、前記制御手段が、アラーム報知の時間設定お
よびアラーム報知の制御を行うことを特徴とする請求項
1に記載のワイヤレスマイク装置。 - 【請求項10】 利用者識別情報を予め記憶する記憶手
段を設け、前記音響信号から検出した前記制御信号に従
って、前記制御手段が、利用者識別情報を前記記憶手段
に予め設定するとともに、前記制御信号によって新たに
利用者識別情報を検出したとき、前記記憶手段に記憶し
た利用者識別情報と新たに検出した利用者識別情報とを
照合することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス
マイク装置。 - 【請求項11】 複数の利用者で共通のグループ識別情
報を予め記憶する記憶手段を設け、前記音響信号から検
出した前記制御信号に従って、前記制御手段が、グルー
プ識別情報を前記記憶手段に予め設定するとともに、前
記制御信号によって新たにグループ識別情報を検出した
とき、前記記憶手段に記憶したグループ識別情報と新た
に検出したグループ識別情報とを照合することを特徴と
する請求項1に記載のワイヤレスマイク装置。 - 【請求項12】 請求項1乃至請求項11いずれかに記
載のワイヤレスマイク装置に対して携帯電話から前記制
御信号を音響信号として送信し、前記ワイヤレスマイク
装置が前記制御信号に従って情報の設定または状態の変
更を行うことを特徴とするワイヤレスマイク装置制御方
法。 - 【請求項13】 前記音響信号がDTMF(Dial Tone
Multi Frequency)音であることを特徴とする請求項1
2に記載のワイヤレスマイク装置制御方法。 - 【請求項14】 前記音響信号が音階を有したことを特
徴とする請求項12に記載のワイヤレスマイク装置制御
方法。
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JP2011109313A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 音声システム、その制御方法及び制御プログラム |
JP2012510117A (ja) * | 2008-11-25 | 2012-04-26 | サンドヴィック マイニング アンド コンストラクション アールエスエー プロプライアタリー リミテッド | 警告システム |
-
2001
- 2001-05-31 JP JP2001165459A patent/JP2002359894A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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